「カスタム」インストール

このセクションでは、「カスタム」インストールに特有の 4 つのコンポーネント選択画面について説明します。これらの画面での操作が済んだら、ステップ 4 を参照して、インストール・プロセスを完了してください。

注:
一部のチェック・ボックスにはヘルプ・アイコン があります。チェック・ボックスの説明を見るには、このアイコンをクリックしてください。

インストール対象コンポーネントの選択

どのコンポーネントをインストールするかをシステムに伝えるには、以下のステップを実行します。

  1. 「カスタム」ラジオ・ボタンを選択します。「サーバーのインストール」画面が表示されます。
    図 11. 「サーバーのインストール」画面
  2. 「サーバーのインストール」画面で、エントリー「InterChange Server Express for Linux」の横のチェック・ボックスがデフォルトで選択されています。以下のいずれかを実行します。
    注:
    InterChange Server Express のインストールを選択すると、管理ツールが暗黙的にインストールされます。
    「アダプターのインストール」画面が表示されます。
    図 12. 「アダプターのインストール」画面
  3. 「アダプターのインストール」画面で、インストールするアダプターを選択します。「次へ」を選択します。

    「サンプルのインストール」画面が表示されます。

    注:
    Adapter for JText はデフォルトで選択されていますが、これは、Adapter for JText が、サンプル・コンポーネントの一部である System Test サンプルの実行に必要になることと、Quick Validate プロセスを完了してインストールを検査するために必要になることが理由です。Quick Validate の詳細については、インストールの検証を参照してください。
    図 13. 「サンプルのインストール」画面
  4. 「サンプルのインストール」画面で、「サンプル」項目の横にあるチェック・ボックスがデフォルトで事前選択されています。これらのサンプルは、システムのインストール状態を検査するために使用できる Quick Validate プロセスに必要です。 「ソフトウェア前提条件」画面が表示されます。

「ソフトウェア前提条件」画面の詳細については、ステップ 4 を参照してください。残りのインストール・プロセスについては、そのセクションの説明に従ってください。

注:
リモートの IBM DB2 Universal Database を使用する予定の場合は、Launchpad によるデータベースのインストールを参照してください。

「カスタム」インストールの追加情報

「カスタム」インストール・プロセス中、「宛先」画面からインストール先を選択すると、次のいずれかの処理が実行されます。

図 14. 「ネーム・サーバー構成」画面

「ネーム・サーバー構成」画面で、InterChange Server Express コンポーネントをインストールした (またはインストールする予定の) コンピューターの IP アドレスを入力して、「次へ」を選択します。これにより、インストール・プロセスが開始します。

ProductDir/bin/CWSharedEnv.sh ファイルの ORB_HOST キーには、この画面で入力した IP アドレスの値が入っています。この値を変更すると、WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus による InterChange Server Express の検索場所が変更されます。

この手順が完了すると、「RBAC」画面が表示されます。ステップ 7 に示すインストール手順を継続します。

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