デバッグ操作の実行

デバッグするコラボレーション・オブジェクトにブレークポイントを配置したら、デバッグ操作を実行し、ブレークポイントを介してイベントのフローを管理します。使用可能な操作は以下のとおりです。

ステップオーバー

「ステップオーバー」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開し、ブレークポイントが設定されたノードが実行されます。次のノードに移るとフローは一時停止されます。

実行が失敗したノードをステップオーバーするには、以下のいずれかを実行します。

ステップイントゥ

サブダイアグラムまたはイテレーター・ノードで「ステップイントゥ」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開します。実行は、フローがサブダイアグラムまたはイテレーター内の開始ノードに到達するまで進み、到達すると一時停止します。

実行が失敗したサブダイアグラムまたはイテレーターをステップイントゥするには、以下のいずれかを実行します。

ステップアウト

サブダイアグラムまたはイテレーター内のノードで「ステップアウト」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開します。実行は、サブダイアグラムまたはイテレーターが完了するか、フローがサブダイアグラムまたはイテレーター内のアクティブなブレークポイントに到達するまで進みます。

実行が失敗したサブダイアグラムまたはイテレーターからステップアウトするには、以下のいずれかを実行します。

実行

「実行」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開して、ビジネス・プロセスが完了するか、アクティブなブレークポイントが設定されたノードに到達するまで、処理の継続が可能になります。

一時停止されたフローを実行するには、以下のいずれかを実行します。

特定のノードに対する実行

フローで「このノードに接続」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開して、操作を実行したノードまたはアクティブなブレークポイントが設定されたノードに到達するまで、処理の継続が可能になります。

特定のノードに対して一時停止されたフローを実行するには、以下のいずれかを実行します。

イベントの実行

「イベントを実行する」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開して、処理の継続が可能になるため、ブレークポイントがアクティブであっても、ビジネス・プロセスのブレークポイントをバイパスできます。

イベントを実行するには、以下のいずれかを実行します。

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