XMS クライアントがメッセージを宛先に転送する場合、メッセージの本文中の数値データをどのように表記するかを表します。個々のメッセージに対して設定した場合、このプロパティーによって宛先に指定されたエンコード方式は、JMS_IBM_ENCODING プロパティーによって無効になります。このプロパティーは、2 進整数、パック 10 進数、および浮動小数点数の表記を指定します。
このプロパティーの有効値は、メッセージ記述子の Encoding フィールドに指定できる値と同じです。Encoding フィールドの詳細については、「WebSphere MQ アプリケーション・プログラミング・リファレンス」を参照してください。
名前付き定数 | 意味 |
---|---|
MQENC_INTEGER_NORMAL | 標準の整数エンコード方式 |
MQENC_INTEGER_REVERSED | 逆方向の整数エンコード方式 |
MQENC_DECIMAL_NORMAL | 標準のパック 10 進エンコード方式 |
MQENC_DECIMAL_REVERSED | 逆方向のパック 10 進エンコード方式 |
MQENC_FLOAT_IEEE_NORMAL | 標準の IEEE 浮動小数点エンコード方式 |
MQENC_FLOAT_IEEE_REVERSED | 逆方向の IEEE 浮動小数点エンコード方式 |
MQENC_FLOAT_S390 | zSeries® (System/390®) アーキテクチャーの浮動小数点エンコード方式 |
MQENC_NATIVE | ネイティブのマシン・エンコード方式 |
このプロパティーのデフォルト値は MQENC_NATIVE です。
このプロパティーが関連するのは宛先に送信されたメッセージのみであり、宛先から受信したメッセージには関連しません。