コネクターは、カスタム・ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・クラス CustomBOH をサポートしています。このクラスは、JDBCBOhandlerInterface インターフェースを実装しています。このインターフェースの構文は、次のとおりです。
public interface JDBCBOhandlerInterface{ public int doVerbForCustom(CWConnectorBusObj busObj) throws VerbProcessingFailedException, ConnectionFailureException; }
doVerbForCustom メソッドを実装するときは、次の 2 つの例外を、キャッチするのではなくスローするようにしてください。また、それぞれの例外をスローする前に、例外の状況とメッセージを設定してください。
コネクターがこのビジネス・オブジェクト・ハンドラーをサポートできるようにするには、以下の作業を行います。
コネクターは、動詞のアプリケーション固有の情報からカスタム・ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・クラスの名前を取得します。次の構文を使用してください。
CustomBOH=customBOhandlerClassName
例えば、動詞のアプリケーション固有の情報が、次のように指定されているとします。
CustomBOH=JDBCBOhandlerForOverrideSQL
この場合、JDBCBOhandlerForOverrideSQL がカスタム・ビジネス・オブジェクト・ハンドラー・クラスの名前です。
コネクターは、動詞のアプリケーション固有の情報に「CustomBOH=」が含まれていることを検出し、さらに com.crossworlds.connectors.JDBC パッケージ内でこのクラスを検出すると、カスタム・ビジネス・オブジェクト・ハンドラーを実行します。CustomBOH を検出できない場合には、このクラスを検出できなかったことを通知するエラーをスローします。