初めてリモート・システム・エクスプローラーを開いた場合は、ローカル・ワークステーション以外のシステムには接続されません。 リモート iSeries サーバーに接続するには、接続を定義する必要があります。 接続は iSeries サーバーへの TCP/IP ネットワーク接続であり、サーバー上のすべての項目へのアクセス、 および項目の編集、実行、コンパイル、デバッグを可能にします。 接続を定義するには、リモート・システムの名前または IP アドレスを指定して、 接続自体にも固有の名前を指定します。この名前は、ワークスペースのラベルとして機能するため、簡単に接続と切断を行うことができます。 iSeries サーバーに接続するときには、ワークベンチがそのサーバー上のユーザー ID およびパスワードについてのプロンプトを出します。
接続時には、フィルターおよびフィルター・プールを使用して データを編成できます。これらは、iSeries サーバーからオブジェクトのセット、ジョブ、および統合ファイル・システム・フォルダーを「リモート・システム」ビューにリストします。
初めて接続する場合は、最初のプロファイルも定義してください。 すべての接続、フィルター、フィルター・プール、およびフィルター・プール参照はプロファイルに属します。 接続が多数あるときは、データを区分するのにプロファイルが役立ちます。 プロファイルおよび共用データについて詳しくは、チーム・サポートに関するヘルプ目次のトピックを参照してください。
また、リモート・システム・エクスプローラーを使用して、他の種類のサーバー (Linux、UNIX、Windows など) またはローカル・ワークステーションに接続することもできます。 これらの他の種類のサーバーに接続する方法については、以下のリンクを参照してください。
すべての接続、フィルター・プール、およびチーム・プロファイルはチーム・メンバー間で共用できるので、 すべてのフィルターおよびフィルター・データのチームによって共用されるプロファイルに入れます。 どのプロファイルをワークスペース内に表示するかは、そのプロファイルをアクティブにすることによって制御してください。 プロファイルをアクティブにするか非アクティブにしても、チームメイトには影響はおよびません。 たとえば、所有しているプロファイルの 1 つを表示しないことを選択できますが、チームメイトは そのプロファイルを自分のワークスペース内でアクティブにできます。
同期時の衝突を削減するために、ユーザー ID およびプール内の接続の順序付けは、ご使用のワークステーション上でローカルに保管されます。 チーム・サポートに参加するには、中央サーバーと同期し、自分のプロファイルを中央サーバーにアップロードする必要があります。 次に、ユーザー ID 以外のすべてがそのサーバー上に保管され、どの開発者もユーザー ID をそのワークステーションから再入力することによってプロファイル・リソースを中央サーバーから入手できます。
(C) Copyright IBM Corporation 1992, 2006. All Rights Reserved.