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ユーザー定義データ・タイプ (またはタイプ名) は TYPEDEF 文節を含む 01 レベルの基本項目またはグループ項目です。 このような項目にストレージが割り振られることはありません。 これは、データ名とそれに従属する項目を記述するテンプレートと見なすことができます。 したがって、タイプ名を TYPE 文節内で指定することにより、データ名 (または別のタイプ名) を定義することが可能です。 このようにして定義したデータ名は、TYPE 文節内で指定したタイプ名の特性を持つことになります。 このタイプ名がグループ項目の場合は、定義されたデータ名にはそのタイプ名に従属する項目と同じ名前、階層、および特性を持つ項目が従属します。
ユーザー定義データ・タイプを使用して TYPE 文節でデータ名 (またはタイプ名) を定義する際に、その TYPE 文節と他の文節との論理積をとってこのデータ名の記述を完全なものにすることができます。 ただし、そのために使用できるのは以下の文節だけです。
タイプ名の有効範囲に関する規則は、データ名の場合の規則と同じです。
TYPE 文節と TYPEDEF 文節の詳細については TYPE 文節および TYPEDEF 文節を参照してください。
TYPEDEF 文節では、ユーザー定義データ・タイプ (タイプ名) となる基本データ項目またはグループ・データ項目を宣言します。 いったん定義したタイプ名は、その後も他のデータ項目を定義するために (TYPE 文節内で) 使用できます。
>>-+----+--TYPEDEF--------------------------------------------->< '-IS-'
TYPE 文節では、ユーザー定義データ・タイプ (タイプ名) を使用してデータ項目を定義できます。 これは (TYPEDEF 文節を使用して宣言した) タイプ名を TYPE 文節内で指定することによって行います。 そのタイプ名がグループ項目の場合は、定義するデータ項目も同様にグループ項目となります。 この場合、このデータ項目に従属する記入項目の名前、階層および特性は、当該のタイプ名に従属する記入項目のそれらと対応します。
>>-TYPE--タイプ名-1--------------------------------------------><
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