WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

コマンド解説

コマンド行スクリプトは、共通イベント・インフラストラクチャーのいくつかの機能にアクセスする場合に使用できます。

これらのスクリプトは Jacl スクリプトとして実装されています。このスクリプトは、WebSphere の wsadmin ツール (install_root/bin ディレクトリーにあります) を使用して実行する必要があります。 wsadmin ツールについて詳しくは、WebSphere Application Server のドキュメンテーションを参照してください。

スクリプトを実行するには、以下の構文を使用します。
wsadmin -f scriptname.jacl

他のパラメーター名と区別するのに十分な長さの名前を指定する限り、パラメーター名を短くすることができます。例えば、eventquery.jacl スクリプトを使用する場合は、-extensionname の代わりに -ex を入力できます。 ただし、-e は無効です。これは -extensionname または -end のどちらでも表すことができるからです。

コマンドの構文および使用法のヘルプを表示するには、コマンドの後に help を続けて入力します。

wsadmin -f scriptname.jacl help
Simple Objects Access Protocol (SOAP) プロトコルと一緒に wsadmin ツールを使用すると、操作が完了する前にコマンドがタイムアウトになることがあります。 例えば、多数のイベントをイベント・サーバーに照会したり、イベント・サーバーからパージしたりする場合にこのようなことが起こることがあります。これが発生した場合、wsadmin ツールは、SOAP RPC 呼び出しが失敗したことを示す、以下のエラー・メッセージを表示します。
SAOP RPC の呼び出しに失敗しました: 起動 (Failed to make the SOAP RPC call: invoke)
このエラー・メッセージを受け取った場合は、接続タイプとして RMI を、宛先ポートとして 2809 を指定して、コマンドをやり直してください。 例えば、以下のコマンドを使用すると、RMI 接続を使用しているイベント・サーバーからイベントがパージされます。
wsadmin -conntype rmi -port 2809 eventpurge.jacl -seconds 0

wsadmin ツールの -conntype パラメーターについて詳しくは、WebSphere Application Server のドキュメンテーションを参照してください。


Concept topic

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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wesb.doc.nl1_6.0.1\doc\ccei_admin_CLICommandRef.html

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