WebSphere® Integration Developer では、イベント・モニターを使用してさまざまなビジネス・インテグレーション・コンポーネントとそのエレメントを 対象に、イベントの生成およびモニターを使用可能にできます。
イベント・モニターは、アセンブリー・エディターの「プロパティー」ビュー、 または以下のコンポーネント・エディターの「プロパティー」ビューから呼び出すことができます。
SCA レベル でイベントのモニターを使用可能にしたい場合、 アセンブリー・エディターでイベント・モニターを開き、 モニターする 1 つ以上のコンポーネント・インターフェース操作を選択する必要があります。
コンポーネント・レベル でイベントのモニターを使用可能にしたい場合、 いずれかのコンポーネント・エディター (例えば、ビジネス・プロセス・エディター) でイベント・モニターを開き、 モニターする 1 つ以上のコンポーネント・エレメントを選択することができます。
イベント・モニターはメディエーション・フロー・エディターでは使用できませんが、 他のビジネス・インテグレーション・コンポーネントと同じように、 アセンブリー・エディターでイベント・モニターを開いてから メディエーション・フローのインターフェース操作をモニターすることができます。
ビジネス・プロセス・エディターでは、 1 つ以上のプロセス・アクティビティーまたはプロセス変数をモニター可能なエレメントとして選択できます。 または、プロセス全体をモニター可能なエレメントとして選択することが可能です。 1 つ以上のアクティビティーまたは変数をモニター可能なエレメントとして選択した場合、 イベント・モニターには選択されたアクティビティーまたは変数に関するイベント・タイプが取り込まれます。 ただし、プロセス全体をモニター可能なエレメントとして選択した場合、 イベント・モニターにはプロセスに関するすべてのイベント・タイプが取り込まれます。
ビジネス・プロセス・エディターでは、アクティビティー、変数、 およびビジネス・プロセス自体の任意の組み合わせを、 モニター可能なエレメントとして選択することが可能です。 これにより、イベント生成プロパティーをより一層制御することができます。 例えば、1 つ以上のアクティビティーまたは変数をモニター可能なエレメントとして選択し、 プロセス全体はモニター可能なエレメントとして選択しない場合は、 選択したアクティビティーまたは変数に関連付けられたイベントのみが生成されます。 また、1 つ以上のアクティビティーまたは変数をモニター可能なエレメントとして選択し、 プロセス全体もモニター可能なエレメントとして選択した場合は、 選択したアクティビティー、変数、およびプロセス全体に関連付けられたイベントが生成されます。
エディターごとのモニター可能なエレメントを下の表に示します。
エディター | モニター可能なエレメント |
---|---|
アセンブリー・エディター (CEI のみ) | 操作 |
ビジネス・プロセス・エディター (CEI および監査ログ) | 割り当て、補正、空、フロー (並列アクティビティー)、 呼び出し、ピック (受信選択)、プロセス、受信、応答、再 throw、スコープ、スクリプト、 シーケンス、スタッフ、スイッチ (選択)、テンプレート (非表示)、終了、Throw、 変数、処理中、While (While ループ) |
ビジネス・オブジェクト・マッピング・エディター (CEI のみ) | マップ、変換 (全種類) |
ビジネス・ルール・グループ・エディター (CEI のみ) | 操作 |
ビジネス・ステート・マシン・エディター (CEI のみ) | アクション、エントリー、エグジット、ガード、状態、ステート・マシン定義 (ステート・マシン)、タイマー、遷移 |
ヒューマン・タスク・エディター (CEI および監査ログ) | エスカレーション、タスク、タスク・テンプレート (非表示) |
インターフェース・マッピング・エディター (CEI のみ) | 操作バインディング、パラメーター・メディエーション (全種類) |
セレクター・エディター (CEI のみ) | 操作 |