Business Object Designer Express を開くと、ファイルに格納されているオブジェクト定義を開くことができます。System Manager から Business Object Designer Express を実行している場合は、統合コンポーネント・ライブラリーに格納されているビジネス・オブジェクト定義を開くこともできます。
このセクションで説明する内容は次のとおりです。
Business Object Designer Express が既に開いている場合、プロジェクトからビジネス・オブジェクト定義を開くには以下のいずれかの操作を実行します。
Business Object Designer Express は、選択された定義ごとに 1 つのウィンドウを表示します。
ローカル・ディレクトリーに格納されているビジネス・オブジェクト定義を開くには、以下の手順を実行します。
このダイアログ・ボックスのデフォルト設定では、タイプ XML スキーマ定義 (拡張子 .xsd を持ちます) のファイルをフィルターに掛けます。「ファイルのタイプ」リストから別のファイル・タイプを選択することも、全ファイル・タイプを選択することもできます。
「インポートしたビジネス・オブジェクトを開く」チェック・ボックスを選択すると、Business Object Designer Express はビジネス・オブジェクト定義も編集用に開きます。それ以外の場合、ビジネス・オブジェクト定義はプロジェクトにインポートされますが、編集用に開かれることはありません。詳しくは、"ビジネス・オブジェクト定義の処理"を参照してください。
Business Object Designer Express では、同じ名前を持つ 2 つのビジネス・オブジェクトを同じプロジェクトに置くことはできません。このようにすると、以下のいずれかの状態が発生します。
この場合、Business Object Designer Express はエラー・メッセージ「この名前のビジネス・オブジェクトは既に存在しています」を表示します。
ファイルから定義を開こうとしたときに、同じ名前の定義がローカル・プロジェクトまたは ICL ベースのプロジェクトに既に存在する場合は、図 25 に示すように、Business Object Designer Express で「インポート結果」ダイアログ・ボックスが表示されます。
図 25. 名前の重複の防止: ローカルまたはインポートを保持
「インポート結果」ダイアログ・ボックスで、名前が重複していると報告された各ビジネス・オブジェクト定義について以下の手順を実行します。
また、「すべての BO アクションを次のものとして選択」を使用し、名前が重複していると報告されたすべてのビジネス・オブジェクト定義について 2 つのアクションのいずれかを指定できます。プロジェクトのすべてのビジネス・オブジェクト定義をインポートしている定義で上書きするには、「ローカルを上書き」を選択します。名前が重複しているビジネス・オブジェクト定義をインポートしないようにするには、「インポートしない」を選択します。
「インポート結果」ダイアログ・ボックスの 「処置」リストには以下のオプションがあります。
この変更を実行するには、図 25 に示すように「新規の名前」列に新しい名前を入力します。
この変更を実行するには、図 25 に示すように「新規の名前」列に新しい名前を入力します。