イベント・グループの作成

イベント・グループは、イベントのプロパティー・データの内容に基づいてイベントの論理集合を定義します。

このタスクを実行する理由と時期

イベント・グループを使用して、イベント・サーバーにイベントを照会できます。 イベント・グループを、非同期イベント配布を行うための Java Message Service (JMS) 宛先に 関連付けることもできます。

イベント・グループを作成するには、以下のステップに従います。

このタスクのステップ

  1. オプション: イベント・グループの JMS 宛先を 1 つ以上セットアップします。 イベント・グループは、1 つの JMS トピック、および 1 つ以上の JMS キューと関連付けることができます。 JMS 宛先および接続ファクトリーを作成して Java Naming and Directory Interface (JNDI) ネーム・スペースにバインドする方法については、JMS プロバイダーの資料を参照してください。
  2. 新規イベント・グループ・プロファイルを作成します。 WebSphere 管理コンソールで、「リソース」>「Common Event Infrastructure」>「Provider」>「イベント・グループ・プロファイル・リスト」>event_group_profile_list>「イベント・グループ・プロファイル」>「新規」をクリックします。
  3. イベント・グループ・プロファイルのプロパティーを指定します。 これらのプロパティーについて詳しくは、「イベント・グループ・プロファイルの設定」ページのオンライン・ヘルプを参照してください。
  4. 「OK」をクリックして変更内容を保管し、イベント・グループ・プロファイルを作成します。

結果

これで、イベント・コンシューマーがイベントを照会する際にイベント・グループを指定できるようになります。 イベント配布がイベント・サーバー・プロファイルで使用可能になっている場合、イベント・グループに属するイベントは、イベント・グループ・プロファイルに指定されている JMS 宛先にもパブリッシュされます。 次に、イベント・コンシューマーは、該当する宛先にサブスクライブすることにより、イベントを非同期で受信できるようになります。

ご利用条件 |


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