クラシック・イベント・パブリッシングでは、パブリケーション は、ソース表またはビューを WebSphere® MQ メッセージ・キューと関連付けます。
ソース・データの変更点について説明するメッセージは、そのメッセージ・キューに書き込まれます。
その変更点を考慮に入れる必要があるアプリケーションでは、メッセージ・キューからそのメッセージを読み取ることができます。
始める前に
- パブリケーションのソース表またはビューは、相関サービスが実行されるデータ・サーバー上のメタデータ・カタログに存在している必要があります。
- ソースとして使用する表またはビューは、変更キャプチャーをサポートするように変更されている必要があります。
- パブリッシング・キュー・マップの名前、およびパブリケーションに使用する送信キューについて知っておく必要があります。
- パブリケーションに関する情報を保管するデータ・サーバーに対する $VSAM 権限または SYSADM 権限が必要です。
このタスクについて
ソース表またはビューは、Adabas、CA-IDMS、CICS® VSAM、IMS™、またはネイティブ VSAM などの、データ・ソースにマップします。
ソース表またはビューにマップされるデータに変更が生じた場合、クラシック・イベント・パブリッシングは、その変更をキャプチャーし、それをメッセージに変換して、そのメッセージを送信キューと呼ばれるメッセージ・キューに書き込みます。
パブリケーションはクラシック・イベント・パブリッシングでのみ使用されます。
クラシック・レプリケーションでは使用されません。
手順
パブリケーションを作成するには、以下のようにします。
- Classic Data Architect で、「新規パブリケーション」ウィザードを開きます。 データベース・エクスプローラーで、パブリケーションを作成するデータ・サーバーの「パブリケーション」フォルダーを右クリックします。
「新規パブリケーション」を選択します。
- 「新規パブリケーション」ウィザードで、以下の情報を入力します。
- パブリケーションの名前
- パブリケーションのソースとして使用する表またはビューのスキーマと名前
- パブリケーションのメッセージをトランスポートするための送信キューとして使用するメッセージ・キューの、WebSphere MQ の名前
選択するパブリッシング・キュー・マップは、パブリケーションのメッセージが XML 形式 (Java™ Message Service (JMS) トピックを使用した XML、あるいは区切り形式を使用した XML) であるかどうかを決定します。
- パブリケーションのメッセージに入れて送信するトピック (JMS アプリケーションにパブリッシュしている場合)
- データ・イベントの以前の値および変更後の値をパブリッシュするかどうか
- 行レベルの変更ごとに、変更された列の値のみをパブリッシュするか、あるいは行のすべての列の値をパブリッシュするか
- 「終了」をクリックしてパブリケーションを作成します。
「パブリケーション」フォルダーにパブリケーションが表示されます。
対応する相関サービスが実行中の場合、パブリケーションを右クリックし、
「アクティブ化」を選択してメッセージのパブリッシュを開始します。
パブリケーションのプロパティーを変更する場合、そのパブリケーションを右クリックして「更新」を選択します。