メディエーションの開始

実行時に、メディエーションにそのメッセージ処理を、宛先上にある選択された特殊なメッセージ・ポイントのメッセージに適用させる場合は、このタスクを使用します。

始める前に

開始するメディエーションは宛先に関連付けられている必要があります。 詳しくは、宛先の仲介を参照してください。

このタスクについて

メディエーションの開始 (および停止) はランタイム操作です。 すべてのメディエーション・ランタイム操作は、メディエーション・ポイントと呼ばれる特殊な宛先メッセージ・ポイントで実行されます。 メディエーションを開始すると、メディエーションは選択したメディエーション・ポイントのメッセージに対して操作を開始します。 サーバーの起動後にメディエーションを開始できます。 サーバーのシャットダウンが開始した後、メディエーションはメディエーション・ポイントにある新規のメッセージに対して操作を行うことができません。
ヒント: メディエーションがメディエーション・ポイントの特定のメッセージに対して操作を行っていることを確認するには、メディエーションを開始する前に、メディエーション・ポイントから既存のメッセージをすべて削除します。 詳しくは、メディエーション・ポイントのメッセージの削除を参照してください。

メディエーションを開始するには、管理コンソールで以下のステップを実行します。

手順

  1. 管理コンソールを使用して、メディエーション・ポイントをリストします。
    • バス宛先のメディエーション・ポイントをリストする場合は、サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [宛先リソース (Destination resources)]「宛先 (Destinations)」 -> 「destination_name -> [メッセージ・ポイント (Message Points)]「メディエーション・ポイント (Mediation points)」をクリックします。
    • メッセージング・エンジンのメディエーション・ポイントをリストする場合は、サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [トポロジー (Topology)]「メッセージング・エンジン (Messaging engines)」 ->「engine_name -> [メッセージ・ポイント (Message points)]「メディエーション・ポイント (Mediation points)」をクリックします。
  2. メディエーション名を選択します。
  3. 「開始」をクリックします。

タスクの結果

メディエーションは選択したメディエーション・ポイントのメッセージに対して操作を開始します。

次のタスク

選択したメディエーション・ポイントでメッセージをリストまたは削除する場合は、メディエーション・ポイントのメッセージの管理を参照してください。 メディエーションを再始動するには、エラーで停止したメディエーションの再始動を参照してください。

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