固定ワークフローおよび可変ワークフローのカスタマイズ

Document Manager コンポーネントの中核であるビジネス・プロセス・エンジン (BPE) は、WBI Connect プロセスの中心で、メイン変形を実行します。 BPE はこのために、固定インバウンド・ワークフロー、可変ワークフロー、および固定アウトバウンド・ワークフローの 3 つの基本単位にグループ化される、一連の識別処理ステップで行います。ユーザー出口により、ユーザー定義プロセスをこれらの各基本単位にプラグインすることができます。

固定インバウンドおよび固定アウトバウンド・ワークフローは、メイン処理ステージに出入りするとき、文書すべてに対して行われる標準処理をカバーしています。処理ステップの数とタイプが常に同じであるため、これらは「固定」と呼ばれます。メイン処理は可変ワークフローで行われますが、ここでは、処理ステップの数とタイプは特定の状態における処理要件に完全に依存します。 4.2.2 リリースでは、固定ワークフローでの特定ステップ用のカスタム・ハンドラーの作成、また可変ワークフロー・ステージでの新規アクション (ステップのシーケンス) の定義、という 2 つの方法で、ユーザーは WBI-Connect 処理のワークフロー・ステージをカスタマイズできます。この章では、ワークフローのカスタマイズについて、この 2 つの方法を説明します。

API リストとサンプル・コードは、次の章で説明します。このリストには、すべての WBI-C コンポーネントに共通の、多くのユーティリティー、セキュリティー、およびクラスに関する情報もあります。

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