アダプターは、単純 BAPI と、アプリケーション・サーバーにより管理される BAPI トランザクションをサポートします。 アダプターは、BAPI の呼び出しにローカル (JCA) トランザクションの使用もサポートします。
単純 BAPI と連携する CWYAP_SAPAdapter.rar ファイルがインストールされていることを確認してください。
BAPI トランザクションは、BAPI 作業論理単位とも呼ばれ、トランザクション全体を完了するために順序どおりに実行される一連の BAPI で構成されます。
トランザクションの最初の BAPI は従業員レコードをロックし、2 番目の BAPI はレコードを更新し、3 番目の BAPI は更新を承認します。トランザクションを使用する利点は、クライアントが従業員レコードの変更を、3 つの別々の呼び出しで起動するのではなく、1 つの呼び出しで起動できる点です。また、ビジネス・フローを正常に完了するために、SAP により、BAPI を特定のシーケンスで実行するよう要求された場合、トランザクションがこのシーケンスをサポートします。
アプリケーション・サーバー内でトランザクションを管理する、BAPI トランザクションと連携する CWYAP_SAPAdapter.rar ファイルがインストールされていることを確認してください。
アダプターは、J2C ローカル・トランザクション内からの BAPI の呼び出しをサポートします。 ローカル・トランザクションは内部的に管理され、外部トランザクション・マネージャーは必要としません。
COMMIT 操作を実行する前に、複数の BAPI を J2C ローカル・トランザクションの一部として呼び出すことができます。
BAPI を J2C ローカル・トランザクションから呼び出す場合は、CWYAP_SAPAdapter_Tx.rar ファイルを使用します。
(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006.
(C) Copyright IBM Japan 2006
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。