WebSphere Business Integration Server Express system システムは、インストールする予定のコンポーネントに基づいて、インストールに必要な前提条件ソフトウェアを決定します。選択可能なコンポーネントの詳細は、インストールする WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus コンポーネントの決定のセクションを参照してください。GUI 画面上の特定エントリーの隣には、ヘルプ・アイコンがあります。アイコンを選択すると、その機能や、その機能に必要な前提条件についての関連情報を示すウィンドウが開きます。
インストールする予定のコンポーネントについてシステムと対話するには、以下の手順を実行します。
- 「製品のインストール」というラベルの Launchpad ボタンを選択します。「サーバーのインストール」画面が表示されます。
図 2. 「サーバーのインストール」画面

- 「サーバーのインストール」画面で、エントリー「InterChange Server Express」の横のチェック・ボックスがデフォルトで選択されています。以下のいずれかを実行します。
- InterChange Server Express コンポーネントをインストールする場合は、「次へ」を選択します。「ツールのインストール」画面が表示されます。
- InterChange Server Express コンポーネントをインストールしない 場合は、チェック・ボックスのチェックマークを外して、「次へ」を選択します。「ツールのインストール」画面が表示されます。
図 3. 「ツールのインストール」画面

- 「ツールのインストール」画面で、「管理ツール」項目と「開発ツール」項目の横にあるチェック・ボックスは、デフォルトで選択されています。
以下のいずれかを実行します。
- 管理ツールと開発ツールの両方 をインストールするには、「次へ」を選択します。「統合テスト環境」画面が表示されます。
- 管理ツールのみ をインストールするには、「開発ツール」項目の横にあるチェック・ボックスからチェックマークを外して、「次へ」を選択します。「Web ベースのツール」画面が表示されます。ステップ 5 までスキップします。
- 注:
- 開発ツールのみをインストールすることはできません。開発ツールをインストールするには、管理ツールもインストールする必要があります。
- 管理ツールと開発ツールのいずれもインストールしない場合は、「管理ツール」項目と「開発ツール」項目の横にあるチェック・ボックスからチェックマークを外して、「次へ」をクリックします。「Web ベースのツール」画面が表示されます。ステップ 5 までスキップします。
- 「統合テスト環境」画面に、統合テスト環境をインストールするためのオプションが表示されます。
使用するソリューションに ITE が必要であることが分かっている場合は、「統合テスト環境をこのマシンにインストールします」の横にあるチェック・ボックスにチェックマークを付けて ITE をインストールします。そうでない場合は、このチェック・ボックスにチェックマークを付けずにこの画面をスキップできます。統合テスト環境は、必要に応じて後でインストールすることもできます。
「次へ」をクリックして先に進みます。「Web ベースのツール」画面が表示されます。
- Web ベースのツールをインストールして、使用ソリューションのさまざまなコンポーネントの状況を表示します。
これらのツールでは、OS/400 上に WebSphere Application Server 5.0.2 または 5.1 あるいは WebSphere Application Server Express 5.1 が必要です。
「Web ベースのツール」の横にあるチェック・ボックスにチェックマークを付けて、Web ベースのツールをインストールします。あるいは、このチェック・ボックスにチェックマークを付けずにこの画面をスキップすることもできます。
Web ベースのツールは、必要に応じて後でインストールすることもできます。
「次へ」をクリックして先に進みます。「アダプターのインストール」画面が表示されます。
- 注:
- OS/400 に Crypto Access Provider (5722AC3) のライセンス版がインストールされていない場合は、「アダプターのインストール」画面が表示される前に、暗号化画面が表示されます。
図 4. 「アダプターのインストール」画面

- 「アダプターのインストール」画面で、インストールするアダプターを選択します。アダプターは、必要な数だけインストールできます。ただし、InterChange Server Express に登録できるアダプター数は、WebSphere Business Integration Server Express をインストールする場合で最大 3 つ、WebSphere Business Integration Server Express Plus をインストールする場合で最大 5 つ までです。「次へ」を選択します。「サンプルのインストール」画面が表示されます。
- 注:
- Adapter for JText は、サンプル・コンポーネントの一部である System Test サンプルの実行に必要になるため、デフォルトで選択されています。サンプル・コンポーネントは、次の「サンプルのインストール」画面で選択できます。
図 5. 「サンプルのインストール」画面

- 「サンプルのインストール」画面で、「サンプル」項目の横にあるチェック・ボックスがデフォルトで事前選択されています。以下のいずれかを実行します。
- サンプル・コンポーネントをインストールする場合は、「次へ」を選択します。「ソフトウェア前提条件」画面が表示されます。
- 注:
- サンプル・コンポーネントをインストールするには、InterChange Server Express、Toolset Express、および JText Adapter のインストールが必要です。そのため、サンプル・コンポーネントのインストールを選択すると、InterChange Server Express、Toolset Express、および JText Adapter は、ユーザーが前の画面でこれらのインストールを選択したかどうかにかかわらず、インストールされます。
- サンプル・コンポーネントをインストールしない 場合は、チェック・ボックスのチェックマークを外して、「次へ」を選択します。「ソフトウェア前提条件」画面が表示されます。
前述の手順での選択結果により、Launchpad はインストールするコンポーネントに必要なソフトウェア前提条件を調べて、一部またはすべてがシステム (選択内容に応じて OS/400 および Windows の両方) にインストールされていることを確認し、分析結果を「ソフトウェア前提条件」画面に表示します。この画面にはユーザーのシステムに固有のリストが表示されますが、そのリストには、どの WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus コンポーネントのインストールを選択したかに応じて、以下のエントリーの一部または全部が含まれます。
Launchpad は、OS/400 システムおよび Windows クライアント・システムでの各前提条件ソフトウェアのインストール状況を表示します。状況値としては、「未インストール」、「オプション」、または「OK」があります。また、データベース選択に関してのみ、「未構成」があります。
システムに必要なソフトウェア・プログラムの状況が「未インストール」または「オプション」である場合は、Launchpad を使用して、対象のソフトウェアをインストールするか、または入手先を通知するようにできます (Launchpad は、選択された前提条件ソフトウェアのみをインストールします)。データベースがインストール済みで、その状況が「未構成」の場合は、Launchpad を使用してデータベースを構成できます。各前提条件に関連して Launchpad が実行できるタスクについての詳細は、選択されたソフトウェア前提条件のインストールを参照してください。
