標準プロパティーのクイック・リファレンス

表 21 は、標準コネクター構成プロパティーのクイック・リファレンスです。すべてのコネクターがこれらのプロパティーのすべてを必要とするわけではありません。また、使用する統合ブローカーによってプロパティーの設定が異なる可能性があります。

各プロパティーの説明は、表の後のセクションを参照してください。

注:
表 21の「注」列にある 「RepositoryDirectory が <REMOTE> に設定され」という句は、ブローカーが InterChange Server であることを示しています。ブローカーが WMQI または WAS の場合には、リポジトリー・ディレクトリーは <ProductDir>¥repository に設定されます。

表 21. 標準構成プロパティーの要約
プロパティー名 指定可能な値 デフォルト値 更新メソッド
AdapterHelpName 有効な <RegionalSetting> ディレクトリー を含む <ProductDir>¥bin¥Data ¥App¥Help¥ 内の有効なサブディレクトリーの 1 つ テンプレート名 (有効な場合)、またはブランク・フィールド
コンポーネント
再始動
サポートされる地域設定。 chs_chn、cht_twn、 deu_deu、esn_esp、 fra_fra、ita_ita、 jpn_jpn、kor_kor、 ptb_bra、 および enu_usa (デフォルト) が含まれます。
AdminInQueue 有効な JMS キュー名
<CONNECTORNAME>
/ADMININQUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
AdminOutQueue 有効な JMS キュー名
<CONNECTORNAME>
/ADMINOUTQUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
AgentConnections 1 から 4 1
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が MQ または IDL で、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合のみ有効です。
AgentTraceLevel 0 から 5 0 ブローカーが ICS である場合は 動的で、それ以外の場合は コンポーネント 再始動
ApplicationName アプリケーション名
コネクター・
アプリケーション名
として指定された値
コンポーネント
再始動
BiDi.Application
次の双方向属性の
有効な組み合わせ
最初の文字: I、V
2 番目の文字: L、R
3 番目の文字: Y、N
4 番目の文字: S、N
5 番目の文字: H、C、N
ILYNN (5 文字)
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、BiDi.Transformation の値が true である場合のみ 有効です。
BiDi.Broker
次の双方向属性の
有効な組み合わせ
最初の文字: I、V
2 番目の文字: L、R
3 番目の文字: Y、N
4 番目の文字: S、N
5 番目の文字: H、C、N
ILYNN (5 文字)
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、BiDi.Transformation の値が true である場合のみ 有効です。BrokerType の値が ICS である場合、プロパティーは 読み取り専用です。
BiDi.Metadata
次の双方向属性の
有効な組み合わせ
最初の文字: I、V
2 番目の文字: L、R
3 番目の文字: Y、N
4 番目の文字: S、N
5 番目の文字: H、C、N
ILYNN (5 文字)
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、BiDi.Transformation の値が true である場合のみ 有効です。
BiDi.Transformation true または false false
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、BrokerType の値が WAS ではない場合のみ 有効です。
BOTrace none または keys または full none
エージェント
再始動
このプロパティーは、AgentTraceLevel の値が 5 より低い場合のみ 有効です。
BrokerType ICSWMQI、WAS ICS
コンポーネント
再始動
CharacterEncoding サポートされる任意のコード。リストには次のサブセットが表示されます。ascii7、ascii8、SJIS、Cp949、GBK、Big5、Cp297、Cp273、Cp280、Cp284、Cp037、Cp437 ascii7
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、C++ コネクターに対してのみ有効です。
CommonEventInfrastruc
ture
true または false false
コンポーネント
再始動
CommonEventInfrastruc
tureURL
例えば
corbaloc:iiop:
host:2809
などの
URL ストリング
デフォルト値なし。
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、CommonEvent Infrastructure の値が true である場合のみ 有効です。
ConcurrentEventTrig
geredFlows
1 から 32,767 1
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
ContainerManagedEvents ブランクまたは JMS ブランク
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
ControllerEventSequenc
ing
true または false true 動的 このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
ControllerStoreAndFor
wardMode
true または false true 動的 このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
ControllerTraceLevel 0 から 5 0 動的 このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
DeliveryQueue
任意の有効な JMS
キュー名
<CONNECTORNAME>
/DELIVERYQUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
DeliveryTransport MQIDL、または JMS RepositoryDirectory の値が <REMOTE> である場合は IDL で、それ以外の場合は JMS
コンポーネント
再始動
RepositoryDirectory の値が <REMOTE> ではない場合、このプロパティーで 有効な値は JMS だけです。
DuplicateEventElimina
tion
true または false false
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
EnableOidForFlowMoni
toring
true または false false
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、BrokerType の値が ICS である場合のみ有効です。
FaultQueue 任意の有効なキュー名。
<CONNECTORNAME>
/FAULTQUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
jms.FactoryClassName CxCommon.Messaging.jms .IBMMQSeriesFactory、 CxCommon.Messaging .jms.SonicMQFactory、または 任意の Java クラス名
CxCommon.Messaging.
jms.IBMMQSeriesFactory

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
jms.ListenerConcurrency 1 から 32767 1
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、jms.TransportOptimized の値が true である場合のみ 有効です。
jms.MessageBrokerName jms.FactoryClassName の値が IBM である場合は、crossworlds.queue. manager を使用します。
crossworlds.queue.
manager

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
jms.NumConcurrent
Requests
正整数 10
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
jms.Password 任意の有効なパスワード
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
jms.TransportOptimized true または false false
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS で BrokerType の値が ICS である場合のみ有効です。
jms.UserName 任意の有効な名前
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
JvmMaxHeapSize ヒープ・サイズ (メガバイト単位) 128m
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
JvmMaxNativeStackSize スタックのサイズ (キロバイト単位) 128k
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
JvmMinHeapSize ヒープ・サイズ (メガバイト単位) 1m
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
ListenerConcurrency 1 から 100 1
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が MQ である場合のみ 有効です。
ロケール これは、サポートされる ロケールの一部です。 en_USja_JPko_KRzh_CNzh_TWfr_FRde_DEit_ITes_ESpt_BR en_US
コンポーネント
再始動
LogAtInterchangeEnd true または false false
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
MaxEventCapacity 1 から 2147483647 2147483647 動的 このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
MessageFileName 有効なファイル名 InterchangeSystem.txt
コンポーネント
再始動
MonitorQueue 任意の有効なキュー名
<CONNECTORNAME>
/MONITORQUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DuplicateEventElimination の値が true で ContainerManagedEvents に値がない場合のみ有効です。
OADAutoRestartAgent true または false false 動的 このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
OADMaxNumRetry 正整数 1000 動的 このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
OADRetryTimeInterval
正整数 (単位: 分)
10 動的 このプロパティーは、RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定され、BrokerType の値が ICS である場合 のみ有効です。
PollEndTime
HH = 0 から 23
MM = 0 から 59
HH:MM
コンポーネント
再始動
PollFrequency
正整数 (単位: ミリ秒)
10000 ブローカーが ICS である場合は 動的で、それ以外の場合は コンポーネント 再始動
PollQuantity 1 から 500 1
エージェント
再始動
このプロパティーは、ContainerManagedEvents の値が JMS である場合のみ 有効です。
PollStartTime
HH = 0 から 23
MM = 0 から 59
HH:MM
コンポーネント
再始動
RepositoryDirectory ブローカーが ICS である場合は <REMOTE> で、それ以外の場合は 有効な任意のローカル・ディレクトリー ICS の場合、値は <REMOTE> に設定されます。 WMQI および WAS の場合、値は <ProductDir ¥repository です。
エージェント
再始動
RequestQueue 有効な JMS キュー名
<CONNECTORNAME>
/REQUESTQUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
ResponseQueue 有効な JMS キュー名
<CONNECTORNAME>
/RESPONSEQUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
RestartRetryCount 0 から 99 7 ICS である場合は 動的で、それ以外の場合は コンポーネント 再始動
RestartRetryInterval 1 から 2147483647 までの分単位の値。 1 ICS である場合は 動的で、それ以外の場合は コンポーネント 再始動
ResultsSetEnabled true または false false
コンポーネント
再始動
DB2II をサポートする コネクターによってのみ使用されます。 このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS で BrokerType の値が WMQI である場合のみ有効です。
ResultsSetSize 正整数 0 (結果セットのサイズ が無制限であることを意味します)
コンポーネント
再始動
DB2II をサポートする
コネクターによってのみ使用されます。 このプロパティーは、ResultsSetEnabled の値が true である場合のみ 有効です。
RHF2MessageDomain mrm または xml mrm
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS で WireFormat の値が CwXML である場合のみ有効です。
SourceQueue
有効な WebSphere
MQ キュー名
<CONNECTORNAME>
/SOURCEQUEUE

エージェント
再始動
このプロパティーは、ContainerManagedEvents の値が JMS である場合のみ 有効です。
SynchronousRequest
Queue
任意の有効なキュー名。
<CONNECTORNAME>
/SYNCHRONOUSREQUEST
QUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
SynchronousRequest
Timeout
0 から任意の数
(ミリ秒)
0
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
SynchronousResponse
Queue
任意の有効なキュー名
<CONNECTORNAME>
/SYNCHRONOUSRESPONSE
QUEUE

コンポーネント
再始動
このプロパティーは、DeliveryTransport の値が JMS である場合のみ 有効です。
TivoliMonitorTransaction
Performance
true または false false
コンポーネント
再始動
WireFormat CwXML または CwBO CwXML
エージェント
再始動
RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定されていない場合、このプロパティーの値は CwXML である必要があります。RepositoryDirectory の値が <REMOTE> に設定されている場合、値は CwBO である必要があります。
WsifSynchronousRequest
Timeout
0 から任意の数 (ミリ秒) 0
コンポーネント
再始動
このプロパティーは、BrokerType の値が WAS である場合のみ有効です。
XMLNameSpaceFormat short または long または no short
エージェント
再始動
このプロパティーは、BrokerType の値が WMQI または WAS である場合のみ有効です。

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