可変長レコードのソート

可変長レコードが含まれるファイルでは、単一のレコード長ではなく、最小レコード長と最大レコード長があります。

可変長レコードのソートまたはマージを行う場合は、キー・データ名で参照されるすべてのデータ項目が、 レコードの最初の n 個の文字位置の中に入っていなければなりません (n はファイルに指定されたレコードの最小サイズ)。

SORT ステートメントの処理時に、SORT ステートメントに指定されている KEY のレコード長がレコードの最小サイズを超えると、ILE COBOL コンパイラーはエラー・メッセージを出します。

次の場合にはソート・レコードが切り捨てられます。

切り捨てが行われるとコンパイル時エラー・メッセージが出されます。 実行時には診断メッセージが出されます。

次の場合には、ソート・レコードにブランクが埋め込まれます。

レコードにブランクが埋め込まれるとコンパイル時通知メッセージが出されます。 実行時にはメッセージは出されません。