この章では、コラボレーションの設計上の指針について説明します。この指針に従うことで、動作が良好で再使用可能なコラボレーションを設計することができます。
一般に、標準コラボレーション・テンプレートを開発することをお勧めします。これにより、ユーザー定義のコラボレーションの開発が容易になります。標準のテンプレートを使用することには、以下の利点があります。
標準のテンプレートに基づいてコラボレーションを設計すると、すべてのコラボレーションを以下のように動作させることができます。
コラボレーションの振る舞いを理解するうえで必要な情報のテンプレートも、コラボレーションに基づいて構成されています。したがって、標準テンプレートに基づくコラボレーションの振る舞いは、容易に文書化することができます。
IBM によって推奨される最良手法 ("コーディングの推奨事項"を参照) と、開発者自身のサイトで開発された最良手法とを標準のテンプレートに組み込み、その標準テンプレートに基づいてコラボレーションにこれらの最良手法を自動的に含めることができます。)
WebSphere Business Integration Express Plus には、標準コラボレーション・テンプレート (CollaborationFoundation) と標準ラッパー・コラボレーション・テンプレート (WrapperFoundation) があります。これらのテンプレートは、そのままの状態で使用することも、要件に合わせて変更することもできます。詳細については、CollaborationFoundation テンプレートおよびWrapperFoundation テンプレートを参照してください。
この章では、以下のタスクの指針についても説明します。