バッチ制御プロパティー

WSGrid プロパティー・ファイルを使用して指定されたプロパティーは、WSGrid の制御の下で実行されるバッチ・ジョブを記述します。このトピックでは、制御プロパティーについて説明します。

表 1. 制御プロパティー. 次の表に、プロパティー名とその説明の一覧を示します。
プロパティー名 説明
scheduler-connection-factory ジョブ・スケジューラーのメッセージ・ドライバーのインターフェース・アプリケーションのための Java™ Message Service (JMS) 接続ファクトリーの JNDI 名。デフォルト値は jms/com.ibm.ws.grid.ConnectionFactory です。
scheduler-host ジョブ・スケジューラー・サーバーのホスト・アドレスを指定します。
scheduler-input-queue ジョブ・スケジューラー・メッセージ・ドライバー・インターフェース・アプリケーションの JMS 入力キューの JNDI 名。 デフォルト値は、jms/com.ibm.ws.grid.InputQueue です。
scheduler-output-queue ジョブ・スケジューラー・メッセージ・ドライバー・インターフェース・アプリケーションの JMS 出力キューの JNDI 名。 デフォルト値は jms/com.ibm.ws.grid.OutputQueue です。
scheduler-port ジョブ・スケジューラー・サーバーの HTTP ポート・アドレスを指定します。
submitter-userid ジョブ実行依頼者の ID を指定します。この ID は、ジョブをサブミットするために lrsubmitter ロールまたは lradmin ロールのいずれかに割り当てる必要があります。
submitter-password ジョブ実行依頼者のパスワードを指定します。パスワードは、WebSphere® PropFilePasswordEncoder ユーティリティーを使用して難読化される場合があります。
debug デバッグ出力を標準出力ストリームに送信するには、true を指定します。
timeout ジョブ・スケジューラーから返される個別メッセージのタイムアウト値を指定します。単位はミリ秒です。デフォルトは 5000 です。
submit-timeout WSGRID ユーティリティーがジョブ・スケジューラーからの初期応答を待機する時間をミリ秒単位で指定します。 このタイムアウトに達すると、WSGRID は、ジョブ・スケジューラーが稼働していないと判断し、エラー・メッセージと RC=4084 (-16) を示して終了します。
restart-job 再始動するジョブのジョブ ID を指定します (例えば、restart-job=postingSample:0001)。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rgrid_xdcgproperties
ファイル名:rgrid_xdcgproperties.html