Apache Web サービス・バインディング (SOAP/HTTP) のマイグレーション

BPEL プロセスまたは他のサービス・タイプ用の Apache Web サービス・バインディング (SOAP/HTTP) は、 推奨される SCA 構成にマイグレーションできます。

WebSphere® Studio Application Developer Integration Edition では、このバインディング・タイプは、クライアントに対して、 Apache Web サービスを呼び出すことによって BPEL プロセスまたは他のサービス・タイプと通信する機能を与えました。

WebSphere Studio Application Developer Integration Edition では、Apache Web サービス・バインディングが BPEL プロセスまたは他のサービス・タイプのデプロイメント・タイプとして選択されると、 以下のオプションが与えられました。
  • 文書スタイルでは RPC (他のオプションは使用できません) です。
  • SOAP アクションでは URN:WSDL ポート・タイプ名 です。
  • アドレスでは http://localhost:9080/サービス・プロジェクト名 Web/servlet/rpcrouter です。
  • 使用エンコードのデフォルトは はい です (はい の場合、 エンコード・スタイルは http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/ に設定されます)。

Apache SOAP バインディングとサービスを指定する WSDL ファイルは、サービス・プロジェクトに作成されます。 デフォルトでは、このファイルは、 <ビジネス・プロセス名>_<ビジネス・プロセス・インターフェース・ポート・タイプ名>_SOAP.wsdl という名前でラッピングされた、 サービスと同じディレクトリーに作成されます。 ビジネス・プロセス・インターフェースの WSDL ポート・タイプとメッセージは、このバインディングとサービスによって、 直接使用されます。 マイグレーション後は、バージョン 6 で生成される新しい WSDL 内の同じ名前空間、ポート、 およびサービス名を使用する以外は、 この WSDL をどんなものにも使用してはなりません。

WebSphere Studio Application Developer Integration Edition Web サービス・バインディングのマイグレーションには、2 つのオプションがあります。 クライアントを SCA プログラミング・モデルにマイグレーションするか、IBM® Web サービス・プログラミング・モデルとして残すかを選択する必要があります。 Apache Web サービス (SOAP/HTTP) バインディング・タイプと同等のバインディングは、6 SCA プログラミング・モデルには ありません。

IBM Web サービス・エンジンを使用するには、 この Apache Web サービスをマイグレーションする必要があります。 このマイグレーションを実行して、IBM Web サービス (SOAP/HTTP) を作成する方法については、 トピック『IBM Web サービス・バインディング (SOAP/HTTP) のマイグレーション』を参照してください。

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