ターゲットの概要

ターゲットは、参照用に構成されたターゲットを変更して処理を変更する機能を提供することによって、 柔軟性を追加します。

コンポーネントは、他のモジュールのコンポーネントを呼び出し、それにより既存のロジックを再使用して、 アプリケーションを作成する時間と費用を最小化することができます。WebSphere® Process Server は、ターゲットによって、柔軟性を追加します。 ターゲットは、インストール済みアプリケーションにモジュール間呼び出しのエンドポイントを変更させることにより、管理コンソールを使用して、アプリケーションを再作成または再配置することなくインストール済みアプリケーションの処理を向上させることができます。

提供された柔軟性を利用するには、ターゲットの命名方法について理解しておく必要があります。 呼び出しモジュールからのリンクは、正しいターゲットに接続されている必要があります。

ターゲット名

ターゲット名は、 呼び出しコンポーネントがターゲットを起動する方法が元になっています。 名前のフォーマットは以下のとおりです。
呼び出しタイプ
名前のフォーマット
同期
Java™ Naming and Directory Interface (JNDI) フォーマットに準拠する名前。 以下はその例です。
folder/export/fullpath_to_target/target_component_name
非同期
次のフォーマットの名前
folder/calling_component_name/
full_path_to_target_component/target_component_name
複数の宛先
この名前は、非同期呼び出しと同じです。 ただし、ターゲットは、実際にメッセージを複数の宛先コンポーネントに送信します。
関連タスク
ターゲットの変更

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