ILE COBOL 解説書

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

FORMAT 句

FORMAT 句は、装置タイプが DATABASE である索引付きファイルだけに適用されます。 これは、複数のレコード形式をもち、固有のキーを持つファイルの処理中に必要です。 レコード・キーが複写で定義されていると、FORMAT 句は誤りとなり無視されます。

FORMAT 句で指定する値には、この入出力操作で使用するレコード形式の名前が入ります。 システムは、これを使用して、どのレコード形式が操作に際して必要があるかを指定または選択します。

ID を指定する場合には 10 文字以下の文字ストリングでなければならず、さらに以下のいずれかの名前である必要があります。

リテラルを指定する場合、10 文字以下の英大文字の文字ストリングでなければなりません。 全桁がブランクの値は、FORMAT 句が指定されなかった場合と同じ扱いになります。 ブランクの値がそのファイルに関して有効でない場合は、FILE STATUS として 9K が戻され、そのファイルに対応可能であれば USE プロシージャーが呼び出されます。

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