事前定義コマンドの使用

頻繁に使用されるコマンドの一部については、「コマンド」サブシステムによっていくつかの事前定義コマンド・セットが提供されます。これらのコマンド・セットを使用するか、あるいは固有の新規コマンド・セットを作成することができます。たとえば、ADDLIBLE コマンド・セットを実行するには、以下のようにします。
  1. 「リモート・システム」ビューで、「iSeries コマンド」サブシステムを展開して、使用可能なすべての事前定義済みコマンドのリストを表示します。
  2. 「ライブラリー・リストへのライブラリーの追加」を展開して、このコマンドを実行します。
  3. ライブラリー・リストのユーザー部分に追加するライブラリーの名前を指定して、「OK」をクリックします。
iSeries コマンド・サブシステムから実行するユーザー独自のコマンドを定義することもできます。
  1. iSeries コマンド・サブシステムの下で、「ユーザー・コマンド」を展開します。
  2. ユーザー・コマンドを「コマンド」フィールドに入力します。「ブラウズ」をクリックして、QSYS ライブラリー内の適切なコマンドを参照することもできます。
  3. コマンドをリモート・システム・エクスプローラー通信サーバー・ジョブ (通常) でバッチ・アプリケーションとして実行するのか、対話式アプリケーションとして実行するのかを選択します。
起動構成を使用して、プログラムの実行用の環境を保管してカスタマイズすることもできます。詳しくは、関連概念を参照してください。
関連概念
プログラムおよびコマンドの実行
関連タスク
プログラムのコンパイル
ユーザー独自のコマンド・セットの作成
「リモート・シェル」ビューを使用したコマンドとシェルの実行および表示
初期ライブラリー・リストおよび初期コマンドの設定