管理コンソールにおける J2EE コネクター接続ファクトリーの構成

接続ファクトリーは、アプリケーションおよびエンタープライズ情報システム (EIS) 間の通信の仲介で使用します。 管理コンソールを接続ファクトリーを管理するために使用することができます。

始める前に

スタンドアロン・リソース・アダプターを持っている場合、このタスクを実行する必要があります。組み込み WebSphere® アダプターは少し異なる処理を必要とします。 ユーザーは、管理コンソールを編集するセキュリティー権限も持つ必要があります。

このタスクを実行する理由と実行時期

アプリケーションが非リレーショナル・データベースへのアクセスを必要とする場合、JDBC プロバイダーおよびデータ・ソースではなくリソース・アダプターおよび接続ファクトリーを構成する必要があります。

このタスクのためのステップ

  1. 管理するリソース・アダプターを選択します。 管理コンソールの最上位から、以下のステップを実行します。
    1. 「リソース」を展開します。
    2. 「リソース・アダプター」を選択します。
    3. 管理する WebSphere アダプターを選択します。
  2. このアダプターの新規接続ファクトリーを作成します。

    以下のように、新規接続ファクトリーを作成します。

    1. 「追加プロパティー (Additional Properties)」の下にある「JCA 接続ファクトリー (JCA Connection Factories)」を選択します。
    2. 「新規」をクリックします。
    3. 一般的なプロパティーを指定します。
    4. 認証設定を指定します。
    5. コンポーネント管理認証、コンテナー管理認証、またはその両方の別名を選択します。
      別名が使用できない場合、 あるいは別のものを定義しようとする場合は、以下を実行します。
      1. 「適用」をクリックします。
      2. 「関連項目」の下にある「J2C 認証データ・エントリー」をクリックします。
      3. 「新規」をクリックします。
      4. 一般的なプロパティーを指定します。
      5. 「OK」をクリックします。
    6. 「OK」をクリックします。
  3. 新規に作成した接続ファクトリーの接続プール・プロパティーを変更し、接続プール・マネージャーの動作を最適化します。

    以下のように、接続プール値を変更します。

    1. 新規接続ファクトリーを選択します。
    2. 「追加プロパティー」の見出しの下の「接続プール・プロパティー」を選択します。
    3. プロパティー名をクリックして、必要な値をすべて変更します。
    4. 「OK」をクリックします。
    5. 「追加プロパティー」の下の「カスタム・プロパティー」をクリックします。
    6. 任意のプロパティー名をクリックして値を変更します。
    7. 「OK」をクリックします。
関連タスク
アプリケーション内の WebSphere アダプターの接続ファクトリーの構成

(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. All rights reserved.
(c) Copyright IBM Japan 2006
このインフォメーション・センターでは、Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。