管理コンソールにアクセスするには、管理コンソールを始動してログインする必要があります。
コンソールでの作業の終了後、作業内容を保存してログアウトします。
始める前に
管理コンソールは、Web ブラウザーで実行され、cookies の使用を必要とします。
コンソールを始動する前に、Web ブラウザーが cookies を使用可能にするように構成されていることを確認してください。
管理コンソールを始動する前に、
WebSphere ESB サーバー・プロセスが実行されていることを確認してください。
スタンドアロン・サーバー・プロファイルの場合は、その単一のサーバーが実行されている必
要があります。
デプロイメント・マネージャー・セルの場合は、デプロイメント・マネージャーが実行されている必要があります。
WebSphere ESB サーバー・プロセスの開始について詳しくは、
WebSphere ESB サーバーの始動または停止を参照してください。
このタスクを実行する理由および時期
管理コンソールは、Windows の「スタート」メニューやファースト・ステップ・コンソールをはじめ、
さまざまな方法で始動できます。
以下の手順を実行して、
コンソールを開始および停止します。
このタスクの手順
- 管理コンソールを始動して、デプロイメント・マネージャーまたはスタンドアロン・サーバーに接続します。
オプション |
説明 |
Windows の「スタート」メニューを使用 |
プログラム の順に選択します。
ここで、profile_name は、プロファイルの名前です。
例えば、完全インストール手順で作成されたスタンドアロン・プロファイルの場合は default、
デプロイメント・マネージャー・プロファイルの場合は Dmgr01 です。 |
ファースト・ステップ・コンソールを使用 |
- ファースト・ステップ・コンソールを始動します。
- 「管理コンソール (Administrative console)」をクリックします。
|
コンソール・アドレスを使用 |
- Web ブラウザーを開始します。
- 次のような形式でコンソール・アドレスを入力します。
http://server_name:port/ibm/console
ここで、server_name はデプロイメント・マネージャーまたはスタンドアロン・サーバーの名前です。
完全修飾名を使用する必要があります。
Windows では、サーバーがローカル・マシン上にある場合、セキュリティーを使用可能にしていなければ、
localhost を使用できます。 |
管理コンソールは、ブラウザーにロードされ、ログイン・ページを表示します。
- 以下のようにして、コンソールにログインします。
- 「ユーザー ID (User ID)」フィールドに、ユーザー ID を入力します。
注: 既存のコンソール・セッションで使用しているユーザー ID を入力すると、
以下のいずれかを選択するようにプロンプトが出されます。
- 既存のユーザーを強制的にセッションから外す。
既存のユーザー ID の構成ファイルは、一時領域に保管されます。
- 既存のユーザー ID がログアウトするか、セッションがタイムアウトになるのを待つ。
- 別のユーザー ID を指定する。
このユーザー ID は、それを使用してログインしたセッションの期間中のみ存
続します。
サーバー構成に対して行った変更は、このユーザー ID に保管されます。
サーバー構成は、セッションがタイムアウトになった場合にも、このユーザー ID に対して保存されます。
- コンソールがグローバル・セキュリティーを使用する場合は、
「パスワード (Password)」フィールドにパスワードを入力する必要
もあります。
- 「OK」をクリックします。
これで、管理コンソールに「ようこそ」ページが表示されます。
次のタスク
これで、管理コンソールを使用して、
WebSphere ESB を操作できるようになりました。
例えば、サーバーの実行時の状態をリストしたり、サービス要求のメッセージ信頼性の構成を変更したりすることができます。
コンソールの使用を停止したい場合は、以下の手順を実行します。
- 変更内容をマスター構成に保管します。
ナビゲーション・ペインで、
の順にクリックして、
このセッション中に行ったすべての作業を保管します。
作業内容を保管する前にブラウザーを閉じた場合、次回同じユーザー ID でログインする
ときに、未保管の変更内容をリカバリーできます。
- コンソールを終了するには、コンソール・ウィンドウ上部の「ログアウト (Logout)」をクリックします。
- 何らかの理由でブラウザーを使用する必要がない場合は、ブラウザ
ー・ウィンドウを閉じます。