WebSphere® eXtreme
Scale によりいくつかのセキュリティー・エンドポイントが提供され、カスタム・メカニズムを統合できるようになります。ローカル・プログラミング・モデルにおける主なセキュリティー機能は許可で、認証サポートはありません。既存の WebSphere Application Server 認証とは別個に認証を行う必要があります。
しかし、提供されるプラグインを使用して、Subject オブジェクトを取得および検証できます。
このタスクについて
ローカル・セキュリティーは、ObjectGrid XML 記述子ファイルまたは
プログラムで使用可能に設定できます。
手順
- ローカル・セキュリティーを ObjectGrid XML 記述子ファイルで使用可能に設定します。
ObjectGridSample エンタープライズ・アプリケーションの例で使用される
secure-objectgrid-definition.xml ファイルを以下の例に示します。セキュリティーを使用可能にするには、securityEnabled attribute 属性を
true に設定します。
<objectGrids>
<objectGrid name="secureClusterObjectGrid" securityEnabled="true"
authorizationMechanism="AUTHORIZATION_MECHANISM_JAAS">
...
</objectGrids>
- ローカル・セキュリティーをプログラムで使用可能に設定します。
ObjectGrid.setSecurityEnabled メソッドを使用して ObjectGrid を作成するには、
ObjectGrid インターフェース上で以下のメソッドを呼び出します。
/**
* Enable the ObjectGrid security
*/
void setSecurityEnabled();
次のタスク
セキュリティーが使用可能に設定されたコンテナー・サーバーとカタログ・サーバーを開始します。