WebSphere Process Server のファースト・ステップ・コンソールは、1 箇所から WebSphere Process Server エレメントに指示するためのツールで、製品のインストール後に実行できます。インストールする機能に従って、各種オプションがファースト・ステップ・コンソールに動的に表示されます。すべてのオプションがそろっている場合は、ファースト・ステップ・コンソールを使用して 、プロセス・サーバーまたはデプロイメント・マネージャーの始動と停止、管理コンソールへのアクセス、プロファイル・ウィザードの起動、サンプル・アプリケーション・ギャラリーへのアクセス、インフォメーション・センターへの アクセス、またはマイグレーション・ウィザードの起動を行うことができます。
WebSphere Process Server 製品のファースト・ステッ プ・コンソールは、いくつかのフォームを持っています。 ファースト・ステップ・コンソールは、製品そのものに応じてどのプロファイルの作成よりも前に存在しています。 このバージョンでは、プロファイル・ウィザードを開始して、セル用のデプロイメント・マネージャーおよびプロセス・サーバーを定義できます。 完全インストールを実行した場合は、スタンドアロン・プロセス・サーバーが既に存在します。それぞれのスタンドアロン・プロセス・サーバーには、独自のフ ァースト・ステップ・コンソールがあります。 ユーザーが作成したデプロイメント・マネージャーおよび追加プロセス・サーバー、またはカスタム・プロファイルにも、同様にそれぞれのファースト・ステップ・コンソールがあります。
以下のセクションでは、さまざまなタイプのファースト・ステップ・コンソールで使用可能なオプションについて、詳しく説明しています。
各プロファイルには、独自のファースト・ステップ・コンソールがあります。ファースト・ステップ・コンソールを起動するためのコマンドのロケーションは、プロファイル内のファイルのセット内です。 プロファイルに関連した、ファースト・ステップ・コンソールを起動する プロンプトが、プロファイル・ウィザードの最新のパネル上に表示されます。
各オプションが呼び出すコマンドについては、使用のヒントを参照してください。
デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成後、初めてファースト・ステ ップ・コンソールを使用した場合は、「インストール検査」を選択して、インストールが問題なく行われたことを確認します。 検査プロセスによりデプロイメント・マネージャーが始動されます。
「インストール検査」オプショ ンを選択した場合、「デプロイメント・マネージャーの始動」オプションは IVT の実行中、グレー化されます。
「デプロイメント・マネージャーの始動」オプションを選択すると、 出力画面に状況メッセージが表示されます。成功メッセージは、デプロイメント・マネージャーが e-ビジネス用に開いていることを通知します。次に、メニュー項目が 「デプロイメント・マネージャーの停止」に変わります。
「デプロイメント・マネージャーの始動」オプションを選択した場合、「インストール検査」オプションはデプロイメント・マネージャーの実行中、グレー化されます。
管理コンソールは、Web ブラウザー内で実行される構成エディターです。管理コンソールを使用することによって、デプロイメント・マネージャーおよびセル内にあるすべてのプロセス・サーバー用の XML 構成ファイルで作業することが可能になります。 管理コンソールを起動するには、「管理コンソール」を選択しま す。ブラウザーで http://localhost:9060/ibm/console を指定して、管 理コンソールを開始することもできます。 ローカル・ホスト変数が正しく解決されない場合は、アドレスにご使用の ホスト名を入力してください。管理コンソールが開くと、 ログイン名を求めるプロンプトが出されます。このプロンプトはセキュリティー のために出されるのではなく、セッション中に行った構成変更を識別するための タグにすぎません。セキュア・サインオンも使用可能です。
各プロファイルには、独自のファースト・ステップ・コンソールがあります。ファースト・ステップ・コンソールを起動するためのコマンドのロケーションは、プロファイル内のファイルのセット内です。 プロファイルに関連した、ファースト・ステップ・コンソールを起動する プロンプトが、プロファイル・ウィザードの最新のパネル上に表示されます。
各オプションが呼び出すコマンドについては、使用のヒントを参照してください。
サーバー・プロファイルを作成後、初めてファースト・ステップ・コンソールを使用した場合は、「インストール検査」をクリックして、インストールが問題なく行われたことを確認します。検査プロセスによりサーバーが始動されます。
「インストール検査」オプションを選択した場合、「サーバーの始動」オプションは IVT の実行中、グレー化されます。
「サーバーの始動」オプションを選択すると、 出力画面に状況メッセージが表示されます。成功メッセージは、 サーバーが e-ビジネス用に開いていることを通知します。次に、メニュー項目が 「サーバーを停止」に変わります。
「サーバーの始動」オプションを選択した場合、「インストール検査」オプションはプロセス・サーバーの実行中、グレー化されます。
管理コンソールは、Web ブラウザー内で実行される構成エディターです。管理コンソールを使用することによって、スタンドアロンのプロセス・サーバー用の XML 構成ファイルで作業することが可能になります。管理コンソールを起動するには、「管理コンソール」を選択しま す。ブラウザーで http://localhost:9060/ibm/console を指定して、管 理コンソールを開始することもできます。 ローカル・ホスト変数が正しく解決されない場合は、アドレスにご使用の ホスト名を入力してください。管理コンソールが開くと、 ログイン名を求めるプロンプトが出されます。このプロンプトはセキュリティー のために出されるのではなく、セッション中に行った構成変更を識別するための タグにすぎません。セキュア・サインオンも使用可能です。
各プロファイルには、独自のファースト・ステップ・コンソールがあります。ファースト・ステップ・コンソールを起動するためのコマンドのロケーションは、プロファイル内のファイルのセット内です。 プロファイルに関連した、ファースト・ステップ・コンソールを起動する プロンプトが、プロファイル・ウィザードの最新のパネル上に表示されます。
ファースト・ステップ・コンソールから、「サンプル・ギャラリー 」を選択してアプリケーション・サンプルを探索します。また、ブラウザーで直接 http://localhost:9080/WSsamples と指定することもできます。 ローカル・ホスト変数が正しく解決されない場合は、アドレスにご使用の ホスト名を入力してください。Web アドレスは大/小文字の区別を行います。 アドレスには、ご使用のホスト名 を入力してください。
各オプションが呼び出すコマンドについては、使用のヒントを参照してください。
各プロファイルには、独自のファースト・ステップ・コンソールがあります。ファースト・ステップ・コンソールを起動するためのコマンドのロケーションは、プロファイル内のファイルのセット内です。 プロファイルに関連した、ファースト・ステップ・コンソールを起動する プロンプトが、プロファイル・ウィザードの最新のパネル上に表示されます。
各オプションが呼び出すコマンドについては、使用のヒントを参照してください。
表 1 に、WebSphere Process Server ファースト・ステップ・コンソールのさまざまなオプションが呼び出すコマンドを示します。 すべてのオプションが、それぞれのファースト・ステップ・コンソール上に表示されるわけではありません。 例えば、デプロイメント・マネージャーのファースト・ステップ・コンソールには、「サンプル・ギャラリー」オプションまたは「サーバーの始動」オプションはありません。個々のコマンドについて詳しくは、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ws60help/index.jsp の WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センターを参照してください。
オプション | リンク |
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インストール検査 | ivt コマンドを呼び出します。 インストール検査テストのロケーションは、プラットフォームによって異なります。
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サーバーの始動 | startServer コマンドを呼び出します。 startServer コマンドのロケーションは、プラットフォームによって異なります。
同じサーバー上に複数のプロセス・サーバーがある場合、コマンドはファースト・ステップ・コンソールと関連した同じプロセス・サーバーを始動します。 |
サーバーの停止 | stopServer コマンドを呼び出します。
stopServer コマンドのロケーションは、プラットフォームによって異なります。
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デプロイメント・マネージャーの始動 | startManager コマンドを呼び出します。 startManager コマンドのロケーションは、プラットフォームによって異なります。
同じサーバー上に複数のデプロイメント・マネージャーがある場合、コ マンドはファースト・ステップ・コンソールと関連した同じデプロイメント・マネージャーを始動します。 |
デプロイメント・マネージャーの停止 | stopManager コマンドを呼び出します。
stopManager コマンドのロケーションは、プラットフォームによって異なります。
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管理コンソール | http://localhost:9060/ibm/console Web アドレスへ、デフォルトのブラウザーを開きます。
同じサーバー上に複数のプロセス・サーバーがある場合、 ポートはさまざまです。 ファースト・ステップ・コンソールが、ファースト・ステップ・コンソー ルと関連した管理コンソールを開始します。 |
プロファイル・ウィザード | pcatplatform コマンドを呼び出します。
コマンドは、Linux および UNIX プラットフォームでは install_root/bin/ProfileCreator_wbi ディレクトリー、Windows プラットフォームでは install_root¥bin¥ProfileCreator_wbi ディレクトリーにあります。コマンド名は、以下のようにプラットフォームごとに異なります。
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サンプル・ギャラリー | http://localhost:9080/WSsamples Web アドレスへ、デフォルトのブラウザーを開きます。
製品の初期インストール時にサンプル・アプリケーション・ギャラリーをインストールしない場合、オプションはファースト・ステップ・コンソール上に表示されません。 インクリメンタル・インストールを実行して、機能を追加することができます。サンプル・アプリケーション・ギャラリーの追加後、オプションはファースト・ステップ・コンソール上に表示されます。 同じサーバー上に複数のプロファイルがある場合、 ポートはさまざまです。 ファースト・ステップ・コンソールが、ファースト・ステップ・コンソールと関連したサンプル・アプリケーション・ギャラリーを開始します。 |
![]() ![]() |
Web アドレス http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp にあるオンライン・インフォメーション・センターへ、デフォルトのブラウザーを開きます。 |
マイグレーション・ウィザード | migration コマンドを呼び出します。 migration コマンドのロケーションは、以下のとおりです。
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本製品では Eclipse テクノロジーが採用されています。(http://www.eclipse.org)