スケジューラーは、スケジューラー・データベースを使用してタスクを保管および実行します。スケジューラー・データベースを作成するには、データベース・システムがインストールされ、使用可能になっている必要があります。
始める前に
スケジューラーのパフォーマンスは、最終的には、データベースのパフォーマンス
によって制限されます。 1 秒当たりのタスク数を増やす必要がある場合、
より大きなシステムでスケジューラー・デーモンを実行したり、タスクによって使用されるセッション Bean にクラスターを使用することができます。 ただし、タスクのデータベースが飽和状態になるため、
結局、より大きいデータベース・システムまたはより良く調整されたデータベース・システムが必要になります。
複数のアプリケーションで、1 つのスケジューラー・データベースを共用することができます。 このように共有することで、スケジューラー・データベースの管理コストを削減することができます。
このタスクについて
スケジューラーには、データベース、JDBC プロバイダー、およびデータ・ソースが必要です。
手順
- 使用するデータベース・システムの説明に従って、データベースを作成します。
- スケジューラー用 Apache Derby データベースの作成
- スケジューラー用 DB2® データベースの作成
スケジューラー用 DB2 for z/OS® データベースの作成
スケジューラー用 DB2 for iSeries データベースの作成
- スケジューラー用 Informix® データベースの作成
- スケジューラー用 Microsoft SQL Server データベースの作成
- スケジューラー用 Oracle データベースの作成
- スケジューラー用 Sybase データベースの作成
- データベースが IBM® WebSphere® Application Server と同じマシン上にない場合は、
アプリケーション・サーバー・マシンからそのデータベースにアクセス可能であることを
確認してください。
- JDBC プロバイダーおよびデータ・ソースを構成します。 詳しくは、トピック『JDBC プロバイダーおよびデータ・ソースの作成および構成』を参照してください。
JDBC ドライバーは、他のトランザクションが、例えばスケジューラーの使用中に、他のデータ・ソースを使用して実行されるかどうかに応じて、1 フェーズ・コミットか 2 フェーズ・コミットのどちらかになります。データ・ソースは、製品の複数バージョンを表すことができます。
タスクの結果
データベースが作成され、スケジューラー・テーブルを作成する準備が整いました。