![[z/OS]](../images/ngzos.gif)
SMF サブタイプ 9: 要求アクティビティー・レコード
要求アクティビティー SMF レコードの目的は、製品内部で実行しているアクティビティーを記録することです。このレコードは、サーバーが要求を受け取ると必ず作成されます。
キャパシティー・プランニングを行う場合は、要求の実行に関係するコスト、および設定されている期間内に処理する要求の数を調べる必要があります。SMF サブタイプ 9 レコードを使用すると、どの要求がどのアプリケーションに関連付けられているのか、受け取る要求の数、および各要求が使用するリソース量をモニターすることができます。また、このレコードを使用して、関係するアプリケーションを特定し、要求が消費する CPU 時間を確認することができます。要求ごとに新しいレコードが作成されるため、特定の時間にわたって受け取る要求の数を決定できます。
これらの SMF レコードをしばらくの間収集すれば、将来のシステム要件を見積もることができます。例えば、特定のアプリケーションに対して収集されたデータを調べ、そのアプリケーションにアクセスするユーザーの数が増えたときの CPU 要件がどのようになるかを見積もります。レコードは使用されたリソースとその使用者を示しているので、収集されたデータは、このアプリケーションを使用するサード・パーティーに課金する場合にも役立つことがあります。
デフォルトのサブタイプ 9 レコードには、Enterprise JavaBeans (EJB) と Web アプリケーションのパフォーマンスを正確にモニターするのに必要な情報がすべて含まれています。フォーマット済みタイム・スタンプ、セキュリティー・データ、あるいは CPU 使用率データなどの他のデータを具体的に要求することができます。ただし、そのデータを収集すると、レコードのこれらのセクションに取り込むデータを収集するのに必要となるオーバーヘッドがシステムに追加されます。
このレコードは、server_SMF_request_activity_enabled=1 (または server_SMF_request_activity_enabled=true を設定することにより、管理コンソールを介してアクティブ化することができます。
これらのレコードを生成しない場合は、server_SMF_request_activity_enabled=0 (または server_SMF_request_activity_enabled=false) を設定して、この SMF レコード・タイプの作成を使用不可にすることができます。これがこのプロパティーのデフォルト値です。
要求アクティビティー・レコード・スキーマ
レコード・ヘッダーは、同じコントローラーによって作成されるすべてのサブタイプ 9 レコードで同一です。コントローラーが生成するレコードごとに、以下のトリプレット・セクションが表示されます。
要求アクティビティー・レコードは、以下のセクションに分けられます。
プラットフォーム中立サーバー情報セクション
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209BG | 4 | バイナリー | サーバー情報のバージョン |
4 | 4 | SM1209BH | 8 | EBCDIC | セルのショート・ネーム |
12 | C | SM1209BI | 8 | EBCDIC | ノードのショート・ネーム |
20 | 14 | SM1209BJ | 8 | EBCDIC | クラスター・ショート・ネーム |
28 | 1C | SM1209BK | 8 | EBCDIC | サーバーのショート・ネーム |
36 | 24 | SM1209BL | 4 | EBCDIC | サーバーまたはコントローラーの PID |
40 | 28 | SM1209BM | 1 | バイナリー | 製品のバージョン・レベル (フォーマット w.x.y.z の w の部分) |
41 | 29 | SM1209BN | 1 | バイナリー | 製品リリース・レベル (フォーマット w.x.y.z の x の部分) |
42 | 2A | SM1209BO | 1 | バイナリー | 製品の修正レベルの一部 (フォーマット w.x.y.z の y の部分) |
43 | 2B | SM1209BP | 1 | バイナリー | 製品の修正レベルの一部 (フォーマット w.x.y.z の z の部分) |
44 | 2C | * | 32 | * | 予約済み |
z/OS サーバー情報セクション
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209BQ | 4 | バイナリー | サーバー情報のバージョン |
4 | 4 | SM1209BR | 8 | EBCDIC | 製品が稼働しているシステムの名前 (CVTSNAME) |
12 | C | SM1209BS | 8 | EBCDIC | 製品が稼働しているシスプレックスの名前 |
20 | 14 | SM1209BT | 8 | EBCDIC | コントローラーのジョブ名 |
28 | 1C | SM1209BU | 8 | EBCDIC | コントローラーのジョブ ID |
36 | 24 | SM1209BV | 8 | バイナリー | コントローラーの STOKEN |
44 | 2C | SM1209BW | 2 | バイナリー | コントローラーの ASID |
46 | 2E | SM1209GE | 2 | バイナリー | 以下のフラグがあります。
|
48 | 30 | SM1209BX | 20 | バイナリー | クラスターの UUID |
68 | 44 | SM1209BY | 20 | バイナリー | サーバーの UUID |
88 | 58 | SM1209BZ | 8 | EBCDIC | デーモン・グループ名 |
96 | 60 | SM1209CA | 4 | バイナリー | LE GMT オフセットの時間の部分。CEEGMTO API が失敗または使用不可の場合、あるいは 64 ビット・モードで実行している場合、フィールドには、すべてのゼロが含まれます。CEEGMTO API は、64 ビット・モードではサポートされません。これらの状態で、フラグ SM1209FJ がオンになると、このフィールド内のゼロが無効な GMT オフセットであることを示します。 |
100 | 64 | SM1209CB | 4 | バイナリー | LE GMT オフセットの分の部分。CEEGMTO API が失敗または使用不可の場合、あるいは 64 ビット・モードで実行している場合、フィールドには、すべてのゼロが含まれます。CEEGMTO API は、64 ビット・モードではサポートされません。これらの状態で、フラグ SM1209FJ がオンになると、このフィールド内のゼロが無効な GMT オフセットであることを示します。 |
104 | 68 | SM1209CC | 8 | バイナリー | LE GMT オフセットの秒の部分。CEEGMTO API が失敗または使用不可の場合、あるいは 64 ビット・モードで実行している場合、フィールドには、すべてのゼロが含まれます。CEEGMTO API は、64 ビット・モードではサポートされません。これらの状態で、フラグ SM1209FJ がオンになると、このフィールド内のゼロが無効な GMT オフセットであることを示します。 |
112 | 70 | SM1209CD | 8 | バイナリー | システム GMT のオフセット。 この値は、CVTLDTO API から取得されます。 |
120 | 78 | SM1209HV | 16 | EBCDIC | サービス・レベル (拡張済み) |
120 | 78 | SM1209CE | 8 | EBCDIC | サービス・レベル |
136 | 88 | * | 20 | 予約済み |
プラットフォーム中立の要求情報セクション
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209CF | 4 | バイナリー | 要求情報のバージョン |
4 | 4 | SM1209CG | 4 | バイナリー | ディスパッチ・サーバントの PID |
8 | 8 | SM1209CH | 8 | バイナリー | ディスパッチされたタスクの ID。この値は pthread_self から戻されます。 |
16 | 10 | SM1209CI | 8 | バイナリー | ディスパッチ TCB で使用される CPU 時間 (マイクロ秒)。フィールド SM1209CJ に 0 以外の値が含まれていると、このフィールドに負の値が含まれることがあります。 |
24 | 18 | SM1209CJ | 4 | バイナリー | 完了マイナー・コード。値が 0 の場合は、要求が正常に完了したことを示します。値が 0 以外の場合は、要求の処理中に問題が発生しました。 |
28 | 1C | * | 4 | * | 予約済み |
32 | 20 | SM1209CK | 4 | バイナリー | 処理された要求のタイプ: 0 は、要求タイプが不明であることを示しています。 1 は、要求が IIOP 要求であったことを示しています。 2 は、要求が HTTP 要求であったことを示しています。 3 は、要求が HTTPS リクエストであったことを示しています。 4 は、要求が MDB プラン "A" 要求であったことを示しています。プラン "A" 要求は、コントローラー内でリスニングしているリスナー・ポートからの MDB 要求です。 5 は、要求が MDB プラン "B" 要求であったことを示しています。プラン "B" 要求は、サーバント内でリスニングしているリスナー・ポートからの MDB 要求です。 6 は、要求が MDB プラン "C" 要求であったことを示しています。プラン "C" 要求は、付属内でリスニングしているアクティベーション・スペックからの MDB 要求です。 7 は、要求が SIP 要求であったことを示しています。 8 は、要求が SIPS 要求であったことを示しています。 9 は、要求が MBean 要求であったことを示しています。 10 は、要求が OTS 要求であったことを示しています。 11 は、要求が内部要求であったことを示しています。 12 は、要求が、最適化されたローカル・アダプター (OLA) 要求であったことを示しています。 |
36 | 24 | * | 32 | * | 予約済み |
z/OS 要求情報セクション

オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209CL | 4 | バイナリー | 要求情報のバージョン |
4 | 4 | SM1209CM | 16 | S390STCKE | 要求が受信された時刻 |
20 | 14 | SM1209CN | 16 | S390STCKE | 要求がキューに追加された時刻 |
36 | 24 | SM1209CO | 16 | S390STCKE | 要求がディスパッチされた時刻 |
52 | 34 | SM1209CP | 16 | S390STCKE | ディスパッチが完了した時刻 |
68 | 44 | SM1209CQ | 16 | S390STCKE | コントローラーが要求応答の処理を終了した時刻 |
84 | 54 | SM1209CR | 8 | EBCDIC | ディスパッチ・サーバントのジョブ名 |
92 | 5C | SM1209CS | 8 | EBCDIC | ディスパッチ・サーバントのジョブ ID |
100 | 64 | SM1209CT | 8 | バイナリー | ディスパッチ・サーバントの STOKEN |
108 | 6C | SM1209CU | 2 | バイナリー | ディスパッチ・サーバントの ASID |
110 | 6E | * | 2 | * | 位置合わせ用に予約済み |
112 | 70 | SM1209CV | 4 | バイナリー | ディスパッチ TCB のアドレス |
116 | 74 | SM1209CW | 16 | バイナリー | ディスパッチ TCB の TTOKEN |
132 | 84 | SM1209CX | 8 | バイナリー | zAAP (System z Application Assist Processor) や zIIP (z9 Integrated Information Processor) などの非標準 CP に費やされた CPU 時間。この値は、TIMEUSED API から取得されます。以下の場合に、値 -1 がこのフィールドに表示されます。
またフィールド SM1209CJ に 0 以外の値が含まれていると、このフィールドに負の値が含まれることがあります。 |
140 | 8C | SM1209CY | 8 | バイナリー | 別プログラム・トークン |
148 | 94 | SM1209CZ | 32 | * | 予約済み |
180 | B4 | SM1209DA | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の別プログラムの CPU 時間。これは IWMEQTME API の CPUTIME パラメーターで報告されます。単位は TOD フォーマットです。 |
188 | BC | SM1209DB | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の別プログラムの zAAP CPU 時間。これは IWMEQTME API の ZAAPTIME パラメーターで報告されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
196 | C4 | SM1209DC | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の、zAAP で実行できた可能性はあるが、zAAP を使用できなかった標準 CP に費やされた CPU 時間。この値は、IWMEQTME マクロの ZAAPONCPTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
204 | CC | SM1209DD | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時に、CPU にある zIIP 別プログラム。この値は、IWMEQTME マクロの ZIIPONCPTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
212 | D4 | SM1209DE | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時に、CPU にあった zIIP 品質時別プログラム。この値は、IWMEQTME マクロの ZIIPQUALTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
220 | DC | SM1209DF | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時に、CPU にある適格な zIIP 別プログラム。この値は、IWMEQTME マクロの ZIIPTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
228 | E4 | SM1209DG | 4 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の zAAP 正規化ファクター。この値は、IWMEQTME API の ZAAPNFACTOR から取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
232 | E8 | SM1209DH | 8 | バイナリー | 別プログラムによって使用された CPU 時間。IWM4EDEL API の CPUTIME パラメーターによって報告されます。 |
240 | F0 | SM1209DI | 8 | バイナリー | 別プログラム削除の zAAP CPU。値が 0 の場合は、この別プログラムが削除されなかったか、または正規化されなかったことを示します。この値は、IWM4EDEL マクロの ZAAPTIME フィールドから取得されます。 |
248 | F8 | SM1209DJ | 4 | バイナリー | 別プログラム削除の zAAP 正規化係数。IWM4EDEL API の ZAAPNFACTOR パラメーターで報告されます。 |
252 | FC | * | 4 | 予約済み | |
256 | 100 | SM1209DK | 8 | EBCDIC | 別プログラムにより累積した別プログラム削除の zIIP 時間。IWM4EDEL API の ZIIPTIME パラメーターで報告されます。値が 0 の場合は、この別プログラムが削除されなかったことを示します。 |
264 | 108 | SM1209DL | 8 | EBCDIC | 別プログラムにより累積した別プログラム削除の zIIP サービス。IWM4EDEL API の ZIIPSERVICE パラメーターで報告されます。値が 0 の場合は、この別プログラムが削除されなかったか、または正規化されなかったことを示します。 |
272 | 110 | SM1209DM | 8 | EBCDIC | 別プログラムにより累積した別プログラム削除の zAAP サービス。IWM4EDEL API の ZAAPSERVICE パラメーターで報告されます。値が 0 の場合は、この別プログラムが削除されなかったことを示します。 |
280 | 118 | SM1209DN | 8 | EBCDIC | 別プログラムにより累積した別プログラム削除の CPU サービス。IWM4EDEL API の CPUSERVICE パラメーターで報告されます。値が 0 の場合は、この別プログラムが削除されなかったことを示します。 |
288 | 120 | SM1209DO | 4 | EBCDIC | 別プログラム削除の応答時間比。IWM4EDEL API の RESPTIME_RATIO パラメーターで報告されます。値が 0 の場合は、この別プログラムが削除されなかったことを示します。 |
292 | 124 | SM1209DP | 12 | 位置合わせ用に予約済み | |
304 | 130 | SM1209DQ | 73 | バイナリー | グローバル・トランザクション ID (GTID) の値 |
377 | 179 | * | 3 | * | 位置合わせ用に予約済み |
380 | 17C | SM1209DR | 4 | バイナリー | ディスパッチ・タイムアウト値 |
384 | 180 | SM1209DS | 8 | EBCDIC | トランザクション・クラス (トランザクション・クラスが使用されている場合) |
392 | 188 | SM1209DT | 4 | バイナリー | 空白か、または以下のフラグを含みます。 SM1209DU (ビット 1) - これがオンになっている場合、別プログラムは、この要求に対してこのサーバーにより作成されました。 SM1209DV (ビット 2) - これがオンになっている場合、タイムアウト値は、サーバーの構成から取り出されたのではなく、外部ソースによって製品に与えられたものです。 SM1209DW (ビット 3) - これがオンになっている場合、トランザクション・クラス値は、サーバーの構成から取り出されたのではなく、外部ソースによって製品に与えられたものです。 SM1209DX (ビット 4) - これがオンになっている場合は、応答が期待されていない片方向 IIOP 要求です。 SM1209FJ (ビット 7) - CEEGMTO の失敗/使用不可 (このセクションは必ずしも存在するとは限らないので、SM1209GG の使用を推奨します。) SM1209FK (ビット 8) - これがオンになっている場合、Reliability Availability and Serviceability (RAS) 属性 classification_only_trace は、アプリケーション・サーバーのクラス分けレベルのトレースが有効であることを示しています。modify TRACERECORD,OFF コマンドを発行すると、classification_only_trace は無効になります。このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 SM1209FM (ビット 9) - これがオンになっている場合、サーバー全体の環境変数または RAS 属性 SMF_request_activity_enabled によって、SMF 120 サブタイプ 9 レコードを収集することが示されています。modify コマンドを発行して収集を停止すると、SMF 120 サブタイプ 9 レコードは収集されなくなります。このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 SM1209FN (ビット 10) - これがオンになっている場合、サーバー全体の環境変数または RAS 属性 SMF_request_activity_timestamps によって、SMF 120 サブタイプ 9 レコードにタイム・スタンプ・セクションを含めることが示されています。modify コマンドを発行してタイム・スタンプ・セクションをオフにすると、SMF レコードにタイム・スタンプ・セクションは含まれなくなります。このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
392 | 188 | SM1209DT | 4 | バイナリー | (続き) SM1209FO (ビット 11) - これがオンになっている場合、サーバー全体の環境変数または RAS 属性 SMF_request_activity_security によって、SMF 120 サブタイプ 9 レコードにセキュリティー・データ・セクションを含めることが示されています。modify コマンドを発行してセキュリティー・データ・セクションをオフにすると、SMF レコードにセキュリティー・データ・セクションは含まれなくなります。このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 SM1209FP (ビット 12) - これがオンになっている場合、サーバー全体の環境変数または RAS 属性 SMF_request_activity_CPU_detail によって、SMF 120 サブタイプ 9 レコードに使用状況セクションを含めることが示されています。modify コマンドを発行して CPU 使用状況セクションをオフにすると、SMF レコードに CPU 使用状況セクションは含まれなくなります。このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 SM1209FQ (ビット 13) - これがオンになっている場合、propagate_transaction_name 属性は、最適化されたローカル・アダプター要求のワークロード管理 (WLM) トランザクション・クラスとして顧客情報管理システム (CICS) トランザクション名を使用することを示しています。このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 ビット 14 - 32 は予約済みです。 |
396 | 18C | * | 32 | * | 予約済み |
428 | 1AC | SM1209FR | 4 | バイナリー | 数値は、RAS 属性 stalled_thread_dump_action の値に対応します。0 は none、1 は javacore、2 は heapdump、3 は traceback、4 は svcdump、および 5 は javatdump に対応します。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
432 | 1B0 | SM1209FS | 4 | バイナリー | 数値は、RAS 属性 cputimeused_dump_action の値に対応します。0 は none、1 は javacore、2 は heapdump、3 は traceback、4 は svcdump、および 5 は javatdump に対応します。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
436 | 1B4 | SM1209FT | 4 | バイナリー | 数値は、RAS 属性 dpm_dump_action の値に対応します。0 は none、1 は javacore、2 は heapdump、3 は traceback、4 は svcdump、および 5 は javatdump に対応します。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
440 | 1B8 | SM1209FU | 4 | バイナリー | 数値は、RAS 属性 timeout_recovery の値に対応します。1 は servant、および 2 は session に対応します。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
444 | 1BC | SM1209FV | 4 | バイナリー | dispatch_timeout 分類 RAS 属性の値です。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
448 | 1C0 | SM1209FW | 4 | バイナリー | dispatch_timeout および queue_timeout_percent の各分類 RAS 属性を使用して計算される、キューのタイムアウト。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
452 | 1C4 | SM1209FX | 4 | バイナリー | request_timeout 分類 RAS 属性の値。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
456 | 1C8 | SM1209FY | 4 | バイナリー | cputimeused_limit 分類 RAS 属性の値。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
460 | 1CC | SM1209FZ | 4 | バイナリー | dpm_interval 分類 RAS 属性の値。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
464 | 1D0 | SM1209GA | 8 | EBCDIC | message_tag 分類 RAS 属性の値。 このフィールドが有効なのは、SM1209CL フィールドが 2 以上の場合のみです。 |
472 | 1D8 | SM1209GH | 4 | バイナリー | 取得したアフィニティー RNAME の長さ |
476 | 1DC | SM1209GI | 128 | EBCDIC | 取得したアフィニティー RNAME |
604 | 25C | SM1209GJ | 4 | バイナリー | ルーティングのアフィニティー RNAME の長さ |
608 | 260 | SM1209GK | 128 | EBCDIC | ルーティングのアフィニティー RNAME |
z/OS フォーマット済みタイム・スタンプ・セクション
このセクションには、要求の処理中に発生した特定のイベントの日時情報が含まれます。このセクションに含まれるすべての時刻は、yyyy/mm/dd hh:mm:ss.xxxxxx というフォーマットで表されます。ここで、yyyy は年、mm は月、dd は日、hh は時間、mm は分、ss は秒、そして xxxxxx はマイクロ秒です。
サブタイプ 9 レコードへのタイム・スタンプ・セクションの組み込みはオプションです。このセクションを更新するためのデータを収集すると、システムのオーバーヘッドが大きくなり、これらの SMF レコードが大きくなる可能性があります。そのため、このデータの収集はデフォルトではオフになっています。このデータの収集がオフになっている場合、レコードの先頭にあるトリプレット・セクションのレコード数フィールドにはゼロが含まれます。
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209EA | 26 | EBCDIC | 要求が受信された時刻 |
26 | 1A | SM1209EB | 26 | EBCDIC | 要求が WLM キューに追加された時刻 |
52 | 34 | SM1209EC | 26 | EBCDIC | 要求がサーバントでディスパッチされた時刻 |
78 | 4E | SM1209ED | 26 | EBCDIC | ディスパッチがサーバントで完了した時刻 |
104 | 68 | SM1209EE | 26 | EBCDIC | コントローラーが要求の処理を終了した時刻 |
130 | 82 | * | 2 | * | 位置合わせ用に予約済み |
HTTP、SIP、および IIOP トランスポートのネットワーク・データ・セクション
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209EF | 4 | バイナリー | ネットワーク・データのバージョン |
4 | 4 | SM1209EG | 8 | バイナリー | クライアントから受信した要求のサイズ (バイト) |
12 | C | SM1209EH | 8 | バイナリー | クライアントに返された応答のサイズ (バイト) |
20 | 14 | SM1209EI | 4 | バイナリー | 要求のターゲット・ポート。値が -1 の場合は、ローカル通信が使用されたことを示しています。 |
24 | 18 | SM1209EJ | 4 | バイナリー | 発信元のストリングの長さ |
28 | 1C | SM1209EK | 128 | EBCDIC | 発信元ストリング。以下は、発信元ストリングの例です。ip addr=9.57.7.193 port=1344.ストリングの後に続くバイトには、空白文字が含まれています。 |
156 | 9C | * | 32 | * | 予約済み |
種別データ・セクション
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209EL | 4 | バイナリー | 種別データのバージョン |
4 | 4 | SM1209EM | 4 | バイナリー | データのタイプ。以下のすべてのデータのタイプがすべての要求にあてはまるわけではありません。例えば、HTTP 要求の場合は、データのタイプ 6、7、または 8 のみがこのフィールドに表示されます。 1 は、データのタイプがアプリケーションの名前であることを示します。 2 は、データのタイプがモジュールの名前であることを示します。 3 は、データのタイプがコンポーネントの名前であることを示します。 4 は、データのタイプがクラスの名前であることを示します。 5 は、データのタイプがメソッドの名前であることを示します。 6 は、データのタイプが URI であることを示します。 7 は、データのタイプがターゲット・ホストの名前であることを示します。 8 は、データのタイプがターゲット・ポートの名前であることを示します。 9 は、データのタイプがメッセージ・リスナー・ポートであることを示します。 10 は、データのタイプがセレクターの名前であることを示します。 11 は、データのタイプが、最適化されたローカル・アダプター (OLA) サービスの名前であることを示します。 12 は、データのタイプが、CICS のインポート済みトランザクション名であることを示します。 |
8 | 8 | SM1209EN | 4 | バイナリー | データの長さ |
12 | C | SM1209EO | 128 | EBCDIC | データ・ストリング |
セキュリティー・データ・セクション
このセクションには、各要求のセキュリティー情報が含まれます。ID タイプごとに、個別のセキュリティー・データ・セクションがあります。セキュリティー構成に応じて、最大 3 つの ID タイプが存在します。したがって、レポートが生成される要求にどのデータが使用可能であるかに応じて、1 つのレコードにこのセクションのインスタンスを 3 つまで含めることができます。
サブタイプ 9 レコードへのセキュリティー・スタンプ・セクションの組み込みはオプションです。このセクションを更新するためのデータを収集すると、システムのオーバーヘッドが大きくなり、これらの SMF レコードが大きくなる可能性があります。そのため、このデータの収集はデフォルトではオフになっています。このデータの収集がオフになっている場合、トリプレット・セクションのレコード数フィールドにはゼロが含まれます。
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209EP | 4 | バイナリー | セキュリティー・データのバージョン |
4 | 4 | SM1209EQ | 4 | バイナリー | データのタイプ: 1 は、データのタイプがサーバー ID であることを示します。 2 は、データのタイプが受信された ID であることを示します。 3 は、データのタイプが呼び出し ID であることを示します。 |
8 | 8 | SM1209ER | 4 | バイナリー | ID の長さ |
12 | C | SM1209ES | 64 | EBCDIC | ID ストリング |
CPU 使用状況セクション
このセクションには、呼び出された項目に関する情報、およびタスクが消費した CPU 時間から、CPU が開始したタスクが完了するまでに CPU が待機した時間を引いた時間が含まれます。この計算は、コンテナー・レコードで CPU 時間を計算する方法とは異なります。
1 つのレコードには、このセクションのインスタンスを、呼び出される項目ごとに 1 つ、最大で 30 個含めることができます。アプリケーションが、30 を超える異なる項目を、単一要求のディスパッチの下で呼び出した場合は、最初の 30 個の項目のみが組み込まれます。フィールド SM1209DT のビット 5 は、いつそのような切り捨てが発生したかを示します。
サブタイプ 9 レコードへの CPU 使用率セクションの組み込みはオプションです。このセクションを更新するためのデータを収集すると、システムのオーバーヘッドが大きくなり、これらの SMF レコードが非常に大きくなる可能性があります。そのため、このデータの収集はデフォルトではオフになっています。このデータの収集がオフになっているか、または要求中に何も収集されなかった場合、トリプレットの CPU 使用分類セクション数のフィールド (SM1209AB) にはゼロが含まれます。
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209ET | 4 | バイナリー | CPU 使用率データのバージョン |
4 | 4 | SM1209EU | 4 | バイナリー | データのタイプ: 1 は、データが EJB コンテナーからのデータであることを示しています。 2 は、データが Web コンテナーからのデータであることを示しています。 |
8 | 8 | SM1209EV | 8 | バイナリー | EJB やサーブレットなどの項目が、ディスパッチで費やした CPU 時間 (マイクロ秒) |
16 | 10 | SM1209FI | 8 | バイナリー | EJB やサーブレットなどの項目の処理に費やした経過時間 (ミリ秒) |
24 | 18 | SM1209EW | 4 | バイナリー | EJB やサーブレットなどの項目が、この要求のディスパッチ中に実行された回数 |
28 | 1C | SM1209EX | 4 | バイナリー | ストリング 1 の長さ |
32 | 20 | SM1209EY | 256 | EBCDIC | ストリング 1。ストリング 1 は、以下のいずれかの値を持ちます。 AMC。EJB が処理されたことを示します。 Web App。サーブレットが処理されたことを示します。 |
288 | 120 | SM1209EZ | 4 | バイナリー | ストリング 2 の長さ |
292 | 124 | SM1209FA | 256 | EBCDIC | ストリング 2 は、以下のいずれかの値を持ちます。 EJB がデータにアクセスしている場合は、メソッド名またはシグニチャー サーブレットがデータにアクセスしている場合は、サーブレットの名前 |
ユーザー・データ・セクション
パッケージ com.ibm.websphere.smf API を使用すると、このレコードの末尾に最大で 5 つのユーザー・データ・セクションを追加できます。これらの各セクションの長さは 2 KB 以下にする必要があります。これらのセクションに含まれるデータは、フォーマット設定されていないため、アプリケーションから受け取ったときのまま表示されます。
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209FE | 4 | バイナリー | ユーザー・データ・セクションのバージョン |
4 | 4 | SM1209FF | 4 | バイナリー | ユーザー・データのタイプ。タイプ 65535 以下は、IBM® で使用するために予約されています。 |
8 | 8 | SM1209FG | 4 | バイナリー | ユーザー・データ・セクションの長さ |
12 | C | SM1209FH | 2048 | バイナリー | アプリケーションが追加したデータ |
非同期データ・セクション
このセクションには、サーバーの非同期実行を求める要求に関する情報が含まれます。
非同期要求は、このセクションの 1 つのインスタンスを持ちます。このセクションは、非同期以外の要求には適用されません。
オフセット (10 進数) | オフセット (16 進数) | 名前 | 長さ | フォーマット | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | SM1209GM | 4 | バイナリー | 非同期データ・セクションのバージョン。 |
4 | 4 | SM1209GL | 16 | S390STCKE | 実行コンテキストが作成された時刻。 |
20 | 14 | SM1209GN | 16 | S390STCKE | 実行が開始された時刻。 |
36 | 24 | SM1209GO | 16 | S390STCKE | 実行が完了した時刻。 |
52 | 34 | SM1209GP | 4 | バイナリー | サーバント・プロセス ID。 |
56 | 38 | SM1209GQ | 8 | EBCDIC | サーバント・ジョブ名。 |
64 | 40 | SM1209GR | 8 | EBCDIC | サーバント・ジョブ ID。 |
72 | 48 | SM1209GS | 8 | バイナリー | サーバント・トークン。 |
80 | 50 | SM1209GT | 2 | バイナリー | サーバント ASID。 |
82 | 52 | * | 2 | 予約済みアライメント。 | |
84 | 54 | SM1209GU | 8 | バイナリー | 実行コンテキスト・タスク ID。 |
92 | 5C | SM1209GV | 4 | バイナリー | 実行コンテキスト TCB アドレス。 |
96 | 60 | SM1209GW | 16 | バイナリー | 実行コンテキスト TCB TToken。 |
112 | 70 | SM1209GX | 8 | バイナリー | ディスパッチ・タスク ID。 |
120 | 78 | SM1209GY | 4 | バイナリー | ディスパッチ TCB アドレス。 |
124 | 7C | SM1209GZ | 16 | バイナリー | ディスパッチ TCB TToken。 |
140 | 8C | SM1209HA | 8 | バイナリー | 実行コンテキストの別プログラム・トークン。 |
148 | 94 | SM1209HB | 8 | バイナリー | ディスパッチの別プログラム・トークン。 |
156 | 9C | SM1209HC | 8 | EBCDIC | 別プログラムを作成するために使用されるトランザクション・クラス。 |
164 | A4 | SM1209HD | 4 | バイナリー | 以下のフラグがあります。
|
168 | A8 | SM1209HG | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の別プログラムの CPU 時間。これは IWMEQTME API の CPUTIME パラメーターで報告されます。単位は TOD フォーマットです。 |
176 | B0 | SM1209HH | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の別プログラムの zAAP CPU 時間。これは IWMEQTME API の ZAAPTIME パラメーターで報告されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
184 | B8 | SM1209HI | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の、zAAP で実行できた可能性はあるが、zAAP を使用できなかった標準 CP に費やされた CPU 時間。この値は、IWMEQTME マクロの ZAAPONCPTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
192 | C0 | SM1209HJ | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時に、CPU にある適格な zIIP 別プログラム。この値は、IWMEQTME マクロの ZIIPTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
200 | C8 | SM1209HK | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時に、CPU にあった zIIP 品質時別プログラム。この値は、IWMEQTME マクロの ZIIPQUALTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
208 | D0 | SM1209HL | 8 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時に、CPU にある zIIP 別プログラム。この値は、IWMEQTME マクロの ZIIPONCPTIME フィールドから取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
216 | D8 | SM1209HM | 4 | バイナリー | この要求のディスパッチ終了時の zAAP 正規化ファクター。この値は、IWMEQTME API の ZAAPNFACTOR から取得されます。z/OS APAR OA22160 の PTF がシステムにインストールされていない場合は、値はゼロです。 |
220 | DC | * | 4 | 予約済みアライメント。 | |
224 | E0 | SM1209HN | 8 | バイナリー | ディスパッチ CPU。 注: この値は時刻 (TOD) 形式です。
|
232 | E8 | SM1209HO | 8 | バイナリー | zAAP (System z Application Assist Processor) や zIIP (z9 Integrated Information Processor) などの非標準 CP に費やされた CPU 時間。この値は、TIMEUSED API から取得されます。以下の場合に、値 -1 がこのフィールドに表示されます。
またフィールド SM1209CJ に 0 以外の値が含まれていると、このフィールドに負の値が含まれることがあります。 注: この値は時刻 (TOD) 形式です。
|
240 | EC | SM1209HP | 4 | バイナリー | 作業クラス名の長さ。 |
244 | F4 | SM1209HQ | 128 | EBCDIC | 作業パッケージまたはクラスの名前。 |
372 | 174 | SM1209HR | 4 | バイナリー | 作業マネージャー名の長さ。 |
376 | 178 | SM1209HS | 128 | EBCDIC | 作業マネージャー名。 |
504 | 1F8 | SM1209HT | 4 | バイナリー | ID の長さ。 |
508 | 1FC | SM1209HU | 64 | EBCDIC | ID。 |
572 | 23C | * | 16 | 予約済み。 |