文書の伝送

Delivery Manager は、ビジネス文書をインバウンド・キューから該当するゲートウェイ・フォルダーに転送します。 DeliveryWorker はこのフォルダーをポーリングし、ビジネス文書を検索、取得し、送信側フレームワークの processSend メソッドを呼び出します。

フレームワークは、ゲートウェイで構成された前処理ハンドラーを実行します。

フレームワークは、SenderInterface を実装するクラスで送信側オブジェクトを作成します。このクラスはユーザー提供である可能性があります。フレームワークは送信側オブジェクトの send メソッドを呼び出します。文書が送信されます。send メソッドは、ビジネス文書の GET_SYNC_RESPONSE 定数が 'true' に設定されているかどうかも確認します。true に設定されている場合は、送信側は同期応答を接続から読み取り、そのデータを使用してメソッドが戻した SenderResult オブジェクトを取り込みます。フレームワークは、ゲートウェイで構成された後処理ハンドラーを実行します。

フレームワークは SenderResult オブジェクトを読み取り、応答の UUID を作成し、BPE の入力ファイル・セットを作成します。メタデータ・ファイルには 2 つの定数が含まれます。応答トランスポート状況コードを保持する BCG_RESPONSE_STATUS と、'true' に設定される BCG_SYNC_RESP です。ファイルは BPE の sync_in ディレクトリーに書き込まれます。

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