セキュリティーの追加 (.NET)

Web サービス通信は、クライアント・アプリケーションにセキュリティー・メカニズムを 組み込むことにより保護できます。

このタスクを実行する理由と実行時期

このセキュリティー・メカニズムには、ユーザー名トークン (ユーザー名とパスワード)、またはカスタム・バイナリーおよび XML ベースのセキュリティー・トークンが使用できます。

このタスクのステップ

  1. Web Services Enhancements (WSE) 2.0 SP3 for Microsoft® .NET をダウンロードしてインストールします。 これは Microsoft ダウンロード・センターから入手できます。
  2. 生成されたプロキシー・クライアント・コードを以下のように変更します。
    変更前:
    public class Export1_MyMicroflowHttpService : System.Web.Services.Protocols.SoapHttpClientProtocol {
    変更後:
    public class Export1_MyMicroflowHttpService : Microsoft.Web.Services2.WebServicesClientProtocol {
    注: この変更内容は、WSDL.exe ツールを実行して プロキシー・クライアントを再生成すると失われます。
  3. ファイルの先頭に以下の行を追加して、クライアント・アプリケーション・コードを 変更します。
        using System.Web.Services.Protocols;
        using Microsoft.Web.Services2;
        using Microsoft.Web.Services2.Security.Tokens;
        ...
                
  4. 必要なセキュリティー・メカニズムをインプリメントするコードを追加します。 例えば、 ユーザー名とパスワード保護を追加するコードは次のとおりです。
        string user = "U1";
        string pwd = "password";
        UsernameToken token =
           new UsernameToken(user, pwd, PasswordOption.SendPlainText);
    
        me._proxy.RequestSoapContext.Security.Tokens.Clear();
        me._proxy.RequestSoapContext.Security.Tokens.Add(token);

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