XMS アプリケーションは、送信対象メッセージの宛先と受信対象メッセージの送信元を指定するときに Destination オブジェクトを使用します。
XMS アプリケーションは、Destination オブジェクトを実行時に作成することも、管理対象オブジェクトのリポジトリーから事前定義の宛先を取得することもできます。
接続ファクトリーの場合と同様に、XMS アプリケーションで宛先を指定するための最も柔軟な方法は、宛先を管理対象オブジェクトとして定義する方法です。 この方法を使用すると、C、C++、.NET の各言語ならびに Java で記述されたアプリケーションが、宛先の同じ定義を共用できます。管理対象の Destination オブジェクトのプロパティーは、コードを変更せずに変更できます。
C または C++ アプリケーションの宛先は、次のいずれかの方法で作成できます。
詳しくは、Destination (C の場合) または Destination (C++ の場合) を参照してください。
URI 作成の詳細については、トピック URIおよびキュー URIを参照してください。
.NET アプリケーションの場合は、CreateTopic メソッドまたは CreateQueue メソッドを使用して宛先を作成します。これら 2 つのメソッドは、.NET API の ISession オブジェクトと XMSFactoryFactory オブジェクトの両方で使用できます。 詳細については、.NET での宛先 および IDestinationを参照してください。