ILE COBOL 解説書

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

i5/OS グラフィックス・サポート

CALL ステートメントを使用すれば、以下の i5/OS グラフィック・ルーチンにアクセスすることができます。

上記のすべてのグラフィック・ルーチンにアクセスする場合に、同一形式の CALL ステートメントを使用します。

CALL GDDM ステートメント - 形式
 
                                         .----------------.
                       (1)               V                |
>>-CALL--"GDDM"--USING-------ルーチン名----+------------+-+----><
                                           '-データ名-1-'
 
 

注:

  1. IBM 拡張

ルーチン名は、ユーザーが使用しようとしているグラフィック・ルーチンの名前です。

ルーチン名の後に続くデータ名は、特定のグラフィック・ルーチンを使用するのに必要なパラメーターです。 指定しなければならないパラメーターの数は、選択するルーチンによって異なります。 グラフィック・ルーチンを選択している場合は、おのおののパラメーターが、このルーチンで要求されている大きさとデータ・タイプに合致していることを確認してください。

グラフィック・ルーチン呼び出しの例を下記に示します。 CALL リテラル形式を使用し、かつ、使用するグラフィック・ルーチンが必要とする各パラメーターを定義しなければなりません。

MOVE "FSINIT" TO OS-400-GRAPHICS-ROUTINE-NAME.
  CALL "GDDM" USING OS-400-GRAPHICS-ROUTINE-NAME.
     .
     .
  MOVE "GSFLD" TO OS-400-GRAPHICS-ROUTINE-NAME.
  CALL "GDDM" USING OS-400-GRAPHICS-ROUTINE-NAME,
                            PIC-ROW, PIC-COL,
                            PIC-DEPTH, PIC-WIDTH.

グラフィック・ルーチンとそのパラメーターの詳細は、「GDDM Programming Guide」と「GDDM Reference」を参照してください。

+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+


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