ターゲットの変更

参照のターゲットを変更すると、アプリケーションの再コンパイルおよび再インストールをしないで起こるコンポーネントの利点を生かす柔軟性がアプリケーションに提供されます。

始める前に

参照のターゲットを変更する前に、以下のことをする必要があります。

このタスクを実行する理由と時期

オリジナルのターゲットと同じインターフェースを持つ別のサービスがモジュールで使用できる新規または改良された機能を提供する場合、モジュールからのインポートのターゲットを変更します。

このタスクのステップ

  1. 変更している参照を含むモジュールを停止します。
    1. 管理コンソールを使用して、Service Component Architecture (SCA) モジュールを表示します。

      「アプリケーション」>「SCA モジュール」を使用してこのパネルにナビゲートします。

    2. モジュールを選択し、「停止」を押します。 この表示は更新され、停止したときのアプリケーションが示されます。
  2. 参照のターゲット宛先を変更します。

    変更を行う方法は、モジュールがターゲットを呼び出す方法によって異なります。

    呼び出しのタイプ 変更方法
    単一ターゲット・サービス
    1. 管理コンソールを使用して SCA モジュールを表示します。「アプリケーション」>「SCA モジュール」を使用してこのパネルにナビゲートします。
    2. 表示リストから、変更するターゲットを参照するインポートを含むモジュールを選択します。
    3. 「インポート」の横の正符号 (+) をクリックして、インポートのリストを展開します。
    4. 変更するインポートをリストから選択します。
    5. 「ターゲット」領域で、リストから「モジュール」を選択します。
    6. 「エクスポート」リストが最新表示された後で、新規ターゲットのためのエクスポートを選択します。
    7. 「OK」をクリックして変更を保管します。
    複数のターゲット・サービス
    1. モジュールが常駐するシステムのバスを表示します。「サービス統合」>「バス」を使用してパネルにナビゲートします。
    2. SCA.System.cellname.Bus を選択します。
    3. 「宛先」をクリックしてバス用の宛先ターゲットを表示します。
    4. 呼び出しモジュールをターゲットに接続するインポートを表す宛先を選択します。この ID は import という語を含んでいます。
    5. 「コンテキスト・プロパティー (Context properties)」をクリックしてプロパティーのリストを表示します。
    6. リストのターゲット・プロパティーをクリックして、変更するプロパティーを選択します。
    7. 「コンテキスト値 (Context value)」フィールドを新規宛先ターゲットに変更します。
    8. 「OK」をクリックして、「コンテキスト・プロパティー (Context properties)」パネルに戻ります。
    9. 「OK」をクリックして変更を保管します。
  3. 変更を保管します。 プロンプトが出たら、「保管」をクリックします。

次に実行する作業

モジュールを始動し、モジュールが期待される結果を受信することを確認します。

ご利用条件 |


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本製品では Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)