カスタマイザーを使用したプロパティーの変更

コンポーネントに BeanInfo クラスで定義されたカスタマイザーがある場合は、そのカスタマイザーを使用してコンポーネントのプロパティーを更新できます。

JavaBeans 仕様に定義されているカスタマイザーは、Java Bean プロパティーを変更するための使いやすいインターフェースを提供する、AWT または Swing コンポーネントです。Java Bean にカスタマイザーが組み込まれるかどうかは、BeanInfo クラスによって判別されます。

コンポーネントでカスタマイザーが使用可能な場合は、「Java Bean のカスタマイズ」ツールバー・ボタン Bean のカスタマイズ が有効になります。

カスタマイザーを使用してコンポーネントのプロパティーを変更する方法は、以下のとおりです。

  1. 「設計」ビューまたは「Java Bean」ビューでコンポーネントを選択します。
  2. 「Java Bean のカスタマイズ」ツールバー・ボタン Bean のカスタマイズ をクリックします。ボタンが使用不可の場合、コンポーネントの BeanInfo クラスにはカスタマイザーが定義されていません。 モーダル・カスタマイザー・ダイアログが開きます。一部のプラットフォームでは、カスタマイザーは Java Bean を実行する JVM で開かれるため、ワークベンチの前面に表示されない場合があります。 したがって、カスタマイザーを表示するには、タスクバーで選択する必要がある場合があります。 カスタマイザー・クラスが AWT または Swing コンポーネントの場合、ダイアログ内に「OK」および「キャンセル」ボタンと一緒に表示されます。

    領域カスタマイザー

  3. カスタマイザーを使用してプロパティーを変更します。 カスタマイザーを使用すると、ライブ Java Bean が更新されます。
  4. 「OK」をクリックして変更を確認するか、「キャンセル」をクリックして変更を廃棄し、Java Bean を直前の状態に復元します。

親トピック: Visual Editor for Java の拡張

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