これらのトピックでは、JMS リソースおよびメッセージ・ドリブン Bean をエンタープライズ・アプリケーションで使用可能にするため、WebSphere ESB で非同期メッセージングを使用する方法を説明します。
このタスクを実行する理由と時期
WebSphere ESB では、Java Message Service (JMS) プログラミング・インターフェースに基づく通信の手法として、非同期メッセージングをサポートしています。この JMS サポートは、エンタープライズ・アプリケーションによって使用するために構成した、1 つ以上の JMS プロバイダーおよび関連したサービスとリソースによって提供されます。JMS 1.1 インターフェースを使用する EJB 2.1 アプリケーションと、JMS 1.0.2 インターフェースを使用する EJB 2.0 アプリケーションをデプロイできます。このサポートは、WebSphere ESB を構築するときの基盤である WebSphere Application Server によって提供されます。
WebSphere 管理コンソールを使用して、非同期メッセージングのための WebSphere ESB サポートを管理できます。例えば、メッセージング・プロバイダーおよびそのリソースを構成して、メッセージング・サービスのアクティビティーを制御できます。
非同期メッセージングを使用する WebSphere エンタープライズ・アプリケーションをインプリメントすることについて詳しくは、以下のサブトピックを参照してください。
非同期メッセージングを使用する WebSphere エンタープライズ・アプリケーションをインプリメントすることについて詳しくは、インフォメーション・センターの以下のサブトピックを参照してください。または、http://www-306.ibm.com/software/webservers/appserv/was/library/ の WebSphere Application Server Network Deployment ライブラリー Web ページから入手できる「アプリケーションとその環境の管理」およびその他の PDF 資料を参照することもできます。
- WebSphere Application Server によるメッセージングの学習
このトピックを使用して、WebSphere ESB を用いたエンタープライズ・アプリケーションの非同期メッセージングの使用について学習します。
- JMS プロバイダーのインストールおよび構成
このトピックでは、WebSphere ESB で JMS プロバイダーを使用できるさまざまな方法について説明します。
JMS プロバイダーにより、Java Message Service (JMS) および WebSphere ESB で Java Message Service (JMS) および他のメッセージ・リソースを使用することができます。
- デフォルトのメッセージング・プロバイダーの使用
このトピックは、デフォルトのメッセージング・プロバイダーによって提供されるメッセージング・リソースを WebSphere アプリケーションが使用できるようにするための方法に関する一連のトピックへの入り口です。デフォルトのメッセージング・プロバイダーは、WebSphere Application Server の一部としてインストールされ実行されており、サービス統合テクノロジーを基礎としています。
- バージョン 5 デフォルト・メッセージング・リソースのメンテナンス
このトピックは、デフォルト・メッセージング・プロバイダーによって、WebSphere Application Server バージョン 5 アプリケーション用に提供されるメッセージング・リソースの保守に関する一連のトピックへの入り口です。
- WebSphere MQ の JMS リソースの使用
このトピックは、WebSphere MQ によって提供される JMS リソースを WebSphere アプリケーションが使用できるようにするための方法に関する一連のトピックへの入り口です。
- 一般プロバイダーの JMS リソースの使用
このトピックは、WebSphere のデフォルトのメッセージング・プロバイダーや WebSphere MQ 以外の一般メッセージング・プロバイダーによって提供される JMS リソースを WebSphere アプリケーションが使用できるようにするための方法に関する一連のトピックへの入り口です。
- メッセージ・ドリブン Bean の管理サポート
これらのタスクを使用して、メッセージ・ドリブン Bean のサポートに使用するリソースを管理します。これらのタスクは、リソース・アダプター、 JMS プロバイダー、およびそれらが提供するリソースを管理するタスクへの追加です。
- WebSphere メッセージングのトラブルシューティング
この概説タスクを使用して、WebSphere Messaging に関連すると思われる問題を解決してください。WebSphere Messaging に関連すると思われる問題を識別して解決するには、標準の WebSphere ESB トラブルシューティング機能を使用できます。