複数プロシージャー呼び出しが入っているソース・コード行では、すべての呼び出しのステップオーバー、
個々の呼び出しのステップスルー、またはプログラム中のある位置までの実行を選択できます。
複合 C++ 呼び出し (func1( func2(), func3() ); など) の場合、以下を行うことができます。
- 単一のステップオーバー・コマンドを使用して、行全体をステップオーバーする。
- 一連のステップイン・コマンドを使用して、デバッグ情報が使用可能な各呼び出し先プロシージャーにステップインする。ステップインを使用してそのようなプロシージャーにステップインするたびごとに、以後、そのプロシージャーをステップスルーできます。デバッガーは、デバッグ・データが使用できないプロシージャー (たとえばライブラリー機能やシステム機能) をステップオーバーします。
- 呼び出しにおける特定のソース・コード行番号まで実行する。ある位置まで実行する場合、
アクティブなブレークポイントに達するか、例外が発生するか、またはプログラムの終わりに達した場合を除いて、プログラムは選択したステートメントまで実行されます。
プログラムは、そのステートメントまで実行して停止し、そのステートメントまたはそのステートメントのプロシージャー呼び出しは実行しません。プログラムをある位置まで実行することに関する詳細は、以下の関連トピックを参照してください。