本章では、IBM WebSphere Business Integration Adapter for Lotus Domino および関連するシステム・アーキテクチャーについて説明します。
Adapter for Lotus Domino は、アダプターとアダプター・フレームワークからなります。アダプター・フレームワークは、IBM が提供するアダプター構成、実行のためのソフトウェアです。 アダプターおよびアダプター・フレームワークを一緒に使用すると、Lotus Domino Server は統合ブローカー InterChange Server Express と情報を交換できます。
Adapter for Lotus Domino を介して、Lotus Domino Server バージョン R5 (5.0.3 以上) および R6 (6.5 以前) を統合できます。 ただしこれよりも前のバージョンの Lotus Domino との互換性はありません。各 Lotus Domino Server には、それぞれに専用の Lotus Domino アダプター・インスタンスが必要です。ただし、1 つのアダプター・インスタンスで同一サーバー上の複数のデータベースに対応できます。
統合ブローカーとアダプターの関係の詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。
本章の内容は、次のとおりです。