IGeneratesBoDefs インターフェース

Object Discovery Agent (ODA) がそのコンテンツとしてのビジネス・オブジェクト定義を生成するのに必要な機能は、Object Discovery Agent Development Kit (ODK) API により定義されます。その定義の際に使用されるのが IGeneratesBoDefs インターフェースです。

ODA がソース・データからビジネス・オブジェクト定義を生成するための一連のメソッドは、ODA 開発者が実装しておく必要があります。この一連のメソッドの定義は、この IGeneratesBoDefs インターフェースによって行われます。IGeneratesBoDefs インターフェースのメソッドは、ビジネス・オブジェクト・ウィザードにより呼び出されます。このメソッドの呼び出しにより、ソース・ノードの取得のほか、コンテンツであるビジネス・オブジェクト定義の生成、およびアクセスが可能になります。

注:
ODA のコンテンツとしてのファイル・オブジェクトの生成も、ODA によりサポートすることができます。ODA がソース・データからバイナリー・ファイルを生成できるようにするには、IGeneratesBinFiles インターフェースを実装しておく必要があります。詳しくは、IGeneratesBinFiles インターフェースを参照してください。

ODA がソース・データからビジネス・オブジェクト定義を生成できるよう、ODA 開発者は以下のステップを実行する必要があります。


表 88.
IGeneratesBoDefs インターフェースのメンバー・メソッド
メンバー・メソッド 説明 ページ
generateBoDefs() データ・ソースを基に、指定されたソース・ノード用のビジネス・オブジェクト定義を生成します。 generateBoDefs()
getBoDefs() 生成済みのビジネス・オブジェクト定義を検索します。 getBoDefs()
getContentProtocol() このビジネス・オブジェクト定義のコンテンツ・タイプ用にサポートされているコンテンツ・プロトコルを示します。 getContentProtocol()
getTreeNodes() ソース・ノードの階層を表す、ツリー・ノードの配列を作成します。 getTreeNodes()

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