ローカル・デプロイメントの構成

ローカルのメモリー内 eXtreme Scale 構成は、ObjectGrid 記述子 XML ファイルまたは API を使用して作成できます。

このタスクについて

ローカル・デプロイメントを作成するには、ObjectGrid 記述子 XML ファイルを作成してから、そのファイルを ObjectGridManager インターフェースの createObjectGrid メソッドに渡します。

別の方法として、ObjectGridManager インターフェースを 使用して、プログラマチックにデプロイメント全体を作成することもできます。

手順

  1. ObjectGrid 記述子 XML ファイルを作成します。

    以下の companyGrid.xml ファイルは、ObjectGrid 記述子 XML の例です。 ファイルの最初の数行には、各 ObjectGrid XML ファイルの必須ヘッダーが含まれています。 このファイルは、ObjectGrid インスタンス (「CompanyGrid」) および複数の BackingMap (「Customer」、「Item」、「OrderLine」、および「Order」) を定義しています。

    companyGrid.xml ファイル
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <objectGridConfig xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
    	xsi:schemaLocation="http://ibm.com/ws/objectgrid/config ../objectGrid.xsd"
    	xmlns="http://ibm.com/ws/objectgrid/config">
    
    	<objectGrids>
    		<objectGrid name="CompanyGrid">
    			<backingMap name="Customer" />
    			<backingMap name="Item" />
    			<backingMap name="OrderLine" />
    			<backingMap name="Order" />
    		</objectGrid>
    	</objectGrids>
    
    </objectGridConfig>
  2. ObjectGridManager インターフェース内で createObjectGrid メソッドのうちの 1 つに XML ファイルを受け渡します。
    以下のコード・サンプルは、XML スキーマに対して companyGrid.xml ファイルを妥当性検査し、「CompanyGrid」という ObjectGrid インスタンスを作成しています。 新規に作成された ObjectGrid インスタンスはキャッシュされません。
    ObjectGridManager objectGridManager = ObjectGridManagerFactory.getObjectGridManager();
    ObjectGrid companyGrid = objectGridManager.createObjectGrid("CompanyGrid", 
    	new URL("file:etc/test/companyGrid.xml"), true, false);

次のタスク

ObjectGridManager インターフェースの createObjectGrid メソッドを 使用して、プログラマチックにすべてのマップを定義する方法の詳細については、ObjectGridManager インターフェースを使用した ObjectGrid インスタンスの作成を参照してください。