プログラム・オブジェクトまたはサービス・プログラムをデバッグ・セッションから除去する

セッションの開始後、デバッグ・セッションからプログラム・オブジェクトまたはサービス・プログラムを除去することができます。

ILE プログラム・オブジェクトおよびサービス・プログラムをデバッグ・セッションから除去するには、 「モジュール・リストの処理」画面で、除去したいプログラム・オブジェクトまたはサービス・プログラムの横に、 オプション 4 (プログラムの除去) を指定します (図 35 を参照)。 「モジュール・リストの処理」画面は、 「モジュール・ソースの表示」画面で F14 (モジュール・リストの処理) を押すと表示されます。

OPM プログラム・オブジェクトをデバッグ・セッションから除去するには、OPMSRC の指定値に応じて 2 とおりの方法があります。 STRDBG、SET デバッグ・コマンド、または CHGDBG を使用することにより OPMSRC(*YES) を指定した場合、 「モジュール・リストの処理」画面で OPM プログラムを除去します。 (OPM プログラムのモジュール名はリストされないことに留意してください。) OPMSRC(*YES) が指定されていれば、デバッグ・セッションから一度に除去することのできる OPM プログラムの数に制限はありません。 OPMSRC(*NO) を指定した場合、 プログラムの除去 (RMVPGM) コマンドを使用する必要があります。 OPMSRC(*NO) が指定されている場合、 デバッグ・セッションに含めることのできる OPM プログラムの数は 10 個までに限定されます。

図 35. ILE プログラム・オブジェクトをデバッグ・セッションから除去する
                          モジュール・リストの処理
                                                        システム :   ISERIES
オプションを入力して、実行キーを押してください。
  1= プログラムの追加    4= プログラムの除去   5= モジュール・ソースの表示
  8= モジュール停止点の処理

OPT     PROGRAM/MODULE             LIBRARY          TYPE
 _       ____________              *LIBL_____       *PGM___
 4       TEST                      TESTLIB          *PGM
 _         SAMPMDF                                  *MODULE
 _       MYPGM1                    TESTLIB          *PGM
 _         MYPGM1                                   *MODULE     選択
 _       USERDSP                   DSPLIB           *SRVPGM
 _         SAMPMDF                                  *MODULE
 _         GETUSER                                  *MODULE
                                                                    終わり
コマンド
===> ________________________________________________________________________
F3= 終了   F4= プロンプト   F5= 最新表示   F9= コマンド複写   F12= 取り消し

プログラム・オブジェクトまたはサービス・プログラムをデバッグ・セッションから除去し終えたら、 「モジュール・リストの処理」画面で F3 (終了) を押すと、 「モジュール・ソースの表示」画面に戻ります。

注:
プログラムをデバッグ・セッションから除去するには、 そのプログラム・オブジェクトに対する *CHANGE 権限が必要です。