セキュリティーをオンにすると、クライアントは認証を受ける必要があります。
クライアントが認証を受けることなく、セキュリティー保護機能のあるアプリケーションにアクセスしようとすると、例外がスローされます。
HTTP 基本認証が実行されるように Web クライアント (例えば、JSP やサーブレットなど) をセットアップして、URL の参照時にユーザー名とパスワードの入力を促すプロンプトがブラウザーに表示されるようにすることができます。
Java クライアントでは JAAS を認証に使用する必要があります。
WebServices クライアントでは Webservices/SOAP 認証を使用することができます。
WebSphere ESB コンポーネントによっては認証別名を作成できるものがあり、それらの別名を使用してデータベースおよび メッセージング・エンジンへのアクセスのランタイム・コードの認証が行われるようにすることもできます。 それらの認証別名に使用するユーザー ID およびパスワードは、WebSphere ESB をインストールする時に指定することも、後で WebSphere 管理コンソールを使用して指定することもできます。
また、ランタイム・コンポーネントによっては、runAs 役割を指定して構成されるメッセージ駆動型 Bean を含むものもあります。それらの runAs 役割に使用するユーザー ID およびパスワードは、WebSphere ESB をインストールする時に指定することも、後で WebSphere 管理コンソールを使用して指定することもできます。