WebSphere MQ サービスへのリスナーの追加
WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストールによってキュー・マネージャーが作成されました。以下の手順に従って WebSphere MQ リスナーを Windows サービスとして追加し、自動始動するように構成する必要があります。
- 「スタート」>「プログラム」>「IBM WebSphere MQ」>「WebSphere MQ エクスプローラー」を選択し、WebSphere MQ エクスプローラーを起動します。
- WebSphere MQ エクスプローラーの左ペインで、該当するキュー・マネージャー名を含むキュー・マネージャー・フォルダーを選択します。右ペインの「キュー・マネージャー状況」に、キュー・マネージャーの状況が「実行中」と表示されます。表示されない場合は、右ペインのキュー・マネージャー名を右マウス・ボタンでクリックし、ドロップダウン・リストから「スタート」を選択します。「キュー・マネージャー状況」が「実行中」に変わります。
- WebSphere MQ サービスを開きます。それには、右ペインのキュー・マネージャー名を右マウス・ボタンでクリックし、ドロップダウン・リストから「すべてのタスク」>「サービス」を選択してください。
- 「MQServices」ウィンドウの左ペインで、「コンソール・ルート (Console Root)」ツリーの下の「WebSphere MQ サービス」を展開し、キュー・マネージャーを選択します。
右ペインには、特定キューとして、Queue Manager、Command Server、およびチャネル・イニシエーターの 3 項目がリスト表示されます。チャネル・イニシエーターが表示されない場合は、以下の手順を実行してください。
- 「MQServices」ウィンドウの左ペインで、「コンソール・ルート (Console Root)」ツリーの下のキュー・マネージャー名を右マウス・ボタンでクリックします。
- ドロップダウン・リストから、「新規」>「チャネル・イニシエーター」を選択します。
- 「チャネル・イニシエーター・サービスの作成 (Create Channel Initiator Service)」ダイアログで、デフォルト値をそのまま使用し、「OK」を選択します。
- 各項目を右マウス・ボタンでクリックし、「すべてのタスク」>「自動」を選択して、始動モードを「自動」に構成します。
- これらのサービスのいずれかが実行されていない場合は、各サービスを右マウス・ボタン・クリックし、「すべてのタスク」>「開始」を選択して、手動で始動します。
- 左ペインの「コンソール・ルート (Console Root)」ツリーの下で、キュー・マネージャー名を右マウス・ボタン・クリックし、ドロップダウン・リストから「新規」>「リスナー」を選択して、リスナーを追加します。
- 「リスナー・サービスの作成 (Create Listener Service)」ダイアログ・ボックスの「パラメーター」タブで、プロトコルに「TCP」 を選択し、ポート番号に「1414」を選択し、「OK」を選択します。
各リスナーに固有のポート番号を使用する必要があります。デフォルトの 1414
とは別の番号をポートに割り当てて「OK」を選択します。
- リスナーは、自動的に始動するように構成されている必要があります。そうでない場合は、リスナーを右クリックし、「すべてのタスク」>「自動 (Automatic)」を選択します。
- リスナーを右マウス・ボタンでクリックし、「すべてのタスク」>「開始」を選択して、リスナーを手動で始動します。
- 「MQServices」ウィンドウと「IBM WebSphere MQ エクスプローラー」を閉じます。変更を保管するかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、「はい」をクリックします。
