メイン・プロシージャーで INFSR または *PSSR エラー処理サブルーチンを 使用する時には、ENDSR ステートメントの演算項目 2 として次の 1 つを入力することによって、 プログラムが処理を再開する戻り点を示すことができます。 この項目は、値が次の戻り点の 1 つを指定する 6 桁の文字フィールド、 リテラル、名前付き固定情報、配列要素、またはテーブル名でなければなりません。
INFSR または *PSSR サブルーチンの ENDSR 命令の実行後に ILE RPG コンパイラーは、演算項目 2 に指定されたフィールドまたは配列要素をブランクにリセットします。演算項目 2 がブランクに設定されているので、サブルーチン内で 起こった例外に最も適した戻り点を指定することができます。
サブルーチンの終わりでこのフィールドがブランクである場合には、INFSR または *PSSR サブルーチンが EXSR 命令で呼び出された場合を除いて、サブルーチンの実行に続いて、ILE RPG のデフォルトの例外処理プログラムが制御を受け取ります。 サブルーチンが EXSR 命令で呼び出され、ENDSR 命令の演算項目 2 がブランク である場合には、制御は EXSR 命令の次の順番の命令に戻ります。
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