WebSphere Process Server アプリケーションとバス・メンバーのサポート

クラスターまたはサーバーは、WebSphere Process Server アプリケーションをホストし、リモートのクラスターまたはサーバーにインストールされた WebSphere Process Server アプリケーションをサポートするように構成できます。この構成シナリオでは、アプリケーション・バスが現在のクラスターまたはサーバー用に構成されます。加えて、WebSphere Process Server アプリケーションをホストするために、SchedulerCalendar アプリケーションが自動的にインストールされます。 このシナリオでは、アプリケーションの宛先を、アプリケーション自体と同じクラスターかサーバー、またはリモート・ロケーションでホストできます。 このトピックでは、サーバーまたはクラスターをセットアップして宛先をホストする方法を説明します。

始める前に

以下のタスクを実行するには、管理者またはコンフィギュレーターとしてログインしている必要があります。

このタスクのステップ

  1. 管理コンソール内で、該当するスコープに応じて以下のいずれかをクリックします。
    • サーバーを構成する場合: 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」> server_name >「拡張構成」
    • クラスターを構成する場合: 「サーバー」>「クラスター」> cluster_name >「拡張構成」
  2. このサーバーまたはクラスターにビジネス・ルール・マネージャーをインストールする場合は、「Business Rules Manager のインストール」をクリックします。
  3. 「エミッター・ファクトリー・プロファイル JNDI 名」フィールドの値を検証します。
    • 生成イベントの送付のデフォルト構成を変更する場合は、フィールドから適切なエミッター・ファクトリー・プロファイル JNDI 名を選択します。注意すべき点は、サーバーまたはクラスターにデプロイされるすべてのアプリケーションは、同じエミッター・ファクトリー・プロファイルを使用することです。
    • デフォルトのエミッター・ファクトリー・プロファイルを使用する場合は、メニューから「なし」を選択します。
  4. 「SCA アプリケーションのホストを構成しない (Do not configure to host SCA applications)」オプションの選択を解除します。
  5. アプリケーションの宛先をホストするには、以下のタスクのいずれかを実行します。
    構成されるリソース 実行するステップ
    サーバーの構成
    1. 「デフォルト宛先ロケーション」をクリックします。
    2. SI Bus サービスにより、Cloudscape を使用してデータ・ソースとデータベースを自動的に作成させる場合は、「デフォルト・データ・ソース値を使用」チェック・ボックスをクリックし、ステップ 6 に進みます。
    3. 新規のデータ・ソースとデータベースを作成する場合は、「JDBC プロバイダー」メニューを使用して、適切な JDBC プロバイダー・テンプレートを指定します。
    4. オプションとして、「アプリケーション・バス・スキーマ名」フィールドに、アプリケーション・バス・データ・ソースのテーブルを含めるために使用されるデータベース・スキーマの名前を入力します。
    5. オプションとして、「システム・バス・スキーマ名」フィールドに、システム・バス・データ・ソースのテーブルを含めるために使用されるデータベース・スキーマの名前を入力します。
    6. 「データ・ソースのユーザー名」フィールドに、データベースにアクセスするときに使用するユーザー名を入力します。
    7. 「データ・ソースのパスワード」フィールドに、上記のユーザー名に関連付けられたパスワードを入力します。
    8. 「アプリケーション・バス・データ・ソース・プロパティー」フィールドで、SCA アプリケーション・バスが使用するデータ・ソースで必要とされるカスタム・プロパティーを入力します。
    9. 「システム・バス・データ・ソース・プロパティー」フィールドで、SCA システム・バスが使用するデータ・ソースで必要とされるカスタム・プロパティーを入力します。
    10. メッセージング・エンジンにデータ・ソースのデータベース表を作成させる場合は、「テーブルの作成」を選択します。メッセージング・エンジンをホストするサーバーの始動時に、テーブルが作成されます。
    クラスターの構成
    1. 「デフォルト宛先ロケーション」をクリックします。
    2. 「JDBC プロバイダー」メニューを使用して、適切な JDBC プロバイダー・テンプレートを指定します。
    3. オプションとして、「アプリケーション・バス・スキーマ名」フィールドに、アプリケーション・バス・データ・ソースのテーブルを含めるために使用されるデータベース・スキーマの名前を入力します。
    4. オプションとして、「システム・バス・スキーマ名」フィールドに、システム・バス・データ・ソースのテーブルを含めるために使用されるデータベース・スキーマの名前を入力します。
    5. 「データ・ソースのユーザー名」フィールドに、データベースにアクセスするときに使用するユーザー名を入力します。
    6. 「データ・ソースのパスワード」フィールドに、上記のユーザー名に関連付けられたパスワードを入力します。
    7. 「アプリケーション・バス・データ・ソース・プロパティー」フィールドで、SCA アプリケーション・バスが使用するデータ・ソースで必要とされるカスタム・プロパティーを入力します。
    8. 「システム・バス・データ・ソース・プロパティー」フィールドで、SCA システム・バスが使用するデータ・ソースで必要とされるカスタム・プロパティーを入力します。
    9. メッセージング・エンジンにデータ・ソースのデータベース表を作成させる場合は、「テーブルの作成」を選択します。メッセージング・エンジンをホストするサーバーの始動時に、テーブルが作成されます。
  6. 「OK」をクリックします。

次に実行する作業


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