ALE Module のビジネス・オブジェクトの開発

この章では、Adapter for mySAP.com (R/3 V.4.x) の ALE Module のために必要なビジネス・オブジェクトについて説明します。また、ビジネス・オブジェクト生成ユーティリティーの SAPODA が定義を生成する方法についても説明します。この章の読者は、コネクターがビジネス・オブジェクトを処理する方法について十分な知識を持っていることが想定されています。ALE Module の詳細については、ALE Module の概要 を参照してください。

SAPODA を使用して、このモジュール用のビジネス・オブジェクト定義を生成します。SAPODA は SAP アプリケーションのネイティブ IDoc (Intermediate Document) 定義を、ALE Module 用のビジネス・オブジェクト定義のテンプレートとして使用します。いったん作成した定義を変更するには、Business Object Designer Express またはテキスト・エディターを使用します。 SAPODA を利用して、以下のような IDoc に基づく ALE Module 用のビジネス・オブジェクト定義を生成することができます。

IDoc は、SAP で正しく処理されるためには、特定のフォーマットに準拠している必要があります。そのため、 ALE Module 用のビジネス・オブジェクト定義を開発する場合、その定義が SAP に定義されている IDoc の構造体に従っていることを確認してください。

SAPODA の詳細については、付録 C, SAPODA を使用したビジネス・オブジェクト定義の生成を参照してください。

この章の内容は以下のとおりです。

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