ビジネス・オブジェクト・データ出力のトレース

ビジネス・オブジェクト・データ出力を移送するには、CORBA が使用されます。 ビジネス・オブジェクト・データのサイズが大きい場合、このソリューションでは問題が生じる可能性があるため、サーバーは実際のビジネス・オブジェクト・データをローカルにキャッシュし、クライアントにはメタデータのみを使用して通知します。この呼び出しはサイズが小さいため、ビジネス・オブジェクト・インスペクション・ポイントを迅速に更新できます。サーバー内のキャッシュ・データは、サーバーが再始動したとき、または ITE がデータを要求したとき、クリアされます。

ビジネス・オブジェクト・データ・トランスポートは、リモート・サーバーの場合のみ行われます。 ローカル・サーバーの場合、最高のパフォーマンスを得るためにローカル・ファイル・システムの共用を使用する必要があります。ビジネス・オブジェクト・トレースがオンになっている場合、ITE はローカル・サーバーにファイル・システムのロケーションを通知します。サーバーがリモートで実行されている場合、ファイル・システムのロケーションは空です。

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