ディレクトリー規則
app_server_root、profile_root、およびその他のディレクトリーへの製品情報の参照から、特定のデフォルト・ディレクトリー・ロケーションが暗黙に示されます。 WebSphere® Application Server で使用される規則について詳しく説明します。
デフォルトの製品ロケーション - z/OS
- WebSphere Application Server ノードのトップ・ディレクトリーを参照します。
このノードは、例えば、アプリケーション・サーバー、 デプロイメント・マネージャー、管理対象外ノードなどの、 いずれのタイプであってもかまいません。各ノードには独自の app_server_root があります。対応する製品の変数は、was.install.root および WAS_HOME です。
デフォルトは、ノード・タイプに応じて異なります。 共通のデフォルトは、configuration_root/AppServer および configuration_root/DeploymentManager です。
- WebSphere Application Server for z/OS® の構成ファイル・システム (前は、構成 HFS) のマウント・ポイントを表します。
configuration_root には、さまざまな app_server_root ディレクトリーと、それらに関連付けられている一定のシンボリック・リンクが含まれます。configuration_root 下の異なる各ノード・タイプでは、z/OS での固有のカタログ式プロシージャーが必要です。
デフォルトは /wasv9config/cell_name/node_name です。
- Web サーバー・プラグインのインストール・ルート・ディレクトリーを参照します。
- ある特定のインスタンス化した WebSphere Application Server プロファイルのホーム・ディレクトリーを参照します。
対応する製品の変数は、server.root および user.install.root. です。
一般に、これは app_server_root/profiles/profile_name と同じです。z/OS では、この変数は常に app_server_root/profiles/default になります。理由は、WebSphere Application Server for z/OS では、プロファイル名として「default」しか使用されないからです。
SMP/E または IBM® Installation Manager によってインストールされた後の製品コードのルート・ディレクトリーを参照します。これは、製品のインストールまたは保守中に使用されるマウント・ポイントと同じである必要はありません (通常は同じにはなりません)。
対応する製品の変数は smpe.install.root です。
デフォルトは /usr/lpp/WebSphere/AppServer/V9R0 です。