Virtual member manager の LDAP キャッシュのチューニング

キャッシュのパフォーマンスを調整および改善するには、キャッシュ制御パラメーターを使用します。

このタスクについて

Virtual member manager は、 リポジトリー (例えば、LDAP サーバー) からの照会結果をキャッシュに入れます。

キャッシュの状況をモニターし、 キャッシュ制御パラメーターを調整してキャッシュのパフォーマンスを改善する必要があります。 Virtual member manager のキャッシュの実装として WebSphere Dynamic Cache (DynaCache) が使用されているので、WebSphere DynaCache によって提供されたツールやサービスを使用して Virtual member manager のキャッシュをモニターすることができます。

Virtual member manager のキャッシュを制御するために調整できるパラメーターは以下のとおりです。
cacheSize
キャッシュの最大サイズを定義 します。
cacheTimeOut
キャッシュに入れられたエントリーが無効になるまで、キャッシュに 留まることができる時間を指定します。
cacheDistPolicy
クラスター環境の動的キャッシュの分散ポリシーを指定します。
attributeSizeLimit
キャッシュに保管できる属性の最大数を指定します。
searchResultSizeLimit
キャッシュに保管できる検索結果の最大数を指定します。

これらのパラメーターの使用方法について詳しくは、WebSphere Application Server インフォメーション・センターの「AdminTask オブジェクトの IdMgrRepositoryConfig コマンド・グループ」トピックを参照してください。



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