CwDBConnection クラス

CwDBConnection クラスは、データベース内の SQL 照会を実行するメソッドを提供します。照会は、接続プールから取得される接続を通じて実行されます。このクラスをインスタンス化するには、BaseCollaboration クラス内の getDBConnection() を呼び出す必要があります。すべてのコラボレーションは BaseCollaboration から派生したか、またはサブクラス化されているので、getDBConnection() へのアクセスが可能です。

表 78 に、CwDBConnection クラスのメソッドの要約を示します。

表 78.
CwDBConnection メソッドの要約
メソッド 説明 ページ
beginTransaction() 現行接続の明示的なトランザクションを開始します。 beginTransaction()
commit() 現行接続と関連付けられているアクティブなトランザクションをコミットします。 commit()
executeSQL() 構文およびオプショナル・パラメーター配列を指定して静的 SQL 照会を実行します。 executeSQL()
executePreparedSQL() 構文およびオプショナル・パラメーター配列を指定して準備済み SQL 照会を実行します。 executePreparedSQL()
executeStoredProcedure() 名前とパラメーター配列を指定して SQL ストアード・プロシージャーを実行します。 executeStoredProcedure()
getUpdateCount() データベースへの最後の書き込み操作によって影響された行の数を戻します。 getUpdateCount()
hasMoreRows() 照会結果に、処理する必要のある行がさらに存在するかどうかを判別します。 hasMoreRows()
inTransaction() トランザクションが、現行接続で進行中かどうかを判別します。 inTransaction()
isActive() 現行接続がアクティブかどうかを判別します。 isActive()
nextRow() 照会結果から、次の行を検索します。 nextRow()
release() 現行接続の使用を解放して、それを接続プールに戻します。 release()
rollBack() 現行接続と関連付けられているアクティブなトランザクションをロールバックします。 rollBack()

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