WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

WebSphere MQ キュー・マネージャーに接続するアプリケーション用のキュー・マネージャーおよびブローカーの構成

WebSphere MQ キュー・マネージャーに接続するアプリケーションを実行するには、その前にキュー・マネージャーを構成する必要があります。パブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションの場合は、追加構成が必要です。

始める前に

このタスクを開始する前に、以下を実行する必要があります。

このタスクを実行する理由および時期

WebSphere MQ JMS アプリケーションを実行するようにキュー・マネージャーおよびブローカーを構成する場合と同様に、XMS アプリケーションを実行するようにキュー・マネージャーおよびブローカーを構成します。以下のステップで、実行する必要のある操作を要約しています。

このタスクの手順

  1. キュー・マネージャーで、アプリケーションが必要とするキューを作成します。

    これを実行する方法については、「WebSphere MQ システム管理ガイド」を参照してください。

    アプリケーションが、WebSphere MQ JMS システム・キューにアクセスする必要のあるパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションである場合は、ステップ 4.a まで待機してから、キューを作成します。

  2. アプリケーションに関連付けられたユーザー ID に、キュー・マネージャーに接続する権限と、キューにアクセスするための適切な権限を付与します。

    これを実行する方法については、「WebSphere MQ システム管理ガイド」を参照してください。アプリケーションが、クライアント・モードでキュー・マネージャーに接続する場合は、「WebSphere MQ クライアント」または 「WebSphere MQ セキュリティー」も参照してください。

  3. アプリケーションがクライアント・モードでキュー・マネージャーに接続する場合は、キュー・マネージャーでサーバー接続チャネルが定義されていること、およびリスナーが開始されたことを確認してください。

    これを実行する方法については、「WebSphere MQ クライアント」を参照してください。

    キュー・マネージャーに接続するアプリケーションごとにこのステップを実行する必要はありません。1 つのサーバー接続チャネル定義および 1 つのリスナーが、クライアント・モードで接続するすべてのアプリケーションをサポートします。

  4. アプリケーションがパブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションである場合は、以下のステップを実行します。

    これらのステップは、アプリケーションおよびブローカーが、同一のキュー・マネージャーに接続することを前提としています。アプリケーションとブローカーが異なるキュー・マネージャーに接続する場合は、必要な追加構成について、「WebSphere MQ Java の使用」を参照してください。

    1. キュー・マネージャーで、WebSphere MQ に付属する MQSC コマンドのスクリプトを実行することによって、WebSphere MQ JMS システム・キューを作成します。ブローカーに関連付けられたユーザー ID が、キューへのアクセスに必要な権限を持っていることを確認してください。

      スクリプトの保管場所および実行方法については、「WebSphere MQ Javaの使用」を参照してください。

      キュー・マネージャーに対して、このステップは 1 度のみ実行する必要があります。同一の WebSphere MQ JMS システム・キューのセットが、キュー・マネージャーに接続してブローカーを使用するすべての XMS およびWebSphere MQ JMS アプリケーションをサポートすることができます。

    2. アプリケーションに関連付けられたユーザー ID に、WebSphere MQ JMS システム・キューへのアクセスに必要な権限を付与します。

      ユーザー ID が必要とする権限については、「WebSphere MQ Javaの使用」を参照してください。

    3. WebSphere Event Broker または WebSphere Message Broker のブローカーの場合は、アプリケーションが公開するメッセージを送信するキューを保守するためのメッセージ・フローを、作成およびデプロイします。

      基本的なメッセージ・フローは、公開されたメッセージを読み取る MQInput メッセージ処理ノードと、メッセージを公開する Publication メッセージ処理ノードで構成されています

      メッセージ・フローを作成およびデプロイする方法については、WebSphere Event Broker または WebSphere Message Broker インフォメーション・センターを参照してください。

      適切なメッセージ・フローが既にブローカーでデプロイされている場合は、このステップを実行する必要はありません。

結果

これで、アプリケーションを開始することができます。
関連タスク
ブローカーへのリアルタイム接続を使用するアプリケーション用のブローカーの構成
WebSphere サービス統合バスに接続するアプリケーション用のサービス統合バスの構成

Task topic

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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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