IBM® WebSphere® Adapters を使用することにより、Java™ 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) のコンポーネント (新しい e-business アプリケーションなど) が、エンタープライズ情報システム (EIS) 上のリソースと対話できるようになります。EIS は、エンタープライズ用の情報インフラストラクチャー (エンタープライズ・リソース・プランニング [ERP] システムや FTP サーバーなど) です。
WebSphere のアダプターは、J2EE コンポーネントと FTP サーバー間の仲介の役割を果たします。このため、J2EE コンポーネントは、低レベル API や FTP サーバーのデータ構造を認識する必要がありません。
WebSphere Integration Developer を使用して、WebSphere Process Server または WebSphere Enterprise Service Bus 上に配置されているモジュールをアセンブルします。WebSphere Integration Developer 内でアダプター (リソース・アダプター [RAR] ファイルとしてパッケージされている) をインポートします。また、ビジネス・データ用の事前生成スキーマ定義がフォルダー内にまとめられています。WebSphere Integration Developer のエンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードは、これらのスキーマ定義を調べて、データおよびサービスにアクセスするために必要なインターフェース情報を作成します。最後に、WebSphere Integration Developer は、アダプターおよびインターフェース情報を含むモジュールを生成します。
WebSphere Integration Developer によって生成されたモジュールを、いずれかのサーバーに配置します。
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