コマンド・プロンプトからインストーラーを実行すると、インストールを細かく制御できます。
コマンド・プロンプトから実行時コマンド行オプション -silent を使用してインストーラーを起動した場合、ウィザードとの対話を必要としない無人 (サイレント) インストールを実行することができます。サイレント・モードでインストーラーを実行した場合、デフォルトのセットアップ・オプションが使用されます。その他の実行時コマンド行オプションを使用すると、インストールを詳細に制御することができます。
実行時コマンド行オプションについて詳しくは、「InstallShield MultiPlatform 5 User's Guide」を参照してください。このガイドは、http://www.installshield.com/からダウンロードできます。
Linux または Solaris では、root ユーザーとしてログインしていない場合でも、ユーザーがアクセス権を持つディレクトリーに対してインストールを実行することができます。ただし、コマンド行からインストーラーを実行した場合、デフォルトでは、インストーラーは root 以外のユーザーがアクセスできない /var/log/ ディレクトリーで、ログ・ファイルの作成を試みます。そのため、root としてログインせずにインストールを実行している場合は、以下のように、-log !<directory> フラグを指定してインストーラーを実行する必要があります。
./setuplinuxia32 -log '!<directory>'
./setuplinuxia32 -log '!/home/myuser/install.log'
./setupsolaris -log '!<directory>'
./setupsolaris -log '!/home/myuser/install.log'