Business Process Choreographer の使用計画

このタスクを実行する理由と実行時期

ビジネス・プロセスまたはヒューマン・タスクを含むエンタープライズ・アプリケーションをインストールする前に、ビジネス・プロセスまたはヒューマン・タスクを実行するアプリケーション・サーバーまたはクラスターごとに、ビジネス・プロセス・コンテナーおよびヒューマン・タスク・コンテナーを構成する必要があります。

このタスクのステップ

  1. Business Process Choreographer をクラスター上で使用する場合は、クラスターの計画を立ててください。 詳細については、『クラスター上のサービス・アプリケーションのインストールに関する考慮事項』を参照してください。
  2. 使用するデータベース・システムを決定します。
    • Cloudscape™; WebSphere® Process Server のこのバージョンで配布される Cloudscape Network Server では XA がサポートされないため、Business Process Choreographer で使用できるのは、リモート側でアクセスできない組み込みの Cloudscape バージョンだけです。この制限のため、Cloudscape を WebSphere の分散環境 で Business Process Choreographer のデータベース・システムとして使用することはできません。
    • DB2® UDB for Linux®、UNIX®、 および Windows®
    • DB2 for z/OS®
    • Informix® Dynamic Server
    • Microsoft® SQL Server
    • Oracle
    注: Business Process Choreographer Observer は、Cloudscape、DB2、または Oracle のいずれかのデータベースを必要とします。
  3. データベースをホストするサーバーを決定します。 データベース・サーバーがリモートである場合は、 適切なデータベース・クライアントまたは XA をサポートしているタイプ 4 の JDBC ドライバーが必要です。
  4. 使用する Java™ Message Service (JMS) プロバイダーを決定します。
    • WebSphere デフォルト・メッセージング
    • WebSphere MQ
  5. ビジネス・プロセス・コンテナーのインストール・ウィザードの設定の説明に従って設定を計画します。
  6. ヒューマン・タスク・コンテナーのインストール・ウィザードの設定の説明に従って設定を計画します。

結果

WebSphere Process Server をインストールした後、Business Process Choreographer の構成を実行できます。
関連概念
Business Process Choreographer について

(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. All rights reserved.
(c) Copyright IBM Japan 2006
このインフォメーション・センターでは、Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。