[IBM i]

enbprfwas コマンド

enbprfwas コマンドを使用すると、プロファイルは、アプリケーション・サーバーをそのプロファイルの下で実行させて、オプションでグループ・プロファイルを QEJBSVR に変更できるようになります。

iSeries ナビゲーターを使用する代わりに、この方法で同じことを行うことができます。 このスクリプトを実行するには、ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ 権限が必要です。

構文

コマンド構文は次のようになります。
enbprfwas -profile <user profile> [-chggrpprf]

パラメーター

enbprfwas コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-profile
これは必須パラメーターです。値 <user profile> には、アプリケーション・サーバーを実行できるようにしたいプロファイルの名前を指定します。
-chggrpprf
これはオプション・パラメーターです。このパラメーターを指定した場合、コマンドは <user profile> のグループ・プロファイルを QEJBSVR に変更します。
ベスト・プラクティス ベスト・プラクティス: アプリケーション・サーバーが IBM Technology for Java Java 仮想マシン (JVM) を使用している場合は、-Xshareclasses JVM オプションを利用するためにさらにいくつかのコマンドを実行する必要があります。このオプションを使用すると、仮想メモリーの占有スペースが削減され、アプリケーション・サーバーの起動時間が改善されます。アプリケーション・サーバーが IBM Technology for Java を使用しているかどうかを判断するには、次のようにします。
  1. profile_root/properties/.instance.properties ファイルを調べます。
  2. instance.use.j9 プロパティーの値がproperty is set to true に設定されている場合、アプリケーション・サーバーは IBM Technology for Java JVM を使用しています。
以下のいずれかの方法で、-Xshareclasses JVM オプションを使用するようにアプリケーション・サーバーを最適化します。
  • 管理コンソールの使用:
    1. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSpere Application Server」 > server とクリックします。
    2. 「サーバー・インフラストラクチャー」で、「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス定義」をクリックします。
    3. Java 仮想マシン」を選択します。
    4. 「汎用 JVM 引数」フィールドで、ストリングの最後にスペースを追加して、 以下のストリングを追加します。
      -Xshareclasses:name=webspherev80_profile_name,groupAccess,nonFatal
      ここで、profile_name は、プロファイル・パラメーター の説明に記載されている run-as ユーザー・プロファイルです。OK をクリックします。
    5. 「OK」をクリックします。
    6. コンソールのタスクバーで「保存」をクリックします。
    7. アプリケーション・サーバーを再始動します。
  • wsadmin コマンドの使用:
    1. Qshell 環境を開始します。
    2. IBM i CL コマンド行で、STRQSH コマンドを実行してから、以下のコマンドを実行します。
      cd app_server_root/bin 
      wsadmin -conntype NONE -profileName was_profile
         # was_profile は、アプリケーション・サーバーのプロファイルです。
      set jvm [$AdminConfig getid /Server:server_name/JavaProcessDef:/JavaVirtualMachine:/] 
         # server_name は、アプリケーション・サーバー名です。
      set curargs [$AdminConfig showAttribute $jvm genericJvmArguments] 
      set newargs [concat $curargs "-Xshareclasses:name=webspherev80_profile_name,groupAccess,nonFatal"]
         # profile_name は、run-as ユーザー・プロファイルです。
      set attrs [subst {{genericJvmArguments $newargs}}] 
      $AdminConfig modify $jvm $attrs 
      $AdminConfig save
      exit
    3. アプリケーション・サーバーを再始動します。
bprac

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ファイル名:rxml_enbprfwas.html