このタスクを使用して、Business Process
Choreographer 用の Informix® Dynamic Server データベースを作成します。
このタスクのステップ
- データベースをホストするコンピューターに Informix サーバーをインストールします。
- Informix サーバー・インスタンスを作成します。 Informix 環境変数が正しく設定されていることを確認します。特に、INFORMIXSERVER が新規インスタンスを指し、ONCONFIG がインスタンス用の構成ファイルを指している必要があります。
異なる環境変数の詳細およびそれらに必要なセットアップ方法については、Informix Dynamic Server の資料を参照してください。 Global Language Support (GLS) に関連する環境変数が Unicode (UTF-8) サポートに設定されていることを確認します。
Unicode サポートは、Java™ コードで処理できるすべての文字を保管するために必要です。
- Java Database Connectivity (JDBC) ドライバーを次の場所へコピーして構成します。
- データベース・サーバーを使用するすべてのリモート・アプリケーション・サーバー。
- クラスター化された Process Choreographer セットアップを作成している場合など、Network Deployment を使用して Business Process Choreographer を管理している場合は、デプロイメント・マネージャーをホストするサーバー。
- アプリケーション・サーバーをホストするサーバーで、データベース・システム用の Business Process Choreographer 構成スクリプトがあるディレクトリーに移動します。
- データベースがアプリケーション・サーバーと異なるサーバー上でホストされている場合は、次の手順を実行します。
- ご使用のオペレーティング・システム用のスクリプトをアプリケーション・サーバー上の ProcessChoreographer ディレクトリーから
データベースをホストしているサーバー上の適切なディレクトリーへコピーします。 Linux および UNIX 上の Informix の場合は、以下のファイルをコピーします。
clearSchema.sql
createDatabase.sql
createSchema.sql
dropSchema.sql
createDbspace.sh
dropDbSpace.sh
Windows 上の Informix の場合は、以下のファイルをコピーします。
clearSchema.sql
createDatabase.sql
createSchema.sql
dropSchema.sql
createDbspace.bat
dropDbSpace.bat
- SQL スクリプトをコピーしたディレクトリーに移動します。
- デフォルト設定を使用して、スタンドアロン開発、評価、またはデモンストレーションに適した
非実稼働環境データベースを作成する場合は、次のコマンドを入力します。
dbaccess - createDatabase.sql
このコマンドによって、使用するユーザー ID 用の Informix データベース BPEDB が作成されます。スクリプト出力にエラーがないことを確認します。
dropSchema.sql スクリプトを使用してスキーマだけを除去することもできますし、SQL コマンド DROP DATABASE を使用してデータベース全体を除去することもできます。
- 実動システム用のデータベースを作成する場合は、データベースを手動で作成する必要があります。
- 例えば BPEDB というデータベースを作成します。
- データベース用の Dbspaces を作成します。
Windows システムでは、createDbspace.bat ファイル内の指示を参照してください。
スクリプト内の値パラメーターを、ご使用の環境に適した値に調整してください。
UNIX および Linux システムでは、createDbspace.sh ファイル内の指示を参照してください。スクリプト内の値パラメーターを、ご使用の環境に適した値に調整してください。
- 次のコマンドを入力して、スキーマを作成するためのスクリプトを実行します。
dbaccess databaseName createSchema.sql
ここで、databaseName は、
例えば BPEDB など、データベースの名前です。
- スクリプト出力でファイル内の指示を参照してください。
スキーマを除去する場合は、dropSchema.sql スクリプトを使用します。
結果
Business Process Choreographer 用のデータベースが作成されます。
次の作業
親トピックのステップ 2 で構成を継続してください。