クロス・コンポーネント・トレースの使用によるアプリケーションのトラブルシューティング
クロス・コンポーネント・トレース (XCT) を使用して、WebSphere® Application Server の問題を診断できます。
このタスクについて
WebSphere Application Server を使用している管理者は、ログ・ファイルおよびトレース・ファイルを使用して、アプリケーションおよびサーバーが正常に稼働しているかどうかを判別する必要があります。
アプリケーションの性質に応じて、アプリケーション・サーバー内の複数のスレッドを使用し、HTTP 要求や JMS 要求などの要求を処理できます。 要求によっては、1 つのアプリケーション・サーバーが Web サービス要求のために別のアプリケーション・サーバーに要求を作成する場合など、複数のアプリケーション・サーバーによって処理されることがあります。
XCT を使用して、相関情報のあるログ・ファイルやトレース・ファイルを拡張できます。この相関情報は、どのスレッドとどのアプリケーション・サーバーのプロセスが各要求の処理に参加しているかを明確化します。