管理コンソールを使用した、失敗したメッセージの照会と再生

ここでは、処理できなかったビジネス・プロセスまたはヒューマン・タスクのメッセージの有無を確認し、メッセージが存在する場合には再生する方法について説明します。

このタスクを実行する理由と実行時期

メッセージの処理中に問題が発生すると、そのメッセージは保存キューまたは保留キューに移されます。このタスクでは、失敗したメッセージが存在するかどうかを判別する方法と、 それらのメッセージを内部キューへ再び送信する方法を説明します。

このタスクのステップ

  1. 保留キューおよび保存キューにメッセージがいくつかあるかを確認します。
    1. 「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > server_name をクリックします。
    2. 「構成」タブの「コンテナーの設定」セクションで、 以下の手順の 1 つをクリックします。
      • ビジネス・プロセスの場合: 「ビジネス・プロセス・コンテナーの設定」 > 「ランタイム構成」
      • ヒューマン・タスクの場合: 「ヒューマン・タスク・コンテナーの設定」 > 「ランタイム構成」
      保留キューおよび保存キュー上のメッセージの数が、 「一般プロパティー」に表示されます。
  2. 保留キューまたは保存キューにメッセージが含まれている場合は、 内部作業キューへメッセージを移動できます。

    以下のいずれかのオプションをクリックします。

    • ビジネス・プロセスの場合: 「保留キューの再生」および「保存キューの再生」
    • ヒューマン・タスクの場合: 「保留キューの再生」
    注: セキュリティーが使用可能になっている場合は、オペレーター権限を持つユーザーに対してのみ再生ボタンが表示されます。

結果

Business Process Choreographer は、 再生された全メッセージを再び処理しようとします。

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