WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

IConnectionFactory

アプリケーションは、接続ファクトリーを使用して接続経路を作成します。

継承の階層:
IBM.XMS.IPropertyContext
|
+----IBM.XMS.IConnectionFactory

ConnectionFactory オブジェクトの XMS 定義プロパティーのリストについては、ConnectionFactory のプロパティーを参照してください。

関連概念
接続ファクトリーおよび接続
WebSphere サービス統合バスへの接続
関連タスク
管理対象オブジェクトの作成

メソッド

メソッドの要約:
メソッド 説明
CreateConnection デフォルトのプロパティーを使用して接続ファクトリーを作成します。
CreateConnection 指定されたユーザー ID を使用して接続を作成します。

CreateConnection – 接続ファクトリーの作成 (デフォルト・ユーザー ID を使用)

インターフェース:
IConnection CreateConnection();

デフォルトのプロパティーを使用して接続ファクトリーを作成します。

接続ファクトリーのプロパティー XMSC_USERID および XMSC_PASSWORD は、設定されている場合、アプリケーションの認証に使用されます。これらのプロパティーが設定されていない場合、メッセージング・サーバーが認証なしの接続を許可しているのであれば、アプリケーションを認証せずに接続が作成されます。アプリケーションがバインディング・モードで WebSphere MQ キュー・マネージャー に接続する場合、このプロパティーは無視されます。

パラメーター:
なし
例外:
  • XMSException

CreateConnection – 接続の作成 (指定されたユーザー ID を使用)

インターフェース:
IConnection CreateConnection(String userId, String password);

指定されたユーザー ID を使用して接続を作成します。

アプリケーションの認証に、指定したユーザー ID およびパスワードが使用されます。接続ファクトリーのプロパティー XMSC_USERID および XMSC_PASSWORD は、設定されている場合、無視されます。アプリケーションがバインディング・モードで WebSphere MQ キュー・マネージャー に接続する場合、ユーザー ID およびパスワードは無視されます。

接続は停止済みモードで作成されます。 アプリケーションが Connection.start() を呼び出すまで、メッセージは配信されません。

パラメーター:
userID (入力)
アプリケーションを認証するときに使用するユーザー ID をカプセル化している String オブジェクト。NULL を指定した場合は、認証のない接続の作成が試行されます。
password (入力)
アプリケーションを認証するときに使用するパスワードをカプセル化している String オブジェクト。NULL を指定した場合は、認証のない接続の作成が試行されます。
戻り値:
Connection オブジェクト。
例外:
  • XMSException
  • XMS_X_SECURITY_EXCEPTION

継承されたプロパティーおよびメソッド


Reference topic

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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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