WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

emitevent.jacl スクリプト

コマンド行インターフェースを使用して、イベントをイベント・サーバーに送信することができます。

目的

イベント・サーバーへのイベントの送信。

wsadmin -f emitevent.jacl [-xml url] [-msg message] [-severity severity] [-extensionname extension_name] [-emitter profile_name] [-synchronous | -asynchronous]

説明

emitevent.jacl スクリプトは、イベントをイベント・サーバーに送信するためのコマンド行インターフェースを提供します。 ソース XML ファイルを提供するか、あるいはコマンド行でプロパティー値を指定することによって、イベントのコンテンツを供給することができます。

このスクリプトで生成されるイベントには、以下のデフォルト・コンテンツがあります。
<CommonBaseEvent creationTime=current_system_time
version="1.0.1"> <sourceComponentId component="emitevent.jacl"
componentIdType="Application" location=local_hostname
locationType="Hostname"
subComponent="com.ibm.events.cli.util.EmitEventCliHelper"
componentType="http://www.ibm.com/namespaces/autonomic/Tivoli
/EventInfrastructure"/> <situation categoryName="ReportSituation">
  <situationType xsi:type="ReportSituation" reasoningScope="EXTERNAL"
   reportCategory="CLI"/>
 </situation>
</CommonBaseEvent>

current_system_time パラメーターは、イベントが生成されたシステム時刻で、XML dateTime ストリングとして指定されます。

パラメーター

-xml url
送信されるイベントが含まれている XML 文書の場所を指定する URL。 この XML 文書は、コモン・ベース・イベント・バージョン 1.0.1 XSD スキーマに準拠している必要があります。 URL スキーム (http:// など) を何も指定しないと、ローカル・ファイルであると想定されます。このパラメーターはオプションです。

2 つのサンプル XML ファイル eventsample1.xml および eventsample2.xml が、install_root/events/samples ディレクトリーにあります。

-msg message
イベントの message プロパティーに使用される値。 メッセージにスペースが含まれている場合は、この値を引用符で囲みます。このパラメーターはオプションです。 XML ファイルに加えてこのパラメーターを指定すると、-msg パラメーターの値が、msg プロパティー用に XML ファイルで指定された値をオーバーライドします。
-severity severity
イベントの severity プロパティーに使用される値。このパラメーターはオプションです。 XML ファイルに加えてこのパラメーターを指定すると、-severity パラメーターの値が、severity プロパティー用に XML ファイルで指定された値をオーバーライドします。
-extensionname extension_name
イベントの extensionName プロパティーに使用される値。 拡張名にスペースが含まれている場合は、この値を引用符で囲みます。このパラメーターはオプションです。XML ファイルに加えてこのパラメーターを指定すると、 -extensionname パラメーターの値が、extensionName プロパティー用に XML ファイルで指定された値をオーバーライドします。
-emitter profile_name
エミッターの取得時に使用される、エミッター・ファクトリー・プロファイルの Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名。このパラメーターはオプションです。 このパラメーターを指定しないと、デフォルトのエミッター・ファクトリー・プロファイル (/com/ibm/events/configuration/emitter/Default) が使用されます。
-synchronous | -asynchronous
イベントの送信に使用される同期モード。このパラメーターはオプションです。これを指定しないと、エミッター用に構成されている優先同期モードが使用されます。

以下の例は、重大度 30、拡張名 test_event でイベントをイベント・サーバーに送信します (他のすべてのプロパティーはデフォルト値です)。
wsadmin -f emitevent.jacl -severity 30 -extensionname test_event
以下の例は、eventsample1.xml で指定されたプロパティーを使用して、イベントを送信します。
wsadmin -f emitevent.jacl -xml ../samples/eventsample1.xml

Reference topic

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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wesb.doc.nl1_6.0.1\doc\rcei_admin_CLIEmitEvent.html

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