ブレークポイントの処理

ブレークポイントは、コラボレーション・デバッガーがコラボレーション・オブジェクトの実行を一時停止するために使用する命令です。ビジネス・プロセスで、フローのデータをインスペクションするノードにブレークポイントを設定すると、変換を監視したり、問題をトラブルシューティングできます。

ブレークポイントを設定できるノードのタイプは以下のとおりです。

ブレークポイントは決定ノードには設定できません。

コラボレーション・テンプレートに表示される各種のノードについて詳しくは、「WebSphere InterChange Server: コラボレーション開発ガイド」を参照してください。

以下のセクションでは、デバッグするコラボレーションでのブレークポイントの配置方法について説明します。

コラボレーション・オブジェクトにブレークポイントを配置したら、デバッグ操作の実行の説明に従って、フローの処理を管理します。

ブレークポイントの設定

サポートされたノードにブレークポイントを設定するには、以下のいずれかを実行します。

ブレークポイントの表示

ブレークポイントが設定されたノードを選択してフォーカスを与えるには、以下のいずれかを実行します。

ブレークポイントの削除

ブレークポイントを削除するには、以下のいずれかを実行します。

ブレークポイントの使用不可化

ブレークポイントを使用不可にするには、以下のいずれかを実行します。これを行うと、今後指定したノードで実行が一時停止されなくなります。ただし、必要な場合は再度アクティブにできます。

ブレークポイントの使用可能化

使用不可となっているブレークポイントを使用可能にするには、以下のいずれかを実行します。

ブレークポイントのフィルタリング

「ブレークポイント」ビューをフィルタリングすることにより、特定のタイプのノードに設定されたブレークポイントのみを表示できます。「ブレークポイント」ビューを フィルタリングするには、以下の手順を実行します。

  1. 「ブレークポイント・フィルター」ダイアログを表示するには、以下のいずれかを実行します。

    コラボレーション・デバッガーによって、図 92 に 示すような「ブレークポイント・フィルター」ダイアログが表示されます。

    図 92. ブレークポイント・フィルター
  2. 以下の方法を使用して、フィルターの設定を構成します。
  3. 以下のラジオ・ボタンのいずれかを有効にし、フィルターの適用範囲を指定します。
  4. 「OK」をクリックします。

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