ビジネス・オブジェクトの属性を、特定のデータ型の指定値に設定します。
構文
void set(String attribute, Object value) void set(int position, Object value)
void set(String attribute, boolean value) void set(String attribute, double value) void set(String attribute, float value) void set(String attribute, int value) void set(String attribute, long value) void set(String attribute, Object value) void set(String attribute, String value)
パラメーター
例外
CollaborationException -- set() メソッドは、この例外に対して次の例外タイプを設定できます。
注記
set() メソッドは、現在のビジネス・オブジェクトの属性値を設定します。これらのメソッドは、属性へ値を割り当てるときにオブジェクト参照を設定します。これにより、ソース・ビジネス・オブジェクトから属性値が複製されることはありません。このため、ソース・ビジネス・オブジェクトの値 の変更内容は、set() を呼び出すビジネス・オブジェクトの属性にも適用されます。
set() メソッドにはいくつかの形式があります。
これらのメソッドでは、属性の名前 を指定することで属性の値へアクセスできます。
この形式の set () メソッドでは、属性の名前 またはビジネス・オブジェクトの属性リストにおける属性索引の位置 のいずれか を指定することで属性の値へアクセスできます。
例
次の例では、toCustomer の LName 属性を、Smith という値に設定します。
toCustomer.set("LName", "Smith");
次の例では、set() が値を複製するのではなくオブジェクト参照を割り当てるメカニズムを示します。
BusObj myBusObj = new BusObj(); BusObj mySettingBusObj = new BusObj(); myBusObj.set("attr1", mySettingBusObj);
このコード・フラグメントの実行後に、myBusObj の attr1 属性は、mySettingBusObj ビジネス・オブジェクトに対して設定されます。mySettingBusObj がなんらかの方法で変更されると、myBusObj.attr1 は、まったく同じように変更されます。これは、set() が、attr1 属性を設定するときに mySettingBusObj に対してオブジェクト参照を行い、mySettingBusObj の静的コピーを作成しない ためです。
属性リスト内での属性の順序を使用して属性値を設定する例を以下に示します。
for(i=0; i<maxAttrCount; i++) { myBusObj.set(i, strValue); ...