短絡評価

関係演算の AND および OR は、左から右に評価されます。 しかし、その値がわかるとすぐに式の評価は停止し、値が戻されます。 結果として、式のオペランドをすべて評価する必要はありません。

演算 AND の場合、第 1 オペランドが偽であると第 2 オペランドは 評価されません。 同様に、演算 OR の場合、第 1 オペランドが真であると、第 2 オペランドは評価 されません。

この作用には 2 つの意味があります。 まず第 1 に、配列指標は、同じ式の中でテストされ、使用されます。 式

         I<=%ELEM(ARRAY) AND I>0 AND ARRAY(I)>10

によって、配列指標例外の結果にはなりません。

第 2 の意味として、第 2 オペランドがユーザー定義関数への呼び出しである 場合、その関数は呼び出されない、ということです。 これは、その関数がパラメーターまたはグローバル変数 の値を変更する場合には重要なことです。