「標準」インストール

「標準」インストールを開始するには、以下の手順に従います。

  1. 「ようこそ」画面で、「製品のインストール」を選択します。
    図 2. 「ようこそ」画面

    「入力ユーザー」画面が表示されます。

    図 3. 「入力ユーザー」画面
  2. WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus をインストールするユーザーの名前 (始動前の準備の手順に従って作成したユーザー名) を入力して、「次へ」を選択します。

    「セットアップ・タイプを選択してください」画面が表示されます。

  3. 「セットアップ・タイプを選択してください」画面で、「標準」を選択します。
    図 4. 「セットアップ・タイプを選択してください」画面

    「標準」インストールを選択すると、「ソフトウェア前提条件」画面が表示されます。

    注:
    IBM WebSphere Application Server - Express バージョン 5.1.1 以上はオプションですが、サポートされるバージョンの WebSphere Application Server Express または WebSphere Application Server をまだインストールしておらず、System Monitor、Failed Event Manager、または Web Deployment を使用する場合は、「ソフトウェア前提条件」画面から、IBM WebSphere Application Server - Express バージョン 6 のインストールを選択する必要があります。
    図 5. 選択された前提条件をインストールする前の「ソフトウェア前提条件」画面
  4. Launchpad には、各前提条件のインストール状況が表示されます。状況値としては、「未インストール」「オプション」、または「OK」があります。また、データベース選択に関してのみ、「未構成」があります。

    システムに必要なソフトウェア・プログラムの状況が「未インストール」または「オプション」である場合は、Launchpad を使用して、対象のソフトウェアをインストールするか、または入手先を通知するようにできます。

    Launchpad を使用してソフトウェア・プログラムをインストールするには、製品名をクリックします。「インストール」ボタンが表示されます。「インストール」ボタンを選択して、プログラムのインストールを開始します。ソフトウェア・プログラムのインストール・プロセスが完了すると、「ソフトウェア前提条件」画面に戻り、プログラム名の横に「OK」が表示されます。

    データベースがインストール済みで、その状況が「未構成」の場合は、Launchpad を使用してデータベースを構成できます。データベース名をクリックして、構成を開始します。

    注:
    このシステムに前提条件ソフトウェアの旧バージョンがすでにインストールされている場合、Launchpad の動作の詳細と、バージョンに応じた必要な処理の詳細については、システムのアップグレードを参照してください。

    特定の前提条件ソフトウェアをインストールする必要がある理由など、前提条件ソフトウェアのインストールの詳細は、ソフトウェア前提条件のセクションを参照してください。

    予定しているインストールに必要な前提条件ソフトウェアの状況が「OK」になったら、画面の下部にある「製品のインストール」というラベルの付いたボタンを選択します。

    「ソフトウェアご使用条件 (Software License Agreement)」画面が表示されます。

    図 6. 「ソフトウェアご使用条件 (Software License Agreement)」画面
  5. ソフトウェアご使用条件の条件を読み、「ご使用条件に同意します (I accept the terms in the license agreement)」という項目のそばにあるラジオ・ボタンを選択して契約書の条件に同意し、「次へ」を選択します。
    注:
    英語以外のロケールでインストーラーを実行している場合は、「英語」というラベルのボタンが「ソフトウェアご使用条件 (Software License Agreement)」画面に表示されます。ソフトウェアご使用条件を英語で表示するには、このボタンを選択します。このボタンを選択すると、ボタンのテキストは、インストーラーに使用されていた英語以外の言語に変更されます。ソフトウェアご使用条件を、インストーラーに使用されている英語以外の言語で表示するには、このボタンをもう一度選択します。

    「宛先」画面が表示されます。

    図 7. 「宛先」画面
  6. 「宛先」画面で、デフォルトのインストール・ロケーション Home_directory/IBM/WebSphereServer (Home_directory は、前の「ユーザーの選択」画面で識別されたユーザーのホーム・ディレクトリー) を受け入れるか、別のロケーションをブラウズして、「次へ」を選択します。
    注:
    ディレクトリー・パスの中にスペースが入らないようにしてください。本書では、インストール・ディレクトリー Home_directory/IBM/WebSphereServer (または、入力した代替パス) のことを ProductDir と呼びます。

    「RBAC」画面が表示されます。

    図 8. 「RBAC」画面
  7. Role-Based Access Control (RBAC) を使用可能にするには、「ユーザー名」と「パスワード」を入力して、「次へ」を選択します。

    次のいずれかの処理が実行されます。

    入力したユーザー名とパスワードのメモを取っておいてください。後で必要になります。

    注:
    RBAC には、サーバー・アクセスのセキュリティーを向上する機能があります。入力したユーザー名とパスワードは、サーバーへの配置時にサーバー管理者の役割を作成するときに使用します。この情報は InterChangeSystem.cfg ファイルに格納されます。その際、パスワードは暗号化されます。RBAC に関する役割の追加やパスワードの変更がある場合は、後で System Manager を使用して実行する必要があります。
    図 9. 「要約」画面
  8. 「要約」画面には、選択したインストールの選択肢の要約が表示されます。内容を読んで正しいことを確認し、「次へ」を選択します。

    インストール・プロセスが開始されます。

  9. インストール・プロセスが開始すると、インストーラーは、インストール用に十分なディスク・スペースがあるかどうかを検査します。

    インストールが完了したことを通知するウィンドウが表示され、First Steps アプリケーションを起動するかどうかを尋ねられます。このアプリケーションの詳細については、First Steps の使用のセクションを参照してください。

インストール・プロセスでは、以下の処理が完了しました。

ログ・ファイルがインストール・プロセス中に作成され、インストール・プロセスについて詳細に記述されます。ログ・ファイルは ProductDir/log ディレクトリーの wbi_server_exp_install_log.txt ファイルにあります。この時点で、ディレクトリー構造およびファイルに示すシステムのファイルおよびディレクトリー構造を見ることができます。

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