ロード・バランシングの活用

ログオン時のロード・バランシングによる次の効果の結果、定義済みワークグループの効率が上がります。

負荷平準化機能を持つコネクターを開始すると、Hostname プロパティーで指定されたメッセージ・サーバーとの通信が開始されます。そのあと、メッセージ・サーバーは、負荷が最小のアプリケーション・サーバーを探します。このアプリケーション・サーバーがいったん決定されると、メッセージ・サーバーは、今後、コネクターとのすべての RFC 通信をこの 1 つのアプリケーション・サーバーを通して経路指定します。コネクターは、メッセージ・サーバーとのダイアログ・ユーザーの 1 つと見なされます。

負荷平準化機能は、コネクターが処理するボリュームが少なく、ユーザーの数が多い、という SAP 環境の場合に最も効果があります。ボリュームが多い場合は、ご使用の中で大きい方のアプリケーション・サーバーのいずれかに直接接続することを考慮してください。

ロード・バランシングのためにコネクターを構成する方法については、次のコネクター・プロパティーの説明を参照してください。

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