イベント・コードの管理

Business Integration Connect 内でイベントが発生すると、イベント・コードが生成されます。「イベント・コード」画面を使用すると、生成されたイベント・コードを参照して、ほかのアプリケーションにエクスポートできます。

イベント・コードの表示および編集

次の手順では、イベント・コードの詳細を表示する方法について説明します。イベント・コードの可視/不可視およびアラート可能な状況を編集したり、イベント・コードの重大度を表示できます。

  1. 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「イベント・コード」の順にクリックします。
  2. 「イベント・コード」画面で、詳細を表示するイベント・コードの横にある アイコンをクリックします。
  3. 「イベント・コードの詳細」画面で、表 3に示すパラメーターを設定します。

    表 3. イベント・コードの詳細
    パラメーター 説明

    イベント・コード

    このイベント・コードに固有の番号を示す読み取り専用フィールド。

    イベント名

    イベントを起動したアクションに関連したイベントを識別するために使用する名前を示す読み取り専用フィールド。

    内部での記述

    イベントを起動した環境を説明する読み取り専用フィールド。

    可視/不可視

    イベント・コードを表示できるユーザー (コミュニティー・オペレーター、コミュニティー・マネージャー、コミュニティー参加者、またはこの 3 つの任意の組み合わせ) を選択します。

    重大度

    このイベント・コードに関連した重大度を示す読み取り専用フィールド。次に示すように、「デバッグ」(最低の重大度) から「重大」(最高の重大度) までがあります。

    • デバッグ - 下位のシステム操作およびサポートに使用。可視性およびデバッグ情報の使用は、ユーザーのアクセス権レベルによって異なります。
    • 情報 - 正常終了したシステム操作に使用。これらのイベントは、処理中の文書の状況も示します。通知イベントにはユーザー処置は必要ありません。
    • 警告 - 文書の処理やシステム機能において、操作を継続できる重大ではない異常に使用。
    • エラー - 文書処理において、プロセス終了の原因となる異常に使用。
    • 重大 - システム障害によって終了するサービスに使用。重大イベントが生成されると、サポート要員による操作が必要になります。

    アラート可能 (Alertable)

    選択すると、「アラート」画面の「定義」タブにあるリストにイベント名が表示されます。これにより、このイベントに対してアラートを設定できます。

イベント・コード名の保管

イベント・リストにあるイベント名のみを保管する (「名前のエクスポート」) か、またはイベント・リストにある内部の記述をテキスト形式で保管する (「リストのエクスポート」) かを選択できます。次のステップを実行します。

  1. 「ハブ管理」>「ハブ構成」>「イベント・コード」の順にクリックします。
  2. 「イベント・コード」画面で、「名前のエクスポート」をクリックしてイベントのリストをイベント名のみで保管します。または、「リストのエクスポート」をクリックして、イベントのリストを内部記述のみで保管します。

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