ソリューションの処理

ユーザー・プロジェクトはソリューションとしてエクスポートできます。このアクションは、ショートカットの他、統合コンポーネント・ライブラリーでショートカットが参照するコンポーネント定義もユーザー・プロジェクトからコピーします。これにより、ある環境から別の環境に全インターフェースまたはビジネス・インテグレーション・システムを容易に移行できます。

ソリューションのエクスポート

参照するユーザー・プロジェクトおよび統合コンポーネントをソリューションとしてエクスポートするには、以下の手順を実行します。

  1. WebSphere Business Integration System Manager ビューで、「ユーザー・プロジェクト」フォルダーを展開し、「InterChange Server プロジェクト」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「ソリューションをエクスポート」を選択します。

    System Manager によって、「ソリューションのエクスポート」ウィザードが表示されます。

  2. 以下の方法で、エクスポートするコンポーネントを選択します。
  3. ウィザード画面の下部にあるテキスト・フィールドにソリューションのエクスポート先ディレクトリーの絶対パスおよび名前を入力するか、「参照」をクリックして所定のディレクトリーにナビゲートします。
  4. 「完了」をクリックします。

    System Manager が以下の処理を実行し、ステップ 3 で指定したディレクトリーにソリューションをエクスポートします。

  5. エクスポート操作が正常に完了したことがプロンプトで表示されたら、「OK」をクリックします。

ソリューションのインポート

ソリューションをインポートするには、以下の手順を実行します。

  1. WebSphere Business Integration System Manager ビューで、「ユーザー・プロジェクト」フォルダーを展開し、「InterChange Server プロジェクト」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックし、コンテキスト・メニューから「ソリューションをインポート」を選択します。

    System Manager によって、図 17 に示すような「ソリューションのインポート」ウィザードが表示されます。

    図 17. ソリューションのインポート


  2. エクスポートされたソリューションが存在するディレクトリーの絶対パスとディレクトリー名を「ソリューション・ディレクトリー名」 フィールドに入力するか、「参照」をクリックして目的のディレクトリーまでナビゲートします。
  3. 「完了」をクリックします。

    System Manager が、エクスポートされたソリューションで定義されている統合コンポーネント・ライブラリーおよびユーザー・プロジェクトを環境に作成します。

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