JAR ファイルへのデータ・ハンドラーの追加

新規データ・ハンドラーのコードを完成させたら、クラスをコンパイルし、それを Java アーカイブ・ファイル (jar) に追加する必要があります。カスタム・データ・ハンドラーを格納するために、ファイル CustDataHandler.jar が提供されます。 この JAR ファイルは、製品ディレクトリーの DataHandlers サブディレクトリー内にあります。データ・ハンドラー・クラスを突き止めるため、createHandler() メソッドは、納入時のデータ・ハンドラーが含まれている CwDataHandler.jar ファイルを検索した後、この JAR ファイルを検索します。

注:
Java コードをコンパイルするには、マシンに Java Development Kit (JDK) がインストールされている必要があります。JDK の必要なバージョンおよびそのインストール方法については、ご使用の製品のインストール情報を参照してください。

カスタム・データ・ハンドラーを CustDataHandler.jar へ追加するには、次のようにしてください。

  1. データ・ハンドラー・コンパイル・スクリプトを編集して、Java ソース・ファイルの名前を追加します。

    このデータ・ハンドラー・コンパイル・スクリプトは、次の製品ディレクトリーのサブディレクトリーにあります。

    DevelopmentKits¥edk¥DataHandler
     
    Windows

    Windows システムでは、データ・ハンドラー・コンパイル・スクリプトは make_datahandler.bat という名前です。 Java ソース・ファイルの名前を、次のように行に追加します。

    set SOURCE_FILES_DH=
     
    UNIX

    UNIX システムでは、データ・ハンドラー・コンパイル・スクリプトは make_datahandler という名前です。 Java ソース・ファイルの名前を、次のように行に追加します。

    SOURCE_FILES_DH=
     
  2. データ・ハンドラーのコンパイル・スクリプトを実行して、Java ファイルを .class ファイルにコンパイルします。
  3. 次のコマンドを使用して、CustDataHandler.jar ファイルへ新しいクラスを追加します。
    jar -vf CustDataHandler.jar input_files
     

    ここで input_files は、追加するクラス・ファイルのリストです。

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