コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して明示的に開始する必要があります。始動スクリプトは、次に示すようなコネクターのランタイム・ディレクトリーに存在していなければなりません。
ProductDir\connectors\connName
このディレクトリー名の connName はコネクターを表しています。表 6 が示すとおり、始動スクリプトの名前はオペレーティング・システム・プラットフォームにより異なります。
オペレーティング・システム | 始動スクリプト |
---|---|
Windows | start_connName.bat |
Linux | 始動スクリプトを実行する前に、環境変数を指定する必要があります。次のコマンドを使用して変数を設定し、コネクターを始動します。 connector_manager -start connName ICSName [-cConfigFile] |
OS/400 | start_connName.sh |
Windows プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
デフォルトでは、プログラム名は「IBM WebSphere Business Integration Express」となっています。ただし、これはカスタマイズすることができます。または、コネクターへのデスクトップ・ショートカットを作成することもできます。
start_connName connName ICS [-cconfigFile ]
OS/400 プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
WebSphere Business Integration Server Express Console がインストールされているマシンから、「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Console」>「コンソール」を選択します。次に、OS/400 システム名または IP アドレスと、*JOBCTL 特殊権限を持つユーザー・プロファイルおよびパスワードを指定します。アダプターのリストから connName アダプターを選択し、「アダプターを始動」ボタンを選択します。
CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から次のスクリプトを実行する必要があります。
/QIBM/ProdData/WBIServer43/bin/submit_adapter.sh script connName WebSphereICSName pathToConnNameStartScript jobDescriptionName
ここで、connName はコネクター名、WebSphereICSName は Interchange Server Express サーバー名、pathToConnNameStartScript はコネクターの始動スクリプトへの絶対パス、および jobDescriptionName は QWBISVR43 ライブラリーで使用されるジョブ記述名です。
CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から次のスクリプトを実行する必要があります。
/QIBM/UserData/WBIServer43/icsName/connectors/connName/ start_connName.sh connName icsName [-cConfigFile]
ここで、icsName は Interchange Server インスタンスの名前、connName はコネクターの名前です。
このツールを使用して、コネクターをロード、アクティブ化、非アクティブ化、休止、シャットダウン、または削除できます。
このとき、パラメーター connName、icsServerName、pathToConnNameStartScript、および jobDescriptionName を、同じ順序で使用します。
Linux プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
ここで、connName はコネクターの名前、ICSName は InterChange Server Express インスタンスの名前です。