トランザクション・ファイルを使用したプログラムの作成
一般には、TRANSACTION ファイルを使用することによって、ディスプレイ装置から 1 レコードを読み込んだり、
ディスプレイ装置に 1 レコードを書き込んだりします。
ILE COBOL プログラムで TRANSACTION ファイルを使用するには、次のようにする必要があります。
- 環境部 (ENVIRONMENT DIVISION) の FILE-CONTROL 段落のファイル制御記入項目を使用してファイルの名前を指定する。
- データ部 (DATA DIVISION) のファイル記述項目を使用してファイルを記述する。
- トランザクション処理をサポートするための、PROCEDURE DIVISION のステートメントに対する拡張機能を使用する。
注:
拡張 ACCEPT/DISPLAY ステートメントと TRANSACTION ファイルを同じプログラムの中で使うことはお勧めできません。
拡張 ACCEPT/DISPLAY ステートメントと TRANSACTION ファイルが同じプログラムの中で使用されている場合、
拡張 ACCEPT/DISPLAY ステートメントの実行時には、TRANSACTION ファイルをクローズしておいてください。
TRANSACTION ファイルがオープンしているときに拡張 ACCEPT/DISPLAY ステートメントを実行すると、結果は予測不能になります。
重大エラーが生じたり、ワークステーション上のデータが重ね書きされたり混ざり合ってしまったりする危険性があります。
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