宛先ロールの管理

サービス統合バス・ セキュリティーは、ロール・ベースの許可を使用します。メッセージング・セキュリティーが有効になっている場合、ユーザーおよびグループは、バス宛先でメッセージング操作を担当するには権限を持っていなければなりません。宛先ロール を管理することによって、バス宛先で操作を担当できるのがどのユーザーおよびグループなのかと、 それらのユーザーおよびグループが実行できる操作のタイプを制御することができます。

このタスクについて

管理コンソールを使用して、宛先のアクセス・ロールに属するユーザーおよびグループを管理します。宛先に対して使用可能なアクセス・ロールは、宛先のタイプによって決まります。次の表に、 各宛先タイプで割り当て可能なロールを示します。
表 1. 宛先ロール. 表の 1 列目には宛先タイプのリストが示されています。2 列目には、宛先タイプに割り当てることができるアクセス・ロールが示されています。
宛先タイプ アクセス・ロール
キュー sender、receiver、browser、creator
port sender、receiver、browser、creator
webService sender、receiver、browser、creator
topicSpace 送信側、受信側
foreignDestination 送信側
alias sender、receiver、browser
特定のローカル宛先または外部宛先についてどのユーザーおよびグループがアクセス権を持つかを制御するだけでなく、特定のローカル宛先のアクセス・ロールの継承を制御することもできます。その場合、ローカル・バスの名前空間内のすべての宛先に適用されるデフォルトのアクセス・ロールを、ある特定の宛先について追加されている任意のアクセス・ロールに追加します。

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