データの収集、症状の分析、製品情報の入手に IBM® Support Assistant を使用することができます。
IBM Support Assistant Lite を使用することで、適切な信頼性、可用性、保守性のトレース・レベルを設定して (トレース・レベルはツールにより自動的に設定されます) 問題を再現するのにかかる時間を短縮し、問題判別を合理化できます。さらに支援が必要であれば、IBM Support Assistant Lite は適切なログ情報を IBM サポートに送信するために必要な労力も削減します。
IBM Support Assistant Lite は、WebSphere eXtreme Scale バージョン 7.1.0 の各インストール済み環境に組み込まれています。
IBM® Support Assistant (ISA) を使用すると、製品、教育、およびサポートのリソースに素早くアクセスすることができます。これにより、IBM ソフトウェア製品に関し、IBM サポートに問い合わせをする必要なく、自力で質問に回答し、問題を解決することが容易になります。さまざまな製品固有のプラグインにより、インストール済みの特定の製品に合わせて IBM Support Assistant をカスタマイズすることができます。また、IBM Support Assistant は、IBM サポートが特定の問題の原因を判別するのに役立つシステム・データ、ログ・ファイルなどの情報を収集することもできます。
IBM Support Assistant はご使用のワークステーションにインストールするユーティリティーで、WebSphere eXtreme Scale サーバー・システム自体に直接インストールするものではありません。Support Assistant のメモリーおよびリソース要件は、WebSphere eXtreme Scale サーバー・システムのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。組み込まれたポータブル診断コンポーネントは、サーバーの通常の運用に対する影響を最小限に抑えるように設計されています。
そして最後に、組み込まれたアップデーター機能を使用して、追加のソフトウェア製品や機能が使用可能になったときにそれらに対するサポートを取得することができます。IBM Support Assistant を WebSphere eXtreme Scale と併用するようにセットアップするには、まず IBM Support Assistant をインストールします。このときインストールには、IBM サポートの「概要」Web ページ (http://www-947.ibm.com/support/entry/portal/Overview/Software/Other_Software/IBM_Support_Assistant)からダウンロードしたイメージで提供されるファイルを使用します。 次に、IBM Support Assistant を使用して、製品のアップデートを探し、あればインストールします。また、ご使用の環境にある他の IBM ソフトウェア用のプラグインが使用可能であれば、インストールすることもできます。IBM Support Assistant のさらに詳しい情報と最新バージョンが、IBM Support Assistant の Web ページで入手できます。(http://www.ibm.com/software/support/isa/)