このフィーチャーには、以下を読み取るための DTFJ API および DTFJ 実装が含まれています。
- IBM Virtual Machines for Java によって生成されたシステム・ダンプ
- javadump ファイル
- ポータブル・ヒープ・ダンプ (phd) ファイル
DTFJ はシステム・ダンプからのデータを処理します。 Java 5 SR9-12 および Java 6 SR9 以降からのシステム・ダンプを、jextract を実行することなく処理できます。 他の VM からのダンプはすべて、jextract ツールによって処理する必要があります。 jextract ツールは、ダンプからメタデータを生成し、これにより JVM の内部構造が分析可能になります。 ダンプを生成したシステムで jextract を実行してください。 (jextract について詳しくは、『Diagnosis documentation』を参照してください。)
DTFJ API は、診断ツールで以下の情報にアクセスする際に役立ちます。
- ダンプに保管されたメモリー・ロケーション
- メモリー・ロケーションと Java 内部との関係
- JVM 内で実行されている Java スレッド
- ダンプ内に保持されているネイティブ・スレッド
- Java クラスと、存在していたそれらのクラス・ローダー
- ヒープに存在していた Java オブジェクト
- Java モニターと、それらが関連付けられたオブジェクトおよびスレッド
- ダンプが生成されたマシンの詳細
- 使用されていた Java バージョンの詳細
- JVM を起動したコマンド・ライン
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