イベント定義は、EventDefinition クラスのインスタンスです。
このタスクを実行する理由と時期
イベント定義は、EventDefinition クラスのインスタンスです。イベント定義を作成するには、先にこのクラスの新しいインスタンスを作成してから、
プロパティー記述および拡張データ・エレメント記述を取り込みます。
イベント定義を作成した後、作成したイベント定義をイベント・カタログに追加できます。詳しくは、
イベント定義のイベント・カタログへの追加を参照してください。
このタスクのステップ
空の新規イベント定義を作成するには、EventDefinition のインスタンスを作成します。 EventDefinition definition = new EventDefinition(name, parent);
このコンストラクターのパラメーターは、以下のとおりです。
- name
- イベント定義の名前。
これは、記述しているイベントの extensionName 属性の値です。
- parent
- 親イベント定義の名前。Common Base Event 仕様で必要となるもの以外のプロパティー記述または拡張データ・エレメント記述をイベント定義に継承したくない場合は、このパラメーターを event にする必要があります。このパラメーターがヌルの場合、新規イベント定義はルート・イベント定義として定義されます。ルート・イベント定義は、空である場合、または現行のルート・イベント定義を置き換える場合に限り、カタログに追加できます。
結果
戻されるオブジェクトは、プロパティー記述または拡張データ・エレメント記述を含まない未解決の新規イベント定義です。
次のコード・フラグメントは、
insurance_claim_start_auto と呼ばれる新規イベント定義を作成します。
これは、イベント定義
insurance_claim_start の子です。
EventDefinition definition = new EventDefinition("insurance_claim_start_auto",
"insurance_claim_start");
次に実行する作業
これで、イベント定義にプロパティーの記述および拡張データ・エレメントの記述を取り込むことができます。