BEA WebLogic サーバーのミドルウェア・サーバー表現を作成した後、構成設定を、BEA WebLogic インストール済み環境に適合するように更新します。
始める前に
BEA WebLogic サーバーが稼働しているノードを統合し、
サーバーの表現を作成します。
このタスクについて
BEA WebLogic をデフォルト・ディレクトリー以外のロケーションにインストールした場合は、自分のインストール・ディレクトリーを使用して WebSphere® 変数を更新してください。
サーバー上で操作を実行するには、BEA WebLogic ミドルウェア・サーバー表現に
対してサーバー操作を構成します。
注: BEA WebLogic サーバーを使用するための Intelligent Management サポートは安定化しています。
管理コンソールまたは wsadmin スクリプトを使用して、これらのサーバーを管理することができます。
手順
- WebSphere 変数を更新して、
BEA WebLogic サーバーが稼働しているノード上の設定と一致するようにします。
- wsadmin スクリプトを使用して変数を編集する場合は、wsadmin スクリプトを使用した変数の変更に関するトピックの指示に従ってください。
- 管理コンソールで変数を編集するには、をクリックしてください。
以下の変数を更新します。- WEBLOGIC_ADMINHOST
- WebLogic 管理サーバーのホスト名を指定します。
- デフォルト値: localhost
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_ADMINPORT
- WebLogic 管理サーバーのポートを指定します。
- デフォルト値: 7001
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_ADMINPROTOCOL
- WebLogic 管理サーバーに接続するために使用するプロトコルを指定します。
- デフォルト値:t3
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_ADMINURL
- WebLogic 管理サーバーの URL を指定します。この値は、その他の変数から作成されます。
- デフォルト値: ${WEBLOGIC_ADMINPROTOCOL}://${WEBLOGIC_ADMINHOST}:${WEBLOGIC_ADMINPORT}
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_SERVERROOT
- WEBLOGIC_DOMAINDIR 変数に別名を指定します。
- デフォルト値: ${WEBLOGIC_DOMAIN_DIR}
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_SERVERNAME
- WebLogic 管理環境でのサーバーの名前を指定します。
- デフォルト値: ${WAS_SERVER_NAME}
- 有効範囲: Server
- BEA_HOME
- ルート・インストール・ロケーションを指定します。
デフォルト値: C:¥bea
![[AIX HP-UX Solaris]](../images/unix.gif)
![[AIX]](../images/aixlogo.gif)
デフォルト値: /opt/bea
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_HOME
- WebLogic ルート・ディレクトリーを指定します。ルートはバージョン固有です。例えば、{$BEA_HOME}¥weblogic91。
- デフォルト値:{$BEA_HOME}\weblogic
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_DOMAINNAME
- WebLogic ドメインの名前を指定します。
- デフォルト値: myDomain
- 有効範囲: Cell
- WEBLOGIC_DOMAINDIR
- WebLogic ドメインへのパスを作成します。
- デフォルト値:${BEA_HOME}\user_projects\domains\${WEBLOGIC_DOMAINNAME}
- 有効範囲: Cell
ご使用の構成でホーム・ディレクトリーがノードごとに異なる場合は、個々のノードについて同じ名前の変数を作成してください。
- ユーザー名とパスワードが含まれるように、BEA WebLogic サーバーに対するサーバー操作を更新します。
- wsadmin を使用してサーバー操作を更新する場合は、wsadmin スクリプトを使用した wsadmin クライアントの開始に関するトピックの指示に従ってください。
startMiddlewareServer コマンド
および stopMiddlewareServer コマンドの実行には、ユーザー名とパスワード
が必要です。
- 管理コンソールを使用する場合は、をクリックします。
サーバー操作の停止を編集して、この操作のために使用するユーザー名とパスワードが含まれるようにします。
- オプション: サーバーの HTTP および HTTPS ポートを更新します。 デフォルトのポートは 7001 です。デフォルト以外の値を
使用するには、ポートを変更する必要があります。
- wsadmin スクリプトを使用する場合は、ミドルウェア・サーバー管理の管理用タスクで modifyForeignServerProperty コマンドを使用してポートを変更します。
- 管理コンソールを使用する場合は、をクリックします。
「HTTP コネクター」または「HTTPS コネクター」を編集します。「OK」をクリックします。変更を保存して同期化します。
次のタスク
- その他の BEA WebLogic サーバーの構成時にこの構成を使用するには、現在の BEA WebLogic サーバーのサーバー・テンプレートを作成します。
- BEA WebLogic サーバーのログ・ファイルを、このサーバーをホストしているコンピューター上で表示します。
- BEA WebLogic サーバーの構成ファイルを、このサーバーをホストしているコンピューター上で編集します。
- すべての BEA WebLogic サーバーの表現を作成した後、
その表現を動的クラスターに追加できます。