編集コードの要約

表 33 は、編集コードとそれによって提供されるオプション を要約したものです。 この表を簡略化したものが出力仕様書の 45 から 70 桁目に印刷されています。 表 34 は、 編集後のフィールドがどのようになるかを示しています。

表 35 は、出力用に終了位置を指定した同じフィールドに対し て異なる編集コードを使用した場合に、それらの編集コードが与える影響を示し たものです。

表 33. 編集コード
  DECEDIT キーワード・パラメーター  
編集コード コンマ 小数点 負のバランスの符号 '.' ',' '0,' '0.' ゼロ消去
1 あり あり 符号なし .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
2 あり あり 符号なし ブランク ブランク ブランク ブランク あり
3 あり 符号なし .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
4 あり 符号なし ブランク ブランク ブランク ブランク あり
5 から 91
A あり あり CR .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
B あり あり CR ブランク ブランク ブランク ブランク あり
C あり CR .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
D あり CR ブランク ブランク ブランク ブランク あり
J あり あり - (マイナス) .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
K あり あり - (マイナス) ブランク ブランク ブランク ブランク あり
L あり - (マイナス) .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
M あり - (マイナス) ブランク ブランク ブランク ブランク あり
N あり あり - (浮動マイナス符号) .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
O あり あり - (浮動マイナス符号) ブランク ブランク ブランク ブランク あり
P あり - (浮動マイナス符号) .00 または 0 ,00 または 0 0,00 または 0 0.00 または 0 あり
Q あり - (浮動マイナス符号) ブランク ブランク ブランク ブランク あり
X2
Y3 あり
Z4 あり
注:
  1. これらはユーザー定義編集コードです。
  2. X 編集コードは、正の値に 16 進数 F の符号を付けるものですが、 これはシステムによって行われるので、通常はこのコードを指定する必要は ありません。
  3. Y 編集コードは、日付フィールドの左端のゼロを最初の区切り記号の前 の数字 (ただしその数字は含まない) まで消去します。 長さが 7 桁のフィールドの左端 2 桁のゼロを消去します。 また、Y 編集コードは、次のパターンにしたがって、月、日、および年の間に スラッシュ (/) を挿入します。
       nn/n
       nn/nn
       nn/nn/n
       nn/nn/nn
      nnn/nn/nn
       nn/nn/nnnn
      nnn/nn/nnnn
     nnnn/nn/nn
    nnnnn/nn/nn
  4. Z 編集コードは、数値フィールドから符号 (プラスまたはマイナス) を 取り除き、先行ゼロを消去するものです。
表 34. 編集コードの使用法の例
 
 
 
編集
コード
正数
小数部
2 桁
正数
小数部
なし
負数
小数部
3 桁
負数
小数部
なし
ゼロバランス
小数部
2 桁
ゼロバランス
小数部
なし
編集せず 1234567 1234567 00012 5 00012 5 000000 000000
1 12,345.67 1,234,567 .120 120 .00 0
2 12,345.67 1,234,567 .120 120
3 12345.67 1234567 .120 120 .00 0
4 12345.67 1234567 .120 120
5 から 91
A 12,345.67 1,234,567 .120CR 120CR .00 0
B 12.345.67 1,234,567 .120CR 120CR
C 12345.67 1234567 .120CR 120CR .00 0
D 12345.67 1234567 .120CR 120CR
J 12,345.67 1,234,567 .120- 120- .00 0
K 12,345,67 1,234,567 .120- 120-
L 12345.67 1234567 .120- 120- .00 0
M 12345.67 1234567 .120- 120-
N 12,345.67 1,234,567 -.120 -120 .00 0
O 12,345,67 1,234,567 -.120 -120
P 12345.67 1234567 -.120 -120 .00 0
Q 12345.67 1234567 -.120 -120
X2 1234567 1234567 00012 5 00012 5 000000 000000
Y3 0/01/20 0/01/20 0/00/00 0/00/00
Z4 1234567 1234567 120 120
注:
  1. これらはユーザー定義の編集コードです。
  2. X 編集コードは、正の値に 16 進数 F の符号を付けるものですが、 これはシステムによって行われるので、通常はこのコードを指定する必要は ありません。
  3. Y 編集コードは、日付フィールドの左端のゼロを最初の区切り記号の前 の数字 (ただしその数字は含まない) まで消去します。 長さが 7 桁のフィールドの左端 2 桁のゼロを消去します。 また、Y 編集コードは、次のパターンにしたがって、月、日、および年の間に スラッシュ (/) を挿入します。
       nn/n
       nn/nn
       nn/nn/n
       nn/nn/nn
      nnn/nn/nn
       nn/nn/nnnn  形式は 19 桁目に M、D、またはブランクを使用した場合
      nnn/nn/nnnn  形式は 19 桁目に M、D、またはブランクを使用した場合
     nnnn/nn/nn    形式は 19 桁目に Y を使用した場合
    nnnnn/nn/nn    形式は 19 桁目に Y を使用した場合
  4. Z 編集コードは、数値フィールドから符号 (プラスまたはマイナス) を 取り除き、数値フィールドの先行ゼロを消去するものです。
  5.   はブランクを表します。これは、負のゼロに対応する 印刷可能文字がない場合に表示されることがあります。
表 35. 終了位置に対する編集コードの影響
負数、小数部 2 桁、 終了位置の指定 10
出力印刷位置
編集コード 3 4 5 6 7 8 9 10 11
編集せず 0 0 4 1 K1
1 4 . 1 2
2 4 . 1 2
3 4 . 1 2
4 4 . 1 2
5 から 92
A 4 . 1 2 C R
B 4 . 1 2 C R
C 4 . 1 2 C R
D 4 . 1 2 C R
J 4 . 1 2 -
K 4 . 1 2 -
L 4 . 1 2 -
M 4 . 1 2 -
N - 4 . 1 2
O - 4 . 1 2
P - 4 . 1 2
Q - 4 . 1 2
X 0 0 4 1 K1
Y 0 / 4 1 / 2
Z 4 1 2
注:
  1. K は負数 2 を表します。
  2. これらはユーザー定義の編集コードです。