既製のサンプルの実行

自分でサンプルをビルドする代わりに既製のサンプルをインポートすることができます。 このトピックでは、インポートしたコードを実行する方法について説明します。

前提条件

既製のモジュール・アセンブリーをすでにインポートしている場合、 この『前提条件』をスキップして『実行手順』に進むことができます。 このリソースをインポートしていない場合は、 次のリンクをクリックしてインポート・ウィザードを起動してください。

完全な既製のサンプルのインポート

ウィザードで「終了」をクリックしてインポートを完了します。

実行手順

既製のモジュール・アセンブリーを実行するには、次の 2 つのトピックにある手順に従います。

  1. 「サーバー (Server)」ビューに切り替えます。サーバー・プロファイルが 1 つしかインストールされていない場合 (WebSphere® Process Server または WebSphere ESB Server)、サーバーを右クリックし、「開始」を選択してサーバーを開始します。 ただし、両方のサーバー・プロファイルがインストールされている場合は、 ポート 9080 を使用するサーバーにサンプルをデプロイする必要があります。 多くの場合、これは WebSphere Process Server です。
    サーバーの開始
  2. サーバーが正常に開始されたら、コマンド・プロンプトを開き、 InstallDir/runtimes/bi_v6/samples/bin に切り替えます。
  3. ステップ 1 で開始したサーバーに応じて、以下の 2 つのオプションのいずれかを選択します。
    • WebSphere ESB Server を使用する場合は、コマンド ..¥..¥..¥..¥pf¥esb¥bin¥wsadmin -f install.jacl を実行します。
    • WebSphere Process Server を実行する場合は、コマンド..¥..¥..¥..¥pf¥wps¥bin¥wsadmin -f install.jacl を実行します。
    このスクリプトによって、Web クライアントがインストールされ、 顧客データベースが作成されます。
    jacl スクリプトの実行
  4. スクリプトの実行が終了した後に、 クライアントとデータベースをロードするために、サーバーを再始動する必要があります。サーバーを再始動するには、 サーバーを右クリックして、「再開」>>「開始」を選択します。
  5. サーバーに StockQuoteApp プロジェクトを追加するには、 サーバーを右クリックして、「プロジェクトの追加および除去...」を選択します。StockQuoteApp プロジェクトを「使用可能プロジェクト」リストから「構成済みプロジェクト (Configured projects)」リストに移動します。 「終了」をクリックします。
    サーバーへのプロジェクトの追加
  6. クライアントを起動します: http://localhost:9080/StockQuoteSample/StockQuoteServlet
  7. ドロップダウン・メニューから「CustomerA」を選択します。このユーザーは標準サブスクライバーで、遅延株価情報を受け取ります。
  8. リストでいずれかの銘柄シンボルのいずれかを選択して、 「要求」をクリックし、メディエーション・モジュールを介してメッセージを送信します。応答値は、このユーザーが標準の株価情報を受け取ったことを示します。
    クライアントの起動
  9. ドロップダウン・メニューから「CustomerB」を選択します。このユーザーは上級サブスクライバーで、リアルタイム株価情報を受け取ります。
  10. リストでいずれかの銘柄シンボルのいずれかを選択して、 「要求」をクリックし、メディエーション・モジュールを介してメッセージを送信します。応答値は、このユーザーが上級の株価情報を受け取ったことを示します。
    クライアントの起動

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