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Intelligent Management: ODR ルーティング・ポリシー・ルールの管理用タスク

管理用タスクを使用して、オンデマンド・ルーター (ODR) ルーティング・ポリシーの HTTP または Session Initiation Protocol (SIP) ルールを構成することができます。

以下のルールを使用して、ルーティング・ポリシーを構成します。これらのルールは、優先されるルーティング・ポリシーの構成方法です。フェイルオーバーおよびロード・バランシングにマルチクラスター・ルーティング・ポリシーを構成することもできます。 この手順について詳しくは、マルチクラスターのフェイルオーバーおよびロード・バランシング・ルーティングのオンデマンド・ルーターの構成に関する項目を参照してください。

ODR ルーティング・ポリシー管理用コマンドを使用する主な利点は、次のとおりです。
  • 式を使用して、どの要求がポリシーに影響されるかを判別することができます。マルチクラスター・ルーティング・メソッドは、アプリケーションまたはアプリケーション Web モジュールによってのみフィルターできるようにします。
  • クラスター、サーバー、または Web モジュールによってターゲット (routingLocations) を選択できます。マルチクラスター・ルーティング・メソッドでは、ターゲット・クラスターのみを選択することができます。
  • コマンドには、SIP または HTTP プロトコルを指定できます。
注: Session Initiation Protocol (SIP) は z/OS には現在サポートされていません。

addRoutingRule

addRoutingRule コマンドは、ルーティング・ポリシーのルールを追加します。
注: マルチクラスター・ルーティング・ポリシーが定義されたアプリケーション・エディションが存在しているときに、新規エディションをインストールする場合、新規エディション用の新規マルチクラスター・ルーティング・ポリシーを作成する必要があります。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)
  • -priority: ルールの優先度を表す正整数の値。ゼロが最高の優先度です。(ストリング、必須)
  • -expression: ルール式を指定します。式は二重引用符で囲む必要があります。ルール式のパラメーター指定に関する詳細については、SIP オペランドのトピック、および HTTP オペランドのトピックを参照してください。(ストリング、必須)
  • -actionType: ルールに関連付けるアクションのタイプを指定します。(ストリング、必須)
    以下のリストは、HTTP ルールに関連付けるアクションのタイプです。
    • localResource: このルーティング・ルールで使用するローカル・リソース (ファイル) を指定します。
    • permit: 保守モードでないサーバーへのルーティングを許可します。
    • redirect: redirectURL オプションで指定された URL に、要求をリダイレクトします。
    • reject: ルーティングを拒否し、errorcode オプションで指定された戻りコードを示します。
    • permitsticky: 保守モードでないサーバーへのルーティングを許可し、 アクティブ・アフィニティーを実行します。 すなわち、アフィニティーは、アプリケーションから要求がなくても常に保持されます。
    • permitMM: 保守モードでのサーバーのみへのルーティングを許可します。
    • permitstickyMM: 保守モードでのサーバーのみへのルーティングを許可し、 アクティブ・アフィニティーを実行します。
    以下のリストは、SIP ルールに関連付けるアクションのタイプです。
    • permit: 保守モードでないサーバーへのルーティングを許可します。
    • reject: ルーティングを拒否し、errorcode オプションで指定された戻りコードを示します。

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -multiclusterAction: 複数のルーティング・ロケーション・クラスターが一致する場合に、要求をルーティングする方式を指定します。 -multiclusterAction パラメーターは、いずれの permit actionType にも適用され、actionTypepermitpermitstickypermitMM、または、permitstickyMM の場合に限って必須になります。
    • Failover: 使用可能なサーバーがある最初のクラスターを検索し、そのクラスターに対してロード・バランシングを行います。動的に生成されるクラスターのリストの順序は未定義です。
    • WRR: 重み付きラウンドロビン・ロード・バランシング。 UDP 再伝送の場合は、アフィニティーを維持します。
    • WLOR: 重み付き最小未解決要求。
      ベスト・プラクティス ベスト・プラクティス: WRR 値ではなく、WLOR 値の使用が推奨されます。bprac
    以下のリストは、SIP ルールの場合の可能な値です。
    • Failover: 使用可能なサーバーがある最初のクラスターを検索し、そのクラスターに対してロード・バランシングを行います。動的に生成されるクラスターのリストの順序は未定義です。
    • WRR: 重み付きラウンドロビン・ロード・バランシング。 UDP 再伝送の場合は、アフィニティーを維持します。
    • Error: 複数のクラスターがある場合、そのいずれかを選択するとエラーをスローします。クラスターは、ただ 1 つだけ必要です。
  • -routingLocations: 要求をルーティングするターゲット・ロケーションのリストを指定します。-routingLocations パラメーターは、actionType がいずれかの permit actionType である場合に限って必須になります。
    リストの各オペランドには、以下の 3 つのいずれかの書式が続き、 任意の値との一致を示すワイルドカード、「*」の値を入れることができます。
    • cluster=cellName/clusterName
    • server=cellName/nodeName/serverName
    • module=cellName/applicationName/applicationVersion/moduleName
    SIP ルーティング・ルールの場合に限り、代わりにルール式によってターゲット・クラスターを定義できます。有効な演算子は、AND、OR、NOT、および括弧によるグループ化です。以下のリストに従って書式設定します。
    • cluster=cellName/clusterName
    • server=cellName/nodeName/serverName
    • module=cellName/applicationName/applicationVersion/moduleName
    • server maintenance mode=true or false
    • node maintenance mode=true or false
    • protocol=PROTO_VALUE:
      PROTO_SIP = sip
      SIP を TCP に優先
      PROTO_SIPS = sips
      SIP を SSL および TCP に優先
      PROTO_SIPU = sipu
      SIP を UDP に優先
      PROTO_SIPX = sipx
      SIP を XMEM に優先
    注: applicationVersion 値がないアプリケーションの場合、applicationVersion 値をブランクにしておいてください。module=cellName/application//moduleName
  • -errorcode : 要求をリジェクトする整数のエラー・コード。-errorcode パラメーターは、actionTypereject の場合に限って必須になります。
  • -localResource: このオプションは、actionType パラメーターと関連付けて使用できます。 -localResource オプションを actionType パラメーターと共に使用する場合、localResourcePath パラメーターも指定してください。 localResourcePath パラメーターは、プロファイル・ルートへの絶対パスまたは相対パスを示します。

バッチ・モードの使用例

以下の例は、セル内のすべてのアプリケーションを、別のセルをポイントする汎用サーバー・クラスターに対してフェイルオーバーすることを示しています。
  • Jacl を使用:
    $AdminTask addRoutingRule {-webservername ws1 -nodename node1 -protocol HTTP -priority 0 -expression 
    "request.method = 'getOperation'" -actionType permit -multiclusterAction Failover 
    -routingLocations cluster=*/*}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.addRoutingRule('-webservername ws1 -nodename node1 -protocol HTTP -priority 0 -expression 
    "queryparm$userid = \'123\'" -actionType permit -multiclusterAction Failover -routingLocations 
    "module=*/*/*/*,cluster=myCell/myFailoverGSCThatPointsToAnotherCell"') 
以下の例では、新規アプリケーション・エディションのマルチクラスター・ルーティング・ポリシーを作成します。
  • Jacl を使用:
    $AdminTask addRoutingRule {-odrname odr -nodename node1 -protocol 
    HTTP -priority 0 -expression "uri LIKEIN {'/contextRoot','/contextRoot/%'}" 
    -actionType permit -multiclusterAction Failover -routingLocations 
    cluster=cellName/clusterName}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.addRoutingRule('-odrname odr -nodename node1 -protocol 
    HTTP -priority 0 -expression "uri LIKEIN (\'/contextRoot\',\'/contextRoot/%\')" 
    -actionType permit -multiclusterAction Failover -routingLocations 
    cluster=cellName/clusterName')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask addRoutingRule {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.addRoutingRule ('[-interactive]')

changeRoutingDefaultRulesAction

changeRoutingDefaultRulesAction コマンドは、ルールのルーティング・ポリシーのデフォルト・アクションを変更します。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)
  • -actionType: ルールに関連付けるアクションのタイプを指定します。(ストリング、必須)
    以下のリストは、HTTP ルールに関連付けるアクションのタイプです。
    • localResource: このルーティング・ルールで使用するローカル・リソース (ファイル) を指定します。
    • permit: 保守モードでないサーバーへのルーティングを許可します。
    • redirect: redirectURL オプションで指定された URL に、要求をリダイレクトします。
    • reject: ルーティングを拒否し、errorcode オプションで指定された戻りコードを示します。
    • permitsticky: 保守モードでないサーバーへのルーティングを許可し、 アクティブ・アフィニティーを実行します。 すなわち、アフィニティーは、アプリケーションから要求がなくても常に保持されます。
    • permitMM: 保守モードでのサーバーのみへのルーティングを許可します。
    • permitstickyMM: 保守モードでのサーバーのみへのルーティングを許可し、 アクティブ・アフィニティーを実行します。
    以下のリストは、SIP ルールに関連付けるアクションのタイプです。
    • permit: 保守モードでないサーバーへのルーティングを許可します。
    • reject: ルーティングを拒否し、errorcode オプションで指定された戻りコードを示します。

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -multiclusterAction: 複数のルーティング・ロケーション・クラスターが一致する場合に、要求をルーティングする方式を指定します。 -multiclusterAction パラメーターは、いずれの permit アクション・タイプにも適用され、actionTypepermitpermitstickypermitMM、または permitstickyMM である場合に限って必須になります。
    • Failover: 使用可能なサーバーがある最初のクラスターを検索し、そのクラスターに対してロード・バランシングを行います。動的に生成されるクラスターのリストの順序は未定義です。
    • WRR: 重み付きラウンドロビン・ロード・バランシング。 UDP 再伝送の場合は、アフィニティーを維持します。
    • WLOR: 重み付き最小未解決要求。
      ベスト・プラクティス ベスト・プラクティス: WRR 値ではなく、WLOR 値の使用が推奨されます。bprac
    以下のリストは、SIP ルールの場合の可能な値です。
    • Failover: 使用可能なサーバーがある最初のクラスターを検索し、そのクラスターに対してロード・バランシングを行います。動的に生成されるクラスターのリストの順序は未定義です。
    • WRR: 重み付きラウンドロビン・ロード・バランシング。 UDP 再伝送の場合は、アフィニティーを維持します。
    • Error: 複数のクラスターがある場合、そのいずれかを選択するとエラーをスローします。クラスターは、ただ 1 つだけ必要です。
  • -routingLocations: 要求をルーティングするターゲット・ロケーションのリストを指定します。-routingLocations パラメーターは、actionType がいずれかの permit アクション・タイプである場合に限って必須になります。
    リストの各オペランドには、以下の 3 つのいずれかの書式が続き、 任意の値との一致を示すワイルドカード、「*」の値を入れることができます。
    • cluster=cellName/clusterName
    • server=cellName/nodeName/serverName
    • module=cellName/applicationName/applicationVersion/moduleName
    SIP ルーティング・ルールの場合に限り、代わりにルール式によってターゲット・クラスターを定義できます。有効な演算子は、AND、OR、NOT、および括弧によるグループ化です。以下のリストに従って書式設定します。
    • cluster=cellName/clusterName
    • server=cellName/nodeName/serverName
    • module=cellName/applicationName/applicationVersion/moduleName
    • server maintenance mode=true or false
    • node maintenance mode=true or false
    • protocol=PROTO_VALUE:
      PROTO_SIP = sip
      SIP を TCP に優先
      PROTO_SIPS = sips
      SIP を SSL および TCP に優先
      PROTO_SIPU = sipu
      SIP を UDP に優先
      PROTO_SIPX = sipx
      SIP を XMEM に優先
    注: applicationVersion 値がないアプリケーションの場合、applicationVersion 値をブランクにしておいてください。module=cellName/application//moduleName
  • -errorcode : 要求をリジェクトする整数のエラー・コード。-errorcode パラメーターは、actionTypereject の場合に限って必須になります。
  • -localResource: このオプションは、actionType パラメーターと関連付けて使用できます。 -localResource オプションを actionType パラメーターと共に使用する場合、localResourcePath パラメーターも指定してください。 localResourcePath パラメーターは、プロファイル・ルートへの絶対パスまたは相対パスを示します。

バッチ・モードの使用例

  • Jacl を使用:

    以下の例は、単一クラスターをフェイルオーバー汎用サーバー・クラスターに対してフェイルオーバーすることを示しています。

    $AdminTask changeRoutingDefaultRulesAction {-webservername ws1 -nodename node1 -protocol 
    HTTP -actionType permit -multiclusterAction Failover -routingLocations cluster=*/*}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingDefaultRulesAction('[-webservername ws1 -nodename node1 -protocol 
    HTTP -actionType permit -multiclusterAction Failover -routingLocations 
    "cluster=myCell/myPrimaryCluster,cluster=myCell/myFailoverCluster"]')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask changeRoutingDefaultRulesAction {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingDefaultRulesAction ('[-interactive]')

changeRoutingRuleAction

changeRoutingRuleAction コマンドは、ルールのルーティング・ポリシー・アクションを変更します。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)
  • -priority: ルールの優先度を表す正整数の値。ゼロが最高の優先度です。(ストリング、必須)

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -multiclusterAction: 複数のルーティング・ロケーション・クラスターが一致する場合に、要求をルーティングする方式を指定します。 -multiclusterAction パラメーターは、いずれの permit actionTypes にも適用され、actionTypepermitpermitstickypermitMM、または、permitstickyMM の場合に限って必須になります。
    • Failover: 使用可能なサーバーがある最初のクラスターを検索し、そのクラスターに対してロード・バランシングを行います。動的に生成されるクラスターのリストの順序は未定義です。
    • WRR: 重み付きラウンドロビン・ロード・バランシング。 UDP 再伝送の場合は、アフィニティーを維持します。
    • WLOR: 重み付き最小未解決要求。
      ベスト・プラクティス ベスト・プラクティス: WRR 値ではなく、WLOR 値の使用が推奨されます。bprac
    以下のリストは、SIP ルールの場合の可能な値です。
    • Failover: 使用可能なサーバーがある最初のクラスターを検索し、そのクラスターに対してロード・バランシングを行います。動的に生成されるクラスターのリストの順序は未定義です。
    • WRR: 重み付きラウンドロビン・ロード・バランシング。 UDP 再伝送の場合は、アフィニティーを維持します。
    • Error: 複数のクラスターがある場合、そのいずれかを選択するとエラーをスローします。クラスターは、ただ 1 つだけ必要です。
  • -routingLocations: 要求をルーティングするターゲット・ロケーションのリストを指定します。-routingLocations パラメーターは、actionType がいずれかの permit actionType である場合に限って必須になります。
    リストの各オペランドには、以下の 3 つのいずれかの書式が続き、 任意の値との一致を示すワイルドカード、「*」の値を入れることができます。
    • cluster=cellName/clusterName
    • server=cellName/nodeName/serverName
    • module=cellName/applicationName/applicationVersion/moduleName
    SIP ルーティング・ルールの場合に限り、代わりにルール式によってターゲット・クラスターを定義できます。有効な演算子は、AND、OR、NOT、および括弧によるグループ化です。以下のリストに従って書式設定します。
    • cluster=cellName/clusterName
    • server=cellName/nodeName/serverName
    • module=cellName/applicationName/applicationVersion/moduleName
    • server maintenance mode=true or false
    • node maintenance mode=true or false
    • protocol=PROTO_VALUE:
      PROTO_SIP = sip
      SIP を TCP に優先
      PROTO_SIPS = sips
      SIP を SSL および TCP に優先
      PROTO_SIPU = sipu
      SIP を UDP に優先
      PROTO_SIPX = sipx
      SIP を XMEM に優先
    注: applicationVersion 値がないアプリケーションの場合、applicationVersion 値をブランクにしておいてください。module=cellName/application//moduleName
  • -errorcode : 要求をリジェクトする整数のエラー・コード。-errorcode パラメーターは、actionTypereject の場合に限って必須になります。
  • -localResource: このオプションは、actionType パラメーターと関連付けて使用できます。 -localResource オプションを actionType パラメーターと共に使用する場合、localResourcePath パラメーターも指定してください。 localResourcePath パラメーターは、プロファイル・ルートへの絶対パスまたは相対パスを示します。

バッチ・モードの使用例

  • Jacl を使用:
     $AdminTask changeRoutingRuleAction {-webservername ws1 -nodename node1 -protocol 
       HTTP -priority 0 -multiclusterAction Failover -routingLocations cluster=*/*
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingRuleAction('[-webservername ws1 -nodename node1 -protocol 
    HTTP -priority 0 -multiclusterAction WRR -routingLocations "cluster=myCell/*"]')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask changeRoutingRuleAction {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingRuleAction ('[-interactive]')

changeRoutingRuleExpression

changeRoutingRuleExpression コマンドは、ルーティング・ポリシーのルール式を変更します。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)
  • -priority: ルールの優先度を表す正整数の値。ゼロが最高の優先度です。(ストリング、必須)
  • -expression: ルール式を指定します。式は二重引用符で囲む必要があります。ルール式のパラメーター指定に関する詳細については、SIP オペランドのトピック、および HTTP オペランドのトピックを参照してください。(ストリング、必須)

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。

バッチ・モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask changeRoutingRuleExpression {-odrname odr -nodename node1 -protocol SIP -priority 0 -expression "request.method = 'getOperation0'"}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingRuleExpression('[-odrname odr -nodename node1 -protocol 
    HTTP -priority 0 -expression "queryparm$userid = \'123\'"]')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask changeRoutingRuleExpression {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingRuleExpression ('[-interactive]')

changeRoutingRulePriority

changeRoutingRulePriority コマンドは、ルーティング・ポリシーのルール優先度を変更します。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)
  • -priority: ルールの優先度を表す正整数の値。ゼロが最高の優先度です。(ストリング、必須)
  • -expression: ルール式を指定します。式は二重引用符で囲む必要があります。ルール式のパラメーター指定に関する詳細については、SIP オペランドのトピック、および HTTP オペランドのトピックを参照してください。(ストリング、必須)

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。

バッチ・モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask changeRoutingRulePriority {-odrname odr -nodename node1 -protocol SIP -priority 0 -expression "request.method = 'getOperation0'"}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingRulePriority('[-odrname odr -nodename node1 -protocol 
    HTTP -priority 1 -expression "queryparm$userid = \'123\'"]')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask changeRoutingRulePriority {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.changeRoutingRulePriority ('[-interactive]')

createRoutingRules

createRoutingRules コマンドは、ルーティング・ポリシーのルール・リストを作成します。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。

バッチ・モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask createRoutingRules {-odrname odr -nodename node1 -protocol SIP}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.createRoutingRules('-odrname odr -nodename node1 -protocol SIP')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask createRoutingRules {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.createRoutingRules ('[-interactive]')

listRoutingRules

listRoutingRules コマンドは、ルーティング・ポリシーのルールをリストします。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。

バッチ・モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask listRoutingRules {-odrname odr -nodename node1 -protocol SIP} 
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.listRoutingRules('-odrname odr -nodename node1 -protocol SIP')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask listRoutingRules {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.listRoutingRules ('[-interactive]')

removeRoutingRule

removeRoutingRule コマンドは、ルーティング・ポリシーのルールを除去します。

必須パラメーター

  • -protocol: ルールに関連付けるプロトコルの名前を指定します。(ストリング、必須)
  • -priority: ルールの優先度を表す正整数の値。ゼロが最高の優先度です。(ストリング、必須)
  • -expression: ルール式を指定します。式は二重引用符で囲む必要があります。ルール式のパラメーター指定に関する詳細については、SIP オペランドのトピック、および HTTP オペランドのトピックを参照してください。(ストリング、必須)

オプション・パラメーター

  • -odrname: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する ODR の名前を指定します。-odrname パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -webservername: ルーティング・ポリシー作業クラスを適用する Web サーバーの名前を指定します。
  • -nodename: ODR または Web サーバーが存在するノードの名前を指定します。-nodename パラメーターは、ODR または Web サーバーを変更する場合に限って必須になります。
  • -clustername : ルールを適用するクラスターの名前を指定します。-clustername パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。
  • -dcname: ルールを適用する動的クラスターの名前を指定します。-dcname パラメーターは、ODR クラスターを変更する場合に限って必須になります。

バッチ・モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask removeRoutingRule {-odrname odr -nodename node1 -protocol SIP -expression "request.method = 'getOperation'"}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.removeRoutingRule('[-odrname odr -nodename node1 -protocol HTTP -expression 
    "queryparm$userid = \'123\'"]')

対話モードの使用例

  • Jacl を使用:
    $AdminTask removeRoutingRule {-interactive}
  • Jython ストリングを使用:
    AdminTask.removeRoutingRule ('[-interactive]')

トピックのタイプを示すアイコン 参照トピック



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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rwve_xdhttprules
ファイル名:rwve_xdhttprules.html