InterChange Server システムのランタイム・コードは、Java ソフトウェアを使用して実行されます。
Java ランタイム環境 (JRE) には、InterChange Server を実行するために必要な Java 仮想マシン (JVM) が含まれます。ただし、JRE には javac (Java コンパイラー) の ような開発ツールは含まれません。 インプリメンテーションの一環としてマップや コラボレーションをコンパイルする必要がある場合は、Java Development Kit (JDK) を インストールする必要があります。
JDK には、ランタイム・コンポーネント (JRE) と開発ツール (Java コンパイラーなど) が含まれます。 カスタム・コラボレーションまたはマップを作成するためには、Java コンパイラーが必要です。
製品 CD の /JDK ディレクトリーには、JDK のバージョン 1.4.2 が収録されています。
ご使用のシステムに JDK をインストールするには、以下の手順を実行します。
zcat Solaris_j2sdk_1.4.2_04_sparc_27-June-2004_ibm_SS3.tar.Z| tar -xf -
HP_j2jre_1.4.2_03_hpux_27-June-2004_ibm_SS3.tar
rpm -ivh --force IBMJava2-SDK-1.4.2-0.0.i386.rpm
rm /usr/java
ここで、/JDK_product_directory は JDK のインストール先 ディレクトリーです。各プラットフォームにおける JDK のデフォルトのインストール場所 は、表 9 に示されています。
この確認は次のどちらの方法でも行えます。
例えば、/usr/java142 ディレクトリーに JDK をインストールした場合は、 /etc/profile の PATH エントリーを、次に表示されるように編集します。
PATH=/usr/java142/bin:$PATH export PATH
この個人プロファイル・ファイルの名前は、WebSphere Business Integration 管理者アカウントが使用する特定のシェルによって異なります。これらのファイルについては、表 13 を参照してください。この個人プロファイルを変更すると、WebSphere Business Integration 管理者としてログインした ユーザーのみが影響を受けます。
特定のシェルに応じた構文を使用して、PATH 環境変数に JDK bin ディレクトリーを組み込みます。例えば、WebSphere Business Integration 管理者アカウントが sh シェルを使用している場合、エントリー行を以下のように編集して、JDK パスに JRE パス (/usr/java/bin) を組み込みます。
PATH=/usr/java142/bin:/usr/java/bin:$PATH export PATH
WebSphere Business Integration 管理者アカウントの個人プロファイル内で、CWSharedEnv.sh ファイルを参照する行の後に、これらの行を追加します。