Web サービス・トランザクションの仲介ノードの構成

仲介ノードにより、Web Services アトミック・トランザクション (WS-AT) および Web Services ビジネス・アクティビティー (WS-BA) プロトコル・メッセージをファイアウォールを越えて、および WebSphere® Application Server ドメイン外部で交換することができます。仲介ノードを構成して、 ノードが要求を送付する WebSphere Application Server を指定します。

手順

  1. 構成する仲介ノードのタイプを決定します ( Proxy Server for IBM® WebSphere Application Server、HTTP サーバー、またはその両方)。
  2. 前のステップでの選択内容に従って、以下のステップの 1 つを実行します。
    • Proxy Server for IBM WebSphere Application Server である仲介ノードを作成する場合、プロキシー・サーバーのセットアップおよび続きのトピックの指示に従い、プロキシー・サーバー上での Web サービス・サポートを使用可能にします。
    • HTTP サーバーである仲介ノードを作成する場合、 WS-AT および WS-BA のプロトコル・メッセージを、それ自体で処理する代わりに、 適切な WebSphere Application Server に送付するように HTTP サーバーを構成します (手順を以下に示します)。
      1. 固有の仮想ホストのセットを HTTP サーバーに割り振ります (HTTP サーバーと通信する WebSphere Application Server ごとに 1 つの仮想ホスト)。
      2. HTTP サーバーで、各仮想ホストを WebSphere Application Server にマップします。例えば、 仮想ホスト名 vhost1 を HTTP サーバーに割り振り、次に HTTP サーバー内で vhost1 を server1 という WebSphere Application Server にマップします。

      IBM HTTP Server の構成 XML の詳細については、関連する例の サブトピックを参照してください。

    • Proxy Server for IBM WebSphere Application Server および HTTP サーバーの両方を使用する場合は、以下のステップを実行します。
      1. プロキシー・サーバーのセットアップ および続きのトピックの指示に従い、 プロキシー・サーバー上での Web サービス・サポートを使用可能にします。
      2. プラグインからプロキシー・サーバーへの要求のルーティングで説明するように、HTTP サーバーを構成して、要求をプロキシー・サーバーに送付します。
      3. さらに、HTTP サーバーを、WebSphere Application Server でターゲットにされる WS-AT および WS-BA 要求をそれ自身が処理するのではなく、プロキシーへ送付するように構成します。IBM HTTP Server の構成 XML の詳細については、関連する例を参照してください。

タスクの結果

WebSphere Application Server が使用することができる仲介ノードが構成されました。

次のタスク

各サーバーに対して仲介ノードの適切な仮想ホストを指定して、WebSphere Application Server を、仲介ノードを使用するように構成します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tjta_config_int
ファイル名:tjta_config_int.html