COBOL および Java のデータ・タイプ
以下の表は、各 Java(TM) プリミティブ・タイプに対応する COBOL データ・タイプを示しています。
表 14. COBOL および Java のデータ・タイプの比較
Java プリミティブ・タイプ |
説明 |
Java のデータ範囲 |
COBOL データ・タイプ |
COBOL のデータ範囲 |
boolean |
符号なし 8 ビット |
0 (偽) または 1 (真) |
PIC 9(4) BINARY |
0 〜 255 |
byte |
符号付き 8 ビット |
-128 〜 127 |
PIC X |
-128 〜 127 |
char |
符号なし 16 ビット |
0 ('¥u0000') 〜 65535 ('¥uffff') |
PIC N USAGE NATIONAL |
0 ('¥u0000') 〜 65535 ('¥uffff') |
short |
符号付き 16 ビット |
-32768 〜 32767 |
PIC S9(4) BINARY 1 |
-32768 〜 32767 |
int |
符号付き 32 ビット |
-2147483648 〜 2147483647 |
PIC S9(9) BINARY 1 |
-2147483648 〜 2147483647 |
long |
符号付き 64 ビット |
-9223372036854775808 〜 9223372036854775807 |
PIC S9(18) BINARY 1 |
-9223372036854775808 〜 9223372036854775807 |
float |
32 ビット |
1.40239846e-45f 〜 3.40282347e+38f |
USAGE COMP-1 |
0.14012985e-44 〜 0.34028235e39 |
double |
64 ビット |
4.94065645841246544e-324 〜 1.79769313486231570e+308 |
USAGE COMP-2 |
.11125369292536009e-307 〜 .17976931348623155e+309 |
void |
該当せず |
該当せず |
該当せず |
該当せず |
注:
- short、int、および long プリミティブ・タイプの場合に切り捨てを保存するには、PROCESS ステートメントで NOSTDTRUNC を指定する必要があります。
|
COBOL および Java のデータ範囲は似ています。
- boolean、byte、char、short、および int に関しては、COBOL の範囲は、Java の範囲と同じか、それより大きくなります。
- float および double に関しては、COBOL のデータ範囲は、マシンのインプリメンテーションに依存します。
- void に対応する COBOL のデータ・タイプはありません。
Java の参照タイプは、クラス、インターフェースおよび配列からなります。
参照タイプは Java の int 型引き数として渡されます。
図 66. Java のデータ・タイプの定義
01 JBOOLEAN TYPEDEF PIC 9(4) BINARY.
01 JBYTE TYPEDEF PIC X.
01 JCHAR TYPEDEF PIC N USAGE NATIONAL.
01 JSHORT TYPEDEF PIC S9(4) BINARY. (and NOSTDTRUNC on PROCESS statement)
01 JINT TYPEDEF PIC S9(9) BINARY. (and NOSTDTRUNC on PROCESS statement)
01 JLONG TYPEDEF PIC S9(18) BINARY. (and NOSTDTRUNC on PROCESS statement)
01 JFLOAT TYPEDEF USAGE COMP-1.
01 JDOUBLE TYPEDEF USAGE COMP-2.
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