ユーザー・アクションとは、ワークベンチで定義し、リモート・サーバー上のファイルやフォルダーなどのリソースに対して実行できるサーバー・コマンドです。
またこれらは、ユーザー・オプションと呼ばれることがあります。これらは、再使用のためコマンド構成をカスタマイズして保管することができます。
各ユーザー・アクションには、以下があります。
- 固有の名前
- コマンド (置換変数が含まれている場合があります)。
ユーザー・アクションは、サーバーでコマンドを実行する方法を指定します。
- コマンドの実行時にコンテキスト情報によって置き換えられる置換変数。
- アクションを詳細に記述するために使用されるオプションのコメント。
- コマンドの実行時の処理内容に作用するさまざまなオプション。たとえば、最初にプロンプトを出すかどうか。
- 行われるアクションに適用されるリソース・タイプを有効範囲とする 1 つ以上のファイル・タイプ。たとえば、テキスト・ファイルを検索するプログラムを開始するコマンドは、テキスト・ファイルだけに制限することができます。このアクションが表示されるのは、指定されたタイプの 1 つであるリモート・オブジェクトの場合だけです。
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