イベント・カタログには、サービス・コンポーネント・タイプごとにモニター可能なすべてのイベントの仕様、および各イベントによって作成される、関連付けられた Common Base Event 拡張データ・エレメントが収容されています。このセクションで提供されている情報を参照資料として使用してください。それにより、個別のイベントの構造が理解できます。この知識によって、各イベントに含まれている情報を復号し、各イベントで生成される比較的大容量のデータから必要な情報を素早く識別することができます。このセクションには、Common Base Event の構造および標準エレメント、Business Process Choreographer サービス・コンポーネントおよび WebSphere Process Server 固有サービス・コンポーネントのイベント・リスト、および各イベント・タイプに固有の Common Base Event への拡張機能などの情報が含まれています。また、サービス・コンポーネントで処理されるビジネス・オブジェクトがサービス・コンポーネント・イベントに取り込まれる方法についても説明します。
指定されたタイプのイベントは、Common Event Infrastructure (CEI) バスを通って CEI サーバーまたはロガーに送出される場合、Common Base Event の形式を取ります。これは、基本的には、イベント・カタログの仕様に従って作成されたイベント・エレメントのカプセル化形式の XML です。Common Base Event には、標準エレメント、プロセス・サーバー・コンポーネント識別エレメント、イベント相関領域 ID、および各イベント・タイプに固有の追加エレメントが含まれています。これらのすべてのエレメントは、イベントがサービス・コンポーネント・モニターによって送出されたときにはいつでも、CEI サーバーまたはロガーに渡されます。ただし例外として、イベントに有効搭載量内のビジネス・オブジェクト・コードが組み込まれている場合は、イベントに組み込むビジネス・オブジェクト・データの量を指定します。
(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006. All rights reserved.
(c) Copyright IBM Japan 2006
このインフォメーション・センターでは、Eclipse テクノロジー (http://www.eclipse.org) が採用されています。