WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

JMS_IBM_ENCODING

データ型:
xmsINT
プロパティー:
Message

XMS クライアントがメッセージを目的の宛先に転送する場合、メッセージの本文中の数値データをどのように表記するかを表します。このプロパティーは、XMSC_WMQ_ENCODING プロパティーによって宛先に指定されたすべてのエンコード方式に優先します。このプロパティーは、2 進整数、パック 10 進数、および浮動小数点数の表記を指定します。

このプロパティーの有効値は、メッセージ記述子の Encoding フィールドに指定できる値と同じです。Encoding フィールドの詳細については、「WebSphere MQ アプリケーション・プログラミング・リファレンス」を参照してください。

アプリケーションは、以下の名前付き定数を使用してプロパティーを設定できます。
名前付き定数 意味
MQENC_INTEGER_NORMAL 標準の整数エンコード方式
MQENC_INTEGER_REVERSED 逆方向の整数エンコード方式
MQENC_DECIMAL_NORMAL 標準のパック 10 進エンコード方式
MQENC_DECIMAL_REVERSED 逆方向のパック 10 進エンコード方式
MQENC_FLOAT_IEEE_NORMAL 標準の IEEE 浮動小数点エンコード方式
MQENC_FLOAT_IEEE_REVERSED 逆方向の IEEE 浮動小数点エンコード方式
MQENC_FLOAT_S390 zSeries® (System/390®) アーキテクチャーの浮動小数点エンコード方式
MQENC_NATIVE ネイティブのマシン・エンコード方式
プロパティーの値を設定するため、アプリケーションは、以下に示す 3 つの定数を合計できます。
  • 2 進整数の表記を指定するための、名前が MQENC_INTEGER で始まる定数
  • パック 10 進整数の表記を指定するための、名前が MQENC_DECIMAL で始まる定数
  • 浮動小数点数の表記を指定するための、名前が MQENC_FLOAT で始まる定数
あるいは、アプリケーションは、その値が環境に依存する MQENC_NATIVE にプロパティーを設定できます。

デフォルトでは、プロパティーは設定されていません。

アプリケーションがサービス統合バスに接続している場合、このプロパティーは関係ありません。


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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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