コラボレーションの開始

設計時に、コラボレーション開発者は、コラボレーションで受信されると各シナリオが実行されるビジネス・オブジェクトを指定します。コラボレーションを構成して使用可能にすると、コラボレーションが始動します。コラボレーションは、シナリオを開始するすべてのビジネス・オブジェクトにサブスクライブし、待機します。

コネクター・エージェントが、サブスクライブされたビジネス・オブジェクトの 1 つにコントローラーを送信すると、次のようになります。

  1. コネクター・コントローラーがビジネス・オブジェクトをコラボレーションに渡します。
  2. コラボレーションがアプリケーション・シナリオを呼び出し、実行を開始します。

コラボレーションを構成して使用可能にすると、明示的に使用不可にしない限り、再度使用可能にする必要はありません。InterChange Server がシャットダウンして再始動する場合、直前にアクティブだったすべてのコラボレーションも再始動されます。

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