WebSphere ロゴ Classic Federation Server for z/OS バージョン 9.1
WebSphere ロゴ Classic Replication Server for z/OS バージョン 9.1
WebSphere ロゴ Classic Data Event Publisher for z/OS バージョン 9.1
WebSphere ロゴ Data Integration Classic Connector for z/OS バージョン 9.1


SQL ビルダーを使用した既存の表でのビューの作成

ご使用のプロジェクトにのみ (あるいはメタデータ・カタログにも) 既に存在する表でビューを作成するには、ビューの SELECT ステートメントを作成するグラフィカル・ユーティリティーである、SQL ビルダーを使用することができます。 SELECT ステートメントを作成した後、ビューをご使用のプロジェクトのスキーマに追加できます。

制約事項

変更キャプチャーのためにビューを作成中の場合、以下の制約事項が適用されます。
  • ビューは複数の表を参照することはできません。これには、サブ選択 (sub-select) の場合のように、FROM 文節または WHERE 文節内の表が含まれます。
  • ビューは別のビューを参照することはできません。
  • ビューは基本表にあるすべての列を参照している必要があります。
  • 基本表はレコード配列にマップしてはなりません。

手順

SQL ビルダーを使用してビューを作成する方法:

  1. データ・プロジェクト・エクスプローラーで、作業中の物理データ・モデルを展開します。 作業中のデータベースを展開します。 「SQL ステートメント (SQL Statements)」フォルダーを右クリックして、「新規 SQL ステートメント (New SQL Statement)」を選択します。
  2. 「新規 SQL ステートメント (New SQL Statement)」ウィンドウで、以下の手順を実行します。
    1. SELECT が「ステートメント・テンプレート (Statement template)」フィールドで選択されていることを確認します。
    2. ステートメントに記述名を付けます。
    3. 「SQL ビルダー (SQL builder)」ラジオ・ボタンが選択されていることを確認します。
    4. 「OK」をクリックして SQL ビルダーを開きます。

      SQL ビルダーに表示されるタイトルは、SELECT ステートメントで指定した名前になります。例えば、SELECT ステートメントが TEST という名前であれば、SQL ビルダーのタイトルは TEST になります。

  3. SQL ビルダーでは、使用するビューの SELECT ステートメントのベースとなる表を追加します。 以下の 2 とおりの方法のいずれかによって表を追加できます。
    • SQL ビルダーの真ん中のセクションを右クリックして、「表の追加 (Add Table)」を選択します。「表の追加 (Add Table)」ウィンドウで、SQL ビルダーに追加する表を選択し、「OK」をクリックします。
    • ビューを作成中のスキーマにある表のいずれかを左クリックして、SQL ビルダーの真ん中のセクションにその表をドラッグします。
  4. ビューの SELECT ステートメントをビルドします。 SELECT ステートメントのビルドに関するヘルプを表示するには、SQL ビルダーで F1 を押して、SQL ビルダーのオンライン・ヘルプへのリンクを参照してください。
  5. オプション: SELECT ステートメントをテストします。 ビューによって参照される表は、データ・サーバーに既に存在している必要があります。 SELECT ステートメントをテストするには、ステートメントを右クリックして、「SQL の実行 (Run SQL)」を選択します。「データ出力」ビューを調べて、ステートメントが正常に実行されたかどうかを参照します。
  6. 「データ・エクスプローラー (Data Explorer)」ビューで、以下のようにしてビューを生成し、それに名前を付けます。
    1. 物理データ・モデルの「SQL ステートメント (SQL Statements)」フォルダーで、SELECT ステートメントを右クリックし、「生成 (Generate)」 > 「ビュー」を選択します。 参照する表と同じスキーマにビューが表示されます。
    2. ビューの名前を一度クリックして一時停止させてから、再びクリックしてその名前を強調表示します。 ビューに名前を付けます。
  7. ビューを選択し、「プロパティー」ビューの「特権」ページを使用してビューに特権を付与します。
  8. オプション: ビューの DDL を生成します。ビューを右クリックして「DDL の生成」を選択し、「DDL の生成」ウィザードを開きます。 このウィザードを使用することにより、ビューを定義する SQL DDL を生成したり、データ・サーバーでの DDL の実行を選択して、そのデータ・サーバーのメタデータ・カタログ内にビューを作成したりすることができます。 さらに、生成された DDL を実行する前に、それを編集することもできます。

    DDL を実行すると、データベース・エクスプローラーのデータ・サーバーにビューが表示されます。 ビューを参照するには、データ・サーバーを展開してから、「スキーマ (Schemas)」 > 「ビューのスキーマ」 > 「ビュー」と展開します。

    複数のオブジェクトに関する DDL を一度に生成して実行する場合は、スキーマを右クリックして「DDL の生成」を選択することができます。 スキーマ内のすべてのオブジェクトに対する DDL が、「DDL の生成」ウィザードによって生成されます。

  9. オプション: データ・サーバーでビューを作成した場合は、そのビューに対してテスト照会を実行してください。
    1. データベース・エクスプローラーで、ビューを右クリックしてから「データ (Data)」 > 「サンプルの内容 (Sample Contents)」を選択します。
    2. 「データ出力」ビューで、テスト照会の結果を確認します。
関連概念
既存の表のビューを作成する
関連タスク
SQL エディターを使用した既存の表でのビューの作成
プロパティー・ビューを使用した既存の表でのビューの作成


フィードバック

更新アイコン 最終更新日: 2006 年 12 月 15 日