関連タイプによるイベントの照会

関連タイプによりイベントを照会できます。

このタスクを実行する理由と時期

Common Base Event 仕様は、イベント間のリレーションシップを確立するプロパティーを定義します。 associatedEvents プロパティーは、AssociatedEvent タイプの 1 つ以上のサブエレメント (個々が関連したイベントを表す) を含む複合エレメントです。 各 AssociatedEvent エレメントには、関連のタイプおよび関連を確立した アプリケーションを識別するサブエレメントが含まれます。 関連タイプの例として、CausedBy や Correlated があります。

既知のイベントのグローバ ル・インスタンス ID および関連タイプを指定することで、指定された関連を満たすイベントをリトリーブすることができます。 関連タイプでイベントを照会するために、EventAccess.queryEventsByAssocation(String, String) メソッドを使用します。

このタスクのステップ

  1. オプション: イベント・アクセス Bean を作成します。
  2. EventAccess.queryEventsByAssociation(String, String) メソッドを呼び出します。
    CommonBaseEvent[] events = eventAccess.queryEventsByAssocation(associationType,
                                                                   eventId);
    このメソッドのパラメーターは、以下のとおりです。
    associationType
    関連のタイプ。 これは、associationEngineInfo プロパティーで指定された関連タイプの名前です。
    eventId
    既知のイベントのグローバル・インスタンス ID。

    戻されるオブジェクトは、既知のイベントとの関連が指定したタイプであるイベントを含む配列です。 照会時にイベント・データベースに存在しているイベントだけが戻されます (関連イベントはデータベースからパージされます)。

以下のコード・フラグメントでは、イベント・データベースから、既知のイベントとの間に CausedBy 関連を持つすべてのイベントを戻します。

String eventId = causeEvent.getGlobalInstanceId();
CommonBaseEvent[] resultEvents = eventAccess.queryEventsByAssociation("CausedBy",
                                                                      eventId);

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