このタスクを使用して、サーバー・クラスターのメンバーとしてサーバーを作成します。
始める前に
このタスクを実行する理由と実行時期
サーバー・クラスターでワークロードの分散にサーバーを参加させる場合は、そのサーバーのクラスター・メンバーを作成します。
クラスター・メンバーを作成するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。
このタスクのためのステップ
- ナビゲーション・ペインで、をクリックします。 「サーバー・クラスター」ページが表示され、デプロイメント・マネージャー・セルのクラスターがリストされます。
- コンテンツ・ペインで、クラスターの名前をクリックします。
- 「クラスター・メンバー」をクリックします。 「クラスター・メンバー」ページが表示され、クラスターのメンバーのリスト、メンバーが置かれているノードの説明、およびメンバーが開始、停止、または問題が発生しているかどうかの説明が表示されます。
- 「新規」をクリックし、「新規クラスター・メンバーの作成 (Create
new cluster members)」ページのステップに従います。
- 「メンバー名」では、クラスターのメンバーとして追加する新規サーバーの名前を入力します。
- 「ノードの選択」では、サーバーを稼働させるノードを選択します。
- 「ウェイト」では、サーバーのウェイトを指定します。
ウェイト値により、アプリケーション・サーバーに送信される作業量を制御します。サーバーのウェイト値がクラスター内の他のサーバーに割り当てられたウェイト値より大きい場合、そのサーバーでのワークロードの負担が大きくなります。指定できる値の範囲は 0 から 20 です。
- 「固有 HTTP ポートの生成」が選択されていることを確認します。
- 「テンプレートの選択:」の下で、defaultESBServer テンプレートを選択します。
- 「デフォルトのアプリケーション・サーバー・テンプレート」を選択します。
- ドロップダウン・リストから、defaultESBServer を選択します。
- テンプレートを選択する代わりに、既存の ESB サーバーを選択できます。
新規サーバーは、選択したサーバーのすべてのプロパティーを継承します。
- z/OS ノードを選択した場合、提供されるテンプレート名はそのプラットフォームを示します。
- 使用可能なサーバー・テンプレートについて詳しくは、サーバー・テンプレートを参照してください。
- 「適用」をクリックしてクラスター・メンバーを終了します。クラスター・メンバーはさらに追加できます。追加するすべてのクラスター・メンバーは、同じサーバー・テンプレートを基にして作成されるので、少ないステップで追加できます。
- 「次へ」をクリックします。
- 新規クラスター・メンバーの要約情報を確認し、「終了」をクリックします。
- 変更をマスター構成に保管します。構成の変更を保管する作業の一部として、「保管」ページで「保管」をクリックする前に、「ノードと変更を同期化」を選択できます。
- クラスター・メンバーのプロパティーを表示するには、クラスター・メンバー・コレクションの「メンバー名」の下でメンバーの名前をクリックします。これにより、クラスター・メンバー・コレクションが表示されます。
結果
これで、既存のサーバー・クラスターのメンバーになるアプリケーション・サーバーが作成されました。
次の作業
クラスターのプロパティーおよびローカル・トポロジーを表示できます。
をクリックします。
クラスターの構成は、ユーザーが変更できます。
「保管」をクリックせず、管理構成を保管しなかった場合は、「構成」タブと「ローカル・トポロジー」タブのみが表示されます。「ランタイム」タブを表示するには、管理構成を保管する必要があります。また上述のとおり、変更がノードと同期されていることも確認してください。
この他に、さらにクラスター・メンバーを作成したり、クラスターの開始サーバー・グループの開始したりすることができます。クラスター構成オプションについて詳しくは、『クラスターによるワークロードの平衡化』を参照してください。
スクリプトを使用してクラスター・メンバーを作成するタスクを自動化できます。クラスターでスクリプトを使用する方法について詳しくは、「スクリプトによるクラスターの作成」を参照してください。
クラスター・メンバーを管理するには、クラスター・メンバー・コレクションを使用できます。このページを使用して、クラスター・メンバーをリストし、詳細を表示したり操作したりするメンバーを選択できます。
スクリプトを使用してクラスター・メンバーを作成するタスクを自動化できます。クラスター・メンバーでスクリプトを使用する方法について詳しくは、「スクリプトによるクラスターの作成」を参照してください。