接続用の環境変数サポートの構成

初めてリモート・システムに接続すると、リモート・ジョブ処理用の環境変数が設定されます。これは、変数の設定結果は「コマンド」ビューに表示されるという意味です。使用中のシステム・タイプで大文字小文字が区別される (たとえば、UNIX などの) 場合は、その環境変数も大文字小文字が区別されます。スペースおよび等号 (=) が許可されるのは環境変数の値の中だけで、名前の中では許可されません。

環境変数は、それらをサポートしているすべてのリモート・システム・エクスプローラー接続タイプ (Windows、Linux、UNIX、およびインストールされているその他のシステム・タイプ) 用に定義できます。

リモート・システム・エクスプローラーがリモート・サーバーに接続している間に環境変数を変更した場合には、切断と再接続を行うまで、その変更は有効になりません。

環境変数がサブシステム・プロパティー・ページに設定されているとはいえ、リモート・システム・エクスプローラーはそれらの環境変数を接続によってグローバルに保管します。

特定のリモート・システム用に別の環境変数またはユーザー ID を指定することが必要な場合は、そのリモート・システムへの複数の接続を定義してから、ファイル・サブシステムで接続ごとに環境変数を定義することによって可能です。

環境変数を構成するには、次のようにしてください。

  1. 必要な場合は、サーバーへの接続を作成します。
  2. 「リモート・システム」ビューで接続名を展開します。
  3. ファイル・サブシステムを右マウス・ボタンでクリックして、「プロパティー」を選択します。
  4. 環境変数」をクリックして、必要に応じて変数を構成します。
    • 環境変数を追加するには、「追加」をクリックします。この変数の名前および値を入力し、「OK」をクリックします。
    • 環境変数を変更するには、その変数をテーブル中で選択し、名前または値を直接変更します。ダイアログ・ボックスを使用するために、変数を選択し、「変更」をクリックします。現行変数の名前および値がダイアログ・ボックスにはあらかじめ入力されています。変更したいフィールドはどれでも上書きし、「OK」をクリックしてください。
    • 変数を除去するには、その変数を選択するためにクリックし、「除去」をクリックします。
    • 変数をリスト中で上に移動するには、その変数を選択するためにクリックし、「上に移動」をクリックします。
    • 変数をリスト中で下に移動するには、その変数を選択するためにクリックし、「下に移動」をクリックします。