アクセス・クライアント開発手順の概要

アクセス・クライアントを開発するには、アクセス・クライアント・ソース・ファイルをコード化し、その他のタスクを完了します。アクセス・クライアントを作成するタスクには、次の一般的手順があります。

  1. 開発環境をセットアップします。AccessInterfaces.idl ファイルをはじめとする、IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus ソフトウェアをインストールし、続いてユーティリティーを使用して、AccessInterfaces.idl ファイルから Java または C++ スタブを生成します。
  2. コール・トリガー・フローによって、アクセスおよび実行用のコラボレーションのポートを構成します。この手順には、アクセス・クライアントの処理を可能にする、外部コラボレーション・ポートの構成が含まれます。
  3. サーバー・アクセス API 呼び出しを実行するアクセス・クライアント (Web サーブレットなど) を実装およびデバッグします。IdlAccessInterfaces.* クラスをインポートし、次を実行する Java コードを実装します。
  4. 外部フォーマット (アクセス・クライアントから送信された) からのデータを IBM WebSphere ビジネス・オブジェクト・フォーマットに変換するために必要なデータ・ハンドラー・インスタンスを指すように、トップレベル・データ・ハンドラー・メタオブジェクト MO_Server_DataHandler を構成します。

    詳しくは、「IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus データ・ハンドラー・ガイド」を参照してください。

図 3 に、アクセス・クライアント開発プロセスの概要を示します。また、特定のトピックについての情報がどの章に記載されているかについても示します。アクセス・クライアント開発に対して何人かのグループをチームとして充てることができる場合には、アクセス・クライアント開発の主要なタスクを開発チームの別々のメンバーによって並行して行うことができます。

図 3. アクセス・クライアント開発タスクの概要


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