イベントおよび文書の表示

ビューアー・モジュールには、次の機能が組み込まれています。

これらの機能により、システム全体の正常性を表示できます。イベント解決のためのトラブルシューティング・ツールでもあります。

特定のイベントを検索して、そのイベントの発生原因を調査できます。イベント・ビューアーを使用すると、時刻、日付、イベント・タイプ、イベント・コード、およびイベント・ロケーションごとにイベントを調査できます。ハブ管理者は、参加者、ソース IP、およびイベント IP ごとに検索することもできます。

イベント・ビューアーが生成するデータにより、特にイベント・コード、タイム・スタンプ、ソース IP を識別し、イベントや文書の詳細を表示して問題を診断できます。ロー文書を表示して、フィールド、値、およびエラーの理由を確認することもできます。

イベントを生成した特定のプロセスを検索するには、RosettaNet ビューアーを使用します。ターゲットのプロセスを特定すると、プロセスの詳細とロー文書を表示できます。

AS1 または AS2 通信プロトコルを使用して文書のトランスポート情報を検索および表示するには、AS1/AS2 ビューアーを使用します。メッセージ ID、MDN (Message Disposition Notification) の宛先 URI と状況、および文書の詳細 (文書およびラッパー) を表示できます。

文書ビューアーは、調査する特定の文書を検索して表示するときに使用します。文書は、日付、時刻、プロセスのタイプ (元プロセスまたは宛先プロセス)、参加者接続、ゲートウェイ・タイプ、文書の状況、プロトコル、文書の流れ、およびプロセスのバージョンに基づいて検索できます。検索結果には、検索条件に一致するすべての文書が表示され、タイム・スタンプ、プロセス、参加者接続、およびゲートウェイの種類を特定できます。ターゲットの文書を検索して、ロー文書を表示するビューアーの機能を使用します。

注:
参加者という用語は、ビューアー画面でコミュニティー・マネージャーなどのハブ・コミュニティー・メンバーを識別するのに使用します。

RosettaNet ビューアーおよび AS1/AS2 ビューアーには、ハブ管理者用の追加の検索条件が含まれています。詳細については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。


表 17. ビューアー
使用する機能 参照先

イベント・ビューアー

"イベント・ビューアー"

RosettaNet ビューアー

"RosettaNet ビューアー"

AS1/AS2 ビューアー

"文書ビューアー"

文書ビューアー

"文書ビューアー"

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