BPEL プロセス・コンポーネントは、ビジネス・プロセスを実装します。
この実装言語は、業界標準の
Business Process Execution Language for Web Services (BPEL4WS) およびその IBM 拡張機能です。
BPEL プロセスでは、より単純なサービスを使用することによって、
長期間実行される可能性のあるステートフル・サービスを実装します。
プロセス・エディターで作成された BPEL プロセスは、以下を実行できます。
- コントロール・フロー・グラフを使用した、その他のサービスのオーケストレーションの記述
- 変数を使用した、プロセス状態の維持
- フォールト処理による高度エラー処理
- 非同期イベントのサポート
- インスタンスを識別する要求内のビジネス・データ (カスタマー ID など) にマークを付けるための相関セットを使用した、
インバウンド要求と特定プロセスの正しいインスタンスとの関連付け
- 高度補正サポートによる、拡張トランザクションの提供
これらの標準 BPEL 項目の他に、WebSphere Integration Developer は BPEL を拡張して、
ヒューマン・タスク ・サポートによってプロセスに人を組み込むことができます。
例えば、この拡張で、人がローンを承認するという要件をプロセスに追加することができます。
プロセス・エディターは、ユーザーがビジネス・プロセスを素早く簡単にビルドできるように、BPEL 構成のビジュアル表示を使用します。

BPEL プロセスをメディエーション・モジュールで使用することはできません。
これは、WebSphere Process Server にのみデプロイ可能です。