デバッグ・セッションでのプログラムの追加/除去

デバッグ・セッションの開始後に、デバッグ・セッションでプログラムの追加 と除去ができます。 プログラムをデバッグ・セッションに加える、またはそこから除去するには、 そのプログラムに対する *CHANGE 権限が必要です。

ILE プログラムについては、DSPMODSRC コマンドのモジュールの処理リストのオプション 1 (プログラムの追加) を使います。ILE プログラムまたはサービス・プログラムを除去するには、同じ画面のオプション 4 を使います。 ILE プログラムまたはサービス・プログラムを除去すると、そのプログラムのすべてのブレークポイントは除去されます。デバッグ・セッションに一度に入れたり除去したりできる ILE プログラムまたはサービス・プログラムの数に制限はありません。

OPM プログラムの場合には、 OPMSRC に指定された値に応じて 2 つの選択があります。 STRDBG、SET デバッグ・コマンド、あるいは CHGDBG のいずれかを使用して OPMSRC(*YES) を指定している場合には、モジュール処理画面を使用して OPM プログラムの追加もしくは除去を行います (モジュール名は OPM プログラムにリストされていないことに注意して ください)。OPMSRC(*YES) が指定されているときにデバッグ・セッションに 入れることができる OPM プログラムの数に、制限はありません。

OPMSRC(*NO) を指定している場合には、 プログラム追加 (ADDPGM) コマンドまたはプログラム除去 (RMVPGM) コマンド を使用する必要があります。 OPMSRC(*NO) が指定されているときに、一度にデバッグ・セッションに 入れることができる OPM プログラムは 20 個だけです。

注:
ILE デバッグ・セッションと OPM デバッグ・セッションの両方からの デバッグ・データを使用して OPM プログラムをデバッグすることはできません。 OPM プログラムが既に OPM デバッグ・セッションに入っている場合には、 まず最初にプログラムをこのセッションから除去してから、 ILE デバッグ・セッションに追加したり、呼び出しステートメントから ステップインしなければなりません。 同様に、プログラムを OPM デバッグ・セッションからデバッグしたい 場合には、まず最初にプログラムを ILE デバッグ・セッションから除去する 必要があります。