ILE COBOL 解説書


データの関係

プログラムで使用するすべてのデータの関係は、データ部で、レベル標識とレベル番号のシステムを使用して定義します。

レベル標識は、その記述記入項目と ともに、プログラム内の各ファイルを識別します。 レベル標識は、それに関連した任意のデータ階層の最高レベルを表します。 すなわち、FD はファイル記述レベルの標識で、SD はソート・マージ・ファイル 記述レベルの標識です。

レベル番号とその記述記入項目は、特定データの特性を示します。 レベル番号は、データ階層を記述するために使用できます。 たとえば、このデータには特殊な目的があることを示すことができ、 さらにレベル番号は、レベル標識に関連 (従属) させたり、単独で使えば 内部データを記述したり複数のプログラムに共通したデータを記述したりすることもできます。 (レベル番号の規則については レベル番号を参照してください。)

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