付録 B. 属性プロパティー

表 147 に、ビジネス・オブジェクト定義の属性のプロパティーを示します。

表 147. 属性プロパティー
プロパティー
説明
Name
属性に含まれるデータの型を表す名前。名前は 80 文字までの英数字と下線です。スペースやその他の句読点を含めることはできません。
Type
属性のデータ型。基本型は、String、Boolean、Double、 Float、Integer、および Date です。

属性が子ビジネス・オブジェクトを参照する場合は、子ビジネス・オブジェクト定義の名前を指定します。子ビジネス・オブジェクトを参照する属性は、複合属性と呼ばれます。

IsKey
boolean 値 (true または false)。これがキー属性かどうかを指定します。キー属性は、定義から作成されたビジネス・オブジェクトを一意に識別します。各ビジネス・オブジェクト定義には、少なくとも 1 つのキー属性があります。
IsForeignKey
boolean 値 (true または false)。これが外部キー属性かどうかを指定します。
MaxLength
属性に含まれる最大バイト数を表す整数。制限がないことを指定するには、ゼロ (0) を入力します。
AppSpecificInfo
表のフィールド名や、属性に対応するフォームなど、特定のアプリケーションの属性に関する情報を提供するストリング。コネクターは、オブジェクトを処理するときにこの情報を使用します。
DefaultValue
ランタイム値がない場合にこの属性に割り当てられる値。
IsRequired
boolean 値 (true または false)。この属性の値がビジネス・オブジェクトの作成に必要かどうかを指定します。
ContainedObjectVersion
子ビジネス・オブジェクト定義のバージョン番号。IBM WebSphere System Manager では、この値は Type Version 名の下に表示されます。
Relationship
親ビジネス・オブジェクトと子ビジネス・オブジェクト間の関係。現在のリリースでは、有効な関係は Containment のみです。
Cardinality
この属性が参照する子ビジネス・オブジェクトの数。属性が 1 つの子ビジネス・オブジェクトのみを参照する場合、値は 1 になります。属性が複数の子ビジネス・オブジェクトを参照できる場合、値はリテラル n になります。

Copyright IBM Corp. 2004