パーシスタント OAuth サービスでの Derby データベースの使用
パーシスタント OAuth サービスで Derby データベースを使用することができます。 便宜と参考の目的で、このトピックでは、OAuth パーシスタント・サービス用に Derby データベース (OAuth サービスに対してリモートまたはローカルのいずれか) を構成するために必要なステップについて説明します。
以下のステップを実行してください。
- データベースと表を作成します。
次の SQL ステップを編集、実行して、OAuth データベースおよび表を作成します。
次のコマンドで ij を開始して、createTables.sql ファイルを実行します。--- Change oauth2db to the name you want for the database --- Connect to Derby, choose one connection option by uncomment --- if connecting to Derby as network server --- CONNECT 'jdbc:derby://localhost:1527/oauth2db;create=true'; --- if connecting to embedded derby, you can change D:\oauth2db to location of database --- CONNECT 'jdbc:derby:D:\oauth2db;create=true'; --- if creating tables in existing Derby database, remove the create=true parameter. ----- CREATE TABLES ----- CREATE TABLE OAuthDBSchema.OAUTH20CACHE ( LOOKUPKEY VARCHAR(256) NOT NULL, UNIQUEID VARCHAR(128) NOT NULL, COMPONENTID VARCHAR(256) NOT NULL, TYPE VARCHAR(64) NOT NULL, SUBTYPE VARCHAR(64), CREATEDAT BIGINT, LIFETIME INT, EXPIRES BIGINT, TOKENSTRING VARCHAR(2048) NOT NULL, CLIENTID VARCHAR(64) NOT NULL, USERNAME VARCHAR(64) NOT NULL, SCOPE VARCHAR(512) NOT NULL, REDIRECTURI VARCHAR(2048), STATEID VARCHAR(64) NOT NULL ); CREATE TABLE OAuthDBSchema.OAUTH20CLIENTCONFIG ( COMPONENTID VARCHAR(256) NOT NULL, CLIENTID VARCHAR(256) NOT NULL, CLIENTSECRET VARCHAR(256), DISPLAYNAME VARCHAR(256) NOT NULL, REDIRECTURI VARCHAR(2048), ENABLED INT ); ----- ADD CONSTRAINTS ----- ALTER TABLE OAuthDBSchema.OAUTH20CACHE ADD CONSTRAINT PK_LOOKUPKEY PRIMARY KEY (LOOKUPKEY); ALTER TABLE OAuthDBSchema.OAUTH20CLIENTCONFIG ADD CONSTRAINT PK_COMPIDCLIENTID PRIMARY KEY (COMPONENTID,CLIENTID); ----- CREATE INDEXES ----- CREATE INDEX OAUTH20CACHE_EXPIRES ON OAUTHDBSCHEMA.OAUTH20CACHE (EXPIRES ASC); DISCONNECT CURRENT;
ij createTables.sql
- WebSphere® Application Server を構成します。
管理コンソールで、
に移動します。- 有効範囲を選択します。 このトピックでは server を使用します。
- をクリックします。ウィザードが開始します。
- 以下のパラメーターを選択します。
- データベース・タイプ: Derby
- プロバイダー・タイプ: Derby JDBC プロバイダー
- 実装タイプ: 接続プール・データ・ソース
- 「 」をクリックします。
- をクリックします。
- 構成を保存します。
- に移動します。
- 有効範囲を選択します。 このトピックでは server を使用します。
- をクリックします。ウィザードが開始します。
- 以下のパラメーターを選択します。
- データ・ソース名: OAuth JDBC Service
- JNDI 名: jdbc/oauthProvider
- 「 」をクリックします。
- 作成した Derby JDBC プロバイダーを選択します。
- 「 」をクリックします。
- 以下のパラメーターを選択します。
- データベース名: <Derby 組み込むデータベースへのパス (例えば D:\oauth2db)>
- コンテナー管理パーシスタンス: チェックします。
- 「「セキュリティー別名のセットアップ (Setup security alias)」ページでは設定を変更しません。 」をクリックします。
- 「 」をクリックします。
- をクリックします。
- 構成を保存します。