Secure Socket Layer (SSL) により送信される文書の送信
このセクションでは、WebSphere Partner Gateway - Express の 2 つのインスタンス間で、Secure Socket Layer (SSL) により送信する文書を準備する方法について説明します。次のトピックが含まれています。
Express1 から Express2 への SSL による文書の送信
Express2 から Express1 への SSL による文書の送信
Express1 から Express2 への SSL による文書の送信
以下の手順は、Express1 から Express2 に SSL によって送信する文書の準備方法について説明しています。
- Express2 で、HTTPS を使用可能にします。これを行うには、HTTPS の使用可能化の指示に従います。「ドメイン」フィールドと「ポート」フィールドに値を入力する場合は、ドメインとして「Express2」を、ポート番号として「5443」を使用します。
- Express2 で、自己署名 SSL クライアントの証明書鍵ペアを生成します。これを行うには、自己署名 SSL クライアント証明書鍵ペアの生成の指示に従います。
- Express2 で、新しく作成したクライアント証明書をダウンロードし、名前を「Express2PublicSSL.der」に変更します。これを行うには、クライアント認証用クライアント証明書のダウンロードの指示に従います。
- Express1 で、「Express2PublicSSL.der」という名前の公開証明書をアップロードします。これを行うには、新規証明書の追加の指示に従います。
- Express1 で、HTTPS を使用可能にするために Express2 で使用したドメインとポート番号を使用して、アウトバウンドの宛先アドレスを構成します。この方法を以下の手順で説明します。
- 「構成」メニューをクリックし、「AS2」をクリックします。「AS2 の管理」ページが表示されます。
- 「選択された参加者」フィールドで「Express2」を選択し、「編集」をクリックします。
- 「アウトバウンド宛先 (Outbound Destination)」フィールドに、「https://Express2:5443/input/AS2」と入力します。
- Express1 と Express2 の両方のビューを最新表示します。
Express2 から Express1 への SSL による文書の送信
以下の手順は、Express2 から Express1 に SSL によって送信する文書の準備方法について説明しています。
- Express1 で HTTPS を使用可能にします。これを行うには、HTTPS の使用可能化の指示に従います。「ドメイン」フィールドと「ポート」フィールドに値を入力する場合は、ドメインとして「Express1」を、ポート番号として「6443」を使用します。
- Express1 で、自己署名 SSL クライアントの証明書鍵ペアを生成します。これを行うには、自己署名 SSL クライアント証明書鍵ペアの生成の指示に従います。
- Express1 で、新しく作成したクライアント証明書をダウンロードし、名前を「Express1PublicSSL.der」に変更します。これを行うには、クライアント認証用クライアント証明書のダウンロードの指示に従います。
- Express2 で、「Express1PublicSSL.der」という名前の公開証明書をアップロードします。これを行うには、新規証明書の追加の指示に従います。
- Express2 で、HTTPS を使用可能にするために Express1 で使用したドメインとポート番号を使用して、アウトバウンドの宛先アドレスを構成します。この方法を以下の手順で説明します。
- 「構成」メニューをクリックし、「AS2」をクリックします。「AS2 の管理」ページが表示されます。
- 「選択された参加者」フィールドで「Express1」を選択し、「編集」をクリックします。
- 「アウトバウンド宛先 (Outbound Destination)」フィールドに、「https://Express1:6443/input/AS2」と入力します。
- Express2 と Express1 の両方のビューを最新表示します。
