WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストール -- 概要

IBM WebSphere Business Integration Server Express 製品および Express Plus 製品には、Launchpad と呼ばれるグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) ベースのセットアップ・プログラムが付属しています。このプログラムは Windows プラットフォーム上で動作し、前提条件ソフトウェアや製品ソフトウェアのインストールおよび構成の手順をステップごとに示します。

インストールは、製品を OS/400 システムにリモート側でインストールする Windows システムを使用して行われます。したがって、OS/400 システムは、インストールに使用する予定の Windows システムとネットワークで接続されている必要があります。インストールを正常に実行するため、ホスト・サーバーは OS/400 システム上で始動する必要があります (STRHOSTSVR CL コマンドをパラメーター SERVER(*ALL) を指定して使用します)。製品には、Windows ベースのシステム上でのみ動作するコンポーネントが含まれています。これらのコンポーネントは、製品をセットアップ、構成、および管理するためのグラフィカル・ユーザー・インターフェース・ツールで構成されています。このインストール手順では、OS/400 システムにファイルがインストールされるだけでなく、インストール・プログラムを実行する Windows システムにもファイルがインストールされます。

本書では、インストールおよび構成プロセスの各ステップを詳細に説明します。ステップは、以下の順序で実行する必要があります。

  1. Launchpad の基本操作を学習します。基本操作には、始動方法、停止方法、およびこのツールを使用した製品 「クイック・スタート・ガイド」の表示方法があります。Launchpad の始動と停止および「クイック・スタート・ガイド」の表示を参照してください。
  2. 必要なソフトウェア前提条件がインストールされていることを確認し、希望に応じて前提条件を選択してインストールし、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus 製品をインストールします。必要なソフトウェア前提条件および WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストールを参照してください。
  3. システムを始動します。WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus システムの初回の始動を参照してください。
  4. オプションで、提供されている System Test というサンプルを使用して、システムが正しくインストールされ、正常に動作することを検証します。インストールの検証を参照してください。
  5. オプションで、Adapter Capacity Pack for WebSphere Business Integration Server Express Plus をインストールします。WebSphere Business Integration Server Express Plus の Adapter Capacity Pack のインストールを参照してください。
  6. オプションで、Collaboration Capacity Pack for WebSphere Business Integration Server Express Plus をインストールします。WebSphere Business Integration Server Express Plus の Collaboration Capacity Pack のインストールを参照してください。

本書のその他の章には、以下のトピックが記載されています。

各章 (付録を除く) の最後には、「次のステップに進む」というセクションがあります。このセクションでは、インストール・プロセスのどの段階にいるか、およびどの製品をインストールするかに基づいて、次に進む章を示します。

Copyright IBM Corp. 2004