有効な LDAP リポジトリー・ログイン ID でログインできない

LDAP リポジトリーに存在する有効なログイン ID でログインできない場合は、以下の手順に従ってトラブルシューティングを行ってください。

問題

次に示す Virtual member manager トレースの例には、ログイン失敗を引き起こすエンティティーが示されています。

cn=wastest,ou=Users,o=www,ou=Users,o=www

ただし、LDAP 検索結果には、ログイン失敗の原因となった実際のエンティティーが次のように表示されます。

cn=wastest,ou=Users,o=www

この例では、ベース・エントリー構成が誤っていることが原因で問題が発生しています。 ベース・エントリー ou=Users,o=www が 2 回付加されています。

この例における wimconfig.xml ファイルでの誤ったベース・エントリー構成を以下に示します。

<config:baseEntries name="ou=Users,o=www" nameInRepository=""/> 

解決方法

前のセクションで説明した例での LDAP リポジトリーのベース・エントリー構成を、以下に示すように修正します。

<config:baseEntries name="ou=Users,o=www" nameInRepository="ou=Users,o=www"/>
重要: ほとんどの LDAP リポジトリー (Lotus Domino を除く) ではルート・モードがサポートされていないため、ベース・エントリーの nameInRepository 属性の値として空ストリング ("") を指定しないでください。

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