プロファイル・ウィザードでは、新規プロファイルの作成または既存のプロファイルの拡張の際に、障害が発生する場合があります。
同じことは、manageprofiles コマンドを使用するときにも発生します。
そうした障害が発生した場合は、ここでの説明に従ってまずログ・ファイルを確認し、状態に応じて以下のリカバリー手順を実行してください。
このログ・ファイルは、Linux および UNIX システムではディレクトリー install_root/logs/wasprofile に、Windows システムでは install_root¥logs¥wasprofile に配置されています (install_root は、WebSphere Process Server のインストール・ルート・ロケーション)。「Result of executing」というテキストを検索し、それぞれのテキストが「true」で終わっているかどうか検証します。true または false の値は、プロファイル・テンプレート構成アクション .ant スクリプトの実行結果を示します。以下に例を示します。
<message>Result of executing E:¥o0536.15¥profileTemplates¥default¥actions¥first was: true</messages>
このファイルの値 false により、障害の原因を示すことができます。
このログ・ファイルは、Linux および UNIX システムではディレクトリー install_root/logs/wasprofile に、Windows システムでは install_root¥logs¥wasprofile に配置されています (install_root は、WebSphere Process Server のインストール・ルート・ロケーション)。「Result of executing」というテキストを検索し、それぞれのテキストが「true」で終わっているかどうか検証します。true または false の値は、プロファイル・テンプレート構成アクション .ant スクリプトの実行結果を示します。 以下に例を示します。
<messages>Result of executing E:¥o0536.15¥profileTemplates¥default.wbicore¥actions¥saveParamsWbiCore.ant was:true</messages>
このファイルの値 false により、障害の原因を示すことができます。また、以下のオプションで説明されるログ・ファイルも調べてください。
上述のオプションで説明されるログ・ファイルで false 値を発見した場合は、Linux および UNIX システムではディレクトリー profile_root/logs、Windows システムでは profile_root¥logs にあるログ・ファイルを調べてください (profile_root はプロファイルのインストール・ロケーション)。これらのログ・ファイルは一貫性のある命名規則に従っていませんが、通常は、失敗した .ant スクリプトの名前に .log を付けた形式になっています。例えば、wasprofile_augment_profile_name.log ファイルに次の項目があるとします。
<messages>Result of executing E:¥o0536.15¥profileTemplates¥default.wbicore¥actions¥saveParamsWbiCore.ant was:false</messages>
まず、wasprofile_augment_profile_name.log ファイル内の周囲の項目を見ます。周囲の項目から障害の原因を判別できない場合は、対応するログ・ファイルで失敗した .ant スクリプト項目を探します。この場合、saveParamsWbiCore.ant スクリプトによって作成されたログ・ファイルは saveParamsWbiCore.ant.log です。ファイルを開き、障害が発生した原因を調査します。
プロファイルが存在するかどうかを判別するには、Linux および UNIX システムでは install root/bin/wasprofile.sh -listProfiles コマンドを、Windows システムでは install_root¥bin¥wasprofile.bat -listProfiles コマンドを実行します (install_root は、 WebSphere Process Server のインストール・ルート・ロケーション)。作成に使用したプロファイル名が存在していない場合は、そのプロファイルを再作成できます。作成に使用したプロファイル名が存在している場合は、プロファイルが作成されており、拡張で障害が発生したことになります。 拡張の失敗からリカバリーする場合のヒントについては、以降のセクションを参照してください。
プロファイルが作成されても、manageprofiles コマンドを使用した拡張に失敗した場合は、プロファイル・ウィザードにより残りの拡張操作を終了するようお勧めします。
プロファイルの拡張で障害が発生した理由を判別し、その障害の原因を突き止めたら、以下のステップに従ってもう一度既存のプロファイルの拡張を試み、完全な WebSphere Process Server プロファイルを正常に作成することができます。