ファイル・セクションは、次のファイルを記述します。
ファイル記述記入項目で必要とされる形式と文節については データ部 -- ファイルとソート記述記入項目を参照してください。
レコード記述記入項目は複数指定できます。 ただし、タイプ名を記述しない各記入項目は、それぞれが同じレコード・ストレージ域の代替記述になります。
ファイル・セクションで記述されるデータ域は、そのデータ域を含むファイルがオープンされていない限り、処理のために使用することはできません。 FILE SECTION で定義したタイプ名は、他のデータ項目を定義するために WORKING-STORAGE、 LOCAL-STORAGE、または LINKAGE SECTIONS 内で使用できます。
グループ項目 (テーブルを含む) の長さは、16 711 568 バイトに制限されます。
ファイル・セクション中のデータ項目の初期値は未定義です。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
ファイルのレコード記述記入項目は、形式 2 の COPY ステートメント (DD、 DDR、DDS、または DDSR オプション) を使って指定できます。 これによってレコード形式のフィールド記述を、DDS での定義とまったく同じにすることができます。 また、レコード形式記述がただ 1 か所に保持されるためプログラムがより書きやすくなります。 COPY ステートメントのこの形式の詳細については コンパイラー指示ステートメントを参照してください。
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+