汎用 CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトは顧客のクレジット・アカウント状況情報の転送をサポートします。
ビジネス・オブジェクトの目的: このビジネス・オブジェクトによって、販売注文を作成する前に営業担当員が顧客のクレジット状況を迅速に確認できるようになります。これは、注文入力および注文の配送業務/財務機能をアプリケーションから実行している場合でも可能です。このビジネス・オブジェクトによって、顧客の現在の予約注文残高および債務に関する情報を取得できます。これには次の情報が含まれます。
このビジネス・オブジェクトでは ERP アプリケーションからのアウトバウンド処理のみをサポートします。 宛先アプリケーションへのインバウンド処理をサポートするには、カスタマイズが必要になる場合があります。
必要ファイル: 汎用 CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトには BO_CustomerCreditStatus.txt ファイルが必要です。このファイルは、crossworlds.in ファイルのロード時に組み込まれます。
汎用 CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトは階層構造になっており、1 つの親と 1 つの子ビジネス・オブジェクト (オプション) で構成されます。
親ビジネス・オブジェクト: CustomerCreditStatus。 汎用 CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトには、顧客が任意の時点で使用できるクレジット額に関連する属性が含まれます。例えば、次のような属性です。
ビジネス・オブジェクトは BillTo または SoldTo 顧客レベルのどちらでも使用できます。
汎用 CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトには、オプションで CustomerCreditStatusAging 子ビジネス・オブジェクトのインスタンスが 1 つ以上含まれます。
子ビジネス・オブジェクト: CustomerCreditStatusAging。 この子ビジネス・オブジェクトは、CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトの CustomerCreditStatusAging 属性として含まれます。カーディナリティーは n です。
CustomerCreditStatusAging 子ビジネス・オブジェクトには、顧客の現在および以前の残高情報 (期間単位) のスナップショットが含まれます。 この情報を使用すると、勘定残高の期限が到来している期間に基づいて状況カテゴリーを設定できます。
汎用 CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトは、次の動詞をサポートします。
汎用 CustomerCreditStatus ビジネス・オブジェクトおよびその子ビジネス・オブジェクトの属性のリストを調べるには、System Manager を使用してください。