コンパイラー出力について
コンパイラーに、印刷された報告書の選択を作成するよう指示することができます。
デフォルトでは、この出力はシステム・プリンター・ファイル QSYSPRT に送られます。
出力には次のものが含まれます。
- コマンド・オプションの要約
- オプションのリスト。コンパイルに有効なオプションのリストです。
OPTION(*OPTIONS) を使用します。
- ソース・リスト。
ソース・プログラムに含まれるステートメントのリストです。
OPTION(*SOURCE) を使用します。
- verb 使用状況のリスト。
COBOL verb と、各 verb が使用される回数のリストです。
OPTION(*VBSUM) を使用します。
- データ部マップ。
データに関するコンパイラー生成情報の用語集です。
OPTION(*MAP) を使用します。
- FIPS メッセージ。
FIPS COBOL サブセット、すべてのオプション・モジュール、古くなった言語エレメント、
または FIPS COBOL サブセットとオプション・モジュールとすべての古くなったエレメントの組み合わせに関するメッセージのリストです。
FIPS フラグに関して使用できる特定のオプションについては FLAGSTD パラメーターの『FLAGSTD パラメーター』を参照してください。
- 相互参照リスト。OPTION(*XREF) を使用します。
- 組み込みエラー・リスト。OPTION(*IMBEDERR) を使用します。
- コンパイラー・メッセージ (診断統計値を含む)。
- コンパイル統計値。
- モジュール・オブジェクト。CRTCBLMOD コマンドを使用します。
- プログラム・オブジェクト。CRTBNDCBL コマンドを使用します。
コンパイラー出力にこれらのタイプの一部を含めるかどうかは、PROCESS ステートメントで指定されたオプションによって、
または CRTCBLMOD か CRTBNDCBL コマンドによって判別されます。
印刷される診断メッセージのレベルは FLAG オプションによって異なります。
DBGVIEW オプションは、生成されたモジュール・オブジェクトまたはプログラム・オブジェクトに、
どのような種類のデバッグ・データを含めるかを指示します。
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