レコード様式名を使用しない場合には、プログラム記述表示装置ファイルは、 1 つのフィールドに 1 つのレコード様式記述を記します。 レコード内のフィールドはファイルを使用するプログラムの中で 記述しなければなりません。
表示装置ファイル作成コマンドを使用して表示装置ファイルを 作成する場合には、ファイルには以下の属性が組み込まれます。
入力ファイルの場合には、入力レコードは i5/OS 装置サポートによって単一の入力フィールドとして扱われますが、ファイルがオープンされる時ブランクに初期化されます。カーソルはフィールドの先頭、すなわち画面上で 2 桁目に 位置付けられます。
出力ファイルの場合には、i5/OS 装置サポートは出力レコードを画面に送られる文字ストリングとして扱います。各出力レコードはファイルの次の順序のレコードとして書き出されます。すなわち、 各レコードは前に表示されたレコードの上に重ねて表示されます。
入出力共用ファイルの場合には、レコードは i5/OS 装置サポートによって単一のフィールドとして扱われ、画面上に表示されて出力レコードおよび入力レコードの両方になります。装置サポートによって入力レコードはブランクに初期化され、 カーソルは 2 桁目に置かれます。
プログラム記述表示装置ファイルについての詳細は、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter で iSeries Information Center の中の『データベース』カテゴリーの『DB2 Universal Database for AS/400』の節を参照してください。
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