参加者接続のテスト機能を使用すると、ゲートウェイまたは Web サーバーをテストできます。コミュニティー・マネージャーは、特定の参加者を選択することもできます。テストでは、空の POST 要求をゲートウェイまたは URL に送信します。この要求は、ブラウザーのアドレス・フィールドに Yahoo の URL (www.yahoo.com) を入力することに似ています。これは空の要求であり、何も送信されません。ゲートウェイまたは Web サーバーから受信する応答がその状況を示します。
- 応答が返された場合、サーバーは稼働している。
- 応答がない場合、サーバーは停止している。
重要:
参加者接続のテスト機能は HTTP で作動します。接続パラメーターは必要ありません。
参加者接続のテスト方法
- 「ツール」 > 「参加者接続のテスト」をクリックします。「参加者接続のテスト」画面が表示されます。
- ドロップダウン・リストからテスト基準を選択します。
表 35. 参加者接続のテストの値
値 |
説明 |
参加者 |
テスト対象の参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。 |
ゲートウェイ |
上で選択した参加者に基づき使用可能なゲートウェイを表示します。 |
URL |
上で選択したゲートウェイに基づき、動的に入力されます。 |
コマンド |
Post または Get。 |
- 「URL のテスト」をクリックします。テスト結果が表示されます。返される状況コードの詳細については、以下のセクションを参照してください。
200 番台
- 200 - OK - 送信成功。これはエラーではありません。要求したファイルが送信されました。
- 201 - 作成 - 要求は満たされ、新規リソースが作成されました。新規作成されたリソースは、応答の URL ヘッダー・フィールドに返された URL によって参照できます。リソースの最も詳しい URL は Location ヘッダー・フィールドにあります。
- 202 - 受領 - 要求は処理のために受領されましたが、処理はまだ完了していません。
- 203 - 不確実な情報 - Entity ヘッダーに返された META 情報はローカル・コピーまたはサード・パーティーのコピーから収集されており、元のサーバーから入手できる情報ほど信頼性が高くありません。
- 204 - 内容なし - サーバーは要求を満たしましたが、送り返す新しい情報はありません。
- 206 - 一部の内容 - ファイルの一定範囲のバイトを要求され、その内容を送信しました。これは HTTP 1.1 の新規機能です。
300 番台
- 301 - 永続的に移動 - 要求されたリソースには新規の永続的な URL が割り当てられられたため、将来このリソースを参照するときは、返された URL の 1 つを使用してください。
- 302 - 一時的に移動 - 要求されたリソースは、新規 URL に一時的に置かれています。新規 URL にリダイレクトされます。元のページは移動されています。これはエラーではありません。ほとんどのブラウザーでは、この結果を認識すると、自動的に新規ページを取り出します。
400 番台
- 400 - 不正な要求 - 構文が間違っているため、サーバーでは要求を理解できませんでした。不正な要求はクライアントによって行われました。
- 401 - 無許可 - 要求にはユーザー認証が必要です。応答には、要求されたソースに適用できる、ユーザー確認のための質問が入った WWW-Authenticate ヘッダー・フィールドが必要です。ユーザーは文書を要求したが、有効なユーザー名またはパスワードを指定しませんでした。
- 402 - 支払いが必要 - このコードは現在サポートされていませんが、将来の利用のために予約されています。
- 403 - 禁止 - サーバーは要求を理解しましたが、不特定の理由のため、要求の実行は拒否されました。この文書へのアクセスは明示的に拒否されました。(これは、要求されているファイルへの読み取りアクセス権が Web サーバーにないためかもしれません。) サーバーはこのファイルの送信を拒否しています。アクセス権が明示的に無効になっている可能性があります。
- 404 - 検出なし - 要求された URL に一致するリソースが見つかりませんでした。このファイルは存在しません。ブラウザーに不正な URL が指定されました。また、文書を保護するため、許可されていないユーザーにはファイルが存在しないと知らせるようにサーバーが指定されている場合にも、このコードが送信されます。404 エラーは、存在しないページへの要求の結果であり、その原因としては間違って入力された URL、もう存在しないファイルを指すブックマーク、robots.txt (検索エンジンで索引付けをしないページのマークに使用されます) を検索する検索エンジン、ファイル名を推測するほかのユーザー、ユーザーのサイトまたはほかのサイトからの間違ったリンクなどがあります。
- 405 - 許可されていないメソッド - 要求行に指定されたメソッドは要求 URL で指定されたリソースでは許可されていません。
- 406 - 許容対象なし - サーバーは要求 URL に一致するリソースを検出したが、Accept と Accept-Encoding 要求ヘッダーで指定された条件を満たすリソースはありません。
- 407 - プロキシー認証が必要 - このコードは将来の利用に備えて予約されています。401 (無許可) に似ていますが、クライアントには最初にプロキシーでの認証が必要であることを示しています。HTTP 1.0 にはプロキシー認証の方法が用意されていません。
- 408 - 要求タイムアウト - サーバーが準備していた待機時間内にクライアントは要求を作成しませんでした。
- 409 - 競合 - 要求は、リソースの現在の状態と競合するため、完了できませんでした。
- 410 - 喪失 - 要求されたリソースは現在サーバーでは使用できず、転送先アドレスはわかりません。
- 411 - 許可の拒否 - クライアントが提供した要求の証明書はサーバーで拒否されたか、リソースにアクセスするには権限が不足しています。
- 412 - 前提条件に問題がある
- 413 - 要求エンティティーが大きすぎる
- 414 - 要求 URI が大きすぎる
- 415 - メディア・タイプがサポートされない
500 番台
- 500 - 内部サーバー・エラー - サーバーに予期しない状態が発生し、要求を満たすことができませんでした。Web サーバーに何か問題があり、意味のある応答ができませんでした。通常、ブラウザー側からの操作でこのエラーを解決することはできません。サーバー管理者はサーバーのエラー・ログをチェックして何が起きたか調べることが必要になる可能性があります。多くの場合、CGI スクリプトが正しくコード化されていないため、このエラー・メッセージが生成されます。
- 501 - メソッドがインプリメントされていない - サーバーは要求を満たすために必要な機能をサポートしていません。アプリケーション・メソッド (GET または POST) はインプリメントされていません。
- 502 - 不正なゲートウェイ - サーバーは要求を満たすためにアクセスしたゲートウェイまたはアップストリーム・サーバーから無効な応答を受信しました。
- 503 - サービスが一時的に利用できない - サーバーは、一時的な過負荷またはサーバーの保守のため、現在要求を処理できません。サーバーはリソース不足です。
- 504 - ゲートウェイ・タイムアウト - サーバーは要求を完了するためにアクセスしたゲートウェイまたはアップストリーム・サーバーから時間内に応答を受信しませんでした。
- 505 - HTTP バージョンがサポートされていない
