認証別名の作成

認証別名を作成するには、WebSphere® Process Server の管理コンソールを表示して、SAP サーバーへのアクセスに使用するユーザー ID とパスワードを指定します。 これにより、ユーザー ID とパスワードが認証別名に関連付けられます。

  1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM WebSphere」 > 「Integration Developer V6.0.2」 > 「WebSphere Integration Developer V6.0.2」をクリックして、WebSphere Integration Developer を起動します。
  2. ワークスペースを指定するようにプロンプトが表示された場合は、デフォルト値を受け入れます。

    ワークスペースとは、WebSphere Integration Developer がプロジェクトを保管するディレクトリーのことです。

  3. 「WebSphere Integration Developer」ウィンドウが表示されたら、「ようこそ」ページを閉じます。
  4. 「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」をクリックして、Business Integration パースペクティブに切り替えます。 次に、「Business Integration (デフォルト) (Business Integration (default))」をクリックして、「OK」をクリックします。
  5. 管理コンソールを表示します。
    1. 「サーバー」タブをクリックします。
    2. 「WebSphere Process Server v6.0」「開始済み (Started)」の状況を表示しない場合は、「WebSphere Process Server v6.0」を右クリックして「開始」をクリックします。
    3. 「WebSphere Process Server v6.0」を右クリックして、「管理コンソールの実行」をクリックします。
      図 1. WebSphere Process Server の「管理コンソールの実行」の選択
      「WebSphere Process Server」(「サーバー」タブ内) の右クリックと「管理コンソールの実行」の選択操作の画面取り。
    4. 「admin」と入力後「ログイン」をクリックして、管理コンソールにログインします。
  6. WebSphere Process Server の管理コンソールで、「セキュリティー」 > 「グローバル・セキュリティー」をクリックします。
    図 2. 管理コンソール上の「セキュリティー」項目
    「グローバル・セキュリティー」の選択を示すための管理コンソール内の「セキュリティー」の選択の展開操作の画面取り。
  7. 「認証」の下で、「JAAS 構成」 > 「J2C 認証データ」をクリックします。
    図 3. 管理コンソール上の「認証」セクション
    「J2C 認証データ」の選択を示すための「JAAS 構成」(管理コンソールの「認証」セクション内) の展開操作の画面取り。
  8. SAP_Auth_Alias という別名がまだ存在しない場合は、作成します。
    1. SAP 管理者に確認して認証別名の大文字と小文字を区別するかどうか (例えば、別名が大文字で入力される必要があるかどうかなど) を判別します。
    2. 「新規」をクリックします。
    3. 「一般プロパティー」ウィンドウで、「別名」フィールドに SAP_Auth_Alias と入力します。
      注: ご使用の SAP サーバーが別名を特定の形式 (例えば、すべてが大文字) で入力する必要がある場合は、その形式に従って別名を入力します。
    4. SAP サーバーへの接続に必要なユーザー ID とパスワードを入力します。
      注: ご使用の SAP サーバーがパスワードを特定の形式 (例えば、すべてが大文字) で入力する必要がある場合は、その形式に従ってパスワードを入力します。
    5. 「OK」をクリックします。
      図 4. 新規に作成された SAP_Auth_Alias を含む別名のリスト
      SAP_Auth_Alias の例を含む認証別名を表示している管理コンソールの画面取り。

      「別名」リスト内に表示された名前を書き取ります。例では、この名前は widNode/SAP_Auth_Alias です。 この名前は、後続の各構成ウィンドウで使用する名前です。

    6. 「保管」をクリックします。

結果

これで、認証別名の作成が完了しました。この認証別名は、アダプター・プロパティーの構成時に使用します。

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