IexecuteCollaborationExtFmt()

コラボレーションを実行します。直列化データにアクセス要求内のトリガー・アクセス・データとして送信します。

構文

string IexecuteCollaborationExtFmt(string collabName, string portName,
           string serializedData, string mimeType, string verb);
 

パラメーター

collabName
実行するコラボレーションの名前。

portName
アクセス・クライアントのバインド先の外部コラボレーション・ポートの名前。

serializedData
トリガー・アクセス・データを表す直列化データ。

mimeType
直列化データの外部フォーマット (MIME タイプとして)。

verb
ビジネス・オブジェクトの動詞に関する値。

戻り値

コラボレーションが戻すビジネス・オブジェクトの直列化バージョンが格納されているストリング。このストリングは、mimeType 外部フォーマットです。

例外

IExecuteCollaborationError
コラボレーションがアクティブでない、またはマップが失敗した場合にスローされます。この例外には、例外発生時に呼び出しの詳細を示す、次の定数のいずれかに設定される状況値が含まれます。この状況へのアクセス方法の詳細については、IExecuteCollaborationErrorを参照してください。
定数名 説明
UNKNOWNSTATUS IexecuteCollaborationExtFmt() メソッドの呼び出しの状況が不明です。
FAILEDTOREACHCOLLABORATION アクセス要求は、コラボレーションに届きませんでした。
FAILEDINEXECUTIONOFCOLLABORATION アクセス要求は、コラボレーションの実行中に失敗しました。
FAILEDINRETURNTOCLIENT コラボレーションが実行されましたが、アクセス・クライアントへの応答の配送時にエラーが発生しました。

注記

IexecuteCollaborationExtFmt() メソッドは、IexecuteCollaboration() と同じ基本タスクを実行します。すなわち、collabName コラボレーションの実行を要求します。このメソッドでは単一の呼び出しで次のタスクを実行できることが主な違いです。

注:
このメソッドとの間で引き渡される CORBA オブジェクトはありません。

コラボレーションおよびポートは、コール・トリガー・フローおよび操作に対して構成およびマップする必要があります。

mimeType パラメーターは、ビジネス・オブジェクト用の直列化データの外部フォーマットを指定します。サーバー・アクセスは、この MIME タイプを使用して、データの解析および IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus ビジネス・オブジェクトへの変換を行うために呼び出すデータ・ハンドラーを判別します。外部フォーマットは、データ・ハンドラー (IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus 提供の、またはユーザー作成のカスタム・データ・ハンドラー) がサポートするタイプである必要があります。データ処理の詳細については、「データ・ハンドラー・ガイド」を参照してください。

String portName = "From";
 // Execute the collaboration
 IBusinessObject resultantBO = null;
 resultantBO = accessSession.IexecuteCollaborationExtFmt(
      "getCustAcctPayable",
      portName, 
      serializedXMLData,
      "text/xml",
      "Create");
 

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