アダプターが使用できるすべてのサービスを表示して、FTP サーバーの接続設定を構成するには、エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードを使用します。
- WebSphere® Integration Developer で Business Integration パースペクティブに切り替えます。
- Business Integration パースペクティブ・ウィンドウのフレームを右クリックし、を選択します。 「エンタープライズ・サービス・ディスカバリー」が表示されない場合は、メニューの下部から
「その他 (Other)」を選択します。
次に、「ウィザードの選択 (Select a wizard)」ウィンドウで
「ビジネス・インテグレーション (Business Integration)」フォルダーを展開し、
「エンタープライズ・サービス・ディスカバリー」を選択した後、
「次へ」をクリックします。
- 「インポート構成 (Import Configurations)」メニューの「IBM WebSphere Adapter for FTP」を選択して、「次へ」をクリックします。
「エンタープライズ・サービス・リソース・アダプターの選択 (Select an Enterprise Service Resource Adapter)」ウィンドウ
- 「Discovery Agent の設定の構成 (Configure settings for Discovery Agent)」ウィンドウで、
ビジネス・データを発見するため、および実行時に使用するデータ・バインディングを選択するために使用する
プロパティーを指定します。
- ビジネス・オブジェクトの XSD スキーマが保管されている「フォルダー名」を
入力します (例: C:¥Program Files¥IBM¥ResourceAdapters¥FTP¥adapter¥FTP¥samples¥referencefiles)。 統合シナリオで使用するビジネス・オブジェクトは、フォルダー内に存在するスキーマ定義から選択されます。
- オプション: 「文字セット」を選択します。 文字セットを選択するのは、ビジネス・データのエンコードが異なる場合です。
ビジネス・データは、操作を実行するファイル内のデータに対応します。
注: WebSphere Integration Developer で生成されたサンプル・シナリオを使用する場合は、
文字セットを選択する必要はありません。
- 「コンテンツ・タイプ」フィールドに値を入力します。 この一回限りの設定は、対応するデータ・バインディングにコンテンツ・タイプをバンドルするために使用されます。
これにより、アダプターがサポートするコンテンツ・タイプがすべて表示されます。
- オプション: ビジネス・オブジェクト・プロパティーを個々に構成する場合は、
「BO プロパティーの指定」チェック・ボックスを選択します。 これを選択した場合は、ビジネス・オブジェクト・プロパティーを個々に定義できる一連のウィンドウが表示されます。
- オプション: ログ・ファイルとログ・レベルを定義するには、「拡張を表示」ボタンをクリックします。
- プロパティーの定義がすべて完了したら、「次へ」を選択します。
「Discovery Agent の設定の構成 (Configure Settings for Discovery Agent)」ウィンドウ
結果
ディスカバリー・サービスは、これらのプロパティーを使用して、
以下の手順でオブジェクトの選択やナビゲーションを行うために使用するメタデータ・ツリーを作成します。