インストール後の製品の構成
WebSphere カスタマイズ・ツールボックスでプロファイル管理ツールを使用してプロファイルを作成し、ファースト・ステップ・コンソールを使用して WebSphere® Application Server 環境を検査、検証します。
始める前に
製品をインストールします。
手順
- プロファイル管理ツールを開始して新規プロファイルを作成します。 ヒント: インストールの完了後にプロファイル管理ツールを開く場合は、製品のインストールの最後に、「プロファイル管理ツール」を選択します。
- ご使用のサーバーのファースト・ステップ・コンソールを開始します。 ヒント: プロファイル作成の完了後にそのプロファイルのファースト・ステップ・コンソールを開く場合は、プロファイル作成の最後に、「ファースト・ステップ・コンソールの起動」を選択します。このファースト・ステップ・コンソールは、作成したプロファイルに属しています。各プロファイルには、独自のファースト・ステップ・コンソールがあります。
ファースト・ステップ・コンソールで、簡単に製品の使用を開始することができます。 コンソールから、管理コンソール、WebSphere カスタマイズ・ツールボックス、インストール検査テスト、およびその他のアクティビティーへアクセスすることができます。
詳しくは、 firststeps コマンドの説明を参照してください。
- ファースト・ステップ・コンソールの「インストール検査」をクリックします。
インストール検査テストはサーバー・プロセスを開始し、いくつかのテストを実行してプロセスがエラーなしで開始できるかを検証します。
詳しくは、 インストール検証ツールの使用 を参照してください。
- ファースト・ステップ・コンソールで「WebSphere Customization Toolbox」をクリックして、そのツールを使用して新規プロファイルの作成、または、以前のバージョンからのプロファイルのマイグレーションを行います。
システム上に複数のサーバーを作成することができます。
- 管理コンソールを使用してアプリケーション・サーバーをデプロイメント・マネージャーのセルに統合します。
両方のサーバー・プロセスが稼働している場合、デプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、 アプリケーション・サーバー・ノードをセルに追加します。
例えば、ブラウザーで http://localhost:9060/ibm/console を指示して、管理コンソールを開始することができます。または、デプロイメント・マネージャー・プロファイルのファースト・ステップ・コンソールから管理コンソールを開始します。
トラブルの回避 (Avoid trouble): これらのオペレーティング・システムに製品をインストールする場合、 IPv6 を使用不可にしてマシンを再始動してから、管理コンソールを参照およびログオンしてください。 IPv6 を使用不可にする方法の詳細については、「IPv6 for Microsoft Windows: Frequently Asked Questions」を参照してください。gotcha
ログインして、「システム管理」 > 「ノード」 > 「ノードの 追加」とクリックし、ウィザードに従って、ノードをセルに追加します。 両方のプロセスが同じマシンにある場合は、「ホスト」フィールドの localhost を使用することができます。 プロファイル作成中にポートを変更しない限り、アプリケーション・サーバー・ノードの SOAP ポートは 8880 です。
デプロイメント・マネージャーが稼働している場合、代わりに addNode コマンドを使用することができます。
- オプション: ファースト・ステップ・コンソールで「WebSphere Customization Toolbox」をクリックして、プロファイル管理ツール を使用してカスタム・プロファイルを作成します。
デプロイメント・マネージャーが稼働中であることを確認します。プロファイル管理ツールは、デプロイメント・マネージャーが稼働している場合、ご使用のカスタム・ノードを統合することができます。
カスタム・プロファイル作成中にデプロイメント・マネージャーのホスト名および SOAP ポートを指定します。
デプロイメント・マネージャー・セルにカスタム・ノードを統合することを選択します。カスタム・プロファイルはセルの一部である必要があります。
デプロイメント・マネージャーを使用して、ノードをカスタマイズします。 例えば、サーバーの追加、クラスターの追加、およびノードへのアプリケーションのインストールを行います。
タスクの結果
この手順を実行すると、アプリケーション・サーバー環境が構成され、テストされます。
次のタスク
プロファイル管理ツールを使用して作成できるトポロジーのダイアグラムについては、製品インストールの計画を参照してください。
サブトピック
分散オペレーティング・システムおよび IBM i オペレーティング・システムでのプロファイルの管理
ランタイム環境を定義するファイルのセットであるプロファイルを作成および削除することができます。製品を実行するには、少なくとも 1 つのプロファイルが 存在しなければなりません。firststeps コマンド
firststeps コマンドは、ファースト・ステップ・コンソールを始動します。 ファースト・ステップ・コンソールは、WebSphere Application Server Network Deployment エレメントへの指示を一元的に行える、使いやすいポストインストール・ツールです。インストールするフィーチャーおよび特定のオペレーティング・システム・プラットフォーム上の一定のエレメントに従って、各種オプションがファースト・ステップ・コンソールに動的に表示されます。 オプションにはインストールの検証、デプロイメント・マネージャーおよびアプリケーション・サーバー・プロセスの開始と停止、プロファイルの作成と管理のためのツールへのアクセス、管理コンソールへのアクセス、およびオンライン・インフォメーション・センターへのアクセスがあります。インストール検証ツールの使用
インストール検証ツール (IVT) を使用して、製品およびアプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイルのインストールが成功したかどうかを検査します。プロファイルは、デプロイメント・マネージャーまたはアプリケーション・サーバー用にランタイム環境を定義するファイルから構成されます。IVT を使用して、それぞれのファースト・ステップ・コンソールから各プロファイルを検査します。


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-dist&topic=tins_configpostinstall
ファイル名:tins_configpostinstall.html