WebSphere WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.0.1 オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

Oracle データベース応答ファイル

Oracle データベース応答ファイルは、Oracle イベント・データベースを構成するパラメーターを指定します。

これらのパラメーターは、CONFIGURE_DBtrue に、DB_TYPEORACLE にそれぞれ設定されている場合には、インストール応答ファイルにも指定できます。 OracleResponseFile.txt という名前の Oracle データベース応答ファイルのサンプルが共通イベント・インフラストラクチャー開発システムの $WAS_HOME/event/dbconfig/oracle ディレクトリーにあります。
表 1. Oracle データベース応答ファイルの例のパラメーター
SHARE_DB=[server|node|cell]
構成されたデータベースが共用されるスコープ。 これは、JDBC データ・ソースが作成されるスコープです。 このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は server です。
WAS_SERVER=server
データベースがインストールされる WebSphere Application Server の名前。 このパラメーターは、SHARE_DBserver に設定された場合にのみ適用されます。 サーバー名を指定しない場合、デフォルト値は server1 です。
ORACLE_HOME=path
Oracle のホーム・ディレクトリーへのパス。
DB_NAME=name
イベント・データベースの名前。 この名前は、Oracle システム ID (SID) として使用されます。 このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は event です。
JDBC_PROVIDER=provider
構成する Java Database Connectivity (JDBC) プロバイダーの名前。 WebSphere Process Server バージョン 5.1 に対応する JDBC ドライバーの名前にする必要があります。 Oracle JDBC プロバイダー (XA) ドライバーを推奨します。
JDBC_CLASSPATH=path
JDBC ドライバーへのパス (ファイル名を含まない)。
JDBC_DRIVER_TYPE=[thin|oci8]
JDBC ドライバーのタイプ。
DB_HOST_NAME=hostname
データベース・サーバーのホスト名。
DB_INSTANCE_PORT=port
データベース・インスタンスのポート番号。
EXECUTE_SCRIPTS=[YES|NO]
データベース構成スクリプトを自動的に実行するかどうかを指定します。 このパラメーターが NO に設定されている場合、データベースを構成するスクリプトは生成されますが、実行されません。
DB_TYPE=ORACLE
構成するデータベースのタイプ。 Oracle データベースの場合は、この値を ORACLE にする必要があります。
SCHEMA_NAME=CEI
使用するデータベース・スキーマの名前。 常に CEI を使用します。
PROFILE=profile
Oracle データベースにおけるスキーマ・ユーザーのプロファイルを指定します。 デフォルト値は cei_profile です。
ROLE=role
Oracle データベースにおけるスキーマ・ユーザーのアプリケーション役割を指定します。 デフォルト値は cei_role です。
TABLE_SPACE_BASE_NAME=name
デフォルトのテーブル・スペース名を指定します。 この名前は 18 文字以下にする必要があります。 デフォルト値は cei_ts_base です。
TABLE_SPACE_BASE_PATH=path
デフォルトのテーブル・スペース・パスを指定します。 デフォルト値は cei_ts_base です。
TABLE_SPACE_BASE_INITIAL_SIZE_MB=size
デフォルトのテーブル・スペースの初期サイズ (MB) を指定します。 デフォルトのサイズは 102 MB です。
TABLE_SPACE_NEXT_EXTENT_SIZE_MB=size
デフォルトのテーブル・スペースの自動増分サイズ (MB) を指定します。 デフォルトのサイズは 10 MB です。
TABLE_SPACE_TEMP_NAME=temp
一時テーブル・スペースの名前を指定します。 この名前は 18 文字以下にする必要があります。 デフォルト値は cei_ts_temp です。
TABLE_SPACE_TEMP_PATH=path
一時テーブル・スペースのパスを指定します。 デフォルト値は cei_ts_temp です。
TABLE_SPACE_TEMP_SIZE_MB=size
一時テーブル・スペースの初期サイズ (MB) を指定します。 デフォルトのサイズは 7 MB です。
TABLE_SPACE_EXTENDED_NAME=name
拡張テーブル・スペースの名前を指定します。 この名前は 18 文字以下にする必要があります。 デフォルト値は cei_ts_extended です。
TABLE_SPACE_EXTENDED_PATH=path
拡張テーブル・スペースのパスを指定します。 デフォルト値は cei_ts_extended です。
TABLE_SPACE_EXTENDED_INITIAL_SIZE_MB=size
拡張テーブル・スペースの初期サイズ (MB) を指定します。 デフォルトのサイズは 204 MB です。
TABLE_SPACE_EXTENDED_NEXT_EXTENT_SIZE_MB=size
拡張テーブル・スペースの自動増分サイズ (MB) を指定します。 デフォルトのサイズは 20 MB です。
TABLE_SPACE_CATALOG_NAME=name
イベント・カタログ用テーブル・スペースの名前を指定します。 この名前は 18 文字以下にする必要があります。 デフォルト値は cei_ts_catalog です。
TABLE_SPACE_CATALOG_PATH
イベント・カタログ用テーブル・スペースのパスを指定します。 デフォルト値は cei_ts_catalog_path です。
表 2. Oracle データベース応答ファイルの例のパラメーター
TABLE_SPACE_CATALOG_INITIAL_SIZE_MB
イベント・カタログ用テーブル・スペースの初期サイズ (MB) を指定します。 デフォルトのサイズは 10 MB です。
TABLE_SPACE_CATALOG_NEXT_EXTENT_SIZE_MB=size
イベント・カタログ用テーブル・スペースの自動増分サイズ (MB) を指定します。 デフォルトのサイズは 5 MB です。

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Timestamp icon最終更新: 5 Mar 2006
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wesb.doc.nl1_6.0.1\doc\rcei_install_oracleResponseFile.html

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