生成されたコンテンツの構造体から生成済みファイル・オブジェクトを取得します。
構文
public File[] getBinFile(long index);
パラメーター
- index
- 生成されたコンテンツの構造体から取得するファイル・オブジェクトを指定します。
例外
- ODKException
- ビジネス・オブジェクト・ウィザードが、生成されたコンテンツの構造体から生成済みファイル・オブジェクトを取得しようとして問題が発生した場合にスローされます。
注記
getBinFile() メソッドは、IGeneratesBinFiles
インターフェース用の内容検索メソッドです。このメソッドは、ODA
用の生成されたコンテンツの構造体 (生成済みファイル・オブジェクトが ODA により取り込まれた構造体)
から、生成済みファイル・オブジェクトを検索します。生成されたコンテンツの構造体への取り込みを行うメソッドは、次のように、ODA がファイル生成用にサポートしているコンテンツ・プロトコルに応じて異なります。
- ODA が「要求時に」ファイルを生成するときは、生成されたコンテンツの構造体への取り込みが generateBinFiles()
メソッドによって実行されます。
- ODA がコールバックを介してファイルを生成する場合、生成されたコンテンツの構造体への取り込みは、ユーザー定義のメソッドによって実行されます。
getBinFile() が生成済みファイル・オブジェクトを 1 つ戻すかまたはすべて戻すかは、index 引き数の値によって決定されます(表 87 を参照)。
表 87. 戻されるファイル・オブジェクトの指定
index 引き数の値
| getBinFile() の動作
|
0 から count までの範囲内
(ここで count は、生成されたコンテンツの構造体の中のファイル・オブジェクトの数を指定する、コンテンツ・メタデータ・オブジェクト内のメンバー変数です)
|
1 つ のファイル・オブジェクト Java File
(生成されたコンテンツの構造体の中の、指定された index 位置にある File オブジェクト) が格納された配列を戻します。
|
ODKConstant.GET_ALL_OBJECTS
| 生成されたコンテンツの構造体の中の生成済みのファイル・オブジェクトが
すべて 格納された配列を戻します。
|
getBinFile()
の実装方法について詳しくは、生成済みファイルへのアクセスの提供を参照してください。
参照
generateBinFiles(), getBoDefs()
