このシナリオは、別のビジネス・プロセスを呼び出すビジネス・プロセスに適用されます。
この場合、2 番目のビジネス・プロセスは、WSIF プロセス・バインディングを使用して呼び出されます。
本セクションでは、ワイヤーまたは SCA バインディング付きインポート/エクスポートを使用して、
BPEL を BPEL サービス呼び出しにマイグレーションする方法を説明します。
アウトバウンド・サービス・マイグレーション用のプロセス (BPEL) バインディング・サービス・プロジェクトを
マイグレーションするには、以下のステップに従います。
- ビジネス・インテグレーション・パースペクティブでモジュールを展開し、内容を参照します。
モジュール・プロジェクトの下にある最初の項目をダブルクリックしてアセンブリー・エディターを開きます (これはプロジェクトと
同じ名前になります)。
- BPEL プロセスが別の BPEL プロセスを呼び出すことができるシナリオは複数あります。
以下のシナリオから、ご使用のアプリケーションに適用されるものを見つけてください。
- 呼び出される BPEL が同じモジュール内にある場合、
最初の BPEL コンポーネント上の該当する参照から、
ターゲット BPEL コンポーネント上の該当するインターフェースへのワイヤーを作成します。
- 呼び出される BPEL が別のモジュールにある場合
(もう一方のモジュールがマイグレーション済みサービス・プロジェクトの場合)、
以下のようにします。
- モジュールのアセンブリー図に、2 番目のビジネス・プロセスの SCA バインディング付きエクスポートを作成します。
- 「ビジネス・インテグレーション」ビューのナビゲーターで、
2 番目のモジュールのアセンブリー・アイコンを展開します。
作成したばかりのエクスポートが表示されます。
- 2 番目のモジュールの「ビジネス・インテグレーション」ビューから、
最初のモジュールの開いているアセンブリー・エディターにエクスポートをドラッグ・アンド・ドロップします。
これによって、最初のモジュール内に SCA バインディング付きインポートが作成されます。
このサービスが、外部での公開のために WebSphere® Studio
Application Developer Integration Edition で公開されていた場合、
セクション『マイグレーション済みサービスにアクセスするために SCA エクスポートを作成』を参照してください。
- 最初のビジネス・プロセスの該当する参照から、
モジュール内に作成したばかりのインポートにワイヤリングします。
- アセンブリー図を保管します。
- 2 番目のビジネス・プロセスを呼び出す際に遅延バインディングを行うには、以下のようにします。
- 1 番目のビジネス・プロセス・コンポーネントの参照をワイヤリングされていないままにします。
BPEL エディターで 1 番目のプロセスを開き、
「参照パートナー」セクションの下で、
遅延バインディングを使用して呼び出す 2 番目の BPEL プロセスに対応するパートナーを選択します。
- 「記述」タブの「プロパティー」ビューで、
2 番目のビジネス・プロセスの名前を「プロセス・テンプレート (Process Template)」フィールドに入力します。
- ビジネス・プロセスを保管します。
これで、遅延バインド呼び出しのセットアップを終了しました。