ILE COBOL 解説書


RANGE

RANGE 関数は、最大の引数の値から最小の引数の値を引いた値を戻します。

関数タイプは、次のように引数のタイプに依存します。

引数タイプ 関数タイプ
整数であるすべての引数 整数
数字 (整数の引数があってもよい) 数字
形式
 
                      .--------.
                      V        |
>>-FUNCTION RANGE--(----引数-1-+--)----------------------------><
 
 
引数-1
数字クラスでなければなりません。

戻り値は、最大値を持つ引数-1 から最小値を持つ引数-1 を引いた値に等しくなります。 最大値および最小値を判別するために使用される比較は、単純条件の規則に従って行われます。 詳細は 条件式を参照してください。

RANGE 関数と同等の算術式は、次のようになります。

(FUNCTION MAX (argument-1) - FUNCTION MIN (argument-1))


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