さまざまなユーザー・グループに応じた Business Process Explorer インターフェースのカスタマイズ

デフォルトの Business Process Choreographer Explorer ユーザー・インターフェースの ナビゲーション・ペインには、事前定義ビューへのリンクがいくつか用意されています。「ユーザーの タスク」ビューは、ログイン後に表示されるデフォルト・ビューです。Business Process Choreographer システム管理者ロールのいずれかを持っていると、ナビゲーション・ペインに表示されるリンク、ユーザーのログイン後に表示されるビュー、およびビューに表示される情報を カスタマイズできます。

このタスクを実行する理由と実行時期

例えば、Business Process Choreographer Explorer のデフォルトのユーザー・インターフェースには、 ビジネス状態マシンを操作するためのビューが組み込まれていません。 事前定義ビューを追加すると、ビジネス状態マシン用のプロセス・テンプレートとプロセス・インスタンスを 操作できるようになります。

あるいは、顧客オーダーを担当するユーザーに、 顧客サービス照会を担当するユーザーとは別のインターフェースを 提供することもできます。Business Process Choreographer Explorer のインスタンスは、 特定のユーザー・グループのワークフロー・パターンに応じてカスタマイズ できます。

デフォルトのユーザー・インターフェースをカスタマイズするには、 Business Process Choreographer Explorer で次のステップを実行します。

このタスクのステップ

  1. ナビゲーション・ペインと、このインスタンスのデフォルトのログイン・ビューを カスタマイズします。
    1. タスクバーの「カスタマイズ」をクリックします。
    2. 「ナビゲーション・ツリーおよびログイン・ビューのカスタマイズ」ページで、 ナビゲーション・ペインに組み込むビューを選択し、ナビゲーション・ペインから除去するビューを 選択解除します。
    3. ユーザーが Business Process Choreographer Explorer にログインしたときに表示される ビューを選択します。

      リストには、上のステップで選択したビューと、 「ビューの定義」ページで作成したカスタマイズ・ビューが 入っています。

    4. 変更を保管するには、「保管」をクリックします。

      このインスタンスのビューをデフォルト・ビューに戻すには、「デフォルトの復元」を クリックします。このアクションで、ナビゲーション・ペインが事前定義ビューのリストに リセットされます。ナビゲーション・ペインのカスタマイズ・ビューは、このアクションの影響を 受けません。

  2. オプション: ビューをカスタマイズします。

    この Business Process Choreographer Explorer インスタンスの ビューに表示される情報は、指定できます。

    1. タスクバーの「ビューの定義」をクリックします。
    2. 「検索ビューおよび定義ビュー」ページで、 カスタマイズするビューのタイプ (例えばプロセス・テンプレート) を選択します。
    3. ビューの「検索ビューおよび定義ビュー」ページで、 そのビューに組み込むプロパティーを選択します。

      これが管理目的のタスク・インスタンス・ビューまたはプロセス・インスタンス・ビューである場合は、「管理ビュー」を選択して、ログオン・ユーザーが作業項目を持つ項目のすべてを表示し、ビューのアクション・バーに管理アクションを追加します。ログオン・ユーザーがシステム管理者である場合、システム管理者がそれらの項目の作業項目を持っているかに関係なく、検索条件と一致する項目のすべてが表示されます。

      「管理ビュー」を選択しないと、ログオン・ユーザーが閲覧する権限のある全項目が新規ビューに表示されます。

    4. 「リスト名」 フィールドにビューの表示名を入力し、「保管」をクリックします。

結果

新しいビューがナビゲーション・ペインに表示されます。ユーザー・グループのメンバーが 次に Business Process Choreographer Explorer にログインすると、新しいビューが表示されます。

関連概念
ビジネス・プロセスのための許可のロール
ヒューマン・タスクのための許可のロール

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