ビジネス・インテグレーション・パースペクティブは、ユーザーがビジネス・ソリューションをモデル化および ビルドできるように、必須リソースのシンプルで整ったビューを提供します。 不要な詳細と未使用のツールは非表示になります。
デフォルトでは、製品の起動時にビジネス・インテグレーション・パースペクティブが開かれます。 このパースペクティブには、以下のビューがあります。
ビジネス・インテグレーション・パースペクティブおよび「ビジネス・インテグレーション」ビューについて詳しくは、 このトピックの終わりに掲載されている関連情報のチュートリアルを参照してください。
「ビジネス・インテグレーション」パースペクティブには、 モジュール、メディエーション・モジュール、およびライブラリーごとの主要リソースの論理ビューを提供する「ビジネス・インテグレーション」ビューがあります。 それぞれのモジュール、メディエーション・モジュール、またはライブラリー内で、 リソースは、タイプ別に分類されています。 ナビゲーション・ツリーに表示される論理リソースは、 必ずしもファイルに対して 1 対 1 のマッピングを持つわけではありません。 統合アプリケーションの開発に不要な成果物はナビゲーション・ツリーに表示されません。
以下に、CustomerQuery および StockQuote という 2 つのモジュールと SharedLib という 1 つのライブラリーのビューを示します。
「ビジネス・インテグレーション」ビューでは、 モジュールのリソースはタイプ別に編成されています。
以下は、メディエーション・モジュール StockQuote とライブラリー Resources のビューです。
「名前空間の表示」 ボタン をクリックして、
以下の「ビジネス・インテグレーション」ビューに示すように、リソースの名前空間を表示します。
デフォルトで、リソースはオブジェクトのタイプによってソートされます。 リソースを含むフォルダーによって、または名前空間によって (この場合、すべてのリソースの名前空間がオンになり、表示されます)、 各モジュールまたはライブラリー内にあるすべてのリソースをソートすることもできます。 ソート・オプションは、「ビジネス・インテグレーション」ビューの上部にある下矢印から選択できます。
「ビジネス・インテグレーション」ビューの選択されたオブジェクトについて、「参照」ビューに、 そのオブジェクトを参照しているすべての成果物と、 そのオブジェクトが参照するすべての成果物が表示されます。 以下の図は「ビジネス・インテグレーション」ビュー・ツリーで選択された Customer ビジネス・オブジェクトを示しています。 「参照」ビューには、それを参照する Address ビジネス・オブジェクトと Phones ビジネス・オブジェクトがグラフィック表示されます。
「参照」ビューでオブジェクトをダブルクリックすると、
そのオブジェクトがフォーカスされ、関連オブジェクトが表示されます。
「ビューのロック」 ボタンを使用して「参照」ビューをロックし、
「ビジネス・インテグレーション」ビューでオブジェクトを選択しても「参照」ビューに影響しないようにします。
「物理リソース」ビューには、 モジュールおよびライブラリー内のファイル・レベル・リソースがすべて表示されます。 ビジネス・インテグレーション・アプリケーションの作成時に生成された関連プロジェクトは、このビューではまだ非表示です。 デフォルトで、このビューはビジネス・インテグレーション・パースペクティブで開かれていません。 「物理リソース」ビューを開くには、モジュール、メディエーション・モジュール、またはライブラリーを選択して右クリックし、「ファイルの表示」を選択します。 次のイメージは、 ライブラリーとモジュールの 1 つが拡張されてそのリソースが表示されている「物理リソース」ビューを示しています。
物理ファイルの論理内容もこのビューに表示されます。 例えば、XSD ファイルに複数のビジネス・オブジェクトがある場合、 このビューで XSD ファイルを展開して、ファイル内のすべてのビジネス・オブジェクトを表示することができます。
エディターで成果物を開いている場合、「エディター」ビュー内の開かれている成果物をクリックし (フォーカスする) してから、「エディターにリンク」 ボタンをクリックすると、
「ビジネス・インテグレーション」ビューですばやくファイルを見つけることができます。
エディターを使用して「ビジネス・インテグレーション」ビューからリソースを開くと、 リソースが「エディター」ビューに表示されます。 多くのビジネス・インテグレーション・ツールはグラフィカル・エディターであるため、 図はエディターのキャンバスで作成します。 次のイメージに「エディター」ビューで開かれているモジュール・アセンブリーを示します。
通常、グラフィカル・エディターは「プロパティー」ビューと連動して、 キャンバスで選択されたエレメントのプロパティーを表示します。 『「アウトライン」ビュー』を参照して、 「エディター」ビューが「プロパティー」ビューとどのように連動するかを確認してください。
「プロパティー」ビューは、 「ビジネス・インテグレーション」ビューまたは「物理リソース」ビューと共に使用される場合、読み取り専用のビューです。 このビューでは、選択された成果物に関する情報を参照することができます。 次のイメージは、「ビジネス・インテグレーション」ビュー内で選択されたビジネス・オブジェクトに関する情報を表示する 「プロパティー」ビューを示しています。
「プロパティー」ビューをエディターで 使用しているときは、選択されたエレメントのプロパティーをエディターで変更できます。
「Visual Snippet」ビューは、Java™ コード形式でカスタマイズされた振る舞いを作成するために使用します。 詳しくは、関連トピックを参照してください。 「Visual Snippet」ビューを次に示します。
「アウトライン」ビューは、 「エディター」ビューで開かれているリソースと連動します。 「アウトライン」ビューは 2 つのモードで機能します。 ナビゲーション・ツリー・ビューである「アウトラインの表示」モードと、 グラフィカル・ビューである「概要の表示」モードです。 「エディター」ビューでアセンブリー図を開いていると前提して、 「アウトライン」ビューについて説明します。
「アウトラインの表示」モードでの「アウトライン」ビュー
「アウトラインの表示」モードでの「アウトライン」ビューには、 「エディター」ビューで開いているアセンブリー図のすべてのエレメントが表示されます。 「アウトライン」ビューでエレメントをクリックすると、 「エディター」ビューと「プロパティー」ビューが同期化され、選択されたエレメントが表示されます。 「アウトラインの表示」モードでの「アウトライン」ビューのイメージを次に示します。
「アウトライン」ビューでエレメントからアクションを呼び出すことができます。 エレメントを選択して右クリックすると、使用可能なアクションが表示されます。
「概要の表示」モードでの「アウトライン」ビュー
「アウトライン」ウィンドウの右上隅にある「概要の表示」ボタン をクリックして、
ビューを「エディター」ビューで開いているアセンブリー図のグラフィカル・ビューに変更します。
「アウトライン」ビューに、完全なアセンブリー図がミニチュア・モデルで表示されます。
グレーのボックスは「エディター」ビューで見えるアセンブリー図の一部です。
マウスを使用してグレーのボックスを、「エディター」ビューで見たいアセンブリー図の部分にドラッグします。
この方法で、「エディター」ビューから目的の図の部分に簡単に移動できます。
以下は、「アウトライン」ビューに表示されたアセンブリー図の例です。