ログ・ファイル

変換援助プログラムは、ログ・ファイルを使用して、各ソース・メンバー変換の状 況に関する監査証跡を提供します。 ログ・ファイルをブラウズすることによって、以前の変換の状況を 判別することができます。 ユーザー作成のプログラムを使ってログ・ファイルにアクセスし、 例えばプログラムのコンパイルやバインドのような、その先の処理をすることができます。

ログ・ファイルを更新する指定を行うと、そのレコード様式はライブラリー QRPGLE 内に ある IBM 提供の "モデル" データベース・ファイル QARNCVTLG の様式と一致していなければ なりません。図 221 はこのファイルの DDS を示します。 次の CRTDUPOBJ コマンドを 使用して、このモデルのコピーをユーザー自身のライブラリー (ここでは MYLIB として参照されている) に 作成してください。 ユーザーのログ・ファイルに QRNCVTLG という名前を指定することもできます。 これは変換援助プログラムのデフォルトのログ・ファイル名です。

CRTDUPOBJ OBJ(QARNCVTLG) FROMLIB(QRPGLE) OBJTYPE(*FILE)
          TOLIB(MYLIB) NEWOBJ(QRNCVTLG)

変換援助プログラムがアクセスするログ・ファイルに対して、オブジェクト管理、 操作、および追加の各権限が必要です。

ログ・ファイルの使用については、ログ・ファイルの使用を参照してください。