プログラムのコンパイル

「リモート・システム」ビューから iSeries プログラムをコンパイルできます。 ソース・メンバーのポップアップ・メニューにはコンパイル・サブメニューが含まれています。 コンパイル・サブメニューにはさまざまなメンバー・タイプ向けのコンパイル・コマンドが幾つか含まれています。 コンパイル名は、コンパイル・コマンドをリモート・システムで実行するための ID です。 たとえば、 コンパイル・ラベル CRTBNDRPG は、バインド済み RPG プログラムの作成を iSeries サーバーに指示します。 コンパイル名が関連づけられるのは、*rpgle、*cl、*pf、*dspf などのソース・メンバー・タイプです。 このため、これらのエレメント・タイプを右クリックするとコンパイルするためのオプションしか表示されません。コンパイルするには、プロンプト付きおよびプロンプトなしの 2 つの方法があります。コンパイル・アクションは両方ともコンパイル名のリストでサブメニューを呼び出します。

プログラムをコンパイルするには:

  1. 「リモート・システム」ビューで、ソース物理ファイル・メンバーに ドリルダウンして右クリックします。CTRL キーを押したまま各種のメンバー (互換性があって、同じ iSeries 接続からのもの) をクリックして、コンパイル 対象の複数選択を実行することができます。
  2. 「コンパイル」または「コンパイル (プロンプト)」> を 選択して、次の 1 つを選択します。
  • CRTBNDRPG など適切なコンパイル・コマンドを選択します。 選択したソース・メンバー・タイプに関連したコンパイル・コマンドが ポップアップ・メニューに表示されます。たとえば、選択した RPG ファイルに 対してバインド済み RPG プログラムを作成するには、CRTBNDRPG を選択します。 デフォルト以外の別のコンパイル・コマンドを使用したい場合には、以下で 説明する 2 番目のオプションを選択します。
  • コンパイル・コマンドの処理: 「コンパイル・コマンドの処理」 ウィンドウは、ウィンドウ上部のドロップダウン・リストから処理したい プロファイルおよびソース・メンバー・タイプを選択して、関連するコンパイル・ コマンドを追加、変更、または削除するために使用します。このオプションは、 ポップアップ・メニューに表示されたデフォルトの関連コンパイル・コマンド 以外の別のコンパイル・コマンドをソース・メンバーに使用したい場合にも 役立ちます。詳細については、関連リンクを参照してください。
エラーが発生した場合、「iSeries エラー・リスト」ビューに、コンパイルの結果が自動的に取り込まれます。
関連概念
コンパイル
「エラー・リスト」ビュー
関連タスク
事前定義コマンドの使用
ユーザー独自のコマンド・セットの作成
「リモート・シェル」ビューを使用したコマンドとシェルの実行および表示
初期ライブラリー・リストおよび初期コマンドの設定
コンパイル・コマンドの処理
関連資料
iSeries コマンド実行
iSeries コマンド・サブシステム