「SNMP 構成」画面 (図 10) で、wbi_snmpagent.cfg
ファイルの値を構成します。デフォルト値を使用するか、または環境固有の値を入力します。
図 10. SNMP 構成画面

SNMP を構成するには、以下の手順に従ってください。
- 「SNMP 構成ウィザード」を開きます。「スタート」>「プログラム」>「IBM
WebSphere InterChange Server」>「IBM WebSphere InterChange Server」>
「SNMP 構成ウィザード」をクリックします。
- 必要に応じてパラメーターを変更します。
- 「トレース・レベル」: トレース情報のレベル。0 から 5
の値を選択してください。トレース・レベルが高いほど詳細な出力が得られます。0
(デフォルト) の場合は出力されません。
- 「ポーリング間隔」: SNMP が InterChange Server
に周期的に情報をポーリングするときに使用するポーリング間隔 (秒)
です。ポーリング間隔 0 は、ポーリングを行わないことを示します。デフォルト値は
30 です。
- 「ポート番号」: SNMP Agent が SNMP
マネージャーからの要求を listen するポートです。デフォルト値は 161 です。
- 「エージェント状態ファイル」:
エージェントの状態を含むファイルのパス。
- 「エージェント・ログ・ファイル」: ログ・ファイルのパス。
- 「サーバーのログを STDOUT に出力する」:
サーバー・ログの出力場所。「true」に設定すると、トレース情報が .log
ファイルだけでなく SNMP
エージェントのコマンド・ウィンドウにも表示されます。「false」に設定すると、トレース情報は
.log ファイルにのみ出力されます。この情報は、SNMP
エージェントのコマンド・ウィンドウには表示されません。
- 「適用」をクリックし、「変更は完了しました。」ウィンドウが表示されたら「OK」をクリックします。
- 「終了」をクリックします。
- 注:
- インストーラーは、SNMP
構成管理ツールを自動的にインストールします。ツールの実行方法については、「システム管理ガイド」または
ツールのオンライン・ヘルプを参照してください。
SNMP エージェントが使用するデフォルトの SERVICENAME は CWSNMPService
です (任意の名前を指定できます)。
SNMP
エージェントを実行する場合は、永続的ネーム・サーバーを実行する必要があります。SNMP
エージェントは、この名前を使用して CORBA 接続を作成します。
CORBA SERVICENAME は、SNMP
エージェントと永続的ネーム・サーバー間の通信用です。
