Map Designer Express
の検証プロセスでは、次の検査を行うことで、マップのデータ・フローが正確であるかどうかを検証します。
- マップには未完了の変換ステップがないことを確認する。
- ビジネス・オブジェクト配列のインデックスがゼロ (0)
から始まり、正しく連続していることを確認する。
- 変換ステップが ObjectEventId 属性にマップする場合、警告を行う。
- 変換を検証する。
- 実行順序が正しいこと、つまり実行順序が一意であり、正であり、連続していることを確認する。
- 属性が相互に循環依存関係になっていないかどうかを確認する。
循環変換が見つかった場合、Map Designer Express
は出力ウィンドウに循環規則を表示する。
- 変換情報を検査する。
「移動」変換: 1 つのソース属性のみ関係する。
「結合」変換: 複数のソース属性が関係する。
「分割」変換: 1 つのソース属性のみ関係する。分割インデックスは 0
以上になる。分割区切り文字は空ではない。
「値を設定」変換: ソース属性は関係しない。値が指定されている。
「サブマップ」変換: 少なくとも 1
つのソース属性が関係する。サブマップ名が指定されている。
「相互参照」変換: 1 つのソース属性のみ関係する。
Map Designer Express
でマップを保管すると、マップは自動的に検証されます。また、次のいずれかのアクションを行うことで、マップの検証を選択することもできます。
- 「ファイル」メニューから「マップを検証」を選択する。
- Designer ツールバーで、「検証」ボタンをクリックする。
この時点で、「設定」ダイアログの「検証」タブにオプションを指定していた場合、特定の条件がマップされていないと、Map
Designer Express は警告を出します。
属性間の依存関係の設定の詳細については、"実行順序の使用"を参照してください。
