レコードは連続して読み取られます。
レコード・アドレス・ファイルには相対レコード番号が入っています。
限界値範囲内処理の場合には、レコード・アドレス・タイプ (34 桁目) は処理し ているファイルのタイプと同じになります。
UCS-2 フィールドは、プログラム記述索引付きファイルまたは レコード・アドレス・ファイルのレコード・アドレス・タイプ としては使用できません。
ブランクは、ファイルがキーを使用しないで処理されること、レコード・アドレ ス・ファイルに相対レコード番号が入っていること (35 桁目に T)、またはレコ ード・アドレス限界ファイル内のキーの形式が処理中のファイルのキーと同じで あることを指示します。
キーを使用しないで処理されるファイルは、連続して処理されるか、あるいは相 対レコード番号によってランダムに処理されます。
相対レコード番号による入力処理は、34 桁目のブランクと、CHAIN、SETLL、また は SETGT 命令コードの使用から決定されます。 相対レコード番号による出力処理 は、34 桁目のブランクと、ファイル仕様書での RECNO キーワードの使用から決定されます。
この行で定義された索引付きファイル (35 桁目に I) は、文字レコード・キーに よって処理されます。(検索引数として使用される数値フィールドは、連鎖の 前にゾーン 10 進数に変換されます。) A の指定は、キー・フィールドとして識別されるフィールドのデータ形式と一致 していなければなりません (29 から 33 桁目の長さおよび KEYLOC キーワードに対す るパラメーターとして指定された開始位置)。
この行で定義されたレコード・アドレス限界ファイル (18 桁目に R) には文字キ ーが入っています。 このレコード・アドレス・ファイルによって処理されているファイルは、34 桁目 を A、P、または K にすることができます。
この行で定義された索引付きファイル (35 桁目に I) は、パック 10 進数の数値 キーによって処理されます。 P の指定は、キー・フィールドとして識別されるフィールドのデータ形式と一致 していなければなりません (29 から 33 桁目の長さおよび KEYLOC キーワードに対す るパラメーターとして指定された開始位置)。
この行で定義されたレコード・アドレス限界ファイルには、パック 10 進数形式 のレコード・キーが入っています。 このレコード・アドレス・ファイルによって処理されているファイルは、34 桁目 を A、P、または K にすることができます。
この行で定義された索引付きファイル (35 桁目に I) は、図形キーによって処理 されます。 各図形文字には 2 バイトが必要なので、キーの長さは偶数でなければなりません。 この索引付きファイルを処理するために使用されるレコード・アドレス・ファイ ルは、そのファイル仕様書の 34 桁目に 'G' も指定されていなければならず、 そのキーの長さも索引付きファイルのキーの長さ (29 から 33 桁目) と同じでなけれ ばなりません。
K の指定は、アクセス・パスがキーの値によって構築されるという前提で外部記 述ファイルが処理されることを指示します。 処理がランダムであった場合には、 キーの値がレコードの識別に使用されます。
キー付きファイルでこの桁がブランクであった場合には、レコードは到着順に検 索されます。
この行で定義された索引付きファイル (35 桁目に I) は、日付キーによって処理 されます。 D の指定は、キー・フィールドとして識別されるフィールドのデータ形式と一致 していなければなりません (29 から 33 桁目の長さおよび KEYLOC キーワードに対す るパラメーターとして指定された開始位置)。
日付キーの形式および区切り記号を判別する時に使用される順位は次のとおりです。
この行で定義された索引付きファイル (35 桁目に I) は、時刻キーによって 処理されます。 T の指定は、キー・フィールドとして識別されるフィールドのデータ形式と一致 していなければなりません (29 から 33 桁目の長さおよび KEYLOC キーワードに対す るパラメーターとして指定された開始位置)。
時刻キーの形式および区切り記号を判別する時に使用される順位は次のとおりです。
この行で定義された索引付きファイル (35 桁目に I) は、タイム・スタンプ・キーに よって処理されます。 Z の指定は、キー・フィールドとして識別されるフィールドのデータ形式と一致 していなければなりません (29 から 33 桁目の長さおよび KEYLOC キーワードに対す るパラメーターとして指定された開始位置)。
この行で定義された索引付きファイル (35 桁目の I) は浮動キーによって 処理されます。 キーの長さの指定 (29 から 33 桁目) には、浮動キーの 4 または 8 のいずれかの 値が含まれていなければなりません。 ファイルに浮動キーが含まれている場合、キー順入出力命令のキーとして、 どのタイプの数値変数またはリテラルでも指定することができます。 非浮動レコード・アドレス・タイプの場合、浮動検索引数を持つことはできません。
レコード・アドレス・タイプの詳細については、「WebSphere Development Studio: ILE RPG プログラマーの手引き」を 参照してください。
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