アダプター環境

アダプターをインストール、構成、および使用する前に、アダプターの環境要件を理解しておく必要があります。

アダプター・プラットフォーム

アダプターは以下のプラットフォームでサポートされています。

アダプターの前提条件

JText コネクターを稼働する前に、コネクターが読み取り/書き込みを行うテキスト・ファイルを格納するイベント・ディレクトリー、出力ディレクトリー、アーカイブ・ディレクトリーについての読み取り/書き込み許可を作成しておいてください。この作業は、ローカル・サーバーとリモート・サーバーの両方で行う必要があります。

ロケール依存データ

コネクターは、2 バイト文字セットをサポートし、指定された言語でメッセージ・テキストを送達できるように国際化されています。コネクターは、1 つの文字コードを使用する場所から別のコード・セットを使用する場所にデータを転送するとき、データの意味を保存するように文字変換を実行します。

Java 仮想マシン (JVM) 内での Java ランタイム環境は、Unicode 文字コード・セットでデータを表します。Unicode には、最も広く知られている文字コード・セット (単一バイトおよびマルチバイトの両方) の文字のエンコードが含まれています。WebSphere Business Integration システムのほとんどのコンポーネントは、Java で記述されています。したがって、ほとんどの統合コンポーネントの間でデータが転送されても、文字変換の必要はありません。エラー・メッセージと通知メッセージを適切な言語で、適切な地域用に記録するには、該当する環境の Locale 標準構成プロパティーを設定します。構成プロパティーの詳細については、付録. コネクターの標準構成プロパティーを参照してください。

このアダプターは、アラビア語、ヘブライ語、ウルドゥー語、ペルシア語、およびイディッシュ語などの言語における双方向スクリプト・データの処理をサポートします。双方向能力を使用するには、双方向標準プロパティーを構成する必要があります。詳細については、付録. コネクターの標準構成プロパティーにあるコネクターの標準構成プロパティーを参照してください。

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