機能拡張または保守の目的で、ILE オブジェクトの変更が必要となることがあります。変更必要個所は、デバッグ情報または CRTPGM コマンドからの バインダー・リストを使用して、判断することができます。 この情報から、どのモジュールに変更が必要か、そしてしばしばどの プロシージャーまたはフィールドに変更が必要かを判別することができます。
さらに、モジュールまたはプログラムの最適化レベルあるいはプログラム識別情報を変 更したい場合があります。 これは、プログラムまたはモジュールをデバッグしたい時、あるいは プログラムを実行用に入れる準備ができている時によく起こります。 このような変更は、該当するオブジェクトを再作成するより迅速に実行でき、 少ないシステム資源ですみます。
最後に、アプリケーション・プログラムを完成させた後でプログラム・サイズを小さくする必要がある場合が あります。 ILE プログラムには、プログラムに追加される付加データがあるため、同様の OPM プログラムよりも大きくなることがあります。
上記のものには、変更のためにそれぞれ異なるデータが必要です。 ILE プログラムの場合、必要な資源を使用できないことがあります。
以下の項で、次のことについて説明します。
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