WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

インストール・ウィザードを使用した Message Service Client for C/C++ のインストール

Message Service Client for C/C++ のインストールには、InstallShield MultiPlatform 5 インストーラーが使用されます。完全インストールまたはカスタム・インストールのいずれかを選択できるように、2 つのセットアップ・オプションが使用できます。

始める前に

LinuxSolaris、および Windows では、インストール済みクライアントには 100 MB のディスク・スペースが必要です。

このタスクを実行する理由および時期

LinuxSolaris、または WindowsMessage Service Client for C/C++ をインストールするには、以下の手順を実行します。インストールのセットアップ・プロセス中の任意の時点で、「キャンセル」をクリックして、インストール・プロセスを停止することができますが、製品が実際にインストールされている間は、「キャンセル」オプションを使用できないため、注意してください。

このタスクの手順

  1. SupportPac からインストールする場合、以下のステップを完了してください。それ以外の場合は、直接ステップ 2 に進んでください。
    1. Linux では、root としてログインします。Solaris では、root としてログインします。 Windows では、管理者としてログオンします。
    2. 一時ディレクトリーを作成し、Message Service Client for C/C++ に付属する ZIP ファイルの内容をそのディレクトリーに解凍します。

      一時ディレクトリーのサブディレクトリーが作成されます。サブディレクトリーの名前は gxixms_install であり、インストールに必要なファイルが格納されています。

    3. 以下のようにしてセットアップ・ファイルを実行します。
      • Linux Linux では、gxixms_install ディレクトリーにある setuplinuxia32 というファイルを実行します。
      • Solaris Solaris では、gxixms_install ディレクトリーにある setupsolaris というファイルを実行します。
      • Windows Windows では、gxixms_install ディレクトリーにあるファイル setup.exe を実行します。

      コマンド・プロンプト・ウィンドウ内のメッセージにより、インストーラーが Java 仮想マシン (JVM) を検索し、準備していることが通知されます。Message Service Client for C/C++ がインストーラー用の JVM を提供するため、ユーザーが JVM を提供する必要はありません。

  2. インストール・ウィザードが開いて以下のメッセージを表示するまで待機します。
    Web Services Client for C++ のインストール・ウィザードへようこそ

    「次へ」をクリックします。

    ウィザードにより、ご使用条件を読むよう求められる場合があります。

  3. ご使用条件を読むことを求められた場合、ご使用条件の条項を受け入れるのであれば、「使用条件の条項に同意します (I accept the terms in the licence agreement)」をクリックしてから、「次へ」をクリックします。 Windows の場合のみ、インストーラーにより GSKit のインストール先を尋ねられます。
  4. Windows にインストールする場合は、提示されたディレクトリーに GSKit をインストールするのであれば、「次へ」ボタンをクリックします。 提示されたディレクトリーに GSKit をインストールしない場合は、別のディレクトリーを選択します。 インストール・ウィザードにより、Message Service Client for C/C++ のインストール先を尋ねられます。
  5. 提示されたディレクトリーに Message Service Client for C/C++ をインストールする場合は、「次へ」をクリックします。 提示されたディレクトリーに Message Service Client for C/C++ をインストールしない場合は、別のディレクトリーを選択します。現在存在しないディレクトリーに Message Service Client for C/C++ をインストールする場合、インストール・ウィザードによりそのディレクトリーが作成されます。

    インストール・ウィザードから、ユーザーの要求に最適なセットアップ・タイプを選択するよう求められます。

  6. 以下のようにして必要なセットアップのタイプを選択します。
    • すべてのプログラム・フィーチャーをインストールするには、「完了」をクリックします。
    • インストールするフィーチャーを選択するには、「カスタム」をクリックします。
  7. 「次へ」をクリックします。

    完全インストール・オプションを選択した場合、インストール・ウィザードは選択したインストール・オプションの詳細を表示し、ユーザーはステップ 9 の説明のようにして操作を続行することができます。カスタム・インストール・オプションを選択した場合、インストール・ウィザードからインストールするフィーチャーを尋ねられるので、ステップ 9 に進む前にステップ 8 を完了する必要があります。

  8. カスタム・インストールの場合のみ、インストールする Message Service Client for C/C++ フィーチャーを選択してから、「次へ」をクリックします。

    XMS アプリケーションを開発する場合は、必ず「開発ツールおよびサンプル (Development Tools and Samples)」フィーチャーを選択してください。このフィーチャーは、サンプル・アプリケーションを提供し、C および C++ アプリケーションをコンパイルする際に必要なライブラリーおよびヘッダー・ファイルを提供します。このフィーチャーを選択しない場合は、XMS アプリケーションを実行するために必要なファイルのみがインストールされます。

    インストール・ウィザードは、選択したインストール・オプションの詳細を表示します。

  9. 選択したインストール・オプションに問題がなければ、「次へ」をクリックしてインストールを開始します。 インストールが開始すると、「キャンセル」は選択不可となるため、注意してください。
    インストール・ウィザードに、インストールの進行状況を示すバーが表示されます。進行状況表示バーが完了するまで待機します。インストールが正常に完了すると、ウィザードに次のメッセージが表示されます。
    インストール・ウィザードにより IBM Message Service Client for C/C++ が
    正常にインストールされました。ウィザードを終了する場合は
    「終了」を選択してください。
    (The installation wizard has successfully installed IBM Message Service Client
    for C/C++. Choose Finish to exit the wizard.)
  10. 「次へ」をクリックします。 Message Service Client for C/C++ の README ファイルを表示するには、「README の表示 (View Readme)」を選択してから「次へ」をクリックします。
  11. 「終了」をクリックしてインストール・ウィザードを閉じます。

結果

これで、Message Service Client for C/C++ が正常にインストールされ、使用できるようになります。

次のタスク

XMS に付属するサンプル・アプリケーションを含め、XMS アプリケーションを実行する前に、メッセージング・サーバー環境のセットアップで説明するようにメッセージング・サーバー環境をセットアップする必要があります。

Task topic

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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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