ユーザー・アクションとは、ワークベンチで定義し、リモート・サーバー上のファイルやフォルダーなどのリソースに対して実行できるサーバー・コマンドです。
新規アクションを作成するか、あるいは既存のアクションを変更するには、以下のようにします。
- 「リモート・システム」ビューで、処理したいタイプのリソースが入っている接続を展開します。そのリソースが入っているサブシステムにナビゲートし、該当するファイルまたはフォルダーを右クリックして、「処理」>「ユーザー・アクション」を選択します。フィルターの 1 つでファイルを右クリックして、「ユーザー・アイコン」>「ユーザー・アクションの処理」を選択します。
- 表示するテキストを「アクション名」フィールドに入力します。
これは、アクションの簡単なラベルです。
- アクションのより長い、より記述的なテキスト記述を「コメント」フィールドに入力します。
- ユーザーがこのアクションを選択した時に実行する実際のコマンド・ストリングを入力します。
このコマンドでは、アクションの実行時にアクション置換変数を使用することができます。
これらの変数は、特定のアクションに対して実行するコマンド・ストリングの定義時に使用されます。
置換変数があれば、コマンド・パラメーター値を明示的にコーディングする必要はなくなります。
有効な変数を表示して選択するには、「変数の挿入」をクリックします。
追加のパラメーター:- 「編集」を選択して入力したコマンドを変更します。
- コマンド・ファイル (たとえば、.exe、.bat、または .cmd ファイル) を検索して選択するには、
「ブラウズ」を選択します。
選択したファイル名は、「コマンド」フィールドに戻った時にそこに反映されます。
- 現在コマンド域に入力済みのコマンドのプロンプトを出させるには、「プロンプト」を選択します。
- コマンドの実行時にリモート・システム・エクスプローラーがプロンプトを出す必要があることを指示するには、
「最初にプロンプト」を選択します。
- アクションのコマンドが実行された後に、リモート・システム・エクスプローラーが、選択したファイルをリフレッシュすることを示すには、「後でリフレッシュ」を選択します。
このアクションは、コマンドが、選択されたファイルのファイル・リスト・ウィンドウに表示される情報に影響する場合、たとえば、コマンドがメンバーのタイプまたは記述を変更する場合に、有効に使用することができます。
- 「アクションの表示」を選択します。
- 単一のオブジェクトが選択された時にのみこのアクションを表示したい場合には、「単一の選択のみ」を選択します。
- 選択されたすべてのリソースのフルネームを収集し、置換変数 ML、MF、および MM によって名前が指定された
一時メンバーに入れるには、「1 回起動」を選択します。
- 現在定義済みのすべての名前付きタイプを「定義済みタイプ」リストから選択し、
「追加」をクリックして、それらを「選択済みタイプ」リストに組み込みます。
アクションは、これらのタイプの 1 つと一致するファイルが選択された場合にのみ表示されます。
「ユーザー・アクション」カスケード・メニューのリモート・オブジェクト用の
アクティブ・プロファイル別に、ユーザー・アクションを表示することもできます。
チーム共用ユーザー・アクションとプライベート・ユーザー・アクションの両方を参照することができます。
これを使用可能にするには、「リモート・システム」ページで
「ユーザー・アクションとコンパイル・コマンドをプロファイル別にカスケードする」 を選択します。(「リモート・システム」ビューからドロップダウン・メニュー
をクリックして、「設定」>「リモート・システム」 を選択します。)
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