WebSphere ESB StockQuote
サンプルは、異種のサービスを簡単に統合する方法や、アプリケーションに影響を及ぼす
ことなく伝送中のメッセージを操作する方法を説明します。
これは、WebSphere ESB
で提供される サービス・コンポーネント・アーキテクチャー およびメディエーション機能によってアーカイブされます。
ある金融サービス会社は、対話式で Web ベースの株式市場サービスを顧客に提供しています。
この会社では、階層レベルのサービスを提供することで、競合企業との差別化を図る計画です。
標準 の顧客には遅延株価情報を、プレミアム 顧客 (サブスクリプションを払っている顧客)
にはリアルタイム株価情報を提供したいと考えています。
会社の計画は以下のとおりです。
- 遅延株価情報サービスをすべての顧客が利用できるようにする。
- サービスに対するすべての要求をログに記録し、監査要件を満たす。
- リアルタイム株価情報サービスを、プレミアム 顧客が利用できるようにする。
この StockQuote サンプルを実行するには、以下の手順を実行します。
- 「ファースト・ステップ」コンソールを起動します。
- まだ始動していない場合は、サーバーを始動します。
- 「ファースト・ステップ」パネルで「サンプル・ギャラリー」をクリック
して、「サンプル・ギャラリー」を開始します。
WebSphere ESB StockQuote
サンプルは、「サンプル・ギャラリー」にインストール済みサンプルとしてリストされます。
- とクリックして、インストール済み環境のブラウザー・ウィンドウに表示される指示に従います。
- 「実行」をクリックし、
統合サービスの機能を体験してみるため、2 種類の顧客それぞれで以下のアクションを実行します。
- ドロップダウン・リストから顧客を選択します。
- 1 つ以上のシンボルを選択します。
- 「要求」ボタンをクリックします。
標準の顧客 である顧客 A は、遅延株価情報を受け取ります。
プレミアム顧客 である顧客 B は、リアルタイムの株価情報を受け取ります。
このサンプルで使用される成果物については、「サンプル・ギャラリー」の
技術情報から取得することができます。
WebSphere Integration Developer
がインストール済みの場合は、以下のアクションも実行できます。
- WID でサンプル成果物を開きます。
- ユーザー独自バージョンのサンプルをビルドする。
- WebSphere ESB
にユーザー独自バージョンのサンプルをデプロイする。