40 から 51 桁目は、出力レコードにおけるフィールドまたは定数の終了位置 、あるいはプログラム記述 ワークステーション・ファイルのデータ記述仕様レコード様式名 の長さを定義します。
K はその指定を終了位置ではなく長さとして識別するもので、K の後の数によ ってレコード様式名の長さが指示されます。 例えば、形式名が CUSPMT であった場合には、50 から 51 桁目の指定は K6 となり ます。 K の後には先行ゼロが許されていますが、右寄せで指定しなければなりません。
終了位置として有効な指定は、ブランク、+nnnn、-nnnn、および nnnnn です。これらの桁での指定は、すべて 51 桁目で終っていなければなりません。 フィールドまたは定数の右端の文字の位置を入れてください。 終了処置がファイルのレコード長を超えることはできません。
配列全体を書き出す場合には、47 から 51 桁目に配列内の最後の要素の終了位置 を記入してください。 配列を編集する場合には、編集済みのすべての要素を十分 に書き出せる桁数となるように、終了位置を慎重に指定してください。 各要素は 、編集コードまたは編集語に従って編集されます。
+nnnn または -nnnn の記入項目は、前のフィールドの終了位置との相対関係 でのフィールドまたは定数の配置を指定します。 数字 (nnnn) は右寄せしなければなりませんが、先行ゼロは不要です。 符号は、この記入項目フィールドの数字の左側の任意に位置に入れてください。 終了位置の計算には次の式を使用します。
EP = PEP +nnnn + FL
EP = PEP -nnnn + FL
EP は計算された終了位置です。 PEP は前の終了位置です。 レコード内の最初のフィールド仕様の場合には、PEP はゼロと等しくなります。 FL は編集後のフィールドの長さ、またはこの仕様に指定した定数の長さです。 +nnnn を使用することは、フィールドの間に nnnn 桁を入れることと同じです。 -nnnn では、フィールドが nnnn 桁だけオーバーラップします。例えば、前の終了位置 (PEP) が 6、フィールドの間に入れる桁数 (nnnn) が 5 で、 フィールド長 (FL) が 10 であるとすると、終了位置 (EP) は 21 になります。
*PLACE を使用した場合には、実際の終了位置を指定しなければならず、ブラ ンクまたは変位とすることはできません。
ブランクの指定は +0000 の指定として取り扱われます。 フィールドが桁数に よって分けられることはありません。
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