言語間呼び出しに関する考慮事項

  1. RPG プロシージャーが ILE CL プロシージャーと正しくやりとりを行なうことを 確認するには、ILE CL プロシージャーのプロトタイプにおいて、または ILE CL プロシージャーによって 呼び出される RPG プロシージャーにおいて、EXTPROC(*CL:'procedurename') と コーディングします。
  2. RPG プロシージャーが ILE C プロシージャーと正しくやりとりを行なうことを確認するには、ILE C プロシージャーのプロトタイプにおいて、または ILE C プロシージャーによって呼び出される RPG プロシージャーにおいて、EXTPROC(*CWIDEN:'procedurename') または EXTPROC(*CNOWIDEN:'procedurename') とコーディングします。ILE C ソースがそのプロシージャーに対して #pragma argument(procedure-name,nowiden) を含んでいる場合は *CNOWIDEN を使用し、そうでない場合は *CWIDEN を使用します。
  3. どの ILE 言語からも RPG プロシージャーを正常に使用したいならば、EXTPROC キーワードに特殊な値を指定してはなりません。 代わりに、値または戻り値によって渡されるパラメーターには以下のタイプは避けます。
  4. ILE C およびその他の言語を使用して、テラバイト・スペース・メモリーへのポインターを 宣言することができます。ILE C では、このタイプの記憶域をアドレス指定する のに特別なコンパイル時オプションが必要ですが、ILE RPG は、V4R4M0 またはそれ以 降のターゲット・リリースでコンパイルされれば、必ずこの記憶域をアドレス指定でき ます。テラバイト・スペース内のポインターの詳細については、「ILE 概念」を 参照してください。