アプリケーションは、キュー・ブラウザーを使用してキューのメッセージを参照します。このとき、メッセージは除去されません。
xms::PropertyContext | +----xms::QueueBrowser
メソッド | 説明 |
---|---|
close | キュー・ブラウザーを閉じます。 |
getEnumeration | キュー上のメッセージのリストを取得します。 |
getHandle | C アプリケーションがキュー・ブラウザーにアクセスするときに使用するハンドルを取得します。 |
getMessageSelector | キュー・ブラウザーのメッセージ・セレクターを取得します。 |
getQueue | キュー・ブラウザーに関連付けられたキューを取得します。 |
isNull | QueueBrowser オブジェクトがヌル・オブジェクトであるかどうかを判別します。 |
Iterator getEnumeration() const;
このメソッドは、Message オブジェクトのリストをカプセル化するイテレーターを戻します。リスト内の Message オブジェクトの順序は、メッセージがキューから取り出される順序と同じです。 アプリケーションはイテレーターを使用して、各メッセージを順番に参照できます。
メッセージがキューに入れられるとき、およびメッセージがキューから除去されるときに、イテレーターが動的に更新されます。アプリケーションがキュー上の次のメッセージを参照するために Iterator.getNext() を呼び出すたびに、戻されるメッセージはキューの現在の内容を反映しています。
アプリケーションが、特定のキュー・ブラウザーに対してこのメソッドを複数回呼び出した場合、呼び出すたびに新しいイテレーターが戻されます。したがって、アプリケーションは複数のイテレーターを使用してキューのメッセージを参照し、キュー内の複数の位置を維持することができます。