このセクションでは、HTTP ソリューションをインストール、構成、および設計するときに行う必要のある作業を要約します。各セクションでは、作業を簡単に説明したうえで、その作業の実行方法や背景情報を説明する、本書中の該当セクションへのリンク (および 関連資料への相互参照) を提供します。
何をどこにインストールする必要があるのか については、インストールおよび始動を参照してください。
コネクターには、2 種類の構成プロパティーがあります。標準の構成プロパティーと、コネクター固有の構成プロパティーです。一部のプロパティーはデフォルト値を持っており、変更を加えなくても使用できます。また、一部のプロパティーについては、コネクターを実行する前に値を設定する必要があります。詳しくは、HTTP コネクターを参照してください。
プロトコル・ハンドラーおよびプロトコル・リスナーの構成は、これらのコンポーネントの振る舞いを制御するコネクター構成プロパティー に値を割り当てるときに行います。詳しくは、HTTP コネクターを参照してください。
HTTP コネクターで使用するデータ・ハンドラーによって、ODA を使用できる場合があります。 ODA は、ビジネス・オブジェクトの作成と変更のプロセスを自動化します。そうでない場合、Business Object Designer Express を使用して、ビジネス・オブジェクトの作成と変更を手動で行うことができます。 詳細については、使用しているデータ・ハンドラーの資料および「ビジネス・オブジェクト開発ガイド」を参照してください。
製品ファイルをインストールしたら、始動する前に、データ・ハンドラー・メタオブジェクトを構成してください。 コネクター固有構成プロパティーの DataHandlerMetaObjectName を指定して始動します。データ・ハンドラーが構成プロパティーの検索に使用する トップレベルのメタオブジェクト (MO_DataHandler_Default) の名前を指定します。次に、使用する データ・ハンドラーに必要なすべての追加構成ステップに従います。オプションとして、MimeType TLO 属性を使用してデータ・ハンドラーを指定できます。詳細については、表 6 を参照してください。
データ・ハンドラーの構成に関する詳細については、コネクター固有の構成プロパティーを参照してください。