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レッスン 3.1: クライアントを実行しサンプルをビルドする Eclipse のセットアップ

このレッスンを実行して、クライアントの実行とサンプル・プラグインの ビルドに使用する Eclipse プロジェクトをインポートします。

サンプルには、グリッドに接続し、そのデータを挿入したり取得したりする Java SE クライアント・プログラムが 含まれています。また、OSGi バンドルのビルドと再デプロイに使用できるプロジェクトも 含まれています。

提供されるプロジェクトは、Eclipse 3.x 以上でテスト済みであり、 標準の Java 開発プロジェクト・パースペクティブのみを必要とします。次のステップを実行して、WebSphere® eXtreme Scale 開発環境をセットアップします。

  1. Eclipse を新規ワークスペースまたは既存のワークスペースに開きます。
  2. 「ファイル」メニューの「インポート」を選択します。
  3. 「General」フォルダーを展開します。「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択し、 「次へ」をクリックします。
  4. ルート・ディレクトリーの選択」フィールドで、wxs_sample_osgi_root ディレクトリーと入力するか、参照して指定します。「終了」をクリックします。 ワークスペースに新規プロジェクトがいくつか 表示されます。2 つのユーザー・ライブラリーを定義することによってビルド・エラーは修正されます。 次のステップを実行して、ユーザー・ライブラリーを定義します。
  5. 「ウィンドウ」メニューから「設定」を選択します。
  6. 「Java」 > 「ビルド・パス」ブランチを展開し、「ユーザー・ライブラリー」を選択します。
  7. eXtreme Scale ユーザー・ライブラリーを定義します。
    1. 「新規」をクリックします。
    2. ユーザー・ライブラリー名」フィールドに「eXtremeScale」と入力し、「OK」をクリックします。
    3. 新規ユーザー・ライブラリーを選択し、「JAR の追加」をクリックします。
      1. wxs_install_root/lib ディレクトリーを参照し、objectgrid.jar ファイルを選択します。 「OK」をクリックします。
      2. ObjectGrid API の API 資料を組み込むには、前のステップで追加した objectgrid.jar ファイルの API 資料のロケーションを選択します。「編集」をクリックします。
      3. API 資料のロケーション・パス・ボックスで、ディレクトリー wxs_install_root/docs/javadoc.zip に 含まれている Javadoc.zip ファイルを選択します。
  8. Google Protocol Buffers ユーザー・ライブラリーを定義します。
    1. 「新規」をクリックします。
    2. 「ユーザー・ライブラリー名」フィールドに com.google.protobuf と入力し、「OK」をクリックします。
    3. 新規ユーザー・ライブラリーを選択し、「JAR の追加」をクリックします。
      1. wxs_sample_osgi_root/lib ディレクトリーから、com.google.protobuf_2.4.0.a.jar ファイルを参照して選択します。 「OK」をクリックします。

レッスンのチェックポイント

このレッスンでは、サンプル Eclipse プロジェクトをインポートし、ビルド・エラーを修正するユーザー・ライブラリーを定義しました。

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