サービス・プログラムとは、 他の ILE プログラム・オブジェクトおよびサービス・プログラムによって使用される、 実行可能なプロシージャーと利用可能なデータ項目の集まりです。 サービス・プログラムは、タイプ *SRVPGM のシステム・オブジェクトであり、 サービス・プログラムが作成される時点で名前が指定されます。
サービス・プログラムは、サービス・プログラム作成 (CRTSRVPGM) コマンドを使用して作成します。 サービス・プログラムは、 バインドして実行可能オブジェクトとなる 1 つまたは複数のモジュール・オブジェクトで構成されるという点で、 プログラム・オブジェクトに似ています。 ただし、サービス・プログラムには PEP がないという点で異なっています。 PEP がないために、呼び出すことも取り消すこともできません。 PEP の代わりに、サービス・プログラムはプロシージャーをエクスポートすることができます。 サービス・プログラムの外側から行われる静的プロシージャー呼び出しによって、 サービス・プログラムからエクスポートされたプロシージャーの呼び出しのみ可能です。 サービス・プログラムのエクスポートは、バインダー言語を使用して定義されます。
サービス・プログラムの詳細については、「ILE 概念」を参照してください。
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