Collaboration Debugger の接続および切り離し

デバッグ・セッションの開始、ブレークポイントの設定、およびビジネス・プロセスによるフローの管理を行うには、Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトに接続する必要があります。

Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトに接続するには、コラボレーション・オブジェクトがアクティブである必要があります。コンポーネント状態、およびコンポーネント状態の変更方法について詳しくは、「システム管理ガイド」を参照してください。

コラボレーション・オブジェクトのデバッグが完了したら、Collaboration Debugger を切り離して、フローの標準処理を再開します。コラボレーション・オブジェクトを停止すると、Collaboration Debugger は自動的にコラボレーション・オブジェクトから切り離されます。

Collaboration Debugger の接続

以下のセクションで説明するように、Collaboration Debugger は、System Manager または統合テスト環境のどちらを使用しても、コラボレーション・オブジェクトに接続できます。

System Manager による Collaboration Debugger の接続

System Manager を使用して Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトに接続するには、以下の手順を実行します。

  1. InterChange Server コンポーネント管理ビューで、コラボレーション・オブジェクトが存在するサーバー・インスタンスを展開し、「コラボレーション・オブジェクト」フォルダーを展開します。
  2. Collaboration Debugger の接続先となるコラボレーション・オブジェクトを選択します。例えば、展開する複数のユーザー・プロジェクトを一度に選択するには、以下のように、Windows の標準的な選択方法を使用できます。
  3. 選択したコラボレーション・オブジェクトのいずれかを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから 「デバッガーを接続」を選択します。

統合テスト環境による Collaboration Debugger の接続

統合テスト環境を使用して Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトに接続するには、テスト・ユニット・ビューでコラボレーション・オブジェクトのセンター・アイコンを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「デバッガーを接続」を選択します。

テスト・ユニット・ビューについて詳しくは、テスト・ユニット・ビューの使用を参照してください。

Collaboration Debugger による Collaboration Debugger の接続

Collaboration Debugger 自体を使用して Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトに接続するには、次のいずれかを実行します。

Collaboration Debugger の切り離し

以下のセクションで説明するように、Collaboration Debugger は、System Manager または統合テスト環境のどちらを使用しても、コラボレーション・オブジェクトから切り離すことができます。

System Manager による Collaboration Debugger の切り離し

System Manager を使用して Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトから切り離すには、以下の手順を実行します。

  1. InterChange Server コンポーネント管理ビューで、コラボレーション・オブジェクトが存在するサーバー・インスタンスを展開し、「コラボレーション・オブジェクト」フォルダーを展開します。
  2. Collaboration Debugger を切り離すコラボレーション・オブジェクトを選択します。例えば、展開する複数のユーザー・プロジェクトを一度に選択するには、以下のように、Windows の標準的な選択方法を使用できます。
  3. 選択したコラボレーション・オブジェクトのいずれかを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから 「デバッガーを切り離す」を選択します。

統合テスト環境による Collaboration Debugger の切り離し

統合テスト環境を使用して Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトから切り離すには、テスト・ユニット・ビューでコラボレーション・オブジェクトのセンター・アイコンを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「デバッガーを切り離す」を選択します。

テスト・ユニット・ビューについて詳しくは、テスト・ユニット・ビューの使用を参照してください。

Collaboration Debugger による Collaboration Debugger の切り離し

Collaboration Debugger 自体を使用して Collaboration Debugger をコラボレーション・オブジェクトから切り離すには、次のいずれかを実行します。

Collaboration Debugger から切り離されたコラボレーション・オブジェクトの削除

Collaboration Debugger から切り離したコラボレーション・オブジェクトをすべて削除し、ビューに表示されないようにするには、以下の手順を実行します。

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