ILE COBOL 解説書


PRESENT-VALUE

PRESENT-VALUE 関数は、引数-1 で指定した減価率に基づいて、 引数-2 で指定した将来の各期末の総額に対する現在価値を近似値で戻します。

関数タイプは数字です。

形式
 
                                      .--------.
                                      V        |
>>-FUNCTION PRESENT-VALUE--(--引数-1----引数-2-+--)------------><
 
 
引数-1
数字クラスでなければなりません。-1 より大きな値でなければなりません。
引数-2
数字クラスでなければなりません。

戻り値と等しい算術式は、次のようになります。

  1. 引数-2 のオカレンスが 1 の場合

    (引数-2 / (1 + 引数-1))

  2. 引数-2 のオカレンスが 2 の場合

    (引数-21 / (1 + 引数-1) + 引数-22 / (1 + 引数-1)**2)

  3. 引数-2 のオカレンスが n の場合

    FUNCTION SUM (引数-21 / (1 + 引数-1) ... 引数-2n / (1 + 引数-1)**n)

引数-2 の各オカレンスに対して 1 つの項があります。 指数 n は、一連の項のそれぞれに対して 1 ずつ増加します。

関連情報


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]