プロファイル管理ツールによるカスタマイズ定義の処理
z/OS カスタマイズ定義に関連したジョブをターゲット z/OS システムの区分データ・セットにアップロードしたり、プロファイル管理ツールが稼働するワークステーション上のディレクトリーにエクスポートしたりできます。
始める前に
ターゲット z/OS® システムにアップロードする、またはローカル・ファイル・システムにエクスポートするジョブのカスタマイズ定義を 作成します。詳しくは、カスタマイズ定義の作成を参照してください。
手順
- プロファイル管理ツールを開始します。
詳しくは、プロファイル管理ツールの開始を参照してください。
- 「カスタマイズの場所 (Customization Locations)」テーブルで、処理するカスタマイズ定義の場所を選択します。
- 「カスタマイズの定義 (Customization Definitions)」テーブルで、処理するカスタマイズ定義を選択します。
- 「プロセス」をクリックします。
- 「プロセス・タイプの選択 (Select Process Type)」パネルで、カスタマイズ定義で実行する処理タイプを選択します。
- FTP を使用したターゲット z/OS システムへのアップロード
選択したカスタマイズ定義についてカスタマイズ・ジョブを作成し、FTP を使用してそれを z/OS システムにアップロードします。このオプションの場合、ターゲット z/OS システムにおいて FTP サーバーがアクティブになっている必要があります。
- FTP over SSL を使用したターゲット z/OS システムへのアップロード
選択したカスタマイズ定義についてカスタマイズ・ジョブを作成し、FTP over SSL を使用してそれを z/OS システムにアップロードします。このオプションの場合、ターゲット z/OS システムにおいて SSL/TLS 認証を使用するように構成されている FTP サーバーがアクティブになっている必要があります。
- セキュア FTP を使用したターゲット z/OS システムへのアップロード
選択したカスタマイズ定義についてカスタマイズ・ジョブを作成し、セキュア FTP を使用してそれを z/OS システムにアップロードします。このオプションの場合、ターゲット z/OS システムにおいて SSH サーバーがアクティブになっている必要があります。
- ローカル・ファイル・システムへのエクスポート
選択したカスタマイズ定義についてカスタマイズ・ジョブを作成し、それをローカル・ファイル・システムにエクスポートします。
注: カスタマイズ・データが前にデフォルト・ディレクトリーにエクスポートされている場合、こうしたディレクトリー内にあるカスタマイズ・ジョブは、いずれかのアップロード・オプションが実行されると、ターゲット z/OS システムにアップロードされます。 - FTP を使用したターゲット z/OS システムへのアップロード
- 「次へ」をクリックします。
- 選択したプロセス・タイプに合わせて、以下のいずれかのアクションを実行します。
- 「FTP を使用したカスタマイズ定義のアップロード (Upload Customization Definition Using FTP)」パネルで、必要なアップロード情報を指定します。
- 「ターゲット z/OS システム (Target z/Os system)」フィールドにカスタマイズ・ジョブのアップロード先である z/OS システムの IP 名またはアドレスを入力します。
- 「ユーザー ID」フィールドに、 ターゲット z/OS システム上の FTP サーバーへのログオンに使用するユーザー ID を入力します。
- 「パスワード」フィールドに、 ターゲット z/OS システム上の FTP サーバーへのログオンに使用する、ユーザー ID に対応するパスワードを入力します。
- 「FTP サーバー・ポート (FTP server port)」フィールドに、ターゲット z/OS システム上の FTP サーバーのポート番号を入力します。
デフォルトの FTP サーバーのポート番号は 21 です。
- 「タイムアウト」フィールドに、アップロードが停止される前に、
入出力操作が完了しないまま経過する秒数を入力します。
デフォルト・タイムアウト値は 20 秒です。
- ターゲット z/OS データ・セットを割り振る場合、
「ターゲット z/OS データ・セットの割り振り」の隣にあるボックスにチェック・マークを付け、
活動状態の 2 つのフィールドを完了します。
- 「ボリューム (Volume)」フィールドに、ターゲット・データ・セットのボリュームを入力します。
- 「単位 (Unit)」フィールドに、ターゲット・データ・セットの単位を入力します。
注:- 活動状態にする 2 つのフィールドはオプションですが、一方のフィールドを指定したら、もう一方のフィールドも指定する必要があります。
- ジョブを実行する システムとは別のシステムにカスタマイズ・ジョブをアップロードする場合、 両システムが共有するボリュームをターゲットにする必要があります。
- 「FTP over SSL を使用したカスタマイズ定義のアップロード (Upload Customization Definition Using FTP Over SSL)」パネルで、必要なアップロード情報を指定します。
- 「ターゲット z/OS システム (Target z/Os system)」フィールドにカスタマイズ・ジョブのアップロード先である z/OS システムの IP 名またはアドレスを入力します。
- 「ユーザー ID」フィールドに、 ターゲット z/OS システム上の FTP サーバーへのログオンに使用するユーザー ID を入力します。
- 「パスワード」フィールドに、 ターゲット z/OS システム上の FTP サーバーへのログオンに使用する、ユーザー ID に対応するパスワードを入力します。
- 「FTP サーバー・ポート (FTP server port)」フィールドに、ターゲット z/OS システム上の FTP サーバーのポート番号を入力します。
デフォルトの FTP サーバーのポート番号は 21 です。
- 「タイムアウト」フィールドに、アップロードが停止される前に、
入出力操作が完了しないまま経過する秒数を入力します。
デフォルト・タイムアウト値は 20 秒です。
- ターゲット z/OS データ・セットを割り振る場合、
「ターゲット z/OS データ・セットの割り振り」の隣にあるボックスにチェック・マークを付け、
活動状態の 2 つのフィールドを完了します。
- 「ボリューム (Volume)」フィールドに、ターゲット・データ・セットのボリュームを入力します。
- 「単位 (Unit)」フィールドに、ターゲット・データ・セットの単位を入力します。
注:- 活動状態にする 2 つのフィールドはオプションですが、一方のフィールドを指定したら、もう一方のフィールドも指定する必要があります。
- ジョブを実行する システムとは別のシステムにカスタマイズ・ジョブをアップロードする場合、 両システムが共有するボリュームをターゲットにする必要があります。
- 「セキュア FTP を使用したカスタマイズ定義のアップロード (Upload Customization Definition Using Secure FTP)」パネルで、必要なアップロード情報を指定します。
- 「ターゲット z/OS システム (Target z/Os system)」フィールドにカスタマイズ・ジョブのアップロード先である z/OS システムの IP 名またはアドレスを入力します。
- 「ターゲット作業ディレクトリー (Target work directory)」フィールドに、初期にカスタマイズ・データをアップロードする z/OS システム上の UNIX ファイル・システムのディレクトリーのパス名を入力します。
- 「ユーザー ID」フィールドに、ターゲット z/OS システム上の SSH サーバーへのログオンに使用するユーザー ID を入力します。
- 「認証タイプ (Authentication type)」フィールドで、ターゲット z/OS システム上の SSH サーバーへのログオンに使用する認証のタイプを選択します。
- 「認証タイプ (Authentication type)」フィールドで「鍵 (Key)」を選択した場合は、ターゲット z/OS システム上の SSH サーバーへのログオンに使用するローカル・ワークステーションの秘密鍵のパス名を入力します。
- 「パスワードまたはパスフレーズ (Password or passphrase)」フィールドで、パスワード承認が選択されている場合は SSH サーバーで認証に使用するパスワードを、鍵認証が選択されている場合は秘密鍵の保護に使用するパスフレーズを入力します。
- 「SSH サーバー・ポート (SSH server port」フィールドに、ターゲット z/OS システム上の SSH サーバーのポート番号を入力します。
デフォルトの FTP サーバーのポート番号は 22 です。
- 「タイムアウト」フィールドに、アップロードが停止される前に、
入出力操作が完了しないまま経過する秒数を入力します。
デフォルト・タイムアウト値は 30 秒です。
- ターゲット z/OS データ・セットを割り振る場合、
「ターゲット z/OS データ・セットの割り振り」の隣にあるボックスにチェック・マークを付け、
活動状態の 2 つのフィールドを完了します。
- 「ボリューム (Volume)」フィールドに、ターゲット・データ・セットのボリュームを入力します。
- 「単位 (Unit)」フィールドに、ターゲット・データ・セットの単位を入力します。
注:- 活動状態にする 2 つのフィールドはオプションですが、一方のフィールドを指定したら、もう一方のフィールドも指定する必要があります。
- ジョブを実行する システムとは別のシステムにカスタマイズ・ジョブをアップロードする場合、 両システムが共有するボリュームをターゲットにする必要があります。
- 「カスタマイズ定義のエクスポート (Export Customization Definition)」パネルで、カスタマイズ・ジョブのエクスポート先
ディレクトリーを指定します。ヒント: 生成されたジョブのいずれかを後で編集する場合は、エクスポート・ディレクトリーの代替パスを指定しないで、アップロード機能を使用して更新されたジョブをターゲット z/OS オペレーティング・システムにアップロードします。 代替ディレクトリーを指定した場合、自身でバッチ・ジョブをターゲット z/OS オペレーティング・システムに適用してください。
ヒント:- フィールドの上でカーソルを移動すると、ヘルプ情報が表示されます。
- 「キャンセル」をクリックすると、カスタマイズ・ジョブを処理せずに終了します。
- 「FTP を使用したカスタマイズ定義のアップロード (Upload Customization Definition Using FTP)」パネルで、必要なアップロード情報を指定します。
- 「終了」をクリックします。


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ファイル名:tins_pmtupl.html