推奨されるテスト手順

WebSphere Business Integration システムでコンポーネントをテストするための推奨されるテスト手順を以下に示します。

  1. System View ビューの使用を検討してください。送信したフローが成功したか失敗したかを判断するのに大変便利です。

    詳しくは、「システム管理ガイド」を参照してください。

  2. Test Connector をセットアップし、ソース・コネクターをエミュレートします。
    1. Test Connector を起動します。詳細については、Test Connector の始動を参照してください。
    2. インターフェースにソース・コネクターのプロファイルを作成します。詳細については、"新規プロファイルの作成"を参照してください。
    3. Test Connector をエージェントに接続し、ソース・コネクターのエミュレーションを開始します。詳細については、コネクターのエミュレートを参照してください。
  3. Test Connector のインスタンスをセットアップし、インターフェースに関係する各宛先コネクターをエミュレートします。
    1. Test Connector を起動します。詳細については、Test Connector の始動を参照してください。
    2. 宛先コネクターのプロファイルを作成します。詳細については、"新規プロファイルの作成"を参照してください。
    3. Test Connector をエージェントに接続し、宛先コネクターのエミュレーションを開始します。詳細については、コネクターのエミュレートを参照してください。
    4. インターフェースに関係するすべての宛先コネクターについて、上記の 3a から 3c を繰り返します。
  4. 各「Test Connector」ウィンドウでエミュレートされるコネクターを容易に識別できるように Test Connector のインスタンスを画面に配置します。例えば、図 52 では、ソース Test Connector を宛先 Test Connector の左側に配置しています。

    図 52. Test Connector のソース・インスタンスおよび宛先インスタンス


  5. ソース・コネクターから要求ビジネス・オブジェクトを送信します。ソース Test Connector で以下の手順を実行します。
    1. テストが必要なインターフェースによって管理されるビジネス・オブジェクトを作成します。詳細については、"要求ビジネス・オブジェクトの作成"を参照してください。
    2. ファイルにビジネス・オブジェクトを保管し、以後のテストで使用できるようにします。詳細については、"ビジネス・オブジェクトの保管"を参照してください。
    3. ビジネス・オブジェクトを送信します。詳細については、"要求ビジネス・オブジェクトの送信"を参照してください。
  6. 宛先コネクターから要求ビジネス・オブジェクトに対する応答をシミュレートします。宛先 Test Connector のウィンドウで以下の手順を実行します。
    1. 要求ビジネス・オブジェクトを受け入れます。詳細については、"要求ビジネス・オブジェクトの受け入れ"を参照してください。
    2. 応答としてビジネス・オブジェクトを送信します。詳細については、"応答ビジネス・オブジェクトの送信"を参照してください。
  7. 各インターフェースのテストに必要な回数だけステップ 5 からステップ 6 を繰り返します。

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