リレーションシップ・インスタンスの値の変更

このタスクを実行する理由と時期

カスタマーの 1 人が A004 というカスタマー ID を CIS アプリケーションに持っています。 同じカスタマーが 801 というカスタマー ID を GL アプリケーションに持っています。ただし、 データ入力エラーのため、このカスタマーのカスタマー ID を相関するリレーションシップ・インスタンスは、現在、GL カスタマー ID に対して 801 の代わりに 901 という値を持っています。このチュートリアルでは、リレーションシップのこの入力を訂正する手順を順を追って説明します。

このタスクのステップ

  1. WebSphere Process Server の管理コンソールを開きます。
  2. セキュリティーが使用可能に設定されている場合は、管理者権限を持ったユーザーとしてログインします。
  3. ナビゲーション・ペインで、「統合アプリケーション」>「Relationship Manager」をクリックします。
  4. そのリレーションシップ・サービス MBean の横にある「リレーションシップ」をクリックして、管理するサーバーのリレーションシップ・ページを開きます。

    SampleCustID という名前のリレーションシップが表示されます。

  5. 「ロール」列を探し、SampleCustID リレーションシップ用のこの列内のリンクをクリックします。

    MyCISCustomer_0、MyGLCustomer_0、および GenericCustomer_0 という 3 つのロールが使用可能になっている必要があります。

  6. MyGLCustomer_0 ロール上の特定の値を検索し、変更する必要のあるリレーションシップを探します。 MyGLCustomer_0 の横にあるラジオ・ボタンを選択して、「照会」をクリックします。
  7. 「キーごと」タブの下で、「キー」属性の下の「値」フィールドに値 901 を入力し、「適用」をクリックします。

    これによって、必要なカスタマーのリレーションシップ・インスタンスが見つかります。

  8. リレーションシップ・インスタンス ID をクリックします。

    このページには、GL アプリケーションでのカスタマー ID 901 用の実際のリレーションシップ・データが表示されます。 特定のロールに対して照会が実行されたので、そのロール用のデータのみが戻されました。

  9. 「名前」列の MyGLCustomer_0 リンクをクリックします。

    これによって、このリレーションシップ・インスタンス用の照会に一致するロールがすべて表示されます。

    注: このロールは、customerNumber=901 を持ち、プロパティーを持っていない必要があります。他のデータが表示されたら、ロール・インスタンスを確認して、保持したいデータをすべて記録する必要があります。
  10. 「選択」列で、ロール・インスタンスの横にあるラジオ・ボタンをクリックして、「削除」をクリックします。
  11. 「作成」をクリックして、このリレーションシップ・インスタンス用の新規ロール・インスタンスを作成します。
  12. customerNumber 用のとして 801 を入力し、 「OK」をクリックします。

    テーブルに新規の未保管インスタンスが表示されるはずです。

  13. 「変更を適用」をクリックして、リレーションシップ・データベース表にすべての更新を保管し、変更済みインスタンスを戻します。

結果

ユーザーは、GL アプリケーション用のリレーションシップ・インスタンスに正しいカスタマー ID 値を持つようになりました。


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