別個の標識域で標識を渡す

DDS 中でファイル・レベル・キーワード INDARA を指定すると、 そのファイルのレコード様式で定義されているすべての標識を ILE COBOL プログラムとの間で受け渡しすることは、 レコード域ではなく別個の標識域で行われます。 INDARA キーワードの指定方法については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある iSeries Information Center の 「データベースおよびファイル・システム」カテゴリーを参照してください。

DDS 中で INDARA が指定されているファイルのファイル制御項目は、 別個の標識域属性 SI が割り当て名の一部になっていなければなりません。 たとえば、DSPFILE という名前のファイルに対する割り当ては、次のようになります。

FILE-CONTROL.
    SELECT DISPFILE
           ASSIGN TO WORKSTATION-DSPFILE-SI
           ORGANIZATION IS TRANSACTION
           ACCESS IS SEQUENTIAL.

別個の標識域を使用することには、次のような利点があります。