ここでは、WebSphere® MQ キュー・マネージャーおよびキューの作成方法について説明します。
始める前に
WebSphere MQ が既にインストールされている必要があります。
このタスクを実行する理由と実行時期
WebSphere MQ を外部 Java™ Message Service (JMS) プロバイダーとして使用している場合は、キュー・マネージャーとキューを作成する必要があります。
このタスクのステップ
- オプション: 実動システムを作成している場合、キュー・マネージャーがどのディスク・ドライブを使用するかについて計画します。 パーシスタント・キュー・データと WebSphere MQ ログのデフォルト・ロケーションはどちらも WebSphere MQ インストール・ディレクトリーです。デフォルト・ロケーションを使用すると、キュー・マネージャーのパフォーマンスに悪影響があります。キュー・マネージャーを作成する前に、別のディスク・ドライブを参照するようにログ・ファイルへのパスを変更します。
- WebSphere MQ クラスター・セットアップを作成しなかった場合は、次のアクションを実行します。
- ご使用のユーザー ID に WebSphere MQ キューを作成する権限があることを確認します。
- キュー・マネージャーとキューを作成します。 Windows® プラットフォームの場合は、次のように入力します。
cd install_root¥ProcessChoreographer¥config
createQueues.bat queueManager
UNIX® および Linux® プラットフォームの場合は、次のように入力します。cd install_root/ProcessChoreographer/config
createQueues.sh queueManager
ここで、queueManager は、
既存のキュー・マネージャーの名前または新規キュー・マネージャーに付ける名前です。
指定されたキュー・マネージャーが既に存在する場合は、それを使用してキューが作成されます。
キュー・マネージャーが存在しない場合は、デフォルトのキューが作成される前に作成され、開始されます。
- WebSphere MQ クラスターを使用する WebSphere クラスター・セットアップを作成する場合は、クラスター化キュー・マネージャーとキューの作成のみ実行します。
- 中央キュー・マネージャーを使用する WebSphere クラスター・セットアップを作成する場合は、次のアクションを実行します。
- WebSphere Process
Server マシンの ProcessChoreographer ディレクトリーの config サブディレクトリーから中央キュー・マネージャーをホストするサーバーへ、create queues スクリプト・ファイルをコピーします。
- 中央キュー・マネージャーが Windows ワークステーションにある場合は、ファイル createQueues.bat をコピーします。
- 管理コンソールを使用した中央キュー・マネージャーが UNIX または Linux サーバーにある場合は、ファイル createQueues.sh をコピーします。
- キュー・マネージャーをホストするサーバーで、WebSphere MQ がインストールされていることと、ご使用のユーザー ID に WebSphere MQ キューを作成する権限があることを確認します。
- キュー・マネージャーとキューを作成します。 Windows プラットフォームの場合は、次のように入力します。
cd install_root¥ProcessChoreographer¥config
createQueues.bat queueManager
Linux および UNIX プラットフォームの場合は、次のように入力します。cd install_root/ProcessChoreographer/config
createQueues.sh queueManager
ここで、queueManager は、
新規キュー・マネージャーに付ける名前です。
- 次のコマンドを入力して、新規キュー・マネージャーのリスナーを追加します。
runmqlsr -t tcp -p port -m queueManager
ここで、port は、リスナーが listen するポートです。
結果
キュー・マネージャーとキューが作成されます。
次の作業
親トピックのステップ
3 で構成を継続してください。