WebSphere Process Server のセキュリティーのセットアップ

WebSphere Process Server 環境を保護するために実行する最初のステップは、サーバー・プロファイルの作成時に、認証情報を指定することです。

始める前に

この操作を開始する前に、WebSphere Process Server が正常にインストールされていることが前提となります。

このタスクを行う理由とその時期

プロファイル作成の詳細は、 『WebSphere Process Server のインストール』にあります。

このタスクのステップ

  1. プロファイルの作成中は、ユーザー名とパスワードの入力を求められるごとに それらを入力します。 これらのユーザー名は、ユーザーの認証に使用する予定のユーザー・レジストリーに 存在している必要があります。デフォルトでは、このユーザー・レジストリーはローカル・オペレーティング・システムの ユーザー・レジストリーとなりますが、希望する場合は Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) を使用することも可能です。これらのコンポーネントに関連付けられるユーザーは、これらのコンポーネントに対して数種類の管理特権を持つことになります。このため、指定するユーザー名は権限を持っているユーザーである必要があります。
  2. プロファイルの作成を終了します。

    プロファイル作成ウィザードの残りのステップを完了させます。

  3. サーバーを始動します。

    サーバーは、コマンド行またはファースト・ステップ・コンソールから始動します。

  4. グローバル・セキュリティーを使用可能にします。

    グローバル・セキュリティーの使用可能化について詳しくは、 『グローバル・セキュリティーの使用可能化』を参照してください。

  5. サーバーを停止した後、再始動します。

    サーバーは、グローバル・セキュリティーが使用可能な状態で再始動されます。


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