既存の UDDI 参照の変更

サービス統合バス対応 Web サービスで使用するために構成された UDDI 参照の、構成詳細を変更します。

このタスクについて

UDDI 参照は、UDDI レジストリーへのポインターです。 このレジストリーは、IBM® WebSphere® UDDI レジストリー などのプライベート UDDI レジストリーであったり、パブリック UDDI レジストリーであったりします。サービス統合テクノロジーは、 以下の 2 とおりの方法で UDDI レジストリーと対話します。
  • インバウンド・サービスを構成する際に、1 つ以上の UDDI レジストリーに Web サービス用のエントリーを作成することが可能です。
  • アウトバウンド・サービスを構成する際に、Web サービスを記述するターゲット WSDL ファイルのロケーションを指定します。この WSDL ファイルは URL または UDDI レジストリーを使用して、 位置指定することが可能です。

UDDI 参照をリストして、その構成詳細を表示および変更するには、 以下のステップを実行します。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. ナビゲーション・ペインで、「サービス統合 ->「Web サービス」 ->「UDDI 参照」」をクリックします。 UDDI 参照のリストが、 UDDI 参照コレクション・フォームで表示されます。
  3. このリスト内で UDDI 参照の名前をクリックします。 その UDDI 参照の、 現在の UDDI 参照設定が表示されます。
  4. 以下の一般プロパティーを変更します。
    名前
    UDDI 参照の名前を変更します。
    この名前は固有である必要があり、以下の 構文規則に従っている必要があります。
    • 「.」(ピリオド) で開始しないようにする必要があります。
    • スペースで開始または終了しないようにする必要があります。
    • ¥/ , # $ @ : ; " * ? < > | = + & % ' のいずれも含まないようにする必要があります。
    注: UDDI 参照名を変更すると、システムは、この UDDI 参照を参照するすべてのオブジェクトを検索して、 名前を更新します。
    説明
    UDDI 参照の説明 (オプション) を変更します。
    照会 URL
    SOAP 照会 API 用に、このレジストリーへのアクセスを提供する新規 Web アドレスを入力します。
    公開 URL
    SOAP 公開 API 用に、このレジストリーへのアクセスを提供する新規 Web アドレスを入力します。
    認証別名

    このレジストリーの更新アクセス権を持つ「"許可名"」のユーザー ID およびパスワードについて、 新規の J2C 認証別名を入力します。

    ここで入力する別名は、UDDI レジストリー内の対応するビジネスの所有者のユーザー ID と一致している必要があります。 UDDI 内の所有ユーザー ID は、「"Authorized Name"」フィールドの下のビジネスの詳細を調べると、わかります。 ここで入力する別名が、サービスを所有するビジネスの「許可名」の値と一致しない場合、 そのサービスはパブリッシュも検出もされません。

    ビジネスが複数の「許可名」を持っている場合は、 複数の UDDI 参照 (それぞれが異なる認証別名を持つ) を、 同じ UDDI レジストリーにセットアップすることが必要となる場合もあります。

  5. 変更をマスター構成に保存します。

タスクの結果

処理が正常に終了すると、UDDI 参照のリストが再度表示されます。 正常に終了しなかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。

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ファイル名:tjw_ur_config.html