ビジネス状態マシンのプロセス・インスタンス用ビューのカスタマイズ

ビジネス状態マシンのプロセス・インスタンスには、 事前定義ビューが用意されていますが、このタイプのプロセス・インスタンス用に独自のビューを 定義することもできます。

始める前に

カスタマイズ・ビューを作成するには、BPCSystemAdministrator 権限が必要です。

このタスクのステップ

  1. タスクバーの「ビューの定義」をクリックします。
  2. 「検索ビューおよび定義ビュー」ページで、 「プロセス・インスタンスの検索ビューおよび定義ビュー」を選択します。
  3. 「カスタム・プロパティー」タブをクリックします。
    1. 以下の設定でカスタム・プロパティーを追加します。

      「プロパティー名」フィールドに generatedBy「プロパティー値」フィールドに BusinessStateMachine と入力します。

    2. 必要に応じて他のカスタム・プロパティーを追加します。
  4. 「リスト・プロパティー」タブをクリックします。
    1. 「照会プロパティーのリスト列」で、以下の照会プロパティーを追加します。
      • ビジネス状態情報をビューに追加するには、「プロパティー名」フィールドに name「変数名」フィールドに DisplayState「ネーム・スペース」フィールドに tns を入力します。ここで、tns は、-process のサフィックスが付けられたビジネス状態マシンのターゲット・ネーム・スペースです。 また、「表示名」フィールドに列の表示名を指定します。
      • 相関情報をビューに追加するには、「プロパティー名」フィールド、「変数名」フィールド、「ネーム・スペース」フィールドに該当する情報を入力します。これらの値は、ビジネス状態マシンの定義から派生します。また、「表示名」フィールドで列の表示名を指定します。
        プロパティー名
        ビジネス状態マシンに定義した相関プロパティーの名前です。
        変数名
        相関セットが着信パラメーターによって初期化される場合、変数名は以下の形式になります。
        operation_name_Input_operation_parameter_name	
        ここで、operation_name は、初期状態からの移行操作の名前です。
        相関セットが発信パラメーターによって初期化される場合、変数名は以下の形式になります。
        operation_name_Output_operation_parameter_name	
        ネーム・スペース
        照会プロパティーのネーム・スペース。ここで、tns は、-process のサフィックスが付けられたビジネス状態マシンのターゲット・ネーム・スペースです。
    2. 他のカスタム・プロパティーまたは照会プロパティーを追加するか、 選択した列のリストに列を追加するか、リストから列を除去します。
  5. 「リスト名」フィールドに照会の名前を入力し、 「保管」をクリックします。
  6. ナビゲーション・ペインにビューを追加します。
    1. タスクバーの「カスタマイズ」をクリックします。
    2. 「ナビゲーション・ツリーおよびログイン・ビューのカスタマイズ」ページで、 新しいビジネス状態マシン・ビューを選択します。
    3. 変更を保管するには、「保管」をクリックします。

結果

ビジネス状態マシン・ビューへのリンクが、ナビゲーション・ペインの 「プロセス・インスタンス」グループに追加されます。ユーザーが次回 Business Process Choreographer Explorer に ログインすると、このビューが表示されます。


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