文書ボリューム・レポートは有効なツールで、ビジネス文書のフローを管理、追跡、およびトラブルシューティングするのに使用されます。レポートでは、指定期間内にシステムで処理された文書のボリュームを表示します。レポートは表示、印刷、または保管 (エクスポート) して、他のスタッフ・メンバーに送信できます。
このレポートをカスタマイズして、特定の検索条件に基づいて情報を表示できます。
文書ボリューム・レポートに、現在進行中の文書数が状態別に示されます。
表 13. 文書状態
値 |
説明 |
受信合計 |
システムに受信された文書の合計数。 |
進行中 |
進行中の文書はテストおよび検証されています。エラーは検出されませんでしたが、処理はまだ完了していません。 |
失敗 |
エラーのために、文書処理が中断しました。 |
正常終了 |
文書処理を完了する最終メッセージがシステムからターゲット参加者に送信されました。 |
次のタスクを実行するには、このレポートを使用します。
- 主要ビジネス・プロセスが完了したかどうかを判断する
- コスト管理のため、プロセスのボリュームの傾向を追跡する
- プロセスの質 (成功と失敗) を管理する
- プロセス効率を追跡する
文書ボリューム・レポートの作成
次の手順では、文書ボリューム・レポートを作成する方法について説明します。
- 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」ウィンドウが表示されます。
- ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
表 14. 文書ボリューム・レポート検索条件
値 |
説明 |
開始日および開始時刻 (Start date & time) |
処理が開始された日時。 |
終了日および終了時刻 (End date & time) |
処理が完了した日時。 |
ソース参加者 |
ビジネス・プロセスを開始した参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。 |
ターゲット参加者 |
ビジネス・プロセスを受信した参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。 |
検索場所 |
受信文書フローまたは送信文書フローを検索します。 |
ゲートウェイ・タイプ |
実動またはテスト。テストを使用できるのは、テスト・ゲートウェイ・タイプをサポートするシステムのみです。 |
パッケージ |
文書フォーマット、パッケージ化、暗号化、およびコンテンツ・タイプ識別番号について説明します。 |
プロトコル |
プロセス・プロトコルのタイプ。例えば、XML、EDI、フラット・ファイル。 |
文書フロー |
特定のビジネス・プロセス。 |
ソート基準 |
この基準 (文書フローまたはターゲット文書フロー) によるソート結果。 |
ページごとの結果件数 |
1 ページに表示されるレコードの数。 |
- 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
文書ボリューム・レポートのエクスポート
- 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」ウィンドウが表示されます。
- ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
- 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
- 「レポートのエクスポート」アイコンをクリックしてレポートをエクスポートします。希望する場所に移動して、ファイルを保管します。
注:
レポートはコンマで区切られた値 (csv) ファイルとして保管されます。
レポートの印刷
- 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」ウィンドウが表示されます。
- ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
- 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
- 「印刷」アイコンをクリックしてレポートを印刷します。
