セレクターやビジネス・ルールの成果物を含んだアプリケーションをインストールすると、それらの成果物は、サーバーによってデータベース・テーブルに格納されるので、ユーザーはアプリケーションを変更しなくてもそれらの成果物を動的に更新できます。
セレクターとビジネス・ルール・グループのコンポーネントは、セレクターとビジネス・ルールの成果物を保持するためにデータベースを使用します。それらの成果物は、WebSphere Integration Developer で作成され、サーバーにインストールされます。管理コンソールからセレクターに変更を加えたり、ビジネス・ルール・マネージャーからビジネス・ルールに変更を加えたりすると、最新の情報に基づいてデータベースが更新されます。EAR に含まれている元の成果物は、アプリケーションのインストール後の更新に合わせて同期することはありません。
Cloudscape を選択したスタンドアロン型のプロファイル作成では、別個の RepositoryDB が使用されます。
スタンドアロン・プロファイルまたは Network Deployment 構成 (サーバーまたはサーバー・クラスター) で使用できるデータベース・インスタンスは 1 つだけです。スタンドアロン・プロファイル内またはセル内のサーバーのすべてのセレクターとビジネス・ルールは、同じリポジトリーを使用します。 別個のセレクターやビジネス・ルールのために別個のデータベース・インスタンスを使用することはサポートされていません。
デプロイメント・マネージャー・プロファイル
Network Deployment 構成の場合は、セレクターとビジネス・ルール・グループのコンポーネントのための適切なテーブルを、セルの共通データベースにセットアップする必要があります。 デプロイメント・マネージャー内またはカスタム・プロファイル内のサーバーのすべてのセレクターとビジネス・ルールは、そのデータベースを使用します。
テーブル作成のための SQL スクリプトは、install_root/dbscripts/CommonDB/dbTypeにあります。
共通データベースのデータ・ソースが使用されます。
セレクターやビジネス・ルールを含んだアプリケーションをサーバーまたはセルからアンインストールしても、共通データベースまたは RepositoryDB データベースに格納されている成果物は除去されません。これらは、リポジトリーからのビジネス・ルールおよびセレクター・データの除去のトピックにある指示に従って、手動で除去する必要があります。
スクリプトは、共通データベースのスクリプトと同じ場所にエクスポートされます。ただし、Cloudscape を使用する場合は例外であり、スクリプトはエクスポートされません。
指定するユーザー信任状には、テーブル・スペース、テーブル、索引、およびストアード・プロシージャーを作成するのに十分な権限が必要です。
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