HADR 対応 DB2 データベースへの接続のセットアップ
DB2 バージョン 8.2 以降をデータ・ソースとして使用する場合、これらのバージョンの DB2 で使用可能な高可用性災害時リカバリー (HADR) 機能を活用することが必要になる場合があります。HADR 機能を使用するには DB2 の 2 つのインスタンスをマシンにインストールする必要がありますが、プライマリー DB2 データベースをデータ・ソースとして構成するだけで済みます。プライマリー DB2 データベースによって提供される HADR 機能は、バックアップ DB2 データベースへのデータの再ルーティングを自動的に処理します。
このタスクについて
HADR 対応 DB2 データベースを使用する場合、タイプ 2 またはタイプ 4 の DB2 データ・ソースを構成し、さらにこのデータ・ソースに DB2 自動クライアント・リルート (ACR) オプションを構成する必要があります。
手順
- 管理コンソールで、「リソース」>「JDBC」>「データ・ソース」とクリックします。
- DB2 データ・ソースの名前をクリックします。
- 「追加プロパティー」で、「WebSphere Application Server データ・ソース・プロパティー」をクリックします。
- 「拡張 DB2 機能」で、DB2 自動クライアント・リルートの設定を入力します。
- 「適用」または「OK」をクリックし、さらに「保存」をクリックして変更をマスター構成に保存します。
次のタスク
データ・ソースの隣にあるチェック・ボックスを選択して「テスト接続」をクリックし、DB2 データベースへの接続をテストします。「ノード MyNode のサーバー server1 上でデータ・ソース DB2 Data source のテスト接続に成功しました」などのメッセージが表示されます。 このメッセージが表示されない場合は、表示されるエラー・メッセージのヘルプで、問題を調べてください。