![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
非 root ユーザーにプロファイル・オーナー・シップを割り当て
非 root ユーザーが特定のプロファイルで製品を始動できるように、インストーラーはプロファイルを作成して、非 root ユーザーにプロファイル・ディレクトリーの所有権を割り当てることができます。
始める前に
このタスクでは、manageprofiles コマンド およびシステム・コマンドに関する基本的な知識があることが前提となります。
プロファイルを作成する前に、製品をインストールする必要があります。
このタスクについて
インストーラーが以下のステップを実行することにより、プロファイルを作成してプロファイル・ディレクトリーおよびログ・ディレクトリーの所有権を割り当てます。 所有権は、インストーラー ID とは別の非 root ユーザー ID に割り当てられます。非 root ユーザーが製品を始動するには、 これらのディレクトリーにアクセスする必要があります。
この例ではデフォルト・プロファイルを作成します。
コマンドは、表示の都合上、複数行に分割されています。
手順
タスクの結果
インストーラーは、デフォルト・プロファイルを作成し、プロファイル・ディレクトリーとログ・ディレクトリーの所有権を非 root ユーザーに変更しました。
次のタスク
非 root ユーザー ID は、複数のプロファイルを管理できます。 同じ非 root ユーザー ID で、プロファイル全体を (デプロイメント・マネージャー・プロファイル、 アプリケーション・サーバーおよびノード・エージェントが含まれるプロファイル、またはカスタム・プロファイル のいずれであるかを問わず) 管理します。グローバル・セキュリティーまたは管理セキュリティーが有効 であるかどうかに関係なく、セル内のプロファイルごとに異なるユーザー ID を使用できます。ユーザー ID は、root ユーザー ID と非 root ユーザー ID の混合であってもかまいません。 例えば、root ユーザーがデプロイメント・マネージャー・プロファイルを管理し、非 root ユーザーが アプリケーション・サーバーとノード・エージェントが含まれるプロファイルを管理することも、その逆を管理することも可能です。 ただし、root ユーザーまたは非 root ユーザーがセル内のすべてのプロファイルを管理するほうが一般的です。
非 root ユーザーは、同じタスクを使用して、root ユーザーが使用するプロファイルを管理することができます。