宛先は、アプリケーションが送信するメッセージの送信先であるか、アプリケーションが受け取るメッセージの送信元であるか、またはその両方です。
Destination オブジェクトの XMS 定義プロパティーのリストについては、Destination のプロパティーを参照してください。
関数 | 説明 |
---|---|
xmsDestCreate | 指定された URI (Uniform Resource Identifier) を使用して、宛先を作成します。 |
xmsDestCreateByType | 指定された宛先タイプおよび名前を使用して、宛先を作成します。 |
xmsDestCreateTemporaryByType | 一時宛先を作成します。 |
xmsDestDispose | 宛先を削除します。 |
xmsDestGetName | 宛先名を取得します。 |
xmsDestGetTypeId | 宛先のタイプを取得します。 |
xmsDestToString | 宛先の名前を、URI (Uniform Resource Identifier) の形式で取得します。 |
xmsRC xmsDestCreate(xmsCHAR *URI, xmsHDest *destination, xmsHErrorBlock errorBlock);
指定された URI (Uniform Resource Identifier) を使用して、宛先を作成します。URI によって指定されなかった宛先のプロパティーは、デフォルト値を使用します。
宛先がキューである場合、この関数は、メッセージング・サーバーにキューを作成しません。アプリケーションがこの関数を呼び出すためには、その前にキューを作成する必要があります。
xmsRC xmsDestCreateByType(xmsDESTINATION_TYPE destinationType, xmsCHAR *destinationName, xmsHDest *destination, xmsHErrorBlock errorBlock);
指定された宛先タイプおよび名前を使用して、宛先を作成します。
宛先がキューである場合、この関数は、メッセージング・サーバーにキューを作成しません。アプリケーションがこの関数を呼び出すためには、その前にキューを作成する必要があります。
xmsRC xmsDestCreateTemporaryByType(xmsDESTINATION_TYPE destinationType, xmsHSess session, xmsHDest *destination, xmsHErrorBlock errorBlock);
一時宛先のスコープは接続です。接続によって作成されたセッションのみが、一時宛先を使用できます。
一時宛先は、明示的に削除されるまで、あるいは接続が終了するまで存続します。
一時宛先について詳しくは、一時宛先を参照してください。
xmsRC xmsDestDispose(xmsHDest *destination, xmsHErrorBlock errorBlock);
宛先がキューである場合、そのキューが XMS 一時キューとして作成されていない限り、この関数はメッセージング・サーバー内のキューを削除しません。
アプリケーションが、既に削除されている宛先を削除しようとした場合、呼び出しは無視されます。
xmsRC xmsDestGetName(xmsHDest destination, xmsCHAR *destinationName, xmsINT length, xmsINT *actualLength, xmsHErrorBlock errorBlock);
この関数の使用方法について詳しくは、値によりストリングを戻す C 関数を参照してください。
xmsRC xmsDestGetTypeId(xmsHDest destination, xmsDESTINATION_TYPE *destinationType, xmsHErrorBlock errorBlock);
xmsRC xmsDestToString(xmsHDest destination, xmsCHAR *destinationName, xmsINT length, xmsINT *actualLength, xmsHErrorBlock errorBlock);
宛先の名前を、URI (Uniform Resource Identifier) の形式で取得します。
この関数の使用方法について詳しくは、値によりストリングを戻す C 関数を参照してください。