WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

J2C 接続ファクトリー設定

管理コンソールの「J2C 接続ファクトリー設定 (J2C Connection Factory Settings)」パネルで接続ファクトリーのさまざまなプロパティーを設定します。

目的

「J2C 接続ファクトリー設定 (J2C Connection Factory Settings)」パネルを使用して、選択した接続ファクトリーに一般プロパティー値を割り当てます。 タイムアウト、パージ・ポリシーおよび接続制限などのプロパティーを編集することができます。

「構成」タブ

接続ファクトリー・インターフェース (Connection Factory Interface)

リソース・アダプターでサポートされる「接続ファクトリー・インターフェース (Connection Factory Interfaces)」の完全修飾名を指定します。

これは必須プロパティーです。 新規オブジェクトの場合、リソース・アダプターのドロップダウン・リストに使用可能なクラスのリストがあります。 接続ファクトリーを作成した後、このフィールドは読み取り専用のテキスト・フィールドになります。

データ・タイプ ドロップダウン・リストまたはテキスト
XA リカバリーの認証別名 (Authentication Alias for XA recovery)

このオプション・フィールドは、XA リカバリー処理中に使用される認証別名を指定します。

WebSphere Adapter が XA トランザクションをサポートしない場合は、このフィールドは表示されません。 デフォルト値は、アプリケーション認証の選択済みの別名 (指定されている場合) からとられます。

コンポーネント管理の認証別名を使用 (Use Component-managed Authentication Alias)

このラジオ・ボタンを選択すると、コンポーネント管理の認証に設定された別名が XA リカバリー時に使用されることを指定します。

データ・タイプ ラジオ・ボタン
指定: (Specify:)

このラジオ・ボタンを選択すると、認証別名を構成済みのドロップダウン・リストから選択できます。

データ・タイプ ラジオ・ボタン
名前

接続ファクトリー表示名のリストを指定します。

これは必須プロパティーです。

データ・タイプ ストリング
JNDI 名 (JNDI Name)

この接続ファクトリーの JNDI 名を指定します。

例えば、eis/myECIConnection という名前を指定します。

この値を設定したら、保管してサーバーを再始動します。dumpNameSpace ツールを実行するとこのストリングを参照することができます。これは必須プロパティーです。 JNDI 名を指定しない場合、デフォルトで「名前 (Name)」フィールドを使用して記入されます。

データ・タイプ ストリング
デフォルト eis/display name
説明 (Description)

この接続ファクトリーのテキスト記述を指定します。

データ・タイプ ストリング
カテゴリー (Category)

この接続ファクトリーの分類またはグループ化に使用できるストリングを指定します。

データ・タイプ ストリング
コンポーネント管理の認証別名 (Component-managed Authentication Alias)

リソースへのコンポーネント管理のサインオンのための認証データを指定します。

「セキュリティー (Security)」>「JAAS 構成 (JAAS Configuration)」> 「J2C 認証データ (J2C Authentication Data)」で定義された別名から選択します。

選出リストに表示されていない新規の別名を定義するには、以下のようにします。
  • 「適用 (Apply)」をクリックして「関連項目 (Related Items)」を表示します。
  • 「J2C 認証データ・エントリー (J2C Authentication Data Entries)」をクリックします。
  • 別名を定義します。
  • 「J2C 認証データ・エントリー (J2C Authentication Data Entries)」ページの上部の接続ファクトリー名をクリックして、接続ファクトリー・ページに戻ります。
  • 別名を選択します。
データ・タイプ 選出リスト
コンテナー管理の認証別名 (Container-managed Authentication Alias)

リソースへのコンテナー管理のサインオンのための認証データ (ユーザー ID とパスワードに変換されるストリング・パス) を指定します。

注: コンテナー管理の認証別名は、res-auth=Container のあるコンポーネントの、デプロイメント時のリソース参照マッピングのログイン構成の指定によって置き換えられます。

「セキュリティー (Security)」>「JAAS 構成 (JAAS Configuration)」>「J2C 認証データ (J2C Authentication Data)」で定義された別名から選択します。

リストにまだ含まれていない新規の別名を定義するには、以下のようにします。
  • 「適用 (Apply)」をクリックして「関連項目 (Related Items)」を表示します。
  • 「J2C 認証データ・エントリー (J2C Authentication Data Entries)」をクリックします。
  • 別名を定義します。
  • 「J2C 認証データ・エントリー (J2C Authentication Data Entries)」ページの上部の接続ファクトリー名をクリックして、接続ファクトリー・ページに戻ります。
  • 別名を選択します。
データ・タイプ 選出リスト
認証設定 (Authentication Preference)

この接続ファクトリーに定義される認証メカニズムを指定します。

注: 認証設定は、<res-auth> アプリケーション・コンポーネントのデプロイメント記述子の設定と、リソース参照マッピングのログイン構成の指定 との組み合わせによって置き換えられます。
この設定は、この接続ファクトリーに、 対応するリソース・アダプターに定義された認証メカニズムのどれを適用するかを指定します。 共通値は、リソース・アダプターの機能によりますが、「KERBEROS」、「BASIC_PASSWORD」、 および「None」です。「なし (None)」を選択すると、アプリケーション・コンポーネントが認証を管理することになります (<res-auth>Application</res-auth>)。 この場合、ユーザー ID とパスワードは、以下のいずれかになります。
  • コンポーネント管理の認証別名
  • ユーザー名、パスワードのカスタム・プロパティー
  • getConnection メソッドに渡されたストリング
例えば、2 つの認証メカニズム・エントリーが ra.xml 文書のリソース・アダプターに定義される場合は、以下のようになります。
  • <authentication-mechanism-type>BasicPassword</authentication-mechanism-type>
  • <authentication-mechanism-type>Kerbv5</authentication-mechanism-type>
認証設定は、コンテナー管理の認証に使用するメカニズムを指定します。 WebSphere Adapter でサポートされないメカニズムを選択すると、サーバーの始動時に例外が出されます。
データ・タイプ 選出リスト
デフォルト値 BASIC_PASSWORD
マッピング構成別名 (Mapping-Configuration Alias)

ユーザーが、「セキュリティー (Security)」>「JAAS 構成 (JAAS Configuration)」>「アプリケーションのログイン構成 (Application Logins Configuration)」リストから選択できるようにします。

注: マッピング構成別名は、res-auth=Container のあるコンポーネントの、デプロイメント時のリソース参照マッピングのログイン構成の指定によって置き換えられます。
DefaultPrincipalMapping JAAS 構成は、認証別名をユーザー ID とパスワードにマップします。他のマッピング構成を定義して使用することもできます。
データ・タイプ 選出リスト
関連タスク
アプリケーション内の WebSphere Adapter の接続ファクトリーの構成

Reference topic

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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wesb.doc.nl1_6.0.1\doc\rdep_j2cconnectionfactorysetts.html

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