式の中での呼び出し

値を戻すようにプロトタイプ・プロシージャーを定義し、この戻り値を使用したい場合には式の中でプロシージャーを呼び出さなければなりません。 指定された戻り値のデータ・タイプと 一貫性のあるやり方で、プロシージャー名を使用して ください。例えば、プロシージャーが数値を戻すように定義された場合には、式の中での プロシージャーの呼び出しは、数値の必要な個所でなければなりません。

図 62 は、数値の入力パラメーターを受け取りストリングを戻すプロシージャー CVTCHR のプロトタイプです。図 63 は、式の中でプロシージャーがどのように使用されるかを示しています。

図 62. CVTCHR のプロトタイプ
      * CVTCHR のプロトタイプ
      * - 数値パラメーターの文字表現を戻す
      * 例:         CVTCHR(5) は '5' を戻す
      *             CVTCHR(15-124) は '-109' を戻す
     D CVTCHR          PR            31A
     D   NUM                         30P 0   VALUE
図 63. 式の中のプロトタイプ・プロシージャーの呼び出し
     C                   EVAL      STRING = 'Address: ' +
     C                                      %TRIM(CVTCHR(StreetNum))
     C                                      + ' ' + StreetName
      * STREETNUM = 427 で STREETNAME = 'Mockingbird Lane' の場合、
      * EVAL operation STRING = 'ADDRESS: 427 Mockingbird Lane'