参加者接続のテスト機能を使用すると、ゲートウェイまたは Web サーバーをテストできます。コミュニティー・マネージャーの場合は、特定の参加者を選択することもできます。テストは、ゲートウェイまたは URL へのブランクの POST 要求の送信から構成されます。要求は、Yahoo の URL (www.yahoo.com) をブラウザーのアドレス・フィールドに入力するのと似ています。これは何も送信されず、空の要求です。ゲートウェイまたは Web サーバーから受信した応答に、その状況が示されます。
- 応答が戻される場合、サーバーは稼働しています。
- 何も戻されない場合は、サーバーは停止しています。
重要:
参加者接続のテスト機能は、接続パラメーターを必要としない HTTP で作動します。
参加者接続のテストは、次の手順で行います。
- 「ツール」> 「参加者接続のテスト」をクリックします。
- 「参加者接続のテスト」ウィンドウで、ドロップダウン・リストからテスト基準を選択します。
表 15. 参加者接続のテスト値
値 |
説明 |
参加者 |
テストされる参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。 |
ゲートウェイ |
上記で選択した参加者に基づいて使用可能なゲートウェイを表示します。 |
URL |
上記で選択したゲートウェイに基づいて動的にデータが取り込まれます。 |
コマンド |
Post または Get。 |
- 「URL のテスト」をクリックします。テスト結果が表示されます。戻された状況コードの詳細については、次のセクションを参照してください。
以下のセクションでは、サーバーの結果コードについて説明します。
200 シリーズ:
- 200 - OK - 伝送は正常終了しました。これはエラーではありません。これは要求したファイルです。
- 201 - Created - 要求は満たされて、新規リソースが作成されました。新たに作成されたリソースは、応答の URL ヘッダー・フィールドで戻された URL で参照でき、「ロケーション」ヘッダー・フィールドで指定されたリソースの最も具体的な URL を持ちます。
- 202 - Accepted - 要求は処理のために受信されましたが、処理はまだ完了していません。
- 203 - Non-Authoritative Information - エンティティー・ヘッダーで戻された META 情報は、元のサーバーから使用できる最終セットではありませんが、ローカルまたはサード・パーティーのコピーから収集されています。
- 204 - No Content - サーバーは要求を満たしましたが、送り返す新規情報はありません。
- 206 - Partial Content - ファイル内のバイトの範囲を要求しましたが、これがその範囲です。これは HTTP 1.1 の新機能です。
300 シリーズ:
- 301 - Moved Permanently - 要求されたリソースに新規の永続的な URL が割り当てられており、このリソースを将来参照するには、戻された URL の 1 つを使用します。
- 302 - Moved Temporarily - 要求されたリソースは、一時的に新規の URL に存在します。新規の URL にリダイレクトします。元のページは移動しました。これはエラーではありません。ほとんどのブラウザーは、この結果が表示される場合、新規のページを隠した状態で取り出します。
400 シリーズ:
- 400 - Bad Request - 要求は誤った形式の構文なので、サーバーで認識できませんでした。クライアントにより、無効な要求が行われました。
- 401 - Unauthorized - 要求にはユーザー認証が必要です。応答には、要求されたソースに適用できるユーザー確認を含む、WWW 認証ヘッダー・フィールドを組み込む必要があります。ユーザーは文書を要求しましたが、有効なユーザー名またはパスワードを指定していません。
- 402 - Payment Required - このコードは現在サポートされていませんが、将来の利用のために予約されています。
- 403 - Forbidden - サーバーは要求を認識しましたが、詳細不明な理由により、要求の実行を拒否しています。この文書に対するアクセスは、明示的に拒否されます (これは、要求するファイルに対して Web サーバーに読み取り権限がない場合に発生することがあります)。サーバーは、このファイルを送信することを拒否します。権限が明示的にオフになっている可能性があります。
- 404 - Not Found - サーバーは、要求された URL に一致するものを検出できませんでした。このファイルが存在しません。これは、ブラウザーに誤りのある URL を入力したときに表示されるメッセージです。また、文書を保護するため、許可されていないユーザーにはファイルが存在しないと知らせるようにサーバーが指定されている場合にも、このコードが送信されます。404 エラーは存在しないページを要求した場合の結果であり、間違って入力した URL、ポイント先に存在しなくなったファイルをポイントするブックマーク、robots.txt ファイル (検索エンジンによって索引付けされないページへのマーク付けに使用) を検索する検索エンジン、ファイル名を推測するユーザー、使用するサイトまたは他のサイトからの無効なリンク、などによって発生します。
- 405 - Method Not Allowed - 要求行で指定されたメソッドは、要求 URL で識別されるリソースには許可されません。
- 406 - None Acceptable - サーバーは要求 URL に一致するリソースを検出しましたが、受け入れまたは受け入れエンコード要求ヘッダーで識別される条件を満たすリソースは検出できません。
- 407 - Proxy Authentication Required - このコードは、将来の利用のために予約されています。これは 401 (Unauthorized) と似ていますが、クライアントは最初にプロキシーで自分自身を認証する必要があります。HTTP 1.0 には、プロキシー認証の手段はありません。
- 408 - Request Time Out - サーバーが準備していた待機時間内にクライアントは要求を作成しませんでした。
- 409 - Conflict - 要求は、現在のリソースの状態と競合するために、完了できませんでした。
- 410 - Gone - 要求されたリソースはサーバーで使用できなくなり、転送先アドレスが不明です。
- 411 - Authorization Refused - クライアントから提供された要求証明書は、サーバーにより拒否されたか、またはリソースにアクセスする許可を認可するのに不十分です。
- 412 - Precondition Failed
- 413 - Request Entity Too Large
- 414 - Request URI Too Large
- 415 - Unsupported Media Type
500 シリーズ:
- 500 - Internal Server Error - サーバーは、要求を満たすことができない、予期しない条件を検出しました。Web サーバーに何か問題があり、意味のある応答ができませんでした。このエラーを修正するためにブラウザー側から行えることは通常ありません。おそらくサーバー管理者がサーバーのエラー・ログを調べて、何が発生したかを確認する必要があります。これは、正しくコーディングされていなかった CGI スクリプトのエラー・メッセージであることがよくあります。
- 501 - Method Not Implemented - サーバーは、要求を満たすのに必要な機能をサポートしていません。アプリケーション・メソッド (GET または POST) が実装されていません。
- 502 - Bad Gateway - サーバーは、要求を満たそうとしてアクセスしたゲートウェイまたはアップストリーム・サーバーから無効な応答を受信しました。
- 503 - Service Temporarily Unavailable - サーバーは、一時的に過負荷または保守中なので、現在要求を処理できません。サーバーはリソース不足です。
- 504 - Gateway Time Out - サーバーは要求を完了するためにアクセスしたゲートウェイまたはアップストリーム・サーバーから時間内に応答を受信しませんでした。
- 505 - HTTP Version Not Supported
