FTP ターゲットの設定

FTP ターゲットは設定された間隔で FTP サーバーをポーリングし、新規文書を検索します。

FTP ターゲットに必要な情報を指定するには、以下のステップを実行します。

  1. 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「ターゲット」をクリックして、「ターゲット・リスト」ページを表示します。
  2. 「ターゲット・リスト」ページで、「ターゲットの作成」をクリックします。

ターゲットの詳細

「ターゲットの詳細」セクションで、以下のステップを実行します。

  1. ターゲットの名前を入力します。例えば、FTPTarget1 というターゲット名を付けます。このフィールドは必須です。ここで入力した名前は「ターゲット」リストに表示されます。
  2. (オプション) ターゲットの状況を指定します。デフォルトは「使用可能」です。使用可能状態のターゲットは、文書を受信することができます。使用不可状態のターゲットは、文書を受信できません。
  3. (オプション) ターゲットの説明を入力します。
  4. 「トランスポート」リストから、「FTP ディレクトリー」を選択します。

ターゲット構成

「ターゲット構成」セクションで、以下のステップを実行します。

  1. 「FTP ルート・ディレクトリー」フィールドに、FTP サーバーのルート・ディレクトリーを入力します。Document Manager は FTP ルート・ディレクトリー内で参加者のサブディレクトリーを自動的にポーリングして、文書ルーティングを行います。このフィールドは必須です。FTP サーバーのディレクトリーのセットアップについては、文書を受信する FTP サーバーの構成を参照してください。
    注: ルート FTP ディレクトリーで終了するディレクトリー・パスを入力します。参加者のサブディレクトリーは含めないでください。
  2. (オプション) 「ファイル未変更間隔」に、ファイル・サイズが未変更の状態を保つ時間 (秒数) を指定します。この時間を過ぎると、Document Manager が処理する文書を取り出します。この未変更間隔期間により、Document Manager が文書を取得する場合に、文書の送信が完了し、転送されていない状態が確保されます。デフォルト値は 3 秒です。
  3. (オプション) 「スレッド番号」に、Document Manager が同時に処理できる文書の数を指定します。デフォルト値の 1 を使用することをお勧めします。
  4. (オプション) 「除外するファイル拡張子」に、Document Manager が FTP ディレクトリー内で文書を検出した場合に無視する (処理対象から除外する) 文書のタイプを指定します。例えば、Document Manager がスプレッドシート・ファイルを無視するようにしたい場合は、そのファイルの拡張子を入力します。拡張子を入力したら、「追加」をクリックします。無視するファイル拡張子リストに拡張子が追加されます。デフォルトでは、どのファイル・タイプも除外されません。
    注: ファイル名拡張子の前にドットを使用しないでください (.exe または .txt など)。ファイル拡張子を示す文字列のみを使用します。

ハンドラー

分割が必要な複数の EDI 交換または XML や ROD 文書を含むファイルを受信した場合は、前処理構成ポイントに適切なスプリッター・ハンドラーを構成します。

前処理構成ポイントを変更する場合は、構成ポイントの変更に進みます。それ以外の場合は、「保管」をクリックします。

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