プロシージャー仕様書
プロシージャー仕様書は、メイン・ソース・セクションの後に
指定されるプロトタイプ・プロシージャーを指定するために使用されます。そうでない場合には、プロトタイプ・プロシージャーはサブプロシージャーとして認識されます。
サブプロシージャーのプロトタイプは、サブプロシージャー定義が含まれている
モジュールのメイン・ソース・セクションに定義しなければなりません。 サブプロシージャーには以下のものがあります。
- プロシージャーの始めの指定 (プロシージャー仕様書の 24 桁目に B)。
- プロシージャー・インターフェース定義。これは、
戻り値およびパラメーターがあった場合に、それらを
指定します。 サブプロシージャーから値が戻されず、また、そのサブプロシージャ
ーに渡されるパラメーターがない場合には、プロシージャー・インターフェースの定義はオプションです。プロシージャー・インターフェースは、対応するプロトタイプと一致していなけ
ればなりません。
- サブプロシージャーには、その他の変数、定数、およびプロトタイプの定義仕
様が必要とされます。 これらの定義はローカル定義です。
- プロシージャーのタスクを実行するためには、任意の演算仕様書が必要です。
サブプロシージャーの中に組み込まれたサブルーチンは、
いずれもローカルです。 それらをサブプロシージャーの外で使用することはできません。
サブプロシージャーから値が戻される場合には、そのサブプロシージャーに
RETURN 命令がコーディングされていなければなりません。 プロシージャーの終わりに達する前に RETURN 命令が実行されることを確認するこ
とが必要です。
- 「プロシージャーの終わり」の指定 (プロシージャー仕様書の 24 桁目に E)。
定義仕様書のどこにでも入れることができるプロシージャー・インターフェース定
義を除き、サブプロシージャーは上記の順序でコーディングしなければなりませ
ん。
サブプロシージャーの例については、サブプロシージャーの定義 を参照してくださ
い。
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