統計の使用可能化

WebSphere® eXtreme Scale は、内部統計モデルを使用して、データの追跡およびフィルター処理を行います。このモデルは、すべてのデータ・ビューで統計のスナップショットを収集するために使用される基礎となる構造です。 統計モジュールから情報を取得するには、いくつかの方法を使用できます。

このタスクについて

統計を使用可能にできるすべてのモジュールのリストについては、StatsSpec クラスを参照してください。

手順

次に、プロパティー・ファイル、xscmd ユーティリティー、または StatsSpec インターフェースを使用して指定することがある statsSpec ストリングの例をいくつか挙げます。

すべてのモジュールのすべての統計を使用可能にします。
all=enabled
すべてのモジュールのすべての統計を使用不可にします。
all=disabled
OGStatsModule 内のすべての統計について、統計を使用可能にします。
og.all=enabled
OGStatsModule 内および MapStatsModule 内のすべての統計について、統計を使用可能にします。
og.all=enabled;map.all=enabled
「マップの使用バイト数」統計についてのみ統計を使用可能にし、それ以外はすべて使用不可にします。
all=disabled;map.usedbytes=enabled