![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
![[IBM i]](../images/iseries.gif)
Web サーバーのトポロジー・ダイアグラムおよびロードマップの選択
Web サーバー・プラグインをインストールして構成すると、アプリケーション・サーバーが Web サーバーと通信できるようになります。
始める前に
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
このタスクについて
- Web サーバー・マシン上の Web サーバー構成ファイルが、バイナリー・プラグイン・モジュール、およびバイナリー・モジュールの XML 構成ファイルを指すように構成します。
- バイナリー・モジュールの一時 XML 構成ファイル (plugin-cfg.xml) をリモート・シナリオの Web サーバー・マシン上にインストールします。
- アプリケーション・サーバー・マシン上で、Web サーバー定義の構成を作成します。Web サーバー・プラグイン構成ツールは、シナリオに応じて Web サーバー定義の作成を処理します。スタンドアロン・アプリケーション・サーバー環境用の Web サーバー・プラグインのインストール
- 推奨されるリモート・スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・インストール :
アプリケーション・サーバー・マシン上で実行する構成スクリプトを作成します。 Web サーバーをインストールして、そのプラグインをアプリケーション・サーバーと異なるマシンに構成します。この構成は、実稼働環境で推奨されます。
- ローカル・スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・インストール :
ローカル・アプリケーション・サーバー・マシン上にデフォルト・プロファイル構成し、そのプロファイル用の Web サーバー定義を直接作成します。Web サーバーをインストールして、そのプラグインをアプリケーション・サーバーと同じマシンに構成します。この構成は、開発およびテスト環境用です。
分散環境用の Web サーバー・プラグインのインストール (セル)- 推奨されるリモート分散インストール:
アプリケーション・サーバー・マシン上で実行する構成スクリプトを作成します。 Web サーバーをインストールして、そのプラグインをデプロイメント・マネージャーまたは管理対象ノードとは別のマシンに構成します。この構成は、実稼働環境で推奨されます。
- ローカル分散インストール :
デプロイメント・マネージャーの稼働中にユーザーが実行する構成スクリプトを作成します。 Web サーバーをインストールして、そのプラグインをデプロイメント・マネージャーまたは管理対象ノードと同じマシンに構成します。この構成は、開発およびテスト環境用です。
- 推奨されるリモート・スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・インストール :
手順
- リモートの Web サーバー・インストールを、スタンドアロン・ノード用にセットアップします。
リモート Web サーバー構成は、実稼働環境用として推奨されています。
リモート・インストールでは、アプリケーション・サーバーが別個のマシン上にある場合に、Web サーバー・マシン上に Web サーバー・プラグインをインストールします。以下の図を参照してください。
リモート・インストール・シナリオ
表 1. インストールおよび構成. リモート・インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A Installation Manager をインストールします。 2 A Installation Manager を使用して、WebSphere® Application Server 製品をインストールします。 3 A スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。 4 B Installation Manager をインストールします。 5 B Installation Manager を使用して、以下をインストールします。 - Web Server Plug-ins for WebSphere Application Server
WebSphere Customization Toolbox
6 B Installation Manager を使用して、IBM® HTTP Server または別のサポートされる Web サーバーをインストールします。 7 B WebSphere Customization Toolbox を開き、Web サーバー・プラグイン構成ツールを起動して、Web サーバー・プラグインを構成します。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。
8 B configureweb_server_name スクリプトをコピーしてマシン A に貼り付けます。 一方のマシンが AIX® または Linux などのオペレーティング・システムで稼働しており、他方のマシンが Windows で稼働している場合、このスクリプトを plugins_root/bin/crossPlatformScripts ディレクトリーからコピーしてください。
9 A マシン B から configureweb_server_name スクリプトをマシン A の app_server_root/bin ディレクトリーに貼り付けます。 10 A アプリケーション・サーバーを始動します。 11 A コマンド行からスクリプトを実行します。 12 A アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認します。管理コンソールを開き、変更済みの構成を保存します。 13 A アプリケーション・サーバーで、Web サーバー・プラグインと内部 HTTP トランスポートとの間のセキュア接続を作成します。 セキュア接続の作成に関する詳しい手順については、Secure Sockets Layer 用の Web サーバー・プラグインの構成に関する項目を参照してください。トラブルの回避 (Avoid trouble): このステップは、Web サーバーが正しく動作するために必要です。gotcha
14 B Web サーバーを始動します。 15 B スヌープ・サーブレットを実行します。 ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_B:http_transport_port/Snoop
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。
表 2. インストールおよび構成. リモート・インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A WebSphere Application Server 製品をインストールします。 2 A アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。 3 B IBM i 上で IBM HTTP Server を実行する予定の場合、IBM HTTP Server は、製品 5761-DG1 または 5770-DG1 として既にインストールされています。IBM i 上で Domino® Web サーバーを使用することもできます。インストール手順については、Domino の資料を参照してください。 どちらのシナリオの場合も、WebSphere Application Server 製品の Web サーバー・プラグイン・コンポーネントをインストールする必要があります。
4 B manageprofiles Qshell コマンドを実行して、http プロファイルを作成します。 例えば、以下のコマンドを Qshell から実行します。app_server_root/bin/manageprofiles -create -profileName myHttpProfile -templatePath http
myHttpProfile 変数は、プロファイルの名前です。
5 B http プロファイル myHttpProfile を使用して、IBM HTTP Server を構成します。
Web サーバーの名前が MyWebServer である場合、configureIHS_MyWebServer という名前の IBM i qshell スクリプトが、マシン B の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_myWebServer ディレクトリーに作成されます。WebSphere Application Server のデフォルト・インストールの場合、プロファイル myHttpProfile の myHttpProfile_profile_root は、/QIBM/UserData/ WebSphere/AppServer/V61/Base/profiles/myHttpProfile になります。
注: この例では、これ以降、webServerName は IHS_myWebServer を参照します。 以下にリストされている Lotus Domino Web サーバーを構成する場合、webServerName は DOMSRV01 を参照します。以下のステップは、Lotus Domino Web サーバーにのみ適用されます。
- http プロファイル myHttpProfile に対して configureOs400WebServerDefinition スクリプトを実行します。例:
configureOs400WebServerDefinition -profileName myHttpProfile -webserver.name DOMSRV01 -webserver.type DOMINO -webserver.port 80
- WRKDOMSVR コマンドを使用して Domino サーバーの notes.ini ファイルを更新し、ディレクティブ WebSphereInit=myHttpProfile_profile_root/config/DOMSRV01/plugin-cfg.xml を挿入します。
- Domino サーバーに接続している Lotus Notes® クライアントから、「internet protocols」タブをクリックし、次に「HTTP」タブをクリックします。DSAPI フィルター名の下に、 /QSYS.LIB/ product_lib.LIB/LIBDOMINO.SRVPGM を追加します。
- 変更を保存します。
6 A configurewebServerName スクリプトを、マシン B からマシン A にコピーします。このスクリプトは、myHttpProfile_profile_root/config/webServerName ディレクトリーにあります。 7 A 前のステップでコピーしたファイルを、マシン A の profile_root/bin ディレクトリーに配置します。ここで、profile_root は、ご使用のアプリケーション・サーバー・プロファイルのあるディレクトリーです。 8 A アプリケーション・サーバーを開始し、前のステップでコピーしたスクリプトを実行します。 例えば、Qshell から以下のコマンドを実行します。app_server_root/bin/startServer -profileName myProfile cd profile_root/bin ./configurewebServerName [wasAdminUserId] [wasAdminPassword]
注: wasAdminUserId および wasAdminPassword はオプションで、myProfile のアプリケーション・サーバーがセキュア・モードで稼働している場合にのみ必要になります。9 A IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認してください。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。 - 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「リモート Web サーバー管理」をクリックします。
- マシン B の認証を受けるために使用されるユーザー ID およびパスワードを入力します。このプロファイルで要求されている権限は、HTTP 管理 GUI にアクセスするために必要な権限と同じです。詳しくは、IBM i Information Center の User profiles and required authorities for HTTP Server を参照してください。
- 構成を保存します。
10 A MyWebServer の Web サーバー・マシン (B) および Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。 11 A アプリケーション・サーバーを停止してから再始動します。 12 A 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。 - webServerName を選択して「プラグインの生成」をクリックし、plugin-cfg.xml ファイルを生成します。
- webServerName を選択して「プラグインの伝搬」をクリックし、plugin-cfg.xml ファイルをマシン B に伝搬します。
13 B IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。 - 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「スタート」をクリックします。
- Work with Domino Servers (WRKDOMSVR) コマンドを実行します。
- Domino サーバーの横のオプション 1 を指定します。
- Enter キーを押します。
14 B スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。 http://host_name_of_machine_B:http_transport_port/Snoop
エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。マシン A に仮想ホストを追加してから、マシン A でアプリケーション・サーバーを再始動します。
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
ただし、サービスが使用不可になっている場合、または強制的に再生成を行う場合は、管理コンソールまたは GenPluginCfg スクリプトを使用してください。管理コンソールでは、以下のステップを実行します。
- 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- plugin-cfg.xml ファイルを再生成する Web サーバーを選択します。
- 「プラグインの生成」をクリックします。
構成中に、一時的な plugin-cfg.xml ファイルがマシン B の plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーにインストールされます。アプリケーション・サーバーから実際の plugin-cfg.xml ファイルを使用するには、次のセクションの説明に従って、plugin-cfg.xml ファイルを伝搬します。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
plugin-cfg.xml ファイルは手動で伝搬することができます。plugin-cfg.xml ファイルの手動伝搬には、DOMINO Web サーバーが必要です。plugin-cfg.xml ファイルを、アプリケーション・サーバー・マシンから、Web サーバー・マシン B の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_MyWebServer ディレクトリーにコピーします。アプリケーション・サーバー・マシン A の profile_root/config/cells/cell_name/nodes/host_name_of_machine_B-node/servers/IHS_myWebServer という名前のディレクトリーに、plugin-cfg.xml ファイルが生成されます。
IBM HTTP Server バージョン 6.0 以降の場合、Web サーバー・プラグイン構成サービスは plugin-cfg.xml ファイルを自動的に伝搬します。他のすべての Web サーバーでは、プラグイン構成ファイルを手動で伝搬します。マシン A の profile_root/ config/cells/cell_name/nodes/web_server_name_node/servers/web_server_name ディレクトリーから plugin-cfg.xml ファイルをコピーします。そのファイルを、マシン B の plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーに貼り付けます。
- ローカルの Web サーバー構成を、
スタンドアロン・ノード用にセットアップします。
ローカル Web サーバー構成は、開発またはテスト環境用として推奨されています。
ローカル・インストールによって、Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、および Application Server も同一マシン上にインストールされます。
ローカル・インストール・シナリオ
表 3. インストールおよび構成. ローカル・インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A Installation Manager をインストールします。 2 A Installation Manager を使用して、以下をインストールします。 - WebSphere Application Server 製品
- Web Server Plug-ins for WebSphere Application Server
- WebSphere Customization Toolbox
3 A Installation Manager を使用して、IBM HTTP Server または別のサポートされる Web サーバーをインストールします。 4 A スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。 5 A WebSphere Customization Toolbox を開きます。その後、Web サーバー・プラグイン構成ツールを起動して、Web サーバー・プラグインを構成し、Web サーバー定義を作成します。 Web サーバー定義は、プラグインの構成中に自動的に作成および構成されます。
6 A アプリケーション・サーバーを始動します。 7 A アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認します。管理コンソールを開き、変更済みの構成を保存します。 8 A アプリケーション・サーバーで、Web サーバー・プラグインと内部 HTTP トランスポートとの間のセキュア接続を作成します。 セキュア接続の作成に関する詳しい手順については、Secure Sockets Layer 用の Web サーバー・プラグインの構成に関する項目を参照してください。トラブルの回避 (Avoid trouble): このステップは、Web サーバーが正しく動作するために必要です。gotcha
9 A Web サーバーを始動します。 10 A スヌープ・サーブレットを実行します。 ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_A:http_transport_port/Snoop
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。
表 4. インストールおよび構成. ローカル・インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A WebSphere Application Server 製品をインストールします。 2 A アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。 3 A IBM HTTP Server は IBM i 上に、製品 5761-DG1 または 5770-DG1 として既にインストールされています。 または、Domino Web サーバーを IBM i 上で実行することもできます。 インストール手順については、Domino の資料を参照してください。 4 A ご使用の WebSphere Application Server プロファイルを使用して、IBM HTTP Server を構成します。 以下のステップは、Lotus Domino Web サーバーにのみ適用されます。これらのステップでは、Web サーバーの名前を MyWebServer とします。- アプリケーション・サーバー・プロファイルに対して configureOs400WebServerDefinition スクリプトを実行します。以下に例を示します。
configureOs400WebServerDefinition -profileName myAppServerProfile -webserver.name DOMSRV01 -webserver.type DOMINO -webserver.port 80
- DOMSRV01 の Web サーバー・マシンおよび Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。
- WRKDOMSVR コマンドを使用して Domino サーバーの notes.ini ファイルを更新し、以下のディレクティブを挿入します。
WebSphereInit=profile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/ servers/DOMSRV01/plugin-cfg.xml
- Domino サーバーに接続している Lotus Notes クライアントから、「Internet protocols」タブをクリックし、次に「HTTP」タブをクリックします。DSAPI フィルター名の下に、 /QSYS.LIB/ product_lib.LIB/LIBDOMINO.SRVPGM を追加します。
- 変更を保存します。
5 A アプリケーション・サーバーを停止して再始動します。 6 A IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、管理コンソール (ISC) を開いて、以下を実行します。 - 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「リモート Web サーバー管理」をクリックします。
- マシン A の認証を受けるために使用されるユーザー ID およびパスワードを入力します。このプロファイルで要求されている権限は、HTTP 管理 GUI にアクセスするために必要な権限と同じです。詳しくは、IBM i Information Center の User profiles and required authorities for HTTP Server を参照してください。
- 変更を保存します。
7 A 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。 - 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、IHS_MyWebServer を選択し、「プラグインの生成」をクリックして、plugin-cfg.xml ファイルを生成します。
- IBM i 上で Domino HTTP Server を使用している場合は、DOMSRV01 を選択して「プラグインの生成」をクリックし、plugin-cfg.xml ファイルを生成します。
8 A IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。 - 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「スタート」をクリックします。
- Work with Domino Servers (WRKDOMSVR) コマンドを実行します。
- Domino サーバーの横のオプション 1 を指定します。
- Enter キーを押します。
9 A スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。 http://host_name_of_machine_A:http_transport_port/Snoop
エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。マシン A に仮想ホストを追加してから、マシン A でアプリケーション・サーバーを再始動します。
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
ただし、サービスが使用不可になっている場合、または強制的に再生成を行う場合は、管理コンソールまたは GenPluginCfg スクリプトを使用してください。管理コンソールでは、以下のステップを実行します。
- 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- plugin-cfg.xml ファイルを再生成する Web サーバーを選択します。
- 「プラグインの生成」をクリック します。
plugin-cfg.xml ファイルが profile_root/config/cells/cell_name/nodes/web_server_name_node/servers/web_server_name ディレクトリーに生成されます。Web サーバー定義が作成されると、生成が発生します。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
ローカル・ファイルには伝搬は必要ありません。
セル内にリモート Web サーバー・インストールをセットアップします。
管理対象ノードにリモート Web サーバー構成をセットアップします。
リモート Web サーバー構成は、実稼働環境用として推奨されています。
リモート分散インストールでは、アプリケーション・サーバーが別個のマシン上にある場合に、Web サーバー・マシン上に Web サーバー・プラグインをインストールします。以下の図を参照してください。
リモート分散インストール・シナリオ
表 5. インストールおよび構成. リモート分散インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A IBM Installation Manager をインストールします。 2 A Installation Manager を使用して、WebSphere Application Server 製品をインストールします。 3 A デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。 4 A 変更された構成ファイルのノード同期を実行できるように、デプロイメント・マネージャーが実行中であることを確認します。 5 B Installation Manager をインストールします。 6 B Installation Manager を使用して、WebSphere Application Server 製品をインストールします。 7 B スタンドアロン・アプリケーション・サーバーを作成します。 8 B デプロイメント・マネージャー・セルにノードを追加して、ノード・エージェント・プロセスを開始します。既存の管理対象ノードでノード・エージェントを開始します。変更された構成ファイルのノード同期を実行できるように、デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントが実行中である必要があります。 9 C Installation Manager をインストールします。 10 C Installation Manager を使用して、以下をインストールします。 - Web Server Plug-ins for WebSphere Application Server
- WebSphere Customization Toolbox
11 C Installation Manager を使用して、IBM HTTP Server または別のサポートされる Web サーバーをインストールします。 12 C WebSphere Customization Toolbox を開き、Web サーバー・プラグイン構成ツールを起動して、Web サーバー・プラグインを構成します。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。
13 C configureweb_server_name スクリプトをコピーしてマシン A に貼り付けます。 一方のマシンが AIX または Linux などのオペレーティング・システムで稼働しており、他方のマシンが Windows で稼働している場合、このスクリプトを plugins_root/bin/crossPlatformScripts ディレクトリーからコピーしてください。
14 A configureweb_server_name スクリプトをマシン C からマシン A の app_server_root/bin ディレクトリーに貼り付けます。 15 A ノード・エージェントおよびデプロイメント・マネージャーがまだ実行されていない場合は、これらを開始し、次にコマンド行からスクリプトを実行します。 セキュリティーを使用可能にした場合、またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更した場合は、スクリプトを編集して、wsadmin コマンドに適切なパラメーターを組み込みます。
16 A および B マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。同期が発生するのを待ち、新規構成を保存します。 17 A アプリケーション・サーバーで、Web サーバー・プラグインと内部 HTTP トランスポートとの間のセキュア接続を作成します。 セキュア接続の作成に関する詳しい手順については、Secure Sockets Layer 用の Web サーバー・プラグインの構成に関する項目を参照してください。トラブルの回避 (Avoid trouble): このステップは、Web サーバーが正しく動作するために必要です。gotcha
18 C Web サーバーを始動します。 19 C スヌープ・サーブレットを実行します。 ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_C:http_transport_port/Snoop
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。
表 6. インストールおよび構成. リモート分散インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 2 A デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したデプロイメント・マネージャー・プロファイルを使用します。 3 A デプロイメント・マネージャーを開始します。Qshell シェルから、次のコマンドを実行します。 app_server_root/bin/startManager -profileName name_of_dmgr_profile
4 B WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 5 B アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したアプリケーション・サーバー・プロファイルを使用します。 6 B ノードを統合します。Qshell シェルから、次のコマンドを実行します。 app_server_root/bin/addNode dmgrHost SOAP_port -profileName appProfile -includeapps
変数の説明:- dmgrHost 変数は、デプロイメント・マネージャー・プロファイルが存在しているマシンのホスト名です。
- SOAP_port 変数は、dmgr プロファイルの SOAP ポートです。デフォルトの SOAP ポートは 8879 です。dmgr プロファイルがどのポートを使用するのかを判別するには、以下のコマンドを実行します。
app_server_root/bin/dspwasinst -profileName name_of_dmgrProfile
- appProfile 変数は、統合しようとしているアプリケーション・サーバー・プロファイルの名前です。
このステップの後で、アプリケーション・モジュールをサーバーにマップします。
7 C IBM HTTP Server は IBM i 上に、製品 5761-DG1 または 5770-DG1 として既にインストールされています。 または、Domino Web サーバーを IBM i 上で実行することもできます。 インストール手順については、Domino の資料を参照してください。 どちらのシナリオの場合も、WebSphere Application Server 製品の Web サーバー・プラグイン・コンポーネントをインストールする必要があります。
8 C manageprofiles Qshell コマンドを実行して、http プロファイルを作成します。 myHttpProfile 変数は、プロファイルの名前です。
9 C http プロファイル myHttpProfile を使用して、IBM HTTP Server を構成します。 ご使用の Web サーバーの名前を MyWebServer とします。configureIHS_MyWebServer という名前の IBM i qshell スクリプトが、マシン C の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_MyWebServer ディレクトリーに作成されます。WebSphere Application Server のデフォルト・インストールでは、プロファイル myHttpProfile の myHttpProfile_profile_root は、/QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V61/Base/profiles/myHttpProfile です。
注: この例では、これ以降、webServerName は IHS_myWebServer を参照します。 以下にリストされている Lotus Domino Web サーバーを構成する場合、webServerName は DOMSRV01 を参照します。以下のステップは、Lotus Domino Web サーバーにのみ適用されます。
- http プロファイル myHttpProfile に対して configureOs400WebServerDefinition スクリプトを実行します。以下に例を示します。
configureOs400WebServerDefinition -profileName myHttpProfile -webserver.name DOMSRV01 -webserver.type DOMINO -webserver.port 80
- WRKDOMSVR コマンドを使用して Domino サーバーの notes.ini ファイルを更新し、ディレクティブ WebSphereInit=myHttpProfile_profile_root/config/DOMSRV01/plugin-cfg.xml を挿入します。
- Domino サーバーに接続している Lotus Notes クライアントから、「Internet protocols」タブをクリックし、次に「HTTP」タブをクリックします。DSAPI フィルター名の下に、 /QSYS.LIB/ product_lib.LIB/LIBDOMINO.SRVPGM を追加します。
- 変更を保存します。
10 C configurewebserverName スクリプトをマシン A にコピーします。このスクリプトは、myHttpProfile_profile_root/config/webServerName ディレクトリーにあります。 11 A 前のステップでコピーしたファイルを、マシン A の profile_root/bin ディレクトリーに配置します。ここで、profile_root は、デプロイメント・マネージャー・プロファイルがあるディレクトリーです。 12 A/B ノード・エージェントおよびデプロイメント・マネージャーがまだ実行されていない場合は、それらを開始し、次に前のステップでコピーしたスクリプトを実行します。例えば、Qshell から以下のコマンドを実行します。 マシン A:app_server_root/bin/startManager -profileName name_of_dmgr_profile cd profile_root/bin ./configurewebServerName [wasAdminUserId] [wasAdminPassword]
注: wasAdminUserId および wasAdminPassword はオプションで、name_of_dmgr_profile のデプロイメント・マネージャーがセキュア・モードで実行している場合にのみ必要になります。マシン B:app_server_root/bin/startNode -profileName appProfile
13 A マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。同期が発生するのを待ち、新規構成を保存します。 14 A IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、デプロイメント・マネージャーが稼働していることを確認してください。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。 - 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「リモート Web サーバー管理」をクリックします。.
- マシン C に対する認証に使用したユーザー ID およびパスワードを入力します。このプロファイルで要求されている権限は、HTTP 管理 GUI へのアクセスに必要な権限と同じです。詳しくは、IBM i Information Center の User profiles and required authorities for HTTP Server を参照してください。
- 構成を保存します。
15 A MyWebServer の Web サーバー・マシン (C) および Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。 16 A 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。 - webServerName を選択して「プラグインの生成」をクリックし、plugin-cfg.xml ファイルを生成します。
- webServerName を選択して「プラグインの伝搬」をクリックし、plugin-cfg.xml ファイルをマシン C に伝搬します。
17 A 統合されたアプリケーション・サーバーを停止してから再始動します。 18 A/C IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。マシン A の管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。 - 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「スタート」をクリックします。
IBM i 上で Domino HTTP Server を使用する場合は、以下のようにマシン C で CL コマンド行から Web サーバーを始動します。- Work with Domino Servers (WRKDOMSVR) コマンドを実行します。
- Domino サーバーの横のオプション 1 を指定します。
- Enter キーを押します。
19 C スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。 http://host_name_of_machine_C:http_transport_port/Snoop
エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
ただし、サービスが使用不可になっている場合、または強制的に再生成を行う場合は、管理コンソールまたは GenPluginCfg スクリプトを使用してください。管理コンソールでは、以下のステップを実行します。
- 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- plugin-cfg.xml ファイルを再生成する Web サーバーを選択します。
- 「プラグインの生成」をクリック します。
構成中に、一時的な plugin-cfg.xml ファイルがマシン B の plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーにインストールされます。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
plugin-cfg.xml ファイルは手動で伝搬することができます。plugin-cfg.xml ファイルの手動伝搬には、DOMINO Web サーバーが必要です。plugin-cfg.xml ファイルを、アプリケーション・サーバー・マシンから、Web サーバー・マシン C の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_MyWebServer ディレクトリーにコピーします。アプリケーション・サーバー・マシン B の profile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/servers/IHS_myWebServer という名前のディレクトリーに、plugin-cfg.xml ファイルが生成されます。
IBM HTTP Server バージョン 6.0 以降の場合、Web サーバー・プラグイン構成サービスは plugin-cfg.xml ファイルを自動的に伝搬します。他のすべての Web サーバーに対しては、マシン A の profile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/servers/web_server_name ディレクトリーから、マシン C の plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーに plugin-cfg.xml ファイルを手動でコピーして、プラグイン構成ファイルを伝搬します。
ローカル分散 Web サーバー構成をセットアップします。
管理対象ノードにローカル Web サーバー構成をセットアップします。
ローカル Web サーバー構成は、開発またはテスト環境用として推奨されています。
ローカル分散インストールによって、Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、および管理対象のアプリケーション・サーバーも、同一マシン上にインストールされます。
ローカル分散インストール・シナリオ
表 7. インストールおよび構成. ローカル分散インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A IBM Installation Manager をインストールします。 2 A Installation Manager を使用して、WebSphere Application Server 製品をインストールします。 3 A デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。 4 A 変更された構成ファイルのノード同期を実行できるように、デプロイメント・マネージャーが実行中であることを確認します。 5 B Installation Manager をインストールします。 6 B Installation Manager を使用して、以下をインストールします。 - WebSphere Application Server 製品
- Web Server Plug-ins for WebSphere Application Server
- WebSphere Customization Toolbox
7 B Installation Manager を使用して、IBM HTTP Server または別のサポートされる Web サーバーをインストールします。 8 B スタンドアロン・アプリケーション・サーバーを作成します。 9 B デプロイメント・マネージャー・セルにノードを追加して、ノード・エージェント・プロセスを開始します。既存の管理対象ノードでノード・エージェントを開始します。変更された構成ファイルのノード同期を実行できるように、デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントが実行中である必要があります。 10 B WebSphere Customization Toolbox を開きます。その後、Web サーバー・プラグイン構成ツールを起動して、Web サーバー・プラグインを構成し、Web サーバー定義を作成します。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。
11 B configureweb_server_name スクリプトをコピーしてマシン A に貼り付けます。 12 A マシン B から configureweb_server_name スクリプトをマシン A の app_server_root/bin ディレクトリーに貼り付けます。 13 A デプロイメント・マネージャーおよびノード・エージェントがマシン A で稼働していることを確認した後、plugins_root/bin ディレクトリーで、コマンド行から configureweb_server_name スクリプトを実行します。 セキュリティーを使用可能にした場合、またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更した場合は、そのスクリプトを編集し、適切なパラメーターを組み込みます。
14 A および B マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。同期が発生するのを待ち、新規構成を保存します。 15 A アプリケーション・サーバーで、Web サーバー・プラグインと内部 HTTP トランスポートとの間のセキュア接続を作成します。 セキュア接続の作成に関する詳しい手順については、Secure Sockets Layer 用の Web サーバー・プラグインの構成に関する項目を参照してください。トラブルの回避 (Avoid trouble): このステップは、Web サーバーが正しく動作するために必要です。gotcha
16 B Web サーバーを始動します。 17 B スヌープ・サーブレットを実行します。 ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_B:http_transport_port/Snoop
表 8. インストールおよび構成. ローカル分散インストール・シナリオ ステップ マシン タスク 1 A WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 2 A デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したデプロイメント・マネージャー・プロファイルを使用します。 3 A デプロイメント・マネージャーを開始します。Qshell シェルから、次のコマンドを実行します。 app_server_root/bin/startManager -profileName name_of_dmgr_profile
または、以下のコマンドを発行します。cd profile_root/bin startManager
4 B WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 5 B アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したアプリケーション・サーバー・プロファイルを使用します。プロファイル名は appProfile とします。 6 B ノードを統合します。Qshell から、以下のコマンドを実行します。 app_server_root/bin/addNode dmgrHost SOAP_port -profileName appProfile -includeapps
変数の説明:- dmgrHost 変数は、デプロイメント・マネージャー・プロファイルが存在しているマシンのホスト名です。
- SOAP_port 変数は、dmgr プロファイルの SOAP ポートです。デフォルトの SOAP ポートは 8879 です。dmgr プロファイルがどのポートを使用するのかを判別するには、以下のコマンドを実行します。
app_server_root/bin/dspwasinst -profileName name_of_dmgrProfile
- appProfile 変数は、統合しようとしているアプリケーション・サーバー・プロファイルの名前です。
このステップの後で、アプリケーション・モジュールをサーバーにマップします。
7 B IBM HTTP Server は IBM i 上に、製品 5761-DG1 または 5770-DG1 として既にインストールされています。 または、Domino Web サーバーを IBM i 上で実行することもできます。 インストール手順については、Domino の資料を参照してください。 8 B ご使用のアプリケーション・サーバー・プロファイル appProfile を使用して、IBM HTTP Server を構成します。 注: この例では、これ以降、webServerName は IHS_MyWebServer を参照します。 以下にリストされている Lotus Domino Web サーバーを構成する場合、webServerName は DOMSRV01 を参照します。この例でも、Web サーバーの名前を MyWebServer とします。
9 A/B (Domino のみ) 以下のステップは、マシン B 上の Domino Web サーバーに適用されます。 - デプロイメント・マネージャー・プロファイルに対して configureOs400WebServerDefinition スクリプトを実行します。以下に例を示します。
configureOs400WebServerDefinition -profileName name_of_dmgr_profile -webserver.name DOMSRV01 -webserver.type DOMINO -webserver.node name_of_federated_node -webserver.port 80.
この例では、name_of_federated_node は name_of_machine_B_appProfile です。
- マシン A 上の管理コンソール (ISC) を使用して、DOMSRV01 の Web サーバー・マシンおよび Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。
- マシン B で、WRKDOMSVR コマンドを使用して、ご使用の Domino サーバーの notes.ini ファイルを更新します。ディレクティブ WebSphereInit=appProfile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/servers/DOMSRV01/plugin-cfg.xml を挿入します。appProfile は、マシン B 上のアプリケーション・サーバー・プロファイルの名前です。
- マシン B で、Domino サーバーに接続している Lotus Notes クライアントから「Internet protocols」タブをクリックし、次に「HTTP」タブをクリックします。DSAPI フィルター名の下に、 /QSYS.LIB/ product_lib.LIB/LIBDOMINO.SRVPGM を追加します。
- 変更を保存します。
10 A マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。 11 A IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、ご使用の Web サーバー構成のユーザー ID とパスワードを更新します。このステップを実行すると、以下のように、デプロイメント・マネージャーで Web サーバーに対してリモート操作を実行できます。 - マシン A で、ご使用のデプロイメント・マネージャー・プロファイルに対して管理コンソールを開きます。
- 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「リモート Web サーバー管理」をクリックします。
- マシン B の認証を受けるために使用されるユーザー ID およびパスワードを入力します。このプロファイルで要求されている権限は、HTTP 管理 GUI にアクセスするために必要な権限と同じです。詳しくは、IBM i Information Center の User profiles and required authorities for HTTP Server を参照してください。
- 構成を保存します。
12 A 管理コンソール (ISC) で、MyWebServer の Web サーバー・マシン (B) および Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。 13 A 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。 - webServerName を選択して「プラグインの生成」をクリックし、plugin-cfg.xml ファイルを生成します。
- webServerName を選択して「プラグインの伝搬」をクリックし、plugin-cfg.xml ファイルを伝搬します。
14 A 管理コンソール (ISC) で、統合されたアプリケーション・サーバーを停止してから再始動します。 15 A/B IBM i 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。マシン A の管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。- 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- 2. ご使用の Web サーバー (この場合は、IHS_MyWebServer) を選択し、「スタート」をクリックします。
IBM i 上で Domino HTTP Server を使用する場合は、以下のようにマシン B で CL コマンド行から Web サーバーを始動します。- Work with Domino Servers (WRKDOMSVR) コマンドを実行します。.
- Domino サーバーの横のオプション 1 を指定します。
- Enter キーを押します。.
16 B スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。 http://host_name_of_machine_B:http_transport_port/Snoop
エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
ただし、サービスが使用不可になっている場合、または強制的に再生成を行う場合は、管理コンソールまたは GenPluginCfg スクリプトを使用してください。管理コンソールでは、以下のステップを実行します。
- 「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「Web サーバー」と展開します。
- plugin-cfg.xml ファイルを再生成する Web サーバーを選択します。
- 「プラグインの生成」をクリック します。
構成中に、一時的な plugin-cfg.xml ファイルがマシン B の plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーにインストールされます。
Web サーバー定義の作成時に、plugin-cfg.xml ファイルが、ロケーション profile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/servers/webServerName ディレクトリーに生成されます。
構成が変更される場合は必ず、アプリケーション・サーバーで Web サーバー定義の plugin-cfg.xml ファイルを再生成します。Web サーバーは、ファイルが再生成されると、そのファイルへの即時アクセスが実行されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービス (管理サービス) がマシン A で使用可能な場合、すべての Web サーバーに対して plugin-cfg.xml ファイルが自動的に生成されます。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
マシン A からマシン B に plugin-cfg.xml ファイルを伝搬するには、ノード同期が使用されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービス (管理サービス) がマシン A 上で使用可能な場合、すべての Web サーバーに対して plugin-cfg.xml ファイルが自動的に伝搬されます。
代替構成
この手順では、2 台のマシン上にプラグインをインストールする方法を説明します。 ただし、次のグラフィックで示すように、この手順は単一マシン上で実行することができます。 ローカル分散インストールによって、Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、Application Server、およびデプロイメント・マネージャーも、同一マシン上にインストールされます。
次のタスク
- 管理コンソールを使用して、標準外ポートを WebSphere Application Server 内の必要な仮想ホストに追加します (アプリケーションがこの仮想ホストにマップされる場合は default_host を含む)。
- プラグインを再生成します。
- プラグインを伝搬します。
- アプリケーション・サーバーを再始動します。
- Web サーバーを再始動します。


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-dist&topic=tins_road_plugins
ファイル名:tins_road_plugins.html