リモート・システムでのプログラムのビルド

外部ツール・ダイアログの構成では、リモート・システムでのプログラムのビルドを行うことができます。

リモート・システムでプログラムをビルドする方法:
  1. ワークベンチ・メニュー・バーから「実行」 > 「外部ツール」 > 「外部ツール」を選択します。外部ツール・ダイアログが開きます。
  2. 「リモート・ビルド」を右クリックし、「新規」を選択します。リモート・ビルド構成が作成されます。
  3. リモート・システムに対する接続を選択するか、新規の接続を作成します。
  4. ビルド・コマンドを入力するか、ファイル・システムをブラウズしてビルド・コマンドを探します。
  5. 作業ディレクトリーを入力または選択します。これがコマンドが実行されるディレクトリーになります。
  6. ビルド・コマンドに対する引数を入力します。
  7. オプショナル: このビルド・コマンドに関連したプロジェクトがあることを示すチェック・ボックスを選択します。コマンドで一連のリモート・ファイルを操作できる場合 (例えば、「make」コマンド)、リモート・システム・エクスプローラーはエラーまたはその他のメッセージを解釈するので、ユーザーはそれらのエラーまたはメッセージをダブルクリックしてソースを開くことができます。 このオプションを指定すると、リモート・システム・エクスプローラーはソースをローカル・プロジェクトから開きます (つまり、リモート・システム・エクスプローラーは、リモート・ソースを開きません)。これは、ローカル・プロジェクトでプログラムを開発している場合に便利です。
  8. オプショナル: ビルド・コマンドが実行される前にローカル・ファイルをエクスポートしなければならないことを示すチェック・ボックスを選択します。これは、ローカル・プロジェクトでリモート・アプリケーションを開発している場合に便利です。このような場合、リモート・ファイル・システム・エクスポート・ウィザードを使用して、ファイルをワークスペースからリモート・システムへエクスポートすることになります。 このウィザードでは、エクスポートの設定をファイルに保管することができます。この設定ファイルには、エクスポートされたファイルの情報と様々なエクスポート・オプションの情報が含まれています。この設定ファイルはここで指定できます。この構成では、指定した設定ファイルを使用してエクスポートが行われ、エクスポートが完了するとビルド・コマンドが実行されます。これにより、作業中のローカル・ソースは常にビルドが行われる前にリモート・システムに送られるようになります。
  9. 「適用」をクリックして構成を保管します。「実行」をクリックして実行します。