コネクターをインストールし、すべてのファイルが適切なディレクトリーにインストールされていることを確認したら、SAP JavaAPI をダウンロードしてインストールする必要があります。これは SAPODA の前提条件です。これについてはSAPODA を使用したビジネス・オブジェクト定義の生成で説明します。
SAP の Java API は、Java コネクター (SAP JCo) と呼ばれています。現在、Connector for SAP は SAP JCo V.2.1.3 および V.2.1.4 をサポートしています。
コネクターがサポートするバージョンの SAP JCo を SAP サービス・マーケットプレイスからダウンロードできない場合は、最新のアダプター・パッチについての注記を調べて、サポートされる JCo の最新バージョンを確認するか、IBM 担当員にお問い合わせください。
Linux:
ZIP ファイルから、実行可能な JAR ファイル (sapjco.jar ) とランタイム・ライブラリー (librfccm および libsapjcorfc) を抽出します。
SAPODA をインストールするマシンに、既にアダプターが指示 どおりにインストールされている場合には、これらのファイルを \connectors\SAP ディレクトリーから \ODA\SAP ディレクトリーにコピーしてください。SAPODA をコネクターとは別のマシンにインストールする場合には、SAP JCo ファイルを解凍した後、これら 3 つのファイルを \ODA\SAP ディレクトリーにコピーしてください。
i5/OS:
ZIP ファイルから、実行可能な JAR ファイル (拡張子 .jar) およびランタイム・ライブラリーを抽出します。次に、以下の構成を適用します。
Windows:
ZIP ファイルから、実行可能な JAR ファイル (拡張子 .jar) およびランタイム・ライブラリー (拡張子 .dll) を抽出します。SAPODA をインストールするマシンに、既にアダプターが指示 どおりにインストールされている場合には、これらのファイルを ¥connectors¥SAP ディレクトリーから ¥ODA¥SAP ディレクトリーにコピーしてください。
SAPODA をコネクターとは別のマシンにインストールする場合には、SAP JCo ファイルを解凍した後、これら 3 つのファイル (librfc32.dll、sapjco.jar、sapjcorfc.dll) を ¥ODA¥SAP ディレクトリーにコピーしてください。Windows の場合、librfc32.dll には 1 つ以上の C ランタイム dll が必要です。C ランタイム dll は、使用する SAP リリースのバージョンによって異なります。