バッチ統計のレポートの作成および管理

ジョブ・スケジューラーおよびエンドポイントの統計を表示するレポートを生成できます。

始める前に

報告書は、ランタイム・データを表示した図表です。 データを図表で表示するように、ご使用の環境 (サーバー、クラスター、アプリケーションなど) を構成する必要があります。

このタスクについて

管理コンソールを使用して、ジョブ・スケジューラーおよびエンドポイントに関するレポートを生成し、その統計を表示することができます。

手順

  1. 管理コンソールで「ランタイム操作」 > 「レポート」をクリックして、「レポート」タブを表示します。
  2. 新しい図表を追加します。

    「新しい図表タブを開く」をクリックします。新規タブが開き、空白の図表が表示されます。

  3. 図表化されるデータの派生元の図表の有効範囲を指定します。
    1. 「有効範囲の変更」をクリックして、有効範囲を指定します。
    2. 「オブジェクト・タイプ」で、ノード、動的クラスター、クラスター、またはアプリケーション・サーバーの有効範囲を選択します。
    3. 「オブジェクト・インスタンス」で、スケジューラーまたはエンドポイントのオブジェクト・インスタンスを選択します。
    4. 「OK」をクリックします。
  4. データ・セットのタイプを「現行の有効範囲をデータ・セットとして使用する」に設定します。
    1. 「データの追加」をクリックします。
    2. 「データ・セット・タイプ」で、 「現行の有効範囲をデータ・セットとして使用する」を選択します。
  5. 選択したデータ・セットからメトリックを選択して、図表に追加します。
    表 1. スケジューラー. 次の表に、スケジューラーの各メトリックと説明を示します。
    メトリック 説明
    キューに入れられたジョブ数 スケジューラーでキューに入れられたジョブの数
    ディスパッチされたジョブ数 スケジューラーでディスパッチされたジョブの数
    エラーのジョブ数 ジョブについて発生したディスパッチ・エラーの数
    ジョブ・キュー時間 ジョブがキューに入れられていた平均時間 (ミリ秒)
    ジョブ・ディスパッチ時間 ジョブがディスパッチに費やした平均時間 (ミリ秒)
    ジョブ・ディスパッチ・エラー時間 ディスパッチ・エラーが発生したときに、ジョブがディスパッチに費やした平均時間 (ミリ秒)
    表 2. エンドポイント. 次の表に、エンドポイントの各メトリックと説明を示します。
    メトリック 説明
    要求ジョブ数 実行環境 (エンドポイント・アプリケーション) に到着して処理されるジョブの数。
    完了ジョブ数 実行環境で実行が完了したジョブの数。
    ジョブ実行時間 ジョブが実行に費やした平均時間 (ミリ秒)
  6. データを追加した後、「OK」をクリックします。

次のタスク

レポートを生成して表示します。


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