ビジネス・ルール・マネージャーが機能する仕組み

ビジネス・ルール・マネージャーは、ビジネス・アナリストがランタイム・ルール・オーサリングに使用する 主要な WebSphere Process Server ツールです。

ビジネス・ルール・マネージャーを使用して、以下のタスクを実行します。

図 1 は、ビジネス・ルール・マネージャーがルールを呼び出し、公開する仕組みを示しています。

図 1. ビジネス・ルール・マネージャーのイベント・シーケンス
この図は、ビジネス・ルール・マネージャーが機能する仕組みを示しています。図の左側には、エディター (ビジネス・ルール・マネージャー) があります。
中央には、ビジネス・ルールの「元のコピー (Original Copy)」と
「ローカル変更 (Local Change)」を保持した「サーバー・メモリー (Server Memory)」
が表示されます。右側には、データベースが表示されます。プロセス・ラベル「1」の最初のステップは、
サーバー・メモリーへの初めてのロードを示します。2 番目のステップは、ビジネス・ルール・マネージャーのブラウズ機能と編集機能を示しています。
3 番目のステップは、サーバー・メモリーへの変更の保存を示します。
4 番目のステップは、データベースへの変更の公開です。

ビジネス・ルール・マネージャーにログオンした後に、ビジネス・ルールを変更すると、以下のイベントが発生します。

  1. ビジネス・ルールを選択すると、ビジネス・ルール・マネージャーは、 データベースからルールにアクセスし、それをオリジナルのコピーとしてサーバー・メモリーに保管します。
  2. これで、ルールをブラウズまたは編集できるようになります。
  3. ビジネス・ルールをコピーとしてローカル・サーバー・メモリーに保管します。
  4. ローカル・コピーを再びデータベースに公開します。あるいは、サーバーに対する更新を実行せずに、変更を取り消すことも可能です。

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