製品オファリングのインストール

IBM® Installation Manager を使用して、サポートされるオペレーティング・システムに WebSphere® Application Server および関連ソフトウェアをインストールします。

始める前に

  • Supported hardware and software Web サイトでハードウェアおよびソフトウェア要件を確認してください。
  • インストール・ツールを使用する前に、インストールの準備を行い、インストール・オプションについて学習してください。

    Installation Manager は、リモートまたはローカルのソフトウェア・リポジトリーを使用して、WebSphere Application Server 製品をインストール、変更、更新することができる単一のインストール・プログラムです。Installation Manager を使用する前に、Installation Manager 資料で、Installation Manager のインストール時に指定できる各種オプションの説明を参照してください。

    一般に、使用中の既存のレベルをアップグレードするのではなく、新しいフィックスパック・レベルの製品オファリングの新規コピーをインストールすることをお勧めします。新規コピーをインストールすることで、必要に応じて古いレベルと新しいレベルの両方に修正サービスを適用することができます。必要なくなったら、古いレベルをすべてアンインストールできます。

  • [IBM i]WebSphere Application Server をインストールする前に、IBM i システムに Java™ SE 8 64 ビット (IBM Java SE のオプション 17) をインストールしておく必要があります。詳しくは、IBM i の前提条件を参照してください。

このタスクについて

ご使用のオペレーティング・システムに応じて、Installation Manager GUI、コマンド・ライン、応答ファイル、またはコンソールを使用して製品をインストールすることができます。Installation Manager は以下のアクションを実行します。
  • 自動的に、前提条件を調べます。
  • 以前にインストールした WebSphere Application Server を調べて、フィーチャーをその製品バイナリーに追加できるか、または製品バイナリーの新規セットをインストールするかを判断します。
  • 必要な製品バイナリーをインストールします。

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]ランチパッドを使用して、各インストール手順を起動することができます。詳しくは、ランチパッドを使用したインストールの開始を参照してください。

製品のインストール時に問題が発生した場合は、インストールのトラブルシューティングのトラブルシューティング情報を参照してください。

手順

  1. ロードマップ: Network Deployment 製品のインストールに説明されているように、Network Deployment 製品をインストールするためのロードマップを確認します。
  2. 製品インストールの計画に説明されているように、インストールを計画します。
  3. 製品インストールのためのオペレーティング・システムの準備に説明されているように、インストールのためにオペレーティング・プラットフォームの準備をします。
  4. IBM Installation Manager がインストールされていない場合はインストールします。

    詳しくは、Installation Manager のインストールを参照してください。

  5. Installation Manager が製品のインストールに使用する製品リポジトリーにアクセスします。

    詳しくは、Installation Manager での製品リポジトリーの構成

    を参照してください。
  6. 製品および任意のオプション・コンポーネントをインストールします。

    以下の製品オファリングをインストールできます。

    • 必要な Java SDK を使用して WebSphere Application Server をインストールします。

      WebSphere Application Server は、伝統あるアプリケーション・サーバー・ランタイム環境です。WebSphere Application Server のインストールについて詳しくは、WebSphere Application Server のインストール情報を参照してください。

      移行ユーザーの方へ 移行ユーザーの方へ: IBM SDK, Java Technology Edition バージョン 8 は、WebSphere Application Server バージョン 9.0 の Java SDK バージョンです。 IBM SDK, Java Technology Edition は、どの WebSphere Application Server オファリングにも組み込まれなくなりました。 Java SDK は、製品のインストール時にインストールしなければならない別個のオファリングとして利用可能です。trns
    • [AIX Solaris HP-UX Linux Windows]Application Client for IBM WebSphere Application Server をインストールします。

      Application Client for IBM WebSphere Application Server は、WebSphere Application Server で使用するクライアント・アプリケーションの開発を支援するためのリソースおよびクライアントを提供します。Application Client のインストールについて詳しくは、Application Client のインストール情報を参照してください。

      デプロイするアプリケーションがクライアント・アプリケーションとして稼働するよう設計されていない限り、Application Client for IBM WebSphere Application Server をインストールする必要はありません。

    • IBM WebSphere Application Server の DMZ セキュア・プロキシー・サーバーをインストールします。

      DMZ Secure Proxy Server for IBM WebSphere Application Server を使用すると、ご使用のプロキシー・サーバーを非武装地帯 (DMZ) にインストールでき、同時に、プロキシー・サーバーをホスティングするためにアプリケーション・サーバーを DMZ にインストールした場合に発生する可能性のあるセキュリティー・リスクを低減させることができます。DMZ セキュア・プロキシー・サーバーのインストールについて詳しくは、DMZ Secure Proxy Server のインストール情報を参照してください。

    • IBM HTTP Server for WebSphere Application Server をインストールします。

      IBM HTTP Server は、The Apache Software Foundation (ASF) によって開発された Apache HTTP Server をベースとする Web サーバーです。この製品により、拡張 Web サーバー機能と Apache HTTP Server により作られた一貫性のあるクロスプラットフォームが提供されます。

      WebSphere Application Server 製品のインストール後に、アプリケーション・サーバーを使用して、インターネット経由でアプリケーションを使用することができます。IBM HTTP Server またはその他の Web サーバーをインストールする必要はありません。

      製品インストールの計画のインストール・ソリューション・ダイアグラムは、別の環境タイプにあるコンポーネントを示します。

      IBM HTTP Server のインストールについて詳しくは、『IBM HTTP Server のインストールおよびアンインストール (Installing and uninstalling IBM HTTP Server)』を参照してください。

    • Web Server Plug-ins for IBM WebSphere Application Server をインストールします。

      IBM HTTP Server または別の Web サーバーをインストールする場合、Web サーバーのバイナリー・モジュールをインストールして、WebSphere Application Server 製品と通信できるようにする必要があります。Web Server Plug-in のインストールについて詳しくは、Web Server Plug-ins のインストール情報を参照してください。

      Web サーバー・プラグインのインストール後に、Web サーバー・プラグイン構成ツールを使用してアプリケーション・サーバー構成に Web サーバー定義 という新規エレメントを作成できます。その後、管理コンソールを使用して Web サーバーのアプリケーションを管理することができます。

    • [AIX Solaris HP-UX Linux Windows]WebSphere Customization Toolbox をインストールします。

      WebSphere Customization Toolbox には、WebSphere Application Server 環境のさまざまな部分をカスタマイズするためのツールが含まれています。 例えば、WebSphere Customization Toolbox グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用して Web サーバー・プラグイン構成ツールを起動して、 WebSphere Customization Toolbox をインストール可能な任意のオペレーティング・システムに対して Web サーバー・プラグインを構成することができます。

      WebSphere Customization Toolbox に含まれるツールについて詳しくは、WebSphere カスタマイズ・ツールボックス のインストール情報を参照してください。

    制約事項:
    • 製品のベータ版がインストールされている場合、このバージョンをインストールする前にそのベータ版をアンインストールします。
    • 重要: 製品リポジトリーを移動または解凍する場合、リポジトリー内のコンテンツは非バイナリー・モードで転送しないでください。また、解凍時にはいずれのコンテンツも変換しないでください。
    • Installation Manager バージョン 1.8.0 以降に組み込まれている Installation Manager の Web インターフェースは、WebSphere Application Server バージョン 9.0 オファリングでは動作しません。
    • [Windows]ユーザーアカウント制御 (UAC) が有効になっている状態で非管理者が Program Files ディレクトリーまたは Program Files (x86) ディレクトリーに WebSphere Application Server をインストールした場合、WebSphere Application Server は正しく機能しません。別のディレクトリーに製品をインストールするか、または UAC を無効にする必要があります。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-dist&topic=tins_install
ファイル名:tins_install.html