リモート・システム LPEX エディターでの RPG プロシージャーの作成

リモート・システム LPEX エディターで RPGLE メンバーを編集しているときに、RPG メイン・プロシージャー、 またはサブプロシージャーを作成することができます。プロシージャーは、任意のバインド呼び出しの 1 つ (本質的には CALLP 命令コード) で呼び出すことができるコードです。
プロシージャーを作成するには:
  1. RPG プロシージャーを作成したいファイルが見つかるまで、接続を 展開します。
  2. ファイルをダブルクリックして、リモート・システム LPEX エディターでファイルを開きます。
  3. エディター・ビューの内側にカーソルを置いて右クリックし、 「新規」>「プロシージャー」を選択します。あるいは、ワークベンチ・ メニューから、「ソース」>「新規」>「プロシージャー」をクリック します。
  4. 「RPG プロシージャー」ウィザードで、「プロシージャー・タイプ」ドロップダウン・メニューからプロシージャー・ タイプを選択します。
  5. 有効な ILE RPG 名を「プロシージャー名」フィールドに 入力します。
  6. 「外部名 (EXTPROC)」フィールドに、以下のいずれかを入力できます。
    1. プログラム (EXTPGM)
    2. メイン・プロシージャー (EXTPROC)
    3. サブプロシージャー (EXTPROC)
    4. CLLE 呼び出し規則を持つサブプロシージャー (EXTPROC(*CL))
    5. C 呼び出し規則とパラメーター拡張を持つサブプロシージャー (EXTPROC(*CWIDEN))
    6. C 呼び出し規則を持ちパラメーター拡張を持たないサブプロシージャー (EXTPROC(*CNOWIDEN))
  7. (オプション) プロシージャーの記述目的を入力します。この 記述は、コードのヘッダー・コメントに表示されます。
  8. このプロシージャーが他のコードで使用するためにエクスポート可能 の場合には、「他のコードで使用するためにエクスポート可能 (EXPORT)」 チェック・ボックスを選択します。ただし、このチェック・ボックスを選択すると、 ウィザードはプロトタイプとプロシージャー・コードの両方を現行ファイルに 入れることに注意してください。ウィザードを終了したら、プロシージャーで このプロトタイプを呼び出すことができるように、プロトタイプを手動で COPY ファイルに移動する必要があります。また、COPY ステートメントを プロシージャー・コードの、プロトタイプ・コードを除去した場所に入れる 必要もあります。
  9. RPG プロシージャーの演算セクションを固定形式ではなくフリー・フォーム・コードにする場合は、「フリー・フォーム演算の生成」チェック・ボックスを選択します。残りの生成されたソース (D および P 仕様) は、固定形式のコードになります。詳細については、「固定形式からフリー・フォームへの ILE RPG コードの変換」を参照してください。
  10. 「追加」をクリックして、パラメーターをプロシージャー に追加します。ダイアログ・ボックスを完了してパラメーターを定義し、「OK」をクリックします。
  11. (オプション) 戻り値を定義するには、「値を戻す」 チェック・ボックスを選択します。このアクションで「次へ」ボタン が使用可能になります。その他の場合は、「完了」をクリックします。
「値を戻す」を選択した場合には次のようにします。
  1. 「次へ」をクリックして、「RPG プロシージャー」ウィザードの 「戻り値」ページに進みます。
  2. 値のタイプと長さを指定する必要がない場合は、「同様に定義」フィールドを選択して、フィールドの名前、データ構造、または戻り値のモデルとして使用したいレコード様式を入力できます。この情報のすべてを指定したい場合は、「戻り値」チェック・ボックスにチェック・マークを付けずに、次のステップを表示してください。
  3. 「タイプ」ドロップダウン・リストから戻り値タイプを選択します。 選択したタイプは、このウィザードのこのページの他の多くのフィールドを 自動的に完了して、選択した値のタイプに適用できない場合にはいくつかのフィールド を使用不可にします。必要なら、使用可能フィールドの任意の値を変更 できます。何を入力してよいか分からない場合には、このウィザードの各種の フィールドで F1 ヘルプを確認してください。
    注: 選択したタイプが 「日付」または「時刻」の場合には、フォーマット・ラベル が「DATFMT」(日付の場合) または 「TIMFMT」(時刻の場合) に設定されます。次に、日付または時刻ラベルのフォーマットおよび区切り文字 を選択することができます。選択したタイプが「データ」の場合には、 「クラス入力」フィールドが使用可能となって有効な Java クラスを 指定できます。
  4. (オプション) 戻り値の記述を入力します。この 記述は、コードのヘッダー・コメントに表示されます。
  5. 「完了」をクリックします。
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