Community Participant Simulator (CPS) は、ハブ・コミュニティーが稼働する前後に使用可能で、コミュニティー・マネージャーとコミュニティー参加者との実動トラフィック (要求、応答、および確認通知) のシミュレーションを実行します。
CPS の目的は、次のとおりです。
コミュニティー・マネージャーの管理者ユーザーであるマネージャー管理者は、CPS を使用して、文書のフォーマット設定が正しいことや、文書に有効なビジネス・コンテンツが含まれていることを確認します。
CPS を使用すると、コミュニティー・マネージャーは、バックエンド・アプリケーションからテストを開始したり、参加者にデータの送信を要求したりせずに、バックエンド・システム (ルーターおよび Receiver) をテストできます。その結果、コミュニティー・マネージャーはテスト・システムや技術サポート要員を確保しなくてもテストを実行できます。
テストを開始するには、マネージャー管理者がテスト文書をアップロードします。この機能が使用できるのは、RNIF v2.0 のみです。RNIF 1.1 との互換性はありません。テスト文書は、RosettaNet サービス・コンテンツ・ファイルである必要があります。RNO (RosettaNet オブジェクト) をアップロードすることはできません。サービス・コンテンツは、RosettaNet ビジネス・メッセージのペイロードの主要コンポーネントです。これは、特定の PIP によって指定されたビジネス・コンテンツを表す XML 文書です。ペイロードには、添付ファイルも含まれます。WebSphere Business Integration Connect は、テスト文書を使用してルーティング情報や処理情報を識別します。
CPS では、受信肯定応答は生成されません。3A4 確認が CPS に送信されると、Document Manager は 0A1 との交換を終了します。
インストール・プロセスは、テスト・プロセスの間に肯定応答を受け取るためにシンク・ゲートウェイ (つまり、ビット・バケット) を作成します。
http://<hostname>:<port#>/console/sink
または