RPG が Java 仮想マシン (JVM) を開始する際、JVM の開始方法を制御するオプションがいくつかあります。 iSeries Information Center の『Java システム・プロパティー』の節を参照してください。
QIBM_RPG_JAVA_PROPERTIES 環境変数でオプションを指定するには、 オプション中に現れない任意の文字を分離文字として、オプションを文字列中に順次にコーディングします。 文字列の末尾には分離文字を置きます。 例えば、以下のオプションを指定するとします。
java.version=1.4 os400.stderr=file:stderr.txt
この場合、以下のコマンドを使用して環境変数を追加します。
ADDENVVAR ENVVAR(QIBM_RPG_JAVA_PROPERTIES) VALUE('-Djava.version=1.4;-Dos400.stderr=file:stderr.txt;')
オプション文字列が無効な場合、Java はそのオプションのいずれかをリジェクトすることがあります。 ジョブ・ログ内のメッセージ JVAB55A に、どのオプションが無効であるかが示されます。 この場合、RPG はオプションなしで JVM を再度開始しようとしますが、 java.class.path オプションが CLASSPATH 環境変数に指定されている場合、このオプションは引き続き組み込まれます。
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