ILE COBOL 解説書
EXTDSPOPT は、ワークステーション I/O 用の拡張 ACCEPT
ステートメントおよび拡張 DISPLAY
ステートメントに使用するオプションを指定します。
それは以下のような形式をとります。
EXTDSPOPT(a b c)
ここで、a は DFRWRT または NODFRWRT で、b は UNDSPCHR
または NOUNDSPCHR、 そして c は ACCUPDALL または ACCUPDNE です。
- DFRWRT は、拡張 DISPLAY ステートメントが拡張 ACCEPT
ステートメントが検出されるか、
あるいはバッファーが埋められるまでバッファーに保留されることを示します。
バッファーの内容は、拡張 ACCEPT
ステートメントが検出されるかバッファーがいっぱいになる時点でディスプレイ装置に書き出されます。
DFRWRT はデフォルト値です。
- NODFRWRT は、それぞれの拡張 DISPLAY
ステートメントが検出される時点で実行されることを示します。
- UNDSPCHR は、 表示可能文字および表示不能文字の両方が拡張 ACCEPT
ステートメントおよび拡張 DISPLAY
ステートメントにより処理されることを示します。 UNDSPCHR はデフォルト値です。
- NOUNDSPCHR は、表示可能文字だけが拡張 ACCEPT
ステートメントおよび拡張 DISPLAY
ステートメントにより処理されることを示します。
このオプションは、リモート 3174 および 3274
制御装置に接続されたディスプレイ装置に使用しなければならないけれども、
ローカル・ワークステーションにもこれを使用できます。
このオプションを使用する場合は、ユーザーのデータには表示可能文字が入っていなければなりません。
データに 16 進数の 20
に満たない値が入っている場合は、結果は予期しない表示形式の表示から重大エラー発生までの範囲で、
予測することはできません。
- ACCUPDALL は、UPDATE 句が在るかどうかにかかわらず、
すべてのタイプのデータが拡張 ACCEPT
ステートメントの中で事前に表示されることを示します。 ACCUPDALL
はデフォルト値です。
- ACCUPDNE は、数字編集データがけが、UPDATE
句がはいっていない拡張 ACCEPT
ステートメントの中で事前に表示されることを示します。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]