固定形式の呼び出し命令の使用

CALL (プログラム呼び出し) 命令を使ってプログラム呼び出しを行い、CALLB (バインド・プロシージャーの 呼び出し) 命令を使って、プロトタイプされていないプログラムまたはプロシージャーに対するプロシージャー呼び出し を行います。 この 2 つの呼び出し命令は、構文と使用法がよく似て います。 プログラムまたはプロシージャーを呼び出すためには、次の概略ステップに従 ってください。

  1. 呼び出すオブジェクトを演算項目 2 で識別する。
  2. オプションで、エラー標識 (73 〜 74 桁目) または LR 標識 (75 〜 76 桁目)、 あるいはその両方をコーディングする。

    呼び出されたオブジェクトがエラーで終了した場合には、指定されれば エラー標識がオンに設定されます。 同様に、呼び出されたオブジェクトが LR で戻った場合には、指定されれば LR 標識がオンに設定されます。

  3. 呼び出されたオブジェクトにパラメーターを渡すために、呼び出し命令の 結果フィールドに PLIST を指定するか、あるいは呼び出し命令の直後に PARM 命令を 置く。

どちらの命令も呼び出し元のオブジェクトから呼び出されたオブジェクトに 制御権を転送します。呼び出されたオブジェクトの実行が終了すると制御権は、呼び出し元のプログラムまたはプ ロシージャー内の、呼び出し命令の後にある最初の実行可能な命令に 戻されます。

次の考慮事項は、どちらの呼び出し命令にも適用されます。