アダプターをインストール、構成、および使用する前に、以下のセクションで説明するような環境の要件を把握しておく必要があります。
Lotus Domino アダプターをインストールする前に、アダプター・フレームワークに加え、以下のソフトウェアをインストールする必要があります。
アダプターをインストールするシステム上には、以下のオペレーティング・システムのいずれかがインストールされていなければなりません。
Lotus Domino Server バージョン R5 (5.0.3 以降) および R6 (6.5 以前) がシステムにインストールされている必要があります。Lotus Domino Server のインストール方法については、Lotus Domino ソフトウェアに付属のインストール情報を参照してください。
アダプターは、Lotus Domino Server、バージョン R5 (5.0.3 以降) および R6 (6.5 以前) との統合をサポートします。詳細については、Windows 版、Linux 版、または i5/OS 版の「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド」を参照してください。
コネクターは国際化されています。2 バイト文字セット (DBCS) を、同じく 2 バイト文字セットをサポートするインターフェースに送信することができ、また指定された言語のメッセージ・テキストの送信をサポートします。コネクターは、ある文字コードを使用する場所から異なるコード・セットを使用する場所へデータを転送するときに、文字変換を実行してデータの意味を保持します。
Java 仮想マシン (JVM) 内の Java ランタイム環境は、Unicode 文字コード・セットでデータを表現します。Unicode には、ほとんどの既知の文字コード・セット (1 バイト系とマルチバイト系を含む) の文字に対応できるエンコード方式が組み込まれています。WebSphere Business Integration システム内のほとんどのコンポーネントは、Java で書かれています。そのため、統合コンポーネント間でデータを転送する際に、ほとんどの場合文字変換は必要ありません。
このアダプターは、アラビア語、ヘブライ語、ウルドゥー語、ペルシア語、およびイディッシュ語などの、双方向スクリプト・データの処理をサポートします。双方向機能を使用するには、双方向標準プロパティーを構成する必要があります。詳細については、『付録 A. コネクターの標準構成プロパティー』を参照してください。