リモート・システム・エクスプローラーのプロファイル

リモート・システム・エクスプローラーのリソース (接続、ユーザー・アクション、フィルター、およびフィルター・プールなど) はすべてプロファイルが管理しています。初めてリモート・サーバーへの接続を定義する場合は、ワークステーション後に指定されたデフォルト・プロファイルが作成されます。プロファイルは、いくつかの接続またはフィルター・プールに関する情報の編成に役立ちます。リモート・システム・エクスプローラーは、チーム・メンバーごとの固有なプロファイル (デフォルト・プライベート・プロファイル) に加えて、「チーム」と呼ばれる共通プロファイルを作成します。また、チームを使用して特定のセットのフィルターおよび接続を編成したい場合には、新規プロファイルを作成することもできます。

たとえば、人的資源アプリケーションの開発と関連した接続、フィルター、およびコンパイル・コマンドを保管するのに HR_Application という名前のプロファイルを作成できます。 同様に、受注アプリケーションの開発と関連した接続、フィルター、およびコンパイル・コマンドを保管するのに OrderEntry と呼ばれる別のプロファイルを作成することができます。

プロファイルには以下の要素が入っています。

デフォルトのプロファイルがローカル・ワークステーション用になります。 すべての接続、フィルター・プール、およびチーム・プロファイルはチーム・メンバー間で共用できるので、接続およびフィルターの「チーム」プロファイルを選択するとチーム・サポートに役立ちます。 「チーム」ビューを使用し、プロファイルをアクティブにして、ワークスペースに 表示するプロファイルを制御することができます。

プロファイルはアクティブまたは非アクティブにすることができます。デフォルトでは、ユーザーのデフォルト専用プロファイルおよびチーム・プロファイルのみがアクティブになります。リモート・システム・エクスプローラーは、すべてのアクティブ・プロファイルからすべての接続を表示し、接続の中で、すべてのアクティブ・プロファイルからフィルター・プールを参照できるようにします。 さらに、リモート・リソース用のポップアップ・メニューに表示されるユーザー・ アクションおよびコンパイル・コマンドは、すべてアクティブなプロファイルからの ものです。

重要: プロファイルをアクティブまたは非アクティブとして指定すると、ワークスペースにのみ影響があります。プロファイルがアクティブまたは非アクティブであるという事実は、セントラル・サーバーとは共用されません。チーム・メンバーとは非アクティブ・プロファイルを共用することができます。 同様に、同期化する時には、非アクティブにしてあるプロファイルも表示されます。プロファイルおよび共用データについて詳しくは、チーム・サポートに関する以下のヘルプ目次およびリンクのトピックを参照してください。

同期時に衝突を削減するために、リソース、ユーザー ID およびプール内の接続の順序付けは、ワークステーション上にローカル側に保管されます。チーム・サポートに参加するには、中央サーバーと同期し、自分のプロファイルを中央サーバーにアップロードする必要があります。「チーム」ビューは、「開発作業の共用」に記されているように、ソースおよびプロファイル情報を他のチーム・メンバーと共用し、その情報をセントラル・サーバー と同期化するために使用します。ユーザー ID 以外のすべてがそのサーバー上に保管されるので、サーバーと同期化し、所望のリソースをダウンロードすることによって、どの開発者もプロファイル・リソースをセントラル・サーバーから入手できます。

関連概念
リモート・システム・エクスプローラーのフィルター、フィルター・プール、 およびフィルター・プール参照
リモート・システム・エクスプローラーの接続
チーム管理の開発リソースの共用
関連タスク
接続、フィルター、ユーザー・アクション、およびコンパイル・コマンドの共用
iSeries サーバーへの接続
チーム・プロファイルの共用
リモート・サーバーへの接続の構成
iSeries サーバーへの接続
2 番目のプロファイルの作成