WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

C でのプロパティーの取得および設定

C アプリケーションは、オブジェクトのプロパティーを取得および設定するときに、PropertyContext クラスの関数を使用します。

PropertyContext クラスには、XMS データ型ごとに、 そのデータ型を持つプロパティーの値を取得するための関数と、その値を設定するための関数が含まれています。 例えば、C アプリケーションは、関数 xmsGetIntProperty() を呼び出して整数プロパティーの値を取得し、関数 xmsSetIntProperty() を呼び出してその値を設定できます。

PropertyContext クラスの関数は、プロパティーを設定できるすべてのオブジェクトで動作できます。 各個別クラスには、そのクラスのオブジェクトのプロパティーを取得して設定するための独自の関数は含まれていません。 このため、PropertyContext クラスの関数は、汎用オブジェクト・ハンドルのみを入力として使用できます。 アプリケーションが、現在、オブジェクトの型に関連したデータ型を持つハンドルを使用してオブジェクトにアクセスしている場合、アプリケーションはオブジェクトのプロパティーを取得または設定するために、ハンドルを汎用オブジェクト・ハンドルのデータ型である xmsHObj にキャストする必要があります。汎用オブジェクト・ハンドルの詳細については、C でのオブジェクト・ハンドルを参照してください。

ErrorBlockIteratorProperty の各オブジェクトを除くすべてのオブジェクトには、プロパティーを設定できます。

アプリケーションがプロパティーの値を設定した場合、プロパティーに設定されていた以前の値は新しい値によって置き換えられます。


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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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