SCA フレームワークでのパラメーター渡し

パラメーターは、実行する操作を定義します。サービス・クライアントを使用すると、ディレクトリー・パスやファイル名などのプロトコル固有パラメーターを受け渡すことができます。

以下の方法で、プロトコル固有パラメーターを受け渡すことができます。
  • エンタープライズ・サービス・ディスカバリー・ウィザードの実行中に ManagedConnectionFactory に接続情報を設定するか、WebSphere® Process Server の管理コンソールで情報を設定します。
  • ディレクトリー名、ファイル名、および特定の Outbound 操作に必要なその他のプロパティーなどのプロトコル固有の情報は、ラッパー・ビジネス・オブジェクトに設定されます。 これらの値は、カスタム・データ・バインディング内のビジネス・オブジェクトで設定され、アダプターに送信されます。アダプターに送信され、さらに処理が行われます。
  • ファイル内容は、入力ビジネス・オブジェクトの一部です。

アダプターは、まず認証別名内で UserName および Password 値を検索します (設定されている場合)。そこで設定されていない場合は、ConnectionSpec 内で値を調べます。ConnectionSpec にも値が設定されていない場合、アダプターは「管理接続ファクトリー・プロパティー」ウィンドウに設定されている値を使用します。

「管理接続ファクトリー・プロパティー」ウィンドウの必須プロパティー Ftp Url を使用して、FTP サーバーに接続します。


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