EIS システムへのアクセス

エンタープライズ情報システム (EIS) は、 アプリケーションとデータを含む大規模なシステムで、多くの場合メインフレーム・コンピューターに常駐します。 EIS システム上のアプリケーションは、モジュールにインポートして、インポート・サービス・コンポーネントとして表すことができます。 EIS システム上のアプリケーションがモジュール内でサービスのトランザクションを呼び出している場合、 そのアプリケーションをエクスポート・コンポーネントとして表すこともできます。

エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードでは、 EIS システムとそのアプリケーションおよびデータを検出し、 これらのアプリケーションをインポート・コンポーネントとしてご使用のアプリケーションにインポートできます。 このウィザードは、SOAP 要求および応答を EIS システム上のメソッドおよびデータ構造にマップするために必要なマッピングおよびマーシャル・コードを生成します。 ユーザー固有の統合アプリケーションのパースペクティブからは、EIS システム上のアプリケーションはローカル・コンポーネントとして表示され、そのように振る舞います。 サービスは、他のコンポーネントの呼び出しと同様にサービスのトランザクションを呼び出すことができます。 このウィザードでは、エクスポート・コンポーネントを作成することもできます。 この場合、EIS システム上のアプリケーションがモジュール内でサービスのトランザクションを呼び出します。 エクスポート・コンポーネントを使用すると、外部 EIS システムから開始されます。

次のダイアグラムでは、エクスポート・コンポーネントが StockPurchase コンポーネントに IBM 株式の価格の変更を通知しています。 このエクスポート・コンポーネントは、PeopleSoft サーバー上のアプリケーションで作成されたものです。 株式を購入する顧客のクレジット格付けを取得するため、インポート・コンポーネントが StockPurchase コンポーネントによって呼び出されます。 これは、両方向または要求/応答 相互作用です。 このインポート・コンポーネントは、CICS サーバーのアプリケーションで作成されたものです。


エクスポートおよびインポート・コンポーネントとして表示された EIS システム上のアプリケーション

関連概念
他のモジュールへのアクセス
サービス・インポートおよびエクスポートのバインディング・タイプ
適切なバインディングの選択

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