「IMS™ 表のマップ (Map IMS Table)」ウィザードを使って、既存の DBD およびサンプル集から新しい表へ情報をマップします。
DBD から表を作成する場合、その DBD はプロジェクトの「IMS 参照 (IMS References)」フォルダーにリストされていなければなりません。
IMS データベースをマップする各表はデータベースの 1 つ以上のセグメントのパスを示します。
パスはリーフ・セグメントおよび階層のルート・セグメントまでの親チェーンのすべてのセグメントによって定義されます。
選択したリーフ・セグメントは DBD のどのセグメントでもあり得ます。
索引が定義されなかった場合、IMS DBD で定義されたように物理階層ビュー経由でアクセスがなされることを想定します。
IMS 副次索引を使って表をマップする場合で、索引がルート・セグメントにないとき、IMS は階層を反転します。
索引セグメントは、新しい IMS 階層の暗黙のルートになります。
定義された表へのすべてのアクセスは、選択した副次索引経由でなければなりません。
この要件によって、IMS データベースの整合した階層ビューを確保します。
「場所および DBD ファイルを指定してください」ページ
このページでは、表を作成するのに使用するデータベース・モデルおよびスキーマを選択します。
またこのページでは、表の基礎となる DBD も選択します。
- データベース・モデル
- 表を作成するデータベース・モデルのパスと名前を入力します。
例えば、プロジェクトの名前が MyProject で、データベース・モデルの名前が MyModel である場合、¥MyProject¥MyModel と入力します。
「参照」をクリックすると、データベース・モデルを選択できます。
- DBD ファイル
- 表が参照するIMS DBD (データベース定義) の名前の短い ID を入力します。
DBD 名は、IMS 表が参照する IMS 論理または物理データベースの DBDGEN ソース定義にある DBD ステートメントの NAME パラメーターに指定された名前に対応します。DBD 名は z/OS® ロード・モジュール命名規則にしたがいます。
- スキーマ名
- 表を作成するスキーマを選択するか、新しいスキーマを入力します。
「IMS 情報および表の使用法を指定してください」ページ
- DBD 名
- 表が参照するIMS DBD (データベース定義) の名前を表示します。
- DBD タイプ
- 表が参照するIMS DBD (データベース定義) の名前を表示します。
- リーフ・セグメント
- IMS セグメント定義の名前を選択します。
IMS データにマップする各表は、1 つ以上のセグメントのパスを示します。
パスはリーフ・セグメントおよび階層のルート・セグメントまでの親チェーンのすべてのセグメントによって定義されます。
選択したリーフ・セグメントは DBD のどのセグメントでもあり得ます。
- 副次索引を含まない論理または物理データベースの場合、リーフ・セグメントはルート・セグメントに直接従属しなければなりません。リーフ・セグメントからルート・セグメントへの親チェーン (PARENT は DBD の SEGM ステートメント上のパラメーター) にしたがって階層を決定します。
- 副次索引を含み 2 次データ構造のあるデータベースの場合、次の 2 つのセグメントのパスのどちらかにしたがって階層を決定します:
- PARENT パラメーターによって明示的に定義されたパス
- 副次索引によって作成された 2 次データ構造によって暗黙的に定義されたパス
- 索引ルート
- オプション: 以下の 2 つのオブジェクトのいずれかの名前を入力します。
- DBD によって識別される IMS データベースの物理または論理ルート・セグメント。
- DBD に存在する副次索引定義によって作成される、2 次データ構造の IMS データベースで認識されているルート・セグメント。
デフォルトの索引ルートは、DBD が参照した物理または論理データベースのルート・セグメントです。
- 表名
- 論理表に付ける名前を入力します。
デフォルトでは、ウィザードはリーフ・セグメントの名前を表の名前として指定します。このデフォルトは変更できます。
- IMS サブシステム
- オプション: DBD で識別される IMS データベースにアクセスするために ODBA インターフェースによって使用される IMS サブシステムの名前を 4 文字で入力します。
IMS サブシステム ID は、サーバーが RRS 2 フェーズ・コミット環境で作動している場合にのみ使用されます。
IMS サブシステム ID は、サブシステム ID の IMS 命名規則に従います。
IMS サブシステム ID は、クラシック・フェデレーションの IMS データにアクセスまたは更新するのに使われるターゲット・オンライン IMS サブシステムのシステム定義にある IMSCTRL マクロ上の IMSID パラメーター上に指定される値に対応していなければなりません。
他の形式の IMS データ・アクセス (DRA または BMP/DBB/DLI) の場合、および表マッピングが変更キャプチャーに使用される場合、IMS サブシステム ID 値は無視されます。
- 標準 PSB 名
- オプション: DBD によって識別される IMSデータベースにアクセスするようスケジュールされた PSB の名前を入力します。
この名前は、IMS データにアクセスするために DRA または ODBA インターフェースを使っている場合に使用されます。
標準的な PSB は、アクセスされている IMS オンライン・システムに定義された PSB 定義に対応しています。
また、PSB はソース IMS サブシステムのアクティブ ACB ライブラリーにある同じ名前の PDS メンバーにも対応しています。
標準的な PSB 名は、z/OS ロード・モジュールの命名規則に従います。
PSBGEN キーワードの値が「P/LI」である PSB を指定することはできません。
- JOIN PSB 名
- オプション: DBD によって識別された IMS データベースにアクセスするためにスケジュールに入れられた PSB の名前を入力します。
この名前は、DRA または ODBA インターフェースを使用して IMS データにアクセスするために使用されます。
JOIN PSB は、アクセスされている IMS オンライン・システムに対して定義されている PSB 定義に対応しています。
また、PSB はターゲット IMS サブシステムのアクティブ ACB ライブラリーにある同じ名前の PDS メンバーにも対応しています。
JOIN PSB 名は z/OS ロード・モジュール命名規則に従います。
複数の IMS 表を参照する JOIN 述部 を含む SQL SELECT ステートメントが実行されていて、これが JOIN で参照された最初の表である場合、JOIN PSB がスケジュールに入れられます。
PSBGEN キーワードの値が「P/LI」である PSB を指定することはできません。
- 表の使用法を選択してください
- 表の使用方法を指定します。
- 照会
- クラシック・フェデレーションによるデータ検索のために表を使用することを指定します。
- 更新
- クラシック・フェデレーションによるデータ更新のために表を使用することを指定します。
- キャプチャーの変更
- パブリケーションまたはサブスクリプションのソース表として表を使用することを指定します。
- ビューの作成
- 以下のコントロールは、ビューを表に作成するかどうかを指定するのに使用します。
- いいえ
- ビューを作成しないことを指定します。
- はい
- 表にビューを作成することを指定します。
このオプションを使用することにより、クラシック・フェデレーションのビューを作成できます。
このビューを使用することによりレコード・タイプのフィルター処理を実行したり、行と列のフィルター処理を実行したりできます。
- はい (変更キャプチャーあり) (Yes with change capture)
- 表にビューを作成することを指定します。
このオプションによって、変更キャプチャーのビューを作成できます。
このビューを使って、レコード・タイプおよび行をフィルターに掛けることができます。
このビューはこの表にあるすべての列を参照していなければなりません。
- コメント
- 表に関連付けるコメント (例えば表を作成した日時や表に含まれているレコード) を自由に入力します。
PCB 選択
このページでは、ユーザーの IMS データベースにアクセスする PCB を選択するのにクラシック・フェデレーションが使える方式を指定します。
このページは、クラシック・フェデレーションにのみ適用されます。
- PCB 選択方式および PCB 選択基準
- 検査
- 検査による PCB 選択には、選択された PCB がこの表のデータベース・パスに正常にアクセスできるかを検査する DL/I 呼び出しを発行する照会プロセッサーが含まれています。XDFLD にマップする列が where 文節に指定されている場合、PCB 検査をするのに適正な PROCSEQ が指定されている必要もあります。これは、照会プロセッサーが処理のために PCB を選択するのに使う、デフォルトの方式です。
- 接頭部
- ユーザーの IMS データベースのアクセスまたは更新に使う PCB を識別するのに使用する接頭部を付けることを示します。
- PCB 接頭部
- ソース IMS データベースのアクセスまたは更新に使うのに適格な PSB 内に 1 つ以上の PCB の名前を 1 文字から 7 文字の範囲で入力します。PCB 接頭部は、アクセスまたは更新されている PSB 内に名前が割り当てられた PCB の最初の n 文字 (n は PCB 接頭部の長さ) に対応します。PCB 名は、PCB ステートメントのラベル、または PCB マクロ・ステートメントの PCBNAME パラメーターのいずれかとして PSB ソース定義で指定できます。PCB 接頭部は IMS PCBNAME 命名規則にしたがいます。
- 名前
- クラシック・フェデレーションがこの表の IMS データベースにアクセスするのに使える PCB 名を 5 つ以内で指定します。
この表が SQL ステートメントで複数回参照されている場合、または同じ PCB 名が複数の表と関連付けられていて、これらの追加の表が単一の SQL ステートメントで参照されている場合、複数の名前が必要になります。
- PCB 名 (1 個から 5 個まで)
- PCB 名を入力します。
- 番号
- クラシック・フェデレーションがこの表の IMS データベースにアクセスするのに使える PCB 番号を 10 個以内で指定します。
この表が SQL ステートメントで複数回参照されている場合、または以下の 3 つの条件が当てはまるときは、複数の番号を指定する必要があります。
- 同じ PSB が複数の表と関連付けられている。
- PSB 内の PCB が、表がアクセスしているセグメントに対する機密性を所持している。
- これらの表に同じ PCB 序数が指定されていて、これらの追加の表が単一の SQL ステートメントで参照されている。
PCB 番号を 10 の範囲以内で指定できます。これらの PCB 番号はどのような順序にでもリストされ、PCB が IMS データベースにアクセスするのに使えるかどうかを判断するために PSB がチェックされた順序を表します。- PCB 範囲 1 から 10 まで
- PCB 番号の範囲を指定します。
「要約」ページ
このページでは、DDL を生成して実行する際に作成される表の列を検証します。
表のビューを作成している場合は、Classic Data Architect がビューの基礎として使用する SELECT ステートメントを表示できます。
「終了」をクリックすると、表のモデルが生成されます。