マイグレーションのリリース情報

© Copyright International Business Machines Corporation 2006. All rights reserved.
© Copyright IBM Japan 2006

リリース情報

1.0 説明
2.0 制限事項
3.0 既知の問題と次善策
   3.1 EJBClient.jar が生成されなくなった
   3.2 ビジネス・プロセスがそれ自体への参照を渡す

1.0 説明

このリリース情報ファイルには、WebSphere® Integration Developer マイグレーションの制限および既知の問題と次善策に関する最新情報が 記載されています。

2.0 制限事項

なし

3.0 既知の問題と次善策

3.1 EJBClient.jar が生成されなくなった

WebSphere Integration Developer 6.0.1 では、ビジネス・モジュールまたはメディエーション・モジュールの作成またはインポート後の最初のビルドにより、 少なくとも 3 つの J2EE ステージング・プロジェクトが常に生成されます。 このため、モジュールのビルドに非常に時間がかかります。 例えば、X というモジュールの場合、結果として XApp、XEJB、XEJBClient、および (おそらく) XWeb というプロジェクトが自動作成されます。 WebSphere Integration Developer 6.0.2 では、EJBClient プロジェクトは生成されなくなり、モジュールはより短時間でビルドされるようになりました。

3.2 ビジネス・プロセスがそれ自体への参照を渡す

ビジネス・プロセスがそれ自体への参照をモジュール外部に渡す場合は、WebSphere Integration Developer ビジネス・プロセスのエクスポート (SCA、Web サービス、または JMS バインディングを持つ) をデフォルトとして手動でマークする必要があります。   

エクスポートをデフォルトとしてマークするには、以下の手順に従ってください。

  1. アセンブリー・ダイアグラムで、デフォルトにしたいエクスポートを右クリックします。
  2. 「プロパティーで表示」を選択します。
  3. 「プロパティー」ビューで「記述」タブを選択します。
  4. 「デフォルト・エンドポイント参照」フィールドで True を選択します。

この状態は、ビジネス・プロセスを WebSphere Studio Application Developer Integration Edition から WebSphere Integration Developer 6.0.2 に マイグレーションするとき、または WebSphere Integration Developer ビジネス・プロセスと別のサービスとの間の通信を設定するときに発生します。