サービス指向アーキテクチャーの利点の 1 つは、利用者が他のサービス・モジュールに既に存在するサービスを使用できることです。公平にワークロードのバランスを取るために、セル内の異なるサーバーにアプリケーションをインストールすることができ、それらのアプリケーションは異なる物理サーバー上に存在してもかまいません。
WebSphere® Process Server の利点の 1 つは、アプリケーションのワークロードをセル内の複数のサーバーに分散させる機能です。このように分散することにより、セル内のさまざまなサーバー間のワークロード・バランシングを改善することができ、サーバー内にアプリケーションまたはサービスのコピーが 1 つしかないため、コンピューティング・リソースの保守容易性が最大になります。したがって、サーバー A 上のアプリケーションが、セル内のサーバー B にインストールされたサービスを必要とする場合もあります。そうした場合にサービスを使用するには、サーバー間の通信を構成する必要があります。実行する構成のタイプは、呼び出し側サービス・コンポーネントがサービスを非同期に起動するか、同期して起動するかによって異なります。
関連トピックで、非同期の起動および同期した起動の両方について、システムの構成方法を説明しています。
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本製品では Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)