失敗したイベントのデータの操作

失敗した各イベントには、データが関連付けられます。多くの場合、イベントを再サブミットする前にそのデータを編集できます。失敗したイベントに関連付けられるデータの基本型は 2 つあります。イベントに関するデータとビジネス・データです。

失敗したイベントに関するデータ

失敗した各イベントには、次のデータが関連付けられます。
  • イベントの固有のメッセージ ID およびセッション ID
  • SCA コンポーネント間のサービス起動タイプ
  • イベントの発信元 (ソース) のモジュールおよびコンポーネントの名前。Failed Event Manager は、呼び出しに失敗した場所を基にしてイベントの送信元を判別します。
  • イベントの宛先モジュール、コンポーネント、およびメソッドの名前。 Failed Event Manager は、呼び出しに失敗した場所を基にしてイベントの宛先を判別します。
  • イベントが失敗した時刻
  • イベントが失敗したときにスローされた例外
このデータは編集できません。また、失敗したイベントにはトレースおよび有効期限データが関連付けられている場合があり、どちらも編集できます。

ビジネス・データ

イベントには通常ビジネス・データが含まれています。ビジネス・データはビジネス・オブジェクト内にカプセル化されている場合もありますし、ビジネス・オブジェクトに属さない単純なデータの場合もあります。 ビジネス・データは、Failed Event Manager で使用できるビジネス・データ・エディターで編集します。

関連タスク
失敗したイベントのデータのブラウズ
失敗したイベントのトレースまたは有効期限データの編集
失敗したイベントのビジネス・データの編集

(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. All rights reserved.
(c) Copyright IBM Japan 2006
このインフォメーション・センターでは、Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。