オブジェクト選択プロパティー

エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードは、ビジネス・オブジェクトの選択処理中に、フィルター・プロパティーおよびノード・プロパティーを使用します。 これらのプロパティーを設定すると、ツリー構造で表示されるスキーマ、ノード、またはビジネス・オブジェクトのリストが絞り込まれます。 オブジェクトの選択後に、これらのプロパティーを設定してビジネス・オブジェクトを構成します。

フィルターおよびノードのプロパティー

ツリーに表示されるスキーマ、ノード・タイプ、またはデータベース・オブジェクトのリストを絞り込む場合は、ビジネス・オブジェクトのディスカバリー中にフィルター・プロパティーとノード・プロパティーを指定できます。これらを指定しないと、すべてのスキーマ、ノード・タイプ、またはデータベース・オブジェクトが表示されます。 また、これらのプロパティーを指定して、指定した SELECT ステートメントからビジネス・オブジェクトを生成することもできます。

スキーマまたはノード・タイプをフィルターに掛けるか、ビジネス・オブジェクトのアプリケーション固有情報を設定するか、または指定した SELECT ステートメントからビジネス・オブジェクトを生成するためには、以下の表にリストされたプロパティーを使用します。

表 1. フィルター・プロパティー
フィルター・プロパティー 説明 デフォルト値
DefineASIs Boolean true の場合、生成するオブジェクトを選択すると、 ビジネス・オブジェクトのアプリケーション固有情報 (ASI) 値を設定するよう求めるプロンプトが出されます。チェック・ボックスを選択して、このプロパティーを true に設定します。 false
QueryBO Boolean true の場合は、クエリー・ビジネス・オブジェクトを生成するために SELECT ステートメントを指定できます。 チェック・ボックスを選択して、このプロパティーを true に設定します。 false
QueryBOCount Integer 同時に生成できるクエリー・ビジネス・オブジェクトの最大数。 このプロパティーは、QueryBO プロパティーが true に設定されている場合にのみ使用可能になります。 1
SchemaNameFilter String スキーマをフィルターに掛けるために使用するストリング。 指定したストリングで始まるスキーマのみが表示されます。このプロパティーを設定しないと、 すべてのスキーマが表示されます。 なし
Types String: 複数の値 リストされたすべてのスキーマの下に表示するデータベース・オブジェクト・タイプのノード (テーブル、ビュー、ストアード・プロシージャー、または同義語/ニックネーム) を決定します。値はエンタープライズ・サービス・ディスカバリーによって設定されます。複数のタイプを選択できます。 なし

データベース・オブジェクトをフィルターに掛けるには、以下の表にリストされたプロパティーを使用します。

表 2. ノード・プロパティー
ノード・プロパティー 説明 デフォルト値
ObjectNameFilter String データベース・オブジェクトをフィルターに掛けるために使用するストリング。 指定したテキストで始まるデータベース・オブジェクトのみが表示されます。ObjectNameFilter を指定しないと、すべてのオブジェクトが表示されます。 なし

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