EQUATE デバッグ・コマンドを使用すると、 変数、式、またはデバッグ・コマンドに名前を割り当てることにより、短縮名を使用することができます。 その名前は、単独で使用したり、別の式で使用したりすることができます。 名前を別の式で使用する場合、式が評価される前に名前の変数が判別されます。 これらの名前は、デバッグ・セッションが終了するか、名前が除去されるまで引き続き使用することができます。
変数、式、またはデバッグ・コマンドに名前を割り当てるには、デバッグ・コマンド行で次のように入力します。
EQUATE shorthand-name definition
短縮名 は、変数、式、またはデバッグ・コマンドに割り当てる名前です。 定義 は、名前を割り当てる変数、式、またはデバッグ・コマンドです。
たとえば、COUNTER という変数の内容が DC という短縮名で表示するように定義するには、 デバッグ・コマンド行で次のように入力します。
EQUATE DC EVAL COUNTER
これで、DC とデバッグ・コマンド行に入力するごとに、 コマンド EVAL COUNTER が実行されるようになります。
EQUATE コマンドには、最大 144 文字まで入力できます。 定義が指定されず、前の EQUATE コマンドが名前を定義している場合には、 前の定義が除去されます。 名前が前に定義されていなかった場合には、エラー・メッセージが表示されま す。
EQUATE デバッグ・コマンドを使用して、デバッグ・セッション用に定義されていた名前を表示するには、 デバッグ・コマンド行で次のように入力します。
DISPLAY EQUATE
活動状態の名前のリストが「評価式」画面に表示されます。
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