iSeries プロジェクト・メンバーのコンパイル

メンバーは iSeries プロジェクトで一度に 1 つまたは数個をコンパイル できます。コンパイルは、バッチ・ジョブで実行依頼するか、あるいは即時に コンパイルされます。コンパイルする場合には、最初にワークベンチがプロジェクト 内で行われた変更を iSeries サーバーにプッシュし、その後で選択したメンバーを コンパイルします。
単一メンバーをコンパイルするには:
  1. コンパイルしたいメンバーが表示されるまで、iSeries プロジェクトを 展開します。
  2. 右クリックして「リモート・アクション」を 選択し、次に以下から 1 つを選択します。
    • 「コンパイル」。プロンプトなしでメンバーをコンパイル する場合。メンバーは、そのソース・タイプに対する現行のコンパイル・コマンドを 使用してコンパイルされます。
    • 「コンパイル (プロンプト)」。メンバーをプロンプト 付きで (すなわち、追加のパラメーターを指定して) コンパイルする場合。
    • 「コンパイル・コマンドの選択」。このソース・ タイプに対する現在のものに特定のコマンドを行う場合。
    • 「コンパイル・コマンドの処理」。関連する コンパイル・コマンドを追加、変更、または削除する場合。
複数のメンバーをコンパイルするには:
  1. コンパイルしたいメンバーが表示されるまで、iSeries プロジェクトを展開します。
  2. 「Ctrl」キーを押しながら、それぞれのメンバーをクリックして、メンバーを選択します。
  3. 右クリックして「リモート・アクション」を 選択し、次に以下から 1 つを選択します。
    • 「コンパイル」。タイプに基づいた順序に従って 選択された各メンバーのコンパイル・コマンドを実行依頼する場合。(この順序は、下で示されているように、「設定」を介して変更できます。 このページ下部の「コンパイル順序の設定の変更」を参照してください。) メンバーは、そのソース・タイプに対する現行のコンパイル・コマンドを使用して コンパイルされます。
    • 「コンパイル・コマンドの処理」。関連する コンパイル・コマンドを追加、変更、または削除する場合。

バッチ・モードと即時モード:

  • バッチ・モードでコンパイルする場合には、選択されたすべてのメンバーが 単一のバッチ・ジョブでコンパイルされます。実行依頼されたジョブの進行状況 が「iSeries ジョブ状況」ビューに表示されます。
  • バッチ・モードでコンパイルしてコンパイル・コマンドに OPTION(*EVENTF) を使用すると、コンパイル・エラーが結合イベント・ファイルに収集されて、 このアクションの実行後に検索できます。
  • 即時モードでコンパイルする場合には、コンパイル・コマンドが順次に 実行依頼されます。コンパイル・エラーがあれば、エラー・リストの各メンバーごとの別個のタブに示されます。
バッチ対即時設定は、「ビルド・スタイル設定」ページを使用して変更 できます。「ワークベンチ」メニューから「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。 次に、「iSeries プロジェクト」を展開して、「ビルドおよびコンパイル」 を選択します。 「バッチ・ジョブとしてコンパイルを実行」のチェック・ボックスに 注意してください。選択すると、iSeries プロジェクトからのコンパイルは バッチ・ジョブとして実行依頼されます。選択解除すると、コンパイルは即時 モードで実行されます。

コンパイル順序の設定の変更:

複数のソース・メンバーを一度にコンパイルするときには、ソース・メンバーのコンパイル順序は、「iSeries コマンド実行」設定ページのメンバー・タイプの順序づけに従います。この設定ページにアクセスするには、「ワークベンチ」メニューから「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。次に、「リモート・システム」 > 「iSeries」を展開して「コマンド実行」をクリックします。「この順序でメンバー・タイプをコンパイル」エリアで、各種のメンバー・タイプを選択して、階層リスト中でこれを上または下に移動することができます。

関連概念
ビルド・スタイル
プッシュ操作で実行されるチェック
関連タスク
ビルド・スタイルの指定
関連ライブラリーへの変更のプッシュ