JMS ゲートウェイの作成

Community Console の「ゲートウェイ」画面で、表 116 に示す情報を指定します。

表 116. Community Console の「ゲートウェイの詳細」画面の情報
フィールド名
トランスポート JMS 左に同じ
ターゲット URI

JMS 構成ディレクトリーへのファイル・システム・パス。コンテキストのサブフォルダー (コンテキストが存在する場合) およびバインディング・ファイルが置かれています。形式は次のとおりです。

file://JMSConfigDirectory
 

ここで、JMSConfigDirectory は絶対パス名です。オプションで、この JMSConfigDirectory に、.bindings ファイルがあるコンテキストのサブディレクトリーを含めることができます。

この値には、以下のターゲット URI の JMS コンテキストが組み込まれます。

file://C:/filesender/config/jms
 
JMS ファクトリー名

JMS バインディング・ファイルの作成時に指定した JMS ファクトリー名。このファクトリー名は、「ターゲット URI」フィールドに指定したパスが基準になります。

  • ターゲット URI にコンテキスト名が含まれている場合は、JMS ファクトリー名の中でコンテキスト名を指定する必要はありません。
  • ターゲット URI にコンテキスト名が含まれていない 場合は、JMS ファクトリー名の中でコンテキスト名を次の形式で指定する必要があります。
    JMScontext/JMSfactory
     
WBICHub
JMS メッセージ・クラス

次の JMS メッセージ・クラスのいずれかです。

  • StreamMessage
  • BytesMessage
  • TextMessage

バックエンド・システムによってサポートされているメッセージ・クラスにより異なります

JMS キュー名

JMS バインディング・ファイルの作成時に指定した JMS キューの別名。このキュー別名は、「ターゲット URI」フィールドに指定したパスが基準になります。

  • ターゲット URI にコンテキスト名が含まれている場合は、JMS キューの別名の中でコンテキスト名を指定する必要はありません。
  • ターゲット URI にコンテキスト名が含まれていない 場合は、JMS キューの別名の中でコンテキスト名を次の形式で指定する必要があります。
    JMScontext/JMSqueueAlias
     
outQ
JNDI ファクトリー名
com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
 
左に同じ

表 116 では、図 31 および 図 32 で定義された JMS 構成のゲートウェイの値を「例」の列に示してあります。

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