文書ボリューム・レポートは有効なツールで、ビジネス文書のフローを管理、追跡、およびトラブルシューティングするのに使用されます。レポートでは、指定期間内にシステムで処理された文書のボリュームを表示します。レポートは表示、印刷、または保管 (エクスポート) して、他のスタッフ・メンバーに送信できます。
このレポートをカスタマイズして、特定の検索条件に基づいて情報を表示できます。
文書ボリューム・レポートに、現在進行中の文書数が状態別に示されます。
表 14. 文書状態
値
| 説明
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受信合計
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システムに受信された文書の合計数。
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進行中
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進行中の文書はテストおよび検証されています。エラーは検出されませんでしたが、処理はまだ完了していません。
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失敗
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エラーのために、文書処理が中断しました。
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正常終了
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文書処理を完了する最終メッセージがシステムからターゲット参加者に送信されました。
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次のタスクを実行するには、このレポートを使用します。
- 主要なビジネス・プロセスが完了したかどうかを判別する。
- コスト制御のために進行中ボリュームのトレンドを追跡する。
- プロセス品質を管理する - 正常終了または失敗。
- コミュニティー・マネージャーの場合は、参加者がプロセスを効率的に追跡するのを支援する。
- 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」画面が表示されます。
- ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
表 15.
文書ボリューム・レポート検索条件
値
| 説明
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開始日および開始時刻 (Start date & time)
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処理が開始された日時。
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終了日および終了時刻 (End date & time)
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処理が完了した日時。
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ソース参加者
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ビジネス・プロセスを開始した参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。
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ターゲット参加者
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ビジネス・プロセスを受信した参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。
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検索 (Search on)
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受信文書フローまたは送信文書フローを検索します。
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ゲートウェイ・タイプ
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実動またはテスト。テストを使用できるのは、テスト・ゲートウェイ・タイプをサポートするシステムのみです。
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パッケージ
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文書フォーマット、パッケージ化、暗号化、およびコンテンツ・タイプ識別番号について説明します。
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プロトコル
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プロセス・プロトコルのタイプ。例えば、XML、EDI、フラット・ファイル。
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文書フロー
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特定のビジネス・プロセス。
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ソート基準
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この基準 (文書フローまたはターゲット文書フロー) によるソート結果。
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ページごとの結果件数
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1 ページに表示されるレコードの数。
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- 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
- 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」画面が表示されます。
- ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
- 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
- レポートをエクスポートするには、
をクリックします。ファイルを保管するには、必要なロケーションにナビゲートします。
- 注:
- レポートは、コンマ区切り値 (.CSV) ファイルとして保管されます。ファイル名には、サフィックス「.csv」が付きます。
- 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」画面が表示されます。
- ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
- 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
- レポートを印刷するには、
をクリックします。
