WebSphere® DataPower® XC10 アプライアンス バージョン 2.0 では、アプライアンス・ハードウェアが拡張され、データ・グリッドに容量限度を定義できるようになりました。また、SNMP サポートおよび
WebSphere Portal との統合が導入されました。
マルチマスター・レプリカ生成のサポート
信頼できないネットワークへの接続を持つアプライアンス間で、データ・グリッドのデータを複製する必要が生じた場合、マルチマスター・レプリカ生成の使用を検討してください。
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xscmd ユーティリティー
xscmd ユーティリティーは、
xsadmin ユーティリティーの新しくサポートされたバージョンです。
xsadmin ユーティリティーは、これまでのリリースで、サポートされないサンプルとして含まれていました。
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ログ分析レポートを生成するためのツール
新しい
xsloganalyzer ツールを使用すると、ログ・ファイルからレポートを生成できます。生成されたレポートは、使用している環境のパフォーマンスの分析や問題のトラブルシューティングに役立ちます。
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HTTP コマンド・インターフェース
HTTP コマンド・インターフェースはアプライアンスの新しいユーティリティーです。このユーティリティーを使用して、アプライアンスでの操作の実行、アプライアンス設定の構成、およびデータ・グリッド、集合、ゾーンの管理を行えます。このユーティリティーは、結合してスクリプト化された操作にできる HTTP POST JSON ステートメントを使用して操作を実行します。
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IPv6 のサポート
この製品バージョンでは、Internet Protocol の次の進化版であり IPv4 Standard より新しい Internet Protocol Version 6 (IPv6) のサポートが導入されています。
IPv6 の重要な機能拡張は、IP アドレス・スペースが 32 ビットから
128 ビットに拡張され、事実上無制限の IP アドレスが可能になったことです。
LRU (最長未使用時間) ポリシーのサポート
単純グリッドに最大容量を設定する際、単純グリッドに LRU ポリシーを指定することができます。
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除去ポリシーのサポート
デフォルトでは、WebSphere DataPower XC10 アプライアンス で単純グリッドを作成する際、デフォルト・マップと一連の動的マップが作成されます。デフォルトで、提供されたテンプレートのいずれかを使用して動的マップを作成する際、存続時間 (TTL) 除去ポリシーが必要です。作成時間、最終更新時間、最終アクセス時間のいずれかの除去ポリシーを選択できます。単純グリッドで動的マップとデフォルト・マップの両方に除去ポリシーが設定されるように、この振る舞いを変更することができるようになりました。
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etc/hosts ファイルの編集
WebSphere DataPower XC10 アプライアンス インターフェースから etc/hosts ファイルを編集し、IP アドレスとホスト名を関連付けることができます。
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モニター用 CSV ファイル
モニター・データは自動的に CSV ファイルに書き込まれます。これらの CSV ファイルには、サーバー、マップ、またはデータ・グリッドに関する情報を含めることができます。
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WebSphere Application Server バージョン 8 フィックスパック 1 の耐障害性サポート
WebSphere DataPower XC10 アプライアンス および
WebSphere eXtreme
Scale クライアント では、
WebSphere Application Server バージョン 8 フィックスパック 1 の耐障害性サポートが提供されています。
動的マップ
ご使用のクライアント・アプリケーションを特定の名前の付いたマップに接続させることで、データ・グリッド内に追加のマップを作成できます。
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アプライアンス・ハードウェアの機能拡張
アプライアンス Type
7199-92x はバージョン 2.0 で導入された新しいアプライアンスであり、より高速なプロセッサーを搭載し、ネットワーク・ポート数とキャッシュ容量が増えました。
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データ・グリッドの容量限度
集合内の各データ・グリッドの最大容量を定義できます。最大容量を構成すると、特定のデータ・グリッドで使用可能なデータ・ストレージの容量が制限されます。この容量限度により、確実に、集合の使用可能なストレージ容量が予測可能な形で使用されるようになります。
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Simple Network Monitoring Protocol (SNMP) サポート
SNMP サポートにより、
WebSphere DataPower XC10 アプライアンス の状況を、データ・センターのより大きなシステム・グループの一部としてモニターできます。SNMP モニターは、システム問題を素早く通知し、それらに迅速に応答する機能を強化します。
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WebSphere Portal との統合
WebSphere Portal の HTTP セッションをアプライアンスのデータ・グリッドに保持できます。
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物理データ・ストレージが容量の上限に達すると、データ・グリッドの挿入は拒否されます
搭載された 240 GB のキャッシュが満杯にになると、物理データ・ストレージは最大容量に達します。データ・グリッドにおける挿入や操作はすべて拒否されますが、読み取りと削除の操作は引き続き行えます。物理データ・ストレージが容量の上限に達しないようにするために、集合内のデータ・グリッドで容量の限度を設定することができます。
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ファームウェア・パフォーマンスの向上
バージョン 2.0 のファームウェアには、タイプ 9235-92X およびタイプ 7199-92X の両方のアプライアンスに適用されるスループット・パフォーマンスの向上が含まれています。パフォーマンスは作業負荷と環境に応じて変化します。
WebSphere Commerce
との統合
WebSphere
Commerce バージョン 7.0.0.1 は、
WebSphere eXtreme
Scale クライアント バージョン 7.1 の使用をサポートするようになりました。
WebSphere DataPower XC10 アプライアンス を使用して、WebSphere Commerce の動的キャッシュ・データをキャッシュに入れることができます。
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