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ACQUIRE ステートメントは、TRANSACTION ファイル用のプログラム装置を獲得するために使用されます。
ACQUIRE ステートメント - 形式 - TRANSACTION >>-ACQUIRE--+-ID-------+--FOR--ファイル名---------------------->< '-リテラル-'
通信装置を獲得するために前もって適合していなければならない条件に関しては、「ICF Programming」を参照してください。 ディスプレイ装置を獲得するために前もって適合していなければならない条件の詳細については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある、iSeries Information Center の「データベースおよびファイル・システム」カテゴリーの中の『DB2 Universal Database for iSeries』セクション を参照してください。
ACQUIRE 操作が正常に完了すると、プログラム装置は入出力操作用に使用可能になります。 ACQUIRE が正常に終了しない場合、ファイル状況値は 9H にセットされ、適用可能な USE AFTER EXCEPTION/ERROR プロシージャーが呼び出されます。
ファイルがオープンされているとき、プログラム装置 1 台だけを暗黙のうちに獲得できます。 ファイルが ICF ファイルである場合、暗黙的に獲得される 1 個のプログラム装置は、 ICF ファイル作成 (CRTICFF) CL コマンドの ACQPGMDEV パラメーターによって決定されます。 ファイルがディスプレイ・ファイルである場合、暗黙的に獲得される 1 個のプログラム装置は、 表示装置ファイル作成 (CRTDSPF) CL コマンドの DEV パラメーターの中の最初の記入項目によって決定されます。 追加のプログラム装置は、明示的に獲得しなければなりません。
プログラム装置は、ACQUIRE ステートメントを使用して明示的に獲得されます。 ICF ファイルの場合、ファイルのオープン前に、ICF 装置項目追加 (ADDICFDEVE) コマンドまたは ICF プログラム装置項目一時変更 (OVRICFDEVE) コマンドを使って、 プログラム装置がファイルに前もって定義されていなければなりません。 ディスプレイ・ファイルの場合、ファイル作成、変更、または一時変更されたとき、 そのファイルに対して OPEN が出される前に、DEV パラメーターにプログラム装置が前もって指定されていなければなりません。
ディスプレイ装置用のこのような CL コマンドの詳細については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある、iSeries Information Center の「プログラミング」カテゴリーの中の『CL および API』セクション を参照してください。通信装置用のこれらの CL コマンドについては、「ICF Programming」を参照してください。 ACQUIRE ステートメントは、入出力エラーからの回復の補助手段としても使用できます。 リカバリー・プロシージャーの詳細については、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL プログラマーの手引き」の『通信機能の回復』のセクションを参照してください。
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