CCSID 矛盾例外

XML-CODE 中の例外コードが 100,001 〜 165,535 または 200,001 〜 265,535 の範囲内である例外イベントは、特殊なケースに当てはまります。 この範囲の例外コードは、文書の CCSID (エンコード宣言を含む、文書の開始部を調べることで判別 する) は XML PARSE ステートメントの CCSID と 矛盾していることを示します。

この場合は、XML-CODE の値から 100,000 または 200,000 を減算する (それぞれ、EBCDIC CCSID の場合と ASCII CCSID の場合) ことで文書の CCSID を判別できます。 例えば、XML-CODE が 101,140 を含む場 合、文書の CCSID は 1140 です。

XML PARSE ステートメントの CCSID は、 XML PARSE ID のタイプにより異なります。 ID が国別データ項目の場合、CCSID は Unicode を示す 13488 です。 XML PARSE ID が英数字の場合、 CCSID は COBOL ソース・メンバーの CCSID です。

パーサーは、CCSID 矛盾例外イベントのために処理プロシージャーから 戻った後、以下の 3 つのアクションの 1 つを取ります。

次の図は、これらのアクションを示しています。 画像記述の開始。他ページへのフローチャート接続記号。画像記述終了。 のような他ページへの接続記号は、この章の複数の図表を接続しています。 特に、次の図中の 画像記述開始。 他ページへの接続記号 P。画像記述終了。 は、 『XML-CODE の使用方法の示された、XML パーサーとプログラムの間の制御フロー』に接続し、 また 画像記述開始。 他ページへのフローチャート接続記号 C。画像記述終了。 は『XML 例外の制御フロー』から接続します。

XML CCSID 例外のフロー制御

画像記述開始。この画像は、 周囲のテキストで説明されている XML CCSID 例外のフローチャートを示します。 画像記述終了。

関連リファレンス
継続可能な XML 例外
継続不可能な XML 例外
付録F. XML 参照資料

『XML-CODE』(「ILE COBOL 言語解説書」)