アダプターの始動

Adapter for Exchange Server を始動するには、以下の手順に従います。

  1. コネクターを始動します。
  2. Event Listener を始動します。

コネクターの始動

始動スクリプトおよびメソッド

コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して明示的に始動できます。始動スクリプトは、次に示すようなコネクターのランタイム・ディレクトリーに存在していなければなりません。

Windows の場合:

ProductDir¥connectors¥connName

ここで connName は、コネクターを示し、ProductDir は、製品をインストールしたディレクトリーを指します。Windows で実行するコネクターの場合、このファイルは ProductDir¥connectors¥Exchange¥start_Exchange.bat です。

コネクター始動スクリプトは、以下に示すいずれかの方法で起動することができます。

InterChange Server Express のコマンド行の始動オプションなど、コネクターの始動方法の詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。

コネクターの始動時に実行されるタスク

コネクターを始動すると、以下のタスクが実行されます。

Event Listener の始動

デフォルトでは、Event Listener は、トリガー (登録されたイベントが到着) が発生したときに Information Service によって自動的に起動されます。ただし、Event Listener を手動で始動する必要がある場合は、次のようにして Windows コンポーネント・サービス管理ツールを使用します。

  1. 「スタート」-->「プログラム」-->「管理ツール」-->「コンポーネント サービス」を選択します。「コンポーネント サービス」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. 「コンポーネント サービス」フォルダーおよび「COM+ アプリケーション」フォルダーを展開します。
  3. 「COM+ アプリケーション」フォルダー内の BIA_Exchange アプリケーションを右マウス・ボタンでクリックしてコンテキスト・メニューを表示させ、「開始」をクリックします。

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