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Intelligent Management: hadmgrAdd コマンド
hadmgrAdd コマンドはセルに新規のデプロイメント・マネージャー・プロファイルを取り込みます。 新規のデプロイメント・マネージャー・プロファイルは、既存のデプロイメント・マネージャー・プロファイルと同一セル内で、 高可用性 (HA) デプロイメント・マネージャー対等機能に変換されます。
hadmgrAdd コマンドは、追加される新規デプロイメント・マネージャー・プロファイル 内で実行してください。HA デプロイメント・マネージャー機能は、JMX SOAP コネクターの使用のみをサポートします。 JMX RMI コネクターはこの構成ではサポートされません。

使用法
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hadmgrAdd -hostname primary_dmgr_host [-port primary_dmgr_port]
-configRoot fully_qualified_path_to_shared_configuration
-workspaceRoot fully_qualified_path_to_workspace
-proxyServerJmxSoapAddress JMX_SOAP_host:JMX_SOAP_port
-proxyServerHttpPort HTTP_portHTTP_secure_port
[-uniquePort] [-user user_name] [-password password]
[-quiet] [-logfile file_name] [-replacelog] [-trace] [-help]
proxyServerJmxSoapAddress および proxyServerHttpPort パラメーターは、最初の待機のデプロイメント・マネージャーを作成している場合にのみ必要になります。
パラメーター
hadmgrAdd コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。
- -hostname <ホスト名>
- 既存のデプロイメント・マネージャーに接続するために使用するホスト名を指定します。
- -port <port>
- 既存のデプロイメント・マネージャーに接続するために使用するデフォルトの SOAP ポートを指定します。
- -configRoot <完全修飾パス>
- 完全修飾構成パスを指定します。
- -workspaceRoot <完全修飾パス>
- 完全修飾ワークスペース・パスを指定します。
- -proxyServerJmxSoapAddress <ホスト:ポート>
- オンデマンド・ルーター (ODR) のホスト名と IP アドレス、および ODR の SOAP_CONNECTOR_ADDRESS ポートを指定します。このポートを使用して、wsadmin スクリプトを実行します。
- -proxyServerHttpPort <ポート> <secure_port>
- プロキシー・サーバーの HTTP ポートを指定します。ODR および IP スプレイヤー・ホストのフリー・ポートを 2 つ選択します。管理コンソールに ODR 経由でアクセスする際に、これらのポートを使用する必要があります。
- -user <user name>
- 既存のデプロイメント・マネージャーに接続するために使用するユーザー名を指定します。
- -password <password>
- 既存のデプロイメント・マネージャーに接続するために使用するパスワードを指定します。
- -quiet
- hadmgrAdd コマンドが通常モードで印刷する進行情報を抑止します。
- -logfile <filename>
- 情報を書き込むログ・ファイルのロケーションを指定します。 デフォルトでは、hadmgrAdd.log ファイルは、追加されるノードのプロファイルの logs ディレクトリーに作成されます。
- -replacelog
- 現行ログに追加する代わりに、ログ・ファイルを置き換えます。デフォルトで、 hadmgrAdd コマンドは、既存のトレース・ファイルへ追加されます。 このオプションにより、 hadmgrAdd コマンドがトレース・ファイルを上書きします。
- -trace
- デバッグのために、ログ・ファイルに追加のトレース情報を生成します。
- -uniquePort
- ポートが競合しているかどうか検査します。新しいポートが既存のポートと競合している場合、 フリーのポートを検出するまで、新規ポートは 1 つ増分します。 デプロイメント・マネージャー・プロファイルが作成されたときに、そのプロファイルに固有のポートが割り当てられた場合は、このプロセスは必要ありません。
- -help
- 構文のヘルプを表示します。
例
- 以下のディレクトリー構造でインストールされ、構成されている既存の WebSphere Application Server Network Deployment セルから開始します。
- WebSphere Application Server ホーム・ディレクトリー: app_server_root
- 既存のデプロイメント・マネージャー・プロファイル: /shared/profiles/PrimaryManagerNode
- プロファイル管理ツール・プラグインまたは wasprofile コマンド行ユーティリティーを実行して、
この同じ Network Deployment のインストールに関連した別のデプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。共有ディスクにこのプロファイルを作成します。/shared mountpoint はその例です。
listen するこのデプロイメント・マネージャーには、正しいホスト名を指定する必要があります。 この例に示しているように、プロファイルの作成時に待機のデプロイメント・マネージャーに明示的なポート番号を指定することも、hadmgrAdd コマンドの実行時に -uniquePort パラメーターを指定することもできます。セル名には任意の値を指定できます。変換プロセス中に、セル名の値が HA デプロイメント・マネージャー対等機能が追加されるセル名と一致するように変更されます。HA デプロイメント・マネージャー対等機能が追加されるセルに固有のノード名を指定する必要があります。
プロファイル作成後のディレクトリー構造は以下のようになります。- WebSphere Application Server ホーム・ディレクトリー: app_server_root
- 既存のデプロイメント・マネージャー・プロファイル: /shared/profiles/PrimaryManagerNode
- 新規のデプロイメント・マネージャー・プロファイル: /shared/profiles/StandbyManagerNode
- 既存のデプロイメント・マネージャー・プロファイルが存在する同一のセル内で、
新規のデプロイメント・マネージャー・プロファイルを HA デプロイメント・マネージャー対等機能に変換するには、hadmgrAdd コマンドを実行します。
hadmgrAdd.sh|bat -hostname a.a.a.a -port 8879 -configRoot /shared/profiles/PrimaryManagerNode/config -workspaceRoot /shared/profiles/PrimaryManagerNode -proxyServerJmxSoapAddress x.x.x.x:8880 -proxyServerHttpPort 9060 9043 -user wsadmin -password ******** -uniquePort
集中インストール・マネージャー・リポジトリーをインストールする場合、 2 番目のデプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成した後には、app_server_root¥properties¥cimgr.props ファイル 内の CENTRALIZED_INSTALL_REPOSITORY_ROOT プロパティーの値 を c:¥ProgramFiles¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥repository_folder から ${app_server_root}/repository_folder に変更します。
- 新規のデプロイメント・マネージャーを構成して、既存のデプロイメント・マネージャーと同一の構成リポジトリー・インスタンスを使用します。 これは、既存のデプロイメント・マネージャーとの共有装置上になければなりません。
- 新規のデプロイメント・マネージャーを構成して、同一の指定されたワークスペースの共有ディレクトリーを使用します。これは、既存のデプロイメント・マネージャーとの共有装置上になければなりません。
- ODR は wc_admin および ws_admin_secure HTTP トランスポート・チャネルと JMX_SOAP_PROXY_ADDRESS エンドポイントで構成されます。
- デプロイメント・マネージャーの JMX_SOAP_CONNECTOR アドレスは、ODR の JMX_SOAP_PROXY_ADDRESS を指します。
- デプロイメント・マネージャーは、オリジナルの JMX_SOAP_ADDRESS と同じように構成された ホストまたはポートを持つ追加の JMX_SOAP_PROXY_ADDRESS を持ちます。

