XMS と WebSphere JMS の両方によってサポートされる、メッセージの JMS 定義プロパティーが数多く用意されています。
表 1 に、XMS と WebSphere JMS の両方によってサポートされる、メッセージの JMS 定義プロパティーのリストを示します。JMS 定義プロパティーについて詳しくは、「Java Message Service Specification, Version 1.1」を参照してください。JMS 定義プロパティーは、ブローカーへのリアルタイム接続では無効です。
この表では、各プロパティーのデータ型を明示し、伝送されるメッセージに設定されるプロパティーの値を示しています。一部のプロパティーは、アプリケーションがメッセージを送信するときに、または JMSXDeliveryCount の場合にはアプリケーションがメッセージを受信するときに、XMS によって自動的に設定されます。
JMS 定義プロパティーの XMS 名 | JMS 名 | データ型 | 伝送されるメッセージに設定される値 (形式は method [class]) |
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JMSX_APPID | JMSXAppID | String | 送信 [MessageProducer] |
JMSX_DELIVERY_COUNT | JMSXDeliveryCount | xmsINT | 受信 [MessageConsumer] |
JMSX_GROUPID | JMSXGroupID | String | ストリング・プロパティーの設定 [PropertyContext] |
JMSX_GROUPSEQ | JMSXGroupSeq | xmsINT | 整数の設定プロパティー [PropertyContext] |
JMSX_USERID | JMSXUserID | String | 送信 [MessageProducer] |