コネクターの複数のインスタンスを作成する作業は、いろいろな意味で、カスタム・コネクターの作成と同じです。以下に示すステップを実行することによって、コネクターの複数のインスタンスを作成して実行するように、ご使用のシステムを設定することができます。次のようにする必要があります。
それぞれのコネクター・インスタンスごとにコネクター・ディレクトリーを作成する必要があります。このコネクター・ディレクトリーには、次の名前を付けなければなりません。
Windows の場合:
ProductDir¥connectors¥connectorInstance
ここで connectorInstance は、コネクター・インスタンスを一意的に示します。コネクターに、コネクター固有のメタオブジェクトがある場合は、コネクター・インスタンスごとにそれらを作成する必要があります。メタオブジェクトをファイルとして保管する場合は、ファイルを connectorInstance ディレクトリーに格納します。
各コネクター・インスタンスのビジネス・オブジェクト定義がプロジェクト内にまだ存在しない場合は、それらを作成する必要があります。
Windows の場合:
ProductDir¥Exchange¥initialConnectorInstance
作成した追加ファイルは、ProductDir¥repository または ProductDir/repository の適切な connectorInstance サブディレクトリー内に存在している必要があります。Connector Configurator Express 内で、コネクター・インスタンスのコネクター構成ファイル (CFG) を作成します。これを行うには、以下のステップを実行します。
始動スクリプトは以下のように作成します。
dirname
これで、ご使用の統合サーバー上でコネクターの両方のインスタンスを同時に実行することができます。