マップ・コンポーネントおよびツール

IBM WebSphere InterChange Server システムには、共通のデータ・フォーマット変更状況の処理方法を含む Java マッピング API が含まれます。 IBM WebSphere InterChange Server マッピングの 2 つの主要コンポーネント (マップおよび関係定義) を作成するために、グラフィカル設計ツール が提供されています。

マップと関係定義は、ともに InterChange Server のリポジトリーにあります。ビジネス・オブジェクト定義のように、関係定義は作成されたインスタンスの仕様またはテンプレートとして機能します。ビジネス・オブジェクトのインスタンスとは違って、関係インスタンスは永続的であり、関係ごとに特別な表に保管されます。

システムが要求を受信して指定されたビジネス・オブジェクトに変換するときは、関連するマップを実行して、変換の目的によっては関連する関係定義のインスタンスを 1 つ以上作成します。マップの実行中に作成された関係インスタンスには、関連する属性の実行時データが含まれます。このデータは関係表に保管されます。

マッピング・ツールの動作についての詳細は、「マップ開発ガイド」の第 1 章を参照してください。

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