このタスクを使用して、ビジネス・プロセス・コンテナー、タスク・コンテナー、Business Process Choreographer Explorer および Business Process Choreographer Observer 構成、および関連するリソースを削除します。
このタスクを実行する理由と実行時期
Business Process Choreographer 構成を削除するには、
まずすべてのプロセス・テンプレートおよびタスク・テンプレートを停止してすべてのプロセス・インスタンスおよびタスク・インスタンスを削除してから、
ビジネス・プロセスまたはヒューマン・タスクを含むすべてのエンタープライズ・アプリケーションの構成を停止して削除します。
このタスクのステップ
- Business Process Choreographer sample ディレクトリーに移動します。
Windows® プラットフォームの場合は、次のコマンドを入力します。
cd install_root¥ProcessChoreographer¥config
UNIX® および Linux® プラットフォームの場合は、次のように入力します。
cd install_root/ProcessChoreographer/config
- スクリプト bpeunconfig.jacl を実行します。 次のケースでは、該当するオプションも指定します。
Windows 上の単一サーバーの場合は、次のコマンドを使用します。
install_root¥bin¥wsadmin.bat -f bpeunconfig.jacl
-server Server -node Node
[-deleteDB deleteDatabase]
[-conntype NONE]
Windows 上のクラスターの場合は、次のコマンドを使用します。
install_root¥bin¥wsadmin.bat -f bpeunconfig.jacl
-cluster Cluster
[-conntype NONE]
UNIX 上の単一サーバーの場合は、次のコマンドを使用します。
install_root/bin/wsadmin.sh -f bpeunconfig.jacl
-server Server -node Node
[-deleteDB deleteDatabase]
[-conntype NONE]
UNIX 上のクラスターの場合は、次のコマンドを使用します。
install_root/bin/wsadmin.sh -f bpeunconfig.jacl
-cluster Cluster
[-conntype NONE]
各部の意味は、次のとおりです。- userID
- ユーザー ID。
- password
- ユーザー ID のパスワード。
- profileName
- 構成中のプロファイルの名前です。デフォルト・プロファイルを構成する場合は、これはオプションです。
- Server
- アプリケーション・サーバーの名前。サーバーが 1 つしか存在しない場合、
このパラメーターはオプションです。
- Node
- ノードの名前。これはオプションです。ノードを省略した場合は、
ローカル・ノードが使用されます。
- Cluster
- クラスターの名前。
- deleteDatabase
- Cloudscape データベースを削除するかどうかを指定するブール値。
パラメーターを省略した場合は、入力を求めるプロンプトが出されます。
- オプション: Business Process Choreographer が使用するデータベースを削除します。
Business Process Choreographer データベースおよびメッセージング・データベースの場合は、以下が適用されます。
- bpeunconfig.jacl スクリプトには、削除された構成によって使用されていたデータベースがリストされます。従って、削除するデータベースをより簡単に識別することができます。
- Cloudscape データベースが Business Process Choreographer
データベース用に使用されている場合は、実行中のアプリケーション・サーバーによってデータベースがロックされていない限り、オプションとして bpeunconfig.jacl スクリプトによりそのデータベースを削除することもできます。データベースがロックされている場合は、サーバーを停止してから -conntype NONE オプションを使用します。
- オプション: ログ・ファイル install_root/profiles/profileName/logs/bpeunconfig.log を確認します。
- 必須: WebSphere デフォルト・メッセージングが使用するデータベースを削除します。このデータベースを新規の構成で再使用することはできません。
Business Process Choreographer データベースおよびメッセージング・データベースの場合は、以下が適用されます。
- bpeunconfig.jacl スクリプトは、削除された構成が使用していたデータベースのリストを表示します。データベースのリストは install_root/profiles/profileName/logs/bpeunconfig.log ログ・ファイルにも書き込まれます。 この情報を使用して、削除の対象となるデータベースを確認します。
- Cloudscape データベースがメッセージング・データベースの場合は、実行中のアプリケーション・サーバーによってデータベースがロックされていない限り、オプションとして bpeunconfig.jacl スクリプトによりそのデータベースを削除することもできます。データベースがロックされている場合は、サーバーを停止してから -conntype NONE オプションを使用します。
- オプション: WebSphere MQ の場合のみ、Business Process Choreographer が使用するキュー・マネージャーを削除します。
- オプション: bpeunconfig.jacl では元に戻らない残りの設定を手動で元に戻します。 以下の設定は bpeunconfig.jacl スクリプトでは元に戻りません。これは、設定が他のコンポーネントによって引き続き必要とされているかどうかをこのスクリプトが判別できないためです。
- WorkAreaService の使用可能化
- ApplicationProfileService の使用可能化
- ObjectPoolService の使用可能化
- StartupBeansService の使用可能化
- CompensationService の使用可能化
- WorkareaPartitionService の使用可能化
- WebSphere セキュリティーおよび Java 2 セキュリティーの使用可能化
- WebSphere 変数の設定
- SchedulerCalendars アプリケーションのターゲット・マッピングのインストールまたは追加
- Business Process Choreographer Observer を構成した場合、次の説明に従って両方のセットアップ・スクリプト
を実行し、remove オプションを選択することによって、それをイベント・コレクターと共に削除します。
- Business Process Choreographer Event Collector の構成
- Business Process Choreographer Observer の構成
結果
Business Process Choreographer アプリケーションおよび関連するリソース (スケジューラー、データ・ソース、リスナー・ポート、接続ファクトリー、キュー宛先、活動化仕様、作業域区画、メール・セッション、認証別名など) が除去されます。