監査サービス・プロバイダーを使用して、監査イベント・ファクトリーによって送信された監査データ・オブジェクトをフォーマットします。デフォルトの監査サービス・プロバイダーに加えて、サード・パーティーの実装を監査サービス・プロバイダーとして使用することもできます。
始める前に
監査サービス・プロバイダーを構成する前に、ご使用の環境でグローバル・セキュリティーを有効にしてください。
このタスクについて
このタスクでは、生成された監査レコードの記録時に使用される監査サービス・プロバイダーを構成します。
手順
- とクリックします。
- 「新規作成」をクリックし、「サード・パーティー・エミッター (Third party emitter)」を選択します。
- 「名前」フィールドに、この監査サービス・プロバイダーと関連付ける固有の名前を入力します。
- サード・パーティー・エミッターのクラス名を入力します。
- 「イベント・フォーマット・モジュールのクラス名 (Event formatting module class name)」に値を入力します。 このフィールドでは、汎用イベントを監査サービス・プロバイダー実装に固有の形式にフォーマットするために使用するクラスを指定します。例えば、実装で、
汎用イベントを取得して XML データに変換するイベント・フォーマット・クラスを使用する場合に指定します。
- この監査サービス・プロバイダーで使用するフィルターを選択します。 「選択可能なフィルター (Selectable filters)」リストに、構成されて現在使用可能になっている構成済みフィルターの一覧が表示されます。
- 「選択可能なフィルター (Selectable filter)」リストから、監査するフィルターを選択します。
- 「追加 >>」をクリックして、選択したフィルターを「フィルターを使用可能にする」リストに追加します。
- オプション: サード・パーティー・エミッター・コードに含めたカスタム・プロパティーすべてを入力します。
- 「適用」をクリックします。
タスクの結果
これらのステップを完了すると、監査データは、指定されたリポジトリーに、
そのリポジトリーで要求されるフォーマットで送信されます。
次のタスク
監査サービス・プロバイダーの作成後、その監査サービス・プロバイダーを、その監査サービス・プロバイダーに監査データ・オブジェクトを提供する監査イベント・ファクトリーに関連付ける必要があります。次に、監査イベント・ファクトリーを構成してください。