コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して明示的に始動する必要があります。始動スクリプトは、次に示すようなコネクターのランタイム・ディレクトリーに存在していなければなりません。例えば、Windows の場合は以下を使用します。
ProductDir¥connectors¥connName
ここで、connName はコネクターを示します。始動スクリプトの名前は、表 10 に示すように、オペレーティング・システム・プラットフォームによって異なります。
オペレーティング・システム | 始動スクリプト |
---|---|
Windows | start_connName.bat |
OS/400 | start_connName.sh |
Linux | start_connName.sh |
コマンド行の始動オプションなどのコネクターの始動方法の詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。
Windows プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
デフォルトでは、プログラム名は「IBM WebSphere Business Integration Express」となっています。ただし、これはカスタマイズすることができます。あるいは、ご使用のコネクターへのデスクトップ・ショートカットを作成することもできます。
start_connName connName WebSphereICSName [-cconfigFile ]
ここで、connName はコネクターの名前であり、WebSphereICSName は InterChange Server Express インスタンスの名前です。デフォルトでは、InterChange Server Express インスタンスの名前は WebSphereICS です。
OS/400 プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
WebSphere Business Integration Server Express Console がインストールされているマシンから、「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Console」>「コンソール」を選択します。次に、OS/400 システム名または IP アドレス、および *JOBCTL 特殊権限を持つユーザー・プロファイルとパスワードを指定します。アダプターのリストから connName アダプターを選択し、「アダプターを始動」ボタンを選択します。
バッチ・モード: CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から次のコマンドを実行する必要があります。
/QIBM/ProdData/WBIServer43/bin/submit_adapter.sh connName WebSphereICSName pathToConnNameStartScript jobDescriptionName ここで、connName はコネクター名であり、WebSphereICSName は InterChange Server Express サーバー名 (デフォルトは QWBIDFT)、 pathToConnNameStartScript はコネクターの始動スクリプトの絶対パス、 jobDescriptionName は QWBISVR43 ライブラリーで使用するジョブ記述の名前です。
対話モード: CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から、
/QIBM/UserData/WBIServer43/WebSphereICSName/connectors
/connName/start_connName.sh connName WebSphereICSName
[-cConfigFile] を実行する必要があります。
ここで、connName はコネクターの名前であり、WebSphereICSName は Interchange Server Express インスタンスの名前です。
この場合、このセクションで先に説明したとおり、以下のパラメーターを同じ順番で使用します。connName、WebSphereICSName、 pathToConnNameStartScript、および jobDescriptionName
Linux プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
ここで、connName はコネクターの名前であり、WebSphereICSName は InterChange Server Express インスタンスの名前です。/bin ディレクトリーから、connector_manager コマンドを呼び出します。