イベント・グループは、プロパティー・データの内容を基に、イベントの論理コレクションを定義します。
このタスクを実行する理由および時期
イベント・グループを使用して、イベント・サーバーからイベントを照会することができます。また、イベント・グループを、非同期イベント配布のための Java Message Service
(JMS) 宛先と関連付けることも可能です。
イベント・グループを作成するには、以下の手順を実行します。
このタスクの手順
- オプション: イベント・グループに対して 1 つ以上の JMS 宛先をセットアップします。 イベント・グループは 1 つの JMS トピック、および 1 つ以上の JMS キューと関連付けることができます。
JMS 宛先および接続ファクトリーを作成し、Java Naming and Directory
Interface (JNDI) ネーム・スペースとバインドする方法については、ご使用の JMS プロバイダーのドキュメンテーションを参照してください。
- 新しいイベント・グループ・プロファイルを作成します。 WebSphere 管理コンソールで、「リソース (Resources)」>「共通イベント・インフラストラクチャー・プロバイダー (Common Event Infrastructure Provider)」>「イベント・グループ・プロファイル・リスト (Event Group Profile List)」>「event_group_profile_list 」>「イベント・グループ・プロファイル (Event Group Profiles)」>「新規 (New)」とクリックします。
- イベント・グループ・プロファイルのプロパティーを指定します。 これらのプロパティーの詳細については、オンライン・ヘルプの「イベント・グループ・プロファイルの設定 (Event Group Profile Settings)」ページを参照してください。
- 「OK」をクリックして変更を保管し、イベント・グループ・プロファイルを作成します。
結果
これで、イベント・コンシューマーが、イベントの照会時にイベント・グループを指定できるようになります。
イベント・サーバー・プロファイルでイベント配布が使用可能に設定されている場合、そのイベント・グループに属するイベントは、イベント・グループ・プロファイルで指定されている JMS 宛先にも発行されます。
その後、イベント・コンシューマーは、適切な宛先にサブスクライブすることによって、非同期にイベントを受け取ることができます。