ここでは、WebSphere Business Integration Server Express アダプターのコネクター・コンポーネントの標準構成プロパティーについて説明します。
コネクターによっては、一部の標準プロパティーが使用されないことがあります。Connector Configurator Express から統合ブローカーを選択すると、選択したアダプターに対して、構成する必要のある標準プロパティーのリストが表示されます。
コネクター固有のプロパティーの詳細については、該当するアダプターのユーザーズ・ガイドを参照してください。
アダプター・コネクターには 2 つのタイプの構成プロパティーがあります。
このセクションでは、標準構成プロパティーについて説明します。コネクター固有の構成プロパティーについては、該当するアダプターのユーザーズ・ガイドを参照してください。
コネクター・プロパティーは、Connector Configurator Express から構成します。Connector Configurator には、System Manager からアクセスします。Connector Configurator Express の使用法の詳細については、Connector Configurator Express の記述を参照してください。
プロパティー・フィールドのデフォルトの長さは 255 文字です。
コネクターは、以下の順序に従ってプロパティーの値を決定します (最も番号の大きい項目が他の項目よりも優先されます)。
コネクターは、始動時に構成値を取得します。実行時セッション中に 1 つ以上のコネクター・プロパティーの値を変更する場合は、プロパティーの更新メソッドによって、変更を有効にする方法が決定されます。標準コネクター・プロパティーには、以下の 4 種類の更新メソッドがあります。
変更を System Manager に保管すると、変更が即時に有効になります。
System Manager でコネクターを停止してから再始動しなければ、変更が有効になりません。アプリケーション固有コンポーネントまたは統合ブローカーを停止、再始動する必要はありません。
アプリケーション固有のコンポーネントおよび統合ブローカーを停止して再始動しなければ、変更が有効になりません。
アプリケーション固有のコンポーネントを停止して再始動しなければ、変更が有効になりません。
特定のプロパティーの更新方法を確認するには、「Connector Configurator Express」ウィンドウ内の「更新メソッド」列を参照するか、次に示すプロパティーの要約の表の「更新メソッド」列を参照してください。
表 11 は、標準コネクター構成プロパティーの早見表です。標準プロパティーの依存関係は RepositoryDirectory に基づいているため、コネクターによっては使用されないプロパティーがあり、使用する統合ブローカーによってプロパティーの設定が異なる可能性があります。
コネクターを実行する前に、これらのプロパティーのいくつかの値を設定する必要があります。各プロパティーの詳細については、次のセクションを参照してください。
プロパティー名 | 指定可能な値 | デフォルト値 | 更新メソッド | 注 |
---|---|---|---|---|
AdminInQueue | 有効な JMS キュー名 | CONNECTORNAME/ADMININQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
AdminOutQueue | 有効な JMS キュー名 | CONNECTORNAME/ADMINOUTQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
AgentConnections | 1 から 4 | 1 |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は IDL |
AgentTraceLevel | 0 から 5 | 0 | 動的 |
|
ApplicationName | アプリケーション名 |
コネクター・アプリケーション 名に対して指定されている値 |
コンポー ネント 再始動 |
|
BrokerType | ICS | ICS |
|
|
CharacterEncoding | ascii7、
ascii8、
SJIS、
Cp949、
GBK、
Big5、
Cp297、
Cp273、
Cp280、
Cp284、
Cp037、
Cp437
| ascii7 |
コンポー ネント 再始動 |
|
ConcurrentEventTriggeredFlows | 1 から 32,767 | 1 |
コンポー ネント 再始動 |
Repository Directory は <REMOTE> |
ContainerManagedEvents | 値なしまたは JMS | 値なし |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
ControllerStoreAndForwardMode | true または false | truetrue | 動的 |
Repository Directory は <REMOTE> |
ControllerTraceLevel | 0 から 5 | 0 | 動的 |
Repository Directory は <REMOTE> |
DeliveryQueue |
| CONNECTORNAME/DELIVERYQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ |
DeliveryTransport | IDL または JMS | IDL |
コンポー ネント 再始動 |
|
DuplicateEventElimination | true または false | false |
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ: Container Managed Events は <NONE> で なければ ならない |
EnableOidForFlowMonitoring | true または false | false |
コンポー ネント 再始動 |
|
FaultQueue |
| CONNECTORNAME/FAULTQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ |
jms.FactoryClassName | CxCommon.Messaging.jms
.IBMMQSeriesFactory
または任意の Java クラス名 | CxCommon.Messaging. jms.IBMMQSeriesFactory |
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ |
jms.MessageBrokerName | crossworlds.queue. manager | crossworlds.queue.manager |
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ |
jms.NumConcurrentRequests | 正整数 | 10 |
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ |
jms.Password | 任意の有効なパスワード |
|
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ |
jms.UserName | 任意の有効な名前 |
|
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ |
JvmMaxHeapSize | ヒープ・サイズ (メガバイト単位) | 128m |
コンポー ネント 再始動 |
Repository Directory は <REMOTE> |
JvmMaxNativeStackSize | スタックのサイズ (キロバイト単位) | 128k |
コンポー ネント 再始動 |
Repository Directory は <REMOTE> |
JvmMinHeapSize | ヒープ・サイズ (メガバイト単位) | 1m |
コンポー ネント 再始動 |
Repository Directory は <REMOTE> |
Locale | en_US、
ja_JP、
ko_KR、
zh_CN、
zh_TW、
fr_FR、
de_DE、
it_IT、
es_ES、
pt_BR
| en_US |
コンポー ネント 再始動 |
|
LogAtInterchangeEnd | true または false | false |
コンポー ネント 再始動 |
|
MaxEventCapacity | 1 から 2147483647 | 2147483647 | 動的 |
Repository Directory は <REMOTE> |
MessageFileName | パスまたはファイル名 | InterchangeSystem.txt |
コンポー ネント 再始動 |
|
MonitorQueue | 任意の有効なキュー名 | CONNECTORNAME/MONITORQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ: DuplicateEvent Elimination は true でなけれ ばならない |
OADAutoRestartAgent | true または false | false | 動的 |
Repository Directory は <REMOTE> |
OADMaxNumRetry | 正数 | 1000 | 動的 |
Repository Directory は <REMOTE> |
OADRetryTimeInterval |
正数 (分単位) | 10 | 動的 |
Repository Directory は <REMOTE> |
PollEndTime | HH:MM
(HH は 0 から 23、MM は 0 から 59) | HH:MM |
コンポー ネント 再始動 |
|
PollFrequency |
正整数 (ミリ秒単位)
no (ポーリングを使用不可にする)
key (文字 p がコネクターの「コマンド・プロンプト」ウィンドウで入力されている場合のみポーリングします) | 10000 | 動的 |
|
PollQuantity | 1 から 500 | 1 |
エージェント 再始動 |
JMS トランス ポートのみ: Container Managed Events を指定 |
PollStartTime | HH:MM (HH は 0 から 23、MM は 0 から 59) | HH:MM |
コンポー ネント 再始動 |
|
RepositoryDirectory | メタデータ・リポジトリーのロケーション
|
|
エージェント 再始動 |
<REMOTE> に設定する |
RequestQueue | 有効な JMS キュー名 | CONNECTORNAME/REQUESTQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
ResponseQueue | 有効な JMS キュー名 | CONNECTORNAME/RESPONSEQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
RestartRetryCount | 0 から 99 | 3 | 動的 |
|
RestartRetryInterval |
適切な正数 (単位: 分): 1 から 2147483547 | 1 | 動的 |
|
SourceQueue |
有効な JMS キュー名 | CONNECTORNAME/SOURCEQUEUE |
エージェント 再始動 |
Delivery Transport が JMS であり、 かつ Container Managed Events が指定されて いる場合のみ |
SynchronousRequestQueue |
有効な JMS キュー名 | CONNECTORNAME/ SYNCHRONOUSREQUESTQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
SynchronousRequestTimeout | 0 以上の任意の数値 (ミリ秒) | 0 |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
SynchronousResponseQueue |
有効な JMS キュー名 | CONNECTORNAME/ SYNCHRONOUSRESPONSEQUEUE |
コンポー ネント 再始動 |
Delivery Transport は JMS |
WireFormat | CwBO | CwBO |
エージェント 再始動 |
|
このセクションでは、各標準コネクター構成プロパティーの定義を示します。
統合ブローカーが管理メッセージをコネクターに送信するために使用されるキュー。
デフォルト値は CONNECTORNAME/ADMININQUEUE です。
コネクターが管理メッセージを統合ブローカーに送信するために使用されるキュー。
デフォルト値は CONNECTORNAME/ADMINOUTQUEUE です。
AgentConnections プロパティーは、orb.init[] により開かれる ORB 接続の数を制御します。
デフォルトでは、このプロパティーの値は 1 に設定されます。このデフォルト値を変更する必要はありません。
アプリケーション固有のコンポーネントのトレース・メッセージのレベル。デフォルトは 0 です。コネクターは、設定されたトレース・レベル以下の該当するトレース・メッセージをすべてデリバリーします。
コネクターのアプリケーションを一意的に特定する名前です。この名前は、システム管理者によって、WebSphere Business Integration システム環境をモニターするために使用されます。コネクターを実行する前に、このプロパティーに値を指定する必要があります。
使用する統合ブローカーを指定します。ICS を指定する必要があります。
文字 (英字、数字、または句読点) を数値にマップするときに使用する文字コード・セットを指定します。
デフォルトでは、ドロップ・リストには、サポートされる文字エンコードの一部のみが表示されます。ドロップ・リストに他の値を追加するには、製品ディレクトリーにある ¥Data¥Std¥stdConnProps.xml ファイルを手動で変更する必要があります。詳細については、本書の Connector Configurator Express の使用方法に関する付録を参照してください。
コネクターがイベントのデリバリー時に並行処理できるビジネス・オブジェクトの数を決定します。この属性の値を、並行してマップおよびデリバリーするビジネス・オブジェクトの数に設定します。例えば、このプロパティーの値を 5 に設定すると、5 個のビジネス・オブジェクトが並行処理されます。デフォルト値は 1 です。
このプロパティーを 1 よりも大きい値に設定すると、ソース・アプリケーションのコネクターが、複数のイベント・ビジネス・オブジェクトを同時にマップして、複数のコラボレーション・インスタンスにそれらのビジネス・オブジェクトを同時にデリバリーすることができます。これにより、統合ブローカーへのビジネス・オブジェクトのデリバリーにかかる時間、特にビジネス・オブジェクトが複雑なマップを使用している場合のデリバリー時間が短縮されます。ビジネス・オブジェクトがコラボレーションまでの到達に要する時間を短縮すると、システム全体のパフォーマンスを向上させることができます。
ソース・アプリケーションから宛先アプリケーションまでのフロー全体に並行処理を実装するには、次のようにする必要があります。
ConcurrentEventTriggeredFlows プロパティーは、逐次的に実行される単一スレッド処理であるコネクターのポーリングでは無効です。
このプロパティーにより、JMS イベント・ストアを使用する JMS 対応コネクターが、保証付きイベント・デリバリーを提供できるようになります。保証付きイベント・デリバリーでは、イベントはソース・キューから除去され、単一 JMS トランザクションとして宛先キューに配置されます。
このプロパティーは、DeliveryTransport プロパティーが値 JMS に設定されている場合にのみ表示されます。
デフォルト値は No value です。
ContainerManagedEvents を JMS に設定した場合には、保証付きイベント・デリバリーを使用できるように次のプロパティーも構成する必要があります。
また、MimeType、DHClass、および DataHandlerConfigMOName (オプショナル) プロパティーを設定したデータ・ハンドラーも構成する必要があります。これらのプロパティーの値を設定するには、Connector Configurator Express の「データ・ハンドラー」タブを使用します。「データ・ハンドラー」タブの値のフィールドは、ContainerManagedEvents を JMS に設定した場合にのみ表示されます。
宛先のアプリケーション固有のコンポーネントが使用不可であることをコネクター・コントローラーが検出した後の、コネクター・コントローラーの振る舞いを設定します。
このプロパティーを true に設定した場合、イベントが InterChange Server Express に到達したときに宛先側のアプリケーション固有のコンポーネントが使用不可であれば、コネクター・コントローラーはそのアプリケーション固有のコンポーネントへの要求をブロックします。アプリケーション固有のコンポーネントが作動可能になると、コネクター・コントローラーはアプリケーション固有のコンポーネントにその要求を転送します。
ただし、コネクター・コントローラーが宛先側のアプリケーション固有のコンポーネントにサービス呼び出し要求を転送した後でこのコンポーネントが使用不可になった場合、コネクター・コントローラーはその要求を失敗させます。
このプロパティーが false に設定されている場合、宛先のアプリケーション固有のコンポーネントが使用不可であることをコネクター・コントローラーが検出すると、コネクター・コントローラーはすべてのサービス呼び出し要求を失敗させます。
デフォルトは true です。
コネクター・コントローラーのトレース・メッセージのレベルです。デフォルトは 0 です。
DeliveryTransport が JMS の場合のみ適用されます。
コネクターがビジネス・オブジェクトを InterChange Server Express に送信するために使用されるキュー。
デフォルト値は CONNECTORNAME/DELIVERYQUEUE です。
イベントのデリバリーのためのトランスポート機構を指定します。指定可能な値は、CORBA IIOP の IDL、Java Messaging Service の JMS です。デフォルトは、IDL です。
DeliveryTransport プロパティーで構成された値が IDL である場合、コネクターは、サービス呼び出し要求と管理メッセージを CORBA IIOP 上で送信します。
Java Messaging Service (JMS) を使用しての、コネクターとクライアント・コネクター・フレームワークとの間の通信を可能にします。
JMS をデリバリー・トランスポートとして選択した場合は、jms.MessageBrokerName、jms.FactoryClassName、jms.Password、jms.UserName などの追加の JMS プロパティーが Connector Configurator Express 内に表示されます。このうち最初の 2 つは、このトランスポートの必須プロパティーです。
この環境では、WebSphere MQ クライアント内でメモリーが使用されるため、(サーバー側の) コネクター・コントローラーと (クライアント側の) コネクターの両方を始動するのは困難な場合があります。
このプロパティーを true に設定すると、JMS 対応コネクターによるデリバリー・キューへの重複イベントのデリバリーが防止されます。この機能を使用するには、コネクターに対し、アプリケーション固有のコード内でビジネス・オブジェクトの ObjectEventId 属性として一意のイベント ID が設定されている必要があります。これはコネクター開発時に設定されます。
このプロパティーは false に設定することもできます。
このプロパティーを true に設定すると、アダプター・フレームワークは、フロー・モニターを使用できるようにするため、着信 ObjectEventId を外部キーとしてマークします。
デフォルトは false です。
コネクターは、メッセージの処理中にエラーを検出すると、状況表示および問題の記述と共にメッセージをこのプロパティーで指定されたキューに移動します。
デフォルト値は CONNECTORNAME/FAULTQUEUE です。
エージェントの最大ヒープ・サイズ (メガバイト単位)。
デフォルト値は 128m です。
エージェントの最大ネイティブ・スタック・サイズ (キロバイト単位)。
デフォルト値は 128k です。
エージェントの最小ヒープ・サイズ (メガバイト単位)。
デフォルト値は 1m です。
JMS プロバイダーのためにインスタンスを生成するクラス名を指定します。デリバリー・トランスポート・メカニズム (DeliveryTransport) として JMS を選択した場合、このコネクター・プロパティーを設定する必要があります。
デフォルトは CxCommon.Messaging.jms.IBMMQSeriesFactory です。
JMS プロバイダーのために使用するブローカー名を指定します。デリバリー・トランスポート・メカニズム (DeliveryTransport を参照) として JMS を選択した場合、このコネクター・プロパティーを設定する必要があります。
デフォルトは crossworlds.queue.manager です。
1 つのコネクターに対して同時に送信できる並行サービス呼び出し要求の最大数です。最大数に到達すると、新規のサービス呼び出しはブロックされ、他の要求の処理が完了してから新規のサービス呼び出しの処理が再開されます。
デフォルト値は 10 です。
JMS プロバイダーのためのパスワードを指定します。このプロパティーの値はオプションです。
デフォルトはありません。
JMS プロバイダーのためのユーザー名を指定します。このプロパティーの値はオプションです。
デフォルトはありません。
言語コード、国または地域、および、希望する場合には、関連した文字コード・セットを指定します。このプロパティーの値は、データの照合やソートの順序、日付と時刻の形式、通貨記号などの国/地域別情報を決定します。
ロケール名は次のような形式になります。
ll_TT.codeset
ここで、
デフォルトでは、ドロップ・リストには、サポートされるロケールの一部のみが表示されます。ドロップ・リストに他の値を追加するには、製品ディレクトリーにある ¥Data¥Std¥stdConnProps.xml ファイルを手動で変更する必要があります。詳細については、本書の Connector Configurator Express の使用方法に関する付録を参照してください。
デフォルト値は en_US です。コネクターがグローバル化に対応していない場合、このプロパティーの有効な値は en_US のみです。
統合ブローカーのログ宛先にエラーを記録するかどうかを指定します。ブローカーのログ宛先にログを記録すると、電子メール通知もオンになります。これにより、エラーまたは致命的エラーが発生すると、InterchangeSystem.cfg ファイルに指定された MESSAGE_RECIPIENT に対する電子メール・メッセージが生成されます。
例えば、LogAtInterChangeEnd を true に設定した場合にコネクターからアプリケーションへの接続が失われると、指定されたメッセージ宛先に、電子メール・メッセージが送信されます。デフォルトは false です。
コントローラー・バッファーのイベントの最大数。このプロパティーは、フロー制御で使用されます。
値は 1 から 2147483647 の正の整数にすることができます。デフォルト値は 2147483647 です。
コネクター・メッセージ・ファイルの名前です。メッセージ・ファイルの標準位置は ¥connectors¥messages です。メッセージ・ファイルが標準位置に格納されていない場合は、メッセージ・ファイル名を絶対パスで指定します。
コネクター・メッセージ・ファイルが存在しない場合は、コネクターは InterchangeSystem.txt をメッセージ・ファイルとして使用します。このファイルは、製品ディレクトリーに格納されます。
コネクターが重複イベントをモニターするために使用する論理キューです。このプロパティーは、DeliveryTransport プロパティー値が JMS であり、かつ DuplicateEventElimination が TRUE に設定されている場合にのみ使用されます。
デフォルト値は CONNECTORNAME/MONITORQUEUE です。
コネクターが自動再始動およびリモート再始動機能を使用するかどうかを指定します。この機能は、MQ トリガーを使用して、異常シャットダウン後にコネクターを再始動したり、System Monitor からリモート・コネクターを始動したりします。
自動再始動機能およびリモート再始動機能を使用可能にするには、このプロパティーを true に設定する必要があります。
デフォルト値は false です。
異常シャットダウンの後で MQ により起動される OAD がコネクターの再始動を自動的に試行する回数の最大数を指定します。このプロパティーを有効にするためには、OADAutoRestartAgent プロパティーを true に設定する必要があります。
デフォルト値は 1000 です。
MQ により起動される OAD の再試行時間間隔の分数を指定します。コネクター・エージェントがこの再試行時間間隔内に再始動しない場合は、コネクター・コントローラーはコネクター・エージェントを再び再始動するように OAD に要求します。OAD はこの再試行プロセスを OADMaxNumRetry プロパティーで指定された回数だけ繰り返します。このプロパティーを有効にするためには、OADAutoRestartAgent プロパティーを true に設定する必要があります。
デフォルトは 10 です。
イベント・キューのポーリングを停止する時刻です。形式は HH:MM です。ここで、HH は 0 から 23 時を表し、MM は 0 から 59 分を表します。
このプロパティーには必ず有効な値を指定してください。デフォルト値は HH:MM ですが、この値は必ず変更する必要があります。
ポーリング・アクション間の時間の長さです。PollFrequency は以下の値のいずれかに設定します。
デフォルトは 10000 です。
コネクターがアプリケーションからポーリングする項目の数を指定します。アダプターにコネクター固有のポーリング数設定プロパティーがある場合、標準プロパティーの値は、このコネクター固有のプロパティーの設定値によりオーバーライドされます。
イベント・キューのポーリングを開始する時刻です。形式は HH:MM です。ここで、HH は 0 から 23 時を表し、MM は 0 から 59 分を表します。
このプロパティーには必ず有効な値を指定してください。デフォルト値は HH:MM ですが、この値は必ず変更する必要があります。
InterChange Server Express がビジネス・オブジェクトをコネクターに送信するために使用されるキュー。
デフォルト値は CONNECTOR/REQUESTQUEUE です。
コネクターが XML スキーマ文書を読み取るリポジトリーの場所です。この XML スキーマ文書には、ビジネス・オブジェクト定義のメタデータが含まれています。
この値を <REMOTE> に設定する必要があります。これは、コネクターが InterChange Server Express リポジトリーからこの情報を取得するためです。
DeliveryTransport が JMS の場合のみ適用されます。
応答メッセージをコネクター・フレームワークから統合ブローカーにデリバリーする JMS 応答キューを指定します。InterChange Server Express は要求を送信し、JMS 応答キューの応答メッセージを待ちます。
コネクターが再始動を試行する回数を指定します。並列コネクターで使用するときには、マスター・コネクターのアプリケーション固有のコンポーネントがスレーブ・コネクターのアプリケーション固有のコンポーネントの再始動を試行する回数を指定します。
デフォルトは 3 です。
コネクターが再始動を試行する間隔 (単位: 分) を指定します。並列コネクターで使用するときには、マスター・コネクターのアプリケーション固有のコンポーネントがスレーブ・コネクターのアプリケーション固有のコンポーネントの再始動を試行する間隔を指定します。指定可能な値の範囲は 1 から 2147483647 です。
デフォルトは 1 です。
DeliveryTransport が JMS で、ContainerManagedEvents が指定されている場合のみ適用されます。
JMS イベント・ストアを使用する JMS 対応コネクター用の保証付きイベント・デリバリーのサポートでコネクター・フレームワークの JMS ソース・キューを指定します。詳細については、ContainerManagedEventsを参照してください。
デフォルト値は CONNECTOR/SOURCEQUEUE です。
DeliveryTransport が JMS の場合のみ適用されます。
同期応答を要求する要求メッセージを、コネクター・フレームワークからブローカーにデリバリーします。このキューは、コネクターが同期実行を使用する場合にのみ必要です。同期実行の場合、コネクター・フレームワークは、SynchronousRequestQueue にメッセージを送信し、SynchronousResponseQueue でブローカーから戻される応答を待機します。コネクターに送信される応答メッセージは、元のメッセージの ID と一致する相関 ID を持ちます。
デフォルトは CONNECTORNAME/SYNCHRONOUSREQUESTQUEUE です。
DeliveryTransport が JMS の場合のみ適用されます。
同期要求に対する応答として送信される応答メッセージを、ブローカーからコネクター・フレームワークにデリバリーします。このキューは、コネクターが同期実行を使用する場合にのみ必要です。
デフォルトは CONNECTORNAME/SYNCHRONOUSRESPONSEQUEUE です。
DeliveryTransport が JMS の場合のみ適用されます。
コネクターが同期要求に対する応答を待機する時間 (単位: 分) を指定します。コネクターは、指定された時間内に応答を受信できなかった場合、元の同期要求メッセージをエラー・メッセージとともに障害キューに移動します。
デフォルト値は 0 です。