グループ移動とは、送り出し項目と受け入れ項目の片方または両方がグループ項目である場合の移動のことです。 グループ移動は、データの内部表現がある形式から別の形式に変換されない点を除き、英数字基本項目の移動とまったく同じように取り扱われます。 グループ移動では、送り出し項目や受け入れ項目に含まれる個々の基本項目については考慮せずに、受け入れ項目が埋め込まれます。 すべてのグループ移動が有効です。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
MOVE ステートメントおよびポインターに関する以下の説明では、ポインター はポインター・データ項目 (USAGE POINTER) とプロシージャー・ポインター・データ項目 (USAGE PROCEDURE-POINTER) の両方を指します。
ポインターは、MOVE ステートメント内で参照されるグループの一部にすることができます。
ポインターの移動が起こるのは、以下のすべての条件が満たされる場合です。
移動される項目が 01 レベルの項目、または 01 レベル構造の一部であれば、それらの項目は 16 バイトの境界に対して同じオフセットに位置していなければなりません。 作業用ストレージ内の 01 レベルの項目はすべて、16 バイトの境界で位置合わせされています。
ポインターの位置合わせの詳細は ポインターの位置合わせを参照してください。
ポインターは、MOVE CORRESPONDING ステートメント内で参照されるグループの一部にすることはできますが、ポインターの移動は起こりません。
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+