WebSphere® DataPower® XC10 アプライアンス に関連付けられたログ・ファイルは、アプライアンスに保管されます。
表示可能なログは、ユーザー・インターフェースを使用してアプライアンスから直接表示するか、または検討するために
ローカル・ファイル・システムへダウンロードすることができます。
始める前に
以下の手順を実行するには、アプライアンス管理権限が割り当てられている必要があります。
このタスクについて
ログ・データは、アプライアンス上に直接保管されます。
trace.zip ファイルを IBM® のサポート・チームに提供できます。
手順
- にナビゲートし、「ロギング」を展開します。 ログ・データはアプライアンスに保管されます。
「ロギング」セクションを展開すると、ログ・ビューアーを使用して使用可能なログに
アクセスでき、また使用可能なログをご使用のファイル・システムにダウンロードして、さらに
検討することもできます。
- エラー・ログを表示するには、「現行エラー・ファイルの表示」をクリックします。トレース・ログを
表示するには、「現行トレース・ファイルの表示」 をクリックします。 ログ・ビューアー用に新しい Web ブラウザー・ウィンドウが開きます。
ログ・ビューアーは、選択したログの末尾 10 行を表示するために使用されます。
新しいログ項目が発生すると、ログ・ビューアーに付加されます。
ログ・ビューアーには、ログ・ビューアーの動作を制御するいくつかのアクションがあります。
- 新しいログ項目の付加を停止するには、「一時停止」をクリックします。 このアクションは、ログ・ビューアーが新しい項目を受け入れている場合にのみ使用できます。
- 新しい項目を付加できるようにするには、「再始動」をクリックします。 このアクションは、ログ・ビューアーが新しい項目を受け入れていない場合にのみ使用できます。
- ログ・ビューアーからすべてのデータをクリアするには、「クリア」をクリックします。 このアクションは、ログ・ビューアーが新しい項目を受け入れているかどうかにかかわらず
使用できます。
- 使用可能なすべてのログをファイル・システムに保存するには、
「ログ・ファイルのダウンロード」をクリックします。 既に発生したイベントに関する情報を表示する必要がある場合は、このリンクを使用して
ください。
圧縮ファイルを開くことができ、またそれをファイル・システムに保存できるウィンドウが表示されます。
trace.zip ファイルには、サポート・チームに提供するログ・ファイルがすべて含まれています。
- 「トレース・レベルの構成」セクションで、トレース・レベルの表示または変更を行うことができます。 「管理コンソール」または「データ・グリッド」のトレース・レベルが編集できます。
管理コンソールの場合、デフォルト・ロガーの出力を以下のトレース・レベルのいずれか 1 つに変更できます。
- OFF
- SEVERE
- WARNING
- INFO
- FINE
- トレース・ストリングを追加します。 「トレース設定の追加」をクリックし、有効なトレース・ストリングを入力します。新規トレース・ストリングのトレース・レベルは、デフォルトで INFO に設定されます。
- トレース・ストリングを除去します。 トレース・ストリングを除去するには、そのトレース・ストリングの横にある「除去」アイコン
(
) をクリックします。
- トレース・レベルを変更します。 トレース・レベルをクリックして、ドロップダウン・メニューで新しいトレース・レベルを選択します。指定したトレース・ストリングの新しいトレース・レベルをコミットするには、「保存」を
クリックします。
タスクの結果
上記の手順を正常に終えると、使用可能なログ・データの検討はすべて完了します。