管理コンソールを使用した接続のテスト
データ・ソースを定義し、保存した後、「テスト接続」ボタンをクリックすると、 データ・ソース定義のパラメーターが正しいかどうかを確認できます。
始める前に
注: 管理者またはコンフィギュレーターのロールを持っている必要があり、そうでない場合は「テスト接続」ボタンは使用可能になりません。
このタスクについて
手順
- WebSphere® Application Server バージョン 4.0 タイプのデータ・ソースを使用して 接続をテストする場合は、ユーザー およびパスワード 情報が 設定されていることを確認してください。
- データ・ソースが使用する JDBC プロバイダーのデータベースにアクセスするためにユーザー名とパスワードが必要な場合、
接続をテストする前にそれらを構成しておく必要があります。 テスト接続機能と共に使用される可能性のある認証クレデンシャルは次のとおりであり、これらは以下の順序で使用されます。
- コンポーネント管理認証別名 (構成されている場合)
- コンテナー管理認証別名 (構成されている場合)
- ユーザー名とパスワードのカスタム・データ・ソース・プロパティー (構成されている場合)
- 変数を適切に指定します。
クラスパスまたはその他のフィールドに WebSphere 環境エントリーを使用した場合 (${DB2_JDBC_DRIVER_PATH}/db2java.zip など) は、 必ずそのエントリーに「WebSphere 変数」ページ内で値を割り当ててください。
クラスパスまたはその他のフィールドに WebSphere 環境エントリーを使用した場合 (${DB2390_JDBC_DRIVER_PATH}/classes/db2j2classes.zip など) は、 必ずそのエントリーに「WebSphere 変数」ページ内で値を割り当ててください。
- WebSphere Application Server は、IBM® i プラットフォームで Java™ Database Connectivity (JDBC) ドライバー・クラスパスの環境変数を自動的に設定します。 Application Server は、ご使用のドライバーに従い、 ${OS400_NATIVE_JDBC_DRIVER_PATH} または ${OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH} のいずれかの変数を指定します。管理コンソールで、ご使用のドライバーの絶対パス・ロケーションを環境変数の値として指定します。詳しくは、JDBC プロバイダー設定の項目を参照してください。
- jt400.jar ファイルの最新 JTOpen バージョンをダウンロードする場合は、 2 つの配置ストラテジーのいずれかを使用して環境変数の値を正しく維持します。 ファイルは、${OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH} 変数に関して指定するディレクトリーと同じディレクトリーに置くことができます。 あるいはまた、異なるディレクトリーに jt400.jar ファイルを置き、 ${OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH} の値をこの異なるパスに変更することもできます。
- 環境変数がテストの有効範囲内に存在することを確認します。 例えば、定義したノード有効範囲のデータ・ソースが ${DB2_JDBC_DRIVER_PATH} を使用している場合は、DB2_JDBC_DRIVER_PATH = c:¥sqllib¥java (またはシステム従属値) に対してノード・レベルの定義が存在しているか確認します。
- WebSphere 変数を定義または編集した後で、デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントを再始動します。
- データ・ソースの認証別名を作成または編集した後で、デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントを再始動します。
- デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントが稼働中であることを確認します。
- これで、データ・ソースへの接続をテストできるようになりました。管理コンソール内のデータ・ソース・プロパティー・ページで、
データ・ソースを選択して、「テスト接続」をクリックします。 テスト接続操作には、3 つの異なる出力が用意さ れています。それぞれの出力は、「テス ト接続」ボタンを押したページのメッセージ・パネル上で異なるメッセージを表示します。
- テストは正常に完了できる。これは、構成済みのデータ・ ソース・パラメーターを使用して、データベースとの接続が正常に取得された、という意味です。 「Test Connection for data source DataSourceName on process ProcessName at node NodeName was successful」という結果メッセージが表示されます。
- テストは正常に完了したが、警告が出力される。これは、データベースとの接続は正常に完了したにもかかわらず、
警告が出力された、という意味です。「Test Connection
for data source DataSourceName on process ProcessName at
node NodeName was successful with warnings」という結果メッセージが表示されます。
詳細については、JVM のログを参照してください。
このメッセージの「 View the JVM Logs」というテキストは、プロセスの JVM Logs コンソール画面へのハイパーリンクになっています。
- テストが失敗する。構成済みパラメーターを使用したデータベースとの接続は取得されていません。
「Test Connection failed for
data source DataSourceName on process ProcessName at
node NodeName with the following exception: ExceptionText」という結果メッセージが表示されます。
詳細については、JVM のログを参照してください。
この場合も、「View the JVM Logs」は、 該当するログ画面へのハイパーリンクになっています。


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tdat_testcon
ファイル名:tdat_testcon.html