コマンド解説

コマンド行のスクリプトは、Common Event Infrastructure のいくつかの機能にアクセスするために利用できます。

これらのスクリプトは、Jacl スクリプトとしてインプリメントされています。 Jacl スクリプトは、WebSphere wsadmin ツール (profile_root/bin ディレクトリーにある) を使用して実行する必要があります。 wsadmin ツールについての詳細は、WebSphere Application Server の資料を参照してください。

スクリプトを実行するには、以下の構文を使用します。
wsadmin -f scriptname.jacl

他のパラメーターとの区別が可能な範囲内でのみ、パラメーター名を短くすることができます。 例えば、eventquery.jacl スクリプトを使用する場合に 、 -extensionname の代わりに -ex と入力することができます。 ただし、-e は、 -extensionname-end の いずれかを表している可能性があるため無効です。

コマンドの構文および使用法に関するヘルプを表示するには 、以下のようにコマンドの後にワード help を入力します。

wsadmin -f scriptname.jacl help
Simple Objects Access Protocol (SOAP) プロトコルで wsadmin ツールを使用する場合は、操作が完了する前にコマンドがタイムアウトすることがあります。 例えば、イベント・サーバーからたくさんのイベントを照会したりパージしたりする場合にこれが起こることがあります。 タイムアウトが起こると、wsadmin ツールは以下のエラー・メッセージを表示し、SOAP RPC 呼び出しが失敗したことを示します。
SOAP RPC 呼び出しが失敗しました: 呼び出し (Failed to make the SOAP RPC call: invoke)
このエラー・メッセージが表示された場合、接続タイプに RMI、 宛先ポートに 2809 を指定し、コマンドを再度実行します。 例えば、以下のコマンドは、RMI 接続を使用してイベント・サーバーからイベントをパージします。
wsadmin -conntype rmi -port 2809 eventpurge.jacl -seconds 0

wsadmin ツールの -conntype パラメーターについて詳しくは 、WebSphere Application Server の資料を参照してください。


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