アダプターをインストール、構成、および使用する前に、環境の要件を把握しておく必要があります。
このコネクターは COM 2.0 仕様に従って記述されているため、この規格に従って設計されている COM アプリケーションと互換性があります。
COM について詳しくは、http://www.microsoft.com/com/tech/com.asp を参照してください。
このコネクターは Windows 2003 プラットフォームで稼働します。
このコネクターには以下の依存関係があります。
Java Development Kit (JDK) バージョン 1.3.x は Adapter for COM をインストールする前提条件となります。このバージョンの JDK がインストール済みでない場合、WebSphere Business Integration Adapter Framework バージョン 2.4 ソフトウェア・パッケージ (Windows バージョンのみ) には、IBM JDK バージョン 1.3.1 の個別のインストールが用意されています。IBM JDK バージョン 1.3.1 は WebSphere Business Integration Adapter Framework のインストールの一部としてインストールされるのではないことに注意してください。JDK をインストールするためには、別にインストール作業が必要です。JDK を WebSphere Business Integration Adapter Framework からインストールする方法の詳細は、該当のソフトウェア・パッケージを参照してください。
コネクターでは COMProxy を使用します。COMProxy は、Java プログラムを ActiveX オブジェクトと通信できるようにするインターフェース・ツールです。このツールを使用して、コネクターが COM コンポーネントを起動する際に必要とする Java プロキシー・オブジェクトを生成します。COM コンポーネントのプロパティー、構造、およびメソッドは、通常、タイプ・ライブラリー・ファイル (.tlb、.dll、.ole、.olb、または .exe) で定義します。Java Native Interface および COM テクノロジーを使用することにより、COMProxy が COM コンポーネントを Java オブジェクトのように扱うことができるようになります。