Java コンパイラーのインストール

InterChange Server ソフトウェアと互換性がある Java コンパイラーは IBM Java Development Kit (JDK) 1.4.2 SR2 に 含まれており、Java ベースのアダプター作成、およびコラボレーションとマッピングの開発に必要となります。IBM JDK は WebSphere InterChange Server の製品 CD の以下のディレクトリーにあります。

JDK¥JDK 1.4.2 Installable files

JDK をインストールするには、次のステップを行います。

  1. ibm-java2-sdk-142.exe という名前のファイルを、インストール CD の JDK 1.4.2 Installable files ディレクトリーからシステム上のローカル一時ディレクトリーにコピーします。
  2. 一時ディレクトリー内にあるファイルをダブルクリックして、ファイルの内容を解凍します。
  3. 言語選択の画面で、ドロップダウン・メニューから 任意の言語を選択し、「OK」をクリックします。
  4. 「ウェルカム」画面で、「次へ」をクリックします。
  5. 「Software License Acceptance」画面で、ライセンス条件に目を通し、同意して「はい」をクリックします。
  6. 「Choose Destination Location」画面で、このデフォルト・パスを受け入れるか、または以下の操作のいずれかを実行し、完了後「次へ」をクリックします。
  7. 「Select Components」画面で、すべてのコンポーネントのチェック・ボックスにチェックマークが付いたままにしておき、「次へ」をクリックします。
  8. システム JVM として Java ランタイム環境のインストールを求めるプロンプトが出されたら、「いいえ」をクリックします。システムにある既存の JVM に影響がないことを保証するためには、このように指定することをお勧めします。IBM JVM がシステムで唯一の JVM である場合、または IBM JVM をデフォルト JVM としてインストールしたい場合は、この質問に「はい」と答えることもできます。どちらの場合も、WICS のランタイム動作には影響しません。
  9. 「ファイル・コピーの開始 (Start Copying Files)」画面で、「次へ」をクリックします。
  10. 「セットアップの完了」画面で、「完了」をクリックします。

注:

  1. JDK の bin ディレクトリー (JDK がインストールされているディレクトリー下の bin サブディレクトリー) を PATH 環境変数に追加していることを確認してください。追加されていない場合、ICS システムは Java コンパイラーを見付けることができません。

  2. JDK 1.4.2 がシステムにインストール済みで、Oracle Server をインストールまたはアップグレードする場合は、JDK を再インストールする必要があります。Oracle のインストール中に、JDK 1.1(1.3.1) がインストールされ、この JDK がデフォルトに設定されます。JDK を再インストールすれば、InterChange Server ソフトウェアと互換性のある JDK バージョンを確実に使用できます。
HA

JDK をクラスター内の両方のマシンにインストールしてください。

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