ビジネス・オブジェクト・プローブの依存関係

ビジネス・オブジェクト・プローブは、ビジネス・オブジェクトとコラボレーション・テンプレートの両方と、密接な関係にあります。次以降のセクションでは、これらのコンポーネントの間の相互依存関係の影響について説明します。

ビジネス・プローブの詳細については、「コラボレーション開発ガイド」を参照してください。

コラボレーションとの依存関係

コラボレーション・テンプレートとコラボレーション・オブジェクトをサーバーに展開した後、ビジネス・オブジェクト・プローブを更新するときには、検証のためサーバーへの再展開が必要になります。

コラボレーション・テンプレートを削除すると、関連付けられているビジネス・オブジェクト・プローブも削除されます。ただし、その関連付けられているビジネス・オブジェクト・プローブの実行時データ・レコード (CxReposBOPInstanceData、CxReposBOPAttributeData、および CxReposBOPAttributeLargeData に格納されています) は削除されません。これらのレコードは、System Monitor を使用して手動で削除できます。

ビジネス・オブジェクト・プローブ情報を変更した場合は、コラボレーション・テンプレートを更新する必要があります。古いコラボレーション・テンプレート情報は削除され、新しいコラボレーション・テンプレートが挿入されます。 ビジネス・オブジェクト・プローブの履歴データは、System Monitor を使用して手動で管理できます。

ビジネス・オブジェクト・プローブを削除した場合は、ビジネス・オブジェクト・プローブの実行時履歴データがテーブル (CxReposBOPInstanceData、 CxReposBOPAttributeData、および CxReposBOPAttributeLargeData) に残ります。この履歴データは、System Monitor を使用して手動で管理できます。

ビジネス・オブジェクトとの依存関係

ビジネス・オブジェクトを削除しても、関連付けられているビジネス・オブジェクト・プローブは削除されません。そのビジネス・オブジェクトのレコードがテーブル内に存在する場合は、既存のビジネス・オブジェクトを削除するとビジネス・オブジェクト・インスタンスを再構築できなくなることを警告するメッセージが表示されます。

属性の削除または属性名の変更を行ってビジネス・オブジェクト定義を更新すると、ビジネス・オブジェクト・プローブに影響が及びます。この問題を回避するには、コラボレーション・テンプレートを更新して再展開します。

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