このセクションでは、WebSphere ESB Launchpad から、メッセージ・サービス・クライアントのインストールを開始する方法について説明します。
始める前に
メッセージ・サービス・クライアントを WebSphere ESB にインストールする前に、以下を確認する必要があります。
- ご使用のシステムがすべてのハードウェアおよびソフトウェア要件を満たしていることを確認します。
http://www.ibm.com/software/integration/wsesb/sysreqsを参照してください。
- Linux システムでは root として、Windows システムでは管理者グループのメンバーとしてログオンしていることを確認します。
- メッセージ・サービス・クライアントを CD からインストールする場合は、ご使用のプラットフォーム用の IBM WebSphere Enterprise Service Bus CD2 というラベルのディスクがあることを確認します。メッセージ・サービス・クライアントを別の場所からインストールする場合は、CD2 の内容が置かれている場所を知っていることを確認します。
このタスクを実行する理由と時期
このトピックでは、Linux または Windows プラットフォーム上で、以下のメッセージ・サービス・クライアントを
WebSphere ESB にインストールする方法について説明します。
- Message Service Client for C/C++
- Message Service Client for .NET
- Web Services Client for C++
このタスクは、WebSphere ESB の初めてのインストールで説明されているとおりに WebSphere ESB Launchpad を既に開いていることを前提としています。
このタスクのステップ
- Launchpad から、インストールするクライアントのインストール・ウィザードを開きます。このウィザードを開くには、以下のオプションを選択します。
- 「ようこそ」ページで、「メッセージ・サービス・クライアントのインストール」をクリックします。
- 「メッセージ・サービス・クライアントのインストール」ページで、インストールするクライアントの名前 (例えば、IBM Message Service Client for C/C++) をクリックします。
- 選択したクライアントのインストール・ページで、インストール・ウィザードを起動するためのオプションを選択します。例えば、Message Service Client for C/C++ 用のウィザードを開始するには、「IBM Message Service Client for C/C++ のインストール・ウィザードの起動」をクリックします。
この時点で、ご使用のプラットフォーム用の IBM WebSphere Enterprise Service Bus CD2というラベルのディスクの場所を入力するためのプロンプトが出される場合があります。このプロンプトが表示される場合は、ステップ 2 を完了してから、ステップ 3 に進んでください。
IBM WebSphere Enterprise Service Bus CD1 および CD2 の内容がピア・サブディレクトリーに置かれている場所からインストールを行なっている場合は、このプロンプトは表示されないことに注意してください。
- ご使用のプラットフォーム用の CD2 の場所を入力するためのプロンプトが出される場合は、以下のようにします。
- ディスクがある場合は、それをドライブに挿入して「OK」をクリックします。
- 別の場所からインストールしている場合は、CD2 の内容が置かれている場所を入力して「OK」をクリックします。
インストール・ウィザードがウェルカム・メッセージを表示したら、選択したクライアントのインストールを開始する準備が整ったことになります。
- 以下のいずれかのタスクを実行して、クライアントをインストールします。
次に実行する作業
WebSphere ESB の Message Service Clients for C/C++ および .NET により提供される管理対象 JMS オブジェクトを使用している場合、非 Java クライアントが非 Java 環境から管理対象 JMS オブジェクトにアクセス可能にするために、WebSphere ESB が備える JNDILookup Web Service を構成する必要があります。