キーの降順でのファイル処理

DDS でキーの降順を指定して作成されているファイルでは、READ ステートメントの NEXT、PRIOR、FIRST、および LAST 句は、 キーの昇順が指定されているファイルの場合とはちょうど逆に作用します。 キーの降順は、DDS でキー・フィールドの横の位置 45〜80 に DESCEND キーワードを指定することによって指定することができます。 キーの降順の場合、キー・フィールドの値が最も高いものから最も低いものへと、データが配列されます。

たとえば、READ FIRST ではキー値が最も高いレコードが検索され、READ LAST ではキー値が最も低いレコードが検索されます。 READ NEXT は、キー値がそれより低い次のレコードを検索します。 キーの降順となっているファイルでは、START 修飾子も逆になります。 たとえば、START GREATER THAN を実行すると、現行のレコード・ポインターは現行キーより低いキーのレコードに移されます。