管理コンソールの始動と停止

管理コンソールにアクセスするには、管理コンソールを始動してログインする必要があります。 コンソールで作業が終了したら、作業を保管してログアウトします。

このタスクを実行する理由と実行時期

コンソールを始動してログインするには、以下の手順を使用します。

このタスクのためのステップ

  1. 管理コンソールを開始します。
    1. 管理コンソールにアクセスするのに使用する Web ブラウザーで Cookie を使用可能にします。
    2. オプション: JavaScript を使用可能にします。管理コンソールのすべての機能が使用可能になるように、JavaScript を使用可能にすることをお勧めします。
    3. Cookie を使用可能にした Web ブラウザーで、以下を入力します。

      http://your_fully_qualified_server_name:portNumber/ibm/console

      ここで、your_fully_qualified_server_name は、 管理サーバーが入っているマシンの完全修飾ホスト名を指定します。portNumber は、管理コンソール・ポート番号です。管理コンソールがローカル・マシン上にある場合、 セキュリティーが使用可能でないと、your_fully_qualified_server_namelocalhost になります。

      Windows プラットフォームで localhost が認識されない場合は、実際のホスト名を使用してください。

      セキュリティーが使用可能である場合、要求は https://your_fully_qualified_server_name:secure_portNumber/ibm/console にリダイレクトされます。ここで、 your_fully_qualified_server_name は、 管理サーバーが入っているマシンの完全修飾ホスト名です。secure_portNumber は、管理コンソール・セキュア・ポート番号です。

      注: 非セキュア管理コンソールのデフォルト・ポート番号は、ポート 9060 です。セキュア管理コンソールのデフォルト・ポート番号は、9043 です。プロファイル作成中にデプロイされるそれぞれの新規の管理コンソールには、新規の非セキュア・ポート番号が割り当てられます。プロファイル作成中にセキュリティーを使用可能にしている場合には、新規のセキュア・ポート番号が割り当てられます。
    4. コンソール・アプリケーションを実行するサーバーの System.Out.log ファイルをチェックして、コンソール・アプリケーションが正常に開始されていることを確認します。正常に開始された場合に生成されるメッセージは、「CWWSR0221I: アプリケーションが開始されました: isclite (CWWSR0221I: Application started: isclite)」です。
      マシン上で既に実行中のアプリケーションとコンソール・ポートが競合するためにコンソールを始動できない場合は、以下のファイル内でポート番号を変更します。
      • install_root/profiles/profile_name/config/cells/cell_name/nodes/ node_name/serverindex.xml
      • install_root/profiles/profile_name/config/cells/cell_name/virtualhosts.xml
      プロファイル作成中に選択したポート (デフォルトでは 6090) をファイル内で検索し、そのポート番号をコンソールのポートにすべて変更します。または、競合するポートを使用している別のアプリケーションをシャットダウンした後で、管理コンソールを始動します。
    管理コンソールはブラウザーでロードされ、ログイン・ページが表示されます。
  2. コンソールにログインします。
    1. 「ユーザー ID」フィールドで、ユーザー名またはユーザー ID を入力します。
      注: 既に使用中 (およびセッション中) の ID を入力すると、 以下のいずれかを行うことを求めるプロンプトが出されます。
      • 同じユーザー ID を持つ別のユーザーをログアウトする。別のユーザーのセッション中に行われた変更を回復できます。
      • ログイン・ページに戻り、別のユーザー ID を入力する。

      サーバー構成に加えられたすべての変更は、ユーザー ID に保管されます。 セッションがタイムアウトになった場合も、サーバー構成はユーザー ID に保管されます。

    2. また、コンソールのセキュリティーが使用可能である場合は、「パスワード」フィールドにパスワードを入力する必要があります。
    3. 「OK」をクリックします。

      管理コンソールには、ここで「ようこそ」ページが表示されます。

  3. コンソールからログオフします。
    • このセッション中の作業を保管するには、「システム管理」>「変更内容をマスター・リポジトリーに保管 (Save Changes to Master Repository)」>「保管」をクリックしてから、「ログアウト」をクリックしてコンソールを終了します。
    • 変更内容をリポジトリーに保管しないでコンソールを終了するには、「ログアウト」をクリックします。

    作業を保管する前にブラウザーを閉じた場合は、次に同じユーザー ID を使用してログインしたときに、保管しなかった変更内容を回復できます。


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