Linux での WebSphereWebSphere Integration Developer のインストールおよびアンインストール

このセクションでは、 Linux® で WebSphere® Integration Developer を正常にインストールまたはアンインストールするために必要なステップについて説明します。

このセクションでは、 WebSphere Integration Developer を Linux にインストールする作業について説明します。 WebSphere Integration Developer は、 CD-ROM またはダウンロードした電子イメージのいずれかからインストールできます。 インストール・ウィザードが提供されていますが、本ドキュメンテーションで後述するように、 コマンド・プロンプトから WebSphere Integration Developer をインストールしたり、 サイレント・インストールを実行したりすることもできます。

インストール・プログラムは対話式コンソール・モードでも実行できます。 このモードはユーザー補助が必要な人に適しています。アクセシビリティ・モードのコマンド行オプション:

-accessibility は、 ランタイム・コンソール・モード・ウィザードをスクリーン・リーダー・プログラムでより使いやすくします。 コンソール・モードで実行するには、次のコマンドを 1 行で入力します。
CD_device/setup/setup.bin -is:javaconsole -log @NONE -accessibility
デフォルトで CD_device は、 SuSE の場合は /media/cdrom、 Red Hat の場合は /mnt/cdrom です。

画面のプロンプトに従って、インストールを完了します。「-accessibility」オプションを 指定するときは「-is:javaconsole」オプションが重要です。 このオプションを指定しないと、 インストール・プログラムが停止します。「-log @NONE」オプションは ロギングをオフにして、コンソール・ウィンドウにログ情報を リストしないようにします。 インストール中に問題が発生した場合は、ログ情報を収集するために、 このオプションを外さなければならない場合があります。

重要: WebSphere Integration Developer では多数のファイルの実行が必要なため、 システムはそれに多数のファイル・ハンドルを割り振ります。 実行される WebSphere Integration Developer のツールごとに、 さらにファイル・ハンドルが必要になります。 1 プロセス当たり 1024 ファイル・ハンドルの デフォルト限度を超えることは珍しくなく、その結果としてツールが失敗し、 さらにワークスペースが失われることがあります。この失敗を回避するには、 製品の操作を行う前にユーザーがシステム管理者に連絡して、 WebSphere Integration Developer ユーザーが使用できるファイル・ハンドル数を増やしてもらうことをお勧めします。 ハンドル数を増やす場合の説明については、使用可能なファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。

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