BusObj クラス

この章では、BusObj クラスのオブジェクトに対して操作を行うメソッドについて説明します。これらのオブジェクトは、InterChange Server Express ビジネス・オブジェクトを表します。

注:
BusObj クラスは、コラボレーション開発とマッピングの両方で使用されます。各メソッドの『注記』セクションには、メソッドの使用に関する注意事項が示してあります。

表 75 に、BusObj クラスのメソッドをリストします。

表 75.
BusObj メソッドの要約
メソッド 説明 ページ
copy() 入力ビジネス・オブジェクトから、すべての属性値をビジネス・オブジェクトにコピーします。 copy()
duplicate() ビジネス・オブジェクト (BusObj オブジェクト) とまったく同じビジネス・オブジェクトを作成します。 duplicate()
equalKeys() ビジネス・オブジェクトのキー属性値を、入力ビジネス・オブジェクトのキー属性値と比較します。 equalKeys()
equals() ビジネス・オブジェクトの属性値を、入力ビジネス・オブジェクトの属性値と比較します。ただし、子ビジネス・オブジェクトは比較に含まれます。 equals()
equalsShallow() ビジネス・オブジェクトの属性値を、入力ビジネス・オブジェクトの属性値と比較します。ただし、子ビジネス・オブジェクトは比較から除外されます。 equalsShallow()
exists() 指定した名前のビジネス・オブジェクト属性が存在するかどうかを検査します。 exists()
getBoolean()、getDouble()、getFloat()、getInt()、getLong()、get()、 getBusObj()、getBusObjArray()、getLongText()、getString() ビジネス・オブジェクトから単一属性の値を検索します。 getBoolean()、getDouble()、getFloat()、getInt()、getLong()、get()、 getBusObj()、getBusObjArray()、getLongText()、getString()
getLocale() ビジネス・オブジェクトのデータのロケールを検索します。 getLocale()
getType() ビジネス・オブジェクトのベースとなるビジネス・オブジェクト定義の名前を検索します。 getType()
getVerb() ビジネス・オブジェクトの動詞を検索します。 getVerb()
isBlank() 属性の値が、ゼロ長ストリングに設定されているかどうかを確認します。 isBlank()
isKey() ビジネス・オブジェクトの属性が、キー属性として定義されているかどうかを確認します。 isKey()
isNull() ビジネス・オブジェクトの属性値が null かどうかを確認します。 isNull()
isRequired() ビジネス・オブジェクトの属性が、必須属性として定義されているかどうかを確認します。 isRequired()
keysToString() ビジネス・オブジェクトの基本キー属性の値をストリングとして検索します。 keysToString()
set() ビジネス・オブジェクトの属性を、特定のデータ型の指定値に設定します。 set()
setDefaultAttrValues() すべての属性をそれぞれのデフォルト値に設定します。 setDefaultAttrValues()
setKeys() ビジネス・オブジェクトのキー属性の値を、別のビジネス・オブジェクトのキー属性の値に設定します。 setKeys()
setVerb() ビジネス・オブジェクトの動詞を設定します。 setVerb()
setWithCreate() ビジネス・オブジェクトの属性を、指定データ型の値に設定します。 setWithCreate()
toString() ビジネス・オブジェクトのすべての属性の値をストリングとして戻します。 toString()
validData() 指定した値が、指定した属性にとっての有効なデータ型であるかどうかを検査します。 validData()

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