WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

データ・ストア内のデータの表示

メッセージング・エンジンは、メッセージ、トランザクション状態、および通信チャネル状態を含む、揮発性および永続データの両方をデータ・ストアに保持します。データベース・ツールを使用して、メッセージング・エンジン用のデータ・ストア内のデータを表示することができます。

始める前に

CloudView ツールを使用して、メッセージング・エンジン用の Cloudscape データ・ストア内のデータを表示する前に、メッセージング・エンジンを停止している必要があります。

このタスクを実行する理由および時期

メッセージング・エンジンが制御または非制御のいずれの方法で停止しても、揮発性データは失われます。永続データは、サーバーが再始動した後、使用可能です。

場合によっては、ユーザーがデータ・ストア内のデータを表示することがあります。例えば、メッセージング・エンジンによって処理されているメッセージを検査する場合です。

データ・ストア用のデータベース・ツールを使用して、メッセージング・エンジン用のデータ・ストア内のデータを表示することができます。 例えば、メッセージング・エンジンがデフォルトの Cloudscape データベースを使用する場合、CloudView ツールを使用して要求メッセージを表示することができます。

このタスクの手順

  1. CloudView ツールを始動します。 例えば、Windows で、以下のサブステップを完了します。
    1. コマンド・ウィンドウを開きます。
    2. ディレクトリーを install_root/cloudscape/bin/embedded に変更します。
    3. cview」と入力します。
  2. メッセージング・エンジン用のデータ・ストアを開きます。 CloudView ツールを使用して、以下のサブステップを完了します。
    1. 「ファイル (File)」 > 「開く (Open)」を順にクリックします。
    2. データベース・ファイルをブラウズしてから、選択します。

      メッセージング・エンジンの場合、データベースはディレクトリー install_root/profiles/profile_name/databases/com.ibm.ws.sib に保管されており、メッセージング・エンジンの名前を持っています。例えば、Windows 上のデフォルト・スタンドアロン・プロファイルの場合、メッセージング・エンジン localhostNode01.server1-SCA.SYSTEM.localhostNode01Cell.Bus (SCA.SYSTEM バスの server1 用) 用のデータベース・ファイルは以下のようになります。

      install_root/profiles/default/databases/com.ibm.ws.sib
      /localhostNode01.server1-SCA.SYSTEM.localhostNode01Cell.Bus
    3. 「開く (Open)」をクリックします。
  3. CloudView コントロールを使用して、データを表示します。
    1. ナビゲーション・ペインのテーブルを展開します。
    2. テーブル名をクリックします。
    3. コンテント・ペインで、「データ (Data)」タブをクリックします。
  4. オプション: CloudView ツールの使用に関するヘルプをさらに表示します。

    CloudView の使用に関するヘルプを表示するには、「ヘルプ (Help)」ボタンまたはメニュー・バー・オプション「ヘルプ (Help)」 > 「Cview ヘルプ ... (Cview help...)」をクリックします。


Task topic

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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
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