関連した配列の定義

交互配列の定義で ALT キーワードを使用することによって、2 つのコンパイル時 配列または 2 つの実行時前の配列を交互形式 でロードすることができます。 1 次配列の名前を ALT キーワードのパラメーターとして指定します。 このような配列のデータを記憶するレコードでは、最初の配列の最初の要素の後 に 2 番目の配列の最初の要素が続き、最初の配列の 2 番目の要素の後に 2 番目の 配列の 2 番目の要素が続き、最初の配列の 3 番目の要素の後に 3 番目の配列の 3 番目の要素が続き、以下同様となります。 対応する要素は、同じレコードに現 れていなければなりません。 主要配列定義の PERRCD キーワードによって、レコード当たりの対応する対の数、 すなわち、単一の項目としてカウントする要素のそれぞれの対が指定されます。 主要配列と交互配列の両方に EXTFMT を指定することができます。

図 70 は、交互形式の ARRA と ARRB の 2 つの配列を示してい ます。

図 70. 交互形式の配列と交互形式でない配列
REQTEXT

2 つの別個の配列ファイルとして記述した時には、ARRA および ARRB のレコード は次のようになります。

このレコードの 1 から 60 桁目には ARRA の項目が入ります。

図 71. 2 つの別個の配列ファイルの配列レコード
REQTEXT

このレコードの 1 から 50 桁目には ARRB の項目が入ります。

図 72. 1 つの配列ファイルの配列レコード
REQTEXT

交互形式の 1 つの配列ファイルとして記述した場合に、ARRA および ARRB のレコ ードは次のようになります。 最初のレコードの 1 から 55 桁目には、交互形式の ARRA および ARRB の項目が含ま れます。 2 番目のレコードの 1 から 55 桁目には、交互形式の ARRA および ARRB の 項目が含まれます。

図 73. 交互形式の 1 つの配列ファイルの配列レコード
REQTEXT
      DName+++++++++++ETDsFrom+++To/L+++IDc.Keywords+++++++++++++++++++++
      DARRA             S              6A   DIM(6) PERRCD(1) CTDATA
      DARRB             S              5  0 DIM(6) ALT(ARRA)
      DARRGRAPHIC       S              3G   DIM(2) PERRCD(2) CTDATA
      DARRC             S              3A   DIM(2) ALT(ARRGRAPHIC)
      DARRGRAPH1        S              3G   DIM(2) PERRCD(2) CTDATA
      DARRGRAPH2        S              3G   DIM(2) ALT(ARRGRAPH1)
**CTDATA ARRA
345126  373
38A437  498
39K143 1297
40B125   93
41C023 3998
42D893   87
**CTDATA ARRGRAPHIC
ok1k2k3iabcok4k5k6iabc
**CTDATA ARRGRAPH1
ok1k2k3k4k5k6k1k2k3k4k5k6i