ソース・メンバーへのソース・ステートメントの入力の例

この例は、ライブラリーおよびソース物理ファイルの作成方法、 編集セッションの開始方法、およびライブラリー作成 (CRTLIB)、 ソース物理ファイル作成 (CRTSRCPF) および SEU 開始 (STRSEU) コマンドを使用したソース・ステートメントの入力方法を示すものです。

注:
それらのコマンドを使用してタスクを実行するには、 それらのコマンドを使用するための権限がまず必要です。

  1. MYLIB というライブラリーを作成するには、次のように入力します。
    CRTLIB LIB(MYLIB)
    そして、実行キーを押します。

    CRTLIB コマンドによって MYLIB というライブラリーが作成されます。

  2. QCBLLESRC というソース物理ファイルを作成するには、 次のように入力します。
    CRTSRCPF FILE(MYLIB/QCBLLESRC)
    TEXT ('Source physical file for an ILE COBOL for iSeries program')
    そして、実行キーを押します。

    CRTSRCPF コマンドによって、ライブラリー MYLIB 内に QCBLLESRC というソース物理ファイルが作成されます。

  3. 編集セッションを開始し、ソース物理ファイル・メンバー XMPLE1 を作成するには、 次のように入力します。
    STRSEU SRCFILE(MYLIB/QCBLLESRC) SRCMBR(XMPLE1)
    TYPE(CBLLE) OPTION(2)
    そして、実行キーを押します。

    STRSEU コマンドによって、ライブラリー MYLIB のファイル QCBLLESRC に新しいメンバー XMPLE1 が作成されます。

    SEU の「編集」画面が、図 6 で示すように表示されます。

    図 6. 新しいメンバーの「編集」画面
      桁 . . . . . :    1  71            編集                       MYLIB/QCBLLESRC
     SEU==> ____________________________________________________________     XMPLE1
     FMT CB ......-A+++B+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
            ***************  データの始め  ****************************************
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
    '''''''
            ***************  データの終わり  **************************************
    
     F3= 終了  F4= プロンプト  F5= 最新表示  F9= コマンドの複写  F10= カーソル
     F11= 切り替え     F16= 検索の反復    F17= 変更の反復    F24= キーの続き
     メンバー XMPLE1 がファイル MYLIB/QCBLLESRC に追加された。                    +
  4. SEU の「編集」画面でソースを入力します。
  5. F3 (終了) を押して「終了」画面に移ります。 Y (はい) を入力して XMPLE1 を保管し、実行キーを押します。

    メンバー XMPLE1 が保管されます。