Web サービス・ツール - リリース情報


1.0 既知の問題
   1.1 WebSphere v5 ランタイムを使用して WebSphere v5.0 サーバーをターゲットにする
   1.2 ワークスペースに EJB プロジェクトがない場合に、ユーザーが「EJB スケルトン (EJB Skeleton)」ウィザードの最初のページで「完了 (Finish)」をクリックできない
   1.3 ポップアップ・メニューからの Web ツール Java Bean JSP の作成
   1.4 サプライ・チェーン・サンプルのビルド・パスに webservices.jar がない

1.0 既知の問題

1.1 WebSphere v5 ランタイムを使用して WebSphere v5.0 サーバーをターゲットにする

WebSphere v5 ランタイムを使用して Web サービスを WebSphere v5.0 サーバーにデプロイしたい場合に、 サーバー・ターゲット設定が使用可能になっていて、ボトムアップ Java Bean または EJB Web サービス・シナリオでサービス Web または EJB プロジェクトが「サーバー・ターゲットを指定しない (No server target specified)」に設定されていると、 「Web サービス」ウィザードから以下のエラーを受け取る可能性があります。

Java から WSDL ファイルを生成中にエラーが発生しました。
詳細:java.lang.ClassNotFoundException: com.ibm.ws.webservices.engine.encoding.SimpleType

このようにエラーを受け取ると、Web または EJB プロジェクトに空の Java ビルド・パスがあり、「タスク」に次のエラーが表示されます。

このコンパイル単位は、欠落している型 java.lang.Object を間接的に参照します。
プロジェクトは、そのクラスパスが不完全であるためビルドされませんでした。 java.lang.Object のクラス・ファイルが見つかりません。(this compilation unit indirectly references the missing type java.lang.Object. The project was not built since its classpath is incomplete. Cannot find the class file for java.lang.Object)

この問題を回避するには、まず、次を行います。

次に、「Web サービス」ウィザードを再実行します。

サーバー・ターゲット設定が使用可能で、クライアント Web プロジェクトが「サーバー・ターゲットを指定しない (No server target specified)」に設定されている場合、 またはサービス Web または EJB プロジェクトのサーバー・ターゲットが「WebSphere Application Server v5.0」に設定されていて、 「Web サービス」ウィザードで自動的にクライアント Web プロジェクトを作成する場合、他の Web サービス・シナリオでも同様の空の Java ビルド・パスの問題が発生する可能性があります。

この問題を回避するには、上記で説明した予備手段を行うか、または、すでに、Java ビルド・パスが Web または EJB プロジェクトで空の場合、プロジェクトを右マウス・ボタンでクリックして「ターゲット・サーバー」を選択し、 「変更」を選択して現在のサーバー・ターゲットとは別のサーバー・ターゲットを選択することもできます。 この後、戻って、サーバー・ターゲットを WebSphere Application Server v5.0 に戻します。 この予備手段で、Web プロジェクトの Java ビルド・パスは再び正しくセットアップされます。

1.2 ワークスペースに EJB プロジェクトがない場合に、ユーザーが「EJB スケルトン (EJB Skeleton)」ウィザードの最初のページで「完了 (Finish)」をクリックできない

ワークスペースに既存の EJB プロジェクトがない場合、 「EJB スケルトン (EJB Skeleton)」ウィザードの最初のページで「完了 (Finish)」をクリックすると、 エラー・メッセージが表示されます。 これを回避するには、次のページに進んで、有効な EJB プロジェクト名とルーター・プロジェクト名を入力します。 また、別の方法では、ウィザードを終了して、再度このシナリオを試行する前に EJB プロジェクトを作成します。

1.3 ポップアップ・メニューからの Web ツール Java Bean JSP の作成

「Web サービス」ウィザードで生成されたプロキシーを右マウス・ボタンでクリックして、 「Web サービス」>「サンプル・アプリケーションを生成」 を選択し、テスト機能として Web ツール Java Bean JSP を選択して「完了 (Finish)」を押した場合、 生成されたサンプルのメソッドを実行しようとして例外が発生する場合があります。 この例外は、getEndPoint および setEndPoint メソッドが除外されなかったために発生します。 ポップアップから Web ツール Java Bean JSP を起動するときにこれらの 2 つのメソッドを選択解除するか、 またはテスト機能として Web サービス・サンプル JSP か Universal Test Client を選択することで、この問題を回避できます。 また、SOAP ランタイムを使用する場合、「Web サービス」ウィザードから Web ツール Java Bean JSP を起動することもできます。

1.4 サプライ・チェーン・サンプルのビルド・パスに webservices.jar がない

サプライ・チェーン・マネージメント例では、デフォルトの 9080 ポートを別のポートに変更する必要がある場合、SCM-Sample プロジェクトの config.jsp ファイルを変更する必要があります。 これには、再コンパイルが必要です。 タスク・リストには、ビルド・パスに webservices.jar がないこと原因で、次に示す 2 つのコンパイル・エラーが示されています。 1.このコンパイル単位は 欠落している javax.xml.rpc.ServiceException を間接的に参照します。 2.インポート javax.xml.rpc は、webservices.jar を SCM-Sample のビルド・パスに追加するために解決することができません。 「SCM-sample」->「プロパティー」で Java ビルド・パスを選択し、「ライブラリー」タブをクリックして「変数の追加 (Add Variables)」をクリックし、「WAS_50_PLUGINDIR」をクリックして「拡張 (Extend)」をクリックしてライブラリーに進み、「webservices.jar」を選択して「OK」をクリックしてもう一度「OK」をクリックします。

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