データ待ち行列の作成

データ待ち行列は、そこに 1 つのプロシージャーまたはプログラムがデータを送信でき、 そこから別のプロシージャーまたはプログラムがデータを受信できる、作成可能なサーバー・オブジェクトのタイプです。 受信プログラムは、すでにデータを待っていたり、あるいはデータを後から受信することができます。 データ待ち行列を使用すれば、ジョブは一部の作業の実行から解放されます。 ジョブが対話式である場合には、これにより、良好な応答時間が得られ、対話式プログラムとその処理アクセス・グループのサイズを削減することができます。

リモート・システム・エクスプローラーでは、PDM の CRTDTAQ コマンドと同様、iSeries サーバー上のライブラリーにデータ待ち行列を作成できます。

データ待ち行列を作成するには、以下のようにします。

  1. 「リモート・システム」ビューで、接続を展開し、次に、「iSeries オブジェクト」>「ライブラリー・リスト」を展開します。
  2. データ待ち行列を作成したいライブラリーを右クリックして、「新規」>「データ待ち行列」を選択します。
  3. 作成したいデータ待ち行列の名前を入力するか、あるいは「ブラウズ」をクリックして 特定のライブラリーからデータ待ち行列を選択します。 既存のデータ待ち行列を参照する選択をした場合には、それが「データ待ち行列」フィールドに表示された後に名前変更する必要があります。
  4. (オプショナル) 必要な場合は、データ待ち行列のサイズを変更します。 最大長は 64512 です。
  5. (オプショナル) 説明を「テキスト」フィールドに追加します。
  6. (オプショナル) 「次へ」をクリックし、権限、補助記憶域に強制、順序、待ち行列サイズ、自動レクラメーション処理など、データ待ち行列の拡張オプションを定義します。
  7. 「完了」をクリックします。
これで、選択したライブラリーの下に新規データ待ち行列が表示されます。
関連タスク
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