Business Integration Connect には、コマンド行を使用してコンポーネントをインストールする方法もあります。この機能では、すべてのインストール・オプションの値を提供するオプション・ファイルが必要です。提供されたサンプル ISS ファイルを変更するか、GUI を使用してインストールを実行し、選択項目を記録して、カスタム・オプション・ファイルを作成するかのいずれかを行うことができます。Database Loader のサンプル・ファイルは、CD の Database Loader ディレクトリーまたはアーカイブされていないインストール・イメージにあります。また Business Integration Connect のサンプル・ファイルは、CD のハブ・ディレクトリーまたはアーカイブされていないインストール・イメージにあります。
ファイルの各オプションは別の行に表示されています。また、それらの前には、設定を説明し、オプション例を示すコメントが付いています。サンプル・ファイルのオプション値は、GUI に示されるデフォルト値です。パスワードやホスト名などのいくつかの設定では、ローカル構成に関する情報が必要です。
インストールまたはアンインストールのプログラムを実行しているときに、ユーザー独自のオプション・ファイルを生成することもできます。したがって、このファイルを使用して、インストールおよびアンインストールを繰り返すことができます。詳しくは、次のセクションの サイレント・インストールの実行を参照してください。
コマンド行を使用して Database Loader または Business Integration Connect をインストールするには、以下のようにします。
cd DBLoader
または
cd hub
setupWindows -options "<options file name>"
<options file name> は、インストーラーが使用するオプション値を含むファイルを示します。
このコマンドを使用すると、インストーラーに標準の GUI インストールに表示されるすべての画面が表示され、それぞれの画面のフィールドすべてには、オプション・ファイルにリストされている値が入力されています。
ユーザーのインストール・システムに固有の設定を含むオプション・ファイルを生成するには、以下のステップに従います。
cd DBLoader
または
cd hub
setup -options-record "<options file name>"
<options file name> は、インストーラーが使用するオプション値を含むファイルを示します。options-record パラメーターの後にディレクトリー名を指定することもできます。
インストーラーは、GUI を使用して実行されます。インストーラーは、Database Loader または Business Integration Connect をインストールし、指定されたオプション・ファイルをインストール・ディレクトリー (デフォルト値を使用した場合は {WBIC INSTALL DIR}¥IBM¥WBIConnect¥DBLoader または {WBIC INSTALL DIR}¥IBM¥WBIConnect¥) に置きます。テキスト・エディターでこのファイルを編集するか、それを変更せずに使用して、製品をもう一度インストールすることができます。または、別のマシンに重複のインストール・システムを作成することもできます。
製品をインストールせずにオプション・ファイルだけを生成するには、options-record パラメーターを、-options-template コマンドに置き換えます。このコマンドは、製品のインストールに必要なすべての記入項目を含んだオプション・ファイルを作成します。ただし、これらの各記入項目は、ユーザーに固有のインストール設定に変更する必要があります。