コンポーネントからのイベントの削除

「Java Bean」ビューを使用して、コンポーネントに追加したイベントを削除できます。

ヒント: 「Java Bean」ビューにイベントが表示されない場合は、「Java Bean」ビューのメニューの矢印を クリックして「イベントの表示」を選択してイベントを 表示したこと、あるいは「エキスパート・イベント」を選択して イベント、アダプター、およびリスナーを表示したことを確認します。

イベントをコンポーネントから削除する場合は、「Java Bean」ビューで該当する イベントを選択し、「削除」ポップアップ・メニュー・オプションかキーボード の Delete キーを使用します。

  1. 「Java Bean」ビューで、該当するイベントを右マウス・ボタン でクリックします。
  2. ポップアップ・メニューから、 「削除」をクリックします。
    • その結果、「イベント の表示」モードで、イベントのコールバック・メソッドが Java ソースから除去されます。 リスナー・クラスによってコンパイルのためにメソッド本文が必要とされる インターフェースが実装される場合は、メソッド全体が除去されるのではなく、メソッドの内容 がクリアされます。
      閉じられた「削除」ウィンドウ

      コールバック・メソッドを削除すると、リスナーには メソッド本文の実装は残されず、このリスナーは無名インナー・クラスになります。さらに、この リスナー自体はソースへの登録を行ったメソッドとともに除去されます。上記の例では、 ウィンドウ・リスナーのみが windowOpened コールバックを持っているため、windowOpened を削除する場合、リスナーおよびソースにリスナーを追加する addWindowListener(...) ステートメントも除 去されます。

    • 「エキスパート・イベント」モードでコールバック・メソッドが削除されると、 そのメソッドはリスナーから除去されます。ただし、リスナーがインターフェースを実装しており、メソッドが正常にコンパイルされる必要がある 場合には、空のメソッド本文で置き換えられます。しかし、「イベントの表示」とは異なり、 リスナーのカスケードは削除されません。したがって、リスナーにコールバック・メソッド 本文が残されていなくても、残されたコールバック・メソッド本文は自動的には除去されません。
      削除エキスパート・モード

      「エキスパート・イベント」モードでの削除は、選択 されたツリー項目をその親から削除することを意味します。

      リスナー自体を選択および削除できます。この場合、リスナーは Java Bean から除去されます。無名のインナー・クラスであるリスナーは、ソースから除去されます。ただし、 名前リスナー・クラスについては、そのクラスを使用する Java Bean から除去された後も ソースに残されます。
      削除エキスパート・モード

親トピック: Visual Editor を使用したイベントの処理

関連概念
「Java Bean」ビュー

関連タスク
コンポーネントへのイベントの追加
コンポーネントのイベントの表示
イベントのソースの表示

(C) Copyright IBM Corporation 1999, 2004. All Rights Reserved.