プログラムの呼び出し

プログラム呼び出しを使用して OPM または ILE プログラムを呼び出すことが できます。プログラム呼び出しは、プログラム・オブジェクト (*PGM) に対して 行われる呼び出しです。 呼び出されるプログラムの名前は実行時にアドレスに分析解決されますが、こ れは呼び出し側プログラムが、制御を初めて呼び出されるプログラムに渡す直前に なります。 このため、プログラム呼び出しはよく動的呼び出しと言われます。

ILE プログラム、EPM プログラム、または OPM プログラムに対する呼び出しは 、すべてプログラム呼び出しの例です。また、バインド不可能 API の呼び出しも、プログラム呼び出しの例です。

プログラム呼び出しを行うためには、CALLP 命令または CALL と PARM の両方 の命令を使用します。 CALL および PARM 命令を使用する場合には、コンパイラーはパラメーター上の タイプ検査を実行できませんが、これは実行時エラーになります。

ILE プログラムが呼び出される時に、プログラム入力プロシージャーはプログラム・パラメーターを受 け取り、プログラムの初期制御権が与えられます。さらに、プログラム内のすべてのプロシージャーがプロシージャー呼び出し用に 使用可能となります。