SAP サーバー上のデータを照会するには、エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードによってサーバー上のデータの検索に使用される検索基準を指定します。
- 「エンタープライズ・サービスの検索および検出」ウィンドウで、「照会の実行 (Execute Query)」をクリックしてサービスの検索処理を開始します。
- 「SQI」を展開して、「名前によるディスカバー (Discover By Name)」をクリックします。
「フィルター」ボタンが使用可能になります。
- 「フィルター」をクリックします。
- KNA1 テーブルを選択します。
- 「名前によるディスカバーのフィルター・プロパティー (Filter Properties for Discover By Name)」ウィンドウで、KNA1 と入力します。
次に、「OK」をクリックします。
- 「名前によるディスカバー (フィルター済み) (Discover By Name (filtered))」を展開します。
図 1. 「エンタープライズ・サービスの検索および検出」ウィンドウ
- 「KNA1」を選択して、「インポート・リストへ追加 (Add to import list)」をクリックします。
- 「KNA1 の構成パラメーター (Configuration Parameters for KNA1)」ウィンドウで、「OK」をクリックしてデフォルトを受け入れます。
図 2. デフォルトを受け入れるためにブランクのままにした「構成パラメーター (Configuration Parameters)」ウィンドウ。
- 「名前によるディスカバー (フィルター済み) (Discover By Name (filtered))」をクリックした後、「フィルター」をクリックします。
- ADRC テーブルを選択します。
- ADRC と入力して、「OK」をクリックします。
- 「ADRC」を選択して、「インポート・リストへ追加 (Add to import list)」をクリックします。
- 「親テーブルの選択」の下で、「KNA1」を選択します。
- 「基本キー列を親テーブルの外部キー参照列へマップ」の下の「ADDRNUMBER」で「ADRNR」を選択します。
他の列については、デフォルト設定の「NONE」のままにします。
図 3. 「構成パラメーター (Configuration Parameters)」ウィンドウ
- 「OK」をクリックして、「照会で選択される列」の各デフォルト設定を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
結果
エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードによって指定したテーブルが見つかり、また照会するデータを選択しました。