実行中アプリケーションの一時停止

デバッグするアプリケーションが稼働中である場合は、その実行を一時停止することができます。これによってジョブ内のすべてのスレッドが中断されます。

アプリケーションのデバッグ中に一時停止を選択した場合は、再開またはステップ・アクションを出すまでそのアプリケーションは中断されます。マルチスレッド・アプリケーションをデバッグしていて、1 つのスレッドを停止し、他のスレッドは実行できるようにしたい場合は、アプリケーションが停止している間はそのスレッドを使用不可にすることができます。スレッドの使用可能化および使用不可については、以下の関連トピックを参照してください。

アプリケーションの実行を一時停止するには、以下を実行します。

  1. 「デバッグ」ビューで、アプリケーションを表している、スレッドの 1 つまたはノードを選択します。
  2. 以下のいずれかを実行します。
    • 「デバッグ」ビューのツールバーの「中断」 (「中断」アイコン) をクリックします。
    • 右クリックし、ポップアップ・メニューから「中断」を選択します。

これにより、アプリケーションは一時停止します。デバッガー・エディターの中では、実行の現在行が強調表示されます。

中断したアプリケーションまたはジョブを再開するには、以下のようにします。

  1. スレッド、そのスタック・フレームの 1 つ、または関連付けられた接続ノードを選択します。
  2. 以下のいずれかを実行します。
    • 「デバッグ」ビュー・ツールバーの 「再開」 ( 「再開」アイコン) をクリックします。
    • 右クリックし、ポップアップ・メニューから「再開」を選択します。
    • F8 を押します。
    • ステップオーバー・コマンドを実行します。
    • ステップイン・コマンドを実行します。
    • ステップ・リターン・コマンドを実行します。

アプリケーションの実行が再開され、それが完了するまで実行された場合は、そのスレッドには呼び出しスタック項目が表示されなくなります。

関連タスク
「デバッグ」ビューの使用
デバッグ設定値の設定
フル・プロンプトによるジョブのデバッグ
実行中アプリケーションの一時停止
スレッドの使用可能化および使用不能化