WebSphere Web Services Client for C++, Version 1.0.1 オペレーティング・システム: Linux, Windows

Web サービス通信のセキュリティー確保

このでは、Secure Sockets Layer (SSL) を使用して、Web サービス・クライアント・アプリケーションのセキュリティーを設定する方法について説明します。

始める前に

Web Services Client for C++では、デフォルトでは、Global Security Kit 製品、およびセキュア・チャネルの使用は使用不可になっています。 SSL を使用する場合は、最初に GSKit のコピーを入手する必要があります。Web Services Client for C++には、HTTP SSL チャネル・ライブラリーが付属していますが、 これは GSKit ライブラリーが使用可能になるまでは使用できません。

このタスクを実行する理由および時期

HTTP メッセージのセキュリティーは、SSL を使用して確保することができます。SSL では、要求メッセージおよび応答メッセージをワイヤーを介して送信する前に暗号化します。

注: ハンドラーは、暗号化の前または暗号化解除の後にメッセージを受け取るため、SSL の影響を受けません。

SSL を使用するすべての Web サービスは、URL の HTTP 名にセキュアを表すサフィックス「s」を付加します。 以下に例を示します。

http://some.url.com becomes https://some.url.com

セキュアなエンドポイント URL は、「https」から始まるエンドポイントです。セキュア・エンドポイント URL を使用できるようにするには、GSKit を AxisClient に渡されるユーザー定義のセキュリティー情報で初期化する必要があります。このためには、axiscpp.conf ファイルに必要な情報を追加するか、Web サービス・クライアント・アプリケーション内でセキュア・サービスの設定を構成します。

SSL を使用してセキュリティーを設定するには、以下のいずれかの手順を実行します。

このタスクの代替手段


Task topic

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Timestamp icon最終更新: 12 Jun 2006
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