BusObj クラス

この章では、BusObj クラスのオブジェクトに対して操作を行うメソッドについて説明します。

注:
BusObj クラスは、コラボレーション開発とマッピングの両方で使用されます。各メソッドの『注記』セクションには、メソッドの使用に関する注意事項が示してあります。

この章の最初の 2 つのセクションでは、これらのメソッドとともにリストされている例外と、階層ビジネス・オブジェクトで属性と子ビジネス・オブジェクトを指定する方法について説明します。残りのセクションでは、表 123 にリストされているメソッドについて説明します。

表 123.
BusObj メソッドの要約
メソッド 説明 ページ
copy() 入力ビジネス・オブジェクトからこのビジネス・オブジェクトにすべての属性値をコピーします。 copy()
duplicate() このオブジェクトとまったく同じビジネス・オブジェクト (BusObj オブジェクト) を作成します。 duplicate()
equalKeys() ビジネス・オブジェクトのキー属性値を入力ビジネス・オブジェクトの属性値と比較します。 equalKeys()
equals() ビジネス・オブジェクトの属性値を、子ビジネス・オブジェクトを含む入力ビジネス・オブジェクトの属性値と比較します。 equals()
equalsShallow() ビジネス・オブジェクトの属性値を、入力ビジネス・オブジェクトの属性値と比較します。ただし子ビジネス・オブジェクトは比較から除外されます。 equalsShallow()
exists() 指定した名前のビジネス・オブジェクト属性があるかどうかを検査します。 exists()
getBoolean()、getDouble()、 getFloat()、getInt()、 getLong()、get()、 getBusObj()、 getBusObjArray()、 getLongText()、getString() ビジネス・オブジェクトから単一の属性の値を検索します。 getBoolean()、getDouble()、 getFloat()、getInt()、 getLong()、get()、 getBusObj()、 getBusObjArray()、 getLongText()、getString()
getLocale() ビジネス・オブジェクト・データのロケールを検索します。 getLocale()
getType() このビジネス・オブジェクトの基になったビジネス・オブジェクト定義の名前を検索します。 getType()
getVerb() ビジネス・オブジェクトの動詞を検索します。 getVerb()
isBlank() 属性の値がゼロ長ストリングに設定されているかどうかを調べます。 isBlank()
isKey() ビジネス・オブジェクトの属性がキー属性として定義されているかどうかを調べます。 isKey()
isNull() ビジネス・オブジェクトの属性の値が null かどうかを調べます。 isNull()
isRequired() ビジネス・オブジェクトの属性が必須属性として定義されているかどうかを調べます。 isRequired()
keysToString() ビジネス・オブジェクトの基本キー属性の値をストリングとして検索します。 keysToString()
set() ビジネス・オブジェクトの属性を、個々のデータ型の指定値に設定します。 set()
setContent() このビジネス・オブジェクトの内容を別のビジネス・オブジェクトに設定します。 setContent()
setDefaultAttrValues() すべての属性をデフォルト値に設定します。 setDefaultAttrValues()
setKeys() ビジネス・オブジェクトのキー属性の値を、別のビジネス・オブジェクトのキー属性の値に設定します。 setKeys()
setLocale() 現行ビジネス・オブジェクトのロケールを設定します。 setLocale()
setVerb() ビジネス・オブジェクトの動詞を設定します。 setVerb()
setVerbWithCreate() 子ビジネス・オブジェクトのインスタンスを作成し、動詞を設定します。 setVerbWithCreate()
setWithCreate() ビジネス・オブジェクトの属性を、個々のデータ型の指定値に設定します。その値に対してオブジェクトが存在しない場合は、オブジェクトが作成されます。 ***
toString() ビジネス・オブジェクト内のすべての属性の値をストリングとして戻します。 toString()
validData() 指定した値が指定した属性に対して有効な型かどうかを検査します。 validData()

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