データ記述

データ記述は、アダプターが Service Component Architecture (SCA) コンポーネントとして稼働できるようにするためにエンタープライズ・サービス・ディスカバリー処理によって生成されるサービス構成の一部です。

データ記述には、クライアント・アプリケーションとアダプターの間で実行時に引き渡しされる、アダプターのビジネス・オブジェクトの構造と内容の定義が含まれます。データ記述を使用すると、クライアント・アプリケーションが要求に対応する適切なデータ・オブジェクトを作成し、応答として戻されたデータ・オブジェクトを解釈することができます。 データベース・コンポーネントから生成されたデータ記述は、XML スキーマとして表されます。
  • ビジネス・オブジェクトは、複合タイプの定義にマップします。
  • ビジネス・オブジェクトの属性は、エレメント・タイプの定義にマップします。
  • ビジネス・オブジェクトのアプリケーション固有の情報は、複合タイプでの注釈に含まれます。
  • ビジネス・オブジェクト内の各プロパティーのアプリケーション固有情報は、エレメント・タイプに関する注釈に含まれます。
注: ビジネス・オブジェクトおよび属性レベルのアプリケーション固有のプロパティーのテンプレートが、JDBC アダプターのメタデータ・スキーマに定義されています。このスキーマ・ファイルの名前は JDBCASI.xsd です。生成されたスキーマ・ファイルの注釈には、このテンプレートへの参照が含まれます。

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