表プロパティーは「プロパティー」ビューに表示されます。 「プロパティー」ビューを使用して、表のプロパティーを変更します。
表がデータ・サーバー上のメタデータ・カタログ内に既に存在し、表に加える変更をメタデータ・カタログにも反映させる場合、以下のステップに従う必要があります。
表の「プロパティー」ビューには以下の情報が含まれています。
プロパティー | 説明 |
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名前 | 表の名前を入力します。 |
スキーマ | 2 つの部分からなる表の名前にスキーマを表示します。 |
ソース DBMS | ソース・データが置かれている DBMS のタイプを表示します。 |
キャプチャーの変更 | (CA-Datacom および DB2® for z/OS® を除くすべてのデータ・ソース)
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XM URL | 変更キャプチャーに使用されているネイティブ VSAM 表において、データ・スペースの名前および使用する Cross Memory (XM) キューの名前。
ネイティブ VSAM 表の変更内容をキャプチャーする変更キャプチャー・エージェントは、この XM キューに変更データを書き込みます。
XM URL の形式は XM1/name_of_data_space/name_of_queue です。 |
プロパティー | 説明 |
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ファイル DBID (File DBID) | オプション: Adabas ファイルが格納されているデータベースの ID を入力します。 この Adabas ファイルは、「ファイル番号」フィールドで識別されるファイル、または「予測 (Predict)」ビューによって参照されるファイルのいずれかです。 デフォルト値は 0 です。ID は 1 以上 65535 以下でなければなりません。 |
ビュー名 (View name) | 列にマップするフィールドが含まれる Adabas ファイルの内容について説明する、「予測 (Predict)」ビューの名前を入力します。 Classic Data Architect は、ビューによって参照される Adabas ファイルの Adabas Field Description Table (FDT) 情報を取得します。 Classic Data Architect を使用して Adabas ファイルの FDT に直接アクセスする場合、ビュー名を指定しないでください。 その代わりに、「ファイル番号」フィールドに Adabas ファイルの番号を指定してください。 |
プロパティー | 説明 |
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表名 | クラシック表定義が参照する CA-Datacom 表の ID (1 文字以上 32 文字以下) を入力します。 この名前は CA-Datacom/DB エンティティーの命名規則に従います。 |
状況/バージョン | マップするエレメントが含まれる CA-Datacom 表の状況およびバージョンを選択または入力します。 状況およびバージョンには、TEST、PROD、HIST の明示的な値、あるいは T または H で始まり、3 桁の数字がその後に続く値を含めることができます。 |
URT 名 (URT name) | マップするエレメントが含まれる CA-Datacom 表にアクセスするのに使用する、ユーザー要件表 (URT) の名前を入力します。
名前は、サーバーの STEPLIB DD ステートメントによって参照されるデータ・セット内に存在するか、あるいはリンク・パック域に存在している必要があります。
名前は z/OS ロード・モジュールの命名規則に従います。
URT は、CA-Datacom に送信されるサービスの要求ごとに提供される必要があります。 各サービス要求は、開かれているユーザー要件表 (URT) に対して妥当性検査されます。 この手法によって、セキュリティー (アクセスの制限) および CA-Datacom リソースの有効な割り振りを確保できます。 ユーザー要件表 (User Requirements Tables) を定義する際、セキュリティーの影響を考慮してください。 メタデータ・カタログにマップする CA-Datacom ごとに 1 つのユーザー要件表 (URT) とするか、それともメタデータ・カタログにマップするすべての CA-Datacom 表に対して少数のユーザー要件表 (URT) だけとするかを決める必要があります。 いくつかのユーザー要件表のみを定義する場合は、セキュリティーが多少緩くなります。 |
プロパティー | 説明 |
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サブスキーマ名 (Subschema name) | CA-IDMS データベースへのリモート接続経由で取得したサブスキーマ名、または指定したローカル・サブスキーマ・ファイルから取得したサブスキーマ名を表示します。 |
スキーマ名 (Schema name) | CA-IDMS データベースへのリモート接続経由で取得したスキーマ名、または指定したローカル・スキーマ・ファイルから取得したスキーマ名を表示します。 |
スキーマ・バージョン (Schema version) | スキーマ名と共に、CA-IDMS スキーマを一意的に識別する有効な 4 桁の整数 (0 以上 9999 以下) を入力します。 スキーマ・バージョンは CA-IDMS スキーマ・バージョンの命名規則に従います。 |
データ・ディクショナリー (Data dictionary) | スキーマおよびサブスキーマ定義が含まれるディクショナリーの CA-IDMS データベース用の 8 文字以下の ID を入力します。 データ・サーバーは、このディクショナリーをバインドして、論理表の作成時にスキーマおよびサブスキーマから情報を収集します。 ID は CA-IDMS データベースの命名規則に従います。 |
データ・データベース (Data database) | データ・サーバーが実行時にアクセスするユーザー・データが含まれる CA-IDMS データベース用の 8 文字以下の ID を入力します。 |
アクセス・ロード・モジュール (Access load module) | ユーザー・データをホストする CA-IDMS Central Version との通信に使用される CA-IDMS バッチ・アクセス・モジュールの ID を、1 文字以上 8 文字以下の範囲で入力します。 CA-IDMS ID は z/OS ロード・モジュールの命名規則に従います。 |
VSAM 情報 (VSAM information) |
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プロパティー | 説明 |
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FCT 名 (FCT name) | VSAM ファイルにアクセスするために CICS ファイル制御によって使用される情報が含まれる、CICS 表の名前を入力します。 |
ローカル APPLID (Local APPLID) | 接続要求に対して CICS 領域が listen している VTAM® LU 6.2 定義を指定する 1 文字以上 8 文字以下の短い ID を入力します。 CICS LUNAME は、VSAM ファイルが存在するターゲット CICS サブシステムのシステム初期化定義 (DFHSIT マクロ) で指定された APPLID パラメーターの値に対応します。 CICS LUNAME は、VTAM の命名規則に従います。 |
CICS APPLID | CICS 領域が接続要求を listen する VTAM LU 6.2 定義の ID を、1 文字以上 8 文字以下の範囲で入力します。 この ID は、VSAM ファイルが存在するターゲット CICS サブシステムのシステム初期化定義 (DFHSIT マクロ) で指定された APPLID パラメーターの値に対応します。 この ID は、VTAM の命名規則に従います。 |
ログモード | ローカル LU と CICS LU の間で確立された会話のセッション・パラメーターを制御するのに使用される、VTAM ログオン・モード表の名前用の 1 文字以上 8 文字以下の短い ID を入力します。 ログオン・モード表の名前は、VTAM アクセスの可能な z/OS ロード・モジュールに対応しています。 SASCSAMP メンバー CACCMODE の中に、クラシック提供のログオン・モード表の定義が提供されています。 |
トランザクション ID (Transaction ID) | データ・アクセスおよび妥当性検査の目的で使われる提供 CICS トランザクションの名前の短い ID を 1 文字以上 4 文字以下で入力します。 この CICS トランザクション ID は、CICS TRANSACTION 定義に対応します。 SCACSAMP メンバー CACCDEF の中に、サンプルの CICS トランザクション、接続、プログラム、およびセッション定義が提供されています。 サンプルの CICS トランザクション ID は EXV1 ですが、これは変更可能です。 |
レコード出口 (Record exit) | オプション: ファイルへのアクセス時に順次レコードを解凍するのに呼び出されるレコード処理出口の名前を入力します。 指定された出口の名前は、サーバーの STEPLIB DD ステートメントによって参照されるデータ・セット内に存在するか、あるいはリンク・パック域に存在している必要があります。 出口の名前は z/OS ロード・モジュールの命名規則に従います。 |
最大長 (Maximum length) | レコードを解凍するためにレコード出口が必要とするバッファーの最大長 (バイト単位) を入力します。 |
ネットワーク名 (Network name) | CICS LUNAME が存在するネットワークの名前のために 1 文字以上 8 文字以下の短い ID を入力します。 これは、VSAM ファイルへのアクセスに使用する CICS サブシステムに対応します。 ローカル・イメージに対する NETWORK VTAM マクロ定義は、CICS サブシステムが存在するリモート SNA ネットワークを識別します。 ネットワーク名は、VTAM 命名規則に従います。 |
プロパティー | 説明 |
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作成者 (Creator) | 表のスキーマを表示します。 |
表 (Table) | 表の名前を表示します。 |
サブシステム ID (Subsystem ID) | 表が存在する DB2 サブシステムの ID を表示します。 |
プラン (Plan) | DB2 アプリケーションのプランの名前を表示します。 DB2 データへのアクセスには、DB2 Call Attach Facility (CAF) サービスが使用するためのアプリケーション・プランのバインドが必要になります。 サイト・インストール規格に基づいて、任意の名前をプランに指定することができます。 |
タイプ | 新しい表がマップされるオブジェクトのタイプを表示します。
DB2 表を Classic Data Architect にインポートするときに、メタデータ・カタログで作成する表を作成していることになります。 このフィールドは、表が DB2 表にマップされることを示しています。 |
プロパティー | 説明 |
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DBD 名 | 表が参照する IMS DBD (データベース定義) の名前を表示します。 |
DBD タイプ (DBD type) | 表が参照する IMS DBD (データベース定義) の名前を表示します。 |
リーフ・セグメント (Leaf segment) | リーフ・セグメントの名前を表示します。 |
索引ルート (Index root) | オプション: 以下の 2 つのオブジェクトのいずれかの名前を入力します。
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IMS サブシステム | オプション: DBD で識別される IMS データベースにアクセスするために ODBA インターフェースによって使用される IMS サブシステムの名前を 4 文字で入力します。
IMS サブシステム ID は、サーバーが RRS 2 フェーズ・コミット環境で作動している場合にのみ使用されます。
IMS サブシステム ID は、サブシステム ID の IMS 命名規則に従います。
IMS サブシステム ID は、IMS データへのアクセスまたは更新に使用されるターゲット・オンライン IMS サブシステムのシステム定義での、IMSCTRL マクロの IMSID パラメーターで指定された値に対応していなければなりません。 他の形式の IMS データ・アクセス (DRA または BMP/DBB/DLI) の場合、および表マッピングが変更キャプチャーに使用される場合、IMS サブシステム ID 値は無視されます。 |
PSB 名 | オプション: DBD によって識別される IMSデータベースにアクセスするようスケジュールされた PSB の名前を入力します。 この名前は、IMS データにアクセスするために DRA または ODBA インターフェースを使っている場合に使用されます。 標準的な PSB は、アクセスされている IMS オンライン・システムに定義された PSB 定義に対応しています。 また、PSB はソース IMS サブシステムのアクティブ ACB ライブラリーにある同じ名前の PDS メンバーにも対応しています。 標準的な PSB 名は、z/OS ロード・モジュールの命名規則に従います。 |
JOIN PSB 名 | オプション: DBD によって識別される IMSデータベースにアクセスするようスケジュールされた PSB の名前を入力します。 この名前は、DRA または ODBA インターフェースを使用して IMS データにアクセスするために使用されます。 JOIN PSB は、アクセスされている IMS オンライン・システムに対して定義されている PSB 定義に対応しています。 また、PSB はターゲット IMS サブシステムのアクティブ ACB ライブラリーにある同じ名前の PDS メンバーにも対応しています。 JOIN PSB 名は z/OS ロード・モジュール命名規則に従います。 複数の IMS 表を参照する JOIN 述部 を含む SQL SELECT ステートメントが実行されていて、これが JOIN で参照された最初の表である場合、JOIN PSB がスケジュールに入れられます。 |
プロパティー | 説明 |
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DS | 表の作成元となる情報がデータ・セットに入っていることを指定します。 |
DD | 表の作成元となる情報が DD 名で指定されるデータ・セットに入っていることを指定します。 |
名前 | 表の情報が入っているデータ・セットまたは DD カードの名前を入力します。 |
レコード出口 (Record exit) | ファイルへのアクセス時に順次レコードを解凍するのに呼び出されるレコード処理出口の名前を入力します。 出口は、サーバーの STEPLIB DD ステートメントによって参照されるデータ・セット内に存在するか、あるいはリンク・パック域に存在している必要があります。 出口の名前は z/OS ロード・モジュールの命名規則に従います。 |
最大長 (Maximum length) | レコードを解凍するためにレコード出口が必要とするバッファーの最大長 (バイト単位) を入力します。 |