外部データは、1 つのサービス・プログラムの中の複数のモジュール・オブジェクトの間で共用したり、 複数のサービス・プログラムの間で共用したり、複数のプログラム・オブジェクトの間で共用したり、 さらにはサービス・プログラムとプログラム・オブジェクトの間で共用したりできます。
ILE COBOL プログラムでは、異なるモジュール・オブジェクトの間で共用されるデータ項目は、WORKING-STORAGE セクションの EXTERNAL 文節に記述する必要があります。 外部データが ILE COBOL プログラム内で使用される方法については EXTERNAL データの共用または「WebSphere Development Studio: ILE COBOL 解説書」の中の EXTERNAL 文節の部分を参照してください。
サービス・プログラムの ILE COBOL プログラムの中で EXTERNAL として宣言されるデータおよびファイルは、 サービス・プログラム用バインダー言語のエクスポート・リストに入れることはできません。 サービス・プログラムより外側の ILE COBOL プログラムの中の EXTERNAL として宣言されるデータおよびファイルは、EXTERNAL データおよび EXTERNAL ファイルへの活動化時解決によって、 サービス・プログラムの内側にある ILE COBOL プログラムとこのデータを共用することができます。 この同じメカニズムによって、 同じ活動化グループ内で活動化されるまったく別個の 2 つのプログラム・オブジェクトの間で、EXTERNAL データおよび EXTERNAL ファイルを共用することもできます。
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