addMemberToGroup コマンド

このコマンドを使用すれば、グループにメンバーを追加できます。

目的

addMemberToGroup コマンドを使用して、グループにユーザーまたはグループを追加します。

正常に実行されると、addMemberToGroup コマンドは、追加したメンバーの固有名を戻します。

注: ユーザー・レルム用に「グローバル・セキュリティー設定を使用する」オプションが選択されている場合、または指定されたドメインのレルム・タイプとして「グローバル統合リポジトリー」オプションが選択されている場合は、このコマンドは管理ドメインの統合リポジトリーで実行されます。ただし、ドメイン上で実行される構成の変更は、セキュリティー・ドメイン固有の構成に適用されます。

構文

addMemberToGroup { -memberUniqueName uniqueName -groupUniqueName uniqueName
 [-securityDomainName domainName] }

パラメーター

-memberUniqueName uniqueName
指定したグループに追加するユーザーまたはグループの固有名の値を指定します。 このパラメーターは、Virtual member manager の uniqueName プロパティーにマップされます。
-groupUniqueName uniqueName
memberUniqueName パラメーターで指定したユーザーまたはグループを追加するグループの固有名の値を指定します。このパラメーターは、Virtual member manager の uniqueName プロパティーにマップされます。
-securityDomainName domainName
セキュリティー・ドメインを一意に識別する名前を指定します。 このパラメーターが指定されていない場合、 コマンドはグローバル統合リポジトリーを使用します。

サンプル

meyersd というユーザーを admins グループのメンバーとして追加するには、次のコマンドを実行します。
$AdminTask addMemberToGroup {-memberUniqueName uid=meyersd,cn=users,dc=yourco,dc=com 
                             –groupUniqueName cn=admins,cn=groups,dc=yourco,dc=com}
admins グループを operators グループのメンバーとして追加するには、次のコマンドを実行します。
$AdminTask addMemberToGroup {–memberUniqueName cn=admins,cn=groups,dc=yourco,dc=com
                             -groupUniqueName cn=operators,cn=groups,dc=yourco,dc=com}


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