Tomcat を使用するための Web Deployment の構成
Web Deployment を構成して Tomcat を使用するには、以下の手順に従います。
- Web Deployment ディレクトリーを Tomcat_home¥webapps ディレクトリーに作成します (Tomcat_home は、ご使用の環境における Tomcat のインストール・パスを表します)。
- .war ファイルの内容を WebDeployment ディレクトリーに解凍します。
注:
WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストーラーを使用して製品をインストールした場合、WebDeployment.war ファイルは ProductDir¥WBWD ディレクトリーに置かれています。
- 次の手順を実行して、Tomcat_home¥bin ディレクトリーにある setclasspath.bat ファイルを編集します。
- JAVA_OPTS プロパティーを以下のように設定します。
DWD_HOME=Tomcat_home¥webapps¥WebDeployment
- InterChange Server Express リポジトリーに DB2 を使用している場合、setclasspath.bat 内のクラスパスに db2java.zip ファイルへのパスを追加します。db2java.zip ファイルは、デフォルトでは DB2_Installation_Dir¥java ディレクトリーにあります。
注:
ステップ 5b は、リポジトリーが DB2 上にある場合のみ必要です。
- (オプション) Tomcat_home¥conf¥server.xml ファイルのポート番号を変更します。
デフォルト・ポート番号は 8080 です。
デフォルトでは、Web Deployment の Tomcat 4.1.24 バージョンのセキュリティー機能が使用可能になっています。管理者がアプリケーションへの全アクセス権限を得られるように、管理者の役割を持つユーザーを Tomcat_home¥conf¥server.xml ファイル内で作成する必要があります。Web Deployment での役割の作成方法やセキュリティー機能の使用方法の詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。
重要:
Tomcat は、Tomcat_home¥bin¥startup.bat をダブルクリックして起動する必要があります。デフォルトの「Tomcat の始動 (Start Tomcat)」ショートカットを使用して Tomcat を起動すると、Web Deployment は機能しません。これは、デフォルトのショートカットは ProductDir¥bin¥setclasspath.bat ファイルに設定されている環境変数を読み込まないためです。
