Remote Agent
のオペレーティング・システムおよびソフトウェアの要件について説明します。
本書では、ユーザーのサイトがハブ・サイトで、完全な InterChange Server
システムを Windows 2000 上で稼働させることを想定しています。ただし Remote
Agent
では、ハブ・サイトとスポーク・サイトが同じプラットフォームを使用する必要はありません。通信先となるスポーク・サイトは、次のどのプラットフォームでも使用できます。
- Windows 2000 (Service Pack 4)
- Solaris 7.0 または 8.0 (現在のパッチ・レベル) の UNIX
- 注:
- ほとんどのアダプターは Windows 2000 または UNIX
上で稼働しますが、特定のオペレーティング・システムでのみ稼働するコネクターもあります。詳細については、個々のアダプターの資料を参照してください。
ハブ・サイトには、以下の ICS
コンポーネントがインストールされている必要があります。
- InterChange Server バージョン 4.x.x
- スポーク・サイトのコネクター・エージェントに対応するコネクター・コントローラー
- WebSphere MQ 5.3.0.2 Server
- HTTP/HTTPS 構成オプションに使用する WebSphere MQ Internet Pass Through
(MQIPT)
- IBM Java ORB およびその Transient Naming Service
- 注:
- IBM Java ORB およびその Transient Naming Service は、自動的に
インストーラーによってインストールされます。詳しくは、"オブジェクト・リクエスト・ブローカーの構成"を参照してください。
スポーク・サイトには InterChange Server
システムのインストールは必要ありませんが、以下のコンポーネントのインストールが必要です。
- ハブ・サイトにインストールされたコネクター・コントローラーに対応するコネクター・エージェント
(1 つまたは複数)
- WebSphere MQ 5.3.0.2 Server
- HTTP/HTTPS 構成オプションに使用する WebSphere MQ Internet Pass Through
(MQIPT)
MQ_LIB 環境変数を作成し、その値を Java¥lib
ディレクトリーのパスに設定します。例えば、次のようになります。
- Windows: C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere MQ¥Java¥lib
- AIX: /usr/mqm/java/lib
- Solaris: /opt/mqm/java/lib
