構成ファイルの完成

構成ファイルを開くか、プロジェクトからコネクターを開くと、「Connector Configurator Express」ウィンドウに構成画面が表示されます。この画面には、現在の属性と値が表示されます。

構成画面のタイトルには、ファイル内で指定された統合ブローカーとコネクターの名前が表示されます。正しいブローカーが設定されていることを確認してください。正しいブローカーが設定されていない場合、コネクターを構成する前にブローカー値を変更してください。これを行うには、以下のステップを実行します。

  1. 「標準のプロパティー」タブで、BrokerType プロパティーの値フィールドを選択します。ドロップダウン・メニューで、値 ICS を選択します。
  2. 選択したブローカーに関連付けられているコネクター・プロパティーが「標準のプロパティー」タブに表示されます。テーブルに、「プロパティー名」「値」「タイプ」「サブタイプ」(「タイプ」が「String」の場合)、 「説明」、および「更新メソッド」が表示されます。
  3. ここでファイルを保管するか、または サポートされるビジネス・オブジェクト定義の指定の説明に従い残りの構成フィールドに値を入力することができます。
  4. 構成が完了したら、「ファイル」>「保管」>「プロジェクトに」を選択するか、または「ファイル」>「保管」>「ファイルに」を選択します。

    ファイルに保管する場合は、*.cfg を拡張子として選択し、ファイルの正しい格納場所を選択して、「保管」をクリックします。

    複数のコネクター構成を開いている場合、構成をすべてファイルに保管するには「すべてファイルに保管」を選択し、コネクター構成をすべて System Manager プロジェクトに保管するには「すべてプロジェクトに保管」をクリックします。

    構成ファイルを作成する前に、「ターゲット・システム」ドロップ・リストを使用して、プロパティーの拡張検証用のターゲット・オペレーティング・システムを選択しています。

    Connector Configurator Express では、ファイルを保管する前に、必須の標準プロパティーすべてに値が設定されているかどうかが確認されます。 必須の標準プロパティーに値が設定されていない場合、Connector Configurator Express は、検証が失敗したというメッセージを表示します。構成ファイルを保管するには、そのプロパティーの値を指定する必要があります。

    「ターゲット・システム」ドロップ・リストから 「Windows」の値を選択して拡張検証機能の使用を選択した場合、システムがタイプに加えてプロパティー・サブタイプを検証し、検証に失敗すると警告メッセージを表示します。

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