ビジネス・プロセス・コンテナー用データベースの作成

ビジネス・プロセス・コンテナーにはデータベースが必要です。 このトピックでは、Business Process Choreographer 用のデータベースの作成方法を説明します。

このタスクを実行する理由と実行時期

クラスター化 Business Process Choreographer セットアップでは、1 つのデータベースがすべての クラスター・メンバーによって共有されます。非クラスター化セットアップでは、データベースは、 1 つのアプリケーション・サーバー上のビジネス・プロセス・コンテナーおよびヒューマン・タスク・コンテナーの 専用になります。

このタスクのステップ

  1. データベースをホストするサーバーで、 使用しているデータベース・システムの説明に従って、データベースを作成します。
  2. ローカル・データベースなしで Business Process Choreographer を実行する各サーバーでは、リモート・データベースをアクセス可能にする必要があります。
    1. 適切なデータベース・クライアントまたは Java™ Database Connectivity (JDBC) ドライバーをアプリケーション・サーバーをホストするサーバーにインストールします。
    2. タイプ 4 JDBC Driver を使用していない場合は、 データベース・クライアントに既知の新規データベースを作成する必要があります。
      Cloudscape の場合
      Business Process Choreographer は、リモート・アクセスをサポートしない 組み込みバージョンの Cloudscape だけをサポートしているので、アクションは必要ありません。 Cloudscape Network Server は、XA サポートがないため、サポートされません。
      DB2 Universal Database™ の場合
      データベースはカタログされ、別名でアクセス可能です。
      Informix Dynamic Server の場合
      タイプ 4 JDBC プロバイダーだけがサポートされるので、このステップは適用されません。
      Microsoft SQL Server の場合
      タイプ 4 JDBC プロバイダーのみがサポートされるので、このステップは適用されません。
      Oracle の場合
      TCP ネット・サービス名 (TNS) が、データベースへアクセスするために使用されます。
    3. データベースへの接続をテストします。
      1. 「リソース」 > 「JDBC プロバイダー」をクリックします。
      2. 必要に応じて別の有効範囲を選択し、「適用」をクリックします。 クラスター化された Business Process Choreographer 構成の場合は、データ・ソースをクラスター・レベルまたはサーバー・レベルで定義できます。非クラスター化構成の場合、データ・ソースはサーバー・レベルで定義します。
      3. provider_name > 「データ・ソース」をクリックします。
      4. 適切なデータ・ソース BPEDataSourcedatabase を探します。 例えば、BPEDataSourceCloudscape などです。
      5. データ・ソースのチェック・ボックスを選択して、「テスト接続」をクリックします。
      6. テスト接続が正常であったことを示すメッセージが表示されます。

結果

Business Process Choreographer データベースが作成され、 アプリケーション・サーバーおよびデプロイメント・マネージャーをホストするサーバーからアクセスできるようになりました。

次の作業

親トピックのステップ 4 で構成を継続してください。

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