ILE COBOL 解説書


リンケージ・セクション

リンケージ・セクションは、CALL ステートメントを介して別のプログラムから使用可能にされるデータを記述します。 また、このセクションは、ADDRESS OF 特殊レジスターを使ってアクセスされるデータの形式を記述するのにも使えます。 たとえば、リンケージ・セクション項目用の ADDRESS OF 特殊レジスターを、ILE のバインド可能 API を使って動的に割り振られるデータに設定できます。

レコード記述記入項目
詳細は ファイル・セクションを参照してください。
データ項目記述記入項目
詳細は 作業用ストレージ・セクションを参照してください。

リンケージ・セクションのレコード記述記入項目とデータ項目記述記入項目は、データ項目の名前と記述を提供しますが、ストレージは提供しません。 データ域は別の場所にあるので、ストレージはプログラム内に予約されません。 タイプ名は LINKAGE SECTION で定義できます。

リンケージ・セクションでは任意のデータ記述文節を使用して項目を記述できますが、次のような例外があります。

注:
グループ項目 (テーブルを含む) には、最大 16 711 568 バイトが許されます。

関連情報


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