WebSphere Partner Gateway のインストール
前のセクションで記述された前提条件をすべて満たしていると、Database Loader および WebSphere
Partner Gateway の各インストール・ウィザード
を実行することができます。
LaunchPad
WebSphere Partner Gateway には、製品概要、README ファイル、製品資料、Database Loader、および WebSphere Partner Gateway Installer にワンストップでアクセスできるランチパッド・プログラムが用意されています。別の方法として、提供されている setup*.* プログラムを使用して、データベース・ローダーおよびインストール・プログラムを始動することもできます。データベースの作成 および インストール・ウィザードによるコンポーネントのインストール を参照してください。
注:
ランチパッドのオプションの中には、ブラウザーがインストールされ、システム・パスで使用可能になっていることを必要とするものがあります。
ランチパッド実行可能ファイルは、以下のディレクトリーに配置されています。
{CD_ROM/MEDIA DIR}/LaunchPad.*
データベースの作成
WebSphere Partner Gateway には、データベース表をセットアップする
インストール・ウィザードが含まれています。Database Loader ウィザードは、情報を収集して、表を作成し、表にデータを取り込んでくれます。あるいは、表の作成時に使用する SQL ファイルを保管できます。この SQL ファイルを使用することにより、手動で表を作成してデータを取り込むことができます。SQL ファイルを手動で実行することにより、データを取り込む前にデータベース表を検討できます。
始める前に、ご使用のデータベース・サーバーがインストールされ、正しく構成され、稼働しているかどうかを検証します。
以下の手順では、Database Loader GUI を使用してデータベースを構成する方法について説明します。GUI を使用せずに Database Loader をインストールすることもできます。
注:
データベース・サーバーとして DB2 を使用することを計画している場合は、DB2ADMIN Windows ユーザーとして
SQL を (手動または自動で) 実行する必要があります。
データベース表をセットアップするには、以下のようにします。
- データベースとして DB2 を使用している場合は、DB2ADMIN としてログインします。
- WebSphere Partner Gateway システム・プロダクト CD にある Database Loader CD-MediaDir¥DBLoader¥setup.exe ファイルを実行します。
Database Loader ウィザードが始動し、「ようこそ」ウィンドウが表示されます。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- 「ソフトウェア・ライセンス契約 (Software License Agreement)」ウィンドウで、ソフトウェア・ライセンス契約を読みます。契約条件に同意する場合は、「ライセンス契約の条件に同意します。(I accept the terms of the license agreement)」を選択します。「次へ」をクリックして先へ進みます。
-
「ディレクトリー名」ウィンドウで、データベースをセットアップするときに Database Loader が使用するディレクトリーのパスおよびディレクトリー名を入力します。IBM では、新規のディレクトリー・ロケーションを作成するか、または空のディレクトリーを選択することをお勧めします。
データベースおよびデータベースに格納されるすべてのアプリケーション・データのために十分なスペースがあるロケーションを選択します。
注:
ディレクトリーを選択するためにブラウズする場合は、インストール・パスを選択した後で、「ファイル名を入力 (Enter file name)」フィールドに「.」を 1 つ入力してください。「.」を入力しないと、「ディレクトリーを選択 (Select a directory)」ウィンドウから、このウィンドウを起動したウィンドウに戻りません。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
- データベース・タイプの選択ウィンドウで、WebSphere Partner Gateway に使用するデータベース・サーバーを選択します。DB2 8.2 または Oracle 9i 9.2.0.4 以降を選択できます。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- データベース情報ウィンドウで、次のデータベース情報を入力し、入力を終えたら「次へ」をクリックします。
DB2
DB2 を選択した場合は、DB2 データベース情報ウィンドウが表示されます。以下の DB2 データベース情報を入力します。
- データベース名
- インスタンス名
- グループ名
- 所有者名
- 所有者のパスワード
注:
これらの値のいずれかを変更した場合、SQL ファイルを実行する前に、それらの値がなければなりません。それらの値がない場合は、それらを手動で作成する必要があります。
Oracle
- Oracle を選択すると、Oracle データベース情報ウィンドウが表示されます。以下の Oracle データベース情報を入力します。
- 管理者ログイン ID
- 管理者パスワード
- Oracle SID
- スキーマ所有者ログイン
- スキーマ所有者パスワード
- Oracle ホーム・ロケーション・ウィンドウが表示されます。Oracle ホーム・ディレクトリー・ロケーションを入力するか、「参照」をクリックして入力します。(図 19)
注:
これらの値のいずれかを変更した場合、SQL ファイルを実行する前に、それらの値がなければなりません。それらの値がない場合は、それらを手動で作成する必要があります。
図 19. Oracle ホーム・ディレクトリー・ロケーション・ウィンドウ
- データベース・ロケーション・ウィンドウで、データベースとすべてのアプリケーション・データを保持するのに十分なスペースのあるファイル・システム・ロケーションを選択します。データベースのサイズは、WebSphere Partner Gateway の稼働中に大きくなります。
DB2
RDBMS サーバー上のデータベースおよびデータベースの各表スペースのロケーションを入力します。フィールドには絶対パスが入力されている必要があります。「次へ」をクリックして先へ進みます。図 2 を参照してください。
注:
ディレクトリーを選択するためにブラウズする場合は、インストール・パスを選択した後で、「ファイル名を入力 (Enter file name)」フィールドに「.」を 1 つ入力してください。「.」を入力しないと、「ディレクトリーを選択 (Select a directory)」ウィンドウから、このウィンドウを起動したウィンドウに戻りません。
図 20. DB2 のデータベース・ロケーション・ウィンドウ
Oracle
RDBMS サーバー上のデータベースおよびデータベースの各表スペースのロケーションを入力します。フィールドには絶対パスが入力されている必要があります。「次へ」をクリックして先へ進みます。図 21 を参照してください。
注:
ディレクトリーを選択するためにブラウズする場合は、インストール・パスを選択した後で、「ファイル名を入力 (Enter file name)」フィールドに「.」を 1 つ入力してください。「.」を入力しないと、「ディレクトリーを選択 (Select a directory)」ウィンドウから、このウィンドウを起動したウィンドウに戻りません。
図 21. Oracle のデータベース・ロケーション・ウィンドウ
- コンポーネントの構成ウィンドウ (図 22) で、WebSphere Partner Gateway コンポーネントのログイン情報、および共通の共用ファイルのロケーションを入力します。
Community Console、Document Manager、および Receiver の「ユーザー名」と
「パスワード」の各フィールドで、各コンポーネントについて、ユーザーの名前とパスワードを入力します。DB2 を使用している場合、これらのユーザーは、サーバーを構成したときに作成されました。
「グループ名」フィールドには、WebSphere Partner Gateway ユーザーを含むグループの名前を入力します。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
- システムが、共用情報ウィンドウのマウント・ポイントを表示します。WebSphere Partner Gateway の主要コンポーネントが使用する共通の共用ファイルのロケーションを入力します。「次へ」をクリックして先へ進みます。
注:
- 複数のマシンに WebSphere Partner Gateway をインストールする場合は、すべてのマシンの共用 common
フォルダーで、同じマウント・ポイントとディレクトリー構造を使用する必要があります。
- ディレクトリーを選択するためにブラウズする場合は、インストール・パスを選択した後で、「ファイル名を入力 (Enter file name)」フィールドに「.」を 1 つ入力してください。「.」を入力しないと、「ディレクトリーを選択 (Select a directory)」ウィンドウから、このウィンドウを起動したウィンドウに戻りません。
- ウィザードが表示するウィンドウ (図 23) で、ユーザーは、Database Loader が SQL ファイルを作成するのみか、または作成した後、自動的に実行するかどうかを選択することができます。
Database Loader が SQL ファイルを実行する場合は、以下の動作を行います。
- 表スペースの作成
- スキーマの作成
- 表、ビュー、シーケンス、プロシージャー、および関数を作成し、それらにメタデータを取り込む
- 表への許可の割り当て
- ストアード・プロシージャーの作成
Database Loader はルーチンの一部として DB2 インスタンスを再始動します。このため、WebSphere Partner Gateway データベースをセットアップする DB2 インスタンス
を使用しているすべてのアプリケーションを切断する必要があります。
ユーザーに代わって Database Loader にファイルを実行させる場合は、「SQL ファイルの実行」チェック・ボックスを選択します。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- Database Loader のインストール・ロケーションを確認します。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- 「完了」ボタンが使用可能になったら、このボタンをクリックします。
- SQL を手動で実行する場合の詳細については、bcgdbloader/scripts サブディレクトリー (Database Loader によってインストールされる) にある
Instructions.txt ファイルを参照してください。
WebSphere Partner Gateway データベースのセットアップが完了すると、WebSphere Partner Gateway のコンポーネントをインストールすることができます。
インストール・ウィザードによるコンポーネントのインストール
WebSphere Partner Gateway には、Community Console、Receiver、および Document Manager の 3 つの主要なコンポーネントがあります。3 つのコンポーネントはすべて、共通のコンテンツを共用します。コンポーネントおよび共通のコンテントを単一のサーバーにインストールするか、各コンポーネントを別々のサーバーにインストールすることができます。最低でも 1 つのサーバーに、各コンポーネントの 1 つのインスタンスをインストールする必要があります。さまざまなコンポーネントを別々のサーバーに配置する計画の立て方については、環境の計画および 接続形態を参照してください。
注:
複数のマシンに WebSphere Partner Gateway をインストールする場合は、すべてのマシンの共用 common フォルダーで、同じドライブ名とディレクトリー構造を使用する必要があります。
開始する前に、前提条件ソフトウェアのインストールと構成が正しく行われていることを確認してください。ソフトウェアの前提条件については、プラットフォーム、ハードウェア、およびソフトウェアの要件の、すべての WebSphere Partner Gateway サーバーの要件についての表を参照してください。また、ソフトウェアの構成方法については、インストール済み前提条件の検証および構成を参照してください。
また、WebSphere Partner Gateway データベースのセットアップも完了している必要があります。詳しくは、データベースの作成を参照してください。最後に、キュー・マネージャーとリスナーを含め、ご使用のデータベース・サーバーと WebSphere MQ が稼働している必要があります。
以下の手順では、InstallShield ウィザード GUI を使用してコンポーネントをインストールする方法について説明しています。
注:
コンポーネントは、コマンド行を使用してもインストールできます。詳しくは、
コマンド行によるコンポーネントのインストールを参照してください。
WebSphere Partner Gateway をインストールするには、次のステップ手順を実行します。
- 管理者特権のユーザーとしてログインします。
ハブ・インストーラーでは、Windows サービスを正しく作成するために管理者特権が必要です。
- WebSphere Partner Gateway システム・プロダクト CD にある CD-MediaDir¥hub¥setup.exe ファイルを実行します。
ウィザードが始動し、「ようこそ」ウィンドウが表示されます。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- 「ソフトウェア・ライセンス契約 (Software License Agreement)」ウィンドウで、ライセンス契約を読みます。契約条件に同意する場合は、「ライセンス契約の条件に同意します。(I accept the terms of the license agreement)」をクリックします。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- 「ディレクトリー名」ウィンドウで、WebSphere Partner Gateway がインストールされているディレクトリーのパスとディレクトリー名を入力します。IBM では、新規のディレクトリー・ロケーションを作成するか、または空のディレクトリーを選択することをお勧めします。「次へ」をクリックして先へ進みます。
注:
ディレクトリーを選択するためにブラウズする場合は、インストール・パスを選択した後で、「ファイル名を入力 (Enter file name)」フィールドに「.」を 1 つ入力してください。「.」を入力しないと、「ディレクトリーを選択 (Select a directory)」ウィンドウから、このウィンドウを起動したウィンドウに戻りません。
- コンポーネント選択ウィンドウ (図 24) で、サーバーにインストールするコンポーネントを選択します。複数のコンポーネントを選択できます。「次へ」をクリックして先へ進みます。
残りの手順では、すべてのコンポーネントをインストールすることを前提に説明します。すべてのコンポーネントをインストールしない場合、残りの手順で説明する一部のウィンドウは表示されません。
- インストール先のマシンの完全修飾ホスト名を指定します。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- WebSphere Partner Gateway をホストするときに使用される以下の WebSphere Application Server のうちいずれかを選択し、「次へ」をクリックします。図 7 を参照してください。
- データベース・サーバーの選択ウィンドウ (図 26) で、使用するデータベース・サーバーを選択します。DB2 8.2 以降 または Oracle 9i.9.2.0.4 以降を選択できます。「次へ」をクリックして先へ進みます。
- データベース情報ウィンドウが表示されます。使用するデータベースとして DB2
を選択した場合は、この手順の DB2 に固有の指示に従って操作します。使用するデータベースとして Oracle を選択した場合は、この手順の Oracle に固有の指示に従って操作します。
DB2
DB2 を選択した場合は、DB2 データベース情報ウィンドウが表示されます。図 27 を参照してください。
DB2 が現在のシステムに収容されていない場合は、「ホスト名」フィールドで、「localhost」を DB2 が収容されているシステム名に置き換えます。
「ポート」フィールドには、DB2 インスタンスが使用しているポートを入力します。DB2 インスタンスが使用しているポートを調べるには、DB2 Control Center (GUI) を使用してプロパティーを判別するか、コマンド行 db2 get dbm cfg を入力します。この情報 (DB2 構成) は、Database Loader によって "system temp"/bcgdbloader/logs ディレクトリーにも保管されます。デフォルトのポートは 50000 です。
「所有者名」、「所有者パスワード」、「データベース名」、および「スキーマ名」の各テキスト・フィールドに、要求情報を入力します。これらの情報は、Database Loader のインストール時にデータベースを定義するために使用された名前です。データベースの作成 を参照してください。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
Oracle
Oracle を選択すると、Oracle データベース情報ウィンドウ (図 28) が表示されます。
Oracle データベースに関する必須情報を入力します。デフォルトのポートは 1521 です。
注:
JDBC ドライバーの絶対パスと名前は、このコンピューター上のドライバーの正しいバージョンを
指し示している必要があります。ドライバーは、Oracle がインストールされたディレクトリー・ツリーにあります。ドライバーは次の Web サイトからダウンロードすることもできます。http://www.oracle.com/technology/software/tech/java/sqlj_jdbc/
index.html「JDBC Driver Downloads」のセクションで、「Oracle xx Release x drivers」をクリックします。稼働している Oracle バージョンに一致するドライバー・バージョンを間違わずに選択してください。
注:
ディレクトリーを選択するためにブラウズする場合は、インストール・パスを選択した後で、「ファイル名を入力 (Enter file name)」フィールドに「.」を 1 つ入力してください。「.」を入力しないと、「ディレクトリーを選択 (Select a directory)」ウィンドウから、このウィンドウを起動したウィンドウに戻りません。
データベース接続確認ウィンドウが表示されます。図 29 を参照してください。接続が正常に行われた場合、テーブル、ビュー、関数、およびプロシージャーのカウント情報に注意し、確認します。接続が失敗した場合は、情報ウィンドウの指示を検討するか、データベース資料を参照してエラー・コードに対応します。
- 「共通情報ディレクトリー」ウィンドウで、共通の共用コンポーネントのロケーションを入力します。この値は、Database Loader のインストールの際に使用されたディレクトリー・ロケーションと一致しなければなりません。
注:
ディレクトリーを選択するためにブラウズする場合は、インストール・パスを選択した後で、「ファイル名を入力 (Enter file name)」フィールドに「.」を 1 つ入力してください。「.」を入力しないと、「ディレクトリーを選択 (Select a directory)」ウィンドウから、このウィンドウを起動したウィンドウに戻りません。
- WebSphere MQ Server ウィンドウで、ご使用の WebSphere MQ サーバーに関する必要な情報を入力します。図 30 を参照してください。
WebSphere MQ が現在のマシンに収容されていない場合は、「ホスト名」フィールドで、「localhost」を WebSphere MQ が収容されているシステム名に置き換えます。
「キュー・マネージャー」フィールドで、デフォルト名を WebSphere MQ を構成するときに使用した名前に置き換えます (WebSphere MQ の構成を参照)。
「リスナー・ポート」フィールドには、リスナーが使用しているポート番号を入力します (WebSphere MQ の構成を参照)。デフォルトのポートは 9999 です。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
図 30. WebSphere MQ Server ウィンドウ
- Windows Service のインストール・ウィンドウが表示されます。WebSphere Partner Gateway の機能を Windows サービスとして登録する場合は、「Windows Service としてインストール」チェック・ボックスを選択します。図 31 を参照してください。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
図 31. Windows Service のインストール・ウィンドウ
- Community Console のインストールを選択した場合は、Community Console の構成ウィンドウを使用して構成します。図 32を参照してください。
「ユーザー名」フィールドには、Community Console コンポーネントがデータベースにログインするために使用するユーザー ID を入力します。
「パスワード」フィールドには、ユーザー名に関連したパスワードを入力します。入力したパスワードが正しいことを確認してください。パスワードに誤りがあると、Community Console は機能しません。
「HTTP ポート」フィールドには、コンポーネントがメッセージを listen するポート番号を入力します。Community Console、Receiver、および Document Manager には固有のポート番号が割り当てられ、それらのポートはこのコンピューターで使用可能な状態になっている必要があります。デフォルトのポートは 58080 です。
「HTTPS ポート」フィールドには、コンポーネントがメッセージを listen するセキュア・ポートの番号を入力します。Community Console、Receiver、および Document Manager には固有のポート番号が割り当てられ、それらのポートはこのコンピューターで使用可能な状態になっている必要があります。デフォルトのポートは 58443 です。
「ヘルプ・システムのホスト名」フィールドで、ヘルプ・システムが存在するサーバー・アドレスを入力します。
「ヘルプ・システムのポート番号」フィールドで、ヘルプ・システムにアクセスするためのポート番号を入力します。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
注:
データベース接続が失敗すると、データベース情報ウィンドウが表示されます。データベース情報ウィンドウの指示を検討するか、データベース資料を参照して、エラー・コードに対応します。
図 32. Community Console ウィンドウ
- Receiver コンポーネントまたは Document Manager コンポーネントを選択した場合は、それぞれの構成ウィンドウを使用して構成します。これらのウィンドウには、Community Console の構成ウィンドウと同じフィールドがあります。3 つのコンポーネント (Community Console、Receiver、および Document Manager) すべてで、別々の HTTP ポートと HTTPS ポートを使用する必要があります。図 33 および 図 34 を参照してください。
注:
別々のマシンに Receiver と Document Manager をインストールする場合は、Receiver マシンに Document Manager マシンによって解決可能なホスト名を付ける必要があります。
完了したら「次へ」をクリックします。
図 34. Document Manager の構成ウィンドウ
- RosettaNet の構成ウィンドウ (図 35) で、RosettaNet メッセージの連絡先情報を入力します。これらのテキスト・フィールドには値が必要です。正しい値が不明の場合はデフォルト値を使用してください。この情報は、RosettaNet を使用する
場合に必要であり、すべてのインストールで入力することをお勧めします。
「名前」フィールドで、RosettaNet の問題が発生した場合の連絡先担当者の名前を入力します。
「電話番号」および「FAX 番号」フィールドには、RosettaNet 担当者の電話番号と FAX 番号を入力します。
「E メール・アドレス」フィールドには、RosettaNet の連絡先 E メール・アドレスを入力します。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
図 35. RosettaNet の構成ウィンドウ
- アラート通知ウィンドウ (図 36) で、WebSphere Partner Gateway を構成して、E メールでアラートを送信できるようにします。値が必要です。正しい値が不明の場合はデフォルト値を使用してください。
「SMTP リレー」フィールドには、SMTP サーバーのロケーションを入力します。
「送信元 E メール・アドレス」フィールドで、E メールを送信するときに WebSphere Partner Gateway が使用する E メール・アドレスを入力します。
「送信先 E メール・アドレス」フィールドで、アラート通知に対応するユーザーが、E メールを送信するときに使用する
宛先の E メール・アドレスを入力します。
「次へ」をクリックして先へ進みます。
- 「要約」ウィンドウでは、インストールされるコンポーネントを示す情報を確認します。表示された情報のいずれかに誤りがある場合は、「戻る」をクリックして前のウィンドウに戻ります。「要約」ウィンドウの情報がすべて正しい場合は、「次へ」をクリックします。
- WebSphere Partner Gateway インストーラーにより、選択されたコンポーネントがインストールおよび構成されます。このタスクが完了すると、インストーラーで「完了」ボタンが使用可能になります。「完了」をクリックします。
- 以下の値が設定されていることを確認します。
DB2:
- console¥lib¥config¥bcg_console.properties ファイルを開きます。値として、bcg.co.db.schema=DB2ADMIN が設定されているかどうかを検証します。
- receiver¥lib¥config¥bcg_receiver.properties ファイルを開きます。値として、bcg.co.db.schema=DB2ADMIN が設定されているかどうかを検証します。
- router¥lib¥config¥bcg.properties ファイルを開きます。値として、bcg.co.db.schema=DB2ADMIN が設定されているかどうかを検証します。
Oracle:
- console¥lib¥config¥bcg_console.properties ファイルを開きます。値として、bcg.co.db.schema=BCGAPPS が設定されているかどうかを検証します。
- receiver¥lib¥config¥bcg_receiver.properties ファイルを開きます。値として、bcg.co.db.schema=BCGAPPS が設定されているかどうかを検証します。
- router¥lib¥config¥bcg.properties ファイルを開きます。値として、bcg.co.db.schema=BCGAPPS が設定されているかどうかを検証します。
- WebSphere Partner Gateway コンポーネントをインストールする各サーバー上で、この手順を繰り返します。共通コンテンツは、一度しかインストールする必要はありません。ファイル共用システムによって、すべてのコンピューター
で使用可能になるためです。
すべての WebSphere Partner Gateway コンポーネントのインストールが完了したら、コマンド行によるコンポーネントのインストールを参照してください。
