メソッド

表 81 に、ContentMetaData クラスのメソッドについて要約します。

表 81.
ContentMetaData クラスのメンバー・メソッド
メンバー・メソッド 説明 ページ
ContentMetaData() コンテンツ・メタデータ・オブジェクトを作成します。 ContentMetaData()
badContent() 指定されたタイプのコンテンツが ODA によって生成されなかったことを示すコンテンツ・メタデータ・オブジェクトを戻します。 badContent()
contentNotReady() ODA でのコンテンツ生成が完了していないことを示すコンテンツ・メタデータ・オブジェクトを戻します。 contentNotReady()
contentUnavailable() 適切なインターフェースが実装されているにもかかわらず ODA が指定されたコンテンツを生成しないことを通知する、コンテンツ・メタデータ・オブジェクトを戻します。 contentUnavailable()

ContentMetaData()

コンテンツ・メタデータ・オブジェクトを作成します。

構文

public ContentMetaData(ContentType contentType, long length, long count);
 

パラメーター

contentType
コンテンツ・メタデータ・オブジェクトが表す生成コンテンツのコンテンツ・タイプを示す ContentType オブジェクト。コンテンツ・メタデータ・オブジェクトの contentType メンバー変数は、このパラメーターの値で初期化されます (contentType)。

count
要求されたコンテンツのコンテンツ要素の数を指定します。コンテンツ・メタデータ・オブジェクトの count メンバー変数は、このパラメーターの値で初期化されます (count)。

length
要求されたコンテンツの合計サイズをバイト単位で指定します。コンテンツ・メタデータ・オブジェクトの length メンバー変数は、このパラメーターの値で初期化されます (length)。現在、ビジネス・オブジェクト・ウィザードでは length メンバー変数を使用していません

戻り値

新規にインスタンス化された ContentMetaData オブジェクト。

badContent()

ODA が生成したコンテンツが不完全であること、あるいは生成コンテンツにエラーがあることをビジネス・オブジェクト・ウィザードに通知します。

構文

public static ContentMetaData badContent(ContentType contentType);
 

パラメーター

contentType
正常に生成されていないコンテンツのコンテンツ・タイプを示す ContentType オブジェクト。

戻り値

正常に生成されていないコンテンツを表す ContentMetaData オブジェクト。

contentNotReady()

ODA が指定されたコンテンツの生成を完了していないことを、ビジネス・オブジェクト・ウィザードに通知します。

構文

public static ContentMetaData contentNotReady(ContentType contentType);
 

パラメーター

contentType
完全に生成されていないコンテンツのコンテンツ・タイプを示す ContentType オブジェクト。

戻り値

完全に生成されていないコンテンツを表す ContentMetaData オブジェクト。

contentUnavailable()

適切なインターフェースが実装されているにもかかわらず、ODA が指定されたコンテンツの生成をサポートしないことを、ビジネス・オブジェクト・ウィザードに通知します。

構文

public static ContentMetaData contentUnavailable(ContentType contentType);
 

パラメーター

contentType
生成できないコンテンツのコンテンツ・タイプを示す ContentType オブジェクト。

戻り値

生成できないコンテンツを表す ContentMetaData オブジェクト。

注記

contentUnavailable() メソッドは、contentType が示すコンテンツ・タイプのコンテンツを ODA が生成できないことを通知します。例えば、ODA がある特定のコンテンツ・タイプについてコールバック・コンテンツ・プロトコルのみ をサポートしている場合、ビジネス・オブジェクト・ウィザードは、ODA のコンテンツ生成メソッド (ビジネス・オブジェクト定義コンテンツ用の generateBoDefs() またはバイナリー・ファイル・コンテンツ用の generateBinFiles()) を呼び出してはいけません。そのため、コンテンツ生成メソッドは、ビジネス・オブジェクト・ウィザードに対する戻り値として、contentUnavailable() を呼び出すことができるようになっています。

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