wsadmin スクリプトを使用する AdminTask オブジェクトの JobManagerNode コマンド・グループ
Jython スクリプト言語を使用すると、wsadmin ツールでジョブ・マネージャーの設定を管理することができます。 JobManagerNode グループ内のコマンドおよびパラメーターを使用して、管理エージェントが含まれていないターゲットを、ジョブ・マネージャーに登録します。
コマンド名の中に Target を含んでいる コマンド、cleanupTarget、queryTargets、getTargetProperties、modifyTargetProperties、 および getTargetKeys を使用してください。これらのコマンド は、コマンド名の中に ManagedNode を含んでいる非推奨になったコマンドを置換するものです。

- cleanupManagedNode (非推奨)
- cleanupTarget
- getContexts
- getManagedNodeKeys (非推奨)
- getTargetKeys
- getManagedNodeProperties (非推奨)
- getTargetProperties
- getManagedResourceProperties
- getManagedResourcePropertyKeys
- getManagedResourceTypes
- modifyManagedNodeProperties (非推奨)
- modifyTargetProperties
- queryManagedNodes (非推奨)
- queryTargets
- queryManagedResources
- registerHost
- unregisterHost
cleanupManagedNode (非推奨)
cleanupManagedNode コマンドは、管理対象ノードの登録情報をクリーンアップします。ジョブ・マネージャーからノードを除去しているときにシステム障害が発生した場合は、このコマンドを使用してジョブ・マネージャー上の登録情報を明示的にクリーンアップします。 このコマンドは、ノードのジョブ・ヒストリーは除去しません。 進行中のジョブは続行されますが、そのノードの新規ジョブは開始されません。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -managedNodeName
- 対象のノードの名前を指定します。 (ストリング、必須)
戻り値
このコマンドは、システムがクリーンアップするジョブ・マネージャーの UUID を返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.cleanupManagedNode('-managedNodeName Node1')
- Jython リストを使用:
AdminTask.cleanupManagedNode(['-managedNodeName', 'Node1'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.cleanupManagedNode('-interactive')
cleanupTarget
cleanupTarget コマンドは、ターゲットの登録情報をクリーンアップします。ジョブ・マネージャーからターゲットを除去しているときにシステム障害が発生した場合は、このコマンドを使用してジョブ・マネージャー上の登録情報を明示的にクリーンアップします。このコマンドは、ターゲットのジョブ・ヒストリーは除去しません。進行中のジョブは続行されますが、そのターゲットの新規ジョブは開始されません。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -targetName
- 対象となるターゲットの名前を指定します。 (ストリング、必須)
戻り値
このコマンドは、システムがクリーンアップするジョブ・マネージャーの UUID を返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.cleanupTarget('-targetName Target1')
- Jython リストを使用:
AdminTask.cleanupTarget(['-targetName', 'Target1'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.cleanupTarget('-interactive')
getContexts
getContexts コマンドは、ノードやサーバーなどの、管理モデル内のすべてのコンテキストを表示します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
なし。
戻り値
このコマンドは、すべてのコンテキスト・パスのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getContexts()
- Jython リストを使用:
AdminTask.getContexts()
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getContexts('-interactive')
getManagedNodeKeys (非推奨)
getManagedNodeKeys コマンドは、name、alias、および uuid キーなどの、管理対象ノードの照会に使用するキーを表示します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
オプション・パラメーター
- -managedNodeName
- 対象のノードの名前を指定します。 (ストリング、オプション)
戻り値
このコマンドは、キーのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getManagedNodeKeys('-managedNodeName Node1')
- Jython リストを使用:
AdminTask.getManagedNodeKeys(['-managedNodeName', 'Node1'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getManagedNodeKeys('-interactive')
getTargetKeys
getTargetKeys コマンドは、name、alias、および uuid キーなどの、ターゲットの照会に使用するキーを表示します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
オプション・パラメーター
- -targetName
- 対象となるターゲットの名前を指定します。 (ストリング、オプション)
戻り値
このコマンドは、キーのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getTargetKeys('-targetName Target1')
- Jython リストを使用:
AdminTask.getTargetKeys(['-targetName', 'Target1'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getTargetKeys('-interactive')
getManagedNodeProperties (非推奨)
getManagedNodeProperties コマンドは、1 つ以上の管理対象ノードまたは非管理対象ノードのプロパティーを表示します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
オプション・パラメーター
- -managedNodeNameList
- 対象のノードの名前のリストを指定します。(String[]、オプション)
戻り値
このコマンドは、-managedNodeNameList パラメーターで指定された各ノードのプロパティーのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getManagedNodeProperties('-managedNodeNameList "[Node1 Node2]"')
- Jython リストを使用:
AdminTask.getManagedNodeProperties(['-managedNodeNameList', '[Node1 Node2]'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getManagedNodeProperties('-interactive')
getTargetProperties
getTargetProperties コマンドは、1 つ以上のターゲットのプロパティーを表示します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
オプション・パラメーター
- -targetNameList
- 対象のターゲットの名前のリストを指定します。(String[]、オプション)
戻り値
このコマンドは、-targetNameList パラメーターで指定された各ターゲットのプロパティーのリストを戻します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getTargetProperties('-targetNameList "[Target1 Target2]"')
- Jython リストを使用:
AdminTask.getTargetProperties(['-targetNameList', '[Target1 Target2]'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getTargetProperties('-interactive')
getManagedResourceProperties
getManagedResourceProperties コマンドは、1 つ以上の管理対象リソースのプロパティーを表示します。 管理対象リソースは、ノード・コンテキストまたはサーバー・コンテキスト内のインスタンスです。 例えば、サーバー・コンテキストには、管理対象リソース server1、server2、server3 などを含めることができます。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -resourceIdList
- 対象のリソースの固有 ID のリストを指定します。 (ストリング、オプション)
戻り値
このコマンドは、各管理対象リソースのプロパティーのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getManagedResourceProperties('-resourceIdList AppSrv01-BASE-b83dc35c-69d4-40af-af60-127de7002cfb /nodes/myNode/servers/server1')
- Jython リストを使用:
AdminTask.getManagedResourceProperties('-resourceIdList', 'AppSrv01-BASE-b83dc35c-69d4-40af-af60-127de7002cfb /nodes/myNode/servers/server1')
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getManagedResourceProperties('-interactive')
getManagedResourcePropertyKeys
getManagedResourcePropertyKeys コマンドは、特定のタイプの管理対象リソースのプロパティー・キーを表示します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -resourceType
- 対象である管理対象リソースのタイプを指定します。(ストリング、必須)
戻り値
このコマンドは、特定のリソース・タイプの管理対象リソース・キーのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getManagedResourcePropertyKeys('-resourceType server')
- Jython リストを使用:
AdminTask.getManagedResourcePropertyKeys('-resourceType', 'server')
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getManagedResourcePropertyKeys('-interactive')
getManagedResourceTypes
getManagedResourceTypes コマンドは、各管理対象リソース・タイプを表示します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
なし。
戻り値
このコマンドは、管理対象リソース・タイプのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.getManagedResourceTypes()
- Jython リストを使用:
AdminTask.getManagedResourceTypes()
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.getManagedResourceTypes('-interactive')
modifyManagedNodeProperties (非推奨)
modifyManagedNodeProperties コマンドは、管理対象ノード構成内のプロパティーを置換します。管理対象ノードに管理エージェントがある場合、このコマンドは alias プロパティーのみを変更します。 管理対象ノードに管理エージェントがない場合、このコマンドはすべてのプロパティーを置換します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -managedNodeName
- 対象のノードの名前を指定します。 (ストリング、必須)
- -managedNodeProps
- 対象のノードについて、変更する名前と値のプロパティーのペアを指定します。(プロパティー、必須)
オプション・パラメーター
- -replace
- 既存のプロパティーを置き換えるかどうかを指定します。 既存のプロパティーを置き換える場合は、true を指定します。 プロパティーをマージする場合は、false を指定します。 デフォルト値は false です。(ブール値、オプション)
戻り値
このコマンドは出力を返しません。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.modifyManagedNodeProperties('-managedNodeName Node1 -managedNodeProps "[alias myNewAlias]"')
- Jython リストを使用:
AdminTask.modifyManagedNodeProperties('-managedNodeName', 'Node1', '-managedNodeProps', '[alias myNewAlias]')
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.modifyManagedNodeProperties('-interactive')
modifyTargetProperties
modifyTargetProperties コマンドは、ターゲット・ノード構成内のプロパティーを置換します。ターゲットに管理エージェントがある場合、このコマンドは alias プロパティーのみを変更します。 ターゲットに管理エージェントがない場合、このコマンドはすべてのプロパティーを置換します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -targetName
- 対象となるターゲットの名前を指定します。 (ストリング、必須)
- -targetProps
- 対象のターゲットについて、変更する名前と値のプロパティーのペアを指定します。(プロパティー、必須)
オプション・パラメーター
- -replace
- 既存のプロパティーを置き換えるかどうかを指定します。 既存のプロパティーを置き換える場合は、true を指定します。 プロパティーをマージする場合は、false を指定します。 デフォルト値は false です。(ブール値、オプション)
戻り値
このコマンドは出力を返しません。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.modifyTargetProperties('-targetName Target1 -targetProps "[alias myNewAlias]"')
- Jython リストを使用:
AdminTask.modifyTargetProperties('-targetName', 'Target1', '-targetProps', '[alias myNewAlias]')
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.modifyTargetProperties('-interactive')
queryManagedNodes (非推奨)
queryManagedNodes コマンドは、照会式に基づいて管理対象ノードを検索します。 照会式を指定しないと、このコマンドはすべての管理対象ノードを返します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -maxReturn
- 戻す管理対象ノードの最大数を指定します。(整数、必須)
オプション・パラメーター
- -query
- スペースで区切られた 1 つ以上の照会式で構成される照会を指定します。
このパラメーターを指定しないと、このコマンドはすべての管理対象ノードを返します。(ストリング、オプション)以下のガイドラインに従って、照会を構成してください。
- それぞれの照会式は、key、operator、および value エレメントで構成されます。
- 以下の演算子がサポートされています。
表 1. queryManagedNodes -query 演算子. 照会で演算子を使用します。 Character 値 = 等しい。値が NULL の場合、= NULL と指定します。 != 等しくない。値が NULL ではない場合、!= NULL と指定します。 > より大きい < より小さい >= より大か等しい <= より小か等しい - 単一の値を指定することもできますし、複数の値をコンマで区切って指定することも可能です。
- パターン・マッチングを使用して値を指定することができます。
- -validate
- 検索照会の妥当性検査を行うかどうかを指定します。(ブール値、オプション)
戻り値
このコマンドは、照会で検出された一致の数を返します。 2 番目に、このコマンドは、検索照会の条件と一致した管理対象ノードのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.queryManagedNodes('-maxReturn 20 -query "managedNodeName=Node1" -validate true')
- Jython リストを使用:
AdminTask.queryManagedNodes(['-maxReturn', '20', '-query', 'managedNodeName=Node1', '-validate', 'true'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.queryManagedNodes('-interactive')
queryTargets
queryTargets コマンドは、照会式に基づいてターゲットを検索します。照会式を指定しないと、このコマンドはすべてのターゲットを戻します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -maxReturn
- 戻すターゲットの最大数を指定します。(整数、必須)
オプション・パラメーター
- -query
- スペースで区切られた 1 つ以上の照会式で構成される照会を指定します。このパラメーターを指定しないと、このコマンドはすべてのターゲットを返します。(ストリング、オプション)以下のガイドラインに従って、照会を構成してください。
- それぞれの照会式は、key、operator、および value エレメントで構成されます。
- 以下の演算子がサポートされています。
表 2. queryTargets -query 演算子. 照会で演算子を使用します。 Character 値 = 等しい。値が NULL の場合、= NULL と指定します。 != 等しくない。値が NULL ではない場合、!= NULL と指定します。 > より大きい < より小さい >= より大か等しい <= より小か等しい - 単一の値を指定することもできますし、複数の値をコンマで区切って指定することも可能です。
- パターン・マッチングを使用して値を指定することができます。
- -validate
- 検索照会の妥当性検査を行うかどうかを指定します。(ブール値、オプション)
戻り値
このコマンドは、照会で検出された一致の数を返します。2 番目に、このコマンドは、検索照会の条件と一致したターゲットのリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.queryTargets('-maxReturn 20 -query "targetName=target1" -validate true')
- Jython リストを使用:
AdminTask.queryTargets(['-maxReturn', '20', '-query', 'targetName=target1', '-validate', 'true'])
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.queryTargets('-interactive')
queryManagedResources
queryManagedResources コマンドは、照会式に基づいて、特定の管理対象ノードの管理対象リソースを照会します。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -maxReturn
- 戻す管理対象リソースの最大数を指定します。(整数、必須)
オプション・パラメーター
- -query
- スペースで区切られた 1 つ以上の照会式で構成される照会を指定します。
このパラメーターを指定しないと、このコマンドはすべての管理対象ノードを返します。(ストリング、オプション)以下のガイドラインに従って、照会を構成してください。
- それぞれの照会式は、key、operator、および value エレメントで構成されます。
- 以下の演算子がサポートされています。
表 3. queryManagedResources -query 演算子. 照会で演算子を使用します。 Character 値 = 等しい。値が NULL の場合、= NULL と指定します。 != 等しくない。値が NULL ではない場合、!= NULL と指定します。 > より大きい < より小さい >= より大か等しい <= より小か等しい - 単一の値を指定することもできますし、複数の値をコンマで区切って指定することも可能です。
- パターン・マッチングを使用して値を指定することができます。
- -validate
- 検索照会の妥当性検査を行うかどうかを指定します。(ブール値、オプション)
戻り値
このコマンドは、照会で検出された一致の数を返します。 2 番目に、このコマンドは、検索照会の条件と一致した管理対象ノードの UUID のリストを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.queryManagedResources('-maxReturn 20 -query "alias=managedNode1"')
- Jython リストを使用:
AdminTask.queryManagedResources('-maxReturn', '20', '-query', '"alias=managedNode1"')
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.queryManagedResources('-interactive')
registerHost
registerHost コマンドは、ジョブ・マネージャーに対してリモート・ホスト・ターゲットを定義します。 registerHost コマンドを 使用して、以下のことを行えます。
- リモート・ホスト・ターゲットをジョブ・マネージャーに登録する。 WebSphere Application Server のプロファイルであり、かつ registerWithJobManager コマンドを使用してデプロイメント・マネージャーまたは管理エージェントに登録されるターゲットと異なり、リモート・ホスト・ターゲットはいかなる WebSphere Application Server 製品のインストールも必要としません。 このホストにはオペレーティング・システム以外のソフトウェア要件はありません。
- リモート・ホストのインベントリーを収集する。 registerHost コマンドが正常終了すると、管理対象リソースおよびジョブ・タイプに関する情報が得られます。
リモート・ホスト・ターゲットは registerWithJobManager を使用して登録されるターゲットと同様に扱えますが、リモート・ホスト・ターゲットが使用できるジョブのタイプは異なります。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -host
- ジョブ・マネージャーに登録するリモート・コンピューターの名前を指定します。 (ストリング、必須)
- -hostProps
- ホストのプロパティーを指定します。
必要なすべてのプロパティーを定義することができます。
表に示されている定義済みプロパティーは、このコマンドの動作に影響するものです。
(ストリング、必須)
表 4. registerHost -hostProps の定義済みプロパティー. registerHost コマンド には、1 つ以上の定義済みプロパティーを指定するか、または、 未定義のプロパティーを指定できます。 プロパティー名 プロパティーの説明 osType オペレーティング・システムのタイプ。osType を指定すると、コマンドをより早く完了することができます。 このオプション・プロパティーはホストと接続する方法を決定します。 有効な値は以下のとおりです。 - aix
- hpux
- os400
- linux
- solaris
- windows
- os390
username ホストにログインする権限を有するユーザー。 このプロパティーは必須です。 password 指定されたユーザー名のパスワード。 password または privateKeyFile の値を指定する必要があります。 ホストがパスワードを必要としない場合は、ヌルのストリング値「""」を指定することができます。 privateKeyFile 秘密鍵ファイルのパス。 password の値を指定しない場合は、privateKeyFile の値を指定する必要があります。 passphrase privateKeyFile のパスフレーズ (必要な場合)。 saveSecurity セキュリティー・プロパティー (username、password、privateKeyFile、passphrase) をホストに保管して、ジョブ実行依頼のデフォルト値として使用するかどうかを指定します。 このプロパティーに値 true が指定されていると、セキュリティー・プロパティーはホストに保管され、このホストに対する次回からのジョブ実行依頼で使用されます。
オプション・パラメーター
- -imDataLocations
- Installation Manager データ・ロケーションの完全修飾パス
を入力します。複数のパスをセミコロンで区切って入力することができます。
このプロパティーは、ターゲットでデフォルト以外の Installation Manager データ・ロケーション
を使用している場合に役立ちます。例えば、Installation Manager を
インストールするときにデータ・ロケーションを指定した場合、CIM の
インベントリー・ジョブが非デフォルトのデータ・ロケーションを検出できない可能性があります。したがって、
ホストを登録するときに、追加のデータ・ロケーションの指定が必要になることがあります。
無効なデータ・ロケーションが指定された場合、そのデータ・ロケーションは保存されません。指定
されたデータ・ロケーションがインベントリー・ジョブで検出可能な場合、
そのデータ・ロケーションは保存されません。システム上のデータ・ロケーションを検索するのに、
データ・ロケーション検出ジョブを使用することもできます。データ・ロケーション検出ジョブ
は、自動的にこのプロパティーを更新します。以下に例を示します。
AdminTask.registerHost('[-host hostname -hostProps [ [imDataLocations datalocation1; datalocation2] [password ****] [saveSecurity true] [username username] ]]')
AdminTask.registerHost('-host hostname -hostProps [ [username admin][password password][saveSecurity true]
[WLP_WORKING_DIR C:/working][WLP_SHARED_DIR C:/shared][WLP_ADDITIONAL_DIRS C:/addl] ]')
戻り値
このコマンドはリモート・ホストのインベントリーを返します。
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.registerHost('-host myHost.acme.com -hostProps [ [osType linux][username root] [privateKeyFile /root/.ssh/id_dsa] [passphrase myPassphrase] [saveSecurity true] ]')
- Jython リストを使用:
AdminTask.registerHost('-host', 'myHost.acme.com', '-hostProps', '[ [osType linux] [username root] [privateKeyFile /root/.ssh/id_dsa] [passphrase myPassphrase] [saveSecurity true]' ]')
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.registerHost('-interactive')
unregisterHost
unregisterHost コマンドは、ジョブ・マネージャーからリモート・ホストを除去します。 unregisterHost コマンドを使用して、ジョブ・マネージャーからリモート・ホスト・ターゲットを登録抹消します。 ホストが登録抹消された後、ジョブ・マネージャーはターゲットでジョブを実行できません。
ターゲット・オブジェクト
なし。
必須パラメーター
- -host
- ジョブ・マネージャーから登録抹消するリモート・コンピューターの名前を指定します。 (ストリング、必須)
オプション・パラメーター
なし
戻り値
なし
バッチ・モードの使用例
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.unregisterHost('-host myHost.acme.com')
- Jython リストを使用:
AdminTask.unregisterHost('-host', 'myHost.acme.com')
対話モードの使用例
- Jython を使用:
AdminTask.unregisterHost('-interactive')