isNull()

ビジネス・オブジェクトの属性値が null かどうかを確認します。

構文

boolean isNull(String attribute)
 

パラメーター

attribute
属性の名前。

戻り値

属性値が null の場合は true を戻し、null でない場合は false を戻します。

注記

null は、ゼロ長ストリングと異なり、値がないことを示します。ゼロ長ストリングは isBlank() を呼び出すことによって検出されます。オブジェクトが null であると操作が失敗することがあるため、オブジェクトは、使用する前に isNull() によってテストしてください。

以下の状況では、属性値が null であることがあります。

ヒント:
Java では null オブジェクトに対して操作を行うことができないため、子ビジネス・オブジェクトまたは子ビジネス・オブジェクト配列である属性に対して操作を実行する前に、必ず isNull() を呼び出してください。

次の例では、sourcePaperClip ビジネス・オブジェクトの Material 属性に null 値があるかどうかを検査します。

boolean key = sourcePaperClip.isNull("Material");
 

次の例では、contract1 ビジネス・オブジェクトの CustAddr 属性が、検索の前の時点で null であるかどうかを検査します。isNull() 検査が false である、つまり属性が null でない場合にのみ属性の検索が行われます。

if (! contract1.isNull("CustAddr"))
    {
    BusObj customerAddress = contract1.getBusObj("CustAddr");
    // do something with the "customerAddress" business object
    }
 

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