ALTER ステートメントはプログラム・スイッチの働きをします。 たとえば、初期設定時にはある順序で実行し、ファイル処理の部分では別の順序で実行できます。 変更した GO TO ステートメントはデバッグが困難なため、スイッチをテストしてそのスイッチの値に基づいて特定のコード・シーケンスを実行することをお勧めします。 たとえば、次のとおりです。
PARAGRAPH-1. GO TO BYPASS-PARAGRAPH. PARAGRAPH-1A. . . BYPASS-PARAGRAPH. . . ALTER PARAGRAPH-1 TO PROCEED TO PARAGRAPH-2. . . PARAGRAPH-2. . .
ALTER ステートメントの実行前に、制御が PARAGRAPH-1 へ渡った場合には、GO TO ステートメントは制御を BYPASS-PARAGRAPH へ移します。 ただし、ALTER ステートメントの実行後に、制御が PARAGRAPH-1 へ渡ると、GO TO ステートメントは制御を PARAGRAPH-2 へ渡します。
INITIAL 属性のあるプログラム内で修正された GO TO ステートメントは、プログラムに入るたびに最初の状態に戻ります。