デフォルト・アプリケーション・ルーターのルールのコレクション

デフォルト・アプリケーション・ルーター (DAR) のルーティング・ルールを表示または変更したり、新規 DAR 構成ファイルをインポートする場合に、このページを使用します。 DAR は、Session Initiation Protocol (SIP) アプリケーションが起動される順序を選択するために使用できる SIP アプリケーション・ルーターです。

この管理コンソール・ページを表示するには、「環境」 > 「SIP アプリケーション・ルーター」 > 「DefaultSIPApplicationRouter」 > target > 「ルーティング・ルールの構成」とクリックします。

DAR 構成ファイルには、DAR のアプリケーション・ルーティング順序のルーティング定義が含まれます。 新規 DAR 構成ファイルのアップロードと、既存 DAR 構成ファイルの定義の表示ができます。 また、「新規」ボタン、「削除」ボタン、「上へ移動」ボタン、「下へ移動」ボタンを使用して、個々にルールを編集することもできます。表示されたルールのリストをメソッド名でフィルタリングするには、「メソッド」メニュー・リストを使用します。 DAR 構成ファイル内に現在あるすべてのルールを表示するには、「すべてのメソッド」を選択します。

表 1. ボタンの説明. 次の表はボタンの説明を示しています。
ボタン 結果のアクション
新規 新規 DAR ルールを追加する場合にクリックします。
削除 選択したルールを削除する場合にクリックします。
上へ移動 / 下へ移動 選択したルールをルール・リスト内で上へ、あるいは、下へ移動する場合にクリックします。 ルールは、メソッド名でグループ化された状態を保ちます。ルールは、そのメソッド・グループ内でのみ上下に移動します。 例えば、ある INVITE メソッドを上へ移動しようとしている場合に、前のメソッドが ACK メソッドであると、この INVITE メソッドは既に INVITE メソッド・グループ内で最上位にあり、それより上には移動できません。
インポート ファイルのインポートのウィンドウを開く場合にクリックします。新規 DAR 構成ファイルを参照します。
重要: 新規構成ファイルをインポートすると、既存のルールはすべて上書きされます。

メソッド

要求に使用される SIP メソッドの名前を指定します。

アプリケーション

アプリケーション・ルーターが SIP 要求を送信する先のアプリケーション名を指定します。

サブスクライバー ID

DAR が戻すサブスクライバーの ID を指定します。 DAR は SIP 要求の任意のヘッダーを戻すことができます。例えば、DAR:From を指定する場合、SIP URI は From ヘッダーに戻されます。 また、DAR は任意のストリングを戻すこともできます。

ルーティング領域

ルーティング領域を指定します。これは、以下のストリングのいずれも可能です。

  • ORIGINATING
  • TERMINATING
  • NEUTRAL

経路修飾子

経路修飾子を指定します。これは、以下の値のいずれも可能です。

  • ROUTE
  • ROUTE_BACK
  • NO_ROUTE

トピックのタイプを示すアイコン 参照トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=ucea_dar_rule_collection
ファイル名:ucea_dar_rule_collection.html