コネクターのインストール

このセクションでは、コネクターおよび関連ビジネス・オブジェクトをインストールするために必要な操作を説明します。ソフトウェアの前提条件および互換性については、アダプター環境を参照してください。

マシン上で、前提条件となるソフトウェアすべてのインストールを完了すると、コネクターおよびビジネス・オブジェクトをインストールできるようになります。

アダプター (コネクターおよびビジネス・オブジェクトを含む) のインストールについては、次の Web サイトで WebSphere Business Integration Adapters Infocenter にある「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (Windows 版)」 を参照してください。

http://www.ibm.com/websphere/wbiserverexpress/infocenter

以下の表に、コネクターとともにインストールされるファイルを示します。表中の ProductDir は、WebSphere Business Integration Server Express Adapter ソフトウェアをインストールしたディレクトリーを指します。

インストールされる Windows ファイル構造

以下の表に、Windows マシンにインストールする場合にコネクターで使用されるファイル構造を示します。

表 4. コネクターとともにインストールされるファイル - Windows
ディレクトリー インストールされるファイル
ProductDir¥connectors
¥Exchange
start_Exchange.bat: コネクター始動スクリプト

BIA_Exchange.jar: コネクター・コード

ProductDir¥connectors
¥Exchange
start_Exchange_service.bat: コネクター・サービスの始動スクリプト
ProductDir¥connectors
¥Exchange¥dependencies
webdav.jar: WebDAV ライブラリー
ProductDir¥bin¥DATA¥App BIA_ExchangeConnectorTemplate: コネクターの構成ファイル・テンプレート
ProductDir¥connectors
¥messages
BIA_ExchangeConnector.txt: コネクター・メッセージ・ファイル
ProductDir¥repository
¥Exchange¥2000
AppointmentItem.xsd、ContactItem.xsd、 MailItem.xsd、Recipient.xsd、 RecurrencePattern.xsd、TaskItem.xsd
: サンプル・ビジネス・オブジェクト

ビジネス・オブジェクトのインストール

アダプターには、標準の Exchange 項目を対象とするサンプル・ビジネス・オブジェクトが多数用意されています。 独自のビジネス・オブジェクトを作成するときに、これらを使用することもできます。サンプル・ビジネス・オブジェクトにアクセスするには、以下の手順に従います。

  1. 上記の表にリストされているご使用のオペレーティング・システムの該当する .xsd ディレクトリーにナビゲートします。
  2. Connector Configurator Express を使用して .xsd ファイルを開き、そのファイルをユーザーのブローカー・リポジトリーに保存します。
  3. コネクター構成プロパティー RepositoryDirectory を使用して、サンプル・ビジネス・オブジェクトを配置するディレクトリーが指定されていることを確認します。

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