Virtual member manager のコマンドは、一貫性のある形式に従っています。
これらのコマンドの構文は次のとおりです。
commandName { -paramName paramvalue [-paramName paramvalue] }
パラメーターと構文の要素には以下のものがあります。
- commandName
- コマンドの名前。
- { }
- Jacl スクリプト記述用のパラメーターを囲む必須の中括弧。Jacl の構文に合わせる必要があります。
- { {} }
- 必須中括弧内にある中括弧は、その中括弧内のパラメーターの中から 1 つを選択する必要があることを示します。
- paramName
- パラメーターの名前。
- paramvalue
- パラメーターの値。
指定する値が my value のようにスペースを含んでいる場合は、"my value" のように値を引用符で囲む必要があります。
- [ ]
- 大括弧は、囲まれているパラメーターが任意指定のパラメーターであることを示します。
(大括弧が付いていないパラメーターは必須指定のパラメーターです。)
- *
- アスタリスクは、検索に使用できるワイルドカードです。
IBM* という検索フィルターを使用すると、IBM で始まるすべての項目が戻されます。
*IBM という検索フィルターを使用すると、IBM で終わるすべての項目が戻されます。
*IBM* という検索フィルターを使用すると、IBM というストリングを含むすべての項目が戻されます。
各コマンドには、コマンドの目的と使用法を説明するヘルプ情報が付いています。ヘルプ・メッセージには、コマンドの使用法と目的が説明されています。ヘルプを表示するには、wsadmin で次のコマンドを実行します。
$AdminTask help <commandName>