ILE COBOL 解説書


RANDOM

RANDOM 関数は、一様分布からの疑似乱数の数字を戻します。

関数タイプは数字です。

形式
 
>>-FUNCTION RANDOM--+--------------+---------------------------><
                    '-(--引数-1--)-'
 
 
引数-1
引数-1 が指定された場合、引数-1 はゼロまたは正の整数でなく てはならず、PIC9(18) 固定項目で指定可能な最大値である (10**18)-1 以下 の値を持ちます。ただし、ゼロ以上 2,147,483,645 以下の値を持つ引数-1 のみ が疑似乱数の特異な順序を生成します。

次の参照で引数-1 を指定する場合は、疑似乱数の新たな順序が開始されます。

実行単位におけるこの関数への最初の参照で引数-1 を指定しない場合、 使用されるシード値はゼロになります。

それぞれの場合において、次に引数-1 を指定しないで参照すると、 現行の順序における次の数が戻ります。

戻り値は、ゼロと 1 の間に限定されます。

与えられたシード値に対して、疑似乱数の順序は常に同じになります。


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