WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

ObjectMessage

オブジェクト・メッセージとは、本体が、直列化された Java または .NET オブジェクトからなるメッセージです。

関連資料
オブジェクト・メッセージ

関数

関数の要約:
関数 説明
xmsObjectMsgGetObjectAsBytes オブジェクト・メッセージの本体を形成するオブジェクトを取得します。
xmsObjectMsgSetObjectAsBytes オブジェクト・メッセージの本体を形成するオブジェクトを設定します。

xmsObjectMsgGetObjectAsBytes – オブジェクトをバイトとして取得

インターフェース:
xmsRC xmsObjectMsgGetObjectAsBytes(xmsHMsg message,
xmsSBYTE *buffer,
xmsINT bufferLength,
xmsINT *actualLength,
xmsHErrorBlock errorBlock);

オブジェクト・メッセージの本体を形成するオブジェクトを取得します。

この関数の使用方法について詳しくは、値によりバイト配列を戻す C 関数を参照してください。

パラメーター:
message (入力)
メッセージのハンドル。
buffer (出力)
バイトの配列として戻されるオブジェクトを含むバッファー。
bufferLength (入力)
バッファーの長さ (バイト単位)。その代わりに XMSC_QUERY_SIZE を指定すると、オブジェクトは戻されませんが、actualLength パラメーターでオブジェクトの長さが戻されます。
actualLength (出力)
オブジェクトの長さ (バイト単位)。入力に NULL ポインターを指定すると、長さが戻されません。
errorBlock (入力)
エラー・ブロックのハンドルまたは NULL ハンドル。
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION
  • XMS_X_MESSAGE_NOT_READABLE_EXCEPTION
  • XMS_X_MESSAGE_EOF_EXCEPTION
注:
  1. バッファーが、オブジェクト全体を保管するのに十分な大きさではない場合、XMS は、バッファーの長さまで切り捨てられたオブジェクトを戻し、actualLength パラメーターにオブジェクトの実際の長さを設定し、エラー・コード XMS_E_DATA_TRUNCATED を戻します。
  2. オブジェクトの取得の試行中に別のエラーが発生した場合、XMS はエラーを報告しますが、actualLength パラメーターを設定しません。

xmsObjectMsgSetObjectAsBytes – オブジェクトをバイトとして設定

インターフェース:
xmsRC xmsObjectMsgSetObjectAsBytes(xmsHMsg message,
xmsSBYTE *value,
xmsINT length,
xmsHErrorBlock errorBlock);

オブジェクト・メッセージの本体を形成するオブジェクトを設定します。

パラメーター:
message (入力)
メッセージのハンドル。
value (入力)
設定されるオブジェクトを表すバイトの配列。
length (入力)
配列のバイト数。
errorBlock (入力)
エラー・ブロックのハンドルまたは NULL ハンドル。
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION
  • XMS_X_MESSAGE_NOT_WRITABLE_EXCEPTION

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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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