相互作用トレースの表示
「プロファイルおよびロギング」パースペクティブの「シーケンス図」ビューで
ホスト相互作用やプロセス相互作用を視覚化することは、分散アプリケーションのワークロード管理に役立ちます。
これらのビューで時間を表現することは、ネットワーク通信だけでなく、アプリケーション・パフォーマンス
におけるボトルネックを判別する際に役立ちます。
前提条件:
「シーケンス図」ビューには、対話を簡単に表示するために実行可能な、
多数のアクションが提供されています。
「シーケンス図の相互作用 (sequence diagram interactions)」ビューを開く手順は、以下のとおりです。
- 「プロファイル・モニター」ビューで、アプリケーション・クラスターを表すモニターを選択します。
- 右クリックして、「アプリケーションから開く」を選択し、
表示したい相互作用ダイアグラムのタイプを選択します。
選択したモニター・レベルに対応するエンティティーを表示した、「シーケンス図」ビューが開きます。
『モニター・レベルおよび対応するビュー』で、
選択したモニター・レベルで使用可能な相互作用ダイアグラムを調べてください。
スクロールが必要なほど大きなビューの場合、概説を使用して、
シーケンス図内の別のページとの間でナビゲートすることができます。
シーケンス図の概要を開くには、ビューの右隅にある
ボタンを
クリックします。シーケンス図の概説が表示されます。

このボタンは、スクロールが必要な場合に限り、表示されます。
複数ページからなるビューの場合、使用可能なナビゲーション方法がいくつかあります。
- 「ナビゲーション」メニュー項目
- ツールバーのドロップダウン・メニューから、「ナビゲーション」を選択します。
ナビゲーションのサブメニューが表示されます。
- いずれか 1 つのナビゲーション・オプションを選択します。
- 「ページ」メニュー項目
- ツールバーのドロップダウン・メニューから、「ページ」を選択します。
「シーケンス図ページ」ダイアログ・ボックスが開きます。
- 移動先のページ番号を入力します。「OK」をクリックします。
ビューが更新され、宛先ページが表示されます。
- ツールバーまたはツールバーのドロップダウン・メニューから、
「次ページへ進む」ボタンおよび
「前ページへ戻る」ボタン
を使用してナビゲーションします。
- メッセージへジャンプします。
- メッセージを選択します。右クリックしてコンテキスト・メニューを起動します。
- メソッド呼び出しの戻りを表示するには、コンテキスト・メニューから「メッセージの戻りへジャンプ」を選択します。
- メソッド呼び出しの最初を表示するには、コンテキスト・メニューから「メッセージへジャンプ」を選択します。
ライフラインの縮小および展開は、ビュー内のデータ・セクションを非表示または展開する場合に使用します。
ライフラインの縮小
- Ctrl キーを押しながら、縮小したいライフラインをクリックします。
- 右クリックしてコンテキスト・メニューを起動します。
- 「選択されたクラスまたはオブジェクトの縮小」を選択します。ビューが更新され、
選択された複数のライフラインが 1 つのライフラインにまとめられて表示されます。
縮小されたライフラインは、アイコン
で示されます。
ライフラインの展開
- 展開したい、縮小されたライフラインをクリックします。ライフラインのフルネームは、
該当するライフラインの上でマウスを移動させると表示されます。
- 右クリックしてコンテキスト・メニューを起動します。
- 「選択されたライフラインの拡張」を選択します。ビューが更新され、
選択されたライフラインが展開されて表示されます。
注: オブジェクト相互作用またはクラス相互作用の場合のみ
メッセージの縮小および展開は、選択したメソッドから呼び出されたすべてのメソッド呼び出しを
非表示または表示するために使用できます。
メッセージの縮小
- シーケンス図内のメッセージをクリックします。
- 右クリックしてコンテキスト・メニューを起動します。
- 「呼び出されたメソッドの縮小」を選択します。シーケンス図が更新され、
選択したメソッド内のすべてのメソッド呼び出しが非表示になります。縮小されたメッセージは、
アイコン
で示されます。
メッセージの展開
- シーケンス図内の縮小されたメッセージをクリックします。
- 右クリックしてコンテキスト・メニューを起動します。
- 「呼び出されたメソッドの拡張」を選択します。シーケンス図が更新され、
選択したメソッドから呼び出されるすべてのメソッド呼び出しが表示されます。
注: オブジェクト相互作用またはクラス相互作用の場合のみ
連続するメソッド呼び出しまたはメソッドの戻りの間で消費される時間の相対量は、
ダイアグラムの左端にあるタイムラインの上でマウスを移動させると表示できます。
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ビューをデフォルトの表示サイズに戻す (倍率をリセットする)、
ズームインする、またはズームアウトする場合には、このツールバー・コントロール・セットを使用します。
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関連概念
ログ・アナライザーの概説
ログ・ファイル相関
「ログ対話」ビュー
「ログ・スレッド対話」ビュー
関連タスク
ログ・ファイルの分析
同期化
関連参照
モニター・レベルおよび対応するビュー
シーケンス図のコントロール
ライフライン・カテゴリー
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