選択されたオブジェクトの構成

ビジネス・オブジェクトを構成するには、そのオブジェクトに関する情報 (オブジェクトの名前、オブジェクトに関連付けられている操作など) を指定します。

始める前に

BAPI 関数を選択してインポートしたことを確認してください。

タスクについて

インポートしたビジネス・オブジェクトを構成します。オブジェクトに名前を付け、オブジェクトの格納場所を指定し、オブジェクトに関連付ける操作を指定します。

ビジネス・オブジェクトを構成するには、以下の手順を使用します。

このタスクの実行方法

  1. 「オブジェクトの構成」ウィンドウで、オブジェクトの場所 (格納場所) の名前を入力します。
  2. 「名前空間」フィールドで、デフォルトの名前空間 (http://www.ibm.com/xmlns/prod/websphere/j2ca/sap) を使用します。ただし、以下の場合は例外です。既存のモジュールにビジネス・オブジェクトを追加する場合、そのモジュールに (エンタープライズ・サービス・ディスカバリーの以前の実行によって) ビジネス・オブジェクトがすでに取り込まれていれば、名前空間の値を変更する必要があります。

    例えば、名前空間を http://www.ibm.com/xmlns/prod/websphere/j2ca/sap1 に変更します。

  3. ビジネス・オブジェクトの名前を入力します。
  4. BAPI トランザクションを使用する場合は、以下のタスクを実行します。
    1. 「選択された BAPI から BAPI トランザクション・オブジェクトを作成します」チェック・ボックスを選択します。
    2. 「追加 (Add)」をクリックします。

      以前に選択した BAPI と COMMIT 操作が表示されます。

    3. トランザクションに含まれている各 BAPI ごとに、実行する順序で BAPI を追加していきます。それには、BAPI を選択して、「OK」をクリックします。
    4. すべての BAPI を追加したら、「COMMIT」を選択して、「OK」をクリックします。
  5. 1 つの BAPI を選択したか、複数の BAPI を選択したか、BAPI トランザクションを選択したかに応じて、以下の一連のタスクのうちのいずれかを実行します。
    • 単一の BAPI を使用する場合は、操作 (例えば、Retrieve) を選択します。
    • 複数の BAPI を使用する場合は、各操作に関連付ける BAPI を選択します。

      例えば、2 つの BAPI (Retrieve 操作を実行するためのものと Delete 操作を実行するためのもの) を選択した場合は、「Retrieve」の横にあるリストから最初の BAPI を選択し、「Delete」の横にあるリストから 2 番目の BAPI を選択することになります。

    • BAPI トランザクションを使用する場合は、「このトランザクション・ビジネス・オブジェクトの操作を選択します」リストから操作を選択します。
  6. 「次へ」をクリックします。

結果

オブジェクトに操作を関連付け、オブジェクトの名前を選択しました。「成果物の生成」ウィンドウが表示されます。

次の手順

アダプターとビジネス・オブジェクトを組み込む配置可能なモジュールを生成します。

ご利用条件 |


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