ファイル・ストア構成の変更
ファイル・ストアが作成された後、システムのニーズに合わせてファイル・ストア属性を変更することができます。
このタスクについて
ファイル・ストアを使用する新規バス・メンバーを 追加する際、そのファイル・ストアに対してデフォルト設定を受け入れるか、 それらの設定に変更を加えるのかを、要件に基づいて選択できます。
ファイル・ストアが 作成された後、必要であれば、ログ・サイズ、永続保管サイズ、 または一時保管サイズの設定を管理コンソールを介して直接変更 できます。新しい値は、メッセージング・エンジンが次に始動されたときに有効となります。
ファイル・ストアの ディレクトリー・パスはファイル・ストア作成時に固定され、後で変更することはできません。新しいファイル・ストア を新しいロケーションに作成することは可能です。これを行うには、バス・メンバーとしてサーバーまたはクラスター をいったん削除し、ファイル・ストアに対して新しいロケーションを選択 して、もう一度追加します。元のファイル・ストアに残っているメッセージがあれば、このプロセス 中に失われることになります。
注: ファイル・ストアのデフォルトの構成は、
通常のメッセージング・ワークロードでの使用には十分であるように意図されています。ログ・ファイル、永続保管ファイル、または一時保管ファイルのパフォーマンスまたは回復力を向上させるために、ファイル・ストアの属性を変更して、それらのファイルの配置場所を制御することができます。
例えば、ファイル・ストアのこれら 3 つのファイルをより高速なディスクに
保管すれば、パフォーマンスを向上させることができます。
同様に、ログ・ファイル、永続保管ファイル、および一時保管ファイルのサイズを制御して、メッセージング・エンジンにある多数のアクティブ・トランザクション、
大きなメッセージ、または大量のメッセージ・データによるワークロードを処理することができます。