XMS オブジェクトには、オブジェクトの特性である属性とプロパティーを設定できます。
ただし、属性とプロパティーの実装方法は異なります。
- 属性
- オブジェクトの属性は、属性に値がない場合でも、常時存在してストレージを占有します。 この点で、属性は固定長データ構造のフィールドと概念が似ています。 その他の特徴としては、各属性はその値を設定および取得するための独自のメソッドを備えていることが挙げられます。
- プロパティー
- オブジェクトのプロパティーが存在してストレージを占有するのは、その値を設定した後だけです。
ただし、プロパティーの値を設定した後、プロパティーを削除することや、ストレージをリカバリーすることはできません。値を変更することはできます。
個々のプロパティーには、その値を設定および取得するための独自のメソッドはありません。
代わりに、XMS は、プロパティーの値を設定および取得するための汎用のメソッド一式を提供しています。