ILE COBOL 解説書

規則と制約事項

LIKE 文節は、レベル番号 01 〜 49、およびレベル番号 77 で使用できます。

データ名または FILLER 項目を指定する場合、その後の任意の位置に LIKE 文節を記述できます。 その他の場合には、レベル番号の後の任意の位置にこれを記述できます。

LIKE 文節の前後には、次の文節の 1 つまたは複数を指定できます。

BLANK WHEN ZERO は、これが以前に受け継がれなかったという場合にのみ指定できることに注意してください。

次の文節とともに LIKE 文節を使用することはできません。

LIKE 文節に継承済みの文節を指定すると、重複エラーになります。

数字項目の場合、新しい項目の数字の総数はゼロにはできません。 ただし、その項目に小数部分が入っている場合には、整数部分の数字がゼロになってもかまいません。

PICTURE 文節が英字、数字、または英数字を混合して指定しているときに LIKE 文節の長さを修正すると、新しい PICTURE 文節は英数字を指定します。

LIKE 文節を使用して、この文節内で名前を指定する項目に従属している項目を定義することはできません。

LIKE 文節 のオブジェクトのデータ記述の中に TYPE 文節を含めることはできません。 LIKE 文節のオブジェクトがグループ項目である場合は、このグループに従属する項目を TYPE 文節を使用して定義することはできません。 ある LIKE 文節のオブジェクトが (レベル 01 の) グループ項目に従属しており、かつそのレベル 01 のグループ項目に従属する項目のいずれかに TYPE 文節が含まれている場合は、 その TYPE 文節内で参照されるタイプ名は DATA DIVISION においてその LIKE 文節が使用されるポイントで完全に定義される必要があります。


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