イベント・キューの保守

発信側の現在のイベント・キューで、コネクターによって処理されていないイベントの有無を検査できます。

  1. IBM WebSphere BI Station に移動します (トランザクション /n/CWLD/HOME)。
  2. 「Management」タブをクリックし、次に「Current Events」をクリックします。
  3. 「Execute」ボタンをクリックして (F8)、現在のイベント・キューを表示します。

表示されるイベント・エントリーの数を制限するには、「Current Event Selection」セクションの該当するフィールドに入力します。例えば、特定のビジネス・オブジェクトについて表示されるエントリーを制限するには、「Object Name」フィールドにビジネス・オブジェクト名を入力します。ビジネス・オブジェクト名の正確な構文が不明な場合は、「Object Name」フィールドをクリックし、矢印ボタンをクリック (F4) してから、適切なビジネス・オブジェクト名を選択します。

イベントの詳細について表示するには、イベント・フィールドをダブルクリックします。通常の条件下では、イベントは数秒ごとに選出されます。イベントが表示されたら、そのイベントはコネクターによって処理されていません。これは、コネクターが実行されていないことを示している場合があります。

イベント・キューの、可能なイベント状況値のリストを次に示します。

P -- プレキュー イベントが起動されると、ビジネス・オブジェクトがロックされるかどうかはまだ決定されていないため、状況は最初はプレキュー (P) に設定されます。
L -- ロック SAP でユーザーがビジネス・オブジェクトを作成または更新すると、そのビジネス・オブジェクトに対してロックが発行されます。ビジネス・オブジェクトがデータベースにコミットされると、SAP はロックを解除します。ビジネス・オブジェクトがロックされている間にイベントが起動されると、ロックが解除されるまでは、そのイベントはロック (L) の状況でイベント・キューに残されます。
Q -- キュー ビジネス・オブジェクトのロックが解除されると、状況はキュー (Q) に切り替わり、イベントはコネクターによって選出される準備が整います。イベントは、検索の確認が受信されるまで、この状況にとどまります。
R -- 検索 ビジネス・オブジェクトが検索されると、イベント・キューの中で R のマークが付けられます。イベントは、イベントの処理が終了するまでキューに残っています。

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