ILE COBOL 解説書

ASCENDING/DESCENDING KEY 句

この句は、指定されたマージ・キーに基づいてレコードが昇順または降順 (指定された句に従います) に処理されるよう指定します。

データ名-1
キー・データ名です。レコードは、このキーに基づいて昇順または降順に処理されます。

データ名-1 は、マージの基礎となる KEY データ項目を指定します。 各データ名は、ファイル名-1 に関連付けられたレコード内のデータ項目を識別します。 MERGE ステートメントでは、KEY の後に続くデータ名は、それらの項目がどのように KEY 句に分割されているかにかかわりなく、重要度の高いものから順に左から右に列挙されます。 左端のデータ名が主要なキーであり、次のデータ名がその次に重要度の高いキーというようになります。

次の規則が適用されます。

マージ操作の方向は、キーワード ASCENDING または DESCENDING の指定によって、次のように異なります。

キーの比較は、比較条件内のオペランドの比較に関する規則に従って実行されます (比較条件を参照してください)。


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