データの表示、挿入、および変更

Cview から表内のデータを参照できます。 また、データ型が SQL-J (非 Java オブジェクト) のデータを挿入、削除、または変更することもできます。

表の選択

表内のデータを表示または変更するには、次のようにします。

  1. 左パネルで表を選択します。
  2. 右パネルのデータ・タブを選択します。

データの表示

組み込まれたデータ型による値が、データ・タブの 表グリッドに表示されます。列に Java オブジェクトが含まれる場合、オブジェクトの toString 値が表示されます。

注: Cview では、128 バイト以下の BIT および BIT VARYING 値を 16 進ストリングで表示します。この 16 進ストリングをコピーすることはできますが、変更はできません。 BIT または BIT VARYING 値が GIF の場合はイメージで表示され、それ以外の値の場合は何も表示されません。

注: データを表内に表示する場合、 まず最初の 1000 行がロードされます。データが 1000 行を超える表の場合、すべての行を 一度にロードするか、1000 行ずつ分けてロードするかを選択できます。すべてのデータを表に ロードする場合、結果グリッドの上の「全データをロード」アイコンをクリックします。 次の 1000 行だけをロードする場合は、「次の 1000 行をロード」アイコンをクリックします。

別のロケールによるデータの表示

デフォルトでは、Cview のロケールは Java システム・ロケールと同じになります。 Cview を db2j.ui.locale プロパティーを指定して始動すれば、別の Cview セッション ・ロケールを指定できます。 この locale プロパティーを別のロケールに設定しておけば、ロケールによる区別があるデータ表示を、 その 2 つのロケールの間で切り替えることができます。

  1. 日付、タイム・スタンプ、数値、および時間を Cview セッション・ロケールの フォーマットで表示するには、表示 > ローカル・データ表記メニュー・オプション (Cview)、 または LocalizedDisplay コマンド (ij) を使用します。
  2. これらのタイプの表示をデフォルトの Cview ロケールに戻すには、 もう一度このメニュー・オプションをクリックし、ローカル表記を使用不可にします。

注: このオプションは、 Cloudscape でロケールによる区別があるデータの保管のしかた を変えるものではなく、 データの表示を変更するだけです。

ローカライズに関する詳細は、Cloudscape ツールおよびユーティリティー・ガイド、 およびCloudscape 開発者ガイド を参照してください。

データの挿入、削除、または変更

表のデータ・タブを使用すれば、 データ型が SQL-J (非 Java オブジェクト) のデータを挿入、削除、または変更することもできます。

注: 自動累加が設定された列に対しては、 値の挿入や変更はしないでください。そうした列の値は、データベースによって自動的に値が指定、 累加されます。

データ内の Java オブジェクトの精査

表内の Java オブジェクトを確認するには、 そのオブジェクトを選択して「精査」アイコンをクリックします (Java オブジェクトの精査を参照)。