SSL の使用を計画している場合は、鍵ストア、証明書、および鍵生成を管理するために、サード・パーティーのソフトウェアを使用する必要があります。Web サービス・コネクターにはこれらの作業用のツールは備わっていません。ただし、IBM JRE に同梱の Keytool の使用を選択して、自己署名証明書を作成し、鍵ストアを管理することもできます。
鍵および証明書管理ユーティリティー、すなわち鍵ツールにより自己所有の公開鍵/秘密鍵の鍵ペアおよび関連証明書の管理が可能です。これらは、自己認証 (他のユーザーまたはサービスに対して自分自身を認証させる)、またはデータ保全性もしくはディジタル署名を使用する認証サービス用に使用されます。さらに鍵ツール・ユーティリティーでは、対等の通信対象者の公開鍵を証明書の形態で保管することが可能です。
この付録では、鍵ツールを使用して鍵ストアのセットアップを行う方法について説明します。この付録は、具体的な例の説明のみを意図しており、鍵ツールまたは関連製品の資料を置き換えるものではありませんので、ご注意ください。鍵ストアのセットアップでツールを使用する際は、必ずソース資料を参照してください。鍵ツールの詳細については、次の web サイトを参照してください。