アダプターには、以下のソフトウェア前提条件、およびソフトウェアとの依存関係があります。
統合ブローカーとは異なるマシンでコネクターを実行する場合は、コネクターを実行する前に、統合ブローカーのバージョンと互換性がある Adapter Framework をインストールします。
例えば、Oracle データベース用の JDBC Type 2 ドライバーを使用する場合は、OracleOCI ライブラリーをインストールする必要があります。
コネクターは、JDBC の仕様に準拠した Oracle 用ドライバーを使用して、Oracle アプリケーション内のデータを処理します。コネクターは、そのコネクターが直接対話しているデータベースのデータを処理する際、そのアプリケーションの有効なユーザー・アカウントとパスワードを使用できなければなりません。ユーザー・アカウントには、アプリケーションのデータベースのデータを検索、挿入、更新、および削除できる権限がなければなりません。このようなアカウントがまだない場合は、作成する必要があります。
Java 仮想マシン (JVM) 内部の Java ランタイム環境では、Unicode 文字コード・セットでデータを表現します。Unicode には、最もよく知られた文字セット (単一バイト とマルチバイトの両方) の文字エンコードが含まれています。コネクターは、Java で記述されているので、Unicode を解読できます。
コネクターは国際化され、2 バイト文字セットをサポートし、特定の言語でメッセージ・テキストを配信できるようになっています。ある文字コードを使用する場所から別の文字コード・セットを使用する場所へデータを転送する場合、コネクターは、そのデータの意味が伝わるように文字変換を実行します。
Java 仮想マシン (JVM) 内部の Java ランタイム環境では、Unicode 文字コード・セットでデータを表現します。Unicode には、最も広く知られている文字コード・セット (単一バイトおよびマルチバイトの両方) の文字のエンコードが含まれています。IBM WebSphere Business Integration システムのほとんどのコンポーネントは Java で書かれています。したがって、大部分のインテグレーション・コンポーネント間で行われるデータ転送には、文字変換は必要ありません。
エラー・メッセージや通知メッセージを個々の国や地域に合った適切な言語で記録するには、個々の環境に合わせて Locale 標準構成プロパティーを構成する必要があります。構成プロパティーの詳細については、付録A. コネクターの標準構成プロパティーを参照してください。