次に示すのは、前述のプロパティーの一連の定義です。
イベント処理またはインバウンド処理のために TCP/IP コネクターが使用する 1 組のプロパティーです。この場合、コネクターは TCP サーバーとして動作し、定義されているポートの要求を listen します。1 つのコネクターに定義できるサーバーは 1 つのみです。
コネクターによる listen の対象となるローカル・ポートです。
この listener が実装しているトランスポート・プロトコルです。このリリースでは、使用できる唯一の値は「tcp」です。将来のリリースでは、「secure TCP/IP」など、他の値が追加される可能性があります。
定義されているポートの着信要求を同時に処理するスレッドの最大数を設定します。
同時に処理するためにキャッシュに格納する着信要求の最大数を設定します。任意のある瞬間に、コネクターは最大で (MaxRequestProcessors + MaxRequestPoolSize) 件の要求を処理できます。
着信接続要求のサーバー・ソケット・キューの長さを設定します。この値は、ホストが接続の拒否を開始するまでに、一度に格納できる着信要求の数を指定します。
推奨されているネットワーク入出力バッファーのサイズを設定します。この値は、下位層にあるプラットフォームのネットワーキング・コードのヒントになります。バッファー・サイズを増加すると、大量の接続に対するネットワーク入出力のパフォーマンスが向上しますが、バッファー・サイズを縮小すると、着信データのバックログ削減に効果があります。
推奨されているネットワーク入出力バッファーのサイズを設定します。この値は、下位層にあるプラットフォームのネットワーキング・コードのヒントになります。バッファー・サイズを増加すると、大量の接続に対するネットワーク入出力のパフォーマンスが向上しますが、バッファー・サイズを縮小すると、着信データのバックログ削減に効果があります。
ハートビートのプローブです。空のデータ・パケットに現行シーケンス、確認通知、およびウィンドウ番号を付加して、定期的に送信します。
この ServerSocket のタイムアウト・ブロッキングをミリ秒単位で設定します。タイムアウトをゼロに設定すると、無限大のタイムアウトと解釈されます。このオプションをゼロ以外のタイムアウト値に設定すると、この ServerSocket の accept() の呼び出しは、この長さの時間だけ妨害されます。タイムアウト時間が超過すると、java.io.InterruptedIOException が発生します。ただし、ServerSocket は有効なままです。このオプションは、妨害操作を有効にする前に使用可能にする必要があります。
listener スレッドは、この間隔に要求を受信しなかった場合、Connector shutdown フラグが設定されているかどうかを検査します。Connector shutdown フラグが設定されている場合、listener スレッドは終了します。この値が適用されるのは、コネクターが要求を受け入れる TCP サーバーとして動作している場合のみです。
ソケットの基本タイムアウト・ブロッキングをミリ秒単位で設定します。このオプションをゼロ以外のタイムアウト値に設定すると、このソケットの read() の呼び出しは、この長さの時間だけ妨害されます。タイムアウト時間が超過すると、java.io.InterruptedIOException が発生します。ただし、ソケットは有効なままです。このオプションは、妨害操作を有効にする前に使用可能にする必要があります。タイムアウトをゼロに設定すると、無限大のタイムアウトと解釈されます。
TCP サーバー・モードのコネクターが、失敗した操作を再試行するまで待機する推奨の間隔を設定します。このような状態では、接続の受諾、読み取り/書き込みのためのストリームの開始、これらのストリームに対する読み取りまたは書き込みなどの間にエラーが発生している場合があります。
前述のエラー条件でサーバーが実行する再試行の推奨回数を設定します。
サービス呼び出し要求処理またはアウトバウンド処理のために TCP/IP コネクターが使用する 1 組のプロパティーです。この場合、コネクターは TCP クライアントとして動作し、構成で定義されたリモート・ホストとの接続を開始します。1 つのコネクターに対して複数のクライアントを定義できます。
これは、クライアント構成を定義する子を保持するためにのみ機能する階層プロパティーです。
クライアントの名前を指定します。構成メタオブジェクトに指定されている ASI と互いに関係があります。
リモート・ホストのアドレスを設定します。
クライアントが接続先にする必要があるリモート・ホスト・ポートを設定します。
サポートされているトランスポート・プロトコルを設定します。このリリースでは、「tcp」がサポートされている唯一の値です。
推奨されているネットワーク入出力バッファーのサイズを設定します。この値は、下位層にあるプラットフォームのネットワーキング・コードのヒントになります。バッファー・サイズを増加すると、大量の接続に対するネットワーク入出力のパフォーマンスが向上しますが、バッファー・サイズを縮小すると、着信データのバックログ削減に効果があります。
推奨されているネットワーク入出力バッファーのサイズを設定します。この値は、下位層にあるプラットフォームのネットワーキング・コードのヒントになります。バッファー・サイズを増加すると、大量の接続に対するネットワーク入出力のパフォーマンスが向上しますが、バッファー・サイズを縮小すると、着信データのバックログ削減に効果があります。
ハートビートのプローブです。空のデータ・パケットに現行シーケンス、確認通知、およびウィンドウ番号を付加して、定期的に送信します。
このソケットのタイムアウト・ブロッキングをミリ秒単位で設定します。このプロパティーをゼロ以外の値に設定すると、このソケットに関連した InputStream に対する read() 呼び出しが、この長さの時間だけ妨害されます。タイムアウト時間が超過すると、java.io.InterruptedIOException が発生します。ただし、ソケットは有効なままです。このオプションは、妨害操作を有効にする前に使用可能にする必要があります。タイムアウトをゼロに設定すると、無限大のタイムアウトと解釈されます。
データの受信開始後、コネクターがソケットからデータを読み取る最大回数を設定します。このプロパティーを設定すると、別個の確認通知データの受信も可能になります。この方法は、イベント処理とは異なります。イベント処理では、確認通知として受信するデータは少量であることが前提だからです。
TCP クライアント・モードのコネクターが、失敗した操作を再試行するまで待機する推奨の間隔を設定します。このような状態では、読み取り/書き込みのためのストリームの開始、これらのストリームに対する読み取りまたは書き込みなどの間にエラーが発生している場合があります。
前述のエラー条件で TCP クライアント・モードのコネクターが実行する再試行の推奨回数を設定します。
次のクライアント構成の名前です。
静的構成情報を保持するメタオブジェクトです。汎用メタオブジェクトの BIA_Static_MO の説明を参照してください。
サービス情報を保持するトップレベルのメタオブジェクトです。汎用メタオブジェクトの BIA_MO_Service の説明を参照してください。
着信データの予想 MIME タイプを設定します。適切な DataHandler を指定するために使用します。
サービス・オブジェクトに格納されている以外の DataHandler 構成情報を保持するトップレベルのメタオブジェクトです。汎用メタオブジェクトの BIA_MO_DataHandler_Default の説明を参照してください。