サンプル・ライブラリーのインストール
このガイドのサンプルを使用するには、WHOLESALE ライブラリーおよび WDSCLAB ライブラリーをご使用の iSeries サーバーにリストアする必要があります。
これは、製品の前のリリースのライブラリーをすでにリストアしている場合であっても、その内容は異なっているので、実行する必要があります。
ライブラリー用保管ファイルをリストアするには、5250 エミュレーター
ではなく Eclipse ワークベンチを使用するとよいでしょう。説明には、WHOLESALE ライブラリーのリストア方法が記述されています。
(WDSCLAB ライブラリーをリストアする場合は、
ワークベンチで選択する保管ファイルが wholesale.savf ではなく wdsclab.savf であること以外、手順は全く同じです。)
以下のプロセスは、保管ファイルを iSeries サーバー内の一時ライブラリー QRSETEMP にアップロードし、
その保管ファイルを *SAVLIB という新規ライブラリーまたは指定ライブラリーにリストアします。
注:
サンプル・ライブラリーをインストールするために使用された保管ファイルは、V5R1 以降の iSeries システムで使用するためのものです。
これらのライブラリーをリストアするには、次のようにしてください。
- ワークベンチで、リモート・システム・エクスプローラー・パースペクティブが開いていない場合は、このパースペクティブに切り替えます。
ワークベンチ・メニューから、「ウィンドウ」>「パースペクティブを開く」>「リモート・システム・エクスプローラー」をクリックします。
- 「リモート・システム」ビューで、「ローカル」>「ローカル・ファイル」>「ドライブ」と展開します。
- 「ドライブ」ディレクトリーを展開し、
製品をインストールしたディレクトリーにナビゲートします。デフォルトでは、
このドライブは c:¥WDSC です。
- WDSC ディレクトリーで wdscsampl を展開します。
- wholesale.savf を右マウス・ボタンでクリックし、「iSeries にリストア」 を選択して「iSeries 保管ファイルのリストア」
ダイアログ・ボックスを呼び出します。
- 最初のフィールド「iSeries 接続」には、savf ファイルを
リストアする iSeries サーバーを指定します。ワークベンチで、ローカル・ワークステーションと
iSeries サーバー間の通信の接続を使用します。
接続がない場合、「新規」をクリックして iSeries サーバーに対する接続を 1 つ定義してください。すでに接続が
ある場合、このフィールドにはこの接続名が自動的に入力されています。
- 「保管ファイル・ライブラリー」および「保管ファイル名」フィールドについては、デフォルト値をそのまま使用します。
- 「ライブラリーからの保管」フィールドに WHOLESALE と入力します。
- 「ライブラリーへの復元」フィールドでは、
デフォルト値を受け入れて、使用する既存ライブラリー名を入力するか、MYLIB のような新規名を入力して、新規ライブラリーを作成します。
- 「OK」をクリックします。プロンプトが出されたら、iSeries ユーザー ID と
パスワードを入力します。
- ウィザードが完了したら、「リモート・システム」ビューに戻り、同じディレクトリーで wdsclab.sav を探します (「ローカル」>「ローカル・ファイル」>「ドライブ」>「C」>「WDSC」>「wdscsampl」)。
- wdsclab.sav を右クリックし、「iSeries での復元」を選択して、「iSeries 保管ファイルの復元」ダイアログ・ボックスを呼び出します。
- 「iSeries 接続」フィールドで、wholesale 保管ファイルの復元に使用した同じ iSeries 接続を選択します。
- 「保管ファイル・ライブラリー」および「保管ファイル名」フィールドについては、デフォルト値をそのまま使用します。
- 「ライブラリーからの保管」フィールドに WDSCLAB と入力します。
- 「ライブラリーへの復元」フィールドでは、
デフォルト値を受け入れて、使用する既存ライブラリー名を入力するか、MYLIB2 のような新規名を入力して、新規ライブラリーを作成します。
- 「OK」をクリックします。プロンプトが出されたら、iSeries ユーザー ID と
パスワードを入力します。
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