チュートリアル: サービス・コンポーネント・イベントのロギング

このチュートリアルでは、ロガーにパブリッシュされるサービス・コンポーネント・イベント・モニターのセットアップ方法、およびログ・ファイルに記録されたイベントの表示方法について例を使用して説明します。この例のシナリオにより、プロセス・サーバーにすでにデプロイされ稼働しているアプリケーションで、モニターするサービス・コンポーネント・イベント・ポイントを選択する方法を示します。ここでは、アプリケーションの処理がそれらのイベント・ポイントのいずれかに到達した場合常にモニター機能がイベントを送出する仕組みについて知ることができます。送出される各イベントは標準化された Common Base Event 形式をとり、XML ストリングとしてログ・ファイルに直接パブリッシュされます。

このチュートリアルの目的

このチュートリアルを完了すれば、次の操作を実行できるようになります。
  • モニターするサービス・コンポーネント・イベント・ポイントおよびプロセス・サーバーのロガーにパブリッシュされる出力を選択する。
  • ログ・ファイルに保管されているイベントを表示する。

このチュートリアルを完了するのに必要な時間

このチュートリアルを完了するには、およそ 15 分から 20 分かかります。

前提条件

このチュートリアルを実行するには、次の条件を満たす必要があります。
  • プロセス・サーバーを構成および始動済みである。
  • Common Event Infrastructure が構成済みであること。
  • プロセス・サーバーの診断トレース・サービスが使用可能に設定されている。
  • プロセス・サーバーでサンプル・ギャラリー・アプリケーションがインストールおよび始動済みである。
  • プロセス・サーバーでビジネス・ルール・サンプル・アプリケーションがインストールおよび始動済みである。「サンプル・ギャラリー」ページの指示に従って、ビジネス・ルール・サンプル・アプリケーションをセットアップし、実行します。
これらのすべての前提条件が満たされたら、チュートリアルに進む前に、少なくとも 1 度サンプル・ギャラリーからビジネス・ルール・サンプル・アプリケーションを実行してください。
関連概念
サービス・コンポーネント・イベント・ログ・ファイルの表示と解釈
イベント・カタログ
関連タスク
診断トレース・サービスの使用可能化
関連情報
サンプル (サンプル・ギャラリー) へのアクセス
Common Event Infrastructure の管理

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