iSeries メンバーの作成

iSeries プロジェクトの使用を開始するには、ユーザーのプロジェクトにソース物理ファイルおよびメンバーを取り込む必要があります。これは、新規ソース・ファイルおよびメンバーをローカル側で作成するか、あるいはリモート・オブジェクトを iSeries サーバーからインポートすることによって実行できます。 メンバーは、次回に「選択済みをプッシュ」または「変更をプッシュ」 を選択したときに、サーバー上に作成されます。

新規ローカル・ソース・メンバーを作成するには、以下のようにします。
  1. iSeries プロジェクト・ナビゲーターで、ソース物理ファイルを右クリックし、「新規」 > 「iSeries ソース・メンバー」を選択します。 新規メンバーに有効な位置は、iSeries プロジェクト内のソース物理ファイルだけです。
  2. メンバー名を指定して、ソース・タイプを選択します。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. オブジェクトの要旨を「記述」フィールドに入力します。 記述を指定した後にそれを変更するには、 メンバーを右クリックして、「プロパティー」を選択してください。 プロパティーは、次回「選択済みをプッシュ」または「変更をプッシュ」を選択したときに更新されます。
  5. 「終了」を選択します。 メンバーはローカル側で作成され、編集のためにリモート・システム LPEX エディターがオープンします。
iSeries メンバーを作成した場合は、ソース・タイプに直接マップされる拡張子によってワークスペース内にローカル・ファイルが作成されます。これは、次回「選択済みをプッシュ」または「変更をプッシュ」を選択したときにサーバーにコピーされます。すでにサーバー上にその名前のメンバーがあった場合には、競合が検出されて、警告が出されます。
注: 競合は、サーバー上のメンバーが最後のプッシュ以降に更新されているような場合のメンバーのプッシュとして定義されます。これが、このサーバーへのこのメンバーの最初のプッシュであり、関連ライブラリーおよびメンバーがすでに存在している場合は、競合と見なされて、警告が出されます。
制約事項: メンバーを、拡張子をつけて、タイプを *BLANK として作成した場合は、拡張子はそのタイプとして解釈されます。たとえば、タイプが *BLANKTEST.CL というメンバーの場合、拡張子 .CL はタイプ CL として解釈されます。他のメンバーを最初のメンバーの拡張子と一致するタイプで作成しようとすると、新規のメンバーは最初のメンバーと同一のものと解釈され、競合が発生し、そのメンバーは作成されません。たとえば、タイプが *BLANKTEST.CL と、タイプが CLTEST は同一のメンバーとしてみなされるため、両方が同じ iSeries プロジェクトに存在することはできません。
関連タスク
iSeries ソース物理ファイルの作成
iSeries プロジェクト・パースペクティブのオープン
iSeries プロジェクトの作成