文書フローの開始と表示

この機能を使用すると、片方向および両方向の RosettaNet PIP の開始と受信をシミュレートすることにより、内部アプリケーションをテストする便利な方法を利用できます。

文書フローを開始するには、次の手順に従います。

  1. 「Community Participant Simulator」>「文書フローの開始」の順にクリックします。「文書のアップロード」ウィンドウが表示されます。
  2. アップロードする RosettaNet サービス・コンテンツ文書を探す場合は、「参照」をクリックします。この文書には、デジタル署名が必要です。
  3. 「経路」をクリックして、テスト・プロセスを開始します。文書は、文書のルーティング情報に基づいて、システムを介して適切な宛先に送信されます。
  4. 片方向シナリオのシミュレーションをしている場合、テストはこれで完了です。

オープン文書の検索

  1. 「Community Participant Simulator」>「文書フローの表示」の順にクリックします。
  2. 「詳細の表示」アイコンをクリックして、オープン文書フローを表示します。「オープン CPS 文書フロー (Open CPS Document Flow)」ウィンドウが表示されます。
  3. 「ロー文書の表示 (display raw document)」アイコンをクリックしてロー文書を表示します。

オープン文書への応答

  1. テキスト・エディターを使用して、応答文書が必要なプロセスの宛先や宛先セクションを編集 (VTP_OWNER を VTP_TP に変更、または VTP_TP を VTP_OWNER に変更) し、ターゲットの URL を適切に変更します。テストのシナリオについて詳しくは、表 27 を参照してください。
    表 27. テスト・シナリオ
    シナリオ 接続の宛先 URL

    コミュニティー・マネージャーから参加者への両方向アウトバウンド (アップロード要求)。

    コミュニティー・マネージャーをシミュレートします。

    VTP_TP

    VTP_TP

    参加者からコミュニティー・マネージャーへの片方向インバウンド。

    参加者をシミュレートします。

    VTP_OWNER

    VTP_OWNER

    コミュニティー・マネージャーから参加者への両方向アウトバウンド (アップロード応答)。

    参加者をシミュレートします。

    VTP_OWNER

    VTP_OWNER

    参加者からコミュニティー・マネージャーへの両方向インバウンド (アップロード応答)。

    コミュニティー・マネージャーをシミュレートします。

    VTP_TP

    VTP_TP

  2. 「Community Participant Simulator」>「文書フローの表示」の順にクリックします。
  3. 応答文書が必要な文書の横にある「応答」をクリックします。
  4. 「参照」をクリックし、編集済みの文書を選択します。
  5. 「経路」をクリックします。文書は、文書に含まれているルーティング情報に基づいて、システムを介して適切な宛先に送信されます。
  6. 「文書フローの表示」をクリックして、文書を表示します。

オープン文書の削除

  1. 「Community Participant Simulator」>「文書フローの表示」の順にクリックします。
  2. 表示されている文書の横にある「除去」をクリックします。文書がシステムから削除されます。

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