InterChange Server Express では、Business Object Designer Express または System Manager を使用してビジネス・オブジェクト定義を削除できます。このセクションで説明する内容は次のとおりです。
重要 |
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ビジネス・オブジェクト定義の削除は、(InterChange
Server Express を使用しており、かつ System Manager を実行している場合は) System Manager 経由で統合コンポーネント・ライブラリーから、その他の場合は Business Object Designer Express のプロジェクトから可能です。Business Object Designer Express または System Manager で削除機能を使用しても、ビジネス・オブジェクト定義を含むローカル・ファイルは削除できません。ローカル・ファイルを削除するには、Windows に付属しているツールを使用します。 |
Business Object Designer Express を使用してプロジェクトからビジネス・オブジェクト定義を削除するには、以下の手順を実行します。
- Business Object Designer Express を開きます。
- プロジェクト内のビジネス・オブジェクト定義のリストから、削除したい定義の名前を選択します。
- 複数の名前を選択するには、以下の手順のいずれかを実行します。
- 連続する名前を選択するためには、最初の名前をクリックしてから、Shift キーを押しながら最後の名前をクリックします。
- 連続しない名前を選択するためには、Ctrl キーを押しながらそれぞれの名前をクリックします。
- 削除する定義を選択した後、右マウス・ボタンでクリックしてから「削除」をクリックします。
- Business Object Designer Express が「ビジネス・オブジェクトの削除 (Deleting business object)」確認メッセージを表示します。「はい」をクリックして、ステップ 2 で選択したビジネス・オブジェクトを削除するか、またはステップ 3 で選択したビジネス・オブジェクト定義をすべて削除します。
- ビジネス・オブジェクト定義に他のビジネス・オブジェクトとの依存関係がある場合、Business Object Designer Express は、縮小表示の削除確認メッセージを表示します。

- 依存関係が存在する場合、「依存関係を表示」リンクを選択します。削除したいビジネス・オブジェクト定義について、他のビジネス・オブジェクトとの依存関係がすべてリストされます。

- 以下のいずれかの手順を実行します。
- 「縮小」をクリックして、ステップ 2 で選択したビジネス・オブジェクト定義およびそれに依存するすべてのビジネス・オブジェクトを削除します。
- ステップ 3 で複数のビジネス・オブジェクトを選択した場合は、「すべて縮小」をクリックして、選択した複数のビジネス・オブジェクト定義およびそれらのビジネス・オブジェクトのそれぞれに依存するすべてのビジネス・オブジェクトを削除します。
- ビジネス・オブジェクト定義とその依存関係の削除を取り消すには、「キャンセル」をクリックします。
System Manager を使用してビジネス・オブジェクト定義を削除するには、以下の手順を実行します。
- System Manager を始動します。
- 統合コンポーネント・ライブラリーを展開し、ビジネス・オブジェクト定義を削除する統合コンポーネント・ライブラリーを展開します。
- ビジネス・オブジェクト・フォルダーを開き、削除するビジネス・オブジェクト定義の名前を選択します。
- 以下のいずれかを行い、ビジネス・オブジェクト定義を削除します。
- 「削除」ツールバー・アイコンをクリックします。
- ビジネス・オブジェクト定義を右クリックし、「削除」を選択します。
- 削除の確認を求められたときには、「はい」をクリックします。
- ビジネス・オブジェクト定義が他のビジネス・オブジェクトとの依存関係を持つ場合、System Manager はエラー・メッセージを表示します。Business Object Designer Express を使用してこれらの依存関係を除去しなければ、System Manager でビジネス・オブジェクト定義を削除することはできません。
