HTTP 文書の管理

すべての HTTP 文書タスクは、「HTTP」タブのページから実行されます。この HTTP ページを表示するには、「HTTP」タブをクリックします。最初に、「伝送の保留」ページが表示されます。ただし、ナビゲーション・バーを使用して他のページにアクセスすることができます。

「HTTP」タブをクリックすると、ナビゲーション・バーに次のボタンが表示されます。

HTTP 文書の送信

HTTP 文書を送信するには、次の手順を実行します。

  1. 「HTTP」タブをクリックし、ナビゲーション・バーの「送信」をクリックします。「文書の送信」ページが表示されます。
  2. 「文書の送信」ページの項目に入力します (表 22 を参照)。
  3. 「送信」ボタンをクリックします。「現在の伝送オプション」の上にあるグレー領域に表示されるメッセージは、ファイルが send ディレクトリーに正常にアップロードされたかどうかを示します。これは、文書の送信が正常に実行されたかどうかを示すものではありません。文書を送信する役割は、その後 send ディレクトリーから文書を選出して通知するエンジンに任されています。ほとんどの場合、この送信処理は 2、3 秒以内に実行されます。
  4. HTTP 文書をさらに送信する場合は、手順 2 と 3 を繰り返します。
    表 22. 「文書の送信」ページ
    パラメーター 説明

    参加者

    ファイルの送信先参加者を選択する。

    ファイル名

    送信されるファイルの名前を入力するか、「参照」ボタンを使用してファイルを選択する。

HTTP 文書の再送

WebSphere Partner Gateway - Express では、HTTP 文書を簡単に再送できます。文書の再送ページを使用して検索条件に一致する送信済み文書を検索し、再送することができます。

HTTP 文書を再送するには、次の手順を実行します。

  1. 「HTTP」タブをクリックし、ナビゲーション・バーの「再送」をクリックします。「文書の再送」ページが表示されます。
  2. 「文書の再送」ページの項目に入力します。
  3. 「検索」ボタンをクリックします。WebSphere Partner Gateway - Express が、ユーザーの検索条件に一致する送信済み文書を検出し、「文書の再送」ページに表示します。

    このページには、文書が前に正常に送信されたかどうかを示す状況情報など、文書に関する重要な情報が表示されます。また、「文書の表示」アイコンをクリックして、文書の内容を表示することもできます。

  4. 1 つ以上の文書を再送するには、再送するそれぞれの文書のチェック・ボックスをクリックし、「再送」ボタンをクリックします。すべての文書を再送するには、「すべて」ラベルの横にあるチェック・ボックスをクリックします。これにより、すべての文書が選択 (または選択解除) されます。
    表 23. 「文書の再送」ページ
    パラメーター 説明

    参加者

    検出する文書を送信した参加者を選択する。

    ファイル名

    検出するファイル名が分かっている場合は、そのファイル名を入力する。必要に応じて、アスタリスクをワイルドカード文字として使用できます。デフォルトの *.* を使用すると、他の検索条件に一致するすべての文書が検出されます。

    文書状況

    WebSphere Partner Gateway - Express により、正常に送信された文書、送信に失敗した文書、またはその両方の文書を検出するかどうかを選択する。

    ファイル・サイズ

    検出する HTTP 文書のサイズを選択する。「サイズの指定」を選択した場合は、検出する文書の最小または最大サイズを指定します。

    日時

    検出した文書が送信された日付と時刻を選択する。開始日と終了日の場合は、カレンダー・アイコンをクリックし、ポップアップ・カレンダーから日付を選択できます。

送信済み HTTP 文書の表示

「送信済み」ページを使用して、WebSphere Partner Gateway - Express により、検索条件に一致する送信済み HTTP 文書を検索できます。

送信済みの HTTP 文書を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「HTTP」タブをクリックし、ナビゲーション・バーの「送信済み」をクリックします。「文書の送信」ページが表示されます。
  2. 「文書の送信」ページの項目に入力します (表 24 を参照)。
  3. 「検索」ボタンをクリックします。WebSphere Partner Gateway - Express に、数多くの成功した文書と失敗した文書の要約統計情報が表示されます。文書は、「検索」ページの「結果の表示」ドロップダウンで選択した値に基づいて、毎時または日次間隔でグループ化されます。WebSphere Partner Gateway - Express には、「要約統計 (Summary Statistics)」ページの検索条件に応じて、最近の間隔に入る文書が 100 個まで表示されます。
  4. 「要約統計 (Summary Statistics)」ページの行によって表される間隔内のすべての文書に関する詳細情報を表示するには、対象の要約行の横にある「送信済み詳細の表示 (View Sent Details)」アイコンをクリックします。これにより、「受信文書明細」ページが表示されます。正常に送信された文書のみ、または送信に失敗した文書のみを表示する場合は、成功列または失敗列の値をそれぞれクリックします。

    また、送信済みの文書の詳細情報を表示する以外に、「文書の詳細」ページでは、次の処理も実行できます。

  5. 個々の文書の内容を表示するには、「受信文書明細」ページ内の文書の横に表示される「文書の表示」アイコンをクリックします。この文書は、ファイル・システムに存在している場合にのみ表示されます。検索で使用した履歴ログは残っていても、ファイル・システムからファイルが移動または削除されている可能性もあります。アクティビティー・ログから計算された場所でファイルを検出できない場合、WebSphere Partner Gateway - Express に「文書の表示」アイコンは表示されません。
    表 24. 「文書の送信」ページ
    パラメーター 説明

    参加者

    HTTP 文書を送信した参加者を選択するか、「すべての参加者」を選択してすべての参加者を検索する。

    ファイル・サイズ

    検出する HTTP 文書のサイズを選択する。「サイズの指定」を選択した場合は、検出する文書の最小または最大サイズを指定します。

    日時

    送信した文書が送信された日付と時刻を選択する。「間」を選択する場合は、開始日と終了日、および開始時刻と終了時刻を指定します。

    開始日と終了日の場合は、カレンダー・アイコンをクリックし、ポップアップ・カレンダーから日付を選択できます。

    結果の表示

    結果を、時間と日のどちらの単位で表示するかを選択する。

保留 HTTP 文書の表示

「伝送の保留」ページを使用して、送信待ちの HTTP 文書を検索できます。

保留 HTTP 送信を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「HTTP」タブをクリックし、ナビゲーション・バーの「伝送の保留」をクリックします。「伝送の保留」ページが表示されます。
  2. 「伝送の保留」ページの項目に入力します (表 25 を参照)。
  3. 「検索」ボタンをクリックします。WebSphere Partner Gateway - Express が、ユーザーの検索条件に一致する保留文書を検出し、「伝送の保留」ページに表示します。

    このページには、保留文書の状況情報が表示されます。また、「文書の表示」アイコンをクリックして、文書の内容を表示することもできます。

    表 25. 「伝送の保留」ページ
    パラメーター 説明

    参加者

    検出する保留文書の参加者を選択する。

    ファイル名

    検出するファイル名が分かっている場合は、そのファイル名を入力する。必要に応じて、アスタリスクをワイルドカード文字として使用できます。デフォルトの *.* を使用すると、他の検索条件に一致するすべての文書が検出されます。

    ファイル・サイズ

    検出する保留 HTTP 文書のサイズを選択する。「サイズの指定」を選択した場合は、検出する文書の最小または最大サイズを指定します。

受信 HTTP 文書の表示

「受信文書」ページを使用して、選択した参加者が受信した HTTP 文書を検索できます。

受信 HTTP 文書を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「HTTP」タブをクリックし、ナビゲーション・バーの「受信文書」をクリックします。「受信文書」ページが表示されます。
  2. 「受信文書」ページの項目に入力します (表 25 を参照)。
  3. 「検索」ボタンをクリックします。WebSphere Partner Gateway - Express に、数多くの成功した文書と失敗した文書の要約統計情報が表示されます。文書は、「検索」ページ (図 6-5) の「結果の表示」ドロップダウンで選択した値に基づいて、毎時または日次間隔でグループ化されます。Express には、「要約統計 (Summary Statistics)」ページの検索条件に応じて、最近の間隔に入る文書が 100 個まで表示されます (図 6-7 を参照)。

    このページには、受信文書の状況情報が表示されます。また、「文書の表示」アイコンをクリックして、文書の内容を表示することもできます。

  4. 「要約統計 (Summary Statistics)」ページの行によって表される間隔内のすべての文書に関する詳細情報を表示するには、対象の要約行の横にある拡大鏡アイコンをクリックします。これにより「受信文書明細」ページが表示されます。正常に送信された文書のみ、または送信に失敗した文書のみを表示する場合は、成功列または失敗列の値をそれぞれクリックします。
  5. 個々の文書の内容を表示するには、「受信文書明細」ページ内の文書の横に表示される「文書の表示」アイコンをクリックします。この文書は、ファイル・システムに存在している場合にのみ表示されます。検索で使用した履歴ログは残っていても、ファイル・システムからファイルが移動または削除されている可能性もあります。WebSphere Partner Gateway - Express アクティビティー・ログから計算された場所でファイルを検出できない場合、WebSphere Partner Gateway - Express に文書アイコンは表示されません。
    表 26. 「受信文書」ページ
    パラメーター 説明

    参加者

    検出する受信文書の参加者を選択する。

    ファイル・サイズ

    検出する受信 HTTP 文書のサイズを選択する。「サイズの指定」を選択した場合は、検出する文書の最小または最大サイズを指定します。

    日時

    検出した文書を受信した日付と時刻を選択する。開始日と終了日の場合は、カレンダー・アイコンをクリックし、ポップアップ・カレンダーから日付を選択できます。

    結果の表示

    結果を、時間と日のどちらの単位で表示するかを選択する。

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