オフライン作業

iSeries プロジェクト・パースペクティブにより、オフラインの接続されていない状態で開発を行うことができます。実際に接続が必要となるなのは、コードの更新またはビルドが必要な場合のみです。 リモート・ラップトップで作業する場合、あるいは自宅で低速接続を使用する場合は、オフラインでの作業を選択できます。

重要: プロジェクトをチームで共用している場合には、許可のないユーザーにソースへのアクセス権が誤って与えられることのないように注意して、適切な権限を発行してください。
オフラインの作業を開始するには、以下のようにします。
  1. 「リモート・システム」ビューで、接続を展開して、オフラインで処理したいソース物理ファイルまたはメンバーを右クリックします。
    • 「オフラインを使用可能にする」を選択します。 ソース物理ファイルまたはメンバーを含むライブラリーおよび接続のための iSeries プロジェクトが存在しない場合は、新規 iSeries プロジェクトが自動的に作成されます。 デフォルトでは、プロジェクト名は iSeriesConnection_LibraryName となります。 プロジェクトはライブラリーおよび接続値を使用して作成されているため、 コードが次にプロジェクトからサーバーにプッシュされるときには、コードはそこから取り出されたオリジナル・ライブラリーにプッシュされます。 複数の iSeries プロジェクトが見つかった場合には、既存のプロジェクトを使用するかまたは新規プロジェクトを作成するかが尋ねられます。
    • 「iSeries プロジェクトに追加」を選択します。これで、ソース物理ファイルおよびメンバーを既存の iSeries プロジェクトにダウンロードできます。このオプションを選択する場合は、すでに作成済みの iSeries プロジェクトのリストから選択する必要があります。iSeries プロジェクトを始めるには、「iSeries プロジェクト・パースペクティブを開く」を参照してください。 プロジェクトの関連ライブラリーに一致しないライブラリーからオブジェクトをダウンロードして、変更をサーバーにプッシュした場合には、オブジェクトは元のライブラリーには戻りません。その代わりに、オブジェクトは関連ライブラリーに入ります。
  2. iSeries プロジェクトを参照するには、「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」と選択します。「パースペクティブの選択」リストで、「iSeries プロジェクト」を選択します。
  3. プロジェクトを右クリックして、「リモート・オブジェクトの表示」を選択します。
  4. リモート・ソース・ファイルまたはメンバーを右クリックして、ポップアップ・メニューから「プロジェクトに追加」を選択します。このアクションで、ソース・ファイルがオフラインの iSeries プロジェクトに追加されます。

接続のオフライン・モードへの変更

iSeries 接続全体とその接続で定義されたすべての内容をオフライン・モードにすることもできます。オフラインで作業するこの方法では、リモート情報が要求された場合、リモート・システム・エクスプローラーが iSeries サーバーとの接続を試行できなくなります。たとえば、ユーザーが iSeries プロジェクトのローカル・ソース・ファイルまたはメンバーを検査しようとすると、必要な情報がキャッシュで使用可能でなければ、そのプロジェクトはサーバーと接続しようとします。接続をオフライン・モードに切り替えると、これが行えなくなります。オフライン・モードへの変更を行うには、次の 2 つの方法があります。
  • iSeries 接続を右クリックして、「オフラインの作業」を選択します。
  • iSeries 接続を右クリックして、「プロパティー」を選択します。次に、プロパティー・ダイアログ・ボックスで「オフラインの作業」チェック・ボックスを選択します。

また、オフライン作業で補助するために、リモート・システム設定でローカル・キャッシュ・ファイル・サイドの増加を考慮できます。リモート・システム・エクスプローラー設定へのアクセスについては、関連リンクを参照してください。