WebSphere Integration Developer でのアダプター・プロジェクトの作成

モジュールの作成とデプロイのプロセスを開始するには、まずアダプター・プロジェクトを作成します。このアダプター・プロジェクトには、アダプター自体と他の関連する成果物が含まれています。RAR ファイル (インストール時に、ご使用のローカル・ファイル・システムにコピーされます) を WebSphere® Integration Developer にインポートすることによって、プロジェクトを作成します。

この作業について

アダプター・プロジェクト (WebSphere Integration Developer では、コネクター・プロジェクト と呼びます) を作成して、アダプター (アダプターのインストール・ディレクトリーからインポートします) をそれに関連する成果物とともに含めます。すべてのプロジェクトが必要なものを完備しています。つまり、各プロジェクトはプロジェクト外のオブジェクトを参照しません。

アダプター・プロジェクトを作成するには、以下の手順を使用してください。

この作業の実行方法

  1. WebSphere Integration Developer が現在実行されていない場合は、開始します。
    1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM WebSphere」 > 「Integration Developer 6.0」をクリックします。
    2. ワークスペースを指定するようにプロンプトが表示された場合は、デフォルト値を受け入れます。

      ワークスペースとは、WebSphere Integration Developer がプロジェクトを保管するディレクトリーのことです。

    3. 「WebSphere Integration Developer」ウィンドウが表示されたら、「ようこそ」ページを閉じます。
  2. J2EE パースペクティブに切り替えます。
    1. 「ウィンドウ」 > 「パースペクティブを開く」 > 「その他」をクリックします。
    2. 「J2EE」をクリックします。

      「J2EE」「パースペクティブの選択」ウィンドウに表示されない場合は、「すべて表示」チェック・ボックスを選択して「J2EE」をクリックし、「OK」をクリックします。

    3. 「使用可能化の確認」ウィンドウが表示された場合は、「常に機能を使用可能にし、今後このメッセージを表示しない」を選択してください。
    4. 「OK」をクリックします。
  3. 「コネクター・プロジェクト」を右クリックして RAR ファイルをインポートし、「インポート」 > 「RAR ファイル」をクリックします。
    図 1. RAR ファイルのインポート
    この画面は、前後のテキストで説明されています。
  4. 「コネクター・インポート」ウィンドウで、「参照」をクリックして、Adapter for Flat Files がインストールされたディレクトリーへナビゲートします。
  5. 「CWYFF_FlatFile.rar」をクリックします。

    コネクター・プロジェクトは、RAR ファイルと同じ名前を持ちます。

  6. オプション: 「コネクター・プロジェクト」フィールドにプロジェクト用の別の名前を入力するか、またはデフォルト値を受け入れます。
  7. オプション: 「ターゲット・サーバー (Target server)」フィールドでアダプターのデプロイ先のサーバーを選択するか、またはデフォルト値を受け入れます。
  8. 「モジュールを EAR プロジェクトに追加」チェック・ボックスをクリアします。
    図 2. 「モジュールを EAR プロジェクトに追加」チェック・ボックスのクリア
    この画面は、前後のテキストで説明されています。

    チェック・マークを外すと、「EAR プロジェクト」フィールドは無効になります。

  9. 「終了」をクリックします。

結果

新しい J2EE コネクター・プロジェクトが作成されます。内容を確認するには、プロジェクト・エクスプローラーでプロジェクトを展開します。例えば、コネクター・プロジェクトの名前が CWYFF_FlatFile の場合は、CWYFF_FlatFile を展開します。
図 3. Flat Files コネクター・プロジェクト
この画面は、前後のテキストで説明されています。

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