ファイル・セクション (FILE SECTION)

FD (ファイル記述) 項目では、VALUE OF 文節に DBCS データ項目またはリテラルを使用できます。 DATA RECORDS 文節が参照できるのはデータ項目だけです。 ILE COBOL コンパイラーは、FILE SECTION の VALUE OF 文節および DATA RECORDS 文節の両方を文書として処理するため、どちらの文節もプログラムの実行時には影響しません。 しかし、COBOL コンパイラーは VALUE OF 文節のすべてのリテラルが有効かどうかの検査を行います。

磁気テープの場合、システムが DBCS 文字の読み取り、または DBCS 文字の書き込みを行えるのは EBCDIC 形式のテープだけです。 システムは、ASCII 形式のテープに関してはテープ機能を実行できません。 CODE-SET 文節の英字名は、NATIVE または EBCDIC として定義してください。