IBM® Installation Manager を使用して、WebSphere® Application Server for z/OS® 製品のインストール時に英語以外の言語パックを追加します。
z/OS では、言語パックは追加言語用の翻訳された管理コンソール・パネルおよびメッセージを提供します。
始める前に
WebSphere Application Server for z/OS バージョン 9.0 の製品リポジトリーを取得します。以下の手順は、リポジトリーが /InstallationManager/repo/was.repo にマウントされていることを前提としています。リポジトリーは、読み取り専用としてマウントできます。
必要な言語パックを決定します。
- ブラジル・ポルトガル語 (pt_BR)
- 中国語 (簡体字) (zh_TW)
- 中国語、繁体字 (zh)
- チェコ語 (cs)
- English (en)
- French (fr)
- German (de)
- Hungarian (hu)
- Italian (it)
- Japanese (ja)
- 韓国語 (ko)
- Polish (pl)
- Romanian (ro)
- Russian (ru)
- Spanish (es)
WebSphere Application Server for z/OS の各インストール済みコピーは、それぞれ異なるインストール済み言語パックのセットを保有することができます。
Web Server Plug-ins for IBM WebSphere Application Server for z/OS の言語パックはありません。
手順
- インストールしようとしている製品の製品ファイル・システムをマウントします。
- Installation Manager のユーザー ID で Unix システム・サービス・シェルにログインし、ディレクトリーを Installation Manager バイナリーのロケーションの eclipse/tools サブディレクトリーに変更します。
以下に例を示します。
cd /InstallationManager/bin/eclipse/tools
- 製品をインストールするとき、imcl install コマンドで cic.selector.nl プロパティーを指定します。
このプロパティーは、目的の言語パックに対応するロケールのリストに設定します。
ロケール・エントリー間を連続した 2 個のコンマで区切り、リストを引用符で囲まないようにしてください。
例えば、次のコマンドについて考えてみます。
imcl install com.ibm.websphere.zOS.v90
-installationDirectory /usr/lpp/WebSphere/AppServer/V9R0
-properties cic.selector.nl=de,,zh
-repositories /InstallationManager/repo/was.repo.9000.zOS.zip
-acceptLicense
このコマンドは、英語、ドイツ語、および中国語 (繁体字) の言語パックと一緒に製品をインストールします。
注: 英語を指定する必要はありません。常に英語がインストールされています。
また、これは、同じロケーションにインストールされている (または将来そこにインストールされる) 他の製品の言語のリストを設定します。
注: 既存のロケーションに製品を追加インストールするとき、新しい言語パックを指定すると、既にそのロケーションにインストールされているすべての製品が、新しい言語の言語パックを各自組み込むように更新されます。
したがって、他の製品を含むパッケージ・グループに言語パックを追加するときは、Installation Manager が他の製品のリポジトリーを使用できるようにしてください。
- 製品ファイル・システムをアンマウントし、
WebSphere Application Server のノード
およびサーバーによる使用のために読み取り専用で再マウントします。
次のタスク
これで、選択した言語で管理コンソールを使用できるようになります。