他の製品とのインターオペラビリティー

WebSphere® eXtreme Scale を他のサーバー 製品 (WebSphere Application ServerWebSphere Application Server Community Edition など) と統合することができます。

WebSphere Application Server

WebSphere Application ServerWebSphere eXtreme Scale 構成のさまざまな側面に統合できます。 データ・グリッド・アプリケーションをデプロイし、WebSphere Application Server を使用して、コンテナー・サーバーおよびカタログ・サーバーをホストできます。あるいは、スタンドアロンのカタログ・サーバーとコンテナー・サーバーが存在する WebSphere Application Server 環境に WebSphere eXtreme Scale クライアントがインストールされた混合環境を使用することもできます。 WebSphere Application Server セキュリティーを WebSphere eXtreme Scale 環境で使用することもできます。

WebSphere Business Process Management および WebSphere Connectivity 製品

WebSphere Integration Developer、WebSphere Enterprise Service Bus、WebSphere Process Server などの WebSphere Business Process Management および WebSphere Connectivity 製品は、CICS、Web サービス、データベース、または JMS トピックおよびキューといったバックエンド・システムを統合します。 構成に WebSphere eXtreme Scale を追加して、これらのバックエンド・システムの出力をキャッシュすることで、構成の全体的パフォーマンスを向上させることができます。

WebSphere Commerce

WebSphere Commerce では動的キャッシュの代わりとして WebSphere eXtreme Scale キャッシングを利用できます。 重複する動的キャッシュ・エントリーを除去し、高ストレス状況下でキャッシュの同期を維持するために頻繁に行わなければならない無効化処理を回避することで、パフォーマンス、スケーリング、および高可用性を向上させることができます。

WebSphere Portal

WebSphere Portal の HTTP セッションを WebSphere eXtreme Scale のデータ・グリッドに保持できます。

WebSphere Application Server Community Edition

WebSphere Application Server Community Edition はセッション状態を共有できますが、効率的でスケーラブルな方法ではありません。 WebSphere eXtreme Scale は、状態の複製に使用できるハイパフォーマンスな分散パーシスタンス層を提供しますが、WebSphere Application Server の外部にあるアプリケーション・サーバーと容易には統合しません。 この 2 つの製品を統合することで、スケーラブルなセッション管理ソリューションを提供することができます。

WebSphere Real Time

WebSphere Real Time (業界最先端のリアルタイム Java 製品) のサポートにより、WebSphere eXtreme Scale は、Extreme Transaction Processing (XTP) アプリケーションが、より安定した予測可能な応答時間を得られるようにします。

モニター

一般的によく使われるいくつかのエンタープライズ・モニタリング・ソリューションを使用して、WebSphere eXtreme Scale を モニターすることができます。 パブリックにアクセス可能な管理 Bean を使用して WebSphere eXtreme Scale をモニターする IBM Tivoli Monitoring および Hyperic HQ 用に、プラグイン・エージェントが組み込まれています。 CA Wily Introscope は Java メソッドのインスツルメンテーションを使用して、統計情報を収集します。