開発ツール

コラボレーション、コネクター、ビジネス・オブジェクト、マップ、および関係を作成および変更することができます。開発ツールは、システムが実働状態になる前に開発環境でシステム・コンポーネントの作成と構成に使用されます。これらのツールの詳細は、「WebSphere InterChange Server インプリメンテーション・ガイド」および各種コンポーネントの開発ガイドを参照してください。表 3 には、開発環境で使用可能なソフトウェア・ツールの一部を説明とともにリストしています。

表 3. 開発ツール
対象読者 ツール 説明
コラボレーション開発者 Process Designer
コラボレーション・テンプレートの定義に使用するグラフィック・ツール。 Process Designer の詳細、およびコラボレーションの開発方法については、「コラボレーション開発ガイド」を参照してください。
コラボレーションおよびマップ開発者 Test Environment および Virtual Test Connector
開発したビジネス・インテグレーション・インターフェースをテストする環境を提供します。コネクターのエミュレーション、必要なコンポーネントの開始、ビジネス・オブジェクト・データの検査を実行するためのグラフィカル・インターフェースを提供します。Test Environment の詳細、およびコラボレーション、マップ、コネクターのテスト方法については、「WebSphere InterChange Server インプリメンテーション・ガイド」を参照してください。
コネクター開発者 Connector Configurator
アプリケーション固有のプロパティーをコネクター定義に追加し、プロパティー値を設定し、ビジネス・オブジェクトとマップにコネクター定義を構成するために使用します。 Connector Configurator の詳細、およびコネクターの開発方法については、「コネクター開発ガイド (Java 用)」または「コネクター開発ガイド (C++ 用)」を参照してください。
マップ開発者 Map Designer
データ形式変更を指定するグラフィック・ツール。Map Designer の詳細、およびマップの開発方法については、「マップ開発ガイド」を参照してください。
マップ開発者 Relationship Designer
複数タイプのオブジェクト間の関係を定義するグラフィック・ツール。これらの関係はマッピングにおいて重要です。例えば、あるビジネス・オブジェクトと異なるタイプのビジネス・オブジェクト間の関係を指定することが必要です。Relationship Designer の詳細、および関係の開発方法については、「マップ開発ガイド」を参照してください。
ビジネス・オブジェクト開発者 Business Object Designer
ビジネス・オブジェクト定義の作成 (手動または Object Discovery Agents (ODA) を使用した作成) に使用するフォーム・ベースのインターフェース。Business Object Designer の詳細、およびビジネス・オブジェクト定義の設計方法については、「ビジネス・オブジェクト開発ガイド」を参照してください。
ビジネス・オブジェクト開発者 Object Discovery Agent Development Kit (ODK)
Object Discovery Agent (ODA) の作成を容易にする API。ODA はデータ・ソースに固有のビジネス・オブジェクト要件を識別し、これらの要件に基づいて定義を生成します。Business Object Designer の詳細、および Object Discovery Agent (ODA) の開発方法については、「ビジネス・オブジェクト開発ガイド」を参照してください。
すべての開発者 ベンチマーク・ウィザード
ベンチマーク・ツールを使用すると、さまざまな IBM WebSphere コンポーネント、インターフェース、およびシステムをテストしてスループットを測定できます。ベンチマーク・ツールは System Manager を使用してアクセスできます。ベンチマーク・ウィザードの詳細については、「Benchmarking Guide」を参照してください。

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