原始ステートメント入力ユーティリティーを用いてソース・ステートメントを入力する

原始ステートメント入力ユーティリティーには、COBOL の特別な表示形式が用意されています。 それは COBOL コーディング用紙に対応したものであり、COBOL ソース・ステートメントの入力に役立つように設計されています。 図 3 に、SEU で提供される COBOL の表示形式の例を示します。 SEU では、位置ごとにソース・コードに入力したり変更を加えたりするのに役立つ仕様表示行を表示させることができます ( 1  を参照)。

図 3. SEU 表示形式
  桁 . . . :  1  71            編集                             MYLIB/QCBLLESRC
 SEU==> ____________________________________________________________     XMPLE1
 FMT CB ......-A+++B+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 1 
        ****************** データの始め ***************************************
0001.00        IDENTIFICATION DIVISION.
0002.00          PROGRAM-ID. XMPLE1.
0003.00
0004.00        ENVIRONMENT DIVISION.
0005.00        CONFIGURATION SECTION.
0006.00          SOURCE-COMPUTER.  IBM-ISERIES.
0007.00        INPUT-OUTPUT SECTION.
0008.00        FILE-CONTROL.
0009.00            SELECT FILE-1 ASSIGN TO DATABASE-MASTER.
        ****************** データの終わり ************************************
 プロンプト・タイプ. . .  CB      順序番号  . . . . .  0008.00

    継続
  _
  区域-A      区域-B
  FILE       -CONTROL.                             

F3= 終了    F4= プロンプト    F5= 最新表示           F11= 前のレコード
F12= 取り消し    F23= 選択プロンプト    F24= キーの続き

SEU を使用したソース・ステートメントの入力方法については、「AS/400 適用業務開発ツールセット AS/400 用 原始ステートメント入力ユーティリティー 使用者の手引きと参照」を参照してください。

コンパイル単位とは、最外部の ILE COBOL プログラムと、 その最外部プログラム内でネストされた何らかの ILE COBOL プログラムのことです。 複数のコンパイル単位が単一のソース・メンバーの中に入力されている場合もあります。