z/OS システムでは、DB2 イベント・データベース用の高速パージ・ユーティリティーは、DB2 ロード・ユーティリティーを使用して実装されています。
このタスクを実行する理由および時期
非アクティブ・バケットをパージするには、以下のようにします。
このタスクの手順
- eventbucket.jacl コマンドを使用して非アクティブ・バケット (バケット 0 またはバケット 1) を識別します。
- 該当するユーティリティー制御ファイルをアップロードします。 それらのファイルはデータベースの構成時に生成され、profile_path/event/dbscripts/db2zos ディレクトリー (profile_path は WebSphere ESB ランタイム環境のプロファイルが収容されているディレクトリーへのパス) に配置されています。
次のいずれかのファイルをアップロードします。
- バケット 0 が非アクティブである場合は、fastpurge00.ctl をアップロードします。
- バケット 1 が非アクティブである場合は、fastpurge01.ctl をアップロードします。
注: 制御ファイルは、固定レコード・フォーマット、および 80 の論理レコード長でアップロードする必要があります。
- z/OS ホストで、「ISPF DB2I 基本オプション・メニュー (ISPF DB2I Primary Option Menu)」に進み、「ユーティリティー (Utilities)」オプションを選択します。
- 以下の情報を指定します。
フィールド |
値 |
関数 (Function) |
EDITJCL |
ユーティリティー (Utility) |
LOAD |
ステートメント・データ・セット (Statement Data Set) |
アップロードされた制御ファイルが収容されているデータ・セットの名前 |
LISTDEF |
いいえ (NO) |
テンプレート (Template) |
いいえ (NO) |
- Enter キーを押して、次のパネルに進みます。
- 「recdsn」入力フィールドで、アップロードされた制御ファイルが収容されているデータ・セットの名前を指定します。
- Enter キーを押します。 非アクティブ・バケットをパージする JCL スクリプトが生成されます。
- Enter キーを押して、出力メッセージをクリアします。
- 必要に応じて、生成された JCL スクリプトを編集します。
- JCL スクリプトを送信します。