要求フローのビルド
要求操作と応答操作をマップし、永続プロパティーを相関コンテキストに追加して、 要求側とプロバイダーのインターフェースに一致するようにメッセージを変換します。
「ビジネス・インテグレーション」ビューで、
「XSLTransform」
モジュールを展開します。
「XSLTransform」
モジュール・アセンブリー・アイコンをダブルクリックして、 アセンブリー・エディターを開きます。
モジュール・アセンブリー図で
「XSLTransform_MediationFlow」
コンポーネントを右クリックして、
「生成の実装」
を選択します。
「OK」
をクリックして、
XSLTransform
でメディエーション・フローを生成します。 このアクションにより、
XSLTransform_MediationFlow
がメディエーション・フロー・エディターで開かれます。
「操作接続」セクションで、
StockQuoteRequester
インターフェースの
getQuote
操作を
StockQuoteServicePartner
インターフェースの
getStockQuote
操作にワイヤリングします。 この操作について入力およびコールアウトがある要求フローが表示されます。
CustomerInformation
ビジネス・オブジェクトを
Request - getQuote :StockQuoteService
の相関コンテキストに追加します。 これによって、プロパティー
customerID
がメッセージ・フローに維持されます。
「Request - getQuote :StockQuoteService」
をクリックして、「プロパティー」ビューの「詳細」タブに切り替えます。 「相関コンテキスト」フィールドで「参照」をクリックします。 一致するデータ型の下で
「CustomerInformation」
を選択してダブルクリックします。
「{http://CorrelationContext}CustomerInformation」
が 「相関コンテキスト」フィールドに表示されます。
パレットから
「XSL 変換」
プリミティブを選択し、 それを要求フロー・キャンバスにドロップして、
TransformToStockQuoteService
という名前を付けます。
要求フロー・キャンバスで、
Request - getQuote : StockQuoteService
の出力ターミナルを
TransformToStockQuoteService
の入力ターミナルにワイヤリングします。
TransformToStockQuoteService
の出力ターミナルを
Invoke - getStockQuote : StockQuoteServicePartner
の入力ターミナルにワイヤリングします。
XSL 変換プリミティブ TransformToStockQuoteService のプロパティーを設定します。
要求フロー・キャンバスで
「TransformToStockQuoteService」
プリミティブを選択します。 「プロパティー」ビューの
「詳細」
タブに切り替えます。
「ルート」
フィールドの値を / に変更します。
「マッピング・ファイル」
フィールドの横の
「新規」
ボタンをクリックします。 「メッセージ・タイプの指定」ウィザードが開きます。
「終了」
をクリックします。
マッピング・エディターの「ソース」セクションで、
「tns:smo」>「本体 [0..1]」>「getQuote」
を展開します。 「ターゲット」セクションで、
「tns:smo」>「コンテキスト」>「相関 [0..1]」
および
「tns:smo」>「本体 [0..1] 」>「getStockQuote」
を展開します。
「ソース」の本体セクションで「customerID」をクリックしてから、 「ターゲット」のコンテキスト・セクションで「customerID [0..1]」をクリックします。 右クリックして、
「マッピングの作成」
を選択します。 このアクションにより、メッセージ本体の customerID の値が、 要求および応答フロー全体で維持されるように相関コンテキストにマップされます。
「ソース」で「symbol」をクリックして、次に「ターゲット」で「stockSymbol」をクリックします。 右クリックして、
「マッピングの作成」
を選択します。
残りのフィールドをマップするには、 「ソース」で「on smo」をクリックして、次に「ターゲット」で「on smo」をクリックします。 右クリックして、
「マッピングの突き合せ」
を選択します。 これで残りのフィールドがすべてマップされます。
変更内容を保管し、マッピング・エディターを閉じます。
「プロパティー」ビューの「詳細」タブで、
「XSL の再生成」
をクリックして、 このマッピング・ファイルに関連付けられた XSL を更新します。
メディエーション・フロー・エディターで、変更内容を保管します。
親トピック:
サンプルのビルド
前のトピック:
相関コンテキストのビジネス・オブジェクトの作成
次のトピック:
応答フローのビルド