「標準」インストール

「標準」インストールを開始するには、以下の手順に従います。

  1. 「ようこそ」画面で、「製品のインストール」を選択します。
    図 2. 「ようこそ」画面

    「セットアップ・タイプを選択してください」画面が表示されます。

  2. 「セットアップ・タイプを選択してください」画面で、「標準」を選択します。
    図 3. 「セットアップ・タイプを選択してください」画面

    「標準」インストールを選択すると、「ソフトウェア前提条件」画面が表示されます。

    図 4. 選択された前提条件をインストールする前の「ソフトウェア前提条件」画面
  3. Launchpad には、各前提条件のインストール状況が表示されます。状況値としては、「未インストール」「オプション」、または「OK」があります。また、データベース選択に関してのみ、「未構成」があります。

    システムに必要なソフトウェア・プログラムの状況が「未インストール」または「オプション」である場合は、Launchpad を使用して、対象のソフトウェアをインストールするか、または入手先を通知するようにできます。

    Launchpad を使用してソフトウェア・プログラムをインストールするには、製品名をクリックします。「インストール」ボタンが表示されます。「インストール」ボタンを選択して、プログラムのインストールを開始します。ソフトウェア・プログラムのインストール・プロセスが完了すると、「ソフトウェア前提条件」画面に戻り、プログラム名の横に「OK」が表示されます。

    データベースがインストール済みで、その状況が「未構成」の場合は、Launchpad を使用してデータベースを構成できます。データベース名をクリックして、構成を開始します。

    注:
    このシステムに前提条件ソフトウェアの旧バージョンがすでにインストールされている場合、Launchpad の動作の詳細と、バージョンに応じた必要な処理の詳細については、システムのアップグレードを参照してください。

    特定の前提条件ソフトウェアをインストールする必要がある理由など、前提条件ソフトウェアのインストールの詳細は、ソフトウェア前提条件のセクションを参照してください。

    予定しているインストールに必要な前提条件ソフトウェアの状況が「OK」になったら、画面の下部にある「製品のインストール」というラベルの付いたボタンを選択します。

    「ソフトウェア・ライセンス情報」画面が表示されます。

    図 5. 「ソフトウェア・ライセンス情報」画面
  4. ソフトウェアご使用条件の条件を読み、「使用条件の条項に同意します」という項目の横にあるラジオ・ボタンを選択して契約書の条件に同意し、「次へ」を選択します。

    「宛先」画面が表示されます。

    図 6. 「宛先」画面
  5. 「宛先」画面で、デフォルトのインストール先 C:¥IBM¥WebSphereServer をそのまま使用するか、別のロケーションを参照して「次へ」を選択します。
    注:
    ディレクトリー・パスの中にスペースが入らないようにしてください。本書では、インストール・ディレクトリー C:¥IBM¥WebSphereServer (または、入力した代替パス) のことを ProductDir と呼びます。

    次のいずれかの処理が実行されます。

    図 7. 「RBAC」画面
  6. Role-Based Access Control (RBAC) を使用可能にするには、「ユーザー名」と「パスワード」を入力して、「次へ」を選択します。

    入力したユーザー名とパスワードのメモを取っておいてください。後で必要になります。

    注:
    RBAC には、サーバー・アクセスのセキュリティーを向上する機能があります。入力したユーザー名とパスワードは、サーバーへの配置時にサーバー管理者の役割を作成するときに使用します。この情報は InterChangeSystem.cfg ファイルに格納されます。その際、パスワードは暗号化されます。RBAC に関する役割の追加やパスワードの変更がある場合は、後で System Manager を使用して実行する必要があります。

    「要約」画面が表示されます。

    図 8. 「要約」画面
  7. 「要約」画面には、選択したインストールの選択肢の要約が表示されます。内容を読んで正しいことを確認し、「次へ」を選択します。インストール・プロセスが開始されます。
  8. インストール・プロセスが開始すると、インストーラーは、インストール用に十分なディスク・スペースがあるかどうかを検査します。

    図 9. 「ポストインストールの要約 (Post-installation Summary)」画面

    インストールが完了したことを通知するウィンドウが表示され、First Steps アプリケーションを起動するかどうかを尋ねられます。このアプリケーションの詳細については、First Steps の使用のセクションを参照してください。

  9. WebSphere MQ サービスへのリスナーの追加のセクションにある指示に従って、WebSphere MQ サービスにリスナーを追加します。

インストール・プロセスでは、以下の処理が完了しました。

インストールされたコンポーネントと実行されたその他の処理を詳細に示すログ・ファイルがインストール処理中に作成されます。このファイルは、wbi_server_exp_install_log.txt に置かれます。この時点で、ディレクトリー構造およびファイルに示すシステムのファイルおよびディレクトリー構造を見ることができます。

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