![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
![[z/OS]](../images/ngzos.gif)
Intelligent Management: ヘルス・ポリシー管理用タスク
ヘルス・ポリシーを作成、削除、および管理するには、以下の管理用タスクを使用できます。
createHealthPolicy コマンド
createHealthPolicy コマンドは、新規のヘルス・ポリシーを作成します。引数 | 説明 |
---|---|
name (必須) | セル内で固有の名前をヘルス・ポリシーに指定します。 |
description | ヘルス・ポリシーの説明を指定します。 |
reactionMode | ヘルス・ポリシーでのアクションを実行する前にランタイム・タスクを作成するか、アクションを自動化するかを指定します。 指定可能な値は SUPERVISE または AUTOMATIC です。 |
引数 | 説明 |
---|---|
type (必須) | 条件のタイプを指定します。指定可能な値は、CUSTOM、AGE、WORKLOAD、MEMORY_LEAK、 EXCESSIVE_MEMORY、 EXCESSIVE_RESPONSE_TIME、EXCESSIVE_REQUEST_TIMEOUT、STORM_DRAIN または GC_PERCENTAGE です。 各値には、指定が必要なさまざまなパラメーターがあります。 |
expression | カスタム条件を使用している場合は、評価する副次式を指定します。 |
params |
|
引数 | 説明 |
---|---|
type (必須) | アクション・タイプを指定します。指定可能な値は、CUSTOM、HEAPDUMP、THREADDUMP、RESTART_SERVER、SET_MAINT_MODE、MAINT_MODE_BREAK、または MAINT_MODE_STOP です。 |
stepNum (必須) | アクションを実行する順序を指定します。ステップ 1 から開始して、以降順次に完了してゆきます。 |
action | カスタム・アクションの名前を指定します。 カスタム・アクションの作成には、createHealthAction コマンドを使用します。このパラメーターは、カスタム・アクションでのみ必須です。 |
ノード | アクションを実行するノードを指定します。このパラメーターは、カスタム・アクションでのみ必須です。 有効なオプションは、ノード名または空ストリング "" です。 |
server | アクションを実行するサーバーを指定します。 このパラメーターは、カスタム・アクションでのみ必須です。 有効なオプションは、サーバー名または次のいずれかのストリングです。"不具合のあるサーバー"または"不具合のあるサーバーのノード・エージェント"です。 これらのストリングのいずれかが使用されている場合、有効なノード値は空ストリング "" です。 |
引数 | 説明 |
---|---|
type (必須) | メンバーのタイプを指定します。指定できる値は、CELL、CLUSTER、DYNAMIC_CLUSTER、SERVER、または ODR です。 |
name (必須) | メンバーの名前を指定します。 |
ノード | ノードの名前を指定します。 SERVER タイプを選択した場合、ノード名は必須です。 |
createHealthPolicy コマンドの例
対話モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask createHealthPolicy {-interactive}
- Jython を使用:
AdminTask.createHealthPolicy ('[-interactive]')
バッチ・モードの使用例:
以下のコマンドは、事前定義されたヘルス条件の 1 つを使用してヘルス・ポリシーを作成します。
$AdminTask createHealthPolicy { -name myHealthPolicy -description "My Health Policy" -reactionMode SUPERVISE -addCondition { -type AGE -params {{maxAge 12} {ageUnits HOURS}} } -addAction {{HEAPDUMP 1}{CUSTOM 2 myAction myNode myServer} } -addMember {{SERVER myServer1 myNode1}{SERVER myServer2 mynode2}}
以下のコマンドは、カスタム条件を使用してヘルス・ポリシーを作成します。
$AdminTask createHealthPolicy { -name myHealthPolicy -description "My Health Policy" -reactionMode SUPERVISE -addCondition { -type CUSTOM -expression "ODRServerMetric_FromServerStart$errors > 100L" } -addAction {{HEAPDUMP 1}{CUSTOM 2 myAction myNode myServer} } -addMember {{SERVER myServer1 myNode1}{SERVER myServer2 mynode2}}カスタム条件の式は引用符で囲みます。
modifyHealthPolicy コマンド
modifyHealthPolicy コマンドは、既存のヘルス・ポリシーを変更します。引数 | 説明 |
---|---|
name (必須) | 変更するヘルス・ポリシーの名前を指定します。 |
reactionMode | ヘルス・ポリシーでのアクションを実行する前にランタイム・タスクを作成するか、アクションを自動化するかを指定します。 指定可能な値は SUPERVISE または AUTOMATIC です。 |
引数 | 説明 |
---|---|
type | 条件のタイプを指定します。指定可能な値は、CUSTOM、AGE、WORKLOAD、MEMORY_LEAK、 EXCESSIVE_MEMORY、 EXCESSIVE_RESPONSE_TIME、EXCESSIVE_REQUEST_TIMEOUT、STORM_DRAIN または GC_PERCENTAGE です。 各値には、指定が必要なさまざまなパラメーターがあります。 |
expression | カスタム条件を使用している場合は、評価する副次式を指定します。 |
params |
|
引数 | 説明 |
---|---|
name | 削除するヘルス・アクションの名前を指定します。name パラメーターはカスタム・アクションにのみ使用します。 |
type (必須) | アクション・タイプを指定します。指定可能な値は、CUSTOM、HEAPDUMP、THREADDUMP、RESTART_SERVER、SET_MAINT_MODE、MAINT_MODE_BREAK、または MAINT_MODE_STOP です。 |
引数 | 説明 |
---|---|
type (必須) | アクション・タイプを指定します。指定可能な値は、CUSTOM、HEAPDUMP、THREADDUMP、RESTART_SERVER、SET_MAINT_MODE、MAINT_MODE_BREAK、または MAINT_MODE_STOP です。 |
action | ヘルス・アクションの名前を指定します。カスタム・アクションの作成には、createHealthAction コマンドを使用します。このパラメーターは、カスタム・アクションでのみ必須です。 |
ノード | アクションを実行するノードを指定します。このパラメーターは、カスタム・アクションでのみ必須です。 有効なオプションは、ノード名または空ストリング "" です。 |
server | アクションを実行するサーバーを指定します。 このパラメーターは、カスタム・アクションでのみ必須です。 有効なオプションは、サーバー名または次のいずれかのストリングです。"不具合のあるサーバー"または"不具合のあるサーバーのノード・エージェント"です。 これらのストリングのいずれかが使用されている場合、有効なノード値は空ストリング "" です。 |
stepNum (必須) | アクションを実行する順序を指定します。ステップ 1 から開始して、以降順次に完了してゆきます。 |
引数 | 説明 |
---|---|
name | ヘルス・アクションの名前を指定します。name パラメーターはカスタム・アクションにのみ使用します。 |
type | アクション・タイプを指定します。指定可能な値は、CUSTOM、HEAPDUMP、THREADDUMP、RESTART_SERVER、SET_MAINT_MODE、MAINT_MODE_BREAK、または MAINT_MODE_STOP です。 |
stepNum (必須) | アクションを実行する順序を指定します。ステップ 1 から開始して、以降順次に完了してゆきます。 |
引数 | 説明 |
---|---|
type (必須) | メンバーのタイプを指定します。指定できる値は、CELL、CLUSTER、DYNAMIC_CLUSTER、SERVER、または ODR です。 |
name (必須) | メンバーの名前を指定します。 |
ノード | ノードの名前を指定します。 SERVER タイプを選択した場合、ノード名は必須です。 |
modifyHealthPolicy コマンドの例
対話モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask modifyHealthPolicy {-interactive}
- Jython を使用:
AdminTask.modifyHealthPolicy ('[-interactive]')
バッチ・モードの使用例:
$AdminTask modifyHealthPolicy { -name myHealthPolicy -removeAction { -type HEAPDUMP } }
deleteHealthPolicy コマンド
deleteHealthPolicy コマンドは、指定されたヘルス・ポリシーを削除します。引数 | 説明 |
---|---|
name (必須) | 削除するヘルス・ポリシー名を指定します。 |
deleteHealthPolicy コマンドの例
バッチ・モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask deleteHealthPolicy {-name MyHealthPolicy}
- Jython の使用:
AdminTask.deleteHealthPolicy('MyHealthPolicy')
対話モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask deleteHealthPolicy {-interactive}
- Jython を使用:
AdminTask.deleteHealthPolicy ('[-interactive]')
listHealthPolicies コマンド
listHealthPolicies コマンドはセル内の各構成済みヘルス・ポリシーをリストします。listHealthPolicies コマンドの例
- Jacl を使用:
$AdminTask listHealthPolicies
- Jython の使用:
AdminTask.listHealthPolicies
createHealthAction コマンド
createHealthAction コマンドは、ヘルス・ポリシーの定義時に使用可能な新規のヘルス・アクションを作成します。引数 | 説明 |
---|---|
name (必須) | ヘルス・アクションの名前を指定します。 |
引数 | 説明 |
---|---|
executable | 実行可能ファイルのパスを指定します。 非 Java ステップの引数を指定する場合、この引数は必須です。 |
executableArgs | 実行可能ファイルに渡す引数のストリング配列を指定します。 |
osNames | コンマで区切られた、オペレーティング・システムのリストを指定します。 各オペレーティング・システムにアクションを適用する場合は null を指定します。 有効なオペレーティング・システム名は、windows、unix、および zos です。 |
workingDir | ファイル・システム内の、コマンドの呼び出し元ロケーションを指定します。 非 Java ステップの引数を指定する場合、この引数は必須です。 |
usernameVar | ユーザー名に変数を指定します。 |
userNameVal | ユーザー名変数の値を指定します。 |
passwordVar | パスワードに変数を指定します。 |
passwordVal | パスワード変数の値を指定します。 |
引数 | 説明 |
---|---|
javaDir | Java 実行可能ファイルのロケーション (例えば ${JAVA_HOME}) を指定します。変数またはパスを指定できます。 |
executableTargetType | Java 実行可能ファイルに使用しているファイル・タイプを指定します。指定可能な値は EXECUTABLE_JAR または JAVA_CLASS です。 |
executable | 実行可能ファイルのパスを指定します。Java ステップの引数を指定する場合、この引数は必須です。 |
exectuableArgs | 実行可能ファイルに渡す引数のストリング配列を指定します。 |
osNames | コンマで区切られた、オペレーティング・システムのリストを指定します。 各オペレーティング・システムにアクションを適用する場合は null を指定します。 有効なオペレーティング・システム名は、windows、unix、および zos です。 |
pidVarName | Java プロセス ID 変数名を指定します。 |
workingDir | ファイル・システム内の、コマンドの呼び出し元ロケーションを指定します。Java ステップの引数を指定する場合、この引数は必須です。 |
usernameVar | ユーザー名に変数を指定します。 |
usernameVal | ユーザー名変数の値を指定します。 |
passwordVar | パスワードに変数を指定します。 |
passwordVal | パスワード変数の値を指定します。 |
createHealthAction コマンドの例
バッチ・モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask createHealthAction { -name myAction -java { -javaDir c:¥java¥bin -executableTargetType EXECUTABLE_JAR -executable test.jar -executableArgs "{arg1}{arg2a arg2b}" -osNames "windows, unix" -pidVarName pvn -workingDir c:¥workingDir } }
対話モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask createHealthAction {-interactive}
- Jython の使用
AdminTask.createHealthAction('[-interactive]')
modifyHealthAction コマンド
既存のヘルス・アクションを変更する場合は、modifyHealthAction コマンドを使用します。引数 | 説明 |
---|---|
name (必須) | 変更するヘルス・アクションの名前を指定します。 |
引数 | 説明 |
---|---|
executable | 実行可能ファイルのパスを指定します。 |
executableArgs | 実行可能ファイルに渡す引数のストリング配列を指定します。 |
workingDir | ファイル・システム内の、コマンドの呼び出し元ロケーションを指定します。 |
usernameVar | ユーザー名に変数を指定します。 |
usernameVal | ユーザー名変数の値を指定します。 |
passwordVar | パスワードに変数を指定します。 |
passwordVal | パスワード変数の値を指定します。 |
引数 | 説明 |
---|---|
javaDir | Java 実行可能ファイルのロケーション (例えば ${JAVA_HOME}) を指定します。変数またはパスを指定できます。 |
executableTargetType | Java 実行可能ファイルに使用しているファイル・タイプを指定します。指定可能な値は EXECUTABLE_JAR または JAVA_CLASS です。 |
executable | 実行可能ファイルのパスを指定します。 |
executableArgs | 実行可能ファイルに渡す引数のストリング配列を指定します。 |
pidVarName | Java プロセス ID 変数名を指定します。 |
usernameVar | ユーザー名に変数を指定します。 |
usernameVal | ユーザー名変数の値を指定します。 |
passwordVar | パスワードに変数を指定します。 |
passwordVal | パスワード変数の値を指定します。 |
workingDir | ファイル・システム内の、コマンドの呼び出し元ロケーションを指定します。 |
modifyHealthAction コマンドの例
バッチ・モードの使用例:
$AdminTask modifyHealthAction { -name myAction -java { -javaDir c:¥java¥bin -executableTargetType EXECUTABLE_JAR -executable test.jar -executableArgs "{arg1}{arg2a arg2b}" -pidVarName pvn -workingDir c:¥workingDir } }
対話モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask modifyHealthAction {-interactive}
- Jython の使用
AdminTask.modifyHealthAction('[-interactive]')
deleteHealthAction コマンド
deleteHealthAction コマンドは、ヘルス・アクションを削除します。引数 | 説明 |
---|---|
name (必須) | ヘルス・アクションの名前を指定します。 |
deleteHealthAction コマンドの例
バッチ・モードの使用例:
- Jacl を使用:
$Admintask deleteHealthAction {-name myHealthAction}
- Jython の使用:
AdminTask.deleteHealthAction('-name myHealthAction')
listHealthActions コマンド
listHealthActions コマンドは、セル内の定義済みの各ヘルス・アクションをリストします。listHealthActions コマンドの例
バッチ・モードの使用例:
- Jacl を使用:
$Admintask listHealthActions
- Jython の使用:
AdminTask.listHealthActions
executeHealthAction コマンド
executeHealthAction コマンドは、指定されたヘルス・アクションを実行します。引数 | 説明 |
---|---|
name (必須) | 実行するヘルス・アクションの名前を指定します。 |
node (必須) | アクションを実行するノードを指定します。このパラメーターは、カスタム・アクションでのみ必須です。 有効なオプションは、ノード名または空ストリング "" です。 |
server (必須) | アクションを実行するサーバーを指定します。 |
セル (cell) | ヘルス・アクションを実行するセルを指定します。 |
timeout | ヘルス・アクションの実行に関するタイムアウト値を指定します。 |
変数 | 変数の java.util.Properties 値を指定します。 |
executeHealthAction コマンドの例
バッチ・モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask executeHealthAction {-name myHealthAction -node myNode -server myServer}
- Jython を使用:
AdminTask.executeHealthAction ('[-name myHealthAction -node myNode -server myServer]')
対話モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask executeHealthAction {-interactive}
- Jython を使用:
AdminTask.executeHealthAction ('[-interactive]')