RPG IV 仕様書
RPG のコーディングは、それぞれが特定の機能セットをもつ、各種の仕様書上で行われます。
仕様書タイプを構成する項目の多くは、位置に依存して
います。各項目は、項目のタイプおよび仕様書タイプによって、特定の桁で開始しな
ければなりません。
RPG IV 仕様書には 7 つのタイプがあります。 各仕様書タイプはオプションです。各仕様書は、以下に示される順番でソース・プログラムに入力されなければ
なりません。
メイン・ソース・セクション
- 制御仕様書は、プログラムの生成および実行についての情報を
コンパイラーに提供します。その中には、プログラム名、日付の形式、および
代替照合順序またはファイル変換の使用などが含まれます。
- ファイル仕様書には、プログラムで使用するすべてのファイルを
記述します。
- 定義仕様書には、プログラムで使用されるデータを
記述します。
- 入力仕様書には、プログラムで使用される入力レコードおよびフ
ィールドについて記述します。
- 演算仕様書には、データに対して実行される演算および演算の順
序を記述します。 演算仕様書では、特定の入力および出力操作を制御することも
できます。
- 出力仕様書には、プログラムで使用される出力レコードおよびフ
ィールドを記述します。
サブプロシージャー・セクション
- プロシージャー仕様書は、
サブプロシージャーの始めと終わりにマークを付け、サブプロシージャー名
およびエクスポートするかどうかを指示します。
- 定義仕様書には、
サブプロシージャーで使用される内部データ
を記述します。
- 演算仕様書には、
グローバル・データおよび内部データの両方に対して実行される演算
および演算の順序を記述します。
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