Process Designer Express では、使用可能なメニューとメニュー・オプションは、作業域の表示内容によって異なります。以下のセクションでは、作業域が空であるかまたは「テンプレート定義」ウィンドウを表示しているときの、Process Designer Express のメイン・メニューについて説明します。
- 注:
- 作業域にダイアグラム・エディターが表示されている場合は、「編集」メニューのオプションが使用可能になり、他の一部のメニューでも異なるオプションが使用可能になります。これらの機能のほとんどはアクティビティー・ダイアグラムで作業するときに使用します。詳細については、"ダイアグラム・エディター機能へのアクセス: Process Designer Express メニュー"を参照してください。
作業域が空であるか、「テンプレート定義」ウィンドウまたは「テンプレート・メッセージ」ウィンドウが表示されている場合には、「ファイル」メニューには以下のオプションが表示されます。
- 「新規」--新規コラボレーション・テンプレートを作成します。
- 「開く」--既存のコラボレーション・テンプレート定義を開きます。以下の 2 つのオプションがあります。
- 「プロジェクトから」--コラボレーション・テンプレートを統合コンポーネント・ライブラリーのユーザー・プロジェクトから開きます。
-
「ファイルから」--ファイル・システムに保管されている .cwt ファイルからコラボレーション・テンプレートを開きます。
- 「閉じる」--コラボレーション・テンプレートを閉じます。
- 「保管」--現在のコラボレーション・テンプレートを保管します。以下の 2 つのオプションがあります。
- 「プロジェクトに」--コラボレーション・テンプレートを統合コンポーネント・ライブラリーのユーザー・プロジェクトに保管します。
-
「ファイルに」--ファイル・システムに格納されている .cwt ファイルにコラボレーション・テンプレートを保管します。
- 「別名保管」--現在のコラボレーション・テンプレートを別の名前で保管します。以下の 2 つのオプションがあります。
- 「プロジェクトに」--コラボレーション・テンプレートを統合コンポーネント・ライブラリーのユーザー・プロジェクトに保管します。
- 「ファイルに」--ファイル・システムに格納されている .cwt ファイルにコラボレーション・テンプレートを保管します。
- 「削除」--「プロジェクトからテンプレートを削除」ダイアログ・ボックスが表示され、削除するコラボレーション・テンプレートを選択できます。
- 「コンパイル」--コラボレーション・テンプレートをコンパイルします。詳細については、"コラボレーション・テンプレートのコンパイル"を参照してください。
- 「すべてコンパイル」--プロジェクトのすべてのコラボレーション・テンプレートをコンパイルするか、コンパイル対象のサブセットを指定できます。詳細については、"複数のコラボレーション・テンプレートのコンパイル"を参照してください。
- 「インポート」--テンプレート定義にファイルをインポートします。Process Designer Express Importer は、BPEL ファイルと UML ファイル (XMI 形式) をインポートできます。これらのファイルは、必要に応じて InterChange Server Express テンプレート・ファイルに変換されます。
- 「エクスポート」--ファイルをエクスポートします。テンプレート・ファイルは、UML (XMI 形式) または BPEL 形式にエクスポートできます。Process Designer Express Exporter ツールは、必要なすべての形式変換を実行します。
- 「終了」--Process Designer Express を閉じます。
作業域にダイアグラム・エディターが表示されている場合は、「ファイル」メニューに「ページ設定」、「印刷プレビュー」、および「印刷」 オプションが追加表示されるので、アクティビティー・ダイアグラムを印刷できます。作業域に「テンプレート・メッセージ」ウィンドウが表示されている場合、「ファイル」メニューには、メッセージ・ファイルを印刷するための追加のオプションが表示されます。
「編集」メニュー・オプションを使用できるのは、ダイアグラム・エディターがアクティブである場合のみです。オプションには、標準 Windows 編集コマンド (「元に戻す」、「やり直し」、「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」、「削除」など) および以下の特別な Process Designer Express オプションなどがあります。
- 「すべて選択」--現在のアクティビティー・ダイアグラム内のノードをすべて選択します。
- 「ID を検索」--アクティビティー・ダイアグラム ID を検索します。
- 「テキストを検索」--現在のアクティビティー・ダイアグラム内のテキストを検索します。
- 「テキストを置換」--現在のアクティビティー・ダイアグラム内のテキストを検索および置換できます。
- 「プロパティー」--選択されたシンボルのプロパティーを編集します。
このオプションを使用できるのは、ワークスペースでシンボルが選択されている場合のみです。
- 「フォント」--アクティビティー・ダイアグラムで選択したシンボルのテキスト・ラベルのフォントおよび色を変更します。
現在選択しているシンボルおよびリンクのフォントを変更できます。また、すべてのコンポーネントのフォントを変更することもできます。この場合は、まず「すべて選択」オプションを使用してダイアグラム内のすべてのコンポーネントを選択し、その次にフォントの変更を適用します。このオプションを使用できるのは、ワークスペースでシンボルが選択されている場合のみです。
「表示」メニューの機能は、Process Designer Express を最初に開き、作業域の表示がアクティビティー・ダイアグラムの外観に関連している場合に有効です。「表示」メニューの機能の多くは、オンとオフを切り替えることができます。
さらに、ダイアグラム・エディターがアクティブである場合、Process Designer Express では、以下のダイアグラム・オプションを使用できます。
作業域が空であるか、「テンプレート定義」ウィンドウまたは「テンプレート・メッセージ」ウィンドウが表示されている場合、「テンプレート」メニューには以下のオプションが表示されます。
- テンプレート・ツリー・ビューでシナリオ以外のオブジェクトが選択されている場合には、以下のオプションを使用することができます。
- 「すべてのダイアグラムを開く」--コラボレーション・テンプレート用に定義されているすべてのアクティビティー・ダイアグラムを開きます。
- 「すべてのダイアグラムを閉じる」--開いているアクティビティー・ダイアグラムすべてを閉じます。
- 「新規シナリオ」--「新規シナリオ」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 「テンプレート定義を開く」--「テンプレート定義」ウィンドウが表示されます。ここで、コラボレーション・テンプレートのプロパティーを変更できます。
- 「テンプレート・メッセージを開く」--「テンプレート・メッセージ」ウィンドウが表示されます。ここで、コラボレーション・テンプレートに関連するメッセージ・ファイルを定義または変更できます。
- テンプレート・ツリー・ビューでシナリオが選択されている場合には、以下の追加メニュー項目を使用することができます。
- 「ダイアグラムを開く」--現在のシナリオのアクティビティー・ダイアグラムを開きます。
- 「シナリオの名前を変更」--現在のシナリオの名前を変更できます。
- 「シナリオを削除」--現在選択されているシナリオとそのアクティビティー・ダイアグラムを削除します。
- 「シナリオ定義を開く」--シナリオ・レベルの変数を編集します。
- ダイアグラム・エディターが開かれている場合は、前述の項目の他に、以下のメニュー項目を使用できます。
「ツール」メニューにより、他の Business Integration
Express ツールを起動できます。オプションは以下のとおりです。
- 「Map Designer」--Map Designer を開きます。
- 「Business Object Designer」--Business Object Designer Express を開きます。
- 「Relationship Designer」--Relationship Designer Express を開きます。
「ウィンドウ」メニューのプルダウン・オプションは、Multiple Document Interface (MDI) の標準的なウィンドウ表示機能をカバーします。タイル表示、カスケード表示、開いているウィンドウのアクティブ化などの表示機能の制御には、これらのオプションを使用します。
