配列ごとに別個の表を作成する場合、フェデレーテッド照会はレコード配列データを読み取ることができます。列構造を平らにすることにより、レコード配列データに挿入、更新、削除、およびその変更のキャプチャーをすることができます。
レコード配列定義には列定義が含まれ、追加のレコード配列定義が含まれる場合もあります。レコード配列データの読み取り、操作、またはその変更のキャプチャーをするには、必要な表または列の構造を作成します。
レコード配列データを照会するには、データ定義でレコード配列ごとに別個の表をマップします。配列データを挿入、更新、または削除するには、「新しい表 (New Table)」ウィザードで表をマップするときに、配列処理オプション「オカレンスの拡張」を選択して、配列構造を平らにします。
構造が平らになると、各配列インスタンスおよびフィールドごとに別個の列が提供されます。例えば、以下のように 5 つのフィールドがある従業員の従属のレコード配列をマップするとします。
10 個の従属までサポートする場合、各インスタンスおよびフィールドを一意的に識別する名前を持つ 50 の列をマップする必要があります。この例では、列名の範囲は DEP_LAST_NAME_1 から DEP_DOB_10 です。
キャプチャーの変更
配列データへの変更をキャプチャーするには、表の構造を平らにします。
変更キャプチャーではレコード配列定義をマップすることはできません。変更キャプチャーは 1 回の変更ごとに 1 つの通知を送信する必要があるので、配列としてマップされた配列構造を含む表の ALTER TABLE ステートメントは失敗します。使用中のアプリケーションに正確な通知をするため、マッピングでは 1 つの物理レコードに対して 1 行だけを戻す必要があります。