DocMgr 情報の管理
「Document Manager の管理」ページを使用すると、Document Manager の管理プロパティーを表示および変更できます。Document Manager は、WebSphere Partner Gateway システムのその他のコンポーネントが共用している 3 つのファイル・システム・フォルダーをポーリングすることにより、処理対象のファイルを取得します。これらのファイル・システム・フォルダーには複数の Document Manager プロセス (各プロセスは複数のスレッドを保持可能) がアクセスできるため、文書は WebSphere Partner Gateway によってロックされます。これにより、共用フォルダー内の文書を処理できるプロセス (スレッド) は 1 つに制限されます。
最大保持時間
ロック保持時間の最大値を、3 つのフォルダー (メイン、同期、シグナル) ごとに設定して、文書取得エンジン (DAE) プロセス (スレッド) のいずれかが、文書の処理中に文書のロック状態を維持できる最大ロック時間を構成します。
- 「メイン・フォルダー」では、メインのインバウンド・ディレクトリー (例: Common の下位にある router_in フォルダー) をポーリングする DAE インスタンスの最大ロック保持時間を表す値 (秒) を入力します。デフォルト値は 3 秒です。
- 「同期フォルダー」では、同期メッセージのディレクトリー (例: Common の下位にある sync_in フォルダー) をポーリングする DAE インスタンスの最大ロック保持時間を表す値 (秒) を入力します。デフォルト値は 3 秒です。
- 「シグナル・フォルダー」では、シグナル・メッセージのディレクトリー (例: Common の下位にある signal_in フォルダー) をポーリングする DAE インスタンスの最大ロック保持時間を表す値 (秒) を入力します。デフォルト値は 3 秒です。
ポーリング間隔ごとに処理する最大ファイル数
ポーリング間隔ごとに処理するファイルの最大数の値を、3 つのフォルダー (メイン、同期、シグナル) ごとに設定して、各 DAE スレッドが処理するファイルの最大数を構成します。
- 「メイン・フォルダー」では、処理の対象となるメインのインバウンド・ディレクトリー (router_in) をポーリングする DAE インスタンスの最大ファイル数を表す (0 より大きい) 値を入力します。デフォルト値は 5 です。
- 「同期フォルダー」では、処理の対象となる同期メッセージのディレクトリー (sync_in) をポーリングする DAE インスタンスの最大ファイル数を表す (0 より大きい) 値を入力します。デフォルト値は 5 です。
- 「シグナル・フォルダー」では、処理の対象となるシグナル・メッセージのディレクトリー (signal_in) をポーリングする DAE インスタンスの最大ファイル数を表す (0 より大きい) 値を入力します。デフォルト値は 5 です。
管理プロパティーを表示または変更するには、以下のステップを実行します。
- 「システム管理」 > 「DocMgr の管理」 > 「DocMgr 情報」の順にクリックします。
「Document Manager の管理」ページでは、プロパティーが読み取り専用モードで表示されます。
- プロパティーを変更する場合は、「編集」アイコンをクリックします。
- 「保管」をクリックします。
