Relationship Manager の概要

Relationship Manager を使用すると、参加者とそのデータを含め、関係ランタイム・データに対する操作を表示、実行することができます。関係のバックグラウンド情報については、「マップ開発ガイド」を参照してください。

関係定義は、Relationship Designer Express を使用して作成します。関係のインスタンスには、さまざまなアプリケーションからの情報を関連付けるデータが実行時に設定されます。この関係インスタンス・データは、関係を使用するマップが開始されるときに作成されます。関係インスタンス・データは、関係定義に指定されている関係表に格納されます。Relationship Manager には、データベース・ベンダーに関係なく、関係表と連携するグラフィカル・インターフェースが用意されています。

各関係インスタンスに対して、Relationship Manager は、キー属性と非キー属性のセットである、関係インスタンスの参加者定義と参加者インスタンスの階層リストを表示します。関係ツリーからは、エンティティーのタイプ、エンティティーの値、およびエンティティーの最終変更日など、関係インスタンス内の各参加者の詳細情報が把握できます。関係インスタンス ID は、関係インスタンスが関係表に保管されるときに自動的に生成されます。Relationship Manager は、関係ツリーのトップレベルに、この関係インスタンス ID を表示します。

以下の図は、Relationship Manager における、一致関係の関係ツリーの例を示します。


Relationship Manager は、関係インスタンス、参加者インスタンス、および属性のレベルなど、すべてのレベルでエンティティーを処理するために使用できます。 例えば、以下の場合に、Relationship Manager を使用することができます。

関連項目

Relationship Manager の始動

Relationship Manager とサーバーとの間の接続および切断

Relationship Manager での関係の処理

Relationships Manager での関係データの処理


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