注 : 高速応答キャッシュ・アクセラレーターは、キャッシュ・アクセラレーターとも呼ばれます。
IBM HTTP Server はオプションで、キャッシュ・アクセラレーターによって保管される要求を記録するログ・ファイルを作成することができます。
キャッシュ・アクセラレーターが対応した要求の記録を維持したい場合は、 キャッシュ・アクセラレーターのアクセス・ログを使用可能にしてください。 キャッシュ・アクセラレーターが対応したものではない要求は、通常の Apache ロギング・ディレクティブを使って別のログ・ファイルにログ記録することができます。
パフォーマンスの向上を目的としてキャッシュ・アクセラレーターを使用可能にした場合や、 キャッシュ・アクセラレーターが対応した要求についての情報を記録したいような場合は、 このログを使用するといいかもしれません。 また、キャッシングが使用可能になっていることを確認したり、 どのファイルがキャッシュされているかを判別するためにも役立ちます。
ファイルがキャッシュされている場合でも、 そのファイルは必ずしも毎回キャッシュから提供されているとは限らない点に気を付けてください。 これは特定の接続上のイベントの順序によって異なります。
ログ・ファイルは、自動的に名前に日付スタンプが追加されます。 毎日午前 0 時に、サーバーはカレントのアクセス・ログをクローズして、新しいアクセス・ログを作成します。 これにより、サーバーを停止して再始動することなしに、ログ・ファイルを処理することができます。 非常に大きな負荷がかかった状態では、ログ・ファイルは急速に大きくなるため、 これを保管するハード・ディスクには十分なスペースが必要です。
キャッシュ・アクセラレーターが対応した各要求ごとに、 アクセス・ログに次の情報が含まれたエントリーが作られます。
任意指定 :
Administration Server からキャッシュ・アクセラレーターのアクセス・ログのパスとファイル名を 指定することができます。
AfpaLogFile file_path_and_name log_format