サーバーの補正サービスの管理

管理コンソールを使用して、アプリケーションの始動時に、自動的に補正サービスを開始し、リカバリー・ログの場所および最大サイズを指定します。

このタスクを実行する理由と実行時期

ビジネス・プロセスがアプリケーション・サーバーで実行されるときは、そのサーバーに補正サービスが開始されている必要があります。プロセスが完了する前に、いくつかのトランザクションで行われた更新を管理するため、 補正サービスが使用されます。

管理コンソールを使用して、 アプリケーション・サーバーの補正サービスのプロパティーを表示および変更することができます。

このタスクのステップ

  1. 管理コンソールを表示します。
  2. ナビゲーション・ペインで、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > server_name をクリックします。
  3. 「構成」タブの「コンテナーの設定」の下で、「コンテナー・サービス (Container services)」 > 「補正サービス (Compensation service)」をクリックします。 このアクションにより、 パネルに補正サービス・プロパティーが表示されます。
    サーバー始動時にサービスを使用可能にする
    アプリケーション・サーバーの始動時は必ず、補正サービスの開始を試行するように指定します。

    このチェック・ボックスが選択されていることを確認します。ビジネス・プロセスを使用する際は、補正サービスが使用可能になっている必要があります。クラスターでビジネス・プロセスを実行する場合、クラスターの各サーバーで補正サービスを使用可能にする必要があります。

    リカバリー・ログ・ディレクトリー
    補正サービスがリカバリー用のログ・ファイルを保管する、 このサーバーでのディレクトリー名を指定します。補正を使用すると、WebSphere® 製品が、補正に必要な情報を保管します。
    リカバリー・ログ・ファイル・サイズ
    このアプリケーション・サーバーでの補正ログ・ファイルの最大サイズを MB 単位で指定します。
  4. オプション: 必要に応じて、補正サービス・プロパティーを変更します。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. 構成を保管するには、管理コンソール・ウィンドウのメッセージ・ボックスで 「保管」をクリックします。次に「アプリケーション・サーバーの保管 (Application Servers Save)」ペインの「保管」をクリックします。
関連概念
ビジネス・プロセスの補正

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