エミッターの取得

エミッターを取得する場合は、少なくとも 1 つのエミッター・ファクトリー・プロファイルが 構成されている必要があります。

始める前に

エミッター・ファクトリー・プロファイルごとにエミッター・ファクトリーが自動的に作成されます。エミッター・ファクトリーには、エミッター・ファクトリー・プロファイルの JNDI 名を使用してアクセスできます。

このタスクを実行する理由と時期

エミッターを取得するには、以下のステップに従います。

このタスクのステップ

  1. エミッターに使用したいエミッター・ファクトリーの名前を指定して JNDI ルックアップを実行します。 これは、管理者がエミッター・ファクトリー・プロファイルを定義する際に指定する JNDI 名です。
  2. エミッター・ファクトリーの getEmitter() メソッドを呼び出します。 戻されるオブジェクトは、ユーザーが指定したエミッター・ファクトリー・プロファイルで定義されたオプションに従って構成されたエミッターです。 エミッター・ファクトリーがエミッターを取得できない場合は、EmitterException 例外がスローされます。
    注: イベント・ソースが、機密保護機能のある環境で稼働している J2EE クライアント・アプリケーションであり、使用しているエミッター・プロファイルが非同期伝送プロファイルを指定している場合は、エミッターを取得するために JMS のユーザー名とパスワードを指定する必要があります。そのためには、getEmitter(String, String) メソッドを使用して、使用する JMS のユーザー名とパスワードを渡します。詳しくは、com.ibm.events.emitter クラスの Javadoc 文書を参照してください。
以下のコード・フラグメントでは、プロファイル・デフォルトを使用して構成されたエミッターを取得します。
import javax.naming.*
import com.ibm.events.emitter.*

Context context = new InitialContext();
EmitterFactory emitterFactory =
  	(EmitterFactory) context.lookup("com/ibm/events/configuration/emitter/Default");
Emitter emitter = emitterFactory.getEmitter();

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