イベント・コンシューマーまたは管理ツールでは、イベント・アクセス・インターフェースを使用してデータ・ストアからイベントを削除できます。
このタスクを実行する理由および時期
データ・ストアからすべてのイベントを削除することや、イベント・グループ、イベント・セレクター、またはその両方を指定して削除するイベントを限定することが可能です。
注: WebSphere セキュリティーが使用可能に設定されている場合、イベントを削除するには、アプリケーション・ユーザー ID が eventAdministrator 役割にマップされている必要があります。
このタスクの手順
データ・ストアからイベントを削除するには、イベント・アクセス Bean の purgeEvents() メソッドを使用します。 int purged = eventAccess.purgeEvents(eventGroup,
eventSelector,
transactionSize);
パラメーターは、以下の通りです。
- eventGroup
- 削除するイベントを含むイベント・グループの名前が含まれているストリング。
これは、イベント・インフラストラクチャー構成で定義された、既存のイベント・グループの名前である必要があります
イベント・グループを指定しない場合は、このパラメーターをヌルにできます。
- eventSelector
- 削除するイベントを識別する、オプションのイベント・セレクターが含まれているストリング。
イベント・セレクターは、XPath 式の形式で指定します (詳しくは、イベント・セレクターの作成 を参照)。
イベント・セレクターを指定しない場合は、このパラメーターをヌルにできます。
- transactionSize
- 単一のデータベース・トランザクションで削除するイベントの数を指定するゼロ以外の整数。
ほとんどの場合は、EventAccess インターフェースで定義された定数 DEFAULT_PURGE_TRANSACTION_SIZE を使用できます。
結果
purgeEvents() メソッドは、指定したすべての基準に一致するイベントをすべて削除します。
eventGroup および eventSelector の各パラメーターが両方ヌルである場合は、データ・ストア内のすべてのイベントが削除されます。
削除操作の開始後に着信したイベントは、パージされません。
戻り値は、削除されたイベント数を示す整数です。
注: transactionSize パラメーターの値がデータ・ストア・プロファイルで定義された最大パージ・トランザクション・サイズを超過した場合、PurgeThresholdExceededException 例外がスローされ、イベントは削除されません。
デフォルトの最大パージ・トランザクション・サイズは 100 000 です。