ILE COBOL 解説書
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
OPEN ステートメント - 形式 3 - TRANSACTION
.--------------.
V |
>>-OPEN--I-O----ファイル名-3-+---------------------------------><
OPEN ステートメントを使用することにより、プログラム装置を TRANSACTION
ファイル用に暗黙に獲得できます。 プログラム装置の獲得に関する詳細は ACQUIRE ステートメントを参照してください。
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+
- INPUT
- ファイルを入力操作用にオープンするために使用します。
FORMATFILE またはプリンター・ファイルには使用できません。
- OUTPUT
- ファイルを出力操作用にオープンするために使用します。
この句を使用すると、順次および相対 DISK ファイルが存在せず、CRTF
オプションが指定されている場合には、それらのファイルが動的に作成されます。
ファイルが OUTPUT 用にオープンされるときには、レコードを含みません。
既存のレコードは、物理ファイルの場合にだけ除去 (消去) されます。
論理ファイルの場合には、EXTEND
が指定されているかのようにファイルが扱われます。
- I-O
- ファイルを入力と出力の両方の操作用にオープンするために使用します。 I-O
句は、DISK、DATABASE、およびワークステーション・ファイルなど、
直接アクセス装置に割り当てられているファイルについてだけ指定できます。
- EXTEND
- ファイルを出力操作用にオープンするために使用します。
EXTEND 句は、複数ファイル・リールに対して指定してはなりません。
EXTEND 句は、次のものについては使用できません。
- FORMATFILE ファイル
- プリンター・ファイル
- DISKETTE ファイル
- ファイル名-1、ファイル名-2、ファイル名-3、ファイル名-4
- OPEN ステートメントが作用する対象のファイルを指定します。
複数のファイルを指定する場合、これらのファイルの編成およびアクセスが同じである必要はありません。
各ファイル名はデータ部の FD 記入項目の中で定義されていなければならず、
ファイル名としてソート・ファイルまたはマージ・ファイルの名前を指定することはできません。
FD 記入項目は、ファイルの定義時に指定された情報と同じでなければなりません。
- REVERSED
- 順次の単一リール・テープ・ファイルについてだけ有効です。
- NO REWIND
- 順次の単一リール・テープ・ファイルについてだけ有効です。
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