大規模なトポロジーの考慮事項
50 を超える WebSphere® JVM、アプリケーション・サーバー、ノード・エージェント、デプロイメント・マネージャー、またはプロキシー・サーバーを含む WebSphere Application Server セルでは、計画およびデプロイメントのプロセスの一部として、以下の要因を考慮に入れる必要があります。
- IBM_CS_WIRE_FORMAT_VERSION を 6.1.0、IBM_CS_HAM_PROTOCOL_VERSION を 6.0.2.31 に設定する。 詳しくは、 コア・グループ・プロトコル・バージョン (Core group protocol versions)を参照してください。
- IBM_CS_OOM_ACTION=Isolate を設定する。設定の説明については、『SERVER FAILS TO START WITH CWRLS0030W DUE TO OUT OF MEMORY CONDITION IN ANOTHER PROCESS IN CELL』を参照してください。
大規模な WebSphere Application Server セルのデプロイおよび管理の追加情報とオプションについては、『 Best Practices for Large WebSphere Topologies』で詳細に説明されています。これは、現在サポートされているすべてのバージョンの WebSphere Application Server に適用されます。
WebSphere Application Server - Network Deployment V8.5.5 より、次の Intelligent Management 機能がデフォルトで使用可能になっています。ルーティング・ルール、動的ロード・バランシング、正常性管理、アプリケーション・エディション、および動的クラスタリング。これらの Intelligent Management 機能は、セル内の JVM およびノードの数に応じて、より多くのメモリーと CPU 使用量を必要とします。Intelligent Management 機能を使用しない場合、またはメモリー所要量や CPU 使用率が増加しないようにしたい場合は、LargeTopologyOptimization カスタム・プロパティーを false に設定することができます。このカスタム・プロパティーを設定すると、セル全体のメモリーおよび CPU の使用率が削減されます。詳しくは、『セルのカスタム・プロパティー』を参照してください。