1 つのファイルまたはすべてのファイルの変換

ファイル変換テーブル・レコードは、次のように形式設定されていなければな りません。

レコード
位置
 
記入
1 から 8 (すべてのファイルを変換する場合) *FILES   (  はブランクを表します) を記入して、すべての ファイルを変換することを指示します。 11 から 12 桁目から始まるファイル変換 テーブル・レコードを完成させます。 *FILES   を指定した場合には、 他のファイル変換テーブルをプログラムに指定することはできません。
1 から 8 (特定のファイルを変換する場合) 変換するファイルの名前を記入します。 11 から 12 桁目から始まるファイル変換 テーブル・レコードを完成させます。 特定のファイルを変換する場合に は、1 から 8 桁目に *FILES   の入力は 行いません。
9 から 10 ブランク
11 から 12 入力から、または出力へ変換する文字の 16 進数値を記入します。
13 から 14 RPG IV 言語が処理する内部文字に相当する 16 進数値を記入します。 この 文字は、入力では 11 から 12 桁目の文字に置き換わり、出力では 11 から 12 桁目の文 字によって置き換えられます。
15 から 18
19 から 22
23 から 26
...
77 から 80
15 桁目から始まる 4 桁のグループは、すべて 11 から 14 桁目と同じように使用 されます。 各グループの最初の 2 桁には、置き換えられる文字の 16 進数値を記 入します。 後の 2 桁には、置き換わる文字の 16 進数値を記入します。

レコードは、最初のブランク項目によって終了します。 1 つのファイル変換テ ーブルに 1 つまたは複数のレコードを使用することができます。 テーブルを定義 するために複数のレコードが必要な場合には、すべてのレコード に同じファイル名を記入しなければなりません。 ファイル名を変えて、複数の変 換テーブルの区切りに使用することができます。 *FILES レコードにより、ファイ ル仕様書の 18 桁目の T によって指定されたテーブルおよび配列も含め、す べてのファイルが同じテーブルによって変換されます。

      HKeywords++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
       * この例では、すべてのファイルが変換されます。
      H FTRANS
      FFilename++IPEASFRlen+LKlen+AIDevice+.Keywords++++++++++++++++++++++
      FFILE1     IP   F   10        DISK
      FFILE2     IS   F   10        DISK
      FFILE3     IS   F   10        DISK
      FFILE4     IS   F   10        DISK
 **FTRANS
 *FILES    81C182C283C384C4

      HKeywords++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
       * In this example different translate tables are used and
       * FILE3 is not translated.
      H FTRANS
      FFilename++IPEASFRlen+LKlen+AIDevice+.Keywords++++++++++++++++++++++
      FFILE1     IP   F   10        DISK
      FFILE2     IS   F   10        DISK
      FFILE3     IS   F   10        DISK
      FFILE4     IS   F   10        DISK
 **FTRANS
 FILE1     8182
 FILE2     C1C2
 FILE4     81C182C283C384C4