コミュニティー・コンソールの使用

WebSphere Business Integration Connect を構成した後は、イベント・ビューアーと文書分析の 2 つのコンソール・ツールを定期的に使用します。

イベントを検索する場合、ビューアー・モジュールのイベント・ビューアーを使用します。大半の文書は何度も再送されるため、文書に障害が発生してアラートが生成された場合、このアラートは、それ以降同様な障害が発生しないよう調査して修正する必要があるという意味になります。

特定のイベントを検索して、そのイベントの発生原因を調査できます。イベント・ビューアーを使用すると、時刻、日付、イベント・タイプ、イベント・コード、およびイベント・ロケーションごとにイベントを検索できます。ハブ管理者は、参加者、ソース IP、およびイベント IP ごとに検索することもできます。

注:
すべてのユーザーがデバッグ・イベントへのアクセス権を所有しているわけではありません。

イベント・ビューアーで生成されるデータは、イベントおよびイベントを作成した文書の確認に役立ちます。ロー文書も表示できます。これにより、フィールド、値、およびエラーの理由を確認できます。

2 番目によく使用されるツールは、ツール・モジュールの機能である文書分析です。文書分析を使用して、受信した文書数、処理が進行中の文書数、および処理が完了した文書のうちで失敗した数と成功した数を確認します。このツールを使用すると、処理が失敗した理由がわからなかった特定の文書を詳しく調べることができます。

コンソールのアカウント管理モジュールは、主に Business Integration Connect のセットアップとその後の保守で使用されます。