チーム・サポート・モデルは、チーム全体でアクセス可能なサーバー上の バージョン管理対象リソースを保管する共用リポジトリーを処理します。これ は、一般的に Eclipse プロジェクトのフォルダーやファイルを共用することを 意味します。各チーム・メンバーはその変更をリポジトリーに送って、チーム・ メンバーが行った変更をリポジトリーから受け取ります。リモート・システム・エクスプローラーはプロジェクト・ベースではありません (リモート・リソースに直接アクセスするように設計されています) が、これはリモート・システム・エクスプローラーが管理する非リモートのすべてのリソースについて、プロジェクトが一つ作成されます。 プロファイルはそのプロジェクトに保管されるので、プロファイルに属する ものはすべてチーム・メンバーと共用できます。
接続については複数のプロファイルからフィルター・プールを参照することが可能ですが、すべてのリモート・システム・エクスプローラー・リソースが 1 つのプロファイルによって所有されます。
リモート・システム・エクスプローラーは、チーム・メンバーごとに固有のプロファイルを作成するだけでなく、チーム と呼ばれる共通プロファイルを作成します。ユーザーの固有のプロファイルを作成することもできます。
プロファイルはアクティブまたは非アクティブにすることができます。デフォルトでは、ユーザーの専用プロファイルおよびチーム・プロファイルのみがアクティブになります。リモート・システム・エクスプローラーは、すべてのアクティブ・プロファイルからすべての接続を表示し、接続の中で、すべてのアクティブ・プロファイルからフィルター・プールを参照できるようにします。
さらに、リモート・リソース用の右クリック・メニューに表示されるユーザー・
アクションおよびコンパイル・コマンドは、すべてアクティブなプロファイルからの
ものです。アクティブ・プロファイルは によって示されます。
プロジェクト (RemoteSystemsConnection という名前で、すべてのプロファイルを含む) をリポジトリーと関連付け、同期化するには、リモート・システム・エクスプローラー・パースペクティブの「チーム」ビューを使用します。 リポジトリーとの同期化の後に、プロファイルを含め、すべてのリモート・システム・エクスプローラー・リソースをチームから受け取ります。 次に、「リモート・システム・エクスプローラーの再ロード」ポップアップ・メニュー・アクションを使用して、リモート・システム・エクスプローラーに新規リソースをロードさせます。 また、単にワークベンチを再始動してリソースをロードすることもできます。詳細については、関連タスクを参照してください。
ユーザーが使用可能にしたプロファイル内のチームなど、受け取られたリソースは、すべてが即時に使用可能となり、ユーザーがアクセス可能となります。ただし、他のプロファイル内のリソースは、それらのプロファイルをアクティブにする選択をしない限り、使用可能にはなりません。 複数のワークステーションを使用する場合には、チーム・サポートを使用して 各ワークステーションでプロファイルをアクティブにし、接続、フィルター、 およびフィルター・プールのユーザー独自のプライベート構成をすべてのワークステーションで 使用できるようにすることもできます。
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