iSeries Web プロジェクトのマイグレーション

iSeries™ Web プロジェクトをマイグレーションするには、以下の方法があります。

重要:
マイグレーションを進める前に、サーバー・インスタンスがすべて停止していることを確認してください。

バージョン 5.1.x iSeries Web プロジェクトのバージョン 6.0.1 へのマイグレーション

ここでは、iSeries Web プロジェクトを、Development Studio Client for iSeries バージョン 5.1.x から WebSphere Development Studio Client for iSeries バージョン 6.0.1 にマイグレーションする方法について説明します。

マイグレーション・アクティビティーには、以下のステージが必要になります。

  1. 既存の 5.1.x ワークスペースを使用したプロジェクトのマイグレーション
  2. iSeries Web プロジェクトの内容のマイグレーション
  3. マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応

ステージ 1: 既存の 5.1.x ワークスペースを使用したプロジェクトのマイグレーション

バージョン 6.0.1 では、新規 Web プロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーおよび Java™ ソース・フォルダーのデフォルト名を設定ダイアログで構成できます。 現在のデフォルト名は、WebContent と JavaSource です。 これらのデフォルト名は、新規 Web プロジェクトの場合にのみ使用されます。 バージョン 6.0.1 より前のバージョンで作成された Web プロジェクトは、古い名前を使用したまま引き続き機能します。

  1. バージョン 6.0.1 製品を開始 (「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM® Rational®」 > 「WebSphere Development Studio Client for iSeries」) すると、セッション時に使用するディレクトリーを指定する「Rational Software Developer Platform」ウィンドウが開きます。 このウィンドウで、バージョン 5.1.x のワークスペースのディレクトリーの場所を指定してください。
  2. 新しいユーザー・インターフェース・フォーマットへの変換を確認するプロンプトが表示されたら、「OK」をクリックします。
  3. オプション: メインメニューで、「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックします。 左側のペインで、「Web ツール」を展開し、「新規 J2EE プロジェクト」を選択します。 右側のペインで、デフォルトのフォルダー名を設定します。

バージョン 6.0.1 の 5.1.x プロジェクトのソース・フォルダー名は手動で変更できます。これを行うには、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューでそのフォルダー名を右クリックし、「リファクタリング」を選択して、「名前変更」をクリックします。 名前変更アクションにより、フォルダー名が変更され、5.1.x Web プロジェクトの Java のビルド・パスが修正されます。 バージョン 6.0.1 で JavaSource および WebContent フォルダー名を変更する場合は、新しいフォルダー名を反映するように自動ビルド・スクリプトを手動で更新してください。

オプション: Web プロジェクトの Struts 1.1 への変換

IBM WebSphere Studio Application Developer バージョン 5 で Struts 1.1 Beta 2 Web プロジェクトを作成した場合は、それを Struts 1.1 に変換できますが、Struts 1.1 Beta 2 がまだサポートされているので、これを行う必要はありません。

Struts 1.1 に変換する Struts 1.1 Beta 2 Web プロジェクトがある場合:

  1. Struts11 という名前の新しい Struts 1.1 Web プロジェクトを作成します。 これにより、実際のプロジェクトを変換する際に必要となる Struts 1.1 成果物に必要なときにアクセスできるようになります。このプロジェクトは、変換が終了すれば削除できます。
  2. Struts 1.1 に変換する各 Struts 1.1 Beta 2 プロジェクトごとに、以下のことを行います。
    1. commons-*.jar および struts.jar の .jar ファイルを、プロジェクトの Web Content/WEB-INF/lib ディレクトリーから削除します。
    2. commons-*.jar および struts.jar の .jar ファイルを、Struts11/WebContent/WEB-INF/lib ディレクトリーからプロジェクトの Web Content/WEB-INF/lib ディレクトリーにコピーします。
    3. .tld ファイル (struts-*.tld) を、プロジェクトの Web Content/WEB-INF ディレクトリーから削除します。
    4. .tld ファイル (struts-*.tld) を、Struts11/WebContent/WEB-INF ディレクトリーからプロジェクトの Web Content/WEB-INF ディレクトリーにコピーします。

ステージ 2: iSeries Web プロジェクトの内容のマイグレーション

iSeries Web ツール・プロジェクトの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. Web パースペクティブの「プロジェクト・ナビゲーター」ビューでプロジェクト名を右クリックし、「プロパティー」を選択します。 左側のパネルで「Web プロジェクト・フィーチャー」を選択します。 使用可能な Web プロジェクト・フィーチャーのリストから、「Struts」を選択します (まだ選択されていない場合)。 「OK」をクリックします。 「Web プロジェクト・フィーチャー」ウィンドウで「完了」をクリックして、デフォルトの Struts バージョン (1.1) を受け入れます。
    注:
    このステップを実行しないと、Struts サポートの追加を要求するウィンドウが表示されます。
  2. 重要: リソースの削除に関連した例外を回避し、いずれのサーバーでもプロジェクトが実行されていないようにするために、この時点でプロジェクトを閉じて再び開きます。
  3. Web パースペクティブでプロジェクト名を右クリックし、「マイグレーション」 > 「iSeries Web ツール・プロジェクト」を選択します。 「マイグレーションの確認」ウィンドウに、プロジェクトの構造と内容をマイグレーションすることが示されます。
  4. このプロセスを続行するには、「OK」をクリックします。 「進行状況情報」ウィンドウに、マイグレーションの進行状況が表示されます。
  5. マイグレーションが終了すると、結果を示すメッセージが表示されます。
  6. マイグレーション・プロセスが正常に完了していれば、これ以上のアクションは不要です。 マイグレーション・プロセスは完了したがエラーまたは警告がある場合は、ステージ 3: マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応に進んでください。
  7. マイグレーション・プロセスでは以下のアクションが実行されます。

ステージ 3: マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応

マイグレーション・プロセスで問題が検出された場合は、エラーまたは警告が発生したことを示すウィンドウが開きます。 また、Web パースペクティブのプロジェクト名の下にある、問題を説明するマイグレーション・ログ・ファイル (projectName_MigrationDetails.txt) も開きます。

マイグレーション・ログ・ファイルの始めにある「マイグレーション結果」セクションは、マイグレーションの全体的な状況を示し、警告およびエラー・テーブルのオンライン・バージョンを説明と訂正処置とともに示します。 Web プロジェクト・マイグレーションに対する警告およびエラー・メッセージを参照してください。

バージョン 5.0 iSeries Web プロジェクトのバージョン 6.0.1 へのマイグレーション

ここでは、iSeries Web プロジェクトを、Development Studio Client for iSeries バージョン 5.0 から WebSphere Development Studio Client for iSeries バージョン 6.0.1 にマイグレーションする方法について説明します。

マイグレーション・アクティビティーには、以下のステージが必要になります。

  1. ファイル・システムにある既存の 5.0 Web プロジェクトを使用したプロジェクトのマイグレーション
  2. iSeries Web プロジェクトの内容のマイグレーション
  3. マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応

ステージ 1: ファイル・システムにある既存の 5.0 プロジェクトのバージョン 6.0.1 へのマイグレーション

バージョン 6.0.1 では、新規 Web プロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーおよび Java ソース・フォルダーのデフォルト名を設定ダイアログで構成できます。 現在のデフォルト名は、WebContent と JavaSource です。 これらのデフォルト名は、新規 Web プロジェクトの場合にのみ使用されます。 バージョン 6.0.1 より前のバージョンで作成された Web プロジェクトは、古い名前を使用したまま引き続き機能します。

Web コンテンツ・フォルダーの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. バージョン 6.0.1 製品を開始 (「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM Rational」 > 「WebSphere Development Studio Client for iSeries」) すると、セッション時に使用するディレクトリーを指定する「Workspace Launcher」ウィンドウが開きます。 デフォルトの場所をワークスペースとして使用します。
  2. 「リソース」パースペクティブに切り替えます。
  3. 既存の 5.0 Web プロジェクトと同じ名前および同じサーブレット・バージョンの新しい動的 Web プロジェクトを作成します。 サーブレットのバージョンは、既存の 5.0 プロジェクトの .websettings ファイルで jsp-level タグを検索すれば確認できます。 JSP レベルが 1.2 の場合は、サーブレットのバージョンを 2.3 に設定し、その他の場合はサーブレットのバージョンを 2.2 に設定し、「完了」をクリックしてください。 プロンプトが表示されたら Web パースペクティブに切り替えないでください。
  4. 新しく作成したプロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューから「インポート」を選択します。
  5. インポート・ソースとして「ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックします。 「参照」ボタンをクリックし、既存の 5.0 Web プロジェクトの Web コンテンツ・フォルダー (デフォルト名: Web Content) を選択します。 「OK」をクリックします。
  6. Web コンテンツ・フォルダーを選択します。ただし、ボックスにチェック・マークは付けません。 「すべて選択」をクリックします。 右側のパネルで、ファイルの 1 つを選択解除した後、同じファイルを再び選択します。 これで、Web コンテンツ・フォルダー内のすべて (ただし、Web コンテンツ・フォルダー自体は除く) がインポートされます。
  7. 右側のパネルで、以下のファイルがリストにある場合は、選択解除します。
  8. 「選択されたフォルダーのみ作成する」オプションと「警告を出さずに既存のリソースを上書き」オプションを選択し、「完了」をクリックします。 新しく作成したプロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーは現在、5.0 Web コンテンツ・フォルダーと同様のリソースおよびフォルダー構造を持っているはずです。

Java ソース・フォルダーの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. 新しく作成したプロジェクトの Java ソース・フォルダーを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューから「インポート」を選択します。
  2. インポート・ソースとして「ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックします。 「参照」ボタンをクリックし、既存の 5.0 Web プロジェクトの Java ソース・フォルダー (デフォルト名: Java Source) を選択します。 「OK」をクリックします。
  3. Java ソース・フォルダーを選択します。ただし、ボックスにチェック・マークは付けません。 「すべて選択」をクリックします。 右側のパネルで、ファイルの 1 つを選択解除した後、同じファイルを再び選択します。 これで、Java ソース・フォルダー内のすべて (ただし、Java ソース・フォルダー自体は除く) がインポートされます。
  4. 「選択されたフォルダーのみ作成する」オプションと「警告を出さずに既存のリソースを上書き」オプションを選択し、「完了」をクリックします。 新しく作成したプロジェクトの Java ソース・フォルダーは現在、5.0 Java ソース・フォルダーと同様のリソースおよびフォルダー構造を持っているはずです。

Web プロジェクト・フォルダーの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. 新しく作成したプロジェクトを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューから「インポート」を選択します。
  2. インポート・ソースとして「ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックします。 「参照」ボタンをクリックし、既存の 5.0 Web プロジェクトを選択します。
  3. 左側のパネルでプロジェクト・フォルダーを選択し、「すべて選択」をクリックします。 右側のパネルで、ファイルの 1 つを選択解除した後、同じファイルを再び選択します。 左側のパネルで、Web コンテンツ・フォルダーと Java ソース・フォルダーを選択解除します。 これで、Web プロジェクト・フォルダー内のすべて (ただし、Web プロジェクト・フォルダー自体だけでなく Web コンテンツ・フォルダーおよび Java ソース・フォルダーは除く) がインポートされます。
  4. 右側のパネルで、以下のファイルがリストにある場合は、選択解除します。

    これらのファイルには、設計時に必要な、プロジェクトに関する情報が記載されています。 この情報はバージョン 6.0.1 にマイグレーションできないため、これらのファイルは必要に応じて再作成されます。

  5. 「選択されたフォルダーのみ作成する」オプションと「警告を出さずに既存のリソースを上書き」オプションを選択し、「完了」をクリックします。 新しく作成した Web プロジェクト・フォルダーは現在、5.0 Web プロジェクト・フォルダーと同様のリソースおよびフォルダー構造を持っているはずです。

古い Struts レベルの成果物の除去

  1. WebContent/WEB-INF/web.xml を右クリックします。 「アプリケーションから開く」 > 「デプロイメント記述子エディター」を選択します。
  2. 「サーブレット」タブに移動します。
  3. サーブレット・クラス org.apache.struts.action ActionServlet (デフォルト名 action) をマップするサーブレット・エントリーを除去します。

ステージ 2: iSeries Web プロジェクトの内容のマイグレーション

iSeries Web ツール・プロジェクトの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. Web パースペクティブの「プロジェクト・ナビゲーター」ビューでプロジェクト名を右クリックし、「プロパティー」を選択します。 左側のパネルで「Web プロジェクト・フィーチャー」を選択します。 使用可能な Web プロジェクト・フィーチャーのリストから、「Struts」を選択します (まだ選択されていない場合)。 「OK」をクリックします。 「Web プロジェクト・フィーチャー」ウィンドウで「完了」をクリックして、デフォルトの Struts バージョン (1.1) を受け入れます。
    注:
    このステップを実行しないと、Struts サポートの追加を要求するウィンドウが表示されます。
  2. 重要: リソースの削除に関連した例外を回避し、いずれのサーバーでもプロジェクトが実行されていないようにするために、この時点でプロジェクトを閉じて再び開きます。
  3. Web パースペクティブでプロジェクト名を右クリックし、「マイグレーション」 > 「iSeries Web ツール・プロジェクト」を選択します。 「マイグレーションの確認」ウィンドウに、プロジェクトの構造と内容をマイグレーションすることが示されます。
  4. このプロセスを続行するには、「OK」をクリックします。 「進行状況情報」ウィンドウに、マイグレーションの進行状況が表示されます。
  5. マイグレーションが終了すると、結果を示すメッセージが表示されます。
  6. マイグレーション・プロセスが正常に完了していれば、これ以上のアクションは不要です。 マイグレーション・プロセスは完了したがエラーまたは警告がある場合は、ステージ 3: マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応に進んでください。
  7. マイグレーション・プロセスでは以下のアクションが実行されます。

ステージ 3: マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応

マイグレーション・プロセスで問題が検出された場合は、エラーまたは警告が発生したことを示すウィンドウが開きます。 また、Web パースペクティブのプロジェクト名の下にある、問題を説明するマイグレーション・ログ・ファイル (projectName_MigrationDetails.txt) も開きます。

マイグレーション・ログ・ファイルの始めにある「マイグレーション結果」セクションは、マイグレーションの全体的な状況を示し、警告およびエラー・テーブルのオンライン・バージョンを説明と訂正処置とともに示します。 Web プロジェクト・マイグレーションに対する警告およびエラー・メッセージを参照してください。

5.0.x マイグレーションの場合に限り、ログ・ファイルにリストされるマイグレーション警告のほかに、テキスト項目 Web コンポーネントについて最大長 (maxLength) 属性がサポートされなくなったことにも注意してください。 これにより、Web ページの外観に影響が及ぶ場合があります。

バージョン 4.0 iSeries Web プロジェクトのバージョン 6.0.1 へのマイグレーション

ここでは、iSeries Web プロジェクトを、Development Studio Client for iSeries バージョン 4.0 から WebSphere Development Studio Client for iSeries バージョン 6.0.1 にマイグレーションする方法について説明します。

マイグレーション・アクティビティーには、以下のステージが必要になります。

  1. ファイル・システムにある既存の 4.0 Web プロジェクトを使用したプロジェクトのマイグレーション
  2. iSeries Web プロジェクトの内容のマイグレーション
  3. マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応

ステージ 1: ファイル・システムにある既存の 4.0 プロジェクトのバージョン 6.0.1 へのマイグレーション

バージョン 6.0.1 では、新規 Web プロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーおよび Java ソース・フォルダーのデフォルト名を設定ダイアログで構成できます。 現在のデフォルト名は、WebContent と JavaSource です。 これらのデフォルト名は、新規 Web プロジェクトの場合にのみ使用されます。 バージョン 6.0.1 より前のバージョンで作成された Web プロジェクトは、古い名前を使用したまま引き続き機能します。

Web コンテンツ・フォルダーの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. バージョン 6.0.1 製品を開始 (「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM Rational」 > 「WebSphere Development Studio Client for iSeries」) すると、セッション時に使用するディレクトリーを指定する「Workspace Launcher」ウィンドウが開きます。 デフォルトの場所をワークスペースとして使用します。
  2. 「リソース」パースペクティブに切り替えます。
  3. 既存の 4.0 Web プロジェクトと同じ名前および同じサーブレット・バージョンの新しい動的 Web プロジェクトを作成します。 サーブレットのバージョンは、既存の 4.0 プロジェクトの .websettings ファイルで jsp-level タグを検索すれば確認できます。 JSP レベルが 1.2 の場合は、サーブレットのバージョンを 2.3 に設定し、その他の場合はサーブレットのバージョンを 2.2 に設定し、「完了」をクリックしてください。 プロンプトが表示されたら Web パースペクティブに切り替えないでください。
  4. 新しく作成したプロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューから「インポート」を選択します。
  5. インポート・ソースとして「ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックします。 「参照」ボタンをクリックし、既存の 4.0 Web プロジェクトの Web コンテンツ・フォルダー (デフォルト名は webApplication) を選択します。 「OK」をクリックします。
  6. Web コンテンツ・フォルダーを選択します。ただし、ボックスにチェック・マークは付けません。 「すべて選択」をクリックします。 右側のパネルで、ファイルの 1 つを選択解除した後、同じファイルを再び選択します。 これで、Web コンテンツ・フォルダー内のすべて (ただし、Web コンテンツ・フォルダー自体は除く) がインポートされます。
  7. 「選択されたフォルダーのみ作成する」オプションと「警告を出さずに既存のリソースを上書き」オプションを選択し、「完了」をクリックします。 新しく作成したプロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーは現在、4.0 Web コンテンツ・フォルダーと同様のリソースおよびフォルダー構造を持っているはずです。

Java ソース・フォルダーの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. 新しく作成したプロジェクトの Java ソース・フォルダーを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューから「インポート」を選択します。
  2. インポート・ソースとして「ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックします。 「参照」ボタンをクリックし、既存の 4.0 Web プロジェクトの Java ソース・フォルダー (デフォルト名: source) を選択します。 「OK」をクリックします。
  3. Java ソース・フォルダーを選択します。ただし、ボックスにチェック・マークは付けません。 「すべて選択」をクリックします。 右側のパネルで、ファイルの 1 つを選択解除した後、同じファイルを再び選択します。 これで、Java ソース・フォルダー内のすべて (ただし、Java ソース・フォルダー自体は除く) がインポートされます。
  4. 「選択されたフォルダーのみ作成する」オプションと「警告を出さずに既存のリソースを上書き」オプションを選択し、「完了」をクリックします。 新しく作成したプロジェクトの Java ソース・フォルダーは現在、4.0 Java ソース・フォルダーと同様のリソースおよびフォルダー構造を持っているはずです。

Web プロジェクト・フォルダーの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. 新しく作成したプロジェクトを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューから「インポート」を選択します。
  2. インポート・ソースとして「ファイル・システム」を選択し、「次へ」をクリックします。 「参照」ボタンをクリックし、既存の 4.0 Web プロジェクトを選択します。
  3. 左側のパネルでプロジェクト・フォルダーを選択し、「すべて選択」をクリックします。 右側のパネルで、ファイルの 1 つを選択解除した後、同じファイルを再び選択します。 左側のパネルで、Web コンテンツ・フォルダーと Java ソース・フォルダーを選択解除します。 これで、Web プロジェクト・フォルダー内のすべて (ただし、Web プロジェクト・フォルダー自体だけでなく Web コンテンツ・フォルダーおよび Java ソース・フォルダーは除く) がインポートされます。
  4. 右側のパネルで、以下のファイルがリストにある場合は、選択解除します。

    これらのファイルには、設計時に必要な、プロジェクトに関する情報が記載されています。 この情報はバージョン 6.0.1 にマイグレーションできないため、これらのファイルは必要に応じて再作成されます。

  5. 「選択されたフォルダーのみ作成する」オプションと「警告を出さずに既存のリソースを上書き」オプションを選択し、「完了」をクリックします。 新しく作成した Web プロジェクト・フォルダーは現在、4.0 Web プロジェクト・フォルダーと同様のリソースおよびフォルダー構造を持っているはずです。

ステージ 2: iSeries Web プロジェクトの内容のマイグレーション

iSeries Web ツール・プロジェクトの内容をマイグレーションするには、次のようにします。

  1. Web パースペクティブの「プロジェクト・ナビゲーター」ビューでプロジェクト名を右クリックし、「プロパティー」を選択します。 左側のパネルで「Web プロジェクト・フィーチャー」を選択します。 使用可能な Web プロジェクト・フィーチャーのリストから、「Struts」を選択します (まだ選択されていない場合)。 「OK」をクリックします。 「Web プロジェクト・フィーチャー」ウィンドウで「完了」をクリックして、デフォルトの Struts バージョン (1.1) を受け入れます。
    注:
    このステップを実行しないと、Struts サポートの追加を要求するウィンドウが表示されます。
  2. 重要: リソースの削除に関連した例外を回避し、いずれのサーバーでもプロジェクトが実行されていないようにするために、この時点でプロジェクトを閉じて再び開きます。
  3. Web パースペクティブでプロジェクト名を右クリックし、「マイグレーション」 > 「iSeries Web ツール・プロジェクト」を選択します。 「マイグレーションの確認」ウィンドウに、プロジェクトの構造と内容をマイグレーションすることが示されます。
  4. このプロセスを続行するには、「OK」をクリックします。 「進行状況情報」ウィンドウに、マイグレーションの進行状況が表示されます。
  5. マイグレーションが終了すると、結果を示すメッセージが表示されます。
  6. マイグレーション・プロセスが正常に完了していれば、これ以上のアクションは不要です。 マイグレーション・プロセスは完了したがエラーまたは警告がある場合は、ステージ 3: マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応に進んでください。
  7. マイグレーション・プロセスでは以下のアクションが実行されます。

ステージ 3: マイグレーションの結果として生成されたエラーおよび警告への対応

マイグレーション・プロセスで問題が検出された場合は、エラーまたは警告が発生したことを示すウィンドウが開きます。 また、Web パースペクティブのプロジェクト名の下にある、問題を説明するマイグレーション・ログ・ファイル (projectName_MigrationDetails.txt) も開きます。

マイグレーション・ログ・ファイルの始めにある「マイグレーション結果」セクションは、マイグレーションの全体的な状況を示し、警告およびエラー・テーブルのオンライン・バージョンを説明と訂正処置とともに示します。 Web プロジェクト・マイグレーションに対する警告およびエラー・メッセージを参照してください。

マイグレーションに関するその他の考慮事項

前述のログ・ファイルにリストされるマイグレーション・エラーのほかに、該当する場合は以下の項目にも対処する必要があります。

上のステージ 4 で説明したログ・ファイルにリストされるマイグレーション警告のほかに、Web ページの外観に影響を及ぼす可能性のある以下の変更についても認識しておく必要があります。

Web プロジェクト・マイグレーションに対する警告およびエラー・メッセージ

エラー・コード 説明 アクション
E100 JSP ファイルのマイグレーション時に不明なエラーが発生しました。 マイグレーション・ログ・ファイルにある他のすべてのエラーまたは警告を解決または処理して、マイグレーション・ツールを再実行してください。
E101 JSP ファイルの iSeries Web コンポーネントにエラーがあります。 iSeries Web コンポーネント・エラーを解決してください。
E200 .wit ファイルを処理したら不明なエラーが発生しました。 エラーのある .wit ファイルをダブルクリックして、「Web 対話処理」ウィザードを呼び出してください。 ウィザードのすべてのページを進んで、必要な変更を行ってください。 「完了」をクリックしてください。
E201 この対話処理で使用されたページに定義されている 1 つ以上の Web コンポーネント名が無効です。 エラーのある .wit ファイルをダブルクリックして、「Web 対話処理」ウィザードを呼び出してください。 Web コンポーネント名が無効であることを示すウィンドウが開き、無効なコンポーネント名を変更するかどうか尋ねられます。 「はい」をクリックします。 必要な変更を行ってください。 入力または出力パラメーターを変更した Web コンポーネントの場合は、「セッション中の名前」、「セッションに保管」、または「リンク」オプションを完了してください。 ウィザードのすべてのページを進んで、必要な変更を行ってください。 「完了」をクリックしてください。
E202 この対話処理で定義された出力パラメーターは、「メッセージ標識」値が true に設定されていました。 このリリースでは、拡張メッセージ処理が大幅に変更されています。 メッセージ処理オプションを再定義する必要があります。 エラーのある .wit ファイルをダブルクリックして、「Web 対話処理」ウィザードを呼び出してください。 「出力パラメーターを出力フィールドにマップおよびリンク」ページで、「メッセージ・コントローラー」値を true に設定し、値「true」を選択してください。 これでボタンが表示されます。ボタンをクリックし、メッセージ制御仕様を定義してください。
E300 設計制御 (DTC) または結果の iSeries Web コンポーネント (あるいはその両方) を処理中に、不明なエラーが発生しました。 マイグレーション・ログ・ファイルにある他のすべてのエラーまたは警告を解決または処理してください。 マイグレーション・ログ・ファイルの名前を変更し、マイグレーション・ツールを再実行してください。
E301–E302 プッシュボタン (「次へ」/「前へ」) の設計制御プロパティーはサポートされなくなりました。 ボタン Web コンポーネントのボタンの種類属性は「実行依頼」と定義されます。 「Web 対話処理」ウィザードを使用して、入力 JSP ページとして「次へ」/「前へ」ボタンが含まれていたページを指定し、出力 JSP ページとして「次へ」ボタンの宛先ページを指定する対話を作成してください。 バージョン 4.0 では、「次へ」/「前へ」ボタンが複数の入力ページで使用されていました。 「ヘルプ」 > 「ヘルプ目次」をクリックしてヘルプ・システムを開き、次に「参照」 > 「ユーザー・インターフェース参照」 > 「iSeries Web アプリケーション」 > 「複数入出力ページ」をクリックしてください。
E400 コード生成テンプレート・ファイルのマイグレーション時に不明なエラーが発生しました。 コード生成テンプレートが読み取り専用でないことを確認してください。 マイグレーション・ログ・ファイルにある他のすべてのエラーまたは警告を処理して、マイグレーション・ツールを再実行してください。
E401 コード生成テンプレート・ファイルがカスタマイズされています。 より新しいバージョンのテンプレートを使用してください。 古いバージョンのテンプレートに対して行ったカスタマイズが新しいバージョンのテンプレートに対しても行われたことを確認してください。 たとえば、<workspace_location>¥metadata¥ plugins¥com.ibm.etools.iseries. webtools¥iseriesPgmCallAction. template.bak のカスタマイズ済みコンテンツを、<workspace_location>¥metadata¥ plugins¥com.ibm.etools.iseries. webtools¥iseriesPgmCallAction. template に正しく挿入する必要があります。
警告コード 説明 アクション
W100 JSP ページの iSeries Web コンポーネントに警告があります。 iSeries Web コンポーネントの警告に対処してください。
W300 リスト・ボックスまたは組み合わせボックスで、区切り文字プロパティーに複数の文字が含まれていました。 区切り文字プロパティーにある最初の文字が、対応する iSeries Web コンポーネントの区切り文字属性に使用されます。 選択ボックスまたはコンボ・ボックス Web コンポーネントのすべてのオプションの name 属性および value 属性が正しく定義されていることを確認してください。
W301–W302 リスト・ボックスまたは組み合わせボックスで、データ・プロパティーの「キー」または「値」に事前選択文字 * が含まれていました。 選択ボックスまたはコンボ・ボックス Web コンポーネントのすべてのオプションの name 属性および value 属性が正しく定義されていることを確認してください。
W303 現在、グループ名プロパティーが同じである JSP ファイル内のラジオ・ボタン設計制御は、すべてラジオ・ボタン・グループ Web コンポーネントのオプションとして表示されます。 JSP ページにある最初のラジオ・ボタンの「フォント」タブと「カラー」タブで定義されたプロパティーは、ラジオ・ボタン・グループのカラー属性およびフォント属性として使用されます。 つまり、同じグループ内の後続のラジオ・ボタンの「カラー」タブと「フォント」タブのプロパティーは失われます。 ラジオ・ボタン・グループが JSP ページ内で意図したとおりに表示されることを確認してください。これを行うには、関連する JSP ファイルを選択し、サーバーでそのファイルを実行します。 ラジオ・ボタン・グループのフォントおよびカラー属性が意図したとおりに表示されることを確認してください。これを行うには、関連する JSP ファイルを選択し、サーバーでそのファイルを実行します。
W304 プッシュボタン・プロパティーのラベルは、すでにサポートされていません。 プッシュボタン・プロパティーの Value は、対応するボタン Web コンポーネントの Label 属性にマップされています。 ボタン Web コンポーネントに表示されるテキストは、プッシュボタン設計制御のテキストとは異なります。 ボタン Web コンポーネントに表示されたテキストが適切でない場合は、Label 属性の値を変更してください。
W305 サブファイルまたはテーブル設計制御は、現在、HTML FORM タグの外側に表示されます。 テーブル Web コンポーネントを、HTML FORM タグの内側に表示することはできません。 設計制御のタイプがサブファイルだった場合は、対応する iSeries Web コンポーネントはテーブル Web コンポーネントです。 テーブル Web コンポーネントが JSP ページに意図したとおりに表示されることを確認してください。
W306–W320 設計制御イベント・プロパティーは、すでにサポートされていません。
  • W306 - OnDblClick
  • W307 - OnMouseDown
  • W308 - OnMouseOut
  • W309 - OnMouseOver
  • W310 - OnSelect
  • W312 - ラジオ・ボタン用 OnChange
  • W313 - チェック・ボックス用 OnChange
  • W314 - OnMouseUp
  • W315 - ラジオ・ボタン用 OnKeyDown
  • W316 - ラジオ・ボタン用 OnKeyPress
  • W317 - ラジオ・ボタン用 OnKeyUp
  • W318 - プッシュボタン用 OnKeyDown
  • W319 - プッシュボタン用 OnKeyPress
  • W320 - プッシュボタン用 OnKeyUp
必要に応じて、関連したアクションを別のイベントで定義してください。
W321 Web コンポーネントに、次の理由ですでにサポートされない属性が定義されていました。1) 関連する CSS 属性がほとんどのブラウザーでサポートされていない。2) 関連する HTML 属性が、HTML 4.0 では使用すべきではなく、ほとんどのブラウザーでサポートされていない。 なし。