デバッグ・セッションの終了

デバッグ・セッションを終了する方法はいくつかあります。このトピックでは、さまざまな方法について説明します。

注: プログラムが起動構成を介して起動され、起動構成の「プログラムの完了時にデバッグ・セッションを終了する」チェック・ボックスが選択されていなかった場合は、プログラム実行を中断してから終了アクションを実行するか、あるいは稼働中であるアプリケーションを終了することができます。

ブレークポイントなどの設定は、デバッグ・セッション終了時に保管されますが、これらの設定は起動構成では保管されません。そのため、同じアプリケーションに対して複数の起動構成 を作成すると、ブレークポイントなどの設定が各起動構成に対して同じになります。 同じアプリケーションに対して複数の起動構成を作成する利点は、 起動構成でプログラムに異なる引数をパラメーターとして設定できる点です。

終了

終了の結果としてデバッグ・セッションは即時に終了し、デバッグ中のプログラムの実行が続行されます。デバッグ・セッションは、アプリケーションが稼働中であり、プログラム実行が中断されている時に終了できます。

デバッグ・セッションを終了するには、次のようにします。

  1. 「デバッグ」ビューで、終了したい起動済みデバッグ・セッションを選択します。
  2. 以下のいずれかを実行します。
    • ワークベンチ「デバッグ」メニューから「終了」を選択します。
    • 右マウス・ボタン・クリックし、 ポップアップ・メニューから「終了」を選択します。 あるいは、「終了および除去」を選択して、 セッションを終了し、それを「デバッグ」ビューから除去します。
    • 「デバッグ」ビューの「終了」ボタンをクリックします。

すべてのデバッグ・セッションを終了するには、 「デバッグ」ビューで右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから 「すべて終了」を選択します。

1 つ以上のセッションを終了し、それらを「デバッグ」ビューから除去したい場合は、「デバッグ」ビューを右クリックし、ポップアップ・メニューから「終了したすべてを除去」を選択します。

対話式ジョブのデバッグ中の場合、デバッグ・セッションを終了しても実行中のプログラムは終了しません。5250 セッションに切り替えて、プログラムを終了してから、対話式ジョブの新しいデバッグ・セッションを開始してください。

アプリケーションの終了までの実行

終了まで実行され、アクティブ・ブレークポイントもモニターされない例外も含まれていないアプリケーションをデバッグしている場合に、中断されたスレッドの「再開」を選択すると、デバッグ・セッションは終了します (つまりプログラムは完了まで実行し、デバッグ・セッションは終了します)。