実行

  1. FREE 命令は、RPG IV ではサポートされていません。
  2. OPM のもとでは現れないある種の MCH メッセージがジョブ・ログに現れることがあります。例えば、MCH1202 などがそうです。 これらのメッセージが現れても、プログラムの動作に変更があるわけではあ りません。
  3. バインド不能 API QMHSNDPM を使用してプログラムからメッセージを送り 出す場合には、スタック中のプログラム入力プロシージャーの存在を可能にす るために、スタック・オフセット・パラメーターに 1 を加算することが必要に なる場合があります。 これは、ILE プロシージャーが ユーザー入り口プロシージャーである場合、および 呼び出しメッセージ待ち行列に特殊値 '*' とスタック・オフセットに 0 より 大きい値を使用した場合だけです。
  4. ILE RPG は、例外がなく終了するプログラムまたはプロシージャーに対する 呼び出しについて、0 でも 1 でもない戻りコードは解釈しません。
  5. ILE RPG プログラムについてのキャンセル・ハンドラーは制御を受け取 ると、システム戻りコードを 2 に設定します。OPM RPG プログラムについてのキャンセル ・ハンドラーは、システム戻りコードの設定値を変更しません。
  6. 再帰が検出された時には、OPM RPG/400 は 照会メッセージ RPG8888 を表示します。ILE RPG シグナルはメッセージ RNX8888 を出しません。この条件に対する照会メッセージは表示されま せん。 これはメイン・プロシージャーにだけ適用されることに注意してください。 サブプロシージャーに対して再帰は使用可能です。
  7. ゾーン 10 進数またはパック 10 進数サブフィールドの初期設定中に 10 進数データ・エラーが起こった場合には、リセット値 (これらの値を使用して RESET 命令のあるサブフィールドを復元します) は有効でないことがありま す。 例えば、サブフィールドが初期設定されていないか、あるいは別のタイプの 別の初期設定されたサブフィールドに重ね書きしている可能性もあります。 OPM RPG/400 で、そのサブフィールドに RESET 命令が試みられた場合には、 10 進数データ・エラーが起こります。ただし、ILE RPG の同じサブフィールドに対する RESET は正常に完了しますが、この RESET 後、 このサブフィールドは同じ無効な値になっています。 結果として、この値を使おうとする 試みは 10 進数データ・エラーを受け取ることになります。
  8. ILE RPG では、プログラム状況データ構造 (PSDS) の位置 254 〜 263 には、起点となるジョブのユーザー名が入れられます。OPM RPG では、これらの位置は 、現行ユーザー・プロファイルを反映します。ILE RPG 内の現行ユーザー・プロファイル は、位置 358 〜 367 に入っています。