「データベース」タブ
データベース・タブからは、以下の操作を実行できます。
サポートされている SQL-J ステートメントについては、
Cloudscape リファレンス・マニュアル の「SQL-J Grammar Index」のセクションを参照してください。
SQL ウィンドウは、データベース・ノードが左パネルで強調表示されたときに、右パネルに表示されます。
データベースに対して SQL-J ステートメントを実行するには、次のようにします。
- 左パネルのデータベースを強調表示にします。
ステートメントが送られるのは、ここで選択されたデータベースに対してだけです。
- 必要に応じて、SQL ウィンドウをクリアします。
「クリア」アイコン
をクリックするとウィンドウがクリアされます。
- 右パネルの上部ウィンドウに、SQL-J ステートメントを入力します。
サポートされている SQL-J コマンドであれば、DDL ステートメントも含め、どのようなものでも入力できます。
複数のステートメントを入力する場合は、セミコロンで区切ります。
Cloudscape リファレンス・マニュアル の「SQL-J Grammar Index」に、
Cloudscape 製品でサポートされているすべての SQL-J ステートメントが記載されています。
- 「実行」アイコンをクリックするか、<Ctrl-e> を押します。
結果は、下部ペインに表示されます。
結果は、各ステートメントの実行ごとに表示されます。
現在実行されているステートメントが強調表示されます。ステートメントの実行中に「停止」ボタンをクリックすると、
実行停止時に実行されていたステートメントの部分的な結果が表示されます。
実行を停止しないと、最後のステートメントの結果だけが実行完了後に表示されます。
データベースまたはデータを変更する SQL-J ステートメントを実行すると、
すべての変更が自動的に保管されます。Cview は常に自動コミット・モードで処理を実行します。
注: Cview ウィンドウを 2 つ開いて、
1 つを「詳細のみ」モードにしておくと便利です。そのようにすれば、SQL-J ステートメントを実行するたびに
SQL ウィンドウに戻ることなく、簡単にデータベースを参照できます。
SQL-J ステートメントをファイルから実行するには、次のようにします。
- SQL ウィンドウの上の「スクリプト」アイコンをクリックし、続いて「オープン」をクリックします。
- ファイル・ブラウザーを使ってファイルを選択し、「オープン」をクリックします。
ファイルの内容が SQL ウィンドウに表示されます。
- オプションで、SQL-J ステートメントを編集します。
- 「実行」アイコンをクリックします。
照会が実行されると、結果が下部ウィンドウに表示されます。
SQL ウィンドウに表示された SQL-J バッチを新規ファイルに保管するには、次のようにします。
- 「スクリプト」アイコンをクリックし、続けて「保管」をクリックします。
- ファイル・ブラウザーを使って、保管したいディレクトリーにナビゲートします。
- ファイル名フィールドにファイル名を入力します。
- 「保管」をクリックします。
同じファイルにバッチを保管する場合は、「スクリプト」アイコンをクリックしてから「保管」をクリックします。
指定したファイルは、SQL-J バッチを保管するたびに上書きされます。バッチを別のファイルに保管する場合は、
「スクリプト」アイコンから「別名保管」を選択し、別のファイル名を指定します。
自動テキストを使用すると、表、ビュー、または列名を
簡単に検索でき、それらを自分が作成した SQL-J ステートメントに組み込むことができます。
自動テキスト機能を使用するには、次のようにします。
- SQL ウィンドウで「自動テキスト」アイコン
をクリックします。
- ポップアップ・メニューから表またはビューを選択します。
メニューが展開され、現行データベース内にある、選択されたタイプのすべてのオブジェクトの名前が表示されます。
- 特定オブジェクトの列名リストを表示する場合は、
メニューから表またはビュー名を選択します。
- 使用する名前を選択します。選択したオブジェクトが、
現行カーソル位置で SQL ウィンドウに自動的に表示されます。
ランタイム統計を使用すると、ステートメントの Cloudscape 内における処理状況に関する情報を確認できます。
統計を生成するには、次のようにします。
- データベース・ノードが左側ペインで強調表示されると表示される、データベース・タブの統計を使用するボックスにチェックを入れます。
- 統計を表示する場合は、SQL-J ステートメント実行後に統計タブを選択します。
Cview におけるランタイム統計の使用に関する情報は、
Tuning Cloudscape を参照してください。
実行中にステートメントを停止するには、下部ウィンドウの「停止」ボタンをクリックします。
ステートメントは、次の行を取り出す直前で停止されます。ステータス・バーに、停止されたステートメントで
停止までに結果に取り出された行数、コンパイルおよび実行時間が表示されます。
現行データベースで以前に実行されたステートメントを表示するには、
SQL ウィンドウにある順方向および逆方向の矢印を使用します。
複数のステートメントをバッチで発行し、それから矢印を使用した場合は、
そのバッチ全体がウィンドウに表示されます。
別のデータベースで以前に実行されたステートメントを実行するには、次のようにします。
- ステートメントを当初実行したデータベースを選択します。
- 当該ステートメントを強調表示し、クリップボードにコピーします。
強調表示、コピーについては、使用しているオペレーティング・システムの手順に従ってください。
- 当該ステートメントを実行する対象データベースを選択します。
- ステートメントを SQL ウィンドウに貼り付けます。
貼り付けについては、使用しているオペレーティング・システムの手順に従ってください。
- 「実行」アイコンをクリックします。
デフォルトでは、Cloudscape で作成されたデータベース要素は大文字小文字が区別されず、
内部的にはすべて大文字で保管されます。要素の大文字小文字の区別を保持するには、
SQL ウィンドウでその項目を二重引用符 (") でくくります。
たとえば、SQL ウィンドウの次のステートメントでは、
大文字小文字を区別しない表が作成され、MYTABLE として保管、および表示されます。
CREATE TABLE MyTable (counter INT)
これに対し、次のステートメントでは、大文字小文字を区別する表が作成され、
MyTable として保管、および表示されます。
CREATE TABLE "MyTable" (counter INT)
次のステートメントでは、大文字小文字が区別されない扱いになるため、
MyTable ではなく MYTABLE からデータが検索されます。
SELECT * FROM MyTable
SQL-J における大文字小文字の区別に関する詳細は、Cloudscape リファレンス・マニュアル を参照してください。
SQL ウィンドウで要素を作成した場合と、
直接 Cview ツールで作成した場合とでは、大文字小文字の扱いは異なります。
詳細については、表および列名における大文字小文字の区別を参照してください。
バージョン 5.2
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