ILE COBOL プログラムはジョブ内の別々のスレッドとして実行することができるため、 言語エレメントは、以下の 2 つの方法で解釈されることに注意してください。
これらの有効範囲の 2 つのタイプは、以下の 2 つの文脈において重要です。
以下の表に、さまざまな ILE COBOL 言語エレメントの参照および状態の有効範囲を要約します。
言語エレメント | 参照の有効範囲 | 状態の有効範囲 |
---|---|---|
ADDRESS-OF 特殊レジスター | 関連レコードと同じ | プログラム呼び出しインスタンス |
DB-FORMAT-NAME 特殊レジスター | 実行単位 | プログラム呼び出しインスタンス |
DEBUG-ITEM 特殊レジスター | 構文チェックのみ | |
ファイル | 実行単位 | 実行単位 |
FORMAT OF 特殊レジスター | 関連 ID と同じ | 関連 ID と同じ |
指標データ | プログラム | プログラム呼び出しインスタンス |
LENGTH OF 特殊レジスター | 関連 ID と同じ | 関連 ID と同じ |
LINAGE-COUNTER 特殊レジスター | 関連ファイルと同じ | 関連ファイルと同じ |
LINKAGE-SECTION データ | 実行単位 | 基礎になるデータの有効範囲に基づく |
LOCALE OF 特殊レジスター | 関連 ID と同じ | 関連 ID と同じ |
RETURN-CODE | 実行単位 | プログラム呼び出しインスタンス |
WHEN-COMPILED 特殊レジスター | 実行単位 | 実行単位 |
WORKING-STORAGE データ | 実行単位 | 実行単位 |
SORT-RETURN 特殊レジスター | 実行単位 | プログラム呼び出しインスタンス |
(C) Copyright IBM Corporation 1992, 2006. All Rights Reserved.