無効になったプロセス・テンプレートおよびタスク・テンプレートの削除

管理コマンドを使用して、データベースから、無効になったプロセス・テンプレートおよびタスク・テンプレートを削除します。

始める前に

この手順を始める前に、削除されるテンプレートが置かれているアプリケーション・サーバーが稼働している必要があります。つまり、サーバー接続が必要であるため、wsadmin-conntype none オプションは使用できません。セキュリティーが使用可能になっている場合でも、このコマンドを実行するための特殊権限は不要です。

このタスクを実行する理由と実行時期

ここで説明するメソッドを使用して、データベースから、テンプレート、 およびそのテンプレートに属するすべてのオブジェクト (WebSphere® 構成リポジトリー内に、これらのオブジェクトを含んでいる有効な対応するアプリケーションがない場合) を除去します。 この状態は、ユーザーによってアプリケーションのインストールが取り消されたか、Configuration Repository に保管されていなかった場合に発生します。 これらのテンプレートは、通常影響はありません。 これらのテンプレートは、Business Process Choreographer Explorer では表示されません。

これらのテンプレートがフィルタリングされない状況がまれに発生します。 この場合には、以下のスクリプトでデータベースから除去される必要があります。

スクリプトを使用して、データベースから有効なアプリケーションのテンプレートを除去することはできません。 対応するアプリケーションが有効な場合、この状態は検査され、ConfigurationError 例外がスローされます。

このタスクのステップ

  1. 管理スクリプトが置かれている Business Process Choreographer サブディレクトリーに 移動します。
    Windows® システムの場合は、次のように入力します。
    cd install_root¥ProcessChoreographer¥admin
    Linux® および UNIX® システムの場合は、次のように入力します。
    cd install_root/ProcessChoreographer/admin
  2. データベースから、無効になったビジネス・プロセス・テンプレート、 またはヒューマン・タスク・テンプレートを削除します。

    無効になったビジネス・プロセス・テンプレートを Windows システムで削除するには、次のコマンドのいずれかを入力します。コマンド間の相違を強調して表示しています。

    install_root¥bin¥wsadmin –lang jython -f deleteInvalidProcessTemplate.py
                             -server serverName
                             -template templateName
                             -validFrom validFromString
                             [-profileName profileName]
    
    install_root¥bin¥wsadmin –lang jython -f deleteInvalidProcessTemplate.py
                             -server serverName
                             -node nodeName
                             -template templateName
                             -validFrom validFromString
                             [-profileName profileName]
    
    install_root¥bin¥wsadmin –lang jython -f deleteInvalidProcessTemplate.py
                             -cluster clusterName
                              -template templateName
                             -validFrom validFromString
                             [-profileName profileName]

    無効になったビジネス・プロセス・テンプレートを UNIX および Linux システムで削除するには、次のコマンドのいずれかを入力します。コマンド間の相違を強調して表示しています。

    install_root/bin/wsadmin.sh –lang jython -f deleteInvalidProcessTemplate.py
                             -server serverName
                             -template templateName
                             -validFrom validFromString
                             [-profileName profileName]
    
    install_root/bin/wsadmin.sh –lang jython -f deleteInvalidProcessTemplate.py
                             -server serverName
                             -node nodeName
                             -template templateName
                             -validFrom validFromString
                             [-profileName profileName]
    
    install_root/bin/wsadmin.sh –lang jython -f deleteInvalidProcessTemplate.py
                             -cluster clusterName
                             -template templateName
                             -validFrom validFromString
                             [-profileName profileName]

    各部の意味は、次のとおりです。

    cluster clusterName
    クラスターの名前。ビジネス・プロセス・コンテナーが WebSphere クラスター用に構成されている場合は必須です。クラスター名、またはサーバー名およびノード名を指定できます。
    node nodeName
    サーバー名を指定する場合のオプション。 この名前は、ノードを示します。 デフォルトはローカル・ノードです。サーバー名およびノード名、またはクラスター名を指定できます。
    server serverName
    サーバーの名前。クラスター名が指定されていない場合は必須です。サーバー名およびノード名、またはクラスター名を指定できます。
    template templateName
    除去するプロセス・テンプレートまたはタスク・テンプレートの名前。
    validFrom validFromString
    管理コンソールの表示どおりにテンプレートが有効になった日付 (UTC 形式)。ストリングの形式は、「yyyy-MM-ddThh:mm:ss」(年、月、日、T、時、分、秒) です。例えば、2005-01-31T13:40:50 のようになります。
    nameSpace nameSpace
    タスク・テンプレートのターゲット・ネーム・スペース。
    profileName profileName
    ユーザー定義プロファイルの名前。デフォルト・プロファイルで作業していない場合、このオプションを指定します。

注: 未使用スタッフ照会のクリーンアップの スクリプトの jacl バージョン deleteInvalidTaskTemplate.jacl は、推奨されていません。 これは、ProcessChoreographer ディレクトリーの util サブディレクトリーでは 使用可能で、ここで説明しているのと同じパラメーターを使用しますが 、–lang jython オプションは省略する必要があります。

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