クラスター内での WebSphere MQ JMS リソースのカスタマイズ

クラスター内にあるビジネス・プロセス・コンテナーの接続ファクトリー・リソースをカスタマイズして WebSphere MQ JMS プロバイダーを使用するには、このタスクを使用します。

このタスクを実行する理由と実行時期

デフォルトのメッセージングを使用している場合は、このタスクを実行しないでください。WebSphere MQ JMS プロバイダーを使用している場合は、クラスター内のアプリケーション・サーバーごとに以下の手順を実行します。

このタスクのステップ

  1. 接続ファクトリー・ページを次のようにして開きます。 「リソース」 > 「JMS プロバイダー」 > 「WebSphere MQ」 > 「スコープ: サーバー」 > 「適用」 > 「WebSphere MQ 接続ファクトリー」をクリックします。
  2. ビジネス・プロセス・コンテナーの接続ファクトリー BPECF を選択し、 使用しているキュー・マネージャー構成のタイプに対してプロパティー値を設定します。
    • 中央キュー・マネージャーの場合:
      プロパティー 説明
      ホスト 中央キュー・マネージャーをホストしている サーバーのホスト名。
      ポート 中央キュー・マネージャーが使用しているポート番号。
      トランスポート・タイプ Client
      クライアント ID 使用するメッセージ・チャネル・エージェント (MCA) ユーザー ID。これは、一般にキュー・マネージャーの所有者または作成者です。通常 UNIX® および Linux® システムでは root ユーザー、Windows®システムでは管理者ユーザー ID です。
      CCSID 中央のキュー・マネージャーが Linux または UNIX システムで稼働している場合は、値 819 を使用します。中央のキュー・マネージャーが Windows システムで稼働している場合は、値 437 を使用します。
    • キュー・マネージャーのクラスターの場合:
      プロパティー 説明
      トランスポート・タイプ Bindings または Client
      キュー・マネージャー サーバーの get キュー・マネージャーの名前。

      WebSphere® MQ を使用する場合、ローカルのバインディング・トランスポート・タイプを使用すると、クライアント・トランスポート・タイプを使用した場合より処理が若干高速になりますが、ローカルの WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止するために、アプリケーション・サーバー全体を停止する必要があるという影響があります。 Client を指定する場合は、get キュー・マネージャーの ホスト名とポート番号も提供する必要があります。

  3. ビジネス・プロセス・コンテナーの接続ファクトリー BPECFC を選択し、 使用しているキュー・マネージャー構成のタイプに対してプロパティー値を設定します。
    • 中央キュー・マネージャーの場合:
      プロパティー 説明
      ホスト 中央キュー・マネージャーをホストしている サーバーのホスト名。
      ポート 中央キュー・マネージャーが使用しているポート番号。
      トランスポート・タイプ Client
      クライアント ID 使用するメッセージ・チャネル・エージェント (MCA) ユーザー ID。これは、一般にキュー・マネージャーの所有者または作成者です。通常 UNIX および Linux システムでは root ユーザー、Windows システムでは管理者ユーザー ID です。
      CCSID 中央のキュー・マネージャーが Linux または UNIX システムで稼働している場合は、 値 819 を使用します。 中央のキュー・マネージャーが Windows システムで稼働している場合は、値 437 を使用します。
    • Linux および UNIX でのキュー・マネージャーのクラスターの場合:
      プロパティー 説明
      ホスト アプリケーション・サーバー・ノードのホスト名。
      ポート このアプリケーション・サーバーの put キュー・マネージャーによって使用されるポート番号。
      トランスポート・タイプ Client
      クライアント ID 使用するメッセージ・チャネル・エージェント (MCA) ユーザー ID。これは、一般にキュー・マネージャーの所有者または作成者です。通常これは root ユーザーです。
      CCSID 819
    • Windows システムでのキュー・マネージャーのクラスターの場合:
      プロパティー 説明
      トランスポート・タイプ Bindings または Client
      キュー・マネージャー サーバーの put キュー・マネージャーの名前。

      WebSphere MQ を使用する場合、ローカルのバインディング・トランスポート・タイプを使用すると、クライアント・トランスポート・タイプを使用した場合より処理が若干高速になりますが、ローカルの WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止するために、アプリケーション・サーバー全体を停止する必要があるという影響があります。 Client を指定する場合は、put キュー・マネージャーの ホスト名とポート番号も提供する必要があります。

  4. ヒューマン・タスク・マネージャーの接続ファクトリー HTMCF を選択し、 使用しているキュー・マネージャー構成のタイプに対してプロパティー値を設定します。
    • 中央キュー・マネージャーの場合:
      プロパティー 説明
      ホスト 中央キュー・マネージャーをホストしている サーバーのホスト名。
      ポート 中央キュー・マネージャーが使用しているポート番号。
      トランスポート・タイプ Client
      クライアント ID 使用するメッセージ・チャネル・エージェント (MCA) ユーザー ID。これは、一般にキュー・マネージャーの所有者または作成者です。通常 UNIX および Linux システムでは root ユーザー、Windowsシステムでは管理者ユーザー ID です。
      CCSID 中央のキュー・マネージャーが Linux または UNIX システムで稼働している場合は、値 819 を使用します。中央のキュー・マネージャーが Windows システムで稼働している場合は、値 437 を使用します。
    • キュー・マネージャーのクラスターの場合:
      プロパティー 説明
      トランスポート・タイプ Bindings または Client
      キュー・マネージャー サーバーの get キュー・マネージャーの名前。

      WebSphere MQ を使用する場合、ローカルのバインディング・トランスポート・タイプを使用すると、クライアント・トランスポート・タイプを使用した場合より処理が若干高速になりますが、ローカルの WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止するために、アプリケーション・サーバー全体を停止する必要があるという影響があります。 Client を指定する場合は、get キュー・マネージャーの ホスト名とポート番号も提供する必要があります。

結果

ビジネス・プロセス・コンテナーの接続ファクトリーがクラスターにインストールされ、 構成されました。

次の作業

親トピックのステップ 21 で構成を継続してください。

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