データ・ソース構成パネルでは、データ・ソース・カスタム・プロパティーを介して
Java™ Database Connectivity (JDBC) ドライバーによる接続妥当性検査のタイムアウトを構成することができます。
このタスクについて
JDBC ドライバーを使用する接続の妥当性検査と、
アプリケーション・サーバーで SQL 照会を実行して行う接続の妥当性検査から選択することができます。
以下の接続事前テスト属性の
いずれかまたは両方を選択します。
- 新規接続の妥当性検査 (Validate new connections)
- 既存のプール接続の妥当性検査 (Validate existing pooled connections)
デフォルトでは、接続の妥当性検査は無効になっています。データ・ソースの構成を保存すると、
管理コンソールには、選択したオプションのみが表示されます。管理コンソールでは、
タイムアウトによる妥当性検査、または照会による妥当性検査を選択しますが、
妥当性検査が有効になっていない場合、アプリケーション・サーバーはいずれのオプションも選択しません。
手順
- 管理コンソールを開きます。
- データ・ソースのパネルに移動します。
- を選択します。
- を選択します。
- 「接続の妥当性検査プロパティー (Connection Validation Properties)」セクションに移動します。
- アプリケーション・サーバーで妥当性を検査する接続のタイプを選択します
- 「新規接続の妥当性検査 (Validate new connections)」を選択します。このオプションは、
接続マネージャーが、データベースに対して新規に作成された接続をテストするように指定します。
- 「既存のプール接続の妥当性検査 (Validate existing pooled connections)」を選択します。
このオプションは、プール接続をアプリケーションに戻す前に、
接続マネージャーがプール接続の妥当性をテストするように指定します。
- 両方のオプションを選択することもできます。
- 「JDBC ドライバーによる妥当性検査 (Validation by JDBC Driver)」を
クリックします。 「JDBC ドライバーによる妥当性検査
(Validation by JDBC Driver)」が構成されていて、
JDBC ドライバーが JDBC 4.0 を実装していない場合、または Connection.isValid メソッドによりエラーが発生する場合、
アプリケーション・サーバーは警告を発行します。
非推奨の機能 (Deprecated feature): SQL 照会による接続の妥当性検査は
推奨されていません。代わりに、JDBC ドライバーによる妥当性検査を使用してください。
depfeat
- 入力ボックスにタイムアウト値を入力します。 タイムアウト値は
秒単位です。
トラブルの回避 (Avoid trouble): 「
新規接続の妥当性検査 (Validate new connections)」または「
既存のプール接続の妥当性検査 (Validate existing pooled connections)」について、
再試行が構成されている場合、つまり、再試行間隔が 0 に設定されていない場合、
タイムアウトの完全値は各再試行に適用されます。再試行ごとに、
アプリケーション・サーバーは再試行間隔の間待機します。次に、JDBC ドライバーは、
タイムアウトの完全値を使用して、接続の妥当性を検査します。
gotcha
- データ・ソース構成を保存します。
次のタスク
既存のデータ・ソースを変更する場合、
この変更を有効にするために、サーバーを再始動します。新規のデータ・ソースの場合、
サーバーを再始動する必要はありません。