ILE COBOL 解説書


EXTERNAL 文節

EXTERNAL 文節は、ファイル・コネクターが外部であることを指定します。

EXTERNAL 文節 - 形式
 
>>-+----+--EXTERNAL--------------------------------------------><
   '-IS-'
 
 

実行単位内に示される外部ファイルは 1 つだけです。 外部ファイルは、実行単位内にあってしかもそのファイルを記述する任意の COBOL プログラムで参照できます。

ファイル・セクションでは、EXTERNAL 文節はファイル記述記入項目にしか指定できません。 ファイル記述記入項目に入れるレコードは、対応する外部ファイル記述記入項目内に同じ名前をもっている必要はありません。 さらに、そのようなレコードの数は、対応するファイル記述記入項目内のものと同じである必要もありません。 しかし、対応する外部ファイル記述記入項目での最大レコード長は同じでなければなりません。

EXTERNAL ファイルの場合、対応する EXTERNAL ファイルのすべての BLOCK CONTAINS 文節の値は、実行単位内で互いに一致しなければなりません。 一致が必要なのは文字位置に関してだけで、その値が CHARACTERS または RECORDS と指定されているかどうかは関係ありません。

実行単位内にあってしかも外部ファイル・コネクターと関連しているすべてのファイル記述記入項目には、次のものがなければなりません。

EXTERNAL 文節を使用しても、それに関連したファイル名がグローバル名であることを意味しません。

TYPEDEF 文節を EXTERNAL 文節と同じデータ記述記入項目に指定することは できません。ただし、TYPE 文節の場合は可能です。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]