数値フィールドの編集

編集は、以下の手段を提供します。

本章では、非浮動数値フィールドにのみ適用します。 外部表示表現で 浮動フィールドを出力するには、出力仕様書の 52 桁目にブランクを指定 します。 演算で浮動値の外部表示表現を入手するには、%EDITFLT 組み込み関数を 使用します。

フィールドは編集コードまたは編集語によって編集することができます。 出力仕様書を使用して編集された形式でフィールドを印刷することも でき、また、組み込み関数の %EDITC (編集コード) および %EDITW (編集語) を 使用して、演算仕様書でフィールドの編集された値を入手することもできます。

編集されていないフィールドを印刷した場合には、そのフィールドは以下のように印刷されます。

以下の例は、数値出力フィールドの編集が必要な理由を示しています。

フィールドのタイプ コンピューター内部のフィールド 未編集フィールドの印刷 編集済みフィールドの印刷
英数字
 
数値
(正)
 
数値
(負)
JOHN T SMITH
 
0047652
 
 
004765K
JOHN T SMITH
 
0047652
 
 
004765K
JOHN T SMITH
 
  47652
 
 
  47652-

未編集の英数字フィールドおよび未編集の正の数値フィールドは、印刷された時 に容易に読み取れますが、未編集の負の数値フィールドは、数値でない K が入っ ているために、判別しにくいことがあります。 この K は、その桁の数字 2 とフィールドの負符号を組み合わせたものです。 これらは、フィールド中に符号のための 1 桁を設定しなくてすむように結合され ています。 このような組み合わせはコンピューター内でフィールドを記憶するには便利ですが、 出力を読みにくくしています。 したがって、印刷出力を読みやすくするために、数値フィールドを印刷する前に編 集することが必要になります。