ビジネス・サービスにおけるイベント検出

ビジネス・サービスを使用する場合、ビジネス・オブジェクトの名前と動詞が変わることを除き、トリガーのためのスクリプトに変更はありません。トリガーは、統合オブジェクトのベースとなるビジネス・オブジェクトに基づいて作成する必要があります。イベントの作成時に、統合オブジェクトに新しい動詞および対応するビジネス・オブジェクトがトリガーによって読み込まれる必要があります。

アダプターはデフォルトの getBO() メソッドをオーバーライドするので、doVerbFor メソッドを呼び出す前に動詞 RetrieveByContent を設定する必要があります。このシナリオでは、ビジネス・オブジェクトが統合オブジェクトの場合は、動詞 QueryByExample を設定します。一方、ビジネス・オブジェクトがアプリケーション固有インターフェースの場合は、動詞 Query を設定します。QueryByExample (汎用ビジネス・サービス EAI Siebel AdapterRetrieveByContent に相当) に対応するメソッドは Query です。

ビジネス・サービスを用いたイベント検出は、EAI Siebel Adapter およ び Application Services Interfaces のみをサポートします。統合サービスを 1 つのみ処理することができます。

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