エラー処理

アダプターで生成されたエラー・メッセージはすべて、WebSphereCommerce.txt というメッセージ・ファイルに保管されます。(このファイルの名前は、LogFileName 標準コネクター構成プロパティーで指定します。) 各エラーにはエラー番号が割り振られ、その後にエラー・メッセージが挿入されます。

Message number
 Message text
 

以下のセクションで、アダプターが処理する特定のエラーについて説明します。

アプリケーション・タイムアウト

エラー・メッセージ BON_APPRESPONSETIMEOUT が戻されるのは、以下の場合です。

アンサブスクライブされたビジネス・オブジェクト

アダプターは、アンサブスクライブされたビジネス・オブジェクトに関するメッセージを取得すると、UnsubscribedQueue プロパティーで指定されているキューに引き渡します。

注:
UnsubscribedQueue が定義されていない場合、アンサブスクライブされたメッセージは廃棄されます。

データ・ハンドラーによる変換

データ・ハンドラーがメッセージをビジネス・オブジェクトに変換できなかった場合、またはビジネス・オブジェクトに固有の (WebSphere MQ には関係ない) 処理エラーが発生した場合、メッセージは ErrorQueue で指定されたキューに引き渡されます。ErrorQueue が定義されていない場合、エラーが原因で処理できなかったメッセージは廃棄されます。

データ・ハンドラーがビジネス・オブジェクトをメッセージに変換できなかった場合は、BON_FAIL が戻されます。

Copyright IBM Corp. 2004