要求フローのビルド

要求操作と応答操作をマップし、永続プロパティーを相関コンテキストに追加して、 要求側とプロバイダーのインターフェースに一致するようにメッセージを変換します。

  1. 「ビジネス・インテグレーション」ビューで、「XSLTransform」モジュールを展開します。
  2. 「XSLTransform」モジュール・アセンブリー・アイコンをダブルクリックして、 アセンブリー・エディターを開きます。
  3. モジュール・アセンブリー図で「XSLTransform_MediationFlow」 コンポーネントを右クリックして、 「生成の実装」を選択します。
    生成の実装
  4. 「OK」をクリックして、XSLTransform でメディエーション・フローを生成します。 このアクションにより、XSLTransform_MediationFlow がメディエーション・フロー・エディターで開かれます。
  5. 「操作接続」セクションで、StockQuoteRequester インターフェースの getQuote 操作を StockQuoteServicePartner インターフェースの getStockQuote 操作にワイヤリングします。 この操作について入力およびコールアウトがある要求フローが表示されます。
  6. CustomerInformation ビジネス・オブジェクトを Request - getQuote :StockQuoteService の相関コンテキストに追加します。 これによって、プロパティー customerID がメッセージ・フローに維持されます。 「Request - getQuote :StockQuoteService」をクリックして、「プロパティー」ビューの「詳細」タブに切り替えます。 「相関コンテキスト」フィールドで「参照」をクリックします。 一致するデータ型の下で「CustomerInformation」を選択してダブルクリックします。
    「CustomerInformation」ビジネス・オブジェクトの選択
  7. 「{http://CorrelationContext}CustomerInformation」が 「相関コンテキスト」フィールドに表示されます。
    ノードの詳細の入力
  8. パレットから「XSL 変換」プリミティブを選択し、 それを要求フロー・キャンバスにドロップして、TransformToStockQuoteService という名前を付けます。
  9. 要求フロー・キャンバスで、Request - getQuote : StockQuoteService の出力ターミナルを TransformToStockQuoteService の入力ターミナルにワイヤリングします。
  10. TransformToStockQuoteService の出力ターミナルを Invoke - getStockQuote : StockQuoteServicePartner の入力ターミナルにワイヤリングします。
    ワイヤリングされた
要求フロー・キャンバス
  11. XSL 変換プリミティブ TransformToStockQuoteService のプロパティーを設定します。
    1. 要求フロー・キャンバスで「TransformToStockQuoteService」プリミティブを選択します。 「プロパティー」ビューの「詳細」タブに切り替えます。
    2. 「ルート」フィールドの値を / に変更します。
    3. 「マッピング・ファイル」フィールドの横の「新規」ボタンをクリックします。 「メッセージ・タイプの指定」ウィザードが開きます。 「終了」をクリックします。
    4. マッピング・エディターの「ソース」セクションで、「tns:smo」>「本体 [0..1]」>「getQuote」を展開します。 「ターゲット」セクションで、「tns:smo」>「コンテキスト」>「相関 [0..1]」および「tns:smo」>「本体 [0..1] 」>「getStockQuote」を展開します。
    5. 「ソース」の本体セクションで「customerID」をクリックしてから、 「ターゲット」のコンテキスト・セクションで「customerID [0..1]」をクリックします。 右クリックして、「マッピングの作成」を選択します。 このアクションにより、メッセージ本体の customerID の値が、 要求および応答フロー全体で維持されるように相関コンテキストにマップされます。
    6. 「ソース」で「symbol」をクリックして、次に「ターゲット」で「stockSymbol」をクリックします。 右クリックして、「マッピングの作成」を選択します。
    7. 残りのフィールドをマップするには、 「ソース」で「on smo」をクリックして、次に「ターゲット」で「on smo」をクリックします。 右クリックして、「マッピングの突き合せ」を選択します。 これで残りのフィールドがすべてマップされます。
      実装の生成
    8. 変更内容を保管し、マッピング・エディターを閉じます。
    9. 「プロパティー」ビューの「詳細」タブで、「XSL の再生成」をクリックして、 このマッピング・ファイルに関連付けられた XSL を更新します。
      実装の生成
    10. メディエーション・フロー・エディターで、変更内容を保管します。

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