アダプター・モジュールの配置後にそのモジュールの管理接続ファクトリー・プロパティーを設定するには、管理コンソールを使用します。構成するプロパティーの名前を選択してから、必要に応じて値を変更するか、設定します。
始める前に
アダプター・モジュールが WebSphere
® Process Server または WebSphere Enterprise Service Bus に配置されている必要があります。
タスクについて
管理接続ファクトリー・プロパティーを使用して、ターゲットの SAP サーバー・インスタンスを構成します。
管理コンソールでプロパティーを構成するには、以下の手順を使用します。
このタスクの実行方法
- 管理コンソールを開始します。
- 「アプリケーション」の下の「エンタープライズ・アプリケーション」を選択します。
- 「エンタープライズ・アプリケーション」リストで、プロパティーを変更するアダプター・アプリケーションの名前をクリックします。
- ウィンドウの下部にスクロールします。「関連項目」の下の「コネクター・モジュール」をクリックします。
- 「追加プロパティー」の下で、「J2C 接続ファクトリー」を選択します。
- 「CYWAP_SapAdapter.rar」ファイルをクリックします。
図 1. 「コネクター・モジュール」ウィンドウ内の RAR ファイル
- 「リソース・アダプター」をクリックします。
- 「J2C 接続ファクトリー」をクリックします。
- 構成する J2C 接続ファクトリーの名前をクリックします。
- 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
カスタム・プロパティーとは、Adapter for SAP Software に固有の J2C 接続ファクトリー・プロパティーです。接続プールと拡張接続ファクトリーのプロパティーは、独自のアダプターを開発する場合に構成するプロパティーです。
- 変更する各プロパティーごとに、以下の手順を実行します。
これらのプロパティーの詳細については、管理対象 (J2C) 接続ファクトリー・プロパティーを参照してください。
- プロパティーの名前をクリックします。
- 「値」フィールドの値の内容を変更するか、フィールドが空の場合は値を入力します。
- 「OK」をクリックします。
- ウィンドウの上部にある「メッセージ」ボックスで
「保管」リンクをクリックします。
結果
アダプター・アプリケーションに関連付けられている管理接続ファクトリー・プロパティーが変更されました。