XMS アプリケーションは、メッセージ・プロパティーの独自のセットを作成および使用できます。アプリケーションがメッセージを送信するときには、これらのプロパティーもメッセージと一緒に伝送されます。受信側のアプリケーションは、メッセージ・セレクターを使用することにより、これらのプロパティーの値に基づいて受信するメッセージを選択することができます。
WebSphere JMS アプリケーションが、XMS アプリケーションによって送信されるメッセージを選択および処理できるようにするには、「WebSphere MQ Java の使用」の説明に従い、アプリケーション定義プロパティーの名前がメッセージ・セレクター式の識別子を形成する場合の規則に準拠している必要があります。アプリケーション定義プロパティーの値には、xmsBOOL、xmsSBYTE、xmsSHORT、 xmsINT、xmsLONG、xmsFLOAT、xmsDOUBLE、または String (または、C インターフェースを使用している場合は文字配列) の中から、いずれか 1 つのデータ型が含まれている必要があります。