%ABS (式の絶対値)

%ABS(numeric expression)

%ABS は、パラメーターとして指定されている数値式の絶対値を戻します。 数値式の値が負でない場合、その値は変更されずに戻されます。 その値が負である場合は、戻り値は式の値ですが負符号は外されて 戻されます。

%ABS は、式の中で、あるいはキーワードに対するパラメーターとして 使用されます。 キーワードと一緒に使用される場合、オペランドは、数値リテラル、 数値を示す定数名、あるいはコンパイル時に認識される数値を持つ 組み込み関数でなければなりません。

詳細については、算術演算または 組み込み関数を参照してください。

図 170. %ABS の例
 *..1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7...+....
D*Name +++++++++ETDsFrom+++To/L+++IDc.Keywords+++++++++++++++++++++++++
D f8         s              8f   inz (-1)
D i10        s             10i 0 inz (-123)
D p7         s              7p 3 inz (-1234.567)

 /FREE
    f8  = %abs (f8);        // "f8" is now 1.
    i10 = %abs (i10 - 321); // "i10" is now 444.
    p7  = %abs (p7);        // "p7" is now 1234.567.
 /END-FREE