Web サービス API の概要

Web サービス API により、Business Process Choreographer 環境で実行しているビジネス・プロセスおよびヒューマン・タスクに Web サービスを使用してアクセスするクライアント・アプリケーションを開発できます。

Business Process Choreographer Web サービス API には、次の 2 つの別個の Web サービス・インターフェース (WSDL ポート・タイプ) があります。

クライアント・アプリケーションは、Web サービス・インターフェースのいずれかまたは両方を使用できます。

Human Task Manager Web サービス API にアクセスして、関係するヒューマン・タスクを 処理するクライアント・アプリケーションの概要としては以下のようなものが考えられます。

  1. クライアント・アプリケーションは、query(...) Web サービス呼び出しを WebSphere® Process Server に対して発行します。これにより、ユーザーによって処理される参加タスクのリストを要求します。
  2. 参加タスクのリストが、SOAP/HTTP 応答エンベロープで戻されます。
  3. クライアント・アプリケーションは、claim(...) Web サービス呼び出しを発行して、いずれかの参加タスクを要求します。
  4. WebSphere Process Server は、タスクの入力メッセージを戻します。
  5. クライアント・アプリケーションは、complete(...) Web サービス呼び出しを発行して、出力メッセージまたは障害メッセージのあるタスクを完了します。

(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. All rights reserved.
(c) Copyright IBM Japan 2006
このインフォメーション・センターでは、Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。