STRDBG の例

たとえば、サンプルのデバッグ・プログラム MYPGM1 と、 呼び出し先 OPM プログラム MYPGM2 のデバッグ・セッションを開始するには、次のように入力します。

STRDBG PGM(TESTLIB/MYPGM1 MYLIB/MYPGM2) OPMSRC(*YES)

注:
プログラム・オブジェクトをデバッグ・セッションに追加するには、 そのプログラム・オブジェクトに対する *CHANGE 権限が必要です。

STRDBG コマンドを入力すると、「モジュール・ソースの表示」画面が表示されます。 ILE プログラムと ILE デバッガーの使用可能な OPM プログラムとの組み合わせを STRDBG コマンドに指定した場合、 デバッグ・データのある最初のプログラムが表示されます。 その最初のプログラムが ILE プログラムの場合、 デバッグ・データを使用してプログラム・オブジェクトにバインドされた最初のモジュール・オブジェクトが、図 33 のように表示されます。

図 33. デバッグ・セッションの開始
                        
                        モジュール・ソースの表示
  PROGRAM:   MYPGM1         LIBRARY:   TESTLIB        MODULE:   MYPGM1
       1        IDENTIFICATION DIVISION.
       2        PROGRAM-ID.  MYPGM1.
       3       *
       4       * これは外部ファイル処理を制御する
       5       * メイン・プログラムです。
       6       *
       7
       8        ENVIRONMENT DIVISION.
       9        INPUT-OUTPUT SECTION.
      10        FILE-CONTROL.
      11            SELECT EF1
      12              ASSIGN TO DISK-EFILE1
      13              FILE STATUS IS EFS1
      14              ORGANIZATION IS SEQUENTIAL.
      15
                                                                        続く ...
  デバッグ . . .   ________________________________________________________________
___________________________________________________________________________________
 F3= 終了 プログラム   F6= 停止点の追加 / 消去   F10= ステップ   F11= 変数の表示
 F12= 再開          F17= ウォッチ変数   F18= ウォッチの処理   F24= キーの続き