1.0 概要
2.0 サポートされるソフトウェアと仕様
3.0 前のリリースからの変更点
4.0 既知の問題
4.1 オンライン資料 (翻訳バージョン) の更新
4.2 Struts 文書の更新
4.3 Hospital シナリオでの手順の変更
4.4 Web サービスを 4.0.x からインポートした後での WSDL エラー
4.5 バージョン 5.0 ワークスペースで WebSphere Studio バージョン 5.1 を使用する
4.6 「Embedded Messaging Client のみがインストール済み
(Embedded Messaging Client only has been installed)」メッセージを無視する
4.7 Update Manager を使用するときにデフォルトの選択を変更する
4.8 Migration Guide の更新
4.9 Installation Guide の『Uninstalling Rational ClearCase LT』セクションを無視する
4.10 インストール・プログラムを取り消すと、その取り消しが有効になるまで少し時間がかかることがある
4.11 WebSphere Application Server - Express Installation Guide の更新
4.12 install.html リンクの中断
4.13 CD からのサイレント・インストールはサポートされない
4.14 サイレント・インストールのためのビルドに組み込まれた responsefile
4.15 Installation Guide の更新 - インストールの変更
4.16 サイレント・インストール実行時のディスク・スペースの問題でエラーが表示されない
4.17 AIX の Agent Controller ではセキュリティー機能は使用できない
4.18 バージョン 5.0 をインストールした場合に、「プログラムの追加/除去
(Add/Remove programs)」ウィンドウでバージョン 5.0.2 が消える
この README ファイルは、WebSphere Studio のオンライン資料に関するものです。
Show Me の表示
Show Me は、オンライン・ヘルプ・システムでオープンになっているタスク・トピックのビジュアル・ウォークスルーを提供するショート・ムービーです。 デモで示されるアクションは、タスクに書き込まれたステップに直接マップされます。 これは、複雑なタスクのステップを習得するための別の方法になります。
すべてのタスクに Show Me が関連付けられているわけではありません。 タスク・トピックに Show Me が含まれている場合は、そのトピックのタイトルの下にリンクが示されています。
「Show Me」リンクをクリックしてデモンストレーションを開始します。 新規ウィンドウが開き、Show Me が自動的に再生を開始します。 このウィンドウの下部には制御ボタンがあり、それを使用して Show Me の再生をコントロールします。 このようにして、必要に応じ、各セクションを再生することができます。
Show Me の表示が終わったら、ウィンドウを閉じてオンライン・ヘルプ・システムのトピックへ戻ります。
本製品のオンライン資料は、一部の主な資料 (入門、インストールとマイグレーションに関するガイド、その他) を除いて、英語バージョンのみが提供されます。 アップデート・マネージャーを使用すると、その他の翻訳資料を入手できます。 使用可能になった更新資料をダウンロードするには、ワークベンチで、「ヘルプ (Help)」>「ソフトウェアの更新 (Software Updates)」>「新規更新またはヘルプ (New Updates or Help)」>「ソフトウェアの更新 (Software Updates)」>「更新マネージャー (Update Manager)」の順に選択します。
Getting Started Guide Struts のサンプル
「Loading the Struts Trade Sample」の「Getting Started Guide」では、「Trade Server という名前のサーバー・プロジェクトを作成しました。このプロジェクトは WebSphere バージョン 4.0 のテスト環境で動作し、TCP/IP ポート番号 8080 で listen します。」 という黒丸項目で「4.0」を「5.0」に、および「8080」を「7080」に変更してください
患者または保険 Web サービスを作成すると、この Web サービスが WS-I に準拠していないことを伝える警告が表示されることがあります。 この警告は無視できます。
(これはマイグレーション項目です。) Web サービス・ファイルを 4.0.x からインポートした場合は、次のエラー・メッセージを受け取ることがあります。
エラー 「結果」部分に、無効な値 'anyElement' がその型として定義されています。 型宣言は、スキーマに定義された有効な値を参照していなければなりません。 (Error The part 'result' has an invalid value 'anyElement' defined for its type. Type declarations must refer to valid values defined in a schema.)
エラー 「戻り」部分に、無効な値 'findPatientResult' がその型として定義されています。エレメント宣言は、スキーマに定義された有効な値を参照していなければなりません。 (Error The part 'return' has an invalid value 'findPatientResult' defined for its element. Element declarations must refer to valid values defined in a schema.)
エラー 「応答」部分に、無効な値 'findPatientResponse' がその型として定義されています。エレメント宣言は、スキーマに定義された有効な値を参照していなければなりません。 (Error The part 'response' has an invalid value 'findPatientResponse' defined for its element. Element declarations must refer to valid values defined in a schema.)対応策:
- WSDL ファイルを削除します。
- Web Services ウィザードを再実行して Web サービスを再生成します。
既存の WebSphere Studio バージョン 5.0 ワークスペースを使用して WebSphere Studio バージョン 5.1 を初めて開始すると、ダイアログ・ボックスが表示されて、バージョン 5.0 からバージョン 5.1 へマイグレーションする 1 つの方法が示されます。 「OK」をクリックしてバージョン 5.0 ワークスペースからバージョン 5.1 へマイグレーションするか、または「取り消し (Cancel)」をクリックして WebSphere Studio の開始を停止します。
ワークスペースをバージョン 5.1 にマイグレーションすると、引き続きワークスペースをバージョン 5.0 で使用することができ、バージョン 5.1 の新規プロジェクト・フィーチャーのメタデータは無視され、バージョン 5.0 による読み取りが可能です。 バージョン 5.0 では、メタデータに影響を与えたり、バージョン 5.1 プロジェクトの新規プロジェクト・フィーチャーのメタデータを上書きしたりするような変更を、ワークスペースのプロジェクトに対して行うことはできません。
バージョン 5.1 の新規プロジェクト・フィーチャーについて詳しくは、WebSphere Studio Migration Guide を参照してください。
メッセージングおよびキューイング・サポートがインストールされていなくても、サーバーを開始したときに、「Embedded Messaging Client のみがインストール済み (Embedded Messaging Client only has been installed)」メッセージを受け取ることがあります。 このメッセージは、MQ Simulator for Java Developers の組み込みクライアント・コードを参照し、メッセージングおよびキューイング・サポート・コードは参照しません。 このメッセージは無視しても問題ありません。
Update Manager を使用してサービスを適用するときに、「オプション・フィーチャー (Optional Features)」ダイアログで、オプション・フィーチャーを更新したいかどうかを尋ねられることがあります。 デフォルトの選択を変更しない でください。 まだシステムにインストールされていないフィーチャーについてサービスを提供しようとすると、エラー・メッセージが出ます。
- 『WebSphere Studio Workbench in Version 5, Version 5.0.1, and Version 5.1』セクションの第 2 段落の 2 番目の文は、次のようにならなければなりません。「WSWB 2.1.1 と WSWB 2.0.3 (または WSWB 2.0.2) の間にはいくつかの相違点があります。 (There are some differences between WSWB 2.1.1 and WSWB 2.0.3 or WSWB 2.0.2.)」
- このガイドで使用されている「Struts 1.1 RC1」という語は、すべて「Struts 1.1」に直さなければなりません。
この製品では Rational ClearCase LT が使用できないので、Installation Guide の『Uninstalling Rational ClearCase LT』セクションを無視しても問題はありません。
製品のインストール中に「取り消し (Cancel)」を押すと、取り消しが有効になるまで、インストール・プログラムはしばらく実行を続けることがあります。
WebSphere Application Server - Express Installation Guide の更新内容は、次のとおりです。
- WebSphere Application Server - Express Installation Guide の『Verifying Your Agent Controller Installation』セクションでは、/opt/IBM/WebSphere/Express/racInstallLog.txt ファイルを調べてインストールの完了状況を確認するように指示しています。 このファイルが空になっているのが通常の状態です。このファイルにはインストールの完了状況は含まれていません。 Linux を再始動する場合は、「プログラム (Program)」メニューの項目を使用するか、または /opt/IBMRAC/bin/RAStart.sh スクリプトを実行して、Agent Controller を再始動する必要があります。
- WebSphere Application Server - Express のアンインストールを実行すると、表示された機能パネルには、インストール時の表示よりもいくつか多い機能が示されます。 これらの追加機能は、Studio Site Developer 機能のサブフィーチャーとして表示されます。 Studio Site Developer 機能を選択または選択解除する場合は、すべてのサブフィーチャーを選択または選択解除したことを確認してください。 言語パック機能のみを選択または選択解除したい場合は、言語パックの両方のオカレンスを選択または選択解除してください。
- IBM Agent Controller の SetConfig ユーティリティーを実行するためには、実行パスに Java が含まれていなければなりません。
- Linux の場合、コマンド・ウィンドウから setupLinux インストール・プログラムを実行し、そのコマンド・ウィンドウの現行作業ディレクトリーが /mnt/cdrom であり、CD からインストールする場合は、インストール・プログラムから 2 番目のインストール CD を要求されたときに、最初の CD をドライブからイジェクトすることができません。 この問題が発生するのは、コマンド・ウィンドウ作業ディレクトリーが CD をポイントしているので、その CD ドライブが使用されているように見えるからです。この問題を回避するには、コマンド・ウィンドウの作業ディレクトリーを /mnt/cdrom に設定しないことです。つまり、./setupLinux コマンドを使用してインストールを開始するのではなく、CD への絶対パス /mnt/cdrom/setupLinux を使用します。
- WebSphere Application Server - Express 5.0 のコピーがすでにインストールされているマシンに WebSphere Application Server - Express 5.0.2 をインストールすると、IBM Agent Controller が 5.0.2 バージョンに更新され、5.0.2 Express サーバーをポイントするように構成されます。 あとで WebSphere Application Server - Express 5.0.2 を除去して前の 5.0 環境に復元したい場合は、5.0 Application Server または Studio Site Developer コンポーネントを再インストールして 5.0 バージョンの IBM Agent Controller を復元することができます。 このいずれの 5.0 機能も 5.0 の IBM Agent Controller をインストールします。
- Linux、AIX、Solaris、および HP-UX の場合、コマンド "/opt/IBM/WebSphere/Express/AppServer/bin/collector.sh -Summary" を実行すると、mqver が見つからない、wempsservice が見つからないというエラーが出ることがあります。 これらのエラー・メッセージは無視しても構いません。
「Related Information」では、install.html リンクは中断されています。 しかし、このリンクは自分自身を参照するものなので不要です。
WebSphere Application Server - Express は、CD からのサイレント・インストールをサポートしていません。
サンプルの responsefile は Express の \util\responsefile.txt に組み込まれています。 このファイルは、使用することも編集することもできます。
コマンド行に '-silent' と入力し、responsefile で '-silent' をコメント化すると、インストールはサイレントに実行されます。 InstallShield ダイアログは表示されません。 このダイアログは、'-silent' がコマンド行からなくなり、responsefile で '-silent' のコメント化を解除すると表示されます。
responsefile は、インストール・プロセスをコントロールする目的でのみ使用する必要があります。 コマンド行に '-silent' が含まれていてはなりません。
WebSphere Studio をインストールし、再度インストール・プログラムを始動して各種コンポーネントをインストール (または再インストール) し、インストールの取り消しを選択してから終了すると、次のエラーが発生します。
「インストール中にエラーが発生しました - ユーザーはインストールを取り消しました。 ("Errors occured during the installation - User cancelled installation.")
製品をアンインストールしようとすると、次のエラーが出ます。
「適切な JVM が見つかりません。 オプション -is:javahome <JAVA HOME DIR> を使用してプログラムを再度実行してください。 ("A suitable JVM could not be found. Please run the program again using the option -is:javahome <JAVA HOME DIR>.")」
この問題に対処するには、インストール・プログラムを再度実行してから、製品をアンインストールする必要があります。
WebSphere Studio のサイレント・インストールを実行していて、製品をインストールするために十分なディスク・スペースがない場合は、インストールに失敗したときにエラー・メッセージが出ません。 この問題に対処するには、インストールを開始する前に十分なディスク・スペースを確保しておきます。 必要なディスク・スペースの量は、Installation Guide にリストされています。
Agent Controller を AIX にインストールした場合、Agent Controller のログイン・セキュリティー機能は使用できません。
WebSphere Studio のバージョン 5.0.2 をインストールしてからバージョン 5.0 をインストールすると (別のディレクトリーに)、「プログラムの追加/除去 (Add/Remove programs)」リストに WebSphere Studio の項目が表示されません。
製品をアンインストールするには、ファイル・システムまたはコマンド行から手動で uninstaller.exe を実行しなければなりません。
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2003. All Rights Reserved.