ILE COBOL 解説書

装置タイプ TAPEFILE だけに関する特別の考慮事項

装置タイプ TAPEFILE のファイルは、次の 2 つのカテゴリーに分割できます。

順次単一ボリューム

1 つのボリューム (リール) に完全に含まれている順次ファイル。 このボリュームには複数のファイルが含まれることもあります。

順次マルチボリューム

複数のボリュームに含まれる順次ファイル。 このファイルは、単一ボリューム上で保留できる量以上のデータを含んでいるか、 あるいは複数のボリュームにまたがって計画的に分割されたかのいずれかです。

以下の句は、装置タイプ TAPEFILE にのみ適用されます。

これらのうちのいずれの句も指定されていない場合には、CLOSE ステートメントによって現行のボリュームが、その先頭に位置付けられます。

順次マルチボリューム・ファイルの場合、REEL 句または UNIT 句を含まない CLOSE ステートメントは、現行のボリューム以外のどのボリュームにも影響を与えません。


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