要求メトリックからのパフォーマンス・データの取得

このトピックでは、要求メトリックを使用可能にする方法について説明します。

このタスクについて

要求メトリックは、個々のトランザクションのトラッキングを可能にするツールであり、WebSphere® Application Server の各主要コンポーネントにおける処理時間を記録します。
以下の場所から要求メトリックを使用可能にすることができます。
  • 管理コンソール。管理コンソールで要求メトリックを使用可能にするには、 以下の『このタスクのステップ』セクションの説明を参照してください。
  • コマンド行。外部ツールを介して要求メトリックを使用可能にするために、Java™ Management Extensions (JMX) インターフェースが公開されています。 公開されたインターフェースの詳細については、 要求メトリック API 文書を参照してください。

管理コンソールで要求メトリックを使用可能にするには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールのナビゲーション・ツリーで、「モニターおよびチューニング」>「要求メトリック」とクリックします。
  3. Prepare servers for request metrics collection」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。「Prepare servers for request metrics collection」チェック・ボックスが選択されていない場合は、 チェック・ボックスを選択して変更を保存し、サーバーを再始動する必要があります。
  4. Components to be instrumented」の下の「すべて」、 「なし」、または「カスタム」を選択して、要求メトリック・コンポーネントを指定します。 「カスタム」を選択した場合は、使用可能にするコンポーネントを選択してください。
  5. 要求メトリックによって計測されるコンポーネントを指定します。
  6. 収集するデータの量を指定します
  7. ロギングを使用可能および使用不可にします
  8. アプリケーション応答測定 (ARM) エージェントを使用可能にします。
  9. 使用する ARM タイプを指定します。
  10. ARM トランザクション・ファクトリー実装クラスの名前を指定します。
  11. 特定の要求タイプのパフォーマンスを分離します
    1. 要求メトリック・フィルターを追加 および除去します
  12. 適用」または「OK」をクリックします。
  13. 保存」をクリックします。

タスクの結果

要求メトリックが使用可能になります。

次のタスク

Web サーバーで費やされる時間をログに記録する場合には、要求メトリック構成に行った変更が Web サーバー・プラグインに認識されるようにするために、Web サーバー・プラグイン構成ファイルの再生成のステップに従ってください。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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ファイル名:tprf_rqenable.html