構文とオプションのパラメーター配列を指定して、静的な SQL 照会を実行します。
構文
void executeSQL(String query) void executeSQL(String query, Vector queryParameters)
パラメーター
戻り値
なし。
例外
CwDBSQLException - データベース・エラーが発生した場合です。
注記
executeSQL() メソッドは、指定した query ストリングを静的な SQL ステートメントとして、現行接続に関連付けられたデータベースに送信します。
この照会はストリングとしてデータベースに送信されます。データベースは、このストリングを実行可能形式にコンパイルし、SQL ステートメントを実行します。この場合に、実行可能形式は保管されません。executeSQL() は、一度のみ実行する必要がある SQL ステートメントに使用します。これに対して executePreparedSQL() メソッドは、実行可能形式 (準備済みステートメントと呼ばれる) を保管するため、何度も実行する必要がある照会の場合に有効です。
実行できる SQL ステートメントを以下に示します (必要なデータベース許可がある場合)。
検索されたデータにアクセスするには、hasMoreRows() メソッドと nextRow() メソッドを使用します。
接続が明示的なトランザクション・ブラケットを使用する場合は、beginTransaction() を使用して各トランザクションを明示的に開始し、commit() または rollback() を使用してトランザクションを終了する必要があります。
OUT パラメーターを使用してストアード・プロシージャーを実行するには、executeStoredProcedure() メソッドを使用してください。
例
次の例は、接続が AccntConnPool 接続プール内にあるアカウンティング・データベースに、行を挿入する照会を実行します。
CwDBConnection connection = getDBConnection("AccntConnPool"); // Begin a transaction connection.beginTransaction(); // Insert a row connection.executeSQL("insert..."); // Commit the transaction connection.commit(); // Release the database connection connection.release();
関係表からデータを選択する完全なコード・サンプルは、以下を参照してください。
参照項目
executePreparedSQL(), executeStoredProcedure(), getDBConnection(), hasMoreRows(), nextRow()