Voice Toolkit V4.2.1 for WebSphere(R) Studio Readme
2003 年 10 月
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注: 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、本書の特記事項に記載されている情報をお読みください。
この Readme は、以下のセクションに編成されています。
1.0 概要
2.0 始めに
3.0 知られている問題および修正
3.1 一般
3.2 言語特定の考慮事項
3.3 音声認識テスト・ツール
3.4 エディター
3.5 VoiceXML のテストおよびデバッグ
3.6 グラマー・テスト・ツール
3.7 Voice Toolkit ドキュメンテーション
4.0 特記事項
5.0 商標
6.0 第三者ライセンス
1.0 概要
この Readme には、VoiceXML アプリケーション開発およびデバッグ機能と Voice Portlet
アプリケーション開発およびデバッグ機能の両方に関する、知られているの問題と修正についての情報があります。
これらの機能の使用については、インストール後に以下のようにしてオンライン・ヘルプを参照してください。
「ヘルプ」>「ヘルプ目次」>「Voice Tools」
「ヘルプ」>「ヘルプ目次」>「Voice Portlet Tools」
2.0 始めに
Voice Toolkit を起動するには、Windows の「スタート」メニューから「プログラム」>「IBM WebSphere Studio」>
[ご使用の基本製品] (Site Developer 5.0、Application Developer 5.0 など) を選択します。
WebSphere Studio 製品がバージョン 5.0 である (「ヘルプ」>「WebSphere Studio Site Developer の製品情報」で分かります)
場合、Update Manager を使用して、バージョン 5.0.1 に自動的にアップグレードしなければなりません。
インターネットに接続し、WebSphere Studio を開いて、
「ヘルプ」>「ソフトウェアの更新」>「新規更新」をクリックします。
「使用可能な更新」ウィンドウが表示されたら、バージョン 5.0.1 の更新にチェックマークを付け、画面の指示に従います。
これらのツールをインストールして WebSphere Studio を起動した後、開くことができる使用可能な
パースペクティブのリストに Voice パースペクティブがなかった場合、Update Manager で新機能をアクティブにします
(「ヘルプ」>「ソフトウェアの更新」>「保留中の変更」)。
リストされた各機能のチェック・ボックスを選択してから、「終了」ボタンをクリックします。
この操作は、WebSphere Studio へのツールキット・プラグインの追加を確認します。
「ようこそ」(「ヘルプ」>「ようこそ」>「Voice Toolkit for WebSphere Studio」または
「Voice Portlet Tools」) に、ツールキットの使用を開始する方法が示されています。
ツールの操作を開始する方法として、このヘルプ・ファイルに目を通すようお勧めします。
「ようこそ」画面には、さらに詳しい入門情報へのリンクもあります。
これは、「ヘルプ」ウィンドウの目次 (「ヘルプ」>「ヘルプ目次」>「Voice Tools」または「Voice Portlet Tools」) にも
あります。
ツールキット・ヘルプに加え、このパッケージには特定の関連資料が含まれています。
関連資料を表示または印刷するには、バージョン 4.0.5 以降の Adobe(R) Reader(R) を使用しなければなりません。
表示を最適なものにするには、Adobe Reader バージョン 6.0 を使用してください。
最新バージョンの Adobe Reader をダウンロードするには、Adobe Web サイト (www.adobe.com) にアクセスしてください。
「Get Adobe Reader」をクリックし、指示に従います。
3.0 知られている問題および修正
3.1 一般
3.2 言語特定の考慮事項
- 音声アプリケーション・サーバー (たとえば WebSphere Voice Server) に非 IBM 音声合成 (TTS) 言語を
インストールするよう選択した場合、ベンダーの VoiceXML 2.0 および発話合成マークアップ言語 (SSML) の
インプリメンテーションの詳細として、そのベンダーのドキュメンテーションを参考にしてください。
さらに、別のベンダーの言語を使用する場合は、発音の生成にもそのベンダーのツールを使用してください。
IBM ツールを使用して TTS 出力用の SSML を作成すると、結果のコードは、その言語の
デプロイメント環境に適応するように稼動しないことがあります。
- 「ヘルプ」>「ヘルプ目次」>「Voice Tools」または「Voice Portlet Tools」>「関連文書」で
ツールキットにパッケージされている VoiceXML プログラマーズ・ガイド (pgmguide.pdf) には、SSML の音素タグで
サポートされている英字に関して、誤った情報が含まれています。
更新済みの情報については、関連文書にもある IBM 音声合成 SSML プログラミング・ガイド (tts_ssml.pdf) を参照してください。
- DBCS 文字を使用してプロジェクト名を作成しないでください。
これを行うと、検証エラーが発生し、XML ファイルの妥当性は検査されなくなります。
- 「不明な発音」ビューを使用すると、広東語は「不明」としてフラグが立てられます。
ツールの広東語機能を正しくするには、Windows の地域設定を「中国 (香港)」ではなく「中国 (台湾)」にしてください。
「Voice Tools」プリファレンスで音声言語を変更すると、その変更を有効にするために WebSphere Studio を閉じる必要があります。
3.3 音声認識テスト・ツール
- 音声認識テスト・ツールを実行する場合、スクリプト・ファイルをユニコード・フォーマットで保管しないでください。
スクリプト・ファイルをユニコード・フォーマットで保管すると、「結果」ダイアログに、スクリプトを評価できないことを示す
メッセージが表示されます。
ここで、「ユニコード・モードの使用」チェック・ボックスを選択するかまたはクリアすることになります。
この問題を修正するには、スクリプト・ファイルをユニコード・フォーマットで保管せず、
「ユニコード・モードの使用」チェック・ボックスを選択してください。
- 音声認識テスト・ツールを使用していて、スクリプト・ファイルに DBCS 文字の音声 (.ulw) またはグラマー (.fsg)
ファイル名が含まれている場合、「ユニコード・モードの使用」チェック・ボックスを選択する必要があります。
「ユニコード・モードの使用」チェック・ボックスを選択しないと、結果は表示されません。
- 音声認識テスト・ツールを実行していて、認識されているテキスト句に DBCS 文字がある場合、
「ユニコード・モードの使用」チェック・ボックスを選択してください。
このチェック・ボックスを選択しないと、結果は表示されません。
3.4 エディター
3.5 VoiceXML のテストおよびデバッグ
- VoiceXML ブラウザーがその DTD 用の HTTP URI を指定する文書をロードしても、DTD を取り出せない
(たとえば、ネットワークまたはインターネットが切断されている) 場合、実行またはデバッグしている
VoiceXML アプリケーションは終了します。
- 「実行」メニューの使用時に「実行形態」サブメニューが見つからない場合、「実行」ツールバー・アイコンを使用して
ドロップダウン・リストを開きます。
- VoiceXML アプリケーションのデバッグ中にルーラー・バーをダブルクリックしても、ブレークポイントは追加されません。
ブレークポイントを追加するには、ルーラー・バーを右クリックして「ブレークポイントの追加」を選択してください。
- デバッグ・モードで VoiceXML アプリケーションをステップスルーしているとき、長い遅延が生じることがあります。
3.6 グラマー・テスト・ツール
- 発話でグラマーをテストした場合、定義したグラマー項目に一致する句が「テスト結果」領域にリストされます。
ただし、認識されていない語はリストされません。
句が一致しなかったということは通知されません。
3.7 Voice Toolkit ドキュメンテーション
- Adobe Acrobat(R) 6.0 がシステムにインストールされていて、ツールキットのヘルプ・ウィンドウで
PDF ファイルを開いた場合、PDF ファイルを閉じるか、または別のトピックに変更すると、ヘルプ・ウィンドウが
応答を停止することがあります。
この場合、「タスク マネージャ」を使用してヘルプ・アプリケーションを終了してから、ヘルプ・ウィンドウを再オープンしてください。
4.0 特記事項
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。
IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、
特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。
国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が
禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。
本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。
IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、
便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは
ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では
ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、
もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、
他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。
IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
5.0 商標
以下は、IBM Corporation の商標です。
IBM
WebSphere
Adobe、Acrobat、および Reader は、Adobe Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Intel および Pentium は Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Microsoft および Windows は Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。
6.0 第三者ライセンス
本プログラムには、以下に適用される第三者コンポーネントが含まれます。
お客様が IBM あるいは他の関連会社 (総称して IBM といいます) との間で、
たとえどのような使用条件を取り交わしていても、
以下の使用条件が本セクションで特定されているすべての「第三者コンポーネント」に適用されるものとします。
(a) すべての第三者コンポーネントは、特定物として現存するままの状態で提供されます。
(b) IBM は、法律上の瑕疵担保責任を含め、第三者の権利の不侵害の保証、商品性の保証、特定目的適合性の保証を含む
すべての明示または黙示のいかなる保証責任も負わないものとします。
(c) IBM は第三者コンポーネントに関するいかなる請求についても、お客様に対していかなる賠償責任または補償責任も負わないものとします。
(d) IBM は第三者コンポーネントに関するいかなる直接損害、間接損害、偶発的損害、特別損害、懲罰的損害、または拡大損害に対しても、責任を負わないものとします。
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