例外: XAResourceNotAvailableException

プロセス・サーバー・ログに com.ibm.ws.Transaction.XAResourceNotAvailableException 例外のレポートが繰り返し出力されている場合、トランザクション・ログを除去して問題を訂正してください。

症状:

アダプターを始動すると、プロセス・サーバーのログ・ファイルに以下の例外が繰り返し記録されます。

問題:

プロセス・サーバーが、リソースのトランザクションをコミットまたはロールバックしている間に、そのリソースが除去されました。アダプターを始動すると、アダプターはトランザクションをリカバリーしようとしますが、リソースが除去されているためできません。

解決策:

この問題を解決するには、以下の手順を使用します。

  1. プロセス・サーバーを停止します。
  2. トランザクションを含むトランザクション・ログ・ファイルを除去します。例外トレース内の情報を使用して、 トランザクションを識別します。これにより、サーバーはこれらのトランザクションのリカバリーを試行しなくなります。
    注: 通常、テスト環境または開発環境では、すべてのトランザクション・ログを削除できます。 WebSphere® Integration Developer で、トランザクション・ログ・ディレクトリー server_install_directory¥profiles¥profile_name¥tranlog のファイルおよびサブディレクトリーを削除します。

    実稼働環境では、処理が不要なイベントを表すトランザクションのみを削除します。この処理を行う方法の 1 つとしては、アダプターを再インストールし、使用されている元のイベント・データベースにアダプターを位置指定して、不要なトランザクションのみを削除する方法があります。別の方法として、以下のディレクトリーにある log1 または log2 ファイルのどちらかから、トランザクションを削除します。

    server_install_directory¥profiles¥profile_name¥tranlog¥node_name¥wps¥ server_name¥transaction¥tranlog

  3. プロセス・サーバーを始動します。

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