ロック・マネージャーはイベント順序付けのロックを処理します。esAdmin コマンドを使用すると、 ロック・マネージャーのロックのリスト、削除、またはアンロックが可能です。
esAdmin コマンドは、 ロック・マネージャーのアクティブなロックとキューに入っているロックをすべてリストできるほか、特定のモジュール、 コンポーネント、またはメソッドに関連したロックのみをリストすることもできます。
esAdmin listLocks CustMod CustCompを使用すると、CusMod モジュールの 一部である CustComp コンポーネントについて、アクティブなロックとキューに入っているロックのリストが 返されます。
ロック ID | シーケンス ID | 所有者 ID | モジュール | コンポーネント | メソッド | システム・メッセージ ID |
---|---|---|---|---|---|---|
7564504 | 2 | 695376 | CustMod | CustComp | createCust | A09- 427BE_5002 |
7564504 | 3 | 232757 | CustMod | CustComp | createCust | ADF- 053RT_5004 |
esAdmin unlock lockIdここで、lockId は esAdmin listLock または esAdmin listAll コマンドによって戻される固有のロック ID です。
このコマンドは、デッドロックが発生した場合に役立ちます。 デッドロック状態のロックを解放し、そのロックをキュー内の次のロック要求に 認可できます。
esAdmin deleteLocks moduleName宛先にイベント・メッセージの処理を再開させるには、 モジュールを再始動する必要があります。
esAdmin deleteLocks コマンドを使用するときには 十分に注意してください。指定したモジュールのすべてのロックが ロック・マネージャー・データベースから削除されます。
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