Message Broker の構成

Business Integration Connect と Message Broker の間の対話用に、Message Broker のツールキットの Broker Application Development Perspective 内にメッセージ・フロー・プロジェクトを作成する必要があります。このプロジェクトには、以下の成果物が組み込まれます。

注:
メッセージ・フロー・プロジェクトの作成方法について詳しくは、WebSphere Business Integration Message Broker の資料セットを参照してください。

メッセージ・フローの作成

情報を処理するために必要な実際のビジネス・ロジックを実行するのは、Message Broker 内部のメッセージ・フローです。そのため、Business Integration Connect 文書を正しく処理するには、Message Broker 用の適切なメッセージ・フローが存在しなければなりません。必要なビジネス・ロジックを提供するメッセージ・フローが存在することを確認してください。

Message Broker が着信文書および発信文書を処理できるようにするには、そのメッセージ・フローで特殊なトランスポート・ノードを使用します。使用するトランスポート・ノードのタイプは、個々のトランスポート・プロトコルによって以下のように異なります。

表 83. トランスポート・プロトコル別のメッセージ・フローの作成
トランスポート・プロトコル 詳細の参照先
HTTP HTTP トランスポート用のメッセージ・フローの作成
HTTP (SOAP 文書)
JMS JMS トランスポート用のメッセージ・フローの作成

プロジェクトの配置

メッセージ・フロー・プロジェクトに適切な成果物が格納されたら、そのプロジェクトを Message Broker に配置する必要があります。メッセージ・フロー・プロジェクトを配置するには、Message Broker ツールキットの Broker Administrator Perspective を使用します。

Copyright IBM Corp. 1997, 2004