i5/OS でのサーバーの管理

WebSphere Business Integration Server Express を i5/OS にインストールすると、i5/OS システムに多くの i5/OS オブジェクトが作成されます。以下の表に、それらのオブジェクトを示します。

表 5. i5/OS のオブジェクト
項目 名前 説明
ユーザー・プロファイル QWBISVR44 インストール済みコンテンツのすべてを所有するデフォルトのユーザー・プロファイルです。これに従ってジョブが実行されます。
ライブラリー QWBISVR44 すべての i5/OS ネイティブ・オブジェクトを含みます。
ジョブ記述 QWBIxxxxxxxx はプロセスごとに固有 サブシステム内で実行されているジョブを識別するのを支援します。個々のジョブごとにカスタマイズできます。ジョブ記述を表示するには、WRKJOBD JOBD(QWBISVR44/*ALL) を使用します。
Interchange Server Express インスタンス QWBIDFT44 インストールにより、すべてのインストール済みサンプルを実行するコンテンツとともに、サーバーへのコラボレーション・ファウンデーションを作成、構成、および配置します。
MQ Queue Manager QWBIDFT44.QUEUE.MANAGER インストールにより、デフォルト・ポートの MQ リスナーとともに、キュー・マネージャーが作成されます。
DB2/400 データベース QWBIDFT44 QWBIDFT44 InterChange Server のリポジトリーです。
サブシステム記述 QWBISVR44/QWBISVR44 i5/OS プロセスが実行される、QWBISVR44 サブシステムの属性を含みます。
TCP/IP 自動始動サーバー QWBISVR44 TCP/IP 自動始動サーバーの活動化によりサブシステムを自動的に始動します。
自動始動ジョブ QWBITNAMES InterChange Server、Adapter、および Tool が相互に通信するために必要なネーム・サーバーです。ネーム・サーバーのデフォルト・ポートを使用します。
自動始動ジョブ QWBIDFT44 インストール済み InterChange Server を始動します。
HTTP Server および WebSphere Application Server ICSMON44 HTTP Server および WebSphere Application Server のインスタンスです。

i5/OS でのサーバーの実行

i5/OS のサポートは、QWBISVR44 サブシステムにおいて QWBISVR44 というユーザー・プロファイルで実行されます。i5/OS は、以下のコンポーネントそれぞれに、固有のジョブ記述オブジェクトを割り当てます。

ジョブの考慮事項

ジョブを検索する場合は、WRKACTJOB SBS (QWBISVR44) を使用します。コンポーネントごとに、ジョブ名とジョブ記述名が一致します。

サブシステム内の名前付きジョブに関連付けられた、QP0ZSPWP、 QP0ZSPWT、 QZSHSH などのジョブが数個存在しており、それらは管理が不要です。

QWBIDFT44 などの他のジョブでは、例えば JText アダプターの場合の QWBIJTEXTC などのように、サーバー状況やアダプター状況を検査します。必須ではありませんが、同じアダプターを複数実行させている場合 (例えば、JText アダプターを 2 個) は、アダプターのインスタンスごとに異なるジョブ名と記述を作成することをお勧めします。

i5/OS では、QCCSID システム値に対する QWBISVR44 ユーザー・プロファイルの CCSID を使用して、すべてのジョブが実行されます。システムが 5026 または 290 日本語 CCSID を実行している場合は、製品を正しく機能させるために、QWBISVR44 ユーザー・プロファイルの CCSID パラメーターを 5035 に変更する必要があります。

自動始動 TCP サーバーとしての QWBISVR44 の除去

システムで TCP/IP が始動するときに WebSphere Business Integration Server Express を自動的に始動させない場合は、RMVTCPSVR SVRSPCVAL(*QWBISVR44) コマンドを使用して、自動始動 TCP サーバーとしての QWBISVR44 を除去します。

自動的に始動した InterChange Server の除去

システムで TCP/IP が始動するときに、サブシステムを自動的に始動させず、QWBIDFT44 サーバーも自動的に始動させない場合は、remove_autostart_server.sh スクリプトを使用して、自動的に始動した InterChange Server をサブシステムから除去します。

このスクリプトを実行する前に、最初に QSH CL コマンドを実行して QShell 環境に入ってください。remove_autostart_server.sh スクリプトでは次の構文を使用します。

/QIBM/ProdData/WBIServer44/bin/remove_autostart_server.sh QWBIDFT44

ネーム・サーバーの自動始動

ネーム・サーバーは、自動始動ジョブとしてサブシステムに残すことをお勧めします。このジョブを自動的に始動させると、モニターが使用可能になり、制御された方法でサブシステムまたはシステムが終了するときが検出されます。このモニターがなければ、QWBISVR44 サブシステムとそのジョブは、制御された終了の結果として終了しません。

InterChange Server、アダプター・エージェント、および Object Discovery Agent の自動始動

InterChange Server、アダプター・エージェント、および Object Discovery Agent を自動的に始動するには、start_server.sh (InterChange Server の場合)、特定のアダプター・スクリプト (例えば、start_JText.sh)、または Object Discovery Agent のスクリプト (例えば、start_JDBCODA.sh) を QWBISVR44 サブシステムで直接実行します。

実行可能ファイル、リポジトリー・データベース、および特定のファイルはすべて、ユーザー・プロファイルで保護されます。これは、QWBISVR44 サブシステムを使用する場合に重要です。また、常に QWBISVR44 ユーザー・プロファイルに従って InterChange Server を実行させ、予測不能な権限問題が生じないようにしてください。

アダプター・エージェント・ジョブを異なるユーザー・プロファイルに従って実行させる場合は、ジョブ記述のユーザー・パラメーターを QWBISVR44 から別のユーザー・プロファイルに変更してください。これは、QWBISVR44 ユーザー・プロファイルが、別のユーザー・プロファイルによって保護されているアプリケーション・データにアクセスするのを禁止する必要がある場合に役立ちます。

注:
これらのスクリプトを実行するために i5/OS コマンド入力から QSHell を使用することはお勧めしません。これは、ログイン時に使用されたユーザー・プロファイルに従って、QINTER サブシステムでジョブが実行されることになるからです。

IBM ORB ポートの変更

IBM ORB ポートを変更するには、以下の手順を実行します。

  1. ファイル /QIBM/UserData/WBIServer44/bin/CWSharedEnv.sh を開きます。
  2. ORB_PORT の値を 14500 から適切なポート値に変更します。
  3. サブシステムを停止します。
  4. 新規ポートを使用してサブシステムを再始動します。

Windows クライアント・ツールを使用している場合は、製品ディレクトリーの CWSharedEnv.bat ファイルを変更し、アクティブなツールがあれば一度終了して再始動する必要があります。

注:
必要な場合は、ORB_HOST に異なるホストまたはシステム別名を指定することもできます。

MQ リスナー・ポートの変更

サーバー・インスタンスを作成する場合は、create_instance.sh スクリプトを使用して、MQ リスナー・ポートを指定できます。MQ リスナー・ポートを変更するには、以下の手順を実行します。

  1. ファイル /QIBM/UserData/WBIServer44/instanceName/InterchangeSystem.cfg を開きます。
  2. MQ リスナー・ポートの値を変更します。例えば、以下の行では、1416 を新規のポート番号に変更します。
    <tns:name>PORT</tns:name>
    <tns:value xml:space="preserve">1416</tns:value>
    注:
    InterChange Server が始動しなくなるので、このファイルを編集する場合は注意力を働かせてください。
  3. 例えば次のようにして、ジョブ記述の RQSDTA ポートのポート番号を 1417 に変更します。
    CHGJOBD JOBD(QWBISVR44/QWBIDFT44) RQSDTA('QSYS/CALL
    PGM(QWBISVR44/QWBIDFT44) PARM(QWBIDFT44 ''1417'')')
    注:
    デフォルトで、このポートは InterChange Server と名前を共用し、QWBISVR44 ライブラリーに常駐しています。

InterChange Server リポジトリー名の変更

サーバー・インスタンスを作成する場合は、create_instance.sh スクリプトを使用して、InterChange Server リポジトリー名を指定できます。リポジトリー名を変更するには、以下の手順を実行します。

注:
サーバー・インスタンスの Interchange Server リポジトリー名を変更すると、delete_instance.sh スクリプトを実行しても Instance Server リポジトリー・データベースは削除されません。drop collection SQL コマンドを使用して、Instance Server リポジトリーを手動で削除する必要があります。

  1. サーバー・リポジトリーを System Manager のプロジェクトにインポートします。
  2. QWBISVR44 サブシステムを停止します。
  3. i5/OS コマンド入力から STRSQL を実行します。
  4. CREATE COLLECTION(newname) を実行します。ここで、newname はリポジトリーの新規名です。
    注:
    STRSQL プロファイルには、新規リポジトリーに対する *RWX 権限があります。EDTOBJAUT コマンドと *RWX 権限を使用して、QWBIDFT44 を新規の所有プロファイルにします。
  5. /QIBM/UserData/WBIServer44/instanceName/InterchangeSystem.cfg の 3 箇所 (jdbc:db2:localhost/newName) にある DATA_SOURCE_NAME を編集します。ここで、newName はリポジトリーの新規名です。
  6. stop_server_gracefully.sh スクリプトを使用して、または QWBISVR44 サブシステムを編集することによって、System Manager を使用するインスタンス・ネーム・サーバーを停止します。
  7. SQL サーバーを始動して drop collection instanceName を実行します。ここで、instanceName は InterChange Server の名前です。
  8. 受け取る CPA7025 メッセージは無視します。
  9. submit_ics_server.sh スクリプトを実行してサーバーを始動します。

キュー・マネージャー名の変更

サーバー・インスタンスを作成する場合は、create_instance.sh スクリプトを使用してキュー・マネージャー名を指定します。キュー・マネージャー名を変更するには、以下の手順を実行します。

  1. CHGJOBD JOBD(QWBISVR44/QWBIDFT44) コマンドを入力し、「F4」をクリックしてパラメーターの入力を求めるプロンプトを出します。
  2. RQSDTA 値を編集して、既存のキュー・マネージャー値と置き換えます。例えば、デフォルト・インスタンスのキュー・マネージャー名は QWBIDFT44.QUEUE.MANAGER です。既存のキュー・マネージャー名を新規名で置き換えます。必要な場合はキュー・マネージャー名の末尾のスペースを保持し、キュー・マネージャー名のストリングが 48 文字以上になるようにします。
  3. /QIBM/UserData/WBIServer44/instanceName/InterchangeSystem.cfg のキュー・マネージャー名を編集して新規のキュー・マネージャー名にします。
  4. stop_server_gracefully.sh スクリプトを使用して、または QWBISVR44 サブシステムを編集することによって、System Manager を使用するインスタンス・ネーム・サーバーを停止します。
  5. ENDMQM コマンドと DLTMQM コマンドを使用して、instanceName.QUEUE.MANAGER キュー・マネージャーを停止し削除します。
  6. submit_ics_server.sh スクリプトを実行してサーバーを始動します。

i5/OS スクリプト

WebSphere Business Integration Server Express は、i5/OS に固有の多くのスクリプトを付けて出荷されます。これらのスクリプトは、/QIBM/ProdData/WBIServer44/bin ディレクトリーにあります。

以下のセクションでは、各スクリプトについて詳しく説明します。

add_autostart_adapter.sh

このスクリプトは、InterChange Server が QWBISVR44 サブシステムによって始動したときに、アダプター・エージェントが自動的に配置されるようにセットアップします。また、このスクリプトは、サーバー・インスタンスの自動始動ジョブに情報を追加し、サーバー・インスタンスがアダプター・エージェントのジョブをサブミットできるようにします。

構文

add_autostart_adapter.sh の構文を次に示します。

add_autostart_adapter.sh adapterName instanceName startScript jobDescription

ここで、

JText アダプターの例を次に示します。

add_autostart_adapter.sh JText QWBIDFT44 /QIBM/UserData/WBIServer44/QWBIDFT44/connectors/JText/start_JText.sh QWBIJTEXTC

add_autostart_server.sh

このスクリプトは、サブシステムとともに自動的に始動するように InterChange Server を構成します。create_instance.sh スクリプトを使用してサーバー・インスタンスを作成する場合は、インスタンスがサブシステムとともに自動的に始動するように設定されます。remove_autostart_server.sh スクリプトを使用してこの機能を除去する場合は、add_autostart_server.sh を使用して自動始動をリセットします。

構文

add_autostart_server.sh の構文を次に示します。

add_autostart_server.sh serverName jobDescription

ここで、

create_instance.sh

このスクリプトは、新規の InterChange Server インスタンスを作成するとともに、InterChange Server の /QIBM/UserData/WBIServer44 に新規ディレクトリーを作成します。また、このスクリプトは、インストール済みアダプターをこのディレクトリーにコピーし、リポジトリー DB2/400 データベースおよびインスタンスと同じ名前の MQ キューを作成し、特定のポート番号の MQ キュー用の MQ リスナーを作成し、自動始動ジョブ入力を新規 InterChange Server の QWBISVR44 サブシステムに追加します。

構文

create_instance.sh の構文を次に示します。

create_instance.sh [ -rrepositoryName ] [ -qqueueManagerName [ -exists ] ] [ -uuser -ppassword ] [ -dsystem -ndbUser -wdbPassword ] serverName mqPortNumber httpPortNumber

delete_instance.sh

このスクリプトは、/QIBM/UserData/WBIServer44 にあるサーバーのディレクトリー、サーバーのリポジトリー DB2/400 データベース、および QWBISVR44 サブシステム記述からサーバーの自動始動ジョブ入力を削除するとともに、Interchange Server インスタンスも削除します。このスクリプトは、サーバーの既存のキュー・マネージャーは削除しません。

注:
サーバー・インスタンスの Interchange Server リポジトリー名を変更すると、delete_instance.sh スクリプトを実行しても Instance Server リポジトリー・データベースは削除されません。drop collection SQL コマンドを使用して、Instance Server リポジトリーを手動で削除する必要があります。
構文

delete_instance.sh の構文を次に示します。

delete_instance.sh instanceName

ここで、

remove_autostart_adapter.sh

このスクリプトは、InterChange Server インスタンスの自動始動ジョブを編集し、アダプター・エージェント・ジョブをサブミットするステートメントを除去するとともに、現在サーバー・インスタンスによって自動的に始動されているアダプター・エージェントから自動始動指定を除去します。

構文

remove_autostart_adapter.sh の構文を次に示します。

remove_autostart_adapter.sh adapterName instanceName

ここで、

remove_autostart_server.sh

このスクリプトは、QWBISVR44 サブシステムから InterChange Server インスタンスの自動始動ジョブ入力を除去するとともに、Interchange Server インスタンスから自動始動指定を除去します。

構文

remove_autostart_adapter.sh の構文を次に示します。

remove_autostart_server.sh instanceName

ここで、

set_ics_server_mode.sh

このスクリプトは、InterChange Server のモードを設定します。このスクリプトは、InterChange Server が次に始動するときに、design、production、testOn、または testOff のいずれかの新規モードを適用します。

構文

set_ics_server_mode.sh の構文を次に示します。

set_ics_server_mode.sh instanceName mode

ここで、

stop_server_gracefully.sh

このスクリプトは、i5/OS の CL プログラムまたはコマンド入力から InterChange Server を正常に停止します。これは、正常なシャットダウン・コマンドを発行する System Manager または System Monitor に相当します。

構文

stop_server_gracefully.sh の構文を次に示します。

stop_server_gracefully.sh instanceName

ここで、

注:
RBAC が使用可能な場合は、stop_server_gracefully.sh でも
-uusername パラメーターと -ppassword パラメーターを使用する必要があります。

stop_adapter.sh

このスクリプトは、System Manager または System Monitor を使用するのが実際的ではない場合に、アダプター・エージェント・ジョブを正常に停止します。

構文

stop_adapter.sh の構文を次に示します。

stop_adapter.sh instanceName adapterName

ここで、

JText アダプターの例を次に示します。

stop_adapter.sh QWBIDFT44 JText

submit_adapter.sh

このスクリプトは、QWBISVR44 サブシステムで実行されるアダプター・エージェント・ジョブをサブミットします。このコマンドを使用する前に、QWBISVR44 サブシステムを始動する必要があります。

構文

submit_adapter.sh の構文を次に示します。

submit_adapter.sh adapterName instanceName startScript jobDescription [parm5] [parm6] [parm7]

ここで、

JText アダプターの例を次に示します。

submit_adapter.sh JText QWBIDFT44 /QIBM/UserData/WBIServer44/QWBIDFT44/connectors/JText/start_JText.sh QWBIJTEXTC -c/ QIBM/UserData/WBIServer44/QWBIDFT44/connectors/JText/JText.cfg

submit_ics_server.sh

このスクリプトは、QWBISVR44 サブシステムで実行される InterChange Server インスタンス・ジョブをサブミットし、start_server.sh スクリプトを使用してバッチ・ジョブを実行するのに必要なロジックを提供します。このスクリプトには、2 から 6 までのオプショナル・パラメーターがあり、submit_ics_server.sh スクリプトを通して start_server.sh スクリプトにパラメーターを渡すことができます。

構文

submit_ics_server.sh の構文を次に示します。

submit_ics_server.sh instanceName [parm2] [parm3] [parm4] [parm5] [parm6]

ここで、

submit_name_server.sh

このスクリプトは、QWBISVR44 サブシステムで実行されるネーム・サーバー・ジョブをサブミットします。

submit_oda.sh

このスクリプトは、QWBISVR44 サブシステムで実行される Object Discovery Agent ジョブをサブミットし、QWBISVR44 サブシステムでジョブをサブミットしてパラメーター 1 として渡されるスクリプト名を実行するために必要なロジックを提供します。

構文

submit_oda.sh の構文を次に示します。

submit_oda.sh startODAScript jobDescription

ここで、

JDBC ODA の例を次に示します。

submit_oda.sh /QIBM/ProdData/WBIServer44/product/oda/JDBC/start_JDBCODA.sh QWBIJDBODA

i5/OS 用のユーザー・プロファイル・セキュリティー

セキュリティー上の理由により、例えば JDBC データベース権限または JText ディレクトリーやファイルなど、アダプターのエージェント・プロセスが実行されるときのユーザー・プロファイルを変更することが必要になります。ユーザー・プロファイルを変更すると、QWBISVR44 ユーザー・プロファイルはこれらのアダプターのプロセスへのアクセスを禁止されます。

ユーザー・プロファイルを変更するには、以下の手順を実行します。

  1. CHGJOBD CL コマンドを使用して、アダプター・エージェントのジョブ記述を変更します。USER パラメーターを新規ユーザー・プロファイルに設定します。
  2. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、USERパラメーターを新規ユーザー・プロファイルに、AUT パラメーターを *READ または *EXECUTE のいずれかに設定し、新規ユーザー・プロファイル権限を新規ジョブ記述に付与します。
  3. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、USER パラメーターを新規ユーザー・プロファイルに、AUT パラメーターを *READ または *EXECUTE のいずれかに設定し、新規ユーザー・プロファイル権限を QWBISVR44 ライブラリーに付与します。
  4. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、USER パラメーターを新規ユーザー・プロファイルに、AUT パラメーターを *READ または *EXECUTE のいずれかに設定し、新規ユーザー・プロファイル権限を QWBISVR44 サブシステム記述に付与します。
  5. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、USER パラメーターを新規ユーザー・プロファイルに、AUT パラメーターを *READ または *EXECUTE のいずれかに設定し、新規ユーザー・プロファイル権限を QWBISVR44 クラスに付与します。
  6. CHGAUT CL コマンドを使用して、USER パラメーターを新規ユーザー・プロファイルに、DTAAUT パラメーターを *RWX に指定し、統合ファイル・システムにコネクターを収容するディレクトリーに新規ユーザー・プロファイル権限を付与します。

i5/OS によるサブシステムの停止

i5/OS を使用してサブシステムを停止する場合は、ENDSBS *CNTRLD アクションを制御する sigaction ハンドラーをコードに含めます。このハンドラーにより、ローカル・システムで実行されているジョブまたはアダプターをすべて終了させるとともに、InterChange Server を正常に終了することによって QWBISVR44 サブシステムを制御された方法で終了させることができます。この操作が完了すると、ハンドラーは自動終了します。

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