プロシージャー・ポインター・データ項目 (USAGE IS PROCEDURE-POINTER 文節で定義されるもの) を使用することによって、プログラムの入り口アドレスを、 特定の ILE 呼び出し可能サービスで必要な形式で渡すことができます。
たとえば、プログラム実行時に例外条件が発生した時点で、ユーザー作成のエラー処理ルーチンに制御を与えるには、 まず ILE プロシージャー (最外部の ILE COBOL プログラムなど) の入り口アドレスを CEEHDLR (条件を管理する ILE 呼び出し可能サービス) に渡して、このアドレスを登録しなければなりません。
プロシージャー・ポインター・データ項目は、 次のようなタイプのプログラムの入り口アドレスを入れるように設定できます。
プロシージャー・ポインター・データ項目は、SET ステートメントの形式 6 を使用する場合に限り設定できます。
USAGE IS PROCEDURE-POINTER 文節と SET ステートメントの詳細な定義については、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL 解説書」を参照してください。
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