イベント・ソースは、CommonBaseEvent のメソッドを使用して、イベント・プロパティー・データを取得します。
イベント・ソースがイベントを受信すると、CommonBaseEvent の getter メソッドを使用してイベント・プロパティー・データを取得できます。 例えば、以下のコード・フラグメントでは、単一イベントを取得し、msg プロパティーの内容を読み取っています。
CommonBaseEvent event = eventAccess.queryEventByGlobalInstanceId(eventId); String eventMessage = event.getMsg();
取得するプロパティーが複合プロパティーである場合 (コモン・ベース・イベントの仕様における CommonBaseEvent のサブエレメント)、戻り値は複合データ・タイプを表す特殊クラスのインスタンスになります。 その場合は、戻されたオブジェクトの getter メソッドを使用して、そのオブジェクトからプロパティー・データを取得できます。 例えば、以下のコード・フラグメントでは、複合プロパティーである componentId の値を取得し、次に、ストリングであるネストされた component プロパティーの内容を取得してソース・コンポーネントの名前を読み取っています。
CommonBaseEvent event = eventAccess.queryEventByGlobalInstanceId(eventId); ComponentIdentification componentId = event.getSourceComponentId(); String componentName = componentId.getComponent();