DB2 Universal JDBC Driver のサポート
この項では、WebSphere® Application Server for z/OS® で DB2® Universal JDBC Driver を使用する場合のサポートの詳細をリストします。
- DB2 Universal
JDBC Driver のタイプ 4 接続を提供する
z/OS Application
Connectivity to DB2 for z/OS フィーチャー。この DB2 Universal JDBC Driver は、
z/OS 用のタイプ 4 ドライバーとしてのみ起動できます。
このドライバーは、タイプ 4 ドライバーとして、
通信プロトコルを使用して要求を z/OS アプリケーションからリモート DB2 データベースに通信します。
WebSphere Application Server for z/OS にこのドライバーをインストールして構成すると、ユーザーのアプリケーションは、JDBC またはコンテナー管理パーシスタンス (CMP) サポートを使用して、 z/OS のロケーションがどこであっても、z/OS 上にあるバックエンド DB2 データベース (DB2 V7 以降) にアクセスできます。 すべてのグローバル・トランザクションは、Java™ Platform Enterprise Edition (Java EE) XA トランザクションとして処理されます。
- DB2 UDB for z/OS バージョン 8 の DB2 Universal JDBC Driver。このドライバーでは、タイプ 2 とタイプ 4 の両方をサポートします。
タイプ 4 ドライバーのサポートでは、 通信プロトコルを使用して、z/OS アプリケーションからの要求をリモート DB2 データベースに通信します。 このドライバーは、 グローバル・トランザクションを処理する Java EE XA トランザクション処理の使用をサポートします。
タイプ 2 ドライバーのサポートでは、ローカル API プロトコルを使用して、 z/OS アプリケーションからの要求を アプリケーションと同じ z/OS システム・イメージ上で稼働しているターゲット DB2 に通信します。 タイプ 2 ドライバーは、z/OS で使用されると、 ドライバーは、z/OS Resource Recovery Service (RRS) の使用をサポートして、2 フェーズ・コミット処理を使用した複数のリソース管理にまたがるグローバル・トランザクションを調整します。
このバージョンのドライバーをインストールして構成すると、 アプリケーションは JDBC または CMP サポートを使用して バックエンドの DB2 データベース (DB2 V7 以降) にアクセスできます。 これらのデータベースは、使用されるドライバー・タイプに応じて、 同じ z/OS システム・イメージ、または異なる z/OS システム・イメージ上に存在する場合もあります。 タイプ 2 ドライバーは、 すべてのグローバル・トランザクションを RRS 調整のグローバル・トランザクションとして処理します。
- APAR PQ80841 による、DB2 UDB for OS/390® および z/OS バージョン 7 上の DB2 Universal
JDBC Driver Provider。
このバージョンは、ドライバー・タイプ 2 とドライバー・タイプ 4 の両方をサポートします。
タイプ 4 ドライバーのサポートでは、 通信プロトコルを使用して、z/OS アプリケーションからの要求をリモート DB2 データベースに通信します。 このドライバーは、 グローバル・トランザクションを処理する Java EE XA トランザクション処理の使用をサポートします。
タイプ 2 ドライバーのサポートでは、ローカル API プロトコルを使用して、 z/OS アプリケーションからの要求を アプリケーションと同じ z/OS システム・イメージ上で稼働しているターゲット DB2 に通信します。 タイプ 2 ドライバーは、z/OS で使用されると、 ドライバーは、z/OS Resource Recovery Service (RRS) の使用をサポートして、2 フェーズ・コミット処理を使用した複数のリソース管理にまたがるグローバル・トランザクションを調整します。
このバージョンのドライバーをインストールして構成すると、 アプリケーションは JDBC または CMP サポートを使用して バックエンドの DB2 データベース (DB2 V7 以降) にアクセスできます。 これらのデータベースは、使用されるドライバー・タイプに応じて、同じ z/OS システム・イメージ、または異なる z/OS システム・イメージ上に存在する場合があります。