新規ビジネス・ルール・ウィザード
WebSphere Business Integration Server Express には、新規ビジネス・ルールの実装と開発の手順を順を追って説明するウィザードが用意されています。以下のセクションでは、新規ビジネス・ルール・ウィザードを使用してビジネス・ルールを追加するプロセスについて、詳しく説明します。
ビジネス・ルール定義の開始
ビジネス・ルール定義の作成
ビジネス・ルール定義の開始
以下の手順を実行すると、ビジネス・ルール情報が作成されます。
- System Manager を開きます。
- 適切なプロジェクトの InterChange Server Express コンポーネント・ライブラリー・ビューを開きます。
- 「Business Rules」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックして、コンテキスト・メニューを開きます。
- 選択可能なオプションの中から、「新規ビジネス・ルールの作成 (Create new business rule)」を選択します。新規ビジネス・ルール・ウィザードが開きます。
- ウィザードの最初の画面で、新規作成するビジネス・ルールの名前を入力し、そのビジネス・ルールを作成するプロジェクトをドロップダウン・メニューから選択します。「次へ」をクリックします。
これで、ビジネス・ルール定義を作成する準備ができました。ビジネス・ルール定義の作成を参照してください。
ビジネス・ルール定義の作成
ビジネス・ルール定義を作成するには、以下の手順を実行します。
注:
以下の手順では、どのタイミングで「完了」を選択しても、ただちにプロセスの終わりに移動することができます。
- ビジネス・ルール検出タイプを選択し、「次へ」を選択します。
ビジネス・ルール検出タイプの詳細については、ビジネス・ルール検出タイプを参照してください。
- ビジネス・ルールの有効時間を設定し、「次へ」を選択します。
有効時間の詳細については、ビジネス・ルールの有効時間を参照してください。
- ビジネス・ルールのモニター対象となるビジネス・プローブを選択し、「次へ」を選択します。無関係なビジネス・プローブや不適切なビジネス・プローブがリストに表示されている場合には、「追加」または「削除」を選択して、リストのプローブを追加または削除することができます。
- (オプション)「条件の設定 (Set Conditions)」を選択し、条件ビルダーを使用してビジネス・オブジェクト・プローブに条件を割り当てます。
条件ビルダーの詳細については、ビジネス・オブジェクト・プローブ条件の設定を参照してください。
- (オプション) 「キーの設定」を選択し、ビジネス・オブジェクト・プローブにキーを割り当てます。
キーの使用の詳細については、ビジネス・ルール・イベント・キーについてを参照してください。
- 検出タイプ「すべて」または「シーケンス」を選択した場合は、ビジネス・ルールを適用する頻度を入力します (ご使用のビジネス・ルールのタイプに該当する場合)。有効な頻度は、以下のとおりです。
- 常時: 条件が検出されるたびにビジネス・ルールが適用されます。
- 1 回: 条件が検出されると、所定のタイミングでビジネス・ルールが適用されます。
- 検出タイプ「すべて」または「シーケンス」を選択した場合は、ルールに存在する条件を「条件」フィールドに入力します (ご使用のビジネス・ルールのタイプに該当する場合)。「次へ」を選択します。
ビジネス・ルールのプローブに条件を追加する方法の詳細については、ビジネス・オブジェクト・プローブ条件の設定を参照してください。
- ルールのアクションを割り当てます。そのためには、「+」を選択し、ルールのアクションを表示内容に追加します。
- ビジネス・ルール・アクションがすべて完了するまでビジネス・ルールを起動しない場合は、適切なチェック・ボックスを有効にしてから「次へ」を選択します。
- 要約ページを参照して、ビジネス・ルールが正しいことを確認します。ビジネス・ルールの説明を入力し、「完了」を選択します。
これで、InterChange Server Express コンポーネント・ライブラリー・ビューの「Business Rules」フォルダーに、作成したビジネス・ルールが表示されるようになります。
