KEY 句が指定されていない場合、 ファイル位置標識は、RELATIVE KEY データ項目と等しいキー (相対レコード番号) を持つ、ファイル内のレコードに設定されます。
KEY 句を指定する場合、データ名-1 には RELATIVE KEY を指定しなければなりません。 ファイル位置標識は、RELATIVE KEY データ項目との比較を満たすキー (相対レコード番号) を持つ、 ファイル内の最初の論理レコードに設定されます。
KEY 句が指定されていない場合には、KEY IS EQUAL (TO 基本レコード・キー) が暗黙指定されます。
データ名-1 は修飾できますが、添え字付けすることはできません。
START ステートメントの実行時には、相対キーの現行値とファイル内の既存のレコードの相対レコード番号が比較されます。
FILE-CONTROL 記入項目に FILE STATUS 文節が指定されている場合には、START ステートメントの実行時に関連する状況キーが更新されます。 (共通の処理機能の『状況キー』を参照してください。)
KEY 句が指定されているかどうかにかかわらず、比較に使用されるキー・データ項目は RELATIVE KEY データ項目になります。 START ステートメントが正常に実行された場合、ファイル位置標識は、 ファイル内で比較を満たすキーを持つ論理レコードを指します。 このキーは、後続の READ ステートメントの参照キーとなります。
START ステートメントが正常に実行されなかった場合には、 参照キーおよびファイル位置標識が未定義となります。