30 から 43 桁目 (フィールド名)

30 から 43 桁目には以下の記入項目の 1 つを使用して、書き出すフィールドをそ れぞれ指定してください。

注:
ポインター・フィールドは有効な出力フィールドではありません。すなわち、 ポインター・フィールドを書き出すことはできません。

フィールド名、ブランク、テーブル、および配列

使用するフィールド名はプログラムで定義しておかなければなりません。 53 から 80 桁目に定数または編集語を使用する場合には、フィールド名は記入しないでください。 30 から 43 桁目にフィールド名を入れた場合には、7 から 20 桁目はブランクでなければなりません。

出力レコードに現れるフィールドの順序は 47 から 51 桁目の指定によって決ま るため、フィールドは任意の順序で指定することができます。 フィールドがオー バーラップする場合には、最後に指定されたフィールドだけが完全なフィールド として書き出されることになります。

指標付きでない配列名を指定した場合には、その配列全体が書き出されます。定数指標または変数指標がある配列名では、1 つの要素が書き出されます。 テーブル名を指定した場合には、LOOKUP (テーブルまたは配列要素の検索)命令で最後に見付かっ た要素が書き出されます。 LOOKUP 命令が正常に実行されなかった場合には、テーブルの最初の要素が書き出 されます。

レコードおよびフィールドに含まれている条件は、フィールドが書き出される 前に満たされていなければなりません。

PAGE、PAGE1 から PAGE7

自動ページ番号付けを使用するためには、30 から 43 桁目に出力フィールドの名 前として PAGE をコーディングしてください。 21 から 29 桁目に指定された標識は、フィールドを 印刷するかどうかではなく、PAGE フィールドの リセットについて条件付けをします。 PAGE フィールドは常に 1 ずつ増やされて、印刷されます。条件付け標識が満たされた場合には、PAGE フィールドは 1 ずつ増やされる前にゼ ロにリセットされ、印刷されます。 ページ番号が複数の出力ファイルに必要な場合 (または 1 つのファイル内の異な る番号付けの場合) には、PAGE1 から PAGE7 の記入項目を使用することができます。 PAGE フィールドでは、Z 編集コードによって自動的にゼロが消去されます。

予約語 PAGE の詳細については、特殊な機能をもつ RPG IV の用語/予約語を参照してください。

*PLACE

*PLACE は、出力レコードのデータを繰り返すために使用される RPG IV の予約語です。前の仕様行に指定したフィールドまたは定数は、新しい仕様行 にフィールドの名前およびその終了位置を指定しなくとも、出力レコードの中で 繰り返すことができます。 30 から 43 桁目に *PLACE をコーディングした場合には、その出力レコードのフィー ルドについて前に指定された最初の桁と最高位の終了位置の間のすべてのデータ が、*PLACE 仕様行の出力レコードに指定された終了位置に達するまで、反復され ます。 *PLACE 仕様行に指定される終了位置は、複写されるフィールドのグループ の最高位の終了位置の少なくとも 2 倍はなければなりません。*PLACE は任意のタ イプの出力に使用することができます。 後で消去 (45 桁目)、編集 (44、53 から 80 桁目)、データ形式 (52 桁目)、およ び相対終了位置は *PLACE と一緒に使用することができません。

ユーザー日付の予約語

ユーザー日付の予約語 (UDATE、*DATE、UDAY、*DAY、UMONTH、*MONTH、 UYEAR、*YEAR) によって、 プログラマーは、実行時にプログラムに日付を指定することができます。 ユーザー日付の予約語の詳細については、ユーザー日付に関する規則 を参照してください。

*IN、*INxx、*IN(xx)

予約語 *IN、*INxx、および *IN(xx) によって、プログラマーは RPG IV 標識をデータとして参照して取り扱うことができます。