generateBoDefs()

指定されたソース・ノード用のビジネス・オブジェクト定義を生成します。

構文

public ContentMetaData generateBoDefs(String[] srcNodeNames);
 

パラメーター

srcNodeNames [ ]
ユーザーが選択したソース・ノードの名前が格納されている配列です。

戻り値

ContentMetaData オブジェクト (srcNodeNames 引き数に指定されたソース・ノード用の生成済みビジネス・オブジェクト定義についての記述内容) です。

例外

ODKException
ビジネス・オブジェクト定義の生成に失敗した場合にスローされます。

注記

generateBoDefs() メソッドは、IGeneratesBoDefs インターフェース用のコンテンツ生成メソッドです。このメソッドは、srcNodeNames 配列内に指定されている各ソース・ノード用のビジネス・オブジェクト定義を作成します。これらのソース・ノードは、ビジネス・オブジェクト・ウィザードの「ソースの選択」ダイアログ・ボックスでユーザーにより選択されたものです。ユーザーがソース・ノードを選択し終えると、ビジネス・オブジェクト・ウィザードは generateBinFiles() メソッドを呼び出してコンテンツを生成します。このメソッドはウィザード開始のステップ 5 (ビジネス・オブジェクトの生成) で呼び出されます。

注:
ビジネス・オブジェクト定義を生成するためには、要求時コンテンツ・プロトコルを ODA によりサポートする必要があるため、ビジネス・オブジェクト・ウィザードは generateBoDefs() を常時呼び出します。コンテンツ・プロトコルについて詳しくは、ODA コンテンツ・プロトコルの選択を参照してください。

generateBoDefs() メソッドの目的は、ユーザーにより選択された各ソース・ノード用のビジネス・オブジェクト定義 (BusObjDef オブジェクト) を生成し、生成されたコンテンツの構造体に保存して、コンテンツ・メタデータ・オブジェクト ContentMetaData (生成済みコンテンツについての記述内容) を戻すことにあります。このメソッドでは、生成済みコンテンツがビジネス・オブジェクト・ウィザードに戻されることは事実上ありません。ビジネス・オブジェクト・ウィザードは、この戻されたコンテンツ・メタデータ・オブジェクトに基づいて、コンテンツ生成処理が完了したかどうかを判断できます。生成が完了すると、ビジネス・オブジェクト・ウィザードは getBoDefs() メソッドを使用して、生成済みのビジネス・オブジェクト定義を取得します。generateBoDefs() の実装方法について詳しくは、ビジネス・オブジェクト定義の生成を参照してください。

参照

generateBinFiles(), getBoDefs()

Copyright IBM Corp. 2004