ピア・アクセス・ポイントの設定

このページを使用して、ピア・アクセス・ポイントを構成します。個々のピア・アクセス・ポイントは、 他のセル内のコア・グループとの通信に使用されます。ピア・アクセス・ポイントは、 ピア・セル内のコア・グループ・アクセス・ポイントに相当します。ピア・アクセス・ポイントの通信設定は、 1 つ以上のピア・エンドポイント、またはプロキシー・ピアを使用して指定されます。

ピア・アクセス・ポイントには、ピア・ポートかプロキシー・ピア・アクセス・ポイントのいずれかが含まれている必要がありますが、両方は必要ありません。 ピア・アクセス・ポイントがそのアクセス・ポイント・グループ内で直接アクセス可能な場合は、ピア・ポートを指定します。ピア・アクセス・ポイントに 間接的にしか到達できない場合は、プロキシー・ピア・アクセス・ポイントを使用してください。プロキシー・ピア・アクセス・ポイントは、 直接アクセスできないピア・アクセス・ポイントの通信設定を確認する場合に使用されます。 プロキシー・ピア・アクセス・ポイントは、適切な宛先コア・グループと通信できるピア・アクセス・ポイントを指定します。 指定されるプロキシー・ピア・アクセス・ポイントは、定義済みのポートを持つピア・アクセス・ポイントでなければなりません。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」 > 「コア・グループ」 > 「コア・グループ・ブリッジ設定」 > 「アクセス・ポイント・グループ」 > access_point_group_name > 「ピア・アクセス・ポイント」 > peer_access_point_name > 「詳細表示」とクリックします。

名前

ピア・アクセス・ポイントの名前を指定します。この名前は、 ローカル・セル内で固有でなければなりません。

リモート・セル名

ピア・アクセス・ポイントが存在するリモート・セルの名前を指定します。

トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): このプロパティーでは、大/小文字を区別します。指定する値はピア・アクセス・ポイントが存在するセルの名前と正確に一致している必要があります。 例えば、ピア・アクセス・ポイントを含むセルの名前が WASCell05 である場合、このプロパティーの値として WASCell05 を指定する必要があります。このプロパティーに wascell05 を指定すると、2 つのコア・グループ間の通信は確立されません。gotcha

リモート・セル・コア・グループ名

ピア・アクセス・ポイントが属するリモート・セル内のコア・グループの 名前を指定します。

リモート・セル・コア・グループ・アクセス・ポイント名

リモート・セル内のコア・グループ・アクセス・ポイントの名前を指定します。

情報
デフォルト defaultCoreGroupAccessPoint

ピア・ポートを使用

これを選択した場合は、プロキシー・ピア・アクセス・ポイントではなく、 ピア・ポートを使用するように指定します。ピア・アクセス・ポイントがそのアクセス・ポイント・グループ内で直接にアクセス可能な場合は、ピア・ポートを使用します。 「ピア・ポート」をクリックして、ピア・アクセス・ポイントに対するピア・ポートを指定します。

プロキシー・ピア・アクセス・ポイントの使用

これを選択した場合は、ピア・ポートではなく、プロキシー・ピア・アクセス・ポイントを 使用するように指定します。プロキシー・ピアが定義されるのは、ピア・アクセス・ポイントに、別のピア・アクセス・ポイントを介して 間接的にしか到達できない場合です。 プロキシー・ピアは、 直接アクセスできないピア・アクセス・ポイントの通信設定を確認する場合に使用されます。 プロキシー・ピアは、宛先コア・グループと通信できるピア・アクセス・ポイントを指定します。 指定されるプロキシー・ピアは、ピア・ポートを定義したピア・アクセス・ポイントでなければなりません。

このタイプのピア・アドレス可能度を選択した場合は、使用可能なプロキシー・ピア・アクセス・ポイントのリストからプロキシー・ピア・アクセス・ポイントを選択する必要もあります。

セル・レベルのアクセス

別のセルからのサーバーがこのアクセス・ポイントを使用して ローカル・セルとの通信を確立する場合、ローカル・セルに対するそのサーバーの アクセス・レベルを指定します。

  • フル・アクセス」を選択すると、通信サーバーはローカル・セルからデータを読み取ることも、ローカル・セルにデータを書き込むこともできます。 ローカル・セルへの 読み取りアクセスおよび書き込みアクセスを制限する理由がない場合は、 このアクセス・レベルを指定します。
  • 読み取り専用」を選択すると、通信サーバーはローカル・セルから データを読み取ることはできますが、ローカル・セルにデータを書き込むことはできません。 他のコア・グループで実行しているアプリケーションがローカル・セル内のデータに アクセスできるようにする必要はあるが、ローカル・セルに保管されているデータを変更されたくない場合は、 このアクセス・レベルを指定します。
  • 書き込み専用」を選択すると、通信サーバーはローカル・セルにデータを 書き込むことはできますが、ローカル・セルからデータを読み取ることはできません。このアクセス・レベルは、他のコア・グループで実行されているアプリケーションがローカル・セルにデータを書き込めるようにする必要はあるが、ローカル・セルに保管されているデータが機密性の高いものである場合に適しています。 例えば、ローカル・セルに顧客の顧客番号が含まれており、ローカル・セルの外部に配置されているアプリケーション にこの情報を読み取られないようにする場合などです。

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