デフォルトでは、プロセス・サーバー上にあるすべてのプロセスおよびアプリケーションのログ情報およびトレース情報は、それぞれ SystemOut.log ファイルおよび trace.log ファイルに書き込まれます。アダプター・ログおよびトレース情報を他のプロセスとは分離して保持するには、管理コンソールを使用してファイル名を変更します。
このタスクの概説
このタスクの概説
アダプター・モジュールをアプリケーション・サーバーにデプロイした後は、ログ・ファイル名およびトレース・ファイル名はいつでも変更できます。
ログ構成は、静的または動的に変更できます。
アプリケーション・サーバーを開始または再始動する際、静的構成変更がアプリケーションに反映されます。動的構成変更またはランタイム構成変更は、即座に適用されます。
ログ・ファイルおよびトレース・ファイルは、install_root/profiles/profile_name/logs/server_name フォルダーにあります。
ログ・ファイル名およびトレース・ファイル名を設定または変更するには、次の手順を実行します。
このタスクの実行方法
このタスクの手順
- ナビゲーション・ペインで、「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
- アダプター・アプリケーションの名前をクリックします。これは、アダプターの EAR ファイル名から .ear ファイル拡張子を除いたものです。 例えば、EAR ファイルの名前が Accounting_OutboundApp.ear である場合は、Accounting_OutboundApp をクリックします。
- 「コネクター・モジュール」をクリックします。
- アダプターの RAR ファイルの名前をクリックし、アダプターを選択します。 RAR ファイルを以下の表に示します。
アダプター |
RAR ファイル名 |
WebSphere® Adapter for Email |
CWYEM_Email.rar |
WebSphere Adapter for Flat Files |
WYFF_FlatFile.rar |
WebSphere Adapter for FTP |
CWYFT_FTPFile.rar |
WebSphere Adapter for JDBC |
CWYBC_JDBC.rar |
WebSphere Adapter for JD Edwards EnterpriseOne |
CWYED_JDE.rar |
WebSphere Adapter for SAP Applications |
CWYAP_SAPAdapter.rar
CWYAP_SAPAdapterTX.rar
|
WebSphere Adapter for Siebel Business Applications |
CWYEM_Siebel.rar |
- リソース・アダプターの名前をクリックします。
- 「カスタム・プロパティー」領域で、次のようにファイル名を指定します。
- ログ・ファイル名を変更するには、「ログ・ファイル名」の「値」フィールドに名前を入力します。デフォルトでは、このログは SystemOut.log ファイルにあります。
- トレース・ファイル名を変更するには、「トレース・ファイル名」の「値」フィールドに名前を入力します。デフォルトでは、このログは trace.log ファイルにあります。
- 静的な構成変更を有効にするには、プロセス・サーバーを停止し、再始動します。