グローバル・インスタンス ID を使用したイベントの照会

基本キーによりイベントを照会できます。

このタスクを実行する理由と時期

Common Base Event 仕様は、イベントを識別するための 1 次キーとして使用できる globalInstanceId イベント・プロパティーを定義します。このプロパティーのコンテンツはグローバル固有 ID であり、アプリケーションまたはエミッターによって生成されます。Common Base Event 仕様はオプションとして globalInstanceId プロパティーを定義しますが、イベント・エミッターは、まだ ID を持っていないイベントに ID を自動的に割り当てます。

リトリーブするイベントの globalInstanceId プロパティーを照会すると、イベント・サーバーから特定の単一イベントをリトリーブできます。この照会は、(イベントがイベント・データベース内に保管されていることを確認するために) テストを行ったり、以前受け取ったイベントに関連付けられているイベントをリトリーブする場合に役立ちます。

グローバル・インスタンス ID を使用してイベントを照会するには、イベント・アクセス Bean の queryEventByGlobalInstanceId メソッドを使用します。

このタスクのステップ

  1. オプション: イベント・アクセス Bean を作成します。
  2. EventAccess Bean の queryEventByGlobalInstanceId(String) メソッドを呼び出します。ここでは、リトリーブするイベントのグローバル・インスタンス ID を指定します。
    CommonBaseEvent event = eventAccess.queryEventByGlobalInstanceId(eventId);
    戻されたオブジェクトは、指定されたグローバル・インスタンス ID を持つイベントです。 永続的データ・ストア内に一致するイベントがない場合、戻されたオブジェクトはヌルです。

ご利用条件 |


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