マシン・シャットダウン後のシステムの始動

次のセクションでは、システム・コンポーネントが存在するマシンがサービス休止になった場合にシステム・コンポーネントを始動する方法について説明します。WebSphere Partner Gateway のコンポーネントを始動するには、先に DB2 と WebSphere MQ を始動する必要があります。

DB2 の始動

DB2 を始動するには、次の手順に従います。

UNIX:

  1. 次のように入力して、データベース所有者に変更します (デフォルトを使用した場合は db2inst1)。
    su - db2inst1
  2. 次のように入力して、データベース・インスタンスを開始します。
    db2start

Windows:

次のように入力して、データベース・インスタンスを開始します。

db2start

WebSphere MQ の始動

WebSphere MQ を始動するには、次の手順に従います。

UNIX:

  1. 次のように入力して、WebSphere MQ ユーザーに変更します。
    su - mqm
  2. 次のように入力して、キュー・マネージャーを始動します。
    strmqm <hostname>.queue.manager
  3. 次のように入力して、リスナーを始動します。
    runmqlsr -t tcp -p <port number> -m <hostname>.queue.manager &
  4. 10 秒待ってから、Enter キーを押してコマンド・プロンプトに戻ります。
  5. 次のように入力して、JMS Broker (パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカー) を開始します。
    strmqbrk -m <hostname>.queue.manager

Windows:

  1. 次のコマンドでキュー・マネージャーを開始します。
    strmqm bcg.queue.manager
  2. 次のコマンドでリスナーを開始します。
    runmqlsr -t tcp -p 9999 -m bcg.queue.manager
  3. リスナーはこのウィンドウで稼働するので、開いたままにしておきます。
  4. 新規ウィンドウを開き、次のコマンドで JMS Broker (パブリッシュおよびサブスクライブ・ブローカー ) を開始します。
    strmqbrk -m bcg.queue.manager

Community Console、Receiver、および Document Manager の開始

Community Console、Receiver、および Document Manager を開始するには、次の手順に従います。

注:
次のステップを変更して、Windows の .bat 拡張子と円記号を使用します。

  1. 次のように入力して、通常の WebSphere Partner Gateway ユーザーに変更します。
    su - bcguser
  2. 以下のディレクトリーにナビゲートします。
    cd {INSTALL DIR}/bin
  3. 次のように入力して、Community Console を始動します。
    ./bcgStartServer.sh bcgconsole
  4. 次のように入力して、Receiver を始動します。
    ./bcgStartServer.sh bcgreceiver
  5. 次のように入力して、Document Manager を始動します。
    ./bcgStartServer.sh bcgdocmgr

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