EJB サービス再ワイヤリング・オプションにはそれぞれ、利点と欠点があります。
以下のリストで、両方のオプションと、それぞれの利点および欠点について説明します。
- 最初のオプションでは、Web サービスが EJB より遅い速度で呼び出されるため、
実行時のパフォーマンスが向上する可能性があります。
- 最初のオプションはコンテキストを伝搬することができますが、
Web サービスの呼び出しでは同じようにコンテキストを伝搬することはできません。
- 2 番目のオプションには、カスタム・コードの作成が含まれません。
- EJB サービスの生成には制限があるため、
2 番目のオプションは一部の EJB インターフェース定義には使用可能でない場合があります。
Rational® Application Developer のドキュメンテーション (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rtnl0600/topic/com.ibm.etools.webservice.doc/ref/rlimit.html) を参照してください。
- 2 番目のオプションでは、結果としてインターフェースが変更され、
そのために SCA コンシューマーにも変更が生じる可能性があります。
- 2 番目のオプションでは、WebSphere® Process Server 6.0 サーバーがインストールされ、WebSphere Integration Developer と連動するように構成されている必要があります。
WebSphere Integration Developer と連動するように構成されているインストール済みランタイムを調べるには、
に進み、
「WebSphere Process Server v6.0」エントリーがあればこれを選択し、
製品がインストールされているロケーションを指していることを確認します。
サーバーが存在する場合にはこのエントリーにチェックマークが付けられ、
このサーバーが実際にはインストールされていない場合にはチェックマークが外されていることを確認してください。
「追加...」ボタンをクリックして、別のサーバーを追加することもできます。
- Java™ コンポーネントが、WSDL から EJB スケルトンを生成するトップダウンのアプローチを使用して WebSphere Studio Application Developer Integration Edition に組み込まれている場合は、
この Java クラス内外のパラメーターはおそらく WSIFFormatPartImpl をサブクラス化します。
このような場合は、オプション 2 を選択してオリジナルの WSDL インターフェースから (WSIF または DataObject API に依存しない) 新しい汎用 EJB スケルトンを生成してください。