イベント定義は、いくつかのタイプの情報で構成されます。
イベント定義 には、何種類かの情報が含まれます。
- 名前
- イベント定義の名前です。これは、定義によって記述されているイベントの拡張名と同じです。特定の拡張名を持つイベントはすべて、同じイベント定義を共用します。
- 親
- 親のイベント定義の名前です。(ルート定義 event を除く) どのイベント定義も、プロパティー記述および拡張データ・エレメント記述の継承元である親のイベント定義を持っています (ただし、継承されたデータのいくつかの性質はオーバーライドできます)。
親は、イベント・カタログに存在している有効なイベント定義にすることができます。
- プロパティーの記述
- イベント定義に対して許可されているコモン・ベース・イベントのプロパティーの記述です。プロパティー記述は、複合サブエレメントのプロパティーを含め、コモン・ベース・イベントの仕様で単純型として定義されている任意のプロパティーを記述できます。
- 拡張データ・エレメントの記述
- イベント定義に対して許可されている拡張データ・エレメントの記述です。
拡張データ・エレメント記述は、拡張データ・エレメントの名前と型を定義します。拡張データ・エレメント記述はまた、デフォルト値、許可されている拡張データ・エレメントの数、および子の拡張データ・エレメントの記述も定義できます。
イベント定義は XML 文書として表され、その一般形式は以下のとおりです。
<eventDefinition name="eventDefinitionName"
parent="parentEventDefinitionName">
<property name="propertyName" ... />
<extendedDataElement name="extendedDataElementName"
type="type" ... />
</eventDefinition>