スレッドの使用可能化および使用不能化

マルチスレッド・プログラムのデバッグ中は、1 つのスレッドを使用不可にして、他のスレッドの実行を可能にすることが必要な場合があります。これは「デバッグ」ビューから実行します。

プログラムが中断しているときに、使用不可にするスレッドを選択し、右マウス・ボタン・クリックして、ポップアップ・メニューから「スレッドを使用不可にする」を選択します。 スレッドは、状況 (使用不可) を示し、使用可能とされるまで実行されません。別のスレッドで何らかのアクションがとられる前に完了する必要があるスレッドを使用不可にしたい場合もあります。別のスレッドを使用不可にすることによって、現行スレッドをステップスルーできます。

使用不可にしたスレッドを使用可能にするには、それを右クリックし、ポップアップ・メニューから「スレッドを使用可能にする」を選択します。 スレッドは (中断) 状況に戻ります。

プログラム実行の中断または一時停止については、以下の関連トピックを参照してください。

注: メイン・スレッドまたはメイン・スレッドが完了を待機中のすべてのスレッドを使用不可にすると、アプリケーションはハングすることがあります。一時停止を使用して実行を中断してから、使用不可になっているスレッドを使用可能にして、続行することができます。
関連タスク
マルチスレッド・アプリケーションのデバッグ
「デバッグ」ビューの使用
プログラムのステップスルー
プログラムの追加
デバッグ設定値の設定
実行中アプリケーションの一時停止
フル・プロンプトによるジョブのデバッグ