ILE COBOL 解説書

WHEN 句

WHEN 句がこの範囲内の指標の設定値について満たされない場合には、検索は失敗します。

WHEN オプションが満たされた場合には、 制御が命令ステートメント-2 に渡され、WHEN 条件を満たしたオカレンスを示す値が指標に入ります。

条件名-1、条件名-2
指定される各条件名は、値を 1 つだけもたなければならず、また、 それぞれがこのテーブル・エレメントについての ASCENDING/DESCENDING KEY ID と関連付けられなければなりません。
データ名-1、データ名-2
ID-1 のテーブル・エレメント内の ASCENDING/DESCENDING KEY データ項目を指定しなければなりません。 さらに、ID-1 の最初の指標名と、他の指標またはリテラル (必要であれば) によって指標付けされなければなりません。 各データ名は修飾できます。

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

データ項目-1 またはデータ項目-2 は、浮動小数点データ項目にすることができません。 データ名-1 またはデータ名-2 は、日時データ項目にすることができます。

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ID-3、ID-4
ID-1 についての ASCENDING/DESCENDING KEY データ項目、 または ID-1 についての最初の指標名によって指標付けされた項目であってはなりません。

ポインターまたはプロシージャー・ポインター・データ項目であってはなりません。

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

浮動小数点データ項目にすることも、日時データ項目にすることもできます。

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算術式-1、算術式-2
算術式で定義されている任意の式にすることができますが、次の制約があります。 つまり、算術式内の ID は、ID-1 についての ASCENDING/DESCENDING KEY データ項目、または ID-1 についての最初の指標名によって指標付けされた項目であってはなりません。

WHEN 句の中で ASCENDING/DESCENDING KEY データ項目が暗黙または明示的に指定される場合には、 ID-1 についてのすべての先行 ASCENDING/DESCENDING KEY データ名も指定されなければなりません。

SEARCH ALL 操作の結果は、次の場合にだけ予測できます。


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