SenderFramework は送信側処理フロー内の、前処理および後処理の 2 つのステージでハンドラーを呼び出すことができます。これらのステージは、構成ポイントとも呼ばれます。前処理は、要求文書を宛先に送信するために送信側に渡す前に行うことを対象とし、後処理は、要求文書が宛先に送信されて、要求の状況を文書化するために SenderResult オブジェクトが作成された後を対象とします。
WBI-C には、いくつかの事前定義ハンドラーが付属していますが、提供されたハンドラーではユーザー特有のニーズに対応できない場合は、独自のハンドラーを開発することもできます。例えば、要求文書が設定済み取引先からの場合、前処理ハンドラーはパートナーの状況を判別し、それに応じてトランスポート・ヘッダーを設定できます。ハンドラーを作成し、配置したら、ユーザーは Connect 提供のハンドラーの場合のように、コンソールを使用してこれらを構成する必要があります。このプロセスの詳細については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。