データベース接続プールとデータベース接続オブジェクトの両方で、いくつかのプロパティーを変更できます。
データベース接続プールを変更するには、次のいずれかを実行します。
- 統合コンポーネント・ライブラリーで
データベース接続プール・コンポーネントを右マウス・ボタンでクリックするか、ユーザー・プロジェクトでショートカットを右マウス・ボタンでクリックして、コンテキスト・メニューから「プロパティー」を選択します。
- 統合コンポーネント・ライブラリーで
データベース接続プール・コンポーネントを選択するか、ユーザー・プロジェクトでショートカットを選択して、次のいずれかを実行します。
- メニュー・バーから「コンポーネント」>「プロパティー」を選択します。
- Alt+Enter を押します。
次のセクションでは、データベース接続プールとデータベース接続オブジェクトで
変更できるプロパティーを示します。
ログイン情報の変更
古いアカウントを使用してセキュリティーが侵犯されるのを防ぐため、多くの企業が、定期的にパスワードを変更する習慣を持っています。サイトの場合は、データベース接続プールに関するログイン情報の変更が
これにあたります。
データベース・リソースへのアクセスに使用するログイン名を変更するには、「データベース接続」画面の「ログイン」フィールドに新しい値を入力する
必要があります。
指定したログインのパスワードを変更するには、「データベース接続」画面で「変更」をクリックし、「パスワードの変更」プロンプトで以下の手順を実行します。
- 「旧パスワード」フィールドに現在のパスワードを
入力します。
- 「新パスワード」フィールドに新規パスワードを入力します。
- 「確認パスワード」フィールドに再度新規パスワードを入力します。
データベース接続プールの接続の最大数と
データベース接続オブジェクトの接続の最小数を変更できます。データベース接続プールで定義された全データベース接続オブジェクトの最小接続数の合計が、そのプール自体に指定された接続の最大数を超えることは
できません。
データベース接続プールの最大接続数の変更
データベース接続プールの最大接続数を変更するには、以下の手順を実行します。
- データベース接続プールの変更の説明に従って、編集するデータベース接続プールのプロパティーにアクセスします。
- プール内の接続オブジェクトの合計数から算出される
接続の最大数を変更するには、次のいずれかを実行します。
- 「最大接続数」フィールドに、プールが確立すべき接続の最大数を入力します。
- 「無制限」チェック・ボックスをオンにして、データベース・サーバー構成とライセンスが許可する限りの接続を確立させます。
- 「OK」をクリックします。
データベース接続オブジェクトの最小接続数の変更
接続オブジェクトの最小接続数を変更するには、以下の手順を実行します。
- データベース接続プールの変更の説明に従って、編集するデータベース接続プールのプロパティーにアクセスします。
- 「新規接続プール」ペインで、最小接続数を変更する接続オブジェクトを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから
「編集」を選択します。
- 「最小接続数」フィールドに新しい値
を入力します。
- 「OK」をクリックします。
データベース接続回復力設定の変更
データベース接続プールのデータベース接続回復力設定を変更するには、以下の手順を実行します。
- データベース接続プールの変更の説明に従って、編集するデータベース接続プールのプロパティーにアクセスします。
- 接続が切断されたか、接続を確立できない場合に InterChange Server Express がデータベース接続の回復を試行する回数を、「最大接続再試行回数 (Maximum connect retries)」フィールドに入力します。「接続再試行間隔」フィールドに、InterChange Server Express がデータベース接続回復を 2 回試行する間に待機する時間 (秒単位) を入力します。
- 「OK」をクリックします。
データベース接続オブジェクトの削除
データベース接続オブジェクトを削除するには、以下の手順を実行します。
- データベース接続プールの変更の説明に従って、データベース接続プールのプロパティーにアクセスします。
- 「新規接続プール」ペインで、削除する接続オブジェクトを
右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから
「削除」を選択します。
- 「OK」をクリックします。
