集中インストール・マネージャー・ジョブのサブミット

柔軟な管理環境では、ジョブをサブミットして、Installation Manager インスタンスをインストールしたり、リポジトリーを使用して Installation Manager を更新したり (z/OS® ターゲットではサポートされていません)、Installation Manager オファリングを管理したり、WebSphere® Application Server 製品をインストールしたりすることができます。

始める前に

サポートされる構成 サポートされる構成: このトピックは、WebSphere Application Server バージョン 8.0 以降の集中インストール・マネージャー (CIM) に適用されます。 このバージョンの CIM を使用して バージョン 9.0 および旧バージョンの WebSphere Application Server を管理できますが、CIM バージョン 8.0 以降の機能には、このリリースには含まれていない CIM バージョン 6.x および 7.x との互換性がありません。sptcfg

製品をインストールするには、IBM® Installation Manager バージョン 1.8.5 以降が必要です。

CIM の機能には、ジョブ・マネージャーを介してアクセスします。ジョブ・マネージャーを使用して、以下の機能を実行することができます。

  • リモート・マシンで WebSphere Application Server オファリングをインストール、更新、およびアンインストールします。
  • リモート・マシンで IBM Installation Manager をインストール、更新、およびアンインストールします。
    注: これらの機能は、z/OS ターゲットではサポートされません。z/OS ターゲットでは、CIM で処理を行う前に Installation Manager をインストールする必要があります。
  • リモート・ホストでファイルを収集、配布、および削除します。
  • リモート・ホストでスクリプトを実行します。

ジョブ・マネージャーを開始して、リモート・ホストをジョブ・マネージャーのターゲットにします。ジョブ・マネージャーのコンソールまたはデプロイメント・マネージャーのコンソールで、「ジョブ」 > 「ターゲット」 > 「新規ホスト」をクリックして、「新規ターゲット」のページのフィールドに入力します。

リモート・ホストは、通常、ジョブ・マネージャーがインストールされたものとは異なるコンピューターです。

ジョブをサブミットするには、ジョブ・マネージャーで使用する ID に、管理者ロール またはオペレーター・ロールの権限が付与されている必要があります。ジョブのサブミット時には、ターゲットでの認証および許可用に、ユーザー名とパスワードを指定することができます。 複数のターゲットにジョブをサブミットする場合は、そのユーザー名とパスワード、または実行依頼者のクレデンシャルを、すべてのジョブ・ターゲットに適用できる必要があります。

SSH コードは、z/OS オペレーティング・システムに自動的には組み込まれません。CIM を使用してアクセスしたいターゲットではすべて、 必ず SSH をインストールして有効にしておく必要があります。

このタスクについて

Installation Manager を使用して、リモート・ホスト上でインストールを行い、それを管理することができます。 ジョブ・マネージャーを使用して、Installation Manager インスタンスを作成し更新するジョブを実行し、製品をリモート・ホストにインストールすることができます。

このセクションのトピックでは、ジョブ・マネージャー・コンソールまたはデプロイメント・マネージャー・コンソールでジョブを実行して、Installation Manager を使用する方法を説明します。 コンソールを使用する代わりに、AdministrativeJobs コマンド・グループ内の wsadmin コマンドを実行することもできます。 管理ジョブのタイプのトピックを参照してください。

手順

次のタスク

「ジョブ状況」ページでジョブの ID をクリックし、ジョブ状況を表示します。ジョブが正常に実行されていない場合は、そのジョブの実行結果として出されたエラー・メッセージを表示し、エラー状態を修正して、再度ジョブをサブミットします。

Installation Manager ライセンスを確認するには、以下のステップを実行します。
  • グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用している場合は、以下のコマンドを実行し、その指示に従ってください。
    • コマンド行を使用している場合は、以下のコマンドを実行し、その指示に従ってください。

      トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



      タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
      http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-zos&topic=tagt_jobmgr_imjobs
      ファイル名:tagt_jobmgr_imjobs.html