コラボレーション・デバッガーは、ワークベンチ・パースペクティブであり、これを使用すると、実行中のコラボレーション・プロセスを一時停止するポイントを指定したり、このポイントで処理されるフローのデータをインスペクションできます。
コラボレーションをデバッグするには、コラボレーション・オブジェクトへのコラボレーション・デバッガーの接続、ブレークポイントの構成、コラボレーションによるフローの進行の管理、およびフローのデータのインスペクションなど、多数のタスクを実行する必要があります。以下に、コラボレーション・デバッガーの使用についての特性を示します。
コラボレーションのデバッグは、性質上、非直線的であるため、本章のセクションでは、パースペクティブのインターフェースや実行する特定のタスクについて、インターフェースの使用頻度またはタスクの実行頻度の高い順に説明します。コラボレーションのデバッグでは、コラボレーションのデバッグのワークフローを示し、インターフェースやタスクを直線的に説明します。
この章を構成するセクションは次のとおりです。