CD-ROM からのインストール

製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。

製品インストール CD ディスク 1 から WebSphere® Integration Developer をインストールするには、 以下のステップに従ってください。

  1. インストール手順を開始する前に、マイグレーション、アップグレード、および共存の問題を参照します。
  2. root ユーザーとしてログインします。
  3. 端末セッションを開始します。
  4. root 以外のユーザーが使用できるように、umask 0022 と入力します。
  5. ディスク 1 を CD ドライブに挿入します。 インストール中に次の CD を挿入する必要があります。 CD-ROM を開いて次の CD を挿入することができない場合は、次のことを確認してください。
    • 現行作業ディレクトリーとして CD_device を持つ端末がある。 デフォルトで CD_device は、SuSE の場合は /media/cdrom、Red Hat の場合は /mnt/cdrom です。
    • 別のアプリケーション (インストール・プログラム以外のプログラム) が CD-ROM を使用している。 その場合は、そのアプリケーションを停止します。
    まだ次の CD の挿入に問題がある場合は、以下のステップに従ってください。
    1. インストール・プログラムがまだ実行中であれば、「キャンセル」をクリックします。
    2. root ユーザーとしてログインします。
    3. Linux® のディストリビューション CD にある psmisc RPM パッケージがまだマシンにインストールされていない場合はインストールします。
    4. インストール・プログラムを開始します。
    5. まだ問題がある場合は、別の端末から /sbin/fuser CD_device と入力して、 CD-ROM を使用しているプロセスを表示します。
    6. このプロセスの詳細については、ps <process_id> と入力します。
  6. CD-ROM がマウントされていない場合には、次のように入力してマウントします。
    mount CD_device
  7. CD_device/launchpad.bin と入力し、 「WebSphere Integration Developer Launchpad」ウィンドウを表示します。 ヒント:
    • インストール・プログラムを直接起動するには、ディスク 1CD_device/setup/setup.bin を実行することができます。
    • グラフィカル・インターフェースを使用せずにコンソールまたは Telnet 端末から WebSphere Integration Developer をインストールする場合は、 ディスク 1 から次のコマンドを実行します。
      CD_device/setup/setup.bin -console
      注: WebSphere Integration Developer のインストールをコンソール・モードでキャンセルすることは制限されています。 WebSphere Integration Developer のインストールが開始された後は、 インストールはキャンセルできません。 インストールのキャンセルはインストール・プロセスの準備ステップ中に行うことができますが、 ハード・ディスクへのファイルのコピーが始まった後は、サポートされるインストール・キャンセル方法はありません。 Ctrl+C をクリックするとインストールを強制的に終了しますが、これはお勧めできません。
  8. WebSphereWebSphere Integration Developer インストール・ランチパッドから、 「IBM® WebSphere Integration Developer V6.0.1 のインストール (Install IBM WebSphere Integration Developer V6.0.1)」を選択します。
  9. インストール・ウィザードが開くのを待ち、「次へ」をクリックしてインストールを継続します。
  10. ご使用条件の参照やターゲット・インストール・ディレクトリーの指定などの作業について、画面に表示される指示に従います。
    • デフォルトのターゲット・インストール・ディレクトリーは、/opt/IBM/WebSphere/ID/6.0 です。 重要: 名前に 2 バイト文字またはドル記号などの特殊文字が含まれるディレクトリーへはインストールしないでください。 そのようなディレクトリーへインストールすると、WebSphere テスト環境で、クラスパスの問題など、予期しない結果が生じることがあります。
    • インストール・プログラムは、他に Rational® Software 開発製品が インストールされていないかを確認します。 詳しくは、IBM Rational Software 開発プラットフォームセクションを 参照してください。
  11. 「フィーチャー (Features)」ウィンドウで、 インストールする WebSphere Integration Developer のフィーチャーを選択できます。 インストール・ウィザードに戻って、 オプション・フィーチャーを後でインストールすることができます。
    • インストール・プログラムはデフォルトで、統合開発環境をインストールします。
    • オプションで、テスト用ランタイム環境として統合テスト環境を選択できます。 このフィーチャーを選択する場合は、以下のようにして、 少なくとも 1 つのサーバー・プロファイルを選択する必要があります。
      • WebSphere Integration Developer のほとんどのエディターおよびウィザードで作成されたアプリケーションをテストし、 それらのアプリケーションを WebSphere Process Server にのみデプロイしたい場合は、WebSphere Process Server を選択します。
      • さらに、WebSphere Enterprise Service Bus サーバーへのデプロイメントのために、 メディエーション・フロー・エディターで作成したアプリケーションをテストしたい場合は、 両方とも選択します。
      • メディエーション・フロー・エディターで作成したアプリケーションのみをテストし、このアプリケーションを WebSphere Enterprise Service Bus サーバーにのみデプロイしたい場合は、WebSphere Enterprise Service Bus のみを選択します。
      ランタイム環境のインストールが完了するまでに最大で 60 分かかります。
  12. 「次へ」をクリックして、 WebSphereIntegration Developer インストールの要約情報を表示します。
  13. 「次へ」をクリックして、 WebSphere Integration Developer のインストールを継続します。
  14. 次の CD を要求された場合は、以下のステップに従ってください。
    1. CD-ROM を開くには、eject CD_device と入力します。
    2. 次の CD を CD-ROM に挿入します。
    3. 自動マウントが使用可能ではない場合は、mount CD_device と入力して CD-ROM をマウントします。
    4. 「OK」をクリックしてインストールを継続します。

    インストールの終了時にライセンス登録の問題について警告を受け取った場合は、以下のステップに従います。

    1. インストール・ディレクトリーの /logs サブディレクトリーに移動します。
    2. テキスト・エディターで license.log を開きます。
    3. license.log に次のいずれかの行が含まれる場合:
      486604803  The requested license has expired
      (要求されたライセンスは期限切れです)
      486604805  The start dates for all licenses have not yet occurred
      (すべてのライセンスの開始日がまだ発生していません)
      システム・クロックが正しく設定されていることを確認してから、 WebSphere Integration Developer を開始します。
  15. WebSphere Integration Developer がインストールされたら、 「次へ」をクリックしてインストールを完了します。
注:
  • WebSphere Integration Developer のインストール後はいつでも、 インストール CD の /setup ディレクトリーから setup.bin を再実行することでオプション・フィーチャーを追加できます。 WebSphere Integration Developer インストール・プログラムが起動し、 そこで追加するオプション・フィーチャーを選択できます。 (フィーチャー選択パネルで、 すでにインストール済みのフィーチャーの横には installed がリストされます)。
  • 統合テスト環境のインストール中に、 パスワード wid のユーザー ID wid が自動的に作成されます。 この情報は、 Business Process Choreographer および Common Event Infrastructure の初期構成で必要です。 WebSphere Process Server と WebSphere Enterprise Service Bus の両方のサーバー・プロファイルについて、 同じユーザー ID とパスワードが作成されます。
  • フィーチャーを追加するためにインストール・プログラムを再実行し、その終了前に 変更をキャンセルするよう選択した場合は、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
    インストール中にエラーが発生しました。ユーザーがインストールをキャンセルしました。
    この状態で製品をアンインストールしようとすると、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
    適切な JVM が見つかりませんでした。(A suitable JVM could not be found.)
    オプション -is:javahome <JAVA HOME DIR> を使用してプログラムを実行しなおしてください。
    (Please run the program again using the option -is:javahome <JAVA HOME DIR>.)
    この問題を回避するには、インストール・プログラムを再び再実行して 直前にキャンセルした変更を完了してから、製品のアンインストールへと進む必要があります。

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