プロセス実行設定

このページを使用して、サーバー・プロセスの プロセス実行に関する設定の表示または変更を行います。

サーバー・プロセスは、 アプリケーション・サーバー、ノード・エージェント、 またはデプロイメント・マネージャーに適用されます。

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]IBM® i または分散オペレーティング・システム上で実行している場合、アプリケーション・サーバーのこの管理コンソール・ページを表示するには、 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > server_nameとクリックします。次に「サーバー・インフラストラクチャー」セクションで、「Java およびプロセス管理」 > 「プロセスの実行」とクリックします。

[z/OS]z/OS® 上で実行している場合、アプリケーション・サーバーのこの管理コンソール・ページを表示するには、 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > server_nameとクリックします。 次に、「サーバー・インフラストラクチャー」セクションで、「Java およびプロセス管理」をクリックし、「サーバント」、「コントロール」、または「付属 (Adjunct)」のいずれかをクリックして、次に「プロセスの実行」をクリックします。

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]ノード・エージェントのこの管理コンソール・ページを表示するには、 「システム管理」 > 「ノード・エージェント」 > nodeagent_nameとクリックします。次に、「サーバー・インフラストラクチャー」セクションで、「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス定義」 > 「プロセスの実行」とクリックします。

[z/OS]ノード・エージェントのこの管理コンソール・ページを表示するには、 「システム管理」 > 「ノード・エージェント」 > nodeagent_nameとクリックします。次に、「サーバー・インフラストラクチャー」で、「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス定義」 > 「プロセスの実行」とクリックします。

[IBM i][AIX Solaris HP-UX Linux Windows]このデプロイメント・マネージャーの管理コンソール・ページを表示するには、「システム管理」 > 「デプロイメント・マネージャー」とクリックします。次に、「サーバー・インフラストラクチャー」セクションで、「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス定義」 > 「プロセスの実行」とクリックします。

[z/OS]このデプロイメント・マネージャーの管理コンソール・ページを表示するには、「システム管理」 > 「デプロイメント・マネージャー」とクリックします。次に、「サーバー・インフラストラクチャー」セクションで、「Java およびプロセス管理」をクリックし、「サーバント」、「コントロール」、または「付属 (Adjunct)」のいずれかをクリックして、次に「プロセスの実行」をクリックします。

プロセスの優先順位

プロセスのオペレーティング・システムの優先順位を指定します。 サーバーを起動する管理プロセスが、この設定を受諾するには、ルート・オペレーティング・システム権限が必要です。

情報
データ型 整数
デフォルト 20

UMASK

プロセスが実行されるユーザー・マスク (ファイル・モード許可マスク) を指定します。

システム管理機能をサポートするためには、デプロイメント・マネージャーとアプリケーション・サーバーは、規定された UMASK デフォルト値 (z/OS の場合は 007、UNIX の場合は 022) で実行しなければなりません。したがって、デプロイメント・マネージャーまたはコントローラーのこの設定のデフォルト値は、変更しないことをお勧めします。

[z/OS]プロセスがサーバントで実行されている場合、 このフィールドに異なるユーザー・マスク設定を指定するか、 この設定を変更するサーバントに新しい環境変数を定義することができます。 新しい環境変数は _BPX_BATCH_UMASK です。この新しい環境変数は、管理コンソールを使用して定義します。 管理コンソール・ページを表示するには、「環境」 > 「WebSphere 変数」とクリックします。 新しい変数を定義するには、選択可能なオプションのリストから適切な有効範囲を選択し、「新規」をクリックして、名前 _BPX_BATCH_UMASK を作成し、必要な値を設定します。
注: _BPX_BATCH_UMASK を定義して設定した後は、新しい UMASK 設定を使用するようにサーバーを再始動する必要があります。
情報
データ型 整数
デフォルト 022 (UNIX の場合)
デフォルト 007 (z/OS の場合)
[AIX][HP-UX][Linux][Solaris][IBM i][z/OS]

Run-As ユーザー

プロセスが実行されるユーザーを指定します。このユーザー ID は、 セキュリティー・システムに定義する必要があります。

[z/OS]このフィールドは、z/OS オペレーティング・システムで実行している場合には適用されません。 z/OS ユーザーは、ユーザーをアドレス・スペースに関連付ける場合に RACF を使用する必要があります。 プロセス・ディスプレイには、実行中のユーザーとして RACF に関連付けられたユーザーが表示されます。

トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): このオプションで指定したユーザーにアプリケーション・サーバーを移行するためには、そのプロセスを起動するユーザーが root ユーザーであるか、または Run-As ユーザーに定義されたユーザーでなければなりません。 これは、オペレーティング・システムの制約事項です。 更新後にサーバーが始動しない場合は、プロファイル・ディレクトリーの所有権が非 root ユーザー ID に割り当てられるようにしてください。

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]詳しくは、『[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]プロファイル保守の所有権の変更』トピックの指示を参照してください。

gotcha
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): Run As ユーザー機能を使用する場合、環境設定は自動的に変更されません。 デフォルトで、アプリケーション・サーバーは、Run As ユーザー値ではなく、プロセスを開始したユーザーの環境設定 ($HOME および $USER 値を含む) を受け取ります。 アプリケーション・サーバーにデプロイされたアプリケーションで、 Run As ユーザーの特定値に設定された環境設定が必要な場合には、以下のいずれかを行ってください。
  • サーバーを起動する前に、環境設定を定義します。
  • $HOME 値について、オペレーティング・システムで Run As ユーザー値に書き込み許可を付与します。
Run As ユーザー機能を使用する場合、環境変数に依存することは推奨されません。アプリケーションに直接、値を指定してください。gotcha

[Windows]Windows のユーザー・アカウントは Application Server によって管理されていないため、 Microsoft Windows オペレーティング・システムが稼働している場合、 このフィールドは無視されます。

情報
データ型 ストリング

[IBM i]IBM i オペレーティング・システムの場合、QEJBSVR 以外のユーザー ID で実行するには、追加のステップが必要です。詳しくは、WebSphere® Application Server for iSeries オンライン資料の『Security』セクションを参照してください。http://www.ibm.com/servers/eserver/iseries/software/websphere/wsappserver/index.html にアクセスして、WebSphere Application Server for iSeries Security 情報にナビゲートします。

[AIX][HP-UX][Linux][Solaris][z/OS]

Run-As グループ

プロセスがメンバーとして所属し、そのプロセスが実行されるグループを指定します。

[z/OS]このフィールドは、z/OS オペレーティング・システムで実行している場合には適用されません。 z/OS ユーザーは、グループをアドレス・スペースに関連付ける場合に RACF を使用する必要があります。 プロセス・ディスプレイには、実行中のユーザーとして RACF に関連付けられたグループが表示されます。

  • 注: ユーザーが 2 次グループのメンバーである場合、デフォルトで、サーバー・プロセスにはそれらのグループに対するユーザーのアクセス許可がありません。 プロセスがこの許可を取得するには、WebSphere Application Server の開始前にオペレーティング・システムで環境変数 __JNI_PROCESS_INITGROUPS を設定します。
  • トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): Run As グループ機能を使用する場合、環境設定は自動的に変更されません。 デフォルトで、アプリケーション・サーバーは、Run As グループ値ではなく、プロセスを開始したユーザーの環境設定 ($HOME および $USER 値を含む) を受け取ります。 アプリケーション・サーバーにデプロイされたアプリケーションで、 Run As グループの特定値に設定された環境設定が必要な場合には、以下のいずれかを行ってください。
    • サーバーを起動する前に、環境設定を定義します。
    • $HOME 値について、オペレーティング・システムで Run As グループ値に書き込み許可を付与します。
    Run As グループ機能を使用する場合、環境変数に依存することは推奨されません。アプリケーションに直接、値を指定してください。gotcha

runAsGroup 値が指定されている場合、その値は 2 次グループのリストに追加されます。 指定された runAsGroup 値が runAsUser の 1 次グループでない場合、ユーザーがグループ・データベース内のグループ・リストで定義されていれば (通常は /etc/group)、その 1 次グループは 2 次グループのリストにのみ含まれます。

[Windows][IBM i]このフィールドは無視されます。

情報
データ型 ストリング
[AIX][HP-UX][Linux][Solaris][z/OS]

プロセス・グループで実行

プロセスに特定のプロセス・グループを指定します。 プロセス・グループは、オペレーティング・システムが論理的に複数のプロセスを関連付け、単一装置としてそこで稼働するために使用するメカニズムです。 通常、オペレーティング・システムはこのメカニズムを、信号の分配に使用します。

[z/OS]このフィールドは、z/OS オペレーティング・システムで実行している場合には適用されません。 z/OS ユーザーは、プロセス・グループをアドレス・スペースに関連付ける場合に RACF を使用する必要があります。 プロセス・ディスプレイには、実行中のユーザーとして RACF に関連付けられたプロセス・グループが表示されます。

特定のオペレーティング・システムでは他の操作をプロセス・グループ上で実行することが可能な場合があります。 プロセス・グループ上で実行できる操作に関する詳しい情報は、ご使用のオペレーティング・システムの資料を参照してください。

[Windows][IBM i]このフィールドは無視されます。

情報
データ型 整数
デフォルト 0。これは、プロセスを特定のグループに割り当てないように指示します。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=urun_rprocexec
ファイル名:urun_rprocexec.html