参照のターゲットを変更すると、アプリケーションの再コンパイルおよび再インストールをしないで起こるコンポーネントの利点を生かす柔軟性がアプリケーションに提供されます。
始める前に
参照のターゲットを変更する前に、以下のことをする必要があります。
- 新規ターゲットが同じデータ・オブジェクト・タイプを使用することを確認する
- モジュールが同期的にまたは非同期的にターゲットを起動しているかを確認する
- 参照が 1 つまたは複数のサービスをターゲットにしているかを確認する
このタスクを実行する理由と実行時期
オリジナルのターゲットと同じインターフェースを持つ別のサービスがモジュールで使用できる新規または改良された機能を提供する場合、モジュールからのインポートのターゲットを変更します。
このタスクのためのステップ
- 変更している参照を含むモジュールを停止します。
- 管理コンソールを使用して、Service Component Architecture (SCA) モジュールを表示します。
「アプリケーション」>「SCA モジュール」を使用してこのパネルにナビゲートします。
- モジュールを選択し、「停止」を押します。 この表示は更新され、停止したときのアプリケーションが示されます。
- 参照のターゲット宛先を変更します。
変更を行う方法は、モジュールがターゲットを呼び出す方法によって異なります。
呼び出しのタイプ |
変更方法 |
単一ターゲット・サービス |
- 管理コンソールを使用して SCA モジュールを表示します。「アプリケーション」>「SCA モジュール」を使用してこのパネルにナビゲートします。
- 表示リストから、変更するターゲットを参照するインポートを含むモジュールを選択します。
- 「インポート」の横の正符号 (+) をクリックして、インポートのリストを展開します。
- 変更するインポートをリストから選択します。
- 「ターゲット」領域で、リストから「モジュール」を選択します。
- 「エクスポート」リストが最新表示された後で、新規ターゲットのためのエクスポートを選択します。
- 「OK」をクリックして変更を保管します。
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複数のターゲット・サービス |
- モジュールが常駐するシステムのバスを表示します。「サービス統合」>「バス」を使用してパネルにナビゲートします。
- SCA.System.cellname.Bus を選択します。
- 「宛先」をクリックしてバス用の宛先ターゲットを表示します。
- 呼び出しモジュールをターゲットに接続するインポートを表す宛先を選択します。この ID は import という語を含んでいます。
- 「コンテキスト・プロパティー (Context properties)」をクリックしてプロパティーのリストを表示します。
- リストのターゲット・プロパティーをクリックして、変更するプロパティーを選択します。
- 「コンテキスト値 (Context value)」フィールドを新規宛先ターゲットに変更します。
- 「OK」をクリックして、「コンテキスト・プロパティー (Context properties)」パネルに戻ります。
- 「OK」をクリックして変更を保管します。
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- 変更を保管します。 プロンプトが出たら、「保管」をクリックします。
次の作業
モジュールを始動し、モジュールが期待される結果を受信することを確認します。