[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]

GUI を使用した分散オペレーティング・システムでの製品オファリングのインストール

Installation Manager GUI を使用して、どの製品オファリングでもインストールできます。

始める前に

Installation Manager のインストールに記載されているように、システムを準備します。

製品リポジトリーにアクセスできることを確認し、Installation Manager での製品リポジトリーの構成の説明に従って Installation Manager でリポジトリーを追加します。

製品をインストールするには、IBM Installation Manager バージョン 1.8.5 以降が必要です。

このタスクについて

以下のオファリングを含め、すべての製品オファリングが Installation Manager GUI を使用してインストール可能です。
  • すべての WebSphere Application Server エディション
  • WebSphere Application Server のアプリケーション・クライアント
  • WebSphere Application Server の DMZ セキュア・プロキシー・サーバー
  • IBM HTTP Server
  • Web Server Plug-in
  • WebSphere カスタマイズ・ツールボックス

製品オファリングの全リストについては、サポートされるオペレーティング・システム用の WebSphere Application Server の製品オファリングを参照してください。

移行ユーザーの方へ 移行ユーザーの方へ: IBM SDK, Java™ Technology Edition バージョン 8 は、WebSphere Application Server バージョン 9.0 の Java SDK バージョンです。 IBM SDK, Java Technology Edition は、どの WebSphere Application Server オファリングにも組み込まれなくなりました。 Java SDK は、製品のインストール時にインストールしなければならない別個のオファリングとして利用可能です。trns
ヒント: Installation Manager は、デフォルトで、以前のバージョンのパッケージを保存して、後で問題が発生したときにロールバックできるようにします。 Installation Manager が以前のバージョンにパッケージをロールバックする際は、現行バージョンのファイルはアンインストールされて、以前のバージョンが再インストールされます。 ファイルをロールバック用に保存したくない場合は、ファイルが保存されないようにしたり、ファイルを保存後に削除したりすることができます。 ロールバックの設定を指定するには、パッケージをインストールする前に以下のアクションを実行します。
  1. Installation Manager を起動します。
  2. 「ファイル」 > 「設定」 > 「ロールバック用ファイル」と選択して「ロールバックの設定」ウィンドウを開きます。
  3. ロールバック用ファイルの保存」オプションを選択またはクリアして、パッケージのロールバックに必要なファイルのコピーをコンピューター上に保存するか、あるいは、保存を停止することができます。

    既に保存されているファイルを削除するには、 「保存済みファイルの削除」をクリックします。ファイルを削除して、後でパッケージをロールバックする必要が生じた場合、 リポジトリーに接続するか、あるいはメディアを挿入して、以前のバージョンのパッケージの必須ファイルを取得する必要があります。

  4. OK」をクリックして、ロールバックの設定を保存します。
Installation Manager 設定の設定方法について詳しくは、IBM Installation Manager の資料を参照してください。

手順

  1. Installation Manager を開始します。
    [AIX][HP-UX][Linux][Solaris]ヒント: ./IBMIM コマンドを使用して、Installation Manager をグループ・モードで開始することができます。
    • グループ・モードを使用すると、複数のユーザーが IBM Installation Manager の 1 つのインスタンスを使用してソフトウェア・パッケージを管理できるようになります。
    • グループ・モードの使用について詳しくは、IBM Installation Manager の資料のグループ・モードのロードマップを参照してください。
  2. 「インストール」をクリックします。
    注: 認証のプロンプトが出されたら、プログラム の Web サイトで登録した IBM ID とパスワードを使用してください。

    Installation Manager は、定義済みリポジトリー内にある使用可能なパッケージを検索します。

  3. 次のアクションを実行します。
    1. インストールする製品オファリングを選択します。
      • 「IBM WebSphere Application Server Network Deployment」
      • Application Client for IBM WebSphere Application Server
      • DMZ Secure Proxy Server for IBM WebSphere Application Server
      • IBM HTTP Server
      • IBM WebSphere Application Server の Web Server Plug-in
      • WebSphere カスタマイズ・ツールボックス
      重要: Java SDK を必要とする製品オファリングの下に「IBM SDK Java Technology Edition」がリストされます。 オファリングをインストールするには、Java SDK バージョンの選択が必要です。 IBM SDK Java Technology Edition オファリングのアーキテクチャーは、インストール・パッケージのアーキテクチャー (インストールの後半で選択) によって決まります。

      既に製品オファリングがインストールされている場合、メッセージが表示されます。別のロケーションに製品のインストール済み環境を別途作成するには、「続行」をクリックします。

      ヒント: Installation Manager の「リポジトリー」設定ページで「インストール中および更新中にサービス・リポジトリーの検索」オプションが選択されていて、インターネットに接続している場合、「他のバージョンと拡張機能の確認」をクリックして、選択したパッケージのデフォルトの更新リポジトリー内にある更新を検索することができます。 この場合、Installation Manager の「リポジトリー」設定ページに特定のサービス・リポジトリーの URL を追加する必要はありません。
    2. インストールするフィックスを選択します。

      推奨フィックスはすべて、デフォルトで選択されます。

      推奨フィックスがある場合、推奨フィックスのみを表示し、推奨以外のフィックスは表示しないようにするオプションを選択できます。

    3. 「次へ」をクリックします。
    注: Installation Manager は、リポジトリーに接続した際に、 最新レベルの Installation Manager に更新するように要求するプロンプトを出す場合があります。 プロンプトが出されたら、新しいバージョンに更新してから続行します。 自動更新については、IBM Installation Manager の資料を参照してください。
  4. 使用条件の条項に同意し、「次へ」をクリックします。
  5. 複数のインストール・パッケージで共有できるリソースが含まれる共有リソース・ディレクトリーを選択し、「次へ」をクリックします。
    重要: 共有リソース・ディレクトリーは、Installation Manager でのパッケージの初回インストール時にのみ選択できます。最良の結果を得るために、将来のパッケージの共有リソースに十分な使用可能スペースがある場所を選択します。すべてのパッケージをアンインストールし終わるまで、このディレクトリー・ロケーションは変更できません。
  6. 製品バイナリー (コア・プロダクト・ファイルまたはシステム・ファイルと呼ばれることもあります) のインストール・ルート・ディレクトリーを指定し、「次へ」をクリックします。

    パネルには共有リソース・ディレクトリーおよびディスク・スペース情報も表示されます。

    制約事項:
    • デフォルト・ターゲット・ロケーションを削除し、インストール・ディレクトリー・フィールドを空のままにすると、続行できなくなります。
    • 宛先ディレクトリーとしてシンボリック・リンクを使用しないでください。

      シンボリック・リンクはサポートされていません。

    • ディレクトリー名にセミコロンを使用しないでください。

      ターゲット・ディレクトリーにセミコロンが含まれる場合、製品オファリングは正常にインストールできません。

      [Windows]セミコロンは、Windows システムでは、クラスパスを構成するために使用する文字です。

    • [Windows]Windows 7、Windows 8、および Windows Server 2012 オペレーティング・システムでの最大パス長は、260 文字です。
  7. 翻訳済みの内容をインストールする言語を選択し、「次へ」をクリックします。

    常に英語が選択されています。

  8. インストールするフィーチャーを選択し、「次へ」をクリックします。

    一部のフィーチャーは、デフォルトで選択される場合があります。

  9. 要約情報を検討して、「インストール」をクリックします。
    • 正常にインストールされた場合は、プログラムにより、インストールが正常に行われたことを示すメッセージが 表示されます。
      注: さらに、プログラムによって、重要なポストインストール指示も表示されることがあります。
    • インストールが正常に行われなかった場合は、「ログ・ファイルの表示」を クリックして、問題のトラブルシューティングを行います。
  10. IBM WebSphere Application Server Network Deployment オファリングがインストールされている場合、このインストールの終了後に開始するツールを選択します。
    • このインストールの完了後に、プロファイル管理ツールを完全に開き、新規プロファイルを作成する場合は、「プロファイルを作成するためのプロファイル管理ツール (Profile Management Tool to create a profile)」を選択します。
    • このインストールの完了後に、開発環境に適した設定のアプリケーション・サーバー・プロファイルを作成する場合は、「開発環境のアプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するためのプロファイル管理ツール (Profile Management Tool to create an application server profile for a development environment)」を選択します。
      注: development 設定は、アプリケーションの更新が頻繁に行われ、システム・リソースが最小限である開発環境に適しています。実動サーバーには development 設定を使用しないでください。
    • このインストールの完了後に、新しいプロファイルを作成しない場合は、「なし」を選択します。
    制約事項: プロファイル管理ツールを起動するオプションは、プロファイル管理ツールを含むバージョンの WebSphere Application Server がインストールされている場合にのみ使用可能です。
  11. 「終了」をクリックします。
  12. 「ファイル」 > 「終了」とクリックして、Installation Manager を閉じます。

次のタスク

ヒント: オプションとして、「パッケージのインストール」ページで「他のバージョンおよび拡張機能が存在するかどうかの検査」をクリックしたときだけでなく、「スタート」ページから「パッケージのインストール」、「パッケージの変更」、または「パッケージの更新」ページが開かれたときにも、Installation Manager は自身に対する更新を検索することができます。 このオプションを使用可能に設定するには、以下の手順を行います。
  1. Installation Manager を開始します。
  2. 「ファイル」 > 「設定」をクリックします。
  3. 「更新」を選択します。
  4. 「Installation Manager の更新を検索する。(Search for Installation Manager updates)」を選択します。
  5. 「適用」をクリックします。
  6. OK」をクリックします。

サービス・リポジトリーへのアクセス権がない場合は、このオプションを有効にしないでください。


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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-dist&topic=tins_installation_dist_gui
ファイル名:tins_installation_dist_gui.html