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デフォルトのアプリケーション・サーバー・プロファイル
デフォルトの WebSphere® Application Server プロファイルは、それに含まれているアプリケーション・サーバーを始動および管理するのに必要な構成ファイルを提供します。デフォルト・プロファイルのセル、ノード、サーバー、アプリケーション、およびポートについて理解します。
デフォルトの WebSphere Application Server プロファイルの名前は default です。デフォルト・プロファイルは、次のディレクトリー構造の下に含まれています。
user_data_root/profiles/default
この項目では、デフォルト・プロファイルのセル、ノード、サーバー、アプリケーション、およびポートについて説明します。
一般プロパティー
各プロファイルには、次の一般プロパティーが含まれています。
- default
- サーバーのホスト名。例えば MYISERIES など。セル名は大/小文字が区別されます。
- サーバーのホスト名。例えば MYISERIES など。ノード名は大/小文字が区別されます。
- server1。 アプリケーション・サーバー名は大/小文字が区別されます。
事前デプロイされたアプリケーション
server1 アプリケーション・サーバーには次のアプリケーションが含まれています。
- 管理コンソール・アプリケーションを使用して、アプリケーション・サーバー、エンタープライズ・アプリケーション、および他の WebSphere Application Server リソースを構成および管理します。
- スヌープ、hello、およびヒット・カウントのサンプルを含む DefaultApplication サンプルを使用して、ご使用のアプリケーション・サーバー構成を素早く検査します。
- ivtApp アプリケーションを使用して、ivt Qshell スクリプトを実行し、アプリケーション・サーバー構成を検査します。
デフォルトのポート
デフォルト・プロファイルは、インフォメーション・センターの『ポート番号の設定』にリストされているポートを使用するよう構成されています。これらのポートを変更する場合は、Qshell から chgwassvr スクリプトを実行します。
app_server_root/bin/chgwassvr -server server1 options
ここで、options は変更するポートのパラメーターを指定します。 例えば、管理コンソール・ポートを 9091 に変更するには、次のコマンドを実行します。
app_server_root/bin/chgwassvr -server server1 -admin 9091
このスクリプトについて詳しくは、インフォメーション・センターの chgwassvr コマンドに関する項目を参照してください。他のバージョンまたはエディションの WebSphere Application Server とのポートの競合については、必要に応じて説明があります。
デフォルト・プロファイルのノード名、使用されているポート、サーバー、およびインストール済みのアプリケーションなどの情報を表示するには、Qshell から dspwasinst スクリプトを実行します。 詳しくは、インフォメーション・センターの dspwasinst コマンドに関する項目を参照してください。