IBM WebSphere Business Integration Server Express、バージョン 4.3.1、for OS/400 リリース情報

このリリース情報は、IBM(R) WebSphere(R) Business Integration Server Express、バージョン 4.3.1、for OS/400(R) のリリース情報について取り上げます。以下のセクションで構成されます。
概説 既知の問題および予備手段
ハードウェア要件およびソフトウェア要件 文書
インストールおよび構成情報

注: この製品に関する重要情報は、本リリース情報の公開後に発行されるテクニカル・サポート・フラッシュで入手できます。フラッシュは、WebSphere Business Integration サポート Web サイト http://www.ibm.com/software/integration/wbiserverexpress/support で検索できます。関心のあるコンポーネント領域を選択して、フラッシュのセクションを検索します。

概説

IBM WebSphere Business Integration Server Express および IBM WebSphere Business Integration Server Express Plus は、以下のコンポーネントで構成されています。

既存の Windows(R) 2000 でのサポートに加えて、このリリースでは、以下のオペレーティング・システムでの InterChange Server Express のサポートも追加されました。

ハードウェア要件およびソフトウェア要件

ハードウェア要件およびソフトウェア要件は、製品資料に含まれています。これらのガイドへのリンクについては、インストールおよび構成情報を参照してください。

インストールおよび構成情報

CD からソフトウェアをインストールする場合も、パスポート・アドバンテージからソフトウェアをダウンロードしてローカル・ディレクトリーからインストールする場合も、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (OS/400 版)」を参照してください。

注: テクノロジー・アダプターとアプリケーション・アダプターを同じマシンにインストールする場合は、最初に Server Express Plus を介してテクノロジー・アダプターをインストールしてから、Adapter Capacity Pack インストーラーを介して各アプリケーション・アダプターをインストールします。

既知の問題および予備手段

このリリースで判明している問題を以下に示します。

コンポーネント名 トラッキング番号 説明
Activity Editor 42343 Activity Editor では、カスタム・アクティビティーで使用するグローバル変数をライブラリー・ウィンドウ内のグローバル変数のリストから選択できます。グローバル変数は、Java 変数 (例えば String 型) のように単純にすることも、ビジネス・オブジェクト変数 (例えば BusObj 型) のように複雑にすることもできます。 アクティビティーでグローバル変数が使用される場合、その割り当てはアクティビティーの最後に発生するので、同じルート変数を持つ別々の変数を 1 つのアクティビティー内で使用しないようにしてください。

その代わり、2 つのサブアクティビティーを別々のアクション内で実行できます。同じルートの変数を使用しなければならない場合は、代わりに単一のルート変数を再利用するようにしてください。

アダプター 43586 JMS デリバリー・トランスポートを通じて稼働し、ローカル・コネクター構成 (-c コマンド行オプションで指定された) を使用しているコネクターの AgentTraceLevel プロパティーは、そのコネクターの存続時間中に System Manager を介して 1 回だけ動的に更新できます。その後にこのプロパティーを動的に更新しようとすると、失敗します。以下に示すようなメッセージがログに表示されます。

[タイプ: 警告] [MsgID: 14211] [Mesg: AgentTraceLevel の動的更新は許可さ れていません。構成ファイルには、コネクター・エージェント用の値がすでに設 定されており、以前に設定された値が使用されます。([Type: Warning] [MsgID: 14211] [Mesg: Dynamic update is not allowed for AgentTraceLevel. In the configuration file, value was already set for the connector agent and previously set value will be used.])

JMS デリバリー・トランスポートを通じて稼働し、ローカル・コネクター構成を使用しているコネクターの AgentTraceLevel プロパティーは、System Manager で動的に更新しないでください。このプロパティーを変更する必要がある場合は、コネクター構成ファイルを更新して、コネクター・エージェントを再始動してください。 そうしないと、上記のエラーが発生し、コネクター・コントローラー設定とコネクター・エージェント設定に不一致が生じる可能性があります。
Adapter for JText 46499 MVS PDS のイベント・マスクと一致するファイルが複数あり、FTPRenameExt が指定されている場合、コネクターは 1 つのファイルのみをアーカイブします。2 番目のファイルの名前を変更してアーカイブすることはできません。この問題を回避するには、FTPArchiveDir と FTPRenameExt の両方をブランクとして指定します。そうすれば、MVS イベント・ファイルは名前変更されずに削除されます。
Adapter for JText 43454 JText 構成メタオブジェクト MO_JTextConnector_Default の EventExt 属性をブランクに設定して JText アダプターをポーリングすると、ポーリングは失敗し、アダプターは強制終了します。
Adapter for JText 35571 バイナリー処理モードでは EndBODelimiter に値として「EOF」を指定する措置が必要です。
この問題を回避するには、EndBODelimiter として EOF のみを持つすべてのファイルについて、16 進エディターを使用して 2 バイト (例、FF02) を区切り文字として組み込み、その 2 バイトを EndBODelimiter として指定します。
Adapter for JText 34834 JText ではセキュア FTP サポートが必要です。パスワード・フィールドは現在は JText システム管理者が見ることができますが、セキュア FTP を使用すれば誰にも見えません。
Adapter for JDBC 43503 ODA を使用して、Linux 上で稼働する DB2 データベース・サーバーからビジネス・オブジェクトを生成すると、Business Object Designer がハングします。これは、DB2 JDBC アプレット・サーバーが始動していないために起こります。

この問題を回避するには、DB2 サーバーにログインして、コマンド db2jstrt LISTENPORT を実行します。

Adapter for JDBC および Adapter for Oracle Applications 43246 OracleAppsODA の始動スクリプトの DRIVERPATH には xworacle.jar ファイルが含まれますが、ここには、期待される Oracle データベースのすべての表がリストされているとは限りません。データベース内のすべての表をリストしたい場合は、Oracle から提供されるネイティブ JDBC ドライバー classes12.zip ファイルを使用すれば、この問題に対処できます。 アダプターのユーザー・ガイドの指示に従って、ドライバーのパスを始動スクリプトに適切に設定してください。
Adapter for JMS および Adapter for WebSphere MQ 37094 構成された複数の入力キューの 1 つから発信された (InProgressQueue からの) 未確定メッセージを処理するときに、アダプターは、コネクター固有プロパティーの最初の入力キューに基づいて変換プロパティーを検索します。
Adapter for JMS および Adapter for WebSphere MQ 34323 JMS アダプターおよび WebSphere MQ アダプターのサンプルは、WebSphere InterChange Server Express 環境でアダプターを構成し、使用できるように設計されています。これらのサンプルの使用方法については、サンプルを使用して WebSphere Business Integration Server Express 環境でビジネス・オブジェクトを送受信する方法を示した技術情報の中に説明があります。

JMS アダプターの技術情報は、次の場所にあります。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&q1=JMS+adapter&uid=swg21174512&loc=en_US&cs=utf-8&cc=us&lang=en
WebSphere MQ アダプターの技術情報は、次の場所で入手できます。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&q1=WebSphereMQ+adapter&uid=swg21174510&loc=en_US&cs=utf-8&cc=us&lang=en
Adapter for JMS および Adapter for WebSphere MQ 33728 イベント処理中に、複数の変換プロパティーが入力メッセージの InputFormat、InputQueue、またはその両方と一致すると、アダプターは、静的メタオブジェクト内で最後に一致したビジネス・オブジェクト属性を、入力メッセージのマップとして誤って使用しようとします。このような場合、アダプターは、メッセージ内容をデータ・ハンドラーに渡して、データ・ハンドラーがビジネス・オブジェクト名を決定できるようにします。

この問題を回避するには、静的メタオブジェクト内の各 BusinessObjectType_verb 属性について、固有の InputFormat キーおよび InputQueue キーを構成します。

Adapter for JMS 36128 InputQueue プロパティーが構成されていないと、アダプターは初期化に失敗します。
Adapter for JMS 36438 構成メタオブジェクトのアプリケーション固有情報内の変換プロパティー名と動的メタオブジェクト名は、大/小文字が区別されます。
Adapter for WebSphere Commerce 42516 WebSphere Commerce Business Edition、バージョン 5.5 フィックスパック 4 (またはそれ以前のバージョン) がコマース・サーバーで使用される場合は、WebSphere Commerce アダプターを使用してストア・ユーザーを適切に作成することはできません。ストア・ユーザーは、権限が不適切であるため、ストアにログインできません。この問題を修正するには、WebSphere Commerce 緊急修正プログラムが必要です。この緊急修正プログラムは、WebSphere Commerce 5.5 フィックスパック 4 の JR20090 です。
Adapter for WebSphere MQ 34969 同期イベント処理中は、データ・ハンドラーのエラーに関するレポート・メッセージは送信されません。
Adapter Capacity Pack 58762 Adapter Capacity Pack からのアプリケーション・アダプターをインストールする OS/400 システムには Server Express Plus InterChange Server または Web Tools (あるいはその両方) はインストール済みだが、テクノロジー・アダプターがインストールされていない場合は、アプリケーション・アダプターの始動に失敗する可能性があります。
この問題を回避するには、Launchpad を実行して、テクノロジー・アダプター (例えば、e-Mail、JText、JDBC など) をインストールします。インストールが完了したら、アプリケーション・アダプターを始動できます。
Adapter Capacity Pack 58799 Adapter Capacity Pack からのアプリケーション・アダプターをインストールする OS/400 システムに Server Express Plus がインストールされていない場合、アプリケーション・アダプターは始動に失敗する可能性があります。(アダプター・ログは、ClassNotFoundException を示します。)
この問題を回避するには、次のいずれかを実行します。
コマンド行で以下のコマンドを入力して、WBIA.jar ファイルを製品ライブラリーにコピーします。
CPY OBJ('/QIBM/ProdData/WBIServer43/AdapterCapacityPack/lib/WBIA.jar') TODIR('/QIBM/ProdData/WBIServer43/product/lib') OWNER(*KEEP).
注: コピーするファイルのファイル所有者および権限が、オリジナルの .jar ファイルと一致するようにしてください。
Launchpad を実行して、テクノロジー・アダプター (例えば、e-Mail、JText、JDBC など) をインストールします。インストールが完了したら、アプリケーション・アダプターを始動できます。
インストーラー (Adapter Capacity Pack) 44001 Windows 2000 上で Adapter for Metasolv および JD Edwards OneWorld のリモートまたはローカルの Capacity Pack インストールを実行して、アダプターを起動しようとすると、入力行が長すぎるというエラーが発生して、アダプターは強制終了します。これは、Windows 2000 でのコマンド行の長さの問題が原因となっています。WebSphere Business Integration Adapter for Siebel や Adapter for Oracle Applications についても、リモートの CP インストールを実行した場合に同様の問題が見られます。この問題の予備手段は、このリリースの後に、技術情報として入手できる予定です。
アダプターおよび OS/400 ユーザー・プロファイルのセキュリティー セキュリティー上の理由から、アダプター・エージェント・プロセスの実行に使用する OS/400 用ユーザー・プロファイルを変更しなければならない場合があります。例えば、アダプターが JDBC または JText の場合、JDBC 用データベースに対する権限または JText のディレクトリーやファイルに対する権限があるので、QWBISVR43 ユーザー・プロファイル権限をそれらに付与する必要がないことがあります。このような場合は、QWBISVR43 以外のユーザー・プロファイルの下でアダプターを正常に実行させるため、以下のアクションを実行する必要があります。
  1. アダプター・エージェントのジョブ記述を変更するため、CHGJOBD CL コマンドを使用して USER パラメーターを希望のユーザー・プロファイルに設定します。
  2. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、ステップ 1 のユーザー・プロファイルに対してステップ 1 で指定したジョブ記述にオブジェクト権限を付与します。その際、USER パラメーターをこのユーザー・プロファイルに設定し、AUT パラメーターを値 *READ および *EXECUTE に設定します。
  3. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、ステップ 1 のユーザー・プロファイルの QWBISVR43 ライブラリーにオブジェクト権限を付与します。その際、USER パラメーターをこのユーザー・プロファイルに設定し、AUT パラメーターを値 *READ および *EXECUTE に設定します。
  4. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、ステップ 1 で指定したユーザー・プロファイルの QWBISVR43 ライブラリーの QWBISVR43 サブシステム記述にオブジェクト権限を付与します。その際、USER パラメーターをこのユーザー・プロファイルに設定し、AUT パラメーターを値 *READ および *EXECUTE に設定します。
  5. GRTOBJAUT CL コマンドを使用して、ステップ 1 で指定したユーザー・プロファイルの QWBISVR43 ライブラリーの QWBISVR43 クラスにオブジェクト権限を付与します。その際、USER パラメーターをこのユーザー・プロファイルに設定し、AUT パラメーターを値 *READ および *EXECUTE に設定します。
  6. CHGAUT CL コマンドを使用して、ステップ 1 のユーザー・プロファイルの統合ファイル・システム (IFS) でコネクターを格納するディレクトリーにオブジェクト権限を付与します。USER パラメーターをこのユーザー・プロファイルに設定し、DTAAUT パラメーターを *RWX に設定してください。
文書 データ・ハンドラー・ガイド」には、バイナリー・ホスト・データ・ハンドラーに関する文書の参照および記載に誤りがあります。バイナリー・ホスト・データ・ハンドラーは本製品には含まれません。
文書 MetaSolv Adapter のガイドには、Metasolv Adapter が現在は Product Service Request (PSR) モジュールおよび Local Service Request (LSR) モジュールをサポートしていることが記載されていなければなりません。
文書 すべてのガイドに関して、「本リリースの新機能」セクションの内容は次のとおりでなければなりません。

既存の Windows 2000 でのサポートに加えて、本リリースでは、以下のオペレーティング・システムでの InterChange Server Express のサポートも追加されました。

  • IBM OS/400 V5R2、V5R3
  • Red Hat Enterprise AS Linux 3.0、Update 1
  • SuSE Linux Enterprise Server 8.1、SP3
  • Microsoft Windows 2003
DB2(R) Enterprise (Windows) 35380 DB2 Enterprise では、Windows が再始動してもデータベース・マネージャーは再始動しません。 WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus のインストール中に Windows を再始動した場合は、データベース・マネージャーが稼働していないために、次の 2 つの問題が発生します。
  • リポジトリーの作成に失敗する可能性があります。この問題が発生すると、インストーラーのログに「start database manager コマンドが発行されていません (No start database manager command was issued)」というメッセージ行が組み込まれます。
  • InterChange Server Express の始動に失敗する可能性があります。これは、データベース・マネージャーが稼働しておらず、InterChange Server Express が SMB_DB に接続できないためです。この問題が発生すると、InterchangeSystem ログ・ファイルのメッセージに「start database manager コマンドが発行されていません (No start database manager command was issued)」という行が組み込まれます。

上記のどちらの問題も、以下のステップを実行することによって対処できます。

  1. DB2 コントロール・センターを開きます。
  2. 「全カタログ・システム (All Cataloged Systems)」フォルダーを展開し、次に使用ホストのフォルダーを展開してから、「インスタンス」フォルダーを展開します。
  3. 「インスタンス」フォルダー内の DB2 アイコンを右マウス・ボタンでクリックして、「開始」をクリックします。
    DB2 メッセージ「DB2START 処理は正常に実行されました (DB2START processing was successful)」が表示されます。

上記のステップを実行したら、リポジトリーを作成して、InterChange Server Express を正常に始動できます。

DB2 Enterprise および DB2 Express のアンインストーラー (Windows) 35380 DB2 Enterprise または DB2 Express と WebSphere Business Integration Server Express (または Express Plus) を以前にインストールし、その後アンインストールした場合、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus を再インストールするときにリポジトリーの作成に失敗します。これは、DB2 Enterprise および DB2 Express のアンインストール・プロセスではディレクトリー aliases_directory からデータベースの別名が削除されないことが原因です。

このため、InterChange Server Express リポジトリーの別名 SMB_DB (WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus の最初のインストール時に作成された) は、DB2 のアンインストール後も残ります。この別名が存在しても DB2 Enterprise または DB2 Express の再インストールには影響しませんが、WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus を再インストールするときに、古い SMB_DB 別名が検出されるため、リポジトリーの作成に失敗します。

この問題を回避するには、DB2 Enterprise または DB2 Express をアンインストールおよび再インストールする前に、SMB_DB データベースを手動で削除します。実際のデータベースを削除すれば、その別名も除去されます。

インストーラー (全部) 46851 ファイル転送中に、リソース・バンドルからの未解決テキストがウィンドウに表示されることがあります。特に、次のようなテキストが表示されることがあります。$L(com.ibm.wbi.install.common.i18n.WBIProductResources, businessIntegrationServerExpressPlusProduct.displayName)

本来の表示内容は、WebSphere Business Integration Server Express Plus V4.3.1 です。
インストーラー (全部) 43593 タイトルのテキストは、長すぎるとメッセージのダイアログ・ボックス上で切り捨てられることがありますが、そのメッセージの意図する内容は表示されます。
Launchpad DB2 Express または WebSphere MQ コンポーネントをインストールする前に、インストール済みのアンチウィルス・ソフトウェアのリアルタイム・ファイル・システム保護機構があれば、それを使用不可にする必要があります。

Norton AntiVirus ソフトウェアがインストール済みの場合は、Norton AntiVirus Client Windows サービスを停止すれば、リアルタイム・ファイル・システム保護機構を使用不可にできます。他のアンチウィルス製品の場合は、リアルタイム・ファイル・システム保護機構を使用不可にする方法について、各製品資料を参照してください。DB2 Express または WebSphere MQ コンポーネントをインストールしたら、アンチウィルス・ソフトウェアを使用可能にできます。

Launchpad 58560 サンプル・コンポーネントのインストール時に、「管理ツールおよび開発ツール (Administrative Tools and Development Tools)」の横のチェック・ボックスをクリアしても、Toolset Express コンポーネントが自動的にインストールされます。これは、Launchpad GUI が正しくリフレッシュしないためにチェック・ボックスがリセットされないことが原因です。
Launchpad 35851 DB2 Express または WebSphere MQ バージョン 5.3.0.2、CSD 6 を電子イメージからインストールする場合に、そのイメージがスペースを含むロケーションにダウンロードされると、インストールが失敗する可能性があります。

この問題を回避するには、スペースを含まないロケーションに電子イメージを抽出します。

Launchpad 37017 CD から Launchpad を実行すると、最初のウィンドウで、Launchpad のスプラッシュ画面がハングします。DVD Multi Player & CD-RW High Speed というラベルの CD ドライブ (この両方の機能を持つドライブ) を使用すると、インストール時に Express Plus CD がハングすることがあります。また、スプラッシュ画面は無期限にハングします。

この問題を回避するには、可能であれば、インストール中は High Speed 機能を削除するように CD ドライブを構成します。それが不可能な場合は、ESD (Electronic Software Delivery) イメージからインストールを実行します。すべての CD のコンテンツをハード・ディスクにコピーすることもできます。
OS/400 V5R2 必須 PTF OS/400 V5R2 システムに、以下の PTF をロードする必要があります。
PTF 番号 製品 説明
SI13693 5722SS1 ResultSet.getObject() を使用して JDBC NullPointerException を修正します。
SI07110 5722SS1 IBM Tivoli License Manager、システム・エージェントのサポート
SI10105 5722SS1 IBM Tivoli License Manager、システム・エージェントのサポート
SI10771 5722SS1 IBM Tivoli License Manager、システム・エージェントのサポート
SI10904 5722SS1 IBM Tivoli License Manager、システム・エージェントのサポート
OS/400 V5R3 必須 PTF OS/400 V5R3 システムに、以下の PTF をロードする必要があります。
PTF 番号 製品 説明
SI13094 5722SS1 JVM 始動時の -Xbootclasspath の Java 構文解析を修正します。
SI14668 5722SS1 ResultSet.getObject() を使用して JDBC NullPointerException を修正します。
SI12116 5722SS1 IBM Tivoli License Manager、システム・エージェントのサポート
System Monitor 43759 Netscape 4.7x を 2 バイト文字の言語で使用している場合は、Netscape に文字が表示されないことがあります。2 バイト文字セットの文字を表示できるように Netscape を構成するには、以下のステップに従います。
  1. Netscape の 「表示」メニューから、「文字セット」 > 「Unicode (UTF-8)」を選択します。
  2. 「表示」メニューから、「文字セット」 > 「デフォルト文字セットの設定 (Set Default Character Set)」を選択します。
  3. 「編集」メニューを開いて、「設定」を選択します。
  4. 「設定」ウィンドウで、「表示」 > 「フォント」を選択します。
  5. 「エンコード対象 (For the Encoding)」フィールドで「Unicode」を選択します。
  6. 「プロポーショナル・フォント (Variable Width Font)」フィールドで、「Lucida Sans Unicode」を選択します。
  7. 「ユーザーのデフォルト・フォントを使用して、ドキュメント固有のフォントをオーバーライドする (Use my default fonts, overriding document-specified fonts)」を選択します。
  8. 「OK」をクリックします。
System Monitor 43360 「ビューの構成と作成」ページから、モニター数が 20 を超えるビューを作成した場合、そのビューを選択すると例外が発生する可能性があります。1 つのビューのモニター数を 20 未満に制限してください。
System Monitor 42481 System Monitor では、同じロケールでの Web アプリケーション・サーバーおよびクライアントの稼働がサポートされています。サーバーとクライアントのロケールが異なる場合、テキストは両方の言語で表示されます。サーバーをクライアントと同じロケールで稼働できない場合は、JVM のロケールをクライアントと同じロケールに設定します。その手順は以下のとおりです。
  1. WebSphere Application Server から、WebSphere Application Server Administrator Console を開始します (Express の場合は、adminconsole アプリケーションを使用可能にする必要があります)。
  2. 次のパスを選択して、Java 仮想マシンに進みます。
    「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー (Application Servers)」 > 「ICSMonitor」 > 「プロセス定義 (Process Definition)」 > 「Java 仮想マシン (Java Virtual Machine)」
  3. 汎用 JVM 引き数に次の引き数を追加します。
    -Duser.language=language code -Duser.region=country code
    language codecountry code を特定の言語コードと国別コードに置き換えます。
  4. InterChange Server モニター・サーバーを再始動して、クライアント・ブラウザーを前のステップで使用した言語と同じ言語に設定します。
サーバー (サンプル) 43775 \mqseries\RemoteServerSample.mqsc ファイルにはエラーがあります。

以下の式で、強調表示されたテキストの部分が間違っています。
DEFINE CHANNEL(CH_ICS_TO_AGENT) CHLTYPE(SDR) TRPTYPE(TCP) REPLACE +
XMITQ(TO_AGENT) DESCR('Server to Agent') +
CONNAME('172.16.15.96(1415)')

この式は、次のようになっていなければなりません (強調表示されたテキスト部分を参照)。
DEFINE CHANNEL(CH_ICS_TO_AGENT) CHLTYPE(SDR) TRPTYPE(TCP) REPLACE +
XMITQ(XMITQ_TO_AGENT) DESCR('Server to Agent') +
CONNAME('172.16.15.96(1415)')

この問題を回避するには、インストール後に \mqseries\RemoteServerSample.mqsc ファイルを変更します。
ツール - Activity Editor 36145 Activity Editor 内の Java(TM) コード・エディターのカラー・マーキングは、ストリング内の引用符を処理できません。ただし、これはコンパイルには影響しません。

文書

製品資料は、CD または電子製品配布のいずれの場合も、製品パッケージの一部としては含まれません。 この製品の文書は、IBM WebSphere Business Integration Server Express InfoCenter で検索できます。

この Web サイトには、以下の文書があります。

マップ開発ガイド
ビジネス・オブジェクト開発ガイド
コラボレーション開発ガイド
データ・ハンドラー・ガイド
アクセス開発ガイド
WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (Windows 版)
WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (Linux 版)
WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (OS/400 版)
クイック・スタート・ガイド
システム・インプリメンテーション・ガイド
システム管理ガイド
Adapter for COM ユーザーズ・ガイド
Adapter for e-Mail ユーザーズ・ガイド
Adapter for Exchange ユーザーズ・ガイド
Adapter for iSeries ユーザーズ・ガイド
Adapter for JD Edwards OneWorld ユーザーズ・ガイド
Adapter for JDBC ユーザーズ・ガイド
Adapter for JMS ユーザーズ・ガイド
Adapter for JText ユーザーズ・ガイド
Adapter for Lotus Domino ユーザーズ・ガイド
Adapter for MetaSolv Applications User Guide
Adapter for mySAP.com (SAP R/3 V. 4.x) ユーザーズ・ガイド
Adapter for Oracle Applications ユーザーズ・ガイド
Adapter for PeopleSoft ユーザーズ・ガイド
Adapter for Portal Infranet ユーザーズ・ガイド
Adapter for Siebel eBusiness Applications ユーザーズ・ガイド
Adapter for SWIFT ユーザーズ・ガイド
Adapter for Telcordia ユーザーズ・ガイド
Adapter for Web Services ユーザーズ・ガイド
Adapter for WebSphere Commerce ユーザーズ・ガイド
Adapter for WebSphere MQ ユーザーズ・ガイド
Adapter for XML ユーザーズ・ガイド

Collaborations for Customer Relationship Management
Collaborations for Procurement
Collaborations for Financials and Human Resources
Collaborations for Order Management

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