オブジェクト・サイズの縮小

ILE プログラムまたはモジュールに関連した作成データ (*CRTDTA) は、オブジェクト・サイズの半分以上を占める場合があります。 このデータを除去するかまたは圧縮することにより、プログラムのための 2 次的記憶域の必要量を大きく減らすことになります。

データを除去する場合には、プログラムの作成に必要なすべてのソースをもって いるか、あるいは CRTDATA による同等のプログラム・オブジェクトをもってい ることを確認してください。 そうでない場合には、オブジェクトを変更することはできません。

代わりに、オブジェクトの圧縮 (CPROBJ) コマンドを使用して、オブジェクト を圧縮する方法もあります。 圧縮されたオブジェクトは圧縮されていないオブジェクトより小さなシステム 記憶域を占めます。 圧縮プログラムが呼び出された場合には、実行可能コードが入っている オブジェクトの一部が自動的に圧縮解除されます。 また、オブジェクトの圧縮解除 (DCPOBJ) コマンドを使用することによって、 圧縮オブジェクトを圧縮解除することができます。

これらの CL コマンドについての詳細は、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenteriSeries Information Center の中 の『プログラミング』カテゴリーの『CL および API』の節を参照してください。