例外の処理

この章では、ILE RPG 例外処理機能の働きと以下の使用法について説 明します。

ILE RPG は、次のタイプの例外処理プログラムをサポートします。

ある種の計画した例外処理を利用すると、不要な異常終了 (すなわち機能 チェックに関連するもの) の数を最小にすることができるので、ほとんどの プログラムにとって役立ちます。ILE 条件処理プログラムによっても、 混合言語のアプリケーション中の例外を一貫性のある方法で処理することができます。

RPG 例外処理プログラムを使用して、RPG アプリケーションで生ずる可能性のあるほとんどの 状況を処理することができます。RPG が提供する最低レベルの例外処理は、 ある種の操作でエラー標識を使用することです。 エラー標識の使用法を学習するためには、この章の次の項を参照してください。

さらに ILE 例外処理の機能方法については、次を参照してください。

例外処理および RPG サイクルについての情報は 、「WebSphere Development Studio: ILE RPG 言語解説書」を参照してください。

注:
本書では、「例外処理」という用語は、例外処理とエラー処理の両方を指すた めに用いられています。 ただし、「エラー」という用語は、RPG 用語の 「エラー標識」および「エラー処理サブルーチン」と同様のコンテキストで用いられて います。