ObjectGridPlugin は、オプションの ミックスイン・インターフェースであり、これを使用して、その他のすべての ObjectGrid プラグインに 拡張ライフサイクル管理イベントを提供できます。
ObjectGridPlugin を実装する ObjectGrid プラグインは、 リソースのセットアップまたは削除に使用できるライフサイクル・イベントの拡張セットを受け取り、 リソースの管理を強化できます。区画化されたデータ・グリッドのコンテナーの場合、コンテナーによって 管理される区画ごとに 1 つの ObjectGrid インスタンス (プラグイン所有者) が存在します。個々の 区画が削除されるときは、その ObjectGrid インスタンスが使用しているリソースも 同様に削除されなければなりません。したがって、あるリソースを所有する区画を 削除するときは、そのリソース (開いている構成ファイル、プラグインが管理する実行中のスレッドなど) を 閉じたり、終了したりする必要がある可能性があります。
ObjectGridPlugin インターフェースは、プラグインの 状態を設定または変更するメソッドや、プラグインの現在の状態をイントロスペクトする メソッドを提供します。すべてのメソッドは正しく実装される必要があり、WebSphere® eXtreme Scale ランタイム環境は、特定の 状況においてメソッドの振る舞いを検査します。例えば、initialize() メソッドを呼び出した後、eXtreme Scale ランタイム環境は isInitialized() メソッドを呼び出して、メソッドが該当の初期化を正常に 完了したか確認します。