ビジネス・オブジェクトおよびサービスの選択

ALE IDoc を選択するには、検索基準 (IDoc の名前など) を指定します。 エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードは、この検索基準を使用して SAP サーバー上の IDoc を検索します。

  1. 「エンタープライズ・サービスの検索および検出」ウィンドウで、「照会の実行 (Execute Query)」をクリックしてサービスの検索処理を開始します。
  2. 「ALE」「システムからの IDoc のディスカバー (Discover IDoc From System)」「基本 IDoc (Basic IDocs)」と展開して、「名前によるディスカバー (Discover By Name)」をクリックします。

    「フィルター」ボタンが使用可能になります。

    図 1. 「エンタープライズ・サービスの検索および検出」ウィンドウ
    「名前によるディスカバー (Discover By Name)」が選択された状態を示す「エンタープライズ・サービスの検索および検出」ウィンドウの画面取り。
  3. 「フィルター」をクリックします。
  4. 「名前によるディスカバーのフィルター・プロパティー (Filter Properties for Discover By Name)」ウィンドウで、alereq01 と入力して ALEREQ1 IDoc が必要なことを指示します。
    図 2. 「名前によるディスカバーのフィルター・プロパティー (Filter Properties for Discover By Name)」ウィンドウ
    alereq01 がディスカバリー基準として入力された状態を示す「名前によるディスカバーのフィルター・プロパティー (Filter Properties for Discover By Name)」ウィンドウの画面取り。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. IDoc を選択します。
    1. 「名前によるディスカバー (フィルター済み) (Discover By Name (filtered))」を展開します。
    2. 「ALEREQ01」をクリックして、「インポート・リストへ追加 (Add to import list)」をクリックします。
      図 3. 「エンタープライズ・サービスの検索および検出」ウィンドウ
      「ALEREQ01」オブジェクトが選択された状態を示す「エンタープライズ・サービスの検索および検出」ウィンドウの画面取り。
  7. 「ALEREQ01 の構成パラメーター (Configuration Parameters for ALEREQ01)」ウィンドウで、「IDoc パケットを 1 つのビジネス・オブジェクトとして送信します」および「未解析のデータの IDoc を送信します」チェック・ボックスを選択して、「OK」をクリックします。
    図 4. 「構成パラメーター (Configuration Parameters)」ウィンドウ
    「IDoc パケットを 1 つのビジネス・オブジェクトとして送信します」および「未解析のデータの IDoc を送信します」チェック・ボックスが選択された状態を示している「ALEREQ01 の構成パラメーター (Configuration Parameters for ALEREQ01)」ウィンドウの画面取り。

    ALEREQ01 が、「インポートするオブジェクト」の下に表示されます。

  8. 「次へ」をクリックします。

結果

エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードによって ALEREQ01 が見つかったので、その構成の準備が整いました。

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