プロファイル管理ツール (z/OS のみ) を使用した z/OS アプリケーション・サービス提供環境の構成

アプリケーション・サーバーの z/OS® 環境構成ディレクトリーのセットアップ、特定のアプリケーション・サービス提供環境に付随する z/OS ターゲット・システムに対する必要な変更、およびこの新規のサービス提供環境の起動による構成の確認について学習します。

始める前に

  • z/OS ターゲット・システムを選択し、製品および追加ソフトウェアのインストールと、基本オペレーティング・システムの準備を 行うステップを実行します。
  • FTP サーバーが z/OS ターゲット・システム上で稼働していることを確認します。
  • 構成するアプリケーション・サーバー環境のタイプを選択して、その構成の計画ステップを完了します。

このタスクについて

注: Windows または Linux Intel オペレーティング・システムが稼働するワークステーション上でプロファイル管理ツール (z/OS のみ) を使用して、 プロファイル作成、関連ジョブや指示のターゲット z/OS システムへのアップロードに使用するカスタマイズ定義を生成します。

z/OS システムのアプリケーション・サービス環境の構成は、アプリケーション・サーバーの z/OS 環境構成ディレクトリーのセットアップ、 特定のアプリケーション・サービス提供環境に付随する z/OS ターゲット・システムに対する必要な変更、 およびこの新規のサービス提供環境の起動による構成の確認から構成されます。 製品インストール後のこれらのアプリケーション・サービス提供環境の構成には、計画および調整が必要です。 Application Server for z/OS システムを初めて構成する場合は、デフォルト・オプションを使用して「練習用のスタンドアロン」アプリケーション・サーバーを構成する必要があります。次のステップでは、必要な製品構成を行います。 詳しくは、プロファイル管理ツール (z/OS のみ) の使用方法、z/OS セルに対応する練習用アプリケーション・サーバーの構築、および WebSphere® Application Server for z/OS の保守に関する考慮事項を参照してください。

既に Network Deployment セルを作成している場合は、このセクションの項目に従い、新規統合ノードを作成するか、または既存のスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・ノードを Network Deployment セルに統合することによってセルを拡張します。

WebSphere Application Server for z/OS アプリケーション・サービス提供環境ノードは、 プロファイル管理ツール (z/OS のみ) または zpmt コマンドで ビルドされたバッチ・ジョブを使用して作成されます。ノードを構成して実行したら、管理コンソールまたはスクリプト・ツールを使用して、 さらに変更を加えます。

z/OS オペレーティング・システムのインストール、z/OS ターゲット・システムの準備、新規アプリケーション・サーバー環境の計画が完了したら、 これらの各操作を実行してアプリケーション・サーバー環境を構成および開始します。

手順

  1. プロファイル管理ツールの使用 (z/OS のみ)の手順を検証します。
  2. WebSphere カスタマイズ・ツールボックスをインストールします。

    詳しくは、WebSphere カスタマイズ・ツールボックス のインストール情報を参照してください。

  3. 構成するアプリケーション・サーバー環境のタイプに合ったタスクを、次のタスクから選択します。

次のタスク

アプリケーション・サービス提供環境が稼働状態になったら、アプリケーションをインストールしてテストすることができます。 z/OS システムと対話するように、Web サーバーを構成することもできます。

ヒント: 注: 英語版のプロファイル管理ツール (z/OS のみ) を使用して WebSphere Application Server for z/OS を構成している場合、 ご使用の環境で日本語文字を正しく表示できるようにするには、いくつかのスクリプト・ファイルを変更する必要があります。
  1. setupCmdLine.sh ファイルを編集します。

    編集前: CONSOLE_ENCODING="-Dws.input.encoding=cp1047 -Dws.output.encoding=cp1047"

    編集後: CONSOLE_ENCODING="-Dws.input.encoding=cp1399 -Dws.output.encoding=cp1399"

  2. wsadmin.sh ファイルを編集します。

    編集前: EXTRA_D_ARGS="-Dfile.encoding=ISO8859-1

    編集後: EXTRA_D_ARGS="-Dfile.encoding=IBM-932

これら 2 つの変更を加えることにより、日本語メッセージを正しく表示できるようになります。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-zos&topic=tins_confpmt
ファイル名:tins_confpmt.html