アダプターからメール・サーバーにアクセスするには、WebSphere® Process
Server 管理コンソールを使用して、アクティベーション・スペック・プロパティーのユーザー名およびパスワードの値を変更する必要があります。さらに、リモート・メール・サーバーを使用している場合、ホストとポートの値も変更する必要があります。
この作業について
メール・サーバーが WebSphere Process Server または Enterprise Service Bus と同一システム上にインストールされていない場合、以下のステップに従って、WebSphere Process Server 管理コンソールから管理対象接続ファクトリー・カスタム・プロパティーのホスト・プロパティーとポート番号プロパティーを設定してください。メール・サーバーのインストール場所に関係なく、メール・サーバー上にアダプター・プロジェクト用の 2 ユーザーを構成する必要があります。これを行うには、以下に示されたステップに従ってください。
この作業の実行方法
- WebSphere Integration Developer で、を選択して、J2EE パースペクティブに切り替えます。
- サーバーが始動していることを確認します。始動していない場合、サーバー・インスタンスを右クリックしてサーバーを始動します。
- サーバー・インスタンスを右クリックし、「管理コンソールの実行」を選択して、サーバーの管理コンソールを開きます。
- 管理コンソールで、「アプリケーション」を展開して
「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。「エンタープライズ・アプリケーション」ウィンドウ
- 「EmailInboundSampleApp」をクリックしてから
画面の最下部にスクロールし、「コネクター・モジュール」を選択します。コネクター・モジュールの選択
- 「CWYEM_Email.rar」を選択し、「追加プロパティー」の下で
「リソース・アダプター」を選択します。
- 「追加プロパティー」の下で、「J2C アクティベーション・スペック (J2C Activation specifications)」を選択します。
- 「EmailInboundSample.EmailInboundInterface_AS」を選択します。
- 「追加プロパティー」の下で、「J2C 活動化仕様のカスタム・プロパティー」を選択します。J2C 活動化仕様のカスタム・プロパティーの選択 「カスタム・プロパティー」の最初のページが表示されます。これらの画面から、
管理対象接続ファクトリーのプロパティー値を選択し、変更することができます。管理コンソールでのプロパティーの選択および変更
- 「userName」をクリックして userName プロパティー・ダイアログを開き、
メール・サーバー名を変更します。完了したら、「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。 「カスタム・プロパティー」画面に戻ります。
- オプション: 「パスワード」をクリックして
パスワード・プロパティー・ダイアログを開き、メール・サーバーのパスワードを変更します。完了したら、「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。 「カスタム・プロパティー」画面に戻ります。
- オプション: リモート・メール・サーバーを使用している場合、「ホスト」をクリックして
ホスト・プロパティー・ダイアログを開き、メール・サーバー・ホストを変更します。完了したら、「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。 「カスタム・プロパティー」画面に戻ります。
- オプション: リモート・メール・サーバーを使用している場合、ポートも変更する必要があります。ポートを変更する場合、「ポート」をクリックしてポート・プロパティー・ダイアログを開き、メール・サーバー・ポートを変更します。完了したら、「適用」をクリックしてから「OK」をクリックします。 「カスタム・プロパティー」画面に戻ります。
- 構成変更を保管します。
結果
これで、アダプターはメール・サーバーへの接続に必要なすべての情報を保持することになります。