プラグイン・マネージャーのエラー処理

プラグイン・マネージャーは、サブスクライバーから受け取ったサブスクライバー例外をスローしません。代わりに、後続のサブスクライバーがさらに分析できるように、これらの例外をデータ・オブジェクトの例外コンテキストにカプセル化します。

preExit メソッド呼び出しにより例外コンテキストが作成され、postExit メソッド呼び出しにより終了時に例外コンテキストが削除されます。ExceptionContext オブジェクトは、以下のオブジェクトで構成されています。

上記の各オブジェクトはさらに以下のオブジェクトで構成されています。

SubscriberExecContext オブジェクトでは以下の機能がサポートされています。

ModificationListContext オブジェクトには、サブスクライバーが Virtual member manager 呼び出しを拒否できるようにする追加情報が含まれています。汎用サブスクライバー状況コードを以下の表に示します。

表 1. 汎用サブスクライバー状況コード
状況コード 説明
SUCCESS 呼び出しは正常に完了しました。
PARTIAL_FAILURE 呼び出しは部分的に失敗しました。理由コードと理由ストリングに詳細情報が含まれています。
WARNING 呼び出しは正常に完了しましたが、理由コードと理由ストリングに詳細情報が含まれています。
FAILURE 呼び出しが失敗しました。理由コードと理由ストリングに詳細情報が含まれています。
RESET プラグイン・マネージャーはこのコードを使用してリセット機能を呼び出します。
OTHER 汎用コード、理由コード、および理由ストリングが Virtual member manager ログに記録されるように設定されている必要があります。

データ・オブジェクトの ExceptionContext オブジェクトを調べ、以前のプラグイン呼び出しでのエラーを確認してください。



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