LOCALE 関数を使用して、日付または時刻を、特定の文化圏で一般的に使用している方法でフォーマット設定することができます。 以下に示す例では、COBOL プログラムを実行する前に、 ロケール・オブジェクト (タイプ *LOCALE) EN_US をライブラリー QSYSLOCALE に作成する必要があります。 ロケール・オブジェクトの作成方法については iSeries でのロケールの作成を参照してください。
LOCALE 関数は、LOCALE-DATE 組み込み関数の場合は日付の形式、また、LOCALE-TIME 組み込み関数の場合は時刻形式の英数字項目 (文字ストリング) をとり、 特定の文化圏で一般的に使用されている方法でフォーマット設定された日付または時刻をもつ別の英数字項目を戻します。
LOCALE-DATE の引き数は、CURRENT-DATE 組み込み関数で指定された日付形式の 8 バイトの文字ストリングでなければなりません。 LOCALE-TIME の引き数は、CURRENT-DATE 組み込み関数で指定された時刻形式の、9 桁目から 21 桁目までの 13 バイトの文字ストリングでなければなりません。
たとえば、
SPECIAL-NAMES. LOCALE "EN_US" IN LIBRARY "QSYSLOCALE" IS usa.
·
·
·
DISPLAY "Date is:" FUNCTION LOCALE-DATE("19970908" usa). DISPLAY "Time is:" FUNCTION LOCALE-TIME("06345200+0000" usa).
表示は、次のようになります。
Date is: 08/09/1997 Time is: 06:34:52
上の例では、LOCALE-DATE 関数の引き数-1 である 19970908 は、4 桁の年と、その後に続く月、月間通算日を表します。 LOCALE-TIME 関数の引き数-1 である 06345200+0000 は、次のものを表します。
(C) Copyright IBM Corporation 1992, 2006. All Rights Reserved.