プロトタイプ呼び出しは、パラメーター検査に使用可能なプロトタイ プのある呼び出しです。 これはかなり単純な呼び出しインターフェースをもち、より多くの機能を 提供します。 例えば、プロトタイプ呼び出しを使用して (同じ構文で) 次を呼び出すことが できます。
RPG では、プロトタイプ呼び出しは自由形式呼び出しとしても知られています。 自由形式呼び出しは、組み込み関数の引数に非常によく似た、呼び出しの引数が自由形式構文を使って指定される呼び出し構文のことを言います。 これは固定形式呼び出しと対比するもので、この場合には引数は別個の仕様書 に入れられます。 使用される戻り値があるかどうかにより、自由形式呼び出しを作成には 2 つの 方法があります。 戻り値がない場合には、CALLP 命令を使用してください。 戻り値があり、戻された値を使用したい場合には、例えば EVAL を使って式の中にプロトタイプ・プロシージャーを入れてください。 値を戻すプロシージャーに対し CALLP を使用した場合には、戻り値は無視され ます。
プロシージャー呼び出しにおいて、オプションで、パラメーターがないことを示す括弧をコーディングすることができます。 これにより、プロシージャー呼び出しとスカラー変数の区別がより容易になります。
プロトタイプ・パラメーターの受け渡しの説明については、プロトタイプ・パラメーターの受け渡しを参照してください。
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