ビジネス・オブジェクトの生成

実行時には、Lotus Domino Server で該当するイベントが発生するたびに (つまり、Lotus Domino 文書の作成、更新、削除が行われるたびに)、コネクターが Lotus Domino からイベント・データを取得します。("コネクターの動作方法"で、このプロセスを詳しく説明します。) 次にコネクターは、ビジネス・オブジェクト定義にデータをマップし、特定のビジネス・オブジェクト・インスタンス (単純に「ビジネス・オブジェクト」と呼ばれます) を作成します。処理のため、このビジネス・オブジェクトを InterChange Server Express に送信します。これにより、別のアプリケーションに対しイベント情報が使用可能になります。また、コネクターは InterChange Server Express からビジネス・オブジェクトを受信します。InterChange Server Express から受信する別のアプリケーションのビジネス・オブジェクトは、Lotus Domino による Lotus Domino Server での文書の作成、更新、または削除、文書の存在の確認、あるいは Lotus Domino 文書全体を InterChange Server Express を介して要求元のアプリケーションへ戻すことを要求します。

Copyright IBM Corp. 2004