作業項目の転送

例えば、作業項目の所有者が休暇中で、その所有者が出社する前に作業項目を完了する必要がある場合などに、作業項目を別のユーザーに転送することができます。

始める前に

作業項目を転送するには、次のいずれかのロールを持っている必要があります。

ロール タスク状態 作業項目は、次のユーザー・ロールに転送可能です。
所有者 要求 潜在的所有者、管理者。
スターター 強制終了、期限切れ、終了、失敗、または実行中 潜在的スターター、管理者。
オリジネーター 任意のタスク状態 潜在的インスタンス作成者、管理者。タスクがアクティブ状態の場合は、任意のユーザー・ロールに転送できます。
管理者 作動可能、要求済み、強制終了、期限切れ、終了、失敗、または実行中 任意のユーザー・ロール。

このタスクを実行する理由と時期

作業項目を転送するには、 Business Process Choreographer Explorer で次のステップを実行します。

このタスクのステップ

  1. 管理するタスク・インスタンスを表示します。

    ナビゲーション・ペインの「タスク・インスタンス」の下で、 「自分で管理」をクリックします。

  2. タスク・インスタンスの作業項目を表示します。

    「自分で管理するタスク・インスタンス」ページで、タスク・インスタンスを 選択して「作業項目」をクリックします。

  3. 作業項目を転送します。
    1. 「新規所有者」フィールドで、新規作業項目所有者のユーザー ID を指定します。

      タスク管理者であれば、作業項目をだれにでも転送可能です。作業項目の現行所有者は、作業項目の別の潜在的所有者またはタスク管理者にのみ作業項目を転送できます。

    2. 「理由」リストから 1 つ以上のロールを選択します。 これらのロールにより、割り当てられたユーザーが転送済みの作業項目で実行できる アクションが決まります。
    3. 「転送」をクリックします。

結果

転送済みの作業項目が、新規作業項目所有者に属すタスクのリストに表示されます。

ご利用条件 |


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本製品では Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)