ビジネス・サービスにおける動詞処理

ビジネス・サービスでは、次の動詞がサポートされます。

注:
表 12 のすべての動詞において、戻りコードは VALCHANGE です。
表 12. ビジネス・サービスでサポートされる動詞
動詞 説明
Delete Siebel オブジェクトの削除には、親オブジェクトのキーを使用します。アダプターはすべての基本キーが存在することを検査します。
Insert Insert 動詞には、完全な着信ビジネス・オブジェクトが使用されます。
InsertOrUpdate (Upsert) 入力オブジェクトと同じキーを持つオブジェクトが存在する場合、指定された入力オブジェクトを既存のオブジェクトにマージします。そうでない場合は、入力オブジェクトに基づいて新規オブジェクトを Siebel 内に作成します。

アダプターは、オブジェクトを処理する前に、すべての基本キーの 存在検査を行います。

QueryByExample (EAI Siebel Adapter の場合は Query) 提供されたサンプル・オブジェクトに基づいてオブジェクトを照会 します。この操作は、Retrieve by content 操作として 扱われます。
QueryById キーを持つオブジェクトが存在する場合、そのオブジェクトを照会 または検索します。これらの操作は、Retrieve 操作 として扱うことができます。
Update 入力オブジェクトと同じキーを持つオブジェクトが存在する場合、指定された入力オブジェクトを既存のオブジェクトにマージします。そうでない場合は、エラーになります。
Synchronize 入力オブジェクトと同じキーを持つオブジェクトが存在する場合、既存のオブジェクトを入力オブジェクトと同じ状態にします。そうでない場合は、入力オブジェクトに基づいて新規オブジェクトを Siebel 内に作成します。

以下の例は、表 12 の動詞を使用するためのプロセス・フローを示しています。

IBM ビジネス・オブジェクトの動詞は、ビジネス・サービスのメソッドを表します。

動詞処理:

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