HTTP ゲートウェイの設定
ハブから参加者の IP アドレスに文書を送信できるように、HTTP ゲートウェイを設定します。HTTP ゲートウェイを設定するとき、構成済みのプロキシー・サーバー経由で文書が
送信されるように指定することもできます。
HTTP ゲートウェイの作成プロセスを開始するには、以下の手順を実行します。
- 「アカウント管理」>「プロファイル」>「コミュニティー参加者」をクリックします。
- 検索条件を入力し、「検索」をクリックするか、または検索条件を入力せずに「検索」をクリックして、すべての参加者のリストを表示します。
- 「詳細の表示」アイコンをクリックして、参加者のプロファイルを表示します。
- 「ゲートウェイ」をクリックします。
- 「作成」をクリックします。
ゲートウェイの詳細
「ゲートウェイ・リスト」ページから、以下のステップを実行します。
- ゲートウェイを識別する名前を入力します。このフィールドは必須です。この名前が、ゲートウェイのリストに表示されることになります。
- (オプション) ゲートウェイの状況を指定します。デフォルトは「使用可能」です。使用可能状態のゲートウェイは、文書を送信することができます。使用不可状態のゲートウェイは、文書を送信できません。
- (オプション) ゲートウェイがオンラインかオフラインかを指定します。デフォルトは「オンライン」です。
- (オプション) ゲートウェイの説明を入力します。
ゲートウェイの構成
このページの「ゲートウェイ構成」セクションで、以下のステップを実行します。
- 「トランスポート」リストから、「HTTP/1.1」を
選択します。
- (オプション) 使用するプロキシー・サーバーを選択します。「順方向プロキシー・リスト」には、デフォルトの
プロキシー・サーバーも含め、すでに作成したプロキシー・サーバーがすべて掲載されています。このフィールドのデフォルト値は、「デフォルトの順方向プロキシーの使用」です。選択した参加者に別のプロキシー・サーバーを使用させる場合は、リストからそのサーバーを選択します。選択した参加者にこの機能を使用させない場合は、「順方向プロキシーを使用しない」を選択します。
- 「アドレス」フィールドに、文書の配信先となる URI を入力します。このフィールドは必須です。
形式は、http://<server_name>:<optional_port>/<path> です。
例えば、以下のような形式になります。
http://anotherserver.ibm.com:57080/bcgreceiver/Receiver
Web サービス用に使用するゲートウェイを設定するときは、Web サービス・プロバイダーから
提供されたプライベート URL を指定します。この URL は、WebSphere Partner Gateway が Web サービス・プロバイダーのプロキシーとして動作する際に、Web サービスを呼び出す URL です。
- (オプション) HTTP サーバーへのアクセスにユーザー名とパスワードが必要な場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。
- 「再試行カウント」フィールドに、ゲートウェイが文書の送信を試行する回数を入力します。この回数を超えると送信エラーとなります。デフォルトは 3 です。
- 「再試行間隔」フィールドに、ゲートウェイが文書の再送信を試行するまでの待ち時間を入力します。デフォルトは 300 秒です。
- 「スレッド数」フィールドに、同時に処理可能な文書の数を入力します。デフォルトは 3 です。
- 文書を処理する前に送信者の IP アドレスを検証するには、「クライアント IP の検証」 フィールドで「はい」を選択します。それ以外の場合は、「いいえ」を選択します。デフォルトは「いいえ」です。
- 指定した回数の再試行が終わって配信エラーになりそうな場合に、ゲートウェイを自動的にオフラインにするには、「自動キュー」フィールドで「はい」を選択します。それ以外の場合は、「いいえ」を選択します。デフォルトは「いいえ」です。
「自動キュー」を選択した場合は、ゲートウェイを手動でオンラインにするまで、すべての文書がキューに入ったままになります。
- 「接続タイムアウト」フィールドに、トラフィックがない場合にソケットがオープン状態を保つ時間 (秒数) を入力します。デフォルトは 120 秒です。
- ゲートウェイの前処理または後処理ステップを構成する場合は、ハンドラーの構成を参照して
ください。それ以外の場合は、「保管」をクリックします。
