IGeneratesBinFiles インターフェース

Object Discovery Agent (ODA) がそのコンテンツとしてのバイナリー・ファイルを生成するのに必要な機能は、Object Discovery Agent Development Kit (ODK) API により定義されます。その定義の際に使用されるのが IGeneratesBinFiles インターフェースです。

ODA によるバイナリー・ファイルの生成を可能にするために ODA 開発者が実装する必要のある一連のメソッドは、このインターフェースによって定義されます。ビジネス・オブジェクト・ウィザードは IGeneratesBinFiles インターフェースのメソッドを呼び出し、コンテンツ (ファイル・オブジェクト) の生成およびアクセスを行います。ファイル・オブジェクトとは、バイナリーのオペレーティング・システム・ファイルを表す Java File オブジェクトです。

注:
ODA のコンテンツとしてのビジネス・オブジェクト定義の生成も、ODA によってサポートされていなければなりません。ODA がソース・データからビジネス・オブジェクト定義を生成できるようにするには、IGeneratesBoDefs インターフェースを実装しておく必要があります。詳しくは、IGeneratesBoDefs インターフェースを参照してください。

ODA がファイル・オブジェクトを生成できるよう、ODA 開発者は以下のステップを実行する必要があります。


表 86.
IGeneratesBinFiles インターフェースのメンバー・メソッド
メンバー・メソッド 説明 ページ
generateBinFiles() データ・ソースから選択されたソース・ノード用のファイル・オブジェクトを生成します。 generateBinFiles()
getBinFile() 生成済みのファイル・オブジェクトを取得します。 getBinFile()
getContentProtocol() このバイナリー・ファイルのコンテンツ・タイプ用にサポートされているコンテンツ・プロトコルを示します。 getContentProtocol()

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