パスワード保護されたプロキシー・サーバーへのアクセス
外部 Web サービスまたは WSDL ファイルへの、パスワード保護されたプロキシー・サーバーを介したアクセスを構成します。
このタスクについて
サービス統合テクノロジーは、アウトバウンド・サービスの呼び出しおよび外部 WSDL ファイルの検索のために、インターネットへのアクセスを必要とします。多くのエンタープライズ・システムでは、インターネット・ルーティングをサポートするためにプロキシー・サーバーを使用しており、プロキシー・サーバーの多くは、インターネットへのアクセスを許可する前に認証を要求します。 この要求は、HTTP メッセージングにおいて、エンコードされたユーザー ID とパスワードのクレデンシャルを 含む Proxy-Authorization メッセージ・ヘッダーによってサポートされます。
サービス統合テクノロジーを使用可能にして、アウトバウンド・サービスを呼び出すようにするには、それぞれのアウトバウンド・ポートごとに、プロキシー・ホスト、ポート、および J2C 認証別名を構成します。
インバウンド・サービスまたはアウトバウンド・サービスを作成または変更する場合、サービス統合バスは、WSDL 文書を検索するために、認証プロキシー・サーバーを通してメッセージを渡すことが必要な場合もあります。
その結果、使用されるプロキシー・ホストおよびポートの構成が必要となります。
注: 新規 Web サービス構成の作成に使用する管理コンソール・パネルでも、既存の Web サービス構成の変更に使用するためにパネル上に用意された「WSDL の再ロード」オプションでも、WSDL 検索のための認証別名の入力は受け入れません。バスが WSDL 文書を検索するために認証プロキシー・サーバーを介してメッセージを受け渡す必要がある場合、
コマンド行ツールを使用して WSDL を検索する必要があります。