WebSphere Business Integration システムの関係は、次の 2
つの部分からなるエンティティーです。
- 参加者を定義して、リポジトリーに保管される関係定義
- 関係表にアクセスすることで関係をインプリメントするためのマップ内のコード
WebSphere Business Integration
システムで関係を定義するには、以下の基本ステップを行ってください。
- 必要な関係のタイプを決定します。
- Relationship Designer Express
内で、関係定義を定義して、複合参加者を定義します。
- 必要に応じて、関係を保守できるように変換規則を Map Designer Express
でカスタマイズします。
- 影響を受けるマップを再コンパイルします。
- 「スキーマを作成」オプションを選択してから InterChange Server Express
に関係とマップを配置します。
- リレーションシップ・データベースが存在し、関係定義内で正しく定義されていることを確認します。
- 参照関係の関係表を取り込みます。オプションで、テスト・フェーズ用にテスト・データとともに他の関係表を取り込みます。
- マップごとに、マップのすべての関係を開始します。
- Test Connector
を使用して関係をテストします。各テストの一部として、適切な呼び出しコンテキストを設定してください。
図 107
に、関係開発プロセスの概要を示します。また、特定のトピックについての情報がどの章に記載されているかについても示します。マップの開発をチームで行う場合、マップの開発の主要なタスクをチームのメンバーが並行して行うことができます。
図 107. 関係開発タスクの概要

