WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

共通イベント・インフラストラクチャー・サービスの構成

WebSphere の各アプリケーションおよびプロセスのイベントを処理する 共通イベント・インフラストラクチャー・サービスを構成します。

始める前に

この作業では、共通イベント・インフラストラクチャー・サーバーがインストール済みであり、メッセージ駆動型 Bean アプリケーション (WebSphere メッセージング・サービスまたは JMS メッセージング・サービス) がデプロイ済みであり、さらに WebSphere Process Server の管理コンソールにログイン済みであることが前提です。

このタスクを実行する理由および時期

共通イベント・インフラストラクチャー・サービスは、「サーバー始動時にサービスを使用可能にする (Enable service at server startup)」プロパティーを変更することにより、イベント・サーバーを使用可能または使用不可に設定して構成します。 これにより、特定のアプリケーション・サーバーに対してサービスが自動的に開始されるかどうかが指定されます。

このタスクの手順

  1. 管理コンソールのナビゲーション・ペインで、「サーバー (Servers)」> 「アプリケーション・サーバー (Application servers)」をクリックします。 内容ペインにアプリケーション・サーバーのリストが表示されます。
  2. 構成するアプリケーション・サーバーをクリックします。 「構成 (Configuration)」タブに、そのアプリケーション・サーバーのプロパティーが表示されます。
  3. コンテナー設定 (Container Settings)」テーブルを確認し、「コンテナー・サービス (Container Services)」メニューを展開します。
  4. 共通イベント・インフラストラクチャー・サービス (Common Event Infrastructure Service)」をクリックし、そのプロパティーを表示します。
  5. 「一般プロパティー (General Properties)」で、「サーバー始動時にサービスを使用可能にする (Enable service at server startup)」プロパティーのチェック・ボックスを選択またはク リアします。
    注: 管理コンソールから共通イベント・インフラストラクチャー・サービスを使用不可に設定した場合は、自動的にエンタープライズ・アプリケーションも使用不可に設定されます。 wsadmin ツールを使用して、スクリプトによりサービスを使用不可に設定した場合は、別個にエンタープライズ・アプリケーションを使用不可に設定する必要があります。
    注意:
    共通イベント・インフラストラクチャー・サービスを使用不可にすると、共通イベント・インフラストラクチャー・サーバーはイベントを処理できなくなります。 イベント情報はデータベース内で存続されず、JMS の宛先にも配布されません。
    選択
    [デフォルト] 共通イベント・インフラストラクチャー・サービスは、アプリケーション・サーバーの始動時に開始します。 これにより、アプリケーション・サーバー上で実行されるよう、イベントを生成するアプリケーションが使用可能に設定されます。
    クリア
    共通イベント・インフラストラクチャー・サービスは、アプリケーション・サーバーの始動時に開始されません。 そのアプリケーション・サーバーでは、イベントを生成するアプリケーションが開始されません。

    共通イベント・インフラストラクチャー・サービスを使用するアプリケーションの開始はすべて拒否され、メッセージが出されます。 サーバーは、アプリケーションなしで始動を継続します。

  6. 作成した構成を保管および適用するには、「OK」ボタンをクリックします。
  7. アプリケーション・サーバーを停止した後に再始動し、変更を有効にします。

Task topic

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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
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