Oracle データベース応答ファイルは、Oracle イベント・データベースを構成するためのパラメーターを指定します。
目的
CONFIGURE_DB が true に設定され、DB_TYPE が ORACLE に設定されている場合、これらのパラメーターは、インストール応答ファイルで指定することもできます。サンプル Oracle データベース応答ファイル OracleResponseFile.txt は、Common Event Infrastructure 開発システムの profile_home/event/dbconfig/oracle ディレクトリーにあります。
パラメーター
- SERVER_NAME=server
- データベースがインストールされている WebSphere Process Server の名前。
このパラメーターは
、SHARE_DB パラメーターを server に
設定した場合にのみ使用可能です。サーバー名を指定しない場合のデフォルト値は server1 です。
- CLUSTER_NAME=
- データベースがインストールされている WebSphere Process Server が含まれるクラスターの名前。
このパラメーターは
、SCOPE パラメーターを cluster に
設定した場合にのみ使用可能です。このパラメーターは、SCOPE が cell または node の場合は無視され、SCOPE が server の場合は無効です。
- SCOPE=[server|node|cell|cluster]
- 構成したデータベースの共用の有効範囲。これは、Java Database Connectivity (JDBC) データ・ソースが
作成されている有効範囲になります。
このパラメーターはオプションです。デフォルト値は server です。
- ORACLE_HOME=path
- Oracle ホーム・ディレクトリーのパス。
- DB_NAME=name
- イベント・データベースの名前。この名前は、Oracle
システム ID (SID) として使用されます。このパラメーターはオプションです。デフォルト値は、event です。
- JDBC_PROVIDER=provider
- 構成する Java Database Connectivity (JDBC) プロバイダーの名前。この値は、WebSphere Process Server バージョン 5.1 でサポートされている JDBC ドライバーの名前である必要があります。Oracle JDBC プロバイダー (XA) ドライバーをお勧めします。
- JDBC_CLASSPATH=path
- JDBC ドライバーへのパス (ファイル名は含みません)。
- JDBC_DRIVER_TYPE=[thin|oci8]
- JDBC ドライバーのタイプ。
- DB_HOST_NAME=hostname
- データベース・サーバーのホスト名。
- DB_INSTANCE_PORT=port
- データベース・インスタンスのポート番号。
- EXECUTE_SCRIPTS=[YES|NO]
- データベース構成スクリプトを自動的に実行するかどうかを指定します。
このパラメーターを NO に設定すると、データベースを構成するスクリプトは
生成されますが実行されません。
- DB_TYPE=ORACLE
- 構成されるデータベースのタイプ。Oracle データベースの場合、これは、ORACLE でなければなりません。
- SCHEMA_NAME=CEI
- 使用するデータベース・スキーマ名。これは常に CEI となります。
- PROFILE=profile
- Oracle データベースのスキーマ・ユーザーのプロファイルを指定します。
デフォルト値は cei_profile です。
- ROLE=role
- Oracle データベースのスキーマ・ユーザーのアプリケーション・ロールを指定します。
デフォルト値は cei_role です。
- TABLE_SPACE_BASE_NAME=name
- デフォルトのテーブル・スペース名を指定します。
この名前は、18 文字以下でなければなりません。
デフォルト値は cei_ts_base です。
- TABLE_SPACE_BASE_PATH=path
- デフォルトのテーブル・スペース・パスを指定します。
デフォルト値は cei_ts_base です。
- TABLE_SPACE_BASE_INITIAL_SIZE_MB=size
- デフォルト・テーブル・スペースの初期サイズ (MB 単位) を指定します。
デフォルトのサイズは 102 MB です。
- TABLE_SPACE_NEXT_EXTENT_SIZE_MB=size
- デフォルト・テーブル・スペースの自動増分サイズ (MB 単位) を指定します。
デフォルトのサイズは 10 MB です。
- TABLE_SPACE_TEMP_NAME=temp
- 一時テーブル・スペース名を指定します。
この名前は、18 文字以下でなければなりません。
デフォルト値は cei_ts_temp です。
- TABLE_SPACE_TEMP_PATH=path
- 一時テーブル・スペースのパスを指定します。
デフォルト値は cei_ts_temp です。
- TABLE_SPACE_TEMP_SIZE_MB=size
- 一時テーブル・スペースの初期サイズ (MB 単位) を指定します。
デフォルトのサイズは 7 MB です。
- TABLE_SPACE_EXTENDED_NAME=name
- 拡張テーブル・スペース名を指定します。
この名前は、18 文字以下でなければなりません。
デフォルト値は cei_ts_extended です。
- TABLE_SPACE_EXTENDED_PATH=path
- 拡張テーブル・スペースのパスを指定します。
デフォルト値は cei_ts_extended です。
- TABLE_SPACE_EXTENDED_INITIAL_SIZE_MB=size
- 拡張テーブル・スペースの初期サイズ (MB 単位) を指定します。
デフォルトのサイズは 204 MB です。
- TABLE_SPACE_EXTENDED_NEXT_EXTENT_SIZE_MB=size
- 拡張テーブル・スペースの自動増分サイズ (MB 単位) を指定します。
デフォルトのサイズは 20 MB です。
- TABLE_SPACE_CATALOG_NAME=name
- イベント・カタログのテーブル・スペース名を指定します。
この名前は、18 文字以下でなければなりません。
デフォルト値は cei_ts_catalog です。
- TABLE_SPACE_CATALOG_PATH
- イベント・カタログのテーブル・スペース・パスを指定します。
デフォルト値は cei_ts_catalog_path です。
- TABLE_SPACE_CATALOG_INITIAL_SIZE_MB
- イベント・カタログ・テーブル・スペースの初期サイズ (MB 単位) を指定します。
デフォルトのサイズは 10 MB です。
- TABLE_SPACE_CATALOG_NEXT_EXTENT_SIZE_MB=size
- イベント・カタログ・テーブル・スペースの自動増分サイズ (MB 単位) を指定します。
デフォルトのサイズは 5 MB です。