イベント・グループのすべてのイベントを照会するには、EventAccess Bean の queryEventsByEventGroup(String,
String, boolean) メソッドを使用します。
このタスクを実行する理由および時期
このタスクの手順
- イベント・アクセス Bean を作成する必要がある場合は、イベント・アクセス Bean の作成 を参照してください。
- EventAccess.queryEventsByEventGroup(String, String, boolean) メソッドを呼び出します。
CommonBaseEvent[] events = eventAccess.queryEventsByEventGroup(eventGroup,
eventSelector,
ascendingOrder);
このメソッドのパラメーターは、以下の通りです。
- eventGroup
- イベントを照会する対象のイベント・グループの名前を含むストリング。
これは、イベント・インフラストラクチャー構成で定義された、既存のイベント・グループの名前である必要があります
- eventSelector
- 照会をさらに詳細化する、オプションのイベント・セレクターを含むストリング。
照会では、指定されたイベント・グループおよび追加のイベント・セレクターの両方に一致するイベントのみが戻されます。
イベント・セレクターは、XPath 式の形式で指定します (詳しくは、イベント・セレクターの作成 を参照)。
追加のイベント・セレクターを指定しない場合は、このパラメーターをヌルにできます。
- ascendingOrder
- 戻されるイベントを、creationTime プロパティーの値に応じて昇順または降順のどちらでソートするかを指定するブール値。
このパラメーターが true の場合、イベントは昇順 (発生順) でソートされ、false の場合は降順 (発生の逆順) でソートされます。
戻されるオブジェクトは、指定されたイベント・グループのイベントを含む配列です。
注: 一致するイベントの数がデータ・ストア・プロファイルで定義された照会のしきい値を超過した場合は、QueryThresholdExceededException 例外がスローされます。
デフォルトの照会しきい値は 100 000 です。
例
以下のコード・フラグメントでは、
critical_hosts というイベント・グループに属し、その重大度が 30 (警告) より大きいすべてのイベントが戻されます。
CommonBaseEvent[] events =
eventAccess.queryByEventGroup("critical_hosts",
"CommonBaseEvent[@severity > 30]",
true);