コンパイラー・リストの作成
コンパイラー・リストを作成するには、CRTBNDRPG コマンドまたは CRTRPGMOD コマン
ドのどちらかで OUTPUT(*PRINT) を指定します。 (これはデフォルトの設定です。) OUTPUT(*NONE) と指定すると、
リスト出力を止めます。
OUTPUT(*PRINT) を指定すると次のセクションからなる、最小限 の
コンパイラー・リストを作り出します。
- プロローグ (コマンド・オプションの要約)
- 以下のものを含むソース・リスト
- インライン診断メッセージ
- 突き合わせフィールド・テーブル (突き合わせフィールドの RPG サイクルを
使用している場合)
- 追加の診断メッセージ
- 出力バッファー中のフィールド位置
- /COPY メンバー・テーブル
- 以下のものを含むコンパイル時データ
- 代替照合順序レコードおよびテーブル、あるいは NLSS 情報およびテーブル
- ファイル変換レコード
- 配列レコード
- テーブル・レコード
- メッセージの要約
- 最終の要約
- コード生成報告書 (エラーがある場合にのみ現れる)
- バインド報告書 (CRTBNDRPG に対してだけ適用され、
エラーがある場合にのみ現れる)
以下の追加情報は、いずれかの作成コマンドの OPTION パラメーターに適切な
値が指定された場合に、コンパイラー・リスト中に含められます。
- *EXPDDS
- 外部記述ファイルの仕様書 (リスト出力のソース・セクションに現れる)
- *SHOWCPY
- /COPY メンバーのソース・レコード (リスト出力のソース・セクションに現れる)
- *SHOWSKP
- 条件付きコンパイル指示によって除外されるソース行
(リスト出力のソース・セクションに現れる)
- *EXPDDS
- キー・フィールド情報 (別のセクション)
- *XREF
- 相互参照リスト (別のセクション)
- *EXT
- 外部参照のリスト (別のセクション)
- *SECLVL
- 第 2 レベル・メッセージ・テキスト (メッセージの要約セクションに現れる)
注:
*SECLVL と *SHOWSKP を除き、上記のすべての値が
両方の作成コマンドの OPTION パラメーターのデフォルトの設定に影響します。
特定のリスト出力セクション、あるいは含まれる第 2 レベルのテキストが
必要でなければ、OPTION パラメーターを変更する必要はありません。
コンパイラー・リストに入っている情報は、OPTION パラメーターに *SRCSTMT または
*NOSRCSTMT が指定されるかどうかによって異なります。この情報がどのように変化する
かについては、*NOSRCSTMT ソース見出しおよび *SRCSTMT ソース見出しを参照してください。
コンパイル・オプション・キーワードが制御仕様書に指定されると、
有効なコンパイラー・オプションがリストのソース・セクションに現れます。
(C) Copyright IBM Corporation 1992, 2006. All Rights Reserved.