プログラム呼び出しインスタンスの範囲を指定した要素の処理

これらの言語エレメントで、ストレージは、個別プログラム呼び出しインスタンスごとに割り振られます。 したがって、プログラムが複数のスレッド間で複数回呼び出されたとしても、 それが呼び出されるごとに別々のストレージを割り振ります。 たとえば、プログラム X が複数のスレッドで呼び出されると、X のそれぞれのプログラム呼び出しインスタンスは、 それが所有する一連のリソース (ストレージなど) を取得します。

これらの言語エレメントに関連するストレージは、プログラム呼び出しインスタンスの範囲を指定されているので、 データが複数のスレッドにわたってアクセスされるのが保護されており、 アクセス同期を心配する必要はありません。 ただし、このデータは、それが明示的に渡されない限り、プログラム呼び出し間で共用することはできません。