DDM 直接 (相対) ファイル・サポート
i5/OS サーバーがサポートするファイル・タイプには、直接ファイルは含まれていません。
(i5/OS サーバーは、直接ファイルを順次ファイルとして作成します。)
しかし、i5/OS サーバー上の ILE COBOL プログラムでは、SELECT ステートメントで RELATIVE の編成を指定して、ファイルを直接ファイルとしてアクセスするように指定することができます。
iSeries で直接ファイルを処理するときは、以下の点に留意してください。
- ファイルを、非 i5/OS サーバーのプログラムまたはユーザーが、ローカルの i5/OS サーバー上で直接ファイルとして作成した場合は、ILE COBOL プログラムが、
リモートの非 i5/OS ソース・サーバーから、直接ファイルとしてファイルにアクセスすることができます。
- ファイルが i5/OS サーバー上のプログラムまたはユーザーによって、同じローカルの i5/OS サーバー上に作成された場合は、非 iSeries がそのファイルに直接ファイルとしてアクセスすることはできません。その理由は、この場合、i5/OS ターゲット・サーバーは、そのファイルが直接ファイルであるのか順次ファイルであるのかを判別できないからです。
- リモート・システムが作成したファイルは、いずれもローカルで使用することができます。
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