コンパイラー指示ステートメント
OPM COBOL/400 では、データ・タイプ G および VARLEN の DDS ソースでは、次のものが生成されます。
06 FILLER PIC X(10) (Variable length field)
ILE COBOL では、可変長フィールドのコメントの後に、より詳細なコメントが追加されます。
06 FILLER PIC X(10) (Variable length field) (Graphic field)
ILE COBOL では、ソース・ファイル・メンバーをコンパイルする場合は、 デフォルトのソース・ファイル名は QCBLLESRC です。ストリーム・ファイルをコンパイル する場合は、そのストリーム・ファイルを指定する必要があります。ILE COBOL では、 ソース・ファイル・メンバーをコンパイルする場合は、 ソース修飾子のない COPY ステートメントは、QCBLLESRC を使用します。デフォルトのファイル名が使用されていて、ソース・メンバーがファイル QCBLLESRC に存在しない場合、さらにファイル QLBLSRC も検索されます。 ストリーム・ファイルをコンパイル する場合は、コンパイラーは、コピーブックを解決するために、異なる検索順序に従います。詳細については、「ILE COBOL 解説書」を参照してください。
OPM COBOL/400 では、デフォルトのソース・ファイル名は QLBLSRC です。
PROCESS ステートメント
PROCESS ステートメントに *CONTROL が存在する場合、それはディレクティブではなく無効な PROCESS オプションとして処理されます。 *CBL/*CONTROL ディレクティブは、1 つの行に存在する唯一のステートメントであることが必要です。
ILE COBOL では、FIPS 標識機能が CRTCBLMOD または CRTBNDCBL コマンドで要求されておらず、 しかも COPY ステートメントが PROCESS ステートメント内に存在する場合、INTERMEDIATE または MINIMUM が COPY ステートメントの後に指定されていると、FIPS 標識機能はコピー・メンバーに対して実行されません。 しかし、INTERMEDIATE または MINIMUM が COPY ステートメントの前に指定されているときには、FIPS 標識機能はコピー・メンバーに対して実行されます。
OPM COBOL/400 では、INTERMEDIATE または MINIMUM が COPY STATEMENT の前または後に指定されていてもいなくても、FIPS 標識機能はコピー・メンバーに対して実行されま す。
OPM COBOL/400 では、NOSOURCE オプションが PROCESS ステートメントに指定されている場合、有効なオプション値がコンパイラー・リストに印刷されます。
ILE COBOL では、NOSOURCE オプションが PROCESS ステートメントに指定されている場合、有効なオプション値はコンパイラー・リストに印刷されません。
OPM COBOL/400 では、WITH DEBUGGING MODE が指定されている場合、USE FOR DEBUGGING が使用可能です。
ILE COBOL は USE FOR DEBUGGING をサポートしていません。 次のセクションの最初または DECLARATIVES の終わりまでのテキストは、コメントとして処理されます。 重大度 0 のエラー・メッセージ、および重大度 20 のエラー・メッセージが出されます。
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