バインド可能 API の使用

バインド可能アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) は、 すべての ILE 言語に使うことができます。場合によっては、特定の ILE 言語が提供する以上の追加機能を提供します。これらはまた、HLL に依存しないので、混合言語のアプリケーションで有用です。

バインド可能 API は、次のような広範囲にわたる機能を提供します。

ILE RPG が使うのと同じ呼び出しメカニズムを使って ILE バインド可能 API にアクセスし、プロシージャー、すなわち CALLP 命令や CALLB 命令を呼び出します。 API が値を戻し、ユーザーがそれを使用したい場合には、式の中で API を呼び出し てください。API のプロトタイプを定義するために必要となる情報については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenteriSeries Information Center の中の『プログラミング』カテゴリーの『CL および API』の節の API の説明を参照してください。図 73 はバインド可能 API の「呼び出し」例です。

図 73. ILE バインド可能 API のサンプル呼び出し構文
D CEExxxx         PR                  EXTPROC('CEExxxx')
D   parm1   ...
D   ...
C                   CALLP   CEExxxx( parm1 : parm2 : ... :
                                     parmn : feedback)
 or
C                   CALLB   'CEExxxx'
C                   PARM                  parm1
C                   PARM                  parm2
                    ...
C                   PARM                  parmn
C                   PARM                  feedback

ここで、

注:
バインド可能 API は CRTBNDRPG コマンドに DFTACTGRP(*YES) を指定した場合には、使用できません。

バインド可能 API についての詳細は、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenteriSeries Information Center の中の『プログラミング』カテゴリーの『CL および API』の節を参照してください。