コネクターは、コネクター始動スクリプトを使用して、明示的に始動する必要があります。始動スクリプトは、次に示すようなコネクターのランタイム・ディレクトリーに存在していなければなりません。例えば、Windows の場合、以下を使用します。
ProductDir¥connectors¥connName
ここで、connName はコネクターを示します。始動スクリプトの名前は、表 3 に示すように、オペレーティング・システム・プラットフォームで定められています。
オペレーティング・システム | 始動スクリプト |
---|---|
Windows | start_connName.bat |
OS/400 | start_connName.sh |
コマンド行の始動オプションなどのコネクターの始動方法の詳細については、「システム管理ガイド」を参照してください。
Windows
プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
このツールを使用して、コネクターのロード、アクティブ化、非アクティブ化、休止、シャットダウン、または削除を行うことができます。
デフォルトでは、プログラム名は「IBM WebSphere Business Integration
Express」となっています。ただし、これはカスタマイズすることができます。あるいは、ご使用のコネクターへのデスクトップ・ショートカットを作成することもできます。
start_connName connName WebSphereICSName [-cconfigFile ]
ここで、connName はコネクターの名前で、WebSphereICSName は InterChange Server Express インスタンスの名前です。デフォルトでは、InterChange Server Express インスタンスの名前は WebSphereICS です。
OS/400 プラットフォームでは、以下の方法でコネクターの始動スクリプトを起動できます。
このツールを使用して、コネクターのロード、アクティブ化、非アクティブ化、休止、シャットダウン、または削除を行うことができます。
WebSphere Business Integration Console がインストールされているマシンから、「プログラム」>「IBM WebSphere Business Integration Console」>「コンソール」を選択します。 次に、OS/400 システム名または IP アドレスと、*JOBCTL 特殊権限を持つユーザー・プロファイルおよびパスワードを指定します。アダプターのリストから connName アダプターを選択し、「アダプターを始動」ボタンを選択します。
バッチ・モード: CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から
/QIBM/ProdData/WBIServer43/bin/submit_adapter.sh
connName WebSphereICSName
pathToConnNameStartScript jobDescriptionName
を実行します。
ここで、connName はコネクター名、WebSphereICSName は
InterChange Server Express サーバー名 (デフォルトは
QWBIDFT)、pathToConnNameStartScript
はコネクター始動スクリプトの絶対パス、jobDescriptionName は
QWBISVR43 ライブラリーで使用するジョブ記述の名前です (デフォルトのジョブ記述は
QWBIJDEC)。
対話モード: CL コマンド QSH を実行し、QSHELL 環境から
/QIBM/UserData/WBIServer43/WebSphereICSName/connectors
/connName/start_connName.sh connName
WebSphereICSName [-cConfigFile] を実行します。
ここで、connName はコネクターの名前で、WebSphereICSName
は Interchange Server Express インスタンスの名前です。