WebSphere® eXtreme
Scale 接続ファクトリーには、アプリケーション間で共有でき、かつアプリケーションの再始動を通じて永続化できる eXtreme Scale クライアント接続が含まれています。
このタスクについて
クライアント接続には、接続状況情報およびライフサイクル管理操作を提供する管理 Bean が含まれています。
手順
クライアント接続を維持します。 XSConnectionFactory 接続ファクトリー・オブジェクトから最初の接続が取得されると、リモート・データ・グリッドへの
eXtreme Scale クライアント接続が確立され、ObjectGridJ2CConnection MBean が作成されます。
クライアント接続は、プロセスが存続する限り維持されます。
クライアント接続を終了するには、次のいずれかのイベントを呼び出します。
- リソース・アダプターを停止する。リソース・アダプターを停止することができます。例えば、リソース・アダプターがアプリケーションに組み込まれ、アプリケーションが停止されたときなどです。
- resetConnection MBean 操作を ObjectGridJ2CConnection MBean で呼び出す。接続がリセットされると、すべての接続が無効にされ、トランザクションが完了し、ObjectGrid クライアント接続が破棄されます。
その後、接続ファクトリーで getConnection メソッドが呼び出されると、新しいクライアント接続が確立されます。
WebSphere Application Server は、J2C 接続の管理、接続プールのモニター、およびパフォーマンスのための追加の管理 Bean も提供します。