xscmd ユーティリティーによるゾーン情報の表示

xscmd サンプル・ユーティリティーを使用して、断片配置データも含めた現在のゾーン・デプロイメントについての情報を表示できます。

始める前に

このタスクについて

製品に付属する xscmd ユーティリティーを使用して、ゾーン設定に関連する構成についての情報を判別できます。

手順

xscmd ユーティリティーを使用して、データの断片についての情報を判別します。 以下のコマンドを実行します。
xscmd -c showPlacement -z zone_name

開始用 (getting started) サンプル wxs_install_root/ObjectGrid/gettingstarted を使用して、さらに単純なシナリオを実行することもできます。 詳しくは、チュートリアル: WebSphere eXtreme Scale 入門を参照してください。
  1. カタログ・サーバーを始動します。
    runcat.bat
  2. 例えば次のようなコマンドを使用して、必要なレプリカの数、ゾーン・ルール、コンテナー、その他の設定を決定します。startOgServer.bat serverA0 -objectgridFile xml¥objectgrid.xml -deploymentPolicyFile xml¥deployment.xml -zone zoneA
  3. データ・グリッド内の障害をシミュレートするために、コンテナー・プロセスを停止できます。stopOgServer.bat serverA0,serverA1,serverB0 -catalogServiceEndPoints localhost:2809
    区画の最後の断片を含むサーバーが停止した場合、eXtreme Scale は、新しいプライマリー断片を割り振ります。 データ損失を確認することができます。
    • runclient スクリプトは、データ・グリッドに項目を挿入したり、データ・グリッドから項目を読み取ったりします。
    • xscmd -c showMapSizes コマンドは、データ・グリッド内の項目数を示します。
  4. 次のコマンドを使用して、アクティブなコンテナー・サーバーを表示します。
    xscmd -c showPlacement -z zone_name