管理コンソールは、 WebSphere ESB のアプリケーション、 サービス、その他のリソースの管理に使用されるブラウザー・ベースのインターフェースです。
WebSphere ESB は、 WebSphere Application Server や 他の関連製品 (WebSphere Process Server など) で使用される、 標準の WebSphere 管理コンソールを使用します。 したがって、管理用タスク (セキュリティーの設定、ログの表示、 アプリケーションのインストールなど) や使用される用語の多くは、 WebSphere ESB でも WebSphere Application Server でも同じです。
WebSphere ESB のスタンドアロン・プロファイルをインストールしている場合、バス環境は独自の管理ドメイ ン内の単一のノードで構成されます。このノードをセル と呼びます。管理コンソールを使用すると、 管理ドメイン内のアプリケーション、バス、サーバー、およびリソースを 管理できます。
同様に、 WebSphere ESB をインストールしてデプロイメント・マネージャー・セルを作成した場合、バス環境は、同 じセル内のデプロイメント・マネージャー・ノードと 1 つ以上の管理対象ノードから構成さ れ、それによって管理ドメインが形成されます。管理コンソールを使用すると、アプリケーション関連の項目のみでな く、管理対象ノードもセルにセットアップすることができ、ノードとそのノード上のリソー スをモニターしたり制御したりすることができます。
管理コンソールを使用すると、セル、ノード、またはサーバーの有効範囲内にある 項目を管理できます。
管理コンソールでは、タスク・フィルターによって、単純化されたユーザー・エクスペリ エンスが提供され、段階的に機能を開示することによって、基礎になる WebSphere Application Server 管 理機能にアクセスできるようになります。