XMS には多数のサンプル・アプリケーションが用意されています。 サンプルは、各 API の一般的な機能の概要を示します。これらのサンプル・アプリケーションを使用して、 インストールとメッセージング・サーバーのセットアップ状態を確認できます。また、各自でアプリケーションを作成する際のガイダンスとしても利用できます。
サンプルは、API 全体ではなく、一部の最も一般的な機能の使用法の概要を把握できるようにすることを目的としています。サンプル・アプリケーションは、 XMS の将来のリリースで変更されることがあります。
各自でアプリケーションを作成する方法についてガイダンスが必要な場合は、最初にサンプル・アプリケーションを使用します。サンプル・ソース・コードを参照し、アプリケーションに必要な各オブジェクト (接続ファクトリー、接続、セッション、宛先、およびプロデューサーまたはコンシューマー (あるいはこの両方)) を作成するために必要な主要ステップと、アプリケーションの動作を指定するために必要な特定のプロパティーを設定するために必要な主要ステップを特定します。追加情報については、XMS アプリケーションの書き込みを参照してください。
表 1 に、 XMS に付属の 3 つのサンプル・アプリケーション・セットを示します。 API ごとに 1 つのセットがあります。
サンプル名 | 説明 |
---|---|
SampleConsumerC SampleConsumerCPP SampleConsumerCS |
キューまたはトピックからのメッセージをコンシュームするメッセージ・コンシューマー・アプリケーション。 |
SampleProducerC SampleProducerCPP SampleProducerCS |
キューまたはトピックへのメッセージを作成するメッセージ・プロデューサー・アプリケーション。 |
SampleConfigC SampleConfigCS |
構成アプリケーション。このアプリケーションにより、ファイル・ベースの管理対象オブジェクト・リポジトリーを作成し、このリポジトリーに特定の接続設定の接続ファクトリーと宛先を保管できます。この管理対象オブジェクト・リポジトリーは、各サンプル・コンシューマー・アプリケーションおよびサンプル・プロデューサー・アプリケーションで使用できます。 |
各種 API に対応するサンプルでは同一の機能がサポートされていますが、構文が異なります。
各アプリケーションのソース・バージョンとコンパイル・バージョンの両方が提供されています。
サンプルは以下のいずれかのモードで作動します。
すべてのサンプルは相互に互換性があるため、言語間での相互協調処理が可能です。例えば SampleConsumerCPP アプリケーションは、サンプル ProducerCS アプリケーションと相互協調処理可能です。
Message Service Client for C/C++ のサンプル・アプリケーションのインストール先を確認するには、以下を参照してください。
Message Service Client for .NET のサンプル・アプリケーションのインストール先を確認するには、Windows (.NET) にインストールされているもの を参照してください。