マップの開始および停止は、System Monitor または「InterChange Server コンポーネント管理」ビューの System Manager から行うことができます。
このセクションの内容は次のとおりです。
System Monitor にログオンしてマップの状態を含むビューを開くか、System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューを使用することによって、マップの状態を表示させることができます。System Monitor にログオンするには、System Monitor へのログオン手順の手順に従います。System Manager の「InterChange Server コンポーネント管理」ビューを使用するには、InterChange Server Express インスタンスへの接続手順の手順に従います。
マップ状態の表示方法は、使用しているツールに応じて以下のようになります。
System Monitor でマップ状態を表示するには、以下のステップを実行します。
製品をインストールしたときには、デフォルト・ビューは「システム概要」に設定され、そのビューに含まれるデフォルト・モニターは「システム概要」に設定されます。これらのデフォルトは、モニターのニーズに合わせて変更できます。手順については、システムをモニターするビューの設定を参照してください。
System Manager でマップ状態を表示するには、以下のステップを実行します。
表 9 は、マップ・アイコンの色が示すマップの状態と、その状態で実行可能なアクションを示しています。マップについての詳細は、「マップ開発ガイド」を参照してください。
マップの状態 (色) | 説明 |
---|---|
アクティブ (緑) | マップは実行できる状態にあり、使用可能です。 |
非アクティブ (赤) | マップは実行できる状態にない、または使用不可です。 |
不明で表示されない | マップはコンパイルされていない、またはマップ・クラスが欠落しています。マップは実行できる状態にない、または使用不可です。Map Designer Express でマップをコンパイルするとマップはアクティブ状態になりますが、マップを保管するとマップは不明状態になります。不明状態のマップは、オブジェクト・ブラウザーのマップ・ツリーに表示されます。 |
マップは、送信元と宛先のビジネス・オブジェクトの間でのデータの転送 (または変換) を定義します。InterChange Server Express 環境では、データは、アプリケーション固有のビジネス・オブジェクトから汎用ビジネス・オブジェクトに、または汎用ビジネス・オブジェクトからアプリケーション固有のビジネス・オブジェクトにマップされます。マップの使用方法についての詳細は、「マップ開発ガイド」を参照してください。
このセクションでは、マップを開始、停止させる方法について説明します。マップのコンパイル、マップのプロパティー、データ検証レベル、明示的および暗黙的なトランザクションのスコープ設定、およびマップ・インスタンスの再利用など、マップの補足的なタスクについての詳細は、「システム・インプリメンテーション・ガイド」を参照してください。
マップを実行できるようにするには、まずアクティブにする必要があります。Map Designer Express は、マップを正常にコンパイルすると自動的にそのマップを開始します。ただし、その他の方法でマップを変更する場合、明示的にマップを停止、再始動して変更を有効にする必要があります。マップの停止と再始動が必要な変更については、付録 B, IBM WebSphere InterChange Server Express システム・コンポーネントを再始動するための要件を参照してください。
使用しているツールに応じたマップの開始および停止の方法は以下のようになります。
System Monitor でマップを開始および停止するには、以下のステップを実行します。
System Manager でマップを開始および停止するには、以下のステップを実行します。