この情報を使用して、LDAP サーバーが停止状態のときに、サーバーとの通信を試みたすべてのスレッドが、読み取りがタイムアウトになるまでブロックされないようにします。
LDAP サーバーが停止状態のときに新しいスレッドがサーバーから読み取りを行おうとすると、例外がスローされます。すると、Virtual member manager は、LDAP コンテキスト・プールの再作成を試みます。コンテキスト・プールの再作成中には、すべての着信スレッドがブロックされます。 120 秒以内に接続が確立されないと、例外がスローされ、スレッドは処理を実行できるようになります。ただし、例外がスローされる前の 120 秒間、読み取りを要求しているスレッドはブロックされます。
情報 | 値 |
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データ型 | Boolean |
デフォルト | True |
情報 | 値 |
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データ型 | Integer |
デフォルト | 5 |
情報 | 値 |
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データ型 | ミリ秒 |
デフォルト | 1000 |
bindTimeout カスタム・プロパティーに値をミリ秒単位で定義すると、バインドのタイムアウトをトレースできます。
$AdminTask setIdMgrCustomProperty {-id <LDAP_repos_ID> -name minimizeContextPoolThreadBlock -value true}
$AdminTask setIdMgrCustomProperty {-id <LDAP_repos_ID> -name maxThreadsToBlock -value 5}
$AdminTask setIdMgrCustomProperty {-id <LDAP_repos_ID> -name bindTimeout -value <millseconds>}
ここで、LDAP_repos_ID は Virtual member manager 内で構成されている LDAP のリポジトリー ID、millseconds はクイック・バインドのカウントを追跡する秒数です。トレース・ログが使用可能な場合、指定した時間を超過するバインドはログに追加されます。$AdminConfig save