ILE COBOL 解説書


MEDIAN

MEDIAN 関数は、引数をソートされた順序に並べることによって構成されたリストの中央の値を持つ引数の内容を戻します。

関数タイプは数字です。

形式
 
                       .--------.
                       V        |
>>-FUNCTION MEDIAN--(----引数-1-+--)---------------------------><
 
 
引数-1
数字クラスでなければなりません。

戻り値は、すべての引数-1 の値をソートされた順序に並べることによって構成されたリストの中央の値を持つ引数-1 の内容を戻します。

引数-1 によって参照されるオカレンスの数が奇数である場合は、 引数-1 によって参照されるオカレンスの少なくとも半数が戻り値よりも大きいか等しく、 少なくとも半数が戻り値より小さいか等しくなります。 引数-1 によって参照されるオカレンスの数が偶数の場合は、 戻り値は、中央の 2 つのオカレンスによって参照される値の算術平均値になります。

引数の値をソートされた順序に並べるために使用される比較は、 単純条件の規則に従って行われます。詳細は 条件式を参照してください。

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