ビジネス・ルール・マネージャーが機能する仕組み

ビジネス・ルール・マネージャー・コンポーネントは、ビジネスを営むときのルールを管理するために、ビジネス・アナリストが使用する主要な WebSphere Process Server ツールです。

ビジネス・ルール・マネージャーを使用して、以下のタスクを実行します。

図 1 は、ビジネス・ルール・マネージャーがルールを呼び出し、公開する仕組みを示しています。

図 1. ビジネス・ルール・マネージャーのイベント・シーケンス
このグラフィックは、
ビジネス・ルール・マネージャーが機能する仕組みを示しています。グラフィックの左側には、エディター (ビジネス・ルール・マネージャー) があります。
中央には、ビジネス・ルールの「元のコピー (Original Copy)」と
「ローカル変更 (Local Change)」を保持した「サーバー・メモリー (Server Memory)」
が表示されます。右側には、データベースが表示されます。プロセス・ラベル「1」の最初のステップは、サーバー・メモリーへの初めてのロードです。
2 番目のステップは、ビジネス・ルール・マネージャーのブラウズ機能と編集機能を示しています。
3 番目のステップは、サーバー・メモリーの変更の保存です。
4 番目のステップは、データベースへの変更の公開です。

ビジネス・ルール・マネージャーにログオンした後に、ビジネス・ルールを変更すると、以下のイベントが発生します。

  1. ビジネス・ルールを選択すると、ビジネス・ルール・マネージャーは、 データベースからルールにアクセスし、それをオリジナルのコピーとしてサーバー・メモリーに保管します。
  2. これで、ルールをブラウズまたは編集できるようになります。
  3. ビジネス・ルールをコピーとしてローカル・サーバー・メモリーに保管します。
  4. ローカル・コピーを再びデータベースに公開します。

ご利用条件 |


(c) Copyright IBM Corporation 2005, 2006.
本製品では Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)