コネクターの始動

コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して明示的に開始する必要があります。始動スクリプトは、次に示すようなコネクターのランタイム・ディレクトリーに存在していなければなりません。例えば、Windows システムでは、始動スクリプトは ProductDir¥connectors¥connName ディレクトリーにあります。ここで、connName はコネクターを識別します。

始動スクリプトの名前は、表 8 に示すように、オペレーティング・システム・プラットフォームによって異なります。

表 8. コネクターの始動スクリプト
オペレーティング・システム 始動スクリプト
Windows start_connName.bat
OS/400 start_connName.sh
Linux start_connName.sh
注:
start_connName.sh 始動スクリプトを手動で実行する必要はありません。代わりに、以下のコマンドを使用して必要な環境変数を設定し、始動スクリプトを自動的に起動します。
connector_manager -start connName 
 [-cConfigFile]
 

始動スクリプトの起動 (Windows システムの場合)

以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動することができます。

始動スクリプトの起動 (OS/400 システムの場合)

以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動することができます。

注:
OS/400 システム上で自動的に始動された TCP/IP サーバーを使用してコネクターを始動するには、以下のスクリプトを使用します。
/QIBM/ProdData/WBIServer43/bin/add_autostart_adapter.sh connName
  WebSphereICSName pathToConnNameStartScript jobDescriptionName
 

ここで、connName はコネクターの名前であり、WebSphereICSName は InterChange Server Express インスタンスの名前、pathToConnNameStartScript はコネクターの始動スクリプトの絶対パス、jobDescription Name は QWBISVR43 ライブラリーで使用されるジョブ記述名です。

始動スクリプトの起動 (Linux システムの場合)

以下のコマンドを入力することにより、Linux システムでコネクターの始動スクリプトを起動できます。

connector_manager -start connName WebSphereICSName [-cConfigFile]
 

ここで、connName はコネクターの名前であり、WebSphereICSName は InterChange Server Express インスタンスの名前 (デフォルトでは WebSphereICS) です。

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