このセクションでは、次のハイレベル・ステップを含むコラボレーション開発プロセスの概要を説明します。
- WebSphere Business Integration Express ソフトウェア (Java Development Kit およびその他の必要なサード・パーティー製品を含む) をインストールし、セットアップします。インストールおよび構成の具体的な説明については、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド」を参照してください。
- コラボレーションを設計、実装します。
コラボレーションの開発ステージは次のとおりです。
- コラボレーションによって実装されるビジネス・プロセスを設計します。
- ビジネス・オブジェクト定義を作成します。
- コラボレーション・テンプレートを作成し、メタ情報と定義を含めます。
- 各シナリオとそのアクティビティー・ダイアグラムを作成します。
- 必要なコード・フラグメントをカスタマイズします。
- メッセージ・テキストを作成します。
- テンプレートをコンパイルします。
- コラボレーション・テンプレートからコラボレーション・オブジェクトを作成します。
- コラボレーションをテストし、デバッグします。
- コラボレーションをランタイム環境に配置します。
図 4 に、コラボレーション開発プロセスの概要を視覚的に示します。また、特定のトピックについての情報が何章に記載されているかについても示します。
- 注:
- コラボレーションの開発タスク全体のうち一部は、コラボレーション・テンプレート開発の狭義の範囲外になるため、この資料では説明していません。これらの各タスクについての参照先として、WebSphere Business Integration Server Express ライブラリーの当該資料を 図 4 に示します。
コラボレーションの開発をチームで行う場合、コラボレーション開発の主要な作業をチームのメンバーが並行して行うことができます。
図 4. コラボレーション開発タスクの概要

