カスタム・データ・ハンドラーの記述を始める前に、次のことを明確に理解しておくことをお勧めします。
特に、次の方法を確認しておく必要があります。
カスタム・データ・ハンドラーをメタデータ主導型にするには、使用するデータ・ハンドラーを識別する情報を動的に指定する必要があります。メタデータ主導型データ・ハンドラーの詳細については、メタデータ主導型ハンドラーの設計を参照してください。
設計上必要な決定事項の 1 つに、データ・ハンドラーがその構成を初期化するためにメタオブジェクトを使用するかどうかの決定があります。
メタオブジェクトを使用するかどうかを決定するときには、次のことを考慮してください。
メタオブジェクトを使用するデータ・ハンドラーを呼び出すには、呼び出し元がデータ・ハンドラーの関連付けられた MIME タイプを createHandler() メソッドに渡します。 MIME タイプで呼び出されると、createHandler() は、新たにインスタンス化されたデータ・ハンドラーを、子メタオブジェクトの構成情報を使用して初期化します。
メタオブジェクトを使用しない データ・ハンドラーを呼び出すには、呼び出し元がデータ・ハンドラーのクラス名のみ を createHandler() メソッドに渡します。クラス名で呼び出されると、createHandler() は、そのクラスのデータ・ハンドラーをインスタンス化し、関連付けられたメタオブジェクトを検索しません。
メタオブジェクトを使用するようにカスタム・データ・ハンドラーを設計する場合は、これらのメタオブジェクトを、データ・ハンドラー・インプリメンテーションの一部として作成する必要があります。詳細については、データ・ハンドラー・メタオブジェクトの作成を参照してください。