Collaboration Debugger インターフェース

Collaboration Debugger パースペクティブをデフォルト構成で開いた場合、このパースペクティブには幾つかのビューと 1 つのエディターが表示されます。図 95 に、デフォルトの Collaboration Debugger パースペクティブを示します。

図 95. Collaboration Debugger パースペクティブ


表 32 に、Collaboration Debugger パースペクティブのインターフェース・エレメントを 示します。番号は、図 95 と対応しています。

表 32.
Collaboration Debugger パースペクティブのインターフェース・エレメント
インターフェース・エレメント番号 インターフェース・エレメント名
1 イベント・ビュー
2 コラボレーション・テンプレート・エディター
3 ブレークポイント・ビュー
4 変数ビュー

イベント・ビュー

「イベント」ビューには、デバッグするコラボレーション・オブジェクトに対する処理用に作成されたフローがリストされます。このビューには、フローの処理に影響したり、現在実行中のノードを突き止めるための操作が示されます。

図 96 に、「イベント」ビューを示します。

図 96. イベント・ビュー


イベントの処理および「イベント」ビューの使用について詳しくは、イベントの処理を参照してください。

コラボレーション・テンプレート・エディター

「コラボレーション・テンプレート」エディターは、読み取り専用のエディターであり、デバッグするコラボレーション・オブジェクトのベースとなっているコラボレーション・テンプレートのダイアグラムが表示されます。このエディターを使用すると、ビジネス・プロセスの設計を表示したり、コラボレーションのデバッグに関連したタスクの多くを実行できます。

図 97 に、「コラボレーション・テンプレート」エディターを示します。

図 97. コラボレーション・テンプレート・エディター


以下のセクションには、「コラボレーション・テンプレート」エディター、およびこのエディターを使用して実行できるタスクについての情報が含まれます。

ブレークポイント・ビュー

「ブレークポイント」ビューを使用すると、コラボレーション・オブジェクト内のブレークポイントを管理したり、ブレークポイントとの相互作用時にフローの処理を管理できます。

図 98 に、「ブレークポイント」ビューを示します。

図 98. ブレークポイント・ビュー


一般に「ブレークポイント」ビューを使用して実行するタスクについて詳しくは、以下のセクションを参照してください。

変数ビュー

「変数」ビューには、デバッグ操作に応答して一時停止したときに処理されるフローについての情報が表示されます。このビューには、コラボレーション・テンプレートの「宣言」セクションで宣言された Java プリミティブ型または BusObj の変数がすべてリストされます。デバッグ操作を実行し、コラボレーションを介してフローを管理すると、「変数」ビューの変数が、その時点で実行されているノードでの値に更新されます。

図 99 に、「変数」ビューを示します。

図 99. 変数ビュー


「変数」ビューおよびビューの内容に影響するタスクについて詳しくは、以下のセクションを参照してください。

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