静的バインドによるプログラムの作成

この例では CRTBNDRPG を使用して COMPUTE というプログラムを作成します。 このプログラムにはプログラム作成時にサービス・プログラムをバインドしま す。

高度の計算をするために購入したサービスにプログラム COMPUTE をバインドした いとします。 ソースをバインドしなければならないバインディング・ディレクトリーは MATH と呼ばれて います。 このディレクトリーには、サービスを構成する各種のプロシージャーを含む サービス・プログラムの名前が入っています。

オブジェクトを作成するには、以下のとおり入力してください。

CRTBNDRPG PGM(MYLIB/COMPUTE)
          DFTACTGRP(*NO) ACTGRP(GRP1) BNDDIR(MATH)

ソースはプログラム作成時にバインディング・ディレクトリー MATH で指定されたサービス・ プログラムにバインドされます。 このことはサービス・プログラムでのプロシージャーに対する呼び出しが、動的 呼び出しより時間がかからないことを意味します。

プログラムが呼び出された場合、指定の活動化グループ GRP1 で実行します。CRTBNDRPG 上のデフォルト値の ACTGRP パラメーターは QILE です。 しかし、関連した資源が完全に 保護されるよう、アプリケーションを固有のグループ として実行するようお奨めします。

注:
ACTGRP および BNDDIR パラメーターに値を入力できるよう、DFTACTGRP は *NO に設定しなければなりません。

サービス・プログラムについて詳しくは、サービス・プログラムの作成を参 照してください。