DtpDate()

指定した形式に従って、日付を解析します。

構文

public DtpDate()
  
 public DtpDate(String dateTimeStr, String format)
  
 public DtpDate(String dateTimeStr, String format, String[] monthNames,
    String[] shortMonthNames)
  
 public DtpDate(long msSince1970, boolean isLocalTime)
 

パラメーター

dateTimeStr
ストリングの形式の日付と時間。

format
日付の形式。詳しくは『注記』を参照してください。

monthNames
12 か月の正式名を表すストリングの配列。null の場合、デフォルト値は January、February、March などです。

shortMonthNames
月の短縮名を表すストリングの配列。このパラメーターが null で monthNames が null ではない場合、この値は、Jan、Feb、Mar など、月の正式名の最初の 3 文字になります。

msSince1970
1970 年 1 月 1 日 00:00:00 からのミリ秒数。

isLocalTime
時刻がすでに現地時間の場合は true、それ以外の場合は false に設定します。

戻り値

なし。

例外

DtpDateException - コンストラクターで解析エラーが発生した場合です。これは、日付が指定した形式ではない場合に発生することがあります。

注記

コンストラクターの第 1 の形式は、パラメーターを使用しません。この形式は、システムの現在の日付を新しい DtpDate オブジェクトに割り当てます。 DtpDateException はスローしません。

コンストラクターの第 2 の形式と第 3 の形式は、指定した日付形式 に従って日付を解析し、日、月、年、時間、分、および秒の値を抽出します。これらの値は、他の DtpDate メソッドを使用して後で取得したり、再設定することができます。

例えば、月は以下の形式のいずれかで取得できます。

取得されたデータは、他のデータのコンテキストには依存しません。

月の正式名および短縮名の表記は、以下の方法で変更できます。

コンストラクターの第 4 の形式は、1970 年 1 月 1 日 00:00:00 からのミリ秒数を使用します。多くのアプリケーションが、この方法で日付を表します。

日付形式

日付形式 では、日付は常に時刻より前にあります。時刻はオプションです。日付と時刻のストリングに時刻がない場合、時間、分、および秒の値は、デフォルト値の 00 になります。

日付形式は、以下のように、大文字小文字を区別するキー文字を使用します。
D
M
Y
h 時間
m
s

これらのキー文字は、「/」や「-」などの分離文字で区切られることもあります。

次の例は、新しい日付オブジェクト aDatedate2、および date3 を作成する DtpDate() コンストラクターを示しています。

Dtpdate aDate = new DtpDate("5/21/1997 15:23:01", "M/D/Y h:m:s");
 DtpDate date2 = new DtpDate("05211997 152301", "MDY hms"); 
 DtpDate date3 = new DtpDate("Jan 10, 1999 10:00:00", "M D, Y h:m:s");
 

以下の日付形式では、DtpDateException がスローされます。

h:m:s D/M/Y
 

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