Siebel 接続 DLL の使用

Siebel Enterprise Application Integration (EAI) フレームワークは、Siebel アプリケーションが外部アプリケーションとデータ交換をできるようにするトランスポートを提供します。これを行うために、Siebel EAI ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) トランスポート は、InterChange Server Express 統合ブローカーが提供するアクセス・フレームワーク・インターフェースを起動する WebSphere Integration Adapter (WIA) Siebel 接続 DLL を起動します。WebSphere Integration Adapter Suite は、さまざまなアプリケーション向けのアダプターから構成されているため、InterChange Server Express および 適切な WebSphere Business Integration Server Express Plus アダプターは、DLL によって送信される Siebel 生成要求を 処理できます。 DLL は単一方向に動作します。Siebel からブローカー (InterChange Server Express) に送信される要求は処理されますが、その逆の要求は処理されません。

本章には、以下のトピックが記載されています。

注:
本章では、Event ビジネス・コンポーネントと Archive ビジネス・コンポーネント、Event ビジネス・オブジェクトと Archive ビジネス・オブジェクト、およびイベント表とアーカイブ表を参照する場合があります。これらの参照は、以前のバージョンで見られる CW Event と CW Archive への参照、および Siebel 7.5 で見られる IBM Event と IBM Archive への参照と同義です。

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