ActiveX アプリケーションの開始およびサービス・プログラムの構成

ActiveX to Enterprise Java™ Bean (EJB) ブリッジを使用する Active Server Page (ASP) などの ActiveX サービス・プログラムを実行するには、何らかの初期構成 (適切な環境変数を設定し、ActiveX to EJB ブリッジを使用可能にして、その XJB.JAR ファイルと Java ランタイムを検出すること) が必要です。この構成によって、ActiveX サービス・プログラムが実行できる環境がセットアップされます。

始める前に

XJB.JClassFactory は、初期化の際に Java ランタイム・ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) を 検出しなければなりません。 Internet Information Server などのサービス・プログラムでは、 そのプロセスのパスを独立して指定することはできません。 プロセスのパスはシステム PATH 変数で設定しなければなりません。 つまり、この制約により、ASP を使用するマシンでは、Java 仮想マシン (JVM) のバージョンは 1 つしか使用できません。

このタスクについて

Java ランタイム環境 (JRE) ディレクトリーをシステム・パスに追加するには、 以下のタスクのいずれかを完了する必要があります。

手順

Windows XP システムでは、以下のステップを実行します。
  1. 「コントロール パネル」を開き、「システム」アイコンをダブルクリックする。
  2. 「システムのプロパティー」ウィンドウで、「詳細」タブをクリックする。
  3. 「環境変数」をクリックする。
  4. 「システム変数」ウィンドウで Path 変数を編集する。
  5. 「変数値」フィールドに表示されているパスの先頭に以下の情報を追加する。
    C:¥WebSphere¥AppClient¥Java¥jre¥bin;C:¥WebSphere¥AppClient¥Java¥jre¥bin¥classic;

    ここで、C:¥WebSphere¥AppClient は、WebSphere® 製品に含まれている Java クライアントをインストールしたディレクトリーです。

  6. 「システム変数の編集」ウィンドウで「OK」をクリックして変更を適用する。
  7. 「環境変数」ウィンドウで「OK」をクリックする。
  8. 「システム・プロパティー」ウィンドウで「OK」をクリックする。
  9. Windows XP を再始動する。

次のタスク

システム PATH 変数を変更したら、Internet Information Server マシンをリブート して Internet Information Server にその変更を認識させる必要があります。

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