WebSphere Web Services Client for C++, Version 1.0.1 オペレーティング・システム: Linux, Windows

必要なハンドラー・ファイル

クライアント・サイドのハンドラーを作成する場合は、クライアント・ハンドラー・ヘッダー・ファイル、クライアント・ハンドラー・ファイル、およびクライアント・ハンドラー・ファクトリー・ファイルを作成する必要があります。Web Services Client for C++ に付属のサンプル・ファイルには、ユーザーが独自のハンドラーを作成するときの手引きとして使用できるテンプレートがあります。

クライアント・サイドのハンドラーを作成する場合は、以下のファイルを作成する必要があります。

クライアント・ハンドラー・ヘッダー・ファイル (myClientHandler.hpp)
クライアント・ハンドラー・ヘッダー・ファイルは、ハンドラー・オブジェクトを定義します。
クライアント・ハンドラー・ファイル (myClientHandler.cpp)
クライアント・ハンドラー・ファイルでは、ファクトリーでライブラリーのインスタンスが作成された後、ライブラリー・ローダーで使用可能なハンドラーの public メソッドの関数を定義し、これを保持します。
クライアント・ハンドラー・ファクトリー・ファイル (myClientHandlerFactory.cpp)
クライアント・ハンドラー・ファクトリー・ファイルでは、ライブラリーによって公開される外部メソッドの関数を定義し提供して、ライブラリー・ローダーがハンドラーのインスタンスを作成できるようにします。

クライアント・ハンドラーのサンプル・コードに、株価情報サンプルのサンプル・ハンドラー・ファイルのテンプレートを記載しています。このテンプレートには、関数は含まれていませんが、ハンドラーを AxisClient ライブラリーで使用できるようにするための必要事項を定義しています。


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Timestamp icon最終更新: 12 Jun 2006
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