応答処理

BPE は応答ビジネス文書を同期インバウンド・キューから取得します。

固定インバウンド

BPE は固定インバウンド・フローを実行します。固定インバウンド・フローの最初のステップはプロトコルのアンパックです。 BPE は、文書を管理できるハンドラーを見つけるまで、ユーザー提供のハンドラーを含む構成済みハンドラー内を繰り返します。ここでは必要なアンパックを実行します。

固定インバウンド・フローの 2 番目のステップはプロトコル処理です。 BPE は、文書を管理できるハンドラーを見つけるまで、ユーザー提供のハンドラーを含む構成済みハンドラー内を繰り返します。ここではプロトコル処理を実行します。ハンドラーは BCG_RESPONSE_URL が null かどうかを確認します。値が null であっても、ハンドラーが応答文書を受信した場合は、ハンドラーは GET_SYNC_RESPONSE を 'false' に、BCG_SYNC_RESP を null に設定します。そうでない場合は、残りの固定インバウンド処理ステップを続行します。

可変

BPE は構成済みアクションを実行します。これらは、WBI-C 提供であるか、WBI-C 提供のアクションをユーザーが変更したバージョンであるか、あるいはユーザーが定義した完全に新しいアクションである可能性があります。ユーザーが変更したステップ、あるいは新しいアクションのステップは、ユーザー定義の可能性があります。可変ワークフロー処理中に、同期状況に関係する定数を更新する必要はありません。

固定アウトバウンド

BPE は固定アウトバウンド・フローを実行します。固定アウトバウンド・フローの最初のステップはプロトコルのパッケージ化です。 BPE は、文書を管理できるハンドラーを見つけるまで、ユーザー提供のハンドラーを含む構成済みハンドラー内を繰り返します。ここではプロトコルのパッケージ化を実行します。固定アウトバウンド・ワークフロー処理中に、同期状況に関係する定数を更新する必要はありません。

すべてのワークフロー・ステップを正常に実行したら、BPE は応答文書の SYNC_RESP 属性を確認します。応答ビジネス文書は Delivery Manager の同期インバウンド・キューに書き込まれます。

応答伝送

同期 Delivery Manager は、応答を応答ビジネス文書の RESPONSE_URL セットに送信します。同期エンジンは永続的なオリジナル接続を取得します。受信側フレームワークは、(ReceiverDocumentInterface を実装するクラスから) 同期応答情報と一緒に応答オブジェクトを取り込みます。

受信側は RESPONSE_STATUS 属性を読み取り、状況コードと同期応答をオリジナル接続の開始パートナーに戻します。

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