保護オプション

サーバー・リソースに対する保護の設定オプションを次の中から選択してください。

保護なし

デフォルトは保護なしになります。保護が必要ない場合は、なにもしないでください。 保護がないと、すべてのクライアントがサーバー・マシン上のどのファイルにもアクセスできます。

アクセスを制限したいファイルがある場合は、パスワード保護か、 セキュア SSL 接続を使用することをお考えください。

パスワード保護あり

特定のファイルやファイルのディレクトリーを表示する前に有効なパスワードを要求したい場合は、 パスワード保護の設定 を行ってください。 インターネット上でデータを暗号化形式で送受信したい場合は、セキュア SSL 接続を設定してください。

たとえば、サーバーが株の相場を提供しているような場合は、 その情報を要求しているクライアントがそのサービスに対して料金を支払っていることを確認する必要があります。 情報が入っているファイルに対してパスワード保護を設けることができます。 パスワード保護は、特定のファイルへのアクセスを制限します。

セキュア SSL 接続あり

SSL を実現するには、さらなる手順が必要です。 暗号化が必要な場合は、セキュア接続の設定 を行います。

たとえば、サーバーが通信販売用のカタログを提供しており、 購買者がクレジット・カード番号をインターネット上でサブミットするような場合は、 クレジット・カード情報を保護するためにセキュア接続を設定します。

グループまたはユーザー認証ファイルを作成する - UNIX のみ

Administration Server からグループまたはユーザー認証ファイルを作成するには、 Administration Server が実行しているユーザー ID およびグループ (admin.conf に指定) が、ターゲット・ディレクトリーに対する書き込み許可をもっていることを確認してください。 setupadm スクリプト を実行するか、またはディレクトリーおよびファイルに対するグループ許可とファイル許可を、手動で変更することができます。

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