この章では、IBM WebSphere InterChange Server
のインストール・プロセスの概要を示します。以下の作業は、本書の中で詳細に説明します。
- 使用システムが目的の ICS
環境に応じた最低限のハードウェア要件を満たしているかを確認します。
- すべてのサード・パーティー・ソフトウェアがインストール・プロセスの説明のとおりにインストールされているか、あるいはインストール可能であるかを確認します。
- ICS コンポーネント定義を格納するデータベースを構成します。
- WebSphere MQ をインストールします。
- ICS ソフトウェアをインストールします。
- オプション: IBM Java Development Kit をインストールします。
- オプション: E メール・アダプターをインストールします。
- オプション: XML データ・ハンドラーをインストールします。
- ICS ソフトウェアを構成します。
- イベント引き渡しが確実に行われるように WebSphere MQ を構成します。
- ICS を始動してリポジトリー表を作成します。
- コンポーネント定義をリポジトリー表にロードします。
- System Manager を始動し、ICS にログオンします。
本文で別途指示がない場合は、この順序に従ってください。
図 1
はインストール・プロセスの概要を示します。また、特定のトピックに関する情報がどの章に記載されているかも示します。
図 1. インストール・プロセスの概要

