リソース・アダプター・プロパティー

リソース・アダプター・プロパティーは、ロギングとトレース、双方向言語のサポート、およびアダプターのデフォルト構成プロパティーなどのアダプター固有のアクティビティーで構成されています。これらのプロパティーは、WebSphere® Process Server 管理コンソールを使用して構成します。

アダプターを構成する場合は、以下のリストにあるリソース・アダプター・プロパティーを指定します。

表 1. Adapter for SAP Software のリソース・アダプター・プロパティー
エンタープライズ・サービス・ディスカバリーでのプロパティー名 管理コンソールでのプロパティー名 説明 デフォルト値
EIS BiDi フォーマット BiDi コンテキスト EIS (biDiContextEIS) String SAP がビジネス・データに使用する BiDi フォーマット。  
EIS BiDi 特殊フォーマット biDiContextSpecialFormat String BiDi 変換の呼び出し時に特殊処理の対象となる値のカテゴリーを示し、そのカテゴリーが正確に変換されるようにします。カテゴリーは定義済みです (例えば、FTP の URL や E メール・アドレス)。  
  biDiContextTurnBiDiOff Boolean BiDi サポートをオフにする (明示的に除外する) ために使用されるフラグ。 このプロパティーは、BiDiSkip プロパティーより優先されます。このプロパティーを指定すると、双方向文字データのサポートを必要としないユーザーがこのサポートをオフにすることができます。  
  enableHASupport String enableHASupport プロパティーが true に設定されている場合、複製されたアダプター・インスタンスの 1 つだけがアクティブにイベントをポーリングし、その間、その他のインスタンスは待機モードになります。 enableHASupport プロパティーが false に設定される場合、クラスター・メンバー上で複製されたすべてのアダプター・インスタンスがアクティブにイベントをポーリングします。 これにより、イベント重複が発生します。 単一サーバー環境の場合、enableHASupport の値を false に変更しないでください。 True
ログ・ファイル名 logFilename String ログ・ファイルの絶対パス。このプロパティーは必須です。  
ログ・ファイル・サイズ logFileSize Integer ログ・ファイルのサイズ (KB)。値を指定しないと、ファイルに最大サイズが設定されません。このプロパティーは、必須プロパティーではありません。  
ログ・ファイル logNumberofFiles Integer 使用するログ・ファイルの数。ログ・ファイルが最大サイズに達すると、アダプターは別のログ・ファイルの使用を開始します。 値を指定しない場合、値は 1 に設定されています。このプロパティーは必須ではありません。  
メタデータ BiDi フォーマット biDiContextMetadata String SAP システムのメタ構成データの双方向フォーマットを指定します。  
BiDi 変換をスキップします biDiContextSkip Boolean BiDi 変換の呼び出しを制御します。 許容値: true または false。値をブランクにすると、検索メカニズムが呼び出されます。  
トレース・ファイル名 トレース・ファイル名 (traceFileName) String トレース・ファイルの絶対パス。このプロパティーは必須です。  
トレース・ファイル・サイズ トレース・ファイルのサイズ (traceFileSize) Integer トレース・ファイルのサイズ (KB)。値を指定しないと、ファイルに最大サイズが設定されません。このプロパティーは、必須プロパティーではありません。  
トレース・ファイル (Trace files) トレース・ファイル数 (traceNumberOfFiles) Integer 使用するトレース・ファイルの数。トレース・ファイルが最大サイズに達すると、アダプターは別のトレース・ファイルの使用を開始します。 値を指定しない場合、値は 1 に設定されています。このプロパティーは必須ではありません。  
関連資料
エンタープライズ・サービス・ディスカバリー接続プロパティー
管理対象 (J2C) 接続ファクトリー・プロパティー
アクティベーション・スペック・プロパティー
双方向変換の制御の設定

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