ソース・プログラムに書かれたデバッグ行のコンパイル時スイッチを活動化します。
デバッグ行とは、コンパイル時スイッチが活動化されたときしかコンパイ ルされないステートメントのことです。
たとえば、デバッグ行によってプロシージャーのある点でのデータ名の値を検査できます。
WITH DEBUGGING MODE 文節があると、USE FOR DEBUGGING プロシージャーはすべてコンパイルされます。 この文節がなければ、これらのプロシージャーはコメントとして扱われ、無視されます。
プログラムにデバッグ行を指定するには、7 桁目 (標識域) に 'D' または 'd' をコーディングします。 デバッグ行を連続して入れても構いませんが、各行の 7 桁目に 'D' または 'd' を入れなければならず、文字ストリングを 2 行にまたがって分けることはできません。
コンパイルされるか、それともコメントとして扱われるかにかかわらず、デバッグ行はすべてプログラムが構文的に正しくなるように書かなければなりません。
DEBUGGING MODE 文節があるかどうかは、すべての COPY ステートメントが処理された後に判別されます。 詳細は COPY ステートメントを参照してください。
デバッグ行は、環境部 (OBJECT-COMPUTER 段落の後)、データ、あるいは手続き部にコーディングできます。
デバッグ行の区域 A および区域 B にスペースしかない場合は、ブランク行と同様に扱われます。
WITH DEBUGGING MODE 文節を省略すると、デバッグ行はコメント行として扱われます。