コネクターの始動
コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して明示的に始動する必要があります。Windows システムでは、始動スクリプトは、次に示すようなコネクターのランタイム・ディレクトリーに存在していなければなりません。
ProductDir¥connectors¥connName
ここで、connName はコネクターを示します。
始動スクリプトの名前は、表 13 に示すように、オペレーティング・システム・プラットフォームによって異なります。
表 13. コネクターの始動スクリプト
オペレーティング・システム |
始動スクリプト |
Windows |
start_connName.bat |
始動スクリプトが実行されると、始動スクリプトはデフォルトでは Productdir に構成ファイルがあるものと考えます (下記のコマンドを参照)。ここに構成ファイルを配置します。
注:
アダプターが JMS トランスポートを使用している場合、ローカル構成ファイルが必要です。
- Windows システムでのコネクターの始動:
- 「スタート」メニューから、「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Server Express」>「アダプター」>「コネクター」を選択します。デフォルトでは、プログラム名は「IBM WebSphere Business Integration
Server Express」となっています。ただし、これはカスタマイズすることができます。あるいは、ご使用のコネクターへのデスクトップ・ショートカットを作成することもできます。
- Windows コマンド行から start_connName connName brokerName
{-cconfigFile} を実行します。
- Windows システムでは、Windows サービスとして始動するようにコネクターを構成することができます。この場合、Windows システムがブートしたとき (自動サービスの場合)、または Windows サービス・ウィンドウを通じてサービスを始動したとき (手動サービスの場合) に、コネクターが始動します。
コマンド行の始動オプションなどのコネクターの始動方法の詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。
