ILE COBOL 解説書

INPUT 句 (索引付きおよび相対ファイル)

ファイルは、入力操作用にオープンされます。

ファイル位置標識は、ファイル内の最初のレコードに設定されます。ファイル内にレコードが存在しない場合、 ファイル位置標識は、最初の順次 READ ステートメントの実行により AT END 条件が起こるように設定されます。

関連情報

順次アクセス・モードに関する特別の考慮事項

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

プログラムにとって最初に使用可能になるレコードは、 プログラムの実行時に、OVRDBF CL コマンドで POSITION パラメーターを使用することによって指定できます。 このコマンドの詳細については、Web サイト http://www.ibm.com/eserver/iseries/infocenter にある、iSeries Information Center の「プログラミング」カテゴリーの中の『CL および API』セクション を参照してください。

+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+

OPTION(*NOBLK) が指定されている場合には、コンパイラーは、以下の条件が満たされる場合に出力レコードをブロック化し、入力レコードを非ブロック化するためのコードを生成します。

BLOCK CONTAINS 文節は、ブロック化因数を制御しません。

START ステートメントは、OPTION(*BLK) と BLOCK CONTAINS 文節の両方を指定する場合に使用できます。BLOCK CONTAINS 文節は、すべてのファイルについてのブロック化因数を制御します。

動的アクセス・モードに関する特別の考慮事項

+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+

プログラムにとって最初に使用可能になるレコードは、 プログラムの実行時に、OVRDBF CL コマンドで POSITION パラメーターを使用することによって指定できます。 このコマンドの詳細は、「WebSphere Development Studio: ILE COBOL プログラマーの手引き」を参照してください。

+------------------------------End of IBM 拡張-------------------------------+

また、OPTION(*BLK) が指定されており、BLOCK CONTAINS 文節が 指定されていると、コンパイラーは、以下の条件が満たされる場合に出力レコードをブロック化し、入力レコードを非ブロック化するためのコードを生成します。

BLOCK CONTAINS 文節でゼロのレコード・サイズを指定すると、システムのデフォルトのブロック化因数が適用されます。


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