REST ゲートウェイを使用したデータ・グリッド・アプリケーションの開発

Representational State Transfer (REST) ゲートウェイを使用して、集合がホスティングする 単純データ・グリッドにアクセスできます。 この REST ゲートウェイは、非 Java 環境からデータ・グリッドにアクセスする 必要があるときに便利です。

始める前に

このタスクについて

REST ゲートウェイを使用して、DataPower XI50 アプライアンスや .NET アプリケーションなどの非 Java 環境から単純データ・グリッドのデータに アクセスします。REST ゲートウェイを使用すると、Java ベースの ObjectMap API が 使用する IBM® オブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) を ホスティングできない Java 仮想マシンからマップ・データに アクセスすることもできます。

トランザクション

WebSphere DataPower XC10 アプライアンスに 対する各 REST 操作により、データ・グリッドへの独立したトランザクションが開始して 終わります。複数の操作をチェーニングして、単一トランザクションに まとめることはできません。

ロード・バランシング

REST ゲートウェイを使用するときは、クライアントの 責任において、WebSphere DataPower XC10 アプライアンス集合への要求のロード・バランスを取る必要があります。クライアント・プログラムでは、外部ロード・バランサーを使用するか、 使用する HTTP クライアントにロジックを追加できます。

セキュリティー

REST ゲートウェイを介した通信では、データ・グリッドでセキュリティーを有効にしていなくても、常にセキュアな構成が実現します。データ・グリッドへのアクセスに使用するユーザー・グループを構成し、このグループにデータ・グリッドへの all アクセス権限を割り当ててください。

WebSphere eXtreme Scale REST データ・サービスへの関係

REST ゲートウェイは、Microsoft ADO.NET データ・サービス・インターフェースを実装する WebSphere eXtreme Scale REST データ・サービスとは 別個のエンティティーです。