Linux で、GUI の GTK 項目が正しく再描画されない場合があります。 たとえば、「タスク」ビューを操作しているときに、ビューが正しく最新表示されないことがあります。 万一この問題が発生したら、「Windows (ウィンドウ)」>「Close All Perspectives (すべてのパースペクティブを閉じる)」を選択してから、操作していたパースペクティブを再度開いてください。 最新表示の問題は、発生しないはずです。
Linux システムで KDE または GNOME デスクトップを使用するとき、仮想デスクトップの切り替えに Ctrl+Fn キー・シーケンスが使用されます。 このため、これらのキー・シーケンスにバインドされたコマンド (Ctrl+F1 (ヘルプ)、Ctrl+F4 (ファイル > 閉じる)、および Ctrl+F6 (次のエディター) はアクティブになりません。
これらのキーは、コントロール・センターを使用して KDE または GNOME に再割り当てできます。 これを行うには、コントロール・センターを開いて、「ルック・アンド・フィール」>「ショートカット」を選択し、 次に「ショートカット・シーケンス (Shortcut Sequences)」タブをクリックして、「システム」>「デスクトップ切り替え (Desktop Switching)」をクリックします。 すべての項目を「なし」に設定するか、または Ctrl+Alt+Fn などの異なるキー・シーケンスに設定します。
専用 HTTP ヘッダーを信頼するかどうかを管理者が指定できるようにする構成オプションの導入により、 WebSphere Application Server のセキュリティーがより一層強化されました。 実稼動環境のトラステッド・モードで WebSphere Application Server 内部 HTTP サーバーの使用可能化を慎重に評価して、 十分な信頼が確立されているかどうかを判断する必要があります。 トラステッド・モードが使用可能になると、WebSphere Application Server 内部 HTTP サーバーは、 クライアント証明書を HTTP ヘッダーに追加することによるユーザー ID の申告を許可します。 Web サーバー・プラグインはこの機能を使用して、クライアント証明書の認証をサポートします。 HTTP ヘッダーは、クライアント証明書を表明する サーバー ID を WebSphere Application Server が判別するための証明情報を持っていません。 Http ヘッダーのスプーフィングを避けるために、Web サーバー・プラグインと WebSphere Application Server と間にトランスポート・レベル認証のセキュア通信チャネルを確立する必要があります。 HTTP ポートごとに個別にトラステッド・モードを構成し、 インターネットおよびイントラネットの両方からクライアント・マシンが直接アクセスできる任意のポートを使用不可にできます。 クライアント証明書認証を持つ Secure Sockets Layer (SSL) 接続を確立するために Web サーバー・プラグインを要求すると、 確実に、トラステッド Web サーバー・プラグインのみがユーザー証明書を表明するようになります。 さらに、自己署名証明書を使用する必要があります。 これにより、自己署名証明書を持つサーバーのみが、信頼されている内部 HTTP ポートへのセキュア接続を確立できます。 自己署名認証証明書認証での SSL 接続のセットアップについて詳しくは、Web サイト http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/index.jsp?topic=/com.ibm.wasee.doc/info/ee/ae/tsec_httpserv.html にアクセスしてください。 SSL 以外では、仮想私設網 (VPN) や IPsec などのメカニズムを使用して、 無許可ユーザーによるアクセスから内部 HTTP トランスポートを保護することができます。
トラステッド・モードは、デフォルトで true に設定されます。 トラステッド・モードを使用不可にするためにカスタム・トランスポート・プロパティーを追加するには、 次のステップを実行します。 1. 管理コンソールを使用して「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」> <server name> >「Web コンテナー (Web Container)」>「HTTP トランスポート」> <host> >「カスタム・プロパティー」をクリックする。 2. 「新規」をクリックして、値が false のプロパティー名 Trusted を入力する。 3. サーバーを再始動する。 4. サーバーの再始動後、Trusted が false に設定されたトランスポートはクライアント証明書の申告を受け入れず、 「WebSphere webserver プラグインなどのプロキシーを介した要求は、このポートでは許可されません。 ポート 9080 の HTTP トランスポートは信頼されるように構成されていません。」などのようなエラー・メッセージをログ・ファイルに記録して、 HTTP エラー 403 を戻します。
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