OSGI 構成管理でのサーバーの構成

OSGi 構成管理サービスを使用して、WebSphere® eXtreme Scale コンテナー・サーバーを構成できます。

このタスクについて

サーバーを構成するには、ManagedService 永続 ID (PID)、com.ibm.websphere.xs.server がファイル・システム上の ObjectGrid サーバー・プロパティー・ファイルを 参照するように設定します。コンテナーを構成するには、ManagedServiceFactory PID、com.ibm.websphere.xs.container がファイル・システム上の ObjectGrid デプロイメント XML ファイルと ObjectGrid デプロイメント・ポリシー XML ファイルを参照するように設定します。

2 つの PID が構成管理サービス内で 設定されると、eXtreme Scale サーバー・サービスがサーバーを 自動的に初期化し、指定された構成ファイルを使用してコンテナーを開始します。構成管理 PID は OSGi 構成ディレクトリーに 保持されます。構成がクリアされなければ、フレームワークの再始動後もこれらの設定は 保存されます。

構成管理プロパティーを設定できるサード・パーティー・ユーティリティーが いくつか存在します。次のユーティリティーは本製品がサポートするツールの例です。

Luminis の OSGi Configuration Administration command-line client を使用して、eXtreme Scale コンテナー・サーバーを 構成するには、次のステップを実行します。

手順

  1. OSGi コンソールで次のコマンドを実行して、ObjectGrid サーバー・プロパティー・ファイルの 管理サービス PID を作成します。
    osgi> cm create com.ibm.websphere.xs.server
    osgi> cm put com.ibm.websphere.xs.server objectgrid.server.props /mypath/server.properties
  2. OSGi コンソールで次のコマンドを実行して、ObjectGrid コンテナーの管理サービス・ファクトリー 永続 ID (PID) を作成します。
    重要: createf 構成管理コマンドによって 作成される PID を使用してください。 次のコード・スニペット内で使用している PID は、あくまで例です。
    osgi> cm createf com.ibm.websphere.xs.container
    PID: com.ibm.websphere.xs.container-123456789-0
    osgi> cm put com.ibm.websphere.xs.container-123456789-0 objectgridFile /mypath/objectGrid.xml
    osgi> cm put com.ibm.websphere.xs.container-123456789-0 deploymentPolicyFile /mypath/deployment.xml

タスクの結果

これで、Eclipse Equinox OSGi フレームワーク内で開始される eXtreme Scale コンテナー・サーバーが 構成されました。

次のタスク

コンテナー・サーバーは、ServerFactory API と OSGi バンドル・アクティベーターを 使用してプログラマチックに作成することもできます。ServerFactory API の使用について詳しくは、API 資料を参照してください。