ビジネス・オブジェクト定義とそれに関連する成果物を生成するには、
エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードを使用して、
最初にコンテナー・ビジネス・オブジェクトをビジネス機能に追加し、
その後、アセンブルされたアダプター・アプリケーション (SCA モジュールとも呼ばれる) を新規作成します。
ビジネス・オブジェクト定義とそれに関連する成果物を生成すると、
それらは、新しくアセンブルされたアダプター・アプリケーション (SCA モジュール) 内に組み込まれます。
- 「成果物の生成 (Generate Artifacts)」ウィンドウで、「モジュール」フィールドの
隣にある「新規」をクリックし、新しいモジュールを作成します。
- 「モジュール・プロジェクトの作成 (Create a module project)」を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「新規モジュール」ウィンドウの「モジュール名」フィールドに
意味のある名前を入力し、「終了」をクリックします。 入力した名前は、ビジネス・オブジェクトの生成後に、アセンブルされたアダプター・アプリケーション (SCA モジュール) に
提供される名前になります。
- 「成果物の生成 (Generate Artifacts)」ウィンドウで
「発見された接続プロパティーを使用する (Use discovered connection properties)」オプションを選択します。「成果物の生成 (Generate Artifacts)」ウィンドウ
- 「FTP アダプター管理接続ファクトリー・プロパティー (FTP Adapter Managed Connection Factory Properties)」を入力します。 プロパティーの詳細については、管理 (J2C) 接続ファクトリー・プロパティーを参照してください。 「FTP URL」、「ユーザー名」、および
「パスワード」の各フィールドにデータを設定する必要があります。
「FTP URL」は、以下のいずれかの形式で指定できます。
- ftp://hostname[:portNumber]
- ftp://[username:password@]hostname[:portNumber]
この形式を使用する場合は、「ユーザー名」フィールドと
「パスワード」フィールドを再び入力する必要はありません。
注: 上記の両方のオプションで、portNumber は任意指定です。
- ftp://hostName
この形式を使用する場合は、別名の値を
「J2C 認証データ入力 (J2C Authentication Data Entry)」プロパティーに入力して、
認証別名を指定します。
- オプション: スクロールダウンし、ロギング・プロパティーとトレース・プロパティーを入力します。
「成果物の生成 (Generate Artifacts)」ウィンドウの下半分
- 「終了」をクリックします。
結果
FTPFileOutboundInterface.wsdl と FTPFileOutboundInterface.import の各成果物、
および FTPFileBG、FTPFile、UnstructuredContent、CustomerWrapperBG、
CustomerWrapper、Customer の
各ビジネス・オブジェクトが生成されます。
ユーザーが指定したアプリケーション・ビジネス・オブジェクトは、データ形式変換に関するアプリケーション固有の情報を使用して
更新され、ビジネス・オブジェクト・ロケーションに保管されます。