このトピックには、
ビジネス・オブジェクト・マッピング・エディターの使用時に注意する必要がある最新の制限のリストが記載されています。
- 基数の制限:
- ビジネス・オブジェクトに 1 より大きいまたはアンバウンドの maxOccurs を持つ属性がある場合は、
複数の基数があることを意味します。
例えば、CustomerBO には、
複数の基数を持つ AddressBO 型の address という属性がある可能性があります。
これは、CustomerBO にアドレス BO のリストがある可能性があることを意味します。
ビジネス・オブジェクト・マップ・エディターには、属性が列挙であることを
UI で示す点を除き、基数の概念はありません。
この例では、address 属性は次のようになります。
address AddressBO[]
- ある列挙から別の列挙 (移動以外) に値を割り当てるときに追加のロジックを加える必要がある場合は、
サブマップまたはカスタムを使用できます。
サブマップは、
列挙内ですべてのエレメントを繰り返して、サブマップを実行します。
カスタム/カスタム割り当て/カスタム・コールアウトでは、Java™ で作成されたより複雑な計算を実行できます。
- ビジネス・オブジェクト・マッピング・エディターでは、
列挙型内の属性間のマッピングを行うことはできません。子属性はぼかし表示され、
これらの属性にはセレクターがありません。
- データ・マップ名 は、マップ成果物の名前
(ファイル名) と同期している必要があります。
マップ成果物の名前変更はサポートされていません。
そのため、データ・マップ名の名前変更もサポートされません。
を右クリックしてから、
をクリックすることでファイル名を変更できますが、
実際のデータ・マップ名は名前変更されません。
- ビジネス・オブジェクト・マッピングは、マッピング時に非 Java レベルで別のコンポーネントへの
JService コールアウトを作成できません。
この制限に対する次善策として、以下のいずれかを行うことができます。
- コールアウトを作成するために、カスタム・マッピングを使用して Java コードを作成する。
Java コードで JService コンポーネントを呼び出すために、
コンポーネント名を servicemanager.locateService() に渡すことができます。
- 必要な WSDL ファイルを取得して、このファイルの Web サービス Java プロキシーを生成することによって、WSDL で操作を呼び出す。
この作業は、をクリックして行います。
「次へ」をクリックします。
ビジネス・オブジェクト・マップ内のカスタム・テキスト・マッピングでは、WSDL ファイルで操作への
Web サービス呼び出しを作成するようにしてください。
- 型がイベント要約の移動、イベント要約の設定、変更要約の移動、変更要約の設定である変換では、
子ビジネス・オブジェクト・インスタンスは作成されません。
ビジネス・オブジェクト・マップに含まれる変換が、上記の 4 タイプだけではない ことを確かめてください。
イベント要約/変更要約の移動/設定がマップで使用されている場合、これは変換番号 1 として使用することはできません。
対象となる子ビジネス・オブジェクトがまず作成されていることを保証する、少なくとも 1 つの基本変換が先行して
いなければなりません。
ビジネス・グラフに含まれるビジネス・オブジェクトを拡張し、基本的マッピング (移動、設定など) を行うか、あるいは
サブマップを呼び出すことができます。
- ビジネス・オブジェクト・マッピング・エディターで、変換がトップレベルのビジネス・オブジェクトを含み、変換の型が
カスタム、カスタム割り当て、またはカスタム・コールアウトの場合、デフォルトで生成されるキャスト・コードには
トップレベルのキャスト・コードは含まれません。
トップレベル・ビジネス・オブジェクトに使用される変数を見つけるのは困難な場合があります。
この問題は、以下の条件で発生します。
- 変換方がカスタム、カスタム割り当て、またはカスタム・コールアウトの場合
- 「詳細」タブで「テキスト」 (「ビジュアル」ではなく) を選択した場合
- 変換の入出力にトップレベルのビジネス・オブジェクトが含まれている場合
入出力の型をキャストする、生成されたコードがいくつかテキスト・エディターに存在しますが、これが上記 3 つの条件を
満たす場合、キャスト・コードは表示されません。
次善策としては、「コード・アシスト」ウィンドウの使用があります。
Ctrl + Spacebar を押して、コード Snippet で選択可能な変数のリストを入手してください。