クライアント・ベースの JPA ローダーの開発

Java Persistence API (JPA) ユーティリティーを使用して、データのプリロードおよび再ロードをアプリケーションに実装できます。この機能は、データベース照会の区画化が行えない場合にマップ にデータをロードする作業を簡素化します。

始める前に

このタスクについて

マップのプリロードまたは再ロード操作を実行すると、次のアクションが発生します。
  1. 最初に実行されるアクションは、プリロード操作を実行する場合と再ロード操作を実行する場合とで異なります。
    • プリロード操作: プリロード対象のマップがクリアされます。 エンティティー・マップの場合、cascade-remove と構成されている関係がある場合、関連マップもクリアされます。
    • 再ロード操作: 指定された照会がマップで実行され、結果は 無効化されます。エンティティー・マップの場合、CascadeType.INVALIDATE オプションで 構成された関係がある場合、関連エンティティーもマップから無効化されます。
  2. JPA に対する照会をバッチ内のエンティティーについて実行します。
  3. バッチごとに、各区画のキー・リストおよび値リストが作成されます。
  4. 各区画に対して、データ・グリッド・エージェントが呼び出され、それが eXtreme Scale クライアントの場合、サーバー・サイドのデータが直接挿入または更新されます。データ・グリッドがローカル・インスタンスだった場合は、マップのデータが 直接挿入または更新されます。