WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

WebSphere Enterprise Service Bus の使用開始

WebSphere Enterprise Service Bus は 、サービス指向アーキテクチャー (SOA) を利用して、アプリケーションとサービスを迅速か つ柔軟に統合するために必要な接続インフラストラクチャーを提供します。 この入門ガイドは WebSphere ESB を稼働させ、サンプルを 検討し、管理コンソールについて学習し、製品概要を読むために必要な知識を提供します。

WebSphere ESB の詳細については、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp にあるインフォメーション・センターを参照してください。

製品の互換性

WebSphere ESB をインストールする前に、 他の WebSphere 製品との互換性問題について知っておく必要があります。

WebSphere Application Server

WebSphere ESB は、どのバ ージョンの WebSphere Application Server とも 同じマシンにインストールできます。 個別にインストールすることも、また WebSphere Application Server バージョン 6.0.x をインストール済みの場合は、 それを拡張して WebSphere ESB の機能を持たせることもできます。 これを実施すると、既存の WebSphere Application Server が、 WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0.2 にインストール中にアップグレードされます。

WebSphere Process Server および WebSphere Business Integration Server

WebSphere ESB は、どのバージョンの WebSphere Business Integration Server または WebSphere Process Server にもインス トールできません。

ハードウェアおよびソフトウェア要件

ご使用のオペレーティング・システムが対応しているかどうかを判断するために、 WebSphere ESB 製品の Web サイトで、サポートされているハードウェアおよびソフトウェアのリストを必ず参照してください。この Web サイトには、すべてのサポートされ ているオペレーティング・システムと、 対応したオペレーティング・システムにするためにインストールしなければならないオペレーティング・システムのフィックスおよびパッチがリストされています。

http://www.ibm.com/software/integration/wsesb/sysreqs/WebSphere ESB の詳細なシステム要件を参照してください。

インストール中にウィザードにより、 WebSphere ESB をインストールするためのディスク・スペースが不足していることが検出された場合は、スペースを節約するためにア イテムを選択解除できます。 アイテムを選択解除するには、「インストールのタイプ (Type of Install)」パネルの 「カスタム・インストール (Custom install)」をクリックします。

WebSphere ESB の初回インストール

WebSphere ESB は、 インストール・ウィザードを使用してインストールできます。 完全インストールでは、 WebSphere ESBWebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0.2 がインストールされ、 スタンドアロン・サーバー・プロファイルが作成されます。 カスタム・インストールを使用すると、 必要な機能を選択したり、既存のインストールに機能を追加したりすることができますが、 サーバー・プロファイルは作成されません。

WebSphere ESB をインストールする前に、 以下のことを確認する必要があります。
  • ご使用のシステムがすべてのハードウェアおよびソフトウェア要件を満たしていること。詳しくは、http://www.ibm.com/software/integration/wsesb/sysreqs/を参照してください。
  • ご使用のオペレーティング・システムでインストールの準備が整っていること。詳しくは、WebSphere ESB インフォメーション・センターのトピックインストールのためのオペレーティング・システムの準備
  • Linux® または UNIX® システムに root としてログオンするか、 または Windows® システムに Administrator グループのメンバーとしてログオンします。
このトピックでは、 WebSphere ESB を初めてインストールし、 スタンドアロン・サーバー・プロファイルを作成する方法について説明します。 インストールした後で、スタンドアロン・サーバー、管理対象ノード、 デプロイメント・マネージャーのいずれかのタイプのプロファイルを作成できます。 各プロファイルは、別個のファイル (コマンド、構成ファイル、 ログ・ファイルなど) を持つ別個の実行時環境を定義します。

WebSphere ESB プロファイルの作成とより高度なインストールの計画を含めた

WebSphere ESB プロファイルの作成とより高度なインストールの計画を含めた WebSphere ESB のインストールについて詳しくは、 WebSphere ESB のインストールを参照してください。

インストール手順では、製品 CD からインストールすることを前提としています。 Passport Advantage® から入手したイメージからインストールする場合は、 WebSphere ESB のインフォメーション・センターにあるPassport Advantage からインストールする際の特殊な考慮事項 からイン ストールする際の特別な考慮事項」に記載された、重要な情報を参照してください。

WebSphere ESB を初めてインストールするには、 以下の手順に従います。

  1. ご使用のプラットフォーム向けの WebSphere Enterprise Service Bus バージョン 6.0.1 の CD 1 というラベルの付いた製品 CD を選択し、 ドライブに挿入します。
  2. ランチパッドが自動的に始動しない場合は、次のようにします。
    • LINUX platforms UNIX platforms LinuxUNIX プラットフォームの場合: ドライブをマウントしてから、 コマンド mount_point/launchpad.sh を実行します。 ここで mount_point は Linux または UNIX システムのマウント・ポイントです。
    • For Windows platforms Windows プラットフォームの場合: CD ドライブのルート・ディレクトリーから、コマンド launchpad.exe を実行します。

    ランチパッドが表示されます。 ランチパッドは、インストール・ウィザードと情報ソースへのリンクを提供します。

  3. ランチパッドから、「WebSphere ESB のインストール (WebSphere ESB installation)」をクリックします。
  4. WebSphere ESB のインストール・ウィザードの起動 (Launch the installation wizard for WebSphere ESB)」をクリックします。 「ようこそ」パネルが表示されます。
  5. 次へ」をクリックして先に進みます。 「ご使用条件 (License Agreement)」パネルが表示されます。
  6. ご使用条件を読み、同意する場合は「使用条件の条項に同意します」をクリックした後、 「次へ」をクリックして先に進みます。

    「システム前提条件の確認 (System Prerequisite Check)」パネルが表示され、 インストール・ウィザードが、前提条件のパッチが適用された、サポートされるオペレーティ ング・システムの有無をチェックします。 このプロセスが終了すると、このパネルに、システムがチェックにパスしたかどうかが示されま す。

    サポートされるオペレーティング・システム、またはシステムに必要な前提条件パッ チが適用されていない場合は、インストールをキャンセルして、必要な変更を行ってから、イン ストールを再始動します。 それ以外の場合は、ステップ 7 に進みます。

  7. 「システム前提条件チェック (System Prerequisite Check)」パネルで「次へ」をクリックして先に進みます。

    インストール・ウィザードは、WebSphere ESB または WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0.x の既存のインストールを確認します。

    すでに WebSphere Application Server がインストール済みの場合は、 以下のいずれかを選択してから、「次へ」をクリックして先に進みます。
    • WebSphere Application Server と共存する別個の WebSphere ESB をインストールします。 これは、WebSphere ESB を初めてインストールする場合の最適のオプションです。 後で、WebSphere ESB のインストールを再実行して、 WebSphere Application Server を拡張することが可能です。 考慮事項を読んでから「次へ」をクリックして先に進みます。
    • WebSphere ESB の機能を持つように WebSphere Application Server バージョン 6.0.x を拡張します。 拡張する WebSphere Application Server バージョン 6.0.x を選択します。 これにより、ステップ 9 の「カスタム・インストール (Custom Install)」パネルが表示されます。
    重要: インストーラーは、 .WASRegistry ファイルに項目がある場合、 WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0.x の未登録インスタンスも検出します。 Websphere ESB インストールに未登録のインストールを使用することはサポートされていません。
    すでに WebSphere ESB をインストール済みの場合は、 それと共存する別の WebSphere ESB をインストールできます。 詳しくは、別の WebSphere ESB のインストール を参照してください。

    「インストール場所 (Installation Location)」パネルが表示されます。

  8. WebSphere ESB のデフォルトのインストール・ルート・ディレクトリーを受け入れるか、 別のディレクトリーを指定するかして、「次へ」をクリックします。 サポートされるすべてのプラットフォームでインストール・ウィザードが使用するデフォルト・ディレクトリーについて 詳しくは、デフォルトのインストール・パス を参照してください。
    注:
    • デフォルト・ルート・ディレクトリーのフィールドは、ブランクにしないでください。
    • 非 ASCII 特殊文字をディレクトリー名に使用することはできません。
    • LINUX platforms UNIX platforms Linux および UNIX プラットフォームの場合: シンボリック・リンクはサポートされていないため、宛先ディレクトリーに使用しないでください。 インストール・ディレクトリー・パスにスペースを使用することもできません。
    • LINUX platforms Linux プラットフォームの場合: インストール・ディレクトリー・パスは 256 文字以下に制限されています。
    • For Windows platforms Windows プラットフォームの場合: インストール・ディレクトリー・パスは 60 文字以下に制限されています。

    「インストール・タイプ (Installation Type)」パネルが表示されます。

  9. 使用するインストールのタイプを選択します。 選択項目は「完全 (Complete)」または「カスタム (Custom)」インストールです。

    完全インストールを行うと、 完全機能版のスタンドアロン・サーバーとサンプル・ギャラリーがインストールされます。 初めてインストールする場合は、これが最適です。

    WebSphere Application Server Network Deployment とそのサンプル・ギャラリーがインストール済みで、 それと共存するように選択すると、 サンプルは WebSphere ESB のサンプル・ギャラリーにインストールされます。 拡張するように選択すると、 WebSphere ESB のサンプルは WebSphere Application Server のサンプル・ギャラリーにインストールされます。
    注: WebSphere Application Server を拡張する場合は、 WebSphere ESB のサンプルを使用できるようにするために、 基本となる WebSphere Application Server のサンプル・ギャラリーをインストールする必要があります。

    カスタム・インストールを使用すると、 必要な機能を選択したり、既存のインストールに機能を追加したりすることができます。 製品コンポーネントについて詳しくは、製品コンポーネント を参照してください。

    「インストール・サマリー (Installation Summary)」パネルが表示されます。 このパネルには、インストールされるコンポーネントの詳細、コンポーネントが消費するスペース容量、 コンポーネントが配置されるシステム上の場所が表示されます。

  10. 要約情報を検討し、「次へ」をクリックして製品をインストールします。 オプションを変更する場合は「戻る (Back)」を、 インストール・ウィザードを終了する場合は「キャンセル (Cancel)」をクリックします。次へ」をクリックすると、 インストール・ウィザードに、コンポーネントがインストール中であることを示す、進行状況を示すパネルが表示されます。 (インストールは段階的に行われ、各段階ごとに、進行状況表示バーがゼロから 100% に変化します) インストールが終了すると、「インストール完了 (Installation Complete)」パネルが表示されます。
    重要: インストール中にエラーが検出された場合は、 「インストール完了 (Installation Complete)」パネルの代わりに他のパネルが表示されます。 以下に例を示します。
    • 「インストールがエラーで完了しました (Installation Is Complete With Errors)」パネル。 これは、インストールは完了しましたが、エラーが生成されたことを示します。
    • 「インストール失敗 (Installation Failed)」パネル。 これは、インストールが完全に失敗したことを示します。
    これらのパネルは、それぞれユーザーに対してログ・ファイルを示します。 このログ・ファイルには、エラーの解決に役立つ詳細が含まれています。
  11. 製品のインストールの終了時に「インストール完了 (Installation Complete)」パネルが表示された場合は、 WebSphere ESBWebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0.2 は正常にインストールされています。 「完了」をクリックして、インストール・ウィザードを閉じます。

    完全インストールの後に、 ファースト・ステップ・コンソールがデフォルトで起動します。 ここから、サーバーを始動し、インストール検査 (IVT) を実行できます。

    カスタム・インストールの後は、プロファイル作成ウィザードが起動し、 プロファイル作成ウィザードの終了時にファースト・ステップ・コンソールが起動します。

これで、ファースト・ステップ・コンソールを使用して、 WebSphere ESB を探索し、 サンプル・ギャラリーを表示して、 WebSphere ESB インフォメーション・センターにアクセスできるようになりました。

構成メモ

WebSphere ESB は、スタンドアロンでデプロイすることも、ネットワーク上にデプロイすることもできます。 スタンドアロン・デプロイメントは、ネットワーク上にあるほかのどのサーバ ーからも独立して、独自の管理コンソールからサーバーを管理することを意味します。 ネットワーク・デプロイメントは、セントラル・デプロイメント・マネージャーの管理コンソールから複数のサーバーを管理できることを意味します。 スタンドアロン・サーバー、管理対象サーバー、およびデプロイメント・マネージャーに関す るインストール・プロセスは同一です。 WebSphere ESB の構成は、インストール後に、少なくとも 1 つのプロファイルを作成して行います。 それぞれのプロファイルは、3 つのタイプのプロファイル (スタンドアロン・サーバー、管理対象ノード、デプロイメント・マネージャー) のいずれかを定義します。 プロファイルは、個々のランタイム環境を、別個のファイル (コマンド、構成ファイル、ログ・ファイルなど) を使用して定義します。

「インストール・タイプ (Installation Type)」パネルで「完全インストール (Complete install)」を選択した場合、default という名前のスタンドアロン・サーバー・プロファイルが作成され、インストール・ウィザードが完了したときに、「最初のステップ (First Step)」コンソールが起動されます。 必要な場合は、後でプロファイル作成ウィザードを使用して、追加のプロファイルを作成 することができます。

「インストール・タイプ (Installation Type)」パネルで「カスタム・インストール (Custom install)」を選択した場合、少なくとも 1 つのプロファイルを作成する必要があります。 プロファイル作成ウィザードは、インストール・ウィザードが完了したときに起動されます。

またコマンド行ツール manageprofiles を使用して、プロファイルを作成することもできます。 詳しくは、プロファイルの作成 を参照してください。

プロファイルを作成した後で、「最初のステップ (First Step)」コンソールから、WebSphere ESB を開始できます。

ファースト・ステップ・コンソールの起動

プロファイルを作成した後で、 WebSphere ESB を使用して作業を開始できます。 各プロファイルに関連したファースト・ステップ ・コンソールがあります。 インストール時にスタンドアロン・サーバー・プロファイルが作成済みの場合は、 ファースト・ステップ・コンソールがインストール・ウィザードの完了時に起動します。 このコンソールは、プロファイル作成ウィザードの完了時にも起動します。

ファースト・ステップ・コンソールを開始する前に、 WebSphere ESB がインストール済みであることを確認してください。
ファースト・ステップ・コンソールは、 ある場所から WebSphere ESB の要素を送信するための、 使いやすいポストインストール・ツールです。 インストールされる機能によっては、オプションがファースト・ステップ・コンソールに動的に表示されます。 すべてのオプションを使用すると、ファースト・ステップ・コンソールでは以下のことが可能です。
  • インストール検査 (IVT) の実行。
  • インフォメーション・センターの起動。
  • サーバーの始動と停止。
  • サンプル・ギャラリーの起動。
  • 管理コンソールの起動。
  • 別のプロファイルの作成。
注: 全製品向けの汎用ファースト・ステップ・コンソールもあります。 このコンソールでは、プロファイル関連のファースト・ステップに備わっている機能は提供さ れません。
各プロファイルのファースト・ステップ・コンソールは、 Windows の「スタート」メニューやコマンド行からも起動できます。 コマンド行からファースト・ステップ・コンソールを起動するには、 以下の操作を行います。
  1. コマンド・ウィンドウを開きます。
  2. 次のようにコマンドを実行します。
    • LINUX platforms UNIX platforms Linux と UNIX のプラットフォームの場合: ディレクトリー profile_root/firststeps/wbi に移動して、 コマンド ./firststeps.sh を実行します。 (この場合、profile_rootWebSphere ESB プロファイルのインストール場所であり、 デフォルトでは install_root/profiles/profile_name です。)
    • For Windows platforms Windows プラットフォームの場合: ディレクトリー profile_root¥firststeps¥wbi に移動して、 コマンド firststeps.bat を実行します。 (この場合、profile_rootWebSphere ESB プロファイ ルのインストール先であり、 デフォルトでは install_root¥profiles¥profile_name です。)

For Windows platforms Windows プラットフォームの場合: ファースト・ステップ・コンソールは、「スタート」メニューから開始できます (「「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM WebSphere」 > WebSphere ESB」> 「プロファイル (Profiles)」 > profile_name > 「ファースト・ステップ (First steps)」 と選択します)。

サイレント・インストール

インストール・ウィザードを使用する代わりに、 応答ファイルを使用して WebSphere ESB を非対話式にインストールできます。 この応答ファイルは、シンプルなテキスト・ファイル であり、インストーラーが必要とする情報を含んでいます。応答ファイル responsefile.esb.txt は、 デフォルト値で出荷されており、編集してから WebSphere ESB のサイレント・インストールに使用できます。

詳しくは、WebSphere ESB インフォメーション・センターのトピック「WebSphere ESB のサイレント・インストール」を参照してください。

更新、制限および既知の問題

WebSphere ESB に関する更新、制限および既知の問題は、http://www.ibm.com/software/integration/wsesb/support/ にある IBM ソフトウェア・サポート Web サイトで、技術情報の形 式で文書化されています。

特定の項目を検索する場合は、 「WebSphere ESB のサポートを検索 (Search support for WebSphere ESB)」セクションに 検索項目を入力し、「送信 (Submit)」をクリックします。または、すべての WebSphere ESB 技術情報 を参照する場合は、「自己ヘルプ (Self help)」セクションの「技術情報 (Technotes)」をクリックします。

制限および 問題が発見され、解決されると、IBM ソフトウェア・サポート・チームは知識ベースを更新します。 知識ベースを検索することにより、発生した問題の対処方法または解決方法を迅速に見つけることができます。

IBM Support Assistant

IBM Support Assistant は、IBM サポートの各種リソースを使用する際に役立つツールです。

IBM Support Assistant は、ソフトウェアに関する疑問点の解決に役立つ次の 4 つのコンポーネントを 備えています。
  • Search (検索) コンポーネント: 複数のロケーションから適切なサポート情報を探し出す手助けをします。
  • Support Links (サポート・リンク) コンポーネント: さまざまな IBM Web リソース (IBM 製品サイト、IBM サポート・サイト、 IBM ニュース・グループへのリンクなど) にアクセスするために便利なロケーションを提供します。
  • Education (教育) コンポーネント: IBM 製品の教育 Web サイト (IBM Education Assistant モジュールなど) の解説と、 そこへのアクセスを提供します。
  • Service (サービス) コンポーネント: 主要なシステム・データを含む詳細な問題報告書を IBM に送ることができます。

IBM WebSphere ESB で IBM Support Assistant を 使用する場合は、IBM Support Assistant バージョン 2.0 をインストールしてから、 WebSphere ESB 用のプラグインをインストールする必要があります。

IBM Support Assistant をダウンロードする手順は次の通りです。

IBM Support Assistant バージョン 2.0 はスタンドアロン・ユーティリティーです。これには、 インストール・プログラムとガイドが含まれています。IBM Support Assistant は、 IBM Support Assistant のダウンロード・ページからダウンロードしてください。 IBM 製品の中には、インストール・メディアに IBM Support Assistant が含まれているものがあります。 IBM Support Assistant の最新情報は、IBM Software SupportIBM Support Assistant 技術情報 を参照してください。

IBM Support Assistant をインストールした後で、Windows オペレーティング・システムで は「スタート」 メニュー・オプションから、それ以外のプラットフォームでは startisa.sh シェル・スクリプトから、 このツールを開始できます。Windows オペレーティング・システムでは、IBM Support Assistant は 独自のウィンドウで開きます。他のプラットフォームでは、Web ブラウザーで開きます。

WebSphere ESB 用の IBM Support Assistant プラグインをダウンロードする手順は、次のとおりです。

IBM Support Assistant をインストールして実行した後で、 「プラグインの検索 (Find Plug-ins)」をクリックして、特定の IBM 製品用プラグインの検索に使用できる 検索リンクを表示します。「WebSphere」を選択すると、WebSphere 製品の すべてのプラグインの検索が開始されます。 このリストは、IBM サポートの検索ページからも入手できます。「WebSphere ESB」を選択すると、 プラグインのダウンロード・ページが開きます。

IBM Support Assistant の使用方法についてさらに詳しく知りたい場合は、IBM Support Assistant ウィンドウの 「ユーザー・ガイド (User Guide)」タブをクリックします。

IBM ソフトウェア・サポートへのコンタクト

IBM ソフトウェア・サポートでは、製品の問題解決のお手伝いをします。

固有のサポート記事を利用するには、Web サイト IBM developerWorks WebSphere Business Integration Zone に アクセスして、WebSphere ESB を 選択してください。

IBM ソフトウェア・サポートにアクセスするには、お客様と IBM との間に 有効な IBM ソフトウェア保守契約が結ばれている必要があります。さらに、お客様が IBM に問題を送信する 権限をお持ちでなければなりません。 必要なソフトウェア保守契約のタイプは、ご利用の製品タイプによって 異なります。
  • IBM eServer ソフトウェア製品 (zSeriespSeries、 および iSeries 環境で動作する DB2、WebSphere、およびその他の製品) では、 IBM 営業担当員または IBM ビジネス・パートナーと直接交渉して、ソフトウェア保守契約を 結ぶことができます。eServer ソフトウェア製品のサポートについて詳しくは、Web サイト IBM Technical support advantage を参照してください。
  • IBMLink、 CATIA、Linux、S390、 iSeries、pSeries、zSeries その他のサポート契約については、Web サイト IBM Support Line を参照してください。URL は次のとおりです。
    http://www.ibm.com/services/cwi/portal/_pagr/128/_pa.128/161?category=4&subcategory=575
  • サブスクリプションおよびサポート (S & S) 契約については、Web サイト IBM Software Service Request を参照してください。
  • IBM の分散ソフトウェア製品 (TivoliLotusRational およびその他の製品と、 Windows または UNIX オペレーティング・システムで動作する DB2 および WebSphere 製品な ど) の場合は、次のいずれかの方法で、Passport Advantage に 登録してください。
    • オンライン: Passport Advantage の Web サイトにアクセスします。URL は次のとおりです。
      http://www.lotus.com/services/passport.nsf/WebDocs/Passport_Advantage_Home
      Passport Advantage の Web サイトで、「How to Enroll」をクリックします。
    • 電話: 電話番号については、連絡先のページに移動して、 お住まいの地域の名前をクリックしてください。

    必要なソフトウェア保守契約のタイプがわかっていない場合は、 米国では 1-800-IBMSERV (1-800-426-7378) にご連絡ください。他の国の場合は、 Web 上の IBM Software Support Handbook の連絡先のページに移動し、 お住まいの地域名をクリックして、サポート担当者の電話番号を 調べてください。

  1. 問題がビジネスに与える影響を判別します。 問題を IBM に ご報告いただく場合、重大度レベルについてお尋ねします。したがって、 報告する問題のビジネス上の影響を理解し、評価する必要があります。 次の基準を参考にしてください。
    表 1.
    重大度レベル 説明
    重大度 1 ビジネスに重大な影響を与える。プログラムが使用できず、 業務に重大な支障を来している場合。この場合は、一刻も早く解決する必要があります。
    重大度 2 ビジネスにかなりの影響を与える。プログラムは使用できるが、 機能が大幅に制限されるような場合。
    重大度 3 ビジネスにある程度の影響を与える。プログラムは使用できるが、 あまり重要でない (業務には差し支えない) 機能が使用できない場合。
    重大度 4 ビジネスにわずかに影響を与える。業務にほとんど影響がないか、 あるいは適切な回避策が講じられる場合。
  2. 問題について説明し、背景情報を収集します。 IBM に問題を説明する場合は、できるだけ詳しく説明してください。関連する 背景情報をすべて提供していただくと、IBM ソフトウェア・サポートの専門家が 効果的に問題を解決できます。時間を節約するために、次の質問の答えを準備しておいて ください。
    • 問題が発生したときに実行していたソフトウェアのバージョンは何ですか。
    • 問題の症状に関連のあるログ、トレース、およびメッセージがありますか。 IBM ソフトウェア・サポートでは次の情報についてお尋ねする場合があります。
    • 問題を再現できますか。再現できる場合、どの段階で障害が発生しますか。
    • システムに何か変更を加えましたか。(例えば、ハードウェア、オペレーティング・システム、 ネットワーキング・ソフトウェアなど。)
    • 現在は、この問題に対して予備手段を講じていますか。講じている場合は、問題を報告する際にその内容を 説明できるよう、準備しておいてください。
  3. IBM ソフトウェア・サポートに問題を送信します。 問題は、 次の 2 つの方法のいずれかで送信できます。
    • オンライン: IBM Software Support サイト の「Submit and track problems」ページに移動します。 該当する問題送信ツールに情報を入力します。
    • 電話: 電話番号を調べるには、 Web 上の IBM Software Support Handbook の連絡先のページに移動し、 お住まいの地域名をクリックしてください。

送信する問題がソフトウェアの障害の場合、あるいは資料が欠落しているか誤っ ている場合、IBM ソフトウェア・サポートはプログラム診断依頼書 (APAR) を作成します。APAR には、問題が詳細に記述されます。可能な場合、 IBM ソフトウェア・サポートは、APAR が解決して修正が提供されるまで実施できる 次善策を提案します。

IBM は、解決済みの APAR を毎日 IBM 製品サポートの Web ページに公開して、 同様の問題に直面したお客様が同じ解決策を試すことができるようにしています。


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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
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