既存ファイルの使用
使用可能な既存ファイルは、以下の 1 つまたは複数の形式になります。
- コネクター定義ファイル。
コネクター定義ファイルは、特定のコネクターのプロパティーと、適用可能なデフォルト値がリストされたテキスト・ファイルです。コネクターの配布パッケージの
¥repository ディレクトリー内には、このようなファイルが格納されていることがあります
(通常、このファイルの拡張子は .txt です。例えば、JTEXT コネクターの場合は CN_JTEXT.txt です)。
- ICS リポジトリー・ファイル。
以前にコネクターの InterChange Server Express インプリメンテーションの際に使用された定義が、そのコネクターの構成に使用されたリポジトリー・ファイルに残されていることがあります。そのようなファイルの拡張子は、通常 .in または .out です。
- コネクターの以前の構成ファイル。
これらのファイルの拡張子は、通常 *.cfg です。
これらのいずれのファイル・ソースにも、コネクターのコネクター固有プロパティーのほとんど、あるいはすべてが含まれますが、この章内の後で説明するように、コネクター構成ファイルは、ファイルを開いて、プロパティーを設定しない限り完成しません。
既存ファイルを使用してコネクターを構成するには、Connector Configurator Express でそのファイルを開き、構成を修正してから、再度保管する必要があります。
以下のステップを実行して、ディレクトリーから *.txt、*.cfg、または *.in ファイルを開きます。
- Connector Configurator Express で、「ファイル」>「開く」>「ファイルから」をクリックします。
- 「ファイル・コネクターを開く」ダイアログ・ボックス内で、以下のいずれかのファイル・タイプを選択して、使用可能なファイルを調べます。
- 構成 (*.cfg)
- ICS リポジトリー (*.in、*.out)
リポジトリー・ファイルを使用して InterChange Server Express 環境のコネクターを構成した場合は、このオプションを選択します。リポジトリー・ファイルに複数のコネクター定義が含まれている場合は、ファイルを開くとすべての定義が表示されます。
- すべてのファイル (*.*)
コネクターのアダプター・パッケージに *.txt ファイルが付属していた場合、または別の拡張子で定義ファイルが使用可能である場合は、このオプションを選択します。
- ディレクトリー表示内で、適切なコネクター定義ファイルへ移動し、ファイルを選択し、「開く」をクリックします。
System Manager プロジェクトからコネクター構成を開くには、以下のステップを実行します。
- System Manager を始動します。System Manager が開始されている場合にのみ、構成を System Manager から開いたり、System Manager に保管したりできます。
- Connector Configurator Express を始動します。
- 「ファイル」>「開く」>「プロジェクトから」をクリックします。
