WebSphere Business Integration Server Express の重要な機能は、システム障害が万一起こった場合のリカバリー能力です。システム障害発生時におけるビジネス・ルールのリカバリーは、ルール・エンジンが最新のメモリー段階まで復元可能であることが前提になります。
ルール・エンジンのリカバリーを使用可能にすると、一定の時間間隔でランタイム・システムのスナップショットが取得されます。これは、定義の更新が正常に完了したときにも取得されます。リカバリー用のスナップショットは、キュー表やメタデータ表などの適切な表に保管されます。
InterChange Server Express のリカバリーが使用可能になっている場合、システム障害発生時に完了しなかったコラボレーションは、サーバーで自動的に再処理されます。リカバリーを使用可能にするには、InterchangeSystem.cfg 内の Recovery Enablement、Backup Rate、Backup Delay の各プロパティーを変更します。
ルール・エンジンのリカバリーは、InterchangeSystem.cfg ファイルを使用して構成できます。次の 3 つのプロパティーを変更する必要があります。
これらの設定は構成エディターに取り込まれます。 これらの設定を System Manager で変更するには、以下のステップを実行します。