リストのソース・セクションは、実行時エラーの訂正にも有用です。 多くの実行時エラー・メッセージでは問題になっているエラーが起こった ステートメント番号を指定します。
OPTION(*NOSRCSTMT) が指定された場合、コンパイラー・リストの左 側の行番号が実行時エラー・メッセージのステートメント番号に対応します。コンパイラー・リストの右 側のソース ID 番号および SEU 順序番号 がソース・メンバーおよびレコードを指定します。この 2 つを一緒に使用し、特に SEU を使ってソースを 編集している場合には、どの行を検査する必要があるか判別することができます。
OPTION(*SRCSTMT) が指定された場合には、コンパイラー・リスト の右 側のステートメント番号が実行時エラー・メッセージの ステートメント番号に対応します。ステートメントがメイン・ソース・メンバーからの ものであれば、これは、コンパイラー・リストの左 側のステ ートメントと同じものであり、SEU 順序番号とも同じです。
/COPY メンバーがある場合には、リストの終わりの /COPY メンバー・テーブルの 実際のファイルのソース ID 番号を見つけることができます。 /COPY メンバー・テーブルの例については、/COPY メンバー・テーブルを参照して ください。
多くの場合、実行時エラーの訂正にはプログラムのデバッグが必要です。プログラムの デバッグを行う際、次の考慮事項が役立ちます。
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