タスクの開始後に、そのタスクに対する作業割り当ての管理が必要になる 場合があります (例えば、ワークグループのメンバー間でワークロードを効率よく 分散するため)。
作業項目は、特定の理由でのユーザーまたは ユーザー・グループに対する、タスクまたはプロセス・インスタンスなどのビジネス・エンティティーの割り当てです。割り当ての理由により、ユーザーは、可能な所有者、編集者、または管理者など、ビジネス・プロセス・シナリオでのさまざまなロールを演じることができます。
さまざまなユーザーがさまざまなロールを持つことができるので、 タスク・インスタンスには幾つかの作業項目を関連付けることができます。 例えば、John、Sarah、 Mike はすべてタスク・インスタンスの潜在的な所有者であり、Anne は 管理者です。作業項目は、この 4 人全員に対して生成されます。 John、Sarah、Mike のタスク・リストには、それぞれ自分の作業項目だけがタスク として表示されます。Anne は管理者なので、自分のタスクの作業項目を取得し、 さらに John、Sarah、Mike に対して生成された作業項目を管理できます。
場合によっては、タスクの開始後にタスク割り当てを変更する必要があります。 例えば、元の所有者から別のユーザーへ作業項目を転送します。追加の作業項目の作成や、 必要なくなった作業項目の削除を実行しなければならない場合もあります。
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