プログラム実行の再開およびロケーションまでの実行

プログラム実行が停止した場合は、次のいずれか任意の方法で再開できます。

プログラムは、次に検出されたブレークポイントまたはモニターされない例外で停止するか、完了するまで実行されるか、あるいは 5250 からの入力を待ちます。

注: プログラムが起動構成によって起動され、起動構成の「プログラム完了時にデバッグ・セッションを終了する」チェック・ボックスが選択されていた場合は、デバッグ・セッションはプログラムの完了時に終了します。

ジョブのデバッグ中に、デバッグ・ジョブ起動構成内にプログラム名を指定し、「ステップイン」コントロールをクリアした場合は、デバッグ・セッションを起動した時に iSeries アプリケーションを開始するかどうかが尋ねられます。プログラムの完了前にデバッグ・セッションを終了する必要がある場合、プログラム名を指定しないでデバッグ・セッションを起動した場合、あるいはデバッグ用にサービス・プログラムを指定した場合は、終了アクションを使用してプログラムを終了してください。デバッグ・セッションの終了については、以下の関連トピックを参照してください。

ロケーションまで実行

プログラム内の特定の行で停止したい場合は、その行にブレークポイントを設定する代わりに「ロケーションまで実行」機能を使用することができます。

「ロケーションまで実行」を選択すると、アクティブなブレークポイントに達するか、例外が発生するか、プログラムの終わりに達するか、5250 からの入力を待っている場合を除いて、プログラムは選択されたステートメントまで実行されます。プログラムは、そのステートメントまで実行して停止し、そのステートメントまたはそのステートメントのプロシージャー呼び出しは実行しません。ステートメントは、カーソルをそこに移動することによって選択します。「ロケーションまで実行」を指定して実行できるのは、実行可能な行のみです。

プログラムを特定の行番号まで実行するには、次のようにします。

  1. スクロール・バーまたはカーソル・キーを使用して、実行したい行を見つけ、 エディターで見えるようにします。
  2. エディターのカーソルがその行にあることを確認して、 その行を右クリックし、ポップアップ・メニューから 「ロケーションまで実行」を選択してプログラムをカーソルまで実行します。 代わりに、マーカー・バーのポップアップ・メニューから「ロケーションまで実行」を選択できます。
注: ブレークポイントまたはモニターされていない例外が検出された場合、プログラムが指定のロケーションを実行せずに完了した場合、あるいは 5250 からの入力を待っている場合は、「ロケーションまで実行」を選択しても指定したロケーションまで実行されません。