アプリケーションが接続ファクトリーを作成する場合には、メッセージング・サーバーへの接続を作成するために多くのプロパティーを定義する必要があります。
次にリストするプロパティーは、メッセージング・サーバーへの接続を作成するためにアプリケーションで設定する必要がある、最低限のプロパティーです。接続の作成方法をカスタマイズする場合は、ご使用のアプリケーションで、必要に応じて ConnectionFactory オブジェクトの任意の追加プロパティーを設定できます。詳細および使用可能なプロパティーの全リストについては、ConnectionFactory のプロパティーを参照してください。
WebSphere MQ キュー・マネージャーへの接続
表 1. WebSphere MQ キュー・マネージャーへの接続で使用する管理対象 ConnectionFactory オブジェクトのプロパティー設定設定する必要のある XMS プロパティー |
設定する必要のある同等の WebSphere MQ JMS プロパティー |
XMSC_CONNECTION_TYPE |
XMS は、接続ファクトリーのクラス名と TRANSPORT (TRAN) プロパティーからこのプロパティーを解決します。 |
XMSC_WMQ_HOST_NAME |
HOSTNAME (HOST) |
XMSC_WMQ_PORT |
PORT |
ブローカーへのリアルタイム接続
表 2. ブローカーへのリアルタイム接続で使用する管理対象 ConnectionFactory オブジェクトのプロパティー設定設定する必要のある XMS プロパティー |
設定する必要のある同等の WebSphere MQ JMS プロパティー |
XMSC_CONNECTION_TYPE |
XMS は、接続ファクトリーのクラス名と TRANSPORT (TRAN) プロパティーからこのプロパティーを解決します。 |
XMSC_RTT_HOST_NAME |
HOSTNAME (HOST) |
XMSC_RTT_PORT |
PORT |
WebSphere サービス統合バスへの接続
表 3. WebSphere サービス統合バスへの接続で使用する管理対象 ConnectionFactory オブジェクトのプロパティー設定XMS プロパティー |
説明 |
XMSC_CONNECTION_TYPE |
アプリケーションの接続先となるメッセージング・サーバーのタイプです。 XMS は、接続ファクトリーのクラス名からこのプロパティーを解決します。 |
XMSC_WPM_BUS_NAME |
接続ファクトリーの場合は、アプリケーションの接続先となるサービス統合バスの名前であり、宛先の場合は、その宛先が存在するサービス統合バスの名前です。 |