FIXNBR キーワードは、無効な 10 進数データをコンパイラーが 修正するかどうかを指定します。
任意のまたはすべてのデータ・タイプを任意の順序で指定することができます。 しかし、10 進数データ・タイプを指定する場合、同じデータ・タイプ の *NOxxxx パラメーターを同時に指定してはなりません。その逆も同様です。 たとえば、*ZONED を指定した場合、*NOZONED も指定してはなりません。その逆も同様です。 パラメーターは、 コロンで区切ってください。1 つのパラメーターを複数回指定してはなりません。
*ZONED を指定した場合、無効なゾーン 10 進数は、パック・データへの変換時に コンパイラーによって修正されます。 数値フィールド内のブランクはゼロとして 処理されます。 各 10 進数字は妥当性が検査されます。10 進桁の数字が正しくない場合には、ゼロに置き換えられます。符号が 正しくない場合には、符号は強制的に正符号コードの 16 進数 'F' に変更されます。符号が有効である場合、正の符号である 16 進数 'F' または負の符号で ある 16 進数 'D' にそれぞれ変更されます。 結果のパック・データ無効である場合、 修正は行われません。
*NOZONED を指定した場合、無効なゾーン 10 進数データは、パック・データへの変換 時にコンパイラーによって修正されないので、実行時に使用された場合には、10 進数 エラーになります。
*INPUTPACKED を指定した場合、入力仕様書の処理時に、 無効なパック 10 進数データが 検出されると、内部変数はゼロに設定されます。
*NOINPUTPACKED を指定した場合、入力仕様書の処理時に、無効なパック 10 進数データ が検出されると、10 進数エラーが発生します。
FIXNBR キーワードを指定しない場合、コマンドに指定した値が 使用されます。
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