接続用の環境変数サポートの構成

どのような種類の環境変数を設定することも可能であり、すべてのリモート・システム・エクスプローラー接続タイプ (iSeries、Windows、Linux、および UNIX) 用の環境変数を定義できます。 リモート・システム・エクスプローラーがリモート・サーバーに接続している間に環境変数を変更した場合には、 切断と再接続を行うまで、その変更は影響を及ぼしません。 環境変数がサブシステム・プロパティー・ページに設定されているとはいえ、リモート・システム・エクスプローラーはそれらの環境変数を接続によってグローバルに保管します。

さまざまな環境変数、初期ライブラリー・リスト、またはユーザー ID を指定する必要があるときには、 サーバーへの複数の接続を定義することによってそれを行うことができます。 たとえば、Java 仮想マシンがクラス・ファイルを見つけるために使用するクラスパス変数を、値 /home/your userid:/QIBM/ProdData/HTTP/Public/jt400/lib/jt400.jar を使用して設定できます。 また、定義されている環境変数を使用するプログラムを書けます。

初めてリモート・システムに接続すると、リモート・ジョブ処理用の環境変数が設定されます。 これは、変数の結果はコマンド・ビューに表示されるという意味です。 たとえば、コマンド・ビューには変数ごとに実行される ADDENVVAR CL コマンドが表示されます。 使用中のシステム・タイプで大文字小文字が区別される (たとえば、UNIX などの) 場合は、その環境変数も大文字小文字が区別されます。 スペースおよび等号 (=) が許可されるのは環境変数の Value の中だけです。 iSeries 接続用の環境変数を設定すると、その変数がその接続と関連したすべてのジョブ (対話式、バッチ、および通常) に適用されます。

環境変数を構成するには、次のようにしてください。
  1. 必要であれば、リモート・サーバーへの新規接続を作成します。 「リモート・サーバーへの 2 番目の接続の作成」を参照してください。
  2. リモート・システム・ビューで接続名を展開します。
  3. サブシステム (たとえば IFS Files) を右クリックして、「プロパティー」を選択します。
  4. 「環境変数」をクリックし、変数を必要に応じて構成します。
    • 環境変数を追加するには、「追加」をクリックします。この変数の名前および値を入力し、「OK」をクリックします。
    • 環境変数を変更するには、その変数をテーブル中で選択し、名前または値を直接変更します。ダイアログ・ボックスを使用するために、変数を選択し、「変更」をクリックします。現行変数の名前および値がダイアログ・ボックスにはあらかじめ入力されています。変更したいフィールドはどれでも上書きし、OK をクリックしてください。
    • 変数を除去するには、その変数を選択するためにクリックし、「除去」をクリックします。
    • 変数をリスト中で上に移動するには、その変数を選択するためにクリックし、「上に移動」をクリックします。
    • 変数をリスト中で下に移動するには、その変数を選択するためにクリックし、「下に移動」をクリックします。
重要: どの通信プロパティーに対するどの変更も、サーバーから切断して再接続した後にのみ有効になります。
関連概念
リモート・システム・エクスプローラーの接続