RENAMES 文節は、いくつかの基本データ項目の代替グループ化 (重複する可能性がある) を指定します。
RENAMES 文節 - 形式 >>-66--データ名-1--RENAMES--データ名-2--------------------------> >--+-------------------------+--.------------------------------>< '-+-THROUGH-+--データ名-3-' '-THRU----'
1 つの論理レコードに対し、1 つまたは複数の RENAMES 記入項目を書くことができます。 1 つの論理レコードに関連する RENAMES 記入項目はすべて、そのレコードの最後のデータ記述記入項目の直後に書かなければなりません。
レベル 66 の記入項目は、レベル 01、レベル 77、レベル 88、または別のレベル 66 の記入項目を名前変更することはできません。
データ名-1 を修飾子に使うことはできません。 これは、レベル標識記入項目またはレベル 01 記入項目の名前でしか修飾できません。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
データ名-2 が DBCS データ項目を指定し、THROUGH 句が指定されていない場合、データ名-1 は DBCS データ項目を指定できます。
データ名-2 が国別データ項目を指定し、THROUGH 句が指定されていない場合、データ名-1 は国別データ項目を指定できます。
データ名-2 が次のいずれかのデータ項目を参照し、かつ THROUGH 句が指定されていない場合、データ名-1 は次のいずれかのタイプのデータ項目になります。
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+
データ名-2 とデータ名-3 のデータ記入項目、またはそれらが従属するグループ記入項目に対するデータ記入項目の中では、OCCURS 文節を指定してはなりません。 また、データ名-2 とデータ名-3 の間で定義されたどの項目に対しても、OCCURS DEPENDING ON 文節を指定してはなりません。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
TYPE 文節は、データ名-2、データ名-3 の データ記述内で指定してはなりません。同様に、データ名-2 とデータ名-3 の 間で定義された項目またはこれらの項目に従属するどの項目でも指定してはなりません。 データ名-2、データ名-3、またはデータ名-2 とデータ名-3 の間で定義された項目が TYPE 文節を使用して定義したグループ項目に従属している場合は、データ名-1 はその同じグループ項目に従属していなければなりません。
+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+
データ名-3 を指定すると、データ名-1 は、次のすべての基本項目を含むグループ項目として扱われます。
データ名-3 内の左端の文字は、データ名-2 の左端の文字の前にあってはなりません。 データ名-3 の右端の文字は、データ名-2 の右端の文字の後に続かなければなりません。 このことは、データ名-3 がデータ名-2 に従属することはできないことを意味します。
データ名-3 を指定しないと、データ名-2 のすべてのデータ属性がデータ名-1 のデータ属性になります。 つまり、以下のとおりです。
図 9 に RENAMES 文節の有効な指定と無効な指定を図示します。
関連情報