WebSphere InterChange Server for Linux バージョン 4.3 リリース情報

本書には、WebSphere(R) InterChange Server(TM) for Linux(R) バージョン 4.3 のリリース情報が含まれます。以下のセクションで構成されます。
本リリースの新機能 インストールおよび構成情報
製品の修正履歴 既知の問題および予備手段
ハードウェア要件およびソフトウェア要件 文書

注: この製品に関する重要情報は、本リリース情報の公開後に発行されるテクニカル・サポート・フラッシュで入手できます。これらは、WebSphere Business Integration サポート Web サイト http://www.ibm.com/websphere/integration/wbiserver/support にあります。 関心のあるコンポーネント領域を選択して、フラッシュのセクションを検索します。


本リリースの新機能

このセクションでは、本リリースでの新機能と改良点を示します。

ハードウェア要件およびソフトウェア要件

ハードウェア要件およびソフトウェア要件は、製品資料に含まれています。これらの資料へのリンクについては、『インストールおよび構成情報』を参照してください。


インストールおよび構成情報

この製品のハードウェア要件およびソフトウェア要件、インストール、マイグレーション、アップグレード、および構成の情報については、「システム・インストール・ガイド (UNIX 版)」を参照してください。

インストールの注意事項


既知の問題および予備手段

このリリースで判明している問題を以下に示します。

サーバー

トラッキング番号

説明

24123

マップ変換用に宣言された一時ストリング変数は初期化されず、ヌル値が格納されます。そのためマップ変換時に、DtpDataConversion.toXXX(Object objectData) を使用して、ヌル値を含むこれらの変数のデータ変換を行うと、DtpIncompatibleFormatException がスローされます。

29159

ブレークポイントのデバッグ時に右クリックしてコラボレーションを停止すると、System Manager はハングします。GUI 上で何も実行できず、デバッグ・フローを完了させることもできません。実行中のフローがあるコラボレーションを停止できないため、デバッガーでこの問題が発生します。System Manager プロセスを手動で強制終了する必要があります。

31603

InterChange Server のメッセージ (ログ・メッセージおよびその他の通知メッセージ) はローカライズされていません。これらのメッセージは英語であり、ツールのロケールが英語以外に設定されている場合でも、ICS ツールの一部はこれらのメッセージを英語で表示します。

42846

System Monitor は、「サーバー統計」ビューで、コネクターに障害を発生させるイベントをカウントすることができません。
43023 関係内の属性の作成中に、データベース固有の SQL 予約語を使用してはなりません。使用すると、下層のデータベースには適切なテーブルが作成されますが、JDBC 例外が発生します。例えば、SQL 予約語の "index"、"key"、"char"、および "table" を関係属性の名前に使用してはなりません。この例外は、InterChange Server がサポートするすべてのプラットフォーム上の SQL2000 で発生します。また、他のデータベースを選択する場合もこれらの予約語を使用しないでください。
43439 JMS エージェントに障害が発生したとき、ハートビート・スレッドがタイムアウトになる (2 分かかる場合がある) まで、サーバーには通知されません。この間、コラボレーション・スレッドがエージェントに要求を送信することができるため、同じイベントが 2 度エージェントに送信される可能性があり、その要求がキューに格納されています。ハートビート・スレッドがタイムアウトになると、待機中のコラボレーション・スレッドは失敗したイベントのテーブルに同じイベントを格納します。エージェントが再び始動すると、同じイベントが再サブミットされます。
43441 / 43549 複合 ID 関係 (親ビジネス・オブジェクトと子ビジネス・オブジェクトの両方を関係付けるために使用される ID 関係) 機能は、ICS 4.3 では動作しません。この機能を使用するには、IBM テクニカル・サポートにお問い合わせください。

SNMP

トラッキング番号

問題

8089

The SNMP Agent および SNMP 構成マネージャーは、それぞれ別のマシン上で動作することが可能であるにも関わらず、バンドルとして一緒にインストールされます。

文書

文書

説明

システム・インストール・ガイド (UNIX 版)

第 8 章、InterChange Server システムのアップグレード。セクション『既存の ICS システムの準備』内に、既存のリポジトリーのバックアップのための次のコマンドが示されています。

repos_copy -sWICS -o repos_copy.in -uadmin -ppasswd

ここで、"-o" フラグとファイル名の間にスペースがあってはならず、ファイル名の例は、説明文と矛盾しています。

コマンドは、正しくは以下のようになります。

repos_copy -sWICS -oRepository411.txt -uadmin -ppasswd

システム・インストール・ガイド (UNIX 版)

第 8 章、InterChange Server システムのアップグレード。セクション『アップグレードの検証』内の箇条書きの 3 番目の項目は、以下のようになっています。

すべてのコネクターが指定のキューを正常に検索したことを検証します。System Manager の「サーバー」メニューから「システム表示」を選択して、コネクターの横のアイコンが青信号になっていること、およびコネクターの状況が「非アクティブ」であることを確認します。

青信号のアイコンは、コネクターの状況が「アクティブ」であることを示すため、この項目は、次のようになっていなければなりません。

すべてのコネクターが指定のキューを正常に検索したことを検証します。System Manager の「サーバー」メニューから「システム表示」を選択して、コネクターの横のアイコンが青信号になっていること、およびコネクターの状況が「アクティブ」であることを確認します。

文書

製品資料を入手するには、Web サイトにアクセスして、使用しているリリースに対応する現行の資料セットをダウンロードしてください。インフォメーション・センターで提供されている説明に従って、インストールを完了します。

CD であっても電子配布の製品であっても、製品パッケージには製品資料は含まれていません。この製品の資料は、次のインフォメーション・センターで入手できます。

製品資料を入手するには、Web サイトにアクセスして、使用しているリリースに対応する現行の資料セットをダウンロードしてください。インフォメーション・センターで提供されている説明に従って、インストールを完了します。

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