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このリリース情報ファイルには、次の WebSphere® Integration Developer エンタープライズ・ディスカバリー・ウィザードの制限および 既知の問題と次善策に関する最新情報が記載されています。
- エンタープライズ・サービス・ディスカバリー
- エンタープライズ・データ・ディスカバリー
WebSphere Service Registry and Repository サーバーにセキュリティー付きで初めて正常に接続すると、サーバーは鍵ストアおよび トラストストア・ファイルをキャッシュに入れます。
サーバーは以降の接続で、これらのキャッシュされたファイルを参照します。 このキャッシュのために、同じセッションで異なる鍵ストアまたはトラストストアを使用してサーバーに接続することができません。
異なる鍵ストアまたはトラストストアを使用してサーバーに接続するには、以下を行ってください。
1. WebSphere Integration Developer をシャットダウンして再始動します。
2. 「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「WebSphere Service Registry and Repository」を選択します。
3. 新しい鍵ストア・ファイルとトラストストア・ファイルへのパスを含め、WebSphere Service Registry and Repository サーバーの新しい接続情報を入力します。
4. 接続を作成し、サーバーに新しい鍵ストア・ファイルとトラストストア・ファイルをキャッシュさせるには、「接続のテスト」を クリックします。
これで、新しい鍵ストア・ファイルとトラストストア・ファイルを使用して WebSphere Service Registry and Repository サーバーを検索できるように なりました。
それぞれの WebSphere Integration Developer セッション中、ツールは、ネイティブ・ライブラリーを使用するリソース・アダプターの 1 つのインスタンスのみを 使用できます。
例えば、ネイティブ・ライブラリーを使用するリソース・アダプターを A と B の 2 つのコネクター・プロジェクトにインポートする場合は、 このリソース・アダプターの 2 つのインスタンスをワークスペースに作成します。 Enterprise Service Discovery ウィザードを実行してコネクター・プロジェクト A からリソース・アダプターを選択すると、すべてが通常どおりに機能します。 しかし、Enterprise Service Discovery ウィザードを再度実行して、今度はコネクター・プロジェクト B を選択すると、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。 リソース・アダプターの名前とライブラリー名は、Enterprise Information System (EIS) に接続を試行したときの状況により異なります。
リソース・アダプター 'JDBC EMD Adapter' が次のエラーを返しました: 'EIS java.lang.UnsatisfiedLinkError に接続できません (Failure in connection to EIS java.lang.UnsatisfiedLinkError): db2jdbc (ライブラリーはすでに別の ClassLoader でロードされています (Library is already loaded in another ClassLoader))'
このエラーは、Java™ 仮想マシン (JVM) 制限により発生します。 各 JVM では、一時点で 1 つのクラス・ローダーのみがネイティブ・ライブラリーをロードすることを許可されています。 コネクター・プロジェクトはそれぞれ、コネクターが提供するクラスをロードするために、独自のクラス・ローダーを持っています。 そのため、ネイティブ・ライブラリーがリリースされるまでは、最初のコネクター・プロジェクトのみがそのライブラリーをロードできます。
2 番目のリソース・アダプター・インスタンスを使用するには、WebSphere Integration Developer を終了して再始動する必要があります。
データ構造をインポートしてビジネス・オブジェクトを作成するときは、C インポーターが、次のコードのような無名構造宣言を正しく取り扱わないことに 注意してください。
typedef struct {
char loanId[20];
double loanAmount;
char date[20];
struct {
char taxPayerId[10];
char firstname[20];
char lastname[20];
char email[50];
} Customer[1];
} LoanInfo;コードを正しくインポートできるようにするには、無名構造宣言を構造宣言の外部に名前付き構造として配置するように宣言を変更してください。
以下の宣言は上記のコードと同等ですが、正しくインポートを行います。
typedef struct {
char taxPayerId[10];
char firstname[20];
char lastname[20];
char email[50];
} Taxpayer;typedef struct {
char loanId[20];
double loanAmount;
char date[20];
Taxpayer Customer[1];
} LoanInfo;
JMS および EIS バインディングをエクスポートで使用するときに使用可能なオプションとして、非同期信頼性および対話スタイルのプロパティーが これらのエクスポート・バインディングに追加されました。
これらのプロパティーを使用するアプリケーションを WebSphere Process Server 6.0.1 以前のバージョンにデプロイするには、 サーバーに APAR JR23428 - TOLERATION OF ENHANCED ARTIFACTS IN WPS/WESB FIX PACK 1 を追加する必要があります。 この暫定修正は、WebSphere Process Server サポート Web サイトで入手可能です。