システム設定されたデフォルト値以外の値を使用したい場合は、ハブ・コミュニティーのパスワード・ポリシーを設定します。パスワード・ポリシーは、Community Console にログインするすべてのユーザーに適用されます。
パスワード・ポリシーの以下のエレメントを変更することができます。
- 「最小長」- 参加者がパスワードに最低限使用しなければならない文字数を表します。デフォルトは 8 文字です。
- 「有効期限」- パスワードが期限切れになるまでの日数を表します。デフォルトは 30 日です。
- 「固有性」- ヒストリー・ファイルに保持されるパスワードの数を指定します。ヒストリー・ファイル内にない旧パスワードは、参加者が使用できません。デフォルトのパスワード数は 10 です。
- 「特殊文字」- これを選択すると、以下のタイプの特殊文字のうち、少なくとも 3 つがパスワードに含まれていなければならないことを示します。
パスワードが英字 (ASCII) で構成される場合は、この設定をすることで、より厳しいセキュリティー要件を設けることができます。デフォルト設定はオフです。パスワードが各国文字で構成される場合は、「特殊文字」をオフにしておくことをお勧めします。英語以外の言語の文字セットには、4 つの文字タイプのうち必要となる 3 つが含まれていない場合もあります。
システムでサポートされている特殊文字は、「#」、「@」、「$」、「&」、「+」です。
- 「名前との差異の検査」- これを選択すると、ユーザーのログイン名や氏名から推測されやすいパスワードを使用できなくなります。このフィールドは、デフォルトで選択されています。
デフォルト値を変更するには、以下のステップを実行します。
- 「ハブ管理」>「コンソール構成」>「パスワード・ポリシー」をクリックします。「パスワード・ポリシー」画面が表示されます。
図 18. 「パスワード・ポリシー」ページ

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アイコンをクリックします。
- 任意のデフォルト値を、パスワード・ポリシーに使用したい値に変更します。
- 「保管」をクリックします。
