インストール済みファイルの構造

以下のサブセクションでは、Windows、Linux、および i5/OS システム上でのアダプターのインストール済みファイルの構造について説明します。

注:
この章の以後の各セクションの説明は、特に明記されていない限り、Linux と Windows のどちらにアダプターがインストールされている場合にも当てはまります。

インストール済みファイル構造 (Linux システムの場合)

表 2 に、アダプターが使用する Linux ファイルのファイル構造を示します。

表 2. コネクター用としてインストールされた Linux ファイル構造
$ProductDir のサブディレクトリー 説明
connectors/OracleApps コネクターの CWOracleApps.jar と start_OracleApps.sh ファイルが格納されます。

start_Oracle Apps.sh ファイルは、コネクター用のシステム始動スクリプトです。これは、汎用のコネクター・マネージャー・スクリプトから呼び出されます。Connector Configurator Express、または InterChange Server Express を統合ブローカーとして使用する System Manager の「コネクター構成」画面で「インストール」をクリックすると、インストーラーによって、このコネクター・マネージャー・スクリプト用にカスタマイズされたラッパーが作成されます。

コネクターが InterChange Server Express と連動する場合、このカスタマイズされたラッパーを使用してコネクターを始動および停止します。

connectors/OracleApps/dependencies イベント表、アーカイブ表、および固有 ID 表を作成する SQL スクリプトが含まれています。
connectors/messages OracleAppsConnector.txt メッセージ・ファイルが含まれています。
/lib
WBIA. jar ファイルが含まれています。
/bin
CWConnEnv.sh ファイルが含まれています。

コネクターのインストールが完了したら、コネクター構成ツールを使用して、コネクターの始動に必要なカスタマイズされたコネクター・ラッパー (connector_manager_Oracle Applications) を生成する必要があります。詳しくは、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (Linux 版)」を参照してください。

コネクター・コンポーネントのインストールの詳細については、「システム・インストール・ガイド (Linux 版)」を参照してください。

インストール済みファイル構造 (Windows システムの場合)

表 3 に、コネクターが使用する Windows ファイルのファイル構造を示します。

表 3. アダプター用としてインストールされた Windows ファイルのファイル構造
%ProductDir% のサブディレクトリー 説明
connectors¥OracleApps コネクターの CWOracleApps.jar と start_OracleApps.bat ファイルが格納されます。
connectors¥OracleApps¥
start_OracleApps_service.bat
コネクター・サービスの 始動スクリプト。
connectors¥OracleApps¥dependencies イベント表、アーカイブ表、および固有 ID 表を作成する SQL スクリプトが含まれています。
connectors¥messages OracleAppsConnector.txt メッセージ・ファイルが含まれています。
¥lib
WBIA. jar ファイルが含まれています。
¥bin
CWConnEnv.bat ファイルが含まれています。

インストーラーは、コネクター・ファイルのアイコンを「IBM WebSphere Business Integration Server Express Adapters」メニューに追加します。コネクターをすばやく始動するには、このファイルへのショートカットをデスクトップに作成してください。

コネクター・コンポーネントのインストールの詳細については、ご使用の統合ブローカーに応じて、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (Windows 版)」、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (Linux 版)」、または「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (i5/OS 版)」を参照してください。

インストール済みファイル構造 (i5/OS システムの場合)

表 2 に、アダプターが使用する i5/OS ファイルのファイル構造を示します。

表 4. コネクター用としてインストールされた i5/OS ファイル構造
$ProductDir のサブディレクトリー 説明
connectors/OracleApps コネクターの CWOracleApps.jar と start_OracleApps.sh ファイルが格納されます。
connectors/OracleApps/dependencies イベント表、アーカイブ表、および固有 ID 表を作成する SQL スクリプトが含まれています。
connectors/messages OracleAppsConnector.txt メッセージ・ファイルが含まれています。
/lib
WBIA. jar ファイルが含まれています。
/bin
CWConnEnv.sh ファイルが含まれています。

コネクターのインストールが完了したら、コネクター構成ツールを使用して、コネクターの始動に必要なカスタマイズされたコネクター・ラッパー (connector_manager_Oracle Applications) を生成する必要があります。詳しくは、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (i5/OS 版)」を参照してください。

コネクター・コンポーネントのインストールの詳細については、「システム・インストール・ガイド (Linux 版)」を参照してください。

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