インストール済みアダプターの移行

ワークステーションに WebSphere® アダプターの以前のリリースが既にインストールされている場合は、新しいリリースのアダプターのインストールの前に、古い RAR ファイルとその他のアダプター成果物がバックアップされます。移行に関するその他の情報については、ご使用の WebSphere Adapter の資料を参照してください。

インストーラーがアダプターの以前のバージョンを検出すると、インストーラーによりバックアップ用ディレクトリーが作成され、このディレクトリーにインストール済みアダプターのファイルが移行されてから、インストールが続行されます。アダプター・インストーラーはこれを以下のように処理します。
  1. インストール・ロケーションにアダプター RAR ファイルがあるかどうかチェックします。
  2. アダプター RAR ファイル内にある ra.xml ファイルからアダプターのバージョンを読み取ります。
  3. <adapter>_backup という名前のバックアップ・ディレクトリーを以前のディレクトリーと同じレベルに作成します。
  4. <adapter> ディレクトリーの下のファイルおよびディレクトリーを <adapter>_backup ディレクトリーにコピーします。
  5. コピー済みのディレクトリーの名前を <adapter><version>_backup に変更します。
  6. <adapter> ディレクトリー下の元のディレクトリーを削除します。

以下の図は、インストーラーによって作成されたバックアップ・ディレクトリーを示しています。

このイメージは、周りのテキストで説明されています。
図 1. 以前インストールしたアダプターのバックアップ・ディレクトリー

Terms of use |


(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006.
This information center is powered by Eclipse technology (http://www.eclipse.org)