追加の BPEL アクティビティー

Business Process Choreographer には、Web Services Business Process Execution Language (BPEL) invoke アクティビティーへの拡張である追加のアクティビティーのサポートが含まれています。

これらの追加アクティビティーには、 Java™ 断片アクティビティー および情報サービス・アクティビティーが含まれます。

Java 断片アクティビティー

Java 断片アクティビティー (BPEL invoke アクティビティー のスクリプト拡張) により、Java コードをプロセス・インプリメンテーションの一部として指定できます。この Java コードは、エンクロージング BPEL 環境にアクセスできます。例えば、BPEL 変数、パートナー・リンク、相関セット、およびカスタム・プロパティーを処理できます。 これらのオブジェクトは、単純なタイプを表すデータ・オブジェクト、または Java オブジェクトのいずれかです。 包含する Java メソッド内でローカル Java 変数を使用できるのと同じように、 Java 断片内で BPEL を使用できます。

情報サービス・アクティビティー

情報サービス・アクティビティーを使用すると、 IBM® Information Server およびリレーショナル・データベースと直接対話することができます。以下の種類の情報サービス・アクティビティーが 使用可能です。
情報サーバー
この種類のアクティビティーでは、Information Server で作成された情報サービスをビジネス・プロセスから 呼び出すことができます。
SQL 断片
SQL 断片により、SQL ステートメント (データ定義言語 (DDL) ステートメントを含む) をビジネス・プロセスから処理できます。 例えば、SQL select ステートメントは照会を発行し、照会結果を参照 (設定参照) 別にプロセス変数に割り当てることができます。 プロセス内のその他のアクティビティーは、すべての関連データをプロセス・スペースに移動したりする必要もなく、これらの設定参照を使用できます。
取得セット
取得セットにより、設定参照で定義されたデータをプロセス変数に読み込むことができます。 データはビジネス・オブジェクトとして戻されます。
アトミック SQL シーケンス
アトミック SQL シーケンスにより、複数の SQL 断片および取得セット・ステートメントを 情報サーバー・アクティビティーで定義できます。ステートメントは、定義された順序で 1 回のトランザクションで処理されます。

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