インストール済みファイルの検査合計の検証

製品をインストールした後、または保守のインストール後には、インストール済みのファイルの検査合計を計算して、製品の部品表と照合します。

始める前に

installver_wbi コマンド・ツールをインストールするには、バージョン 6.0.1 レベル以上の WebSphere Process Server をインストールしてください。 コマンドをインストールした後、インストール済みファイルの検査合計を、提供されている部品表と比較することができます。

このタスクを実行する理由と実行時期

このトピックでは、installver_wbi コマンドを使用して、インストール済みのファイルの検査合計を計算し、その検査合計を製品の部品表と比較する方法について説明します。

また、installver_wbi ツールでは、構成済みのシステムの品目内にある各ファイルごとに新しいベースライン検査合計を計算して、その後の比較処理でファイルの変更点を示すために使用することができます。このような比較は、構成済みのシステムでのファイルの不正変更などを検出するのに役立ちます。

このツールの最も一般的な使用法は、製品の部品表をインストール済みのファイル・セットと比較することですが、その他のタスクも可能です。

このタスクのためのステップ

結果

インストール済みまたは更新済みのファイル・セットが製品の部品表と一致するという条件が満たされると、製品のインストールと検証、または製品の更新と検証が終了したことになります。

問題が検出された場合は、サポート・ページをチェックして、その問題が既知の問題であるかどうかを確認してください。

次の作業

インストールの検証が終了したら、プロファイルを作成するか、または既存の WebSphere Process Server プロファイルにアプリケーションをデプロイすることができます。

インストール、更新、および検証後の次のステップは、製品を使用することです。 詳しくは、ファースト・ステップ・コンソールの開始を参照してください。

関連タスク
構成済みファイルの品目に対する新しいベースライン検査合計の計算
デフォルトのメッセージ・ダイジェスト・アルゴリズムの変更
部品表との照合
検査合計の比較からのファイルの除外
特定のファイルおよびコンポーネントの検査合計の比較
メモリー不足の状態の処理

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