WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus のアンインストール

これらの手順に従って、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus を削除します。OS/400 または i5/OS システムにアクセスして削除する必要があるコンポーネントもあれば、Windows システムから削除する必要があるコンポーネントもあります。アンインストーラー・プログラムは、前提条件ソフトウェアをアンインストールしません。前提条件ソフトウェアの削除は、特定の前提条件ソフトウェアに用意されている説明に従って、手動で行う必要があります。

これらの手順は、手動のアンインストール・プロセスを示しています。「サイレント」のアンインストール・プロセスについては、付録. サイレント・インストールおよびサイレント・アンインストールを参照してください。

注:
アンインストールする前に、OS/400 または i5/OS システムと Windows システムの両方で (該当する場合)、InterChange Server Express に関連するプロセスが動作していないことを確認してください。プロセスが動作している場合は、それを停止します。

サーバー・インスタンスの削除

InterChange Server コンポーネントをアンインストールするには、その前にすべての InterChange Server インスタンスを削除する必要があります。

サーバー・インスタンスを削除するには、まず Adapter Capacity Pack と Collaboration Capacity Pack をアンインストールする (インストールされている場合) ことをお勧めします。Adapter Capacity Pack をアンインストールには Adapter Capacity Pack のアンインストールを、Collaboration Capacity Pack をアンインストールするには Collaboration Capacity Pack のアンインストールをそれぞれ参照してください。

キャパシティー・パックのアンインストールが完了したら、QShell からコマンド /QIBM/ProdData/WBIServer44/bin/delete_instance.sh instanceName を実行します。

MQ キュー・マネージャーおよびリスナーの削除

サーバー・インスタンスの削除時には、キュー・マネージャーおよびリスナーは削除されません。 IBM では、他のアプリケーションで使用されていない場合には、それらを削除することをお勧めします。キュー・マネージャーおよびリスナーを削除するには、OS/400 または i5/OS システムから以下のステップを実行します。これらは CL コマンドです。

  1. WRKMQM と入力して Enter キーを押します。
  2. キュー・マネージャーの隣にある「15」を入力して、キュー・マネージャーを終了します。
  3. F5 を押して、状況を最新表示します。状況が「INACTIVE」の場合、処理を続けます。
  4. WRKMQMLSR と入力します。
  5. キュー・マネージャーに関連するリスナーの隣にある「4」を入力します。
  6. WRKMQM と入力します。
  7. キュー・マネージャーの隣にある「4」を入力して、キュー・マネージャーを削除します。

OS/400 または i5/OS システムからのコンポーネントの削除

IBM では、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストール環境全体を削除するか、または削除する特定のコンポーネントを選択できるコンソール・モードのプログラムを OS/400 および i5/OS に提供しています。アンインストール・プログラムを実行するには、OS/400 または i5/OS システムにログオンし、次の手順を行います。

  1. コマンド行で QSH と入力して、QShell を呼び出します。
  2. アンインストール・ディレクトリーを変更します。
    Server Express の場合: cd /QIBM/ProdData/WBIServer44/product/_uninstWBIServerExp
    Server Express Plus の場合: cd /QIBM/ProdData/WBIServer44/product/_uninstWBIServerExpPlus
  3. コマンド java -jar uninstall.jar を入力して、アンインストール・プログラムを始動します。「アンインストールへようこそ (Uninstallation Welcome)」というテキストが表示されます。
  4. 1 を入力して次へ進むか、Enter キーを押してデフォルトのナビゲーションを選択します。「フィーチャーのアンインストール (Uninstallation Feature)」というテキストが表示されます。インストールされている各コンポーネントは、横に x が付いた状態で表示され、アンインストールの対象として選択されています。
  5. 削除の対象にするコンポーネントは選択されたままの状態にして、Enter キーを押し、次に進みます。「プリアンインストール・サマリー (Pre-uninstallation Summary)」というテキストが表示されます。
  6. Enter キーを押して選択内容を確定します。選択されたコンポーネントがアンインストーラーによって削除されます。「ポストアンインストールの終了 (Post-uninstallation Finish)」というテキストが表示されます。
  7. 「完了」を押して、アンインストール・プログラムを終了します。

Windows システムからのツールの削除

ツールを Windows システムからアンインストールするには、以下のようにアンインストール GUI を実行します。

  1. 「スタート」 > 「設定」 > 「コントロール パネル」を選択します。
  2. 「アプリケーションの追加と削除」をダブルクリックします。
  3. スクロールダウンして、(インストールされている製品により)「IBM WebSphere Business Integration Server Express v4.4」または「IBM WebSphere Business Integration Server Express Plus v4.4」を選択し、「変更と削除」ボタンを選択します。
    注:
    「アプリケーションの追加と削除」ツールには、アンインストール後に解放されるディスク・スペースの推定値が表示されますが、複数の製品が同じフォルダーにインストールされている場合は正確でない可能性があります。

    「アンインストールへようこそ (uninstallation welcome)」画面が表示されます。

  4. 「アンインストールへようこそ (uninstallation welcome)」画面で、「次へ」を選択します。

    「アンインストールの機能 (uninstallation features)」画面が表示されます。インストール済みのコンポーネントの横にはチェックマークが付いています。

  5. 「アンインストールの機能 (uninstallation features)」画面で、削除するコンポーネントを選択したまま 「次へ」を選択します。

    「プリアンインストール・サマリー (Pre-uninstallation Summary)」画面が表示されます。

  6. 「プリアンインストール・サマリー (Pre-uninstallation Summary)」画面で「次へ」を選択し、選択項目を確認します。選択されたコンポーネントがアンインストーラーによって削除されます。

    「ポストアンインストールの終了 (post-uninstallation finish)」画面が表示されます。

  7. 「ポストアンインストールの終了 (post-uninstallation finish)」画面で、「完了」を選択してアンインストール GUI を終了します。
注:
C:¥IBM¥WebSphereServer ディレクトリーは、場合によっては手動で削除する必要があります。

サイレント・アンインストールも使用できます。サイレント・アンインストールの実行手順については、付録. サイレント・インストールおよびサイレント・アンインストールを参照してください。

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