WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

XMSC_WMQ_QMGR_CCSID

データ型:
xmsINT
プロパティー:
ConnectionFactory

Message Queue Interface (MQI) で定義された文字データのフィールドが XMS クライアントと WebSphere MQ クライアントとの間で交換される場合の、コード化文字セットの ID (CCSID) つまりコード・ページです。このプロパティーは、メッセージ本文の文字データのストリングには適用されません。

XMS アプリケーションがキュー・マネージャーにクライアント・モードで接続すると、XMS クライアントは WebSphere MQ クライアントにリンクします。この 2 つのクライアント間で交換される情報には、MQI で定義された文字データのフィールドが含まれます。通常の環境では、WebSphere MQ クライアントは、そのクライアントが動作しているシステムのコード・ページでこれらのフィールドが記述されていることを前提にしています。XMS クライアントが異なるコード・ページでこれらのフィールドを提供する場合や、これらのフィールドを異なるコード・ページで受信することが予想される場合は、このプロパティーを設定して WebSphere MQ クライアントに通知する必要があります。

WebSphere MQ クライアントがこれらの文字データ・フィールドをキュー・マネージャーに転送した場合は、必要に応じて、これらのフィールド内のデータを、キュー・マネージャーが使用するコード・ページに変換する必要があります。同様に、WebSphere MQ クライアントがこれらのフィールドをキュー・マネージャーから受信した場合は、必要に応じて、これらのフィールド内のデータを、XMS クライアントがデータを受信する場合に想定しているコード・ページに変換する必要があります。WebSphere MQ クライアントは、このプロパティーを使用してこれらのデータ変換を実行します。

デフォルトでは、プロパティーは設定されていません。

このプロパティーを設定することは、ネイティブの WebSphere MQ クライアント・アプリケーションをサポートしている WebSphere MQ クライアントに対して MQCCSID 環境変数を設定することと同等です。この環境変数の詳細については、「WebSphere MQ クライアント」を参照してください。


Reference topic

ご利用条件 | フィードバック (英語のみ)

Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
(C) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. All Rights Reserved.
このインフォメーション・センターでは Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)