戻りコード情報の受け渡し (RETURN-CODE 特殊レジスター)

RETURN-CODE 特殊レジスターを使用することによって、ILE COBOL プログラム間で戻りコードを受け渡しすることができます。 RETURN-CODE 特殊レジスターは、呼び出し先 ILE COBOL プログラムから戻る前に設定することができます。

ネストされたプログラムで使用する場合、RETURN-CODE 特殊レジスターは、最外部の ILE COBOL プログラムで暗黙のうちに GLOBAL として定義されます。 RETURN-CODE 特殊レジスターに加えられた変更は、モジュール・オブジェクト内のすべての ILE COBOL プログラムにグローバルに影響を与えます。

ILE COBOL プログラムからその呼び出し側に戻ると、RETURN-CODE 特殊レジスターの内容が、呼び出し側プログラムの RETURN-CODE 特殊レジスターに転送されます。

制御がメイン ILE COBOL プログラムからオペレーティング・システムに戻されると、RETURN-CODE 特殊レジスターの内容はユーザーの戻りコードとして戻されます。