Visual Editor では、設計時および実行時に BeanInfo クラスがさまざまなコンポーネントの振る舞いを決定する必要があります。 BeanInfo クラスを保持する場所を決定できます。
Visual Editor for Java で開発するクラスは、Java プロジェクトに保管する必要があります。各 Java プロジェクトには、 ワークベンチのワークスペース内の他のプロジェクトへの参照、またはファイル・システム内にある外部 JAR への参照が含まれているビルド・パスがあります。ビルド・パスに含まれているパッケージは、プロジェクトのクラスのコンパイルに使用されます。また、Visual Editor for Java によって、 Java Bean を設計時に実行する仮想マシンのクラスパスを作成するために使用されます。
リソースを編成する方法はいくつかあります。
異なるプロジェクトでの Bean および BeanInfo クラスの保持
Visual Editor for Java でクラスを開発する場合、異なるプロジェクトに .java ファイルおよび BeanInfo クラスを保持するオプションがあります。このオプションを使用すると、簡単にクラスを個別に開発およびデプロイできるようになります。同じパッケージでの Bean および BeanInfo クラスの保持
Java Bean およびその関連する BeanInfo クラスは同じパッケージ内にあるので、イントロスペクターは BeanInfo クラスを見つけることができます。同じプロジェクト内の異なるパッケージでの Bean および BeanInfo クラスの保持
Visual Editor for Java でクラスを開発する場合、同じプロジェクト内の異なるパッケージに .java ファイルおよび BeanInfo クラスを保持するオプションがあります。JAR ファイルでの BeanInfo クラスの保持
BeanInfo クラスを、その定義する Java Bean と同じプロジェクトの別の JAR ファイル、別のプロジェクト、またはファイル・システムに保持できます。BeanInfo クラスのロケーションの明示的定義
クラスパス変数を使用することにより、ワークベンチ外部の BeanInfo クラスのロケーションを明示的に定義できます。変数は、JAR ファイルまたはファイル・システム内のフォルダーを参照できます。
親トピック: Visual Editor for Java の拡張
関連概念
BeanInfo クラスとイントロスペクション
JRE クラスの BeanInfo クラス
Visual Editor の BeanInfo クラスの作成のヒント