ILE COBOL 解説書

OUTPUT 句 (順次ファイル)

ファイルは、出力操作だけを認めるようにオープンされます。 ファイルが正常にオープンされたときには、レコードは入っていません。

OPTION(*NOBLK) が指定されている場合には、コンパイラーは、以下の条件が満たされる場合に出力レコードをブロック化し、入力レコードを非ブロック化するためのコードを生成します。

BLOCK CONTAINS 文節は、テープ・ファイル以外のファイルについてのブロック化因数を制御しません。

装置タイプ FORMATFILE および PRINTER は、出力用にだけオープンできます。

関連情報

装置タイプ DISK に関する特別の考慮事項

動的ファイル作成が指定されていた場合、ファイルがすでに使用可能でなければ、OPEN ステートメントはそのファイルを作成します。

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

装置タイプ DISK、DATABASE、および FORMATFILE に関する特別の考慮事項

OUTPUT 用にオープンされる場合には、物理ファイルだけが消去されます。 ファイルが正常にオープンされたときには、レコードは入っていません。 論理ファイルを OUTPUT 用にオープンしようとすると、ファイルはオープンされますが、レコードは削除されません。 ファイルは、EXTEND 句が指定された場合と同じ扱いになります。 論理ファイルを消去するには、論理ファイルの基礎となっているすべてのメンバーを消去しなければなりません。

+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+


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