2004 年 9 月
このセクションでは、前回のリリース (4.2.2)
以降に本書に加えられた変更内容について説明します。
- トラブルシューティングおよび問題判別の付録は、新規の文書に移動しました。
- 新しい章には、双方向言語サポートおよび構成についての説明があります。
- Java Development Kit (JDK) は、1.3.1 から
1.4.2 にアップグレードしました。
- 製品のパッケージ化および配布の方法に関して、以下の変更が加えられました。
- productdir¥DevelopmentKits の下のディレクトリー
edk は、sadk という名前に変更されました。
- IBM JRE のメイン jar パッケージ rt.jar は、JDK 1.4.2
の jar ファイル
core.jar、graphics.jar、security.jar、および
xml.jar に分割されました。
- DataDirect JDBC V3.2 ドライバーは、バージョン 3.3
に更新されました。
- データベース接続の問題に対する InterChange Server
の回復力が向上しました。新たに 2 つのデータベース構成パラメーター
DB_CONNECT_RETRIES および DB_CONNECT_INTERVAL
が追加されました。これらのパラメーターは、データベース接続の失敗後に ICS
がデータベースへの再接続を試行する回数および試行間隔の限度を設定するために使用します。
- 認証、保全性、およびプライバシーのオプションをすべてのトランザクションに組み込むことにより、セキュリティーが向上しました。これらのオプションにより、許可ユーザーのみがシステムにアクセス可能であること、メッセージは転送中は変化しないこと、および許可されていないユーザーは機密情報にアクセスできないことが保証されます。
- 複数のユーザーがサポートされます。各ユーザーには固有のユーザー名が必要であり、ICS
にログオンする前にパスワードの入力を促されます。
- 役割を作成して、それらの役割内にユーザーを割り当てることができます。これにより、ユーザーのアクセスおよび権限を簡単に構成できます。
- 新しい在庫およびライセンス管理ツールが WebSphere InterChange Server
の一部としてバンドルされます。IBM TivoliR License Management (ITLM)
製品のバージョン 2.1 には、この資産管理のフレームワークがあります。IBM
WebSphere Business Integration Toolset にも同じ ITLM 製品があります。WebSphere
InterChange Server および WebSphere Business Integration Toolset
の現行の両リリースでは、ITLM
製品は在庫サポートにのみ使用可能です。両パッケージでは、インストールは自動的で、インストール・プロセスには影響しません。
