高速応答キャッシュ・アクセラレーターの使用に関する制限事項
注 : 高速応答キャッシュ・アクセラレーターは、キャッシュ・アクセラレーターとも呼ばれます。
キャッシュ :
- ダイナミック・コンテンツをもつページ (例 : SSI, CGI, Java) はキャッシュされません。
- デフォルトのウェルカム・ページはキャッシュされません。
つまり、/ で終わっている GET 要求はキャッシュから表示することはできません。
- アクセス保護された文書や SSL 上で要求されたページはキャッシュされません。
- キャッシュ・アクセラレーターは、
限られた多重言語コンテンツのネゴシエーションしかサポートしません。
特定の URL が複数の翻訳版にマップされるところでは、単一言語版だけがキャッシュされます。
- キャッシュ・アクセラレーターは Port ディレクティブに指定されたポート上で、
サーバー上のすべての IP アダプターを listen します。
ある IP アダプターを listen して、ほかの IP アダプターを listen しないというようにはできません。
Windows NT でのみ有効 :
- 64KB を超えるファイルはキャッシュされません。
- キャッシュ・アクセラレーターは、ファイルをキャッシュに入れたり、あるいはローカルにマウントされたリモート・ファイル・システム (DFS 、NFS など) に記録したりしません。
- IP ベースの仮想ホスト・キャッシングはサポートされていません。
これらのディレクトリーでは、キャッシュ・アクセラレーターは使用不可です。
どの IP ベースの仮想ホスト定義でも「AfpaCache off」ディレクティブを使ってください。
- 名前ベースの仮想ホストはサポートされています
操作可能 :
- 現在のところ、IBM HTTP Server キャッシュ・アクセラレーターは、Proxy サーバーとして稼働しません。
- Expires ヘッダーは、キャッシュされた応答では戻されません。
- キャッシュ・アクセラレーターのアクセス・ログは、HTTP Server のアクセス・ログに統合されません。
Windows NT でのみ有効 :
- キャッシュ・アクセラレーターを使用可能にする場合は、子プロセスが強制終了され、
ロードされた web サーバー上で再始動されたときに発生する問題を回避するために、
MaxRequestPerChild ディレクティブを 0 に設定してください。
- キャッシュ・アクセラレーターを実行しているときは、
1 度に 1 つのサーバー・インスタンスしかアクティブにできません。
- IBM HTTP Server は、
IBM Netfinity Web Server Accelerator が実行されているマシンにインストールしないでください。
- アクセス・ログ以外に、キャッシュ・アクセラレーターをモニターする
(キャッシュされたファイルの数や名前など) ための機能はありません。