1.0 概要
2.0 既知の問題および制限
2.1
"extssh" はサポートされるコマンド行メソッドでない
2.2
最初に失われた後、接続が発見できない
2.3 場合により CVS メタ・フォルダーが現れる
2.4 サーバーからの「ブロークン・パイプ・シグナルを受信」エラー
2.5
サーバーからの「致命的なシグナル 10 で終了」エラー
2.6
「チーム」>「更新」は変更の発信があることを示さない
2.7
同期化ビュー「マージ済みのマーク」がモードに関して意外な動作をする
2.8
「チーム」>「未変更ファイルに対するコミット」はデコレーターを更新しない
2.9
非追加ファイルでは ASCII/Binary プロパティーの変更ができない
2.10
枝取りをオフにすると、着信ディレクトリー追加の更新でエラーが発生する
2.11 同期化ビュー内の「ビューから除去」がビュー・アクションからリソースを除外しない
2.12
同期化ビューと CVS 比較ビューで Ctrl-S による保管が機能しない
2.13
CVS が自動的に空ディレクトリーの枝取りをする
2.14 ディレクトリーをファイルで置換しようとすると ClassCastException が発生する
2.15
非管理を削除の設定がオフにされてもまだプロンプトが出される
2.16
フォルダーをあるプロジェクトから別のプロジェクトにコピーするとき、隠し CVS/ フォルダーがコピーされる
2.17
大文字小文字の異なるファイルに関する着信削除と着信追加の更新が失敗する
2.18 ワークスペースをアップグレードすると、キャッシュ内の許可情報が失われる
2.19 ext 接続メソッド使用時の「不明な応答」エラー
2.20 サブフォルダーを除いたフォルダーの更新ができない
ここでは CVS を使用したチーム・プログラミングに関する問題および制限についての情報が記載されています。
"extssh" 接続メソッドはサポートされているコマンド行メソッドではないため、 プロジェクトがこのメソッドを使う場合でもコマンド行ツールを使うことはできません。 その代わり、WebSphere Studio がサポートする "ext" メソッドを使用して、コマンド行ツールが機能するように適切な環境変数を設定してください。
ネットワーク問題のため最初に接続が失敗して以降、ネットワーク問題が解消した後も接続が失敗し続けることがあります。接続を確立するには、 WebSphere Studio を一度終了してから再始動してください。
フォルダーをチーム専用として設定した場合に、予想に反してフォルダーが UI から隠蔽されない場合があります。
WebSphere Studio は、サーバーに対する単一の接続の間に複数のコマンドを実行することがあります。 これは、あるコマンドに応答してサーバー・スクリプトを実行している CVS サーバーに問題を引き起こす可能性があります。
CVS サーバーに、いくつかの圧縮レベルに関するバグがあります。このエラーを受け取った場合、 CVS 設定ページで圧縮レベルを変更することが役に立つ場合があります。
「チーム」>「更新」 コマンドは、すべてのリモートの変更をユーザーのローカル作業コピーにロードします。 ユーザーが現在「チーム」>「更新」を使用していて、変更の発信のあるファイルを見たいときは、 更新を行なう前に CVS コンソールをオープンしてください。 コンソールには更新の結果 (どのファイルがマージ可能競合 (mergeable conflicts) か、どのファイルがマージ不能競合 (unmergeable conflicts) か、さらにどのファイルが発信変更 (outgoing changes) をもっているか) が表示されます。 重要: ユーザーが CVS を知っているときは「チーム」>「更新」のみを使用してください。 「本当の」競合 (たとえば、ファイルの同じ行に影響を与えるなど) がある場合、CVS は更新中にファイルにマークアップを付けます。 これらの競合をこのように解決することは好ましくありません。
「マージ済みのマーク」をした場合、それがユーザーの唯一の着信変更であるときに、着信モードにあると、 同期化ビューは空になります。表面的には変更は消えたように見えます。 しかし、変更は発信モードで現れます。
ユーザーが、変更されたがその内容はサーバーのファイルと一致するファイルに、「チーム」>「コミット」を実行すると、 ファイルは発信変更のままになります。 この問題の訂正には、「チーム」>「更新」を実行するか、同期化ビューを使用してコミットしてください。
「ASCII/Binary プロパティーの変更」メニュー項目は CVS が制御しているファイルまたはフォルダーに対してのみアクティブになります。 新規ファイルにキーワード置換モードを設定したい場合は、最初にそのファイルをバージョン管理に追加する必要があります。
枝取りがオフにされ、プロジェクトがファイルの入っていない着信ネスト・フォルダーの追加分を持っているときに同期化ビューで更新をすると、エラー (フォルダーを作成できない) になります。 回避策として、「チーム」>「更新」をしてディレクトリーを取り込んでください。
「ビューから除去 (Remove from View)」メニュー項目を使用して同期化ビューから 1 つ以上のリソースを除去すると、 これらのリソースは表示されなくなりますが、実行する操作 (更新、コミットなど) には依然として含まれます。
Ctrl-S は、同期化ビュー内のワークスペース・リソース・エディターで保管操作を実行しません。代わりに、ポップアップ・メニューを使用して「保管」を選択してください。
デフォルトでは、空のディレクトリーはチェックアウトおよび更新で枝取りされます。CVS サーバーのディレクトリーが削除されることはないので、ほとんどの場合これは好ましい方法です。 これが問題になるときは、自動枝取りを使用不可にする CVS 設定があります。
以下のステップを実行すると、上記の例外が発生します。
回避策は、新規ファイルを作成する前にフォルダーの削除をコミットすることです。
「置換での非管理リソースの削除」設定が「チーム」>「CVS」設定ページで使用不可にされていて、「チーム」>「置換対象」操作が 1 つの非管理リソースを持つプロジェクトに実行された場合、ほかに発信変更がないと、たとえ操作が非管理リソースを上書きすることがなくても、ユーザーにはローカルの変更を上書きするプロンプトが出されます。
ユーザーが CVS の制御下にあるフォルダーを、そうでないフォルダーにコピーすると、CVS/
フォルダー (通常は表示されない) が同様にコピーされます。 ターゲット・プロジェクトが CVS の制御下にある場合、ユーザーが移動されたフォルダーを CVS 制御に追加しようとすると、問題が発生する可能性があります。
回避策は、ファイル・システム・ブラウザーを使用して手作業で CVS/
サブディレクトリーを削除するか、フォルダーのコピーの前にソース・プロジェクトを CVS 制御から切断することです。
更新で、1 つ以上のファイルに対する着信削除と、大文字小文字の異なる同じ名前のファイルに対する着信追加があった場合、サーバーが送信するファイルの順序次第で Windows 上の操作が失敗します。 この問題を回避するには、 同期化ビューを使用して最初に削除を更新してから、次に追加を更新してください。
プラットフォームの内部許可データベース・ファイルのフォーマットが変更されています。このため、従来のバージョンの WebSphere Studio で作成されたワークスペースのキャッシュにある許可情報は使用できなくなり、ユーザーは再度認証を行う必要があります。
ext 接続メソッドを使用する場合、いくつか「不明な応答」エラー・メッセージを発生させる状況があります。その 1 つに、通信チャネルに CR を追加する外部通信クライアント (rsh または ssh など) を使用する場合があります。また、WebSphere Studio が外部通信ツールの標準エラー出力を正しく読み取らない場合にも、エラーが発生します。
現在、WebSphere Studio では、フォルダーの非再帰的な更新を実行できません (cvs -l と同等のオプションは存在しない)。
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