アダプター環境

アダプターをインストール、構成、使用する前に、環境要件を理解しておく必要があります。環境要件は、以下のセクションでリストされています。

互換性

使用するアダプター・フレームワークは、アダプターが通信する統合ブローカーのバージョンと互換性のある必要があります。 Adapter for Lotus Domino バージョン 4.3.1 は、以下のアダプター・フレームワークおよび統合ブローカーでサポートされます。

アダプター・フレームワーク: Adapter Framework バージョン 4.3.1

統合ブローカー: InterChange Server Express バージョン 4.3.1

例外については、「リリース情報」を参照してください。

アダプターのプラットフォーム

このアダプターは、次のソフトウェアでサポートされています。

オペレーティング・システム:

データベース: Lotus Domino

サード・パーティー・ソフトウェア: Lotus Domino Server バージョン R6 (6.0.2 以上)。

アダプターの依存関係

Adapter for Lotus Domino は、Java 2 Runtime Environment (JRE) Standard Edition バージョン 1.3.1 以降に対する依存関係を持っています。

注:
InterChange Server Express として、このブローカーと同じコンピューターにアダプターをインストールする場合には、インストール時に JRE が既にインストールされています。詳細については、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド」を参照してください。

InterChange Server Express のインストール手順およびその前提条件については、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド」を参照してください。

Lotus Domino Server のインストール方法については、Lotus Domino ソフトウェアに付属のインストール情報を参照してください。

ロケール依存データ

アダプターは国際化され、2 バイト文字セットをサポートし、特定の言語でメッセージ・テキストを配信できるようになっています。アダプターは、ある文字コード・セットを使用する場所から別のコード・セットを使用する場所にデータを転送するとき、データの意味を保存するように文字変換を実行します。

Java 仮想マシン (JVM) 内部の Java ランタイム環境では、Unicode 文字コード・セットでデータを表現します。Unicode には、ほとんどの既知の文字コード・セット (1 バイト系とマルチバイト系を含む) の文字に対応できるエンコード方式が組み込まれています。WebSphere Business Integration システムのほとんどのコンポーネントは Java で記述されています。したがって、ほとんどの WebSphere Business Integration Server Express システム・コンポーネント間のデータ転送では、文字変換の必要はありません。

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