IBM WebSphere データ・ハンドラー API

IBM WebSphere データ・ハンドラー API には、DataHandler という名前の単一のクラスが用意されています。

抽象基本クラス DataHandler は、カスタム・データ・ハンドラーの開発を容易にします。このクラスには、直列化入力データから取り出した値をビジネス・オブジェクトに移植するメソッド、および、ビジネス・オブジェクトをストリングまたはストリームに直列化するメソッドが格納されています。また、このクラスには、カスタム・データ・ハンドラーが使用できるユーティリティー・メソッドも組み込まれています。この DataHandler クラスからカスタム・データ・ハンドラーを派生させることができます。DataHandler クラスに格納されているメソッドについて詳しくは、「データ・ハンドラー・ガイド」を参照してください。

注:
アクセス・クライアントがその直列化データを、既存の IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus データ・ハンドラーがサポートするフォーマット以外のフォーマットでフォーマットする場合には、カスタム・データ・ハンドラーの開発のみを考慮する必要があります。これらのデータ・ハンドラーのリストについては、"IBM WebSphere Business Integration Server Express and Express Plus のデータ・ハンドラーの役割"を参照してください。

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