ILE COBOL プログラムと ILE C プログラムとの間で外部データを共用することができます。 データ項目を共用するためには、その項目を ILE COBOL プログラムと ILE C プログラム内で、同じ名前と記述を使用して定義する必要があります。 ILE C プログラムと ILE COBOL プログラムで共用する外部データが、異なるプログラムのサイズで定義してある場合、 外部データ項目のサイズは、ILE C プログラムで extern キーワードを使用して定義された外部データのサイズになります。
外部データ項目を共用するためには、ILE COBOL プログラムと ILE C プログラムは静的にバインドされている必要があります。
ILE COBOL プログラムでは、データ項目は、WORKING-STORAGE SECTION に EXTERNAL 文節を使用して記述する必要があります。 ILE COBOL プログラムでの外部データの使用の詳細については EXTERNAL データの共用または ILE C の EXTERNAL 文節の部分を参照してください。
ILE C プログラムでは、データ項目は extern キーワードを使用して宣言する必要があります。 extern キーワードの詳細については、「WebSphere Development Studio: ILE C/C++ Programmer's Guide」を参照してください。
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