JMS 構成ディレクトリーに格納されるファイルは、WebSphere MQ キュー・マネージャーによってホスティングされている JMS キューのサーバーに到着するファイルです。JMS バインディング・ファイルを作成するには、JMSAdmin アプリケーションを使用します。ただし、このアプリケーションを実行する前に、その構成ファイルを JMS 環境に合わせてカスタマイズする必要があります。
JMS 構成ディレクトリーを構成するには、以下の手順を実行します。
WebSphereMQ_Root¥java¥bin
ここで、WebSphereMQ_Root は、WebSphere MQ の製品ディレクトリーです。
INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory PROVIDER_URL=ldap://polaris/o=ibm,c=us
#INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory #PROVIDER_URL=file://C:/JNDI-Directory
JMS 構成ディレクトリーを次のように作成するとします。
C:/filesender/config
この JMS 構成ディレクトリーについて、図 29 に、JMSAdmin.config ファイルの変更した行を示します。
図 29. JMSAdmin.config ファイルのサンプル行
#INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory # # The following line specifies the URL of the service provider's initial # context. It currently refers to an LDAP root center. Examples of a # file system URL and WebSphere's JNDI namespace are also shown, commented # out #PROVIDER_URL=ldap://polaris/o=ibm,c=us PROVIDER_URL=file://C:/filesender/config