コネクターには 2 つのタイプの構成プロパティーがあります。
これらのプロパティーによって、アダプターのフレームワークと エージェントの実行時の振る舞いが決まります。
このセクションでは、Connector Configurator Express の始動方法について説明し、すべてのプロパティーに共通する特性について説明します。コネクター固有の構成プロパティーについては、該当するアダプターのユーザーズ・ガイドを参照してください。
コネクター・プロパティーの構成は Connector Configurator Express から行います。Connector Configurator Express には、System Manager からアクセスします。Connector Configurator Express の使用法の詳細については、本書の Connector Configurator Express に関するセクションを参照してください。
コネクターは、以下の順序に従ってプロパティーの値を決定します。
プロパティー・フィールドのデフォルトの長さは 255 文字です。 STRING プロパティー・タイプには長さの制限はありません。 INTEGER タイプの長さは、アダプターが稼働しているサーバーによって決められます。
コネクターは、始動時に構成値を取得します。実行時セッション中に 1 つ以上のコネクター・プロパティーの値を変更する場合は、プロパティーの更新メソッドによって、変更を有効にする方法が決定されます。
プロパティーの更新特性、つまり、コネクターのプロパティーへの変更を有効にする方法とタイミングは、プロパティーの性質によって異なります。
標準コネクター・プロパティーには、以下の 4 種類の更新メソッドがあります。
特定のプロパティーの更新方法を確認するには、「Connector Configurator Express」ウィンドウ内の「更新メソッド」列を参照するか、表 9 の「更新メソッド」列を参照してください。
標準プロパティーが存在できるロケーションは 3 つあります。複数のロケーションにあるプロパティーもあります。