IBM WebSphere InterChange Server
システムのコンポーネントは、初期化情報の多くを 1 つのグローバル環境ファイル
ProducDir¥bin¥CWSharedEnv.bat
から取得します。
IBM WebSphere InterChange Server
システムのさまざまなコンポーネントの始動スクリプトは、初期化プロセスの一環としてこのファイルを読み取ります。
- アダプター
- IBM WebSphere InterChange Server
- repos_copy ユーティリティー
- 多数の IBM WebSphere InterChange Server ツール
この CWSharedEnv ファイルには、IBM WebSphere InterChange Server
システムが使用する通信およびランタイム・ソフトウェアに関する
初期化情報が含まれています。この情報のほとんどは、製品に添付されている
CWSharedEnv ファイル
に含まれており、変更の必要はありません。一部の情報は、インストール時にシステムに合わせてカスタマイズします。
インストールの後
に実行時の情報を変更するには、以下のいずれかを実行します。
- CWSharedEnv ファイルで該当する変数を編集します。CWSharedInv
ファイルでプロパティーを変更すると、セットアップ・プロセスでこのファイルを読み取る
すべての コンポーネントに対してプロパティーが変更されます。
- コンポーネントの始動スクリプトで、プロパティーとその値をコマンド行オプションとして指定します。コマンド行でプロパティーを変更すると、始動しているコンポーネントに対してのみそれが変更されます。コマンド行で指定したプロパティーは、システムまたは
CWSharedEnv ファイルのその他のプロパティー設定を
すべてオーバーライドします。
- 注:
- IBM Java ORB がサポートするランタイム・プロパティーの変更方法の
詳細については、オブジェクト・リクエスト・ブローカーのカスタマイズ手順を参照してください。
