Classic Data Architect を使用して、データ・ソースのデータ構造に表をマップし、これらの表をデータ・サーバーのメタデータ・カタログにプロモートします。
これらの表 (そして使用する表またはストアード・プロシージャーを参照するビューがあればそれも) をプロモートする前に、データ・サーバーへの接続を確立する必要があります。
Classic Data Architect の構成手順の一部として、これらの手順を進めていきます。
データ・サーバーに接続する前に、Classic Data Architect でデータ・サーバーが構成されていることを確認してください。
このレッスンを修了するには、以下の情報が必要です。
- データ・サーバーが実行されているシステムの IP アドレスまたはホスト名
- TCP/IP 接続ハンドラーが listen しているポート番号または TCP サービス名
- 照会プロセッサーの名前。
これは、照会プロセッサーのサービス情報エントリーのフィールド 2 によるものです。
デフォルトでは、この名前は CACSAMP です。
データ・サーバーに接続するには、以下のようにします。
- データベース・エクスプローラーで、「接続 (Connections)」フォルダーを右クリックし、「接続の新規作成」を選択します。 データベース・エクスプローラーはデータ・プロジェクト・エクスプローラーのすぐ下にあり、以下のようになっています。
このビューで、アクセスする必要のあるさまざまなリモート・システムへの接続を作成します。
「接続の新規作成」を選択すると、「接続の新規作成」ウィザードが開きます。
- 「接続の新規作成」ウィザードで、「データベース・マネージャーの選択 (Select a database manager)」の下にある「クラシック・インテグレーション (Classic Integration)」の下の「V9」が選択されていることを確認します。
また、「JDBC ドライバー (JDBC driver)」フィールドで「Classic Integration Server JDBC Driver」が選択されていることを確認します。
JDBC ドライバーは、eclipse¥plugins¥com.ibm.datatools.db2.cac_1.0.0¥driver ディレクトリーにあります。
- 「データ・ソース (Data source)」フィールドで、データ・サーバーで実行している照会プロセッサーの名前を入力します。 照会プロセッサーは、クライアント・アプリケーションに対してはデータ・ソースの役割も果たすため、データ・ソースとも呼ばれます。
クライアント・アプリケーションは照会プロセッサーに SQL 照会を送信し、照会プロセッサーは Adabas や CA-IDMS など、実際のデータ・ソースでデータを照会します。
- 「ホスト (Host)」フィールドで、データ・サーバーが実行されているリモート・システムの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
- 「ポート番号 (Port number)」フィールドで、TCP/IP 接続ハンドラーが listen しているポート番号、またはポート番号の別名として使用されているサービスの名前を入力します。
- オプション: 「コード・ページ (Code page)」フィールドで、JDBC ドライバーがリモート・システムに送信するメッセージの変換に使用する EBCDIC コード・ページを選択します。
- 「終了」をクリックします。
データベース・エクスプローラーに新しい接続が表示されます。
このビューの下で、接続が開かれたことが Classic Data Architect により示されます。
図 2. データ・サーバーへの接続作成後のデータベース・エクスプローラー