PIP メッセージの処理中に障害が発生した場合、Business Integration Connect は 0A1 PIP をメカニズムとして使用して、メッセージの送信元である参加者またはバックエンド・システムに障害をブロードキャストします。例えば、バックエンド・システムが 3A4 PIP を開始するとします。Business Integration Connect は RNSC メッセージを処理して、参加者に RosettaNet メッセージを送信します。Business Integration Connect は待機時間がタイムアウト制限に達するまで、RosettaNet メッセージへの応答を待機します。この処理が発生すると、Business Integration Connect は 0A1 PIP を作成し、参加者に送信します。0A1 PIP により例外条件が識別されるため、参加者は 3A4 PIP 障害を補正することができます。
障害通知を行うには、0A1 パッケージをアップロードし、このパッケージを使用して参加者との PIP 接続を作成します。
0A1 PIP の RosettaNet 連絡先情報を変更するには、<install_root>/wbic/config ディレクトリー内の BCG.Properties ファイルを編集する必要があります。
これらのフィールドには、0A1 PIP 内の連絡先情報が取り込まれます。FAX はオプションです (値を空にすることができます) が、それ以外の情報は必須です。
電話番号の長さは、最大で 30 バイトです。それ以外のフィールドの長さには、制限がありません。これらの情報を変更した場合は、ルーターを再始動する必要があります。