前提条件

Adapter for PeopleSoft を使用する前に、使用するシステムに必要なソフトウェアがインストールされていることを確認します。また、コネクターのユーザー・アカウントの作成、環境変数のマッピング、および PeopleSoft API の生成などの操作を実行する必要もあります。このセクションでは、以下について説明します。

コネクターを使用するために必要なソフトウェア

指定されたコンポーネント・インターフェースとその基になっている PeopleSoft ビジネス・ロジックにアクセスするために、コネクターには 2 層の PeopleSoft API クラスが必要です。コネクターを使用する前に、次のものをインストールします。

コネクターをインストールするために必要な操作

このセクションでは、コネクターを使用する前に実行する必要のある、必須操作について説明します。

PeopleSoft のユーザー・アカウントの作成

コネクターをインストールする前に、PeopleSoft アプリケーションのユーザー・アカウントを作成する必要があります。アカウントは次のとおりです。

ユーザー・アカウントのタイムアウトの構成

コネクターはコンポーネント・インターフェース (およびアプリケーション・サーバー上のコンポーネント・プロセッサー) を使用して、PeopleSoft データベース・サーバーとの間でビジネス・オブジェクトの挿入および抽出を行うため、アプリケーション・サーバーが実行している必要があります。ユーザー・アカウントがタイムアウトになると、コンポーネント・プロセッサーが終了し、コネクターは PeopleSoft システムにアクセスを試行するたびに (つまり、ポーリング、作成、検索、および更新のたびに) エラー・メッセージをログに記録します。

ユーザー・アカウントがタイムアウトにならないように構成するには、次の手順で行います。

  1. PeopleSoft アプリケーションで、「Go」メニュー・オプションの「PeopleTools」を選択する。
  2. PeopleTools」メニュー・オプションの「Maintain Security」を選択する。
  3. Use」メニュー・オプションの「Permission Lists」を選択する。
  4. Permission Lists」メニュー・オプションの「Sign-On Times」を選択する。
  5. アクセス権のリストから、コネクターのユーザー・アカウントに関連するアクセス権を選択する。
  6. General」タブで、「Never Time-Out」を選択し、「Can Start Application Server」を選択していない場合は選択する。

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