メディエーション・フローのビルド
要求操作と応答操作をマップし、永続プロパティーを相関コンテキストに追加して、 要求側とプロバイダーの間で一貫するようにメッセージ・インターフェースを変換します。
「ビジネス・インテグレーション」ビューで、
「CorrelationContext」
モジュールを展開します。
「CorrelationContext」
モジュール・アセンブリー・アイコンをダブルクリックして、 アセンブリー・エディターを開きます。
モジュール・アセンブリー図で
「CorrelationContext_MediationFlow」
コンポーネントを右クリックして、
「実装の生成」
を選択します。
「OK」
をクリックして、
CorrelationContext
でメディエーション・フローを生成します。 このアクションにより、
CorrelationContext_MediationFlow
がメディエーション・フロー・エディターで開かれます。
「操作接続」セクションで、
StockQuoteService
インターフェースの
getQuote
操作を
StockQuoteServicePartner
インターフェースの
getQuote
操作にワイヤリングします。 この操作について入力およびコールアウトがある要求フローが表示されます。
CustomerInformation
ビジネス・オブジェクトを
Request - getQuote :StockQuoteService
の相関コンテキストに追加します。 これによって、プロパティー
customerID
がメッセージ・フローに維持されます。
「Request - getQuote :StockQuoteService」
をクリックして、「プロパティー」ビューの「詳細」タブに切り替えます。 「相関コンテキスト」フィールドで「参照」をクリックします。 一致するデータ型の下で
「CustomerInformation」
を選択してダブルクリックします。
ここで、
「{http://CorrelationContext}CustomerInformation」
が「相関コンテキスト」フィールドに表示されます。
フローを完了するには、要求フロー・キャンバスで
「Request - getQuote :StockQuoteService」
を
「Invoke - getQuote : StockQuoteServicePartner」
にワイヤリングします。
応答フローに切り替えます。
「Response - getQuote : StockQuoteServicePartner」
を
「Response - getQuote :StockQuoteService」
にワイヤリングします。
変更を保管します。
親トピック:
サンプルのビルド
前のトピック:
相関コンテキストのビジネス・オブジェクトの作成