自由形式構文 | OUT{(E)} {*LOCK} データ域名 |
コード | 演算項目 1 | 演算項目 2 | 結果フィールド | 標識 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
OUT (E) | *LOCK | データ域名 | _ | ER | _ |
OUT 命令は、データ域名 オペランドに指定されたデータ域を更新します。OUT 命令のデータ域名 オペランドにデータ域を指定するためには、次の 2 つの事項について確認する必要があります。
任意指定で予約語 *LOCK を指定することができます。*LOCK を指定した場合には、データ域は更新された後でロックされたままになります。*LOCK を指定しない場合には、データ域は更新された後でアンロックされます。
データ域名 オペランドが内部データ域またはプログラム初期化パラメーター (PIP) データ域の名前である場合には、*LOCK は指定できません。
データ域名 オペランドは、データ域の名前であるかまたは予約語 *DTAARA かいずれかである必要があります。*DTAARA が指定された場合には、プログラム内で定義されているすべてのデー タ域が更新されます。 1 つまたは複数のデータ域の更新時にエラーが起こった場合 (例えば、プログラムによってロックされていないデータ域に OUT 命令を指定した場合) には、OUT 命令でエラーが起こって、RPG IV 例外/エラー処理ルーチンに制御が渡されます。要求元にメッセージが出された場合には、そのメッセージによってエラーのあ るデータ域が識別されます。
OUT 例外 (プログラム状況コード 401 から 421、431、 または 432) を処理するために、命令コード拡張 'E' またはエラー標識 ER を 指定できますが、両方を指定することはできません。 エラー処理の詳細について は、プログラム例外/エラーを参照してください。
71 から 72 桁目と 75 から 76 桁目はブランクでなければなりません。
OUT 命令に関する規則の詳細については、データ域命令を参照して ください。
OUT 命令の例については、図 300 を参照してください。
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