WSDL ODA の使用

注:
Web Services Description Language (WSDL) Object Discovery Agent (ODA) は、要求処理用のビジネス・オブジェクトおよび、WSDL インターフェース・ファイルが使用可能な場合に、イベント処理用のビジネス・オブジェクトを生成するために使用されます。

コラボレーションは、コネクターを使用して Web サービスを呼び出します。あるいは、コラボレーションは、Web サービスとして公開することができます。Web サービスは WSDL (Web Services Description Language) を使用して記述されています。この章では、Web Services Description Language (WSDL) Object Discovery Agent (ODA) を使用してビジネス・オブジェクトを 生成する方法について説明します。コラボレーションが Web サービスを呼び出すとき、およびコラボレーションを Web サービスとして公開するときに、コネクターおよび SOAP データ・ハンドラーは、これらのビジネス・オブジェクトを使用します。

以下の 2 つの目的のために、WSDL ODA を使用して、ビジネス・オブジェクトを生成します。

  1. WSDL ODA は、WSDL インプリメンテーション・ファイルを使用して、コラボレーション用にビジネス・オブジェクトを生成して、外部 Web サービスを起動することができます。
  2. WSDL ODA は、WSDL インターフェース・ファイルを使用して、Web サービスとして公開されるコラボレーション用にビジネス・オブジェクトを生成することができます。

WSDL ODA は、Business Object Designer Express を使用するときに立ち上げることができます。WSDL ODA は WSDL 文書を読み取り、コネクターおよび SOAP データ・ハンドラー によって必要とされるビジネス・オブジェクトを作成します。WSDL ODA を使用すると、ビジネス・オブジェクト開発の作業が簡略化されます。

注:
WSDL ODA は、WSDL における SOAP/HTTP バインディングおよび SOAP/JMS バインディングを扱います。

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