文書ボリューム・レポート

文書ボリューム・レポートは、ビジネス文書フローの管理、追跡、およびトラブルシューティングに使用する便利なツールです。レポートには、特定の期間内にシステムによって処理された文書のボリュームが表示されます。このレポートは表示と印刷ができ、また保管 (エクスポート) してほかのスタッフ・メンバーに送信することもできます。

特定の検索条件に基づいて情報を表示するように、このレポートはカスタマイズできます。

文書ボリューム・レポートでは、現在処理中の文書の数を状態別に示します。

表 32. 文書の状態


説明

受信合計

システムで受信した文書の総数。

進行中

進行中の文書では、テストと妥当性検査が行われています。エラーは検出されていませんが、プロセスはまだ完了していません。

失敗

文書処理はエラーのため中断されました。

正常終了

文書処理を完了する最終メッセージが、システムからターゲット参加者に送信されました。

次の作業を実行するには、このレポートを使用します。

文書ボリューム・レポートの作成

  1. 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」画面が表示されます。
  2. ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。

    表 33.

    文書ボリューム・レポートの検索条件
    説明

    開始日および開始時刻 (Start date & time)

    処理が開始された日時。

    終了日および終了時刻 (End date & time)

    処理が完了した日時。

    ソース参加者

    ビジネス・プロセスを開始した参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。

    ターゲット参加者

    ビジネス・プロセスを受信した参加者 (コミュニティー・マネージャーのみ)。

    検索場所:

    文書フローの「元 (From)」または「宛先 (To)」を検索します。

    ゲートウェイ・タイプ

    実動またはテスト。テストが使用できるのは、テスト・ゲートウェイ・タイプをサポートするシステムのみです。

    パッケージ

    文書フォーマット、パッケージ化、暗号化、およびコンテンツ・タイプ識別番号について説明します。

    プロトコル

    XML、EDI、フラット・ファイルなど、プロセス・プロトコルのタイプ。

    文書フロー

    特定のビジネス・プロセス。

    ソート順

    この基準に従って結果をソートします (「文書フロー」または「ターゲット文書フロー」)。

    ページごとの結果件数

    1 ページに表示されるレコードの数。

  3. 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。

文書ボリューム・レポートのエクスポート

  1. 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」画面が表示されます。
  2. ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
  3. 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
  4. をクリックし、レポートをエクスポートします。希望する場所に移動して、ファイルを保管します。
注:
レポートはコンマで区切られた値 (.CSV) ファイルとして保管されます。ファイル名には、「.csv」サフィックスが付きます。

レポートの印刷

  1. 「ツール」 > 「文書ボリューム・レポート」をクリックします。「文書ボリューム・レポートの検索」画面が表示されます。
  2. ドロップダウン・リストから検索条件を選択します。
  3. 「検索」をクリックします。レポートが表示されます。
  4. をクリックして、レポートを印刷します。