Launchpad インストール・インターフェースは、いくつかの前提条件ソフトウェアを自動的にアップグレードします。ただし、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus の現行バージョンによるアップグレードがサポートされている前提条件ソフトウェアより前のバージョンの前提条件ソフトウェアがある場合は、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus をアップグレードする前に、前提条件ソフトウェアを手動でアップグレードする必要があります。(サポートされているバージョンの前提条件ソフトウェアについては、http://www.ibm.com/software/integration/wbiserverexpress/ を参照してください。) 前提条件ソフトウェアは、何らかの他の理由がある場合、手動でアップグレードすることもできます。前提条件ソフトウェアを、現行リリース (WebSphere Business Integration Server Express 4.4) でサポートされているバージョンに手動でアップグレードすると、残りのアップグレードを実行するときに、Launchpad により、現行バージョンの前提条件ソフトウェアがあると検出されます。特定の前提条件ソフトウェアを手動でアップグレードする場合は、そのソフトウェアに用意されているアップグレード手順に従ってください。
以下のセクションでは、いくつかの前提条件ソフトウェアのアップグレード・シナリオや、任意のデータベースを対象に実行が必要な手順について説明します。ソフトウェアのアンインストールまたはアップグレードの前には、システムのバックアップに記載されているステップに従ってください。
WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus 4.4 for OS/400 and i5/OS では、OS/400 V5R2 または i5/OS V5R3 オペレーティング・システムで提供される IBM DB2 Universal Database (UDB) for iSeries との併用が保証されています。
WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus バージョン 4.4 は、WebSphere Application Server Express バージョン 6.0 と 5.1.1、および WebSphere Application Server バージョン 6.0 と 5.1.1 をサポートします。WebSphere Application Server Express バージョン 6.0 は、Launchpad がインストールしたバージョンです。
IBM WebSphere MQ の古いバージョンが、WebSphere Business Integration Express の以前のバージョンでサポートされていた OS/400 または i5/OS システムにインストールされている場合、IBM WebSphere MQ をサポートされるバージョン (MQ 5.3.0.2 CSD09) に手動でアップグレードする必要があります 。MQ の非サポート・バージョンがインストールされていて、アプリケーションで使用されていない場合、その MQ をアンインストールして、Launchpad からサポートされるバージョンをインストールすることができます。
Toolset Express をインストールしている場合、Launchpad は、Windows システムでサポートされる IBM WebSphere MQ がインストールされているかどうかを検出します。サポートされる IBM WebSphere MQ が検出されない場合、Launchpad は自動的に IBM WebSphere MQ 5.3.0.2 CSD07 をインストールします。
OS/400 または i5/OS システムおよび Windows システムには、IBM Java Development Kit (JDK) 1.4.2 がインストールされている必要があります。OS/400 または i5/OS システムの場合、ライセンス・プログラム 5722JV1 オプション 6 (Java Development Kit 1.4、および Java をインストールするための最新の PTF グループ) がインストールされている必要があります。詳細については、i5/OS サポート Web サイトを参照してください。Windows システムでは、Launchpad が適切な JDK バージョン (Toolset Express に必要なバージョン) をインストールします。前のバージョンを削除する必要はありません。ただし、OS/400 または i5/OS システムでは、Launchpad が適切な JDK をインストールしません。ユーザーが手動でインストールする必要があります。