認証別名を作成するには、WebSphere® Process Server の管理コンソールを表示して、SAP サーバーへのアクセスに使用するユーザー ID とパスワードを指定します。
これにより、ユーザー ID とパスワードが認証別名に関連付けられます。
- をクリックして、WebSphere Integration Developer を起動します。
- ワークスペースを指定するようにプロンプトが表示された場合は、デフォルト値を受け入れます。
ワークスペースとは、WebSphere Integration Developer がプロジェクトを保管するディレクトリーのことです。
- 「WebSphere Integration Developer」ウィンドウが表示されたら、「ようこそ」ページを閉じます。
- をクリックして、Business Integration パースペクティブに切り替えます。
次に、「Business Integration (デフォルト) (Business Integration (default))」をクリックして、「OK」をクリックします。
- 管理コンソールを表示します。
- 「サーバー」タブをクリックします。
- 「WebSphere Process Server v6.0」が「開始済み (Started)」の状況を表示しない場合は、「WebSphere Process Server v6.0」を右クリックして「開始」をクリックします。
- 「WebSphere Process Server v6.0」を右クリックして、「管理コンソールの実行」をクリックします。
図 1. WebSphere Process Server の「管理コンソールの実行」の選択
- 「admin」と入力後「ログイン」をクリックして、管理コンソールにログインします。
- WebSphere Process Server の管理コンソールで、をクリックします。
図 2. 管理コンソール上の「セキュリティー」項目
- 「認証」の下で、をクリックします。
- SAP_Auth_Alias という別名がまだ存在しない場合は、作成します。
- SAP 管理者に確認して認証別名の大文字と小文字を区別するかどうか (例えば、別名が大文字で入力される必要があるかどうかなど) を判別します。
- 「新規」をクリックします。
- 「一般プロパティー」ウィンドウで、「別名」フィールドに SAP_Auth_Alias と入力します。
注: ご使用の SAP サーバーが別名を特定の形式 (例えば、すべてが大文字) で入力する必要がある場合は、その形式に従って別名を入力します。
- SAP サーバーへの接続に必要なユーザー ID とパスワードを入力します。
注: ご使用の SAP サーバーがパスワードを特定の形式 (例えば、すべてが大文字) で入力する必要がある場合は、その形式に従ってパスワードを入力します。
- 「OK」をクリックします。
図 4. 新規に作成された SAP_Auth_Alias を含む別名のリスト
「別名」リスト内に表示された名前を書き取ります。例では、この名前は widNode/SAP_Auth_Alias です。
この名前は、後続の各構成ウィンドウで使用する名前です。
- 「保管」をクリックします。
結果
これで、認証別名の作成が完了しました。この認証別名は、アダプター・プロパティーの構成時に使用します。