新規構成ファイルの作成
構成ファイルを新規に作成するには、構成ファイルの名前を指定し、統合ブローカーとして InterChange Server Express を選択する必要があります。
また、ファイルで拡張検証するオペレーティング・システムを選択します。ツールバーには、「ターゲット・システム」というドロップ・リストがあり、ここから、プロパティーの拡張検証用のターゲット・オペレーティング・システムを選択できます。選択可能なオプションは、「Windows」、「Linux」、「i5/OS」、または「その他」(Windows でも Linux でも i5/OS でもない場合)、および「なし (拡張検証なし)」(拡張検証をオフに切り替え) です。始動時のデフォルトは Windows です。
Connector Configurator Express を始動するには、以下のステップを実行します。
- 「System Manager」ウィンドウで、「ツール」メニューから「Connector Configurator Express」を選択します。Connector Configurator Express が開きます。
- スタンドアロン・モードで Connector Configurator Express を起動します。
構成ファイルの拡張検証用のオペレーティング・システムを設定するには、以下のステップを実行します。
- メニュー・バーの「ターゲット・システム:」ドロップ・リストをプルダウンします。
- 稼働中のオペレーティング・システムを選択します。
次に、「ファイル」>「新規」>「コネクター構成」を選択します。「新規コネクター」ウィンドウで、新規コネクターの名前を入力します。
また、統合ブローカーも選択する必要があります。選択したブローカーによって、構成ファイルに記述されるプロパティーが決まります。「Integration Broker」フィールドでブローカーを選択するには、「InterChange Server Express」を選択します。この章で後述する説明に従って、「新規コネクター」ウィンドウの残りのフィールドの入力を完了します。
コネクター固有のテンプレートからの構成ファイルの作成
コネクター固有のテンプレートを作成すると、テンプレートを使用して構成ファイルを作成できます。
- メニュー・バーの「ターゲット・システム:」ドロップ・リストを使用して、構成ファイルの拡張検証用のオペレーティング・システムを設定します (前述の『新規構成ファイルの作成』を参照)。
- 「ファイル」>「新規」>「コネクター構成」をクリックします。
- 以下のフィールドを含む「新規コネクター」ダイアログ・ボックス表示されます。
- 名前
コネクターの名前を入力します。名前では大文字と小文字が区別されます。入力する名前は、システムにインストールされているコネクターのファイル名に対応した一意の名前でなければなりません。
重要:
Connector Configurator Express では、入力された名前のスペルはチェックされません。名前が正しいことを確認してください。
- システム接続
「InterChange Server Express」をクリックします。
- 「コネクター固有プロパティー・テンプレート」を選択
ご使用のコネクター用に設計したテンプレートの名前を入力します。「テンプレート名」表示に、使用可能なテンプレートが表示さ
れます。「テンプレート名」表示で名前を選択すると、「プロパティー・テンプレートのプレビュー」表示に、そのテンプレートで定義されているコネクター
固有のプロパティーが表示されます。
使用するテンプレートを選択し、「OK」をクリックします。
- 構成しているコネクターの構成画面が表示されます。タイトル・バーに統合ブローカーとコネクターの名前が表示されます。ここですべてのフィールドに値を入力して定義を完了するか、ファイルを保管して後でフィールドに値を入力するかを選択できます。
- ファイルを保管するには、「ファイル」>「保管」>「ファイルに」をクリックするか、「ファイル」>「保管」>「プロジェクトに」をクリックします。プロジェクトに保管するには、System Manager が実行中でなければなりません。ファイルとして保管する場合は、「ファイル・コネクターを保管」ダイアログ・ボックスが表示されます。*.cfg をファイル・タイプとして選択し、「ファイル名」フィールド内に名前が正しいスペル (大文字と小文字の区別を含む) で表示されていることを確認してから、ファイルを保管するディレクトリーにナビゲートし、「保管」をクリックします。Connector Configurator Express のメッセージ・パネルの状況表示に、構成ファイルが正常に作成されたことが示されます。
重要:
ここで設定するディレクトリー・パスおよび名前は、コネクターの始動ファイルで指定するコネクター構成ファイルのパスおよび名前に一致している必要があります。
- この章で後述する手順に従って、「Connector Configurator Express」ウィンドウの各タブにあるフィールドに値を入力し、コネクター定義を完了します。
