ピンポンは、アプリケーションに対する要求の正常な実行が、そのアプリケーションでのイベントを起動し、イベントがイベント表に作成される場合に発生します。コネクターがイベント表をポーリングするように設定されている場合、コネクターは新しいイベントを選出し、元のソース・アプリケーションに返送しますが、それによってさらにイベントが起動されます。このソース・アプリケーションでの新しいイベントにより、同じことが繰り返されます。
- 注:
- 統合ブローカーが WebSphere InterChange Server Express の場合は、コラボレーション・ルックアップおよび相互参照マッピングにより、ソース・アプリケーション内部での重複レコードの発生を防止することができます。ただし、下記の追加処理は不要です。
コネクターとのピンポンを防止するには、以下の手順を行います。
- IBM CrossWorlds Station に移動します (トランザクション /n/CWLD/HOME)。
- 「Tools」タブをクリックし、次に「Config Objects」ボタンをクリックします。
- 「New Entries」ボタンをクリックし、次の情報を入力します。
構成名 -- Trigger: NoEventForUser
テキスト -- Prevent triggering for certain users
- IBM CrossWorlds Station の「Configuration」タブに戻り、「Configuration Values」ボタンをクリックします。
- 「New Entries」ボタンをクリックし、イベントの起動を防止する各 User Id について、以下のエントリーを追加します。
- 構成名 -- Trigger: NoEventForUser
- カウンター -- 任意の数
- 構成値 -- ユーザー ID (コネクター名)
- 注:
- これにより、コネクターによるイベントの起動が防止されることに注意する必要があります。
