概要で説明されているように、ワークフロー・ステップにハンドラーを追加すると、システムで指定されたワークフロー・ステップの動作を変更できます。また、アクションのハンドラーを構成すると、文書に対して実行されるアクションを変更できます。新規アクションを作成することもできます。
ここでは、ワークフローのハンドラーの追加方法とアクションの構成および追加方法について説明します。
概要で説明されているように、固定インバウンド・ワークフロー・ステップには、プロトコルのアンパックとプロトコルの構文解析があります。アウトバウンド・ワークフローの場合は、プロトコルのパッケージ化のステップが 1 つあります。
WebSphere Business Integration Connect には、それぞれのワークフローのタイプごとに一連のステップがあります。
ユーザー定義のハンドラーを使用してワークフロー・ステップを構成する場合は、ユーザー定義ハンドラーのアップロードの説明に従って、ハンドラーをアップロードしてください。
固定ワークフローを構成するには、以下のステップを実行します。
- 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「固定ワークフロー」をクリックします。
- 「インバウンド」または「アウトバウンド」をクリックします。
- 構成するステップの名前の横にある虫メガネのアイコンをクリックします。
ステップが、そのステップの構成済みハンドラーのリストと共にリストされます。
- 編集のアイコンをクリックして、ハンドラーのリストを編集します。
- 変更する各ハンドラーに対して、以下のステップを 1 つ以上実行します。
- 「使用可能なリスト」からハンドラーを選択し、「追加」をクリックして、ハンドラーを追加します。(ユーザー定義のハンドラーをアップロードした場合、あるいは以前に「構成済みリスト」からハンドラーを削除した場合は、ハンドラーは「使用可能なリスト」に表示されます。) ハンドラーは、「構成済みリスト」に移動します。
- 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「削除」をクリックして、ハンドラーを削除します。ハンドラーは、「使用可能なリスト」に移動します。
- ハンドラーを選択し、「上に移動」または「下に移動」をクリックして、ハンドラーが呼び出される順序を変更します。
ハンドラーは、「構成済みリスト」にリストされている順序で呼び出されます。要求を処理できる最初の使用可能なハンドラーのみが、要求を処理します。
- ハンドラーを選択し、「繰り返し」をクリックして、ハンドラーが複数回処理されるようにします。
- 「保管」をクリックします。
概要で説明されているように、アクションは 1 つ以上のステップで構成されます。WebSphere Business Integration Connect には、一連のデフォルトのアクションがあります。1 つ以上のアクション・ハンドラー (アクション内のステップ) をアップロードして、アクションのリストに追加することができます。このアクション・ハンドラーは、その後、アクションで使用できます。新規アクションを作成することもできます。アクションの作成を参照してください。
注: WebSphere Business Integration Connect により提供されたアクションを変更することはできませんが、このようなアクションをコピーして変更することはできます。アクションの作成を参照してください。
ユーザー定義のハンドラーを使用してアクションを構成する場合は、ユーザー定義ハンドラーのアップロードの説明に従って、ハンドラーをアップロードしてください。
ユーザー定義のアクションを構成するには、以下のステップを実行します。
- 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「アクション」をクリックします。
- 構成するユーザー定義のアクションの名前の横にある虫メガネのアイコンをクリックします。
アクションが、そのアクションの構成済みハンドラー (アクション・ステップ) のリストと共にリストされます。
- 変更する各アクションに対して、以下のステップを 1 つ以上実行します。
- 「使用可能なリスト」からハンドラーを選択し、「追加」をクリックして、ハンドラー (アクション・ステップ) を追加します。(ユーザー定義のハンドラーをアップロードした場合、あるいは以前に「構成済みリスト」からハンドラーを削除した場合は、ハンドラーは「使用可能なリスト」に表示されます。) ハンドラーは、「構成済みリスト」に移動します。
- 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「削除」をクリックして、ハンドラーを削除します。ハンドラーは、「使用可能なリスト」に移動します。
- ハンドラーを選択し、「上に移動」または「下に移動」をクリックして、ハンドラーが呼び出される順序を変更します。
- ハンドラーを選択し、「繰り返し」をクリックして、ハンドラーが複数回処理されるようにします。
アクションに対して構成されたすべてのハンドラーが呼び出され、ハンドラーが表すステップが「構成済みリスト」に表示されている順序で実行されます。
- 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「構成」をクリックして、ハンドラーを構成します。構成できる属性のリストが表示されます。
- 「保管」をクリックします。
以下のいずれかの方法でアクションを作成できます。
- 新規アクションを作成し、そのアクションにハンドラーを関連付けます。
- 製品提供のアクションをコピーし、必要に応じてそのアクションに関連付けられているハンドラーを変更します。
新規アクションを作成するには、以下のステップを実行します。
- 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「アクション」をクリックします。
- 「作成」をクリックします。
- アクションの名前を入力します。このフィールドは必須です。
- (オプション) アクションの説明を入力します。
- アクションが使用可能かどうかを指定します。
- アクションの一部として呼び出される各ハンドラーに対して、「使用可能なリスト」からハンドラーを選択し、「追加」をクリックして、ハンドラーを追加します。(アップロードしたアクション・ハンドラーは、「使用可能なリスト」に表示されます。) ハンドラーは、「構成済みリスト」に移動します。
アクションは、「構成済みリスト」に表示される順序でハンドラーを呼び出すため、ハンドラーの順序が正しいことを確認してください。
「上に移動」または「下に移動」を使用して、ハンドラーの順序を変更するか、または「繰り返し」を使用して、ハンドラーが複数回処理されるようにします。
- 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「構成」をクリックして、ハンドラーを構成します。構成できる属性のリストが表示されます。
- 「保管」をクリックします。
既存のアクションをコピーすることにより、アクションを作成するには、以下のステップを実行します。
- 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「アクション」をクリックします。
- 「アクション」リストで、コピーするアクションの横にあるコピー・アイコンをクリックします。
図 25. 「アクション」ページ

- アクションの名前を入力します。このフィールドは必須です。
- (オプション) アクションの説明を入力します。
- アクションが使用可能かどうかを指定します。
- 変更する各ハンドラーに対して、以下のステップを 1 つ以上実行します。
- 「使用可能なリスト」からハンドラーを選択し、「追加」をクリックして、ハンドラーを追加します。(ユーザー定義のハンドラーをアップロードした場合、あるいは以前に「構成済みリスト」からハンドラーを削除した場合は、ハンドラーは「使用可能なリスト」に表示されます。) ハンドラーは、「構成済みリスト」に移動します。
- 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「削除」をクリックして、ハンドラーを削除します。ハンドラーは、「使用可能なリスト」に移動します。
- ハンドラーを選択し、「上に移動」または「下に移動」をクリックして、ハンドラーが呼び出される順序を変更します。
アクションに対して構成されたすべてのハンドラーが呼び出され、ハンドラーに関連付けられているステップが「構成済みリスト」に表示されている順序で実行されます。
- 「構成済みリスト」からハンドラーを選択し、「構成」をクリックして、ハンドラーを構成します。構成できる属性のリストが表示されます。
- 「保管」をクリックします。
