メディエーション・モジュールの組み立て

クライアントおよびプロバイダー・サービスを組み立て、 メディエーション・フロー・コンポーネントを介してこれらのサービスをワイヤリングします。

以下のステップに従って、下に示すように StockQuote メディエーション・モジュール・アセンブリー図を作成します。
組み立てられた StockQuote メディエーション・モジュールのスクリーン・ショット
  1. 「ビジネス・インテグレーション」ビューで、「StockQuote」モジュールを展開します。
  2. 「StockQuote」モジュール・アセンブリー・アイコン モジュール・アセンブリー・アイコンの図 をダブルクリックして、 アセンブリー・エディターを開きます。
  3. 「リソース」ライブラリーの「インターフェース」カテゴリーで「StockQuoteService」を選択し、 アセンブリー・エディターのキャンバスにドラッグします。
    StockQuoteService インターフェースの追加
  4. 「コンポーネントの作成」ダイアログが表示されるので、 そこで「バインディングのないエクスポート」の作成を選択します。
    「バインディングのないエクスポート」を選択します
  5. アセンブリー・エディターで「Export1」をクリックして、 その名前を強調表示します。StockQuoteService と入力して、エクスポートを名前変更します。 この名前の変更は、エクスポート・アイコンの「プロパティー」ビューの「説明」タブに反映されます。
  6. 「StockQuoteService」を右クリックして、「バインディングの生成」を選択します。
    エクスポート用の Web サービス・バインディングの生成
    ここでは、トランスポート・プロトコルとして soap/jms を使用し、タイプ Web サービスのバインディングを生成します。
  7. 「バインディング・ファイル生成」ダイアログで、 「はい」をクリックし、バインディング情報を含む WSDL ファイルを自動生成します。
  8. トランスポートとして「soap/jms」を選択し、「OK」をクリックします。
    「soap/jms」トランスポートを選択します
    モジュールの「Web サービス・ポート」カテゴリーで、 生成された wsdl ポート StockQuoteService_StockQuoteServiceJmsPort を探します。
  9. 「リソース」ライブラリーの「インターフェース」カテゴリーで「DelayedServicePortType」を選択し、 アセンブリー・エディターのキャンバスにドラッグします。「コンポーネントの作成」ダイアログで「Web サービス・バインディング付きインポート (Import with Web Service Binding)」の作成を選択し、 「OK」をクリックします。
  10. 「インポート」を選択し、DelayedService に名前変更します。 「プロパティー」ビューの「バインディング (Bindings)」タブをクリックし、バインディング情報を参照します。
  11. 「RealtimeServicePortType」をアセンブリー・エディターのキャンバスにドラッグし、 「Web サービス・バインディング付きインポート (Import with Web Service Binding)」を作成します。
  12. 「インポート」の名前を RealtimeService に変更します。
    エクスポートおよびインポート・サービスのあるアセンブリー図
  13. メディエーション・モジュールを使用して作成されたメディエーション・フロー・コンポーネント「Mediation1」をクリックします。このコンポーネントを StockQuote_MediationFlow に名前変更します。
  14. パレットの「ワイヤー」アイコン をクリックしてから、「StockQuoteService」をクリックします。 これがワイヤーのソース・ノードになります。
  15. ワイヤーをターゲット・ノード「StockQuote_MediationFlow」にドラッグし、クリックします。
  16. 「ワイヤーの追加」ダイアログで「OK」をクリックします。 ソース・ノードのインターフェース StockQuoteService がターゲットに追加され、ワイヤーが作成されます。
  17. ソース「StockQuote_MediationFlow」からターゲット「DelayedService」にワイヤーを作成し、 「OK」をクリックします。 マッチング参照 DelayedServicePortTypePartner がソースに作成され、ワイヤーが作成されます。
  18. ソース「StockQuote_MediationFlow」からターゲット「RealtimeService」にワイヤーを作成し、 「OK」をクリックします。 マッチング参照 RealtimeServicePortTypePartner がソースに作成され、ワイヤーが作成されます。
    アセンブルされた StockQuote メディエーション・モジュールのスクリーン・ショット
  19. アセンブリー図を保管します。 「ビジネス・インテグレーション」ビューのモジュールの下で StockQuote アセンブリーを展開し、 作成された成果物を確認します。
    作成済みの成果物のある「ビジネス・インテグレーション」ビューのスクリーン・ショット

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