パラメーターの受け渡しについての考慮事項

呼び出しインターフェースの設計時には、パラメーターの渡し方について多くの 決定をしなければなりません。 他方、ユーザーが呼び出し元の場合には、大部分の決定が既にユーザーのためになされています。次に呼び出しインターフェースの設計時に忘れてはならない パラメーター受け渡しの考慮事項をいくつかリストします。

表 27 は上記の考慮事項と、プロトタイプまたは非プロトタイプの 2 つのパラメーターを関連付けています。

表 27. パラメーター受け渡しオプション
パラメーター・オプション プロトタイプ
非プロトタイプ
参照ページ
コンパイル時のパラメーターの検査 はい プロトタイプ・パラメーターの受け渡し
参照による受け渡し はい はい 参照による受け渡し
値による受け渡し はい (b) 値による受け渡し
読み取り専用参照による受け渡し はい 読み取り専用参照による受け渡し
操作記述子の受け渡し はい (b) はい (b) 操作記述子の使用
*OMIT の受け渡し はい はい (b) *OMIT の受け渡し
パラメーター省略の制御 はい はい パラメーターの省略
渡されたパラメーターの数の取得 はい はい 渡されるパラメーターの数の検査
正しくないパラメーター長の使用不能 はい 必要なデータより少ないデータの受け渡し
注:
(b) - バインドされたプロシージャーにのみ適用されます