WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

イベント定義へのプロパティー記述の追加

プロパティー記述は、PropertyDescription クラスのインスタンスです。

このタスクを実行する理由および時期

プロパティー記述をイベント定義に追加するには、最初に新規のプロパティー記述を作成し、次にそのフィールドの値を設定します。 その後、イベント定義にそのプロパティー記述を追加します。

このタスクの手順

  1. 新規のプロパティー記述を作成するには、プロパティーの名前およびパスを指定して、PropertyDescription のインスタンスを作成します。
    PropertyDescription propDesc = new PropertyDescription(name, path);
    このコンストラクターのパラメーターは、以下の通りです。
    name
    プロパティーの名前。 これは、CommonBaseEvent エレメントまたはその子のいずれかのシンプル・プロパティーの名前にする必要があります。
    path
    プロパティーへのパスを指定する XPath ロケーション・パス。 CommonBaseEvent のトップレベルのプロパティー (severity または priority など) では、path をヌルに設定する必要があります。
    戻されるオブジェクトは、新規の PropertyDescription オブジェクトです。
  2. プロパティー記述のフィールドにデータを取り込みます。 PropertyDescription クラスには、プロパティー記述の各フィールド用の setter メソッドがあります。 それらのメソッドについて詳しくは、Javadoc API 資料を参照してください。 例えば、あるプロパティーが必須であることを指定するには、以下のように setRequired(boolean) メソッドを使用して、required プロパティーを true に設定します。
    propDesc.setRequired(true);
  3. EventDefinition.addPropertyDescription() メソッドを使用し、プロパティー記述をイベント定義に追加します。
    definition.addPropertyDescription(propDesc);
    そのイベント定義に、同じ名前およびパスで別のプロパティー記述が既に含まれている場合は、DescriptionExistsException 例外がスローされます。

以下のコード・フラグメントでは、新規のプロパティー記述を作成し、データを取り込み、イベント定義に追加しています。
PropertyDescription propDesc = new PropertyDescription("severity",null);
propDesc.setRequired(true);
propDesc.setMinValue('30');

// definition is a valid event definition
definition.addPropertyDescription(propDesc);

Task topic

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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wesb.doc.nl1_6.0.1\doc\tcei_admin_addPropertyDescription.html

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