Test Connector は、プロファイルを使用してコネクターのエミュレートに必要な情報を格納します。プロファイルは、エミュレート対象のコネクターごとに作成する必要があります。既存のプロファイルを編集および削除することができます。
Test Connector を使用してコネクターをエミュレートするには、ファイルにコネクター定義を保管する必要があります。ファイルにコネクター定義を保管するには、以下の手順を実行します。
- Connector Configurator でコネクター定義を開きます。
- メニュー・バーから「ファイル」>「別名保管」>「ファイルに」を選択します。
- ファイルを保管するディレクトリーにナビゲートし、「ファイル名」フィールドに名前を入力し、「Save as type」ドロップダウン・メニューに値「構成ファイル (*.cfg)」が表示されていることを確認し、「保管」をクリックします。
Connector Configurator が、コネクター定義を指定の名前のファイルに保管します。
プロファイルは、Test Connector でエミュレートするすべてのコネクターについて作成する必要があります。プロファイルは、コネクターの名前、使用する構成ファイルなどの情報を指定します。新規コネクター・プロファイルを作成するには、以下の手順を実行します。
- メニュー・バーから「ファイル」>「プロファイルを作成/選択」を選択し、「コネクター・プロファイル」ウィンドウを表示させます。
- 「コネクター・プロファイル」ウィンドウで、メニュー・バーから「ファイル」>「新規プロファイル」を選択します。
- 「新規プロファイル」ウィンドウで「参照」をクリックし、ファイルへのコネクター定義の保管で準備しているコネクターの構成ファイルにナビゲートします。
- 「コネクター名」フィールドにコネクターの名前を入力します。コネクター定義の名前は、必ず統合ブローカー・リポジトリーに存在する正確な名前を入力してください。例えば、JText 用アダプターの場合は JTextConnector と入力する必要があります。ワード JText と Connector の間にはスペースを入れず、大文字と小文字も正確に区別してください。
- 「ブローカー・タイプ」ドロップダウン・メニューで適切な統合ブローカー (ICS、WMQI または WAS) を選択します。
- 注:
- ご使用のブローカーが WebSphere Message Broker の場合、WMQI を選択してください。
- ステップ 5 でブローカー・タイプとして ICS を選択した場合は、以下の手順も実行します。
- 「サーバー」フィールドに InterChange Server Express インスタンスの名前を入力します。
名前は正確に入力してください。この名前では大文字と小文字が区別されます。名前が誤っている場合、Test Connector は InterChange Server Express と通信できません。
- 「パスワード」フィールドに admin ユーザー・アカウントのパスワードを入力します。デフォルトのパスワードは null です。
- 「OK」をクリックし、「新規プロファイル」ウィンドウを閉じます。
「コネクター・プロファイル」ウィンドウの
「コネクター」列にはコネクターの名前が表示され、「サーバー」列には InterChange Server Express インスタンスの名前が表示され、「構成ファイル」列にはコネクター構成ファイルのパスおよび名前が表示されます。
- 「OK」をクリックし、「コネクター・プロファイル」ウィンドウを閉じます。
既存のコネクター・プロファイルを変更するには、以下の手順を実行します。
- Test Connector のメニュー・バーから「ファイル」>「プロファイルを作成/選択」を選択するか、キーボード・ショートカット Ctrl+N を使用して「コネクター・プロファイル」ウィンドウを表示させます。
- 「コネクター・プロファイル」ウィンドウで、編集するプロファイルを選択し、メニュー・バーから「編集」>「プロファイルを編集」を選択します。
- 「新規プロファイル」ウィンドウのフィールドに新しい値を入力し、「参照」ボタンを使用し、必要に応じて構成ファイルを変更して編集します。
- 「OK」をクリックし、「新規プロファイル」ウィンドウを閉じます。
コネクター・プロファイルを削除するには、以下の手順を実行します。
- Test Connector のメニュー・バーから「ファイル」>「プロファイルを作成/選択」を選択するか、キーボード・ショートカット Ctrl+N を使用して「コネクター・プロファイル」ウィンドウを表示させます。
- 「コネクター・プロファイル」ウィンドウで、削除するプロファイルを選択し、メニュー・バーから「編集」>「プロファイルを削除」を選択します。
