インストールの検証

インストーラーは、コネクターに関連付けられた標準ファイルをご使用のシステムにコピーします。コネクターは、ProductDir¥connectors¥SAP ディレクトリーにインストールされます。

ProductDir は、コネクターのインストール先ディレクトリーを表します。ディレクトリー・パスの規則として円記号 (¥) を使用します。Linux のインストールの場合には、円記号 (¥) をスラッシュ (/) に置き換えてください。ファイルのパス名はすべて、使用システムで製品がインストールされたディレクトリー を基準とした相対パス名です。

インストール後のファイル構造の確認: Linux 環境

表 1 に、Linux 環境でコネクターによってインストールされるファイルを示します。インストールした後、以下に示すすべてのファイルがマシン上の正しいディレクトリーにコピーされていることを確認してください。

表 1. アダプター: Linux のファイル構造
ディレクトリー/ファイル名 説明
connectors/SAP/bapi/client BAPI Module ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/SAP/bapi/server RFC Server Module ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/SAP/dependencies すべてのバージョン固有トランスポート・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/connector for mySAP.commessages connector for mySAP.commessages ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/SAP/samples サンプルの ABAP オブジェクトが格納されているディレクトリー。
connectors/SAP/CWSAP.jar コネクターのクラス・ファイル。
connectors/SAP/start_SAP.sh コネクターのシステム始動スクリプト。

このスクリプトは、汎用のコネクター・マネージャー・スクリプトから呼び出されます。製品インストーラーは、このコネクター・マネージャー・スクリプト用にカスタマイズされたラッパーを作成します。

InterChange Server Express でコネクターが動作している場合は、このカスタマイズされたラッパーを使用してコネクターを始動および停止してください。

repository/SAP sap_idoccontrol.xsd ファイルが格納されているディレクトリー
/lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
/bin CWConnEnv.shファイルが格納されています。
/bin/Data/app SAPConnectorTemplate ファイルが格納されています。

コネクターを使用するためには、インストーラーの「Connector Configuration」画面からコネクターを構成することが必要です。この画面から、次の操作を実行します。

インストール後のファイル構造の確認: i5/OS 環境

表 2 に、i5/OS 環境でコネクターによってインストールされるファイルを示します。インストールした後、以下に示すすべてのファイルがマシン上の正しいディレクトリーにコピーされていることを確認してください。

表 2. アダプター: i5/OS のファイル構造
ディレクトリー/ファイル名 説明
connectors/SAP/bapi/client BAPI Module ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/SAP/bapi/server RFC Server Module ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/SAP/dependencies すべてのバージョン固有トランスポート・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/messages SAPConnector.txt ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors/SAP/CWSAP.jar コネクターのクラス・ファイル。
connectors/SAP/start_SAP.sh コネクターを始動するために使用されるバッチ・ファイル。
repository/SAP CN_SAP.txt ファイルが格納されているディレクトリー。
/lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
/bin CWConnEvn.sh ファイルが格納されています。

インストール後のファイル構造の確認: Windows 環境

表 3 に、Windows 環境でコネクターによってインストールされるファイルを示します。インストールした後、以下に示すすべてのファイルがマシン上の正しいディレクトリーにコピーされていることを確認してください。

表 3. アダプター: Windows のファイル構造
ディレクトリー/ファイル名 説明
connectors¥SAP¥bapi¥client BAPI Module ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors¥SAP¥bapi¥server RFC Server Module ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors¥SAP¥dependencies すべてのバージョン固有トランスポート・ファイルが格納されているディレクトリー。
connectors¥connector for mySAP.commessages connector for mySAP.commessages ファイルが格納されているディレクトリー
connectors¥SAP¥samples サンプルの ABAP オブジェクトが格納されているディレクトリー。
connectors¥SAP¥CWSAP.jar コネクターのクラス・ファイル。
connectors¥SAP¥start_SAP.bat コネクターを始動するために使用されるバッチ・ファイル。
repository¥SAP CN_SAP.txt ファイルが格納されているディレクトリー。
¥lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
¥bin CWConnEvn.bat ファイルが格納されています。

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