コネクターには 2 つのタイプの構成プロパティーがあります。
これらのプロパティーで、アダプター・フレームワークおよびエージェントの実行時動作を決定します。
このセクションでは、Connector Configurator Express の始動方法と、すべてのプロパティーに共通する特性について説明します。コネクター固有の構成プロパティーについては、該当するアダプターのユーザーズ・ガイドを参照してください。
Connector Configurator Express からコネクター・プロパティーを構成します。Connector Configurator Express には、System Manager からアクセスします。Connector Configurator Express の使用法の詳細については、本書の Connector Configurator Express についてのセクションを参照してください。
Connector Configurator Express と System Manager は、Windows システム上でのみ動作します。
コネクターは、以下の順序に従ってプロパティーの値を決定します。
プロパティー・フィールドのデフォルトの長さは 255 文字です。 STRING プロパティー・タイプの長さに制限はありません。 INTEGER タイプの長さは、アダプターが稼働しているサーバーによって決定されます。
コネクターは、始動時に構成値を取得します。実行時セッション中に 1 つ以上のコネクター・プロパティーの値を変更する場合は、プロパティーの更新メソッドによって、変更を有効にする方法が決定されます。
プロパティーの更新特性、つまりコネクター・プロパティーに対する変更がどのようにして有効になるかとその時期は、プロパティーの性質によって決まります。
標準コネクター・プロパティーには、以下の 4 種類の更新メソッドがあります。
特定のプロパティーの更新方法を確認するには、「Connector Configurator Express」ウィンドウ内の「更新メソッド」列を参照するか、表 16 の「更新メソッド」列を参照してください。
1 つの標準プロパティーを配置できる 3 つのロケーションがあります。 一部のプロパティーは、複数のロケーションに存在することができます。