リモート・サーバー上のソースを処理するには、2 つの方法があります。(リモート・システム・エクスプローラーまたはコマンド・シェルを使用して) サーバー上の個別のファイルにアクセスして更新するか、選択したファイルをローカル・プロジェクトにダウンロードして、ローカル側でソースを処理してから、再度リモート・サーバーにエクスポート、またはリモート・サーバーと同期させることができます。より管理の行き届いたプロジェクトまたはチーム開発では、2 番目の方法のほうが利点があります。ソースのローカルまたはリモートでのビルドの実行、サーバー間での選択したファイルの移動、切断中のファイルの処理、などが可能になるからです。
リソースをワークスペースにインポートするには、以下のようにします。
- まずワークスペース内にファイルを入れるためのローカル・プロジェクトがあることを確認します。ローカル・プロジェクトを作成するには、以下のようにします。
- 「ナビゲーター」ビューを開きます。ワークベンチ・メニューから、「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」をクリックします。ダイアログ・ボックスで、「基本」を展開し、「ナビゲーター」をクリックして、「OK」をクリックします。
- もう一度ワークベンチ・メニューから、「ファイル」>「新規」>「プロジェクト」をクリックします。ダイアログ・ボックスで、「シンプル」を展開し、「プロジェクト」をクリックして、「次へ」をクリックします。
- プロジェクトの名前を「プロジェクト名」フィールドに入力します。
- 「完了」をクリックします。
新規プロジェクトが「ナビゲーター」ビューに追加されます。
- プロジェクトを右クリックして、「インポート」を選択します。
(ワークベンチ・メニューからをクリックすることもできます。) 「インポート」ウィザードが開きます。
- 「リモート・ファイル・システム」を選択します。「次へ」をクリックします。「リモート・ファイル・システム」ページが開きます。
- 「元ディレクトリー」フィールドの横で「ブラウズ」をクリックします。
ここでは、ローカル・プロジェクトにインポートしたいリモート・サーバー・ファイルを参照できます。「ブラウズ」をクリックすると、(リモート・システム・エクスプローラーから) すでにサーバー接続で定義されているサーバーにナビゲートするか、「新規接続」を展開して、リモート・サーバーへの接続を作成し、接続名とサーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力できます。
- リモート・サーバー上のインポートしたいファイルが入っているフォルダーにナビゲートします。画面の左ペインと右ペインを使用して、リソースを選択します。右ペインから個々のリソースを選択するか、左ペインからフォルダー全体を選択します。(複数のフォルダーからファイルを選択することもできます。)
- 「宛先フォルダー」にはワークベンチで選択したプロジェクトの名前が表示されています。「ブラウズ」をクリックして、ローカル・フォルダーにナビゲートすることもできます。
- (オプショナル) ワークスペース内の同じ名前のファイルを (プロンプトなしで) 上書きするチェック・ボックスを選択します。
- ワークスペース内にリモート・フォルダー構造を複製するラジオ・ボタン、または選択した実際のフォルダーのみを作成するラジオ・ボタンのいずれかを選択します。
- (拡張) インポート・アクションの設定を後で再利用できるようにワークスペース内に説明ファイルとして保管することもできます。これによりリソースをインポートするたびにウィザードを実行する必要がなくなります。
該当する場合、「このインポートの設定をワークスペースに保管する」にチェック・マークを付けて、説明ファイルのディレクトリーを「説明ファイル」フィールドに指定します。
- 「完了」をクリックして、リソースを「ナビゲーター」ビュー内のローカル・プロジェクトにインポートします。
リモート開発ツールおよび外部ツールの詳細については、関連リンクを参照してください。
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