コネクターの始動

注:

重要

この章で前述したように、コネクター、ビジネス・オブジェクト、SOAP データ・ハンドラーのメタオブジェクト、およびコラボレーションは、適正な動作を保証するために、インストールしたらコネクターを始動する前に構成しておく必要があります。これらの作業の要約については、構成作業の概要を参照してください。さらに、絶対にコネクターのポーリングを使用不可にしないでください (コネクター・ポーリングは デフォルトで使用可能になっています)。

コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して明示的に始動する必要があります。Windows システムでは、始動スクリプトはコネクターのランタイム・ディレクトリー ProductDir¥connectors¥connName に存在していなければなりません。ここで、connName はコネクターを示します。

Linux システムでは、始動スクリプトは ProductDir/bin ディレクトリーに存在していなければなりません。

i5/OS システムでは、始動スクリプトは、コネクターの実行に使用する /QIBM/UserData/WBIServer44/<instance>/connectors/<ConnInstance/ に存在しなければなりません。

始動スクリプトの名前は、表 4 に示すように、オペレーティング・システム・プラットフォームによって異なります。

表 4. コネクターの始動スクリプト
オペレーティング・システム 始動スクリプト
Linux connector_manager
i5/OS start_connName.sh
Windows start_connName.bat

始動スクリプトが実行されると、デフォルトで構成ファイルは Productdir にあることが要求されます (下記のコマンドを参照)。ここに構成ファイルを格納します。

注:
アダプターが JMS トランスポートを使用している場合は、ローカル構成ファイルが必要です。

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