キーワード NOMAIN を制御仕様書に指定した場合には、P、S、または R を指定する ことはできません。
複数のファイルをサイクル処理方式で処理する場合には、1 つのファイルを 1 次ファイルとして指定しておかなければなりません。 複数ファイル処理では、1 次ファイルの処理が優先されます。 1 つのプログラムにつき 1 つの 1 次ファイルだけを使用することがで きます。
RPG サイクルによって複数のファイルを処理する場合には、追加のファイルは 2 次ファイルとして指定されます。 2 次ファイルは入力可能 (入力、更新、または入出力共用ファイル・ タイプ) でなければなりません。 2 次ファイルの処理は、ファイル仕様書に 指定された順序および複数ファイル論理の規則によって決まります。
レコード・アドレス・ファイルは、順次編成のファイルで、別のファイルからレ コードを選択するために使用されます。1 つのプログラムでレコード・アドレス ・ファイルとして指定できるファイルは 1 つだけです。このファイルはファイル仕様書 に記述され、入力仕様書には記述されません。レコード・アドレス・ファイルはプログラム記述ファイルでなければなりません が、このレコード・アドレス・ファイルを使用して、プログラム記述ファイルま たは外部記述ファイルを処理することができます。
レコード・アドレス・ファイルによって処理されるファイルは 1 次、 2 次、または全手順ファイルでなければならず、 レコード・アドレス・ファイルのファイル仕様書で RAFDATA キーワードに対する パラメーターとしても指定しなければなりません。
レコード・アドレス・ファイルを装置 SPECIAL に指定することはできません。
UCS-2 フィールドは、レコード・アドレス・ファイルの レコード・アドレス・タイプとしては使用できません。
相対レコード番号を含むレコード・アドレス・ファイルの場合には、 35 桁目に T および 22 桁目に F も指定しなければなりません。
18 桁目の T によって指定した配列およびテーブル・ファイルは、プログラムの初期化時にロードされます。 配列またはテーブル・ファイルは、入力または入出力共用ファイルとすることが できます。 配列またはテーブル出力ファイルの場合には、この記入項目はブランクのままに しておいてください。 配列およびテーブル入力ファイルの装置として SPECIAL を指定することはできま せん。 外部記述ファイルを配列またはテーブル・ファイルとして指定することはできま せん。
18 桁目に T を指定した場合には、DISK または SEQ ファイルに入出力共用 (17 桁目に C) のファイル・タイプを指定することができます。 入出力共用のファイル・タイプによって、配列またはテーブル・ファイルをファ イルから読み取り、同じファイル (配列またはテーブル置き換えファイル) に書き 出すことができます。 17 桁目の C に加えて、定義仕様書の TOFILE キーワードに対するパラメーターとし て 7 から 16 桁目にファイル名も指定する必要があります。
全手順ファイルは、入力は演算命令によって制御されるので、RPG サイクルでは 処理されません。 入力機能を実行するためには、CHAIN または READ のようなファイル命令コードが使用されます。
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