ディスケット装置に保管されているファイルへのアクセス

ディスケット装置の中にあって、基本交換形式、H 交換形式、または I 交換形式で初期設定されているディスケットのレコードを読み書きするには、ディスケット・ファイルを使用します。 ディスケット装置に保管されているファイルは、次の 2 つのカテゴリーに分けられます。

ディスケット・ファイルの作成 (CRTDKTF) コマンドを使用することにより、独自のディスケット・ファイルを作成できます。 CRTDKTF コマンドの詳細については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある iSeries Information Center の 「プログラミング」カテゴリーの中の『CL および API』セクションを参照してください。 もう 1 つの方法として、IBM 提供のデフォルトのディスケット・ファイル QDKT を使用することもできます。 このディスケット・ファイルは、使用されるディスケット装置を識別します。

ディスケット装置に保管されているファイルを ILE COBOL プログラムで使用するには、次のことを行わなければなりません。

ディスケット装置は順次アクセスしかできないので、1 つのディスケット装置には 1 つの順次ファイルしか保管できません。 ディスケット装置で有効なファイル操作は OPEN、CLOSE、READ、および WRITE です。