イベント・ストア

FTP サーバーまたは任意のサード・パーティー・アプリケーションによって、FTP サーバーのイベント・ディレクトリーに作成されるファイルをイベント・ファイルといいます。イベント・ファイルに存在する各ビジネス・オブジェクト・レコードをイベントといいます。アダプターは、イベント・ストア と呼ばれる項目をデータベース表に作成し、イベントがエンドポイントに送信されるまで、これらの各ビジネス・オブジェクト・レコードを追跡します。

データベース・サーバーが Inbound 操作中に停止する場合、アダプターは例外を送信します。イベントを処理するには、データベース・サーバーおよびアダプターを再始動する必要があります。

イベント・テーブル構造

列名 タイプ 説明
EVNTID Varchar(255) 各イベントには、トラッキング用に固有のイベント ID が必要です。 アダプターは、この ID を使用して、Inbound 操作時にイベントを追跡します。
EVNTSTAT 整数 イベントの状況。アダプターは、状況を使用して、イベントが新しいのか処理中であるのかを判別します。
イベント状況の値:
NEWEVENT (0)
イベントの処理の準備ができています。
PROCESSED (1)
アダプターがイベントを正常に処理し送信しました。
FAILED (-1)
1 つ以上の問題により、アダプターがこのイベントを処理できませんでした。
XID Varchar(255) イベント配信とリカバリーが確実に行われるようにするために、アダプターによって使用されます。
EVNTDATA Varchar(255) アダプターの始動またはリカバリー時に障害のあるイベントが再び処理されないよう、そのイベントに ARCHIVED というマークを付けるために、アダプターによって使用されます。

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