WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

共通イベント・インフラストラクチャーの追加データベース構成情報

プロファイル・ウィザード内の「共通イベント・インフラストラクチャー構成」 パネルである種の選択を行うと、フォローアップ・パネルとして、「共通イベント ・インフラストラクチャーの追加データベース構成情報 (Additional Database Configuration Information for Common Event Infrastructure)」パネルを表示するようにプ ロンプトが出されます。 このトピックでは、このパネルのそれぞれのバリエーションで使用可能なフィールドとデフォルト値 について説明します。

「共通イベント ・インフラストラクチャーの追加データベース構成情報 (Additional Database Configuration Information for Common Event Infrastructure)」パネルは、「データベース 構成」パネルで CloudScape V5.1.1DB2 Universal OS/390 V7.1、また は DB2 Universal OS/390 V8.1 以外のいずれかのデータベースを選択した場合に表示されます。
重要: CloudScape V5.1.1 を選択した場合は、追加のデータベース構成は必要ありません。 DB2 Universal OS/390 V7.1 または DB2 Universal OS/390 V8.1 を選択した場合は、プロファイル・ウィザードの外部にデータ・ソースとデータベースを作成する必要があります。 これらのデータベースの 1 つを使用したい場合は、 「z/OS システム上の DB2 データベースの構成」を参照してください。

「共通イベント・インフラストラクチャーの追加データベース構成情報 (Additional Database Configuration Information for Common Event Infrastructure)」パネルに表示さ れるフィールドとデフォルト値は、「共通イベント・インフラストラクチャー構成」パネルで 選択したデータベース製品に応じて、多少異なります。 このパネルのすべてのバリエーションで、プロファイルの作成中または拡張中にデータベースを 作成するのか、あるいはプロファイルの作成プロセスまたは拡張プロセスに、データベースを作 成するためのスクリプトを生成させるのかを、選択することができます。 プロファイルの作成プロセスまたは拡張プロセスは、常にデータ・ソースを作成します。 データベースを作成するためのスクリプトを生成することを選択した場合は、機能する共通イ ベント・インフラストラクチャー・データベースを得るために、プロファイルの作成または拡張 が完了した後で、生成されたスクリプトを実行する必要があります。 スクリプトの実行について詳しくは、 「データベース構成スクリプトの手動での実行」を参照してください。

「共通イベント・インフラストラクチャー構成」パネルから以下のデータベースの 1 つを 選択すると、「共通イベント・インフラストラクチャーの追加データベース構成情報 (Additional Database Configuration Information for Common Event Infrastructure)」パ ネルが表示されるようになります。 選択に基づいて表示されるバージョンの説明を見るためには、選択内容に応じたリンクをたど ってください。

DB2 Universal V8.1 または DB2 Universal V8.2.1

「共通イベント・インフラストラクチャー構成」パネルで DB2 Universal V8.1 または DB2 Universal V8.2.1 のいずれかを選択し たときに表示されるパネルで、「新規データベースの作成 (Create new database)」 または「新規データベース作成のためのスクリプトの生成 (Generate scripts to create new database)」のいずれかの横にあるラジオ・ボタンを選択して、「データベース名 (Database name)」の値を入力し、(またはイベントのデフォルト値を受け入れ ます。データベース名は 8 文字、またはそれより短くなければなりません)、「データベースで認 証するためのユーザー ID (User ID to authenticate with the database)」、「パス ワード (Password) (データベース認証のためのパスワード)」、および「パスワード の確認」の値を入力する必要があります。 「パスワード (Password) (データベース認証のためのパスワード)」と「パスワー ドの確認」の値は表示されません。両者の値は一致しなければなりません。

次へ」を選択すると別のパネルが表示され、そこで以下のことを行う必要があります。
  • JDBC ドライバー・クラスパス・ファイルのロケーション (ディレクトリー) (Location (directory) of JDBC driver classpath files)」フィールドで、 Linux および UNIX プラットフォームの install_root/universalDriver_wbi/lib または Windows プラットフォーム の install_root¥universalDriver_wbi¥lib のデフォルト値を受け入れるか、あるいは異なるロケーションを入力します。
  • JDBC ドライバー・タイプ 2」または「4」 (これはデフォルト値です) を選択します。
    • JDBC ドライバー・タイプ 2 を選択した場合は、「データベース・サーバー名 (Database server name)」および「サーバー・ポート (Server port)」フィール ドの値は指定する必要がありません。 ただし、DB2 サーバーがリモート側にある場合は、「DB2 サーバーがリモートの場合は、データベース・ノード名 (Database node name, if DB2 server remote)」フィールドの値を入力する必要があります。
    • JDBC ドライバー・タイプ 4 のデフォルトの選択を受け入れた場合は、「データベース・サーバー名 (Database server name) 」と「 サーバー・ポート (Server port)」フィールドの値を入力する必要があります (あるいは、それぞれデフォルト値の localhost および 50000 を受け入れます)。 DB2 サーバーがリモート側にある場合は、「DB2 サーバーがリモートの場合は、データベース・ノード名 (Database node name, if DB2 server remote)」フィールドの値を入力する必要があります。

次へ」を選択します。 この時点で、このトピックにアクセスする起点となった、プロファイルの作成または拡張に関するトピック (「新規 WebSphere ESB スタンドアロン・サーバー・プロファイルの作成」 または 「既存の WebSphere Application Server または WebSphere Application Server Network Deployment スタンドアロン・サーバー・プロファイルを拡張して WebSphere ESB スタンドアロン・プロファイルにする」) に戻ります。

Oracle V9.1 または Oracle V10.1

「共通イベント・インフラストラクチャー構成」パネルで Oracle V9.1 または Oracle V10.1 のいずれかを選択したときに表示されるパネルで、「新規データベースの作成 (Create new database) (oci)」または「新規データベース作成のためのスクリプトの 生成 (Generate scripts to create new database)」のいずれかの横にあるラジオ・ボタ ンを選択して、「データベース・インスタンス名 (Database instance name) (sid)」 (データベース・インスタンス名は 8 文字、またはそれより短くなければなりません)、「データベ ースで作成するユーザー ID (User ID to create in the database)」、「パスワード (Password) (作成されるユーザー ID に対応するパスワード)」、「パスワードの確認」の値を入力する必要があります。 「パスワード (Password) (ユーザー ID 作成のためのパスワード)」と「パスワー ドの確認」の値は表示されません。両者の値は一致しなければなりません。

次へ」を選択すると、「新規データベースの作成 (Create new database)」のまたは「新規データベース作成のためのスクリプトの生成 (Generate scripts to create new database)」にあるジオ・ボタンのどちらを選択したかに応じて、以下のパネルの 1 つが表示されます。
  • 新規データベースの作成 (Create new database)」の横のラジオ・ボタンを選択した場合は、「SYSDBA 権限を持つユーザー ID (User ID with SYSDBA authority)」、「パスワード (SYSDBA 権限を持つユーザー ID 用)」、「パスワードの確認」、および「JDBC ドライバー・クラスパス・ファイルのロケーション (ディレクトリー) (Location (directory) of JDBC driver classpath files)」の値を入力する必要のあるパネルが表示されます。 「パスワード (SYSDBA 権限を持つユーザー ID 用)」と「パスワードの確認」 の値は表示されません。両者の値は一致しなければなりません。 新規のデータベースを作成しているため、JDBC ドライバーのタイプは oci でなければな らず、データベース・サーバー名は常に localhost になり、またサーバー・ポートは常 に 1521 になります。 したがって、これらの値を入力するためのプロンプトは出されません。 「次へ」を選択します。 この時点で、このトピックにアクセスする起点となった、プロファイルの作成または拡張に関するトピック (「新規 WebSphere ESB スタンドアロン・サーバー・プロファイルの作成」 または 「既存の WebSphere Application Server または WebSphere Application Server Network Deployment スタンドアロン・サーバー・プロファイルを拡張して WebSphere ESB スタンドアロン・プロファイルにする」) に戻ります。
  • 新規データベースを作成するためのスクリプトの生成 (Generate scripts to create new database)」の横のラジオ・ボタンを選択した場合は、「SYSDBA 権限を持つユーザー ID (User ID with SYSDBA authority)」、「パスワード (SYSDBA 権限を持つユーザー ID 用)」、「パスワードの確認」および「JDBC ドライバー・クラスパス・ファイルのロケーション (ディレクトリー) (Location (directory) of JDBC driver classpath files)」の値を入力する必要のあるパネルが表示されます。 「パスワード (SYSDBA 権限を持つユーザー ID 用)」と「パスワードの確認」 の値は表示されません。両者の値は一致しなければなりません。 また、「JDBC ドライバー・タイプ oci」 (これはデフォルト値です) または「シン」のいずれかのラジオ・ボタンを選択する必要があります。
    • デフォルトの選択肢である JDBC ドライバー・タイプ「oci」を受け入れた場合は、「デー タベース・サーバー名 (Database server name)」および「 サーバー・ポート (Server port)」フィールドの値を指定する必要はありません。
    • JDBC ドライバー・タイプ「thin」を選択した場合は、「データベース・サーバー名 (Database server name) 」と「 サーバー・ポート (Server port)」フィールドの値を入力する必要があります (あるいは、それぞれデフォルト値の localhost および 1521 を受け入れます)。

    次へ」を選択します。 この時点で、このトピックにアクセスする起点となった、プロファイルの作成または拡張に関するトピック (「新規 WebSphere ESB スタンドアロン・サーバー・プロファイルの作成」 または 「既存の WebSphere Application Server または WebSphere Application Server Network Deployment スタンドアロン・サーバー・プロファイルを拡張して WebSphere ESB スタンドアロン・プロファイルにする」) に戻ります。


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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
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