Message Service Clients for C/C++ and .NET は、XMS と呼ばれる API を提供します。この API は、Java Message Service (JMS) API と同じインターフェース・セットを備えています。Message Service Client for C/C++ には、C アプリケーションにより使用される実装と C++ アプリケーションにより使用される実装という 2 種類の XMS 実装があります。Message Service Client for .NET には、 .NET 準拠言語で使用できる、完全に管理された XMS 実装があります。
XMS では Point-to-Point スタイルと パブリッシュ/サブスクライブ・スタイルのメッセージング、および同期/非同期メッセージ配信がサポートされています。
アプリケーションはバインディング・モードまたはクライアント・モードのいずれかで接続できます。
アプリケーションは直接 TCP/IP 接続または HTTP over TCP/IP を使用できます。
アプリケーションとブローカーの間では、WebSphere MQ Real-Time Transport を使用してメッセージが移送されます。また、構成によっては、WebSphere MQ Multicast Transport を使用してアプリケーションへメッセージを配信できます。
WebSphere MQ キュー・マネージャーへ接続 することで、XMS アプリケーションは WebSphere MQ Enterprise Transport を使用して WebSphere Event Broker または WebSphere Message Broker のブローカーと通信できます。あるいは、XMS アプリケーションは WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーを使用することもできます。