ILE COBOL 解説書


CURRENT-DATE

CURRENT-DATE 関数は、その関数を評価するシステムによって提供される、 カレンダー日付、その日の時刻、およびグリニッジ標準時との時差を示す 21 文字の英数字の値を戻します。

関数タイプは英数字です。

形式
 
>>-FUNCTION CURRENT-DATE---------------------------------------><
 
 

左から右へ読んだ場合、戻り値の 21 の文字位置は次のように解釈します。

文字位置
内容

1 〜 4
西暦の年を表す 4 桁の数字

5 〜 6
01 〜 12 の範囲の月を表す 2 桁の数字

7 〜 8
01 〜 31 の範囲の日を表す 2 桁の数字

9 〜 10
00 〜 23 の範囲の時を表す 2 桁の数字

11 〜 12
00 〜 59 の範囲の分を表す 2 桁の数字

13 〜 14
00 〜 59 の範囲の秒を表す 2 桁の数字

15 〜 16
00 〜 99 の範囲の 1/100 秒を表す 2 桁の数字

17
文字 '-' または文字 '+'。 前の文字位置で示されているローカル時刻がグリニッジ標準時より遅れている場合、文字 '-' が戻されます。 示されているローカル時刻がグリニッジ標準時と同じかそれより進んでいる場合、文字 '+' が戻されます。

18 〜 19
文字位置 17 が '-' である場合には、00 〜 12 の範囲の 2 桁の数字が戻され、 通知された時刻がグリニッジ標準時よりその時間数だけ遅れていることを示します。 文字位置 17 が '+' である場合には、00 〜 13 の範囲の 2 桁の数字が戻され、 通知された時刻がグリニッジ標準時よりその時間数だけ進んでいることを示します。

20 〜 21
00 〜 59 の範囲の 2 桁の数字が戻され、通知された時刻のグリニッジ標準時からの進み、または遅れの分数を示します。 進んでいるか遅れているかは、文字位置 17 が '+' であるか '-' であるかによって決まります。

詳細は、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。


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