getBOName()

直列化データの内容に基づいてビジネス・オブジェクトの名前を取得します。

構文

public String getBOName(Reader serializedData);
 public String getBOName(String serializedData);
 public String getBOName(InputStream serializedData);
 

パラメーター

serializedData
メッセージが含まれている Reader オブジェクトに対する参照。

戻り値

ビジネス・オブジェクトの名前が含まれている String オブジェクトを戻します。NameHandlerClass 属性の値が存在しない場合、このメソッドは null を戻します。

例外

getBOName() の 2 番目と 3 番目の形式は以下の例外をスローします。

MalformedDataException
直列化データ (serializedData) のフォーマットが誤っている場合にスローされます。

NotImplementedException
ネーム・ハンドラーが実装されていない場合にスローされます。

注記

getBOName() メソッドは、ネーム・ハンドラーのインスタンスを作成して、直列化データからビジネス・オブジェクト定義の名前を抽出します。 NameHandlerClass メタオブジェクト属性の値に基づいてこのネーム・ハンドラーのインスタンスを作成します。

ネーム・ハンドラーは、メッセージの内容に基づいて、ビジネス・オブジェクト名を作成します。

getBOName() メソッドの形式は次のとおりです。

現在、次のような IBM 納入時データ・ハンドラーで、このメソッドを使用しています。

独自のネーム・ハンドラーを作成するには、NameHandler 抽象基本クラスを拡張し、getBOName() をオーバーライドします。

詳細については、"カスタム XML ネーム・ハンドラーの作成"を参照してください。

Copyright IBM Corp. 2004