ビジネス・オブジェクトの属性の値がヌルかどうかを判別します。
属性値がヌルの場合は true を戻し、ヌルでない場合は false を戻します。
null は、ゼロ長ストリング値とは対照的に、値がないことを示します。ゼロ長ストリング値は、Is Blank 機能ブロックを呼び出すことによって検出されます。オブジェクトが null だと操作に失敗する可能性があるので、オブジェクトを使用する前に Is Null 機能ブロックによってテストしてください
以下の状況では、属性値が null であることがあります。
属性値は、Set Value 機能ブロックを使用して null に設定できます。
コラボレーションが New Business Object 機能ブロックを使用して新規ビジネス・オブジェクトを作成する場合には、すべての属性値が null に初期化されます。属性値が、作成時刻と Is Null 機能ブロックの呼び出し時刻の間に設定されていない場合は、値は null のままです。
コネクターから受け取ったビジネス・オブジェクトをコラボレーションが処理するときに、マッピング処理で null 値が挿入されることがあります。マッピング処理では、コネクターから受け取ったアプリケーション固有のビジネス・オブジェクトは、コラボレーションによって処理される汎用ビジネス・オブジェクトに変換されます。汎用ビジネス・オブジェクトの属性のうち、アプリケーション固有のオブジェクトにおいて等価な属性のない属性については、それぞれマッピングによって null 値が挿入されます。
この機能ブロックは、BusObj.isNull() メソッドを基にしています。詳細については、isNull()を参照してください。