EDI の管理
EDI 交換の交換に関係する多くの属性を変更することができます。例えば、すべてのエンベロープに指定されているデフォルト値を変更したり、特定の交換に特定のエンベロープを使用するように定義したり、交換のさまざまな部分に割り当てられている制御番号をセットアップしたりできます。また、同じ交換が異なる方法で送達されるように接続プロファイルを設定することもできます。このセクションでは、これらのタスクについて説明します。
エンベロープのプロファイル
「エンベロープ・プロファイル」ウィンドウを使用して、エンベロープ・プロファイル・レコードを表示、編集、作成、または削除します。EDI 標準 (X12、UCS、 EDIFACT) は、リストにあるそれぞれのプロファイルごとに表示されます。
EDI 標準の各エンベロープ・プロファイル属性については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。
エンベロープ・プロファイル・レコードの編集
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「エンベロープ・プロファイル」の順にクリックします。
- 編集するエンベロープ・プロファイル名の横にある「詳細の表示」アイコンをクリックします。
- 変更するエンベロープ・プロファイル・タイプを選択し、「編集」アイコンをクリックします。
選択したエンベロープ・プロファイルの属性値 (一般、交換、グループ、またはトランザクション) が表示されます。属性については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。
- 必要に応じてエンベロープ・プロファイルの属性値を更新し、「保管」をクリックします。属性については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。
エンベロープ・プロファイル・レコードの作成
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「エンベロープ・プロファイル」の順にクリックします。
- 「エンベロープ・プロファイル」ウィンドウで「作成」をクリックします。
- 以下の値を入力します。
- 新規プロファイルに適用されるドロップダウン・リストで、EDI 標準タイプ (X12、UCS、または EDIFACT) を選択します。このフィールドは必須です。
EDI 標準のドロップダウン・リストで値を選択すると、その標準に特定のエンベロープ・プロファイル属性 (一般、交換、グループ、またはトランザクション) が自動的に表示されます。
- 必要に応じてエンベロープ・プロファイルの属性値を更新し、「保管」をクリックします。属性については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。
エンベロープ・プロファイル・レコードの削除
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「エンベロープ・プロファイル」の順にクリックします。
- 削除するエンベロープ・プロファイル名の横にある「削除」アイコンをクリックします。
エンベローパー
エンベローパー・ページを使用して、エンベローパーのロックおよびキュー値とスケジューリング値を表示および編集します。
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「エンベローパー」の順にクリックします。
- 「編集」アイコンをクリックしてスケジューラーの属性を編集します。
- 「最大ロック時間」では、データベースのロックを許可する最大時間 (秒) を入力します。
この値は、秒単位で表現されます。ロックは、複数のエンベローパー・インスタンスが同じデータにアクセスするのを防ぐために使用されます。
- 「最大キュー存続期間」では、キューに入れられた要求がデータベースのロックを獲得するために許可される最大時間 (秒) を入力します。
この値は、秒単位で表現されます。
- 「バッチ・モードの使用」は、グローバル設定であり、デフォルトで選択されます。
バッチ・モードをオンにすると、EDI エンベローパーがバッチでトランザクションをエンベロープします。バッチ・モードをオフにするには、「バッチ・モードの使用」チェック・ボックスをクリックしてクリアします。
- 「間隔を基にしたスケジューリング」(デフォルトで選択) または「カレンダーを基にしたスケジューリング」のどちらかをクリックします。「間隔を基にしたスケジューリング」では、時間の間隔 (秒) を入力します。「カレンダーを基にしたスケジューリング」には、「日次スケジュール」、「週次スケジュール」、または「カスタム・スケジュール」をクリックし、それに応じてスケジュールを設定します。
- 「保管」をクリックします。
接続プロファイル
接続プロファイルは、エンベロープが解除されたトランザクションおよび
エンベローパーによって作成された EDI 交換で使用します。トランザクションの場合、接続プロファイルは、エンベロープが解除された後のトランザクションの処理方法を決定します。交換の場合、接続プロファイルは、交換の配信方法を決定します。
「接続プロファイル」ウィンドウを使用して、新規プロファイルを作成したり、既存のプロファイル情報を編集したりします。現在定義されている各プロファイルの名前およびその説明がある場合には、それらが「接続プロファイル・リスト」に表示されます。接続プロファイルの詳細については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。
接続プロファイルの編集
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「接続プロファイル」の順にクリックします。
- 「詳細の表示」アイコンをクリックして「接続プロファイルの詳細」ページを表示します。ページには、すべての接続プロファイルの属性値のリストが表示されます。
- 「編集」アイコンをクリックし、必要に応じて属性を編集します。
- 「保管」をクリックします。
接続プロファイルの作成
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「接続プロファイル」の順にクリックします。
- 「接続プロファイルの作成」をクリックして、新規接続プロファイルを作成します。
- 以下のプロファイル属性フィールドに適当な情報を入力します。
- 接続プロファイル名: 新規プロファイルの固有名 ID。唯一の必要フィールドです。
- 説明: 接続プロファイルの要旨。
- 修飾子 1: EDI 交換に使用する接続を決定する値。
- EDI 使用タイプ: これがテスト、実動、情報交換のいずれであるかを示します。
- アプリケーション送信側 ID: グループの送信側に関連するアプリケーションまたは会社の部門。
- アプリケーション受信側 ID: グループの受信側に関連するアプリケーションまたは会社の部門。
- パスワード: アプリケーション送信側とアプリケーション受信側の間でパスワードが必要な場合。
「保管」をクリックします。新しく作成された接続プロファイルの「接続プロファイルの詳細」ページが表示されます。
接続プロファイルの削除
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「接続プロファイル」の順にクリックします。
- 「削除」アイコンをクリックして接続プロファイルを削除します。
制御番号の初期設定
「制御番号構成」ページを使用して、エンベローパーが使用する制御番号を構成します。名前またはワイルドカード検索条件を使用して、またオプションで EDI 機能を使用して、1 つ以上の制御番号参加者を検索することもできます。ワイルドカード検索では、他の文字の代わりに、文字とアスタリスク (*) の任意の組み合わせを含めることができます。検索ストリングとしてアスタリスク (*) を 1 つだけ使用する検索では、すべての EDI 対応参加者のリストが返されます。制御番号と制御番号マスクの詳細については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「制御番号の初期化」の順にクリックします。
- 「参加者名」フィールドに検索条件を入力します。検索条件は、参加者の名前またはワイルドカード検索条件のどちらかにすることができます。EDI 対応参加者を検索しない場合は、「EDI 対応 (EDI-capable)」チェック・ボックスをクリアします。デフォルトではチェック・ボックスが選択されています。EDI 対応参加者を検索する場合は、チェック・ボックスが選択されたままの状態にします。「検索」をクリックし、検索条件に当てはまる情報を「制御番号の構成」リスト・ページに表示します。
注:
検索を行っても結果が返されない場合は、「この検索条件に該当する結果はありませんでした。」というメッセージが表示されます。「検索」をクリックして制御番号構成の検索ページに戻り、新しい検索条件を使用して別の検索を実行してください。
- 参加者の横にある「詳細の表示」アイコンをクリックします。
- 「制御番号構成の詳細」ページには、参加者の現在の制御番号割り当て (ある場合) が示されます。「編集」アイコンをクリックして、値を追加または変更します。
- 「交換」の横に値を入力 (または変更) し、交換の制御番号生成の初期化に使用する番号を指示します。
- 「グループ」の横に値を入力 (または変更) し、グループの制御番号生成の初期化に使用する番号を指示します。あるいは、「マスク」をクリックして、固定値の代わりに使用するマスクを入力することもできます。
- 「トランザクション」の横に値を入力 (または変更) し、トランザクションの制御番号生成の初期化に使用する番号を指示します。あるいは、「マスク」をクリックして、固定値の代わりに使用するマスクを入力することもできます。
- 「保管」をクリックします。
現在の制御番号
「制御番号状況の検索」ページを使用して、参加者ペアの制御番号状況を検索します。
- 「ハブ管理」 > 「ハブ構成」 > 「EDI」 > 「現行制御番号」の順にクリックします。
- 以下のオプションを使用して、1 つ以上の元参加者、および 1 つ以上の宛先参加者を検索します。
- 必要があれば、「編集」アイコンをクリックして変更を加えます。
注意:
「編集」オプションと「すべてリセット」オプションは、制御番号が重複する可能性が生じる、特殊な事情の場合にのみ使用してください。
- 以下のいずれかの操作を実行します。
- 「保管」をクリックしてすべての変更内容を保管し、制御番号状況リストに戻ります。
- 「戻る」をクリックしてすべての変更内容を取り消し、制御番号状況リストに戻ります。
- 「すべてリセット」をクリックして参加者ペアの状況をリセットし、参加者の間で発生する次のメッセージ交換までに状況値が再初期設定されるようにします。
