ソース・プログラムをコンパイルしてモジュール・オブジェクトにする例

この例では、CRTCBLMOD コマンドを使用して ILE COBOL モジュール・オブジェクトを作成する方法を示します。

  1. モジュール・オブジェクトを作成するためには、次のように入力します。
    CRTCBLMOD MODULE(MYLIB/XMPLE1)
    SRCFILE(MYLIB/QCBLLESRC)  SRCMBR(MYLIB/XMPLE1)
    OUTPUT(*PRINT)
    TEXT('My ILE COBOL Program on iSeries')
    CVTOPT(*FLOAT)

    CRTCBLMOD コマンドは、ソースが入れられているのと同じライブラリーである MYLIB に、モジュール XMPLE1 を作成します。 出力オプション OUTPUT(*PRINT) はコンパイル・リストを指定します。 変換オプション CVTOPT(*FLOAT) は、浮動小数点データ・タイプが、 それらの DDS 名により、COMP-1 (単精度) または COMP-2 (倍精度) の USAGE でプログラムに含められることを指定します。

  2. コンパイル・リストを表示するには、次の CL コマンドのどれかを入力します。
    注:
    コンパイル・リストを表示するためには、 次にリストされているコマンドを使用する権限がなければなりません。