コマンド行インターフェースを使用して、イベント・データベース・バケット構成を変更できます。
目的
イベント・データベース・バケット構成を表示または変更します。
wsadmin -f eventbucket.jacl [-status]
[-change] [-serverName server_name]
説明
eventbucket.jacl スクリプトは、イベント・データベース・バケット構成を表示または変更します。バケットは、イベント・データベースから古いイベント・データをパージするための高速パージ・ユーティリティーによって使用されます。 このコマンドを実行して、現在のバケット構成を判別したり、アクティブおよび非アクティブ・バケットをスワップすることができます。
注: WebSphere セキュリティーが使用可能にされている場合、ユーザー ID を eventAdministrator ロールにマップして、イベント・データベース・バケット構成を表示または変更する必要があります。
パラメーター
- -status
- 現在のバケット構成についての情報を表示できます。例えば、アクティブ・バケットの設定、およびバケットのチェック間隔 (データ・ストア・プラグインが、どのバケットがアクティブか判定する頻度) を表示できます。
- -change
- アクティブ・バケットを非アクティブ・バケットに、非アクティブ・バケットをアクティブ・バケットにするためにバケットをスワップします。非アクティブ・バケットは空でないと、このオプションは使用できません。
- -serverName server_name
- EventServer アプリケーションがデプロイされたアプリケーション・サーバーの名前。この引数はオプションですが、EventServer アプリケーションがデプロイされている WebSphere ノードで複数のアプリケーション・サーバーが実行中のときは指定する必要があります。そうしない場合、Common Event Infrastructure エンタープライズ Bean を見つけることができないため、コマンドは失敗します。
例
以下の例は、現在のバケット構成を表示します。
wsadmin -f eventbucket.jacl -status
以下の例は、アクティブ・バケットおよび非アクティブ・バケットをスワップします。
wsadmin -f eventbucket.jacl -change