マップの開始および停止は、System Monitor または System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューから行うことができます。
このセクションの内容は次のとおりです。
System Monitor にログオンしてマップの状態を含むビューを開くか、System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューを使用することによって、マップの状態を表示させることができます。System Monitor にログオンするには、System Monitor へのログオン手順の手順に従います。System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューを使用するには、InterChange Server インスタンスへの接続手順の手順に従います。
マップ状態の表示方法は、使用しているツールに応じて以下のようになります。
System Monitor でのマップ状態の表示手順
System Monitor を使用してマップの状態を表示するには、以下のステップを実行します。
System Manager でのマップ状態の表示手順
System Manager を使用してマップの状態を表示するには、以下のステップを実行します。
図 29. System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューにあるマップ・フォルダー
表 16
は、マップ・アイコンの色が示すマップの状態と、その状態で実行可能なアクションを示しています。マップについての詳細は、「マップ開発ガイド」を参照してください。
マップの状態/信号機 | 説明 |
---|---|
アクティブ (緑) | マップは IBM WebSphere InterChange Server システム内で実行できる状態にあり、使用可能です。 |
非アクティブ (赤) | マップは IBM WebSphere InterChange Server システム内で実行できる状態にない、または使用不可です。 |
不明 (表示されない) | マップはコンパイルされていない、またはマップ・クラスが欠落しています。マップは IBM WebSphere InterChange Server システム内で実行できる状態にない、または使用不可です。Map Designer でマップをコンパイルするとマップはアクティブ状態になりますが、マップを保管するとマップは不明状態になります。不明状態のマップは、オブジェクト・ブラウザーのマップ・ツリーに表示されます。 |
マップは、送信元と宛先のビジネス・オブジェクトの間でのデータの転送 (または変換) を定義します。IBM WebSphere InterChange Server 環境では、データは、アプリケーション固有のビジネス・オブジェクトから汎用ビジネス・オブジェクトに、または汎用ビジネス・オブジェクトからアプリケーション固有のビジネス・オブジェクトにマップされます。IBM WebSphere InterChange Server システムでどのようにマップが使用されるかについての詳細は、「マップ開発ガイド」を参照してください。
このセクションでは、マップを開始、停止させる方法について説明します。マップのコンパイル、マップのプロパティー、データ検証レベル、明示的および暗黙的なトランザクションのスコープ設定、およびマップ・インスタンスの再利用など、マップ使用時の補足的なタスクについての詳細は、「システム・インプリメンテーション・ガイド」を参照してください。
マップを実行できるようにするには、まずアクティブにする必要があります。Map Designer は、マップを正常にコンパイルすると自動的にそのマップを開始します。ただし、その他の方法でマップを変更する場合、明示的にマップを停止、再始動して変更を有効にする必要があります。マップの停止と再始動が必要な変更については、付録 B, IBM WebSphere Business Integration システム・コンポーネントを再始動するための要件を参照してください。
使用しているツールに応じ、マップを異なる方法で開始および停止します。
System Monitor でのマップの開始および停止手順
System Monitor を使用してマップを開始または停止するには、以下のステップを実行します。
System Manager でのマップの開始および停止手順
System Manager を使用してマップを開始または停止するには、以下のステップを実行します。