参加者の構成

参加者の構成は、「構成」タブからアクセスする「参加者の管理」ページで実行されます。「参加者の管理」ページには、作成したすべての参加者が表示されます。最初、このページには、システムに初めてログインしたときに作成した参加者のみが表示されます。ただし、このページは、参加者の追加、編集、または削除が必要なときにいつでも表示できます。

参加者の追加

「参加者の管理」ページで参加者を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「構成」タブをクリックします。デフォルトでは、「参加者の管理」ページが表示されます。表示されない場合は、ナビゲーション・バーの「参加者の管理」をクリックします。
  2. 「参加者の作成」ボタンをクリックします。「参加者の作成」ページが表示されます。
  3. 「参加者の作成」ページの項目に入力します (表 2 を参照)。
  4. 「保管」ボタンをクリックします。
  5. 参加者をさらに追加するには、手順 2 から 4 を繰り返します。
    表 2. 「参加者の作成」ページ
    パラメーター 説明

    参加者名

    スペースを使用せずにこの参加者の名前を入力する。

    文書受取プロトコル

    HTTP

    HTTP プロトコル (非セキュア) を使用する場合はチェック・マークを付ける。

    HTTPS

    HTTPS プロトコル (セキュア) を使用する場合はチェック・マークを付ける。

    ユーザー・アラート

    使用可能

    ユーザー・アラートを使用可能にする場合は「はい」を、使用不可にする場合は「いいえ」をクリックする。「はい」をクリックすると、システムは残りのパラメーターを使用して、指定されたユーザーにアラートを送付します。

    E メール・ホスト

    使用する E メール・ホストまたはサーバーを入力する。「ユーザー・アラート」を使用可能にした場合は、ここに値を入力する必要があります。

    例: mail.mycompany.com

    認証名

    E メール・ホストのメール・サーバーに接続するために必要なユーザー名を入力する。メールを中継するのに認証が不要な場合は、このフィールドを空白のままにします。

    認証パスワード

    E メール・ホストのメール・サーバー用に指定したユーザー名に対応するパスワードを入力する。

    E メール受信者

    WebSphere Partner Gateway - Express から E メールを受信するすべての受信者の E メール・アドレスを入力する。それぞれの E メール・アドレスはコンマで区切ります。

    例: johndoe@mycompany.com,maryf@mycompany.com

    機能

    プロトコル HTTP

    「ロー」文書 (すなわち、非 AS2 パッケージ・コンテンツ) を送信 (「送信できます」) または受信 (「受信できます」) できるかどうかを示す。「送信できます」を選択しないと、Send ディレクトリーにドロップされたすべての文書は error ディレクトリーに移され、文書は送信されません。「受信できます」を選択すると、AS2 パッケージ化なしで受信する文書は、参加者の rec_err ディレクトリーに格納されます。

    プロトコル - AS2

    AS2 パッケージ化文書を送信 (「送信できます」) または受信 (「受信できます」) できるかどうかを示す。「送信できます」を選択しないと、Send ディレクトリーにドロップされたすべての文書は、文書を送信するときに適切な error ディレクトリーに移されます。「受信できます」を選択すると、AS2 パッケージ化なしで受信する文書は、参加者の適切な rec_err ディレクトリーに格納されます。

    AS2 参加者 ID (AS2 Participant ID)

    AS2 パッケージ化規格で必要となる AS2 ID。文書を AS2 パッケージ化して送信する場合は、この値を入力する必要があります。

    コンテンツ・タイプ

    AS2 バイナリー・パッケージ化文書の送受信をサポートする場合は、「コンテンツ・タイプ」フィールドにタイプを入力する必要がある。送信 (「送信できます」) または受信 (「受信できます」) するコンテンツ・タイプにチェック・マークを付けます。「バイナリー」にチェック・マークを付けた場合は、バイナリー・コンテンツ・タイプを入力します。「バイナリー」を選択した場合は、入力するコンテンツ・タイプと、参加者の AS2 機能構成で指定したコンテンツ・タイプが一致する必要がある点に注意してください。例えば、参加者がオクテット・ストリームを受信するように構成されている場合は、コンテンツ・タイプとしてオクテット・ストリームを入力することになります。

参加者の編集

参加者に対して入力した情報は時々編集することができます。参加者を編集するには、次の手順を実行します。

  1. 「構成」タブをクリックします。デフォルトでは、「参加者の管理」ページが表示されます。表示されない場合は、ナビゲーション・バーの「参加者の管理」をクリックします。
  2. 編集する参加者の横にある「編集」アイコンをクリックします。「参加者の編集」ページが開き、この参加者に以前指定した情報が表示されます。
  3. 必要に応じて情報を変更します。支援が必要な場合は、表 2 を参照してください。
  4. 参加者の編集が終了したら、「保管」ボタンをクリックします。変更内容が保管され、「参加者の管理」ページに戻ります。
  5. その他の参加者の情報を編集するには、手順 2 から 4 を繰り返します。

参加者の削除

参加者が不要になった場合は、次の手順を実行して参加者を削除します。

  1. 「構成」タブをクリックします。デフォルトでは、「参加者の管理」ページが表示されます。表示されない場合は、ナビゲーション・バーの「参加者の管理」をクリックします。
  2. 「削除」列で、削除する参加者の「削除」アイコンをクリックします。警告メッセージが表示され、削除を継続するか取り消すかのオプションが示されます。
  3. 「OK」をクリックして参加者を削除するか、「キャンセル」をクリックして参加者を保持します。

Copyright IBM Corp. 2003, 2005