必要なソフトウェア前提条件と WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストール
WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus システムは、インストールする予定のコンポーネントに基づいて、インストールに必要な前提条件ソフトウェアを決定します。特定の項目がインストールされていない場合は、それらの項目をインストールできます。
WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus for Linux のほとんどのコンポーネントは、Linux ベースのシステムにインストールされます。ただし、Toolset Express の非 Web ベース・コンポーネントには、WebSphere Business Integration Express サーバーを管理する必要があるソフトウェア・ツールが含まれており、これらのコンポーネントは Windows クライアントにインストールしなければなりません。Toolset Express には、以下のツールが含まれます。
- 管理ツール: Flow Manager、Log Viewer、Relationship Manager、System Manager
- 開発ツール: Business Object Designer Express、Connector Configurator Express、統合テスト環境、Map Designer Express、Process Designer Express (WebSphere Business Integration Server Express Plus インストールでのみ有効)、Relationship Designer Express、IBM Eclipse SDK 3.01 (IES 3.01)
このマニュアルの残りの部分では、Linux システムにインストールされるコンポーネントについて説明します。Toolset Express のインストールについての詳細は、「WebSphere Business Integration Server Express システム・インストール・ガイド (Windows 版)」を参照してください。
Launchpad には、「標準」と「カスタム」の 2 種類のインストール・オプションが用意されています。
「標準」インストールでは、以下のコンポーネントが Linux システムに自動的にインストールされます。
- InterChange
Server Express
- JText Adapter
- サンプル
「標準」インストールでは、必要な前提条件コンポーネントがあることとその大半をインストールできるかどうかも自動的に検出されます。
「カスタム」インストールでは、インストールするコンポーネントを選択できます。「標準」インストールの場合と同様に、前提条件のコンポーネントがインストールされていることとそれらをインストールできるかどうかも検出されます。選択可能なコンポーネントの詳細は、インストールするコンポーネントの決定 (「カスタム」インストールのみ)のセクションを参照してください。「カスタム」インストールの詳細は、「カスタム」インストールのセクションを参照してください。
「標準」インストール・オプションの詳細は、「標準」インストールのセクションを参照してください。
インストールの説明では、この章全体を通して以下の事項を前提にしています。
- WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus バージョン 4.4 は、まだマシンにインストールされていない。以前のバージョンの製品または Capacity Pack がインストールされていて、これらをバージョン 4.4 にアップグレードする場合や、WebSphere Business Integration Server Express V4.4 がインストールされていて、これを WebSphere Business Integration Server Express Plus V4.4 にアップグレードする場合は、手順について システムのアップグレードを参照してください。
- コンポーネントは、サポートされる Linux バージョンが実稼働環境で稼働しているマシン上にインストールされます。Linux の各バージョンでサポートされている製品コンポーネントのリストについては、http://www.ibm.com/software/integration/wbiserverexpress を参照してください。
- Linux プラットフォームではサポートされないが、InterChange Server Express の管理に必要となるコンポーネントは、リモートの Windows マシン上にインストールされ、到達可能になります。これを行うには、「WebSphere Business Integration Server Express システム・インストール・ガイド (Windows 版)」のインストールおよび構成の手順に従います。
- インストールは、WebSphere Business Integration Server Express Plus システムに関するものです。WebSphere Business Integration Server Express システムをインストールする場合は、表示される画面が少し異なります。
- 読者は、Launchpad の始動の情報を読んで理解し、Launchpad を起動済みであるとします。
この章には、次のセクションが含まれます。
サイレント・インストールおよびサイレント・アンインストールの実行手順については、付録. サイレント・インストールおよびアンインストールを参照してください。
