ログ分析の実行

任意のコンピューターのログ・ファイルやトレース・ファイルのセットに対して xsLogAnalyzer ツールを実行できます。

始める前に

手順

  1. xsLogAnalyzer ツールを実行します。
    スクリプトは次の場所にあります。
    • スタンドアロン・インストールの場合: wxs_install_root/ObjectGrid/bin
    • WebSphere Application Server と統合されたインストールの場合: was_root/bin
    ヒント: ログ・ファイルが大きい場合、レポートを実行するときに -startTime-endTime、 および -maxRecords パラメーターを使用して、スキャンするログ・エントリーの数を 制限することを検討してください。レポートを実行するときにこれらのパラメーターを 使用すると、レポートが見やすくなるうえ、レポートをより効率的に実行できます。同一セットのログ・ファイルを対象に複数のレポートを実行できます。
    xsLogAnalyzer.sh|bat -logsRoot c:¥myxslogs -outDir c:¥myxslogs¥out
    -startTime 11.09.27_15.10.56.089 -endTime 11.09.27_16.10.56.089 -maxRecords 100
    -logsRoot
    評価するログ・ディレクトリーへの絶対パスを指定します (必須)。
    -outDir
    レポートの出力を書き込む既存のディレクトリーを指定します。値を指定しないと、レポートは xsLogAnalyzer ツールの ルート・ロケーションに書き込まれます。
    -startTime
    ログ内の評価する開始時刻を指定します。日付のフォーマットは、year.month.day_hour.minute.second.millisecondです。
    -endTime
    ログ内の評価する終了時刻を指定します。日付のフォーマットは、year.month.day_hour.minute.second.millisecondです。
    -trace
    トレース・ストリング (ObjectGrid*=all=enabled など) を指定します。
    -maxRecords
    レポート内に生成するレコードの最大数を指定します。 デフォルトは 100 です。値を 50 と指定した場合、指定された期間の 最初の 50 レコードが生成されます。
  2. 生成されたファイルを開きます。 出力ディレクトリーを定義しなかった場合、レポートは report_date_time という フォルダー内に生成されます。レポートのメインページを開くには、index.html ファイルを開きます。
  3. レポートを使用して、ログ・データを分析します。 次のヒントを使用して、レポート表示のパフォーマンスを最大にしてください。
    • ログ・データの照会のパフォーマンスを最大にするには、できるだけ具体的な情報を 使用します。例えば、server_host_name の照会より server の照会のほうが 実行時間が長くなり、返される結果も多くなります。
    • 一部のビューでは、一度に表示されるデータ・ポイントの数が制限されます。ビュー内の現在の データを変更して (開始時刻や終了時刻を変更するなどして)、表示される時間セグメントを調整できます。

次のタスク

xsLogAnalyzer ツールや生成されるレポートのトラブルシューティングの 詳細については、ログ分析のトラブルシューティングを参照してください。