WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

String

String オブジェクトによりストリングがカプセル化されます。これはヘルパー・クラスです。

継承の階層:
なし

コンストラクター

コンストラクターの要約:
コンストラクター 説明
String ヌル・ストリングをカプセル化する String オブジェクトを作成します。
String バイトの配列を基にして String オブジェクトを作成します。
String 文字の配列を基にして String オブジェクトを作成します。

String – ストリングの作成

インターフェース:
String();

ヌル・ストリングをカプセル化する String オブジェクトを作成します。

パラメーター:
なし
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

String – (バイト配列を基にした) String の作成

インターフェース:
String(const xmsSBYTE *value,
const xmsINT length);

バイトの配列を基にして String オブジェクトを作成します。

パラメーター:
value (入力)
String オブジェクトでカプセル化されたストリングを作成するためにコピーされたバイトの配列。
length (入力)
配列のバイト数。
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

String – (文字配列を基にした) String の作成

インターフェース:
String(const xmsCHAR *value);

文字の配列を基にして String オブジェクトを作成します。

パラメーター:
value (入力)
String オブジェクトでカプセル化されたストリングを作成するためにコピーされた文字のヌル終了配列。
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

メソッド

メソッドの要約:
メソッド 説明
~String String オブジェクトを削除します。
c_str String オブジェクトでカプセル化されたストリングを指すポインターを取得します。
concatenate String オブジェクトでカプセル化されたストリングと 2 番目の String オブジェクトでカプセル化されたストリングを連結します。
equalTo String オブジェクトでカプセル化されたストリングと 2 番目の String オブジェクトでカプセル化されたストリングが等しいかどうか判別します。
get String オブジェクトでカプセル化されたストリングを取得します。
isNull String オブジェクトがヌル・オブジェクトであるかどうかを判別します。

~String – ストリングの削除

インターフェース:
virtual ~String();

String オブジェクトを削除します。

パラメーター:
なし
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

c_str – ストリングを指すポインターの取得

インターフェース:
xmsCHAR * c_str() const;

String オブジェクトでカプセル化されたストリングを指すポインターを取得します。

パラメーター:
なし
戻り値:
String オブジェクトでカプセル化されたストリングを指すポインター。
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

concatenate – ストリングの連結

インターフェース:
String & concatenate(const String & string) const;

String オブジェクトでカプセル化されたストリングと 2 番目の String オブジェクトでカプセル化されたストリングを連結します。

パラメーター:
string (入力)
2 番目の String オブジェクト。
戻り値:
連結されたストリングをカプセル化している元の String オブジェクト。
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

equalTo – ストリングの比較

インターフェース:
xmsBOOL equalTo(const String & string) const;

String オブジェクトでカプセル化されたストリングと 2 番目の String オブジェクトでカプセル化されたストリングが等しいかどうか判別します。

パラメーター:
string (入力)
2 番目の String オブジェクト。
戻り値:
  • 2 つのストリングが等しい場合は xmsTRUE です。
  • 2 つのストリングが等しくない場合は xmsFALSE です。
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

get – ストリングの取得

インターフェース:
xmsVOID get(xmsSBYTE *value,
const xmsINT length,
xmsINT *actualLength) const;

String オブジェクトでカプセル化されたストリングを取得します。

このメソッドの使用方法について詳しくは、バイト配列を戻す C++ メソッドを参照してください。

パラメーター:
value (出力)
ストリングを含むバッファー。
length (入力)
バッファーの長さ (バイト単位)。その代わりに XMSC_QUERY_SIZE を指定すると、ストリングは戻されませんが、actualLength パラメーターでストリング長が戻されます。
actualLength (出力)
ストリングの長さ (バイト単位)。入力に NULL ポインターを指定すると、長さが戻されません。
戻り値:
Void
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

isNull – ヌルであるかどうかを検査

インターフェース:
xmsBOOL isNull() const;

String オブジェクトがヌル・オブジェクトであるかどうかを判別します。

パラメーター:
なし
戻り値:
  • String オブジェクトがヌル・オブジェクトの場合は、xmsTRUE
  • String オブジェクトがヌル・オブジェクトでない場合は、xmsFALSE
スレッド・コンテキスト:
任意
例外:
  • XMS_X_GENERAL_EXCEPTION

Reference topic

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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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