コミュニティー・マネージャー・プロファイルの作成

通常は、WebSphere Partner Gateway サーバーを所有し、そのサーバーを使用して参加者と 通信している会社がコミュニティー・マネージャーになります。また、コミュニティー・マネージャーはハブの参加者とも見なされるため、プロファイル、ゲートウェイ、および B2B 機能が設定されています。

コミュニティー・マネージャー・プロファイルを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. 「アカウント管理」>「プロファイル」>「コミュニティー参加者」をクリックします。
  2. 「作成」をクリックします。
  3. 「会社ログイン名」で は、コミュニティー・マネージャーがハブへのログイン時に使用する名前を「会社」フィールドに入力します。例えば、Manager などと入力します。
  4. 「参加者表示名」では、コミュニティー・マネージャーの会社名または他の記述名を入力します。これが、「参加者の検索」リストに表示される名前です。
  5. 「参加者タイプ」リストで、「コミュニティー・マネージャー」を 選択します。
    注: WebSphere Partner Gateway では、コミュニティー・マネージャーと コミュニティー・オペレーターを 1 人ずつしかサポートしません。 コミュニティー・オペレーターは、WebSphere Partner Gateway をインストールすると自動的に作成されます。
  6. コミュニティー・マネージャーの状況を選択します。通常は、デフォルト値の「使用可能」を使用します。
  7. (オプション) 「ベンダー」フィールドに、会社のタイプを入力します。
  8. (オプション) コミュニティー・マネージャーの Web サイトを入力します。
  9. 「ビジネス ID」の下の「新規」をクリックします。
  10. リストからタイプを指定し、適切な ID を入力します。WebSphere Partner Gateway では、ここで入力された番号を使用して、コミュニティー・マネージャーと文書をやり取りしています。

    ID を入力する際には、以下のガイドラインに従ってください。

    1. DUNS 番号は 9 桁であること。
    2. DUNS+4 は 13 桁であること。
    3. フリー・フォーム ID 番号は 60 文字以内の英数字および特殊文字で構成すること。

    注: コミュニティー・マネージャーには、複数のビジネス ID を割り当てることができます。 複数のビジネス ID が必要になる場合もあります。例えば、ハブが EDI X12 および EDIFACT 文書を送受信する場合は、文書交換時に DUNS およびフリー・フォーム ID が使用されます。

    このタイプの文書フローに関わるコミュニティー・マネージャーと参加者は、DUNS およびフリー・フォーム ID を持っている必要があります。フリー・フォーム ID は、ID と修飾子の両方を持つ EDI ID を表すために使用されます。例えば、EDI 修飾子が「ZZ」で、EDI ID が「810810810」であるとします。フリー・フォーム ID は ZZ-810810810 として指定できます。

  11. (オプション) コミュニティー・マネージャーの IP アドレスを入力するには、以下のステップを実行します。
    1. 「IP アドレス」の下の「新規」をクリックします。
    2. ゲートウェイのタイプを指定します。
    3. コミュニティー・マネージャーの IP アドレスを入力します。
  12. 「保管」をクリックします。
  13. コミュニティー・マネージャーがハブにログオンするときに使用するパスワードが表示されます。そのパスワードを書き留めます。それを後でコミュニティー・マネージャー管理ユーザーに 渡します。
    注: コミュニティー・マネージャー・プロファイルを作成するというのは、実際には、コミュニティー・マネージャーの管理ユーザーを作成することになります。 その後、管理ユーザーが組織内の個々のユーザーを作成するか、またはハブ管理者が参加者のユーザーを作成します。

コミュニティー・マネージャーのプロファイルを作成したら、ハブがそのコミュニティー・マネージャーに 文書を送信するときに使用するゲートウェイを設定します。コミュニティー・マネージャーのゲートウェイの設定については、以下のセクションを参照してください。

コミュニティー・マネージャーのゲートウェイを設定したら、コミュニティー・マネージャーの B2B 機能を設定します。

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