追加モニターの作成

モニターは、System Monitor を使用してシステムをモニターするときに 表示させる情報の定義です。 例えば、すべてのシステム・コンポーネントの状態と開始時刻を表示する「システム概要」という名前のモニターを 作成することができます。このモニターを作成するには、System Manager から起動するツールであるモニター定義ウィザードを使用します。

モニターを作成すると、そのモニターには、モニター可能な特定のタイプのシステム情報が含まれます。各タイプのシステム情報には、使用可能な 表示オプションが 1 つ以上用意されています。それぞれの表示オプションには、構成可能なプロパティーがあります。新しいモニターを作成するときに使用可能な情報のタイプと表示オプションについては、モニター定義ウィザードの情報タイプと表示オプションを選択する画面を参照してください。

注:
追加モニターを作成する前に、デフォルト・モニターの表で既存のデフォルト・モニターを調べて、作成するモニターがすでに存在していないかどうかを確認してください。

モニターを作成するには、次の手順で行います。

  1. System Manager を開きます。
  2. 「InterChange Server コンポーネント管理」ビューで、接続先のサーバー・インスタンスを右マウス・ボタンでクリックして、「接続」をクリックします。「サーバー・ユーザー ID およびパスワード」ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. サーバーのユーザー ID とパスワードを入力し、「OK」をクリックします。サーバーの状況が「不明」または「切断」から「接続」に変わります。
    注:
    状況が「接続」に変わらない場合は、選択した InterChange Server Express サーバーが動作していることを確認してください。

  4. サーバー・インスタンスを右マウス・ボタンでクリックし、「モニター定義 ウィザード」をクリックします。 モニター定義ウィザードが、以下に示すように表示されます。

    モニター定義ウィザードの情報タイプと表示オプションを選択するページ

  5. モニター内で必要な情報タイプを「情報タイプ」リストから選択して、情報の表示方法を「表示オプション (Displayed Option(s))」から選択します。
    各情報のタイプには、使用可能な表示オプションが 1 つ以上あります。表示オプションの例については、『表示オプションの例』を参照し、各表示オプションの構成可能プロパティーについては、表示オプションの構成可能プロパティーの表を参照してください。
    注:
    ビジネス・オブジェクト・プローブが存在する場合は、「情報タイプ」リストに表示されます。 ビジネス・オブジェクト・プローブを追加する方法については、「コラボレーション開発ガイド」を参照してください。
    注:
    「情報タイプ」リストから情報タイプを選択すると、使用可能な表示オプションのみが「オプション表示」で選択可能になります。

  6. 「次へ」をクリックします。「モニター・プロパティーの指定」ページが、以下に示すように表示されます。

    モニター定義ウィザードの「モニター・プロパティーの指定」ページ

  7. 「モニター・プロパティーの指定」ページで次の情報を追加します。
  8. 以下のいずれかを行います。

関連項目

System Monitor の概要

System Monitor を使用するための別の方法

デフォルト・モニターの使用

System Monitor へのログオン

System Monitor の Web ページの内容

System Monitor でのビューの使用

System Monitor でのデータのカスタマイズ


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