割り当て名のこの部分は、実際の外部ファイル (物理データベースまたは論理データベース、あるいは装置) の、10 文字以内のハイフンなしのシステム名でなければなりません。 この外部ファイルが、プログラムの中で COPY ステートメント、DDS (データ記述仕様) または DD 様式で使用されている場合には、このプログラムのコンパイルの前にこの外部ファイルは作成されていなければなりません。
引用符付きのファイル名を、リテラル-1 に指定できます。 たとえば、 i5/OS システム・ファイルに、"sysfile" という引用符付きの名前が付いている場合、リテラル-1 の記入項目は次のようにコーディングします。
"device-""sysfile""-SI"
データベース・ファイルの場合、メンバー名をプログラム中に指定することはできません。 最初のメンバー以外のメンバーを指定すべき場合は、実行時に、データベース・ファイル指定変更 (OVRDBF) CL コマンドを使ってメンバー名を指定しなければなりません。
このファイル名は、プログラム参照表示 (DSPPGMREF) コマンドによって 表示される i5/OS オブジェクトの名前です。 SD ファイルに外部メディアが使用されないので、DSPPGMREF コマンドは、SD ファイル用に定義されたファイルをリストしません。
ファイル名は、実行時に OVRxxxF CL コマンドの TOFILE パラメーターを使って変更できます。 一貫性のある結果が得られるようにするためには、TOFILE パラメーターに関連付けられる装置タイプを、割り当て名-1 またはリテラル-1 に指定されているものと同じにすることが必要です。