LDAP リポジトリーのバインド DN およびパスワードの動的リセット

実行時に、指定された LDAP リポジトリーの LDAP バインド情報を動的にリセットするには、以下の手順を使用します。

このタスクについて

wimconfig.xml ファイルの現行 LDAP バインド情報 (ホスト名、バインド DN、バインド・パスワード、コンテキスト・プール設定、およびその他の LDAP サーバー関連設定) が読み取られ、この情報を使用して、指定された LDAP リポジトリーの LDAP バインドがリセットされます。
注: この動的呼び出しが実行されると、メモリー内の構成のみが更新されます。構成ファイルは更新されません。
イベント・タイプ
DYNA_CONFIG_EVENT_UPDATE_LDAP_BIND_INFO
構成データ
DYNA_CONFIG_KEY_REPOS_ID (必須) - [ストリング]
更新する LDAP アダプターのリポジトリー ID を指定します。
次にサンプル・タスクを示します。

手順

  1. Virtual member manager が稼働していることを確認します。
  2. 構成 CLI コマンドを使用して、正しいバインド情報 (バインド DN、バインド・パスワード) で wimconfig.xml ファイルを更新します。
  3. バインド情報を更新します。 以下のいずれかを行います。
    • updateIdMgrLDAPBindInfo CLI コマンドを実行します。コマンド形式の例を以下に示します。LDAP1 は、バインド情報をリセットする LDAP リポジトリーの ID です。
      wsadmin>$AdminTask updateIdMgrLDAPBindInfo{-id LDAP1}
    • dynamicUpdateConfig API を呼び出します。dynamicUpdateConfig API 呼び出しのサンプル・コードを次に示します。LDAP1 は、バインド情報をリセットする LDAP リポジトリーの ID です。
      Hashtable configData = new Hashtable();
      configData.put(Service.DYNA_CONFIG_KEY_REPOS_ID, "LDAP1");
             service.dynamicUpdateConfig(Service.DYNA_CONFIG_EVENT_UPDATE_LDAP_BIND_INFO, configData);


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