デフォルト・ゲートウェイを作成し、保守する必要があります。さもないと、接続を作成できません。デフォルト・ゲートウェイは使用不可にできません。なぜなら、ゲートウェイのチャネルが使用不可になるからです。しかし、デフォルト・ゲートウェイをほかのゲートウェイに変更することはできます。デフォルト・ゲートウェイは「ゲートウェイ」画面で確認できます。
ゲートウェイの追加に必要な情報は、ゲートウェイが使用するトランスポートのタイプによって異なります。
ゲートウェイは、別のネットワークへの入り口として機能する B2B のネットワーク・ポイントです。ゲートウェイはデータ変換と互換性の問題を解決して、データ転送を確実なものとします。ゲートウェイは、2 つの特定のコミュニティー・メンバーの環境間の接続を定義する参加者接続と共に使用して、ビジネス文書の正しい経路指定を制御します。
Business Integration Connect では、ゲートウェイを使用してアドレッシングおよびソースと宛先の構成を識別します。
ゲートウェイの作成方法
- 「アカウント管理」 > 「プロファイル」 > 「ゲートウェイ」をクリックします。
- 画面の右上隅にある「作成」をクリックします。
- ゲートウェイの固有の名前を入力します。
- ゲートウェイの状況として「使用可能」または「使用不可」を選択します。ゲートウェイが使用不可の状況で、ゲートウェイに文書が経路指定された場合、文書の処理は失敗します。ゲートウェイを使用不可に設定する場合、ゲートウェイと関連した参加者接続も使用不可に設定します。
- 「オンライン」または「オフライン」を選択します。オフラインにした場合、ゲートウェイがオンラインになるまで、文書はキューに入れられます。
- ゲートウェイの説明を入力します。
- ゲートウェイ・トランスポート方法 (HTTP 1.1 や SMTP など) を選択します。トランスポートに関する情報の例については、表 3 を参照してください。
- 注:
- ユーザーは、ユーザー出口ゲートウェイの作成時に使用するトランスポートを独自に作成できます。
表 3.
トランスポート方法に対する必要情報
トランスポート
| HTTP
| HTTPS
| FTP
| FTPS
| ファイル・ディレクトリー
| JMS
| SMTP
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トランスポート
プロトコルのバージョン
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1.1 のみ
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1.0 または 1.1
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-
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-
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-
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ターゲット URI
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http://... が一致する必要があります。
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https://... が一致する必要があります。
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ftp://... が一致する必要があります。
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ftp://... が一致する必要があります。
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file://... が一致する必要があります。
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file://... が一致する必要があります。
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mailto:... が一致する必要があります。
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URI のユーザー名
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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URI のパスワード
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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認証が必要な場合は必須。
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必要な認証
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オプション
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オプション
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- URI のユーザー名を入力します (JMS には必要ありません)。認証が必要な場合は、常に入力する必要があります。FTP を使用するとき、参加者の FTP サーバーへのログインにこの値を使用します。
- 重要:
- トランスポートに JMS を使用する場合、ターゲット URI は JNDI サービスの URL になります。
MQ JMS の場合、ターゲット URI のフォーマットは次のようになります。
file:///<ユーザー定義の MQ JNDI バインディング・パス>
このディレクトリーには、ファイル・ベース JNDI 用の MQ.bindings ファイルが含まれています。file の後の 3 つのスラッシュに注意してください。
- URI のパスワードを入力します (JMS には必要ありません)。認証が必要な場合は、常に入力する必要があります。
- 認証の要求に「はい」または「いいえ」を選択します。通常、これは JMS または SMTP で必要になります。認証が必要な場合は、ユーザー名とパスワードも構成する必要があります。
- トランスポート方法として JMS を選択しなかった場合は、ここで「保管」をクリックします。JMS をトランスポートとして選択した場合は、次のステップに進みます。
- 選択したゲートウェイ・タイプに必要なその他の情報を入力します。
- 「保管」をクリックします。さらにゲートウェイを追加する場合は、以上のステップを繰り返します。