分岐命令

分岐命令を次の表に示します。

表 51. 分岐命令
命令 従来型の構文 自由形式構文
比較および分岐 CABxx (比較および分岐) (許可されていない)
演算命令のスキップ GOTO (演算命令のスキップ) (許可されていない)
繰り返し ITER (繰り返し)
DO グループからの抜け出し LEAVE (Do/For グループからの抜け出し)
サブルーチンからの抜け出し LEAVESR (サブルーチンから抜け出す)
タグ TAG (タグ) (許可されていない)

GOTO 命令 (TAG 命令と一緒に使用した場合) によって分岐することが できます。 GOTO 命令が現れると、プログラムは指定されたラベルに分岐します。 このラベルは、GOTO 命令の前または後に指定することができます。 ラベルは、TAG または ENDSR 命令によって指定されます。

TAG 命令は、GOTO または CABxx 命令の宛先を識別するラベルを指定します。

ITER 命令は、DO グループの中から DO グループの ENDDO ステートメント に制御を渡します。

LEAVE 命令は ITER 命令に似ていますが、LEAVE は ENDDO 命令の次の ステートメントに制御を渡します。

LEAVESR 命令を使用すると、サブルーチンの ENDSR 命令に制御が渡されます。

機能の説明については、それぞれの命令の項を参照してください。