参照関係 はビジネス・オブジェクト間で等価だが異なる方法で表現されることがあるデータを関連付けます。 この場合、1 つのビジネス・オブジェクトの値があると、関係は関係表で別のビジネス・オブジェクトの等価な値を参照できます。 参照を必要とすることが多い属性の例として、コード (EmployeeType、PayLevel、OrderStatus) および省略形 (State、Country、Currency) があります。背景情報の詳細については、"参照関係"を参照してください。
参照用の関係定義を作成する場合、関連付ける属性を含むビジネス・オブジェクトごとに 1 つの参加者定義を追加します。しかし、実際のビジネス・オブジェクト定義または属性名を参加者定義とは関連付けません。代わりに、各参加者定義の参加者タイプとして Data を指定します。
Relationship Designer Express を使用して参照関係を定義するには、次の手順に従います。
ヒント: 関連付ける各ビジネス・オブジェクトの参加者定義を作成します。
関係定義で、Data 参加者タイプはビジネス・オブジェクト・タイプ以外のすべての データ型を表します。マップを作成し、Relationship、IdentityRelationship、Participant の各クラスのメソッドを使用して関係のインスタンスを扱う場合、String、int、long、float、double、boolean など、サポートされている任意の Java データ型のデータを使用できます。
各参加者定義の参照値を表に入力するためには表名が必要です。または、参照値が入った表がすでにある場合、生成された表名を自分の表名に置き換えることができます。
関係定義で各参加者定義用の表名を取得するか、独自の表名を指定するには、次の操作を行います。
結果: 「拡張設定」ダイアログ・ボックスに、その参加者のストレージ設定が表示されます。これらの設定の詳細については、"関係の拡張設定の指定"を参照してください。
ヒント: 関係表を作成するには、System Manager の「Deploy Project」ダイアログの「スキーマを作成」ボックスを選択します。 ランタイム・スキーマの作成時期の詳細については、"関係表スキーマの作成"を参照してください。