ILE COBOL 解説書


RERUN 文節

RERUN 文節は、チェックポイント・レコードを取ることを指定します。

RERUN 文節は構文検査されますが、文書化のための記述として処理されます。

RERUN 文節 - 形式
 
         (1)
>>-RERUN-------+----------------------+--+-------+-------------->
               '-ON--+-ファイル名-1-+-'  '-EVERY-'
                     '-割り当て名-1-'
 
>--+-+-整数-1--RECORDS-------+--+----+--ファイル名-2-+---------><
   | '-END--+----+--+-REEL-+-'  '-OF-'               |
   |        '-OF-'  '-UNIT-'                         |
   +-整数-2--CLOCK-UNITS-----------------------------+
   '-条件名-1----------------------------------------'
 
 

注:

  1. 構文検査だけ行われます。

ファイル名-1
順次編成されたファイルの名前です。 RERUN 文節に指定するファイルは、GLOBAL と定義されたファイルであっても、I-O-CONTROL 段落と同じプログラムで定義されたファイルでなければなりません。
割り当て名-1
この名前は、どのユーザー定義語にもすることができます。 RERUN 文節に指定するファイルは、GLOBAL と定義されたファイルであっても、I-O-CONTROL 段落と同じプログラムで定義されたファイルでなければなりません。
EVERY 整数-1 RECORDS
処理されるファイル名-2 内の整数-1 レコードごとに 1 つのチェックポイント・レコードが書き込まれます。

整数-1 の RECORDS 句を複数指定するときは、そのうち のどの 2 つにも同じファイル名-2 を指定してはなりません。

整数-1 は符号なしの整数でなければなりません。 この文節は、RERUN 情報が書き込まれる前に処理するレコード数を指定します。

EVERY END OF REEL/UNIT
複数の END OF REEL 句または END OF UNIT 句に同じファイル名-2 を指定できません。 UNIT の定義は、それぞれの割り当て名-1 で決まります。
EVERY 整数-2 CLOCK-UNITS
CLOCK-UNITS 句を含んだ RERUN 文節は 1 つしか指定できません。


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