統合テスト環境の使用

統合テスト環境とはビジネス・プロセス・インターフェース全体を適宜テストすることができる、ワークベンチ・パースペクティブです。インターフェースはコラボレーション・オブジェクトを中心とし、したがって統合テスト環境でのテストもコラボレーション・オブジェクトを中心に実行されます。

統合テスト環境で、テストを実行するには、テスト・サーバーとして InterChange Server Express を登録する、テスト・ユニットを作成する、インターフェース内のコンポーネントをサーバーに配置する、サーバーを開始する、インターフェースでコネクターをエミュレートする、およびコネクター間でビジネス・オブジェクトを交換するなど、さまざまなタスクを実行する必要があります。以下に、統合テスト環境の使用についての特性を示します。

この章のほとんどのセクションでは、テストを実行するための大きなタスクの一部として実行する必要のあるタスクの説明か、または統合テスト環境インターフェースの特定のエレメントについて説明します。

統合テスト環境を使用したテストの実行セクションでは、単一インターフェースの単一テストを実行するために通常従う、ワークフローについて説明します。これは、特定のサブタスクまたはインターフェース・エレメントを説明したこの章のセクションの参照リストであり、また統合テスト環境を使用するためのタスク指向構造が説明され、一方他のセクションはよりインターフェース指向の説明になります。いくつかの方法の内の 1 つでタスクを実行する状況の場合、ほとんどの状況で最も効果的で効率的な方法を参照します。この章をできる限り有効に使用するには、統合テスト環境を使用したテストの実行で説明するワークフローに従うことをお勧めしますが、推奨した方法がユーザーの環境や状況に適切でない場合、他のセクションの特定のサブタスクで置き換えます。

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