ブローカーへのリアルタイム接続を使用するアプリケーションを実行するには、その前にブローカーを構成する必要があります。
始める前に
このタスクを開始する前に、以下を実行する必要があります。
- アプリケーションが、稼働中のブローカーにアクセスできることを確認します。
- アプリケーションが使用する接続ファクトリーで、プロパティーがブローカーへのリアルタイム接続用に適切に設定されていることを確認します。接続ファクトリーのプロパティーについて詳しくは、ConnectionFactory のプロパティーを参照してください。
このタスクを実行する理由および時期
WebSphere MQ JMS アプリケーションを実行するようにブローカーを構成する場合と同様に、
XMS アプリケーションを実行するようにブローカーを構成します。以下のステップで、実行する必要のある操作を要約していますが、詳細については、
WebSphere Event Broker または
WebSphere Message Broker インフォメーション・センターを参照してください。
このタスクの手順
- ブローカーがメッセージを listen および公開する TCP/IP ポートからメッセージを読み取るためのメッセージ・フローを作成およびデプロイします。
以下のいずれかの方法で、これを実行することができます。
- Real-timeOptimizedFlow メッセージ処理ノードを含むメッセージ・フローを作成します。
- Real-timeInput メッセージ処理ノードおよび Publication メッセージ処理ノードを含むメッセージ・フローを作成します。
リアルタイム接続に使用されるポートを listen するには、Real-timeOptimizedFlow または Real-timeInput ノードを構成する必要があります。
XMS では、リアルタイム接続のデフォルト・ポート番号は 1506 です。
適切なメッセージ・フローが既にブローカーでデプロイされている場合は、このステップを実行する必要はありません。
- WebSphere MQ Multicast Transport を使用するアプリケーションにメッセージが配信されるようにする必要がある場合は、マルチキャストを使用可能にするようにブローカーを構成します。信頼性の高いマルチキャストを行うように構成する必要のあるトピックに、信頼性の高いサービス品質を指定して、マルチキャスト対応にする必要のあるトピックを構成します。
- アプリケーションがブローカーへの接続時にユーザー ID およびパスワードを提供し、ブローカーがこの情報を使用してアプリケーションを認証するようにしたい場合は、単純な telnet に類似したパスワード認証を行うようにユーザー・ネーム・サーバーおよびブローカーを構成します。
結果
これで、アプリケーションを開始することができます。