EDI 属性
このセクションでは、EDI 交換の設定時に使用できる EDI 属性について説明します。
これらの属性の一部は、EDI 文書に関連付けられた変換マップを表す制御ストリングで事前定義されています。制御ストリング (Data Interchange Services クライアント) で設定される値は、Community Console で入力する値をオーバーライドします。
エンベロープ・プロファイル属性
EDI エンベロープ・プロファイルのさまざまな属性を設定できます。使用可能な属性は、EDI タイプによって異なります。一般に、属性は EDI 標準に対応しており、許容値はエンベロープ・プロファイルが表す EDI 標準によって異なります。
いずれの属性にも値を指定する必要はありません。一部の属性では、値を入力しない場合にデフォルト値が使用されます。このセクションの表に、デフォルトが関連付けられている属性およびそのデフォルト値をリストします。
注: リストされていないエンベロープ・プロファイル・プロパティーには、デフォルト値がありません。マップまたは接続で設定される汎用または特定のエンベロープ・プロパティーによってオーバーライドされない場合は、指定するテキスト値が使用されます。
X12 属性
このセクションの表に、デフォルト値が提供されている X12 属性をリストします。
一般属性
表 84 は、デフォルト値が提供されている一般属性をリストしています。
表 84. 一般属性
フィールド名 |
必須 |
説明 |
デフォルト |
INTCTLLEN (交換制御番号の長さ) |
いいえ |
交換制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
GRPCTLLEN (グループ制御番号の長さ) |
いいえ |
グループ制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
TRXCTLLEN (トランザクション制御番号の長さ) |
いいえ |
トランザクション制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
ENVTYPE (エンベロープ・タイプ) |
いいえ |
この属性は、ハブ管理者によって設定されるのではなく、作成されるエンベロープ・プロファイルのタイプから派生します。 |
X12 |
MAXDOCS (最大トランザクション番号) |
いいえ |
エンベロープ内のトランザクションの最大数です。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。 |
最大数はありません。 |
CTLNUMFLAG (トランザクション ID 別制御番号) |
いいえ |
「はい」は、EDI トランザクション・タイプを基にした別々の制御番号のセットが使用されることを示します。
「いいえ」は、すべての EDI トランザクション・タイプに共通の制御番号のセットが使用されることを示します。 |
いいえ |
交換属性
X12 交換属性は必須ではなく、この属性にデフォルト値はありません。
グループ属性
表 85 は、デフォルト値が提供されているグループ属性をリストしています。
表 85. グループ属性
フィールド名 |
必須 |
説明 |
デフォルト |
GS01 (機能グループ ID) |
いいえ |
グループ ID。 |
デフォルト値は、制御ストリング・ヘッダーに由来します。この値は、Data Interchange Services クライアントの
「EDI 文書定義」ページの「機能グループ」列で確認できます。 |
GS08 (グループ・バージョン) |
いいえ |
グループ・バージョン。 |
デフォルト値は、標準ごとに異なります。 |
トランザクション属性
トランザクション属性は必須ではありません。この属性にはデフォルト値がありません。
UCS 属性
ここでは、UCS 交換、グループ、およびトランザクションにデフォルト値が適用されるかどうかをリストします。
一般属性
表 86 は、デフォルト値が提供されている一般属性をリストしています。
表 86. 一般属性
フィールド名 |
必須 |
説明 |
デフォルト |
INTCTLLEN (交換制御番号の長さ) |
いいえ |
交換制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
5 |
GRPCTLLEN (グループ制御番号の長さ) |
いいえ |
グループ制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
TRXCTLLEN (トランザクション制御番号の長さ) |
いいえ |
トランザクション制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
ENVTYPE (エンベロープ・タイプ) |
いいえ |
この属性は、ハブ管理者によって設定されるのではなく、作成されるエンベロープ・プロファイルのタイプから派生します。 |
UCS |
MAXDOCS (最大トランザクション番号) |
いいえ |
エンベロープ内のトランザクションの最大数です。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。 |
最大数はありません。 |
CTLNUMFLAG (トランザクション ID 別制御番号) |
いいえ |
「はい」は、EDI トランザクション・タイプを基にした別々の制御番号のセットが使用されることを示します。
「いいえ」は、すべての EDI トランザクション・タイプに共通の制御番号のセットが使用されることを示します。 |
いいえ |
交換属性
交換属性は必須ではありません。この属性にはデフォルト値がありません。
グループ属性
表 87 は、デフォルト値が提供されているグループ属性をリストしています。
表 87. グループ属性
フィールド名 |
必須 |
説明 |
デフォルト |
GS01 (機能グループ ID) |
いいえ |
グループ ID。 |
デフォルト値は、制御ストリング・ヘッダーに由来します。この値は、Data Interchange Services クライアントの
「EDI 文書定義」ページの「機能グループ」列で確認できます。 |
GS08 (グループ・バージョン) |
いいえ |
グループ・バージョン。 |
デフォルト値は、標準ごとに異なります。 |
トランザクション属性
トランザクション属性は必須ではありません。この属性にはデフォルト値がありません。
EDIFACT 属性
ここでは、EDIFACT 交換、グループ、およびメッセージにデフォルト値が適用されるかどうかをリストします。
一般属性
表 88 は、デフォルト値が提供されている一般属性をリストしています。
表 88. 一般属性
フィールド名 |
必須 |
説明 |
デフォルト |
INTCTLLEN (交換制御番号の長さ) |
いいえ |
交換制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
GRPCTLLEN (グループ制御番号の長さ) |
いいえ |
グループ制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
TRXCTLLEN (トランザクション制御番号の長さ) |
いいえ |
トランザクション制御番号の特定の長さを定義します。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。
値を入力しない場合、デフォルトの長さが使用されます。 |
9 |
ENVTYPE (エンベロープ・タイプ) |
いいえ |
この属性は、ハブ管理者によって設定されるのではなく、作成されるエンベロープ・プロファイルのタイプから派生します。 |
EDIFACT |
EDIFACTGRP (EDI 用のグループの作成) |
いいえ |
この値は EDIFACT エンベロープ・タイプ専用です。(EDIFACT では、グループ・レベルを使用すべきではありません。)
「はい」は、EDIFACT DATA 用の機能グループ (UNG/UNE セグメント) を作成することを示します。
「いいえ」は、作成しないことを示します。 |
いいえ |
MAXDOCS (最大トランザクション番号) |
いいえ |
エンベロープ内のトランザクションの最大数です。値を入力する場合、整数を入力する必要があります。 |
最大数はありません。 |
CTLNUMFLAG (トランザクション ID 別制御番号) |
いいえ |
「はい」は、EDI トランザクション・タイプを基にした別々の制御番号のセットが使用されることを示します。
「いいえ」は、すべての EDI トランザクション・タイプに共通の制御番号のセットが使用されることを示します。 |
いいえ |
交換属性
交換属性は必須ではありません。この属性にはデフォルト値がありません。
グループ属性
表 89 は、デフォルト値が提供されているグループ属性をリストしています。
表 89. グループ属性
フィールド名 |
必須 |
説明 |
デフォルト |
UNG01 (機能グループ ID) |
いいえ |
グループ ID。 |
デフォルト値は、制御ストリング・ヘッダーに由来します。この値は、Data Interchange Services クライアントの
「EDI 文書定義」ページの「機能グループ」列で確認できます。 |
メッセージ属性
表 90 は、デフォルト値が提供されているメッセージ属性をリストしています。
表 90. メッセージ属性
フィールド名 |
必須 |
説明 |
デフォルト |
UNH0201 (メッセージ・タイプ) |
いいえ |
メッセージのタイプ。 |
デフォルト値は、制御ストリング・ヘッダーに由来します。この値は、Data Interchange Services クライアントの
「EDI 文書定義」ページで確認できます。 |
UNH0202 (メッセージ・バージョン) |
いいえ |
メッセージのバージョン。 |
D |
UNH0203 (メッセージ・リリース) |
いいえ |
メッセージのリリース。 |
標準ごとに異なります。 |
UNH0204 (制御機関) |
いいえ |
制御機関を識別するコード。 |
UN |
文書フロー定義および接続属性
ここでは、エンベロープ用の文書フローの定義属性をリストします。これらの属性の一部は、以下に示すとおり、プロトコルまたは接続レベルでのみ設定可能です。
分離文字および区切り文字属性
ここでは、EDI 交換内で分離文字または区切り文字として使用される文字をリストします。表 91 は、Community Console に表示される属性、X12 および EDIFACT (ISO 9735 バージョン 4、リリース 1) での対応する用語、属性が必須かどうか、および属性の説明を示しています。表に続けて、EDI 文書内でのこれらの文字の使用例を示します。
属性の説明
表 91 に分離文字および区切り文字属性をリストします。
注: 一部の文字には 16 進値を使用できます (記載されているとおり)。これらは、Unicode 値または別のエンコード・タイプの値の場合があります。Unicode の場合、¥unnnn という形式を使用します。その他のエンコードの場合、0xnn という形式を使用します。
表 91. エンベロープ・プロファイル属性
属性 |
X12 での用語 |
EDIFACT での用語 |
説明 |
セグメント区切り文字 |
セグメント終了記号 |
セグメント終了記号 |
これは、セグメントの最後の文字として現れる単一文字です。この文字には 16 進値を使用できます。
デフォルト値は、EDI タイプに基づきます。
- X12
- ~ (波形記号)
- EDIFACT
- ' (単一引用符)
- UCS
- ~ (波形記号)
|
データ・エレメント区切り文字 |
データ・エレメント分離記号 |
データ・エレメント分離記号 |
これは、セグメントのデータ・エレメントを分離する単一文字です。この文字には 16 進値を使用できます。
デフォルト値は、EDI タイプに基づきます。
- X12
- * (アスタリスク)
- EDIFACT
- + (正符号)
- UCS
- * (アスタリスク)
|
サブエレメント区切り文字 |
コンポーネント・エレメント分離記号 |
コンポーネント・データ・エレメント分離記号 |
これは、複合データ・エレメントのコンポーネント・エレメントを分離する単一文字です。この文字には 16 進値を使用できます。
デフォルト値は、EDI タイプに基づきます。
- X12
- ¥ (円記号)
- EDIFACT
- : (コロン)
- UCS
- ¥ (円記号)
|
リリース文字 |
|
リリース文字 |
これは、次の文字の意味をオーバーライドする単一文字で、データ・エレメント内に分離文字が出現することを許可します。この文字には 16 進値を使用できます。これは、EDIFACT のみに適用されます。
- EDIFACT
- ? (疑問符)
|
反復データ・エレメント分離記号 |
反復分離記号 |
反復分離記号 |
これは、反復データ・エレメントのインスタンスを分離する単一文字です。この文字には 16 進値を使用できます。
デフォルト値は、X12 または EDIFACT の EDI タイプに基づきます。
- X12
- ^ (ハット記号、曲折アクセント記号)
- EDIFACT
- * (アスタリスク)
|
10 進表記 |
|
10 進表記 (使用すべきでない) |
この属性は 10 進フォーマットまたは構文解析で使用されていましたが、今は使用すべきではありません。これには、単にピリオドまたはコンマを使用できます。
デフォルト値はピリオドです。 |
EDI 構造の例
ここでは、単純な EDI 交換、および 表 91 の属性の交換での使用方法について示します。
EDI メッセージは、特定の順序に並んだ一連のセグメントで構成されます。セグメントは、一連のエレメントで構成されます。
セグメント内のエレメントは、1 つの情報のみが含まれる単純データ・エレメントである場合があります。
エレメントは、2 つ以上の単純データ・エレメントを含む複合データ・エレメントである場合があります。
複合エレメントを構成する単純エレメントは、コンポーネント・データ・エレメントと呼ばれます。
複合データ・エレメントはネストできません。複合エレメントに含めることができるのは、単純データ・エレメントのみで、他の複合データ・エレメントを含めることはできません。ここでは説明しませんが、コンポーネント・データ・エレメントを反復データ・エレメントとして定義することもできます。
以下の例を考えてみましょう。
ABC*123*AA¥BB¥CC*001^002^003*star?*power~
この例では、以下のようになります。
追加の EDI 属性
ここでは、文書フロー定義レベルまたは接続レベルで設定できる追加の EDI 属性をリストします。
表 92. 追加の EDI 属性
属性 |
必須 |
説明 |
制約事項 |
デフォルト |
セグメント出力
|
いいえ |
EDI/XML 変換で使用され、各 EDI セグメントまたは XML エレメントの後ろで改行するかどうかを示します。 |
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
はい |
重複する文書 ID を持つ文書を許可します。 |
いいえ |
「はい」は、文書 ID (交換制御番号) の重複が許可されることを示します。
「いいえ」は、交換制御番号の重複をエラーとして扱うことを示します。 |
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
いいえ |
変換時の最大エラー・レベル
|
いいえ |
変換中に許容されるエラー発生の最大数を示します。これ以上エラーが発生すると、変換は失敗します。
有効な値は、0、1、または 2 です。
ユーザー指定エラーを示すためのエラー・コマンドが変換マップに含まれている場合で、エラー・コマンドのレベル・パラメーターがこの値より大きい場合、変換は失敗します。 |
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
0 |
FA マップ
|
いいえ |
内部汎用 FA を特定の FA に変換するために使用するマップを提供します。
注: この属性は、FA マップとして識別されるマップ (マップ・タイプは「K」) のリストから選択します。 |
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
|
エンベロープ・プロファイル |
はい |
エンベロープに使用する EDI エンベロープ・プロファイル名。定義したすべてのエンベロープ・プロファイルをリストから選択できます。 |
|
|
XMLNS アクティブ |
いいえ |
入力 XML 文書のネーム・スペース処理を実行します。この属性は、XML 変換ステップで使用されます。
有効な値は「はい」または「いいえ」です。 |
|
スキーマ: はい
DTD: いいえ |
最大検証エラー・レベル |
いいえ |
最大許容検証エラー・レベルです (許容されるエラーの重大度で、これを超えると、トランザクションは失敗したと見なされます)。
有効な値は、0、1、または 2 です。
- 0
- エラーのない検証だけを許可します。
- 1
- 単純な要素検証エラーだけを持つ文書を許可します。
- 2
- 要素またはセグメントの検証エラーを持つ文書を許可します。
|
|
0 |
検証レベル |
いいえ |
トランザクション・レベルで実行する検査のレベルを示します。値が 2 の場合、英数字検証テーブル属性および文字セット検証テーブル属性に設定されている値を使用することを意味します。この属性は、セグメントの詳細な検証属性が「はい」に設定されている場合、その属性にも適用されます。
有効な値は、0、1、または 2 です。
- 0
- 基本的な検証 (必須エレメントの欠落、セグメント、および最小長/最大長の検査など) のみを実行します。トランザクション定義に指定されているデータ・タイプまたはコード・リストに対してエレメント値を検証しません。
- 1
- レベル 0 検証に加えて、データ・エレメントに指定されているコード・リストに対してエレメント値を検証します。
- 2
- レベル 1 検証に加えて、エレメントのデータ・タイプについてエレメント値が正しいことを検証します。
|
|
0 |
文字セット検証テーブル |
いいえ |
文字セット検証に使用するテーブルを示します。このテーブルは、検証レベル属性が 2 の場合にのみ使用されます。
この属性は、仮想コード・リスト・テーブルを参照します。ユーザーは、Data Interchange Services クライアントのマッピング領域の「コード・リスト」タブで、コード・リストを新規作成できます。この領域には、他の目的 (特定の EDI エレメントの検証など) で使用されるコード・リストも含まれています。 |
|
CHARSET |
英数字検証テーブル |
いいえ |
英数字検証に使用するテーブルを示します。このテーブルは、検証レベル属性が 2 の場合にのみ使用されます。
この属性は、仮想コード・リスト・テーブルを参照します。ユーザーは、Data Interchange Services クライアントのマッピング領域の「コード・リスト」タブで、コード・リストを新規作成できます。この領域には、他の目的 (特定の EDI エレメントの検証など) で使用されるコード・リストも含まれています。 |
|
ALPHANUM |
機能肯定応答のみでのグループ・レベル情報の生成 |
いいえ |
この属性は EDI-X12 に適用されます。値は、「はい」または「いいえ」です。
- はい
- 機能肯定応答のグループ・レベル情報のみを生成します。
- いいえ
- 機能肯定応答の全詳細を生成します (個々のトランザクション、およびトランザクション内のセグメントおよびエレメントごとに生成)。
|
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
いいえ |
世紀制御年
|
いいえ |
日付が 2 桁の年から 4 桁の年に変換される場合、この値より大きい 2 桁の年の世紀値が「19」であると見なされます。この値と等しいか、この値より小さい 2 桁の年は、世紀値が「20」であると見なされます。
有効な範囲は、0 から 99 です。 |
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
10 |
セグメントの詳細な検証
|
いいえ |
この属性は、以下のセグメント・ヘッダーおよびトレーラーに適用されます。
- X12
- EDIFACT
- UNA
- UNB、UNZ
- UNG、UNE
- UNH、UNT
- UNTUCS
有効な値は「はい」または「いいえ」です。
- はい
- 詳細なエンベロープ・セグメント検証を実行します。検査の深さは、検証レベル属性によって制御されます。
- いいえ
- 詳細なエンベロープ・セグメント検証を実行しません。
|
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
いいえ |
TA1 オーバーライド
|
いいえ |
交換エンベロープ・セグメントに指定されている場合、TA1 要求の生成を許可します。EDI-X12 のみに適用されます。
「はい」に設定すると、TA1 が交換エンベロープ・セグメントに指定されている場合、TA1 が生成されます。
「いいえ」に設定すると、TA1 が交換エンベロープ・セグメントに指定されている場合でも、TA1 は生成されません。 |
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
はい |
エラー時に廃棄 (Discard on error)
|
いいえ |
この属性は、ポリモアフィック処理で使用されます。
エンベロープ解除に起因するバッチの場合、この属性は、いずれかのトランザクションが失敗した場合にバッチ全体を廃棄するかどうかを示します。
有効な値は「はい」および「いいえ」です。 |
プロトコルまたは接続に限定されます。 |
いいえ |
接続プロファイル修飾子 1
|
いいえ |
この属性は、交換接続に使用するプロファイルを判別するためにエンベローパーで使用されます。この属性の値が異なるトランザクションは、別々の交換に入れられます。 |
|
|
交換修飾子 |
いいえ |
交換の送信側と受信側の ID の形式を識別するためのコード。 |
|
|
交換 ID |
いいえ |
文書の特定の送信側または受信側を示します。入力されたデータの型は、交換修飾子属性によって決定されます。 |
|
|
交換の使用標識 |
いいえ |
変換中のソース・ドキュメントを実動、テスト、または情報のいずれの文書として分類するかを示します。
有効な値は P、T、および I です。 |
|
|
グループ・アプリケーション送信側 ID |
いいえ |
トランザクションの特定の送信側を示します。この属性は、取引先から合意を得たときに、会社内でアドレッシングを促進します。 |
|
|
グループ・アプリケーション受信側 ID |
いいえ |
トランザクションの特定の受信側またはアプリケーションを示します。この属性は、取引先から合意を得たときに、会社内でアドレッシングを促進します。 |
|
|
交換の逆ルーティング |
いいえ |
受信側が応答を送信する宛先を示します。 |
|
|
交換のルーティング・アドレス |
いいえ |
前方ルーティング用のサブアドレス・コード |
|
|
グループ・アプリケーション送信側修飾子 |
いいえ |
グループ・アプリケーション送信側 ID の形式を識別するためのコード。 |
|
|
グループ・アプリケーション受取先修飾子 |
いいえ |
グループ・アプリケーション受信側 ID の形式を識別するためのコード。 |
|
|
グループ・アプリケーション・パスワード |
いいえ |
この属性は、セキュリティー情報を定義します。 |
|
|
Data Interchange Services クライアント・プロパティー
ここでは、Data Interchange Services クライアントの変換マップの一部として設定できるプロパティー、および対応する WebSphere Partner Gateway 属性をリストします。
表 93. マップ・プロパティーおよび対応する属性
Data Interchange Services クライアント・プロパティー |
オーバーライドされる WebSphere Partner Gateway 属性 |
AckReq |
応答要求済み |
Alphanum |
英数字検証テーブル |
Charset |
文字セット検証テーブル |
CtlNumFlag |
トランザクション ID 別制御番号 |
EdiDecNot (10 進表記) |
10 進表記 |
EdiDeDlm (データ・エレメント分離文字) |
データ・エレメント区切り文字 |
EdiDeSep (反復データ・エレメント分離記号) |
反復データ・エレメント分離記号 |
EdifactGrp |
EDI 用のグループの作成 |
EdiRlsChar (リリース文字) |
リリース文字 |
EdiSeDlm (コンポーネント・データ・エレメント分離記号) |
サブエレメント区切り文字 |
EdiSegDlm (セグメント終了記号) |
セグメント区切り文字 |
EnvProfName |
エンベロープ・プロファイル |
EnvType |
エンベロープ・タイプ |
MaxDocs |
最大トランザクション番号 |
Reroute |
交換の逆ルーティング |
SegOutput |
セグメント出力 |
ValLevel |
検証レベル |
ValErrLevel |
最大検証エラー・レベル |
ValMap |
検証マップ |
表 94 は、追加の Data Interchange Services クライアント・プロパティーおよび関連する WebSphere Partner Gateway 属性をリストしています。
表 94. Data Interchange Services クライアント・プロパティーおよび関連する属性
Data Interchange Services クライアント・プロパティー |
オーバーライドされる WebSphere Partner Gateway 属性 |
IchgCtlNum |
交換制御番号 |
IchgSndrQl |
交換送信側修飾子 |
IchgSndrId |
交換送信側 ID |
IchgRcvrQl |
交換受信側修飾子 |
IchgRcvrId |
交換受信側 ID |
IchgDate |
交換日付 |
IchgTime |
交換時間 |
IchgPswd |
交換パスワード |
IchgUsgInd |
交換の使用標識 |
IchgAppRef |
交換のアプリケーション参照 |
IchgVerRel |
交換のバージョンとリリース番号 |
IchgGrpCnt |
交換内のグループ数 |
IchgCtlTotal |
交換トレーラー・セグメントからの照査合計 |
IchgTrxCnt |
交換内の文書数 |
GrpCtlNum |
グループ制御番号 |
GrpFuncGrpId |
機能グループ ID |
GrpAppSndrId |
グループ・アプリケーションの送信側 ID |
GrpAppRcvrId |
グループ・アプリケーションの受信側 ID |
GrpDate |
グループの日付 |
GrpTime |
グループの時刻 |
GrpPswd |
グループ・パスワード |
GrpVer グループ・バージョン |
グループ・バージョン |
GrpRel グループのリリース |
グループ・リリース |
GrpTrxCnt |
グループ内の文書数 |
TrxCtlNum |
トランザクション制御番号 |
TrxCode |
トランザクション・コード |
TrxVer |
トランザクション・バージョン |
TrxRel |
トランザクション・リリース |
TrxSegCnt |
文書内の EDI セグメント数 |
