初期ライブラリー・リストおよび初期コマンドの設定

iSeries サブシステム・プロパティーは、初期ライブラリー・リストの構成を指定するか、またはリモート・システム・エクスプローラーによって iSeries サーバーに接続するときに呼び出す初期コマンドまたはプログラムを指定するために使用してください。その結果、接続時に、初期プログラムが呼び出されるか、または特定のライブラリーがライブラリー・リストに自動的に追加されます。これは、ソース・メンバーを「リモート・システム」ビューでコンパイルしたいが、メンバーの収容ライブラリーが初期ライブラリー・リストの一部ではない例であり、重要です。エラーを回避するには、ライブラリーのソース・メンバーの 1 つをコンパイルする前に、ライブラリーがライブラリー・リストに属していることを事前に確認するようにします。また、ライブラリーを *CURLIB として設定することも指定できます。

初期ライブラリーまたはコマンドを追加するには、以下のようにします。

  1. リモート・システム・ビューで、「iSeries オブジェクト」などの iSeries サブシステムを右クリックして、「プロパティー」を選択します。
  2. ダイアログ・ボックスの左側で、「初期ライブラリー・リスト」をクリックします。
  3. ライブラリーを追加するには、ライブラリー名を「ライブラリー」フィールドに入力して、「追加」をクリックします。
  4. コマンドを追加するには、接続時に呼び出すコマンドを「初期コマンド」フィールドに入力して、「適用」をクリックします。
  5. 「OK」をクリックします。
関連タスク
プログラムのコンパイル
事前定義コマンドの使用
ユーザー独自のコマンド・セットの作成
「リモート・シェル」ビューを使用したコマンドとシェルの実行および表示
ライブラリー・リスト項目の追加