アセットの更新設定

このページを使用して、アセット全体を置き換えるか、またはその内容を更新するかを選択します。アセット内の単一ファイルまたはモジュールを追加、削除、更新するか、複数のファイルまたはモジュールをアセットにマージすることで、アセットの内容を更新できます。 アセットを更新すると、更新されたファイルは製品管理ドメインに登録されます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「アセット」をクリックし、更新するアセットを選択して、「更新」をクリックします。

製品は、登録済みアセットのコンテンツを単一エンティティーとして管理します。 登録済みアセットのコンテンツへは、アセットを使用するアプリケーション・サーバー、 Web サーバー、およびその他のランタイム環境からアクセス可能でなければなりません。

ファイルまたはモジュールを追加してアセットを置き換える、またはアセットを更新する場合、アセット・ファイルは通常、ブラウザーを実行しているクライアント・ワークステーションから、管理コンソールを実行しているサーバー・マシンにアップロードされ、 ここにファイルが登録されます。 この場合、サーバー・マシンにアップロードするファイルの選択には、 管理コンソールを実行中の Web ブラウザーを使用します。

インストールしている指定されたアセットは、サポートされる以下のいずれかのアセットでなければなりません。

アセット全体の置換

実行する更新のタイプの選択 (Select the type of update to perform)」で、サーバーにインストールされているアセット全体を新しい (更新された) アセットに置き換えるように指定します。

このオプションを選択した後、このアセットがローカル・ファイル・システムとリモート・ファイル・システムのどちらにあるかを指定し、さらにアセットの絶対パス名を指定します。 このパスは、インストール前の更新済みアセットの場所を指定します。

ブラウザーとアセット・ファイルが同一マシン上にある場合 (サーバーもそのマシン上にあるかないかは関係ない) は、 「ローカル・ファイル・システム」を使用します。

アセット・ファイルが現行セル・コンテキストのいずれかのノードにある場合は、 「リモート・ファイル・システム」を使用します。 ブラウズ中、表示されるのはサポートされているアセットのみです。 また、アプリケーション・サーバーを稼働しているマシンに既に存在するアセット・ファイルを指定する場合にも、 「リモート・ファイル・システム」を使用します。 例えば、このフィールドの値は、profile_root /installableApps/my_bean.ejb のようになります。 アセット・ファイルの転送後は、「リモート・ファイル・システム」の値に、 サーバー上の一時ロケーションのパスが表示されます。

特定のアセット・コンテンツの置換

実行する更新のタイプの選択 (Select the type of update to perform)」で、サーバーにインストールされているアセットのファイルまたはモジュールを置き換えることを指定します。

このオプションを選択した後、以下の手順を実行します。

  1. 「アセット・アーカイブ・ファイルで始まるパスを指定する (Specify the path beginning with the asset archive file)」で、アセット・ファイルのルートから開始する、ファイルへの相対パスを指定します。 例えば、ファイルがモジュール hello.jarcom/company/greeting.class にある場合、 相対パス hello.jar/com/company/greeting.class を指定します。
  2. アセットがローカル・ファイル・システムとリモート・ファイル・システムのどちらにあるかを指定し、アセットの絶対パス名を指定します。 このパスは、インストール前の更新済みアセットの場所を指定します。
  3. 次へ」をクリックします。

「ローカル・ファイル・システム」および「リモート・ファイル・システム」オプションを使用して追加するアセットまたはファイルの絶対パス名を指定するオプションについては、「アセット全体の置換」の説明を参照してください。

アセットへのモジュールまたはファイルの追加 (Add a module or file to an asset)

実行する更新のタイプの選択 (Select the type of update to perform)」で、サーバーにインストールされているアセットにファイルを追加するように指定します。

このオプションを選択した後、以下の手順を実行します。

  1. 「アセット・アーカイブ・ファイルで始まるパスを指定する (Specify the path beginning with the asset archive file)」で、アセット・ファイルのルートから開始する、ファイルへの相対パスを指定します。 例えば、ファイルがモジュール hello.jarcom/company/greeting.class にある場合、 相対パス hello.jar/com/company/greeting.class を指定します。
  2. アセットがローカル・ファイル・システムとリモート・ファイル・システムのどちらにあるかを指定し、アセットの絶対パス名を指定します。 このパスは、インストール前の更新済みアセットの場所を指定します。

「ローカル・ファイル・システム」および「リモート・ファイル・システム」オプションを使用して追加するアセットまたはファイルの絶対パス名を指定するオプションについては、「アセット全体の置換」の説明を参照してください。

アセットからのファイルまたはモジュールの除去 (Remove a file or module from an asset)

実行する更新のタイプの選択 (Select the type of update to perform)」で、サーバーにインストールされているアセットからファイルまたはモジュールを除去することを指定します。

このオプションを選択した後、以下の手順を実行します。

  1. アセット・アーカイブ・ファイルで始まるパスを指定 (Specify the path beginning with the asset archive file)」で、除去するファイルについて、アセット・ファイルのルートから始まる相対パスを指定します。例えば、ファイルがモジュール hello.jarcom/company/greeting.class にある場合、 相対パス hello.jar/com/company/greeting.class を指定します。
  2. 次へ」をクリックします。

アセット・コンテンツのマージ

実行する更新のタイプの選択 (Select the type of update to perform)」で、新しいファイルまたはモジュールを、サーバーにインストールされているアセットのファイルまたはモジュールと比較することを指定します。 ファイルまたはモジュールが存在する場合、置き換えられます。 存在しない場合、インストールされたアセットに追加されます。

このオプションを選択した後、新しいファイルまたはモジュールがローカル・ファイル・システムとリモート・ファイル・システムのどちらにあるかを指定し、そのファイルまたはモジュールの絶対パス名を指定します。 このパスで、インストール前に更新済みアセットのロケーションを指定します。

ローカル・ファイル・システム」オプションと「リモート・ファイル・システム」オプションを使用してマージするファイルやモジュールの絶対パス名を指定する際のオプションについては、「アセット全体の置換」の説明を参照してください。

関連付けられた構成単位の更新

エンタープライズ (Java EE)・アセットに関連付けられている構成単位を更新するかどうかを指定します。このオプションは、エンタープライズ・アセットにのみ適用されます。

デフォルト値は NONE です。エンタープライズ・アセットと関連付けられたすべての構成単位を更新する場合は、ALL を指定します。


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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=urun_rapp_bla_asset_update
ファイル名:urun_rapp_bla_asset_update.html