WebSphere Partner Gateway の開始

WebSphere Partner Gateway のインストールが完了したら、以下の手順に従って、それを開始できます。

WebSphere Partner Gateway を開始するには、以下のようにします。

  1. 次のように入力して、一般の WebSphere Partner Gateway ユーザーに変更します。
    su - bcguser
  2. 次のようにして、スクリプト・ディレクトリーに移動します。
    cd {INSTALL DIR}/bin
  3. 次のコマンドを入力して、Community Console を開始します。
    ./bcgStartServer.sh bcgconsole
  4. 次のコマンドを入力して、Receiver を開始します。
    ./bcgStartServer.sh bcgreceiver
  5. 次のコマンドを入力して Document Manager を開始します。
    ./bcgStartServer.sh bcgdocmgr
  6. ヘルプ・システムを開始します。ヘルプ・システムの開始を参照してください。
  7. Web ブラウザーを開いて以下の URL のいずれかを入力し、コンソールを表示します。

    非セキュアの場合は、次のようにします。

    http://<hostname>.<domain>:58080/console 

    セキュアの場合は、次のようにします。

    https://<hostname>.<domain>:58443/console   

    <hostname> および <domain> は、Community Console コンポーネントをホスティングするコンピューター の名前およびロケーションです。

    注:
    1. これらの URL では、デフォルトのポート番号が使用されていることを想定しています。デフォルトのポート番号を変更した場合は、デフォルト番号を指定した値で置き換えてください。
    2. Community Console では、セッション情報を保守するために Cookie サポートをオンにする必要があります。Cookie に個人情報が保管されることはなく、ブラウザーが閉じられると Cookie も有効期限切れになります。
  8. Web ブラウザーにウェルカム・ページが表示されます。次の情報を使用して、WebSphere Partner Gateway にログインします。

    「ログイン」をクリックします。

  9. 初回にログインする場合は、新規パスワードを作成する必要があります。新規パスワードを入力してから、「検証」フィールドにもう一度新規パスワードを入力します。
  10. 「保管」をクリックします。システムは、Community Console の初期入力ウィンドウを表示します。

これで、WebSphere Partner Gateway へのログインが完了しました。インストールをテストする方法については、インストール・システムのテストのセクションを参照してください。次の操作については、「Getting Started」ガイドも参照してください。

ヘルプ・システムの開始

ヘルプ・システムが機能するには、ヘルプ・システム・サーバーが稼働している必要があります。デフォルトでは、ヘルプ・システムは Console と同じサーバーにインストールされています。ただし、Console のインストール時にヘルプ・システムに別のサーバーを指定することができます。

{INSTALL DIR}/console/lib/config/ に置かれている bcg_console.properties ファイルの ibm.bcg.help.host プロパティーの値を調べることによって、ヘルプ・システムのロケーションを確認することができます。

ヘルプ・システムを開始するには、以下のようにします。

  1. 次のように入力して、一般の WebSphere Partner Gateway ユーザーに変更します。
    su - bcguser
  2. 以下のスクリプトを実行します。
    {INSTALL DIR}/bin/bcgStartHelp.sh

ヘルプ・システムを停止するには、以下のようにします。

  1. 次のように入力して、一般の WebSphere Partner Gateway ユーザーに変更します。
    su - bcguser
  2. 以下のスクリプトを実行します。
    {INSTALL DIR}/bin/bcgStopHelp.sh

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