マルチスレッド・アプリケーションのデバッグ

このオプションはマルチスレッド iSeries アプリケーションをデバッグするための簡単な方法を提供します。ユーザー・アプリケーションは RSE 通信サーバー・ジョブ内で実行されることに注意してください。アプリケーションが実行中の間は、他のリモート・コマンドを実行できなくなります。他のリモート・コマンドを実行したい場合は、別の接続を使用してそれを実行してください。

2 次スレッドを効果的にデバッグするには、エディターで、2 次スレッド内で実行されるコードのソースまでスクロールし、行ブレークポイントを最初のデバッグ可能ステートメントに設定してください。次に、このプログラムの実行は、このスレッドでブレークポイントを設定でき、その他のすべてのデバッグ機能の実行対象にできるスレッドの先頭で停止します。

スレッド作成コードのステップスルー時に、追加のスレッドをデバッグ・ビューに表示できます。デバッグ・ビュー内のこれらのスレッドのビューを保証するには、表示したいスレッドで実行されるコード中にブレークポイントを設定してください。必要な場合は、表示したいスレッドが含まれているプログラムをプログラム・ビューに追加してください。

関連概念
iSeries アプリケーションのデバッグ時に使用するビュー
デバッガー内の 2 次スレッド
関連タスク
ワンステップでのバッチ・アプリケーションのデバッグ
ワンステップでのマルチスレッド・アプリケーションのデバッグ
ワンステップでの対話式アプリケーションのデバッグ
フル・プロンプトによる対話式アプリケーションのデバッグ
デバッグの開始
前に起動したアプリケーションのデバッグ・セッションの開始
既存の起動構成からの新規起動構成の作成
起動構成の編集
起動構成の除去
「デバッグ」ビューの使用
プログラムのステップスルー
プログラムの追加
スレッドの使用可能化および使用不能化
フル・プロンプトによるマルチスレッド・アプリケーションのデバッグ
関連資料
ライブラリーおよびプログラム名の仕様