エンタープライズ・サービス・ディスカバリー接続プロパティー

エンタープライズ・サービス・ディスカバリー接続プロパティーには、メタデータ・ディスカバリー構成を実行するために必要な Outbound および Inbound の接続プロパティーがあります。これらのプロパティーは、アダプターを最初にデプロイするときに、エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードを使用して構成します。

WebSphere® Integration Developer でエンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードを実行する場合は、以下のリストにある接続プロパティーを指定します。

表 1. Adapter for Flat Files の接続構成プロパティー
プロパティー タイプ 説明 デフォルト値 必須
フォルダー名 WBIFolder プロパティー XSD ファイルが配置されるフォルダー。XSD ファイルがこのフォルダーにない場合、アダプターはデータ形式変更を実行しません。このプロパティーが指定されない場合、エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードは、シナリオをデータ形式変更なしのパススルーのシナリオとして扱います。 いいえ
文字セット String Java 仮想マシンでサポートされるエンコードのリスト文字セット・プロパティーは、ビジネス・オブジェクトで使用されるようエンコードを設定します。

ファイルの内容が英語の場合、文字セットを選択する必要はありません。しかし、ファイル内容に特定のエンコード方式がある場合、その特定の値を文字セットから選択して、アダプターがファイル・システムに書き込むときにその特定のエンコード方式を使用できるようにする必要があります。

いいえ
コンテンツ・タイプ 値リスト すべてのビジネス・オブジェクトに使用されるフォーマット。 例えば、text/xml です。既存のデータ・ハンドラーでサポートされるフォーマットを含みます。 この値リストは編集できます。コンテンツ・タイプ・プロパティー値が空の値の場合、エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードは、シナリオをデータ形式変更なしのパススルーのシナリオとして扱います。 いいえ
DataBinding タイプ 値リスト コンテンツ・タイプに対応するデータ・バインディングの名前。例えば、XMLBOSerializer DataBinding です。この値リストは編集できます。コンテンツ・タイプ・プロパティーの値が空の場合、DataBindingType プロパティーは表示されません。 いいえ
DataBinding プロパティー プロパティー・グループ 選択されたデータ・バインディング・タイプのプロパティー・グループ。このプロパティー・リストは、「DataBinding タイプ」フィールド内の値セットに基づきます。 NULL いいえ
BO プロパティーの指定 Boolean 個々のビジネス・オブジェクトにプロパティーを指定するかどうかを指示します。 False いいえ
BiDi 変換 Boolean WebSphere Process Server コンポーネントとエンタープライズ情報システムとの間で双方向データを交換するよう、アダプターを使用可能に設定します。 False いいえ
ログ・ファイルの出力ロケーション String エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードによって生成されたログ・ファイルの絶対パス。    
ロギング・レベル 値リスト アダプターによって使用されるロギングのレベル。レベルには、Severe、 Warning、 Info、 Config、および Finest があります。 重大 いいえ

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