内部形式および外部形式

数値、文字、日付、時刻、およびタイム・スタンプフィールドには、外部形式から独立した 内部形式があります。内部形式とは、データがプログラムに記憶される方法のことです。 外部形式とは、データがファイルに記憶される方法のことです。

内部形式は、次の場合に知っておく必要があります。

さらに、演算操作の実行時パフォーマンスが重要である場合には、数値フィール ドの内部形式を考慮することが必要なこともあります。 詳細については、パフォーマンスに関する考慮事項を参照してください。

数値および日付/時刻データ・タイプについては、デフォルトの値の内部形式および外 部形式があります。 内部形式は、定義仕様書の特定のフィールドに指定することができます。 同様に、外部形式は、対応する入力または出力仕様書のプログラム記述フィールド に指定することができます。

外部記述ファイルのフィールドの場合には、外部データ形式はデータ記述仕様書 の 35 桁目に指定されます。 1 つの例外を除き、外部記述フィールドの外部形式を 変更することはできません。 制御仕様書に EXTBININT を指定した場合には、小数点 以下の桁数がないすべての 2 進フィールドは整数の外部形式を持つものとして 取り扱われます。

外部記述データ構造のサブフィールドの場合には、外部記述に指定されたデータ 形式が、コンパイラーによってそのサブフィールドの内部形式として使用されま す。