InterChange Server
構成ウィザードを始動して構成ファイルを更新するには、以下の手順を実行します。
- 「スタート」>「プログラム」>「IBM WebSphere InterChange
Server」> 「IBM WebSphere InterChange Server
構成ウィザード」を選択します。
- 次のセクションの説明に従い、ウィザードの各タブで各フィールドを希望の値に設定します。
- 「適用」をクリックします。
- 「変更は完了しました。」ダイアログが表示されたら、「OK」をクリックします。
- 「終了」をクリックします。
構成ウィザードの「InterChange
Server」タブを使用すると、サーバー自体の基本プロパティーのいくつかを変更できます。InterChange
Server プロパティーを構成するには、以下の手順を実行します。
- 「InterChange Server」タブをクリックします。
図 36に、「InterChange Server」タブを示します。
図 36. InterChange Server 構成タブ

- InterChange Server
インスタンスの名前を「サーバー名」フィールドに入力します。
- 次のいずれかを実行して、「ログ・ファイル」フィールドの値を設定します。
- InterChange Server ロギングをコンソールへ送る場合は、フィールドに値
STDOUT を入力します。
- InterChange Server
ロギングの送信先となるファイルを選択するには、フィールドにファイルの名前とパスを入力するか、「参照」をクリックします。
- 注:
- このプロパティーを設定する際は、開発環境でのロギングの構成に記載されている情報を考慮してください。
- 「ロケール」ドロップダウン・メニューから目的のロケールを選択します。
構成ウィザードの「WebSphere MQ」タブを使用すると、InterChange Server が
WebSphere MQ
パーシスタント・メッセージング・サーバーと通信する方法を指定するプロパティーを変更できます。WebSphere
MQ プロパティーを構成するには、以下の手順を実行します。
- 「WebSphere MQ」タブをクリックします。
図 37に、「WebSphere MQ」タブを示します。
図 37. WebSphere MQ 構成タブ

- 「ホスト名」フィールドに、WebSphere MQ
サーバーがインストールされているコンピューターの名前を入力します。
- 「ポート番号」フィールドに、WebSphere MQ
でクライアントがサーバーと通信するためのポートを入力します。
デフォルト・ポートは 1414 です。
- 「キュー・マネージャー名」フィールドに、InterChange Server
が処理するフローのメッセージを永続的に保管するキューを組み込むために
作成されたキュー・マネージャーの名前を入力します。
- 「チャネル」フィールドに、WebSphere MQ のクライアントが
WebSphere MQ サーバーと通信するチャネルの名前を入力します。デフォルト値は
CHANNEL1 です。CHANNEL1
の使用が可能であるかどうかと、使用できない場合には、いずれのチャネルを使用できるかを、サイトの
WebSphere MQ 管理者に確認してください。
構成ウィザードの「データベース」タブを使用すると、リポジトリー、イベント管理、およびトランザクション管理データを格納するために
InterChange Server
が使用するデータベースを指定するプロパティーを変更できます。データベース・プロパティーを構成するには、以下の手順を実行します。
- 「データベース」タブをクリックします。
図 38 に、「データベース」構成タブを示します。
図 38. データベース接続構成タブ

- 「データベース・ドライバー」ドロップダウン・メニューから、データベース・ベンダーに応じて適切な値を選択します
(DB2、MQ SQL Server(Type 4)、または Oracle(Type
4))。
- InterChange Server がデータベース・サーバーとの間に確立する接続の最大数を
「最大接続数」フィールドに入力するか、あるいは、InterChange Server
の接続数を無制限にする場合は、「無制限」チェック・ボックスをオンにします。
- 「最大プール数」フィールドに、InterChange Server
がキャッシュに入れるデータベース接続を組み込むために設定するプールの最大数を入力します。
- 「アイドル・タイムアウト」フィールドに、接続オブジェクトのアイドル状態が何分続いたら
再利用のためデータベース接続プールへ戻すかを示す数値を分単位で入力します。
- 「イベント管理」ペインで次の手順を実行して、イベント管理サービス用のデータベース接続を構成します。
- 「データベース・ドライバー」ドロップダウン・メニューから
MQ SQL Server(Type 4) または Oracle(Type 4)
を選択した場合は、データベース・サーバーが常駐するコンピューターの名前を「ホスト名」フィールドに入力します。
- 「データベース」フィールドに、データベースの名前を入力します。
- InterChange Server がデータベース・サーバーとの間に確立する接続の最大数を
「最大接続数」フィールドに入力するか、あるいは、InterChange Server
の接続数を無制限にする場合は、「無制限」チェック・ボックスをオンにします。
- 「ログイン」フィールドに、InterChange
Server が指定のデータベースへのログインに使用するユーザー名を入力します。
- 「パスワード」フィールドに、ステップ 6d で指定したユーザー名のパスワードを入力します。
- 「データベース・ドライバー」ドロップダウン・メニューから、「MQ
SQL Server(Type 4)」または「Oracle(Type
4)」を選択した場合は、クライアントがデータベース・サーバーと通信するポート番号を「ポート番号」フィールドに入力する必要があります。
- 「トランザクション」ペインでステップ 6
を繰り返して、トランザクション管理サービスのデータベース接続を構成します。
- 「リポジトリー」ペインでステップ 6
を繰り返して、リポジトリー・サービスのデータベース接続を構成します。
- 「フロー・モニター」ペインで次の手順を実行して、フロー・モニター・サービス用のデータベース接続を構成します。
- 「データベース・ドライバー」ドロップダウン・メニューから
「Oracle(Type 4)」
を選択した場合は、データベース・サーバーが常駐するコンピューターの名前を「ホスト名」フィールドに入力します。
- 注:
- Microsoft SQL Server は WebSphere
Business Integration Monitor でサポートされるデータベースではありません。SQL
Server は WebSphere InterChange Server
が使用するその他のデータベースに使用するデータベースであり、フロー・モニターは使用できません。
- 「データベース」フィールドに、データベースの名前を入力します。
- 「スキーマ」フィールドに、WebSphere Business Integration
Monitor で使用するスキーマの名前を入力します。
フロー・モニター・データベースとして Oracle
を使用する場合は、スキーマの名前はユーザー・アカウントの名前と同じになります。ただし、フロー・モニター・データベースとして
IBM DB2
を使用する場合は、スキーマ名はユーザー・アカウントの名前と異なる場合があるため、正しいスキーマ名を指定する必要があります。
- InterChange Server がデータベース・サーバーとの間に確立する接続の最大数を
「最大接続数」フィールドに入力するか、あるいは、InterChange Server
の接続数を無制限にする場合は、「無制限」チェック・ボックスをオンにします。
- 「ログイン」フィールドに、InterChange
Server が指定のデータベースへのログインに使用するユーザー名を入力します。
- 「パスワード」 フィールドに、ステップ 9e で指定したユーザー名のパスワードを入力します。
- 「データベース・ドライバー」ドロップダウン・メニューから、「Oracle(Type
4)」
を選択した場合は、クライアントがデータベース・サーバーと通信するポート番号を「ポート番号」フィールドに入力する必要があります。
フロー・モニターの詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。
InterChange Server がデータベースのいずれかにアクセスするために使用する
ユーザー名のパスワードを変更するには、以下の手順を実行します。
- 「イベント管理」、「トランザクション」、「リポジトリー」または「フロー・モニター」ペインで、「パスワード」フィールドの横にある「変更」をクリックします。
- 「新パスワード」フィールドに新規パスワードを入力します。
- 「確認パスワード」フィールドに再度新規パスワードを入力します。
- 「OK」をクリックします。
