関数によっては、戻り値が、その関数の評価時に関数 ID 内で指定された引数によって決まるものもあります。 引数を必要としない関数もあれば、固定数の引数を必要とする関数もあり、そしてまた、可変数の引数を認める関数もあります。
引数は次のいずれかでなければなりません。
関数への引数として、結果がその引数のカテゴリー要件を満たす任意の関数または関数を含む式 (同じ関数の別の評価も含めて) が認められています。
関数に特有の引数指定については 関数定義を参照してください。
引数のタイプには次のものがあります。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+
関数によっては引数に、たとえば受け入れ値の範囲といった制約を定めているものもあります。 関数の引数として割り当てられた値が指定された制約にしたがっていない場合、戻り値は未定義になります。
ネストされた関数が引数として使用された場合、その関数の引数の評価は、外側の関数の引数の影響を受けません。
同じ関数レベルの引数のみが互いに影響し合います。この相互の影響は、次の 2 つの場合に生じます。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
浮動小数点リテラルは、数字引数の使用が認められている場合、 および数字引数を取ることができる関数内で使用される算術式の中では、どこでも使用できます。 浮動小数点リテラルは、整数の引数が必要であるところでは認められていません。
外部浮動小数点項目は、数字引数の使用が認められている場合、 および数字引数を取ることができる関数内で使用される算術式の中では、どこでも使用できます。
外部浮動小数点項目は、整数の引数が必要であるところや、 関数 ID で英数字クラスの引数が認められているところ (たとえば LOWER-CASE、REVERSE、 UPPER-CASE、NUMVAL、および NUMVAL-C 関数) では、認められていません。
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