ライブラリーおよびソース物理ファイルの作成

ソース・ステートメントは物理ファイルの 1 つのメンバーに入力されます。 ソースを入力する前に、ライブラリーとソース物理ファイルをまず作成しなければなりません。

ライブラリーとは、他のオブジェクトのディレクトリーとなるシステム・オブジェクトのことです。 ライブラリーは関連したオブジェクトをグループ化して、名前によってオブジェクトを検索することができます。 ライブラリーのオブジェクト・タイプは *LIB です。

ソース物理ファイルとは、 メンバーを保管するファイルのことです。 それらのメンバーには、ILE COBOL ソース・ステートメントなどのソース・ステートメントが入れられます。

MYLIB というライブラリーを作成するには、以下のライブラリー作成 (CRTLIB) コマンドを使用します。

CRTLIB LIB(MYLIB)

ライブラリー MYLIB 内に QCBLLESRC というソース物理ファイルを作成するには、 以下のソース物理ファイル作成 (CRTSRCPF) コマンドを使用します。

CRTSRCPF FILE(MYLIB/QCBLLESRC)

注:
上記の例では、ソース物理ファイルを作成する前に MYLIB ライブラリーが存在していなければなりません。

ライブラリーおよびソース物理ファイルの詳細については、「AS/400 プログラム開発管理機能 (PDM)」を参照してください。

ライブラリーとソース物理ファイルを作成したなら、編集セッションを開始することができます。 編集セッションを開始し、ソース・ステートメントを入力するには、 原始ステートメント入力ユーティリティーの開始 (STRSEU) コマンドを使用できます。

注:
i5/OS コピー機能を使って、 ディスケットまたはテープからソース・プログラムを入力することもできます。 i5/OS コピー機能の詳細については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある iSeries Information Center のカテゴリー「プログラミング」の中の『CL および API』セクションを 参照してください。