Virtual member manager のエンティティーにはすべて固有の ID が必要です。
アプリケーションが Virtual member manager をエンティティー固有の ID で呼び出せば、そのエンティティーのプロパティーを取得することができます。固有の ID は、アプリケーションで使用して、エンティティーのアプリケーション固有のデータを 関連付けることもできます。そのようなアプリケーション固有のデータは、アプリケーション独自のデータ・ストアに保管されます。例えば、WebSphere Portal は個人に関連したポートレットに関する情報を持つことができ、そのような情報は Portal データベースに 保管されます。 Portal は、Virtual member manager 固有の ID をその個人特定のポートレット情報のキーとして使用することができます。 同様に Virtual member manager は、固有の ID を (Virtual member manager がメイン・リポジトリーに存在する同じエンティティーを保管する) プロパティー拡張リポジトリーのデータのキーとして使用します。
ID を使用してプロファイルを取得するときに、その ID に必要なものは、それが固有でなければならないということです。 しかし、別のシステム (Virtual member manager と Virtual member manager を呼び出すアプリケーションとの間、あるいは Virtual member manager と Virtual member manager が使用するリポジトリーとの間) のデータを関連付けるために ID が使用されるときには、ID が固有であるだけでなく、 それが静的であって (一度作成されると変更不可) 再使用されないことが強く望まれます。