コネクターの始動
コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して始動する必要があります。始動スクリプトは、次に示すようなコネクターのランタイム・ディレクトリーに存在していなければなりません。例えば、Windows では ProductDir¥connectors¥connName を使用します。ここで、connName はコネクターを示します。始動スクリプトの名前はオペレーティング・システムにより異なります。Windows でコネクターを開始するには、start_OneWorld.bat スクリプトを実行します。i5/OS の場合は、start_OneWorld.sh スクリプトを実行します。
Windows での始動スクリプトの起動
Windows プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
- System Monitor から、このツールを使用して、コネクターのロード、アクティブ化、非アクティブ化、休止、シャットダウン、または削除を行うことができます。
- 「スタート」メニューから
- 「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Express」>「アダプター」> 「コネクター」> 「ご使用のコネクター名 (your_connector_name)」を選択します。
デフォルトでは、プログラム名は「IBM WebSphere Business Integration Server Express」となっています。ただし、これはカスタマイズすることができます。あるいは、ご使用のコネクターへのデスクトップ・ショートカットを作成することもできます。
- コネクターは、Windows システムの Windows サービスとして始動するように構成することができます。この場合、Windows システムがブートしたとき (自動サービスの場合)、または Windows サービス・ウィンドウを通じてサービスを始動したとき (手動サービスの場合) に、コネクターが始動します。
- コマンド行から start_connName connName WebSphereICSName [-cconfigFile ] と入力します。
ここで、connName はコネクターの名前で、WebSphereICSName は InterChange Server Express インスタンスの名前です。デフォルトでは、InterChange Server Express インスタンスの名前は WebSphereICS です。
i5/OS での始動スクリプトの起動
i5/OS プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
- System Monitor から、このツールを使用して、コネクターのロード、アクティブ化、非アクティブ化、休止、シャットダウン、または削除を行うことができます。
- WebSphere Business Integration Console がインストールされている Windows から、「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Console」>「コンソール」を選択します。次に、i5/OS システム名または IP アドレスと、*JOBCTL 特殊権限を持つユーザー・プロファイルおよびパスワードを指定します。
アダプターのリストから connName アダプターを選択し、「アダプターを始動」ボタンを選択します。
- i5/OS コマンド行から
- バッチ・モード: CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から /QIBM/ProdData/WBIServer43/bin/submit_adapter.sh connName WebSphereICSName pathToConnNameStartScript jobDescriptionName を実行します。ここで、connName はコネクター名、WebSphereICSName は
InterChange Server Express サーバー名 (デフォルトは QWBIDFT)、
pathToConnNameStartScript はコネクター始動スクリプト
への絶対パス、jobDescriptionName は QWBISVR43 ライブラリー
で使用するジョブ記述の名前です (デフォルトのジョブ記述は QWBIJDEC)。
- 対話モード: CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から /QIBM/UserData/WBIServer43/WebSphereICSName/connectors /connName/start_connName.sh connName WebSphereICSName [-cConfigFile] を実行します。ここで、connName は
コネクターの名前で、WebSphereICSName は
Interchange Server Express インスタンスの名前です。
注:
TCP/IP サーバーで始動するには、次のコマンドを使用します。
/QIBM/ProdData/WBIServer43/bin/add_autostart_adapter.sh connName WebSphereICSName pathToConnNameStartScript jobDescriptionName。ここで、connName はコネクター名、WebSphereICSName は InterChange
Server Express サーバー名 (デフォルトは QWBIDFT)、pathToConnNameStartScript は
コネクター始動スクリプトの絶対パス、jobDescriptionName は
QWBISVR43 ライブラリーで使用するジョブ記述の名前です
(デフォルトのジョブ記述は QWBIJDEC)。
