ILE COBOL 解説書

アクセス・モード

アクセス・モードとは、論理ファイルまたは物理ファイルのデータを処理する方法を定義する COBOL の用語です。 アクセス・モードには、順次、ランダム、および動的の 3 つがあります。

順次アクセス・モード

連続してファイルのレコードの読み取り、および書き込みを行えるようにします。 参照する順は、そのファイル内のレコード位置によって決まります。

ランダム・アクセス・モード

プログラムの指定どおりにレコードの読み取りおよび書き込みを行えるようにします。 ファイルの連続参照の制御は、ユーザーが提供する特殊な定義のキーで示します。

動的アクセス・モード

特定の入出力要求によって、アクセス・モードを決定できます。 したがって、レコードを順次またはランダム (あるいはその両方) で処理することができます。


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