認証

グローバル・セキュリティーがオンになっている場合は、クライアントは認証される必要があります。

クライアントが、認証されていない状態で保護されたアプリケーションにアクセスしようとすると、例外が生成されます。

表 1 に、WebSphere Process Server コンポーネントを呼び出す一般的なクライアント、およびクライアントのタイプごとに利用可能な認証オプションを示します。
表 1. さまざまなクライアント用の認証オプション
クライアント 認証オプション
Web サービス・クライアント WS-Security/SOAP 認証を使用できます。  
Web クライアントまたは HTTP クライアント HTTP 基本認証 (ブラウザーがクライアントにユーザー名とパスワードを求めるプロンプトを表示します)。 これらのクライアントは、JSP、Servlet、および HTML 文書を参照します。
Java クライアント JAAS。  
すべてのクライアント SSL クライアント認証。  

WebSphere Process Server インフラストラクチャーの コンポーネントの中には、データベースおよびメッセージング・エンジンにアクセスする場合の ランタイム・コードの認証に使用する、認証別名を持つものがあります。これらの Business Process Choreographer および Common Event Infrastructure の認証別名については、 後続のトピックで説明します。WebSphere Process Server インストーラーは、ユーザー名とパスワードを収集して認証別名を作成します。

一部のランタイム・コンポーネントには、runAs ロールで構成されるメッセージ駆動型 Bean (MDB) が 組み込まれています。WebSphere Process Server インストーラーは、runAs ロールのユーザー名とパスワードを収集します。


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