統合コンポーネントはパッケージ・ファイルにエクスポートできます。統合コンポーネントはリソースであり、最終的には、ファイル・システムに格納されるファイルとなります。詳細については、リソースを参照してください。System Manager
は、コンポーネントをパッケージにエクスポートするときに 以下のリソースを
.jar (Java アーカイブ) ファイルに圧縮します。
- 定義ファイル (コンポーネント・タイプに応じた拡張子で XML 形式で格納します)
- マップおよびコラボレーション・テンプレートの Java ソース・ファイル
- メッセージ・ファイル
コンポーネントをパッケージにエクスポートするには、以下の手順を実行します。
- 要確認:
- マップまたはコラボレーション・テンプレートをエクスポートするには、コンパイルする必要があります。コンパイルされていないマップまたは
コラボレーション・テンプレートをエクスポートしようとすると、System Manager
は先にコンパイルするように要求します。
- エクスポート対象のコンポーネントを含んでいる統合コンポーネント・ライブラリーまたはユーザー・プロジェクトのいずれかを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「リポジトリー・ファイルとしてエクスポート」を選択します。
System Manager によって、図 16
に示すような「リポジトリー・ファイルのエクスポート」ウィザードが表示されます。
図 16. パッケージのエクスポート

- 以下の方法で、エクスポートするコンポーネントを選択します。
- 統合コンポーネント・ライブラリーまたはユーザー・プロジェクトの横のチェック・ボックス
を有効にして、ライブラリーまたはプロジェクト内のすべてのコンポーネントを選択します。
- コンポーネント・グループの横のチェック・ボックスを有効にして、グループ内の
すべてのコンポーネントを選択します。
- コンポーネント・グループを強調表示し、右側のペインで個々のコンポーネントの
横にあるチェック・ボックスを有効にして、それらのコンポーネントを選択します。
- コンポーネントのエクスポート先として既存の .jar
ファイルを指定し、かつプロンプトを表示せずにファイルを上書きする場合は、「警告せずに既存のファイルを上書き」チェック・ボックスを有効にします。
- 注:
- 「警告せずに既存のファイルを上書き」チェック・ボックスの効果を機能させるには、ステップ
4
で説明するように、使用するファイルの指定の前にこのチェック・ボックスを有効にする必要があります。System
Manager
では、既存ファイルがすでに指定されていることを検出すると、ウィザードの完了を待たずに、すぐにファイルの上書きを確認するプロンプトが表示されるため、チェック・ボックスの効果を機能させるには、あらかじめこのオプションを有効にしておく必要があります。
- コンポーネントのエクスポート先の
.jar ファイルの名前およびパスを「InterChange
サーバー・リポジトリー JAR
ファイル・パス」フィールドに入力するか、「参照」をクリックし、上書きするファイルを選択するか、またはディレクトリーにナビゲートしてファイル名を指定します。
既存ファイルの名前およびパスを指定するときに
「警告せずに既存ファイルを上書き」チェック・ボックスを有効にしなかった場合、既存のファイルを上書きするには、プロンプトが表示されたときに「はい」をクリックします。
- 注:
- ファイルの名前およびパスをフィールドに入力する場合は、.jar
拡張子を含めなければ 「完了」ボタンは使用可能になりません。
- 「完了」をクリックして、ウィザードを終了します。
