Inbound 処理

アダプターは、ALE インターフェースのみの Inbound 処理 (SAP システムからアダプター) をサポートします。アダプターはイベントを、個々の IDoc または IDoc パケットとして処理できます。 また、IDoc を構文解析されたフォーマットで送信したり、(変換なしで) 直接送信したりできます。

Inbound イベント処理は、次のステップで構成されます。
  1. アダプターは SAP システムに対してイベント・リスナーを生成します。
  2. SAP 内でイベントが発生するたびに、イベントはイベント・リスナーを経由してアダプターに送信されます。
  3. アダプターは、イベントをエンドポイントに送信する前にビジネス・オブジェクトに変換します。

アダプターは、イベント・リカバリー・メカニズムを使用して、イベントが異常終了した場合でも追跡してリカバリーします。 イベント・リカバリー・メカニズムは、イベント状態の保持のためにデータ・ソースを使用します。


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