プロシージャーの実行中にプロシージャーの ILE RPG 定様式ダンプ (記憶域の印刷出力) を作成するためには、次のことを行うことができます。
定様式ダンプには、フィールドの内容、データ構造の内容、配列および テーブルの内容、ファイル情報データ構造、およびプログラム状況データ構造が含ま れます。 ダンプは QPPGMDMP という名前のファイルに書き出されます (システムの 異常時ダンプはファイル QPSRVDMP に書き出されます)。
ILE RPG 実行時メッセージに F オプションで応答すると、そのダンプにはオープン・データ・パス (ODP、データ管理制御ブロック) の 16 進表示も含まれます。
ダンプ情報には、モジュールと関連したグローバル・データが含まれます。 メイン・プロシージャーが活動状態であるかどうかによって、グローバル・デ ータは、*INZSR の処理中に割り当てられた値を表さない場合があります。 プログラムが複数のプロシージャーから成っている場合には、定様式ダンプ中 の情報はダンプ要求時に活動状態であったすべての プロシージャー についての情報も反映します。 プロシージャーが活動状態になっていない場合には、自動記憶域の変数の値は 有効ではありません。 プロシージャーがまだ呼び出されていない場合には、静的記憶域はまだ 初期設定されません。 プロシージャーが反復して呼び出される場合には、最新呼び出しの情報だけが表 示されます。
ダンプ・データが使用できない場合、次の 2 つの原因があります。
定様式ダンプ内の、プログラムの変数の値をユーザーから隠蔽するには、以下のいずれかを行います。
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