スクリプトによるビジネス・レベル・アプリケーションの開始
wsadmin ツールと BLAManagement コマンド・グループを使用して、ビジネス・レベル・アプリケーションを開始できます。
始める前に
このタスクを行うには、2 つの方法があります。 AdminTask オブジェクトの BLAManagement コマンド・グループ、または AdminBLA スクリプト・ライブラリーのスクリプトを使用して、ビジネス・レベル・アプリケーションを開始します。
手順
- AdminTask オブジェクトのコマンドを使用して、ビジネス・レベル・アプリケーションを開始します。
- wsadmin スクリプト・ツールを開始します。
- ご使用の環境のビジネス・レベル・アプリケーションをリストします。 以下の例に示すように、listBLAs コマンドを使用して、ご使用の環境のビジネス・レベル・アプリケーションのリストを表示します。
AdminTask.listBLAs()
オプションで、対象のビジネス・レベル・アプリケーションの名前を部分的に指定して、そのビジネス・レベル・アプリケーションの構成 ID を表示できます。システムが指定された名前を固有の構成 ID と突き合わせる場合、このコマンドは部分的なビジネス・レベル・アプリケーション名を受け入れます。以下の例を使用して、myBLA ビジネス・レベル・アプリケーションの構成 ID を blaID 変数に設定します。myBLA=AdminTask.listBLAs('-blaID BLA1')
- ビジネス・レベル・アプリケーションの状況を判別します。 以下の例に示すように、getBLAStatus コマンドを使用して対象のビジネス・レベル・アプリケーションの状況を表示します。
AdminTask.getBLAStatus('-blaID myBLA')
このコマンドは、ビジネス・レベル・アプリケーションの状況を STOPPED または STARTED として戻します。
- ビジネス・レベル・アプリケーションを開始します。 以下の例に示すように、startBLA コマンドを使用してビジネス・レベル・アプリケーションを開始します。
AdminTask.startBLA('-blaID myBLA')
このコマンドは、システムがビジネス・レベル・アプリケーションを正常に開始すると、次のメッセージを表示します。BLA ID of started BLA if the BLA was not already running.
- Jython スクリプト・ライブラリーを使用して、ビジネス・レベル・アプリケーションを開始します。
- wsadmin スクリプト・ツールを開始します。
- ご使用の環境のビジネス・レベル・アプリケーションをリストします。 listBLAs スクリプトを使用し、次の構文を使用してご使用の環境のビジネス・レベル・アプリケーションのリストを表示します。
AdminBLA.listBLAs(blaName, displayDescription)
blaName 引数と displayDescription 引数のいずれか、または両方を指定することも、いずれも指定しないこともできます。 blaName 引数を使用して特定のビジネス・レベル・アプリケーションの名前を指定し、displayDescription 引数を使用して、戻されるそれぞれのビジネス・レベル・アプリケーションの説明を表示するかどうかを指定します。 以下の例に示すように、指定しない引数の代わりに空ストリングを指定します。AdminBLA.listBLAs("", "true")
- ビジネス・レベル・アプリケーションを開始します。 startBLA スクリプトを使用して、以下の構文を使用し、ビジネス・レベル・アプリケーションを開始します。
AdminBLA.startBLA(blaName)
以下の例に示すように、blaName 引数を使用して、開始するビジネス・レベル・アプリケーションの名前を指定します。AdminBLA.startBLA("myBLA")


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=txml_7startbla
ファイル名:txml_7startbla.html