外部記述 WORKSTN ファイルの処理

外部記述 WORKSTN ファイルが処理されると、i5/OS システムは、プログラムからのデータをそのファイルに指定された形式に変換して、そのデータを表示します。データがプログラムに渡されると、そのデータはプログラムが使用する形式に 変換されます。

i5/OS システムは、装置の入出力命令の処理用にその装置の制御情報を提供します。装置から入力レコードが要求されると、i5/OS システムはその要求を出して、プログラムにデータを渡す前にデータから装置制御情報を除去します。さらに、i5/OS システムは、レコード中に変更されたフィールドがある場合には、どのフィールドが変更されたかを示す標識をプログラムに渡すことができます。

プログラムが出力命令を要求する時は、出力レコードを i5/OS システムに渡します。i5/OS システムは、そのレコードの表示に必要な装置制御情報を提供します。また、レコード様式に固定情報が指定されていれば、システムは レコードの表示時にそれも追加します。

レコードがプログラムに渡される時には、フィールドは DDS に指定されている 順に配置されます。 フィールドが表示される順序は、DDS でフィールドに割り当てられた 表示位置 (行番号および桁) に基づきます。 したがって、DDS でのフィールドの指定順序と 画面でのフィールドの表示順序が同じである必要はありません。

WORKSTN ファイルの処理の詳細については、有効な WORKSTN ファイル命令を参照して ください。