Web Services Distributed Management リソース管理
Web Services Distributed Management (WSDM) は、OASIS 承認の規格で、標準の Web サービス・インターフェースを介したリソースの管理をサポートします。WSDM は Web サービス・ベースのインターフェースを提供し、管理容易性エンドポイントを使用してアプリケーション・サーバー・リソースを管理します。
管理容易性エンドポイントには、リソースの管理容易性機能が含まれています。 管理容易性機能は、プロパティー、オペレーション、イベントのセットを一意的に特定し、関連付けます。 1 つ以上の管理容易性機能をサポートするリソースが、管理可能なリソースになります。 例えば、管理可能リソースは停止、開始、除去などの操作を含む機能をサポートする、サーバー・リソースまたはアプリケーション・リソースです。 管理可能なリソースが提供する機能を利用するには、管理容易性コンシューマーを使用します。 管理容易性コンシューマーは Web サービス・エンドポイントを通じて、使用可能な管理可能リソースを照会し、検索します。サービスが検索されると、管理容易性コンシューマーは、メッセージを交換してプロパティー情報を収集するか、 操作を呼び出すか、または通知を受信します。 以下のグラフィックスに、Web サービス・エンドポイントでリンクされる管理容易性コンシューマーと管理可能なリソースの関係を示します。
図 1. WSDM のさまざまなパーツの関係
重要: WSDM はシステム・アプリケーションで、製品がインストールされる際にデフォルトで使用不可になります。最初に WSDM を使用可能にしてから、
それを使用して製品リソースを管理する必要があります。WSDM を使用可能にするには、スクリプトを使用します。