セッション ID のキャッシングを使用可能にする (Windows NT では無効)

キャッシュされたセッション ID により、 クライアントとサーバーは短縮されたハンドシェークで通信することができます。 セッション ID のキャッシングは、デフォルトで使用可能になっています。

  1. セッション ID のキャッシングを使用可能にするには、デフォルトをそのまま使用するか、 構成ファイルの中で仮想ホスト・スタンザの外に SSLCacheEnable ディレクティブを指定してください。
  2. var/logs ディレクトリーの中のデフォルト名を使いたくない場合は、 SSLCachePortFilename を指定することにより、 セッション ID のポートに名前を割り当ててください。
  3. セッション ID のキャッシュに適用するタイムアウト値を設定します。 SSLV2Timeout ディレクティブ (有効値は 0 から 100) と SSLV3Timeout ディレクティブ (有効値は 0 から 86400) を指定します。 値は秒単位です。
  4. キャッシング・エラーをログに記録するかどうかを決めます。 セッション ID のキャッシング中、 またはキャッシュからのリトリーブ中に発生したエラーのロギングを使用可能にするには、 構成ファイルの中で仮想ホスト・スタンザの外に、 SSLCacheErrorLog ディレクティブを指定してください。
  5. 構成ファイルを保管して、サーバーを再始動します。

関連情報