System Monitor とは、WebSphere Business Integration Server Express システムまたは Express Plus システムを Web からモニターするためのツールです。System Monitor を使用すると、データの表示方法や、現在のデータに加えて履歴データをどのように表示するかを構成できます。
Failed Event Manager とは、WebSphere Business Integration Server Express システムまたは Express Plus システムで失敗したイベントを Web から処理し、失敗したイベントへの役割ベースのアクセスをセットアップする (Tomcat 4.1.24 を使用するシステムの場合のみ) ためのツールです。(カスタムの役割を作成するには、WebSphere Studio Site Developer ツールをインストールする必要があります。詳細については、WebSphere Studio Site Developer ツールのインストールに記載されている手順を参照してください。) Failed Event Manager のセキュリティーを構成する方法の詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。
サポートされているバージョンの WebSphere Application Server または WebSphere Application Server Express が使用システム上で終了した後に、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus の Administrative Toolset Express コンポーネントをインストールした場合は、この章の説明に従う必要はありません。この場合、System Monitor および Failed Event Monitor は、WebSphere Application Server または WebSphere Application Server Express と連動するように、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストーラーによって自動的にインストールされ、構成されます。
この自動構成では、IBM HTTP Server などの Web サーバーがインストールされていないことを前提にしています。作成されるアプリケーション・サーバーの名前は、ICSMonitor です。System Monitor および Failed Event Manager は、デフォルトのポート番号である 7089 を使用するよう構成されます。リモートの Windows マシンで動作している Web ブラウザーから System Monitor にアクセスするには、URL http://hostname:7089/ICSMonitor にアクセスします。Failed Event Manager の場合は、URL http://hostname:7089/FailedEvents にアクセスします。
この章の内容は以下のとおりです。