データ・ハンドラーの指定

XML コネクターが使用するデータ・ハンドラーを指定するためのステップは次のとおりです。

  1. コネクターがサポートするデータ形式のタイプを決定します。

    デフォルトでは、コネクターは text.xml MIME タイプ用の XML データ・ハンドラーを使用します。ビジネス・オブジェクトと他の MIME タイプの間で変換を実行する場合には、その MIME タイプがトップレベルのデータ・ハンドラー・メタオブジェクト (デフォルトでは MO_DataHandler_Default) 内の属性であることを確認します。1 つの形式タイプの変換に使用できるデータ・ハンドラーは 1 つのみです。

  2. コネクターがどのデータ・ハンドラー (1 つまたは複数) を使用するか決定します。

    トップレベルのデータ・ハンドラー・メタオブジェクトにより、MIME タイプと子データ・ハンドラー・メタオブジェクトの対応が付けられます。子データ・ハンドラー・メタオブジェクトにより、どのデータ・ハンドラーのインスタンスが作成されるか決定されます。

  3. Business Object Designer Express を使用して、データ・ハンドラー・メタオブジェクトを変更します。
    注:
    System Manager 内から Business Object Designer Express を起動することができます。
  4. Connector Configurator Express または System Manager で、コネクターがサポートするオブジェクトのリストに、データ・ハンドラーのトップレベルのメタオブジェクトを追加します。コネクターがトップレベルのデータ・ハンドラー・メタオブジェクトにサブスクライブされていない場合、コネクターは始動時にメタオブジェクトをロードしません。
  5. コネクターは、コネクターの DataHandlerConfigMO 構成プロパティーにトップレベルのデータ・ハンドラー・メタオブジェクトの名前を指定します。製品が提供するデフォルトは MO_DataHandler_Default メタオブジェクトです。

データ・ハンドラー・メタオブジェクトの詳細については、「データ・ハンドラー・ガイド」を参照してください。

Copyright IBM Corp. 2004