InterChange Server システムのコネクターには以下のコンポーネントがあり、コネクターを実行するにはこれらの各コンポーネントを始動する必要があります。
ただし、異常シャットダウンや障害の後にコネクター・エージェントが自動的に再始動 されるように、オプションで構成できます。
コネクター・エージェントは、始動時および実行中は常に、特定の InterChange Server と通信します。コネクター・エージェントを始動するときには、InterChange Server の名前を指定し ます。コネクター・エージェントは最初に InterChange Server にアクセスして、自身の構成設定と、サポートするよう構成されている ビジネス・オブジェクト定義を要求します。
コネクター・エージェントを始動するときには、InterChange Server を実行していなくても構いません。ただし、コネクター・エージェントの初期化に必要な情報を取得するまでは、有効な作業を実行できません。InterChange Server を実行しないでコネクター・エージェントを始動すると、コネクター・エージェントはサーバーへのアクセスを繰り返し試みます。
コネクター・エージェントがアプリケーションに接続するには、InterChange Server リポジ トリーから自身の構成を受け取り、ビジネス・オブジェクト定義をダウンロードする必要があります。また、サポートする必要があるコラボレーション・イベント・ サブスクリプションのリストも取得します。
以下の図は、コネクター・エージェントの始動の 3 つのステップを示しています。
コネクター・エージェントは、次の順序で始動タスクを実行します。
コネクターは、自身のビジネス・オブジェクト定義と特定の構成プロパティー (アプリケーションの ユーザー名やパスワードなど) を始動時にのみダウンロードします。他のプロパティー (コネ クター・トレースを制御するプロパティーなど) の値は、動的に変化します。