MQ 相互通信経由でのデータ交換を実装するために、InterChange Server は、 XML
などの特定の技術標準に対応した、コラボレーションと特定アプリケーション間
でデータを交換するためのコネクターを使用します。コネクターは、ローカル・ネットワーク上の対話、またはインターネット経由での対話に使用できます。
各コネクターは、次の 2 つのコンポーネントで構成されます。
- コネクター・コントローラー:
コネクター・コントローラーは、常にハブ (完全な InterChange Server
システムがインストールされたサイト) にインストールされます。
- コネクター・エージェント:
コネクター・エージェントは、ローカルまたはリモート側にインストールされます。ハブ・アンド・スポーク構成
(Remote Agent テクノロジーの典型的構成)
では、コネクター・エージェントはリモート・スポーク・サイトにインストールされます。このエージェントは、次のタスクのどのような組み合わせでも実行することができます。
- スポーク・サイトのエージェントを通して、コネクター・エージェントはハブ側の対応するコネクター・コントローラーからのメッセージを受信します。
- ハブ・サイトのコントローラーを通して、コネクター・エージェントは、スポーク・サイトからハブ・サイト側の対応するコネクター・コントローラーにメッセージを送信します。
- コネクター・エージェントは、サポートする特定のアプリケーション
(スポーク・サイトに常駐)
と対話して、データをそのアプリケーション内に移動したり、データをアプリケーションから抽出します。
コネクター・コントローラーおよびコネクター・エージェントについて、一部の構成プロパティーをハブ・サイトとスポーク・サイトの間で調整する必要があります
(詳細はこの付録の中で説明します)。
