プロトタイプ呼び出しでは、ユーザーは (同じ構文で) 以下を呼び出すことが できます。
プロトタイプは、呼び出しを行うプログラムまたはプロシージャーの定義仕様書 に含めなければなりません。 これはプログラムやプロシージャーを正しく呼び出し、呼び出し元が正しいパラ メーターを確実に渡すように、コンパイラーによって使用されます。
プログラムまたはプロシージャーがプロトタイプの場合には、そのプログラム またはプロシージャーに使用するデータ項目の名前を知っている必要はなく、 パラメーターの数とタイプだけ知っていれば済みます。
プロトタイプは、プログラムまたはプロシージャー間の通信を改善します。 プロトタイプ呼び出しを使用する利点のいくつかは次のとおりです。
図 154 に、プロトタイプ ProcName を使用して、3 つのパラ メーターを渡す例を示します。 プロトタイプ ProcName は、プログラムまたはプロシージャーを参照すること ができます。 呼び出しを行う時にこのことを認識しているは重要でなく、プロトタイプを定義する時にのみ重要です。
/FREE // The following calls ProcName with the 3 // parameters CharField, 7, and Field2: ProcName (CharField: 7: Field2); // If you need to specify operation extenders, you must also // specify the CALLP operation code: CALLP(e) ProcName (CharField: 7: Field2); /END-FREE
式の中でプロシージャーを呼び出す場合には、指定された戻り値のデータ・ タイプに合った方法でプロシージャー名を使用してください。例えば、数値を戻すようプロシージャーが定義されている場合には、 式の中でのそのプロシージャーに対する呼び出しは、数値が予期される場所でなければなりません。
プログラムおよびプロシージャーの呼び出しおよびパラメーターの受け渡しの詳細 については、「WebSphere Development Studio: ILE RPG プログラマーの手引き」の該当する章を参照して ください。プロトタイプおよびパラメーターの定義の詳細については、プロトタイプおよびパラメーターを参照してください。
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