名前空間が衝突した場合の手動修正の実行

WebSphere® Studio Application Developer Integration Edition 5.1 では、 同一の名前とターゲット名前空間を持つ 2 つの異なる XSD または WSDL タイプを定義することがサポートされていました。 WebSphere Integration Developer 6.0 では、これはサポートされていません。 マイグレーションされたプロジェクトをビルドした後、 重複定義エラーが発生する場合は、手動マイグレーションが必要になります。

この問題を修正するには、以下のステップを実行します。
  1. 定義が同じである場合は、定義のいずれか 1 つを削除してから、 プロジェクトをクリーンにして再ビルドします。既存の WSDL/XSD ファイルが、 削除しなかった 定義を含んでいるファイルをポイントすることによって発生したエラーがある場合は、 そのエラーを訂正します。
  2. 定義が同じでなく、 マイグレーションされたサービス内でその定義の両方を使用する必要がある場合は、 定義名またはターゲット名前空間を名前変更します。 重複ファイル全体の中に定義がほんのわずかしかない場合には、 それらの定義名を変更することが推奨されます。 ファイル内のすべての定義が重複している場合には、 すべての定義のターゲット名前空間を変更することが推奨されます。 プロジェクトをクリーンにして再ビルドし、 変更した定義内で使用したい成果物が、新しい定義名または名前空間を参照することを確認してください。
  3. WSDL ファイル内の同じ名前空間に 2 つの import 文がある場合には、 これらの WSDL の 1 つが他方をインポートし、 それが次のものをインポートするというようにチェーニングして、 その結果、WSDL ファイルごとに、この名前空間に対して、 インポートが 1 つだけ存在するようにすることによってこの問題を修正することができます。その後で、プロジェクトをクリーンにし、再ビルドしてください。

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