SQI ビジネス・オブジェクトのメタデータ

エンタープライズ・サービス・ディスカバリーによって生成されるメタデータは、SQI ビジネス・オブジェクトの処理方法についての指示をアダプターに示します。 メタデータは、ビジネス・オブジェクト・レベル、動作レベル、およびプロパティー・レベルで生成されます。

ビジネス・オブジェクト・レベルのメタデータ

ビジネス・オブジェクトに関連したメタデータ値を表示 (および変更) できます。 値を変更するには、WebSphere® Integration Developer の「プロパティー (Properties)」タブを使用します。
注: メタデータ・エレメント名は変更しないでください。

次の表に、SQI ビジネス・オブジェクトのビジネス・オブジェクト・メタデータ・エレメントを示します。

表 1. ビジネス・オブジェクト・レベルのメタデータ
メタデータ・エレメント 説明
TableName このビジネス・オブジェクトが表すテーブルの名前。
DataDelimiter 戻されたデータの構文解析で区切り文字として使用される文字。デフォルト値は | です。エンタープライズ・サービス・ディスカバリーは、デフォルト値を生成します。
ビジネス・オブジェクトがサポートするインターフェースのタイプ。SAP Query インターフェースの場合は SQI です。

プロパティー・レベルのメタデータ

次の表に、SQI ビジネス・オブジェクトのプロパティー・レベルのメタデータ・エレメントを示します。

表 2. プロパティー・レベルのメタデータ
メタデータ・エレメント 説明
ColumnName ビジネス・オブジェクト・パラメーターの名前。SAP テーブルの実際の列名です。
PrimaryKey このプロパティーが基本キーであるかどうかを示します。
ForeignKey 親テーブルのキー・パラメーターへの参照である、外部キーの関係 (IsKey が true の場合) を表示。

操作レベルのメタデータ

SQI ビジネス・オブジェクトの場合の操作レベルのメタデータにより、SAP テーブルから戻されるデータを指定します。

次の表に、SQI ビジネス・オブジェクトの操作レベルのメタデータ・エレメントを示します。

表 3. 操作レベルのメタデータ
メタデータ・エレメント 説明
sapWhereClause SAP テーブルから情報を取得します。デフォルト値は、エンタープライズ・サービス・ディスカバリーによって取り込まれます。
maxRows 戻される行の最大数。デフォルト値は 100 です。
rowsSkip データを取得するまでにスキップする行数。デフォルト値は 0 です。

ご利用条件 |


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