WebSphere Application Server for z/OS のインストール

WebSphere® Application Server for z/OS® バージョン 9.0 の製品コードは、IBM® Installation Manager を使用してインストールされます。

始める前に

Installation Manager を z/OS システムにインストールします。Installation Manager のバイナリー・ディレクトリーのロケーションを把握していて、かつ Installation Manager を起動できるユーザー ID にアクセスできる必要があります。z/OS での Installation Manager のインストールを参照してください。

WebSphere Application Server for z/OS バージョン 9.0 の製品リポジトリーを入手します。z/OS 上の製品リポジトリーへのアクセスを参照してください。

このタスクについて

すべての WebSphere Application Server for z/OS オファリングのインストールには、Installation Manager の imcl install コマンドを使用します。

新フィーチャー 新フィーチャー:
この手順では、いくつかの WebSphere Application Server for z/OS サンプル・ジョブを使用します。これらのジョブは、FMID HBBO900 の一部としてインストールされている BBO.SBBOJCL データ・セット内にあります。また、サンプル・ジョブは、z/OS 上の WebSphere Application Server バージョン 9 用サンプル・ジョブ (Sample jobs for WebSphere Application Server Version 9 on z/OS) のページの説明に従ってダウンロードすることもできます。newfeat
移行ユーザーの方へ 移行ユーザーの方へ: IBM SDK, Java™ Technology Edition バージョン 8 は、WebSphere Application Server バージョン 9.0 の Java SDK バージョンです。 IBM SDK, Java Technology Edition は、どの WebSphere Application Server オファリングにも組み込まれなくなりました。 Java SDK は、製品のインストール時にインストールしなければならない別個のオファリングとして利用可能です。trns

スペース所要量およびオプション・フィーチャーについては、WebSphere Application Server のインストール情報を参照してください。

手順

  1. WebSphere Application Server for z/OS バージョン 9.0 のこのコピーのインストール・ロケーションを選択します。

    製品のこのコピーは、Installation Manager がこれをインストール、アンインストール、または変更する際、これにアクセスするたびに、このロケーションにマウントされていなければなりません。 このロケーションは、製品が実動使用時にマウントされるロケーションと同じである必要はありません。 Installation Manager では、 インストールされる各製品または製品グループのインストール・ロケーションはそれぞれ固有であることが必要とされます。

    次のロケーションを推奨します。ここで level は、WebSphere Application Server for z/OS ランタイム環境のサービス・レベルか、製品のこのコピーの目的 (例えば test など) を識別します。

    /InstallationManager/products/WebSphere/AppServer/level

  2. BBO1CFS サンプル・ジョブを編集してサブミットし、WebSphere Application Server for z/OS のこのコピーのファイル・システムを作成してそれを z/OSシステムにマウントします。
  3. 以下のいずれかのサンプル・インストール・ジョブを編集してサブミットし、WebSphere Application Server for z/OS をインストールします。
    • BBO1INS: Web ベースの製品リポジトリーおよびサービス・リポジトリーから WebSphere Application Server for z/OS をインストールします。
    • BBO1INSL: ローカル・リポジトリーから WebSphere Application Server for z/OS をインストールします。

    製品インストールは、Installation Manager がエラー・メッセージを伴わずに完了した時点で完了しています。

    インストールのログは、Installation Manager ランタイム・データ・ロケーションの logs サブディレクトリーにあります。

  4. 製品ファイル・システムをアンマウントし、WebSphere Application Server ノードおよびサーバーが使用できるように読み取り専用ファイル・システムとして再マウントします。

    製品資料および構成ツールは、製品ファイル・システムが使用に備えて /usr/lpp/WebSphere/AppServer/V9R0 にマウントされていることを想定しています。

次のタスク

他の WebSphere Application Server コンポーネントをインストールするか、あるいは WebSphere カスタマイズ・ツールボックス内のプロファイル管理ツール (z/OS のみ) または zpmt.sh コマンドを使用してアプリケーション・サービス環境を構成することができます。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-zos&topic=tins_installation_zos_installing
ファイル名:tins_installation_zos_installing.html