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ODR パーシスタント接続のチューニング
連続する要求で新規接続のセットアップと旧接続の停止に要する時間を必要最小限に抑えるために、ODR パフォーマンスのパーシスタント接続設定を調整します。このチューニングは、主に ODR とアプリケーション・サーバーの間の接続に関連して行われます。
始める前に
JVM ヒープ設定を変更します。JVM 設定について詳しくは、 『オンデマンド・ルーターの JVM ヒープ・サイズの変更』を参照してください。
このタスクについて
ODR がアプリケーション・サーバーとの接続を可能な限り再利用できるよう、アプリケーション・サーバーのパーシスタント要求数を調整します。このために、ODR トランスポート・チェーンを構成して ODR へのインバウンド接続を調整します。ODR からのアウトバウンド接続を調整するには、動的クラスターのメンバーであるアプリケーション・サーバーのトランスポート・チェーンを構成します。このために、動的クラスターのサーバー・テンプレート内から動的クラスターのトランスポート・チェーンを構成します。動的クラスターのサーバー・テンプレートに対する変更は、自動的にすべてのクラスター・メンバーに適用されます。
連続する要求中に接続を停止して再作成しなければならない事態を回避するために、パーシスタント要求数を十分な値に設定する必要があります。そこでこの値は、少なくとも一連の連続する要求中の要求数に設定してください。この連続する要求は、長い思考時間がある、関連データを持つ単一ページとするか、短時間継続する一連のページおよび関連データとすることができます。値を一連の連続する要求中の要求数より高く設定しても、アイドル接続を閉じるためのパーシスタント・タイムアウトが適切に設定されている場合は、パフォーマンスに悪影響を与えることはありません。