IBM Rational Developer for System z
インストール・ガイド
バージョン 7.1
GI88-4129-00
お願い
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 (プログラム番号 5724-T07)、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
IBM 発行のマニュアルに関する情報のページ
http://www.ibm.com/jp/manuals/
こちらから、日本語版および英語版のオンライン・ライブラリーをご利用いただけます。また、マニュアルに関するご意見やご感想を、上記ページよりお送りください。今後の参考にさせていただきます。
(URL は、変更になる場合があります)
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。
- 原 典:
GI11-8297-00
IBM Rational Developer for System z
Installation Guide
Version 7.1
- 発 行:
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 担 当:
- ナショナル・ランゲージ・サポート
|
第1刷 2007.9
(C)Copyright International Business Machines Corporation 2000, 2007. All rights reserved.
(C)Copyright IBM Japan 2007
本書について
このインストール・ガイドには、IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 のインストールおよびアンインストールを行うための手順が記載されています。
本書では以下の作業について説明します。
- インストールの準備
- Developer for System z のインストール
- 必要なワークステーション・ソフトウェアおよびオプションのワークステーション・ソフトウェアのインストール
- System z(TM) サーバー・ツールのインストール
- インストールにおける既知の問題および制限事項の理解
本書では、これ以降、以下の名前が使用されます。
- IBM Rational Developer for System z は Developer for System z と呼ばれます
- IBM Rational Developer for System z Common Access Repository
Manager は、Common Access Repository Manager と呼ばれ、CARMA と省略される場合もあります
注:
本書に記載されている構成情報は、IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 のものです。
本書の対象読者
本書は、ワークステーションで IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 クライアントをインストールおよび構成するプログラマーを対象としています。本書を使用するには、Windows(R) オペレーティング・システムに精通している必要があります。
IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 インストール・ガイド
Developer for System z についての詳細情報の入手先
このファイルには、Developer for System z の使用についての情報は含まれていません。詳細については、オンライン・ヘルプを参照してください。
製品の問題および制限事項の詳細については、IBM Rational Developer for System z および IBM(R) Rational(R) Application Developer インストール CD 1 の Documents¥ja ディレクトリーにある readme.html ファイルを参照してください。
更新された資料およびトラブルシューティング情報については、Developer for System z Web サイトの「Library」ページ
(http://www-306.ibm.com/software/awdtools/devzseries/library) を参照してください。
Developer for System z の概要
Developer for System z には、ホスト・コンポーネントとワークステーション・クライアント・コンポーネントがあります。ホスト・コンポーネントは一般にその設置場所のシステム・プログラマーによってインストールされ、アプリケーション・プログラマーに対して透過的です。本書ではこれ以降、ホスト・コンポーネントが特に呼び出されない限り、Developer for System z という用語は、ツールのワークステーション・コンポーネント (Eclipse プラットフォームで稼働するグラフィカル・ユーザー・インターフェース) のことを指します。
Developer for System z は、Rational Application Developer オファリングを拡張する一揃いの開発ツールです。このオファリング自体は Eclipse プラットフォーム (www.eclipse.org) で作成されています。
Eclipse プラットフォームはフレームワークおよびインフラストラクチャー・プロバイダーとお考えください。また、Rational Application
Developer および Developer for System z はツール・コントリビューターとお考えください。
IBM Installation Manager
IBM Installation Manager は、IBM Rational Application Developer および Developer for System z 製品パッケージをワークステーションにインストールするプログラムです。また、インストールしたこれらのパッケージや他のパッケージを更新、変更、およびアンインストールします。パッケージとは、Installation Manager を使用してインストールするように設計されている製品、コンポーネント・グループ、または単一のコンポーネントです。
Developer for System z をワークステーションにインストールするためにどのようなインストール方式に従う場合でも、Installation Manager を使用してパッケージをインストールします。インストール・ウィザードも用意されています。このウィザードを使用して、Developer for System z をインストールする前に必要なすべてのセットアップ・タスクを実行できます。セットアップ・タスクが完了して、Developer for System z をインストールする準備ができたら、Installation Wizard がユーザーの代わりに Installation Manager を起動します。
Installation Manager は、時間を節約するための数多くのフィーチャーを提供するインストール管理ツールです。コンピューターで製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行うのに役立ちます。インストールしようとしているパッケージ、さらにすでにインストールされているパッケージ、およびインストール可能なパッケージを追跡します。最新バージョンのパッケージをインストールしようとしていることがわかるように、更新を検索します。また、インストールするパッケージのライセンス管理や、パッケージの更新および変更を行うためのツールも備えています。
Installation Manager には、パッケージの保守を、そのライフ・サイクルを通じて容易にするための 6 つのウィザードがあります。
- 「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードは、インストール・プロセスを順を追ってガイドします。単にデフォルトを受け入れてパッケージをインストールするか、デフォルト設定を変更してカスタム・インストールを行うことができます。インストール前に、ウィザードを通じて選択した項目の完全な概要が示されます。ウィザードを使用すると、1 つ以上のパッケージを一度にインストールすることができます。
- 「パッケージの更新」ウィザードは、インストールされているパッケージに対する使用可能な更新を検索します。更新は製品の、リリースされた修正、新規フィーチャー、または新規バージョンのいずれかです。更新の内容の詳細が、ウィザードで示されます。更新を適用するかどうかを選択できます。
- 「パッケージの変更」ウィザードは、すでにインストールされているパッケージの特定エレメントを変更します。パッケージの初回インストール時に、インストールするフィーチャーを選択します。後で他のフィーチャーが必要になった場合は、「パッケージの変更 (modify packages)」ウィザードを使用して、パッケージに追加することができます。また、フィーチャーを除去したり、言語を追加または除去することもできます。
- 「パッケージのロールバック」ウィザードを使用して、インストールされている製品の更新をアンインストールして、その製品の前のバージョンに戻すことができます。
- 「ライセンスの管理」ウィザードは、パッケージのライセンスのセットアップに役立ちます。試用版ライセンスをフル・ライセンスに変更したり、フローティング・ライセンス用にサーバーをセットアップしたり、パッケージごとに使用するライセンスのタイプを選択したりするには、このウィザードを使用します。
- 「パッケージのアンインストール」ウィザードは、コンピューターからパッケージを除去します。複数のパッケージを一度にアンインストールすることができます。
クライアント・インストール要件
インストールを行う前に、以下の要件に対応する必要があります。
- メディア要件への対応
- ハードウェア要件およびソフトウェア要件への対応
メディア要件への対応
ワークステーションへ Developer for System z をインストールするには、以下のいずれかのメディアにアクセスする必要があります。
必要な System z サーバー・ツールを System z ホストへインストールするには、以下のいずれかのメディアを利用する必要があります。
- IBM Rational Developer for System z:
- IBM Rational Developer for System z サーバー・ツール CD
- IBM Rational Developer for System z 電子イメージ
Developer for System z イメージを Passport Advantage からダウンロードして展開すると、以下のディレクトリーが、必要なソフトウェアを
System z ホストにインストールするために使用されます。
必要な System z サーバー・ツールのインストールについて詳しくは、「IBM Rational Developer for System z ホスト・プランニング・ガイド」(GI88-4131-00)、「Program Directory for IBM Rational Developer for System z」(GI11-8298-00)、および「IBM Rational Developer for System z Host Configuration Guide」(SC31-6930) を参照してください。
以降の CD に関する説明を、電子イメージ・ディレクトリーに置き換えて解釈できます。各 CD とディレクトリーの対応表を以下に示します。
表 1.
CD 名 |
電子イメージ・ディレクトリー名 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 1 |
DISK1 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 2 |
DISK2 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 3 |
DISK3 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 4 |
DISK4 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 5 |
DISK5 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 6 |
DISK6 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 7 |
DISK7 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 8 |
DISK8 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 9 |
DISK9 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 10 |
DISK10 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 11 |
DISK11 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 12 |
DISK12 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 13 |
DISK13 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 14 |
DISK14 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 15 |
DISK15 |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 16 |
DISK16 |
IBM Rational Developer for System z サーバー・ツール CD |
ServerTools |
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キット CD |
RDz-RAD-License |
ハードウェア要件およびソフトウェア要件への対応
以下の Developer for System z に関するハードウェア要件とソフトウェア要件は、「IBM Rational Developer for System z の前提条件」にも記載されています。この資料のコピーは、IBM Rational Developer for System z
および IBM Rational Application Developer インストール CD 1 のルート・ディレクトリーにあります。
注:
インストールを実行できるかどうかは、ユーザー許可によって決まります。この製品をワークステーションにインストールするには、管理者権限が必要です。
IBM Rational Developer for System z のクライアント前提条件
IBM Rational Developer for System z (Developer for System z) は、大規模ビジネス・アプリケーションを作成するユーザーをサポートするためのライセンス・プログラムです。
このソフトウェアを使用するには、前提条件と相互必要条件があります。
ハードウェア要件
製品をインストールするためのハード・ディスクの最小スペース所要量に対応していることを確認します。インストール・プロセスの段階ごとのスペース所要量を次の表に示します。
ハードウェア |
要件 |
プロセッサー |
800 MHz Pentium(R) III 以上 |
メモリー |
最小: 1 GB RAM |
ディスク・スペース |
製品をインストールするには、最小 2 GB のディスク・スペースが必要です。開発するリソース用に、追加のディスク・スペースが必要になります。
- ディスク・スペース所要量は、インストールするフィーチャーに応じて削減することができます。
- 製品をインストールするために電子イメージをダウンロードする場合は、追加のディスク・スペースが必要になります。
- NTFS ではなく FAT32 を使用する場合は、追加のディスク・スペースが必要になります。
- TEMP ディレクトリーに、650 MB の追加ディスク・スペースが必要です。
|
ディスプレイ |
最小 256 色を使用する 1024 x 768 のディスプレイ (より高い解像度を推奨します) |
その他のハードウェア |
Microsoft(R) マウスまたはその互換ポインティング・デバイス |
ソフトウェア要件
製品をインストールする前に、システムがソフトウェア要件を満たしているかを確認してください。
オペレーティング・システム
以下のオペレーティング・システムがこの製品でサポートされています。
製品名 |
必要な PTF またはサービス・レベル |
Windows XP Professional |
Service Pack 2 |
Windows Server 2003 Enterprise Edition |
Service Pack 1 |
Windows Server 2003 Standard Edition |
Service Pack 1 |
Windows Vista Business |
必要なサービス・レベルなし |
Windows Vista Enterprise |
必要なサービス・レベルなし |
Windows Vista Ultimate |
必要なサービス・レベルなし |
その他の注記:
- 上記のオペレーティング・システムでは、Developer for System z がサポートするすべての各国語がサポートされています。
- 重要: 管理者特権のないユーザーが Windows Vista システムで Developer for System z および Rational Application Developer を操作できるようにするには、Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内にインストールしないでください。
- Developer for System z は、IBM Java(TM) Development Kit (JDK) の少なくともバージョン 1.5 を使用する Eclipse IDE バージョン 3.2.2 以上で使用するために開発されています。この要件を満たす既存の Eclipse IDE のみが拡張可能です。
- Developer for System z は、Vista と互換性がありますが、Vista の新機能を完全に活用することはできません。
- Developer for System z を Microsoft Vista オペレーティング・システムにインストールする場合は、管理者 ID を使用してインストールする必要があります。
その他のソフトウェア要件
Developer for System z では、インストールの前提条件として以下がインストールされている必要があります。
注:
サポートされるデータベース・サーバー、Web アプリケーション・サーバー、およびその他のソフトウェア製品については、オンライン・ヘルプを参照してください。
- Rational Application Developer または IBM Rational Software Architect
Developer for System z では、インストールの前提条件として、IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 オファリングまたは IBM Rational Software
Architect 7.0.0.3 オファリングがインストールされている必要があります。
プログラム番号 |
製品名 |
必要な PTF またはサービス・レベル |
5724-J19 |
IBM Rational Application Developer V 7.0.0.3 |
必要な PTF またはサービス・レベルなし |
5724-I70 |
IBM Rational Software Architect V 7.0.0.3 |
必要な PTF またはサービス・レベルなし |
その他の注記:
- IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 は Rational Developer
for System z インストール・メディアに組み込まれており、インストール・ウィザードを使用して IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 および Rational Developer for System z 7.1 を同時にインストールすることができます。
- すでに IBM Rational Application Developer または Rational Software
Architect がシステムにインストールされている場合、Rational Developer
for System z 7.1 をインストールする前に既存のインストール済み環境をバージョン 7.0.0.3 に更新する必要があります。また、Rational Developer for System z には下記のフィーチャーが必要であり、Rational Developer
for System z をインストールする前にそれらをインストールしておく必要があります。いずれかの必須フィーチャーがインストールされていない場合は、Rational Developer for System z をインストールする前に、既存のインストール済み環境を変更してそれらが組み込まれるようにする必要があります。
-
- IBM Rational Application Developer をインストールする場合、以下のフィーチャーが必要です。
- Web 開発ツール
- J2EE および Web サービス開発ツール
- テストおよびパフォーマンス・ツール・プラットフォーム (TPTP)
- J2EE コネクター (J2C) ツール
- 変換オーサリング
- プラグイン開発環境 (PDE)
- データ・ツール
- WebSphere(R) Application Server 開発ツール
- WebSphere(R) Application Server コンパイル時依存コンポーネント
- Rational Software Architect をインストールする場合、以下のフィーチャーが必要です。
- UML モデリング
- UML から UML への変換およびパターン
- J2EE および Web サービス開発ツール
- Web 開発ツール
- J2EE コネクター (J2C) ツール
- テストおよびパフォーマンス・ツール・プラットフォーム (TPTP)
- プラグイン開発環境 (PDE)
- データ・ツール
- WebSphere(R) Application Server 開発ツール
- WebSphere Application Server コンパイル時依存コンポーネント
注:
現在ご使用のシステムに何がインストールされているのか不明な場合、Installation Manager によって、インストール済みのフィーチャーを示す情報ページが表示されます。
- インストール・ウィザードによって既存のインストール済み環境に必要な変更または更新がすべて通知され、ウィザードを使用して必要なタスクを完了することができます。あるいは、既存のインストール済み環境に影響を与えることなく、いつでも IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 を Rational Developer
for System z と一緒に新しいパッケージ・グループに再インストールすることを選択できます。
- 関連製品の Web サイトは次のとおりです。
http://www-306.ibm.com/software/awdtools/developer/application/
- TXSeries(R) for Multiplatforms v 6.1
組み込み CICS(R) ステートメントを使用するアプリケーションをサポートするには、以下のいずれか 1 つのレベルがインストールされている必要があります。
プログラム番号 |
製品名 |
必要な PTF またはサービス・レベル |
5655-M15 |
TXSeries for Multiplatforms v 6.1 |
IZ00893 |
その他の注記:
- 関連製品の Web サイトは次のとおりです。
http://www-306.ibm.com/software/htp/cics/tserver/
- DB2(R) Enterprise Server Edition for Windows
組み込み CICS ステートメントを使用するアプリケーションをサポートするには、以下のいずれか 1 つのレベルがインストールされている必要があります。
プログラム番号 |
製品名 |
必要な PTF またはサービス・レベル |
5765-F41 |
DB2 Enterprise Server Edition v 9.1 for Windows |
|
その他の注記:
- 関連製品の Web サイトは次のとおりです。
http://www-306.ibm.com/software/data/db2/9/
- Web ブラウザー
README ファイルとインストール・ガイドを読むには、以下の Web ブラウザーのいずれかがインストールされている必要があります。
製品名 |
必要な PTF またはサービス・レベル |
Microsoft Internet Explorer 6.0 |
Service Pack 1 |
Mozilla 1.6 または 1.7 |
使用可能なすべてのメンテナンス |
Firefox 1.0.x または 1.5 |
使用可能なすべてのメンテナンス |
- Adobe Flash Player
ツアー、チュートリアル、および Show me ビューレットなどのマルチメディア・ユーザー支援を正しく表示するには、以下がインストールされている必要があります。
製品名 |
必要な PTF またはサービス・レベル |
Adobe Flash Player バージョン 6.0 r65 以降 |
使用可能なすべてのメンテナンス |
- Adobe Reader
製品資料 PDF を正しく表示するには、以下がインストールされている必要があります。
製品名 |
必要な PTF またはサービス・レベル |
Adobe Reader Version 7.0 以降 |
使用可能なすべてのメンテナンス |
ユーザー特権の要件
IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z をインストールするには、以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。
- ユーザー ID に 2 バイト文字が含まれていない。
- Windows Vista の場合、以下のタスクを実行するには管理者アカウントにログインする (あるいは、プログラム・ファイルまたはショートカットを右クリックし、「管理者として実行」を選択して、管理者として実行する) 必要があります。
- IBM Installation Manager (Developer for System z をインストールおよび更新するアプリケーション) をインストールまたは更新する。
- 製品オファリングをインストールまたは更新する。
- 製品の許可ユーザー・ライセンス・キーをインストールする。ライセンス・キーをインストールするには、IBM Installation Manager を使用します。
注:
管理者でないユーザーが Windows Vista で Developer for System z を操作できるようにするには、以下のようにします。
- Developer for System z を Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) のパッケージ・グループ (インストール・ロケーション) の中にインストールしないでください。および、Program Files ディレクトリーの共用リソース・ディレクトリーを選択しないでください。
- 既存の Eclipse インストール済み環境を拡張する場合は、Eclipse を Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) にインストールしないでください。
- その他のサポートされる Windows のバージョンの場合は、管理者グループに属するユーザー ID が必要です。
インストールの計画
製品フィーチャーをインストールする前に、本節に記載されたすべてのトピックをお読みください。インストールを実際に開始する前にインストール・プロセスの主な段階を適切に計画および理解することによって、多くの問題を回避することができます。
インストール方式
Developer for System z のインストール時に使用できる方式は数多くあります。
使用するインストール方式を決定する要因には以下があります。
- インストール・ファイルにアクセスするために使用するフォーマットと方法。
(例えば、CD または IBM Passport Advantage(R) からダウンロードされたファイル。)
- ご使用のワークステーションにインストールするか、またはインストール・ファイルを企業内で使用可能にするか。
- Installation Manager の GUI を使用してインストールするか、またはサイレント・インストールを実行するか。
使用する典型的なインストール方式を以下に示します。
- インストール CD-ROM からのインストール。
- ワークステーションにダウンロードされた電子イメージからのインストール。
- 共用ドライブ上の電子イメージからのインストール。
- HTTP サーバー上のリポジトリーからのインストール。
後者の 3 つの方式では、IBM Rational Application Developer および Developer for System z をインストールするために、サイレント・モードで Installation Manager プログラムを実行することができます。サイレント・モードでの Installation Manager の実行について詳しくは、サイレント・インストールを参照してください。
CD-ROM からのインストール
この方式では、インストール・ファイルが入った CD-ROM ディスクを所有していて、標準的に IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z をご使用のワークステーションにインストールします。手順の概要については、CD-ROM からの IBM Rational Developer for System z のインストール - 作業概要を参照してください。
ワークステーションにダウンロードされた電子イメージからのインストール
この方式では、IBM Passport Advantage からインストール・ファイルをダウンロード済みであり、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z をご使用のワークステーションにインストールします。手順の概要については、ワークステーション上の電子イメージからの IBM Rational Developer for System z のインストール - 作業概要を参照してください。
共用ドライブ上の電子イメージからのインストール
この方式では、企業内のユーザーが単一ロケーションから IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z のインストール・ファイルにアクセスできるように、共用ドライブに電子イメージを置きます。手順の概要については、電子イメージからの IBM Rational Developer for System z を共用ドライブにインストールする方法 - 作業概要を参照してください。
HTTP サーバー上のリポジトリーからのインストール
この方式は、ネットワーク全体にインストールするための最も早い方法です。この方式は前の方式とは異なります。IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z のインストール・ファイルを HTTP Web サーバーに配置するために、IBM Rational Application Developer に付属の IBM Packaging Utility というユーティリティー・アプリケーションを使用して、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z のインストールに使用できるパッケージ・フォーマットでインストール・ファイルを HTTP Web サーバーから直接コピーしなければならないためです。パッケージが入った HTTP Web サーバー上のディレクトリーは、リポジトリーと呼ばれます。同じリポジトリーをその他の製品および将来のサービス更新に使用することができます。手順の概要については、HTTP Web サーバー上のリポジトリーからの IBM Rational Developer for System z のインストール - 作業概要およびHTTP Web サーバーへの IBM Rational Developer for System z の配置 - 作業概要を参照してください。
インストールするフィーチャーの決定
バージョン 7.1 では、インストールする IBM Rational Developer for System z のフィーチャーを選択して、インストールをカスタマイズすることができます。
IBM Installation Manager を使用して IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールすると、インストール・ウィザードにパッケージ内のフィーチャーが表示され、インストールするフィーチャーを選択できます。推奨されるフィーチャー・セットがデフォルトで選択されています (必須フィーチャーを含む)。Installation Manager は、フィーチャー間の依存関係を自動的に強制し、必須フィーチャーが解除されないようにします。
パッケージのインストールが終了した後でも、Installation Manager で「パッケージの変更 (Modify Packages)」ウィザードを実行すると、インストール済み環境に対してフィーチャーを追加したり、除去したりすることができます。詳しくは、インストール済み環境の変更を参照してください。
フィーチャー
次の表は、インストール可能な IBM Rational Developer for System z のフィーチャーを示しています。インストールするフィーチャーのデフォルト選択は異なる場合があります。フィーチャーが共用リソース・ディレクトリーにすでに存在し、インストールされるように選択されている場合は、再インストールされません。IBM Rational Application Developer の使用可能なフィーチャーについて詳しくは、「IBM Rational Application Developer Installation Guide」を参照してください。
表 2.
フィーチャー |
説明 |
デフォルトでインストールを選択 |
System z 統合開発環境 (必須) |
アセンブラー、COBOL、PL/I、および C++ で作成されたメインフレーム・アプリケーション、ならびに COBOL および PL/I で作成されたワークステーション・ベースのアプリケーションを開発可能な、対話式でワークステーション・ベースの環境を提供します。 |
はい |
Application Deployment Manager |
成果物を作成または生成するすべての IBM Rational Developer for System z コンポーネントに、共通のデプロイメント・アプローチおよびデプロイメント・アプリケーション・プログラミング・インターフェースを提供します。 |
はい |
BMS エディター |
基本マッピング・サポート (BMS) マップ・セットを視覚的に作成および変更することができます。
CICS 開発者で、端末ベースのツール (例えば SDF II) に習熟した開発者や、GUI ベースのツール (VA COBOL に組み込まれた BMS エディターなど) に習熟した開発者が使用できるようにデザインされています。 |
はい |
MFS エディター |
メッセージ形式サービス (MFS) メッセージの作成および変更と、ファイルのフォーマット設定を行うことができます。多くの情報管理システム (IMS(TM)) プログラムは、端末装置との間で送受信するメッセージをフォーマット設定する IMS(TM) Transaction Manager 環境の 1 つである、MFS に基礎を置いています。 |
はい |
Common Access Repository Manager (CARMA) |
System z ベースのソース制御管理ツールにアクセスするための、統一されたインターフェースおよび一連のサービスを提供します。
CARMA はまた、カスタム・ソース制御管理システムにアクセスおよび結合するためのフレームワークとして使用できる汎用グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) クライアントを提供します。 |
はい |
SCLM Developer Toolkit |
基本 Eclipse からの、または IBM Rational Developer for System z からの Software Configuration and Library Manager (SCLM) アクセスを提供します。 |
はい |
Enterprise Service Tools |
Service Flow Modeler (SFM) および XML Services for the Enterprise (XSE) で以前に提供された機能を結合します。
Enterprise Service Tools (EST) は、最新のアプリケーション・アーキテクチャーならびに既存のアプリケーション・プロセスの変換および再利用をサポートする、統合化されたツールのセットを提供します。このツールは、Web サービス記述の生成、および成果物を直接 z/OS(R) システムに対して処理するサービスとフローをサポートします。
EST により、サービス指向アーキテクチャー (SOA) への移動が可能になります。 |
はい |
File Manager |
多くのデータ・セット・タイプのデータの複数のビューとのフォーマット済み編集セッションなど、IBM File Manager for z/OS(R) 機能を Rational Developer for System z に提供します。
注:
このフィーチャーには、IBM File Manager for z/OS のライセンスが必要です。 |
はい |
Fault Analyzer |
異常終了する問題のリアルタイム分析時に IBM Fault
Analyzer for z/OS によって作成される障害エントリーを処理できるようにします。
注:
このフィーチャーには、IBM Fault Analyzer for z/OS のライセンスが必要です。 |
はい |
WebSphere Developer for zSeries ワークスペースを IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 にマイグレーションする方法
WebSphere Developer for zSeries 6.0.1 で使用したワークスペースがあり、それを IBM Rational Developer for System z 7.1 で使用するためにマイグレーションしたい場合は、以下の手順に従ってください。
- IBM Rational Developer for System z 7.1 のインストール。
- WebSphere Developer for zSeries 6.0.1 からマイグレーションしているワークスペースの名前を指定して、IBM Rational Developer for System z を開始します。古いワークスペースがマイグレーションされるため、古い成果物はすべて新しいワークスペースに入れられます。
WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1 と 5.1.2 ワークスペースを IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 にマイグレーションする方法
WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1 または 5.1.2 で使用したワークスペースがあり、それを IBM Rational Developer for System z 7.1 で使用するためにマイグレーションしたい場合は、以下の手順に従ってください。
注:
WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1
または 5.1.2 がご使用のワークステーションにまだインストールされていることを確認してください。
- プラグイン com.ibm.ftt.ui.migration (CD 1 のディレクトリー ¥WSED51xMigration にあります) を入手し、それを既存の WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1 または 5.1.2 システムに追加します。com.ibm.ftt.ui.migration ディレクトリーをご使用のマシンの install_directory¥wstools¥eclipse¥plugins ディレクトリーにコピーすることにより、プラグインを追加します。
- WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1 または 5.1.2 を開始します。
- 「Window」 -> 「パースペクティブのリセット」を選択します。アクション・バーにアクション・バー・メニュー「マイグレーション」が表示されます。
- 「マイグレーション」 -> 「マイグレーションの準備」を選択します。このアクションにより、WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1 または 5.1.2 でご使用のワークスペースが使用できなくなることを警告するメッセージが表示されます。続けるかどうかを確認するためのメッセージが出されます。
- 継続することを確認します。ワークスペースのコピーが保存され、以後、マイグレーションが完了しようとしている IBM Rational Developer for System z システム上にある旧ワークスペースを使用すべきであることを通知するメッセージが表示されます。
- WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1 または 5.1.2 をアンインストールし、IBM Rational Developer for System z 7.1 をインストールします。
- WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1 または 5.1.2 からマイグレーションしているワークスペースの名前を指定して、IBM Rational Developer for System z 7.1 を開始します。古いワークスペースがマイグレーションされるため、古い成果物はすべて新しいワークスペースに入れられます。
IBM Passport Advantage からインストール・ファイルをダウンロードする場合は、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z をインストールする前に、圧縮されたファイルから電子イメージを解凍する必要があります。イメージを解凍する前に、ダウンロードしたファイルの完全性を検証することができます。
プリインストール作業
製品をインストールする前に、以下に示す手順を実行してください。
- ご使用のシステムが「インストール要件」の節で説明されている要件を満たしていることを確認します。
- 環境変数 TEMP (Windows システムの場合) が指すディレクトリーに少なくとも 650 MB の空きがあることを確認します。これは、製品をインストールするために必要なスペースの他に必要なスペースです。
- ユーザー ID が製品をインストールするために必要なアクセス権を満たしていることを確認します。
ユーザー特権の要件を参照してください。
- 「インストールの計画」の節を読み、特にマイグレーション、アップグレード、および共存の考慮事項に関するトピックに注意します。
インストール作業
本節では、「インストール・シナリオ」の節で説明したインストール・シナリオの概要を示します。重要な手順には、必要に応じて詳細説明がリンクしています。
CD-ROM からの IBM Rational Developer for System z のインストール - 作業概要
このインストール・シナリオでは、インストール・ファイルが入った CD-ROM ディスクを所有していて、標準的に IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z をご使用のワークステーションにインストールします。
CD-ROM からインストールする場合の一般的な手順は、以下のとおりです。
- 「プリインストール作業」にリストされているプリインストール手順を実行します。
- IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 1 を CD-ROM ドライブに挿入します。
- システムで自動実行が有効になっている場合は、IBM Rational Developer for System z のランチパッド・プログラムが自動的にオープンします。自動実行が使用不可になっている場合は、ランチパッド・プログラムを開始してください。詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。
- ランチパッドから IBM Rational Developer for System z のインストールを開始します。詳しくは、ランチパッドからのインストールの開始を参照してください。
- IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードの画面上の指示に従います。インストール・ウィザードを使用して、インストール前に必要なすべてのセットアップ・タスクを実行できます。必要な場合、Installation Manager が起動するため、必要なタスクを完了できます。実際の Developer for System z のインストールは Installation Manager によって実行されます。詳しくは、IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードの使用を参照してください。
ワークステーションで Installation Manager が検出されない場合は、これをインストールするように求めるプロンプトが出されます。Installation Manager ウィザードの画面上の指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Installation Manager のインストールを参照してください。
Installation Manager のインストールが完了した場合、またはご使用のシステムにすでにインストールされている場合は、Installation Manager が開始され、「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードが自動的に開始されます。
- 「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードの画面上の指示に従って、インストールを完了します。インストールを完了する手順は、インストール・シナリオによって異なります。詳しくは、シナリオに適切なインストール手順の判別を参照してください。
- 最初に、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer
for System z の試用版ライセンスがインストールされます。試用版ライセンスを永続ライセンスにアップグレードするには、IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットおよび IBM Rational Developer for System z アクティベーション・キットをインポートして、製品を操作するための継続アクセス権があることを確認する必要があります。詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。既存の IBM Rational Application Developer または Rational Software Architect インストール済み環境があり、すでに永続ライセンスをインストールしている場合は、その製品用に再インストールする必要はありません。
- IBM Rational Developer for System z と一緒に組み込まれた追加ソフトウェアをインストールします。詳しくは、追加ソフトウェアのインストール を参照してください。
ワークステーション上の電子イメージからの IBM Rational Developer for System z のインストール - 作業概要
電子インストール・イメージから IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z をインストールするための一般的な手順です。
- IBM Passport Advantage からダウンロードする必要があるファイルと、解凍したインストール・イメージの両方を保管するために十分なスペースがワークステーションにあることを確認します。ハードウェア要件を参照してください。
- 製品イメージの必要なパーツをすべて IBM Passport Advantage から一時ディレクトリーにダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルからインストール・イメージを解凍して、インストール・イメージが完全であることを検証します。詳しくは、電子イメージの解凍と検査を参照してください。
- 以下の「電子イメージからのインストール」の手順に進みます。
電子イメージからのインストール
- 「プリインストール作業」にリストされているプリインストール手順を実行します。
- ランチパッド・プログラムを開始します。詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。
- ランチパッドから IBM Rational Developer for System z のインストールを開始します。詳しくは、ランチパッドからのインストールの開始を参照してください。
- IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードの画面上の指示に従います。インストール・ウィザードを使用して、インストール前に必要なすべてのセットアップ・タスクを実行できます。必要な場合、IBM Installation Manager が起動するため、必要なタスクを完了できます。実際の Developer for System z のインストールは、IBM Installation Manager によって実行されます。詳しくは、IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードの使用を参照してください。
ワークステーションで IBM Installation Manager が検出されない場合は、これをインストールするように求めるプロンプトが出されます。Installation Manager ウィザードの画面上の指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Installation Manager のインストールを参照してください。
Installation Manager のインストールが完了した場合、またはご使用のシステムにすでにインストールされている場合は、Installation Manager が開始され、「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードが自動的に開始されます。
- 「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードの画面上の指示に従って、インストールを完了します。インストールを完了する手順は、インストール・シナリオによって異なります。詳しくは、シナリオに適切なインストール手順の判別を参照してください。
- 製品ライセンスを構成します。最初に、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer
for System z の試用版ライセンスがインストールされます。試用版ライセンスを永続ライセンスにアップグレードするには、IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットおよび IBM Rational Developer for System z アクティベーション・キットをインポートして、製品を操作するための継続アクセス権があることを確認する必要があります。詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。既存の IBM Rational Application Developer または Rational Software Architect インストール済み環境があり、すでに永続ライセンスをインストールしている場合は、その製品用に再インストールする必要はありません。
- IBM Rational Developer for System z と一緒に組み込まれた追加ソフトウェアをインストールします。詳しくは、追加ソフトウェアのインストール を参照してください。
電子イメージからの IBM Rational Developer for System z を共用ドライブにインストールする方法 - 作業概要
このシナリオでは、企業内のユーザーが単一ロケーションから IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z のインストール・ファイルにアクセスできるように、共用ドライブに電子イメージを置きます。以下の手順は、共用ドライブにインストール・イメージを置くユーザーが実行します。
- IBM Passport Advantage からダウンロードする必要があるファイルと、解凍したインストール・イメージの両方を保管するために十分なディスク・スペースが共用ドライブにあることを確認します。詳しくは、ハードウェア要件を参照してください。
- 製品イメージの必要なパーツをすべて IBM Passport Advantage から共用ドライブ上の一時ディレクトリーにダウンロードします。また、パーツをワークステーションにダウンロードして、解凍したインストール・イメージのみを共用ドライブにコピーすることもできます。
- ダウンロードしたファイルからインストール・イメージを共用ドライブ上のアクセス可能なディレクトリーに解凍して、インストール・イメージが完全であることを検証します。詳しくは、電子イメージの解凍と検査を参照してください。
共用ドライブ上のインストール・ファイルから IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z をインストールするには、以下を行います。
- インストール・イメージのある共用ドライブ上の disk1 ディレクトリーに変更します。
- 電子イメージからのインストールの手順に従います。
HTTP Web サーバー上のリポジトリーからの IBM Rational Developer for System z のインストール - 作業概要
このシナリオでは、IBM Installation Manager が HTTP Web サーバーから製品パッケージを取得します。
以下の手順では、IBM Rational Application
Developer および IBM Rational Developer for System z のパッケージが入ったリポジトリーを HTTP Web サーバー上に作成したものと想定します。HTTP Web サーバーへのインストール・パッケージのコピーについて詳しくは、HTTP Web サーバーへの IBM Rational Developer for System z の配置 - 作業概要を参照してください。
HTTP サーバー上のリポジトリーから IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールするには、以下を行います。
- 「プリインストール作業」にリストされているプリインストール手順を実行します。
- IBM Installation Manager をインストールします。Installation Manager のインストールを参照してください。
- Installation Manager を開始します。詳しくは、Installation Manager の開始を参照してください。
- Installation Manager で、IBM Rational Application
Developer および IBM Rational Developer for System z のパッケージが入ったリポジトリーの URL をリポジトリーとして設定します。Installation Manager でのリポジトリー設定を参照してください。
- 「パッケージのインストール」をクリックして Installation Manager で「パッケージのインストール」ウィザードを開始し、「パッケージのインストール」ウィザードの画面上の指示に従って、インストールを完了します。インストールを完了する手順は、インストール・シナリオによって異なります。詳しくは、シナリオに適切なインストール手順の判別を参照してください。
- 製品ライセンスを構成します。最初に、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer
for System z の試用版ライセンスがインストールされます。試用版ライセンスを永続ライセンスにアップグレードするには、IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットおよび IBM Rational Developer for System z アクティベーション・キットをインポートして、製品を操作するための継続アクセス権があることを確認する必要があります。ライセンスの管理を参照してください。既存の IBM Rational Application Developer または Rational Software
Architect インストール済み環境があり、すでに永続ライセンスをインストールしている場合は、その製品用に再インストールする必要はありません。
- IBM Rational Developer for System z と一緒に組み込まれた追加ソフトウェアをインストールします。詳しくは、追加ソフトウェアのインストール を参照してください。
HTTP Web サーバーへの IBM Rational Developer for System z の配置 - 作業概要
IBM Packaging Utility を使用してインストール・リポジトリーを作成するか、既存のリポジトリーをコピーすることにより、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z インストール・パッケージを HTTP Web サーバーに配置することができます。Packaging Utility を使用したインストール・リポジトリーの作成について詳しくは、Packaging Utility を使用してパッケージを HTTP サーバーにコピーを参照してください。リポジトリーを作成すると、以下を行うことが可能になります。
- 企業内のユーザーに、インストール・パッケージ・リポジトリーの URL を提供します。
- リポジトリーを使用して、サイレント・インストールを実行します。サイレント・インストールの実行について詳しくは、サイレント・インストールを参照してください。
Installation Manager の管理
Installation Manager のインストール
IBM Installation Manager は通常、Developer for System z インストール・ウィザードによって開始されます。このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。
CD1 のルートにある install_win32.exe を実行して、IBM Installation Manager をインストールすることができます。Installation Manager を手動でインストールするには、以下を行います。
- 「ご使用条件 (License Agreement)」ページでご使用条件を確認し、同意する場合は「同意する (I accept the terms in the license agreement)」を選択します。
「次へ」をクリックします。
- 必要に応じて、「宛先フォルダー」ページで「変更」ボタンをクリックして、インストール・ロケーションを変更します。「次へ」をクリックします。
- 「タイプのセットアップ」ページで「次へ」をクリックします。
- 「プログラムをインストールする準備ができました (Ready to Install Program)」ページで「インストール」をクリックします。インストールが完了すると、「完了」ページが表示されます。
- 「完了」をクリックします。
また、以下の手順で、Installation Manager のサイレント・インストールを実行することもできます。
- IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 1 を挿入します。
- Installation Manager インストーラーをネットワーク上の他のユーザーも使用できるようにするには、CD 内の InstallerImage_win32 フォルダーの内容をネットワーク上の共用ロケーションへコピーします。
- IBM Rational Developer for System z CD1 から、またはインストール・ファイルをコピーした共用ネットワーク・ロケーションから、次のコマンドを実行します。
次のように、INSTALLDIR パラメーターの値を適切なインストール・ロケーションに置き換えます。
Setup.exe /S /v"/qn INSTALLDIR=¥"C:¥Program
Files¥IBM¥Installation Manager¥""
Installation Manager の開始
IBM Installation Manager は、Developer for System z インストール・ウィザードによって自動的に開始されます。これにより、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールするための正しいリポジトリーが設定された状態で、Installation Manager が開始されます。
Installation Manager を直接開始する場合は、リポジトリー設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。
Installation Manager を手動で開始するには、以下を行います。
- タスクバーから「スタート」メニューを開きます。
- 「すべてのプログラム」->「IBM Installation Manager」->「IBM Installation Manager」を選択します。
Installation Manager のアンインストール
IBM Installation Manager をアンインストールするには、「プログラムの追加と削除」を使用する必要があります。
- タスクバーから「スタート」メニューを開きます。
- 「コントロール パネル」->「プログラムの追加と削除」->「IBM Installation Manager」を選択します。
- 「削除」ボタンをクリックして、オペレーティング・システムから出される指示に従います。
注:
すべてのパッケージがアンインストールされるまで IBM Installation Manager をアンインストールすることはできません。
インストール・リポジトリー
Installation Manager は、指定されたリポジトリー・ロケーションから製品パッケージを検索します。
ランチパッドまたはインストール・ウィザードを使用して Installation Manager を開始すると、リポジトリー情報が Installation Manager に渡されます。Installation Manager が自動的に始動する場合は、インストールする製品パッケージが入ったインストール・リポジトリーを指定する必要があります。
組織によっては、独自の製品パッケージをイントラネット内でバンドルおよびホストする場合があります。このタイプのビジネス・ケース・シナリオについては、HTTP サーバー上のリポジトリーからのインストールを参照してください。システム管理者から正しい URL を取得することが必要になります。
デフォルトで、IBM Installation Manager はそれぞれのソフトウェア開発製品に組み込まれた URL を使用して、インターネット経由でリポジトリー・サーバーに接続し、インストール可能なパッケージおよび新規フィーチャーを検索します。
Installation Manager でのリポジトリー設定
ランチパッド・プログラムまたはインストール・ウィザードから IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z のインストールを開始すると、インストールするパッケージが入ったリポジトリーのロケーションが、Installation
Manager の始動時に自動的に定義されます。ただし、例えば Web サーバーにあるリポジトリーから IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer をインストールするなどのために Installation Manager を直接始動する場合、パッケージをインストールする前に、Installation Manager でリポジトリー設定 (パッケージが入ったディレクトリーの URL) を行う必要があります。これは、「設定」ウィンドウの「リポジトリー」ページで行います。デフォルトで、IBM Installation Manager はそれぞれの Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれた URL を使用して、インターネット経由でリポジトリー・サーバーに接続し、インストール可能なパッケージ、更新、および新規フィーチャーを検索します。お客様の組織で、イントラネット・サイトを使用するためにリポジトリーをリダイレクトすることが必要になる場合があります。
注:
インストール・プロセスを開始する前に、必ず管理者からインストール・パッケージのリポジトリー URL を取得してください。
Installation Manager でリポジトリー・ロケーションを追加、編集、または除去するには、以下を行います。
- Installation Manager を開始します。
- Installation Manager の「開始」ページで、「ファイル」->「設定」をクリックしてから、「リポジトリー」をクリックします。「リポジトリー」ページが開きます。このページには、使用可能なリポジトリー、そのロケーション、およびアクセス可能かどうかが示されます。
- 「リポジトリー」ページで「リポジトリーの追加」をクリックします。
- 「リポジトリーの追加」ウィンドウで、リポジトリー・ロケーションの URL を入力するか、URL を参照してファイル・パスを入力してから、「OK」をクリックします。新規または変更されたリポジトリー・ロケーションがリストされます。リポジトリーがアクセス不能である場合は、「アクセス可能」列に赤い x が表示されます。
- 「OK」をクリックして終了します。
パッケージ・グループと共用リソース・ディレクトリー
IBM Installation Manager を使用して IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールするときは、パッケージ・グループおよび共用リソース・ディレクトリーを選択する必要があります。
パッケージ・グループ
インストール・プロセス中に、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージのパッケージ・グループを指定する必要があります。パッケージ・グループは、パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。
Installation Manager を使用して IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールする場合は、新しいパッケージ・グループを作成するか、パッケージを既存のパッケージ・グループにインストールするかを選択することができます。(パッケージによっては、パッケージ・グループを共用できないことがあります。このような場合は、既存のパッケージ・グループを使用するためのオプションは使用不可になります。)
複数のパッケージを同時にインストールするときは、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループにインストールされることに注意してください。
パッケージ・グループには、自動的に名前が割り当てられます。ただし、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーはユーザーが選択します。
重要: 管理者特権のないユーザーが Windows Vista オペレーティング・システムで Developer for System z を操作できるようにするには、Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) の中のインストール・ディレクトリーを選択しないでください。
パッケージを正常にインストールして、パッケージ・グループを作成した後は、インストール・ディレクトリーを変更できません。インストール・ディレクトリーには、そのパッケージ・グループにインストールしたパッケージに固有のファイルとリソースが入っています。他のパッケージ・グループが使用できる可能性のあるパッケージ内のリソースは、共用リソース・ディレクトリーに入れられます。
共用リソース・ディレクトリー
共用リソース・ディレクトリーは、インストール成果物を入れるディレクトリーで、1 つ以上のパッケージ・グループで使用することができます。
重要: 共用リソース・ディレクトリーを指定できるのは、パッケージの初回インストール時の 1 回のみです。最適な結果が得られるように、最大のドライブを使用してください。すべてのパッケージをアンインストールしない限り、ディレクトリー・ロケーションを変更することはできません。
重要: 管理者特権のないユーザーが Windows Vista システムで Rational Developer for System z を操作できるようにするには、Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内のインストール・ディレクトリーを選択しないでください。
既存 Eclipse IDE の拡張
IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールする際に、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージに含まれている機能を追加することで、ご使用のシステムにすでにインストールされている Eclipse 統合開発環境 (IDE) を拡張することができます。
IBM Installation
Manager を使用してインストールする IBM Rational Application Developer パッケージは、Eclipse IDE またはワークベンチと一緒にバンドルされています。このバンドルされたワークベンチは、Installation
Manager パッケージで機能を提供するための基本プラットフォームです。ただし、ワークステーションに既存の Eclipse IDE がある場合は、Installation Manager パッケージで提供される別の機能を IDE に追加して、その
Eclipse インスタンスを拡張するためのオプションを使用できます。
パッケージのインストール・ウィザードの「ロケーション」ページで「既存 Eclipse IDE の拡張 (Extend an existing Eclipse IDE)」オプションを選択して、既存 Eclipse IDE を拡張します。
重要: 管理者特権のないユーザーが Windows Vista オペレーティング・システムで Rational Developer for System z を操作できるようにするには、Eclipse を Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内にインストールしないでください。
例えば、Installation Manager パッケージで提供される機能を取得したいが、Installation Manager パッケージの機能を操作する際には現行 IDE の設定を使用したい場合などに、既存 Eclipse IDE を拡張することができます。また、Eclipse IDE をすでに拡張しているインストール済みのプラグインを操作したい場合もあります。
既存の Eclipse IDE はバージョン 3.2.2 でなければなりません。また、拡張する IBM Java Development Kit (JDK) は少なくともバージョン 1.5 を使用する必要があります。Installation Manager は、指定された Eclipse インスタンスがインストール・パッケージの要件を満たすかどうかを検査します。
ランチパッド・プログラムからのインストール
ランチパッド・プログラムは、リリース情報を表示してインストール・プログラムを開始するための、単一ロケーションを提供します。
以下のケースでは、ランチパッド・プログラムを使用して、IBM Rational Application
Developer および IBM Rational Developer for System z のインストールを開始してください。
- 製品 CD からインストールする。
- ワークステーション上の電子イメージからインストールする。
- 共用ドライブ上の電子イメージからインストールする。
ランチパッド・プログラムからインストール・プロセスを開始することにより、IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードは、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージの入ったリポジトリーのロケーションで事前構成された IBM Installation Manager を開始します。
Installation Manager を直接インストールおよび開始する場合は、リポジトリー設定を手動で行う必要があります。
ランチパッドからのインストールは、以下のように行います。
- 『プリインストール作業』に記載されているプリインストール作業がまだ完了していなければ、その作業を完了します。
- ランチパッド・プログラムを開始します。
ランチパッドからのインストールの開始を参照してください。
- 「IBM Rational Developer for System z のインストール (Install IBM Rational Developer for System z)」リンクをクリックすることによって、Developer for System z インストール・ウィザードを開始します。詳しくは、IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードの使用を参照してください。
- インストール・ウィザードのパネルの指示に従います。
- インストール開始の準備が整ったら、インストール・ウィザードは自動的に IBM Installation Manager を起動します。Installation Manager パネルの画面上の指示に従って、インストールを完了します。インストールを完了する手順は、インストール・シナリオによって異なります。詳しくは、シナリオに適切なインストール手順の判別を参照してください。
「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードの画面上の指示に従って、インストールを完了します。
ランチパッドからのインストールの開始
『プリインストール作業』に記載されているプリインストール作業がまだ完了していなければ、その作業を完了します。
CD からインストールする場合、ワークステーションで自動実行が有効になっていると、最初のインストール・ディスクを CD ドライブに挿入したときに IBM Rational Developer for System z ランチパッドが自動的に開始されます。電子イメージからインストールする場合、またはワークステーションで自動実行が未構成の場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始する必要があります。ランチパッドを開始するには、以下を行います。
- IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 1 を CD ドライブに挿入します。
- システムで自動実行が有効になっている場合は、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z のランチパッド・プログラムが自動的にオープンします。システムで自動実行が有効になっていない場合は、以下を行います。
- CD のルート・ディレクトリーにある RDzInstallLaunchpad.exe を実行します。
- リリース情報をまだ読んでいない場合は、クリックしてお読みください。
- インストール開始の準備が整ったら、「IBM Rational Developer for System z のインストール」をクリックします。
- Developer for System z インストール・ウィザードが開始されます。インストール・ウィザードのパネルの指示に従い、インストールを続行する前に必要なすべてのセットアップ・タスクを完了します。詳しくは、IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードの使用を参照してください。
- インストール開始の準備が整ったら、インストール・ウィザードは Installation Manager を起動します。「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードの画面上の指示に従って、インストールを完了します。インストールを完了する手順は、インストール・シナリオによって異なります。詳しくは、シナリオに適切なインストール手順の判別を参照してください。システムで IBM Installation Manager が検出されない場合は、これをインストールするよう求めるプロンプトが出されます。詳しくは、Installation Manager のインストールを参照してください。
- 製品ライセンスを構成します。最初に、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer
for System z の試用版ライセンスがインストールされます。試用版ライセンスを永続ライセンスにアップグレードするには、IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットおよび IBM Rational Developer for System z アクティベーション・キットをインポートして、製品を操作するための継続アクセス権があることを確認する必要があります。詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。既存の IBM Rational Application Developer または Rational Software Architect インストール済み環境があり、すでに永続ライセンスをインストールしている場合は、その製品用に再インストールする必要はありません。
IBM Rational Developer for System z インストール・ウィザードの使用
ランチパッドから Developer for System z のインストールを開始すると、Developer for System z インストール・ウィザードが表示されます。インストール・ウィザードを使用すると、インストール・セットアップ・プロセスを実行でき、ご使用のマシンが IBM Rational Developer for System z をインストールするために適切に構成されていることを確認できます。現在のシステム構成およびインストール履歴によっては、セットアップ・プロセスで、IBM Rational Developer for System z v 7.1 をインストールする準備ができる前に既存の Rational Application Developer、Rational Software Architect、または WebSphere Developer for System z のインストール済み環境を変更または更新することがあります。
インストール自体、ならびに必要なすべての変更および更新タスクは IBM Installation Manager によって実行されます。インストール・ウィザードはシステムを分析して、Developer for System z のインストール前に実行する必要があるセットアップ・タスクについて通知します。必要な場合、インストール・ウィザードが IBM Installation Manager を起動するため、必要なセットアップ・タスクを実行することができます。どの時点でも、さらなる支援を得るために、インストール・ウィザードのパネルにある「ヘルプ」をクリックして、このインストール・ガイドの該当セクションを表示することができます。Developer for System z のインストール開始の準備が整ったら、インストール・ウィザードは IBM Installation Manager を起動します。
Rational Developer for System z インストール・ウィザードを使用するには、以下を行います。
- 「IBM Rational Developer for System z のインストール (Install IBM Rational Developer for System z)」リンクをクリックすることによって、ランチパッドから Developer for System z インストール・ウィザードを開始します。詳しくは、ランチパッドからのインストールの開始を参照してください。
- インストール・ウィザードのパネルの指示に従い、必要なセットアップ・タスクを完了します。必要な場合は、インストール・ウィザードがユーザーの代わりに自動的に IBM Installation Manager を起動します。Installation Manager を開始する必要があるときに、インストール・ウィザードによって自動的に開始されない場合は、どの時点でも、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを実行することによって開始できます。
- Developer for System z のインストール開始の準備が整ったら、インストール・ウィザードがユーザーの代わりに自動的に IBM Installation Manager を起動するため、インストールを続行できます。インストールを完了する手順は、インストール・シナリオによって異なります。詳しくは、シナリオに適切なインストール手順の判別を参照してください。
現在システムにインストールされている内容の判別
現在システムにインストールされているパッケージ・グループ、パッケージ、およびフィーチャーを確認して、Developer for System z をインストールする前に既存のインストール済み環境を変更または更新する必要があるかどうかを判別する必要があります。Installation
Manager は、現在システムにインストールされているパッケージ・グループおよびパッケージ、ならびに各パッケージにインストールしたフィーチャーを示す便利な情報ページを表示します。この情報は、次の 2 つの方法で表示できます。
- Windows の「スタート」メニューから、「スタート」->「すべてのプログラム」->「IBM Installation Manager」->「インストール済みパッケージの表示」をクリックします。これにより、インターネット・ブラウザーが起動して、ブラウザー・ウィンドウに Installation Manager のインストール済みパッケージのページが表示されます。
- Installation Manager 内部から、「ファイル」>「インストール済みパッケージの表示」をクリックします。インストール済みパッケージの情報を示す新しいウィンドウが立ち上がります。Installation Manager を開始するには、Windows の「スタート」メニューから「スタート」->「すべてのプログラム」->「IBM Installation Manager」->「IBM Installation Manager」をクリックします。
シナリオに適切なインストール手順の判別
ご使用のシステムに既存の IBM Rational Application Developer 7.0、Rational Software Architect 7.0、または WebSphere Developer for System z バージョン 7.0 のインストール済み環境がある場合、IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 をインストールする前に既存のインストール済み環境を変更または更新しなければならないことがあります。
Developer for System z には、IBM Rational Application Developer バージョン 7.0.0.3 または Rational Software Architect バージョン 7.0.0.3 が必要です。また、IBM Rational Application Developer または Rational Software Architect のいくつかのフィーチャーが必要です。最初に IBM Rational Application Developer または Rational Software Architect をインストールしたときに、いくつかの必須フィーチャーがインストールされていなかった場合、Developer for System z をインストールする前に既存のインストール済み環境を変更してこれらのフィーチャーを組み込む必要があります。
既存の WebSphere Developer for System z インストール済み環境がある場合、製品のフルインストールではなく、既存のインストール済み環境の更新として IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 もインストールできます。
IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 には、Developer for System z をインストールするために必要な手順を実行できるインストール・ウィザードが組み込まれています。インストール・ウィザードは、Developer for System z ランチパッドから開始できます。ランチパッドからインストール・ウィザードを開始する方法について詳しくは、ランチパッドからのインストールの開始を参照してください。
Developer for System z インストール・ウィザードは、実際の Developer for System z のインストールを実行する IBM Installation Manager を自動的に起動します。システムに前回の製品インストールからの IBM Installation Manager がインストールされていない場合、Developer for System z インストール・ウィザードがユーザーの代わりに IBM Installation Manager のインストールを起動します。
以下のセクションを参照して、インストール・シナリオおよび Developer for System z のインストールに必要な手順を判別してください。インストール・ウィザードを進めると、Developer for System z のインストールを続行する前に既存のインストール済み環境を変更または更新するように求めるプロンプトが出されることがあります。インストール・ウィザードのパネルにある「ヘルプ」ボタンを使用すると、インターネット・ブラウザーが起動して、必要なタスクを完了するのに役立つ、本書の該当セクションが表示されます。
クリーン・システムへのインストール
Developer for System z をインストールする目的で、以前に IBM Rational Application Developer 7.0、Rational Software Architect 7.0、または WebSphere Developer for System z v 7.0 がインストールされていないシステムをクリーン・システムと呼びます。
クリーン・システムへの Developer for System z のインストールは、最も基本的なインストール・シナリオです。まだ IBM Installation Manager がインストールされていない場合は、インストール・ウィザードがユーザーの代わりに IBM Installation Manager のインストールを起動します。Installation Manager がインストールされると、自動的に起動するため、Developer for System z のインストールを進めることができます。
注:
インストール・ウィザードが自動的に Installation Manager を開始しない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを実行することによって Installation Manager を開始できます。
Installation Manager が起動すると、「パッケージのインストール」パネルが表示され、IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 および Developer for System z オファリングがインストールされるように選択されています。
以下の手順では、Installation Manager を使用して IBM Rational Application
Developer 7.0.0.3 および Developer for System z をクリーン・システムにインストールします。
- 「パッケージのインストール」パネルで、IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 および Developer for System z オファリングを選択します。各オファリングの名前をクリックして、詳細情報を表示することができます。情報は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
インストールを続行する準備が整ったら、「次へ」をクリックします。Installation Manager は、選択されたパッケージに関する情報を収集して、「ライセンス」パネルに進みます。
- 「ライセンス」パネルで、選択したパッケージのご使用条件をお読みください。インストールするように選択した各パッケージにご使用条件があります。「ライセンス」パネルの左側にある各パッケージ名をクリックして、対応するご使用条件を表示してください。IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreements)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「ロケーション」パネルの「共用リソース・ディレクトリー」フィールドに、共用リソース・ディレクトリーのパスを入力します。共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ・グループによって共用されるリソースが入っており、すべてのオファリングの大半のファイルがインストールされます。
重要: 共用リソース・ディレクトリーを指定できるのは、パッケージの初回インストール時のみです。これには最大ドライブを使用して、将来のパッケージの共用リソース用に十分なスペースを確保しておいてください。
重要: 管理者特権のないユーザーが Windows Vista オペレーティング・システムで Developer for System z を操作できるようにするには、Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内の共用リソース・ディレクトリーを選択しないでください。
注:
このディレクトリー・ロケーションを変更するには、すべてのパッケージをアンインストールしてから、新しい共用リソース・ディレクトリーを指定してパッケージを再インストールする必要があります。
「次へ」をクリックして先に進みます。
- 次の「ロケーション」パネルで、IBM Rational Application Developer および Developer for System z パッケージを入れる新規パッケージ・グループを作成します。パッケージ・グループは、多くのオファリングをインストールでき、オファリングが相互にリソースを共用できるロケーションです。パッケージ・グループにインストールするすべてのオファリングは、そのパッケージ・グループにあるその他すべてのオファリングとリソースを共用します。詳しくは、パッケージ・グループと共用リソース・ディレクトリーを参照してください。
システムに複数のパッケージ・グループを作成することができます。作成する各パッケージ・グループは、システム上のその他すべてのパッケージ・グループから独立したままになります。新しいパッケージ・グループを作成するには、以下を行います。
- 「新規パッケージ・グループの作成」ラジオ・ボタンをクリックします。
- パッケージ・グループに使用するインストール・ディレクトリーのパスを入力します。インストール・ディレクトリーは、このパッケージ・グループにのみ使用されます。インストール・ディレクトリーは、システム上の新規または空のディレクトリーでなければなりません。
重要: 管理者特権のないユーザーが Windows Vista オペレーティング・システムで Developer for System z を操作できるようにするには、Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内の共用リソース・ディレクトリーを選択しないでください。
- パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 次の「ロケーション」パネルで、システムにすでにインストールされている既存の Eclipse IDE を拡張して、インストールするパッケージ内の機能を追加することを選択できます。このオプションを選択するには、IBM Java Development Kit (JDK) バージョン 1.5 以上を使用する Eclipse バージョン 3.2.2 が必要です。Eclipse と JDK は、既存のものを拡張するのではなく、製品と一緒にパッケージされたものを使用することをお勧めします。
- 既存の Eclipse IDE を拡張しない場合は、「次へ」をクリックして先に進みます。
- 既存 Eclipse IDE を拡張するには、以下を行います。
- 「既存の Eclipse の拡張」を選択します。
- 「Eclipse IDE」フィールドに、Eclipse 実行可能ファイル (eclipse.exe) のあるフォルダーのロケーションを入力するか、またはそのロケーションまでナビゲートします。Installation Manager によって、Eclipse IDE バージョンが、インストールするパッケージに有効であるかが検査されます。「Eclipse IDE JVM」フィールドに、指定した IDE の Java 仮想マシン (JVM) が表示されます。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 次の「ロケーション」ページの「言語」で、このパッケージ・グループ用にインストールする言語を選択します。IBM Rational Application Developer および Developer for System z パッケージのユーザー・インターフェースおよびドキュメンテーションに対応する各国語トランスレーションがインストールされます。
注:
この選択は、このパッケージ・グループにインストールされるすべてのパッケージに適用されます。
- 「フィーチャー」パネルで、各オファリング用にインストールするフィーチャーを選択します。フィーチャーの名前をクリックして、そのフィーチャーの記述を表示することができます。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
注:
Developer for System z をインストールするには、IBM Rational Application Developer のいくつかのフィーチャーが必要です。このパネルでは、必要なすべてのフィーチャーがデフォルトで選択されています。いずれかの必須フィーチャーが選択されていない場合、パネル上部にエラー・メッセージが表示されて、インストールする必要があるフィーチャーの名前が示されます。インストールしたいオプション・フィーチャーを追加できますが、リストで事前選択されているどのフィーチャーも除去しないことをお勧めします。
下記は、Developer for System z に必要で、インストールする必要がある IBM Rational Application Developer のフィーチャーのリストです。
- Web 開発ツール
- J2EE および Web サービス開発ツール
- テストおよびパフォーマンス・ツール・プラットフォーム (TPTP)
- J2EE コネクター (J2C) ツール
- 変換オーサリング
- プラグイン開発環境 (PDE)
- データ・ツール
- WebSphere Application Server 開発ツール
- WebSphere Application Server コンパイル時依存コンポーネント
インストールするフィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックします。
- IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 および Developer for System z v 7.1 のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。インストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- インストール・プロセスが完了すると、インストールの成功を確認するためのメッセージが表示されます。
- 現行セッションのインストール・ログ・ファイルを表示するには、「ログ・ファイルの表示」をクリックしてインストール・ログを新しいウィンドウで開きます。
- 重要: 最後のインストール・パネルには、「終了」をクリックすると IBM Rational Application Developer を起動してインストールを終了するオプションが示されます。このようにすると、Developer for System z から TPFSHARE 環境変数の欠落に関するエラー・メッセージが出されます。パネルの右側にある「IBM Rational Application Developer の起動 (Launch IBM Rational Application Developer)」ボタンを選択しないでください。そうではなく、「なし」をクリックしてから「終了」をクリックしてください。Installation Manager が閉じて、Windows の「スタート」メニューから Developer for System z を起動できます。「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を選択します。
新規パッケージ・グループへのインストール
システム上の既存のインストール済み環境に関係なく、既存のパッケージ・グループ内のインストール済み環境を変更および更新する代わりに、いつでも IBM Rational Application Developer および Developer for System z の新規パッケージ・グループへのクリーン・インストールを実行することができます。
新規パッケージ・グループにインストールすると、IBM Rational Application Developer および Developer for System z の追加インストールを実行して、それらを他のパッケージ・グループ内の既存のインストール済み環境から独立したままにすることができます。前回の IBM Rational Application Developer および Developer for System z のインストール時にすでに共用リソース・ディレクトリーにインストールされているファイルは再インストールする必要がないため、新規パッケージ・グループへのインストールに必要な時間とスペースは前回のインストールよりも少なくなります。
Developer for System z インストール・ウィザードが前回の Rational Application Developer、Rational Software Architect、または WebSphere Developer for System z v
7.0 のインストール済み環境を検出した場合、既存のパッケージ・グループを変更および更新する代わりに IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z を新規パッケージ・グループにインストールするオプションを提示します。
注:
インストール・ウィザードが自動的に Installation Manager を開始しない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを実行することによって Installation Manager を開始できます。
以下の手順では、Installation Manager を使用して IBM Rational Application Developer および Developer for System z を新規パッケージ・グループにインストールします。
- 「パッケージのインストール」パネルで、IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 および Developer for System z オファリングを選択します。各オファリングの名前をクリックして、詳細情報を表示することができます。情報は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。
インストールを続行する準備が整ったら、「次へ」をクリックします。Installation Manager は、選択されたパッケージに関する情報を収集して、「ライセンス」パネルに進みます。
- 「ライセンス」パネルで、選択したパッケージのご使用条件をお読みください。インストールするように選択した各パッケージにご使用条件があります。「ライセンス」パネルの左側にある各パッケージ名をクリックして、対応するご使用条件を表示してください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreements)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「ロケーション」パネルの「共用リソース・ディレクトリー」フィールドに、共用リソース・ディレクトリーのパスを入力します。共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ・グループによって共用されるリソースが入っており、すべてのオファリングの大半のファイルがインストールされます。
重要: 共用リソース・ディレクトリーを指定できるのは、パッケージの初回インストール時のみです。これには最大ドライブを使用して、将来のパッケージの共用リソース用に十分なスペースを確保しておいてください。
重要: 管理者特権のないユーザーが Windows Vista オペレーティング・システムで Developer for System z を操作できるようにするには、Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内の共用リソース・ディレクトリーを選択しないでください。
注:
このディレクトリー・ロケーションを変更するには、すべてのパッケージをアンインストールしてから、新しい共用リソース・ディレクトリーを指定してパッケージを再インストールする必要があります。
「次へ」をクリックして先に進みます。
- 次の「ロケーション」パネルで、IBM Rational Application Developer および Developer for System z パッケージを入れる新規パッケージ・グループを作成します。パッケージ・グループは、多くのオファリングをインストールでき、オファリングが相互にリソースを共用できるロケーションです。パッケージ・グループにインストールするすべてのオファリングは、そのパッケージ・グループにあるその他すべてのオファリングとリソースを共用します。詳しくは、パッケージ・グループと共用リソース・ディレクトリーを参照してください。
システムに複数のパッケージ・グループを作成することができます。作成する各パッケージ・グループは、システム上のその他すべてのパッケージ・グループから独立したままになります。新しいパッケージ・グループを作成するには、以下を行います。
- 「新規パッケージ・グループの作成」ラジオ・ボタンをクリックします。
- パッケージ・グループに使用するインストール・ディレクトリーのパスを入力します。インストール・ディレクトリーは、システム上の新規または空のディレクトリーでなければなりません。
- パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 次の「ロケーション」パネルで、システムにすでにインストールされている既存の Eclipse IDE を拡張して、インストールするパッケージ内の機能を追加することを選択できます。このオプションを選択するには、IBM Java Development Kit (JDK) バージョン 1.5 以上を使用する Eclipse バージョン 3.2.2 が必要です。Eclipse と JDK は、既存のものを拡張するのではなく、製品と一緒にパッケージされたものを使用することをお勧めします。
- 既存の Eclipse IDE を拡張しない場合は、「次へ」をクリックして先に進みます。
- 既存 Eclipse IDE を拡張するには、以下を行います。
- 「既存の Eclipse の拡張」を選択します。
- 「Eclipse IDE」フィールドに、Eclipse 実行可能ファイル (eclipse.exe) のあるフォルダーのロケーションを入力するか、またはそのロケーションまでナビゲートします。Installation Manager によって、Eclipse IDE バージョンが、インストールするパッケージに有効であるかが検査されます。「Eclipse IDE JVM」フィールドに、指定した IDE の Java 仮想マシン (JVM) が表示されます。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 次の「ロケーション」ページの「言語」で、このパッケージ・グループ用にインストールする言語を選択します。IBM Rational Application Developer および Developer
for System z パッケージのユーザー・インターフェースおよびドキュメンテーションに対応する各国語トランスレーションがインストールされます。
注:
この選択は、このパッケージ・グループにインストールされるすべてのパッケージに適用されます。
- 「フィーチャー」パネルで、各オファリング用にインストールするフィーチャーを選択します。フィーチャーの名前をクリックして、そのフィーチャーの記述を表示することができます。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
注:
Developer for System z をインストールするには、IBM Rational Application Developer のいくつかのフィーチャーが必要です。このパネルでは、必要なすべてのフィーチャーがデフォルトで選択されています。いずれかの必須フィーチャーが選択されていない場合、パネル上部にエラー・メッセージが表示されて、インストールする必要があるフィーチャーの名前が示されます。インストールしたいオプション・フィーチャーを追加できますが、事前選択されている IBM Rational Application Developer のどのフィーチャーも除去しないことをお勧めします。
以下の IBM Rational Application Developer フィーチャーは、Developer for System z に必要であり、インストールする必要があります。
- Web 開発ツール
- J2EE および Web サービス開発ツール
- テストおよびパフォーマンス・ツール・プラットフォーム (TPTP)
- J2EE コネクター (J2C) ツール
- 変換オーサリング
- プラグイン開発環境 (PDE)
- データ・ツール
- WebSphere Application Server 開発ツール
- WebSphere Application Server コンパイル時依存コンポーネント
インストールするフィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックします。
- IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 および Developer for System z v 7.1 のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。インストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- インストール・プロセスが完了すると、インストールの成功を確認するためのメッセージが表示されます。
- 現行セッションのインストール・ログ・ファイルを表示するには、「ログ・ファイルの表示」をクリックしてインストール・ログを新しいウィンドウで開きます。
- 重要: 最後のインストール・パネルには、「終了」をクリックすると IBM Rational Application Developer を起動してインストールを終了するオプションが示されます。このようにすると、Developer for System z から TPFSHARE 環境変数の欠落に関するエラー・メッセージが出されます。パネルの右側にある「IBM Rational Application Developer の起動 (Launch IBM Rational Application Developer)」ボタンを選択しないでください。そうではなく、「なし」をクリックしてから「終了」をクリックしてください。Installation Manager が閉じて、Windows の「スタート」メニューから Developer for System z を起動できます。「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を選択します。
既存の IBM Rational Application Developer および WebSphere Developer for System z のインストール済み環境の更新
Developer for System z を、既存の WebSphere Developer for System z 7.0.x インストール済み環境に対する更新としてインストールすることができます。そのためには、IBM Rational Application Developer もバージョン 7.0.0.3 に更新する必要があります。すべての更新タスクは、IBM Installation Manager によって実行されます。IBM Installation Manager がまだ Developer for System z インストール・ウィザードから開始されていない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルから IBM Installation Manager を開始します。
以下の手順は、既存の IBM Rational Application Developer および WebSphere Developer for System z インストール済み環境を更新するプロセスです。
- IBM Installation Manager メインパネルで、「パッケージの更新」をクリックします。
- IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。
Installation Manager が再始動した後、再び「パッケージの更新」をクリックする必要があります。
- 「パッケージの更新」パネルで、更新する IBM Rational Application Developer および WebSphere Developer for System z インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。「次へ」をクリックします。
- 更新パネルに、選択可能な IBM Rational Application Developer の更新および WebSphere Developer for System z の更新がリストされます。インストールする IBM Rational Application Developer および WebSphere Developer for System z の更新を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択した更新のご使用条件をお読みください。インストールするように選択した各更新にご使用条件があります。「ライセンス」パネルの左側にある各パッケージ名をクリックして、対応するご使用条件を表示してください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreements)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- IBM Rational Application Developer および WebSphere Developer for System z の更新のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「更新」をクリックして更新をインストールします。更新のインストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」パネルで「終了」をクリックします。
- Windows の「スタート」メニューから「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を使用して、Developer for System z 製品を開始します。
欠落している必須フィーチャーを組み込むための既存の IBM Rational Application Developer インストール済み環境の変更
Developer for System z には、IBM Rational Application Developer のいくつかのフィーチャーが必要です。いずれかの必須フィーチャーが欠落している IBM Rational Application Developer インストール済み環境が入ったパッケージ・グループに Developer for System z をインストールする場合、Developer for System z をインストールする前に既存の IBM Rational Application Developer インストール済み環境を変更する必要があります。
注:
インストール・ウィザードが自動的に Installation Manager を開始しない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを実行することによって Installation Manager を開始できます。
注:
既存の IBM Rational Application Developer インストール済み環境を変更する際、欠落しているフィーチャーをインストールするには元の IBM Rational Application Developer のインストール・メディアおよび更新メディアを用意しなければならないことがあります。
以下の手順は、既存の IBM Rational Application Developer インストール済み環境を変更するプロセスです。
- IBM Installation Manager メインパネルで、「パッケージの変更」をクリックします。
- IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。Installation Manager が再始動した後、再び「パッケージの変更」をクリックする必要があります。
- 「パッケージの変更」パネルで、変更する IBM Rational Application Developer インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。パッケージ・グループの名前をクリックすると、その中にインストールされている内容が表示されます。パッケージ・グループの名前をクリックすると、その中にインストールされている内容が表示されます。「次へ」をクリックします。
- 「言語」パネルで、ご使用のシステムに追加する言語または除去する言語を選択または選択解除します。
- 「フィーチャー」パネルで、IBM Rational Application Developer インストール済み環境に追加するフィーチャーを選択します。すでにインストールされているフィーチャーは、フィーチャーのリストで事前選択されます。
フィーチャーの名前をクリックして、そのフィーチャーの記述を表示することができます。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
Developer for System z に必要なすべてのフィーチャーを選択するようにしてください。インストールしたいオプション・フィーチャーを追加できますが、どのフィーチャーも除去しないことをお勧めします。
以下の IBM Rational Application Developer フィーチャーは、Developer for System z に必要であり、インストールする必要があります。
- Web 開発ツール
- J2EE および Web サービス開発ツール
- テストおよびパフォーマンス・ツール・プラットフォーム (TPTP)
- J2EE コネクター (J2C) ツール
- 変換オーサリング
- プラグイン開発環境 (PDE)
- データ・ツール
- WebSphere Application Server 開発ツール
- WebSphere Application Server コンパイル時依存コンポーネント
- IBM Rational Application Developer インストール済み環境の変更を開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。選択項目が適切である場合は、「変更」をクリックして、指定した変更をインストール済み環境に対して行います。変更プロセスが開始され、進行標識にプロセスが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」パネルで「終了」をクリックします。
既存の IBM Rational Application Developer インストール済み環境のバージョン 7.0.0.3 への更新
Developer for System z を既存の Rational Application Developer インストール済み環境が入ったパッケージ・グループにインストールする場合、Developer for System z のインストールを進める前に、Rational Application Developer をバージョン 7.0.0.3 に更新する必要があります。IBM Installation Manager がまだ Developer for System z インストール・ウィザードから開始されていない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルから IBM Installation Manager を開始します。
以下の手順は、既存の IBM Rational Application Developer インストール済み環境を更新するプロセスです。
- IBM Installation Manager メインパネルで、「パッケージの更新」をクリックします。
- IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。Installation Manager が再始動した後、再び「パッケージの更新」をクリックする必要があります。
- 「パッケージの更新」パネルで、更新する Rational Application Developer インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。パッケージ・グループの名前をクリックすると、その中にインストールされている内容が表示されます。「次へ」をクリックします。
- 「更新」パネルに、選択可能な Rational Application Developer の更新がリストされます。更新を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択した更新のご使用条件をお読みください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreement)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- IBM Rational Application Developer の更新のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「更新」をクリックして更新をインストールします。更新のインストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」パネルで「終了」をクリックします。
IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 がインストールされているシステムへのインストール
Developer for System z に必要なすべてのフィーチャーを含む既存の Rational Application Developer 7.0.0.3 インストール済み環境がある場合、Rational Application Developer 7.0.0.3 が入った同じパッケージ・グループに Developer for System z を直接インストールすることができます。IBM Installation Manager がまだ Developer for System z インストール・ウィザードから開始されていない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルから IBM Installation Manager を開始します。
以下のステップは、Developer for System z を既存の Rational Application Developer 7.0.0.3 インストール済み環境があるシステムにインストールするプロセスです。
- 「パッケージのインストール」パネルで、IBM Rational Developer for System z オファリングを選択します。選択可能なパッケージのリストに Rational Application Developer 7.0.0.3 も表示される場合は、選択解除します。Rational Application Developer 7.0.0.3 を再インストールする必要はありません。オファリングの名前をクリックして、詳細情報を表示することができます。情報は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。インストールを続行する準備が整ったら、「次へ」をクリックします。IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。
- 「ライセンス」パネルで、選択したパッケージのご使用条件をお読みください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreement)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「ロケーション」パネルで、Developer for System z 7.1 をインストールするパッケージ・グループとして、 Rational Application Developer 7.0.0.3 インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。
- 「既存のパッケージ・グループの使用」をクリックします。
- Rational Application Developer 7.0.0.3 インストール済み環境が入ったパッケージ・グループの名前をクリックします。パッケージ・グループ名をクリックすると、「ロケーション」パネルの下部にパッケージ・グループの詳細情報およびそのパッケージ・グループに現在インストールされているパッケージのリストが表示されます。パネル下部の「インストール済みパッケージ」セクションを見て、パッケージ・グループにインストールされているパッケージの 1 つとして適切なバージョンの Rational Application Developer がリストされていることを調べることによって、正しいパッケージ・グループを選択していることを確認できます。
- パッケージ・グループの名前およびインストール・ディレクトリーは変更することができません。これらの値は、パッケージ・グループの作成時に定義されています。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「フィーチャー」パネルで、インストールする Developer for System z のフィーチャーを選択します。フィーチャーの名前をクリックして、そのフィーチャーの記述を表示することができます。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。インストールするフィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックします。
- Developer for System z のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。インストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- インストール・プロセスが完了すると、インストールの成功を確認するためのメッセージが表示されます。
- 現行セッションのログ・ファイルを表示するには、「ログ・ファイルの表示」をクリックしてインストール・ログを新しいウィンドウで開きます。
- 「終了」をクリックして、インストールを終了します。
- Windows の「スタート」メニューから「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を使用して、Developer for System z 製品を開始します。
IBM Rational Application Developer がバージョン 7.0.0.3 より後のシステムへのインストール
Developer for System z をインストールするには、その前に、システムに Rational Application Developer 7.0.0.3 がインストールされている必要があります。既存の Rational Application Developer インストール済み環境がバージョン 7.0.0.3 より後である場合、ご使用のバージョンの Rational Application Developer と互換性のあるパッケージを作成するには、Developer for System z に対する追加の更新をインストールする必要があります。使用可能な更新がある場合、IBM Installation Manager が Developer for System z のインストール時にそれらにアクセスできる必要があります。以下のいずれかの方法で、Developer for System z の更新を確認および入手することができます。
- インストール中にシステムがインターネットにアクセスできる場合、Installation Manager は推奨される最新の更新があるか検査して、Developer for System z v 7.1 のインストールと同時に直接 IBM 更新リポジトリーからインストールします。
- インストール中にシステムがインターネットにアクセスできない場合は、Developer for System z v7.1 サポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/devzseries/support/) で推奨される最新の更新を確認する必要があります。使用可能な更新がある場合、Developer for System z のインストールを実行する前に更新パッケージをダウンロードして、次のいずれかの方法で Installation Manager が更新を使用できるようにする必要があります。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを、Installation Manager が Developer for System z のインストール中にアクセスできるローカル・ロケーションまたはネットワーク・ロケーションに解凍します。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを一時ロケーションに解凍して、IBM Packaging Utility を使用して更新パッケージをローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーにコピーします。この方法は、複数のユーザーがアクセスできるネットワーク更新リポジトリーで製品の更新を維持したい場合に役立ちます。
IBM Packaging Utility を使用して独自の更新リポジトリーを作成する方法について詳しくは、IBM Packaging Utilityを参照してください。
使用可能な更新がない場合は、Developer for System z のインストールに進みます。
Developer for System z インストール・ウィザードが IBM Installation Manager を開始していない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを実行することによって IBM Installation Manager を開始します。
以下の手順は、Developer for System z を既存の Rational Application Developer インストール済み環境がバージョン 7.0.0.3 より後のシステムにインストールするプロセスです。
- IBM Installation Manager のメインパネルから以下を行います。
- 「ファイル」>「設定」をクリックします。
- 「設定」ウィンドウの左側にある「リポジトリー」をクリックします。
- Developer for System z のインストール中にシステムがインターネットにアクセスできる場合、「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する (Search service repositories during installation and updates)」というラベルのチェック・ボックスにチェック・マークが付けられていることを確認してください。こうすると、Installation Manager に対して IBM 更新リポジトリーで Developer for System z の更新を検索するように指示することになります。
- Developer for System z のインストール中にシステムがインターネットにアクセスできず、更新をローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーから直接インストールする計画の場合、更新を Developer for System z サポート Web サイトからダウンロードして、インストールを進める前に、次のようにして、リポジトリー・ロケーションを Installation Manager の「設定」に追加します。
- 「リポジトリーの追加」をクリックします。
- Developer for System z の更新が入った更新リポジトリーのディレクトリー・パスまたは URL を入力します。「OK」をクリックします。Installation
Manager によって、指定されたリポジトリーに接続できることが検査されます。
Installation Manager がリポジトリーに接続できない場合、エラー・メッセージが表示されます。その場合は、以下を行います。
- ディレクトリー・パスまたは URL を正しく入力したこと、およびご使用のシステムがそのロケーションにアクセスできることを確認してください。
- ファイアウォールの背後にある場合、ファイアウォールが Installation Manager によるネットワークへのアクセスをブロックしていないことを確認してください。ネットワーク・アクセスが必要な Installation Manager プロセスは javaw.exe です。
- 「OK」をクリックして設定を保存し、「設定」ウィンドウを終了します。
- IBM Installation Manager メインパネルで、「パッケージのインストール」をクリックします。
- 「パッケージのインストール」パネルで、選択可能なパッケージのリストに Developer for System z が表示されます。リストされる Developer for System z のバージョンは、インストール前に Installation Manager の設定で新しい更新リポジトリーを追加したかどうかによって異なります。
- Installation Manager の設定でローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーを追加した場合、「パッケージのインストール」パネルにリストされる Developer for System z のバージョンは更新リポジトリーに入っているバージョンです。
- Installation Manager の設定でリポジトリーを追加していない場合、リストされるバージョンは IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1.0 です。
インターネットに接続していて、Installation Manager によって更新が確認されて IBM 更新リポジトリーからインストールされるようにする場合は、「その他のバージョンおよび拡張機能を確認する (Check for Other Versions and Extensions)」をクリックします。Installation Manager は、更新リポジトリーで選択可能な更新を検索して、検出された場合はユーザーに通知します。
注:
選択可能なパッケージのリストに Rational Application Developer 7.0.0.3 も表示される場合は、選択解除します。Rational Application Developer を再インストールする必要はありません。
注:
オファリングの名前をクリックして、詳細情報を表示することができます。情報は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
インストールを続行する準備が整ったら、「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択したパッケージのご使用条件をお読みください。
- ご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreement)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「ロケーション」パネルで、Developer for System z をインストールするパッケージ・グループとして、Rational Application Developer インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。
- 「既存のパッケージ・グループの使用」をクリックします。
- Rational Application Developer インストール済み環境が入ったパッケージ・グループの名前をクリックします。パッケージ・グループ名をクリックすると、「ロケーション」パネルの下部にパッケージ・グループの詳細情報およびそのパッケージ・グループに現在インストールされているパッケージのリストが表示されます。パネル下部の「インストール済みパッケージ」セクションを見て、正しいパッケージ・グループを選択していることを確認し、パッケージ・グループにインストールされているパッケージの 1 つとして適切なバージョンの Rational Application Developer がリストされていることを調べることができます。
- パッケージ・グループの名前およびインストール・ディレクトリーは変更することができません。これらの値は、パッケージ・グループの作成時に定義されています。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「フィーチャー」パネルで、インストールする Developer for System z のフィーチャーを選択します。フィーチャーの名前をクリックして、そのフィーチャーの記述を表示することができます。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
インストールするフィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックします。「フィーチャー」パネルの上部に「インストール・パッケージ「IBM Rational Developer for System z」には、その他のパッケージによって提供されるコンポーネントが必要です... (The installation package 'IBM Rational Developer for System z' requires components supplied by other packages...)」というエラー・メッセージが示され、その後に Developer for System z に必要な Rational Application Developer のフィーチャーのリストが表示されます。このエラー・メッセージは、次の 2 つのうち、いずれかを示しています。
- 既存の Rational Application Developer インストール済み環境には、Developer for System z に必要な 1 つ以上のフィーチャーが欠落しています。既存の Rational Application Developer インストール済み環境を変更して、欠落しているフィーチャーを組み込む必要があります。インストール済み環境の変更方法について詳しくは、欠落している必須フィーチャーを組み込むための既存の IBM Rational Application Developer インストール済み環境の変更を参照してください。
注:
既存の Rational Application Developer インストール済み環境を変更する際、欠落しているフィーチャーをインストールするには元の Rational Application Developer のインストール・メディアおよび更新メディアを用意しなければならないことがあります。
欠落している必須フィーチャーをインストールしたら、Developer for System z のインストールをステップ 1 から再試行してください。
- Developer for System z は、インストールされている Rational Application Developer のバージョンと互換性がありません。選択可能な Developer for System z の更新を確認していなかった場合は、このセクションの始めにある指示に従って Developer for System z の更新が使用可能であるかどうかを判別してください。すでに更新を確認していて、入手可能な最新バージョンをインストールしようとしている場合は、Developer for System z は Rational Application Developer のバージョンと互換性がなく、Developer for System z を同じパッケージ・グループにインストールすることはできません。以下のいずれかを実行する必要があります。
- Developer for System z のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。インストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- インストール・プロセスが完了すると、インストールの成功を確認するためのメッセージが表示されます。
- 「ログ・ファイルの表示 (View log file)」をクリックして、現行セッションのインストール・ログ・ファイルを新しいウィンドウで開きます。先に進むには、「インストール・ログ (Installation Log)」ウィンドウを閉じる必要があります。
- 「終了」をクリックして、インストールを終了します。
- Windows の「スタート」メニューから Developer for System z 製品を開始します。「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を選択します。
既存の Rational Software Architect インストール済み環境および WebSphere Developer for System z インストール済み環境の更新
Rational Developer for System z は、既存の WebSphere Developer for System z バージョン 7.0.x インストール済み環境の更新としてインストールすることができます。そのためには、Rational Software Architect もバージョン 7.0.0.3 に更新する必要があります。すべての更新タスクは、IBM Installation Manager によって実行されます。Rational Software Architect の更新は Developer for System z のインストール CD に組み込まれていないため、Rational Software Architect 7.0.0.3 を以下のいずれかの方法で入手する必要があります。
- システムがインターネットにアクセスできる場合、Installation Manager は、Developer for System z のインストールと同時に、Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新を IBM 更新リポジトリーから直接更新することができます。
- システムがインターネットにアクセスできない場合、あるいは Rational Software Architect 7.0.0.3 をローカル・ロケーションまたはネットワーク・ロケーションからインストールする場合は、Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新を Rational Software Architect サポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/support/index.html) からダウンロードします。以下のいずれかの方法で、Installation Manager がその更新を使用できるようにします。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを、Installation Manager がインストール中にアクセスできるローカル・ロケーションまたはネットワーク・ロケーションに解凍します。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを一時ロケーションに解凍して、IBM Packaging Utility を使用して更新パッケージをローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーにコピーします。この方法は、複数のユーザーがアクセスできるネットワーク更新リポジトリーで製品の更新を維持したい場合に役立ちます。
IBM Packaging Utility を使用して独自の更新リポジトリーを作成する方法について詳しくは、IBM Packaging Utilityを参照してください。
インストール・ウィザードが IBM Installation Manager を開始していない場合、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを使用して Installation Manager を開始します。
以下のステップは、既存の Rational Software Architect および Developer for System z インストール済み環境を更新するプロセスです。
- IBM Installation Manager メインパネルから以下を行います。
- 「ファイル」>「設定」をクリックします。
- 「設定」ウィンドウの左側にある「リポジトリー」をクリックします。
- インストール中にシステムがインターネットにアクセスできる場合、「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する (Search service repositories during installation and updates)」というラベルのチェック・ボックスにチェック・マークが付けられていることを確認してください。こうすると、Installation Manager に対して IBM 更新リポジトリーで Rational Software Architect の更新を検索するように指示することになります。
- Developer for System z のインストール時にシステムがインターネットにアクセスできず、更新をローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーからインストールする計画の場合、Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新をサポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/support/index.html)からダウンロードして、インストールを進める前に、次のようにしてリポジトリー・ロケーションを Installation Manager の設定に追加します。
- 「リポジトリーの追加」をクリックします。
- Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新が入った更新リポジトリーのディレクトリー・パスまたは URL を入力します。「OK」をクリックします。Installation Manager によって、指定されたリポジトリーに接続できることが検査されます。Installation Manager がリポジトリーに接続できない場合、エラー・メッセージが表示されます。その場合は、以下を行います。
- ディレクトリー・パスまたは URL を正しく入力したこと、およびご使用のシステムがそのロケーションにアクセスできることを確認してください。
- ファイアウォールの背後にある場合、ファイアウォールが Installation Manager によるネットワークへのアクセスをブロックしていないことを確認してください。ネットワーク・アクセスが必要な Installation Manager プロセスは javaw.exe です。
- 「OK」をクリックして設定を保存し、「設定」ウィンドウを終了します。
- IBM Installation Manager メインパネルで、「パッケージの更新」をクリックします。
- IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。Installation Manager が再始動した後、再び「パッケージの更新」をクリックします。
- 「パッケージの更新」パネルで、更新する Rational Software Architect および WebSphere Developer for System z インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。パッケージ・グループの名前をクリックすると、その中にインストールされている内容が表示されます。「次へ」をクリックします。
- 「更新」パネルに、選択可能な Rational Software Architect 7.0.0.3 および WebSphere Developer for System z の更新がリストされます。
Rational Software Architect 7.0.0.3 がリストされない場合は、「すべてのバージョンを表示」をクリックして、選択可能なその他のバージョンを表示します。
Rational Software Architect 7.0.0.3 および IBM Rational Developer for System z の更新をインストールするために選択します。「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択した更新のご使用条件をお読みください。インストールするように選択した各更新にご使用条件があります。「ライセンス」パネルの左側にある各パッケージ名をクリックして、そのご使用条件を表示してください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreements)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- Rational Application Developer および WebSphere Developer for System z の更新のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「更新」をクリックして更新をインストールします。更新のインストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」パネルで「終了」をクリックします。
- Windows の「スタート」メニューから Developer for System z 製品を開始します。「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を選択します。
欠落している必須フィーチャーを組み込むための既存の Rational Software Architect インストール済み環境の変更
Developer for System z には、Rational Software Architect のいくつかのフィーチャーが必要です。これらのフィーチャーは、Developer for System z のインストール前にインストールしておく必要があります。
Developer for System z を既存の Rational Software Architect インストール済み環境が入ったパッケージ・グループにインストールしていて、いずれかの必須フィーチャーが欠落している場合、既存の Rational Software Architect インストール済み環境を変更して欠落しているフィーチャーを組み込む必要があります。
インストール・ウィザードが IBM Installation Manager を開始していない場合、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを使用して Installation Manager を開始します。
既存の Rational Software Architect インストール済み環境を変更する際、欠落しているフィーチャーをインストールするには元の Rational Software Architect のインストール・メディアおよび更新メディアを用意しなければならないことがあります。以下のステップは、既存の Rational Software Architect インストール済み環境を変更するプロセスです。
- Installation Manager メインパネルで、「パッケージの変更」をクリックします。
- IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。Installation Manager が再始動した後、再び「パッケージの変更」をクリックします。
- 「パッケージの変更」パネルで、変更する Rational Software Architect インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。パッケージ・グループの名前をクリックすると、その中にインストールされている内容が表示されます。「次へ」をクリックします。
- 「言語」パネルで、ご使用のシステムに追加する言語または除去する言語を選択または選択解除します。
- 「フィーチャー」パネルで、Rational Software Architect インストール済み環境に追加するフィーチャーを選択します。すでにインストールされているフィーチャーは、フィーチャーのリストで事前選択されます。フィーチャーの名前をクリックして、そのフィーチャーの記述を表示することができます。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。Developer for System z に必要なすべてのフィーチャーを選択するようにしてください。インストールしたいフィーチャーを追加できますが、どのフィーチャーも除去しないことをお勧めします。
以下の Rational Software Architect フィーチャーは、Developer for System z に必要であり、インストールする必要があります。
- UML モデリング
- UML から UML への変換およびパターン
- J2EE および Web サービス開発ツール
- Web 開発ツール
- J2EE コネクター (J2C) ツール
- テストおよびパフォーマンス・ツール・プラットフォーム (TPTP)
- プラグイン開発環境 (PDE)
- データ・ツール
- WebSphere Application Server 開発ツール
- WebSphere Application Server コンパイル時依存コンポーネント
- Rational Software Architect インストール済み環境の変更を開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。選択項目が適切である場合は、「変更」をクリックして、指定した変更をインストール済み環境に対して行います。変更プロセスが開始され、進行標識にプロセスが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」パネルで「終了」をクリックします。
既存の Rational Software Architect インストール済み環境のバージョン 7.0.0.3 への更新
Developer for System z を既存の Rational Software Architect インストール済み環境が入ったパッケージ・グループにインストールする場合、Developer for System z のインストールを進める前に、Rational Software Architect をバージョン 7.0.0.3 に更新する必要があります。Rational Software Architect の更新は Developer for System z のインストール CD に組み込まれていないため、Rational Software Architect 7.0.0.3 を以下のいずれかの方法で入手する必要があります。
- システムがインターネットにアクセスできる場合、Installation Manager は、Developer for System z のインストールと同時に、Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新を IBM 更新リポジトリーから直接更新することができます。
- システムがインターネットにアクセスできない場合、あるいは Rational Software Architect 7.0.0.3 をローカル・ロケーションまたはネットワーク・ロケーションからインストールする場合は、Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新を Rational Software Architect サポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/support/index.html) からダウンロードします。以下のいずれかの方法で、Installation Manager がその更新を使用できるようにします。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを、Installation Manager がインストール中にアクセスできるローカル・ロケーションまたはネットワーク・ロケーションに解凍します。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを一時ロケーションに解凍して、IBM Packaging Utility を使用して更新パッケージをローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーにコピーします。この方法は、複数のユーザーがアクセスできるネットワーク更新リポジトリーで製品の更新を維持したい場合に役立ちます。
IBM Packaging Utility を使用して独自の更新リポジトリーを作成する方法について詳しくは、IBM Packaging Utilityを参照してください。
インストール・ウィザードが IBM Installation Manager を開始していない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを使用して IBM Installation Manager を開始します。
以下のステップは、既存の Rational Software Architect インストール済み環境を更新するプロセスです。
- IBM Installation Manager のメインパネルから以下を行います。
- 「ファイル」>「設定」をクリックします。
- 「設定」ウィンドウの左側にある「リポジトリー」をクリックします。
- インストール中にシステムがインターネットにアクセスできる場合、「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する (Search service repositories during installation and updates)」というラベルのチェック・ボックスにチェック・マークが付けられていることを確認してください。こうすると、Installation Manager に対して IBM 更新リポジトリーで Rational Software Architect の更新を検索するように指示することになります。
- Developer for System z のインストール時にシステムがインターネットにアクセスできず、更新をローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーから直接インストールする計画の場合、Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新をサポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/support/index.html) からダウンロードして、インストールを進める前に、次のようにしてリポジトリー・ロケーションを Installation Manager の設定に追加します。
- 「リポジトリーの追加」をクリックします。
- Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新が入った更新リポジトリーのディレクトリー・パスまたは URL を入力します。「OK」をクリックします。Installation
Manager によって、指定されたリポジトリーに接続できることが検査されます。
Installation Manager がリポジトリーに接続できない場合、エラー・メッセージが表示されます。その場合は、以下を行います。
- ディレクトリー・パスまたは URL を正しく入力したこと、およびご使用のシステムがそのロケーションにアクセスできることを確認してください。
- ファイアウォールの背後にある場合、ファイアウォールが Installation Manager によるネットワークへのアクセスをブロックしていないことを確認してください。ネットワーク・アクセスが必要な Installation Manager プロセスは javaw.exe です。
- 「OK」をクリックして設定を保存し、「設定」ウィンドウを終了します。
- IBM Installation Manager メインパネルで、「パッケージの更新」をクリックします。
- IBM Installation Manager の新規バージョンがある場合は、更新するように求めるプロンプトが出されます。プロンプトが出されたら、「はい」をクリックして更新をインストールします。Installation Manager は、それ自体を更新して、更新を完了するには再始動する必要があることを通知します。「OK」をクリックして、Installation Manager を再始動します。Installation Manager が再始動した後、再び「パッケージの更新」をクリックします。
- 「パッケージの更新」パネルで、更新する Rational Software Architect インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。パッケージ・グループの名前をクリックすると、その中にインストールされている内容が表示されます。「次へ」をクリックします。
- 「更新」パネルに、選択可能な Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新がリストされます。更新を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択した更新のご使用条件をお読みください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreement)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- Rational Software Architect 7.0.0.3 の更新を開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「更新」をクリックして更新をインストールします。更新のインストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」パネルで「終了」をクリックします。
Rational Software Architect 7.0.0.3 がインストールされているシステムへのインストール
Developer for System z に必要なすべてのフィーチャーを含む既存の Rational Software Architect 7.0.0.3 インストール済み環境がある場合、Rational Software Architect 7.0.0.3 が入った同じパッケージ・グループに Developer for System z を直接インストールすることができます。
インストール・ウィザードが IBM Installation Manager を開始していない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある startRDzInstall.bat ファイルを使用して IBM Installation Manager を開始します。
以下のステップは、Developer for System z を既存の Rational Software Architect 7.0.0.3 インストール済み環境があるシステムにインストールするプロセスです。
- 「パッケージのインストール」パネルで、IBM Rational Developer for System z オファリングを選択します。選択可能なパッケージのリストに Rational Software Architect 7.0.0.3 も表示される場合は、選択解除します。Rational Software Architect 7.0.0.3 を再インストールする必要はありません。
オファリングの名前をクリックして、詳細情報を表示することができます。情報は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
インストールを続行する準備が整ったら、「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択したパッケージのご使用条件をお読みください。
- ご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreement)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「ロケーション」パネルで、次のようにして、Developer for System z をインストールするパッケージ・グループとして、Rational Software Architect 7.0.0.3 インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。
- 「既存のパッケージ・グループの使用」をクリックします。
- Rational Software Architect 7.0.0.3 インストール済み環境が入ったパッケージ・グループの名前をクリックします。パッケージ・グループ名をクリックすると、「ロケーション」パネルの下部にパッケージ・グループの詳細情報およびそのパッケージ・グループに現在インストールされているパッケージのリストが表示されます。
パネル下部の「インストール済みパッケージ」セクションを見て、パッケージ・グループにインストールされているパッケージの 1 つとして適切なバージョンの Rational Software Architect がリストされていることを調べることによって、正しいパッケージ・グループを選択していることを確認できます。
- パッケージ・グループの名前およびインストール・ディレクトリーは変更することができません。これらの値は、パッケージ・グループの作成時に定義されています。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「フィーチャー」パネルで、インストールする IBM Rational Developer for System z のフィーチャーを選択します。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。インストールするフィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックします。
- Developer for System z のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。インストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- インストール・プロセスが完了すると、インストールの成功を確認するためのメッセージが表示されます。
- 「ログ・ファイルの表示 (View log file)」をクリックして、現行セッションのインストール・ログ・ファイルを新しいウィンドウで開きます。
- 「終了」をクリックして、インストールを終了します。
- Windows の「スタート」メニューから Developer for System z 製品を開始します。「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を選択します。
Rational Software Architect がバージョン 7.0.0.3 より後のシステムへのインストール
Developer for System z をインストールするには、その前に、システムに Rational Software Architect 7.0.0.3 がインストールされている必要があります。既存の Rational Software Architect インストール済み環境がバージョン 7.0.0.3 より後である場合、ご使用の Rational Software Architect と互換性のあるパッケージを作成するには、Developer for System z に対する追加の更新をインストールする必要があります。使用可能な更新がある場合、IBM Installation Manager が Developer for System z のインストール時にそれらにアクセスできる必要があります。以下のいずれかの方法で、Developer for System z の更新を確認および入手することができます。
- インストール中にシステムがインターネットにアクセスできる場合、Installation
Manager は推奨される最新の更新があるか検査して、Developer for System z のインストールと同時に直接 IBM 更新リポジトリーからインストールすることができます。
- インストール中にシステムがインターネットにアクセスできない場合は、Developer for System z サポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/devzseries/support/) で推奨される最新の更新を確認する必要があります。使用可能な更新がある場合、Developer for System z のインストールを実行する前に更新パッケージをダウンロードします。以下のいずれかの方法で、Installation Manager がその更新を使用できるようにします。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを、Installation Manager が Developer for System z のインストール中にアクセスできるローカル・ロケーションまたはネットワーク・ロケーションに解凍します。
- 更新をダウンロードした後、更新リポジトリー・ファイルを一時ロケーションに解凍して、IBM Packaging Utility を使用して更新パッケージをローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーにコピーします。この方法は、複数のユーザーがアクセスできるネットワーク更新リポジトリーで製品の更新を維持したい場合に役立ちます。
IBM Packaging Utility を使用して独自の更新リポジトリーを作成する方法について詳しくは、IBM Packaging Utilityを参照してください。
使用可能な更新がない場合は、Developer for System z のインストールに進みます。
インストール・ウィザードが IBM Installation Manager を開始していない場合は、CD1 のルート・ディレクトリーにある StartIMSetup.bat ファイルを使用して IBM Installation Manager を開始します。
以下の手順は、Developer for System z を既存の Rational Software Architect インストール済み環境がバージョン 7.0.0.3 より後のシステムにインストールするプロセスです。
- IBM Installation Manager のメインパネルから以下を行います。
- 「ファイル」>「設定」をクリックします。
- 「設定」ウィンドウの左側にある「リポジトリー」をクリックします。
- Developer for System z のインストール中にシステムがインターネットにアクセスできる場合、「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する (Search service repositories during installation and updates)」というラベルのチェック・ボックスにチェック・マークが付けられていることを確認してください。こうすると、Installation Manager に対して IBM 更新リポジトリーで Developer for System z の更新を検索するように指示することになります。
- Developer for System z のインストール中にシステムがインターネットにアクセスできず、更新をローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーから直接インストールする計画の場合、更新を Developer for System z サポート Web サイトからダウンロードして、インストールを進める前に、次のようにして、リポジトリー・ロケーションを Installation Manager の設定に追加します。
- 「リポジトリーの追加」をクリックします。
- Developer for System z の更新が入った更新リポジトリーのディレクトリー・パスまたは URL を入力します。「OK」をクリックします。Installation Manager によって、指定されたリポジトリーに接続できることが検査されます。Installation Manager がリポジトリーに接続できない場合、エラー・メッセージが表示されます。その場合は、以下を行います。
- ディレクトリー・パスまたは URL を正しく入力したこと、およびご使用のシステムがそのロケーションにアクセスできることを確認してください。
- ファイアウォールの背後にある場合、ファイアウォールが Installation Manager によるネットワークへのアクセスをブロックしていないことを確認してください。ネットワーク・アクセスが必要な Installation Manager プロセスは javaw.exe です。
- 「OK」をクリックして設定を保存し、「設定」ウィンドウを終了します。
- IBM Installation Manager メインパネルで、「パッケージのインストール」をクリックします。
- 「パッケージのインストール」パネルで、選択可能なパッケージのリストに IBM Rational Developer for System z が表示されます。リストされる Developer for System z のバージョンは、インストール前に Installation Manager の設定で新しい更新リポジトリーを追加したかどうかによって異なります。
- Installation Manager の設定でローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーを追加した場合、「パッケージのインストール」パネルにリストされる Developer for System z のバージョンは更新リポジトリーに入っているバージョンです。
- Installation Manager の設定でリポジトリーを追加していない場合、リストされるバージョンは Developer for System z です。
インターネットに接続していて、Installation Manager によって更新が確認されて IBM 更新リポジトリーからインストールされるようにする場合は、「その他のバージョンおよび拡張機能を確認する (Check for Other Versions and Extensions)」をクリックします。Installation Manager は、更新リポジトリーで選択可能な更新を検索して、検出された場合はユーザーに通知します。
注:
選択可能なパッケージのリストに Rational Application Developer または Rational Software Architect も表示される場合は、選択解除します。Rational Application Developer または Rational Software Architect を再インストールする必要はありません。
オファリングの名前をクリックして、詳細情報を表示することができます。情報は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。インストールを続行する準備が整ったら、「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択したパッケージのご使用条件をお読みください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreement)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「ロケーション」パネルで、次のようにして、Developer for System z をインストールするパッケージ・グループとして、Rational Software Architect インストール済み環境が入ったパッケージ・グループを選択します。
- 「既存のパッケージ・グループの使用」をクリックします。
- Rational Software Architect インストール済み環境が入ったパッケージ・グループの名前をクリックします。パッケージ・グループ名をクリックすると、「ロケーション」パネルの下部にパッケージ・グループの詳細情報およびそのパッケージ・グループに現在インストールされているパッケージのリストが表示されます。パネル下部の「インストール済みパッケージ」セクションを見て、正しいパッケージ・グループを選択選択していることを確認し、パッケージ・グループにインストールされているパッケージの 1 つとして適切なバージョンの Rational Software Architect がリストされていることを調べることができます。
- パッケージ・グループの名前およびインストール・ディレクトリーは変更することができません。これらの値は、パッケージ・グループの作成時に定義されています。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「フィーチャー」パネルで、インストールする Developer for System z のフィーチャーを選択します。フィーチャーの名前をクリックして、そのフィーチャーの記述を表示することができます。フィーチャーの記述は、パネル下部にある「詳細」セクションに表示されます。
インストールするフィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックします。「フィーチャー」パネルの上部に「インストール・パッケージ「IBM Rational Developer for System z」には、その他のパッケージによって提供されるコンポーネントが必要です... (The installation package 'IBM Rational Developer for System z' requires components supplied by other packages...)」というエラー・メッセージが示され、その後に Developer for System z に必要な Rational Software Architect のフィーチャーのリストが表示されます。このエラー・メッセージは、次の 2 つのうち、いずれかを示しています。
- 既存の Rational Software Architect インストール済み環境には、Developer for System z に必要な 1 つ以上のフィーチャーが欠落しています。既存の Rational Software Architect インストール済み環境を変更して、欠落しているフィーチャーを組み込む必要があります。インストール済み環境の変更方法について詳しくは、欠落している必須フィーチャーを組み込むための既存の Rational Software Architect インストール済み環境の変更を参照してください。
注:
既存の Rational Software Architect インストール済み環境を変更する際、欠落しているフィーチャーをインストールするには元の Rational Software Architect のインストール・メディアを用意しなければならないことがあります。
欠落している必須フィーチャーをインストールしたら、Developer for System z のインストールをステップ 1 から再試行してください。
- Developer for System z は、インストールされている Rational Software Architect のバージョンと互換性がありません。選択可能な Developer for System z の更新を確認していなかった場合は、このセクションの始めにある指示に従って Developer for System z の更新が使用可能であるかどうかを判別してください。すでに更新を確認していて、入手可能な最新バージョンをインストールしようとしている場合は、Developer for System z は Rational Software Architect のバージョンと互換性がなく、Developer for System z を同じパッケージ・グループにインストールすることはできません。以下のいずれかを実行する必要があります。
- Developer for System z のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。インストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- インストール・プロセスが完了すると、インストールの成功を確認するためのメッセージが表示されます。
- 「ログ・ファイルの表示 (View log file)」をクリックして、現行セッションのインストール・ログ・ファイルを新しいウィンドウで開きます。
- 「終了」をクリックして、インストールを終了します。
- Windows の「スタート」メニューから Developer for System z 製品を開始します。「スタート」->「すべてのプログラム」-> 「パッケージ・グループ名」 ->「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」を選択します。
サイレント・インストール
サイレント・モードで Installation Manager を実行して、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールすることができます。Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、そのユーザー・インターフェースが使用不可になるため、応答ファイルを使用して、パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。
サイレント・モードで Installation Manager を実行すると、バッチ・プロセスを使用して、スクリプトによりパッケージをインストール、更新、変更、およびアンインストールできるので、便利です。
Installation Manager をインストールしてからでないと、 IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをサイレント・インストールできないことに注意してください。
Installation Manager のインストールについて詳しくは、Installation Manager のインストールを参照してください。
Installation Manager は、対話式またはサイレントでインストールできます。
サイレント・インストールには次の 3 つのメインタスクがあります。
- IBM Packaging Utility を使用してインストール・リポジトリーを作成する
- 応答ファイルを作成する
- Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行する
IBM Packaging Utility を使用してインストール・リポジトリーを作成する方法
応答ファイルを作成し、それを使用してサイレント・インストールを実行する前に、IBM Packaging Utility を使用してインストール・リポジトリーを作成する必要があります。インストール・リポジトリーには、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z インストール・パッケージが入れられます。リポジトリーは、ローカル・ドライブ、またはネットワーク上の他のユーザーがアクセス可能な共用ネットワーク・ドライブ、あるいは HTTP または HTTPS サーバーに作成できます。Packaging Utility を使用したインストール・リポジトリーの作成について詳しくは、IBM Packaging Utilityを参照してください。
応答ファイルの作成
応答ファイルは、Installation Manager を使用して IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールするときに、アクションを記録することによって作成できます。応答ファイルを記録すると、Installation Manager GUI で選択したすべての項目が XML ファイルに保管されます。
Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、Installation Manager は XML 応答ファイルを使用して、パッケージの入ったリポジトリーの場所を探索したり、インストールするフィーチャーを選択したりします。
インストール (またはアンインストール) 用の応答ファイルを記録するには、以下を行います。
- コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリー内の eclipse サブディレクトリーに移動します。例: cd C:¥Program Files¥IBM¥Installation Manager¥eclipse
- コマンド行で、次のコマンドを入力して Installation Manager を開始します。応答ファイルおよびログ・ファイル (オプション) の名前とロケーションは、ご使用のものに置き換えてください。
launcher.bat -record <response file path and name>.xml
-log <log file path and name>.xml
例:
launcher.bat -record [response file path and name].xml
-log [log file path and name].xml
注:
入力するファイル・パスが存在することを確認してください。Installation Manager は、応答ファイルおよびログ・ファイル用のディレクトリーを作成しません。
- Installation Manager GUI を使用して、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールします。
- Installation Manager を終了します。
Installation Manager を終了した後、XML 応答ファイルが作成され、Installation Manager を起動するのに使用するコマンドで指定したロケーションに格納されます。
最初の IBM Rational Developer for System z インストール CD の Silent Install ディレクトリーに、IBM Rational Application
Developer および IBM Rational Developer for System z をインストールするために使用できるサンプル応答ファイルがあります。このファイルを、インストール・パッケージ・リポジトリーを作成したロケーションにコピーし、それを使用してサイレント・インストールを実行することができます。また、このファイルを別のロケーションにコピーして、応答ファイル内のリポジトリー・ロケーションの設定情報を取得するために、
サイレント・インストール・コマンド を参照することもできます。
Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行
Installation Manager は、コマンド行からサイレント・インストール・モードで実行できます。
サイレント・モードでの実行方法に関するその他の資料については、Installation Manager オンライン・ヘルプを参照してください。
Installation Manager の開始コマンド launcher.bat に -silent 引数を追加すると、Installation Manager をサイレント・モードで実行できます。
launcher.bat -silent [arguments]
下の表に、サイレント・インストール・コマンドで使用する引数についての説明があります。
表 3.
引数 |
説明 |
-input |
Installation Manager の入力として XML 応答ファイルを指定します。応答ファイルには、Installation Manager が実行するコマンドが入っています。 |
-log |
(オプション) サイレント・インストールの結果を記録するログ・ファイルを指定します。ログ・ファイルは XML です。 |
Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行するには、以下を行います。
- コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリー内の eclipse サブディレクトリーに移動します。例: cd C:¥Program Files¥IBM¥Installation Manager¥eclipse
- 次のコマンドを入力して実行します。応答ファイルおよびログ・ファイル (オプション) のロケーションは、ご使用のものに置き換えてください。例: launcher.bat -silent -input c:¥mylog¥responsefile.xml -log c:¥mylog¥silent_install_log.xml
Installation Manager がサイレント・インストール・モードで実行されます。
Installation Manager は応答ファイルを読み取り、指定されたディレクトリーへログ・ファイルを書き込みます。サイレント・インストール・モードでの実行時には応答ファイルは必須ですが、ログ・ファイルはオプションです。正常にインストールされると、戻りコード 0 で終了します。インストールがゼロ以外の数値で終了する場合、インストールは失敗しています。ゼロ以外の戻りコードを受け取る場合は、応答ファイルおよびログ・ファイルで失敗の考えられる原因を調べてください。ログ・ファイルについて詳しくは、サイレント・インストール・ログ・ファイルを参照してください。
応答ファイル・コマンド
Installation Manager のサイレント・インストール機能を使用する場合は、Installation Manager が実行しなければならないすべてのコマンドを収容する応答ファイルを作成する必要があります。これを行うには、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをインストールする際のアクションを記録することによって、応答ファイルを作成する方法をお勧めします。ただし、応答ファイルは手動で作成または編集することもできます。
応答ファイルのコマンドには、次の 2 つのカテゴリーがあります。
- 設定コマンドは、Installation Manager の「ファイル」->「設定...」にある、リポジトリー・ロケーション情報などの設定を設定するために使用します。
- サイレント・インストール・コマンドは、Installation Manager で「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードをエミュレートするために使用します。
サイレント・インストール設定コマンド
通常、設定は「設定」ウィンドウで指定しますが、サイレント・インストール時に使用する応答ファイルで、設定 (キーとして識別) を指定することもできます。
注:
複数の設定を応答ファイルに指定できます。
設定を応答ファイルに定義すると、XML コードは次の例のようなものになります。
<preference>
name = "the key of the preference"
value = "the value of the preference to be set"
</preferences>
下の表を使用して、サイレント・インストール設定のキーとその関連値を確認してください。
表 4.
キー |
値 |
注 |
com.ibm.cic.common.core.preferences.logLocation |
Installation Manager ログ・ファイルのロケーションを指定します。 |
重要: このキーは任意指定であり、テストおよびデバッグ用に設計されています。ログ・ファイルのロケーションを指定しなかった場合、Installation Manager のサイレント・インストールおよび UI バージョンは両方とも、同じロケーションを使用します。 |
com.ibm.cic.license.policy.location |
リモート・ライセンス・ポリシー・ファイルのある場所を定義する URL を指定します。 |
|
com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyEnabled |
True または False |
False がデフォルト値です。 |
com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyHost |
ホスト名または IP アドレス |
|
com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyPort |
ポート番号 |
|
com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyUseSocks |
True または False |
False がデフォルト値です。 |
com.ibm.cic.common.core.preferences. SOCKS.proxyHost |
ホスト名または IP アドレス |
|
com.ibm.cic.common.core.preferences. SOCKS.proxyPort |
ポート番号 |
|
com.ibm.cic.common.core.preferences. ftp.proxyEnabled |
True または False |
False がデフォルト値です。 |
com.ibm.cic.common.core.preferences. ftp.proxyHost |
ホスト名または IP アドレス |
|
com.ibm.cic.common.core.preferences. ftp.proxyPort |
ポート番号 |
|
com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache |
c:¥IBM¥common
注:
上記のパスは、この設定のデフォルト値です。通常、インストール・パッケージが、この設定の独自の値を提供します。 |
すでにパッケージをインストールしている場合は、このロケーションを変更することはできません。 |
com.ibm.cic.agent.core.pref.offering.service.repositories. areUsed |
True または False
|
使用不可にするには、この設定を「False」に変更します。「True」の場合、製品のインストール時または更新時にすべてのリンクされたリポジトリーが検索されます。 |
com.ibm.cic.common.core.preferences. preserveDownloadedArtifacts |
True または False
|
使用不可にするには、この設定を「False」に変更します。「True」の場合、パッケージを前のバージョンにロールバックするのに必要なファイルがシステムに保管されます。「False」の場合、ファイルは保管されません。これらのファイルを保管しない場合、ロールバックするために元のリポジトリーまたはメディアに接続する必要があります。 |
サイレント・インストール・コマンド
この参照テーブルを使用して、サイレント・インストール時に使用する応答ファイル・コマンドについてさらに学習することができます。
表 5.
応答ファイル・コマンド |
説明 |
プロファイルの設定
<profile id="the profile
(package group) id"
installLocation="the install
location of the profile">
<data key="key1" value="value1"/>
<data key="key2" value="value2"/>
</profile> |
このコマンドを使用して、パッケージ・グループ (またはインストール・ロケーション) を作成します。指定されたパッケージ・グループがすでに存在する場合、このコマンドは無効です。現在のところ、プロファイルの作成時に、サイレント・インストールは Eclipse 用とネイティブ用の 2 つのインストール・コンテキストも作成します。プロファイルは、インストール・ロケーションです。
プロファイルのプロパティーを設定するために <data> エレメントを使用できます。
次のリストに、現在サポートされているキーおよび関連した値を示します。
- eclipseLocation キーは、既存の Eclipse のロケーション値を指定します (例えば、c:¥myeclipse¥eclipse)。
- cic.selector.nl キーは、自然言語 (NL) ロケール選択を指定します (例えば、zh、ja、および en)。
注:
複数の NL 値はコンマで区切ります。
次のリストに、現在サポートされている言語コードを示します。
- 英語 (en)
- フランス語 (fr)
- 中国語 (簡体字) (zh)
- 中国語 (繁体字) (台湾) (zh_TW)
- ドイツ語 (de)
- 日本語 (ja)
- スペイン語 (es)
- 韓国語 (ko)
- ポルトガル語 (pt_BR)
|
リポジトリーの設定
<server>
<repository
location="http:/xxx/repository/">
<repository
location="file:/C:/repository/">
<!--add more repositories below>
<...>
</server> |
このコマンドを使用して、サイレント・インストール時に使用するリポジトリーを指定します。各リポジトリー・ロケーションには、URL またはファイル・パスを指定できます。 |
インストール
<install>
<offering profile= "profile id"
features= "feature ids"
id= "offering id"
version= "offering version">
</offering>
<!--add more offerings below>
<...>
</install> |
このコマンドを使用して、インストールするインストール・パッケージを指定します。
プロファイル ID は、既存のプロファイル、または set profile コマンドで作成したプロファイルと一致する必要があります。
フィーチャー ID は、"feature1, feature2" のようなコンマ区切りリストで任意に指定できます。フィーチャー ID を指定しなかった場合は、指定したオファリング内のすべてのデフォルト・フィーチャーがインストールされます。
注:
必須フィーチャーは、コンマ区切りリストで明示的に指定されなかった場合でも、インストールに組み込まれます。 |
<install modify="true"> または <uninstall modify="true"> (オプションの属性)
<uninstall modify="true">
<offering
profile="profileID"id="Id"
version="Version"
features="-"/>
</uninstall> |
インストールおよびアンインストールのコマンドで <install modify="true"> 属性を使用して、既存のインストールを変更するかどうかを指定します。属性が「True」に設定されない場合、値はデフォルトで「False」になります。変更操作の意図が追加の言語パックをインストールすることのみである場合、オファリング・フィーチャー ID にハイフン「-」を使用して、新しいフィーチャーを追加しないことを指定してください。
重要: modify=true およびハイフン「-」フィーチャー・リストは、例で示されているように指定する必要があります。そうでないと、インストール・コマンドはオファリングのデフォルト・フィーチャーをインストールし、アンインストール・コマンドはすべてのフィーチャーを除去します。 |
アンインストール
<uninstall>
<offering profile= "profile id"
features= "feature ids"
id= "offering id"
version= "offering version">
</offering>
<!--add more offerings below>
<...>
</uninstall> |
このコマンドを使用して、アンインストールするインストール・パッケージを指定します。
プロファイル ID は、既存のプロファイル、または profile コマンドで指定されたプロファイルと一致する必要があります。さらに、フィーチャー ID を指定しなかった場合は、指定したオファリング内のすべてのフィーチャーがアンインストールされ、オファリング ID を指定しなかった場合は、指定したプロファイル内のすべてのインストール済みオファリングがアンインストールされます。 |
ロールバック
<rollback>
<offering profile= "profile id"
id= "offering id"
version= "offering version">
</offering>
<!--add more offerings below>
<...>
</rollback> |
このコマンドを使用して、指定されたオファリングを、指定されたプロファイルに現在インストールされているバージョンからロールバックします。ロールバック・コマンドでフィーチャーを指定することはできません。 |
InstallAll
<installALL/>
注:
このコマンドは、次のコマンドを使用するのと同等です。
-silent -installAll |
このコマンドを使用して、すべての使用可能なインストール可能パッケージを、サイレントで検索およびインストールします。 |
UpdateAll
<updateALL/>
注:
このコマンドは、次のコマンドを使用するのと同等です。
-silent -updateAll |
このコマンドを使用して、すべての使用可能なインストール可能パッケージを、サイレントで検索および更新します。 |
参照: サンプル応答ファイル
XML ベースの応答ファイルを使用して、サイレント・インストール設定、リポジトリー・ロケーション、パッケージ・グループなどの事前定義情報を指定できます。応答ファイルは、インストール・パッケージをサイレントにインストールすること、またインストール・パッケージのロケーションおよび設定を標準化することを必要とするチームや会社に役立ちます。
サンプル応答ファイル
<agent-input >
<!-- add preferences -->
<preference name="com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyEnabled"
value="c:/temp"/>
<!-- create the profile if it doesn't exist yet -->
<profile id="my_profile" installLocation="c:/temp/my_profile"></profile>
<server>
<repository
location=
"http://a.site.com/local/products/sample/20060615_1542/repository/">
</repository>/server>
<install>
<offering profile= "my_profile" features= "core" id= "ies"
version= "3.2.0.20060615"> </offering>
</install>
</agent-input>
サイレント・インストール・ログ・ファイル
サイレント・インストール・ログ・ファイルで、サイレント・インストール・セッションの結果を確認できます。
サイレント・インストール機能は、サイレント・インストール実行の結果を記録する XML ベースのログ・ファイルを作成します
(ログ・ファイル・パスが -log <your log file path>.xml を使用して指定される場合)。サイレント・インストール・セッションが成功した場合、そのログ・ファイルには、<result> </result> のルート・エレメントのみが入ります。しかし、インストール中にエラーが発生した場合、サイレント・インストール・ログ・ファイルには、次のようなメッセージとともにエラー・エレメントが入れられます。
<result>
<error> Cannot find profile: profile id</error>
<error> some other errors</error>
</result>
Installation Manager データ域に生成されたログを調べることで、詳細な分析を行うことができます。設定コマンドを使用して、応答ファイル・トピックで示されているように、オプションでデータ域を望ましいロケーションに設定することができます。
Installation Manager をウィザード・モードで実行
ウィザード・モードは、指定された応答ファイルに基づいてユーザーの設定およびインストールまたはアンインストールの選択がすでに設定されている状態で、Installation Manager をインストール・ウィザードまたはアンインストール・ウィザードのいずれかで開始します。応答ファイルには、設定コマンドおよびインストールまたはアンインストール・コマンドのみを入れられます。Installation Manager をウィザード・モードで実行する場合、同じ応答ファイルでインストール・コマンドとアンインストール・コマンドを混用することはできません。
コマンド行に次のコマンドを入力して、Installation Manager をウィザード・モードで開始します。
launcher -mode wizard -input <response file>
IBM Packaging Utility
IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用して、HTTP または HTTPS 経由で使用可能な Web サーバーに配置できるリポジトリーにパッケージをコピーできます。
Packaging Utility ソフトウェアは、IBM Rational の補助 CD に入っています。IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージの入ったリポジトリーを、HTTP 経由で使用可能な Web サーバーに配置する場合は、Packaging Utility を使用して、それらのパッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。
このユーティリティーを使用して、以下の作業を行うことができます。
- パッケージの新規リポジトリーを生成します。
- パッケージを新規リポジトリーにコピーします。複数のパッケージを単一リポジトリーにコピーして、IBM Installation Manager を使用した製品のインストール元となる共通ロケーションを企業内に作成することができます。
- パッケージをリポジトリーから削除します。
ツールの使用方法について詳しくは、Packaging Utility のオンライン・ヘルプを参照してください。
Packaging Utility のインストール
IBM Packaging Utility を使用して、IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをコピーするには、IBM Packaging Utility を圧縮ファイルから解凍する必要があります。
以下の手順で、IBM Packaging Utility ソフトウェアを解凍します。
- Packaging Utility 圧縮ファイルを IBM Rational 補助 CD で探します。Packaging Utility を収容する圧縮ファイルは、IBM Rational Application Developer 補助 CD に入っています。
- PackagingUtility¥pu.disk_win32.zip
- ユーティリティーの入った圧縮ファイルからファイルを一時ディレクトリーに解凍します。圧縮ファイルのディレクトリーを保持するようにしてください。Packaging Utility のインストールに使用するインストール・ファイルがあります。
- Packaging Utility インストール・ファイルを解凍したディレクトリーに変更して、インストール・プログラムを開始します。
- install_win32.exe を実行します。
- ワークステーションで IBM Installation Manager が検出されない場合は、これをインストールするように求めるプロンプトが出され、インストール・ウィザードが開始されます。ウィザードの画面上の指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Installation Manager のインストールを参照してください。
- Installation Manager のインストールが完了した場合、またはご使用のコンピューターにすでにインストールされている場合は、Installation Manager が開始され、「パッケージのインストール」ウィザードが自動的に開始されます。
- 「パッケージのインストール (Install Packages)」ウィザードの画面上の指示に従って、インストールを完了します。
Packaging Utility を使用してパッケージを HTTP サーバーにコピー
HTTP サーバーにリポジトリーを作成する場合は、Packaging Utility を使用して IBM Rational Application Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージをコピーする必要があります。
この方法では、IBM Rational Developer for System z インストール・イメージに含まれる追加ソフトウェアはコピーされないことに注意してください。
IBM Installation
Manager を使用してインストールした IBM Rational Application
Developer および IBM Rational Developer for System z パッケージのみがコピーされます。
また、Packaging Utility は、複数の製品パッケージおよびサービス更新を単一リポジトリー・ロケーションへ結合するためにも使用できます。詳しくは、『Packaging Utility』オンライン・ヘルプを参照してください。
Packaging Utility でパッケージをコピーするには、以下を行います。
- CD イメージからコピーする場合
- IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 1 をディスク・ドライブに挿入します。
- システムで自動実行が有効になっている場合は、IBM Rational Developer for System z のランチパッド・プログラムが自動的にオープンします。ランチパッド・プログラムをクローズします。
- Packaging Utility を開始します。
- ユーティリティーのメインページで、「パッケージのコピー (Copy Package)」をクリックします。「前提条件」ページが開き、2 つのオプションが提示されます。
- IBM Web からパッケージをダウンロードする (I will be downloading packages from IBM Web)
- 他のソースからパッケージを入手する (I will be obtaining the packages from other sources)
- 「IBM Web からパッケージをダウンロードする (I will be downloading packages from IBM Web)」をクリックします。
注:
アクセス可能なリポジトリーをすでに定義済みの場合は、「他のソースからパッケージを入手する (I will be obtaining the packages from other sources)」オプションを使用できます。
- 「次へ」をクリックして、「ソース」ページに進みます。
- リポジトリーを開くには、「リポジトリーを開く」をクリックします。「リポジトリーのオープン (Open Repository)」ウィンドウが開きます。
- リポジトリー・ロケーションを定義するには、「参照」をクリックして、リポジトリー・ロケーションにナビゲートし、リポジトリー・ロケーションを選択します。リポジトリー・ロケーションは、電子ディスク・イメージの入った共通ルート・ディレクトリー、または最初の製品インストール CD の入ったドライブのいずれかです。例えば、Developer for System z ファイル (disk1、disk2 など) が C:¥My product¥unzip にある場合、このロケーションをリポジトリーとして定義する必要があります。
- 「OK」をクリックして、リポジトリー・ロケーションを定義し、「リポジトリー・ディレクトリーの参照 (Browse to a repository directory)」ウィンドウを閉じます。
- IBM Rational Application Developer 7.0.0.3 および IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 パッケージをリポジトリーにコピーするように選択します。
- 「ライセンス」パネルで、選択した更新のご使用条件をお読みください。インストールするように選択した各更新にご使用条件があります。「ライセンス」パネルの左側にある各パッケージ名をクリックして、そのご使用条件を表示してください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreements)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「宛先 (Destination)」ページで、「参照」ボタンをクリックして既存のリポジトリー・ディレクトリーを選択するか、または製品を格納するための新規フォルダーを作成します。
- 宛先リポジトリーを選択したら、「OK」をクリックして「ディレクトリーを参照」ウィンドウを閉じます。定義したファイル・パスが、「宛先」ページの「ディレクトリー (Directory)」フィールドにリストされます。
- 「次へ」をクリックして、「要約 (Summary)」ページに進みます。「要約」ページには、宛先リポジトリーにコピーされる、選択したパッケージが表示されます。また、このページには、コピーが必要とするストレージ・スペース量が、ドライブ上の使用可能スペースとともに表示されます。
- 「コピー (Copy)」をクリックして、選択したパッケージを宛先リポジトリーにコピーします。ウィザードの下部にステータス・バーが表示され、コピー・プロセスの残り時間を示します。コピー・プロセスが終了すると、「完了 (Complete)」ページが開き、正常にコピーされたすべてのパッケージが表示されます。
- 「完了 (Done)」をクリックして、Packaging Utility のメインページに戻ります。
これで、Packaging Utility を使用して IBM Rational Application
Developer および IBM Rational Developer for System z のインストール・ファイルがリポジトリーにコピーされたため、Web サーバー上にリポジトリーを配置し、ディレクトリーおよびファイルを HTTP または HTTPS 経由で使用することが可能になります。(リポジトリーは UNC ドライブに配置することもできます。)
ライセンスの管理
インストールした製品およびカスタマイズしたパッケージのライセンスの管理は、「ライセンスの管理」ウィザードおよび関連する「設定」ページを使用して行うことができます。「ライセンスの管理」ウィザードは、インストールされたパッケージごとに、ライセンス・タイプおよびライセンス有効期限の情報を表示します。
IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer では、インストール後 60 日で試用期限満了する試用ライセンスをインストールします。IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application
Developer の試用ライセンスをアップグレードする必要が生じます。これを行うには、これらの製品のインストール後に IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer アクティベーション・キット CD から製品アクティベーション・キットをインポートします。
ライセンスの使用可能化
アクティベーション・キット
製品アクティベーション・キットには、試用版 Rational 製品の永続ライセンス・キーが含まれています。アクティベーション・キットの製品へのインポートは、IBM Installation Manager を使用して行います。詳しくは、IBM Rational Developer for System z 製品アクティベーション・キットのインポート と IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットのインポート を参照してください。
インストール済みパッケージのライセンス情報の表示
インストール済みパッケージのライセンス情報は、ライセンス・タイプおよび有効期限を含めて、IBM Installation Manager から確認することができます。
ライセンス情報を表示するには、以下を行います。
- IBM Installation Manager を開始します。
- 「メイン」ページで「ライセンスの管理」をクリックします。
パッケージ・ベンダー、現在のライセンス・タイプ、および有効期限は、インストール済みパッケージごとに表示されます。
IBM Rational Developer for System z 製品アクティベーション・キットのインポート
IBM Rational Developer for System z をインストール後、製品アクティベーション・キットをインポートすることにより、
IBM Rational Developer for System z の試用版ライセンスを永続ライセンスにアップグレードすることが必要になります。アクティベーション・キットをインポートするには、IBM Installation Manager を使用する必要があります。IBM Rational Developer for System z 製品アクティベーション・キットは、IBM Rational Developer for System z and IBM Rational Application Developer アクティベーション・キット CD にあります。アクティベーション・キットをインポートして、新しいライセンス・キーを有効にするには、以下を行います。
- IBM Installation Manager を開始します。
- 「メイン」ページで「ライセンスの管理」をクリックします。
- 「パッケージのインストール」ページで、IBM Rational Developer for System z パッケージを選択して、「製品イネーブルメント・キットのインポート」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。現在のライセンスの種類、およびライセンスの適用されるバージョン範囲など、選択したパッケージの詳細が表示されます。
- アクティベーション・キット CD の RDzlic.jar ファイルを参照します。「開く」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。「要約 (Summary)」ページに、アクティベーション・キットのターゲット・インストール・ディレクトリー、新規ライセンスの適用される製品、およびバージョン情報が表示されます。
- 「完了」をクリックします。
永続ライセンス・キーを含む製品アクティベーション・キットが製品にインポートされます。「ライセンスの管理」ウィザードが、インポートが正常に終了したかどうかを示します。
IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットのインポート
IBM Rational Application Developer をインストール後、製品アクティベーション・キットをインポートすることにより、IBM Rational Application Developer の試用版ライセンスを永続ライセンスにアップグレードすることが必要になります。IBM Rational Application
Developer 製品アクティベーション・キットは、IBM Rational Developer for System z and IBM Rational Application Developer アクティベーション・キット CD にあります。永続ライセンスをインストールするには、IBM Installation Manager を使用してこのキットをインポートする必要があります。アクティベーション・キットをインポートして、新しいライセンス・キーを有効にするには、以下を行います。
- IBM Installation Manager を開始します。
- 「メイン」ページで「ライセンスの管理」をクリックします。
- 「パッケージのインストール」ページで、IBM Rational Application Developer を選択して、「製品イネーブルメント・キットのインポート」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。現在のライセンスの種類、およびライセンスの適用されるバージョン範囲など、選択したパッケージの詳細が表示されます。
- アクティベーション・キット CD の RADlic.jar ファイルを参照します。「開く」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。「要約 (Summary)」ページに、アクティベーション・キットのターゲット・インストール・ディレクトリー、新規ライセンスの適用される製品、およびバージョン情報が表示されます。
- 「完了」をクリックします。
永続ライセンス・キーを含む製品アクティベーション・キットが製品にインポートされます。「ライセンスの管理」ウィザードが、インポートが正常に終了したかどうかを示します。
製品アクティベーション・キットのサイレント・インストール
製品アクティベーション・キットは、製品自体と同様にサイレントでもインストールできます。唯一の相違は、製品アクティベーション・キットは圧縮リポジトリーに保管されるため、IBM Installation Manager をポイントするリポジトリーは、ディレクトリーではなく圧縮リポジトリー・ファイルになることです。製品アクティベーション・キットをインストールするために、IBM Installation Manager が使用する応答ファイルを生成する必要があります。応答ファイルの記録、およびサイレント・インストールの実行について詳しくは、サイレント・インストールを参照してください。応答ファイルを記録するときは、IBM Rational Developer for System z 製品アクティベーション・キットのインポート および IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットのインポートに記されている手順に従って、製品アクティベーション・キットをインポートしてください。その際のアクションは、応答ファイルに記録されます。この記録は、Developer for System z および IBM Rational Application Developer 製品アクティベーション・キットを他のシステムにサイレント・インストールするために使用できます。
IBM Rational Developer for System z の開始
IBM Rational Developer for System z は、Windows デスクトップ環境またはコマンド行インターフェースから開始することができます。
- IBM Rational Developer for System z を Windows 「スタート」メニューから開始するには、「スタート」>「プログラム」>「パッケージ・グループ名」>「IBM Rational Developer for System z」->「IBM Rational Developer for System z」をクリックします。
- IBM Rational Developer for System z をコマンド行から開始するには、<product install directory>¥eclipse.exe -product com.ibm.websphere.developer.systemz.ide と入力します。
インストール済み環境の変更
IBM Installation Manager の「パッケージの変更」を使用すると、フィーチャーを追加または除去することによって、インストール済みパッケージの内容を変更できます。この機能は、IBM Installation Manager を使用してインストールされたパッケージでのみ使用可能です。
インストール済み環境を変更するために、元のインストール・メディアおよび更新メディアへのアクセスが必要になることがあります。詳しくは、Installation Manager ヘルプ を参照してください。
注:
変更する前に、Installation Manager を使用してインストールされたすべてのプログラムをクローズしてください。
注:
Eclipse ロケーションまたは JVM を変更することはできません。
インストール済みパッケージを変更するには、以下を行います。
- Installation Manager のメインパネルから、「パッケージの変更」アイコンをクリックします。
- 「パッケージの変更」パネルで、変更するパッケージが入ったパッケージ・グループを選択します。インストールされているパッケージを判別するためにヘルプが必要な場合は、現在システムにインストールされている内容の判別を参照してください。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「言語」パネルで、追加または除去する言語を選択または選択解除し、「次へ」をクリックします。
- 「フィーチャー」パネルで、現在インストールされているフィーチャーが事前選択されています。インストールする追加フィーチャーを選択するか、除去するインストール済みフィーチャーを選択解除します。選択が終了したら、「次へ」をクリックして先に進みます。
- インストール済み環境の変更を開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。選択項目が適切である場合は、「変更」をクリックして、指定した変更を行います。変更プロセスが開始され、進行標識にプロセスが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」ページに結果が表示されます。
- 「ログ・ファイルの表示 (View Log File)」をクリックして、完全なインストール・ログを表示します。
IBM Rational Developer for System z の更新
IBM Installation Manager を使用して、Installation Manager によってインストールされたパッケージの製品更新および新規フィーチャーをインストールできます。
デフォルトでは、リポジトリー設定がシステムからアクセス可能なローカル更新リポジトリーまたはネットワーク更新リポジトリーをポイントしている場合を除き、インターネット・アクセスが必要です。詳しくは、Installation Manager ヘルプ を参照してください。
注:
更新する前に、Installation Manager を使用してインストールされたすべてのプログラムをクローズしてください。
パッケージ更新を検索およびインストールするには、以下を行います。
- Installation Manager のメインパネルから、「更新の確認」をクリックします。
- 「更新の確認」パネルで、変更するパッケージが入ったパッケージ・グループを選択します。インストールされているパッケージを判別するためにヘルプが必要な場合は、現在システムにインストールされている内容の判別を参照してください。すべてのパッケージを検査および更新する場合は、「すべて更新」チェック・ボックスを選択します。
「次へ」をクリックして先に進みます。
- Installation Manager は、インストール済みパッケージに使用可能な更新を、指定されたリポジトリーで検索します。次のパネルに、検出された選択可能な更新のリストが表示されます。
- デフォルトでは、推奨される更新だけが表示されます。パッケージのすべての更新を表示する場合は、「すべて表示」をクリックします。更新は、必要な依存関係が事前選択された状態で表示されます。
- インストールする更新を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「ライセンス」パネルで、選択した更新のご使用条件をお読みください。インストールするように選択した各更新にご使用条件があります。「ライセンス」パネルの左側にある各パッケージ名をクリックして、そのご使用条件を表示してください。
- すべてのご使用条件に同意する場合は、「同意する (I accept the terms of the license agreements)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして先に進みます。
- 更新のインストールを開始する前に、「要約」パネルで選択項目を確認します。前のパネルで選択した項目を変更する場合は、「戻る」をクリックして変更します。インストールの選択項目が適切である場合は、「更新」をクリックして更新をインストールします。更新のインストールが開始され、進行標識にインストールが完了したパーセンテージが示されます。
- 「完了」ページに結果が表示されます。
- 「ログ・ファイルの表示 (View Log File)」リンクをクリックして、全インストール・ログを表示します。
IBM Rational Developer for System z のアンインストール
Installation Manager の「アンインストール」オプションを使用すると、以前に Installation Manager を使用してインストールされたパッケージをアンインストールすることができます。
パッケージをアンインストールするには、そのパッケージのインストールに使用した同一のユーザー・アカウントを使用して、システムにログインする必要があります。アンインストール・プロセスを開始するには、以下のいずれかを行います。
- Windows の「プログラムの追加と削除」画面から、「IBM Rational Developer for System z」(パッケージ・グループ名) を選択して、「削除」をクリックします。これにより、IBM Installation
Manager が起動します。
- Windows の「スタート」メニューから、「スタート」->「すべてのプログラム」->「IBM Installation
Manager」->「IBM Installation Manager」をクリックします。
- Installation Manager を使用してインストールしたすべてのプログラムをクローズします。
- Installation Manager のメインパネルから、「パッケージのアンインストール」をクリックします。
- 「パッケージのアンインストール」パネルで、アンインストールするパッケージを選択します。
「次へ」をクリックします。
- 「パッケージ」ページで、アンインストールするパッケージを選択し、「次へ」をクリックします。
- 「要約」パネルで、アンインストールするために選択したパッケージを確認します。何らかの変更を行う場合は、「戻る」をクリックします。アンインストール・プロセスを開始するには、「アンインストール」をクリックします。
- アンインストールが終了すると、「完了」パネルが表示されて結果が示されます。
- 「完了」をクリックします。
追加ソフトウェアのインストール
以下の追加ソフトウェアが IBM Rational Developer for System z に組み込まれています。
必要な System z サーバー・ツールのインストールの詳細は、「Developer for System z Host Planning Guide」を参照してください。
IBM TxSeries for Multiplatforms のインストール
CICS(R) TxSeries for Multiplatforms にはローカル CICS 開発プラットフォームが用意されているため、CICS プログラムの開発が可能です。
CICS TxSeries には専用のインストール資料のセットがあり、製品に同梱のディスクに入っています。
IBM WebSphere Host Access Transformation Services
(HATS) のインストール
HATS を使用すると、文字ベースの 3270 および 5250 ホスト・アプリケーションの使いやすいグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を提供する、Web およびリッチ・クライアント・アプリケーションを作成できます。
HATS には専用のインストール資料のセットがあり、製品に同梱のディスクに入っています。
既知の問題および制限事項
このセクションでは、インストールおよびアンインストールにおける既知の問題と制限事項について説明します。
製品の問題および制限事項の詳細については、IBM Rational Developer for System z および IBM Rational Application Developer インストール CD 1 の Documents¥ja ディレクトリーにある readme.html ファイルを参照してください。
Developer for System z に対する更新を検索するには、以下を行います。
- 「スタート」メニューから IBM Installation Manager を開始します (「プログラム」->「IBM Installation Manager」->「IBM Installation
Manager」)。
- 「クイック・スタート」パネルで「更新の検査 (Check for Updates)」をクリックします。
- 使用可能な更新のリストから必要なものを選択して、画面上の指示に従い、インストールを行います。
最後のインストール・パネルから Rational Developer 7.1 を開始すると、TPFSHARE 環境変数エラーが発生する
IBM WebSphere Developer for zSeries バージョン 6.0.1 と IBM Rational Developer for System z バージョン 7.1 のワークスペースの非互換性
- Rational Developer for System z 7.1 で使用されるワークスペースは、WebSphere Developer for zSeries 6.0.1 との互換性がありません。WebSphere Developer for zSeries 6.0.1 からのワークスペースを使用して Rational Developer for System z 7.1 を開始した場合、ご使用のワークスペースは Rational Developer for System z 7.1 で機能するようにマイグレーションされます。Rational Developer for System z 7.1 更新をアンインストールして WebSphere Developer for zSeries 6.0.1 ワークスペースの使用を継続する場合は、Rational Developer for System z をインストールする前に、WebSphere Developer for zSeries 6.0.1 ワークスペースのバックアップを行っておくべきです。
ユーザー権限
製品をインストールする場合、管理者でないと警告メッセージが表示されることがあります。メッセージには、管理者以外のユーザーがインストールすると、一部のプログラムが正常に動作しない場合があることが表示されます。Developer for System z のインストールを始める前に、管理者としてログオンする必要があります。
特記事項
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本
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プログラミング・インターフェース情報
プログラミング・インターフェース情報は、プログラムを使用してアプリケーション・ソフトウェアを作成する際に役立ちます。
一般使用プログラミング・インターフェースにより、お客様はこのプログラム・ツール・サービスを含むアプリケーション・ソフトウェアを書くことができます。
ただし、この情報には、診断、修正、および調整情報が含まれている場合があります。診断、修正、調整情報は、お客様のアプリケーション・ソフトウェアのデバッグ支援のために提供されています。
警告: 診断、修正、調整情報は、変更される場合がありますので、プログラミング・インターフェースとしては使用しないでください。
商標
以下は、IBM Corporation の商標です。
- AFS(R)
- AIX(R)
- CICS
- DB2
- DB2 Extenders(TM)
- DB2 Universal Database(TM)
- IBM
- IMS
- MVS(TM)
- OS/390(R)
- OS/400(R)
- Passport Advantage
- S/390(R)
- System z
- VisualAge(R)
- WebSphere
- System z
- zSeries(R)
Java およびすべての
Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft、
Windows、
Windows NT(R)、および
Windows ロゴは、
Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX(R) は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux(R) は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
Rational は、International
Business Machines Corporation および Rational Software Corporation(R) の米国およびその他の国における商標です。
Intel(R) および
Pentium(R) は、Intel
Corporation の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。