フィルター・プールの構成

リモート・システム・エクスプローラーを一定期間使用した場合、 ワークスペースに含まれるフィルターが多くなりすぎて、簡単にナビゲートを行うことができないことがあります。 または、存在するフィルターの数にかかわらず、たとえばリモート・システム・エクスプローラーで 2 つの異なる環境を表す必要がある場合は、フィルターのグループを分離しておくことができます。 どちらの場合も、フィルターをフィルター・プール にグループ化することができます。

すべてのフィルターはフィルター・プール内に存在しますが、これらのフィルター・プールは、明示的に管理することを選択しない限り非表示のままとなります。デフォルトでは、リモート・システム・エクスプローラーがすべてのフィルターを管理し、これらはすべて、すべての接続で表示されます。しかし、フィルター・プールを作成すると、フィルター・プールはそのフィルターとは明確に区別され、デフォルトでは他の接続で表示されなくなります。これらのフィルターを使用するには、他の接続からその新規プールに参照を明示的に追加する必要があります。(フィルター・プールの詳細については、関連リンクを参照してください。)

フィルター・プールの使用を表示するには、以下のようにします。
  1. リモート・システム・ビューのツールバーの「メニュー」ボタン をクリックして、 「フィルター・プールの表示」を選択します。
  2. 「iSeries オブジェクト」 (「IFS ファイル」あるいは Linux または AIX の場合は「ファイル」)を展開します。すると、プロファイル名 フィルター・プール」の下にフィルターが表示されます。
  3. 「iSeries オブジェクト」を右クリックして、「新規」>「フィルター・プール」を選択します。
  4. プール名を入力して「完了」をクリックします。 (プロファイルの選択を変更する必要はありません。) 新しいフィルター・プールが接続の下に表示されます。
  5. 新規フィルター・プールを右クリックして、「新規」>「フィルター」 を選択します。
  6. フィルター・ウィザードを通常どおり完了します (関連タスクを参照してください)。 終了すると、新しいフィルターが「リモート・システム」ビューに表示されます。
これ以上フィルター・プールを処理したくない場合は、「リモート・システム」ビューのツールバーにあるメニュー・ボタン をクリックし、「フィルター・プールの表示」をもう一度選択して チェック・マークをクリアします。これを行うと、フィルター・プールで作成された新規フィルターが、前のセットのフィルターに追加されます。
関連概念
リモート・システム・エクスプローラーのフィルター、フィルター・プール、 およびフィルター・プール参照
iSeries オブジェクトの管理
関連タスク
メンバーのフィルター操作
オブジェクトのフィルター操作
ライブラリーのフィルター操作
ライブラリー・リストの管理