リモート・システム・エクスプローラー・パースペクティブから、iSeries サーバー上でコンパイル・コマンドを実行することが可能であり、 そのコンパイルからのエラー・フィードバックを取り出すことができます。 コンパイル時には、ワークベンチによってメンバー・タイプが決定されて、 そのタイプで最後に使用されたコンパイル・コマンドが実行されます。 ただし、この振る舞いは、リモート・システム設定を通していつでも変更することができます (関連リンクを参照してください)。
CTRL キーを押したまま、コンパイルするすべてのメンバーをクリックすることによって、 接続内の任意のライブラリーの任意のソース・ファイルから、複数のメンバーを選択することもできます。 次に右クリックすると、コンパイル・メニューにアクセスできます。 ワークベンチによって複数のメンバーのコンパイル順序が決定され、さらに設定によって制御されることに 注意してください。 たとえば、通常は、DSPF メンバーをコンパイルしてから、その DSPF メンバー・コンパイルの結果に依存する RPG メンバーをコンパイルする必要があります。
コンパイル・コマンドは ID の 1 つであり、常にソース・メンバー・タイプと関連付けられています。コマンド・ストリングは、サーバー上で実行されるコマンド全体 (たとえば、CRTRPGPGM PGM(MYLIB/MYPROG) SRCFILE(MYLIB/MYSRC) SRCMBR(MYMBR) など) です。コマンド・ストリングはコンパイル・コマンドで識別されます。リモート・システム・エクスプローラー内のそれぞれのプロファイルには、1 セットのソース・メンバー・タイプがあり、それぞれのソース・タイプには、それらと関連付けられた 1 セットのコンパイル名があります。ソース・タイプはプロファイルに追加でき、コンパイル・コマンドはソース・タイプに追加できます。
コンパイル・コマンドはメンバー・タイプごと (QSYS ネイティブ・ファイル・システム) またはファイル・タイプごと (階層統合ファイル・システム) に定義することが可能であり、一般的なメンバーおよびファイル・タイプ用の多くの デフォルト・コンパイル・コマンドが IBM から提供されています。 また、コンパイル・コマンドはチーム・サポートを使用して共用することもできます。
詳しくは、以下の関連トピックを参照してください。
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