PICTURE 文節は、基本項目の一般的な特性や編集上の要件を指定します。
PICTURE 文節 - 形式 >>-+-PICTURE-+--+----+--文字ストリング--------------------------> '-PIC-----' '-IS-' >--+---------------------------------------------------------+->< | (1) | '-SIZE-------+----+--整数-1--LOCALE--+------------------+-' '-IS-' '-+----+--簡略名-1-' '-IS-'
注:
PICTURE 文節は、指標データ項目、LIKE 文節のサブジェクト、RENAMES 文節のサブジェクト、または TYPE 文節のサブジェクトを除くすべての基本項目のそれぞれに対して指定する必要があります。
PICTURE 文字ストリングは、最大 90 文字までです。 この文字ストリングは、記号として使用される特定の COBOL 文字で構成されます。 基本データ項目のカテゴリーは、ロケール句が指定されている場合を除き、これらの文字の可能な組み合わせによって判別されます。 PICTURE 文節内の LOCALE 句は、カテゴリーの 1 つである数字編集項目を定義します。
DECIMAL-POINT IS COMMA は、SPECIAL-NAMES 段落で指定されている場合 は、PICTURE 文字ストリングおよび数字リテラル内でピリオドとコンマの機能 が交換されます。
通貨記号は、円記号 (¥) または SPECIAL-NAMES 段落の CURRENCY SIGN 文節に指定された通貨記号のいずれかによって PICTURE 文字ストリングに示されます。
通貨記号は、通貨ストリングが置かれる 1 つまたは複数の文字位置を表します。
プログラムに複数の通貨記号が定義されている場合、同じ PICTURE 文字ストリング内ではいずれか 1 つの記号だけを繰り返すことができます。
ピクチャー・ストリング内に単一の通貨記号が現れる場合は、固定挿入記号になります。 編集項目のサイズは、対応する通貨ストリングに含まれる文字数分増やされます。
複数の同じ通貨記号のストリングがピクチャー・ストリング内に現れる場合は、浮動挿入記号として使用されます。 編集項目のサイズは、最初に現れる通貨記号に対応する通貨ストリングに含まれる文字数分、および PICTURE 文字ストリングの追加通貨記号ごとにそれ以降の文字分増やされます。
PICTURE 文節は、次のものには使えません。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+
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