SWIFT メッセージは、3 つのヘッダー、メッセージの内容、トレーラーを含む、5 つのデータ・ブロックからなります。メッセージ・タイプは、内容を識別する上で重要です。
すべての SWIFT メッセージにリテラル「MT」(メッセージ・タイプ) が含まれています。これに、メッセージのタイプ、カテゴリー、グループを示す 3 桁の数値が続きます。次の例は、サード・パーティーを介した購買または販売のオーダーです。
2 番目の桁 (0) は、トランザクションのライフ・サイクル内の関連パーツのグループを表します。0 で示されるグループは、Financial Institution Transfer です。
3 番目の桁 (2) は、特定のメッセージを表すタイプです。カテゴリー全体で数百のメッセージ・タイプがあります。2 で表されるタイプは Third-Party Transfer です。
各メッセージに、固有 ID が割り当てられます。ユーザーがログインするたびに 4 桁のセッション番号が割り当てられます。次に、各メッセージに 6 桁のシーケンス番号が割り当てられます。これらが結合されて、ユーザーのコンピューターから SWIFT への ISN (Input Sequence Number)、または SWIFT からユーザーのコンピューターへの OSN (Output Sequence Number) になります。用語は常に、ユーザーではなく SWIFT の視点からのものであることに注意してください。
Logical Terminal Address (12 文字 BIC)、Day、Session および Sequence numbers が結合され、それぞれ MIR (Message Input Reference) および MOR (Message Output Reference) になります。
SWIFT メッセージ・タイプの完全なリストは、「All Things SWIFT: the SWIFT User Handbook」を参照してください。