InterChange Server をインストールする前に、以下の点を検証します。
UNIX システムでは、InterChange Server が使用するデータベースは、DB2 Server または Oracle Server のいずれかによって管理されます。サーバーが稼働しているかどうかを確認するには、以下の点を検証します。
InterChange Server ソフトウェアをインストールしたら、InterChange Server を使用するために、以下の作業によって WebSphere MQ メッセージング・システムを構成する必要があります。
以下の手順を実行して、WebSphere MQ スクリプトを構成します。
インストーラーは、InterChange Server 構成 GUI の「WebSphere MQ」タブ内の 「キュー・マネージャー名」フィールドからの値を、crossworlds_mq.tst、clear_mq、configure_mq、start_mq、 および end_mq の各スクリプトにキュー・マネージャーの名前として 割り当てます。
「キュー・マネージャー名」フィールドに入力された値が、 使用するキュー・マネージャーの /etc/inetd.conf エントリーの名前と一致しない場合、WebSphere MQ は正常に 動作しません。/etc/inetd.conf システム・ファイルに定義された名前と同じになるように 、clear_mq、configure_mq、start_mq、および end_mq の 各スクリプトを変更します。このシステム・ファイルからキュー名を確認するのにヘルプが必要な場合は、UNIX システム管理者に相談してください。
以下の点を確認します。
DEFINE QLOCAL(IC/ICSName/ConnectorName) DEFINE QLOCAL(AP/ConnectorName/ICSName)
ここで、ICSName は InterChange Server の 名前、ConnectorName はコネクターの名前です。
WebSphere MQ スクリプトをカスタマイズしなければならない場合は、ProductDir/mqseries ディレクトリーの実行可能スクリプトをカスタマイズできます。WebSphere MQ スクリプト のこれらのバージョンに直接加えた変更は、InterChange Server 構成 GUI の「WebSphere MQ」タブに ある 「適用」ボタンによって InterChange Server を再構成すると上書きされます。
WebSphere MQ メッセージング・システムを InterChange Server 用にセットアップするには、次の手順を実行します。
WebSphere MQ を始動し、WebSphere Business Integration 管理者 (admin)、または WebSphere MQ グループ (mqm) に属する別のユーザーとして、mqseries ディレクトリーのスクリプトを実行します。これらのタイプのユーザーではない場合は、su コマンドを使用するか、適切なユーザーとしてログインし直してください。groups コマンドを使用すると、自分が属するグループのリストが見られます。
./configure_mq
このスクリプトは WebSphere MQ キュー・マネージャーを作成して、インストール・プログラムに定義された名前をキュー・マネージャーに割り当てます。InterChange Server システムを初めて構成する場合のみ、キュー・マネージャーを作成してください。コマンドが正常に実行された場合は、出力に以下の行が含まれます。
No commands have a syntax error.
./start_mq
./testMQ.sh
/var/mqm/errors ディレクトリーを調べて、AMQERR01 にエラー・ログが記録されていないことを確認します。WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止するには、end_mq スクリプトを使用します。