メッセージ・カタログの作成

アプリケーション・コンポーネント内の ストリングのローカリゼーションを行うには、このタスクを実行してください。

このタスクについて

カタログを、java.util.ResourceBundle サブクラスか Java™ プロパティー・ファイルのいずれかとして作成することができます。プロパティー・ファイルとして作成する方が一般的です。 プロパティー・ファイルは、プログラミング経験のないユーザーであっても作成でき、 アプリケーション・コードを修正しなくてもスワップできるためです。

手順

  1. ローカライズ用として識別された各ストリングごとに、 現在の言語でそのストリングのキーと値をリストするメッセージ・カタログに、 行を追加します。 プロパティー・ファイル内では、各行が以下のような構造になっています。
    key = string associated with the key
  2. カタログに、ロケール固有の名前を付けて保存します。 特定のプロパティー・ファイルへの解決を可能にするため、Java API は bundleName_localeID.properties としてバンドルされたリソースのプロパティー・ファイルに、命名規則を指定します。 メッセージ・カタログのセットに総称する名前 (例: BankingResources) を付けます。 Java API により認識されるロケール ID の詳細については、『学習用リソース』を参照してください。

以下の英語のカタログ (BankingResources_en.properties) は、 リストとリスト内の 2 つの項目用にラベルをサポートします。
accountString = Accounts
savingsString = Savings
checkingString = Checking

連結によって複合ストリングを作成しないでください (例えば、savingsString と accountString の値を組み合わせて、英語で Savings Accounts を形成すること。)成功を決めるのは、元の言語 (この場合は英語) の文法であり、他の言語には継承されません。

対応するドイツ語のカタログ (BankingResources_de.properties) は、 以下のようなラベルをサポートします。
accountString = Konten
savingsString = Sparkonto
checkingString = Girokonto

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