WebSphere ESB では、 双方向言語フォーマット ILYNN (暗黙的、左から右、オン、オフ、ノーマル) が使用されます。 これは、Windows の双方向言語フォーマットでもあります。これ以外の双方向言語フォーマットはすべて、 WebSphere ESB に導入する前に 変換する必要があります。
適切な双方向言語フォーマットを行うためには、 5 つの属性を設定する必要があります。次の表に、その属性と設定値を リストします。
文字の位置 | 目的 | 値 | 説明 | デフォルト設定 |
---|---|---|---|---|
1 | 順序スキーマ | I または V | 暗黙的 (論理的) または可視 | I |
2 | 方向 | L または R | 左から右または右から左 | L |
3 | 対称スワッピング | Y または N | 対称スワッピングがオンまたはオフ | Y |
4 | 成形 | Y または N | テキストが成形済みまたは未成形 | N |
5 | 数値成形 | H, C, N | ヒンディ語、コンテキスト、一般数字 | N |
データを、サポートされている双方向言語フォーマットに変換するのは、 クライアント・アプリケーション、外部コンポーネント (Web サービス、ステートレス・セッション Bean、カスタム・コードなど)、 あるいは WebSphere ESB 上で実行する ソリューションの作成者の役目です。
双方向言語について詳しくは、 IBM developerWorks にある技術記事 (www.ibm.com/developerworks/library/techarticles/bidi/bidigen.html から入手できます) を参照してください。