SWT - リリース情報

1.0 既知の問題および制限事項
    1.1 フォーカス・イベントでの解放
    1.2 Windows(R) NT のリストおよびコンボ・ボックス
    1.3 BiDi サポート
    1.4 カーソル・コンストラクターの引き数
    1.5 Javadoc にプラットフォーム間での一貫性がない
   
1.6 JAWS は、テーブルのチェック・ボックスを読み取るための「リスト・ビュー (List Views)」について MSAA を必要とする
    1.7 JAWS スクリーン・リーダーが WebSphere Studio ダイアログ・ボックスを正しく読み取らない

1.0 既知の問題および制限事項

1.1 フォーカス・イベントでの解放

アプリケーションでは、フォーカスの変更イベントにウィジェットを解放しないでください。解放した場合、SWT 例外がスローされる可能性があります。

1.2 Windows NT のリストおよびコンボ・ボックス

Windows NTR の場合のみ、List または ComboBox に、1000 文字を超えるストリングを持つ項目を作成しないようにしてください。 そのようにした場合、一般保護違反が発生する場合があります。 

1.3 BIDI サポート

StyledText ウィジェットは、ヘブライ語とアラビア語のロケールに対して、 双方向言語サポートを提供しています。現在、このサポートは Windows でのみ使用できますが、いくつかの既知の問題が確認されています。

1.4 カーソル・コンストラクターの引き数

コンストラクター Cursor (Device デバイス、ImageData ソース、ImageData mask、int hotspotX, int hotspotY) において、ソースおよびマスク引き数の両者が指定されると (すなわち、マスクが非ヌル)、2 つの引き数の意味が逆転します。 すなわち、mask 引き数はソース・イメージに、 source 引き数はマスク・イメージになります。 

1.5 Javadoc にプラットフォーム間での一貫性がない

protected メソッドについて Javadoc はプラットフォーム間で一貫性がありません。Platform Plug-in Developer Guide の文書生成に使用される Windows プラットフォーム用 Javadoc は最も確実なソースです。

1.6 JAWS は、テーブルのチェック・ボックスを読み取るための「リスト・ビュー (List Views)」について MSAA を必要とする

JAWS がテーブルのチェック・ボックス情報を検出するためには、「リスト・ビュー (List Views)」の MSAA サポートが以下の手順で活動化されていなければなりません。

  1. WebSphere Studio をオープンして「INSERT + F2」をクリックする。
  2. 「JAWS マネージャーの実行 (Run JAWS Manager)」ダイアログで「構成マネージャー (Configuration Manager)」を選択する。
  3. 「オプション設定」を選択して、「拡張オプション」を選択する。
  4. 「リスト・ビューについては MSAA に依存 (Rely on MSAA for List views)」チェック・ボックスを選択する。
  5. 「OK」をクリックする。
  6. 「ファイル」>「保管」とクリックする。

1.7 JAWS スクリーン・リーダーが WebSphere Studio ダイアログ・ボックスを正しく読み取らない

JAWS スクリーン・リーダー (バージョン 4.5 まで) には、その "Read Box in Tab Order" コマンド (Ins+B) が WebSphere Studio ダイアログの制御を一部しか読み取らないという既知の問題があります。

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