タスク・インスタンスの中断と再開

ヒューマン・タスク・インスタンスまたは参加しているタスク・インスタンスを中断し、それらを再び再開して完了することができます。

始める前に

タスク・インスタンスは、作動可能状態または要求済み状態にすることができます。 これをエスカレートすることが可能です。 呼び出し元は、タスク・インスタンスの所有者、オリジネーター、または管理者である必要があります。

このタスクを実行する理由と実行時期

タスク・インスタンスは、実行中に中断することができます。 そうすることによって、例えば、タスクの完了に必要な情報を収集することができます。 情報が使用可能になったら、タスク・インスタンスを再開できます。

このタスクのステップ

  1. ログオン・ユーザーによって要求されたタスクのリストを取得します。
    QueryResultSet result = task.query("DISTINCT TASK.TKIID",
                                       "TASK.STATE = TASK.STATE.STATE_CLAIMED",
                                       (String)null, 
                                       (Integer)null, 
                                       (TimeZone)null);

    このアクションにより、ログオン・ユーザーによって要求されたタスクのリストを含む 照会結果セットが戻されます。

  2. タスク・インスタンスを中断します。
    if (result.size() > 0)
    {
      result.first();
      TKIID tkiid = (TKIID) result.getOID(1);
      task.suspend(tkiid);
    }

    このアクションにより、指定されたタスク・インスタンスが中断されます。 タスク・インスタンスは中断状態になります。

  3. プロセス・インスタンスを再開します。
    task.resume( tkiid );

    このアクションにより、タスク・インスタンスが中断前の状態になります。


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