53 から 80 桁目 (定数、編集語、データ属性、形式名)

53 から 80 桁目は、プログラム記述ファイルについて、定数、編集語、データ属性、または形式名を 指定するために使用されます。

固定情報

定数は、プログラムのある処理から次の処理の間で変更されない文字デー タ (リテラル) から構成されます。 定数とは、データの位置を表す名前ではなく、出力レコードで使用される 実際のデータのことです。

定数は 53 から 80 桁目に入れることができます。 定数は、54 桁目 (ア ポストロフィは 53 桁目) から始め、数値だけを含む場合であってもアポストロ フィで終わらせなければなりません。 定数の中でアポストロフィが使用され る場合には、それを 2 回指定しなければなりませんが、その定数が書き出さ れる場合には 1 つのアポストロフィだけが現れます。 フィールド名 (30 から 43 桁 目) はブランクでなければなりません。 定数は継続させることができます (継続の規則については 継続の規則を参照)。 定数を指定する代わりに、名前付き定数を使用することができます。

図形リテラルおよび UCS-2 リテラルまたは名前付き定数を編集語として使用することはできませんが、定数として指定することはできます。

編集語

編集語は、円記号、コンマ、ピリオド、および符号状況の印刷を含めて、数値 フィールドの句読点を指定します。詳細について は、編集語の各部分 を参照してください。

編集語は文字リテラルまたは名前付き定数でなければなりません。図形リテラル、UCS-2 リテラル、または 16 進数リテラルと名前付き定数は使用できません。

データ属性

データ属性は、日付、時刻、または可変長の文字フィールド、図形フィールド、また は UCS-2 フィールドの場合の外部形式を指定します。

日付および時刻データの場合、形式を指定しないと、ファイルについて指定された 形式/区切り記号 (DATFMT か TIMFMT のいずれか、あるいはその両方) が使用されます。 ファイルについて指定された外部の日付または時刻の形式がない場合には、 エラー・メッセージが出されます。 有効な日付および時刻の形式については、表 27 および 表 30 を参照してください。

文字データ、図形データ、および UCS-2 データの場合、可変長出力フィールドを指定するために、*VAR データ属性を使用します。文字データ、図形データ、および UCS-2 データのこの記入項目がブランクの場合、外部形式は固定長になります。可変長フィールドの詳細について は、可変長の文字形式、図形形式および UCS-2 形式を参照してください。

注:
出力レコードに占めるバイト数は指定された形式によって異なります。 例えば、*MDY 形式で書き出される日付には 8 バイトが必要ですが、 *ISO 形式で書き出される日付には 10 バイトが必要です。

外部形式の詳細については、内部形式および外部形式を参照してください。

レコード様式名

プログラム記述 ワークステーション・ファイルによって使用されるデータ記述仕様レコード様式の名前は 53 から 62 桁目に指定しなければなりません。 ワークステーション・ファイルの 各出力レコードに 1 つの形式名が必要ですが、1 つのレコードに複数の形式名を 指定することはできません。 プログラム記述 ワークステーション・ファイルの形式名仕様に条 件付け標識を指定することはできません。 形式名はアポストロフィで囲まなければ なりません。 47 から 51 桁目に Kn も入れなければなりません。この場合の n は形式名の長さです。 例えば、形式名が 'CUSPMT' である場合には、50 から 51 桁目に K6 を 入れてください。 名前付き定数も使用することができます。