eXtreme Scale 接続ファクトリーを使用するための Eclipse 環境の構成

[Version 8.5 and later] eXtreme Scale リソース・アダプターには、カスタム接続ファクトリーが含まれています。これらのインターフェースを eXtreme Scale Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーションで使用するためには、wxsra.rar ファイルをワークスペースにインポートし、それをアプリケーション・プロジェクトにリンクする必要があります。

始める前に

手順

  1. wxsra.rar ファイルをプロジェクトにインポートします。そのためには、「ファイル」 > 「インポート」を選択します。 「インポート」ウィンドウが表示されます。
  2. 「Java EE」 > 「RAR ファイル」を選択します。 「コネクター・インポート」ウィンドウが表示されます。
  3. コネクター・ファイルを指定するには、「参照」をクリックして、wxsra.rar ファイルを見つけます。 リソース・アダプターをインストールすると、wxsra.rar ファイルがインストールされています。 リソース・アダプター・アーカイブ (RAR) ファイルは次のロケーションにあります。
    • WebSphere® Application Server インストールの場合: wxs_install_root/optionalLibraries/ObjectGrid
    • スタンドアロン・インストールの場合: wxs_install_root/ObjectGrid/lib directory
  4. 新しいコネクター・プロジェクトの名前を「コネクター・プロジェクト」フィールドに作成します。 デフォルト名の wxsra を使用することができます。
  5. Java EE サーバー・ランタイム環境を参照するターゲット・ランタイムを選択します。
  6. オプションで、「プロジェクトを EAR に追加」を選択し、RAR を既存の EAR プロジェクトに組み込みます。

タスクの結果

これで、RAR ファイルが Eclipse ワークスペースにインポートされます。

次のタスク

次のステップを使用して、他の Java EE プロジェクトから RAR プロジェクトを参照することができます。
  1. プロジェクトを右クリックして、「プロパティー」をクリックします。
  2. 「Java ビルド・パス」を選択します。
  3. 「プロジェクト」タブを選択します。
  4. 追加」をクリックします。
  5. wxsra コネクター・プロジェクトを選択して、「OK」をクリックします。
  6. 再び「OK」をクリックして、「プロパティー」ウィンドウを閉じます。

これで、eXtreme Scale リソース・アダプター・クラスがクラスパスに存在するようになりました。Eclipse コンソールを使用して製品ランタイム JAR ファイルをインストールするための詳細は、スタンドアロン開発環境のセットアップを参照してください。