以下の手順を実行して、Oracle イベント・データベースを構成します。
このタスクを実行する理由および時期
共通イベント・インフラストラクチャーを使用する前に、Oracle イベント・データベースを構成する必要があります。
このタスクの手順
- Oracle8i Database リリース 8.1.7 およびタイプ 2 JDBC ドライバーを使用している場合は、WebSphere 管理コンソールを使用して、クラス・パス $ORACLE_HOME/jdbc/lib/classes12.zip を使用するように 共通イベント・インフラストラクチャー・データ・ソース Event_Oracle_JDBC_Provider を変更します。
- Oracle8i Database リリース 8.1.7 およびタイプ 4 JDBC ドライバーを使用している場合は、以下のいずれかを行います。
- WebSphere 管理コンソールを使用して、クラス・パス $ORACLE_HOME/jdbc/lib/classes12.zip を使用するように共通イベント・インフラストラクチャー・データ・ソース Event_Oracle_JDBC_Provider を変更します。
- http://www.oracle.com から
ojdbc14.jar ファイルをダウンロードし、このファイルを $ORACLE_HOME/jdbc/lib ディレクトリーに保管します。
(データ・ソースを変更する必要はありません。)
- イベント・データベースで使用するために、データベースを作成します。 データベースを作成するときは、適切な文字セットを選択してください。
- Oracle 9 データベースの場合は、Unicode (AL32UTF8) を選択します。
- Oracle 8 データベースの場合は、UTF-8 を選択します。
Oracle クライアントからイベント・データベースを構成する場合は、クライアントをこのデータベース・インスタンスと通信するように構成する必要があります。
次のステップでは、データベース応答ファイルで Oracle システム ID (SID) を指定します。
デフォルト値は event です。
- データベース応答ファイルを作成します。 データベース応答ファイルは、イベント・データベースを構成するパラメーターを指定するテキスト・ファイルです。
これらのパラメーターは、使用されているデータベースのタイプによって異なります。
複数のイベント・サーバーを同じ Oracle データベースを使用してインストールしている場合、テーブル・スペースの名前はデータベース・インスタンス内で固有にする必要があることに注意してください。
したがって、インストールするそれぞれのイベント・サーバーごとに、異なるテーブル・スペースの名前を指定するように応答ファイルを変更する必要があります。
- データベース構成スクリプトを実行します。 共通イベント・インフラストラクチャーにより、イベント・データベースを構成するスクリプトが提供されます。
これらのスクリプトは、応答ファイルで指定されたパラメーターを使用してデータベース構成を作成するための、カスタマイズ済みのデータベース固有のスクリプトを生成します。
- 以下の環境変数が設定されていることを確認します。
- ORACLE_HOME は Oracle のインストール・ディレクトリーに設定される必要があります。
- PATH には $ORACLE_HOME/bin および $ORACLE_HOME/lib が含まれる必要があります。
- LD_LIBRARY_PATH および LIBPATH は $ORACLE_HOME/lib に設定される必要があります。
- CLASSPATH には $ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc14.jar および $ORACLE_HOME/jdbc/lib/nls_charset12.zip が含まれる必要があります。