サービス・インポートおよびエクスポートのバインディング・タイプ

インポートおよびエクスポートには、バインディング情報が必要です。この情報は、モジュールからデータを移送する方法を指定します。 インポート・バインディング は、外部サービスをインポート・コンポーネントにバインドする特定の方法を記述します。 エクスポート・バインディング は、モジュールのサービスをクライアントが使用できるようにする特定の方法を記述します。

SCA またはデフォルト・バインディングでは、他のモジュール内のその他のサービスと通信できます。SCA バインディングによるインポートでは、別のモジュール内のサービスにアクセスできます。 SCA バインディングによるエクスポートでは、サービスをその他のモジュールに提供できます。Web サービス・インポート・バインディングでは、外部 Web サービスをインポートにバインドできます。Web サービス・エクスポート・バインディングでは、サービスを Web サービスとして外部クライアントに提供できます。 エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードは、EIS システムのサービスを表すインポートおよびエクスポートを作成します。 作成されるバインディングは EIS タイプまたは Java Message Service (JMS) タイプです。 EIS バインディングは、EIS システムのサービスとの同期通信を提供します。 JMS バインディングは通常、大規模 EIS システム (メッセージ・キューを介した非同期通信が、 信頼性のための重要なポイントになります) との相互作用で使用されます。 インポートも (エクスポートではありませんが)、ステートレス・セッション EJB バインディングを持つことがあります。

エクスポートにアクセスするインポートを作成する場合、アセンブリー・エディターがサポートされるバインディングをリストし、バインディングの作成を単純化します。アセンブリー・エディターの「プロパティー」ビューには、インポートまたはエクスポートのバインディング情報が表示されます。


インポートおよびエクスポートのビルド時に作成されるバインディング

関連概念
適切なバインディングの選択

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