多くの場合、WBI-C 文書の伝送プロセスは文書の受信プロセスを逆にしただけです。処理された文書は BPE ストレージ・キューから取り出され、処理を少し行って、その宛先に送信されます。文書は、トランスポート固有のコンポーネントである 送信側 を使用し、ゲートウェイ と呼ばれるコンソール・ベースの構成に基づき、トランスポートを介して送信されます。
このリリースから、ユーザーはこのステージを次のようにしてカスタマイズできます。a) まったく新しい送信側を作成するか (新規のトランスポートをサポートするため)、または b) 2 つの固有のポイントで標準またはユーザー定義の送信側の処理フローに配置される前処理および後処理ハンドラーを作成します (あるいはこの両方を作成します)。 前処理ハンドラーは、文書が送信される前に文書の処理に影響を与えます。後処理ハンドラーは、文書が送信された後のデリバリー結果に影響を与えます (SenderResult オブジェクトにデリバリー状況を保持します。例えば、SOAP ベースの伝送が失敗すると、後処理ハンドラーは SOAP 障害メッセージを作成して、SenderResult オブジェクトに設定できます)。