データ・プールには、実行中のテストで使用することのできるデータが含まれます。
データ・プールを作成するには、次のようにします。
- テスト・パースペクティブを開きます。
- 「テスト・ナビゲーター」で Java プロジェクトを右マウス・ボタンでクリックし、
「新規」>「テスト成果物 (Test Artifact)」と選択します。
「新規テスト成果物」ダイアログ・ボックスが開きます。
このダイアログ・ボックスは、「ファイル」> 「新規」メニュー選択によって開くこともできます。
- 「ウィザード」リスト・ボックスで「テスト・エレメント」を展開し、
「データ・プール」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
「新規データ・プール」ダイアログ・ボックスが開きます。
- 既存 Java プロジェクトのリスト (中央のフィールド) から、
データ・プールを保管するプロジェクトをクリックします。
そのプロジェクトの名前が「親フォルダーを入力または選択してください」フィールドに表示されます。
- 「ファイル名」フィールドにデータ・プール・ファイルの名前を入力します。
サフィックス .datapool を付ける必要があります。
空のデータ・プールを作成したい場合には、最後のステップに直接進んでください。
データ・プールの説明を提供したり、既存の CSV ファイルに含まれているデータでデータ・プールを初期化したりしたい場合には、
次のステップに進んでください。
- 「次へ」をクリックします。
ダイアログ・ボックスが開いて、データ・プールの説明を記入できるようになります。
- 「次へ」をクリックします。
ダイアログ・ボックスが開いて、
既存のコンマ区切り値 (CSV) ファイルの内容で新規データ・プールを初期化できるようになります。
- 「CSV ファイル (CSV File)」フィールドに CSV ファイルの名前を入力するか、
「参照」をクリックして、
そのファイルまでナビゲートします。
- CSV ファイルの最初の行には列名が入っていることがあります。
その場合、「最初の行に変数名と推薦される型が含まれる」という表示の隣のボックスにチェックマークを付けてください。
このボックスにチェックマークが付いていない場合には、
列の名前は「Variable1」などになっています。
これらの名前は、データ・プール・エディターを使用して簡単に変更することができます。
- CSV ファイルの最初の列には、
0 から順に索引付けされる行の名前が入っていることがあります。
例えば、最初の列に名前行が含まれている場合、それらの行には row::0、row::1 などの索引が付けられます。
この場合、
「最初の列に等価クラス名が含まれる」という表示の隣のボックスにチェックマークを付けてください。
このボックスにチェックマークが付いていないと、
各行には「Equivalenceclass1」などという名前の個別の等価クラスが割り当てられます (これらの等価クラスは、
パフォーマンス・テストには使用されません)。
これらの名前は、データ・プール・エディターを使用して簡単に変更することができますが、
個別の等価クラスを単一の索引付き等価クラスで簡単に置き換えることはできません。
- 「終了」をクリックします。
データ・プール・エディターの「概要」タブに、新規データ・プールが開きます。

新規データ・プールに対して
データを追加したり編集を行ったりするための手順については、
『データ・プールの編集』に進んでください。