このモジュールでは、SQL ビルダーを使用してビューを作成します。
このツールは豊富な機能を提供します。
その多くは、Classic Data Architect によってサポートされているものです。
このモジュールで使用するのは、それら使用できる機能のうちの一部だけです。
Classic Data Architect でビューを作成するには、以下の方法があります。
- 表作成時に使用する「新しい表 (New Table)」ウィザードを使用する方法
- ビューで参照する表を作成するのと同時にビューを作成することができます。
たとえば、モジュール 2 で使用した「新規 VSAM 表」ウィザードには、「ビューの作成」オプションがあります。
同様のオプションは、表の作成に使用するすべてのウィザードに含まれています。
ビューを作成することにした場合、ウィザードの中で、その表のうち参照する列を選択し、WHERE 文節を作成することができます。
- ビュー・オブジェクトを追加してプロパティーを指定する方法
- プロジェクトの中でスキーマを右クリックし、「クラシック・オブジェクトの追加」→「ビュー」を選択することにより、ビューを作成できます。
「プロパティー (Properties)」ビューを使用することにより、ビューのさまざまな属性を指定できます。
- SQL エディターを使用する方法
- SQL エディターで SELECT ステートメントを作成することができます。
SELECT ステートメントの簡単なテンプレートを出発点とし、ステートメントの残りの部分は自分で作成します。
- SQL ビルダーを使用する方法
- SQL ビルダーでいくつかのオプションを選択すると、SELECT ステートメントが作成されます。
学習目標
このモジュールのレッスンを修了すると、概念を理解し、以下の作業を実行できるようになります。
- SQL ビルダーを使用して簡単な SELECT ステートメントを作成する
- その SELECT ステートメントをテストする
- SELECT ステートメントに基づくビューを作成し、その名前を変更する
- ビューをデータ・サーバーのメタデータ・カタログにプロモートする
- データ・サーバーのビューをテストする
- ビューに対する特権を付与する
このモジュールの所要時間は約 20 分です。