SNMP の構成

「SNMP 構成」画面を使用して、wbi_snmpagent.cfg ファイルの値を構成します。デフォルトまたは使用環境に固有の値を使用して、フィールドに値を入力してください。図 17 の後に、その画面のフィールドについての説明があります。構成ウィザードを開始するには、以下を行います。

  1. ProductDir/bin ディレクトリーにナビゲートします。
  2. start_snmpconfigwizard.sh ファイルを実行します。

    「SNMP 構成」画面が表示されます。

  3. 必要に応じてパラメーターを変更し、「適用」をクリックします。
  4. 「Changes Complete」ウィンドウが表示されたら「OK」をクリックします。
  5. 「終了」をクリックします。

注:
インストーラーによってファイルがコピーされるときに、SNMP エージェント構成マネージャー が自動的にインストールされます。ツールの実行方法については、「システム管理ガイド」またはツールの「オンライン・ヘルプ」を参照してください。

図 17. SNMP 構成画面

図は、「SNMP 構成」画面を示しています。画面の上部には、「ファイル」メニューと「ヘルプ」メニューがあります。また画面には、6 つのデータ入力フィールドが縦方向に配置されています。 最初は「トレース・レベル」というプルダウンで、値「0」が表示されています。次は「ポーリング間隔」というフィールドで、値「30」が入力されています。3 番目は「ポート番号」で、値「1161」が入力されています。次は「エージェント状態ファイル」で、フィールドには長いパス名が表示されており、その横に参照用ボタンがあります。5 番目は「エージェント・ログ・ファイル」で、フィールドには長いパス名が表示されており、その横に参照用ボタンがあります。最後は「サーバーのログを STDOUT に出力する」というプルダウン・メニューです。 値として true が表示されています。下部には、「デフォルト」、破棄 (灰色表示)、「適用」、および「終了」の各ボタンがあります。

SNMP Agent で使用されるデフォルトの SERVICENAME は、CWSNMPService です (任意の名前を指定できます)。これは、Windows プラットフォームでエージェントを使用する場合のデフォルト・サービス名です。 UNIX では、SERVICENAME を入力する必要があります。

SNMP Agent を実行する場合は、Persistent Naming Server を稼働させる必要があります。 SNMP Agent は、この名前を使用して CORBA 接続を作成します。

CORBA SERVICENAME は、SNMP Agent と Persistent Naming Server の間で通信する場合に使用されます。

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