ポータル・パースペクティブへのエクスポートにおいて主軸となる成果物は、コラボレーション・オブジェクトです。System Manager では、コラボレーション・オブジェクトのコンテキスト・メニューを使用して配置ウィザードを起動します。このウィザードは、コラボレーション・オブジェクトに関する情報を収集します。例えば、ポートレットに対して公開されている外部コラボレーション・ポートの情報を収集します。外部コラボレーション・ポートがサポートしているビジネス・オブジェクト定義と、その子にあたるビジネス・オブジェクト定義も、すべてポータル・パースペクティブに配置されます。
ウィザードによって 1 つの JAR ファイルが生成されます。これには、2 つの別のファイルが含まれています。これらの 2 つのファイルは、Portal 開発プロジェクト内の次の場所にロードする必要があります。
ウィザードには、これらのファイルを対象として次の 2 つのエクスポート・オプションが用意されています。
このシナリオでは、2 つのファイルが配置ウィザードによってプロジェクトの ¥lib¥ フォルダーに直接コピーされます。このプロセスの結果、JAR ファイル内の Web ビジネス・オブジェクトが Page Designer に対して自動的に公開されます。プロジェクトの ¥lib¥ フォルダーに WBIWebBOs.jar ファイルが既に存在する場合、配置ウィザードは、新しくエクスポートされた WebBO を、そのファイルに含まれる WebBO とマージします。
外部フォルダーにエクスポートする場合は、ウィザードの出力を格納する外部 JAR ファイルを指定します。ポータル開発者は、ポータル開発ワークベンチにこのファイルをインポートするとき、プロジェクトの ¥lib¥ フォルダーにインポートする必要があります。