ビジネス・オブジェクト定義の処理

Business Object Designer Expressは、定義の作成と編集のために 2 つのタブ付きダイアログ・ボックスを提供します。

定義を初めて作成するか、または開くときに、「属性」タブが開きます。

図 26 に、属性の定義および編集のための環境を示します。

図 26. 属性の定義と編集


「一般」タブと「属性」タブの使用方法については、"ビジネス・オブジェクト定義の作成"を参照してください。

ビジネス・オブジェクト定義と包含されている子のオープン

Business Object Designer Express では、親ビジネス・オブジェクト定義とその親に包含されている子の定義を編集するための、独立したウィンドウを開くことができます。

図 27 に、親ビジネス・オブジェクトと子ビジネス・オブジェクトを別個に編集するためのウィンドウを示します。

図 27. 親ビジネス・オブジェクトと子ビジネス・オブジェクトのための別個のウィンドウ


Contact ビジネス・オブジェクトの中の「住所」属性は、図 27 では展開されていないことに注意してください。属性を展開することにより、Address ビジネス・オブジェクトのすべての属性が「連絡先」ウィンドウに表示されます。これにより、親から直接、子を編集することができます。ただし、2 つの場所で同じ定義が変更されることを防ぐため、このツールでは、親ビジネス・オブジェクトの中で子ビジネス・オブジェクトを展開すると、必ず子ビジネス・オブジェクトのウィンドウが自動的にクローズされます。

図 28 は、「連絡先」の「住所」属性が展開され、「住所」ウィンドウが閉じられた後のツールの状態を示しています。

図 28. 子ビジネス・オブジェクトを表す親ビジネス・オブジェクト属性の展開


Copyright IBM Corp. 2004