特に、このビューは以下の目的で使用してください。
リモート・システム・エクスプローラーからコマンド・シェルを起動するときは常に、「リモート・コマンド」ビューには出力が表示され、その出力を処理する方法が示されます。iSeries IFS、ローカル、Windows、Linux、UNIX、AIX の各種接続でどのフォルダーからもシェルを起動できます。唯一、ネイティブ iSeries システムのiSeries オブジェクト からは、シェルを起動することはできません。
「リモート・コマンド」ビューを開いて、コマンド・シェルを起動する
「リモート・システム」ビューで、コマンド・シェルを起動したいフォルダーにナビゲートします。そのフォルダーを右クリックして、「シェルの起動」を選択します。ワークベンチ・メニュー・バーから「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」>「リモート・システム」>「リモート・シェル」をクリックして、リモート・シェル」ビューに切り替えることもできます。 「リモート・シェル」ビュー内に新規シェルを開くには、ビュー内のドロップダウン矢印をクリックして、「シェルの起動」を選択します。
「リモート・システム」ビューからシェルを開くこともできます。 フォルダーを右クリックして、「シェルの起動」を選択し、対応するディレクトリーからシェルを起動します。あるいはご使用の接続の下の「シェル」サブシステムを右クリックして、 「シェルの起動」を選択することもできます。このサブシステムの利点は、特定のシェルが「リモート・コマンド」ビュー内の「シェル」サブシステムの下にノードとして保管されるので、複数のシェルを追跡できるということです。
コマンド・シェルの処理
「リモート・シェル」ビューを開くと、標準的なコマンド・シェルを処理したり、iSeries IFS 用の QShell コマンドを処理できます。 たとえば、cd .. を入力すると、そのシェルのための作業ディレクトリーを変更できます。 シェル内のすべてのコマンドの環境は、入力に応答して変更できます。
エディターでの出力の表示
出力の行をダブルクリックして、それをエディターで開くか、ポップアップ・アクションの出力の行を右クリックすることができます。 たとえば、コマンドの実行中にエラーが発生した場合は、そのエラーをダブルクリックすると、パーサーが問題を検出したコードの行に対するソースがエディター上で開きます。
シェルを閉じてクリアする
「リモート・シェル」ビューには、シェルをクリアするか、終了して除去できるボタン付きのツールバーがあります。「リモート・システム」ビューでシェル・ノードを右クリックし、シェルをキャンセルまたは除去するアクションを選択できます。
シェル入出力の保管
「リモート・シェル」ビューのツールバーには、シェル出力のエクスポートおよびシェル入力ヒストリーの検索のためのアクションもあります。
コンテンツ・アシスト
「リモート・シェル」ビューでは、コンテンツ・アシスト (コード・アシスト) がサポートされています。 たとえば、コマンドの入力中に CTRL+space を押してファイル名または環境変数名を補完入力することができます。
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