AFS からのコンテンツを検索するように IBM HTTP Server を設定する (Windows NT のみ)
IBM HTTP Server が AFS クライアントと同じ Windows NT マシンにインストールされ、
Web サーバーが AFS サーバーを Web コンテンツのリポジトリーとして使用している場合は、
Web サーバーと AFS クライアントは特定の順序で始動する必要があります。
以下の手順にしたがって、その順序を確立してください。
- AFS クライアントがインストール、構成されており、実行中であることを確認します。
- IBM HTTP Server がインストールされていることを確認します。
- 構成ファイルの中の DocumentRoot を AFS サーバーを指すように変更します。
構成ファイルのパスは「Program Files\IBM HTTP Server\conf\httpd.conf」です。
以下のディレクトリーと DocumentRoot の変更を行います。
<ディレクトリー "//servername-afs/all/.cell/volumename">
DocumentRoot "//servername-afs/all/.cell/volumename"
この場合、servername は IBM HTTP Server の名前です。
- 変更を行ったときに IBM HTTP Server が実行されていた場合は、再始動してください。
- IP アドレスを使って IBM HTTP Server に AFS の認証をさせるには、以下の手順を実行してください。
- Performance Pack Common Configuration を開始します。
- AFS サーバーがサーバーのリストの中に入っていない場合は、追加します。
- AFS サーバーを選択して「サーバーの構成」をクリックします。
- 「Getting Started with AFS」ウィザードを使って Web サーバー・グループを作成します。
- サーバーの前に AFS クライアントが自動的に始動されるようにするには、
レジストリーを更新して、サーバーが別のサービスに従属していることを示さなければなりません。
- レジストリーを変更する前に、この手順を使ってマシンの構成のバックアップを作成してください。
- コマンド行から rdisk と入力してディスクの修正ユーティリティーを開始します。
- 「修正情報の更新」をクリックします。
- 「はい」をクリックして続行します。
- 「緊急修正ディスク」を作成するかどうかをたずねるメッセージが表示されたら「はい」をクリックします。
- フロッピー・ディスクを挿入して「OK」をクリックします。
完了するまでに数分間かかるかもしれません。
- 終わったら「終了」をクリックします。
- 「スタート」->「ファイル名を指定して実行」を選択し、「regedt32」と入力して「OK」をクリックします。
- \HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\IBMWebTrafficExpress を選択します。
- \HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\IBM HTTP Server を選択します。
- 「編集」->「値の追加」をクリックします。
- 値の名前に DependOnService と入力します。
- データ・タイプから REG_MULTI_SZ を選択します。
- 「OK」をクリックします。
- 多重ストリング・エディターに TransarcAFSDaemon と入力し「OK」をクリックします。
- 完了したら「レジストリー」-> 「終了」を選択します。
- システムを再始動します。