WebSphere Process Server のイベントをモニターするには、イベントの発生時にイベントをデータベースに取り込みます。そのために使用するのが、Common Event Infrastructure データベースです。
WebSphere Process Server の Common Event Infrastructure データベースは、スタンドアロン・プロファイルに対して作成され、Network Deployment 環境内の各 Common Event Infrastructure サーバー・インスタンスごとに作成されます。Common Event Infrastructure データベースは内部のデバイスであり、ユーザーと直接対話することはありません。Common Event Infrastructure データベースとのすべての対話は、サポートされている Common Event Infrastructure API を使用して実行する必要があります。
詳しくは、イベント・データベースの構成を参照してください。
Common Event Infrastructure データベースは、スタンドアロン・サーバー・プロファイルに対してのみ作成されるので、各サーバーごとに 1 つの DBMS インスタンスのみが存在します。
Common Event Infrastructure データベースの構成は、プロファイル・テンプレートの ANT スクリプト configCei.ant によって実行されます。このスクリプトは、Common Event Infrastructure API を呼び出します。対象の構成に必要なすべてのプロパティーは、応答ファイルで用意します。
Common Event Infrastructure データベースのプロバイダーを作成するためのスクリプトは、以下の場所に格納されます。 install_root/profiles/profilename/event/dsscripts/dbtype
コンポーネントの JNDI 名は以下のとおりです。
jndiName="jdbc/cei"
jndiName="jdbc/eventcatalog"
多数のテーブルが作成されます。対象のデータベース製品で生成されるテーブルを確認するには、生成されるスクリプトを参照してください。
install_root/profiles/profilename/event/dbscripts/dbtype
プロファイル・ウィザードで指定するユーザー信任状には、テーブル・スペース、テーブル、索引、およびストアード・プロシージャーを作成するのに十分な権限が必要です。「新規 (ローカル) データベースの作成 (Create new (local) database)」オプションを使用する場合は、新規データベースを作成するために必要な特権がユーザー ID に与えられていなければなりません。
Common Event Infrastructure についての詳しい情報は、イベント・データベースの構成で検索できます。
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