イベント・データベースでイベントを照会する検索条件を指定するためのコモン・ベース・イベント・ブラウザーの使用方法です。
始める前に
このタスクはユーザーが既にイベント・ブラウザーを開いており、「イベントの取得 (Get Event)」パネルを表示していることを前提としています。
「イベント・データ・ストア・プロパティー (Event Data Store Properties)」フィール
ドは、必須です。「イベント・フィルター・プロパティー (Event Filter Properties)」フ
ィールドはオプションであり、これを使用することにより、時間、日付、サーバー名、サブコン
ポーネント名、およびイベントの重大度パラメーターに基づいてイベント検索を絞り込むことができます。
このタスクの手順
- 必須: 検索するイベント・データ・ストアを指定します。
フィールドは Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名です。これは、管理コ
ンソール内で構成できる Enterprise JavaBeans (EJB) 参照です。
WebSphere ESB のデフォルトは java:comp/env/eventsaccess です。
- 必須: 検索するイベント・グループを指定します。
これはイベントが検索されるイベント・グループです。デフォルト・グループは All events
です。
- 必須: 検索するイベントの数を指定します。
検索するイベントの最大数は 500 です。
- オプション: レポートの作成日 (カレンダー期間) を指定します。
開始日と終了日を入力してください。
- オプション: レポートの作成時刻 (時間) を指定します。
開始時刻と終了時刻を入力してください。
- オプション: サーバー名を指定します。
- オプション: 該当する場合、サブコンポーネント名を指定してください。
- オプション: イベントの優先順位を指定します。 検索するイベントの優先順位の範囲は、
0 (最低優先順位) から 100 (最高優先順位) までです。
- オプション: イベントの重大度を指定します。
イベントの重大度の範囲は、
0 (最低重大度) から 70 (最高重大度) までです。
- 「イベントの取得 (Get Events)」をクリックします。
結果
検索条件に一致するコモン・ベース・イベントの数が表示されます。
照会した結果が現れない場合、『
コモン・ベース・イベント・ブラウザーのトラブルシューティング 』を参照してください。
例
戻されたイベントを表示するには、ナビゲーション・バーから表示を選択します。
ユーザーは、「
すべてのイベント」、「
BPEL プロセス・イベント」、
「
ユーザー・データ・イベント」、または「
サーバー・イベント」を選択できます。イベント・データを
表示している場合、「
イベントの取得 (Get Events)」をクリックしてい
つでも検索条件を変更できます。
次のタスク
イベントが戻されると、それを利用して、さまざまなレベルのイベントの詳細を取
得できます。