「標準」インストールの場合、以下のコンポーネントは事前に指定されています。「カスタム」インストールの場合、必要な前提条件ソフトウェアは、インストールするコンポーネントに基づきます。一部またはすべてのコンポーネントがシステムにインストール済みかどうかが確認され、その分析結果は「ソフトウェア前提条件」画面に表示されます。
表 1 に、前提条件ソフトウェアを示します。画面に表示される表に含まれる項目がすべてになるか一部になるかは、選択したインストール・オプションに応じて異なります。
前提条件ソフトウェア | 説明 |
---|---|
Java Development Kit 1.4.2 | コラボレーション開発およびマッピング開発に必要です。 |
WebSphere MQ 5.3.0.2 (CSD07 以上の CSD レベル) | WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus のインストールごとに必要です。 |
IBM DB2(R) Universal Database(TM) Express または Enterprise バージョン 8.1 (Fix Pack 5 (FP5) 以上) | サーバーの内容を格納するために必要です。 |
WebSphere Application Server バージョン 5.1.1 以上 | System Monitor、Failed Event Manager、Web Deployment のいずれかをインストールする予定の場合に必要です。詳しくは、Web ベース・ツールの手動構成を参照してください。 |
Tomcat 4.1.24 および 4.1.27 | System Monitor、Failed Event Manager、または Web Deployment をインストールする予定だが、WebSphere Application Server バージョン 5.1.1 またはそれ以上のバージョンを使用しない場合にのみ必要です。詳しくは、Web ベース・ツールの手動構成を参照してください。 |
Web ブラウザー | System Monitor、Failed Event Manager、Web Deployment のいずれかを使用する予定の場合に必要です。 |
前に適切なバージョンのデータベースをインストール済みの場合は、IBM DB2 Universal Database V8.2 Expressのセクションに示すように、これらのデータベースが正しく構成されていることを確認してください。
このシステムに前提条件ソフトウェアの旧バージョンがすでにインストールされている場合、Launchpad の動作の詳細と、バージョンに応じた必要な処理の詳細については、システムのアップグレードを参照してください。
このセクションでは、データベースをインストールまたは構成するときに必要な場合がある追加情報を示します。
WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus は、IBM DB2 Universal Database (UDB) Express または Enterprise バージョン 8.1 (FP5 以上)、および Microsoft SQL Server 2000 バージョン 8.00.384 (Service Pack 3) で使用できることが認証されています。
Microsoft SQL Server 2000 がインストールされている場合は、既存の Microsoft SQL Server 2000 のインストール環境を Launchpad によって構成するか、または Microsoft SQL Server 2000 の代わりに IBM DB2 UDB Express バージョン 8.2 をインストールして構成するかを選択できます。
IBM DB2 UDB Express または Enterprise V8.1 (FP5 以上) と WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus を組み合わせて使用することを計画している場合は、以下の情報が重要です。
DB2 Express または Enterprise は、次の基準を満たすように構成する必要があります。
以下の情報は、Launchpad を使用してデータベースをインストールするときに役立ちます。
「カスタム」インストールを実行している場合は、ローカル・データベースまたはリモート・データベースを選択するオプションがあります。ローカル・データベースを使用する場合は、以下の手順に従います。
この結果、Launchpad によってデータベースがインストールされ、構成されます。
リモート・データベースを使用する場合は、以下の手順に従います。
ここで、Launchpad により、リモートの SMB_DB データベースへの接続が確立できていることが検査されます。接続できない場合は、エラー・メッセージと、入力した情報を変更するためのオプションが表示されます。接続できる場合は、Launchpad によってデータベースが構成されます。
Microsoft SQL Server 2000 が正常に構成されると、データベースの構成が完了したというメッセージが表示されます。構成プロセスでは、以下の処理が行われます。
Microsoft SQL server 2000 は、次の最小基準を満たすように構成する必要があります。
Web ブラウザーは、Toolset Express のコンポーネントである System Monitor、 Failed Event Manager、および Web Deployment をインストールする場合に必要です。Launchpad は、サポートされている Web ブラウザーを自動的にインストールすることはできませんが、サポートされているバージョンを検索する手順を示します。
サポートされている Web ブラウザーをインストールしていない状態で、そのインストール手順を表示する場合は、Launchpad の「ソフトウェア前提条件」画面で、「Web ブラウザー」の項目を展開します。この画面には、サポートされているブラウザーの入手先 Web サイトが表示されます。