ユーザー日付に関する規則
ユーザー日付の使用にあたっては、以下の規則を忘れないでください。
- UDATE が出力仕様書の 30 から 43 桁目に指定された場合には、6 文字の数値日
付フィールドが印刷されます。 同様に *DATE が指定された場合には、8 文字 (年部分が 4 桁) の
数値日付フィー
ルドが印刷されます。 これらの特殊語は、次の 3 つの異なる日付の形式で使用することができます。
制御仕様書の DATEDIT キーワードを使用して、UDATE および
*DATE の形式を指定してください。
DATEDIT |
UDATE の形式 |
*DATE の形式 |
*MDY |
*MDY |
*USA (mmddyyyy) |
*DMY |
*DMY |
*EUR (ddmmyyyy) |
*YMD |
*YMD |
*ISO (yyyymmdd) |
DATEDIT キーワードも
Y 編集コードの形式を制御することに注意してください。
このキーワードが指定されていない場合には、
デフォルトの値は *MDY になります。
- 対話式ジョブまたはバッチ・プログラムの場合に、ユーザー日付の特殊語
は、システムでプログラムの実行が開始された時のジョブ日付の値に設定されます。プログラムが深夜を過ぎて実行されている場合、あるいはジョブ日付が変更
された場合であっても、プログラムの処理中にユーザー日付の特殊値は更新され
ません。 プログラムの実行中に時刻および日付を入手するためには、TIME 命令コード
を使用してください。
- UMONTH、*MONTH、UDAY、*DAY、および UYEAR が出力仕様書の 30 から 43 桁
目に指定された場合には、2 桁の数値日付フィールドが印刷されます。 4 桁の数値日付フィールドを印刷するためには、*YEAR を使用することができます。 月だけを印刷するには UMONTH または *MONTH、日だけを印刷するには UDAY また
は *DAY、および年だけを印刷するには UYEAR または *YEAR を使用します。
- 出力仕様書の 44 桁目に Y 編集コードを指定した場合には、UDATE および
*DATE を書き出す時に編集することができます。 制御仕様書に関するDATEDIT(形式{区切り記号})キーワードによって、例えば、12/31/88、31.12.88.、12/31/1988 のように形式
および挿入される区切り文字が決まります。
- UMONTH、*MONTH、UDAY、*DAY、UYEAR、および *YEAR は、
出力仕様書の 44 桁目の Y 編集コードでは編集できません。
- ユーザー日付フィールドを変更することはできません。 これはユーザー日付フィールドについて次の使用ができないことを意味します。
- 演算の結果のフィールドの中で
- PARM 命令の演算項目 1 として
- LOOKUP 命令の演算項目 2 の指標として
- 出力仕様書の「後で消去」と一緒に
- 入力フィールドとして
- ユーザー日付の特殊語は、数値フィールドを使用する命令コードの
演算仕様書の演算項目 1 または演算項目 2 に使用できます。
- ユーザー日付フィールドは日付データ・タイプ・フィールドではなく、
数値フィールドです。
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