コネクターは、コネクター・フレームワークとアプリケーション固有のコンポーネントの 2 つのパーツで構成されています。コネクター・フレームワークのコードはすべてのコネクターに共通なので、コネクター・フレームワークは、統合ブローカーとアプリケーション固有のコンポーネントとの仲介役の機能を果たします。アプリケーション固有のコンポーネントには、特定のアプリケーションまたはテクノロジー (この場合は Oracle アプリケーション) 用に調整されたコードが含まれています。コネクター・フレームワークは、統合ブローカーとアプリケーション固有のコンポーネントとの間で以下のようなサービスを提供します。
この章では WebSphere Business Integration Server Express Plus の Adapter for Oracle Applications コンポーネントについて説明します。この章の内容は、次のとおりです。
本書では、コネクター・フレームワークおよびアプリケーション固有のコンポーネントの両方について解説しています。本書では、どちらもコネクターと呼びます。統合ブローカーとコネクターの関係について詳しくは、「IBM WebSphere InterChange Server Express and Express Plus システム管理ガイド」を参照してください。