インストール中の InterChange Server の構成

InterChange Server コンポーネントのインストールが完了すると、ご使用の環境に合わせて InterChange Server を構成するように促されます。

デフォルト値を使用するか、または環境固有の値を入力します。以降のセクションでは、各図の後に、その画面の各種フィールドについての説明があります。

重要:
InterChange Server 構成 (または再構成) の値は、データベース構成時に入力された値と一致していなければならないため、「デフォルト」、「破棄」、および「適用」ボタンは、3 つのタブをすべて更新してから選択してください。構成の完了についての詳細は、"InterChange Server の構成の完了"を参照してください。
特定の構成パラメーターの情報については、付録 A, 構成パラメーターを参照してください。

InterChange Server の構成

図 6. InterChange Server 構成タブ


ロケール名は次のような形式になります。

11_TT.codeset

ここで ll は 2 文字の言語コード (通常は小文字)、TT は 2 文字の国および地域コード (通常は大文字)、codeset は関連する文字コード・セットの名前を表します。多くの場合、名前の codeset 部分はオプションです。ロケールは、通常はオペレーティング・システムのインストールの一部としてインストールされます。

図 7. WebSphere MQ 構成画面


WebSphere MQ

注:
「ホスト名」、「キュー・マネージャー名」、および「チャネル」の各フィールドの値は、各コネクター構成ファイル内に格納された情報と一致する必要があるため、初期インストール中にはこれらのフィールドは灰色で表示されます。コネクター構成ファイルの値がインストール中のデフォルト値になります。初期インストールの後にこれらの値を変更するには、「InterChange Server 構成」ウィザードを再実行します。また、この情報と一致するように、コネクター構成ファイルの MQSeries セクションを更新する必要もあります。

データベース

図 8. データベース構成画面


セキュリティー

図 9. セキュリティー構成画面


InterChange Server 構成ウィザードの「セキュリティー」タブでは、セキュリティー・オプションを設定できます。ユーザー・レジストリー (許可ユーザーのユーザー名とパスワードのセキュア・リスト) のロケーションとして、ローカル WBI リポジトリー (デフォルト) または LDAP ディレクトリーを選択できます。セキュリティー・オプションを構成するには、以下の手順を実行します。

  1. 「セキュリティー」タブをクリックします。
  2. 「ユーザー・レジストリー」リストで、ユーザー・レジストリーのロケーションとして「リポジトリー」 (ローカル WBI リポジトリーを使用する) または 「LDAP」 (LDAP ディレクトリーを使用する) を選択します。
    注:
    ユーザー・レジストリーとして LDAP ディレクトリーを使用する場合、残りのオプションはいずれもアクティブではありません。LDAP オプションの拡張オプションは System Manager を通じて使用できます。
  3. 「ホスト名」フィールドに、データベース・サーバーがあるコンピューターの名前を入力します。
    注:
    このフィールドは、データベース・ドライバーとして DB2 が選択された場合は非アクティブです。
  4. データベースの名前を「データベース」フィールドに入力します。指定するデータベース名は、WebSphere Business Integration System で使用するデータベースの作成時に設定したデータベース名と一致するようにしてください。
  5. InterChange Server が指定のデータベースにログインするために使用するユーザー名を「ログイン」フィールドに入力します。指定するデータベース・ユーザー名は、WebSphere Business Integration System で使用するデータベースの構成時に設定した ICS データベース・アカウント名と一致するようにしてください。
  6. ステップ 5 で指定したユーザー名のパスワードを「パスワード」フィールドに入力します。指定するデータベース・ユーザー・パスワードは、WebSphere Business Integration System で使用するデータベースの構成時に設定したデータベース・パスワードと一致するようにしてください。
  7. クライアントがデータベース・サーバーとの通信に使用するポート番号を「ポート番号」フィールドに入力します。
    注:
    このフィールドは、データベース・ドライバーとして DB2 が選択された場合は非アクティブです。

InterChange Server の構成の完了

  1. 「InterChange Server 構成」画面で必要な値をすべて入力したら、画面を終了する前に、次のオプションのいずれか 1 つを選択します。

    注:
    これらのボタンのいずれかをクリックすると、すべてのタブの値が更新されることに注意してください。例えば、「データベース」タブを表示していて「適用」をクリックすると、「WebSphereMQ」タブと「InterChange Server」タブにある値も検証され、適用されます。
  2. 「終了」をクリックします。
  3. 「完了」をクリックして、インストーラー・ウィザードを終了します。
  4. WebSphere MQ の構成に進みます。

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