JMS 用の ICS 成果物の作成

JMS トランスポート・プロトコルを通じて Business Integration Connect と通信するように InterChange Server を構成するには、表 77 に示す InterChange Server 成果物を作成する必要があります。

表 77. JMS トランスポート・プロトコルを通じて通信する場合の ICS 成果物
ICS 成果物 目的 詳細の参照先
ビジネス・オブジェクト定義 文書を表します。 JMS 用のビジネス・オブジェクト定義の作成
コネクター・オブジェクト 実行時の Adapter for JMS を表します。 JMS コネクター・オブジェクトの作成
コラボレーション・テンプレートとコラボレーション・オブジェクト 文書処理の際に InterChange Server が使用するビジネス・プロセスを表します。 Adapter for JMS と通信する場合のコラボレーションのバインド

JMS コネクター・オブジェクトの作成

Adapter for JMS のインスタンスを実行時に取得するには、System Manager で以下の手順を実行します。

  1. 以下のようにコネクター・オブジェクトを作成します。
  2. コネクター・オブジェクトを構成します。

    Business Integration Connect で使用するために Adapter for JMS を構成する方法については、Adapter for JMS の構成を参照してください。

Adapter for JMS と通信する場合のコラボレーションのバインド

コラボレーションの作成で説明したように、ビジネス・オブジェクトの受信場所や送信場所を InterChange Server で認識するには、コラボレーション・オブジェクトが実行時に存在しなければなりません。 Business Integration Connect との間で情報を送受信する際に Adapter for JMS を使用するコラボレーションについてコラボレーション・オブジェクトを作成するときは、以下のようにコラボレーション・ポートをバインドします。

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