コネクターのビジネス・オブジェクトについて

この章では、Connector for JDBC でのビジネス・オブジェクトの処理方法、およびコネクターによるデータ検索およびデータ変更の際の前提事項について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

この情報は、既存のビジネス・オブジェクトを変更する場合のためのガイドとして、または新規ビジネス・オブジェクトのインプリメントに関する提案事項として役立てることができます。データベース表からのビジネス・オブジェクト定義ファイルの作成を自動化するユーティリティーについては、JDBCODA を使用したビジネス・オブジェクト定義の生成を参照してください。

コネクターでは、サポートされるビジネス・オブジェクトの構造、親ビジネス・オブジェクトと子ビジネス・オブジェクトの関係、アプリケーション固有の情報の形式、およびビジネス・オブジェクトのデータベース表記に関する前提事項が想定されます。したがって、コネクターによって処理されるビジネス・オブジェクトを作成または変更する際には、コネクターが順守するように設計されているルールに変更内容を準拠させる必要があります。変更がその規則に準拠していない場合、コネクターでは新規ビジネス・オブジェクトまたは変更されたビジネス・オブジェクトを正しく処理することができません。

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