インストールの検証

以下のセクションでは、インストール後の製品のパスとファイル名、およびアダプター・インストールの検証方法について説明します。

コネクター・コンポーネントのインストール方法の詳細については、以下の資料を参照してください。

Windows システムでのインストールの検証

ユーティリティーは、コネクターを ProductDir¥connectors¥ ディレクトリーにインストールします (ここで、ProductDir はデフォルトで IBM¥WebSphereServer)。

表 3 には、アダプターが使用する Windows ファイルの構造が説明されており、インストーラーによるアダプターのインストールを選択したときに自動的にインストールされるファイルが示されています。インストールを検証するには、ディレクトリーを、アダプターをインストールしたディレクトリーに変更し、ディレクトリーの内容を表 3 のリストと比較します。

表 3. コネクターの Windows ファイル構造
ディレクトリー 説明
ProductDir¥connectors¥JText コネクターの CWJText.jar および start_JText.bat ファイルが格納されています。
ProductDir¥connectors¥JText ¥dependencies サード・パーティーの commons-net-1.1.0.jar ファイルと jakarta-oro-2.0.8.jar ファイルが格納されています。
ProductDir¥connectors ¥messages JTextConnector.txt メッセージ・ファイルと、JTextConnector_ll_TT.txt ファイル (言語に固有なメッセージ・ファイル (ll) と国/地域に固有なメッセージ・ファイル (TT)) が格納されています。
ProductDir¥repository¥JText BIA_CN_JText.txt リポジトリー定義が格納されています。
ProductDir¥lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
ProductDir¥bin CWConnEnv.bat ファイルが格納されています。

インストーラーにより、コネクター・ファイルのアイコンが「プログラム」メニューに追加されます (「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Express」->「アダプター」>「コネクター」をクリック)。コネクターをすばやく始動するには、このファイルへのショートカットをデスクトップに作成してください。

OS/400 システムでのインストールの検証

デフォルトでは、アダプターは /QIBM/ProdData/WBIServer43/product ディレクトリー (ProductDir と呼ぶ) にインストールされます。表 4 に、コネクターが使用する OS/400 ファイル構造と、標準インストール時に自動的にインストールされるファイルを示します。OS/400 システムでのアダプターのインストールを検証するには、ディレクトリーを、アダプターをインストールしたディレクトリーに変更し、内容を表 4 のリストと比較します。


表 4. OS/400 での JText アダプターのインストール・ファイル構造
ディレクトリー 説明
ProductDir/connectors/JText コネクターの CWJText.jar ファイルと start_JText.sh 始動ファイルが格納されています。
ProductDir/repository/JText BIA_CN_JText.txt リポジトリー定義が格納されています。
ProductDir/connectors/JText/Dependencies 使用許諾契約書、README ファイル、およびサード・パーティーの commons-net-1.1.0.jar ファイルと jakarta-oror-2.0.8.jar ファイルが格納されています。
ProductDir/connectors/messages JTextConnector.txt ファイルと、JTextConnector_ll_TT.txt ファイル (言語に固有なメッセージ・ファイル (ll) と国/地域に固有なメッセージ・ファイル (TT)) が格納されています。
ProductDir/lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
ProductDir/bin CWConnEnv.sh ファイルが格納されています。

Console 機能を使用して、コネクターをすばやく始動することができます。詳しくは、Console に付属のオンライン・ヘルプを参照してください。

Linux システムでのインストールの検証

デフォルトでは、アダプターは /home/${username}/IBM/WebSphereServer ディレクトリー (ProductDir と呼ぶ) にインストールされます。表 5 に、コネクターが使用する Linux ファイル構造と、標準インストール時に自動的にインストールされるファイルを示します。アダプターのインストールを検証するには、ディレクトリーを、アダプターをインストールしたディレクトリーに変更し、ディレクトリーの内容を表 5 のリストと比較します。


表 5. Linux での JText アダプターのインストール・ファイル構造
ディレクトリー 説明
ProductDir/bin/Data/App JText ファイルが格納されています。
ProductDir/connectors/JText アダプター・アプリケーション固有のコンポーネント・クラス・ファイル CWEJText.jar、アダプターの始動ファイル start_JText.sh、および ReadMe.htm ファイルが格納されています。
ProductDir/connectors/JText/Dependencies 使用許諾契約書、ReadMe.htm ファイル、および NetComponents サブディレクトリーが格納されています。
ProductDir/connectors/JText/Dependencies /NetComponents/1.3.8/src/java/com/ oroinc/net/ftp 以下のオープン・ソース・ファイルを含め、FTP 機能の依存関係ファイルが格納されています。
  • .java
  • FTPFileListParser.java
  • FTPClient.java
ProductDir/connectors/messages JTextConnector.txt ファイルと、JTextConnector_ll_TT.txt ファイル (言語に固有なメッセージ・ファイル (ll) と国/地域に固有なメッセージ・ファイル (TT)) が格納されています。
ProductDir/repository/JText MO_JText_Default.txt ファイルが格納されています。
ProductDir/lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
ProductDir/bin CWConnEnv.sh ファイルが格納されています。

Linux システムでコネクターを始動するには、connector_manager コマンドを使用する必要があります。

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