Connect システムには、文書イベントとメッセージ・イベントの 2 つの異なるイベント・タイプがあります。文書イベントは、ビジネス文書と直接関連したイベントです。ビジネス・プロセス・エンジンは、これらのイベントを WBI-C 内部キューにパブリッシングします。文書の状態が送信または失敗のいずれかの場合は、Delivery Manager はビジネス文書イベントもこのキューにパブリッシュします。一方、メッセージ・イベントは、WBI-C のすべてのコンポーネントによってパブリッシュされます。メッセージ・イベントは、それらのいくつかがビジネス文書と関連している場合もあります が、必ずしもビジネス文書と関連しているわけではありません。
内部キューにパブリッシュされたイベントは、イベント・サーバーによって Connect のイベント・ストアに送信されます。ただし、リリース 4.2.2 では、ユーザーはイベントを外部 JMS キューにデリバリーするかどうかを決定する必要があります。外部デリバリーのオン/オフや外部キューの構成は、Community Console を使用して行われます。これらの設定については、「ハブ構成ガイド」を参照してください。
イベントは CBE XML 形式の JMS キューにデリバリーされます。CBE (Common Base Event) 形式は、IBM イニシアチブが発展した CEI (Common Event Infrastructure) の一部であり、アプリケーション間のイベントの処理を標準化する目的で設計されています。 CBE 構造は情報の 3 つの基本タイプをカバーします。
CBE 形式が外部イベント・デリバリーで使用される際の特性については、 デリバリーされたイベントの構造に詳細が記載されています。
外部デリバリーがオンの場合、すべてのイベントが外部キューにデリバリーされます。 Console Event Viewer でユーザーが表示できるイベント・タイプを制限する可視/不可視のフラグは、外部デリバリーでは使用されません。外部デリバリー内のイベントの名前と説明は、イベント・ビューアー内と同じ方法でローカライズされます。
誤った JMS 構成または JMS プロバイダーの問題により、外部イベント・デリバリーでエラーが発生する場合があります。開始時には検出されず、外部デリバリー・エラーが発生した場合は、次のようなことが起きます。
または