以下に、V5R3 において ILE COBOL に対して行われた機能強化について説明します。
*NOSTDTRUNC コンパイラー・オプシ ョンが有効の場合、BINARY を使用するか、PICTURE のピクチャー・シンボル P を PICTURE 文節に持たない COMP-4 を使用して記述されるデータ項目は、固有の 2 進数表記までの容量を持つことができます。
CONSTANT データ・タイプは、リテラ ルに対して CONSTANT 文節を含むレベル-01 記入項目を指定することで定義 されます。 その後、CONSTANT データ項目をリテラルの代わりに使用することができ ます。
XML PARSE ステートメントには、COBOL 実行時の一 部である高速 XML パーサーに対するインターフェースがあります。 XML PARSE ステートメントは、XML 文書を構文解析し、1 つずつ ユーザー作成の処理プロシージャーに渡します。
次の XML 特殊レジスターは、XML パーサーとユーザー作成 の処理プロシージャー間で情報を通信するために使用されます。
ALTERNATE RECORD KEY 文節を使用すれば、 索引付きファイルに関連する代替レコード・キーを定義でき ます。 これらの代替キーを使用すれば、ファイル・レコードのさま ざまな論理配列を使用して、ファイルにアクセスできます。
DBCS データ項目名 (DBCS ワードのサポート)
7 つの新しい ANSI 組み込み関数
新しい CRTBNDCBL/CRTCBLMOD オプション
プログラム状況構造は、COBOL プログラムがエラー を受信したときのエラー情報を含む定義済み構造です。PROGRAM STATUS 文節は、受信されたエラ ー情報を指定するために使用されます。