ILE COBOL 解説書

符号付きデータ

COBOL 内で使用される代数符号には、演算符号と編集符号の 2 つのカテゴリーがあります。

演算符号 (+、-) は、符号付き数字項目と関連した符号であり、その代数特性を示します。 代数符号の内部表現は、その項目の USAGE 文節、およびオプショナルの SIGN 文節によって決まります。 ゼロは、演算符号にかかわらず、固有の値と見なされます。 符号なしフィールドは、常に正またはゼロであると見なされます。

編集符号は、数字編集項目に関連した記号であり、編集出力内の項目の符号を識別する PICTURE 記号 (+、-、CR、DB) です。


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