COMP-1 は短 (単精度の) 浮動小数点形式、COMP-2 は長 (倍精度の) 浮動小数点形式のことで、 ストレージの占有はそれぞれ 4 バイトと 8 バイトです。 左端ビットに符号、続く 7 ビットに指数、残りの 3 バイトまたは 7 バイトに小数部が入れられます。
i5/OS では、データ項目 COMP-1 および COMP-2 は IEEE 形式で表示されます。
浮動小数点データ項目のデータ記述部で PICTURE 文節は使用できませんが、VALUE 文節で浮動小数点リテラルを使用することにより、 初期値を与えることができます。
05 COMPUTE-RESULT USAGE COMP-1 VALUE 06.23E-24.
浮動小数点形式と他の数値形式間の変換の特性については データ・フォーマットの変換で説明します。
浮動小数点形式は、算術演算のオペランドおよび結果を入れたり、 算術演算で最高レベルの正確性を維持するのに適しています。
数値データのデータ記述に関する詳しい情報については、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL 解説書」を参照してください。
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