拡張リソース・アダプター・プロパティー
このページを使用して、Java™ Platform, Enterprise Edition (Java EE) Connector Architecture (JCA) 仕様のバージョン 1.5 および 1.6 に準拠するリソース・アダプターの拡張設定を指定します。
リソース・アダプターは、JCA 仕様の実装で、 アプリケーションから DB2®、CICS®、 SAP および PeopleSoft などのエンタープライズ情報システム (EIS) へのアクセス、または EIS からサーバー上のアプリケーションへのアクセスを提供します。リソース・アダプターはさらに、サーバー上で構成されているメッセージ駆動型 Bean と通信する機能を EIS に 提供します。IBM® の提供するリソース・アダプターもありますが、 サード・パーティー・ベンダー独自のリソース・アダプターが提供されている可能性もあります。
リソース・アダプターの実装は、 リソース・アダプター・アーカイブ・ファイルに用意されています。このファイルは拡張子が .rar です。リソース・アダプターは、スタンドアロン・アダプターである場合と、 アプリケーションの一部である場合 (この場合は組み込みアダプターと呼ばれます) があります。
この管理コンソール・ページを表示するには、
とクリックします。このリソース・アダプターのインスタンスを 1 つだけ許可するように JVM を制限 (Restrict the JVM to allow only one instance of this resource adapter)
固有のリソース・アダプター実装クラス名を持つリソース・アダプター JavaBeans の複数のインスタンスが、同じ Java 仮想マシン (JVM) に存在しないようにします。このフィールドは、 アクティベーション・スペックの定義を可能にするリソース・アーカイブでのみ使用可能です。

通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ブール値 (チェック・ボックス) |
デフォルト | False (使用不可) |
このリソース・アダプターを HA マネージャーに登録
高可用性 (HA) マネージャーが、クラスター内の JCA リソース・アダプターのライフサイクルを管理することを指定します。このオプションは、バージョンが JCA 1.0 より新しい、WebSphere® の Network Deployment バージョンで稼働しているリソース・アダプターにのみ適用可能です。このオプションを選択する場合は、まずリソース・アダプターの製品資料を 参照してください。このオプションでは、リソース・アダプターが、 高可用性のインバウンド・メッセージングをサポートしている必要があるからです。このフィールドは、 アクティベーション・スペックの定義を可能にするリソース・アーカイブでのみ使用可能です。

- エンドポイント・フェイルオーバー : HA グループ内の 1 つの リソース・アダプターのみが複数のサーバーのメッセージを受信できます。このため、 同時にエンドポイントがアクティブになるのは 1 つのリソース・アダプターのみです。
- リソース・アダプター・インスタンス・フェイルオーバー : HA グループ内の 1 つのリソース・アダプターのみが複数のサーバーにわたって開始されます。 インバウンド通信またはアウトバウンド通信は、クラスター内の 1 つのリソース・アダプターに制限されます。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ブール値 (実装オプション付きのチェック・ボックス) |
デフォルト | False (使用不可) |