WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

管理コンソールを使用したロギング・プロパティーの構成

モニター機能がコモン・ベース・イベントをロガーに公開するように指定するためには、 このタスクを使用します。

このタスクを実行する理由および時期

WebSphere ESB アプリケーションが モニター済みイベントをログできるようにするためには、その前に、モニターするサービス・コンポ ーネント・イベント・ポイント、各イベントに要求する詳細のレベル、およびイベントをログに公開するために使用する出力の形式を 指定する必要があります。管理コンソールを使用して、以下のことを実行できます。

ログ構成は静的に変更することも、動的に変更することもできます。 静的な構成変更は、アプリケーション・サーバーを始動または再始動するときに、アプリケーションに 影響を及ぼします。動的またはランタイムの構成変更は、即時に適用されます。

ログが作成 される場合、そのログのレベル値は構成データに基づいて設定されます。 特定のログ名に関して使用可能な構成データがない場合は、そのログのレベルは ログの親から取得されます。親ログに関する構成データが存在しない場合は、 非ヌルのレベル値を持つログが見つかるまで、そのログの親、あるいはさらにツリーの上方向が検査さ れます。 ログのレベルを変更した場合、変更はそのログの子まで伝搬し、 必要に応じて、その子へと再帰的に伝搬します。

サーバーまたはクラスターのロギング・プロパティーを構成するには、 管理コンソールを使用して、以下のステップを行います。

このタスクの手順

  1. サーバーまたはクラスターの詳細設定ページを表示します。
    オプション 説明
    サーバーの場合
    1. ナビゲーション・ペインで、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 とクリックします。
    2. コンテンツ・ペインでサーバーの名前をクリックします。
    クラスターの場合
    1. ナビゲーション・ペインで、「サーバー」 > 「クラスター」とクリックします。
    2. コンテンツ・ペインでクラスターの名前をクリックします。
  2. 「トラブルシューティング (Troubleshooting)」の下で、「ロギングとトレース (Logging and tracing)」をクリックします。
  3. 「追加プロパティー (Additional Properties)」の下で、「ログ詳細レベルの変更 (Change Log Detail levels)」をクリックします。
  4. コンポーネント、パッケージ、およびグループのリストに、実行中のサーバーに 現在登録されているすべてのコンポーネントが表示されます。このリストには、少なく とも 1 回呼び出されたコモン・ベース・イベントのみが表示されます。
    • 構成に対して静的な変更を行う場合は、「構成 (Configuration)」タブをクリックします。
    • 構成に対して動的な変更を行う場合は、「ランタイム (Runtime) 」タブをクリックします。
  5. ログに記録するイベントまたはイベントのグループを選択します。
  6. 各イベントまたはイベントのグループのロギング・レベルを設定します。
    注: CEI イベント・ロギングでは、fine、finer、および finest レベルのみが有効です。
  7. OK」をクリックします。
  8. 静的な構成変更を有効にするには、サーバーまたはクラスターを停止してから再始動します。

結果

デフォルトでは、出力は install_root/profiles/profile_name /logs/server-cluster_name フォルダー内の trace.log と呼ばれるファイルに記録されます。

Task topic

ご利用条件 | フィードバック (英語のみ)

Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wesb.doc.nl1_6.0.1\doc\tmon_configjavalog.html

(C) Copyright IBM Corporation 2005. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)