Java SE の考慮事項

WebSphere® eXtreme ScaleJava SE 5、Java SE 6、または Java SE 7 を必要とします。一般に、Java SE は、バージョンが新しい方が機能性もパフォーマンスも優れています。

サポートされるバージョン

WebSphere eXtreme ScaleJava SE 5、Java SE 6、および Java SE 7 と一緒に使用することができます。使用するバージョンは、Java ランタイム環境 (JRE) ベンダーによって現在サポートされているものでなければなりません。

IBM Runtime Environment, Java Technology Edition バージョン 5、バージョン 6、およびバージョン 7 は、製品と一緒に広く使用するためにサポートされています。 バージョン 6 サービス・リリース 9 フィックスパック 2 は完全にサポートされる JRE です。この JRE は、スタンドアロン WebSphere eXtreme Scale および WebSphere eXtreme Scale クライアント インストールの一部として wxs_install_root/java ディレクトリーにインストールされるもので、クライアントとサーバーの両方で使用することができます。 WebSphere Application Server 内に WebSphere eXtreme Scale をインストールする場合は、WebSphere Application Server インストールに含まれている JRE を使用できます。Web コンソールの場合は、IBM Runtime Environment, Java Technology Edition バージョン 6 サービス・リリース 7 およびそれ以降のサービス・リリースのみを使用する必要があります。

WebSphere eXtreme Scale は、Java Development Kit (JDK) バージョン 5、バージョン 6、およびバージョン 7 の機能を、これが使用可能になったときに使用します。 一般に、Java Development Kit (JDK) および Java SE は、バージョンが新しい方がパフォーマンスおよび機能が優れています。

詳しくは、サポートされるソフトウェアを参照してください。

Java に依存している WebSphere eXtreme Scale フィーチャー

表 1. Java SE 5、Java SE 6、および Java SE 7 を必要とするフィーチャー.

WebSphere eXtreme Scale は、Java SE 5 または Java SE 6 で導入された機能を使用して、以下の製品フィーチャーを提供します。

フィーチャー Java SE 5 以降のサービス・リリースでサポートされる Java SE バージョン 6、バージョン 7 以降のサービス・リリースでサポートされる
EntityManager API アノテーション (オプション: XML ファイルも使用できます) X X
Java Persistence API (JPA): JPA ローダー、JPA クライアント・ローダー、および JPA 時間ベース・アップデーター X X
メモリー・ベース除去 (MemoryPoolMXBean を使用) X X
インスツルメンテーション・エージェント:
  • wxssizeagent.jar: 使用されるバイト・マップ・メトリックの精度を上げます。
  • ogagent.jar: フィールド・アクセス・エンティティーのパフォーマンスを向上させます。
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モニター用 Web コンソール   X