ILE COBOL 解説書

装置

この部分はファイルが使用する装置のタイプを指定します。 これによってコンパイラーは、ファイルが一貫した方法で記述され、使用されているかどうかを検査します。詳細は、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。

注:

  1. コンパイラーは、外部ファイルと関係のある装置が割り当て名-1 またはリテラル-1 の装置部分に指定されたタイプであるかどうかの検査はしません。

  2. コンパイラーは、入出力 verb が整合性のない方法で使用されていないかぎり、診断をしません。

  3. プログラムが実行されると、オペレーティング・システムはエスケープ・メッセージを出すか、または機能が装置に適用できなければそれを無視することがあります。 一時変更ファイルの詳細については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある、iSeries Information Center の「データベースおよびファイル・システム」カテゴリーの中の『ファイル・システムおよび管理』セクション を参照してください。

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

ファイルが使用する装置は OVRxxxF CL コマンドによって実行時に変更できます。 矛盾のない結果を確実にするためには、ファイルに関連した装置タイプは割り当て名に与えられたものと一致させる必要があります。

+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+

装置は次のどちらでもかまいません。

装置
関連付けられるファイル

PRINTER
PRINTER はプログラム記述プリンター・ファイルにのみ指定されます。

FORMATFILE
FORMATFILE は、外部記述プリンター・ファイルにのみ指定されます。 外部記述プリンター・ファイルの使用法についての詳細は、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL プログラマーの手引き」の『FORMATFILE』のセクションを参照してください。

TAPEFILE
テープ・ファイル

DISKETTE
ディスケット・ファイル

DISK
任意の物理データベース・ファイルまたは単一様式の論理データベース・ファイル。 DISK が装置である場合、データベースの拡張は使用できませんが、動的ファイル作成はサポートされています。 DISK ファイルの詳細は、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。 動的ファイル作成の詳細は OPEN ステートメントに関する考慮事項を参照してください。

DATABASE
任意のデータベース・ファイル (または DDM ファイル)。 DATABASE が装置である場合、外部記述データおよびデータベース拡張は使用できますが、動的ファイル作成はサポートされていません。

WORKSTATION
ディスプレイ・ファイルまたは ICF ファイル。


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