トレース・メッセージを生成します。
構文
void trace(String traceMsg)
void trace(int traceLevel, String traceMsg)
void trace(int traceLevel, int messageNum)
void trace(int traceLevel, int messageNum, String param [,...])
void trace(int traceLevel, int messageNum, Object[] paramArray)
パラメーター
- traceLevel
- メッセージが生成されるトレース・レベル。
- traceMsg
- トレース・ファイルに出力されるストリング。
- messageNum
- マップ・メッセージ・ファイル内のメッセージを表す番号。
- param
- 単一のパラメーター。コンマで区切られた、最大 5
つの単一のパラメーターを追加できます。
- paramArray
- パラメーターの配列。
注記
trace()
メソッドは、トレースがオンになっている場合にマップが出力するメッセージを生成します。このメソッドには、以下の
5 つの形式があります。
- 第 1
の形式は、トレースが任意のレベルに設定されている場合に表示されるストリング・メッセージのみを取得します。
- 第 2
の形式は、トレース・レベルおよびストリング・メッセージを取得します。このメッセージはトレースが指定されたレベル以上に設定されるときに表示されます。
- 第 3
の形式は、トレース・レベルおよび番号を取得します。この番号は、マップ・メッセージ・ファイル内のメッセージを表します。メッセージ・テキスト全体はメッセージ・ファイルに表示されます。トレースが指定されたレベル以上に設定されるときメッセージ・ファイルは、パラメーターなしで表示どおりに出力されます。
- 第 4
の形式は、トレース・レベル、マップ・メッセージ・ファイル内のメッセージを表す番号およびメッセージで使用される
1 つ以上のパラメーターを取得します。パラメーター値を最大 5
つまで送信できます。このパラメーター値を、コンマで区切ってメッセージに使用することができます。
- 第 5
の形式は、トレース・レベル、マップ・メッセージ・ファイル内のメッセージを表す番号およびパラメーター値の配列を取得します。
- 注:
- messageNum
パラメーターを取得するメソッドのすべての形式で、メッセージ・ファイルを使用する必要があります。このファイルはメッセージ番号でインデックスが付けられます。メッセージ・テキスト・ファイルの設定方法の詳細は、付録 A, "メッセージ・ファイル"を参照してください。
マップ・プロパティーの一部としてマップのトレース・レベルを設定できます。
例
次の例では、レベル 2
のトレース・メッセージを生成し、メッセージのテキストを指定します。
trace (2, "Starting to trace at Level 2");
次の例では、トレース・レベルが 2
以上の場合に、マップ・メッセージ・ファイル内でメッセージ 201
を出力します。メッセージには、名前と年の 2
つのパラメーターがあります。このメソッドの呼び出しは、これらのパラメーターの値を渡します。
trace(2, 201, "DAVID", "1961");
参照項目
logError()、logInfo()、logWarning()
