リモート Windows サーバーへの接続

サーバー・コードのインストール:

  1. サーバー・コードのインストール先ディレクトリーを作成します。以下の説明ではディレクトリー名および位置が C:\rseserver であることを前提として話を進めますが、自分で選んだディレクトリーを自由に使用できます。
  2. ローカル・ワークステーションで x\eclipse\plugins\com.ibm.etools.systems.universal_version_number\serverruntime\rseserver.jar ファイルを検索します。ここで、x は、製品がインストールされたディレクトリーです。
  3. rseserver.jar を C:\rseserver ディレクトリー (これは別のマシン上にあってもかまいません) にコピーします。
  4. コマンド・プロンプトを開き、次のコマンドを C:\rseserver ディレクトリー内で実行して、 サーバー・コードを解凍します。
    jar xf rseserver.jar
    ただし、エラーを受け取った場合はパス環境変数内に /bin JDK ディレクトリーの項目があることを確認してください。 JDK バージョン 1.4 が必要です。

サーバーの開始:

RSE 通信サーバーは手動またはデーモンで開始できます。

サーバーを手動で開始する場合:
  1. まず、CLASSPATH を構成してから、通信サーバーを開始する必要があります。コマンド・プロンプトで、次のように入力してください。
    c:
    cd:\rseserver
    win.env.bat
    run.win.bat [port]
    run.win.bat プログラムのポート・パラメーターはオプションです。ポートを指定しない場合には、サーバーは使用可能な最初のポートを選択し、ポート番号を標準出力に表示します。デフォルトでは、通常は 4033 です。次に、リモート・システム・エクスプローラーでの接続のために、このポート番号をファイル・サブシステムのポート・プロパティーに入力しなければなりません (後述の「接続」を参照してください)。
サーバーをサーバー・デーモンで開始する場合:
  1. まず、CLASSPATH を構成してから、サーバー・デーモンを開始する必要があります。コマンド・プロンプトで、次のように入力してください。
    c:
    cd:\rseserver
    win.env.bat
    daemon.win.bat
    サーバー・デーモンはいかなるユーザー認証も強制しないことに注意してください。サーバー・デーモンを実行すると、すべてのユーザーがマシンに接続し、ファイル・システムを操作して、コマンドを実行できます。Windowsシステムでのサーバー・デーモンの使用はお勧めできません
リモート Windows サーバーに接続するには
  1. リモート・システム・エクスプローラー・パースペクティブに切り替えます。
  2. リモート・システム・ビューで、「新規接続」が自動的に拡張されて、リモート・システム・エクスプローラーによって接続できるさまざまなリモート・システムが表示されます。「Windows」を拡張してダイアログを呼び出し、接続を構成します。
  3. 最初のプロファイルの名前を入力して、「次へ」をクリックします。(このステップを行うのは、以前に接続を定義したことがない場合だけです。)
  4. 接続名を入力します。この名前はツリー・ビューに表示され、プロファイルに固有でなければなりません。
  5. ご使用の Windows サーバーの名前または TCP/IP アドレスを「ホスト名」フィールドに入力します。たとえば、jsandler。
  6. 説明」(オプション) を入力します。この説明は、接続の作成後にプロパティー・ビューに表示されます。
  7. 終了」をクリックしてシステムを定義します。
注: ポート番号を調べるには、接続またはサブシステムを 「リモート・システム」ビューから右マウス・ボタンでクリックし、「プロパティー」を選択します。「サブシステム」をクリックして関係のある情報を見ます。ポートが "0" である場合は、リモート・システム・エクスプローラー通信サーバーが Windows サーバー上の空きポートのどれかを選出します。サーバーの開始時にポート番号を指定した場合は、たとえば、ファイアウォールを処理するために、それをここで入力する必要があります。

関連タスク
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