ソフトウェア要件の確認

WebSphere Business Integration Server Express または Express Plus システムは、IBM コンポーネントおよびサード・パーティー・コンポーネントから構成されます。IBM コンポーネントは、製品 CD で配布されます。サード・パーティー・ソフトウェアは、IBM からは提供されません。

ソフトウェア要件については、次の表を参照してください。

IBM では、表 6 および 表 7 に示したサード・パーティー製品のバージョンをサポートしています。サード・パーティー・ベンダーによるサポートが終了したバージョンのサード・パーティー製品のいずれかに問題が発生した場合は、サポートされているバージョンへのアップグレードが必要なことがあります。


表 4. WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus のサポートされている Linux のバージョン
ソフトウェア バージョンおよびパッチ 実稼働環境でサポートされている製品コンポーネント 開発環境でサポートされている製品コンポーネント
Red Hat Enterprise AS Linux 3.0、Update 1 このバージョンの Linux では、InterChange Server Express、Administrative Toolset Express System Monitor ツールおよび Failed Event Manager ツール、およびアダプターがサポートされています。 サポートされているコンポーネントはありません。
SuSE Linux Enterprise Server 8.1、SP3 このバージョンの Linux では、InterChange Server Express、Administrative Toolset Express System Monitor ツールおよび Failed Event Manager ツール、およびアダプターがサポートされています。 サポートされているコンポーネントはありません。


表 5. WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus に付属のソフトウェア
ソフトウェア バージョンおよびパッチ コメント
IBM WebSphere MQ サーバーおよびクライアント Red Hat Linux の場合:
Red Hat Linux 3.0 の場合は、バージョン 5.3.0.2 (CSD06 および iFix を適用)


SuSE Linux の場合:
バージョン 5.3.0.2 (CSD06 を適用)

IBM DB2 Universal Database Server および Client、Express Edition

DB2 ストアード・プロシージャーを作成するには、DB2 にサポートされている C または C++ コンパイラーが必要です。

バージョン 8.1 FP5
IBM WebSphere Application Server, Express Web Application Server バージョン 5.1 System Monitor および Failed Event Manager 向け。
IBM JCE バージョン 1.2.1
IBM Java Development Kit バージョン 1.3.1_07 コラボレーションおよびマップをコンパイルするために必要。
IBM JRE バージョン 1.3.1._07
IBM JSSE バージョン 1.0.3 Adapter for XML および Adapter for Web Service に対して暗号サービスを提供。
IBM Object Request Broker (ORB) バージョン 1.3.1._07


表 6. WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus には付属していないが、(機能に基づく) 必要な前提条件ソフトウェア
ソフトウェア バージョンおよびパッチ コメント
Adobe Acrobat Reader バージョン 4.05 以上 文書を表示するために必要。IBM では、PDF 検索機能を利用できるようにするため、検索オプションを備えた Acrobat Reader の使用をお勧めします。使用するプラットフォームに対応した Adobe Acrobat Reader の最新バージョンについては、www.adobe.com を参照してください。
Netscape Navigator バージョン 4.7x 文書を表示するために必要。
GNU/Linux g++ バージョン 2.9.5.3 または 2.96 DB2 UDB Express を使用してストアード・プロシージャーをコンパイルするときに必要。


表 7. WebSphere Business Integration Server Express および Express Plus と組み合わせて使用するための、オプションでサポートされているソフトウェア
ソフトウェア バージョンおよびパッチ コメント
サポートされているデータベースは、付属の IBM DB2 UDB Server および Client Express Edition を置き換えることができます。

IBM DB2 Universal Database Server および Client Enterprise Server Edition (DB2 ストアード・プロシージャーの作成には、DB2 をサポートしている C コンパイラーまたは C++ コンパイラーが必要です) バージョン 8.1、FP 2 Enterprise Server Edition この製品には、DB2 をサポートしているコンパイラーは付属していません。
System Monitor および Failed Event Manager 向けのサポート済み Web アプリケーション・サーバー (すべてのアプリケーション・サーバーが WebSphere Application Server Express Edition バージョン 5.1 を置き換え可能)

WebSphere Application Server バージョン 5.0.2.4 FP4 または 5.1 JSP 1.1 以上およびサーブレット 2.2 以上をサポートするすべての Web アプリケーション・サーバー。
WebSphere Application Server Express バージョン 5.0.2.4 JSP 1.1 以上およびサーブレット 2.2 以上をサポートするすべての Web アプリケーション・サーバー。
Tomcat バージョン 4.1.24 または 4.1.27 JSP 1.1 以上およびサーブレット 2.2 以上をサポートするすべての Web アプリケーション・サーバー。現時点では、2 バイト文字セット (DBCS) はサポートされていません。

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