CRT STATUS 文節が SPECIAL-NAMES 段落で指定されている場合は、 拡張 ACCEPT ステートメントが実行されるたびに、その ACCEPT 操作の結果を示す値がデータ名-2 に入れられます。 データ名-2 は、操作の完了によって生じる指定可能な条件を示すように設定されたいくつかの状況キーにより構成されます。
CRT 状況キーには、次の 3 種類があります。
データ名-2 の最初の 2 バイトが CRT 状況キー 1 となり、これは PIC 99 と記述しなければなりません。 このキーは、ACCEPT 操作を終了させる原因となった条件を示します。指定可能な値は次のとおりです。
ACCEPT ステートメントに ON EXCEPTION 句が含まれている場合は、 CRT 状況キー 1 内にどのような値 (0 を除く) が入っていても、ON EXCEPTION 句内の命令ステートメントが実行されることになります。
データ名-2 の次の 2 バイトが CRT 状況キー 2 を形成し、ACCEPT
操作を終了させる原因となった条件の詳細を示すコードが入ります。
このキーの形式および可能な値は、次の表に示すように、CRT 状況キー 1
内の値によって異なります。
表 3. CRT STATUS キー 1 および 2 の有効な組み合わせ
キー 1 | キー 2 | 意味 | |
---|---|---|---|
形式 | 値 | ||
0 | PIC 99 | 0 | オペレーターが終了キーを押した |
0 | PIC 99 | 1 | 最後のフィールドからの自動スキップ1 |
1 | PIC 99 | 1 〜 24 | ファンクション・キーの番号 |
9 | PIC 99 | 0 | エラー条件 (画面内に入る項目が存在しない) |
|
制御装置のタイプ | 戻された自動スキップ値 1 |
---|---|
i5/OS 制御装置: ローカル・ワークステーション制御装置 リモート 5251-12 型 リモート 5294 リモート 5394 リモート 3174 リモート 3274 |
あり 該当せず なし 新ワークステーション制御装置コードを 使ったインストールのときは、あり *NOUNDSPCHR オプションを使ったとき は、なし *NOUNDSPCHR オプションを使ったとき は、なし |
PC 接続機構 DOS およびオペレーティング・ システム /2 (OS/2) の操作 環境 |
なし |
システム間パススルー iSeries サーバー間 System/36(TM) から iSeries サーバー System/38(TM) から iSeries サーバー |
あり なし なし |
データ名-2 の最後の 2 バイトが CRT 状況キー 3 です。CRT 状況キー 1 が 0 のときには、CRT 状況キー 3 には、ACCEPT 操作を終了させたキーボード・キーのコードが入ります。 CRT STATUS キー 1 が 9 のときは、エラーであることがオペレーティング・システムによって通知され、CRT STATUS キー 3 が 99 に設定されることになります。
これらのキーのコードには、次のものがあります。
ヘルプ・キーとクリア・キーは、ローカル i5/OS ワークステーションでのみデータを受け入れます。
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+