この章では、一般的ないくつかのワークステーションのアプリケーションと、 それらの ILE RPG コーディングについて説明します。
この章で提示されるアプリケーション・プログラムは、4 つのモジュールから構成されて います。 各モジュールで、WORKSTN ファイルの一般的な使用方法について説明します。 最初のモジュール (CUSMAIN) では、プログラムのメイン・メニューを提供しま す。 ユーザーの選択に基づいて、該当するモジュールから、要求された機能を提供 するプロシージャーを呼び出します。
各モジュールは、WORKSTN ファイルを使用して、画面上の入力および表示情報 についてプロンプトを出します。 また、メイン・モジュール CUSMAIN を除く各モジュールは、マスター・データベース・ファイルのビュー を表示する論理ファイルも使用します。 このビューは、モジュールがその処理に必要とするマスター・ファイルの フィールドのみで構成されます。
モジュール | 説明 |
---|---|
メイン・メニュー照会 | WORKSTN ファイルを使用して、メニュー選択項目を表示し、入力を受け入れる 、基本的なメニュー照会プログラムの例。 |
ファイルの維持 | マスター・ファイルの得意先レコードの更新、削除、追加、および表示を可能 にする保守プログラムの例。 |
郵便番号による検索 | WORKSTN サブファイル処理を使用して、指定された郵便番号について一致した すべてのレコードを表示するプログラムの例。 |
名前による検索と照会 | WORKSTN サブファイル処理を使用して、指定された得意先名について一致した すべてのレコードを表示し、次にユーザーがサブファイルからレコードを選択 して完全な得意先情報を表示できるようにする、プログラムの例。 |
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