ILE COBOL 解説書

REDEFINES 文節を使った SYNCHRONIZED 文節の指定

REDEFINES 文節が入っている項目に SYNCHRONIZED 文節を指定する場合には、 再定義されるデータ項目には、再定義するデータ項目の正しい境界位置合わせが入っていなければなりません。 REDEFINES 文節の入っている項目には、埋め込み文字は追加されません。 たとえば、次のように書いた場合、データ項目 A はレコードの始まりからの 位置が 4 の倍数バイトから始まらなければなりません。

02 A                     PICTURE X(4).
02 B REDEFINES A         PICTURE S9(9) BINARY SYNC.

REDEFINES 文節が入っている項目に従属している最初の基本項目である 2 進数項目に SYNCHRONIZED 文節を指定する場合には、その項目は、未使用の文字位置の追加を必要とするものであってはなりません。


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