データ・ハンドラーの基本クラス・メソッド

DataHandler クラスは、データ・ハンドラーの基本クラスです。 このクラスは、com.crossworlds.DataHandlers パッケージに格納されています。

カスタム・データ・ハンドラーを含むすべてのデータ・ハンドラーが、この抽象クラスを拡張する必要があります。

この章で説明するメソッドは、次の 3 つのカテゴリーに分けられます。

表 55DataHandler クラスのメソッドを示します。

表 55. DataHandler クラスのメンバー・メソッド
メンバー・メソッド タイプ 説明 ページ
createHandler() パブリック静的 データ・ハンドラーのインスタンスを作成します。 createHandler()
getBO() - 抽象 抽象 ビジネス・オブジェクトに、直列化入力データから抽出した値を取り込みます。 getBO() - 抽象
getBO() - パブリック パブリック 直列化データをビジネス・オブジェクトに変換します。 getBO() - パブリック
getBOName() パブリック 直列化データの内容に基づいてビジネス・オブジェクトの名前を取得します。 getBOName()
getBooleanOption() パブリック ブール・データが含まれている場合に、指定されたデータ・ハンドラー構成オプションの値を取得します。 getBooleanOption()
getByteArrayFromBO() パブリック ビジネス・オブジェクトを直列化して、バイト配列にします。 getByteArrayFromBO()
getEncoding() パブリック データ・ハンドラーが使用している文字エンコードを検索します。 getEncoding()
getLocale() パブリック データ・ハンドラーのロケールを検索します。 getLocale()
getOption() パブリック 指定されたデータ・ハンドラー構成オプションの値 (ただし、設定されている場合のみ) を取得します。 getOption()
getStreamFromBO() 抽象 ビジネス・オブジェクトを直列化して、InputStream オブジェクトにします。 getStreamFromBO()
getStringFromBO() 抽象 ビジネス・オブジェクトを直列化して、String オブジェクトにします。 getStringFromBO()
setConfigMOName() 静的 DataHandler 基本クラスの静的プロパティーに、トップレベルのデータ・ハンドラー・メタオブジェクトの名前を設定します。 setConfigMOName()
setEncoding() パブリック データ・ハンドラーが使用している文字エンコードを設定します。 setEncoding()
setLocale() パブリック データ・ハンドラーのロケールを設定します。 setLocale()
setOption() パブリック 指定されたデータ・ハンドラー構成オプションの値を設定します。 setOption()
traceWrite() パブリック データ・ハンドラーのトレース・メッセージを書き込むための適切なトレース書き込み機能を呼び出します。 traceWrite()

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