破損後のルーターの再始動

ルーターが破損した場合は、次の手順に従って再始動してください。この手順により、受信したすべての文書が処理されるようになります。

  1. router_in ディレクトリーを調べて、vmd_locked という拡張子を持つファイルの有無を確認します。
  2. 拡張子 vmd_locked を持つ経過時間が 2 分より長いファイルがある場合は、拡張子を vmd_restart に変更して、ファイル名を変更します。
    注:
    ルーターのインスタンスが複数稼働している場合、ルーターのほかのインスタンスによってアクティブで処理されている拡張子 vmd_locked を持つファイルが存在します。これらのファイルは名前変更しないでください。
  3. 文書の処理の状態によっては、文書の処理がイベント 210031「文書を否認防止できません」で失敗している可能性もあります。この状況が発生すると、文書のファイルはディレクトリー router_in/reject に置かれます。この場合、拡張子 vmd を vmd_restart に変更してファイル名を変更します。その後、文書のファイルを処理用のディレクトリー router_in dir に移動させます。

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