管理コンソールを使用したサービス・コンポーネント・イベント・モニターの構成

管理コンソールを使用して、モニター機能がサービス・コンポーネント・イベントを Common Event Infrastructure サーバーにパブリッシュするように動的に指定することができます。

始める前に

ロガーの場合と同様に、診断トレース・サービスを使用可能にする必要があります。サーバーの再始動後、モニターするイベントを 1 回呼び出し、モニター可能なイベントのリストに表示されるようにします。

このタスクを使用する理由とその時期

モニター対象のイベントを選択するこの方法は、プロセス・サーバーにデプロイ済みのアプリケーションに対して使用します。アプリケーションと共にプロセス・サーバーにデプロイされた .mon ファイルに指定されているイベントは、ここでの変更に関係なく、Common Event Infrastructure (CEI) データベースによってモニターされます。このようなイベントの場合は、CEI データベースに収集およびパブリッシュするための詳細レベルの値を大きくするだけで済みます。CEI データベースにパブリッシュされる出力は、ロガーによってパブリッシュされる出力に非常によく似ています。

このタスクのステップ

  1. ナビゲーション・ペインで、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」をクリックします。
  2. 作業で使用するサーバーの名前をクリックします。
  3. 「トラブルシューティング」の下で、「ロギングおよびトレース (Logging and tracing)」 をクリックします。
  4. 「ログ詳細レベルの変更 (Change Log Detail levels)」をクリックします。
  5. コンポーネント、パッケージ、およびグループのリストに、稼働中のサーバーに現在登録されているすべてのコンポーネントが表示されます。少なくとも 1 回呼び出されたプロセス・サーバー・イベントのみがこのリストに表示されます。ログ可能なすべてのプロセス・サーバー・イベントは、WBILocationMonitor.CEI という名前で始まるいずれかのコンポーネントの下にリストされます。
    • 構成を静的に変更するには、「構成」タブをクリックします。
    • 構成を動的に変更するには、「ランタイム (Runtime)」タブをクリックします。
  6. モニターするイベントまたはイベント・グループを選択します。
  7. イベントごとに収集する情報の詳細レベルをクリックします。
    注: CEI イベントの場合、FINE、FINER、および FINEST レベルのみが有効です。
  8. 「適用」をクリックし、次に「保管」をクリックします。
  9. 「OK」をクリックします。
  10. 構成を静的に変更した場合は、変更を有効にするためにプロセス・サーバーを再始動する必要があります。

結果

モニター対象イベントの結果は、Common Base Event Browser で表示できます。
関連タスク
診断トレース・サービスの使用可能化
関連情報
Common Base Event ブラウザーでのイベントの表示

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