ビジネス・ルールのリリース情報

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リリース情報

1.0 説明
2.0 制限事項
   2.1 ルール・グループの移動でルール・セットおよびテーブルがなくなる
   2.2 ルール・グループ、ルール・セット、およびデシジョン・テーブルのファイル名に、「-」文字を含めることができない
3.0 既知の問題と次善策
   3.1 破壊されたルール・グループまたはセレクター・ファイルを再ロードできない
   3.2 制限付きの型を無制限の型と比較できない

1.0 説明

このリリース情報ファイルには、WebSphereR Integration Developer ビジネス・ルール・グループ・エディターおよびビジネス・ルール・セット・エディターの制限および既知の問題と次善策に関する最新情報が記載されています。

2.0 制限事項

2.1 ルール・グループの移動でルール・セットおよびテーブルがなくなる

ルール・グループをあるモジュールから別のモジュールに移動すると、brg ファイルと brgt ファイルの両方が移動されます。しかし、 ルール・グループから参照されるルール・セットおよびテーブルは移動されません。 これにより、ルール・グループとルール・セットまたはテーブルの両方に赤い x が表示されます。

この問題を解決するには、 ルール・セットおよびテーブルをルール・グループと同じモジュールに移動します。

2.2 ルール・グループ、ルール・セット、およびデシジョン・テーブルのファイル名に、「-」文字を含めることができない

ファイル名に「-」文字を使用して新しいルール・グループ、セレクター、 デシジョン・テーブル、またはルール・セットを作成すると、コード生成が失敗します。

この問題を回避するには、 これらのファイル・タイプのファイル名に「-」文字を使用しないようにします。

3.0 既知の問題と次善策

3.1 破壊されたルール・グループまたはセレクター・ファイルを再ロードできない

セレクターまたはルール・グループ・エディターでは、xpath を使用して選択パラメーターを指定することができます。 この README 項目は、このオプションを使用するユーザーに適用されます。

xpath データの初期値にはヒント・テキストが含まれています。 ヒント・テキストをクリックすると、有効な xpath に置き換わります。 ただし、ヒント・テキストに 1 文字を追加して保管すると、 ファイルを再ロードできなくなることがあります。特殊文字「<」がファイルに保管され、 再ロードできなくなります。

この問題を回避するには、テキスト・エディターでファイルを開いて、xpath ストリングを "" に設定します。

3.2 制限付きの型を無制限の型と比較できない

2 つのストリングを比較しようとする式 (bo.a == bo.b) で、「bo.b」が制限付き (例えば、列挙型) ストリングの場合、 式バリデーターはエラーを報告します。

次善策は、式を反転する (bo.b == bo.a) ことです。この問題は、ルール・セット、 デシジョン・テーブル、およびアクティビティー・エディターで発生します。