Process Designer Express では、メインウィンドウを以下の方法によってカスタマイズできます。
- 表示するウィンドウを選択する
- 連結可能なウィンドウを浮動させる
- 作業域内でのウィンドウの表示方法を選択する
図 5 に示すように、Process Designer Express を最初に開いたときには、左側にテンプレート・ツリー・ビューが表示されます。作業域は右に表示され、中は空白です。出力ウィンドウは表示されません。メインウィンドウのオプションの外観は、「表示」メニューからカスタマイズできます。
表 7 には、「表示」プルダウン・メニューのオプションと、各オプションによって Process Designer Express のメインウィンドウの外観がどのように変わるかがまとめられています。
表 7. メインウィンドウのカスタマイズ用の「表示」メニュー・オプション
「表示」メニュー・オプション
| 表示される要素
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テンプレート・ツリー
| テンプレートの定義、シナリオ、およびメッセージが左側に表示されます。
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出力ウィンドウ
| 出力ウィンドウが、テンプレート・ツリー・ビュー (表示させる場合) と作業域の下に小さなウィンドウとして表示されます。
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ツールバー
| このメニューには、Process Designer Express の各ツールバーを表示するための以下のオプションがあります。
- 標準
- Process Designer Express パレット内のメイン・ツールバー。このツールバーには、ICS と接続/切断、サーバーまたはファイルからテンプレートを開く、テンプレートの保管およびコンパイル、テンプレートの切り取り、コピー、貼り付け、削除、および印刷の各ボタンが含まれます。
- シンボル
- ダイアグラム・シンボル・ツールバーには、アクティビティー・ダイアグラムに追加できるシンボルが含まれます。
- 位置合わせ
- 位置合わせツールバーには、アクティビティー・ダイアグラムのシンボルの位置合わせ機能が含まれます。
- 微調整
- 微調整ツールバーには、選択されたアクティビティー・ダイアグラムのシンボルをわずかに動かす機能が含まれます。
- ズーム
- ズーム/パン・ツールバーには、選択されたアクティビティー・ダイアグラムのシンボルをズームまたは水平移動する機能が含まれます。
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状況表示ウィンドウ
| Process Designer Express が状況情報を表示する 1 行のペインです。
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各メニュー・オプションの左横にチェック・マークが付いているとき、対応する要素が画面に表示されます。要素を非表示にするには、対応するメニュー・オプションを選択します。選択すると、チェック・マークが消え、その要素は表示されないことを示します。逆に、表示されていない要素を表示させるには、対応するメニュー・オプションを選択します。選択すると、表示させる要素の横にチェック・マークが現れます。
Process Designer Express のメインウィンドウの以下の部分は、連結可能なウィンドウです。
- テンプレート・ツリー・ビュー
- 出力ウィンドウ
- ツールバー
連結可能ウィンドウは、デフォルトでは通常メインウィンドウの端に沿って配置され、メインウィンドウの一部として移動します。連結可能ウィンドウを浮動させるときは、メインウィンドウから切り離します。これにより、独立したウィンドウとして機能させることができます。連結可能ウィンドウを浮動させるには、マウスの左ボタンを押したままウィンドウの境界をつかみ、メインウィンドウまたはデスクトップ上にドラッグします。
Process Designer Express のメインウィンドウの作業域内には、次のいずれかの方法でウィンドウを表示させることができます。
- 「最大化」: 1 つのウィンドウが作業域全体に表示されます。最大化状態のウィンドウを切り替えるには、「ウィンドウ」プルダウン・メニューから目的のウィンドウの名前を選択します。ワークブック・ダイアグラム・ウィンドウのデフォルトのユーザー設定が維持されている場合は、作業域の下の対応する「Workbook」タブを選択して、最大化状態のウィンドウを切り替えることもできます。詳細については、"一般的な表示の変更"を参照してください。
- 「サイズ変更」: 各ウィンドウが作業域内のそれぞれ別の領域に表示されます。各ウィンドウのサイズを変更して、作業域内でウィンドウを重ねたり移動することができます。サイズ変更ウィンドウは、複数のアクティビティー・ダイアグラムを同時に表示するときや、アクティビティー・ダイアグラムと「テンプレート定義」ウィンドウまたは「テンプレート・メッセージ」ウィンドウを同時に表示するときに便利です。
- 「最小化」: 各ウィンドウは作業域の下部にアイコンとして表示されます。最小化状態のウィンドウを元に戻すには、アイコンをダブルクリックします。
