IBM Express Runtime バージョン 2.1 README


Express Runtime をインストールするには、LaunchPad からアクセスできる Express Runtime 2.1 InfoCenter を参照してください。

プログラムコマンド
Linux の LaunchPadLinuxLaunchpad
Linux でのインストールLinuxSetup
Linux on POWER の LaunchPadLinuxPPCLaunchpad
Linux on POWER でのインストールLinuxPPCSetup
Windows の LaunchPadWindowsLaunchpad.exe
Windows でのインストールWindowsSetup.exe
製品ライセンス、サード・パーティー・ライセンスおよび notice ファイルについては、インストール・パスにある license ディレクトリーを参照して下さい。


目次

開発における既知の問題
    インストールを行うには管理者権限でログオンする
    LaunchPad およびファースト・ステップのリンクを使用するには管理者権限でログオンする
    SUSE LINUX での root ユーザーとしてのインストール
    リモート・コンピューターにミドルウェアをインストールする場合には IBM Installation Agent が必要
    「アプリケーション (Application)」メニューでの Linux ショートカット
    デプロイメント・ウィザードが Linux のターゲット・コンピューターに接続できない
    デプロイメント・ウィザードにおける 2 バイト語の折り返し
    Eclipse の .log ファイルの場所
    「ファイル C:\IBM\Runtime21\SolutionEnabler\workspace\Sampledata3\src\?????????.sxml が見つかりません (Can't find file C:\IBM\Runtime21\SolutionEnabler\workspace\Sampledata3\src\?????????.sxml)」というメッセージでのソリューション生成の失敗
    カスタマイズされたソリューション・ライセンス・ファイルでは小文字の HTML タグが必要である
    Express Runtime 2.1 へのラッパーのマイグレーション
    バージョン 1.1 からのスキーマの変更

コンポーネント・ソフトウェアに関する既知の問題
    80 に設定されていない IBM HTTP Server ポート
    OS/400 (i5/OS) での WebSphere Application Server および IBM HTTP Server 用ポート
    ディレクトリー名の中のピリオド
    Windows が稼働する 1 つのコンピューターにおける複数の IBM HTTP Server インストールの管理
    WebSphere Application Server - Express の再デプロイの失敗
    コンソール・モジュールの再インストールの失敗
    DB2 プロセッサーの超過に関するメッセージの例外
    IBM DB2 UDB ポストインストールの手順

資料に関する問題
    資料の閲覧に必要な Web ブラウザー
    コンソール InfoCenter を中国語 (簡体字) で表示するには、「zh-cn」の言語設定が必要である
    一部の言語では UTF-8 コード・ページを使用するように構成されたブラウザーを使用する必要がある
    Linux でサポートされるプラットフォームが正しくリストされていない
    HTTP プラグインに対する誤った参照
    サポート・フレームワークに対する Javadoc へのアクセス
    提供されるラッパーの記述が InfoCenter にない
    IBM Express Runtime 情報の Web サイト

メッセージ
    IRU00129
    IRU03026
    IRU10950


開発における既知の問題

インストールを行うには管理者権限でログオンする

IBM Express Runtime をインストールするには、管理者権限のあるユーザーとしてターゲット・コンピューターにログオンしなければなりません。管理者としてログオンしていないと、インストールに失敗し、さらに問題を示すエラー・メッセージが IRU_Install.log に記録されない場合があります。インストールに失敗し、ログ・ファイルに使用可能な情報がない場合は、インストールを終了して、管理者権限を持つユーザーとしてログインしてから、再度インストールを試行してください。

LaunchPad およびファースト・ステップのリンクを使用するには管理者権限でログオンする

IBM Express Runtime を使用するには、コンピューターに管理者権限でログオンする必要があります。管理者としてログオンしないと、ランチパッドおよびファースト・ステップ・ダイアログからのリンクが動作しません。ランチパッドまたはファースト・ステップ・からのリンクが動作しない場合は、管理権限があることを確認してください。管理権限がない場合でも、エラー・メッセージは表示されません。

SUSE LINUX での root ユーザーとしてのインストール

SUSE LINUX ユーザーは、root ユーザーとしてログインして、Express Runtime プログラムをインストールする必要があります。ログイン後に su -root コマンドを使用して root に切り替えて、SUSE LINUX に Express Runtime をインストールすると、一部のファイルが正しくインストールされません。

リモート・コンピューターにミドルウェアをデプロイする場合には IBM Installation Agent が必要

Express Runtime を使用してミドルウェアをリモート・コンピューターに直接インストールするには、まずそのリモート・コンピューターに IBM Installation Agent をインストールする必要があります。

ソリューションを正常にデプロイするには、ローカル・ホストを除き、ソリューションをデプロイするすべてのターゲット・コンピューターに IBM Installation Agent がインストールされており、稼動している必要があります。

インストールの方法など、IBM Installation Agent についての詳細は、IBM Installation Agent の InfoCenter を参照してください。

「アプリケーション (Application)」メニューでの Linux ショートカット

Linux プラットフォームでは、「アプリケーション (Application)」メニューの下に Express Runtime メニューのショートカットも表示される場合があります。

デプロイメント・ウィザードが Linux のターゲット・コンピューターに接続できない

Linux ディストリビューションの /etc/hosts ファイルは、RMI が使用可能になるように正しく構成する必要があります。Linux ターゲット・コンピューターが正しく構成されていない場合は、デプロイメント・ウィザードが接続を試みると、以下の Java 例外が発生します。

Java.lang.NullPointerException
     at sun.rmi.transport.tcp.TCPConnection.getOutputStream(TCPConnection.java:83)
     at sun.rmi.transport.tcp.TCPChannel.createConnection(TCPChannel.java:206)
     at sun.rmi.transport.tcp.TCPChannel.newConnection(TCPChannel.java:188)

Linux ターゲット・コンピューターを構成するには、ターゲット・コンピューターの /etc/hosts ファイルを以下のように変更します。
  1. エディターで /etc/hosts ファイルを開く。
    ループバック・アドレスに次のような項目があります 127.0.0.2 localhost.localdomain localhost
  2. コンピューターの実際のホスト名がこの項目に含まれているかどうか確認する。実際のホスト名を含む項目は、次のようになっています 127.0.0.1 testmachine.ibm.com testmachine localhost. localdomain localhost。ここで testmachine.ibm.com testmachine がホスト名です。実際のホスト名が含まれている場合、項目からホスト名の完全修飾名と短縮名の両方を除去します。上記の例では、testmachine.ibm.com testmachine を除去します。
  3. ターゲット・コンピューターの実際の IP アドレスおよびホスト名が、ホストのファイルに含まれていない場合は、それらを追加する。例えば、9.42.76.1000 testmachine100.ibm.com testmachine100 を追加します。
  4. ネットワークを再始動する。

デプロイメント・ウィザードにおける 2 バイト語の折り返し

デプロイメント・ウィザードでは、2 バイト語は、語の途中で折り返される場合があります。この場合は、2 バイトに変換されたアプリケーション・ファイルとソリューション・ファイルを開き、以下のエレメントの変換されたストリングを見付け、文を折り返すことができる場所にスペースを挿入します。

Eclipse の .log ファイルの場所

Eclipse の .log ファイルは workspace\.metadata\.log に保管されています。ここで、workspace はあるユーザーのすべてのファイルおよびプロジェクトが保管されている場所です。

「ファイル C:\IBM\Runtime21\SolutionEnabler\workspace\Sampledata3\src\?????????.sxml が見つかりません (Can't find file C:\IBM\Runtime21\SolutionEnabler\workspace\Sampledata3\src\?????????.sxml)」というメッセージでのソリューション生成の失敗

生成されたコマンド行またはラッパー・ファイル名に GB18030 の文字が含まれていると、ソリューションの生成が失敗します。ソリューションは、Unicode 文字または GB2312 文字として文字を入力する必要があります。

カスタマイズされたソリューション・ライセンス・ファイルでは小文字の HTML タグが必要である

エクスポート・ウィザードを使用して生成するソリューション用にカスタマイズされたライセンス・ファイルを作成する場合は、ライセンス・ファイル内の HTML タグを小文字にする必要があります。タグが大文字または大/小文字混合の場合は、エラー・メッセージ IRU08137 が表示されるか、またはソリューションの起動時にライセンス受諾パネルがスキップされます。

Express Runtime 2.1 へのラッパーのマイグレーション

このセクションでは、Integrated Runtime バージョン 1.1 を使用して作成されたアプリケーションとソリューションを、Express Runtime バージョン 2.1 にマイグレーションする方法について説明します。
  1. プロジェクトおよびデプロイメント・パッケージ・ファイルを移動する。
    1. プロジェクトを別の物理システムに移動する場合は、「ファイル (File)」>「エクスポート (Export)」>「ファイル・システム (File system)」を使用して、プロジェクトを取り外し可能メディアにエクスポートできる。bin フォルダーを含める必要はありませんが、.classpath ファイルと .project ファイルは含めます。
    2. ファイル (File)」>「インポート (Import)」>「既存のプロジェクトをワークスペースに (Existing project into workspace)」を使用して、Integrated Runtime 1.1 のプロジェクトを Express Runtime 2.1 Developer ワークスペースにインポートする。これにより、ラッパーに対して必要な更新が行われ、新しい XML タグが追加されて、クラスパス情報が更新されます。インポート・ウィザードは、インポートするファイルを物理的に移動またはコピーすることはありません。インポートしたプロジェクトのファイルをターゲット・ワークスペースのフォルダーの下に物理的に置きたい場合は、インポートを行う前に、インポートするプロジェクトをその場所に置く必要があります。
    3. Integrated Runtime V1.1 に含まれていたアプリケーションをマイグレーションする場合は、Integrated Runtime V1.1 のインストール・ディレクトリーから Express Runtime V2.1 のインストール・ディレクトリーに、アプリケーションのデプロイメント・パッケージをコピーする。
      1. Integrated Runtime V1.1 のインストール・ディレクトリーで、デプロイメント・パッケージの .jar ファイルを探す (<INSTALLATION_DIRECTORY>/Runtime/SolutionEnabler/com/ibm/jsdt/webserver/tree)。デプロイメント・パッケージのファイル名には、アプリケーション ID と、対象プラットフォームの省略形 (たとえば、"win" = Windows、"lnx" = Linux) が含まれます。
      2. アプリケーションのデプロイメント・パッケージを、Express Runtime V2.1 のインストール・ディレクトリー (<INSTALLATION_DIRECTORY>/Runtime21/SolutionEnabler/com/ibm/jsdt/webserver/tree) にコピーする。
      3. Express Runtime V2.1 インストール・ディレクトリーに格納したデプロイメント・パッケージのコピーの名前のサフィックスを、「.en.jar」から「.xx.jar」に変更する。
  2. ラッパー・ファイルを更新する。
    1. マイグレーションするプロジェクトごとに、ソリューション・ラッパーまたはアプリケーション・ラッパーを適切なラッパー・エディターで開く。
    2. インポートによって生成された新しい更新を調べて、正しい値が使用されていることを確認し、オプションの属性に情報を追加する。新しい属性は、後の『スキーマの変更』のセクションにリストされています。
    3. オプションとして、ラッパー・エディターの「ソース (Source)」タブを使用して XML を編集し、使用すべきでないタグを除去する。使用すべきでないタグは、Developer の「問題 (Problems)」ビューにリストされています。使用すべきでないタグをそのままにしても、ラッパーは Express Runtime 2.1 で動作します。
  3. ソリューションを生成する。

バージョン 1.1 からのスキーマの変更

XML スキーマに関する詳細な情報は、InfoCenter の「Express Runtime 2.1」>「参照 (Reference)」>「XML スキーマ (XML schemas)」の下にあります。

アプリケーション・ラッパー
新しいエレメント

使用すべきでないエレメント

ソリューション・ラッパー
新しいエレメント

使用すべきでないエレメント


コンポーネント・ソフトウェアに関する既知の問題

80 に設定されていない IBM HTTP Server ポート

80 以外のポートを使用するように IBM HTTP Server をデプロイした場合、HTTP Server が Web アプリケーションを検出できるように、手動で WebSphere とプラグインを構成する必要があります。

最初に、WebSphere 管理コンソールを使用して、WebSphere の仮想ホストのポートを更新します。 WebSphere 管理コンソールで、以下のステップを実行します。

  1. 「環境 (Environment)」>「仮想ホスト (Virtual Hosts)」を選択する。
  2. default_host」を選択する。
  3. ホストの別名 (Host Aliases)」を選択する。
  4. ポート 80 を使用するホスト名を選択する。
  5. ポートの設定を、HTTP Server が使用するポートに変更する。
  6. OK」をクリックする。
  7. WebSphere 管理コンソールの上部の「保管 (Save)」をクリックする。
  8. 次の画面で「保管 (Save)」をクリックして、構成の変更内容を保管する。

仮想ホストのポートを更新した後で、プラグイン構成ファイルが生成されて IBM HTTP Server システムに伝搬される必要があります。システムが自動的にプラグイン構成ファイルを構成して伝搬するようにセットアップされていない場合は、WebSphere 管理コンソールを使用して以下のステップを実行してください。

  1. 「サーバー (Servers)」>「Web サーバー (Web servers)」を選択する。
  2. ご使用の Web サーバーの横にあるチェック・ボックスを選択する。
  3. プラグインの生成 (Generate Plug-in)」をクリックする。
  4. 再度、ご使用の Web サーバーの横にあるチェック・ボックスを選択する。
  5. プラグインの伝搬 (Propagate Plug-in)」をクリックする。

OS/400 (i5/OS) での WebSphere Application Server および IBM HTTP Server 用ポート

i5/OS Websphere Application Server Express 6.0 サーバー構成タスクおよび i5/OS HTTP サーバー構成タスクのデプロイメントでは、サーバー名とともにポート番号のプロンプトが出ます。WebSphere サーバー構成の場合、このポート番号は、アプリケーション・サーバーを構成するときに使用する 15 のブロックの最初のポートです。たとえば、ポート 7081 を指定すると、WebSphere の構成はポート 7081 から 7095 までを使用します。最初のポートはアプリケーション・サーバーによって使用され、2 番目のポートは管理コンソールにアクセスするために使用されます。HTTP 構成の場合には、HTTP サーバーはこのポートで要求を listen します。

現時点では、タスクは、これらのポートが他のプロセスによってすでに使用されているかどうかの検出は行いません。WebSphere 構成ポート・ブロック中のいずれかのポートが使用中の場合、アプリケーション・サーバーは始動しません。HTTP 構成で指定されているポートが使用中の場合には、HTTP サーバーは始動を試みますが、失敗し、異常終了します。問題の原因を判別するには、サーバー始動ジョブのジョブ・ログを参照してください。ジョブ・ログを検索するには、CL コマンド「WRKJOB <ihs_server_name>」を実行します。この <ihs_server_name> は、始動に失敗した IHS サーバーの名前です。たとえば、「WRKJOB irhttp」のように使用します。

ディレクトリー名の中のピリオド

IBM HTTP Server は、名前に "." を含むディレクトリーにインストールしないでください。

Windows が稼働する 1 つのコンピューターにおける複数の IBM HTTP Server インストールの管理

既に IHS がインストール済みの、Windows を稼動しているシステムに IBM HTTP Server (IHS) をインストールする場合、Express Runtime コンソールを使用して管理できるのは、最後にインストールした方のみです。

同じシステム上で複数の IBM HTTP Server のインストールを管理したい場合は、IBM HTTP Server の追加コピーのサービスを定義することによって行うことができます。そのためには、IBM HTTP Server がインストールされているディレクトリーで以下のコマンドを実行してください。

\bin\apache -k install -n

これにより、コンソールは、この IBM HTTP Server を管理可能な Web サーバーとして指定することを許可するようになります。

WebSphere Application Server - Express の再デプロイの失敗

WebSphere Application Server - Express をアンインストールした後で、WebSphere Application Server - Express の再デプロイを試行する前に、ターゲット・コンピューターから AppServer ディレクトリーを除去する必要があります。

コンソール・モジュールの再インストールの失敗

コンソール・モジュール (例えば DB2 UDB Express) をアンインストールして、Express Runtime デプロイメント・ウィザードを使用して再インストールすると、失敗することがあります。ログ・メッセージに Integrated Solution Console からの戻りコードが示されます。これらの戻りコードおよびその意味について、以下の表に要約しています。戻りコード 104 の場合は、ユーザー ID およびパスワードが正しく指定されていることを確認し、タスクを再始動します。その他すべての戻りコードの場合は、IBM サポート担当員にお問い合わせください。

ISCDeploy (INSTALL)

戻りコード 説明
0 Integrated Solutions Console のコンポーネントが正常にデプロイされました (IscDeploy)、あるいは前提条件の確認が正常に行われました (IscPrereqChk)。
1 構文エラーが発生しました。
2 指定された WAR ファイルが見つかりませんでした。正しいファイル・パスとファイル名を指定してください。
3 指定されたプロトコルまたはコンテキスト URL が正しくありません。URL に正しいプロトコル (http:// または https://) が含まれていることを確認してください。コンテキスト URL として deploy/deploy を指定してください。
4 指定されたホスト名が無効であるか、Integrated Solutions Console サーバーが稼動していません。URL に正しいホスト名が含まれていることを確認してください。deploy コマンドを発行する前にサーバーを開始します。
10 正しいパラメーターが指定されませんでした。
70 プロセス (デプロイメントまたは前提条件の検査) が正常に完了しました。
71 プロセス (デプロイメントまたは前提条件の検査) が正常に完了しませんでした。このメッセージは、通常、コンポーネント WAR ファイル内のポートレットに問題があることを示します。your_isc_root\PortalServer\log\wps_date_time.log を見て、この戻りコードが表示される前に記録されたメッセージを調べてください。該当のメッセージは、ファイルのタイム・スタンプを使用して探し出すことができます。
81 コンポーネントのヘルプ・ファイルをデプロイしているときにエラーが発生しました。ヘルプ・ファイルをシステムにコピーしようとして、失敗しました。
100 このコンポーネントはすでにデプロイされているため、デプロイできません。 コンポーネントを再度デプロイしたい場合は、IscReplace を使用してコンポーネントを更新できます。
101 このコンポーネントは、このコンポーネントの前提条件コンポーネントがデプロイされていないため、デプロイできません。 前提コンポーネントをデプロイしてから、このコンポーネントをデプロイしてください。
102 このコンポーネントには、前提コンポーネントがありますが、不適切なバージョンの前提コンポーネントがデプロイされています。正しいバージョンの前提コンポーネントをデプロイしてから、このコンポーネントをデプロイしてください。
104 Integrated Solutions Console の管理者ユーザー ID、パスワードのいずれかまたは両方が正しくありません。正しい値を指定してください。
105 内部エラーが発生しました。 サーバー・サイドのファイルが見つかりませんでした。必ず完全修飾ファイル・パス、または相対ファイル・パスおよび WAR ファイル名を指定します。問題が解決しない場合は、サービス技術員に連絡してください。
106 WAR ファイルの component.xml ファイルが無効です。ファイルを訂正し、WAR ファイルを再パッケージしてください。
108 内部エラーが発生しました。 サービス技術員に連絡してください。

 

ISCRemove (UNINSTALL)

戻りコード 説明
0 Integrated Solutions Console コンポーネントが正常にデプロイされました (IscRemove)、あるいは前提条件の確認が正常に行われました (IscDependencyChk)。
1 構文エラーが発生しました。
3 指定されたプロトコルまたはコンテキスト URL が正しくありません。URL に正しいプロトコル (http:// または https://) が含まれていることを確認してください。コンテキスト URL として deploy/deploy を指定してください。
4 指定されたホスト名が無効であるか、Integrated Solutions Console サーバーが稼動していません。URL に正しいホスト名が含まれていることを確認してください。remove コマンドを発行する前にサーバーを開始します。
84 このコンポーネントのヘルプ・プラグインの除去中にエラーが発生しました。アクションは不要です。
200 このコンポーネントはデプロイされていないため、除去できません。デプロイされているコンポーネントのコンポーネント UID を指定してください。
201 このコンポーネントは、1 つ以上のコンポーネントの前提条件となっているため、除去できません。このコンポーネントを除去する前に、依存コンポーネントを除去してください。

 

ISCReplace (REINSTALL)

戻りコード 説明
0 Integrated Solutions Console コンポーネントは、正常に置き換えられました。
1 構文エラーが発生しました。
2 指定された WAR ファイルが見つかりませんでした。正しいファイル・パスとファイル名を指定してください。
3 指定されたプロトコルまたはコンテキスト URL が正しくありません。URL に正しいプロトコル (http:// または https://) が含まれていることを確認してください。コンテキスト URL として deploy/deploy を指定してください。
4 指定されたホスト名が無効であるか、Integrated Solutions Console サーバーが稼動していません。URL に正しいホスト名が含まれていることを確認してください。deploy コマンドを発行する前にサーバーを開始します。
10 正しいパラメーターが指定されませんでした。
70 置換処理が正常に完了しました。
71 置換処理が正常に完了しませんでした。このメッセージは、通常、コンポーネント WAR ファイル内のポートレットに問題があることを示します。この戻りコードが表示される前に記録されたメッセージを、ログ・ファイル wps_date_time.log で確認してください。該当のメッセージは、ファイルのタイム・スタンプを使用して探し出すことができます。
81 コンポーネントのヘルプ・ファイルをデプロイしているときにエラーが発生しました。ヘルプ・ファイルをシステムにコピーしようとして、失敗しました。
102 このコンポーネントには、前提コンポーネントがありますが、不適切なバージョンの前提コンポーネントがデプロイされています。正しいバージョンの前提コンポーネントをデプロイしてから、このコンポーネントをデプロイしてください。
104 Integrated Solutions Console の管理者ユーザー ID、パスワードのいずれかまたは両方が正しくありません。正しい値を指定してください。
105 内部エラーが発生しました。 サーバー・サイドのファイルが見つかりませんでした。必ず完全修飾ファイル・パス、または相対ファイル・パスおよび WAR ファイル名を指定します。問題が解決しない場合は、サービス技術員に連絡してください。
106 WAR ファイルの component.xml ファイルが無効です。ファイルを訂正し、WAR ファイルを再パッケージしてください。
108 内部エラーが発生しました。 サービス技術員に連絡してください。
200 同じコンポーネント UID を持つコンポーネントがまだデプロイされていないため、コンポーネントを置き換えることができません。すでにデプロイされているコンポーネントの WAR ファイルを指定するか、IscDeploy を使用してこのコンポーネントを最初にデプロイします。

DB2 プロセッサーの超過に関するメッセージの例外

IBM DB2 UDB Express を他の Express Runtime コンポーネントと一緒に稼動する場合、Express Runtime のライセンスで許可されるプロセッサーは 4 個までです。IBM Express Runtime Plus のライセンス資格があり、3 個または 4 個のプロセッサーがあるマシンで IBM DB2 UDB Express を稼動している場合は、プロセッサーの数の超過に関する警告メッセージは無視してください。

IBM DB2 UDB ポストインストールの手順

IBM DB2 UDB バージョン 8 をインストールした場合は、ポストインストール構成のためのいくつかのステップを実行する必要があります。これらのステップについては、以下のセクションで説明します。

DB2 リモート・コマンド・サービスの使用可能化
分割された DB2 サーバーを Windows 2000、Windows Server 2003、または Windows XP にインストールした場合は、DB2 リモート・コマンド・サービスを使用可能化してデータおよびリソースを保護する必要があります。完全なセキュリティーを確保するためには、LocalSystem アカウントのコンテキストでサービスが稼動している場合はコンピューターを使用可能にする必要があり、ユーザーのログオン・コンテキストでサービスが稼動している場合は委任のためのユーザーが必要です。

DB2 リモート・コマンド・サービスを使用可能にするには、以下のステップを実行します。

  1. 「Active Directory ユーザーとコンピュータ」ウィンドウを開き、「スタート」をクリックして、「プログラム」> 「管理ツール」>「Active Directory ユーザーとコンピュータ」を選択する。
  2. 右方のウィンドウ・パネルで、使用可能に設定したいコンピューターまたはユーザーを右クリックして、「プロパティ」を選択する。
  3. 「全般」タブをクリックし、「コンピュータを委任に対して信頼する」チェック・ボックスを選択する。ユーザーを設定する場合は、「アカウント」タブをクリックし、アカウント・オプション・グループから、「アカウントは委任に対して信頼されている」チェック・ボックスにチェック・マークを付けます。「アカウントは重要なので委任できない」のボックスにチェック・マークが付いていないことを確認してください。
  4. OK」をクリックしてコンピューターまたはユーザーを委任先として使用可能に設定する。

使用可能に設定する必要があるコンピューターまたはユーザーごとに、これらのステップを繰り返します。セキュリティーの変更点を有効にするには、コンピューターを再始動する必要があります。

DB2RCMD_LEGACY_MODE レジストリー変数を使用して、DB2 リモート・コマンド・サービスのセキュリティー機能を使用不可に設定し、環境を前の状態に戻すことができます。

DB2 リモート・コマンド・サービスのセキュリティー機能を使用不可に設定するには、次のコマンドを入力します。

    db2set DB2RCMD_LEGACY_MODE=ON

注: このレジストリー変数には、引き数としてブール値が必要です。値 YES、1、TRUE、および ON はすべて同等であり、値 NO、0、FALSE、および OFF もすべて同等です。目的に合った同等な値の中から、いずれかを指定することができます。

バインド・ファイルの再バインド
インストール後に、すべてのデータベースに対して DB2 ユーティリティーをバインドする必要があります。このステップを行わないと、修正が有効になりません。以下のバインディングの手順は、データベースごとに 1 回のみ実行する必要があります。

DB2 UDB データベースへの再バインド
修正を適用した後で、以下のコマンドを実行します。

    db2 terminate
    db2 CONNECT TO <dbname>
    db2 BIND $DB2DIR\BND\@db2ubind.lst GRANT PUBLIC
    db2 BIND $DB2DIR\BND\@db2cli.lst GRANT PUBLIC
    db2 terminate

ここで <dbname> は、ユーティリティーがバインドされるデータベースの名前を表し、$DB2DIR は、DB2 をインストールしたディレクトリーを表します。db2ubind.lst および db2cli.lst には、DB2 UDB バージョン 8 が使用するために必要なバインド・ファイルのリストが含まれています。

ホスト・データベースの再バインド
ホスト・データベースに接続している場合は、新規のバインド・ファイルをそのホストにバインドする必要があります。DB2 コマンド行プロセッサーを使用してホスト・データベースに接続し、以下のようにユーティリティーをバインドします。

HOST    COMMAND
=====   ===================================================================
MVS     BIND $DB2DIR\BND\@ddcsmvs.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC
VM      BIND $DB2DIR\BND\@ddcsvm.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC
VSE     BIND $DB2DIR\BND\@ddcsvse.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC
OS400   BIND $DB2DIR\BND\@ddcs400.lst BLOCKING ALL SQLERROR CONTINUE GRANT PUBLIC

特定パッケージの再バインド
特定の .bnd ファイルのみをデータベースにバインドする場合は、それぞれのデータベースごとに以下のコマンドを実行してください。

    db2 terminate
    db2 CONNECT TO <dbname>
    db2 BIND $DB2DIR\BND\<bind_file> BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue
    db2 terminate

ここで <bind_file> は、バインド・ファイルの名前を表し、<dbname> は、データベースの名前を表します。

既存のデータベースへの db2schema.bnd のバインド
サーバーへのインストールの場合、追加のバインド・ファイルを既存のデータベースにバインドする必要があります。この要件は、クライアントには適用されません。

db2schema.bnd をサーバーにバインドするには、以下のコマンド・シーケンスのうちの 1 つを実行します。

コマンド・プロンプトで:

    db2 terminate
    db2 CONNECT TO <dbname>
    db2 BIND $DB2DIR\BND\db2schema.bnd BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue
    db2 terminate

または、DB2 コマンド行で:

    TERMINATE
    CONNECT TO <dbname>
    BIND $DB2DIR\BND\db2schema.bnd BLOCKING ALL GRANT PUBLIC sqlerror continue
    TERMINATE

ここで、<dbname> は、ユーティリティーがバインドされるデータベースの名前を表し、$DB2DIR は、DB2 をインストールしたディレクトリーを表します。

フィックスパックまたはパッチのインストール後の再バインド
空間処理可能な既存のデータベースがある場合は、DB2 フィックスパックまたはパッチをインストールした後で、リスト・ファイル db2gse.lst を再バインドする必要があります。db2gse.lst ファイルには、DB2 Spatial Extender に備わっているストアード・プロシージャー用のバインド・ファイルの名前が含まれています。

db2gse.lst ファイルをバインドするには、以下の権限のうちの 1 つが必要です。

    *  sysadm or dbadm authority
    *  ALTERIN privilege on the schema
    *  BIND privilege on the package

db2gse.lst ファイルを再バインドするには、以下のステップを実行します。

  1. バインド・ファイルが配置されているインスタンス・ディレクトリーに移る。DB2 コマンド・ウィンドウを開き、以下のコマンドを入力します。
        cd %DB2PATH%\bnd
  2. データベースに接続し、BIND コマンドを実行する。例えば、次のように入力します。
        db2 connect to dbname
        db2 bind /home/instance/sqllib/bnd/@db2gse.lst
        db2 terminate

BIND コマンドの代わりに、ALL オプションを指定した DB2RBIND コマンドを使用することもできます。BIND および DB2RBIND コマンドの構文およびオプションについては、「DB2 コマンド解説書」を参照してください。


資料に関する問題

資料の閲覧に必要な Web ブラウザー

この製品の資料を表示するには、Web ブラウザーが必要です。 Web ブラウザーを使用できない場合は、オンラインの資料にはアクセスできません。

コンソール InfoCenter を中国語 (簡体字) で表示するには、「zh-cn」の言語設定が必要である

InfoCenter を表示している場合、文書を中国語 (簡体字) で表示するには、ブラウザーの言語設定を「zh」ではなく「zh-cn」に設定してください。この設定を行うには、Internet Explorer のメニューの「ツール」>「インターネット・オプション」をクリックし、「言語」をクリックします。

一部の言語では UTF-8 コード・ページを使用するように構成されたブラウザーを使用する必要がある

プログラムのヘルプ・ファイルおよび InfoCenter を以下の言語で表示するには、UTF-8 コード・ページを使用するようにブラウザーを構成する必要があります。

Linux でサポートされるプラットフォームが正しくリストされていない

以下のプラットフォームは Express Runtime バージョン 2.1 ではサポートされていません。

SUSE LINUX Enterprise Server 8.0 は、デプロイメント用にのみサポートされています。

HTTP プラグインに対する誤った参照

資料の全体を通して、「WebSphere Express Plugin for IBM HTTP Server」は正しくは「IBM HTTP Plug-in for WebSphere Application Server」です。

サポート・フレームワークに対する Javadoc へのアクセス

サポート・フレームワークに対する Javadoc では、Express Runtime ラッパーに含まれている関数呼び出しがリストされています。サポート・フレームワークに対する Javadoc を読むには、Runtime21/SolutionEnabler/Support_Framework/index.html を開きます。

提供されるラッパーの記述が InfoCenter にない

以下の拡張機能に対するファイルは、InfoCenter には含まれていません。
    Windows 用サンプル・アプリケーション
    Linux 用サンプル・アプリケーション
    OS/400 (i5/OS) 用サンプル・アプリケーション
    IBM WebSphere Application Server - Express for Linux on IBM POWER 用コンソール Management Extension

Windows 用サンプル・アプリケーション
Windows が稼働しているコンピューターにサンプル・アプリケーションをデプロイするには、このアプリケーション・ラッパーを使用します。 Express Runtime Developer を使用してこのラッパーを編集し、 Windows が稼働しているコンピューターにカスタム・アプリケーションをデプロイするためのラッパーを作成することもできます。 Express Runtime Developer の使用に関して詳しくは、InfoCenter の『Express Runtime Developer の使用 (Using the Express Runtime developer)』を参照してください。選択および構成によっては、以下のフィールドの一部または全部に値を設定することが必要になる場合があります。

アプリケーション ID: IRU2_1SampleWin

公開される変数
フィールド 説明 デフォルト値 妥当性検査要件
文書ディレクトリー 必須。アプリケーション文書がインストールされるディレクトリー。 C:\RuntimeDocs
  • ドライブ名、コロン (:)、円記号 (\) で始める必要があります。
  • 無効文字: アスタリスク (*)、疑問符 (?)、引用符 (")、パイプ (|)、スラッシュ (/)、セミコロン (;)、波形記号 (~)、大括弧 ([])、大小記号 (< >)
データベース名 必須。このアプリケーションが使用するデータベースの名前。 DOCMGTD7
  • 長さは 1 〜 8 文字でなければなりません。
  • 英字、アットマーク (@)、番号記号 (#)、またはドル記号 ($) で始める必要があります。
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、番号記号 (#)、アットマーク (@)、下線 (_)
DB2 管理者ユーザー ID 必須。DB2 に接続するために使用する管理者 ID。 db2inst
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、番号記号 (#)、アットマーク (@)、下線 (_)
  • 長さは 2 〜 30 文字でなければなりません。
  • 無効なプレフィックス: IBM、SQL、SYS、下線 (_)
  • 無効な値: ADMINS、GUESTS、USERS、PUBLIC、LOCAL、および SQL の予約語
DB2 管理者パスワード 必須。DB2 に接続するために指定されている DB2 管理者ユーザー ID とともに使用するパスワード。  
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、番号記号 (#)、アットマーク (@)、下線 (_)
  • 長さは 6 〜 127 文字でなければなりません。

Linux 用サンプル・アプリケーション
Linux が稼働しているコンピューターにサンプル・アプリケーションをデプロイするには、このアプリケーション・ラッパーを使用します。 Express Runtime Developer を使用してこのラッパーを編集し、Linux が稼働していコンピューターにカスタム・アプリケーションをデプロイするためのラッパーを作成することもできます。 Express Runtime Developer の使用に関して詳しくは、InfoCenter の『Express Runtime Developer の使用 (Using the Express Runtime developer)』を参照してください。選択および構成によっては、以下のフィールドの一部または全部に値を設定することが必要になる場合があります。

アプリケーション ID: IRU2_1SampleLnx

公開される変数
フィールド 説明 デフォルト値 妥当性検査要件
文書ディレクトリー 必須。アプリケーション文書がインストールされるディレクトリー。 /opt/IBM/RuntimeDocs
  • スラッシュ (/) で始める必要があります。
データベース名 必須。このアプリケーションが作成して使用するデータベースの名前。 DOCMGTD7
  • 長さは 1 〜 8 文字でなければなりません。
  • 英字、アットマーク (@)、番号記号 (#)、またはドル記号 ($) で始める必要があります。
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、番号記号 (#)、アットマーク (@)、下線 (_)
DB2 インスタンス所有者ユーザー名 必須。DB2 に接続するために使用する DB2 インスタンス所有者のユーザー ID。 db2inst
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、番号記号 (#)、アットマーク (@)、下線 (_)
  • 長さは 2 〜 30 文字でなければなりません。
  • 無効なプレフィックス: IBM、SQL、SYS、下線 (_)
  • 無効な値: ADMINS、GUESTS、USERS、PUBLIC、LOCAL、および SQL の予約語
DB2 インスタンス所有者パスワード 必須。DB2 インスタンス所有者ユーザー ID に対するパスワード。  
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、番号記号 (#)、アットマーク (@)、下線 (_)
  • 長さは 6 〜 127 文字でなければなりません。

OS/400 (i5/OS) 用サンプル・アプリケーション
OS/400 (i5/OS) が稼働しているコンピューターにサンプル・アプリケーションをデプロイするには、このアプリケーション・ラッパーを使用します。 Express Runtime Developer を使用してこのラッパーを編集し、OS/400 (i5/OS) が稼働しているコンピューターにカスタム・アプリケーションをデプロイするためのラッパーを作成することもできます。 Express Runtime Developer の使用に関して詳しくは、InfoCenter の『Express Runtime Developer の使用 (Using the Express Runtime developer)』を参照してください。選択および構成によっては、以下のフィールドの一部または全部に値を設定することが必要になる場合があります。

アプリケーション ID: IRU2_1SampleI5OS

公開される変数
フィールド 説明 デフォルト値 妥当性検査要件
文書ディレクトリー 必須。アプリケーション文書がインストールされるディレクトリー。 /opt/IBM/RuntimeDoc
  • スラッシュ (/) で始める必要があります。
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ハイフン (-)、下線 (_)、ピリオド (.)
データベース名 このアプリケーションが作成して使用するデータベースの名前。データベースがすでに存在する場合は、除去されます。    
DB2 管理者ユーザー ID 必須。DB2 に接続するために使用する管理者ユーザー ID。 db2inst
  • 英字で始める必要があります。
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、ポンド記号 (#)、アットマーク (@)
  • 長さは 2 〜 10 文字でなければなりません。
  • 無効なプレフィックス: IBM、SQL、SYS、数字、下線 (_)
  • 無効な値: ADMINS、GUESTS、USERS、PUBLIC、LOCAL、および SQL の予約語
DB2 管理者パスワード 条件付き。DB2 に接続するために指定されている管理者ユーザー ID とともに使用するパスワード。  
  • 有効な文字: A - Z、a - z、0 - 9、ドル記号 ($)、ポンド記号 (#)、アットマーク (@)、下線 (_)
  • 長さは 2 〜 10 文字でなければなりません。
HTTP Server 名 IBM HTTP Server の名前を指定します。  
  • 英字で始める必要があります。
  • 長さは 1 〜 10 文字でなければなりません。
アプリケーション・サーバー名 アプリケーション・サーバーを表す固有の名前を指定します。    

IBM WebSphere Application Server - Express for Linux on IBM POWER 用コンソール Management Extension
Linux(TM) on IBM POWER(TM) を実行するターゲット・コンピューターに IBM WebSphere(R) Application Server - Express 用のコンソール Management Extension をインストールするには、このラッパーを使用します。選択および構成によっては、以下のフィールドの一部または全部に値を設定することが必要になる場合があります。

アプリケーション ID: IRU2_1WASExpressMgmtExt6_0LnxOnPwr

公開される変数
フィールド 説明 デフォルト値 妥当性検査要件
WebSphere Management Extension のインストール場所 必須。WebSphere Application Server - Express Management Extension をインストールするディレクトリーの完全修飾パス名。 Management Extension がすでにインストールされている場合は、そのディレクトリーが使用されます。 c:\Program Files\IBM / は使用できません。
ターゲット WebSphere の場所 必須。管理対象の WebSphere Application Server のディレクトリーの完全修飾パス名。 c:\Program Files\IBM\WebSphere\AppServer / は使用できません。
WebSphere ユーザー名 オプショナル。WebSphere Application Server を管理するために必要なユーザー名。  
  • 1 〜 20 文字でなければなりません。
  • /、*、+、,、:、;、?、|、<、=、>、[、\、] は使用できません。
WebSphere パスワード オプショナル。WebSphere Application Server を管理するために必要なパスワード。  
  • 14 文字以下でなければなりません。
  • 小文字 a-z、数字 0 - 9、@、#、$、_ のみを使用できます。
コンソール・エージェント・ポート 必須。コンソール・エージェントが使用する通信ポート。コンソール・エージェントがすでにインストールされている場合には、この値は無視されます。 7044 ポート番号 1 - 65535
再インストール可能 ターゲット・コンピューターに Management Extension がすでにインストールされている場合に、再インストールを可能にするかどうかを指定します。 false ブール
コンソール・エージェント実行レベル 必須。コンソール・エージェントが実行される実行レベル。   整数 1 - 5 とコンマを含むストリング。

IBM Express Runtime 情報の Web サイト

IBM Express Runtime 製品の詳細については、http://www.ibm.com/partnerworld/isv/go/expressruntime をご覧ください。


メッセージ

以下のメッセージは新規メッセージ、または Express Runtime 2.1 InfoCenter のリリース以降に変更されたメッセージです。

IRU00129: ユーザー {0} がこのタスクを実行するには、特殊権限 *ALLOBJ、*SAVSYS、*JOBCTL、*SERVICE、*SPLCTL、*SECADM、*AUDIT、*IOSYSCFG を処理する必要があります。

説明: 十分な権限を持たないユーザーがタスクを試みました。
ユーザーの対応: ユーザー・プロファイルを更新して、メッセージに示された特殊権限が含まれるようにしてください。

IRU03026: ターゲット・コンピューターは、デプロイメント・パッケージ {0} を見つけられません。

説明: デプロイメント・ウィザードが指定されたファイルを検出できないか、あるいはターゲット・コンピューターに JAR ファイルをインストールするための十分なスペースがありません。このファイルは、ソフトウェアのインストールに必要です。
ユーザーの対応: ターゲット・コンピューターのディスク・スペースをある程度空けてください。ステージング・サーバーでデプロイメント・ウィザードを再始動し、ターゲット・コンピューターで IBM Installation Agent を再始動してから、再度インストールを開始してください。問題が解決しない場合は、ログ・ファイルを印刷して、ソリューション・プロバイダーにお問い合わせください。

IRU10950: {0} プラグインのアンインストールが失敗しました。 {1} を実行してプラグインをアンインストールしてください。

説明: Express Runtime コンソール・プラグインのアンインストールに失敗しました。この失敗は、ネットワークの問題、破壊されたインストール・レジストリー、誤ったユーザー ID またはパスワードなどの、複数の問題が原因となっている可能性があります。
ユーザーの対応: メッセージにリストされたアンインストール・プログラムを、手動で実行してください。
(C) Copyright IBM Corporation 2003, 2005
ご利用条件: http://www.ibm.com/legal/jp/