浮動小数点フィールド

CRTCBLMOD または CRTBNDCBL コマンドの CVTOPT パラメーターに *FLOAT を指定するか、 または PROCESS ステートメントの FLOAT オプションを指定することによって、 内部浮動小数点数をプログラムに含めることができます。

*FLOAT を指定した場合、浮動小数点データ・タイプは、 その DDS 名および USAGE として COMP-1 (単精度) または COMP-2 (倍精度) と共にプログラム中に含められます。 *FLOAT を指定しない場合、浮動小数点データ・タイプは、USAGE が 2 進数の FILLER フィールドとして宣言されます。

たとえば、以下の DDS によって単精度浮動小数点フィールドに *FLOAT を指定した場合、

  COMP1          9F         FLTPCN(*SINGLE)

プログラムに含められるデータは、以下のようになります。

  06  COMP1               COMP-1.

上記の DDS で *FLOAT を指定しない場合 (または *NOFLOAT を指定した場合)、生成される DDS フィールドは以下のようになります。

  06  FILLER      PIC 9(5)        COMP-4.

一般に、浮動小数点データ項目は、10 進数データ項目が使用されるところであればどこにでも使用できます