エージェントの構成

図 63 は、WSDL ODA Business Object Wizard の「エージェントの構成」ウィンドウを示しています。

図 63. 「エージェントの構成」ウィンドウ


表 48 には、WSDL ODA のために構成する必要のあるプロパティーがリストされています。

注:
初めて WSDL ODA を使用する場合には、それぞれの各構成プロパティーごとに値を指定する必要があります。それらの値を指定した後で、「保管」ボタンをクリックして、プロパティー値をプロファイルに保管することができます。次回に WSDL ODA を使用するときには、「プロファイルを選択」ボックスから保管済みプロファイルを選択することができます。


表 48. WSDL ODA 構成プロパティー
プロパティー 必須 デフォルト 説明
WSDL_URL String UDDI を指定していないときには必須 なし WSDL 文書の URL。この値として、ローカル WSDL ファイルへの絶対パスを指定することもできます。URL はネイティブ言語で指定することができます。
UDDI_InquiryAP

I_URL

String UDDI の場合には必須 なし UDDI 照会 API の URL。
WebServiceProvider String UDDI の場合には必須 なし ターゲット Web サービス・プロバイダーの名前。これは通常、UDDI レジストリーで公開された Business 名です。この項目では大文字小文字の区別があり、英字のみを使用することができます。
WebService String UDDI の場合には必須
Web サービスの名前。この項目では大文字小文字の区別があり、英字のみを使用することができます。
MimeType String いいえ xml/soap コネクターが呼び出すデータ・ハンドラーの MIME タイプ。これはビジネス・オブジェクト TLO でデフォルト値として設定される値であり、英字のみで指定しなければなりません。
BOPrefix String いいえ SOAP_ これは、作成されるすべてのビジネス・オブジェクトの前に付加されます。ユーザー構成可能 (英字のみ)。8 文字以下で指定します。
BOVerb String はい Create 要求ビジネス・オブジェクト (およびオプションにより応答ビジネス・オブジェクトと障害ビジネス・オブジェクト) の SOAP 構成 MO で設定される動詞。
Collaboration String いいえ なし この値は、TLO の ws_collab ASI を示し、イベント処理用にオブジェクトを生成する場合には必須となります。

次のセクションでは、「エージェントの構成」ウィンドウで WSDL 文書を指定する方法を説明します。

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