このトピックでは、サービス・コンポーネント・モニターによって生成されたログ・ファイルにある情報を解釈する方法について説明します。ログ・ファイルは、管理コンソールのログ・ビューアーで表示したり、任意の個別のテキスト・ファイル・エディターで表示したりできます。
サービス・コンポーネント・モニターによってロガーに送出されるイベントは、Common Base Event 形式でエンコードされます。ログ・ファイルへのパブリッシュ時に、イベントは XML タグ付け形式の単一の長いテキスト行として組み込まれます。これには、以下のような複数のロガー固有のフィールドも含まれます。ログに記録されたイベントの Common Base Event コーディングを復号する方法について詳しくは、この資料のイベント・カタログのセクションを参照してください。このセクションを参照することにより、ログ・ファイルの各項目に含まれる他のフィールドや、ロガーの構成時に選択したログ・ファイル用の形式がどのように構造化されるかについて理解できます。
基本形式で表示されるトレース・イベントでは、次の形式が使用されます。
<timestamp><threadId><shortName><eventType>[className][methodName]<textmessage> [parameter 1] [parameter 2]
拡張形式で表示されるトレース・イベントでは、次の形式が使用されます。
<timestamp><threadId><eventType><UOW><source=longName>[className][methodName] <Organization><Product><Component>[thread=threadName] <textMessage>[parameter 1=parameterValue][parameter 2=parameterValue]
ログ・アナライザー形式を指定することにより、WebSphere Application Server に組み込まれたアプリケーションである Log Analyzer ツールを使用して、トレース出力を開くことができます。 この形式では、Log Analyzer のマージ機能を使用できるため、2 つの異なるサーバー・プロセスのトレースを相関させる場合に便利です。
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