チュートリアル: イベント・モニターでの CEI サーバーの使用

このチュートリアルでは、Common Event Infrastructure (CEI) サーバーにパブリッシュされるサービス・コンポーネント・イベント・モニターのセットアップ方法、およびCommon Base Event ブラウザーで保管されたイベントを表示する方法について例を使用して説明します。このシナリオで使用する例では静的モニターは使用しないため、.mon ファイルを使用してデプロイされたアプリケーションは継続して特定のサービス・コンポーネント・イベント・ポイントをモニターします。静的モニターの実行方法について詳しくは、 IBM® WebSphere® Integration Developer の資料を参照してください。

その代わり、この例で使用するシナリオでは、プロセス・サーバーにすでにデプロイされて実行されているアプリケーションのサービス・コンポーネントで、モニター・イベント・ポイントを選択する方法を示します。ここでは、アプリケーションの処理がそれらのイベント・ポイントのいずれかに到達した場合常にモニター機能がイベントを送出する仕組みについて知ることができます。送出される各イベントは CEI サーバーにパブリッシュされ、CEI サーバーはデータベースにイベント情報を保管します。 イベントを表示するには、Common Base Event ブラウザーを使用します。

このチュートリアルの目的

このチュートリアルを完了すれば、次の操作を実行できるようになります。
  • モニターするサービス・コンポーネント・イベント・ポイントを、CEI サーバーにパブリッシュされるイベントと共に選択する。
  • 保管されているイベントを Common Base Event ブラウザーによって表示する。

このチュートリアルを完了するのに必要な時間

このチュートリアルを完了するには、およそ 15 分から 20 分かかります。

前提条件

このチュートリアルを実行するには、次の条件を満たす必要があります。
  • プロセス・サーバーを構成および始動済みである。
  • CEI およびそのデータベースを構成済みである。
  • プロセス・サーバーの診断トレース・サービスが使用可能に設定されている。
  • プロセス・サーバーでサンプル・ギャラリー・アプリケーションがインストールおよび始動済みである。
  • プロセス・サーバーでビジネス・ルール・サンプル・アプリケーションがインストールおよび始動済みである。「サンプル・ギャラリー」ページの指示に従って、ビジネス・ルール・サンプル・アプリケーションをセットアップし、実行します。
これらのすべての前提条件が満たされたら、チュートリアルに進む前に、少なくとも 1 度サンプル・ギャラリーからビジネス・ルール・サンプル・アプリケーションを実行してください。
関連概念
イベント・カタログ
関連タスク
診断トレース・サービスの使用可能化
Common Base Event ブラウザーでのイベントの表示
関連情報
サンプル (サンプル・ギャラリー) へのアクセス
Common Event Infrastructure の構成

ご利用条件 |


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本製品では Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)