BorderLayout の使用

Visual Editor は、Swing BorderLayout を操作するのに役立つ視覚的合図を提供しています。

BorderLayout マネージャーは、指定方向に定義された領域にコンポーネントをレイアウトします。 java.awt.BorderLayout クラスは LayoutManager2 を実装し、その制約は「上」、「下」、「中央」、「右」、「左」という値のストリングです。

注: 6 つ以上のコンポーネントを持つコンテナーを BorderLayout に切り替えた場合、最初の 5 つのコンポーネントだけが制約付きで BorderLayout に追加されます。残りのコンポーネントは、コンテナーから「設計」ビューのフリー・フォーム・エリアに移動されます。

BorderLayout は、推奨される幅または高さで端に沿って compass 制約の 1 つに各コンポーネントを置き、「中央」コンポーネントは、その他のスペースすべてを占有します。

制約値は、コンポーネントをそれぞれの親コンテナーに追加する add(Component,Object) メソッドの 2 番目の引き数として使用されます。 例えば、JPanel を初期化するコードは、以下のようになります。

private void initialize() { 
        
       this.setLayout(new java.awt.BorderLayout()); 
       this.add(getJLabel(), java.awt.BorderLayout.NORTH); 
       this.add(getJScrollBar(), java.awt.BorderLayout.WEST); 
       this.add(getJButton(), java.awt.BorderLayout.EAST);  
       this.setSize(193, 124); 
 }
注: 2 つの追加定数 (「行の先頭の前」、「行の末尾の後」) が、コンテナーの ComponentOrientation を基にした相対的位置付けをサポートするために使用されます。例えば、ComponenetOrientation が ComponentOrientation.LEFT_TO_RIGHT のコンテナー内では、 「行の先頭の前」は「左」にマップされ、「行の末尾の後」は「右」にマップされます。 2 タイプの定数を混合することはお勧めできません。相対定数が優先されるため、グラフ・ビューアーおよびランタイムに誤った結果が表示されます。

親トピック: Swing および AWT レイアウト・マネージャー

関連概念
レイアウト・マネージャーとコンテナー

関連タスク
BoxLayout の使用
CardLayout の使用
FlowLayout の使用
GridLayout (AWT) の使用
GridBag レイアウトの使用

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