セキュリティーのため、WebSphere ESB
のインストール・プロセス中に実行しなければならないアクションが多数あります。
このタスクを実行する理由および時期
WebSphere ESB
をセキュリティー保護機能のある環境にインストールするには、
インストール・プロセス中に実行しなければならないサブタスクがあります。インストール・プロセスが完了したら、引き続き
WebSphere ESB
の詳細な構成を行う前に、パスワード情報を保護しておかなければなりません。
このタスクの手順
- WebSphere ESB
のインストールのために、オペレーティング・システムの準備をする。
このステップでは、さまざまなオペレーティング・システムにおける準備、適切な権限のセットアップ、
およびさまざまなプラットフォームへの WebSphere ESB
のインストール方法について説明します。インストールのためのオペレーティング・システムの準備の詳細については、
『製品のインストールのためのオペレーティング・システムの準備』でプラットフォーム固有のサブトピック
を参照してください。
- プロファイル作成時に基本認証情報を作成する。
スタンドアロン・プロファイルまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイルを新規作成する場合、
ユーザーは、さまざまな段階でユーザー名とパスワードを入力するように促されます。そのような場合には、
その都度、有効なユーザー名とパスワードを入力してください。インストール・プロセスにおける
認証情報の作成の詳細については、プロファイル作成時の基本認証情報の作成を参照してください。
- インストール後に環境をセキュリティー保護する。
WebSphere ESB
は、インストール中に作成されるいくつかの構成ファイルに依存します。それらのファイルにはパスワード情報が含まれており、
インストール後には保護する必要があります。それらのファイルはインストール時にある程度まで保護されますが、
ご使用になるサイトについては、そのような基本的なレベルの保護ではおそらく不十分であると思われます。
ご使用のサイトのポリシーに従って
それらのファイルが保護されていることを確認してください。WebSphere ESB のインストール後にパスワード情報を保護する方法の詳細については、
『インストール後の環境のセキュリティー保護』を参照してください。
また、WebSphere ESB
で使用するプレーン・テキスト・パスワードは、暗号化して保護することもできます。プレーン・テキスト・パスワードを保護する方法の詳細については、
『プレーン・テキスト・パスワードの保護』を参照してください。