RosettaNet 属性値の編集

RosettaNet をサポートするために、アクション・タイプの文書フロー定義に特定の属性セットが設定されています。これらの属性は、PIP メッセージの検証、PIP で使用される役割やサービスの定義、およびアクションに対する応答の定義に使用される情報を提供します。これらの属性値は、Business Integration Connect が提供する PIP パッケージによって自動的に定義されるため、通常は変更の必要がありません。

アクション文書フロー定義の RosettaNet 属性を編集するには、以下の手順を実行します。

  1. 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「文書フロー定義」の順にクリックします。
  2. フォルダーのアイコンをクリックして個々にノードを適切な文書フロー定義レベルまで展開するか、「すべて」を選択してツリー全体を展開します。
  3. 各アクション文書フロー定義の「アクション」列には、RosettaNet 属性アイコンが配置されています。このアイコンをクリックして、アクションの RosettaNet 属性を編集します。コンソールの RosettaNet 属性の下に、定義済み属性のリストが表示されます。
  4. RosettaNet 属性の下に次のパラメーターを入力します。(これらの属性は、PIP をシステムにアップロードしたときに自動的に定義されます。)


    表 7. RosettaNet 属性
    RosettaNet 属性 説明

    DTD 名

    RosettaNet が提供する DTD 内の PIP アクション名を識別します。

    元サービス

    メッセージの送信元である参加者またはバックエンド・システムのネットワーク・コンポーネント・サービス名を格納します。

    宛先サービス

    メッセージの受信先である参加者またはバックエンド・システムのネットワーク・コンポーネント・サービス名を格納します。

    元役割

    メッセージの送信元である参加者またはバックエンド・システムの役割名を格納します。

    宛先役割

    メッセージの受信先である参加者またはバックエンド・システムの役割名を格納します。

    ルート・タグ

    PIP メッセージの XML 文書のルート・エレメントの名前を格納します。

    アクション名からの応答

    PIP で次に実行するアクションを識別します。

    注: コンソールに「属性が見つかりませんでした」というメッセージが表示される場合は、属性が定義されていません。

  5. コンソールに表示されたこのメッセージの定義レベルが下位レベルの場合でも、より高いレベルの定義から属性が継承されるため、定義が機能することがあります。属性および値を追加すると、継承された属性がオーバーライドされ、文書フロー定義の機能が変更されます。
  6. 「保管」をクリックします。

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