初めて WebSphere® Application Server を開始する前に、ライセンス証書 (POE) または送り状から使用制限を設定します。
始める前に
この項目では、WebSphere Application Server for
IBM® i 製品がインストールされており、WebSphere Application Server のフィックスパックのインストールが完了していることが前提となります。
製品およびフィックスパックのインストールについては、製品オファリングのインストールを参照してください。
POE または送り状からの使用制限を設定する前に、
サーバーにサインオンして、ユーザー・プロファイルが *ALLOBJ 特殊
権限があることを確認してください。
このタスクについて
「Work with License Information」メニューを使用して、POE または送り状から使用制限を設定します。
手順
- 「Work with License Information」メニューにアクセスします。
制御言語
(CL) コマンド行で、「Work with License Information」
(WRKLICINF) コマンドを入力します。
- 「Work with License Information」メニューで、F11
(使用情報の表示) を押します。
- 製品 5733W90 およびインストール済み製品のフィーチャー・コードを含む行にカーソルを移動します。
WebSphere Application Server Network Deployment バージョン 9.0 のフィーチャー・コードは、5103 です。
- オプション 2 (変更) を選択し、Enter を押します。
「Change License Information」画面が表示されます。
- 使用制限のプロンプト
(USGLMT) で、POE または送り状に示された使用制限を指定します。
購入された制限より多い数を指定しないでください。これは、IBM の購入契約に違反します。
- 「Change License Information」画面で、F9
(すべてのパラメーター) を押します。
- しきい値 (THRESHOLD) のプロンプトで *USGLMT を指定し、Enter を押します。
しきい値は、ゼロに設定したままにしないでください。
タスクの結果
使用制限が、指定した値に変更されます。
以下のメッセージが表示された場合は、G を入力してください。
CPA9E1B: Usage limit increase must be authorized.
Press help before replying (C G)
CPA9E1B メッセージに応答した後で、QSYSOPR メッセージ・キューの同じメッセージに応答する必要があります。DSPMSG QSYSOPR
コマンドを実行して、QSYSOPR メッセージ・キューのメッセージを表示します。メッセージが表示されたら、G を入力します。
次のタスク
IBM i での SQL ジョブの構成に
進み、インストールを継続します。