Release

現行接続の使用を解放して、それを接続プールに戻します。

入力

Database connection
データベース接続を表す CwDBConnection オブジェクト。

例外

Release 機能ブロックは、CwDBConnectionException 例外をスローできます。

Release 機能ブロックは、コラボレーション・オブジェクトによる現行接続の使用を明示的に解放します。解放された接続はその接続プールに戻されます。関連付けられているデータベースへの接続を必要とする他のコンポーネント (マップまたはコラボレーション) は、この接続を使用できるようになります。接続を明示的に解放しない場合は、現行のコラボレーションの実行の最後にコラボレーション・オブジェクトによって暗黙的に接続が解放されます。このため、静的変数の中に接続を保管して再使用することはできません
要確認

トランザクションが現在アクティブになっている場合は、Release を使用しないでください。暗黙的なトランザクション・ブラケットの場合、ICS は、コラボレーションが成功または失敗のいずれかを確認するまでデータベース・トランザクションを終了しません。したがって、暗黙的なトランザクション・ブラケットを使用する接続でこの機能ブロックを使用すると、CwDBTransactionException 例外が発生します。

この例外を明示的に処理しないと、アクティブなトランザクションも自動的にロールバックされます。トランザクションがアクティブであるかどうかは、In Transaction 機能ブロックを使用して判別できます。

関連情報

この機能ブロックは、CwDBConnection.release() メソッドを基にしています。詳細については、release()を参照してください。

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