ILE COBOL 解説書

構文図の読み方

本書では、構文を下記に定義した構造で記述しています。

以下の例は、構文図の規則の使用方法を示しています。

形式
 
                                   .---------------------.
             (1)          (2)      V                     |
>>-STATEMENT-------+-ID-1-------+----+-----------------+-+------>
                   '-リテラル-1-'    |            (3)  |
                                     '-| 項目 1 |------'
 
   .----------------------------.
   V                       (4)  |
>----TO--ID-m--+---------+------+------------------------------->
               '-ROUNDED-'
 
                                                (5)
>--+------------------------------------------+----------------->
   '-+----+--SIZE ERROR--命令ステートメント-m-'
     '-ON-'
 
                     (6)
>--+---------------+-------------------------------------------><
   '-END-STATEMENT-'
 
項目 1:
 
|--+-ID-2-------+-----------------------------------------------|
   +-リテラル-2-+
   '-算術式-1---'
 
 

注:

  1. STATEMENT キーワードを指定し、図のようにコーディングしなければなりません。

  2. このオペランドは必要です。ID-1 またはリテラル-1 のいずれかをコーディングしなければなりません。

  3. 項目 1 の部分はオプショナルです。 アプリケーションに応じて、コーディングしてもしなくてもかまいません。 項目 1 をコーディングする場合には繰り返して指定することができ、各項目の間は、1 つまたは複数の COBOL 分離文字で区切ります。 このオペランドに選択可能な項目は、図の最下部に説明してあります。

  4. オペランドの ID-m および関連した TO キーワードは必要で、 繰り返す場合には各記入項目を COBOL 分離文字で区切ります。 各記入項目には、キーワード ROUNDED を割り当てることができます。

  5. 命令ステートメントに関連した ON SIZE ERROR 句はオプショナルです。 ON SIZE ERROR 句をコーディングする場合、キーワード ON はオプショナルです。

  6. END-STATEMENT キーワードをステートメントの終わりにコーディングできます。 これは、必要な分離文字ではありません。


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