executeStoredProcedure()

名前とパラメーター配列を指定して、SQL ストアード・プロシージャーを実行します。

構文

void executeStoredProcedure(String storedProcedure,
                   Vector storedProcParameters)
 

パラメーター

storedProcedure
データベースで実行する SQL ストアード・プロシージャーの名前。

storedProcParameters
ストアード・プロシージャーに渡されるパラメーターの Vector オブジェクト。各パラメーターは、CwDBStoredProcedureParam クラスのインスタンスです。

戻り値

なし。

例外

CwDBSQLException - データベース・エラーが発生した場合です。

注記

executeStoredProcedure() メソッドは、指定した storedProcedure への呼び出しを、現行接続に関連付けられたデータベースに送信します。 このメソッドは、ストアード・プロシージャー呼び出しを準備済み SQL ステートメントとして送信します。つまり、このストアード・プロシージャー呼び出しは、最初に実行されるときにストリングとしてデータベースに送信されます。データベースは、このストリングを実行可能形式 (準備済みステートメントと呼ばれる) にコンパイルし、SQL ステートメントを実行し、この準備済みステートメントを executeStoredProcedure() に戻します。executeStoredProcedure() メソッドは、この準備済みステートメントをメモリーに保管します。

要確認:
executeStoredProcedure() を使用してストアード・プロシージャーを実行する前に、BaseDLM クラスから getDBConnection() メソッドを使用して CwDBConnection オブジェクトを作成する必要があります。

ストアード・プロシージャーが戻すデータを処理するには、hasMoreRows() メソッドと nextRow() メソッドを使用します。

ストアード・プロシージャーに OUT パラメーターが含まれていない 限り、executeSQL() メソッドまたは executePreparedSQL() メソッドを使用して、このストアード・プロシージャーを実行することもできます。ストアード・プロシージャーが OUT パラメーターを使用する場合、executeStoredProcedure() を使用して実行する必要がありますexecuteSQL() または executePreparedSQL() の場合と異なり、ストアード・プロシージャーを実行するのに全 SQL ステートメントを渡す必要はありません。executeStoredProcedure() を使用する場合、ストアード・プロシージャーの名前と、CwDBStoredProcedureParam オブジェクトの Vector パラメーター配列のみを渡す必要があります。executeStoredProcedure() メソッドは、storedProcParameters 配列からパラメーターの数を判断し、ストアード・プロシージャーの呼び出しステートメントを構築することができます。

参照項目

executePreparedSQL(), executeSQL(), getDBConnection(), hasMoreRows(), nextRow()

Copyright IBM Corp. 2004