ILE COBOL 解説書


SUM

SUM 関数は、引数の合計値を戻します。

関数タイプは、次のように引数のタイプに依存します。

引数タイプ 関数タイプ
整数であるすべての引数 整数
数字 (整数の引数があってもよい) 数字
形式
 
                    .--------.
                    V        |
>>-FUNCTION SUM--(----引数-1-+--)------------------------------><
 
 
引数-1
数字クラスでなければなりません。

戻り値は、引数の和になります。 一連の引数-1 がすべて整数である場合、戻り値は整数になります。 一連の引数-1 がすべて整数でない場合、ある数字が戻されます。

同等の算術式は、次のようになります。

  1. 引数-1 のオカレンスが 1 の場合

    (引数-1)

  2. 引数-1 のオカレンスが 2 の場合

    (引数-11 + 引数-12)

  3. 引数-1 のオカレンスが n の場合

    (引数-11 + 引数-12 + ... + 引数-1n)

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