Adapter for Lotus Domino はメタデータ主導型です。WebSphere Business Integration システムでは、メタデータは、Lotus Domino によりエクスポートされたアプリケーション固有情報として定義されています。このメタデータには、データ構造が記述されています。 メタデータを使用してビジネス・オブジェクト定義が構成されます。このビジネス・オブジェクト定義は、実行時にコネクターがビジネス・オブジェクトを作成するときに使用されます。
メタデータ主導型アダプターは、サポートする各ビジネス・オブジェクトを、ビジネス・オブジェクト定義にエンコードされているメタデータに基づいて処理します。したがって、コードを変更せずに、アダプターが新しいビジネス・オブジェクト定義や変更されたビジネス・オブジェクト定義を処理できます。
アプリケーション固有のメタデータには、ビジネス・オブジェクトの構造と、属性プロパティーの設定が記述されています。各ビジネス・オブジェクトの実際のデータ値は、実行時にメッセージ・オブジェクトに伝達されます。