要求処理コラボレーションのチェックリスト

Business Object Designer Express を使用してビジネス・オブジェクトを生成することは、コラボレーション開発のプロセスの一部として行われます。コラボレーションが Web サービスを呼び出すために使用するビジネス・オブジェクトを生成するには、以下の作業を行う必要があります (これらについては、以下のセクションで説明します)。

  1. URL、UDDI、ファイル・システムのいずれかから、WSDL 文書を識別する。このタスクにはサード・パーティー製のツールを使用してください。Web サービス・コネクターではこのタスクのためのツールは提供されません。
  2. Business Object Designer Express を開いて WSDL ODA を立ち上げます。詳しくは、WSDL ODA の始動を参照してください。
  3. ODA を構成する。
  4. 選択内容を確認する。
  5. Business Object Designer を使用して、要求ビジネス・オブジェクト、および (同期要求の場合に) 応答ビジネス・オブジェクトと障害ビジネス・オブジェクト、SOAP 構成 MO、プロトコル構成 MO、ヘッダー・コンテナー、およびそれぞれのオブジェクトと属性に適した子オブジェクトとアプリケーション固有情報を含む、トップレベルのビジネス・オブジェクトを生成する。このプロセスは、WSDL ODA によって自動化されます。

ビジネス・オブジェクトを生成した後で、コラボレーションがコネクターおよび SOAP データ・ハンドラーを使用して Web サービスを呼び出せるようにするために、いくつかの作業を行う必要があります。コラボレーション・テンプレートやオブジェクトの作成、そのポートのバインディングを含む、コラボレーションの開発手順については、「IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus コラボレーション開発ガイド」を参照してください。汎用ビジネス・オブジェクトと WSDL ODA によって生成されるアプリケーション固有のビジネス・オブジェクトとの間のマップを作成するための詳細については、「IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus マップ開発ガイド」を参照してください。

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