カタログ・サーバーには、2 つの異なるレベルのセキュリティー情報が含まれます。カタログ・サービスとコンテナー・サーバーも含めた、すべての WebSphere® eXtreme Scale サーバーに共通するセキュリティー・プロパティーと、カタログ・サーバーに固有のセキュリティー・プロパティーです。
セキュリティー XML 記述子ファイルを構成するには、Java 仮想マシン (JVM) 引数の中に -Dobjectgrid.cluster.security.xml.url プロパティーを作成します。 このプロパティーに指定するファイル名は、file:///samples_home/security/securityWAS2.xml のような URL 形式です。
<securityConfig xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://ibm.com/ws/objectgrid/config/security ../objectGridSecurity.xsd"
xmlns="http://ibm.com/ws/objectgrid/config/security">
<security securityEnabled="true">
<authenticator
className="com.ibm.websphere.objectgrid.security.plugins.builtins.WSTokenAuthenticator">
</authenticator>
</security>
</securityConfig>
次のプロパティーが securityWAS2.xml ファイルの中で定義されます。デプロイメント・マネージャー・サーバーにサーバー・プロパティー・ファイルを設定します。 このチュートリアルのトポロジーとは異なるトポロジーを使用している場合は、コンテナー・サーバーをホストするために使用しているすべてのアプリケーション・サーバー上にサーバー・プロパティー・ファイルを設定します。
securityWAS2.xml ファイルと catServer2.props ファイルをデプロイメント・マネージャーに関連付けることにより、カタログ・サーバー・セキュリティーを構成しました。デプロイメント・マネージャーは、WebSphere Application Server 構成の中のカタログ・サーバー・プロセスをホストします。