ODKUtility クラス

Object Discovery Agent Development Kit (ODK) API には、Object Discovery Agent (ODA) にさまざまなユーティリティー・メソッドを提供する ODKUtility クラスが用意されています。

単一 ODKUtility オブジェクトへのハンドルを取得することによって、ODA が以下の機能性にアクセスできるようになります。

注:
ODKUtility オブジェクトへのハンドルを取得するには、この ODKUtility クラスの getODKUtility() メソッドを使用します。

表 104 に、ODKUtility クラスのメソッドについて要約します。

表 104.
ODKUtility クラスのメンバー・メソッド
メンバー・メソッド 説明 ページ
contentComplete() コールバック・プロトコル使用時に、ODA によるコンテンツ生成が完了したことをビジネス・オブジェクト・ウィザードに通知します。 contentComplete()
getAgentProperty() 指定された ODA 構成プロパティーを取得します。 getAgentProperty()
getAllAgentProperties() ODA 構成プロパティーをすべて取得します。 getAllAgentProperties()
getAllBOSpecificProperties() ビジネス・オブジェクト・プロパティーをすべて取得します。 getAllBOSpecificProperties()
getBOSpecificProperty() 指定されたビジネス・オブジェクト・プロパティーを取得します。 getBOSpecificProperty()
getBOSpecificProps() 指定されたビジネス・オブジェクト・プロパティーを、ユーザー入力用の「BO プロパティー」ダイアログ・ボックスに送信します。 getBOSpecificProps()
getClientFile() 指定されたファイルを取得するようビジネス・オブジェクト・ウィザードに要求します。 getClientFile()
getMsg() ODA メッセージ・ファイルからメッセージを戻します。 getMsg()
getODKUtility() ODKUtility オブジェクトへのハンドルを戻します。 getODKUtility()
sendMsg() メッセージやボタンが含まれるユーザー応答ダイアログ・ボックスを表示し、ユーザーに応答を要求します。 sendMsg()
sendStatusMsg() ユーザーにメッセージを表示します。 sendStatusMsg()
trace() トレース・ファイルにメッセージを書き込みます。 trace()

Copyright IBM Corp. 2004