ILE は、次のものについて共通の基準を提供します。
これにより RPG ユーザーは以前よりも効果的に資源の制御を行えます。
ILE プログラムおよびサービス・プログラムは、 活動化され、プログラム作成時に指定された活動化グループに入れられます。プログラムまたはサービス・プログラムを実行可能にする処理は、活動化とし て知られています。 活動化は、 その空間で 1 つ以上のプログラムが実行できるように、ジョブ内で資源 を割り振ります。プログラムが呼び出された時に、プログラムの指定された活動化グループが 存在していない場合には、プログラムの活動化を保留するために、ジョブ内で 作成されます。
活動化グループは ILE アプリケーションの資源および働きを管理するキー要素 です。例えば、コミットメント制御操作の有効範囲を活動化グループ・レベルに設 定することができます。ユーザーはまた、ファイル一時変更および共用オープン・データ・パスを実行 中のアプリケーション・プログラムの活動化グループに有効範囲を設定することができます。 最終的に、終了時の プログラムの働きもまた、プログラムが実行する 活動化グループによって影響を受けます。
活動化グループの詳細については、活動化グループの管理を参照してください。
ユーザーは、すべての ILE プログラミング言語用に提供されている バインド可能 API を使用して、実行時配列用の記憶域を動的に割り振ることができます。 これらの API によって、単一言語および混合言語のアプリケーション・プログラムで 記憶域管理機能の中央セットにアクセスすることができ、現在記憶域モデルを用意して いない言語に記憶域モデルを提供します。RPG は、命令コードを使用して一部の記憶域管理機能を 提供します。記憶域管理の詳細については、動的に割り振られた記憶域の管理を参照してください。
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