宛先からメッセージを受信している永続サブスクライバー用のサブスクライバー・キューの名前です。このプロパティーを設定できるのは、内容がトピックである宛先のみです。
すべての永続サブスクライバーが同じサブスクライバー・キューを共用するようにするには、共用キューの完全な名前を指定します。アプリケーションが永続サブスクライバーを作成できるようにするには、指定した名前のキューが事前に存在している必要があります。
永続サブスクライバーのそれぞれが、それぞれに固有の排他的サブスクライバー・キューからメッセージを取り出すようにするには、アスタリスク (*) で終了するキュー名を指定します。その後、アプリケーションが永続サブスクライバーを作成すると、XMS クライアントは、永続サブスクライバー専用の動的キューを作成します。XMS クライアントは、このプロパティーの値を使用して、動的キューを作成するときに使用するオブジェクト記述子の DynamicQName フィールドの内容を設定します。
このプロパティーのデフォルト値は SYSTEM.JMS.D.SUBSCRIBER.QUEUE で、これは、XMS は、デフォルトでは共用キューの方法を使用するという意味です。
このプロパティーが関連するのは、パブリッシュ/サブスクライブ・ドメインの場合に限られます。