メッセージング・クライアントでサブスクリプションからメッセージを受信する
メッセージング・セキュリティーの監査イベント SECURITY_AUTHN、SECURITY_AUTHZ、および SECURITY_AUTHN_TERMINATE は、メッセージング・クライアントがサブスクリプションからメッセージを受信したときに生成されます。
監査イベントは、メッセージング・クライアントがサブスクリプションからメッセージを受信したときに、以下のように生成されます。
- メッセージング・クライアントがメッセージング・バスに接続します。
- SECURITY_AUTHN イベントは、バスに接続しているメッセージング・クライアントの ID が認証されたときに生成されます。
- SECURITY_AUTHZ イベントは、メッセージング・クライアントの ID がバスへのアクセス権限があるかどうか検査されたときに生成されます。
- SECURITY_AUTHZ イベントは、メッセージング・クライアントの ID がメッセージを受信する権限があるかどうか検査されたときに生成されます。この検査は 1 つの接続セッションにつき 1 度のみ行われ、結果はキャッシュされます。
変更がトピックのアクセス権利に対して行われた場合、または既存のトピックと一致する (正確な一致、または「ワイルドカード」の結果としての一致のいずれか) 新規のサブスクリプションが作成された場合、トピックのキャッシュ・エントリーは無効になります。メッセージを受信する権限に対する別の検査が行なわれると、別の SECURITY_AUTHZ イベントが生成されます。
- 1 つ以上のメッセージが、サブスクリプションからクライアントによって受信されます。このときは監査イベントは生成されません。
- メッセージング・クライアントとメッセージング・バス間の接続が終了したとき、SECURITY_AUTHN_TERMINATE イベントが生成されます。
これらの監査イベントを記録するには、監査イベント用のセキュリティー・イベント・タイプのフィルターを作成します。