エンタープライズ・サービス・ディスカバリー

エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードは、アダプターを WebSphere® Process Server または WebSphere Enterprise Service Bus にデプロイする前にアダプターの構成に使用するツールです。エンタープライズ・サービス・ディスカバリーは、エンタープライズ情報ファイル・システムへの接続、サービスのディスカバー (指定した検索条件に基づく)、およびビジネス・オブジェクトとインターフェースの生成を行います。

エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードを使用すると、ビジネス・オブジェクトの青写真を作成できます。このウィザードを操作すると、EIS またはデータベースのメタデータ情報を参照して、目的の成果物を選択し、デプロイ可能なサービス・オブジェクトや記述を生成できます。メタデータのツリー構造からメタオブジェクト・ノードを選択することにより、EIS またはデータベース・エンティティーのビジネス・オブジェクトを生成することができます。 メタデータは、ビジネス・グラフとビジネス・オブジェクトで構成されるサービス・データ・オブジェクトに変換されます。

次の図は、エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードのフローを示しています。完了すると、アダプター・プロジェクトのすべての情報を収容する EAR ファイルが作成されます。次にこの EAR ファイルは、アプリケーション・サーバーにデプロイされます。

図 1. 基本的なエンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードのフロー
基本的なエンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードのフロー

利用条件 |


(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. (C) Copyright IBM Japan 2007
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。