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保守モードにあるサーバーへのルーティング
副次式によって複雑なルール条件を作成してルーティング・ポリシー Session Initiation Protocol (SIP) ルールを変更し、同じ動的クラスターからの特定のメッセージを保守モードのサーバーにルーティングして、その他のトラフィックを保守モードではないサーバーにルーティングできます。
始める前に
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このタスクについて
通常は、保守モードではないサーバーのみがアプリケーション要求を受信してサービス提供します。 保守モードのサーバーにルーティングすることもできるので、あるサーバーのサブセットにルーティングして、アベイラビリティーを阻害することなく、構成変更を検査したり、問題をトラブルシューティングしたりできます。ルーティング・ルールにより、SIP トラフィックを特定のクラスターに送ることができます。SIP ルーティング・ルールの式が拡張され、ターゲット・クラスターの定義に追加の機能および柔軟性を提供する式がサポートされます。 例えば、式 cluster='TestCell/TestClusterA' および serverMaintanceMode='affinity' では、オンデマンド・ルーター (ODR) に対して、保守モードにある TestClusterA のメンバーに呼び出しをルーティングするよう指示します。 また、この機能は、優先順位付けされたルーティング・ルールと組み合わせて使用することもできます。
手順
- 管理コンソールで、 をクリックします。
- 論理演算子として and を選択します。
- オペランドとして Server maintenance mode を選択します。
- 演算子として Equals (=) を選択します。
- 値には Affinity を選択します。 「副次式の生成」をクリックします。
- 「付加」をクリックして、ルールにその副次式を付加します。