モニターするパフォーマンス統計の指定

管理コンソールを使用することで、パフォーマンス・モニター・インフラストラクチャーによるモニター用に 1 つの統計、複数の統計、または関連する統計のグループを指定することができます。

始める前に

このタスクを実行する前に、パフォーマンス・モニターを使用可能にしていること、およびモニター対象のイベントを少なくとも 1 度は必ず呼び出していることを確認します。

このタスクのステップ

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールのナビゲーション・ツリーで、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」をクリックします。
  3. server_name をクリックします。
  4. 「ランタイム (Runtime)」タブをクリックします。
  5. 「パフォーマンス (Performance)」の下で、「パフォーマンス・モニター・インフラストラクチャー」をクリックします。
  6. 「カスタム」を選択します。
  7. WBIStats.RootGroup (プロセス・サーバーのサービス・コンポーネント・イベントの場合) または SCAStats.RootGroup (Service Component Architecture 固有の統計の場合) を展開します。 モニター可能なすべての統計は、このグループ内にあります。プロセス・サーバーの最後の始動以降呼び出されていないためにリストされない統計もあります。
  8. パネルの左側にあるツリーからモニターする統計を選択し、右側で収集する統計を選択して、「使用可能にする」をクリックします。モニターするすべての統計に対してこの手順を繰り返します。
  9. サーバー名のリンクをクリックして、「サーバー PMI 構成 (server PMI configuration)」ページに戻ります。
  10. 「適用」または「OK」をクリックします。
  11. 「保管」をクリックします。

結果

これで、Tivoli® Performance Viewer で、選択した統計のパフォーマンスのモニターを開始できます。
注: これらの統計を表示する場合、カウンター型統計と期間型統計を混合しないでください。カウンターは累積されるため、アプリケーションによってはグラフのスケールがすぐに大きくなる可能性があります。反対に、期間型統計はシステムが各イベントを処理するのにかかる時間の平均を示すため、一定の範囲に保たれます。その結果、統計とその相対スケールの間に不均衡が生じ、ビューアー・グラフで片方のタイプの統計がスキュー表示されます。
関連タスク
Tivoli Performance Viewer によるパフォーマンス・メトリックの表示

(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. All rights reserved.
(c) Copyright IBM Japan 2006
このインフォメーション・センターでは、Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。