WebSphere® eXtreme Scale REST データ・サービスは、Microsoft WCF Data Services (正式には ADO.NET Data Services) と互換性があり、Open Data Protocol (OData) を実装する Java HTTP サービスです。Microsoft WCF Data Services は、Visual Studio 2008 SP1 および .NET Framework 3.5 SP1 を使用する場合、この仕様と互換性があります。
REST データ・サービスは、HTTP クライアントをデータ・グリッドにアクセスできるようにします。REST データ・サービスは、Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 で提供される WCF Data Services サポートと互換性があります。Microsoft Visual Studio 2008 SP1 で提供されるリッチ・ツールを使用して RESTful アプリケーションを開発することができます。 この図では、WCF Data Services がクライアントおよびデータベースとどのように対話をするのかについて、概要が示されています。
WebSphere eXtreme Scale には Java クライアント用の機能の豊富な API セットが含まれています。 次の図で示されているように、REST データ・サービスは HTTP クライアントと WebSphere eXtreme Scale データ・グリッドの間のゲートウェイで、WebSphere eXtreme Scale クライアントを介してグリッドと通信します。REST データ・サービスは Java サーブレットで、これにより、WebSphere Application Server などの共通 Java Platform, Enterprise Edition (JEE) プラットフォームに対する柔軟なデプロイメントが可能です。REST データ・サービスは、WebSphere eXtreme Scale Java API を使用して WebSphere eXtreme Scale データ・グリッドと通信します。WCF Data Services クライアントまたはその他のクライアントが HTTP および XML と通信することができます。
WCF Data Services について詳しくは、REST データ・サービスの構成 を参照するか、以下のリンクを使用してください。