イベント・サーバーからのイベントの照会

イベント・コンシューマーは、イベント・サーバーの照会によって、パーシスタント・データ・ストアから同期的に履歴イベントをリトリーブすることができます。

このタスクを実行する理由と時期

パーシスタント・データ・ストアは、データ・ストア・プラグイン と呼ばれる分離コンポーネントとして実装されています。 Common Event Infrastructure は、XPath 構文のサブセットを基にしたイベント照会をサポートするデフォルトのデータ・ストア・プラグインを含んでいます。異なるデータ・ストアを使用したい場合は、ユーザー独自のデータ・ス トア・プラグインを実装することができます。

イベント・サーバーを照会するには、イベント・アクセス・インターフェースを使用します。

このタスクのステップ

  1. イベント・アクセス Bean を作成します。

    この Bean は、Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) の Stateless Session Bean です。この Bean インターフェースは、イベント・サーバーを照会するためのメソッドを提供します。イベント・コンシューマーは、すべての同期イベント照会のためのイベント・アクセス Bean のインスタンスを使用します。

  2. イベントの照会

    以下の方法でイベントの照会ができます。

    • グローバル・インスタンス ID を指定して、特定の単一イベントをリトリーブします。

    • イベント・グループを指定し、そのイベント・グループに関連付けられているイベントをリトリーブします。オプションで、追加のイベント・セレクターを指定することによって、照会を詳細化できます。これにより、イベント・グループとイベント・セレクターの両方に一致するイベントのみをリトリーブします。

    • 既知のイベントおよび関連タイプを指定し、既知のイベントに関連したイベントをリトリーブします。

    • イベント照会およびパージ。


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