トポロジーの計画

WebSphere® eXtreme Scale を使用して、アーキテクチャーは ローカルのメモリー内でのデータ・キャッシング、または分散クライアント/サーバーでのデータ・キャッシングを使用できます。 アーキテクチャーは、データベースとさまざまな関係を持つことができます。複数のデータ・センターに及ぶトポロジーを構成することもできます。

WebSphere eXtreme Scale を作動させるには、 最低限の追加インフラストラクチャーが必要です。インフラストラクチャーは、サーバー上で Java Platform, Enterprise Edition アプリケーションを インストール、開始、および停止するためのスクリプトで構成されます。 キャッシュ・データはコンテナー・サーバー内に保管され、 クライアントはリモート側でサーバーに接続します。

メモリー内の環境

メモリー内のローカル環境にデプロイすると、WebSphere eXtreme Scale は、単一 Java 仮想マシン内で稼働するため、複製されません。ローカル環境を構成するには、ObjectGrid XML ファイルまたは ObjectGrid API を使用できます。

分散環境

分散環境にデプロイすると、WebSphere eXtreme ScaleJava 仮想マシンのセット内で稼働し、パフォーマンス、可用性、およびスケーラビリティーが向上します。この構成では、データのレプリカ生成および区画化の使用が可能です。また、既存の eXtreme Scale サーバーを再始動せずに、 別のサーバーを追加することもできます。 ローカル環境の場合と同じように、 分散環境でも ObjectGrid XML ファイル、 または同等のプログラマチック構成が必要です。構成詳細を持つデプロイメント・ポリシー XML ファイルも提供する必要があります。

単純なデプロイメントを作成することも、数千ものサーバーが必要になる大規模なテラバイト・サイズのデプロイメントを作成することもできます。