インストーラーおよびランチパッドは、IBM® Java™ Accessibility チェックリストで概要が示されている支援テクノロジー機能をサポートします。キーボードのショートカットにより、マウスを使用しなくてもグラフィカル・ユーザー・インターフェースのコンポーネントをナビゲートおよび選択することができます。
ユーザー補助についての詳細は、IBM Java Accessibility の Web サイト http://www-306.ibm.com/able/guidelines/java/accessjava.html を参照してください。
すべてのオペレーティング・システムのキーボード・ユーザー補助機能がサポートされています。キーボード・ショートカットは次のとおりです。
- Tab キーを使用してグラフィカル・コンポーネント間をナビゲートする。
- スペース・バーまたは Enter キーを使用してコンポーネント内のボタンを選択し、必要に応じて Enter キーを使用して選択項目を選択する。
- インストールまたはアンインストール操作を取り消す場合は、「キャンセル」キーまでタブで移動してから、Alt + C を使用するか Enter キーを使用する。
インストーラーを使用する場合は、スペース・バーを使用して (ラジオ・ボタンを選択することにより) 使用許諾契約に同意してから、Enter キーを使用して次の画面に進みます。
支援テクノロジーには、次に示す特長があります。
- フォーカス。支援テクノロジー・リーダーは、フォーカス内のオブジェクトを読み取ります。インストーラーとランチパッドは、オブジェクトの強調表示や可視カーソルと移動など、ビジュアル・インディケーターの機能を備えています。
- 表示色。状況や情報を表示する際に色は使用しません。
- コントラスト。インストーラーとランチパッドは、システムのコントラスト設定を継承します。システムのコントラスト設定は構成可能です。
- システム設定のサポート。すべてのユーザー・インターフェース・コントロール類のサイズ、フォント、および色の設定は、オペレーティング・システムから継承されます。
- 非アニメーション表示モード。インストーラーは、インストールとアンインストールの進行表示にのみ、アニメーションを使用します。支援テクノロジー・リーダーは、インストールとアンインストールの操作について知らせ、進行状況として、完了したプロセスのパーセンテージを読み上げます。
- コントロール、オブジェクト、およびアイコンのラベル。すべてのインストーラーとランチパッドのコンポーネントには名前が付いており、それぞれについての説明があります。アイコンは使用されません。ラベルはコンポーネントと関連付けられており、支援テクノロジー・リーダーにより検出され、読み上げられます。