FORCE (次のサイクルでのファイルの強制読み取り)

自由形式構文 FORCE ファイル名
コード 演算項目 1 演算項目 2 結果フィールド 標識
FORCE ファイル名

FORCE 命令では、次のレコードを読み取るファイルを選択することができま す。 この命令は 1 次ファイルまたは 2 次ファイルにしか使用できません。

ファイル名 オペランドは、次のレコードを選択するファイルの名前でなければなりません。

FORCE 命令が処理されると、次のプログラム・サイクルの始めにそのレコー ドが読み取られます。 同じプログラム・サイクルの中で複数の FORCE 命令が処理される場合には、 最後の命令以外はすべて無視されます。 FORCE は、合計時でなく、明細 時に出されなければなりません。

FORCE 命令は、プログラムが通常レコードを選択する複数のファイルの処理 方式を一時変更します。 しかし、最初に処理されるレコードは常に通常の方式で選択されます。 残りのレコードは FORCE 命令で選択することができます。 FORCE 命令が突き合わせフィールドの処理にどのような影響を与えるかについては、図 6 を参照してください。

ファイルの終わりになっているファイルに FORCE を指定しても、そのファイ ルからはレコードは検索されません。 プログラム・サイクルによって次に読み 取るレコードが決定されます。

詳細については、ファイル命令を参照してください。