ファイル編成と iSeries ファイル・アクセス・パス

ファイルの中のレコードにアクセスするためのアクセス・パスには、次の 2 種類のものがあります。

キー順アクセス・パスのファイルは、ILE COBOL では、SEQUENTIAL、 RELATIVE、または INDEXED 編成のファイルとして処理できます。

ILE COBOL においてキー順ファイルを相対ファイルとして処理するためには、 それが物理ファイルであるか、またはメンバーが 1 つの物理ファイル・メンバーに基づく論理ファイルでなければなりません。 ILE COBOL においてキー順ファイルを順次ファイルとして処理するためには、 それが物理ファイルであるか、または 1 つの物理ファイル・メンバーに基づいている論理ファイルのうち、 選択 / 除外論理を含まないものでなければなりません。

到着順アクセス・パスのファイルは、ILE COBOL において RELATIVE または SEQUENTIAL 編成のファイルとして処理できます。 そのファイルは、物理ファイルであるか、またはファイルの各メンバーが 1 つの物理ファイル・メンバーのみに基づく論理ファイルでなければなりません。

論理ファイルに対して順次アクセスが指定される場合、そのファイルの中のレコードは、 ファイルのデフォルト・アクセス・パスによってアクセスされます。