データ・ハンドラー開発過程の概要

カスタム・データ・ハンドラーを開発するには、データ・ハンドラーのソース・ファイルをコード化し、その他のタスク (例えば、データ・ハンドラーのメタオブジェクトの開発) を完了します。カスタム・データ・ハンドラーを作成するタスクには、次の一般的なステップが含まれます。

  1. 直列化データの形式と、変換するビジネス・オブジェクトの構造に基づいて、データ・ハンドラーを設計します。
  2. クラスを拡張するクラスを作成します。
    com.crossworlds.DataHandlers.DataHandler
     
  3. 特定のデータ形式とビジネス・オブジェクト間のデータ変換を行う抽象メソッドをインプリメントします。
  4. クラスをコンパイルし、それを CustDataHandler.jar ファイルへ追加します。
  5. データ・ハンドラー・メタオブジェクトを作成します。
  6. データ・ハンドラーの要件および呼び出し元の要件を満たすビジネス・オブジェクト定義を開発します。

図 33 に、データ・ハンドラーの開発過程の概要を図示します。この図は、特定のトピックに関する情報を見つけることができる各章のクイック・リファレンスです。開発チームがデータ・ハンドラーの開発に携わる場合は、チームのメンバーが分担して、データ・ハンドラー開発のいくつかの主要タスクを並行して行うことができます。

図 33. データ・ハンドラー開発過程の概要


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