WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

eventquery.jacl スクリプト

コマンド行インターフェースを使用して、イベント・データベースを照会できます。

目的

イベント・データベース内のイベントをリストしたレポートの生成。
wsadmin -f eventquery.jacl [-globalinstanceid global_instance_id | -group event_group] [-severity severity] [-extensionname extension_name] [-start start_time] [-end end_time] [-number number] [-ascending|-descending]

説明

eventquery.jacl スクリプトは、イベント・データベースを照会し、その結果をリストしたレポートを生成します。 イベント・グループ、重大度、または拡張名を基にイベントを照会できます。 また、指定された期間内に作成されたイベントを照会することもできます。

パラメーター

-globalinstanceid global_instance_id
照会するイベントのグローバル・インスタンス ID。 このパラメーターまたは -group のいずれか (両方ではない) が必要です。
-group event_group
イベントを照会する対象のイベント・グループ。 event_group の値は、共通イベント・インフラストラクチャー構成で定義されたイベント・グループの名前である必要があります。 このパラメーターまたは -globalinstanceid のいずれか (両方ではない) が必要です。
-severity severity
レポートに含めるイベントの重大度。 severity の値は、整数である必要があります。 指定した値に等しい重大度のイベントのみが、レポートに組み込まれます。 このパラメーターはオプションです。
-extensionname extension_name
レポートに含めるイベントの拡張名。 このパラメーターは、特定のタイプのイベントに制限して照会する場合に使用します。 extensionName プロパティーが extension_name に等しいイベントのみがレポートに組み込まれます。 このパラメーターはオプションです。
-start start_time
レポートに含めるイベントの最初の時刻。 このパラメーターは、指定した日時より後に生成されたイベントに制限して照会する場合に使用します。 このパラメーターは、XML の dateTime データ・タイプに準じて指定した日時にする必要があります。 基本的な形式は CCYY-MM-DDThh:mm:ss であり、オプションでタイム・ゾーンのインディケーターを付加します。 例えば、東部標準時の 2004 年 1 月 1 日正午は、2004-01-01T12:00:00-05:00 のようになります。 dateTime データ・タイプについて詳しくは、www.w3.org の XML スキーマ を参照してください。
-end end_time
レポートに含めるイベントの最後の時刻。 このパラメーターは、指定した日時より前に生成されたイベントに制限して照会する場合に使用します。 このパラメーターは、XML の dateTime データ・タイプに準じて指定した日時にする必要があります。 詳しくは、-start パラメーターの説明を参照してください。
-number number
レポートに含めるイベントの最大数。 このパラメーターは整数である必要があります。 データベース内の一致するイベントの数が指定された値を超えた場合、レポートは切り捨てられます。 レポートが昇順でソートされている場合は、一致する最も新しいイベントが省略されることになります。 レポートが降順でソートされている場合は、一致する最も古いイベントが省略されることになります。
-ascending|-descending
レポート内のイベントがソートされる発生順。 以下の値のいずれかにする必要があります。
ascending
昇順 (発生順)、最も古いイベントが最初になります。 これはデフォルト値です。
descending
降順 (発生の逆順)、最も新しいイベントが最初になります。

次の例では、All events のイベント・グループに属し、2004 年 2 月 17 日に生成された、データベース内のすべてのイベントがリストされます。 このレポートは、発生の逆順でソートされます。

eventquery.jacl -group "All events" -start "2004-02-17T00:00:00-05:00"
  -end "2004-02-17T23:59:59-05:00" -order DESC

Reference topic

ご利用条件 | フィードバック (英語のみ)

Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wesb.doc.nl1_6.0.1\doc\rcei_admin_CLIEventQuery.html

(C) Copyright IBM Corporation 2005. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)