First Steps の使用

First Steps アプリケーションは、単一のインターフェースで、これを使用して WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus を使用および管理します。このアプリケーションは、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus がインストールされている場合、Windows インストーラーによってインストールされます。

First Steps は、Launchpad か、Windows の「スタート」メニューから起動できます。First Steps を起動した時点で WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus がインストールされていなかった場合、First Steps の大半の機能は使用不可になり、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus 製品を先にインストールするよう指示されます。

このセクションでは、このアプリケーションの使用とその各種コンポーネントの詳細に関する情報を示します。

プラットフォーム (メニュー・バー)

プラットフォーム・メニュー項目を使用すると、OS/400 または i5/OS システムと Windows システム上のさまざまなコンポーネントをそれぞれ管理およびアクセスするために、First Steps の OS/400 または i5/OS バージョンと Windows バージョンを切り替えることができます。First Steps では、前回選択されていたプラットフォームが、次回の起動時に記憶されています。

ようこそ

「ようこそ」画面は、First Steps が起動すると、デフォルトで開きます。この画面には、次回コンピューターがリブートしたときに First Steps を起動するかどうかを指定するためのチェック・ボックスがあります。このチェック・ボックスは、デフォルトで選択されています。このチェック・ボックスを選択したままにしておくと、First Steps は、始動時の Windows プログラム・マネージャー・メニューにショートカットを追加します。チェック・ボックスを選択解除すると、ショートカットが既に存在する場合はショートカットが削除され、アプリケーションを初めて開く場合、ショートカットは組み込まれません。First Steps が CD から起動され、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus がまだマシンにインストールされていない場合、このチェック・ボックスは使用不可になります。

図 18. First Steps の「ようこそ」画面

Quick Validate

これをクリックすると、インストールが正常に完了したことの検証方法を説明する Quick Validate オンライン・ヘルプが表示されます。

サーバーの始動または停止

これをクリックして、InterChange Server Express の QWBIDFT44 インスタンスを停止または開始します。サーバーを始動中の場合は、OS/400 または i5/OS システム・ログインのプロンプトが表示されます。

管理ツール

これをクリックすると、「管理ツール」画面が開きます。

図 19. 「First Steps 管理ツール (First Steps Administrative Tools)」画面

この画面には、使用可能な管理ツールのリストと、各ツールの簡単な説明が表示されます。

これらのツールがインストールされていない場合、パネルには、管理ツールがインストールされていないことと、Launchpad を使用して管理ツールをインストールするよう求める記述が表示されます。

開発ツール

これをクリックすると、「開発ツール」画面が開きます。この画面には、使用可能な開発ツールのリストと、各ツールの簡単な説明が表示されます。

図 20. 「First Steps 開発ツール (First Steps Development Tools)」画面

製品情報

これをクリックすると、Web ブラウザーが起動し、WebSphere Business Integration Information Center の URL に移動します。

終了

これをクリックすると、First Steps が終了します。

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