WebSphere® Integration
Developer のビジネス・オブジェクト・エディターを使用すると、
グラフィカル・インターフェースでビジネス・オブジェクトとその属性を作成および編集することができます。
ビジネス・オブジェクト・エディターは、以下のビューを操作します。
- 「ビジネス・インテグレーション」ビュー
- 「物理リソース」ビュー
- 「エディター」ビュー
- 「プロパティー」ビュー
「ビジネス・インテグレーション」ビュー
ビジネス・インテグレーション・パースペクティブには、
モジュールとライブラリーごとにキー・リソースの論理ビューを提供する「ビジネス・インテグレーション」ビューがあります。
それぞれのモジュールまたはライブラリー内で、リソースはタイプごとにカテゴリー化されます。
ナビゲーション・ツリーに表示される論理リソースは、
必ずしもファイルに対して 1 対 1 のマッピングを持つわけではありません。
統合アプリケーションの開発に不要な成果物はナビゲーション・ツリーに表示されません。
ライブラリーに関連するリソースを示すライブラリーのビュー Lib1 を次に示します。
ライブラリーの下にリストされているビジネス・オブジェクトおよびビジネス・グラフに注意してください。

以下の「ビジネス・インテグレーション」ビューに示されているようにリソースの名前空間を表示するには、
「名前空間の表示」ボタンをクリックします。

デフォルトで、リソースはオブジェクトのタイプによってソートされます。
リソースを含むフォルダーによって、または名前空間によって (この場合、すべてのリソースの名前空間がオンになり、表示されます)、
各モジュールまたはライブラリー内にあるすべてのリソースをソートすることもできます。
ソート・オプションは、「ビジネス・インテグレーション」ビューの上部にある下矢印から選択できます。
「物理リソース」ビュー
「物理リソース」ビューには、
モジュールおよびライブラリー内のファイル・レベル・リソースがすべて表示されます。
ビジネス・インテグレーション・アプリケーションの作成時に生成された関連プロジェクトは、このビューではまだ非表示です。
デフォルトで、このビューはビジネス・インテグレーション・パースペクティブで開かれていません。
「物理リソース」ビューを開くには、モジュールまたはライブラリーを選択して右クリックし、
「ファイルの表示」を選択します。
次のイメージは、
ライブラリーが表示された「物理リソース」ビューを示しています。
物理ファイルの論理内容もこのビューに表示されます。
例えば、XSD ファイルに複数のビジネス・オブジェクトがある場合、
このビューで XSD ファイルを展開して、ファイル内のすべてのビジネス・オブジェクトを表示することができます。
エディターで成果物を開いている場合、「エディター」ビュー内の開かれている成果物をクリックし (フォーカスする) してから、「エディターにリンク (Link with editor)」ボタン
をクリックすると、
「ビジネス・インテグレーション」ビューですばやくファイルを見つけることができます。
「エディター」ビュー
エディターを使用して「ビジネス・インテグレーション」ビューからリソースを開くと、
リソースが「エディター」ビューに表示されます。
ビジネス・オブジェクト・エディターの図は、エディターのキャンバス上で作成されます。
次のイメージに「エディター」ビューで開かれているビジネス・オブジェクトを示します。
「エディター」ビューでビジネス・オブジェクトを開くと、その内容を作成できます。
「属性の追加」ボタン
をクリックしてビジネス・オブジェクトに属性を追加できます。
通常、グラフィカル・エディターは「プロパティー」ビューと連動して、
キャンバスで選択されたエレメントのプロパティーを表示します。
「プロパティー」ビュー
「プロパティー」ビューは、
「ビジネス・インテグレーション」ビューまたは「物理リソース」ビューと共に使用される場合、読み取り専用のビューです。
このビューでは、選択された成果物に関する情報を参照することができます。
次のイメージは、「ビジネス・インテグレーション」ビュー内で選択されたビジネス・オブジェクトに関する情報を表示する
「プロパティー」ビューを示しています。
「プロパティー」ビューをエディターで
使用しているときは、選択されたエレメントのプロパティーをエディターで変更できます。