WebDAV (Web ベース分散オーサリングおよびバージョン管理) は、HTTP プロトコルに対する拡張機能のセットであり、ユーザーがリモート Web サーバー上のファイルを共同して編集および管理できるようにします。
DAV の機能性には、リモート Web サーバー上のファイルおよびディレクトリーの作成、移動、コピー、および削除が含まれます。DAV を使用するには、DAV が認識するクライアントとサーバーの両方が必要です。 DAV が認識するクライアントの数は増大し、Microsoft Internet Explorer 5.0 で使用される 'Web Folders' だけでなく Office 2000 の Word、Excel、および PowerPoint も含まれます。
mod_dav での共通した問題の多くは、Unix サーバーにおけるファイル・システム許可の設定と関係しています。要求されたアクションをサーバーで実行するには、Web サーバー・プロセスが許可を持っている必要があります。Web サーバーが 無人 として実行されている場合に、そのことは、ユーザーが変更したいファイルおよびディレクトリーへの書き込みアクセス権を必要とするのは 無人 であること (だれも必要としないこと) を意味します。また、DAV リポジトリー中のファイルをローカル (サーバー側) で処理することはお勧めできません。具体的には、ファイル・ロックはファイル・システムによってではなく、mod_dav によって設定されます。Windows エラーが起こった場合に、wecerr.txt ファイルを参照してみることはお勧めできません。代わりに、サーバー・ログを参照して、なにが間違っているのかを見つけてください。