リリース 2.8.x での新機能

このリリースでは、AIX 5.3 プラットフォームに対するサポートが追加されました。それについての詳細およびその他のハードウェアおよびソフトウェア要件の詳細は、http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006249 を参照してください。この URL で提供されている情報は、今回のリリースで本書から削除された 『ブローカーの互換性』および『アダプターのプラットフォーム』セクションの情報に替わるものです。

アダプターは、IBM Tivoli License Manager (ITLM) をサポートするようになりました。

アダプターは、イベント・ポーリングで複数のスレッドを使用できるようになりました。スレッドの最大数は、Connector Configurator の WorkerThreadCount プロパティーで指定します。詳細については、WorkerThreadCountを参照してください。

コネクター固有の新規プロパティー DataHandlerPoolSize で、各データ・ハンドラー・タイプのインスタンス・プールを作成することができます。この機能拡張により、アダプターは、後で再利用するために構成済みデータ・ハンドラーのインスタンスをプールできます。詳細については、DataHandlerPoolSizeを参照してください。

コネクター固有の 2 つの新規プロパティー SecurityExitClassName および SecurityExitInitParam を使用して、カスタム・セキュリティー出口を呼び出すようにアダプターを構成できるようになりました。詳細については、SecurityExitClassNameおよびSecurityExitInitParamを参照してください。

テキストをサポートするアダプターのデータ・エンコードが、バイナリーと JMS オブジェクト・メッセージ・タイプもサポートするようになりました。メタオブジェクトの DataEncoding プロパティーで、テキスト (デフォルトのデータ・エンコード)、バイナリー、またはオブジェクトを指定します。詳細については、バイナリー・メッセージとオブジェクト・メッセージの DataEncodingを参照してください。

アダプターは、Windows 環境で動作しているときに、アラビア語とヘブライ語の双方向 (bi-di) スクリプト・データの処理を制限付きでサポートするようになりました。詳細については、ロケール依存データを参照してください。

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