時間ベース・データベース更新は、ローカルまたは分散 eXtreme Scale 構成の場合、XML を使用して構成することができます。ローカル構成はプログラムでも構成できます。
次に示すのは、timeBasedDBUpdate 構成を含む objectgrid.xml ファイルの例です。
JPA 時間ベース・アップデーター - XML の例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<objectGridConfig xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://ibm.com/ws/objectgrid/config ../objectGrid.xsd"
xmlns="http://ibm.com/ws/objectgrid/config">
<objectGrids>
<objectGrid name="changeOG"
entityMetadataXMLFile="userEMD.xml">
<backingMap name="user" >
<timeBasedDBUpdate timestampField="rowChgTs"
persistenceUnitName="userderby"
entityClass="com.test.UserClass"
mode="INVALIDATE_ONLY"
/>
</backingMap>
</objectGrid>
</objectGrids>
<backingMapPluginCollections>
</objectGridConfig>
この例では、マップ "user" が、時間ベース・データベース更新で構成されています。データベースの更新モードは、INVALIDATE_ONLY、タイム・スタンプ・フィールドは、rowChgTs です。
分散 ObjectGrid "changeOG" が、コンテナー・サーバーで開始されると、時間ベース・データベース更新スレッドが、区画 0 で自動的に始動されます。
ローカル ObjectGrid を作成する場合、TimeBasedDBUpdateConfig オブジェクトを作成し、これを BackingMap インスタンスに設定することもできます。
public void setTimeBasedDBUpdateConfig(TimeBasedDBUpdateConfig dbUpdateConfig);
BackingMap インスタンスへのオブジェクトの設定に関して詳しくは、
BackingMap インターフェースを参照してください。また、com.ibm.websphere.objectgrid.jpa.dbupdate.annotation.Timestamp アノテーションを使用して、 エンティティー・クラスのタイム・スタンプ・フィールドにアノテーションを付けることができます。 このクラスの値を構成すれば、XML 構成の timestampField を構成する必要はありません。