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manageprofiles のパラメーター

WebSphere Process Server の manageprofiles コマンドでは、以下のパラメーターを使用することができます。

注: WebSphere Process Server プロファイルを作成または拡張するときは、このトピックで記載するパラメーター以外のパラメーターを使用しないでください。
以下に示すパラメーターのうちの一部は、WebSphere Application Server の wasprofile コマンドと共に使用することもできます。 個々のコマンドについて詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の同名のパラメーターの説明を参照してください。
注: 値にスペース文字や引用符を使用する場合は、値全体を引用符で囲む必要があります。例えば、-unaugment "system 1" のように指定します。値の中に引用符を含める場合は、引用符の前に円記号 (¥) を入力する必要があります。例えば、-augment " ¥"system2¥"" のように入力します。
-augment
これは、manageprofiles コマンド行ツールに対して、既存プロファイルを拡張することを指示します。このパラメーターは、取り込まれたコマンド行内では変更しないでください。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-ceiDbPwd userid password
スタンドアロン・プロファイルを作成または拡張する場合に、Common Event Infrastructure の構成用に Cloudscape 以外のデータベースを作成することを選択した場合は、対応する値「MASKED_PARAMETER_VALUE」を、プロファイル・ウィザードの「Common Event Infrastructure の追加のデータベース構成情報」パネルで入力したユーザー ID に指定したパスワードに変更してください。
-ceiDbSysPwd userid password
スタンドアロン・プロファイルを作成または拡張する場合に、Common Event Infrastructure の構成用に Oracle データベースを作成することを選択した場合は、対応する値「MASKED_PARAMETER_VALUE」を、プロファイル・ウィザードの「Common Event Infrastructure の追加のデータベース構成情報」パネルで入力した SYSDBA 権限を持つユーザー ID に指定したパスワードに変更してください。
-ceiSampleJmsPwd userid password
スタンドアロン・プロファイルを作成または拡張する場合は、対応する値「MASKED_PARAMETER_VALUE」を、プロファイル・ウィザードの「Common Event Infrastructure の構成」パネルで入力したユーザー ID に指定したパスワードに変更してください。
-cellName cell_name
プロファイルのセル名を指定します。プロファイルごとに固有のセル名を使用します。カスタム・プロファイルをデプロイメント・マネージャー・セルに統合する予定がある場合でも、固有の名前を使用してください。ノードをデプロイメント・マネージャー・セルの一部にするためには、統合に固有のセル名が必要です。製品が同じ物理マシン上で稼働する場合や、マシンのクラスター上で稼働する場合 (例: sysplex) は、どんな環境でも、セル名は固有でなければなりません。また、エンティティー間のネットワーク接続性 (セル間の、または各セルと通信する必要のあるクライアントからの) が求められる環境では、セル名は固有でなければなりません。ネーム・スペースが統合される場合でも、セル名は固有である必要があります。固有でなければ、javax.naming.NameNotFoundException などの症状が発生する可能性があります。この場合は、固有の名前のセルを作成する必要があります。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-create
これは、manageprofiles コマンド行ツールに対して、新規プロファイル作成を作成することを指示します。このパラメーターがコマンド行に含まれる場合は、変更しないでください。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-dbPassword userid password
「データベース構成に関するその他の情報」パネルでユーザー ID とパスワード値を入力した場合は、対応する値「MASKED_PARAMETER_VALUE」を、このパネルで入力したユーザー ID に指定したパスワードに変更してください。
-dmgrHost host_name
デプロイメント・マネージャーが稼働しているマシンを示します。作成時にカスタム・プロファイルを統合する場合に、このパラメーターと dmgrPort パラメーターを指定します。

ホスト名には、長い DNS 名、短い DNS 名、またはデプロイメント・マネージャー・マシンの IP アドレスを指定できます。

このオプション・パラメーターを指定すると manageprofiles コマンドは、カスタム・プロファイルを作成するときに、カスタム・ノードのデプロイメント・マネージャー・セルへの統合を試行するよう指示されます。このパラメーターは、デプロイメント・マネージャー・プロファイルまたはプロセス・サーバー・プロファイルの作成時には無視されます。

デプロイメント・マネージャーが使用不可の場合の統合

デプロイメント・マネージャーが稼働中でないとき、またはセキュリティーが使用可能に設定されているため、あるいはその他の理由でデプロイメント・マネージャーが使用できないときにカスタム・ノードを統合すると、ログのインストールの標識が、完了の失敗を示す INSTCONFFAILED になます。結果として生成されるカスタム・プロファイルは使用不可になります。同じプロファイル名で別のカスタム・プロファイルを作成するためには、そのカスタム・プロファイル・ディレクトリーを、プロファイル・リポジトリー (プロファイルのインストール・ルート・ディレクトリー) の外部に移動する必要があります。

セキュリティーを使用可能に設定している場合、またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更している場合は、manageprofiles コマンドによる統合はできません。代わりに、addNode コマンドを使用してください。 詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。

-dmgrPort port_number
デプロイメント・マネージャーの SOAP ポートを示します。作成時にカスタム・プロファイルを統合する場合に、このパラメーターと dmgrHost パラメーターを指定します。デプロイメント・マネージャーが稼働しており、アクセス可能である必要があります。セキュリティーを使用可能に設定している場合、またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更している場合は、wasprofile コマンドによる統合はできません。代わりに、addNode コマンドを使用してください。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-federateLater true | false
このパラメーターを「true」に設定した場合、-dmgrPort および -dmgrHost が指定されていても、作成時にカスタム・プロファイルがデプロイメント・マネージャーに統合されません。 「false」に設定する場合は、-dmgrPort と -dmgrHost の両方を指定する必要があります。
-hostName host_name
プロファイルを作成するホストの名前を指定します。この名前は、最初の製品のインストール時に指定したホスト名と一致している必要があります。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-mqPwd userid password
スタンドアロン・プロファイルを作成または拡張する場合に、サンプルの Business Process Choreographer を構成することを選択した場合は、対応する値「MASKED_PARAMETER_VALUE」を、プロファイル・ウィザードの「Business Process Choreographer の構成」パネルで入力したユーザー ID に指定したパスワードに変更してください。
-nodeName node_name
新しいプロファイルを使用して作成されるノードのノード名を指定します。 セル内、またはマシン上で固有な値を使用してください。同じ製品のバイナリー・セットを共有する各プロファイルは、それぞれ固有のノード名を持つ必要があります。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-portsFile file_path
新規プロファイルを作成する場合は、コマンド行の末尾に -startingPoint パラメーターまたは -portsFile パラメーターのいずれかを追加する必要があります。-portsFile パラメーターは、新規プロファイルのポートの設定を定義するファイルへのパスを指定します。このパラメーターを省略した場合、manageprofiles コマンドは、次のファイルを探します。
install_root/profileTemplates/profile_type/actions/portsUpdate/bin  ¥
/portdef.props
詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-profileName profile_name
プロファイル名は、特定のプロファイルの固有の ID です。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-profilePath profile_path

Icon indicating Windows platforms Windows プラットフォームの場合: プロファイルをセルに統合するときに障害を引き起こす可能性がある Ant スクリプトの制限を回避するために、絶対パスを指定します。例: -profilePath C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥profile01 詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。

scaSecurityPassword userid password
スタンドアロン・プロファイルを作成または拡張する場合に、サービス統合バスをセキュア・モードで構成することを選択した場合は、対応する値「MASKED_PARAMETER_VALUE」を、プロファイル・ウィザードの「サービス・コンポーネント・アーキテクチャーの構成」パネルで入力したユーザー ID に指定したパスワードに変更してください。
-startingPort startingPort
新規プロファイルを作成する場合は、コマンド行の末尾に -startingPort パラメーターまたは -portsFile パラメーターのいずれかを追加する必要があります。このパラメーターは、プロファイル用のすべてのポートを生成するための開始ポート番号を指定します。このパラメーターを指定しない場合、このコマンドは serverindex.xml ファイルに指定されているデフォルトのポートを使用します。このパラメーターは、-portsFile パラメーターと併用しないでください。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-templatePath template_path
インストール・ルート・ディレクトリー内にあるテンプレート・ファイルへのディレクトリー・パスを 指定します。WebSphere Process Server の異なるインストール済み環境用のプロファイルを作成または拡張する場合にのみ、template_path の値を変更してください。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
-winservicePassword userid password
Icon indicating Windows platforms Windows プラットフォームの場合: これは、マスクされるパスワード値です。Microsoft Windows 上で実行している場合に、コマンド行で、パラメーター名 -winserviceCheck に対して「true」のパラメーター値を指定した場合は、対応する値「MASKED_PARAMETER_VALUE」を、プロファイル・ウィザードで Windows サービスを所有するユーザーまたはローカル・アカウントに指定したパスワードに変更してください。詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 6.0 インフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp) の wasprofile コマンドの資料にある同名のパラメーターの説明を参照してください。
関連タスク
manageprofiles コマンドを使用したプロファイルの作成および拡張
関連資料
WebSphere Process Server バージョン 6.0.1 で使用できる manageprofiles コマンド

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