ILE COBOL 解説書


EXIT ステートメント

EXIT ステートメントは、一連の段落に対する共通の終了点を与えます。

EXIT ステートメント - 形式
 
>>-EXIT--------------------------------------------------------><
 
 

EXIT ステートメントを使って、プログラム中の特定の点に名前を割り当てることができます。 EXIT ステートメントは、プログラムのコンパイルおよび実行にはその他の影響を与えません。 EXIT ステートメントは段落名の後に続くものでなければならず、また、このステートメント自身が 1 つの文になっていなければなりません。 さらに、この文はその段落の中でただ 1 つの文でなければなりません。

EXIT ステートメントは一連の段落の終了点を文書化する場合に役に立ちます。 EXIT 段落が宣言プロシージャーの最後の段落、あるいは実行される一連のプロシージャーの最後の段落として書かれた場合には、 制御権が渡される点が以下のいずれかであるかを明らかにします。

EXIT ステートメントが書かれていない場合には、ユーザーがプログラムの論理を理解していない限り、一連のステートメントの終了点を判別することは困難です。


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