ファースト・ステップ・コンソールは、製品インストール後に実行できるツールで、1 つの場所から WebSphere Process Server エレメントに指示を与えます。これはいくつかの方法で開始できます。
始める前に
ファースト・ステップ・コンソールを開始する前に、WebSphere Process Server がインストールされていることを確認してください。
このタスクを実行する理由と時期
以下のステップを実行して、ファースト・ステップ・コンソールをコマンド行から開始します。
このタスクのステップ
- コマンド・ウィンドウをオープンします。
- 汎用バージョンのファースト・ステップ・コンソールを開始するか、作成されたプロファイルと接続されたバージョンを開始するかに応じて、以下のいずれかのディレクトリーに移動します (ここで、install_root は WebSphere Process Server のインストール・ロケーション、profiles_root は WebSphere Process Server プロファイルのインストール・ロケーションを表します。デフォルトでは、Linux および UNIX プラットフォームの場合は install_root/profiles/profile_name、Windows プラットフォームの場合は install_root¥profiles¥profile_name です)。
- ファースト・ステップ・コンソールの汎用バージョンを開始するには、以下のディレクトリーに移動します。
Linux および UNIX プラットフォームの場合: install_root/firststeps/wbi
Windows プラットフォームの場合: install_root¥firststeps¥wbi
- ファースト・ステップ・コンソールの作成されたプロファイルに接続されているバージョンを開始するには、以下のディレクトリーに移動します。
Linux および UNIX プラットフォームの場合: profile_root/firststeps/wbi
Windows プラットフォームの場合: profile_root¥firststeps¥wbi
- firststeps コマンドを実行して、コンソールを開始します。
Linux および UNIX プラットフォームの場合: ./firststeps.sh
Windows プラットフォームの場合: firststeps.bat
ファースト・パス: 以下のいずれかを実行して、ファースト・ステップ・コンソールの作成されたプロファイルに接続されているバージョンを開始することもできます。
- 完全インストール (default という名前のプロファイルが作成される) を実行するときに、インストール・プロセスの終了時に「インストールが完了しました」パネルの「ファースト・ステップ」チェック・ボックスを選択する。
- プロファイルの作成または拡張プロセスの最後で「プロファイル作成が完了しました (Profile creation complete)」または「プロファイルの拡張が完了しました (Profile augmentation complete)」パネルの「ファースト・ステップ」チェック・ボックスを選択する。
Windows プラットフォームの場合: 「スタート」>「プログラム」>「IBM WebSphere」>「Process Server 6.0」>「プロファイル (Profiles)」> profile_name >「ファースト・ステップ」を選択する。
Windows プラットフォームの場合: 「スタート」>「プログラム」>「IBM WebSphere」>「Process Server 6.0」>「ファースト・ステップ」を選択する方法で、Windows プラットフォームで汎用バージョンのコンソールを開始することもできます。
結果
ファースト・ステップ・コンソールが表示されます。ファースト・ステップ・コンソールで選択できるオプションの説明については、ファースト・ステップ・コンソールのオプションを参照してください。