保管照会文のパラメーター

保管照会文は、データベースに保管 され、名前で識別される照会のことです。 照会が実行されると、修飾するタプルが動的にアセンブルされます。保管照会文を再使用可能にするために、 実行時に解決されるパラメーターを照会定義で使用できます。

例えば、顧客名を保管するカスタム・プロパティーを定義したとします。 特定の顧客 ACME Co. に関連したタスクを戻すように、照会を定義することができます。 この情報を照会する場合、照会内の where 文節は以下の例のようになります。
String whereClause =
  "TASK.STATE = TASK.STATE.STATE_READY
  AND WORK_ITEM.REASON = WORK_ITEM.REASON.REASON_POTENTIAL_OWNER
  AND TASK_CPROP.NAME = 'company' AND TASK_CPROP.STRING_VALUE = 'ACME Co.'";
顧客 BCME Ltd. も検索できるようにこの照会を再使用可能にするには、カスタム・プロパティーの値に対してパラメーターを使用できます。 パラメーターをタスク照会に追加する場合、以下の例のようになります。
String whereClause =
  "TASK.STATE = TASK.STATE.STATE_READY
  AND WORK_ITEM.REASON = WORK_ITEM.REASON.REASON_POTENTIAL_OWNER
  AND TASK_CPROP.NAME = 'company' AND TASK_CPROP.STRING_VALUE = '@param1'";
@param1 パラメーターは、query メソッドに受け渡されるパラメーターのリストから、実行時に解決されます。 以下の規則は、照会内でのパラメーターの使用に適用されます。

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