WebSphere® eXtreme Scale を他のサーバー 製品 (WebSphere Application Server や WebSphere Application Server Community Edition など) と統合することができます。
WebSphere Application Server を WebSphere eXtreme Scale 構成のさまざまな側面に統合できます。 データ・グリッド・アプリケーションをデプロイし、WebSphere Application Server を使用して、コンテナー・サーバーおよびカタログ・サーバーをホストできます。あるいは、スタンドアロンのカタログ・サーバーとコンテナー・サーバーが存在する WebSphere Application Server 環境に WebSphere eXtreme Scale クライアントがインストールされた混合環境を使用することもできます。 WebSphere Application Server セキュリティーを WebSphere eXtreme Scale 環境で使用することもできます。
WebSphere Application Server Community Edition はセッション状態を共有できますが、効率的でスケーラブルな方法ではありません。 WebSphere eXtreme Scale は、状態の複製に使用できるハイパフォーマンスな分散パーシスタンス層を提供しますが、WebSphere Application Server の外部にあるアプリケーション・サーバーと容易には統合しません。 この 2 つの製品を統合することで、スケーラブルなセッション管理ソリューションを提供することができます。
WebSphere Real Time (業界最先端のリアルタイム Java 製品) のサポートにより、WebSphere eXtreme Scale は、Extreme Transaction Processing (XTP) アプリケーションが、より安定した予測可能な応答時間を得られるようにします。
一般的によく使われるいくつかのエンタープライズ・モニタリング・ソリューションを使用して、WebSphere eXtreme Scale を モニターすることができます。 パブリックにアクセス可能な管理 Bean を使用して WebSphere eXtreme Scale をモニターする IBM Tivoli Monitoring および Hyperic HQ 用に、プラグイン・エージェントが組み込まれています。 CA Wily Introscope は Java メソッドのインスツルメンテーションを使用して、統計情報を収集します。