テーブル、ビュー、ストアード・プロシージャー、および同義語/ニックネームに基づく ビジネス・オブジェクト生成の場合、エンタープライズ・サービス・ディスカバリーは データベースを分析してスキーマを識別します。ウィザードは、次にデータベースからすべてのオブジェクトのリストを作成し、 それをツリー構造として表示します。ディスカバーされたデータベース・オブジェクトを選択すると、 ビジネス・オブジェクトを生成できます。ユーザー指定 select ステートメントから クエリー・ビジネス・オブジェクトを生成することもできます。
スキーマは、ツリー内の最上位ノードとして 表示されます。スキーマ・ノードは、生成用には選択できません。 各スキーマの下には、Tables、Views、Stored Procedures、 および Synonyms/Nicknames とラベル付けされたノードが存在します。これらのノードは生成用に選択できません。 これらのノードの下にリストされるオブジェクトは、特定のスキーマに対する テーブル、ビュー、ストアード・プロシージャー、および同義語/ニックネームの 名前です。これらのノードは生成用に選択可能と マークされます。特定のスキーマにテーブル、ビュー、ストアード・プロシージャー、または 同義語がない場合は何もリストされません。
ツリーが生成および 表示される前に、ツリーに表示させるスキーマまたは各スキーマの下に表示される ノード・タイプのリストを絞り込む場合、フィルター・プロパティーを指定できます。 指定しないと、すべてのスキーマおよびノード・タイプが表示されます。 SchemaNameFilter プロパティーはスキーマのフィルター操作に使用し、Types プロパティーは ノード・タイプのフィルター操作に使用します。さらに、オブジェクトを選択するときに プロパティー DefineASI、QueryBO、および QueryBOCount を使用できます。これらのプロパティーについては、『参照』セクションの 『フィルターおよびノードのプロパティー』で説明しています。
テーブル、ビュー、ストアード・プロシージャー、および同義語/ニックネームのいずれかのノードを選択して「フィルター (Filter)」をクリックすると、エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードが ObjectNameFilter を照会します。ObjectNameFilter プロパティーを使用して、 表示するデータベース・オブジェクトのリストをフィルタリングできます。『参照』セクションの『フィルターおよびノードのプロパティー』で、ObjectNameFilter プロパティーについて説明しています。
ユーザー指定 select ステートメントから クエリー・ビジネス・オブジェクトを生成するには、QueryBO プロパティーを選択し、QueryBOCount を 同時に生成可能なクエリー・ビジネス・オブジェクトの最大数に 設定します。その後、照会を実行してツリーを表示させると、いくつかのスキーマ最上位ノードとともに 新しい最上位「照会ステートメント (Query Statements)」ノードが表示されます。照会ステートメントは 生成するために選択できません。このノードを展開すると、QueryBOCount に相当する数までのノードについて 「Select ステートメント 1 (Select Statement 1)」および「Select ステートメント 2 (Select Statement 2)」などの ラベルが付いたノードが表示されます。これらのノードは、クエリー・ビジネス・オブジェクトを 生成するために選択できます。
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