コネクターの運用には、コネクターの始動、一時停止、停止、およびシャットダウンが含まれます。プロパティーの設定、サポートされるビジネス・オブジェクト、関連するマップなどコネクターの構成についての詳細は、「システム・インプリメンテーション・ガイド」を参照してください。
コネクターを管理している間は、JMS トランスポートを最適化するかどうかを決定することもできます。詳細については、JMS トランスポート最適化の管理を参照してください。
コネクターの始動、一時停止、停止、およびシャットダウンは、System Monitor または System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューから行うことができます。
このセクションの内容は次のとおりです。
System Monitor にログオンしてコネクターの状態を含むビューを開くか、System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューを使用することによって、コネクターの状態を表示させることができます。System Monitor にログオンするには、System Monitor へのログオン手順の手順に従います。System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューを使用するには、InterChange Server インスタンスへの接続手順の手順に従います。
コネクターの状態は、System Monitor と System Manager のどちらのツールを使用するかに応じて、表示方法が異なります。
System Monitor を使用する場合のコネクター状態の表示手順
System Monitor を使用してコネクターの状態を参照するには、以下のステップを実行します。
製品をインストールしたときには、デフォルト・ビューは「システム概要」に設定され、そのビューに含まれるデフォルト・モニターは「システム概要」に設定されます。これらのデフォルトは、モニターのニーズに合わせて変更できます。手順については、システムをモニターするビューの設定を参照してください。
System Manager を使用する場合のコネクター状態の表示手順
System Manager でコネクターの状態を表示するには、以下のステップを実行します。
展開されたコネクター・フォルダーの下に、さまざまな状態を示すコネクターが異なる色で表示されます。
表 11
は、各コネクターの色が示すコネクターの状態と、その状態のときに実行されるアクションを示しています。
コネクターの状態 | サブスクリプション要求の処理 | サービス呼び出し要求の処理 | サブスクリプション・デリバリーの処理 |
---|---|---|---|
アクティブ (緑) | はい | はい | はい |
一時停止 (黄色) | はい | はい | いいえ |
リカバリー中または不明 (グレー) |
|
|
|
非アクティブ (赤) | いいえ | いいえ | いいえ |
このセクションでは、コネクターを始動、停止、および一時停止する方法について説明します。次のトピックを取り上げます。
"System Monitor を使用したコネクターの始動、停止、および一時停止手順"
コネクター状態を変更する System Manager コマンド
初めてコネクターを始動する場合、コネクターを初期化する必要があります。 コネクターを初期化する際には、コネクターを手動で始動する必要があります。 コネクターを手動で始動する方法については、"UNIX でのコネクターの手動による始動手順"、または "Windows でのコネクターの手動による始動手順"を参照してください。
コネクターが始動しない場合は、このコネクターを始動するコマンド行に現在の InterChange Server 名が含まれているかを確認してください。InterChange Server に対するコネクター・パスワードの詳細については、「システム・インストール・ガイド (UNIX 版)」または「システム・インストール・ガイド (Windows 版)」を参照してください。
コネクターの初期化が完了すると、System Monitor または System Manager を使用して、そのコネクターを始動、停止、および一時停止することができます。
System Monitor を使用してコネクターを始動、停止または一時停止させるには、以下のステップを実行します。
図 24. System Monitor、コンポーネントを開始、一時停止、再始動、またはシャットダウンするアイコン
System Manager を使用してコネクターを始動、停止または一時停止させるには、以下のステップを実行します。
コネクターの状態を変更するコマンドとその処理アクションを 以下のリストに示します。
手動によるコネクターの始動手順は、ご使用のオペレーティング・システムが UNIX であるのか、それとも Windows であるのかによって異なります。このセクションでは、以下について説明します。
コネクターを始動するには、次の構文を指定して、AdapterFrameworkProductDir/bin ディレクトリー内のコネクター・マネージャー・スクリプトを使用します。
connector_manager_connector -start
ここで、connector は、始動したいコネクターの名前です。 この connector 名の大文字小文字とスペルは、次のディレクトリーの下にあるコネクターのサブディレクトリーの 名前と同じでなければなりません。
AdapterFrameworkProductDir/connectors
例えば、以下のコマンドでは、e-Mail Connector が開始され、InterChange Server にデフォルト・パスワードが送信されます。
connector_manager_EMail -start
e-Mail Connector には、EMail という名前の AdapterFrameworkProductDir/connectors サブディレクトリーがあります。 したがって、コネクター・マネージャー・スクリプトは、コネクター名として EMail (Email ではない) を含める必要があります。
connector_manager_connector スクリプトは、汎用コネクター・マネージャー・スクリプト (AdapterFrameworkProductDir/bin/connector_manager) のラッパーです。このラッパーには以下の情報が含まれているため、これを指定する必要はありません。
以下に例を示します。
デフォルトでは、InterChange Server とともに使用するためにインストールされたコネクターの構成情報は、InterChange Server のリポジトリーに配置されます。必要な場合は、コネクターと同じマシン上に 配置されたローカルのコネクター構成ファイルを使用することもできます。JMS の使用時など、特定の状況では ローカル・コネクター構成ファイルが必須です。
ローカル・コネクター・ファイルを使用するには、connector_manager_connector スクリプト 内の AGENTCONFIG_FILE 変数の値として、そのファイルの名前とパスを -c オプションを使用して指定する必要が あります。connector_manager を起動すると、ラッパーはその情報を受け渡します。 値には、リテラルまたは相対パスを含めることができます。変数の値に相対パスを指定すると、始動スクリプトは、指定されたファイルを製品のインストール・ディレクトリー内で 探します。
コネクターを始動すると、まず AGENTCONFIG_FILE 変数で指定されたファイル内の構成値が検索されます。次に、ローカル構成ファイル内で見つからなかった構成値が InterChange Server のリポジトリーにないかどうかが検索されます。 指定されたローカル構成ファイル内にあるプロパティーの値は、InterChange Server リポジトリー内にある 同じプロパティーの値よりも優先されます。
コネクターのローカル構成ファイルを使用する場合は、connector_manager_connector スクリプト 内にある AGENTCONFIG_FILE 値の指定または変更が必要になるときがあります。 これが必要であるかどうかを決める要因の一つは、コネクターのインストール時に使用した製品インストーラーのバージョンです。 製品インストーラーには、次の 2 つのバージョンがあります。
上記のいずれの場合でも、InterChange Server リポジトリーに保管された構成を使用するときは、connector_manager_connector スクリプトのインストール時のデフォルト設定を 変更する必要はありません。
ローカル構成ファイルの指定、またはその名前とパスの変更を行うには、ConnConfig.sh コマンドを使用します。 このコマンドを実行するとグラフィカル・インターフェースが起動され、connector_manager_connector スクリプトをテキスト・エディターではなく、グラフィカルな方法で変更できます。
汎用コネクター・マネージャー・スクリプトは、該当する
start_connector.sh
スクリプトを呼び出します。このスクリプトは、コネクターの実際のコネクター管理を処理します。IBM
WebSphere Business Integration Adapter 製品は、コネクターごとに
start_connector.sh スクリプトを
提供しています。この
start_connector.sh スクリプトは、表 12
に示すコネクター始動用のオプションをサポートしています。
表 12. start_connector.sh スクリプトのコマンド行オプション
オプション | 追加情報 |
---|---|
-b | コネクターがバックグラウンド・スレッドとして実行されています。したがって、STDIN (標準入力) からは入力データが読み取られません。 汎用の connector_manager スクリプト (各 connector_manager_connector スクリプト によって呼び出される) は、コネクターの start_connector.sh スクリプトを 呼び出すときに、自動的に -b オプションを指定します。 start_connector.sh 呼び出しからこのオプションを削除すると、コネクターがバックグラウンドで実行されなくなります。-b オプションは、connector_manager_connector をコマンド行から 呼び出すときは、有効ではありません。 |
-fpollFrequency | ポーリング頻度は、ポーリング動作の間隔 (ミリ秒) を表します。
このパラメーターの値は、リポジトリー定義をオーバーライドします。-fkey または -fno を指定することができますが、両方を同時に指定することはできません。-f オプションは 、connector_manager_connector をコマンド行から 呼び出すときに有効です。コネクター・マネージャー・スクリプトは、関連する start_connector.sh スクリプトに、このオプションを渡すことができます。 |
-tthreading_type | threading_type
パラメーターは、スレッド化モデルを指定します。
-t オプションは、connector_manager_connector をコマンド行から 呼び出すときに有効ではありま せん。start_connector.sh スクリプトを呼び出すときは、汎用の connector_manager スクリプト内にこのオプションを指定します。 |
connector_manager_connector スクリプトでは、次のタスクを実行することもできます。
connector_manager_connector -stop
connector_manager_connector -stat
connector_manager_connector -kill
各コネクター・マネージャー・スクリプトには、以下の名前のログ・ファイルがあります。
connector_manager_connector.log
ここで、connector は、コネクターの名前です。 各ログ・ファイルには、connector_manager_connector スクリプト、および 関連するコネクターによって生成されたメッセージが記録されます。例えば、connector_manager_Oracle.log ファイルには、connector_manager_Oracle スクリプトと IBM WebSphere InterChange Server Connector for Oracle からのメッセージが記録されます。これらのログ・ファイルは、InterchangeSystem.log ファイルと同じロケーション (AdapterFrameworkProductDir/logs) に格納されます。
IBM WebSphere Business Integration Adapters を Windows マシンにインストールすると、インストールした各コネクターの ショートカットが IBM WebSphere プログラム・メニュー上に作成されます。コネクターは、InterChange Server リポジトリーに定義されます。そして、このリポジトリーをロードするとコネクターはロードされます。
InterChange Server を始動すると、リポジトリーで定義されたコネクターがすべて自動的に初期化されます。コネクターは、InterChange Server が実行中であれば、いつでも使用可能です。
コネクターは、次のような方法で始動できます。
インストール手順の一環で作成されたデスクトップ・ショートカットをダブルクリックして、コネクターを始動します。
DOS コマンド・プロンプト・ウィンドウを開き、該当するコネクターのディレクトリーに移動します。プロンプトで、コネクターが Java コネクターであるか C++ コネクターであるかに応じて、以下のいずれかのステートメントを入力します。
Java コネクター
start_Sap ConnectorName InterChangeServerName
C++ コネクター
start_connector ConnectorName InterChangeServerName
ここで、ConnectorName はコネクターの名前であり、InterChangeServerName は InterChange Server インスタンスの名前です。
AdapterFrameworkProductDir¥documentation¥ wbia_adapters¥featurechecklists¥versionlist.htm
にナビゲートします。ここで、AdapterFrameworkProductDir は WebSphere Business Integration Adapters 製品のインストール先ディレクトリーです。
コネクター・ショートカットまたは
start_connector.bat
ファイルを変更することにより、各コネクターの始動方法をカスタマイズできます。表 13
のコネクターの始動パラメーターを使用して、コネクターの始動方法をカスタマイズしてください。
パラメーター | 機能 |
---|---|
-c configFile | 始動時に使用される構成ファイルの名前です。 ファイル名に相対パスが指定されている場合、始動スクリプトは、製品のインストール・ディレクトリー内で ファイルを探します。このパラメーターは、ローカル・コネクター構成ファイルを使用する場合にのみ必要です。 ローカル構成ファイルを使用しない場合は、IBM WebSphere InterChange Server が使用する 構成ファイルの名前 (デフォルトでは InterchangeSystem.cfg) を入力します。 |
-c | ユーザー指定構成ファイルが存在しない場合は、デフォルトの構成ファイルが使用されます。 |
-d | C++ コネクターのライブラリー・ファイルの名前を指定します。このファイルはダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) です。この DLL 名には .dll ファイル拡張子を含めないでください。始動スクリプトは、すべての C++ コネクターにこのオプションを指定します。 |
-f pollFrequency | ポーリング頻度は、ポーリング動作の間隔 (ミリ秒) を表します。
このパラメーターの値は、リポジトリー定義をオーバーライドします。-fkey または -fno を指定することができますが、両方を同時に指定することはできません。 |
-j | コネクターが Java で書かれていることを指定します。-l className を 指定した場合は、このパラメーターを省略できます。 |
-l className | Java コネクターのグローバル・クラスの名前を指定します。このクラスはコネクター基本クラスの拡張です。始動スクリプトは、すべての Java コネクターにこのオプションを指定します。 |
-n connectorName | 始動するコネクターの名前を指定します。 |
-p password | コネクターが InterChange Server にアクセスするのに使用するパスワードを指定します。 |
-s serverName | InterChange Server の名前を指定します。このパラメーターは必須です。この名前では、大文字と小文字が区別されます。 |
-t | コネクター・プロパティー SingleThreadAppCalls をオンにします。このプロパティーは、コネクター・フレームワークからアプリケーション固有のコネクター・コードに行われるすべての呼び出しを、イベントによって起動される 1 つのフローとして扱います。デフォルト値は false です。 要確認: このプロパティーは、出荷時の値から変更しないでください。 各コネクターには、そのスレッド化モデルに適した設定があります。 このオプションは、作成したコネクターを始動するときにのみ指定してください。 |
-x connectorProps | アプリケーション固有のコネクター・プロパティーをコネクターに渡します。 値は、prop_name=value の形式で入力してください。 |
汎用コネクター・マネージャー・スクリプトは、該当する start_connector.sh スクリプトを呼び出します。このスクリプトは、コネクターの実際のコネクター管理を処理します。IBM WebSphere InterChange Server 製品は、提供するコネクターごとに、start_connector.sh スクリプト を用意しています。コネクターを停止すると、コネクター・プロセスが停止します。コネクターをシャットダウンする前に、コネクターを使用する各コラボレーション・オブジェクトを一時停止にするか、または停止してください (コラボレーションは一時停止するように構成する必要があります。この方法の詳細については、コラボレーションのドキュメンテーションを参照してください )。「クリティカル・エラーの場合は一時停止」プロパティーが、「コラボレーションの一般プロパティー」ウィンドウでコラボレーションに対して設定されている場合、クリティカル・エラーが発生すると、コラボレーションは自動的に一時停止します。これにより、このようなコラボレーションの最新の未処理イベントは、イベント・サブミット・キューに移動されます。
コネクターには、「永続的」シャットダウンと「一時的」シャットダウンのいずれかを実行できます。シャットダウンのタイプは、自動再始動を使用可能にする、または使用不可 (デフォルト) にすることによって制御します。
自動再始動の使用可能化または使用不可については、"コネクターの自動およびリモート再始動の設定手順"を参照してください。
コネクターをシャットダウンするには、以下のステップを実行します。
UNIX |
---|
コマンド connector_manager_<connector_name> -stop を使用します。 |
Windows |
---|
System Monitor を使用して、コネクターをシャットダウンします。 |
Windows でのコネクターのシャットダウン方法は、システムをモニターするために使用するツールによって異なります。以下のセクションでは、System Monitor または System Manager を使用してコネクターをシャットダウンするステップを詳しく説明します。
System Monitor でのコネクターのシャットダウン手順: コネクターをシャットダウンするには、System Monitor で以下のステップを実行します。
System Manager でのコネクターのシャットダウン手順: コネクターをシャットダウンするには、System Manager で以下のステップを実行します。
コラボレーション・オブジェクト・アイコンの色が黄色に変化します。
この操作は、System Monitor または System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューで「コネクターのシャットダウン」操作を使用した後にコネクターを再始動するために使用します。この操作を使用できるのは、コネクターの自動およびリモート再始動を使用可能に設定している場合のみです (コネクターの自動およびリモート再始動の設定手順を参照)。
コネクターを再始動する手順は、使用しているツールに応じて以下のようになります。
System Monitor でのコネクターの再始動手順: コネクターを再始動するには、System Monitor で以下のステップを実行します。
System Manager でのコネクターの再始動手順: コネクターをシャットダウンするには、System Manager で以下のステップを実行します。
WebSphere MQ 起動型 Object Activation Daemon (OAD) を使用すると、コネクターで自動およびリモート再始動機能をサポートすることができます。この機能によって、コネクターは以下の状態に対応できます。
コネクターの自動およびリモート再始動を設定するには、以下のステップを実行します。
MQ 起動型 OAD を使用するには、MQ Trigger Monitor のインストールおよび特定のキューの構成が必要です。このモニターは、WebSphere MQ ソフトウェアの一部としてインストールされます。 これらのキューは、特別な mqtriggersetup.bat スクリプトによって作成および構成されます。
OAD プロパティーの設定前にコネクター用の Connector Configurator Express を始動するには、以下のステップを実行します。
表 14. Connector Configurator Express での標準プロパティーの構成
名前 | 入力可能値 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
OADAutoRestartAgent | true または false | このプロパティーを true に設定すると、MQ 起動型 OAD は、異常シャットダウン後にコネクターの自動再始動を試みます。 また true を使用して、エージェントをリモート側で始動することもできます。この値は動的です。 | false |
OADMaxNumRetry | 数値 | 最大試行回数 | 10,000 |
OADRetryTimeInterval | 分 | 再試行間隔 (分)。この時間間隔でコネクター・エージェントが始動しない場合は、エージェントの再始動が再度試行されます。 | 10 |
Connector Configurator Express から、以下の操作を行うことができます。
初めてコネクターの自動およびリモート再始動を使用可能にする場合は、以下のステップを実行します。
OADAutoRestartAgent プロパティーの値を True から False に変更すると、自動およびリモート再始動機能のオン/オフが切り替わります。このコネクター・プロパティーは動的です。したがって、変更内容を有効にするために InterChange Server Express を再始動する必要はありません。 そのため、OADAutoRestartAgent を False に設定すると、自動およびリモート再始動は使用不可になります。このプロパティーを True に設定すると、自動再始動が使用可能になります。
自動およびリモート再始動機能が使用可能になっている場合にコネクター・エージェントをシャットダウンすると、一時シャットダウン が実行されます。コネクターの応答は、コネクターのシャットダウンに使用する方法に応じて以下のようになります。
ただし、自動およびリモート再始動機能を使用不可に設定してからコネクター・エージェントをシャットダウンすると、永続シャットダウン が実行されます。この場合は、コネクターを手動で再始動する必要があります。
フロー制御は、コネクターおよびコラボレーション・オブジェクト・キューのフローを管理できる 構成可能なサービスです。フロー制御を構成するためのパラメーターは、システム全体、個々のコンポーネント、またはこれら両方について 構成できます。両方を構成した場合は、個々のコンポーネント構成がシステム全体の構成より優先されます。システム全体のフロー制御を構成する手順については、システム全体のフロー制御の構成手順を参照してください。このセクションでは、コネクターのフロー制御を構成する方法について説明します。
システムにおけるフロー制御の作動状況をモニターするには、フロー制御モニターおよび System Monitor の一部として提供されるビューを表示させるか、System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューでコラボレーション・オブジェクトまたはコネクターの統計を表示させます。フロー制御モニター、および System Monitor のビューの使用方法については、デフォルト・モニターの検討手順およびデフォルト・ビューの使用手順を参照してください。 System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューからフロー制御を表示する方法については、コラボレーション・オブジェクト統計または コネクター 統計を参照してください。
コネクターのフロー制御を構成するには、以下のステップを実行します。