次の仕様書は、プログラム記述 WORKSTN ファイルに様式名を使用する場合に適用 されます。
出力仕様書上で、7 〜 16 桁目に WORKSTN ファイル名を指定しなければなりません。 DDS レコード様式の名前である様式名は、次のフィールド記述行の 53 〜 80 桁 目にリテラルまたは名前付き固定情報として指定されます。 様式名を指定した行の 47 〜 51 桁目に K1 〜 K10 を指定 (右寄せ) しなければな りません。 K は、この項目を終了位置でなく長さとして指定し、数字は 様式名の長さを示します。 例えば、様式名が CUSPMT の場合には、47 〜 51 桁目に K6 を指定します。 (K の後に先行ゼロを使用することができます。) 様式名を条件付けることはできません (21 〜 29 桁目の標識は正しくありません)。
出力レコードの出力フィールドは、DDS で定義したのと同じ順序で位置指定さ れていなければなりませんが、フィールド名は同じにする必要はありません。 フィールドの終了位置の指定は、画面上のフィールドの位置ではなく、RPG プ ログラムからデータ管理に渡される出力レコードの終了位置を指示しています。
出力時に標識を渡すためには、次の 1 つを行ってください。
入力仕様書では、RPG プログラムが表示装置または ICF 装置から受け取るレコード について記述します。 WORKSTN ファイル名は 7 〜 16 桁目に指定しなければなりません。 入力レコードの入力フィールドの配置は、DDS で定義したのと同じ順序で なければなりませんが、フィールド名は同じにする必要はありません。 フィールドの位置の指定は、入力レコードのフィールドの位置を指示しています。
入力時に標識を受け取るためには、次の 1 つを行ってください。
レコード識別標識をファイルの各レコードに割り当てて、WORKSTN ファイルから読み取ったレコードを識別するようにしてください。 デフォルト値をもつ潜在フィールドをレコード識別コードとして DDS で 指定することができます。
命令コード READ は、入出力共用、全手順ファイルとして定義された プログラム記述 WORKSTN ファイルに対して有効です。 表 46 を参照してください。 ファイル名はこの命令の演算項目 2 に指定しなければなりません。 様式は、入力命令を実行する前に装置に存在していなければなりません。 この要件は、出力レコードを 1P で条件付けるか、または別のプログラム (例えば、 CL プログラム) で最初の様式を装置に書き出すことによって、 満たすことができます。 EXFMT 命令は、プログラム記述 WORKSTN ファイルには有効ではありません。 EXCEPT 命令を使用して WORKSTN ファイルに書き出すこともできます。
プログラム記述 WORKSTN ファイルに様式名を使用する時には、 さらに次の点を考慮してください。
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