Business Process Choreographer および Network Deployment

Business Process Choreographer を Network Deployment 環境で使用する場合の特別な考慮事項について説明します。

Network Deployment (ND) を使用する場合は、以下の点を考慮する必要があります。

デプロイメント・マネージャーには Business Process Choreographer データベースへのアクセス権が必要

デプロイメント・マネージャーには、セル内にあるビジネス・プロセス・コンテナーおよびヒューマン・タスク・コンテナーが使用するすべての Business Process Choreographer データベースへのアクセス権が必要です。 適切なデータベース・クライアントまたは JDBC ドライバーをデプロイメント・マネージャーをホストする コンピューターにインストールし、JDBC プロバイダーのクラスパスの WebSphere 環境変数を デプロイメント・マネージャーのノード・スコープに設定する必要があります。 以下の図に、この構成を示します。

この図は、異なるサーバー上に存在する Process Choreographer データベースにデプロイメント・マネージャーがどのようにアクセスするかを示しています。

Business Process Choreographer をクラスター上にインストールする前に

Service Component Architecture アプリケーションをサポートするサーバーまたはクラスターの作成』に記載されているとおりにクラスターを作成してあることを確認します。

Business Process Choreographer のクラスター上へのインストールおよび構成後に必要なカスタマイズ

キュー・マネージャーの WebSphere® MQ クラスターを使用するクラスター化セットアップを作成している場合は、何らかの手動カスタマイズを実行して、Business Process Choreographer の各インスタンスがそれ専用のキュー・マネージャーを使用するようにしなければなりません。 必要な操作は、『ビジネス・プロセス・コンテナーの構成』で説明します。

Business Process Choreographer によるクラスタリング使用の詳細については、『クラスタリングに合わせた Business Process Choreographer のシナリオ』を参照してください。

ビジネス・プロセスとヒューマン・タスクのいずれかまたはその両方を含むアプリケーションをインストールする前に

アプリケーションをインストールする前に、アプリケーションのインストール先にするサーバーが稼働していることを確認します。 少なくとも 1 つのサーバーは、Java™ Naming and Directory Interface (JNDI) 名を解決する目的で稼働している必要があります。

関連概念
Business Process Choreographer について
クラスタリングに合わせた Business Process Choreographer のシナリオ

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