ILE COBOL 解説書

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+


LOCALE 文節

LOCALE 文節は、ロケール簡略名と i5/OS においてそれらと等価のロケール・オブジェクト名および ライブラリーを定義するために使用します。

LOCALE 文節 - 形式
 
>>-LOCALE--+-ロケール名-1--------------------------------+------>
           '-リテラル-4--+-----------------------------+-'
                         '-+----+--LIBRARY--リテラル-5-'
                           '-IN-'
 
>--+----+--簡略名-5--------------------------------------------><
   '-IS-'
 
 

ロケール名-1
ロケール・オブジェクトを参照するシステム特定名を指定します。 ILE COBOL の場合、サポートされているロケール名-1 は POSIX だけです。
リテラル-4
リテラル-4 はロケール・オブジェクト名でなければなりません。 これは、最大長が 10 文字までの非数字リテラルでなければなりません。
リテラル-5
リテラル-5 は、ロケール・オブジェクトを検出するオペレーティング・システム・ライブラリーの名前を指定する際に使用されます。これは、最大長が 10 文字までの非数字リテラルでなければなりません。 特殊値 *LIBL (ジョブのライブラリー・リストを使用する検索) を指定できます。 LIBRARY 句を省略すると、ジョブのライブラリー・リストを使用して、ロケール・オブジェクトを検索します。
簡略名-5
簡略名-5 は、ロケール名-1 で識別されるロケールへの参照、またはリテラル-4 およびリテラル-5 に指定された値への参照を提供します。 これを使用できるのは、FORMAT 文節、PICTURE 文節、SET ステートメントの形式-8、または数種の組み込み関数の引数リストの中だけです。

+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+


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