表 111 は、TreeNode
クラスのメソッドについての要約です。
表 111.
ツリー・ノード・オブジェクトを作成します。
構文
public TreeNode(String name, String desc, boolean isGen, boolean isExp);
public TreeNode(String name, String desc, boolean isGen, boolean isExp,
TreeNode[] treeNodes);
public TreeNode(String name, String desc, boolean isGen, boolean isExp,
TreeNode[] treeNodes, int nodeNature);
パラメーター
- desc
- ノードの説明を指定します。description メンバー変数
(description) は、このパラメーターの値で初期化されます。
- isGen
- ノードが「生成可能」(つまり、ノードをビジネス・オブジェクト定義に変換可能)
かどうかを指定します。isGeneratable メンバー変数
(isGeneratable) は、このパラメーターの値で初期化されます。
- isExp
- ノードが展開可能 (つまりノードがリーフ) かどうかを指定します。isExpandable
メンバー変数 (isExpandable) は、このパラメーターの値で初期化されます。
- name
- ノードの名前を指定します。name メンバー変数
(name) は、このパラメーターの値で初期化されます。
- nodeNature
- ノードの種類を以下のノード種類定数のいずれかとして示します。
ODKConstant.NODE_NATURE_FILE
ODKConstant.NODE_NATURE_NORMAL
- treeNodes
- 完全に展開されたノードの階層を指定します。nodes メンバー変数
(nodes) は、このパラメーターの値で初期化されます。
戻り値
新規にインスタンス化された TreeNode オブジェクト。
注記
ツリー・ノードをインスタンス化する TreeNode() メソッドには、以下の形式があります。
- 最初の形式のコンストラクターでは、ツリー・ノードの名前および説明のほか、ツリー・ノードを生成可能にするかどうか、または展開可能にするかどうかを指定できます。この形式では、下位ノードの配列 (nodes メンバー変数) は、null に初期化され、ノード種類
(polymorphicNature メンバー変数) は「標準」に初期化されます。リーフ・ノードを初期化する場合は、この形式を使用してください。
- 2 番目の形式のコンストラクターを使用すると、(最初の形式で指定される値に加え)
下位ノードの配列の指定も可能になります。この形式を使用した場合、ノード種類が「標準」に初期化されます。展開可能なノードを初期化する場合は、この形式を使用してください。
- 3 番目の形式のコンストラクターを使用すると、(最初および 2 番目の形式で指定される値に加え)
ノード種類の指定も可能になります。ファイル種類のノードを初期化する場合は、この形式を使用してください。
詳しくは、ツリー・ノードの組み立てを参照してください。
