資料 - リリース情報


1.0 サポートするソフトウェアと仕様
2.0 制限
   2.1 各国語の制限
3.0 既知の問題
   3.1 『RDB から XML へのマッピング・エディターの使用』チュートリアルの更新
   3.2 マシンがスタンバイ・モードになる場合にネットワーク・インストールが失敗する可能性がある
   3.3 「WebSphere Application Server - Express インストール・ガイド」の更新
   3.4 インストール用の最小一時フリー・ディスク・スペース
   3.5 WAS-Express 5.0.2 の Site Developer との共存
   3.6 setupLinux 実行可能プログラムのロケーション
   3.7 非ルート・ユーザーとしてアプリケーション・サーバーを開始
   3.8 インストールの取り消し後に報告されるエラー
   3.9 複数のサーバーを実行するときのポートの競合

1.0 サポートするソフトウェアと仕様

「パレット」ビューにある Faces コンポーネントなどの JavaServer Faces テクノロジーに関するツールは、ベータ・レベルの機能と考えられています。 この機能について言及している資料は、ベータ・レベルでもサポートされています。
JavaServer Faces フィーチャーはベータの状態であるため、実働アプリケーションには使用しないでください。 IBM は、これらの JavaServer Faces フィーチャーを使用する JavaServer Page ファイルの今後のマイグレーション、互換性、およびサポートを保証しません。

2.0 制限

2.1 各国語の制限

各国語の制限については、以下のとおりです。

  1. Web Development Tour での声のナレーションは、英語でのみご利用いただけます。
  2. 本製品のオンライン資料は、一部の主な項目を除いて、英語バージョンのみが提供されます。 更新マネージャーを使用すると、その他の翻訳資料を入手できます。 使用可能になった更新資料をダウンロードするには、ワークベンチで、「ヘルプ (Help)」>「ソフトウェアの更新 (Software Updates)」>「新規更新 (New Updates)」の順に選択してください。

3.0 既知の問題

3.1 『RDB から XML へのマッピング・エディターの使用』チュートリアルの更新

パート 4 で『RDB から XML へのマッピング・エディターの使用』チュートリアルのステップ 1b の最初の文章を、「Linux では、環境を初期化するには、コマンド・シェルでソース・セットアップを実行する必要があります。」 にしてください。

3.2 マシンがスタンバイ・モードになる場合にネットワーク・インストールが失敗する可能性がある

ネットワーク・インストール・イメージからのインストール時にご使用のマシンがスタンバイ・モードになる場合、 インストールが失敗する可能性があります。

3.3 「WebSphere Application Server - Express インストール・ガイド」の更新

3.4 インストール用の最小一時フリー・ディスク・スペース

「インストール・ガイド」には、 一時スペースとして使用される 200 MB のフリー・スペースがディスク上に必要であると示されされています。 場合によっては、この大きさは十分ではありません。 推奨される最小一時フリー・スペースは 300 MB です。

3.5 WAS-Express 5.0.2 の Site Developer との共存

WebSphere Application Server - Express 5.1 の Site Developer フィーチャーを、Express 5.0.2 の Site Developer フィーチャーがすでにインストールされているシステムにインストールする場合、 /usr/bin/wasexpress51 シンボリック・リンクのネーミングで競合が発生します。 5.0.2 リリースは、5.1 リリースが使用する名前と同じ名前を使用しています。 共存が可能になるように、5.1 インストール・プログラムは、既存の 5.0.2 リンクの名前を /usr/bin/wasexpress502 変更します。 リンク自体の名前が変更されることに注意してください。 これ以外の 5.0.2 ファイルには影響はありません。

3.6 setupLinux 実行可能プログラムのロケーション

「インストール・ガイド」は、setupLinux 実行可能プログラムを数回参照します。 このプログラムは、資料ではルート・ディレクトリーに存在することになっていますが、 インストール CD ディスク 1 の setup ディレクトリーにあります。

3.7 非ルート・ユーザーとしてアプリケーション・サーバーを開始

Linux で、ルートでログオンして、初めてアプリケーション・サーバーを開始した場合、 所有者ルートおよびファイル許可 755 でいくつかのディレクトリーが作成されます。 これは、ルートのみが、そのディレクトリーの書き込み権限を持つことを意味します。 この後で、非ルートとしてログインし、アプリケーション・サーバーを開始しようとすると、 ルートによって作成されたディレクトリーへの書き込みを行うことができないために失敗します。 この状況を解決するために、WebSphere Appplication Server - Express がインストールされているディレクトリーに移動してから、AppServer ディレクトリーに移動することができます。 logs、temp、wstemp、および tranlog ディレクトリーと、ディレクトリー内のすべてのファイルのファイル許可を 777 に変更します。 これは、「chmod -R 777 temp」などのコマンドを使用して行うことができます。 これで、非ルートとしてアプリケーション・サーバーを開始できるようになります。

3.8 インストールの取り消し後に報告されるエラー

オプションの言語パック・フィーチャーのインストールを選択して、その後すぐに、ファイルのコピー中にインストールを取り消すと、 それ以降のインストールでいくつかの異常が発生します。 言語パックを構成するファイルがインストールされていないにもかかわらず、それ以降のインストールで、 「フィーチャー」パネルに言語パック・フィーチャーの (インストール済み) 状況が表示されます。 言語パック・フィーチャーの再インストールを選択して、正しいファイルをディスクにコピーすることができます。 この状態では、インストールの終わりに、「ファイルの置換中に 1 つ以上のエラーが発生しました (One or more errors occurred during replacement of files)」というメッセージが表示される場合があります。 このエラー・メッセージは無視しても構いません。

3.9 複数のサーバーを実行するときのポートの競合

WebSphere Application Server - Express 5.1 は、前のバージョンのサーバーがあるシステムにインストールできます。 同時の両方のサーバーを実行したい場合、ポートが競合しないようにサーバーを構成する必要があります。 管理コンソールを使用してポートを再構成できます。

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