統合アプリケーションには、相互作用のための多くの方法が備わっています。 セレクター は、操作を、クライアント・アプリケーションから、 実装で使用可能ないくつかのコンポーネントのいずれかに経路指定するために使用されます。
コンポーネントへの経路指定は日付に基づきます。 日付に基づいた経路の例として、新学期が始まる 2 週間前に、学校関連の商品について新学期特別価格を提供する などがあります。 ビジネスにおいては、日付に基づいたそのような経路が数多くある場合があります。 セレクターは、日付に基づいて実行時に経路を選択するための判断を行います。 例えば、新学期が始まる直前であれば、前述の新学期特別価格の提供を選択します。 また、学校の終業式の季節であれば、子どものための夏休み準備特別価格を提供できます。
セレクターをメディエーション・モジュールで使用することはできません。 これは、WebSphere Process Server にのみデプロイ可能です。