ILE COBOL 解説書

LINAGE 文節の各種の句の図

図 5. LINAGE 文節の各種の句

REQTEXT

LINAGE 文節に指定される論理ページのサイズは、FOOTING 句を除く各句で指定する値の合計です。 LINES AT TOP または LINES AT BOTTOM 句 (あるいはその両方) が省略された場合、上部および下部のマージンの値はゼロと見なされます。 各論理ページのすぐ後に次の論理ページが続き、ページとページの間にスペースはとられません。

FOOTING 句が指定され、データ名-4 あるいは整数-9 の値がデータ名-3 または整数-8 の LINAGE 値と等しい場合、1 行 (論理ページの最終行) をフッター情報に使用できます。

FOOTING 句が省略される場合、ページ本体 (整数-8 またはデータ名-3) の値と同等と見なされます。

OPEN OUTPUT ステートメントの実行時に、整数-8、整数-9、整数-10、および整数-11 の値 (それらが指定されていれば) が使用されて、 そのファイルの論理ページのページ本体、最初のフッター行、上部マージン、および下部マージンが決定されます。 図 5 を参照してください。 このあと、プログラムが実行されている間、そのファイルに関して印刷されるすべての論理ページに対して、これからの値が使用されます。

OUTPUT 句を持つ OPEN ステートメントがファイルに対して実行されるとき、データ名-3、データ名-4、データ名-5、およびデータ名-6 により、最初の論理ページだけに対してページ本体、最初のフッター行、上部マージン、および下部マージンが決定されます。

ADVANCING PAGE 句を持つ WRITE ステートメントの実行時、あるいはペー ジ・オーバーフローの状態が起こったとき、データ名-3、データ名-4、デー タ名-5、およびデータ名-6 の値 (指定されている場合) を使用し、次の論 理ページに対して、ページ本体、最初のフッター行、上部マージン、および 下部マージンが決定されます。


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