getSubType()

例外オブジェクトから例外サブタイプを取得します。

構文

String getSubType()
 

戻り値

現在の例外についての例外サブタイプが含まれている String。有効な例外サブタイプの詳細については、『注記』を参照してください。

注記

getSubType() メソッドは、現在の例外についての例外サブタイプを取得します。例外タイプにより原因が十分に示されていない例外の場合、例外サブタイプから詳細な情報を把握できることがあります。一般に例外サブタイプを使用する例外タイプを以下に示します。


AppTimeOut コネクターがアプリケーションとの通信を完了できなかったことを示します。
AppLogOnFailure コネクターがアプリケーションへログインできなかったことを示します。
AppRetrieveByContentFailed アプリケーションに対して実行された非キー値による Retrieve 操作で、条件に一致するものを取得できなかったことを示します。
AppMultipleHits アプリケーションが Retrieve 要求に応答して複数のエンティティーを取得したことを示します。
AppBusObjDoesNotExist アプリケーションに対して Retrieve 操作が実行されたが、ビジネス・オブジェクトを表すエンティティーがそのアプリケーション・データベース内に存在しないことを示します。
AppRequestNotYetSent 並列コネクター・エージェントの場合に、要求がエージェント・マスターのキューに入っているが、アプリケーションにディスパッチされていないため、要求を再送信できることを示します。詳細については、未送信サービス呼び出し要求を参照してください。
ServiceCallTransportException トランスポートにエラーがあり、要求がアプリケーションに到達できたかどうかを正確に確認できないことを示します。

詳細については、実行時のトランスポート関連例外の処理を参照してください。

AppUnknown その他のサブタイプのいずれでもないタイプのエラーです。この例外サブタイプが存在する場合、サービス呼び出しで要求されたアプリケーション操作は、終了している場合と終了していない場合があります。

詳細については、特定のサービス呼び出し例外の処理を参照してください。

要確認:
例外サブタイプ AppTimeOutAppLogOnFailureAppRetrieveByContentAppMultipleHits、および AppUnknown は、失敗の原因を示すためにアダプターが戻す結果状況値に対応しています。古いアダプターでは、対応する結果状況値の一部がサポートされていないことがあります。Test Connector ツールを使用して、コラボレーションへバインドされているアダプターを厳密にテストし、アダプターが戻す結果状況値を確認してください。

このセクションでは、以下の例外タイプの例外サブタイプを取得する例を示します。

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