CL CALL コマンドを使用して、ILE COBOL プログラムを実行することができます。 バッチ・ジョブの一部として CL CALL コマンドを対話式に使用するか、CL プログラム内に CL CALL コマンドを含めることができます。 CL CALL コマンドの例は、次のとおりです。
CALL program-name
「プログラム名」によって指定されるプログラム・オブジェクトはライブラリー内に存在していなければならず、 そのライブラリーは、ライブラリー・リスト *LIBL に含まれていなければなりません。 また、次のように、CL CALL コマンドでライブラリーを明示的に指定することもできます。
CALL library-name/program-name
CL CALL コマンドの使用法の詳細については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries//infocenter にある iSeries Information Center の 「プログラミング」カテゴリーの中の『CL および API』セクションを参照してください。
形式 1 の ACCEPT ステートメントを使用する ILE COBOL プログラムを呼び出すバッチ・ジョブを実行している場合、 入力データはジョブ・ストリームから取られます。 このデータは、ILE COBOL プログラムの CL CALL のすぐ後に入れる必要があります。 プログラムは、(複数の ACCEPT ステートメントによって) 利用可能なデータ量と同じデータ量を要求するようにしなければなりません。 詳細については、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL 解説書」の『ACCEPT ステートメント』のセクションを参照してください。
利用可能な量より多くのデータが要求されると、データの後の CL コマンドは入力データとして扱われます。 利用可能な量より少ないデータが要求されると、余分な各データ行は CL コマンドとして扱われます。 これによって、各インスタンスで望ましくない結果になる可能性があります。
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