トピック表現でのトピック名およびワイルドカード文字の使用
デフォルト・メッセージング・プロバイダーおよびサービス統合テクノロジーの提供するトピックを検索するために、トピック表現でワイルドカード文字を使用できます。
各サブスクライブ要求には、サブスクリプションを関連付ける 1 つ以上のトピックを識別し、 着信メッセージと突き合わせるために要求で使用されるトピック表現が含まれています。
デフォルト・メッセージング・プロバイダーおよびサービス統合テクノロジーのサブスクリプション・トピック表現は、 XPath ロケーション・パス構文のサブセットを基にしています。
個々のトピックの識別
トピック・スペース内のすべてのトピックには、
以下のように / (スラッシュ) 文字で区切られた 1 つ以上の名前のパーツで
構成されるトピック名があります。
Topic name = name_part | (name_part '/' topic_name)
複数のトピックを識別するためのワイルドカードの使用
トピック・スペース内の 1 つ以上のトピックを選択する場合は、 ワイルドカード文字を含むロケーション・パスであるトピック・パスを使用できます。 トピック・スペースは、<topicspace> エレメントを初期コンテキスト・ノードとする XPath ロケーション・パス構文のサブセットを使用して評価されます。 そのため、非ワイルドカード・トピック・パスは、表示上はトピック名と全く同じになります。
トピック・パスの構文は、以下のように要約できます。
- 指定されたトピック名と完全一致するためには、* (アスタリスク)、// (2 重スラッシュ)、 または . (ドット) シンボルの含まれていないトピック・パスが要求されます。
- * (アスタリスク) は、ワイルドカードとして使用することができ、1 つのレベルと一致します (当該レベルの名前パーツの値には影響を受けません)。
* は、トピック・パス式のどの場所でも使用できますが、先頭に使用しない場合、前に / を付ける必要があります。 また、末尾に使用しない場合は、後ろに / を付ける必要があります
- // は、ワイルドカードとして使用することができ、0 またはそれ以上のレベルと一致します
// は、末尾を除き、式のどの場所でも使用することができます。式の末尾で 0 またはそれ以上のレベルと一致させるには、 式の終わりを、構文 //. (2 重スラッシュとドット) にします。 末尾で 1 つ以上のレベルと一致させるには、//* (2 重スラッシュとアスタリスク) を使用します
トピック・パスでは、3 つ以上連続した / 記号を使用しないでください。