IBM WebSphere Adapter for Siebel バージョン 6.1.0.2 の情報

この資料は、以下のセクションで構成されています。
機能強化およびフィックス
新規のコネクター・プロパティーおよび変更されたコネクター・プロパティー
アップグレード情報

この表では、フィックスパック・バージョン 6.1.0.2 での機能強化およびフィックスを示します。
機能強化
#CRAPARタイトル詳細
195575 「終了」ボタンと「次へ」ボタンが有効にならない
症状: EMD において、「BCBS」で始まるコンポーネントを選択すると、 「終了」ボタンと「次へ」ボタン (または、そのいずれか一方) が有効になりません。
解決: 従属コンポーネントを単独で追加すると、1 次ビジネス・コンポーネントがインポート・リストに自動的に追加されます。
289947 Siebel API を使用したディスカバリー関係の改善
症状: Siebel ビジネス・オブジェクトは、さらに効率的な方法でディスカバーできる可能性があります。
解決: MultiValue リストをディスカバーする新しいアルゴリズムが実装され、 Siebel ビジネス・オブジェクトのディスカバリーが改善されました。
フィックス
#CRAPARタイトル詳細
195578JR28322 Siebel アダプターのクリーンアップ・メソッドの NullPointerException
症状: Siebel アダプターのクリーンアップ・メソッドの NullPointerException
解決: これは修正されました。
295446JR28059Siebel アダプターの接続の問題
症状: 各トランザクションでログオフが失敗するため、新しい接続が作成され、その結果、最大接続数の制限に達します。
解決: ログオフの問題は、修正されました。


この表では、フィックスパック・バージョン 6.1.0.1 での機能強化およびフィックスを示します。
機能強化
#CRAPARタイトル詳細
このフィックスパックには、機能強化はありません。
フィックス
#CRAPARタイトル詳細
190957イベントが失敗した場合の構成可能な再試行
症状: アダプターが、失敗したイベントを無制限に再配信し続けます。
解決: 新しいプロパティー FailedEventRetryLimit が ActivationSpec に追加されました。 FailedEventRetryLimit を使用すると、失敗と示されるまでの間にアダプターがイベントの配信を試みる回数を設定できます。 これは、正常に再試行される失敗にのみ適用されます。データ・バインディング・エラーと関数セレクター・エラーは除外されます。 アダプターまたはサーバーをシャットダウンして再始動した場合、アダプターは、新しい状態で始動し、 指定された回数だけイベントを配信します。アダプターをシャットダウンする前の再試行回数は、カウントされません。


この表では、新規のコネクター・プロパティーおよび変更されたコネクター・プロパティーを示します。
#バージョン追加または変更プロパティーロケーション
このバージョンのフィックスパックには、導入または変更されたコネクター・プロパティーはありません。


フィックスパック・バージョン 6.1.0.2 にアップグレードするには、次の手順を実行します。
1. 最初に、ダウンロード・リンクの「インストールの説明 (Installation Instructions)」セクションを確認します。
2. EMD 用のフィックスパックを使用する必要がある場合は、WebSphere Integration Developer でコネクター・プロジェクトを削除し、新規 RAR ファイルをインポートして、エンタープライズ情報システム (EIS) 固有の依存関係ファイルを適用します。
   a. SCA モジュール用の Java ビルド・パスを開き、「プロジェクト」タブで選択されたコネクター・プロジェクトを削除します。
   b. 依存関係エディターを開き、コネクター・プロジェクトを削除します。
   c. ワークスペースからコネクター・プロジェクトを削除します。
   d. 新規 RAR ファイルをインポートします。必要に応じて、EIS 固有のアプリケーション固有情報から任意の依存関係ファイルを追加します。
   e. SCA モジュール用の Java ビルド・パスを開き、「プロジェクト」タブで選択されたコネクター・プロジェクトを選択します。
   e. 依存関係エディターを開き、コネクター・プロジェクトがまだ存在していない場合は追加し、「モジュールと共にデプロイ」を選択します。
3. WebSphere Process Server で配置済みアプリケーションを更新する必要がある場合は、以下の手順を実行します。
   a. WebSphere Process Server 管理コンソールで対応するアプリケーションの「更新」を選択します。
   b. RAR ファイル CWYES_SiebelAdapter.rar の名前として相対パスを指定し、「単一モジュール (Single Module)」を選択します。
   c. ローカル・ファイル・システムで「参照」をクリックして、変更があった更新済み RAR ファイルを選択します。
   d. 残りのステップでデフォルト値を選択して、「完了」をクリックします。これにより、例えば既存の構成は変更されず、JAR ファイルのみが更新されるようにすることができます。


2008 年 4 月 4 日 6:00 PM
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