HumanTaskManagerService インターフェースは、ローカルまたはリモート・クライアントから呼び出すことができるタスク関連機能を公開します。
呼び出すことができるメソッドは、タスクの状態、およびそのメソッドが含まれているアプリケーションを使用する人物の権限によって異なります。タスク・オブジェクトを操作するための main メソッドを、以下にリストします。 これらのメソッドおよび HumanTaskManagerService インターフェースで使用可能なその他のメソッドについての詳細は、com.ibm.task.api パッケージ内の Javadoc を参照してください。
タスク・テンプレートを扱う作業には、以下のメソッドが使用可能です。
メソッド | 説明 |
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getTaskTemplate | 指定されたタスク・テンプレートを取得します。 |
createAndCallTask | 指定されたタスク・テンプレートからタスク・インスタンスを作成および実行し、同期式に結果を待機します。 |
createAndStartTask | 指定されたタスク・テンプレートからタスク・インスタンスを作成および開始します。 |
createTask | 指定されたタスク・テンプレートからタスク・インスタンスを作成します。 |
createInputMessage | 指定されたタスク・テンプレート用の入力メッセージを作成します。例えば、タスクの開始に使用できるメッセージを作成します。 |
queryTaskTemplates | データベースに保管されているタスク・テンプレートを取得します。 |
タスク・インスタンスを扱う作業には、以下のメソッドが使用可能です。
メソッド | 説明 |
---|---|
getTask | タスク・インスタンスを取得します。任意の状態のタスク・インスタンスを取得できます。 |
callTask | 親タスクを同期で開始します。 |
startTask | 既に作成済みのタスクを開始します。 |
suspend | ヒューマン・タスクまたは参加タスクを中断します。 |
resume | ヒューマン・タスクまたは参加タスクを再開します。 |
terminate | 指定されたタスク・インスタンスを終了します。親タスクを終了する場合、このアクションは、呼び出されたサービスには影響しません。 |
delete | 指定されたタスク・インスタンスを削除します。 |
claim | 処理のためタスクを要求します。 |
update | タスク・インスタンスを更新します。 |
complete | タスク・インスタンスを完了します。 |
cancelClaim | 別の潜在的な所有者が処理できるように、要求されたタスク・インスタンスをリリースします。 |
createWorkItem | タスク・インスタンスの作業項目を作成します。 |
transferWorkItem | 指定された所有者に作業項目を転送します。 |
deleteWorkItem | 作業項目を削除します。 |
エスカレーションを扱う作業には、以下のメソッドが使用可能です。
メソッド | 説明 |
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getEscalation | 指定されたエスカレーション・インスタンスを取得します。 |
タスク、タスク・テンプレート、 およびエスカレーションはすべてカスタム・プロパティーを持つことができます。このインターフェースは、 カスタム・プロパティーの値を取得および設定するための get および set メソッドを提供します。指定されたプロパティーをプロセス・インスタンスおよびアクティビティー・インスタンスに関連付けたり、指定されたプロパティーをタスク・インスタンスから取得することもできます。 カスタム・プロパティーの名前および値は、java.lang.String 型である必要があります。 次のメソッドは、タスク、タスク・テンプレート、およびエスカレーションで有効です。
メソッド | 説明 |
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getCustomProperty | 指定されたタスク・インスタンスの指定された 1 つのカスタム・プロパティーを取得します。 |
getCustomProperties | 指定されたタスク・インスタンスのカスタム・プロパティー (複数) を取得します。 |
getCustomPropertyNames | タスク・インスタンスのすべてのカスタム・プロパティーの名前を取得します。 |
setCustomProperty | 指定されたタスク・インスタンスのカスタム固有値を保管します。 |
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