前に起動したアプリケーションのデバッグ・セッションの開始

起動ヒストリー、お気に入りのデバッグ構成、または「デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスを介し、既存の起動構成を使用してデバッグすることができます。

また、最後に使用した起動構成の再起動を選択することもできます。

起動ヒストリーまたはお気に入りのデバッグ構成を使用しての開始

起動ヒストリーとは、最新のデバッグ起動のリストです。お気に入りのデバッグ構成とは、 ユーザーがお気に入りとして設定している起動構成です。

起動構成を作成する際、「デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスの「共通」タブを使用して、それをお気に入りのデバッグ構成リストに追加することもできます。 また、「設定」ダイアログ・ボックスでは、 ワークベンチ設定の中でお気に入りのデバッグ構成および起動ヒストリーを変更できます。 その場合に、「デバッグ」>「起動ヒストリー」を選択すると、「起動ヒストリー」ページがオープンします。このページでは、 起動ヒストリーに表示される起動構成の最大数を設定できます。

ワークベンチでは、ツールバーの「デバッグ」プッシュボタン (ツールバーのデバッグ・プッシュボタン) の横の下矢印を選択した時、 あるいはワークベンチ・メニュー・バーから「実行」>「デバッグ・ヒストリー」を選択した時に、 起動ヒストリーとお気に入りのデバッグ構成が一緒に表示されます。 お気に入りのデバッグ構成を設定してあり、起動ヒストリーが存在している場合は、起動ヒストリーとお気に入りのデバッグ構成の間に 区切り文字を入れ、お気に入りの構成が最上部にリストされるようにそれらが一緒に表示されます。 お気に入りのデバッグ構成が設定されていない場合は、起動ヒストリーのみが表示されます。起動ヒストリーがない場合 (または起動ヒストリーからすべての項目を除去することを 選択した場合) は、お気に入りのデバッグ構成のみが表示されます。

起動ヒストリーまたはお気に入りのデバッグ構成リスト内のエントリーを再起動するには、ワークベンチ・ツールバーの「デバッグ」プッシュボタン・メニューを選択するか、あるいはワークベンチ・メニュー・バーから「実行」 > 「デバッグ・ヒストリー」を選択すると表示されるリストから、そのエントリーを選択します。

「デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスを介しての開始

  1. 起動/デバッグ/実行のアクション・セットを提供するワークベンチ・パースペクティブ (デバッグ・パースペクティブなど) で、次のいずれかを実行します。
    • ワークベンチ・メニュー・バー から「実行 」 > 「デバッグ」を選択して、 「デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスを開きます。
    • ワークベンチ・ツールバーの「デバッグ」プッシュボタンを選択して、 メニューから「デバッグ」を選択します。 これにより、 「デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスで、使用する起動構成を選択します。 起動構成を見つけるには、起動構成タイプのノードを展開する必要がある場合があります。
  3. 起動構成に必須のすべての情報が有効であれば、次のいずれかを実行することによってデバッグ・セッションを起動できます。
    • 起動構成をダブルクリックします。
    • デバッグ」 をクリックします (「デバッグ」プッシュボタンは、 起動構成に必須の全情報が有効である場合にのみ使用可能です)。

再起動

最後に使用した起動構成を使用してデバッグするには、次のいずれかを実行することによって再起動することができます:

デバッグ・セッションの始動モードまたはデバッグ中の言語によっては、プログラムの再始動が以下のことの原因となります。

  • 「iSeries ジョブ」起動構成を使用してデバッグ・セッションを開始していた場合は、メッセージにより、デバッグ・セッションを再始動する前に、プログラムを iSeries ジョブの中で再度呼び出すためのプロンプトが示されます。