鍵
鍵は XML Signature と暗号化に使用されます。
重要: バージョン 5.x とバージョン 6
以降のアプリケーションには重要な相違点があります。
この情報は、WebSphere® Application Server バージョン 6.0.x 以降で使用されるバージョン 5.x アプリケーションのみをサポートしています。
この情報は、バージョン 6 以降のアプリケーションには適用されません。
現行の Web Services Security 実装では、以下の主要な 2 種類の鍵が使用されます。
- 公開鍵 - 例えば、Rivest Shamir Adleman (RSA) 暗号化、 および Digital Signature Algorithm (DSA) 暗号化
- 秘密鍵 - 例えば、Data Encryption Standard (DES) 暗号化
公開鍵ベースのシグニチャーでは、メッセージは送信側の秘密鍵を使用して署名され、送信側の公開鍵を使用して検証されます。 公開鍵ベースの暗号化では、 メッセージは受信側の公開鍵を使用して暗号化され、受信側の秘密鍵を使用して暗号化解除されます。 秘密鍵ベースのシグニチャーと暗号化では、両者に同じ鍵が使用されます。
Web Services Security の現行実装では、両方の種類の鍵をサポートできますが、これに対しては以下の点に注意が必要です。
- 秘密鍵ベースのシグニチャーはサポートされていません。
- 公開鍵ベースの暗号化と秘密鍵ベースの暗号化とでは、 メッセージのフォーマットが若干異なります。