セキュリティー・イベント・ログ
サービス統合バスのセキュリティー・イベントは、バスの SystemOut.log ファイルのログに監査またはエラー・レコードとして記録されます。
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
セキュリティー・イベントは、接続クライアント・アプリケーションによるバスへの認証試行の結果です。
考えられる結果は 2 つあります (認証成功と認証障害)。
成功は、監査レコードとして、障害はエラー・レコードとしてログに記録されます。
管理コンソールでバスのカスタム・プロパティーを構成することによって、バスのログに記録される監査レコードとエラー・レコードのタイプおよび数を制御することができます。
このプロパティーは、audit.bus.authentication という、名前と値のペアであり、以下の 3 つのストリング値のうちのいずれかをとることができます。
- all
- バスへの認証試行をすべて監査します。
- failure
- バスへの認証の障害のみを監査します。
- none
- バスへの認証試行をまったく監査しません。