[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][z/OS]

Intelligent Management: ヘルス・コントローラー・カスタム・プロパティー

ヘルス・コントローラー・カスタム・プロパティーを使用して、ヘルス・コントローラーの動作を変更できます。例えば、 正常性の問題が発生したために生成されるランタイム・タスクの有効期限が切れるまでの時間を変更できます。

_CEE_DMPTARG

_CEE_DMPTARG カスタム・プロパティーは、z/OS® システムのスレッド・ダンプに使用される場所を指定します。

_CEE_DMPTARG カスタム・プロパティー値は、z/OS システムにスレッド・ダンプを実行するヘルス・ポリシーを構成する場合に設定する必要があります。このカスタム・プロパティーは、特定のサーバーのスレッド・ダンプが行われる場所を設定します。
表 1. _CEE_DMPTARG カスタム・プロパティーの有効な値およびデフォルト
説明
有効範囲 アプリケーション・サーバー
有効な値 スレッド・ダンプを保存する場所を示すストリング

com.ibm.ws.xd.hmm.controller.ControlConfig.approvalTimeOutMinutes

com.ibm.ws.xd.hmm.controller.ControlConfig.approvalTimeOutMinutes カスタム・プロパティーは、ヘルス・コントローラー・ランタイム・タスクの承認タイムアウトの分数を指定します。

監視リアクション・モードの使用時の、Java™ 仮想マシン (JVM) カスタム・プロパティーを設定します。 このプロパティーは、 ヘルス・コントローラーのランタイム・タスクの有効期限が切れるまでの分数を指定します。この値を 5 分以下に設定すると、 その代わりにデフォルト値の 30 分が自動的に使用されます。ランタイム・タスクにおいてアクションをとらないと、 このプロパティーで指定された分数でそのタスクの有効期限が切れます。正常性の問題がまだ存在しているときにランタイム・タスクの有効期限が切れた場合、 新しいランタイム・タスクが生成されます。

表 2. com.ibm.ws.xd.hmm.controller.ControlConfig.approvalTimeOutMinutes プロパティーの有効な値およびデフォルト
説明
有効範囲 JVM
有効な値
デフォルト 30 分

maxHeapDumps

maxHeapDumps カスタム・プロパティーを設定して、ランタイム・タスクごとに取得されるヒープ・ダンプの数を制御することができます。

表 3. maxHeapDumps カスタム・プロパティーの有効な値およびデフォルト
説明
有効範囲 セル
有効な値 0 より大きい整数値
デフォルト 3

usexdHeapModule

usexdHeapModule カスタム・プロパティーを設定して、フル・ガーベッジ・コレクション後の空きヒープ量のみをサンプリングするようにすることが可能です。 これを設定しない場合、ヒープには、一時 Java オブジェクトが含まれる可能性があります。

バージョン 7.0 より前のリリースでは、 超過メモリー・ヘルス・ポリシーは、定期的に空きヒープの量をサンプリングして Java 仮想マシン (JVM) によって使用されているヒープを計算しました。
表 4. usexdHeapModule カスタム・プロパティーの有効な値およびデフォルト
説明
有効範囲 セル
有効な値 true: フル・ガーベッジ・コレクション後の空きヒープ量のみをサンプリングします。

false: ガーベッジ・コレクションのサイクルとは関係なく、空きヒープの量を定期的にサンプリングします。

デフォルト値 false

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rwve_odhealthcustprop
ファイル名:rwve_odhealthcustprop.html