実行時には、Lotus Domino Server で該当するイベントが発生するたびに (つまり、Lotus Domino 文書の作成、更新、削除が行われるたびに)、コネクターが Lotus Domino からイベント・データを取得します。(コネクターの動作方法で、このプロセスを詳しく説明します。) 次にコネクターは、ビジネス・オブジェクト定義にデータをマップし、特定のビジネス・オブジェクト・インスタンス (単純に「ビジネス・オブジェクト」と呼ばれます) を作成します。処理のため、このビジネス・オブジェクトを統合ブローカーに送信します。これにより、別のアプリケーションに対しイベント情報が使用可能になります。また、コネクターは統合ブローカーからビジネス・オブジェクトを受信します。統合ブローカーから受信する別のアプリケーションのビジネス・オブジェクトは、Lotus Domino による Lotus Domino Server での文書の作成、更新、または削除、文書の存在の確認、あるいは Lotus Domino 文書全体を統合ブローカーを介して要求元のアプリケーションへ戻すことを要求します。