アクションの構成

概要で説明されているように、アクションは 1 つ以上のステップで構成されます。WebSphere Partner Gateway には、一連のデフォルトのアクションがあります。1 つ以上のアクション・ハンドラー (アクション内のステップ) をアップロードして、アクションのリストに追加することができます。このアクション・ハンドラーは、その後、アクションで使用できます。 新規アクションを作成することもできます。アクションの作成を参照してください。

注: WebSphere Partner Gateway により提供されたアクションを変更することはできませんが、このようなアクションをコピーして変更することはできます。アクションのコピーを参照してください。

ユーザー定義のハンドラーを使用してアクションを構成する場合は、ハンドラーのアップロードの説明に従って、ハンドラーをアップロードしてください。

ユーザー定義のアクションの変更

ユーザー定義のアクションを構成するには、以下のステップを実行します。

  1. 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「アクション」をクリックします。
  2. 構成するユーザー定義のアクションの名前の横にある「詳細の表示」アイコンをクリックします。

    アクションが、そのアクションの構成済みハンドラー (アクション・ステップ) のリストと共にリストされます。

  3. 変更する各アクションに対して、以下のステップを 1 つ以上実行します。
    1. 「使用可能なリスト」から関連付けられたハンドラーを選択し、「追加」をクリックして、ステップを追加します。ハンドラーが「構成済みリスト」に移動します。
    2. 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「削除」をクリックして、ハンドラーを削除します。ハンドラーが「使用可能なリスト」に移動します。
    3. ハンドラーを選択し、「上に移動」または「下に移動」をクリックして、ハンドラーが呼び出される順序を変更します。
    4. ハンドラーを選択し、「繰り返し」をクリックして、ハンドラーが複数回処理されるようにします。

      アクションに対して構成されているハンドラーがすべて呼び出され、それぞれのハンドラーに関連付けられた 各ステップが「構成済みリスト」に表示されている順序で実行されます。

    5. 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「構成」をクリックして、ハンドラーを構成します。構成可能な属性のリストが表示されます。
  4. 「保管」をクリックします。

アクションの作成

以下のいずれかの方法でアクションを作成できます。

新規アクションの作成

新規アクションを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「アクション」をクリックします。
  2. 「作成」をクリックします。
  3. アクションの名前を入力します。このフィールドは必須です。
  4. (オプション) アクションの説明を入力します。
  5. アクションが使用可能かどうかを指定します。
  6. アクションの一部として呼び出されるステップごとに、「使用可能なリスト」から 関連付けられたハンドラーを選択し、「追加」をクリックして、そのハンドラーを追加します。ハンドラーが「構成済みリスト」に移動します。

    アクションは、「構成済みリスト」に表示されている順に各ハンドラーを呼び出します。どのハンドラーも正しい順序に並んでいることを確認してください。 「上に移動」または「下に移動」を使用して、ハンドラーの順序を変更するか、または「繰り返し」を使用して、ハンドラーが複数回処理されるようにします。

  7. 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「構成」をクリックして、ハンドラーを構成します。構成可能な属性のリストが表示されます。
  8. 「保管」をクリックします。

アクションのコピー

既存のアクションをコピーすることにより、アクションを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「アクション」をクリックします。
  2. 「アクション」リストで、コピーするアクションの横にある「コピー」アイコンをクリックします。
  3. アクションの名前を入力します。このフィールドは必須です。
  4. (オプション) アクションの説明を入力します。
  5. アクションが使用可能かどうかを指定します。
  6. 「構成済みリスト」にすでに 1 つ以上のステップが表示されていることに注意してください。これが、コピーしたアクションに関連付けられているステップです。例えば、システム提供の RosettaNet プロセスのコミュニティー・マネージャーによるキャンセル・アクションのクローンを作成した場合は、以下のように使用可能な構成済みのハンドラーのリストが表示されます。
    図 19. アクションのクローン作成
    この図は、RosettaNet プロセスのコミュニティー・マネージャーによるキャンセル・アクションの 2 つの構成済みハンドラーと、その他の使用可能なハンドラーのリストを示しています。

    「構成済みリスト」を変更するには、以下のステップを 1 つ以上実行します。

    1. 「使用可能なリスト」から関連付けられたハンドラーを選択し、「追加」をクリックして、ステップを追加します。ハンドラーが「構成済みリスト」に移動します。
    2. 「構成済みリスト」から関連付けられたハンドラーを選択し、「削除」をクリックして、ステップを削除します。ハンドラーが「使用可能なリスト」に移動します。
    3. ハンドラーを選択し、「上に移動」または「下に移動」をクリックして、ハンドラーが呼び出される順序を変更します。

      アクションに対して構成されているハンドラーがすべて呼び出され、それぞれのハンドラーに関連付けられた 各ステップが「構成済みリスト」に表示されている順序で実行されます。

    4. 「構成済みリスト」からステップを 選択し、「構成」をクリックして、ステップを構成します。構成可能な属性のリストが表示されます。
  7. 「保管」をクリックします。

Copyright IBM Corp. 2003, 2005