WSDL ODA の実行

Object Discovery Agent (ODA) は、要求処理のためにビジネス・オブジェクトを構築する作業を簡略化します。Business Object Designer Express は、使用可能なすべての ODA に対するグラフィカル・インターフェースを備えているため、ユーザーは、必要なエージェントを見付けやすくなります。 WSDL ODA は、デフォルトでは WSDLODA という名前になっています。WSDL ウィザードに表示される名前は、start_WSDLODA.bat ファイルまたは start_WSDLODA.sh ファイル内の AGENTNAME 変数の値によって異なります。ODA およびビジネス・オブジェクト定義の詳細、および ODA を構成、開始、および使用する方法については、「IBM WebSphere ビジネス・オブジェクト開発ガイド」を参照してください。下記の手順を実行する際に、必要に応じてこの資料を参照することをお勧めします。

Object Discovery Agent を始動した後で、以下のステップに従って WSDL ODA を立ち上げてください。

  1. Business Object Designer Express を開きます。
  2. 「ファイル」メニューから「ODA を使用して新規作成...」サブメニューを選択します。Business Object Designer Express が Business Object Wizard で「エージェントの選択」ダイアログ・ボックスを表示します。
  3. 「エージェントの検索」ボタンをクリックして実行中のすべてのエージェントを表示し、WSDL ODA を選択します。 Business Object Designer Express で WSDL ODA が見付からない場合には、ODA のセットアップを見直してください。
  4. 「検索されたエージェント」ペインのリストから WSDL ODA を選択し、「次へ」をクリックします。

    これによって「エージェントの構成」ウィザード・ウィンドウが表示され、ユーザーが指定する必要のある構成プロパティーが示されます。

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