照合シーケンスの更新

以下の情報では、DB2 と Oracle の照合シーケンスを変更する方法について説明します。

DB2

DB2 上の WebSphere Partner Gateway 6.0 では、ユニコード・データのソート処理能力を改善する UCA400_NO 照合シーケンスを使用します。DB2 では、既存のデータベースの照合シーケンスを変更できません。WebSphere Partner Gateway は、既存のデータベースをバージョン 6.0 にマイグレーションする場合、照合シーケンスの設定を変更しません。ご使用のインストール・システムで UCA400_NO 照合シーケンスを使用するには、以下の手順に従います。

  1. DB2 UDB Control Center で、現行の WebSphere Partner Gateway データベース (つまり BCGAPPS) のバックアップを作成します。
  2. 現行の WebSphere Partner Gateway データベース (BCGAPPS) を除去します。
  3. WebSphere Partner Gateway 6.0 に付属の DBLoader ツールによって作成された Create_db2.sql ファイルを使用して、新規のデータベースを作成します。
    db2 -td! -f Create_db2.sql -z Create_db2.log
  4. DB2 UDB Control Center で、以前の WebSphere Partner Gateway データベースのバックアップを、作成したばかりのデータベースに復元します。必ず「既存のデータベースに復元 (Restore to Existing Database)」オプションを選択してください。

Oracle

Oracle データベースでは、照合シーケンスを動的に変更できます。この機能を使用するために、WebSphere Partner Gateway は、BCGUpgrade_422FP4_600.sql スクリプトが実行されると、NLS_SORT セッション変数の値を変更します。

照合シーケンスについて詳しくは、「管理者ガイド」の『トラブルシューティング』の章を参照してください。

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