5.1 では、Struts ベースの Web クライアントの JSP Header.jsp
およびスタイル・シート dwc.css を変更することによって、
そのルック・アンド・フィールを変更することができました。
6.0 の Web クライアント (名前を「Business Process Choreographer エクスプローラー」に変更) は、
Struts ではなく Java™ Server Faces (JSF) に基づいているため、
Web クライアント変更を自動的にマイグレーションすることはできません。
そのため、このアプリケーションの 6.0 バージョンをカスタマイズする方法の詳細については、
「Business Process Choreographer エクスプローラー」のドキュメンテーションを参照することをお勧めします。
ビジネス・プロセスおよびスタッフ・アクティビティーについてユーザー定義 JSP を定義することができます。
Web クライアントはこれらの JSP を使用して、プロセスおよびアクティビティーの入出力メッセージを表示します。
これらの JSP は特に、以下の場合に役立ちます。
- メッセージのデータ構造の使用可能度を向上させるために、メッセージに非プリミティブ・パーツがあるとき。
- Web クライアントの能力を拡張したいとき。
6.0 プロセスの Web クライアント設定を指定するときに使用可能なオプションは数も種類も増えているため、
以下のように WebSphere Integration Developer を使用して、
マイグレーション済みプロセスおよびアクティビティーの Web クライアント設定を再設計する必要があります。
- プロセス・キャンバスまたはプロセス内のアクティビティーを選択します。
- 「プロパティー」ビューで、「クライアント」タブを選択し、
Web クライアント設定を再設計します。
- ユーザー定義 JSP をすべて手動でマイグレーションします。
- プログラミング・モデルの変更点については、
『SCA プログラミング・モデルへのマイグレーション』のセクションを参照してください。
- Web クライアントは、汎用 API を使用してビジネス・プロセスと相互作用します。
これらの汎用 API の呼び出しをマイグレーションする方法を示すセクションを参照してください。
- プロセスについて、6.0 Web クライアント設定で新しい JSP の名前を指定します。
注: DataObjects はカスタム・マッピングを必要としないため、
6.0 Business Process Choreographer エクスプローラーでは JSP のマッピングは必要ありません。