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エラー・ログ・ストリーム・レコード出力

この項目では、エラー・ログ・ストリーム出力の 2 つのサンプルを示し、これらに含まれているさまざまな属性について説明しています。

以下の 2 つのエラー・ログ・ストリーム・レコードがあります。
  • サーバー・ログ・ストリーム
  • サーバーの CERR
エラー・ログ出力にメッセージ・タグを含めない場合は、 以下の処理を実行します。
  1. 管理コンソールで、「環境」>「WebSphere 変数」とクリックします。
  2. 適切な有効範囲を選択して「新規」をクリックします。
  3. 名前」フィールドに ras_error_log_version を、 「」フィールドに 2 を入力します。
  4. 変更を保存および同期して、サーバーを停止および再始動します。
エラー・ログの出力にメッセージ・タグおよびセルの名前、ノード、クラスターを含めない場合は、以下の処理を実行します。
  1. 管理コンソールで、「環境」>「WebSphere 変数」とクリックします。
  2. 適切な有効範囲を選択して「新規」をクリックします。
  3. 名前」フィールドに ras_error_log_version を、「」フィールドに 1 を入力します。
  4. 変更を保存および同期して、サーバーを停止および再始動します。

サーバー・ログ・ストリームからのサンプル出力: 各サンプルの左側にある番号は、行を指定するために追加されています。 この番号は実際には出力されません。


1|  2008/11/19 22:17:46.325 03 SYSTEM=ATZ3013 CELL=BBOCELL
    NODE=BBONODE  CLUSTER=BBOC001 SERVER=BBOS001 JobName=BBOS001S
2|  ASID=0X0053 PID=0X0200025E TID=0X00000045 0XCCDF70CC c=./bbgrjtr.cpp at
3|  tag=classlvl... TRAS0028I: The trace output is stored

ストリーム BBO.BOSSXXXX からのログ・ストリーム・レコード出力フィールドは、 次のとおりです。

表 1. コンポーネントの説明. サーバー・ログ・ストリーム・レコード出力のパーツ表
コンポーネント 説明
1 行目:
2008/11/19 22:17:46.325
03
日付 / タイム・スタンプ / 2 桁のレコード・バージョン番号
1 行目:
SYSTEM=ATZ3013
システム名
1 行目:
CELL=BBOCELL
セル名
1 行目:
NODE=BBONODE
ノード名
1 行目:
CLUSTER=BBOC001
クラスター名
1 行目:
SERVER=BBOS001
サーバー名
1 行目:
JobName=BBOS001S
ジョブ名
2 行目:
ASID=0X0033
ASID (アドレス・スペース ID)
2 行目:
PID=0X0100003C
PID (プロセス ID)
2 行目:
TID=0X24F858A0 0X000004
TID (スレッド ID)
2 行目:
c=2.1010030
要求相関情報
3 行目:
. /bbooreq.cpp+4437
ファイル名 & 行
3 行目:
tag=classlvl
分類ファイル内に定義されたメッセージ・タグ
3 行目:
BBOU0013W
ログ・メッセージ番号
3 行目:
The function...
ログ・メッセージ
4 行目から 5 行目:
make_user_exception...
CosNaming::Naming...  
継続行: ログ・ストリーム・ログ・メッセージの継続
重要: 各フィールドは、ブランクで区切られます。

サーバーの CERR からのサンプル出力:


1|  BossLog: { 0017} 2008/10/01 15:58:25.557 03 SYSTEM=SY1 CELL=BBOCELL NODE=BBONODE  CLUSTER=BBOC001 
2|  SERVER=BBOS001 JobName=BBOS001S PID=0X0100003C TID=0X24F82920 00000000  c=3.C5D02
3|  ./bboiroot.cpp+1195 tag=classlvl... BBOU0012W The function IRootHomeImpl::findHome(
4|     const char*)+1195 received CORBA system exception CORBA::INTERNAL.
5|     Error code is C9C21200. 

CERR ジョブ・メッセージ出力フィールドは以下のとおりです。

表 2. コンポーネントの説明. CERR レコード出力のパーツ表
コンポーネント 説明
1 行目:
BossLog: { 0017}
BossLog: {entry number}
1 行目:
2000/06/01 15:58:25.557
03
日付 / タイム・スタンプ / 2 桁のレコード・バージョン番号
1 行目:
SYSTEM=SY1
システム名
1 行目:
CELL=BBOCELL
セル名
1 行目:
NODE=BBONODE
ノード名
1 行目:
CLUSTER=BBOC001
クラスター名
1 行目:
SERVER=BBOS001
サーバー名
1 行目:
JobName=BBOS001S
ジョブ名
2 行目:
PID=0X0100003C
PID (プロセス ID)
2 行目:
TID=0X24F82920 00000000
TID (スレッド ID)
2 行目:
c=3.C5D02
要求相関情報
3 行目:
. /bboiroot.cpp+1195
ファイル名 & 行
3 行目:
tag=classlvl
分類ファイル内に定義されたメッセージ・タグ
3 行目:
BBOU0012W
ログ・メッセージ番号
3 行目:
The function IRootHomeImpl::find...
ログ・メッセージ
4 行目から 5 行目:
const char*)+1195 received
CORBA system exception CORBA::INTERNAL. Error code is C9C21200.
継続行: CERR ジョブ・メッセージの継続行
  • 各フィールドは、ブランクで区切られます。
  • CERR フォーマットは、ロガーではなく、SYSOUT にあります。

BBORBLOG ブラウザー出力の保存

BBORBLOG ブラウザーを使用する場合には、ユーザー ID の後にログ・ストリーム名がついたデータ・セットが作成されます。 ブラウザー出力を保存したい場合には、このデータ・セットを名前変更してください。 ログ・ストリームの現行ビューの内容は、ストリームが保存日付に達するまでは保持されます。 ただし、次にブラウザーを呼び出すときに、同じデータ・セット名が使用されるため、ログ・ストリームの現行ビューは削除されます。前のデータは、保存日付までは別のレコードに残されています (現行ビューではない)。


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