ILE COBOL 解説書

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+


DATE-TO-YYYYMMDD

DATE-TO-YYYYMMDD 関数は、引数-1 を YYnnnn 形式から YYYYnnnn 形式に変換します。 実行時に引数-2 が年に加算された場合、引数-2 は 100 年間隔の終了年、すなわち引数-1 の年が当てはまるスライド・ウィンドウを定義します。

関数のタイプは整数です。

形式
 
>>-FUNCTION DATE-TO-YYYYMMDD--(引数-1-+--------+-)-------------><
                                      '-引数-2-'
 
 
引数-1
1000000 より小さい正の整数でなければなりません。
引数-2
整数でなければなりません。引数-2 が省略された場合、関数は引数-2 の値を 50 として評価します。 実行時に、引数-2 と年との和は、10000 より小さく、1699 より大きい値になります。

同等の算術式は、次のようになります。

(FUNCTION YEAR-TO-YYYY (YY, argument-2) * 10000 + nnnn)

ここで、

YY = (argument-1/10000) truncated to an integer value
nnnn = argument-1 modulus 10000

この関数は、スライド・ウィンドウのアルゴリズムをサポートします。 固定ウィンドウを指定する方法については YEAR-TO-YYYYを参照してください。

関連情報


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]