InterChange Server システムのソフトウェアと必要なサポート・ソフトウェアは、すでにご使用のシステムにインストールされている必要があります。このソフトウェアを使用すると、InterChange Server を UNIX マシン上で実行できます。 ただし、InterChange Server にアクセスする各クライアント・マシンには、以下のソフトウェアがインストールされている必要があります。
連係動作と InterChange Server の始動が可能になるようにこのソフトウェアを構成する方法については、InterChange Server の最初の始動を参照してください。
IBM Java オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) は、Java ランタイム環境 (JRE) の一部です。したがって、ORB は、 デフォルトで、InterChange Server またはアダプター、およびその Adapter Framework がインストール されているすべてのクライアント・マシンにインストールされます。
ORB を含むホスト・プログラムが各クライアント・マシンにインストールされていることを 確認し、さらに各クライアント ORB を UNIX サーバー・マシンにアクセスするように 構成する必要があります。 詳しくは、"オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) のインストールおよび構成"を参照してください。
表 25 は、コラボレーションとコネクターの開発の ために IBM
が提供しているツールをまとめたものです。
開発ツール | 説明 |
---|---|
System Manager | コンポーネントの開発、設計者ツールの起動、インターフェースの テスト、およびコンポーネントの InterChange Server インスタンスへの配置のための 主要な開発ツール。 |
Process Designer | コラボレーション・テンプレートを作成またはカスタマイズするためのツール。 |
Business Object Designer | ビジネス・オブジェクト定義を作成またはカスタマイズするためのツール。 |
Connector Configurator | コネクター定義を作成または変更するためのツール。 |
Map Designer | マップを作成するためのツール。 |
Relationship Designer | 複数のビジネス・オブジェクト定義の関係を定義するためのツール。 |
Test Connector | インターフェースをテストするためのツール。 |
Server ツールを Windows クライアント・マシンにインストールする際には、作業を容易にするために以下を実行することをお勧めします。 ご使用の環境によっては、必要な手順が異なる場合があります。
この構成情報は「InterChange Server
構成」画面で指定することができますが、インストール中この画面を回避して、InterchangeSystem.cfg
ファイルを直接編集することもでき ます。表 26 は、構成情報、およびその構成情報が「InterChange Server
構成」画面と InterchangeSystem.cfg ファイル内のどこに
あるのかを示しています。
表 26. Windows マシン用の UNIX サーバー構成
構成情報 | 「InterChange Server 構成」画面のフィールド |
---|---|
InterChange Server インスタンスの名前 (UNIX サーバー・マシン上での名前) | Server Name |
WebSphere MQ マシンの名前 | Host |
UNIX サーバー・マシン上の WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前 (server_name.queue.manager) | Queue Name |