WebSphere Message Service Clients for C/C++ and .NET, Version 1.2 オペレーティング・システム: Linux, Windows

XMS 環境変数を使用したトレース構成

アプリケーション構成ファイルを使用する方法の代替方法として、XMS 環境変数を使用してトレースをオンにできます。これらの環境変数は、アプリケーション構成ファイルにトレース指定がない場合にのみ使用できます。

XMS .NET アプリケーションのトレースを構成するには、アプリケーションを実行する前に以下の環境変数を設定します。

表 1. .NET トレースの環境変数設定
環境変数 デフォルト 設定 意味
XMS_TRACE_ON 適用外 適用外: この変数の値は無視されます。 XMS_TRACE_ON が設定されている場合、デフォルトではすべてのトレースが使用可能になります。
XMS_TRACE_FILE_PATH 現行作業ディレクトリー /dirpath/ トレースと FFDC レコードの書き込み先ディレクトリーのパス。

代替ロケーションを指定しない限り、XMS は FFDC とトレース・ファイルを現行作業ディレクトリーに作成します。代替ロケーションを指定するには、環境変数 XMS_TRACE_FILE_PATH に、XMS による FFDC およびトレース・ファイルの作成先ディレクトリーの完全修飾パス名を設定します。トレースするアプリケーションを開始する前に、この環境変数を設定しておく必要があります。 また、アプリケーションを実行するユーザー ID に、XMS が FFDC およびトレース・ファイルを作成するディレクトリーへの書き込み権限があることを確認しておく必要もあります。

XMS_TRACE_FORMAT BASIC BASIC、 ADVANCED 必須トレース・フォーマット (BASIC または ADVANCED) を指定します。デフォルト・フォーマットは BASIC です。ADVANCED フォーマットには、トレース・アナライザー・ツールとの互換性があります。
XMS_TRACE_SPECIFICATION 適用外 アプリケーション構成ファイルを使用したトレース構成を参照してください。 アプリケーション構成ファイルを使用したトレース構成で指定されているフォーマットに従うトレース指定をオーバーライドします。
関連概念
アプリケーション構成ファイルを使用したトレース構成

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Timestamp icon最終更新: 8 Jun 2006
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