処理アプリケーションのデータ・ソースおよび設定参照設定の構成

特定のデータベース・インフラストラクチャーで SQL ステートメントを実行する処理アプリケーション を構成しなければならない場合があります。これらの SQL ステートメントは情報サービス・アクティビティー から来たものであるか、プロセスのインストールまたはインスタンスの開始時に実行するステートメントです。

このタスクを実行する理由と実行時期

アプリケーションをインストールする場合、次のタイプのデータ・ソースを指定できます。

SQL 断片アクティビティーの実行に必要なデータ・ソースは、タイプ tDataSource の BPEL 変数で定義されます。 SQL 断片アクティビティーが必要とするデータベース・スキーマおよびテーブル名は、 タイプ tSetReference の BPEL 変数で定義されます。これら両方の変数の初期値を構成できます。

wsadmin ツールを使用してデータ・ソースを指定できます。

このタスクのステップ

  1. wsadmin ツールを使用して処理アプリケーションを対話式にインストールします。
  2. データ・ソースおよび設定参照を更新するタスクまでステップスルーします。

    環境に合わせてこれらの設定を構成します。次の例は、以下の各タスクで変更できる例を示しています。

  3. 変更を保管します。

例: wsadmin ツールを使用したデータ・ソースと設定参照の更新

例: wsadmin ツールを使用したデータ・ソースと設定参照の更新

「データ・ソースの更新」タスクでは、 プロセスのインストール時またはプロセスの開始時に使用される初期変数値およびステートメントのデータ・ソース値 を変更できます。「設定参照の更新」タスクでは、データベース・スキーマとテーブル名 に関連した設定を構成できます。

Task[24]: データ・ソースの更新

//プロセス開始時の初期変数値のデータ・ソース値を変更する

Process name:  Test
// プロセス・テンプレートの名前
Process start or installation time:  Process start	
// プロセスの開始またはプロセスのインストール時に
//指定した値を評価するかどうかを指示する
Statement or variable:  Variable	
// データ・ソース変数を変更することを指示する
Data source name:  MyDataSource
// 変数の名前
JNDI name:[jdbc/sample]:jdbc/newName	
// JNDI 名を jdbc/newName に設定する
		
Task[25]: 設定参照の更新

// BPEL 変数の初期値として使用される設定参照値を変更する

Process name:  Test
// プロセス・テンプレートの名前
Variable:  SetRef	
// BPEL 変数名
JNDI name:[jdbc/sample]:jdbc/newName	
// 設定参照のデータ・ソースの JNDI 名を jdbc/newName に設定する
Schema name: [IISAMPLE]
// データベース・スキーマの名前
Schema prefix: []:
// スキーマ名のプレフィックス。
// この設定はスキーマ名が生成された場合にのみ適用される。
Table name: [SETREFTAB]: NEWTABLE
// データベース表の名前を NEWTABLE に設定する。
Table prefix: []:
// テーブル名のプレフィックス。
// この設定は表の名前が生成された場合にのみ適用される。
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