FTP ゲートウェイの設定

FTP ゲートウェイを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 「アカウント管理」>「プロファイル」>「コミュニティー参加者」をクリックします。
  2. 検索条件を入力し、「検索」をクリックするか、または検索条件を入力せずに「検索」をクリックして、すべての参加者のリストを表示します。
  3. 「詳細の表示」アイコンをクリックして、参加者のプロファイルを表示します。
  4. 「ゲートウェイ」をクリックします。
  5. 「作成」をクリックします。

ゲートウェイの詳細

「ゲートウェイの詳細」ページから、以下のステップを実行します。

  1. ゲートウェイを識別する名前を入力します。このフィールドは必須です。
  2. (オプション) ゲートウェイの状況を指定します。デフォルトは「使用可能」です。使用可能状態のゲートウェイは、文書を送信することができます。使用不可状態のゲートウェイは、文書を送信できません。
  3. (オプション) ゲートウェイがオンラインかオフラインかを指定します。デフォルトは「オンライン」です。
  4. (オプション) ゲートウェイの説明を入力します。

ゲートウェイの構成

このページの「ゲートウェイ構成」セクションで、以下のステップを実行します。

  1. 「トランスポート」リストから、「FTP」を 選択します。
  2. 「アドレス」フィールドに、文書の配信先となる URI を入力します。このフィールドは必須です。

    形式は、ftp://<ftp_server_name>:<portno> です。

    以下に例を示します。

    ftp://ftpserver1.ibm.com:2115

    ポート番号を入力しなかった場合は、標準の FTP ポートが使用されます。

  3. (オプション) FTP サーバーへのアクセスにユーザー名とパスワードが必要な場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。
  4. 「再試行カウント」フィールドに、ゲートウェイが文書の送信を試行する回数を入力します。この回数を超えると送信エラーとなります。デフォルトは 3 です。
  5. 「再試行間隔」フィールドに、ゲートウェイが文書の再送信を試行するまでの待ち時間を入力します。デフォルトは 300 秒です。
  6. 「スレッド数」フィールドに、同時に処理可能な文書の数を入力します。デフォルトは 3 です。
  7. 文書を処理する前に送信者の IP アドレスを検証するには、「クライアント IP の検証」 フィールドで「はい」を選択します。それ以外の場合は、「いいえ」を選択します。デフォルトは「いいえ」です。
  8. 指定した回数の再試行が終わって配信エラーになりそうな場合に、ゲートウェイを自動的にオフラインにするには、「自動キュー」フィールドで「はい」を選択します。それ以外の場合は、「いいえ」を選択します。デフォルトは「いいえ」です。

    「自動キュー」を選択した場合は、ゲートウェイを手動でオンラインにするまで、すべての文書がキューに入ったままになります。

  9. 「接続タイムアウト」フィールドに、トラフィックがない場合にソケットがオープン状態を保つ時間 (秒数) を入力します。デフォルトは 120 秒です。
  10. 文書が宛先に送信されるときに、その文書が元の名前を持つようにする場合は、「固有ファイル名の使用」フィールドのボックスにチェック・マークを付けたままにしておきます。それ以外の場合は、ボックスをクリックしてチェック・マークを外します。この場合は、WebSphere Partner Gateway によってファイル名が割り当てられます。
  11. ゲートウェイの前処理または後処理ステップを構成する場合は、ハンドラーの構成を参照して ください。それ以外の場合は、「保管」をクリックします。

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