照会を実行して、Address データベース・オブジェクトおよび Customer データベース・オブジェクトを検出します。ストアード・プロシージャーを Address ビジネス・オブジェクトに関連付けます。最後に、これらのオブジェクトをインポート対象として選択します。
このタスクの手順
- 「エンタープライズ・サービスの検索とディスカバリー (Find and Discovery Enterprise Services)」ウィンドウで、「照会の編集(Edit Query)」をクリックします。
「照会の編集 (Edit Query)」を使用して、ビジネス・オブジェクトのアプリケーション固有情報を追加することができます。また、「照会の編集 (Edit Query)」を使用して、ツリー構造で表示されるスキーマ、ノード、またはオブジェクトのリストを絞り込むことができます。このシナリオでは、フィルター操作を使用する必要はありません。
図 1. 「エンタープライズ・サービスの検索とディスカバー (Find and Discover Enterprise Services)」ウィンドウ
- 「照会フィルター・プロパティー」ウィンドウで、「ビジネス・オブジェクト ASI の追加」チェック・ボックスにチェック・マークを付け、「OK」をクリックします。
すると、メタデータ照会を実行したときにオブジェクトを追加するたびに、アプリケーション固有情報 (ASI) を入力するためのウィンドウが表示されます。
図 2. 「照会フィルター・プロパティー」ウィンドウ
- 「エンタープライズ・サービスの検索とディスカバー (Find and Discover Enterprise Services)」ウィンドウで、「照会の実行 (Run Query)」をクリックして、メタデータ照会を実行します。
照会によりディスカバーされたオブジェクトが、上部ペインに表示されます。
テーブル、ビュー、ストアード・プロシージャー、同義語/ニックネームは、スキーマ名によってソートされます。
- ADDCUSER スキーマ名を展開し、「テーブル」タイプを展開することによって、リスト内でオブジェクトを検索します。
- Address テーブルおよび Customer テーブルをクリックしてから、「>>追加」をクリックして、これらのオブジェクトをインポート対象として選択します。
図 3. 照会でディスカバーされたオブジェクトの選択
ステップ 2 でビジネス・オブジェクト ASI を追加することを選択したため、次のウィンドウが表示されます。
- 「ADDRESS の構成パラメーター (Configuration Parameters for ADDRESS)」ウィンドウで、「追加」をクリックします。
「ステータス列名」は、論理削除のみに使用され、「ステータス値」は、「ステータス列名」用に選択された属性に対応する列で更新する値を指定します。このシナリオでは論理削除を実行しないため、これらの 2 つのパラメーターはそのままにしておきます。
図 4. 「ADDRESS の構成パラメーター (Configuration Parameters for ADDRESS)」ウィンドウ
ストアード・プロシージャーのリストが表示されます。
- 「CreateSP」を選択して、「OK」をクリックします。 これにより、CreateSP ストアード・プロシージャーのアプリケーション固有情報が ADDRESS テーブルに関連付けられます。ビジネス・オブジェクトで Create 操作が呼び出されると、CreateSP で指定されたストアード・プロシージャーが呼び出され、挿入操作を実行します。
図 5. 動詞 ASI に追加するストアード・プロシージャーのリスト
- 「ADDRESS の構成パラメーター (Configuration Parameters for ADDRESS)」ウィンドウの「CreateSP」の下で、「スキーマ」フィールドおよび「ストアード・プロシージャー」フィールドに値を入力します。
次の値を使用してください。
- スキーマ: ADDCUSER
- ストアード・プロシージャー: CREATEADDRESS
- 「ストアード・プロシージャー」名を入力すると、「ストアード・プロシージャー・パラメーター」フィールドが表示されます。 「OK」をクリックします。
「CUSTOMER の構成パラメーター (Configuration Parameters for CUSTOMER)」ウィンドウが表示されます。
複数の追加ビジネス・オブジェクトを選択した場合は、最初のオブジェクトのビジネス・オブジェクト ASI を追加する
ウィンドウが表示されます。アプリケーション固有情報を入力すると、2 番目のビジネス・オブジェクトについて同じウィンドウが表示されます。
- Customer ビジネス・オブジェクトにストアード・プロシージャーは関連付けられないため、動詞アプリケーション固有情報を追加する必要はありません。「OK」をクリックします。
- 「エンタープライズ・サービスの検索とディスカバー (Find and Discover Enterprise Services)」ウィンドウで、「インポートするオブジェクト (Objects to be imported)」ペイン内に ADDRESS および CUSTOMER が表示されます。「次へ」をクリックします。
結果
結果
選択されたオブジェクトが、アダプターで使用できるようにインポートされました。