WSDL ソース・ファイルからクライアント・スタブを生成したら、このスタブを使用して、Web サービス・クライアント・アプリケーションを作成することができます。
WSDL2Ws ツールは、このツールが WSDL から生成するファイルを出力ディレクトリーに配置します。デフォルトでは、ターゲット出力ディレクトリーは現行ディレクトリーですが、WSDL2Wsの実行時に -o オプションを使用して別のディレクトリーを指定することができます。 その後、Web サービス・クライアント・アプリケーション を作成するには、適切なビルド・コマンドを使用して実行可能ファイルを作成します。
以下の手順は、クライアント・スタブの作成の説明に従って、WSDL2Ws ツールで GetQuote.wsdl から生成されたクライアント・スタブの例を使用して、アプリケーションを作成するために必要な作業を示しています。 生成されたクライアント・スタブ・ファイルが <inst_dir>/samples/getQuote 親ディレクトリー内の myGetQuote サブディレクトリーにあるものとして、ここではこのスタブを使用して、Web サービス・クライアント・アプリケーションを作成することができます。
サンプル・ファイルで作業を行う際には、以下の点に注意してください。
xsd__float getQuote( char * pszStockQuoteName)
以下の手順では、ビルドする新しいプロジェクトの名前が myGetQuote で、すべてのコンポーネントが myGetQuote というディレクトリー内にあることを前提としています。myGetQuote.cpp ファイルには、クライアント・アプリケーションと自動生成された StockQuote.cpp および StockQuote.hpp が格納されています。 クライアント・アプリケーションのコードは、myGetQuote クライアント・アプリケーションのサンプル・コードに記載されています。
myGetQuote クライアント・アプリケーションをビルドするには、以下の手順を実行します。
Web サービス・クライアント・アプリケーションの作成についてのさらに詳しい情報は、クライアント APIを参照してください。
Web サービス・クライアント・アプリケーションのコーディングとビルドが終了したら、Web サービス・クライアント・アプリケーションのデプロイで説明するアプリケーションのデプロイとテストを行う準備ができたことになります。