Connector for JD Edwards OneWorld は、WebSphere Business Integration Server Express Adapter for JD Edwards OneWorld のランタイム・コンポーネントです。コネクターは、OneWorld 8.0 (バージョン 7.3.3.4) および OneWorld 9.0 (PeopleSoft 8.9) をサポートします。
このアダプターは、同期式であり、完全に Java ベースです。JD Edwards Adapter は、OneWorld Java API を介して OneWorld と対話します。このアダプターには、OneWorld トリガーを介したイベント通知機構が組み込まれています。
JD Edwards OneWorld Adapter には、コネクター、メッセージ・ファイル、構成ツール、および Object Discovery Agent (ODA) が含まれています。統合ブローカーは、コネクターによって、ビジネス・オブジェクトと、OneWorld サーバーで実行されている対応する OneWorld オブジェクトの間で、データを交換することができます。
汎用 OneWorld アダプターの基本的な役割は、OneWorld サーバーと統合ブローカーの間の通信およびデータ交換を容易にするエージェントとして機能することです。アダプターは Java で開発されており、OneWorld が提供する GenJava インターフェース・ツールによって生成された OneWorld コンポーネント JAR ファイルを使用します。
OneWorld オブジェクトは、OneWorld サーバーの一部として実行されるビジネス関数です。WebSphere Business Integration Server Express Adapter for OneWorld は、OneWorld Java コネクターを使用してビジネス関数を起動します。
XML リスト API は、検索ビジネス関数と関連付けられていないビジネス・オブジェクトに対して検索機能を提供します。