System Manager によるビジネス・ルールの変更

ビジネス・ルールを作成した後でビジネス環境を変更すると、ビジネス・ルールの変更も必要になることがあります。WebSphere Business Integration Server Express では、簡潔なグラフィカル・インターフェースを使用して、ビジネス・ルールを変更することができます。

ビジネス・ルールがビジネス・ルール・エディターで保管されるときに、エディターはビジネス・ルールの仕様に関する予備検証を実行します。例えば、必要なビジネス・オブジェクト・プローブが欠落している、あるいは、一部のアクション・プロパティーが指定されなかった、などが報告される場合があります。ビジネス・ルール検証メッセージは、System Manager の「問題 (Problems)」ビューに報告されます。このビューは、ビジネス・ルールに検証メッセージが含まれる場合に自動的に開きます。

ビジネス・ルールに検証エラーがない場合は、ビジネス・ルールが保管されると自動的にルールがコンパイルされます。ビジネス・ルールがコンパイルされると、ビジネス・ルール・エンジン固有ファイルの生成が可能になります。System Manager の「コンソール」ビューにコンパイル・メッセージが表示されます。

ビジネス・ルールを更新するには、以下の手順を実行します。

  1. System Manager を開きます。
  2. 適切なプロジェクトの InterChange Server Express コンポーネント・ライブラリー・ビューを開きます。
  3. 「Business Rules」フォルダーを選択して、使用可能なビジネス・ルールを表示します。
  4. 適切なビジネス・ルールをダブルクリックして、ビジネス・ルール・エディターに表示します。右マウス・ボタンでクリックして「定義の編集」を選択してもかまいません。
  5. 説明、検出タイプ、または有効時間を変更する場合は、「概要」タブを選択します。
  6. 必要なビジネス・プローブまたはビジネス・ルール・アクションを変更する場合は、「詳細」タブを選択します。
  7. ビジネス・ルールのプロパティー (頻度、説明、条件など) を変更する場合は、「プロパティー」タブを選択します。
  8. 変更が完了したら、「ファイル」>「保管」を選択して、ルール・エディターでの変更を保管します。
  9. 「はい」を選択して、ビジネス・ルールを変更します。

Copyright IBM Corp. 2004, 2005