この章では、CollaborationException クラスのオブジェクトに対して操作を行うメソッドについて説明します。
例外は、コラボレーション・オブジェクトの実行中に発生することがあります。シナリオで、これらの例外をキャッチおよび処理できます。コラボレーションが処理できる例外には 2 つのカテゴリーがあります。
ビジネス・プロセス例外は、コラボレーション API メソッドを使用するコードから発生します。
例えば、シナリオがビジネス・オブジェクト属性の値を設定し、コネクターに要求を送信する場合などに、ビジネス・プロセス例外が発生することがあります。
Java 例外は、ネイティブな Java メソッドを使用する開発者自身のコードが原因で発生します。コラボレーション・ランタイム環境は、開発者自身のコードから発生する Java 例外をキャッチし処理します。
表 83 に、この章で説明するメソッドをリストします。
メソッド | 説明 | ページ |
---|---|---|
getMessage() | 現在の例外からメッセージ・テキストを取得します。 | getMessage() |
getMsgNumber() | 現在の例外に関連付けられているテキストのメッセージ番号を取得します。 | getMsgNumber() |
getSubType() | 例外のサブタイプを取得します。 | getSubType() |
getType() | コラボレーション例外タイプを取得します。 | getType() |
toString() | 例外情報をストリングに書き込みます。 | toString() |