プロファイル・ウィザードを使用したプロファイルの作成

プロファイル・ウィザードのグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用して、スタンドアロン・サーバー・プロファイル、デプロイメント・マネージャー・プロファイル、またはカスタム・プロファイルを作成できます。

始める前に

この手順を実行する前に、プロファイルの作成または拡張に関する前提条件で、プロファイルを作成または拡張するための前提条件リストを必ず確認します。

重要: WebSphere Process Server のプロファイル・ウィザードや WebSphere Application Server または WebSphere Application Server Network Deployment のプロファイル作成ウィザードの 2 つのインスタンスを 1 組のコア製品ファイルに対して同時に実行することはできません。プロファイルを並行して作成しようとすると、 警告が出されます。この警告パネルが表示されたら、別のプロファイル作成操作や拡張操作が実行されているかどうかを確認してください。
  • 実行されている場合は、完了するまで待つ必要があります。
  • 実行されていない場合は、ディレクトリー install_root/properties にファイル profileRegistry.xml_LOCK があれば、それを削除してください。 その後、プロファイル・ウィザードを実行できます。
重要: プロファイル・ウィザードの言語は、システムのデフォルト言語によって決まります。 デフォルト言語がサポートされる言語ではない場合、英語として使用されます。システムのデフォルト言語をオーバーライドするには、コマンド行からプロファイル・ウィザードを開始し、java user.language 設定を使用して以下のようにデフォルト言語を置き換えます。
  • Icon indicating Linux platforms Icon indicating UNIX platforms Linux および UNIX プラットフォームの場合: install_root/java/bin/java -Duser.language=locale -cp install_root/bin/ProfileCreator_wbi/pcat.jar run
  • Icon indicating Windows platforms Windows プラットフォームの場合: install_root¥java¥bin¥java -Duser.language=locale -cp install_root¥bin¥ProfileCreator_wbi¥pcat.jar run
例えば、Linux システム上でドイツ語のプロファイル・ウィザードを開始するには、以下のように入力します。
install_root/java/bin/java -Duser.language=de -cp install_root/  ¥
bin/ProfileCreator_wbi/pcat.jar run

このタスクを実行する理由と実行時期

次のステップを実行して、プロファイルを作成します。

このタスクのためのステップ

  1. WebSphere Process Server プロファイル・ウィザードを開始します。 ウィザードはいくつかの方法で開始できます。
    • すべてのプラットフォーム上で、ファースト・ステップ・コンソールから開始できます。ファースト・ステップ・コンソールを開始する方法については、ファースト・ステップ・コンソールの開始を参照してください。
    • Icon indicating Windows platforms Windows プラットフォームの場合: Windows の「スタート」メニューから開始するか、コマンド install_root¥bin¥ProfileCreator_wbi¥pcatWindows.exe を実行します。
    • Icon indicating Linux platforms Icon indicating UNIX platforms Linux および UNIX プラットフォームの場合: install_root/bin/ProfileCreator_wbi ディレクトリーにある適切なコマンドを実行します。 コマンドの名前は、プラットフォームごとに異なります。
      • Icon indicating AIX platforms AIX プラットフォームの場合: ./pcatAIX.bin
      • Icon indicating HP-UX platforms HP-UX プラットフォームの場合: ./pcatHPUX.bin
      • Icon indicating Linux platforms Linux x86 32 ビット・プラットフォームの場合: ./pcatLinux.bin
      • Icon indicating Linux platforms Linux x86 64 ビット・プラットフォームの場合: ./pcat.bin
      • Icon indicating Linux platforms Linux zSeries 31 ビットおよび 64 ビット・プラットフォームの場合: ./pcatLinux390.bin
      • Icon indicating Linux platforms Linux Power プラットフォームの場合: ./pcatLinuxPPC.bin
      • Icon indicating Solaris platforms Solaris SPARC プラットフォームの場合: ./pcatSolaris.bin
      • Icon indicating Solaris platforms Solaris x86 64 ビット・プラットフォームの場合: ./pcatSolarisx86_64.bin
    重要: Linux および UNIX プラットフォームの install_root/bin/ProfileCreator ディレクトリー、および Windows プラットフォームの install_root¥bin¥ProfileCreator ディレクトリーに存在している類似した pct コマンドは実行しないでください。このコマンドを実行すると、(WebSphere Process Server プロファイルではなく) WebSphere Application Server プロファイルが作成されます。
    「ようこそ」パネルが表示されます。
  2. 「ようこそ」パネルで「次へ」を選択します。 以下のパネルのいずれかが表示されます。
    • WebSphere Application Server または WebSphere Application Server Network Deployment プロファイルが存在する場合は、「既存プロファイルの検出」パネルが表示されます。この手順では、既存のプロファイルを WebSphere Process Server プロファイルに拡張するのではなく、新規プロファイルを作成することを想定しています。 新規プロファイルを作成するには、「新しい WebSphere Process Server プロファイルの作成」を選択し、「次へ」を選択します。 どちらの WebSphere Application Server 製品がインストールされているかによって、以下のいずれかのパネルが表示されます。
      • WebSphere Application Server がインストールされている場合、スタンドアロン・サーバー・プロファイルのみ作成できるため、「プロファイル名」パネルが表示されます。スタンドアロン・サーバー・プロファイルを構成する場合は、スタンドアロン・サーバー・プロファイルの構成に進んでください。
      • WebSphere Application Server Network Deployment がインストールされている場合は、まず、「プロファイル・タイプの選択」パネルから、作成するプロファイルのタイプを選択する必要があります。ステップ 3 に進んでください。
    • プロファイルが存在せず、WebSphere Application Server がインストールされている場合は、スタンドアロン・サーバー・プロファイルのみ作成できるため、「プロファイル名」パネルが表示されます。スタンドアロン・サーバー・プロファイルを構成する場合は、スタンドアロン・サーバー・プロファイルの構成に進んでください。
    • プロファイルが存在せず、WebSphere Application Server Network Deployment がインストールされている場合は、まず、「プロファイル・タイプの選択」パネルから、作成するプロファイルのタイプを選択する必要があります。ステップ 3 に進んでください。
  3. 作成するプロファイルのタイプに対応したラジオ・ボタンを選択します。「次へ」を選択します。 以下のパネルのいずれかが表示されます。
    • スタンドアロン・サーバーまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成する場合は、「プロファイル名」パネルが表示されます。
    • カスタム・プロファイルを作成する場合は、「フェデレーション」パネルが表示されます。
  4. プロファイルの作成を構成し完了させるために、次のいずれかに進みます。

結果

これで、指定したタイプの新規稼働環境 (スタンドアロン・サーバー、デプロイメント・マネージャー、または管理対象ノード) を定義するプロファイルを構成する準備ができました。


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