CD-ROM からのインストール

製品をインストールする前に、環境変数 TEMP または TMP が、 少なくとも 1 GB のフリー・スペースのある有効な一時ディレクトリーを指していることを確認してください。

製品インストール CD ディスク 1 から WebSphere® Integration Developer をインストールするには、 以下のステップに従ってください。

  1. インストール手順を開始する前に、マイグレーション、アップグレード、および共存の問題を参照します。
  2. 使用するユーザー ID に 2 バイト文字が含まれていない ことを確認します。
  3. ディスク 1 を CD ドライブに挿入します。
  4. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、 インストール・ランチパッド・プログラムが自動的に開きます。 システム上で自動実行が使用不可にされている場合は、Disk 1 のルートから launchpad.exe を実行して、 「WebSphere Integration Developer Launchpad」ウィンドウを表示します。
    • ランチパッドをバイパスし、 ディスク 1¥setup ディレクトリーから setup.exe を実行して WebSphere Integration Developer のインストール・ウィザードに直接進むことができます。
    • グラフィカル・インターフェースを使用せずにコマンド・プロンプトから WebSphere Integration Developer をインストールする場合は、 Disk 1¥setup ディレクトリーから次のコマンドを実行します。
      setup.exe -console
    • WebSphere Integration Developer のインストールをコンソール・モードでキャンセルすることは制限されています。 WebSphere Integration Developer のインストールが開始された後は、 インストールはキャンセルできません。 インストールのキャンセルはインストール・プロセスの準備ステップ中に行うことができますが、ハード・ディスクへのファイルの コピーが始まった後は、サポートされるインストール・キャンセル方法はありません。 Ctrl+C をクリックするとインストール・プロセスが終了しますが、これはお勧めできません。
  5. WebSphereWebSphere Integration Developer インストール・ランチパッドから、 「IBM® WebSphere Integration Developer V6.0.1 のインストール (Install IBM WebSphere Integration Developer V6.0.1)」を選択します。
  6. インストール・ウィザードが開くのを待ち、「次へ」をクリックしてインストールを継続します。
  7. ご使用条件の参照やターゲット・インストール・ディレクトリーの指定などの作業について、画面に表示される指示に従います。
    • デフォルトのターゲット・インストール・ディレクトリーは system_drive:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥ID¥6.0 です (ここで、 system_drive は Windows® がインストールされているハード・ディスクです)。 インストール・ディレクトリーを変更することを選択する場合、 パスに 2 バイト文字または High-ASCII 文字を含めることはできません
    • インストール・プログラムは、他に Rational® Software 開発プラットフォーム製品が インストールされていないかを確認します。 詳しくは、IBM Rational Software 開発プラットフォームを参照してください。
  8. 「フィーチャー (Features)」ウィンドウで、 インストールする WebSphere Integration Developer のフィーチャーを選択できます。 インストール・ウィザードに戻って、 オプション・フィーチャーを後でインストールすることができます。
    • インストール・プログラムはデフォルトで、統合開発環境をインストールします。
    • オプションで、テスト用ランタイム環境として統合テスト環境を選択できます。 このフィーチャーを選択する場合は、以下のようにして、 少なくとも 1 つのサーバー・プロファイルを選択する必要があります。
      • WebSphere Integration Developer のほとんどのエディターおよびウィザードで作成されたアプリケーションをテストし、 それらのアプリケーションを WebSphere Process Server にのみデプロイしたい場合は、WebSphere Process Server を選択します。
      • さらに、WebSphere Enterprise Service Bus サーバーへのデプロイメントのために、 メディエーション・フロー・エディターで作成したアプリケーションをテストしたい場合は、 両方とも選択します。
      • メディエーション・フロー・エディターで作成したアプリケーションのみをテストし、このアプリケーションを WebSphere Enterprise Service Bus サーバーにのみデプロイしたい場合は、WebSphere Enterprise Service Bus のみを選択します。
      ランタイム環境のインストールが完了するまでに 60 分から 90 分かかります。
  9. 「次へ」をクリックして、 WebSphereIntegration Developer インストールの要約情報を表示します。
    注: 表示されるディスク・スペース所要量は、すべてのファイルに必要なバイト数の合計数です。 実際に必要なディスク・スペースがこれを大幅に上回ることがあるので注意してください。 特にディスクが FAT32 でフォーマットされている場合は、小さなファイルが数多くあると、FAT32 が使用する ディスク・ブロック構造によりディスク・スペースの使用効率が低下します。
  10. 「次へ」をクリックして、 WebSphere Integration Developer をインストールします。

    インストールの終了時にライセンス登録の問題について警告を受け取った場合は、以下のステップに従います。

    1. インストール・ディレクトリーの ¥logs サブディレクトリーに移動します。
    2. テキスト・エディターで license.log を開きます。
    3. license.log に次のいずれかの行が含まれる場合:
      486604803  The requested license has expired
      (要求されたライセンスは期限切れです)
      486604805  The start dates for all licenses have not yet occurred
      (すべてのライセンスの開始日がまだ発生していません)
      システム・クロックが正しく設定されていることを確認してから、 WebSphere Integration Developer を開始します。
  11. インストール・プログラムでは、開発環境のセットアップと Eclipse の初期化にしばらく時間がかかります。 最後に、インストールの完了を確認するメッセージが表示されます。 「次へ」をクリックしてインストールを完了します。
注:
  • WebSphere Integration Developer のインストール後はいつでも、 インストール CD の ¥setup ディレクトリーから setup.exe を再実行することでオプション・フィーチャーを追加できます。 WebSphere Integration Developer インストール・プログラムが起動し、 そこで追加するオプション・フィーチャーを選択できます。 (フィーチャー選択パネルで、 すでにインストール済みのフィーチャーの横には installed がリストされます)。必要なフィーチャーのインストールに使用したユーザー ID と同じものを使用する必要があります。
  • 統合テスト環境のインストール中に、 パスワード wid のユーザー ID wid が自動的に作成されます。 この情報は、 Business Process Choreographer および Common Event Infrastructure の初期構成で必要です。 WebSphere Process Server と WebSphere Enterprise Service Bus の両方のサーバー・プロファイルについて、 同じユーザー ID とパスワードが作成されます。
  • フィーチャーを追加するためにインストール・プログラムを再実行し、その終了前に 変更をキャンセルするよう選択した場合は、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
    インストール中にエラーが発生しました。ユーザーがインストールをキャンセルしました。
    この状態で製品をアンインストールしようとすると、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
    適切な JVM が見つかりませんでした。(A suitable JVM could not be found.)
    オプション -is:javahome <JAVA HOME DIR> を使用してプログラムを実行しなおしてください。
    (Please run the program again using the option -is:javahome <JAVA HOME DIR>.)
    この問題を回避するには、インストール・プログラムを再び再実行して 直前にキャンセルした変更を完了してから、製品のアンインストールへと進む必要があります。

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