システムが以下のハードウェア、ソフトウェア、ユーザー・アカウント、およびデータベース の要件を満たしているかをチェックします。
IBM では、専用のシステムで InterChange Server を実行することをお勧めします。このシステムは、セキュリティー維持のためにアクセスを制限する必要があります。
以下のハードウェア要件は、最小要件を示したものです。ただし、固有の InterChange Server 環境の複雑さ、スループット、およびデータ・オブジェクト・サイズに応じ、実際にはご使用のシステムに、より高いハードウェア要件が求められることがあります。また、以下の情報は InterChange Server システムのみの要件です。同じシステム上で他のアプリケーションを実行する場合は、適切な調整を行ってください。
これらのハードウェア要件は、InterChange Server を実行する UNIX マシンについての要件です。System Manager (およびその他の ICS ツール) を使用するには、少なくとも 1 つ以上の Windows クライアント・マシンが必要です。
チェック | AIX システム | 必要条件 |
---|---|---|
| マシン | pSeries 610 6E1 クラスまたは同等のもの |
| プロセッサー | 375 MHz IBM POWER3-II |
| メモリー | 512 MB のメイン・メモリー |
|
ディスク・スペース: InterChange
Server、データベース、およびサポート・ソフトウェア
| 40 GB |
チェック | Solaris システム | 必要条件 |
---|---|---|
| マシン | SunFire V120 クラスまたはそれと同等のもの |
| プロセッサー | 450 MHz UltraSPARC-II モジュール (外部キャッシュ 2 MB) |
| メモリー | 512 MB のメイン・メモリー |
|
ディスク・スペース: InterChange
Server、データベース、およびサポート・ソフトウェア
| 40 GB |
チェック | HP-UX システム | 必要条件 |
---|---|---|
| マシン | HP 9000 PA-RISC |
| プロセッサー | 440 MHz |
| メモリー | 512 MB のメイン・メモリー |
|
ディスク・スペース: InterChange
Server、データベース、およびサポート・ソフトウェア
| 40 GB |
チェック | Linux (Red Hat または SuSE) システム | 必要条件 |
---|---|---|
| マシン | IBM eServer xSeries または同等のもの |
| プロセッサー | Intel Pentium III 1GHz |
| メモリー | 512 MB のメイン・メモリー |
|
ディスク・スペース: InterChange
Server、データベース、およびサポート・ソフトウェア
| 40 GB |
表 5 (AIX の場合)、表 6 (Solaris の場合)、表 7 (HP-UX の場合)、および表 8 (Linux の場合) のリストにあるすべてのソフトウェアがそろっていることを確認してください。
InterChange Server
システムでは、以下のユーザー・アカウントをセットアップする必要があります。
InterChange Server は、DB2 バージョン 8.1 (FixPack 5 適用)、および Oracle Server 8.1.7.4 と 9.2.0.4 (9i) との動作が認証されています。Server が以下の基準を満たしているかを確認してください。
チェック | 要件 |
| データベースと表の作成特権を持つデータベース・ユーザーが作成されている。ユーザー名は ICS RDBMS アカウントのユーザーと一致する必要があります。 |
| InterChange Server リポジトリー・データベース (icsrepos) 用として、データ・ファイルに 50 MB のディスク・スペースが使用可能である。 |
| maxappls および maxagents パラメーター がそれぞれ 50 以上のユーザー接続で構成されている。 |
| マッピング・テーブル (オプション) 用表スペースが 50 MB 以上のデータを格納できるように構成されている。 |
| アプリケーションの最大ヒープ・サイズが 4096 以上になるように構成されている。 |
| DB クライアント・ライブラリーは機能しています。 |
チェック | 要件 |
| 表スペースのデータ・ファイル名が定義されている。IBM では、cwrepos1_cwld、cwtemp1_cwld、cwrbs1_cwld とすることをお勧めします。 |
| 一時データ・ファイルおよびロールバック・データ・ファイル用に 50 MB 以上のディスク・スペースが使用可能である。 |
| ロールバック・セグメントが定義されている。IBM では、cw_rbs1、cw_rbs2、cw_rbs3、および cw_rbs4 とすることをお勧めします。 |
| 環境変数の設定: 環境変数 ORACLE_HOME および ORACLE_BASE が管理者アカウント (デフォルトでは admin) の プロファイル内で正しく設定されている。環境変数 ORACLE_HOME、ORACLE_BASE、および ORACLE_SID が oracle ユーザー・アカウントの プロファイル内で正しく設定されている。 |
| データ・ファイル・サイズが 50 MB のインスタンス名 <SID> が作成されている。IBM では、データベース・インスタンス名を cwld とすることをお勧めします。 |
| init dbname.ora パラメーター・ファイル に制御ファイルおよびロールバック・セグメントが定義されている (ここで、dbname は InterChange Server データベース・インスタンスの名前です)。 |
| SID_NAME = <SID> を指定して listener.ora ファイルが定義されている。 |
| データベース名のネットワーク・プロトコルが定義されている。IBM では、cwld とすることをお勧めします。 |
| リソース特権、接続特権、および無制限の表スペース特権が付与された DBMS アクセス・アカウントが作成された。名前は ICS RDBMS アカウントと一致する必要があります。 |