入力ポート設定

入力ポートには以下の構成プロパティーがあります。

有効範囲
拡張メッセージング・プロバイダーが定義される範囲。 値は構成ファイルのロケーションを表します。
名前
管理目的で使用する入力ポートの名前。 このフィールドの値はストリングにする必要があります。
JNDI 名
リソースの Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名。このフィールドの値はストリングにする必要があります。
説明
管理目的で使用する入力ポートの説明。 このフィールドの値はストリングにする必要があります。

このフィールドはオプションです。

カテゴリー
リソースの分類またはグループ化の際に使用するカテゴリー・ストリング。 このフィールドの値は、長さが 1 から 30 の間の ASCII 文字によるストリングにする必要があります。

このフィールドはオプションです。

JMS 接続ファクトリー JNDI 名
入力ポートで使用される Java Message Service (JMS) 接続ファクトリーの JNDI 名 (例えば、jms/connFactory1)。 このフィールドの値はストリングにする必要があります。
JMS 宛先 JNDI 名
入力ポートで使用される JMS 宛先の JNDI 名 (例えば、jms/destn1)。このフィールドの値はストリングにする必要があります。
JMS 肯定応答モード
メッセージの肯定応答で使用される JMS モード。このプロパティーは、Bean 管理トランザクション区分を使用するメッセージ駆動型 Bean (言い換えると、トランザクション・タイプを Bean に設定) の場合にのみ使用されます。
このフィールドの有効な値は以下のとおりです。
  • Auto Acknowledge - セッションは、次のどちらかの場合に自動的にメッセージに応答します。
    • セッションが、呼び出しから正常に戻ってメッセージを受信する場合
    • セッションがメッセージ・リスナーを呼び出してメッセージを処理し、そのリスナーから正常な応答を受け取った場合
  • Dups OK Acknowledge - セッションはメッセージの送達にのみ応答します。 このため、JMS が失敗すると、重複メッセージが送達されることになります。

デフォルト・モードは Auto Acknowledge です。

宛先タイプ
JMS リソース・タイプ。このフィールドの有効な値は以下のとおりです。
  • QUEUE - 受信側 Bean はキュー宛先からメッセージを受信します。
  • TOPIC - 受信側 Bean はキュー宛先からメッセージを受信します。

デフォルト値は QUEUE です。

サブスクリプション耐久性
JMS トピック・サブスクリプションが永続的かどうかを指定します。このフィールドの有効な値は以下のとおりです。
  • Durable - サブスクライバーは、JMS によって保存された固有の ID を持つ永続的サブスクリプションを登録します。ID が同じ後続のサブスクライバー・オブジェクトは、前のサブスクライバーが残した状態でサブスクリプションを再開します。永続的サブスクリプションのアクティブ・サブスクライバーがない場合、JMS は、メッセージを受信するかメッセージが期限切れになるまで、サブスクリプションのメッセージを保管します。
  • Nondurable - 非永続的サブスクリプションは、所有するサブスクライバーの存続時間中は持続します。 クライアントは、サブスクライバーがアクティブの間だけ、トピックで公開されたメッセージを確認します。サブスクライバーが非アクティブの場合、クライアントはそのトピックで公開されたメッセージを見逃します。

デフォルト値は Durable です。

このフィールドは、JMS 宛先タイプがトピックの場合にのみ必要です。

応答 JMS 接続ファクトリー JNDI 名
応答で使用する JMS 接続ファクトリーの JNDI 名。このフィールドの値はストリングにする必要があります。
応答 JMS 宛先 JNDI 名
応答で使用する JMS 宛先の JNDI 名。 このフィールドの値はストリングにする必要があります。

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