ディスケット装置に格納されているファイルの名前の指定

ディスケット装置に保管されている順次ファイルを ILE COBOL プログラムで使用するには、ENVIRONMENT DIVISION の FILE-CONTROL 段落でファイル制御記入項目を使用してファイルの名前を指定しなければなりません。 FILE-CONTROL 段落の説明については、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL 解説書」を参照してください。

ファイルの名前は、FILE-CONTROL 段落の中で以下のようにして指定します。

FILE-CONTROL.
    SELECT sequential-file-name
        ASSIGN TO DISKETTE-diskette_device_name
        ORGANIZATION IS SEQUENTIAL.

ファイルを選択するには SELECT 文節を使用します。 そのファイルは、DATA DIVISION の FD 項目で指定されているものでなければなりません。

ファイルをディスケット装置と関連付けるには、ASSIGN 文節を使用します。 ディスケット・ファイルを使用するには、ASSIGN 文節に装置タイプ DISKETTE を指定しなければなりません。

ディスケット・ファイルを用いてアクセスするファイルの名前を指定する場合は、ファイル制御記入項目に ORGANIZATION IS SEQUENTIAL を使用してください。