デバッガー内の 2 次スレッド

iSeries デバッガーを使用して、マルチスレッド・アプリケーションをデバッグできます。

スレッド化されたジョブは、1 つまたは複数のスレッドで構成されています。初期スレッド は、ジョブの作成中に作成されます。2 次スレッド と呼ばれるその他のスレッドは、スレッド作成 API を使用してアプリケーションによって作成されます。

ステップが完了したり、ブレークポイントが検出されたり、監視条件が満たされたり、あるいは非モニター例外を受信したために、ある 1 つのスレッドが停止されると、デバッガーはこのジョブ内で実行している他のすべてのスレッドを停止します。デバッガーは、停止されたスレッドと関連したソースを表示し、そのスレッドを実行する現在行を強調表示します。

ステップまたは実行のコマンドを出すと、プログラムが再開されます。停止されたスレッドには、最高の優先順位があります。

関連タスク
「デバッグ」ビューの使用
プログラム・ビューの使用
プログラムの追加
マルチスレッド・アプリケーションのデバッグ
「メモリー・レンダリング」ビューでメモリーを様々なフォーマットで表示
ストレージ内のロケーションの表示
関連資料
ライブラリーおよびプログラム名の仕様