COS ネーミング・ディレクトリーに XMS からアクセスするには、JNDI ルックアップ Web サービスを WebSphere ESB サーバーでデプロイする必要があります。 この Web サービスは、COS ネーミング・サービスから取り込んだ Java 情報を、XMS アプリケーションが読み取り可能な形式に変換します。
XMS アプリケーションの内部で Web サービスを定義するために必要なことは、InitialContext オブジェクトの XMSC_IC_URL プロパティーを Web サービスのエンドポイント URL に設定することだけです。 例えば、MyServer というサーバー・ホストで Web サービスをデプロイする場合、Web サービスのエンドポイント URL の標準的な例は次のとおりです。
wsvc://MyHost:9080/SIBXJndiLookup/services/JndiLookup
XMSC_IC_URL プロパティーを設定すると、InitialContext ルックアップ呼び出しにより、定義済みのエンドポイントで Web サービスを呼び出し、さらに COS ネーミング・サービスから必要な管理対象オブジェクトを検索できます。
C、C++、.NET の各アプリケーションは、すべて Web サービスを使用できます。 サーバー・サイド・デプロイメントは、XMS C/C++ や XMS .NET と同じですが、Web サービスを呼び出す方法が異なります。