条件のテストは /IF グループを使用して行います。この グループの構成は、前から順に /IF 指示、0 または 1 つ以上 の /ELSEIF 指示、オプションの /ELSE 指示となり、最後に /ENDIF 指示が 続きます。
/IF グループの指示と指示の間では、コンパイル時データを 除くソース行はすべて有効です。 これには、ネストされた /IF グループも含まれます。
/IF コンパイラー指示は、条件付きコンパイルについて条件式を テストするために使用します。 /IF に使用する記入項目は次のとおりです。
その条件式が真である場合、/IF 指示の後に続くソース行は、 コンパイラーによって選択され、読み取られます。 それ以外の場合、同じ /IF グループ中で次の /ELSEIF、/ELSE また は /ENDIF が見付かるまで、行は除外されます。
/ELSEIF コンパイラー指示は、/IF または /ELSEIF グループ内の 条件式をテストするために使用します。 /ELSEIF に使用する記入項目は次のとおりです。
直前の /IF または /ELSEIF が該当しなかった場合、その条件式は 真となり、/ELSEIF 指示の後のソース行は選択され、読み取られます。それ以外の 場合、同じ /IF グループ内で次に /ELSEIF、/ELSE また は /ENDIF が見付かるまで、行は除外されます。
/ELSE コンパイラー指示は、/IF または /ELSEIF テストが 失敗した後に読み取られるソース行を無条件で選択するために 使用します。 /ELSE に使用する記入項目は次のとおりです。
直前の /IF または /ELSEIF が該当しなかった場合、次 の /ENDIF が見付かるまでソース行は選択されます。
直前の /IF または /ELSEIF が該当した場合、次 の /ENDIF が見付かるまでソース行は除外されます。
/ENDIF コンパイラー指示は、最新の /IF、/ELSEIF また は /ELSE グループを終了するために使用します。 /ENDIF に使用する記入項目は次のとおりです。
/ENDIF 指示の後は、突き合わせ /IF 指示が選択された行であった 場合、行は無条件に選択されます。 それ以外の場合、/IF グループは選択されていないので、 行は引き続き選択されません。
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