外部標識

外部標識は U1 から U8 です。 これらの標識は、CL プログラムまたは RPG IV プログラムによって設定する ことができます。 CL プログラムでは、CL コマンドの CHGJOB (ジョブ変更) または CRTJOBD (ジョ ブ記述作成) の SWS (スイッチ設定) パラメーターによって設定することがで きます。RPG IV プログラムでは、結果の標識またはフィールド標識として設定するこ とができます。

外部標識の状況は、演算仕様書で結果の標識として指定したり、入力仕様書でフ ィールド標識として指定することにより、プログラム中で変更することができます。 ただし、RPG IV プログラムの処理中に CL プログラムによって i5/OS ジョブ・スイッチの状況を変更しても、RPG IV プログラムが使用する外部標識のコピーには影響がありません。 プログラムの中で外部標識をオンまたはオフに設定しても、ファイル操作には 影響がありません。 ファイル操作は、プログラムの初期化時の標識 U1 から U8 の 状況に応じて機能します。 しかし、LR がオンでプログラムが正常に終了した場合 には、外部標識は記憶域にコピーし戻され、その状況は RPG IV プログラムの 最後の状況を反映します。 次に、この外部標識の現在の状況を他のプログラムで 使用することができます。

注:
LR 標識がオフで RETURN (呼び出し元への戻し)を使用する時には、終了しな いで戻りを指定することになり、その結果、外部標識は更新されません。