メディエーション・フローのデバッグ

このトピックでは、統合デバッガーを使用した、単体テスト環境での StockQuote_MediationFlow コンポーネントのテストについて説明します。

以下の手順では、クライアントおよびデータベースが既にインストールされていることが前提となっています。 クライアントおよびデータベースのインストール方法については、 『メディエーション・モジュールのテスト』トピックを参照してください。
  1. メディエーション・プリミティブにブレークポイントを追加するには、 要求および応答フロー・キャンバスでプリミティブ・ノードを右クリックし、 「ブレークポイントの追加」を選択します。ブレークポイントが追加されたことを示す小さな青色のアイコンが、ノードの左上隅に追加されます。
    プリミティブ・ノードにブレークポイントを追加します
  2. サーバーを選択して、右クリックし、 「デバッグ」をクリックしてデバッグ・モードでサーバーを開始します。サーバーが既に始動している場合は、サーバーを停止してからデバッグ・モードで始動し直す必要があることに注意してください。
  3. サーバーが開始されたら、クライアント JSP を起動します: http://localhost:9080/StockQuoteSample/StockQuoteServlet
  4. ドロップダウン・メニューから「CustomerA」を選択して、リストから銘柄シンボルを選択し、 次に「要求」をクリックしてメディエーション・フローを介してメッセージを送信します。
    クライアントの起動
  5. デバッガーは引き続き各ブレークポイントで停止し、 「変数」ビューにメッセージの内容を表示します。デバッガーがトラバースしたワイヤーに紫のチェック・マークが表示されます。 フローを続行するには、「ステップオーバー」アイコン
     ブレークポイントをプリミティブ・ノードに追加をクリックします。
  6. 「ステップオーバー」 アイコン 「ステップオーバー」アイコン をクリックして、 次のプリミティブ・ノードに移動します。
  7. クライアント JSP に株価情報が戻されるまで、 要求フローと応答フローの各ブレークポイントをステップオーバーし続けます。

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