実行していない (停止状態の) メディエーション・モジュールを始動したり、実行中の (始動済み状態の) メディエーション・モジュールを停止したりできます。メディエーション・モジュールの状態を変更するには、モジュールのデプロイに使用するアプリケーションを始動または停止します。
始める前に
メディエーション・モジュールに使用するアプリケーションを開始または停止するには、
実動サーバーへのモジュールのインストールで説明するように、事前にそのメディエーション・モジュールを
WebSphere Process Server にデプロイしておく必要があります。デプロイすることにより、アプリケーションがアプリケーション・サーバー (またはサーバー・クラスター) にインストールされます。
このタスクを実行する理由と実行時期
メディエーション・モジュールおよび関連するコンポーネントのサービスを使用するには、関連するアプリケーションを開始します。デフォルトで、サーバーの始動時にアプリケーションが自動的に開始します。
以下の機能を使用して、アプリケーションを手動で開始または停止できます。
- 管理コンソール
- wsadmin startApplication コマンドおよび stopApplication コマンド
- ApplicationManager または AppManagement MBeans を使用する Java プログラム
メディエーション・モジュールを開始または停止するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。
注: メディエーション・モジュールは
Service Component Architecture (SCA) モジュールのタイプです。
このタスクのためのステップ
- SCA モジュールをリストします。 ナビゲーション・ペインでを展開します。
- 開始または停止する SCA モジュールのチェック・ボックスを選択します。
- 「開始」ボタンまたは「停止」ボタンをクリックします。
オプション |
説明 |
開始 |
アプリケーションを実行して、アプリケーションの状態を「開始済み」に変更します。実行しているサーバーが、アプリケーションがデプロイされているサーバーのすべてでない場合は、状態が「一部開始済み (partially started)」に変更されます。 |
停止 |
アプリケーションの処理を停止して、アプリケーションの状態を「停止済み」に変更します。 |
アプリケーションを再始動するには、再始動するアプリケーションを選択して「停止」をクリックした後、「開始」をクリックします。
結果
アプリケーションの状態が変更され、アプリケーションが開始済みまたは停止済みであることを示すメッセージがページの上部に表示されます。
次の作業
アプリケーションが存在するサーバーの始動時に自動的にアプリケーションを開始するかどうかを変更できます。WebSphere アプリケーションの開始および停止の詳細については、『
アプリケーションの始動と停止』を参照してください。