XML 出力の生成中にエラーが検出された場合は、例外状態が存在しています。エラー・タイプを示す数値の例外コードを含んでいる特殊レジスター XML-CODE をチェックするコードを作成することができます。
エラーを処理するには、XML GENERATE ステートメントの以下の句のいずれか一方または両方を使用します。
XML GENERATE ステートメントに ON EXCEPTION 句をコーディングした場合、制御は指定した命令ステートメントに移動します。 例えば、XML-CODE 値を表示する命令ステートメントをコーディングできます。 ON EXCEPTION 句をコーディングしなかった場合、制御は XML GENERATE ステートメントの終わりに移ります。
エラーが発生した場合、XML 出力を受け取るデータ項目の大きさが十分ではないことが問題になる場合があります。その場合は、XML 出力は完了せず、特殊レジスター XML-CODE にエラー・コード 400 が含まれます。
以下のステップを実行すると、生成された XML 出力を調べることができます。
指定したカウント・フィールドには、XML 生成中に充てんされた XML 文字位置のカウントが保持されます。XML 出力を国別として定義した場合は、そのカウントは国別文字位置 (UCS-2 文字エンコード単位) で表され、それ以外はバイトで表されます。
例えば、XML-OUTPUT が XML 出力を受け取るデータ項目で、XML-CHAR-COUNT がカウント・フィールドの場合、XML-OUTPUT(1:XML-CHAR-COUNT) は XML 出力を参照します。
XML-CODE の内容を使用して、どのような訂正処置を取る必要があるのかを決定します。XML 生成中に発生する可能性のある例外のリストについては、以下の関連リファレンスを参照してください。
関連リファレンス
XML 生成例外
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