ILE COBOL 解説書


ANNUITY

ANNUITY 関数は、初期値 1 に対して、一定の利率で一定の期間数の間、それぞれの期間終了時に支払われる年金の比率の近似値を戻します。 期間数は引数-2 で指定し、利率は引数-1 で指定します。 たとえば、引数-1 がゼロで引数-2 が 4 の場合、戻り値は比率 1/4 の近似値になります。

関数タイプは数字です。

形式
 
>>-FUNCTION ANNUITY--(--引数-1 引数-2--)-----------------------><
 
 
引数-1
数字クラスでなければなりません。引数-1 の値はゼロ以上でなければなりません。
引数-2
正の整数でなければなりません。

引数-1 の値がゼロの場合、関数によって戻される値は次の近似値になります。

1 / ARGUMENT-2

引数-1 の値がゼロでない場合、関数の値は次の近似値になります。

ARGUMENT-1 / (1 - (1 + ARGUMENT-1) ** (- ARGUMENT-2))

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