WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

XMSC_RTT_MULTICAST

データ型:
xmsINT
プロパティー:
ConnectionFactory および Destination
URI で使用される名前:
mulicast

接続ファクトリーまたは宛先のマルチキャスト設定です。このプロパティーを設定できるのは、内容がトピックである宛先のみです。

アプリケーションがこのプロパティーを使用する目的は、以下の 2 つです。1 つは、ブローカーへのリアルタイム接続と関連してマルチキャストを使用可能にすることで、もう 1 つは、マルチキャストが使用可能になった場合に、ブローカーからメッセージ・コンシューマーにメッセージを配信するときにマルチキャストを使用する方法を正確に指定することです。このプロパティーは、メッセージ・プロデューサーによるブローカーへのメッセージ送信方法については影響しません。

プロパティーの有効値は以下のとおりです。
有効値 意味
XMSC_RTT_MULTICAST_DISABLED メッセージは WebSphere MQ Multicast Transport によってメッセージ・コンシューマーに配信されません。これは、ConnectionFactory オブジェクトのデフォルト値です。
XMSC_RTT_MULTICAST_ASCF メッセージは、メッセージ・コンシューマーに関連付けられている接続ファクトリーのマルチキャスト設定に従って、メッセージ・コンシューマーに配信されます。接続ファクトリーのマルチキャスト設定は、接続経路を作成するときに指定します。この値は Destination オブジェクトに対してのみ有効であり、Destination オブジェクトのデフォルト値になります。
XMSC_RTT_MULTICAST_ENABLED ブローカーでのマルチキャストに合わせてトピックを構成した場合、メッセージは WebSphere MQ Multicast Transport によってメッセージ・コンシューマーに配信されます。信頼性の高いマルチキャストに合わせてトピックを構成した場合は、信頼性の高いサービス品質が使用されます。
XMSC_RTT_MULTICAST_RELIABLE ブローカーでの信頼性の高いマルチキャストに合わせてトピックを構成した場合、メッセージは、信頼性の高いサービス品質を備えた WebSphere MQ Multicast Transport によってメッセージ・コンシューマーに配信されます。信頼性の高いマルチキャストに合わせてトピックを構成しなかった場合は、このトピックに対してメッセージ・コンシューマーを作成することはできません。
XMSC_RTT_MULTICAST_NOT_RELIABLE ブローカーでのマルチキャストに合わせてトピックを構成した場合、メッセージは WebSphere MQ Multicast Transport によってメッセージ・コンシューマーに配信されます。信頼性の高いマルチキャストに合わせてトピックを構成した場合でも、信頼性の高いサービス品質は使用されません。

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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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