付録 A. サポートされるビジネス・プロトコルとトランスポート・プロトコルの要約

この付録では、Business Integration Connect に付属しているサポート対象のトランスポート・プロトコルとビジネス・プロトコルについて要約します。製品をカスタマイズすれば、他のプロトコルをサポートすることもできます。

表 3. Business Integration Connect で提供される XML プロトコルとバイナリー・プロトコルのサポートの要約

XML バイナリー
サポートされているバージョン 該当なし 該当なし
同期トランザクションはサポートされているか いいえ いいえ
パススルーのみのサポートか、それともプロトコルと文書変換のサポートか XML (XSLT) では、ビジネス・プロトコルと文書変換の両方をサポート。 いいえ
添付ファイルはサポートされているか いいえ いいえ
サポートされている特定の取引 該当なし 該当なし
セキュリティー FTP/S および HTTP/S (アウトバウンドに対して HTTP ヘッダー認証がサポートされている) いいえ
ハブと参加者間の通信
  • JMS
  • HTTP/S
  • FTP/S
  • ファイル・ディレクトリー

  • JMS
  • HTTP/S
  • FTP/S
  • ファイル・ディレクトリー

バックエンドの統合オプション
  • JMS
  • HTTP/S
  • ファイル・ディレクトリー

  • JMS
  • HTTP/S
  • ファイル・ディレクトリー

サンプルの準備

はい。コード・サンプルを参照してください。

いいえ


表 4. Business Integration Connect が提供する AS1、AS2、RosettaNet、Soap、および cXML プロトコルのサポートの要約

AS1 AS2 RosettaNet SOAP cXML
サポートされているバージョン 該当なし 該当なし RNIF 1.1 および 2.0
  • SOAP バージョン 1.1
  • WSDL バージョン 1.1

バージョン 1.2.009 がプリロードされています。
同期トランザクションはサポートされているか いいえ MDN (Message Disposition Notification) のみ。 はい 要求操作のみと要求応答操作の両方がサポートされています。 cXML 非同期と要求応答 (同期) の両方がサポートされています。
パススルーのみのサポートか、それともプロトコルと文書変換のサポートか XML (XSLT) では、ビジネス・プロトコルと文書変換の両方をサポート。 XML (XSLT) では、ビジネス・プロトコルと文書変換の両方をサポート。 RNIF と RNSC の双方向間でビジネス・プロトコルと文書変換をサポート。 パススルーのみ。 パススルーが基本の使用法だが、文書変換も可能。ただし、同期 cXML の場合は振る舞いが変化する。
添付ファイルはサポートされているか いいえ いいえ はい いいえ はい
サポートされている特定の取引 該当なし 該当なし サポートされる PIPを参照してください。 RPC および文書スタイルに対するサポート Punctuate メッセージに対してパススルー・サポートのみ提供。
セキュリティー

Triple-DES を使用したビジネス暗号。

SHA-1 または MD5 を使用したディジタル署名ハッシュ。

HTTPS

Triple-DES を使用したビジネス暗号。

SHA-1 または MD5 を使用したディジタル署名ハッシュ。

HTTPS

Triple-DES、RS5、または RS2 を使用したビジネス暗号。

SHA-1 または MD5 を使用したディジタル署名ハッシュ。

HTTPS HTTPS
ハブと参加者間の通信 SMTP HTTP/S HTTP/S HTTP/S HTTP/S
バックエンドの統合オプション 以下を使用するペイロードのみ:
  • JMS
  • HTTP/S
  • ファイル・ディレクトリー
  • JMS
  • HTTP/S
  • ファイル・ディレクトリー

  • JMS (RNSC を使用する場合)
  • HTTP/S

HTTP/S HTTP/S
サンプルの準備 いいえ いいえ

はい。コード・サンプルを参照してください。



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