プログラム間でのデータの受け渡しと共用
ILE COBOL プログラム間でデータの受け渡しと共用を行うには、以下のようないくつかの方法があります。
- データを GLOBAL として宣言して、ネストされたプログラムで使用することができます。
- CALL ステートメントの RETURNING 句を使用して、データを呼び出し側プログラムに戻すことができます。
- CALL ステートメント実行時に、BY REFERENCE、BY VALUE、または BY CONTENT により、
呼び出し先プログラムにデータを渡すことができます。
- データを EXTERNAL と宣言すると、別々にコンパイルしたプログラムで共用することができます。
EXTERNAL データは、モジュール・オブジェクト内のネストされた ILE COBOL プログラムの間でも共用することができます。
- ファイルを EXTERNAL と宣言すると、別々にコンパイルされたプログラムで共用することができます。
EXTERNAL ファイルは、モジュール・オブジェクト内のネストされた ILE COBOL プログラムの間でも共用することができます。
- 動的に検索されるデータ項目のアドレスを渡したい場合は、ポインターを使用することができます。
- データは、データ域を使って受け渡しすることができます。
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