テストの記録

テスト生成ウィザードが HTTP プロキシー・レコーダーを開始し ます。このレコーダーは、ユーザーとブラウザー・ベース・アプリケーションとの対話を記録します。記録を停止すると、ウィザードがテスト・ジェネレーターを開始し、 これによって記録済みセッションからテストが作成されます。

開始する前に、Agent Controller がローカル・マシンで稼働していることを確認してください。 Agent Controller を開始する手順については、 『Agent Controller の管理』を参照してください。

テストは Java プロジェクト内に保管されます。 ご使用のワークスペースに現在 Java プロジェクトが存在しない場合、 テスト生成ウィザードによって Java プロジェクトが作成され、その名前を変更できるようになります。 特定のプロジェクトにテストを保管したい場合には、開始する前にそのプロジェクトが存在することを確認してください。 Java プロジェクトを作成するための手順については、 『Java エレメントの作成』を参照してください。

記録およびスクリプト生成の動作は、レコーダーの設定によって制御されます。 現在の設定をインスペクションするには、 「ウィンドウ」>「設定」>「テスト」>「HTTP プロキシー・レコーダー」と進んでください。

Microsoft Internet Explorer 以外のブラウザーを使用する場合は、 以下のステップを開始する前に、『テスト記録用のブラウザーの構成』の 説明に従って、ブラウザーを開始して構成する必要があります。

テストを記録するには、次のようにしてください。
  1. テスト・パースペクティブを開きます。
  2. レコーダーを開始します。
    1. ファイル」>「新規」>「その他」をクリックしてください。 「新規」ダイアログ・ボックスが開きます。

    2. ウィザード」リスト・ボックスで、 「テスト」および「記録」を展開し、 「HTTP プロキシー・レコーダー」をクリックします。
    3. 次へ」ボタンをクリックします。 1 つ以上の Java プロジェクトが存在する場合は、 下に示す「HTTP プロキシー・レコーダー」が開きます。 Java プロジェクトが存在しない場合には新規プロジェクトが作成され、 類似のダイアログ・ボックスが開いて、プロジェクトの名前が変更できるようになります。

    4. プロジェクトのリストから、 このテストおよび関連ファイルを保管するためのプロジェクトをクリックします。
    5. 記録ファイル名:」フィールドで、 テストの名前を、サフィックスを付けずに入力します。 入力した名前は、記録ファイル、テスト・ファイル、およびその他の必要なファイルのベース名となります。 これらのファイルは、Java パースペクティブまたはリソース・パースペクティブでは、 識別のためのサフィックスを付けて表示されますが、 テスト・パースペクティブでは単純な (テストの) 名前のみが表示されます。
    6. 終了」をクリックします。 ブラウザーが開始するまでの間、進行ダイアログ・ボックスが開きます。
  3. ブラウザーの「アドレス: (address:)」フィールドで、 テストしたい Web ベース・アプリケーションの URL を入力して、それをアクティブにします。 そして、テストしたいタスクを実行します。 セキュア Web サイトの URL (https: で始まります) を入力した場合には、セキュリティー・アラートが表示されます。 「はい」と入力して続けてください。

  4. テスト対象のタスクが完了したら、レコーダーを停止してください。 これは、ブラウザーを閉じることによって行うことも、 「レコーダー・コントロール」ビューアー・バーの右側にある丸い「停止」ボタンをクリックして行うこともできます。

    テストが生成されている間、進行ダイアログ・ボックスが開きます。 テストの生成が完了すると、 「レコーダー・コントロール」ウィンドウに「test generation completed」というメッセージが表示され、 「テスト・ナビゲーター」にテストがリストされます。
  5. テスト対象のアプリケーションとの追加の対話を記録するためには、 ステップ 2 に進み、必要なだけこの手順を繰り返してください。

親トピック: ブラウザー・ベース・アプリケーションのテスト - クイック・スタート
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