このセクションでは、WebSphere Process Server バージョン 6.0 を構成する、WebSphere Business Integration Server Foundation バージョン 5.1 および WebSphere Application Server Enterprise Edition バージョン 5.0 などの製品の中で、使用すべきでないフィーチャーについてまとめています。他の WebSphere Application Server バージョン 5.x および 6.x 製品の使用すべきでないフィーチャーについては、それらの製品の資料で説明されています。これらの項目が使用可能に なった場合、使用すべきでないフィーチャーから移行できるように、追加情報へのリンクが提供されます。
以下のテーブルに、使用すべきでないものをバージョンおよびリリースごとにまとめました。 各テーブルに、非推奨の影響のあるバージョンとリリース、および使用すべきでないもの (フィーチャー、API、スクリプト・インターフェース、ツール、ウィザード、公開された構成データ、命名 ID、定数など) を示しています。 可能なところでは、推奨マイグレーション・アクションが提供されています。
アプリケーション・プログラミング・モデルおよび コンテナー・サポート・フィーチャー |
BRBeans コンポーネントは使用すべきではなく、新たなビジネス・ルールと差し替えられます。 推奨されるマイグレーション・アクション ユーザーは、使用されているすべての BRBeans を手動で除去し、新しいビジネス・ルールに移行する必要があります。 |
バージョン 6 で、一部の BPEL ビジネス・プロセス・モデル構成体が構文的に変更されました。WebSphere Integration Developer バージョン 6.0 では、新たな構文のみがサポートされます。これらの構成体のマイグレーションが可能です。 推奨されるマイグレーション・アクション WebSphere Integration Developer 提供のマイグレーション・ウィザードを使用して、 WebSphere Business Integration Server Foundation バージョン 5.1 のサービス・プロジェクト (プロセス定義を含む) を WebSphere Process Server バージョン 6.0 にマイグレーションしてください。マイグレーション・ウィザードが完了したら、いくつかの手動ステップを実行してマイグレーションを完成させる必要があります。サービス・プロジェクトのマイグレーションの詳細については、WebSphere Integration Developer バージョン 6.0 のインフォメーション・センターを参照してください。 |
WebSphere Business Integration Server Foundation バージョン 5.1 には、取り消しサービスの入力用のオプションがあります。この取り消しサービスでは、出力データによってオーバーレイされる、補正可能なサービスの入力データをマージした結果のメッセージを暗黙的に提供します。BPEL が提供する拡張補正のサポートを前提として、この機能は推奨されません。
推奨されるマイグレーション・アクション 新しいビジネス・プロセスの BPEL 補正を使用してください。 |
Business Flow Manager の機能性の変更のため、WebSphere Process Server バージョン 6.0 の汎用プロセス API では、以下のメソッドは推奨されません。
推奨されるマイグレーション・アクション 代わりのメソッドがある場合は、そのメソッドを使用してください。 |
Human Task Manager の機能性の変更のため、WebSphere Process Server バージョン 6.0 の汎用プロセス API では、以下のメソッドは推奨されません。
推奨されるマイグレーション・アクション 代わりのメソッドがある場合は、そのメソッドを使用してください。 |
以下のデータベース・ビューは推奨されません。
推奨されるマイグレーション・アクション 新しいアプリケーションでは、DESCRIPTION ビューの代わりに TASK_DESC ビューを、CUSTOM_PROPERTY ビューの代わりに TASK_CPROP ビューを使用してください。 |
Java コードの断片のプログラミング・モデル
推奨されるマイグレーション・アクション WebSphere Integration Developer 6.0 提供のマイグレーション・ウィザードを使用して、WebSphere Business Integration Server Foundation バージョン 5.1 のサービス・プロジェクト (プロジェクト定義を含む ) を WebSphere Process Server バージョン 6.0 にマイグレーションしてください。マイグレーション・ウィザードが完了したら、いくつかの手動ステップを実行してマイグレーションを完成させる必要があります。サービス・プロジェクトのマイグレーションの詳細については、WebSphere Integration Developer バージョン 6.0 のインフォメーション・センターを参照してください。 |
アプリケーション・サービス・フィーチャー |
拡張メッセージング・サービス・フィーチャー、および以下にリストしたすべての EMS/CMM API と SPI は使用すべきではありません。
推奨されるマイグレーション・アクション 拡張メッセージング・サービスとその関連ツールを使用する代わりに、標準の JMS API、またはそれと同等のメッセージング・テクノロジーを使用する必要があります。 |
WebSphere Business Integration Server Foundation バージョン 5.1.1 には、使用すべきでないフィーチャーはありません。 |
インストールおよびマイグレーション・ツール |
WebSphere Studio Application Developer Integration Edition バージョン 5.0 またはそれ以前にモデルとなっていたビジネス・プロセスは、使用すべきではありません。 推奨されるマイグレーション・アクション WebSphere Studio Application Developer Integration Edition バージョン 5.1 で提供されている マイグレーション・オプションを使用して、ビジネス・プロセスを BPEL 関連のプロセスにマイグレーションしてください。 |
バージョン 5.0 以前の WebSphere Studio Application Developer Integration Edition で作成されたビジネス・プロセスで使用される、いくつかの Business Process Choreographer API インターフェースおよびメソッド。
推奨されるマイグレーション・アクション これらの API インターフェースおよびメソッドの詳細なリストが必要な場合は、Business Process Choreographer で提供される Javadoc を参照してください。 |
アプリケーション・プログラミング・モデルおよび コンテナー・サポート・フィーチャー |
以下の public クラス、メソッド、および属性を含むビジネス・ルール Bean プログラミング・インターフェースは使用すべきではありません。
推奨されるマイグレーション・アクション アクションは不要です。 |
以下の com.ibm.websphere.scheduler クラス・プログラミング・インターフェースの
scheduler.Scheduler メソッドは使用すべきではありません。
推奨されるマイグレーション・アクション 以下のメソッドを使用します。
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Web サービスのゲートウェイ・カスタマイズ API は使用すべきではありません。 推奨されるマイグレーション・アクション アクションは不要です。ただし、可能であれば、フィルターなどの Web サービスのゲートウェイ固有のインターフェースではなく、XML ベースのリモート・プロシージャー・コール (JAX-RPC) のハンドラー用の Java API を使用してください。Web サービスのゲートウェイ API は、将来のリリースでは置き換えられる予定です。詳細については、 WebSphere Business Integration Server Foundation インフォメーション・センターにある記事「JAX-RPC handlers - An alternative to gateway filters」を参照してください。 |
アプリケーション・プログラミング・モデルおよび コンテナー・サポート・フィーチャー |
以下の com.ibm.websphere.scheduler クラス・インターフェース scheduler.MessageTaskInfo
は使用すべきではありません。
推奨されるマイグレーション・アクション 使用すべきでないメソッドの代わりに以下のメソッドを使用してください。
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