最適化に関する考慮事項

*FULL で最適化されたプログラムの実行中に、最適化プログラムは、頻繁に使用される値を マシン・レジスターに保持し、通常のプログラム処理時には、事前定義点でのみ記憶域に 復元します。 例外処理でこの通常処理が中断され、結果的にレジスターに入っている プログラム変数がその割り当て記憶域位置に戻されないことがあります。

特に、例外が起こった場合には、変数に現在の値が入っていないことがあり、 次の 1 つを使用して回復しなければなりません。

ILE RPG は、全最適化でも標識に現在の値が入るように標識を自動的に定義します。フィールドまたはデータ構造の内容が正しい (現在の) 値であるようにするた めには、適切な定義仕様書に NOOPT キーワードを指定してください。

NOOPT キーワードについて詳しくは、「WebSphere Development Studio: ILE RPG 言語解説書」を参照してください。最適化の 詳細については、最適化レベルの変更を参照してください。