7 から 16 桁目 (ファイル名)
- 記入
- 説明
- 有効なファイル名
- プログラムで使用されるすべてのファイルには、固有の名前がなければなり
ません。 ファイル名は 1 から 10 文字の長さにすることができ、7 桁目から始めなけ
ればなりません。
コンパイル時:
- ファイルがプログラム記述であれば、7 桁目に名前が書かれているファイルは存在していなくても構いません。
- ファイルが外部記述である場合は、7 桁目に名前が書かれているファイルが存在する必要があります。
ただし、i5/OS システムの一時変更コマンドを使用して、i5/OS システムに対して定義済みのファイルにその名前を関連付けることができます。
実行時:
- EXTFILE キーワード、EXTMBR キーワードのいずれかまたは両方を使用している場合、RPG
はこれらのキーワードで名前を指定されたファイルをオープンします。
- その他の場合、RPG は 7 桁目に名前を指定されたファイルをオープンします。
このファイル (あるいは一時変更されたファイル) は、ファイルがオープンされる時に必ず存在していなければなりません。
- RPG がオープンするファイルに対して i5/OS システムの一時変更コマンドが使用されていた場合、この一時変更が効力を持ち、オープンされる実際のファイルはこの一時変更によって決まります。
一時変更とこのキーワードとの相互作用についての詳細は、EXTFILE(ファイル名)を参照してください。
実行時に、USROPN
キーワードによる定義がされていないファイルがオープンされる場合には、それらはファイル仕様書に指定されたのと逆の順序でオープンされます。
RPG IV 装置名によって、関連したファイルについて処理することのできる操作
が定義されます。
プログラム記述ファイル
プログラム記述ファイルの場合には、7 から 16 桁目に記入したファイル名は以下の
仕様にも記入しなければなりません。
- 1 次ファイル、2 次ファイル、または全手順ファイル
の場合は入力仕様書
- ファイルが出力ファイル、更新ファイル、または入出力共用ファイルである
か、あるいはファイルに対してファイルの追加が指定された場合には、出力仕様書
書または出力演算命令行
- ファイルがテーブルまたは配列ファイルの場合には定義仕様書
- 指定した命令コードにファイル名が必要な場合には演算仕様書
外部記述ファイル
外部記述ファイルの場合には、7 から 16 桁目に記入されたファイル名が、ファイル
のレコード記述を見付けるために使用されます。 外部記述ファイルには次の規則が適用されます。
- 外部記述ファイルの入力および出力仕様書はオプションです。それらは、制御フィールドまたはレコード識別標識のような RPG IV 機能を検
索される外部記述に追加している場合にのみ必要です。
- 外部記述が検索される場合には、レコード定義を入力、出力、または演算仕
様書上のそのレコード様式名によって参照することができます。
- レコード様式名は固有の記号名でなければなりません。
- RPG IV は、同じ名前の 2 つのレコード様式を持つ外部記述論理ファイルを
サポートしていません。 しかし、このようなファイルであっても、それがプログラム記述ファイルであれ
ばアクセスすることができます。
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