デバッグするコラボレーション・オブジェクトにブレークポイントを配置したら、デバッグ操作を実行し、ブレークポイントを介してイベントのフローを管理します。使用可能な操作は以下のとおりです。
「ステップオーバー」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開し、ブレークポイントが設定されたノードが実行されます。次のノードに移るとフローは一時停止されます。
実行が失敗したノードをステップオーバーするには、以下のいずれかを実行します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディター内の任意の場所を右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「ステップオーバー」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、ツールバーの「ステップオーバー」をクリックします。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、メニュー・バーから「コラボレーション・デバッガー」>「ステップオーバー」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、キーボード・ショートカットの F6 キーを使用します。
サブダイアグラムまたはイテレーター・ノードで「ステップイントゥ」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開します。実行は、フローがサブダイアグラムまたはイテレーター内の開始ノードに到達するまで進み、到達すると一時停止します。
実行が失敗したサブダイアグラムまたはイテレーターをステップイントゥするには、以下のいずれかを実行します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディター内の任意の場所を右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「ステップイントゥ」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、ツールバーの「ステップイントゥ」をクリックします。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、メニュー・バーから「コラボレーション・デバッガー」>「ステップイントゥ」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、キーボード・ショートカットの F5 キーを使用します。
サブダイアグラムまたはイテレーター内のノードで「ステップアウト」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開します。実行は、サブダイアグラムまたはイテレーターが完了するか、フローがサブダイアグラムまたはイテレーター内のアクティブなブレークポイントに到達するまで進みます。
実行が失敗したサブダイアグラムまたはイテレーターからステップアウトするには、以下のいずれかを実行します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターの任意の場所を右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「ステップアウト」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、ツールバーの「ステップアウト」をクリックします。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、メニュー・バーから「コラボレーション・デバッガー」>「ステップアウト」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、キーボード・ショートカットの F7 キーを使用します。
「実行」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開して、ビジネス・プロセスが完了するか、アクティブなブレークポイントが設定されたノードに到達するまで、処理の継続が可能になります。
一時停止されたフローを実行するには、以下のいずれかを実行します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディター内の任意の場所を右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「実行」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、ツールバーの「実行」をクリックします。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、メニュー・バーから「コラボレーション・デバッガー」>「実行」を選択します。
- 「コラボレーション・テンプレート」エディターにフォーカスを与え、キーボード・ショートカットの F8 キーを使用します。
フローで「このノードに接続」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開して、操作を実行したノードまたはアクティブなブレークポイントが設定されたノードに到達するまで、処理の継続が可能になります。
特定のノードに対して一時停止されたフローを実行するには、以下のいずれかを実行します。
- 実行の対象となるノードを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「このノードに接続」を選択します。
- 実行の対象となるノードを選択し、ツールバーの「選択先まで実行」をクリックします。
- 実行の対象となるノードを選択し、メニュー・バーから「コラボレーション・デバッガー」>「選択先まで実行」を選択します。
「イベントを実行する」操作を実行すると、InterChange Server Express が一時停止されたフローを再開して、処理の継続が可能になるため、ブレークポイントがアクティブであっても、ビジネス・プロセスのブレークポイントをバイパスできます。
イベントを実行するには、以下のいずれかを実行します。
- 「イベント」ビューでイベントを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「実行」を選択します。
- 「イベント」ビューでイベントを選択し、コンテキスト・メニューから「コラボレーション・デバッガー」>「イベントを実行する」を選択します。
- 「イベント」ビューでイベントを選択し、ツールバーの「イベントを実行する」をクリックします。
