「Java Bean」ビュー

Visual Editor for Java の「Java Bean」ビューには、作成している Java クラスが使用するコンポーネント、イベント、およびリスナーのツリー・ビューが表示されます。

「Java Bean」ビューは、設定を変更していない限り、Visual Editor が起動されるたびに自動的に開きます。
「Java Bean」ビュー

「Java Bean」ビューのエントリーと「設計」ビューのエントリーは、どちらを選択しても同期化されます。 「設計」ビューで項目を選択した場合、選択した項目は「Java Bean」ビューでも選択されます。 「Java Bean」ビューで、エントリーに表示されるアイコンは、コンポーネント・タイプを表すためにパレットで使用されているアイコンと同じです。

「Java Bean」ビュー内の各コンポーネントのラベルは、コンポーネントの Java コードで使用されるインスタンス変数の名前です。コンポーネントのタイプによっては、ラベルにもインスタンス自体の詳細 (ボタンやラベルのテキストなど) が含まれます。

「Java Bean」ビューは、既存のコンポーネントの構造を表示する以外に、クラスを操作するために使用することもできます。「Java Bean」ビュー内のコンポーネントを右マウス・ボタンでクリックすると、使用可能なアクションがリストされたポップアップ・メニューにアクセスできます。また、コンポーネントをドラッグしてそれらを再配列し、ネストすることもできます。

注: javax.swing.JFrame をサブクラス化している HelloFrame などのコンポーネントをサブクラス化すると、this と呼ばれる特殊パーツが「設計」ビューおよび「Java Bean」ビューに表示されます。this エレメントは、作成されているクラス自体のインスタンスを表します。this エレメントは削除できません。

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