![[IBM i]](../images/iseries.gif)
configureOs400WebServerDefinition コマンド
configureOs400WebServerDefinition コマンドは、 WebSphere® Application Server またはデプロイメント・マネージャー・プロファイルで Web サーバー定義を作成します。
このコマンドを実行するには、 ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ 権限が必要です。 このコマンドの実行について詳しくは、コマンド行ツールの使用の項目を参照してください。
Web サーバーがアプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャーとは異なるノード上にある場合、http プロファイルを使用します。 HTTP プロファイルに対してこのスクリプトを実行すると、別のスクリプトが生成されます。 生成されたスクリプトを使用して、appserver-profile-dir/bin directory から生成されたスクリプトを実行して、アプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイル内で Web サーバー定義を作成します。ここで、appserver-profile-dir はアプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャーのロケーションです。 追加情報については、Web サーバーのトポロジー・ダイアグラムおよびロードマップの選択の記事を参照してください。
作成できるのは、1 つの Web サーバー定義のみです。
構文
configureOs400WebServerDefinition
-webserver.instance.name webserverInstanceName |
-webserver.name webserverName
[ -webserver.admin.userID userId ]
[ -webserver.admin.password password ]
[ -profileName profile1 ]
[ -webserver.type webserverTpe ]
[ -webserver.host hostName | -webserver.node webserverNode ]
[ -mapType mapType ]
[ -webserver.port webserverPort ]
[ -webserver.admin.port adminPort ]
[ -was.admin.userId wasUserId ]
[ -was.admin.password wasPassword ]
[ -help | -? ]
パラメーター
configureOs400WebServerDefinition コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。
- -webserver.instance.name
- このパラメーターは、-webserver.name が指定されている場合はオプションです。 値 webserverInstanceName には、iSeries 上の Web サーバー・インスタンスの名前を指定します。 デフォルト値は webserverName です。
- -webserver.name
- このパラメーターは、-webserver.instance.name が指定されている場合はオプションです。 値 webserverName には、Web サーバー定義の名前を指定します。 デフォルト値は webserverType_webserverInstanceName です。
- -webserver.admin.userId
- これはオプション・パラメーターです。値 userId には、Web サーバーのホスト名での HTTP 管理者のユーザー ID を指定します。
- -webserver.admin.password
- これはオプション・パラメーターです。値 password には、 Web サーバーのホスト名での HTTP 管理者のパスワードを指定します。
- -profileName
- これはオプション・パラメーターです。値 profile1 には、Web サーバー定義が構成されるプロファイルを指定します。 デフォルト値は default です。
- -webserver.type
- これはオプション・パラメーターです。Web サーバーのタイプを指定します。 値は、IHS または DOMINO です。デフォルト値は IHS です。
- -webserver.host
- これはオプション・パラメーターです。値 hostName には、Web サーバーのホスト名を指定します。 デフォルト値は localhost です。
- -webserver.node
- これはオプション・パラメーターです。値 webserverNode には、Web サーバー定義のノード名を指定します。 デフォルト値は hostName-node です。
- -mapType
- これはオプション・パラメーターです。この値は、どのアプリケーションが Web サーバー定義にマップされるのかを指定します。 Web サーバーがアプリケーションへの要求を処理できるように、Web サーバーにアプリケーションをマップする必要があります。 許可された値は、MAP_NONE、MAP_DEFAULT または MAP_ALL です。デフォルト値は MAP_ALL です。 MAP_DEFAULT は、デフォルト・アプリケーションのみをマップします。
- -webserver.port
- これはオプション・パラメーターです。この値は、Web サーバーのリスニング・ポートを指定します。 デフォルトは 80 です。
- -webserver.admin.port
- これはオプション・パラメーターです。値 adminPort には、Web サーバーの管理ポートを指定します。 iSeries HTTP 管理 GUI のデフォルトの管理ポートは 2001 です。
- -was.admin.userId
- これはオプション・パラメーターです。値 wasUserId には、 サーバーがセキュア・モードで実行しているときの、WebSphere Application Server 管理者のユーザー ID を指定します。
- -was.admin.password
- これはオプション・パラメーターです。値 wasPassword には、 サーバーがセキュア・モードで実行しているときの、WebSphere Application Server 管理者のパスワードを指定します。
使用のシナリオ
以下は、正しい構文の例です。
configureOs400WebServerDefinition -profileName profile1.remote -webserver.instance.name WEB1 -webserver.name WEB1
profile1.remote プロファイルは、http プロファイル・テンプレートを使用して作成された http プロファイルです。
Web サーバー構成ファイル: profile_root
/config/WEB1/configureWEB1 was created for remote profile
profile1.remote.
Web サーバー定義 "WEB1" を作成するためには、「アプリケーション・サーバー」または "dmgr" プロファイルの bin ディレクトリーに "profile_root /config/WEB1/configureWEB1" スクリプトをコピーして、実行する必要があります。
スクリプトを実行する前に「アプリケーション・サーバー」または "dmgr" が開始していることを確認してください。
profile_root/config/WEB1/configureWEB1
また、
Web サーバー定義作成を完成するために必要なステップを指示しました。非 HTTP プロファイルでの実行
configureOs400WebServerDefinition -profileName profile1 -webserver.instance.name INSTANCE1 -webserver.name SERV1
configureOs400WebServerDefinition -profileName profile1 -webserver.type DOMINO -webserver.instance.name DOMINO1