サーバー内のすべての Enterprise JavaBeans (EJB) タイプは、
管理コンソール内のシステム・プロパティーを設定することによって、アプリケーション開始時に強制的に初期化することができます。
このタスクについて
このプロパティーの値が true に設定されると、
サーバー内のすべての Bean はアプリケーションが開始されるたびに初期化されます。
しかし、デフォルトでは、この製品の EJB コンテナーは、ほとんどの EJB タイプの初期化 (クラスのロード、および
デプロイメント記述子メタデータの処理) をランタイム中に必要になるまで据え置きます。
この遅延は、アプリケーションの開始時間を短縮するのに役立ちます。
手順
- 管理コンソールを開きます。
- 「サーバー」を選択します。
- 「アプリケーション・サーバー」を選択します。
- 構成するサーバーを選択します。
- 「サーバー・インフラストラクチャー」エリアでは、「Java™ およびプロセス管理」を選択します。
- 「サーバー・インフラストラクチャー」エリアで、「プロセス定義」を選択します。
「サーバント」プロセス・タイプを選択します。
- 「追加プロパティー」エリアで、「Java 仮想マシン」を選択します。
- 「追加プロパティー」エリアで、「カスタム・プロパティー」を選択します。
- 「新規」ボックスを選択します。
- 「名前」入力フィールドに、com.ibm.websphere.ejbcontainer.initializeEJBsAtStartup と入力します。
- 「値」入力フィールドに true と入力します。 true と入力すると、
すべての Enterprise JavaBeans がアプリケーションの開始時に初期化されるようになります。false と入力すると、
すべての Bean の初期化が遅れます。
注: com.ibm.websphere.ejbcontainer.initializeEJBsAtStartup を
true または false のいずれかに設定すると、個々の EJB タイプに行われた「アプリケーション始動時の
EJB の始動」設定より優先されます。
- 「OK」を選択します。
次のタスク
このタスクは、アセンブリー・ツールを使用して実行することもできます。