マッピングの標準

このセクションでは、以下に示すマップの手順上の基準について説明します。

個々の属性のマップについてのヒント

以下に、個々の属性をマップするときの一般的な方法を示します。

要確認:
ObjectEventid 属性はマップしないでください InterChange Server Express では、固有の処理目的で ObjectEventId を予約しています。ObjectEventId を宛先属性として含むカスタム・コードは、実行されません。

属性のコメント・フィールドでのコメントの設定

属性にコメントを付けておくと、マップが読みやすくなります。ただし、Map Designer Express では属性へのコメントは自動生成されません表 18 に、属性のコメントについて推奨される基準を、宛先属性に関連付けられている変換のタイプごとに示します。

表 18. 属性のコメントの設定
状況 属性のコメントの設定
子ビジネス・オブジェクトがマップされていない場合 =No mapping
「値を設定」変換 =SET VALUE(value)
「移動」変換 =MOVE
「結合」変換 =JOIN(srcAttr1, srcAttr2, ...)
「分割」変換 =SPLIT(srcAttr [index ])
子ビジネス・オブジェクトで、属性を確認するためにオブジェクトを展開する必要があることを示すサブマップを呼び出さずに マップが行われている場合 =Mapping here
サブマップを呼び出すコードが生成される場合 =SUBMAP(mapName)

属性のマップに以下のような関係をインプリメントするマッピング API 呼び出しが含まれている場合

  • retrieveInstances()
  • retrieveParticipants()
  • maintainSimpleIdentityRelationship()
  • maintainCompositeRelationship()
  • IdentityRelationship クラス内の foreignKeyLookup()foreignKeyXref() 以外の 他のすべてのメソッド

=Relationship(type )

ここで、type には以下を指定できます。

  • identity
  • lookup
  • custom
属性のマップに foreignKeyLookup() が含まれている場合 =foreignKeyLookup()
属性のマップに ruiLnKeyLoXiLr が含まれている場合 =foreignKeyXref()
上記にリストされている変換 以外の カスタム変換 (関係または外部キー)
=CUSTOM(summary)
属性のコードに、動詞の設定以外のものが含まれていない場合 =SET VERB

Copyright IBM Corp. 2004