CL コマンド
CL コマンド
CRTCBLPGM コマンドに代わる CRTCBLMOD および CRTBNDCBL コマンド
OPM COBOL/400 コンパイラーは CRTCBLPGM CL コマンドによって呼び出されます。
CRTCBLPGM CL コマンドは *PGM オブジェクトを作成します。
ILE COBOL コンパイラーは、CRTCBLMOD または CRTBNDCBL の CL コマンドによって呼び出されます。
CRTCBLMOD CL コマンドは *MODULE オブジェクトを作成し、CRTBNDCBL CL コマンドは *PGM オブジェクトを作成します。
次の CRTCBLPGM のパラメーターおよびオプション (およびそれらに関連した PROCESS ステートメントのオプション) は、CRTCBLMOD および CRTBNDCBL にはありません。
- GENOPT パラメーター (残りの GENOPT 明細は、すべて OPTION 明細に移されました)
- PRTFILE パラメーター
- SAAFLAG パラメーター
- DUMP パラメーター
- ITDUMP パラメーター
- OPTION パラメーターの NOSRCDBG/SRCDBG オプション
- OPTION パラメーターの NOLSTDBG/LSTDBG オプション
- OPTION パラメーターの PRINT/NOPRINT オプション
- GENOPT パラメーターの LIST/NOLIST オプション
- GENOPT パラメーターの NOPATCH/PATCH オプション
- GENOPT パラメーターの NODUMP/DUMP オプション
- GENOPT パラメーターの NOATR/ATR オプション
- GENOPT パラメーターの NOOPTIMIZE/OPTIMIZE オプション
- GENOPT パラメーターの STDERR/NOSTDERR オプション
- GENOPT パラメーターの NOEXTACCDSP/EXTACCDSP オプション
- GENOPT パラメーターの FS21DUPKY/NOFS21DUPKY オプション
次のパラメーターおよびオプションが変更されました。
- SRCFILE パラメーターでは、デフォルトのソース・ファイル名は QCBLLESRC です。
- CVTOPT パラメーターでは、CRTCBLPGM の GRAPHIC/NOGRAPHIC キーワードは、CRTCBLMOD および CRTBNDCBL の PICXGRAPHIC/NOPICXGRAPHIC に変更されました。
- MSGLMT パラメーターのデフォルトの最大重大度レベルは 30 です。
- GENLVL パラメーターのデフォルトの重大度レベルは 30 です。
- FLAGSTD パラメーターでは、CRTCBLPGM にあった NOSEG/SEG1/SEG2 および NODEB/DEB1/DEB2 オプションは、CRTCBLMOD または CRTBNDCBL にはありません。
- OPTION パラメーターでは、NOUNREF/UNREF オプションのデフォルトは NOUNREF に変更されました。
- OPTION パラメーターでは、NOSECLVL/SECLVL オプションのデフォルトは NOSECLVL に変更されました。
次のパラメーターおよびオプションは、CRTCBLMOD および CRTBNDCBL コマンドで新しく使用されるようになったものです。
- MODULE パラメーター (CRTCBLMOD パラメーターのみ)
- PGM パラメーター (CRTBNDCBL パラメーターのみ)
- OUTPUT パラメーター
- DBGVIEW パラメーター
- OPTIMIZE パラメーター
- LINKLIT パラメーター
- SIMPLEPGM パラメーター (CRTBNDCBL のみ)
- OPTION パラメーターの MONOPRC/NOMONOPRC オプション
- OPTION パラメーターの NOSTDTRUNC/STDTRUNC オプション
- OPTION パラメーターの NOIMBEDERR/IMBEDERR オプション
- OPTION パラメーターの NOCHGPOSSGN/CHGPOSSGN オプション
- OPTION パラメーターの NOEVENTF/EVENTF オプション
- OPTION パラメーターの MONOPIC/NOMONOPIC オプション
- CVTOPT パラメーターの NOPICGGRAPHIC/PICGGRAPHIC オプション
- CVTOPT パラメーターの NOPICNGRAPHIC/PICNGRAPHIC オプション
- CVTOPT パラメーターの NOFLOAT/FLOAT オプション
- CVTOPT パラメーターの NODATE/DATE オプション
- CVTOPT パラメーターの NOTIME/TIME オプション
- CVTOPT パラメーターの NOTIMESTAMP/TIMESTAMP オプション
- CVTOPT パラメーターの NOCVTTODATE/CVTTODATE オプション
- ENBPFRCOL パラメーター
- PRFDTA パラメーター
- CCSID パラメーター
- ARITHMETIC パラメーター
- NTLPADCHAR パラメーター
- LICOPT パラメーター
- BNDDIR パラメーター (CRTBNDCBL のみ)
- ACTGRP パラメーター (CRTBNDCBL のみ)
パラメーターおよびオプションに対するすべての削除、変更、および追加は、PROCESS ステートメントのオプションに対する関連した変更にも反映されます。
NOGRAPHIC PROCESS ステートメントのオプションは、PROCESS ステートメントの GRAPHIC オプションのデフォルト値として、ILE COBOL に追加されています。
以下の OPM COBOL/400 の PROCESS ステートメントのオプションは、ILE COBOL には存在しません。
- FS9MTO0M/NOFS9MTO0M
- FS9ATO0A/NOFS9ATO0A
コード化文字セット ID (CCSID)
ILE COBOL では、コンパイルでのソース・メンバーの CCSID の標準化が、1 次ソース・ファイルの CCSID に対して行われます。
OPM COBOL/400 の場合は、コンパイル時ジョブの CCSID に対して行われます。
デフォルトのソース・メンバー・タイプ
ILE COBOL では、デフォルトのソース・メンバー・タイプは CBLLE です。
OPM COBOL/400 では、デフォルトのソース・メンバー・タイプは CBL です。
エラー・メッセージ
ILE COBOL では、コンパイル時のエラー・メッセージに接頭部 LNC が付きます。
また、メッセージ・メンバーによっては、必ずしも OPM COBOL/400 の場合と同じではありません。
GENLVL パラメーター
ILE COBOL は、GENLVL に指定された重大度より大きいか等しい 重大度レベルのエラーが生じた場合、コードを生成しません。
OPM COBOL/400 は、GENLVL に指定された重大度より大きい 重大度レベルのエラーが生じた場合、コードを生成しません。
SAA 標識機能
SAA(R) 標識機能は ILE COBOL ではサポートされていません。
STRCBLDBG および ENDCBLDBG CL コマンド
STRCBLDBG コマンドと ENDCBLDBG コマンドは、ILE COBOL ではサポートされていません。
(C) Copyright IBM Corporation 1992, 2006. All Rights Reserved.