更新デーモンを使用したスタッフ照会結果の更新

期限切れのすべてのスタッフ照会結果を定期的に自動で更新するようにセットアップしたい場合は、 このメソッドを使用します。

このタスクを実行する理由と実行時期

スタッフ照会は、指定されたスタッフ・プラグイン・プロバイダー・リポジトリーによって 解決されます。結果は Business Process Choreographer データベースに保管されます。許可のパフォーマンスを最適化するため、 取得された照会結果はキャッシュされます。キャッシュの内容の現行性は、スタッフ照会更新デーモンを 呼び出したときにチェックされます。

スタッフ照会結果を最新に保つために、期限切れのスタッフ照会結果を定期的に更新するデーモンが提供されます。 このデーモンは、キャッシュしたスタッフ照会結果のうち有効期限が切れたものをすべて更新します。

このタスクのステップ

  1. ヒューマン・タスク・コンテナーのカスタム・プロパティー・ページに移動するには、次のようにします。

    「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > Server_Name をクリックし、 「コンテナー設定」セクションの「構成」タブで、 「ヒューマン・タスク・コンテナーの設定」 > 「ランタイム構成」をクリックします。

  2. 「スタッフ照会リフレッシュ・スケジュール」フィールドに 、WebSphere CRON カレンダーがサポートする構文でスケジュールを入力します。 この値は、いつデーモンが有効期限が切れたスタッフ照会結果を更新するかを決定します。デフォルト値は「0 0 1 * * ?」で、これで毎日午前 1 時に更新が実行されます。
  3. 「スタッフ照会結果のタイムアウト」フィールドに、 新しい値 (秒) を入力します。この値は、スタッフ照会結果が有効であるとみなされる期間を決定します。この期間が経過するとスタッフ照会結果は無効になったとみなされ、デーモンが次に実行されるときに、このスタッフ照会は更新されます。デフォルトは 1 時間です。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. 変更を保管し、ヒューマン・タスク・コンテナー・アプリケーションを再始動して変更を有効にします。

    新規の有効期限の値は、新規のスタッフ照会にのみ適用され、既存のスタッフ照会には適用されません。

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