インストール済みファイルの構造

以下のサブセクションでは、Windows、OS/400、および Linux プラットフォームにインストール済みのアダプターのファイル構造について説明します。

表 2 では、コネクターによって使用される Windows でのファイル構造について、表 3 では OS/400 でのファイル構造について、および表 4 では Linux でのファイル構造について説明しています。

コネクター・コンポーネントのインストール方法については、以下のガイドを参照してください。

インストール済みファイル構造 (Windows システムの場合)

JDBC アダプターを Windows システムにインストールする方法については、「WebSphere Business Integration Server Express システム・インストール・ガイド (Windows 版)」を参照してください。表 2 に、コネクターが使用する Windows ファイルのファイル構造を示します。

表 2. コネクター用としてインストールされた Windows ファイル構造
%ProductDir% のサブディレクトリー 説明
connectors¥JDBC
 
コネクター・ファイル CWJDBC.jar、始動ファイル start_JDBC.bat と start_JDBC_service.bat、および readme.htm ファイルが格納されています。
connectors¥JDBC¥dependencies
 
イベント表、アーカイブ表、および固有 ID 表を作成する SQL スクリプトが格納されています。
connectors¥messages
 
JDBCConnector.txt ファイルが格納されています。
repository¥JDBC
 
CN_JDBC.txt ファイルが格納されています。
connectors¥JDBC¥Samples
 
さまざまなストアード・プロシージャーとビジネス・オブジェクトを作成するためのサンプル・ファイルが格納されています。
¥lib
 
WBIA.jar ファイルが格納されています。
¥bin
 
CWConnEnv.bat ファイルが格納されています。

Windows の場合、インストーラーによって、「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Express」>「アダプター」>「コネクター」を選択することにより表示可能なコネクター・ファイルのアイコンが追加されます。このファイルへのショートカットをデスクトップに作成することにより、コネクターの始動を速めることができます。

インストール済みファイルの構造 (OS/400 の場合)

JDBC アダプターを OS/400 システムにインストールする方法については、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (OS/400 版)」を参照してください。表 3 に、コネクターが使用する OS/400 のファイル構造を示します。また、ライブラリー QWBISVR43 には CL プログラム QWBIJDBCSQ が含まれており、このプログラムを使用してイベント表、アーカイブ表、および固有 ID 表が作成されます。ライブラリー QWBISVR43 のソース物理ファイル QWBISRC には、QWBIJDBCSQ CL プログラム用の SQL スクリプトを格納したメンバーが含まれています。ジョブ記述 QWBIJDBCC は、ライブラリー QWBIJDBCSQ に作成されます。

注:
ProductDir は、/QIBM/ProdData/WBIServer43 として OS/400 にハードコーディングされます。


表 3. コネクター用としてインストールされた OS/400 ファイルのファイル構造
%ProductDir% のサブディレクトリー 説明
connectors/JDBC コネクターの CWJDBC.jar と start_JDBC.sh ファイルが格納されます。
connectors/JDBC/dependencies イベント表、アーカイブ表、および固有 ID 表を作成する SQL スクリプトが格納されています。
connectors/messages JDBCConnector.txt ファイルが格納されています。
repository/JDBC CN_JDBC.txt ファイルが格納されてます。
connectors/JDBC/Samples README_Samples.txt、およびさまざまなストアード・プロシージャーとビジネス・オブジェクトを作成するためのサンプル・ファイルが格納されています。
/lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
/bin CWConnEnv.sh ファイルが格納されています。

OS/400 の場合は、WebSphere Business Integration Console と呼ばれる関数が Windows で実行されます。Console ツールは、コネクターをすばやく始動する方法として使用できます。コンソールの詳細については、コンソールに付属のオンライン・ヘルプを参照してください。

インストール済みファイルの構造 (Linux の場合)

JDBC アダプターを Linux システムにインストールする方法については、「WebSphere Business Integration Server Express インストール・ガイド (Linux 版)」を参照してください。 表 4 に、コネクターが使用する Linux のファイル構造を示します。


表 4. コネクター用としてインストールされた Linux ファイル構造
%ProductDir% のサブディレクトリー 説明
connectors/JDBC コネクターの CWJDBC.jar と start_JDBC.sh ファイルが格納されます。
connectors/JDBC/dependencies イベント表、アーカイブ表、および固有 ID 表を作成する SQL スクリプトが格納されています。
connectors/messages JDBCConnector.txt ファイルが格納されています。
repository/JDBC CN_JDBC.txt ファイルが格納されてます。
connectors/JDBC/Samples さまざまなストアード・プロシージャーとビジネス・オブジェクトを作成するためのサンプル・ファイルが格納されています。
/lib WBIA.jar ファイルが格納されています。
/bin CWConnEnv.sh ファイルが格納されています。

Linux の場合は、「connector_manager」コマンドを使用してコネクターを始動する必要があります。始動スクリプトの起動 (Linux の場合)を参照してください。

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