ILE COBOL 解説書


制御の転送

手続き部では、明示的な制御の転送が存在せず、 次の実行可能ステートメントが存在するのであれば、プログラムの流れは、ステートメントが書かれた順番に従って次々と制御を転送していきます。 (以下の注を参照してください。) この通常のプログラムの流れが、暗黙の制御の転送です。

連続するステートメントの間での暗黙の制御の転送の他、プロシージャーの分岐ステートメントが実行されずに正規の流れが変更される場合にも暗黙の制御の転送が行われます。 以下の例は、ステートメントからステートメントへの制御の転送を無効にする、暗黙の制御の転送を示しています。

COBOL はまた、プロシージャーの分岐または条件ステートメントの実行によって、明示的な制御の転送を行います。


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