Connector Configurator Express では、統合ブローカーである InterChange Server Express で使用するアダプターのコネクター・コンポーネントを構成できます。
Connector Configurator Express を使用して次の作業を行います。
Connector Configurator Express の実行モードと使用する構成ファイルのタイプは、実行する 統合ブローカーによって異なります。例えば、使用している統合ブローカーが InterChange Server Express の場合、Connector Configurator Express を System Manager から実行するのではなく、直接実行します (スタンドアロン・モードでの Configurator の実行を参照)。
コネクター構成プロパティーには、標準の構成プロパティー (すべてのコネクターがもつプロパティー) と、コネクター固有のプロパティー (特定のアプリケーションまたはテクノロジーのためにコネクターで必要なプロパティー) とが含まれます。
標準プロパティーは、すべてのコネクターで使用されるので、最初から定義する必要はありません。構成ファイルを作成すると、Connector Configurator Express によって標準プロパティーがそのファイルに挿入されます。ただし、Connector Configurator Express で各標準プロパティーの値を設定する必要があります。
標準プロパティーの範囲は、ブローカーと構成によって異なる可能性があります。特定のプロパティーに特定の値が設定されている場合にのみ使用できるプロパティーがあります。Connector Configurator Express の「標準のプロパティー」ウィンドウには、現在ご使用の特定の構成で設定可能なプロパティーが表示されます。
ただしコネクター固有プロパティーの場合は、最初にプロパティーを定義し、その値を設定する必要があります。このため、特定のアダプターのコネクター固有プロパティーのテンプレートを作成します。システム内で既にテンプレートが作成されている場合には、作成されているテンプレートを使用します。システム内でまだテンプレートが作成されていない場合には、新規テンプレートの作成のステップに従い、テンプレートを新規に作成します。