プログラムがシステム上の装置に対して読み取りまたは書き出しする前に、 オペレーティング・システムに対して装置のハードウェア機能を識 別する装置記述を、装置の構成時に作成しなければなりません。 装置ファイルは、装置を使用できる方法を指定します。 特定の装置ファイルを参照することによって、RPG プログラムはシステムに対 して記述されている方法で装置を使用します。 装置ファイルは、装置への提示用に RPG プログラムからの出力データを様式設 定し、RPG プログラムへの提示用に装置からの入力データを様式設定します。
接続した外部接続装置にアクセスするためには、表 40 にリストされた 装置ファイルを使用します。
装置ファイル | 関連する外部接続装置 | CL コマンド | RPG 装置名 |
---|---|---|---|
プリンター・ファイル | プリンターへのアクセスを提供し、印刷出力の様式を記述します。 |
CRTPRTF CHGPRTF OVRPRTF |
PRINTER |
テープ・ファイル | テープ装置に保管されているデータ・ファイルへのアクセスを提供します。 |
CRTTAPF CHGTAPF OVRTAPF |
SEQ |
ディスケット・ファイル | ディスケット装置に保管されているデータ・ファイルへのアクセスを提供し ます。 |
CRTDKTF CHGDKTF OVRDKTF |
DISK |
表示装置ファイル | 表示装置へのアクセスを提供します。 |
CRTDSPF CHGDSPF OVRDSPF |
WORKSTN |
ICF ファイル | 1 つのシステムのプログラムが同じシステムまたは別のシステムのプログラ ムと通信できるようにします。 |
CRTICFF CHGICFF OVRICFF |
WORKSTN |
装置ファイルには使用される装置を識別するファイル記述が含まれていますが 、データは含まれていません。
(C) Copyright IBM Corporation 1992, 2006. All Rights Reserved.