トランザクション・ファイルでの標識の使用

標識は、B"0" または B"1" という値をもつブール・データ項目です。

DDS を使ってレコード様式を定義する場合、標識を使ってオプションの条件付けをすることができます。 また、標識を使って特定の応答を反映させることができます。 これらの標識は、それぞれオプション標識および応答標識と呼ばれます。

オプション標識は、行送り、下線付け、および ILE COBOL プログラムからプリンターやディスプレイ装置へのデータ転送を許可したり要求するためのオプションを提供します。 応答標識は、ワークステーション・ユーザーが押したファンクション・キーや、データが入力されたかどうかなど、 装置から ILE COBOL プログラムへの応答情報を提供します。

標識は、レコード域内のデータ・レコードとともに渡したり、レコード域以外の別個の標識域で渡したりすることができます。