root 以外の構成から root へのマイグレーション

以前に WebSphere Application Server バージョン 7.0 以降で、Linux および UNIX プラットフォーム上で root 以外のユーザー ID を使用していた場合に、WebSphere® Application Server バージョン 9.0 で、root としてデプロイメント・マネージャーまたはアプリケーション・サーバーを実行できます。

始める前に

サポートされる構成 サポートされる構成:

この項目では、プロファイル構成マイグレーションについて説明します。アプリケーションを最新バージョンにマイグレーションするには、WebSphere Application Server Migration Toolkit を使用します。詳しくは、WASdev の Migration Toolkit を参照してください。

sptcfg
マイグレーション、共存、およびインターオペラビリティーの概要』および『事前マイグレーションの考慮事項』を参照してください。

手順

プロファイルまたはデプロイメント・マネージャーのディレクトリーの所有権が、WebSphere Application Server を実行するユーザーと同じになるように設定します。

この設定は、デプロイメント・マネージャーまたはアプリケーション・サーバー を正しく実行するために必要です。

root ユーザーとして、以下のコマンドを実行します。
cd $WASROOT/profiles/  
chown -R wasadmin dmgr/  
chgrp -R wasndgrp dmgr/  
chmod -R 755 dmgr/  
... 
cd $WASROOT/profiles/dmgr/bin
./startManager.sh
ここで、プロファイル名は dmgr であり、1 次グループ wasndgrpwasadmin のユーザーとして実行されます。
ヒント: ヘルプについては、 『マイグレーションのトラブルシューティング』を参照してください。

タスクの結果

これで、root でデプロイメント・マネージャーまたはアプリケーション・サーバーを実行できるようになります。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-dist&topic=tmig_nonroot
ファイル名:tmig_nonroot.html