ILE COBOL プログラムへの構造化照会言語 (SQL) ステートメントの組み込み

ILE COBOL ソース・プログラムに組み込まれる SQL ステートメントの構文は、次のとおりです。

構文図を読む構文図をスキップするSQL ステートメントの組み込み
 
>>-EXEC SQL--sql-ステートメント--END-EXEC.---------------------><
 

ソース・プログラムのメンバー・タイプが SQLCBLLE の場合、COBOL 構文検査プログラムが SQL ステートメントを検出すると、 そのステートメントは SQL 構文検査プログラムに渡されます。 エラーが検出されると、メッセージが戻されます。

SQL ステートメントが検出され、メンバー・タイプが SQLCBLLE でなかった場合、ILE COBOL ステートメントにエラーがあることを示すメッセージが戻されます。

組み込まれた SQL ステートメントとそれよりも前の ILE COBOL ステートメントの両方にエラーがある場合、SQL エラー・メッセージは、前の COBOL エラーが訂正されるまで表示されません。

SQL プログラムを作成して、それを ILE COBOL プログラムで実行することができます。 ILE COBOL プログラムで使用する SQL カーソルは、モジュール・オブジェクトまたは活動化グループのどちらかに範囲指定されます。 SQL カーソルの範囲指定は、SQL プログラム作成コマンド (CRTSQLxxx) の CLOSQLCSR パラメーターで行います。

SQL ステートメントと SQL カーソルの詳細については、 Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある iSeries Information Center の 「データベース」カテゴリーを参照してください。