C API の大半の関数は、戻りコードである値を戻し、エラー・ブロックのハンドルであるオプションの入力パラメーターを備えています。 このセクションでは、戻りコードとエラー・ブロックのそれぞれの役割について説明します。
アプリケーションが C 関数を呼び出した場合、そのアプリケーションはエラー・ブロックのハンドルを呼び出しの入力パラメーターとして指定できます。 呼び出しが失敗すると、XMS は、その呼び出しが失敗した理由に関する情報をエラー・ブロックに格納します。 この結果、アプリケーションはエラー・ブロックからこの情報を取り出すことができるようになります。
例外コードは、同じ環境で JMS メソッドによってスローされるJMS 例外と一致します。
XMS は、エラー・ブロックを作成してそこから情報を抽出するために、一組のヘルパー関数を提供します。 アプリケーションは、ヘルパー関数を使用してエラー・ブロックを作成し、そのハンドルを取得してから、ハンドルを入力パラメーターとして使用できる最初の関数を呼び出す必要があります。 関数呼び出しが失敗すると、アプリケーションは他のヘルパー関数を使用して、XMS がエラー・ブロックに格納したエラーに関する情報を抽出できます。 これらのヘルパー関数の詳細については、ErrorBlockを参照してください。