ASCII と EBCDIC に関する考慮事項

ここで説明する ASCII と EBCDIC に関する考慮事項は、zSeries プラットフォームと i5series プラットフォームの両方に適用されます。

スクリプト・ファイル:
あるスクリプト・ファイルが別のスクリプト・ファイルを呼び出す場合には、第 2 のスクリプト・ファイルが EBCDIC でエンコードされていないと、第 1 のスクリプト・ファイルが機能しないことがあります。 その場合は、第 2 のスクリプト・ファイルの内容を第 1 のスクリプト・ファイルにコピーする必要があります。
プロパティー・ファイル:
コード・ページの問題を避けるには、プロパティー・ファイルを .jar ファイルにパッケージして、ResourceBundle.getBundle() を使用して読み取ることをお勧めします。 .jar ファイルに含まれる XML ファイルやプロパティー・ファイルは ASCII でなければなりません。一方、階層ファイル・システム (iSeries® の場合は統合ファイル・システム) に格納するプロパティー・ファイルは EBCDIC でなければなりません。
JNI:
Java™ から c や c++ ルーチンを呼び出したり、c や c++ プログラムから JVM を呼び出したりするときは、ASCII-EBCDIC 変換は自動的には処理されません。
ソケット通信:
ASCII クライアントと EBCDIC サーバーとの通信では、変換が自動的に行われない場合があります。 プログラムが両方とも Java であり、データの送受信に UTF が使用される場合は、自動的に変換が行われます。
注: テキスト・ファイルとバイナリー・ファイルは別々に扱われます。 バイナリー・ファイルにアクセスするには、バイナリーに固有の方法を使用します。


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