表 17 および 表 18 は、RPG IV 標識 が定義される個所、有効な記入項目、標識が使用される個所、および標識が オンおよびオフに設定される時点を要約して示しています。表 18 は、各タイプの標識が RPG IV プログラムによってオンおよびオフに設定される基本的な条件を示しています。機能キー標識には、機能キー標識とそれに対応する機能キーがリスト されています。
標識のタイプ | オンに設定 | オフに設定 |
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オーバーフロー | オーバーフロー行の印刷時、あるいはスペースまたはスキップにより通過した時。 |
OA-OG、OV: 次の見出しおよび明細行が 完了した後、またはファイルが開いた後 (H 仕様書のキーワードの OPENOPT(*NOINZOFL) が使用されていない 場合)。 01 から 99: ユーザーによる。 |
レコード識別 | 指定された 1 次/2 次レコードが読み取られた時点および 合計計算が処理される前。レコードが全手順ファイルから読み取られた直後。 | 次の処理サイクルで次の 1 次/2 次レコードが読み取られ る前。 |
制御レベル | 制御フィールドの値が変わった時。 これより低いレベルの標識もすべてオンに 設定される。 | 次の明細サイクルの終わり。 |
フィールド標識 | 指定したフィールドのブランクまたはゼロ、指定したフィールドのプラス、ま たは指定したフィールドのマイナスによる。 | このフィールドの状況の次回のテストの前。 |
結果 | 演算が処理され、標識が表す条件が満たされた時。 | 同じ標識を結果の標識として指定した演算の次回の実行時に、指定した条件が 満たされない時。 |
機能キー | ワークステーション・ファイルについて対応する機能キーが押された時点および関連サブフ ァイルに対する後続の読み取り時点。 | SETOFF によるか、あるいは ワークステーション・ファイルのフィールド転送論理による。 |
外部 U1 から U8 | プログラムの開始前に CL コマンドによるか、あるいは結果の標識またはフィ ールド標識として使用された時。 | プログラムの開始前に CL コマンドによるか、または結果の標識として使用さ れるか、あるいは結果の標識またはフィールド標識として使用された時。 |
H1 から H9 | プログラマーの指定による。 | メッセージに対する応答として続行のオプションが選択された時、またはプロ グラマーによる。 |
RT | プログラマーの指定による。 | このプログラムが再び呼び出された時。 |
内部標識 1P | 処理の始めで、入力レコードが読み取られる前。 | 最初のレコードが読み取られる前。 |
LR | 最後のファイルの最終 1 次/2 次レコードの処理後、また はプログラマーによる。 | 処理の始め、またはプログラマーによる。 |
MR | 2 次ファイルのレコードの突き合わせフィールドの内容が、1 次ファイルのレコードの突き合わせフィールドの内容と一致した時。 | 突き合わせグループの最終レコードに対する合計演算および出力がすべて完了した時。 |
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