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ログ・ブラウズ・ユーティリティー (BBORBLOG) の使用
ログ・ブラウズ・ユーティリティー (BBORLOG) を使用して、ログ・ストリーム・ファイルを表示します。
このタスクについて
このブラウザーには、次のパラメーターがあります。
パラメーター | 説明 |
---|---|
ログ・ストリーム名 | ログ・ストリーム名。 ログ・ストリームの名前については、ジョブ・メッセージを参照してください。 |
フォーマット・オプション | 80。デフォルトです。 ログ・ストリーム・レコードは 80 文字の LRECL 長にフォーマットされます。追加の行は折り返されます。 NOFORMAT。フォーマットをオフにします。エラー・ログ・メッセージは、ブラウズ・ファイルの 1 つのログ・メッセージ・ストリングとして表示されます。 |
reclen | これは任意指定のキーワード・パラメーターであり、 出力データ・セット用にフォーマットされたレコード長を指定 します。このパラメーターを使用する場合、このパラメーターの順序は、ログ・ストリーム 名とフォーマット・オプションの後に なっている必要があります。ただし、このパラメーターを指定する場合、フォーマット・オプションは、任意指定の定位置パラメーターです。フォーマット・オプション・パラメーターに NOFORMAT を 指定した場合、デフォルト値は 4096 です。フォーマット・オプション・パラメーター 値が 80 の場合、このパラメーターはデフォルトで 80 に設定されます。このパラメーター の値の範囲は 80 から 32752 です。 |
outdsn | これは任意指定のキーワード・パラメーター であり、出力データ・セットの完全修飾でないデータ・セット名を 指定します。このパラメーターを使用する場合、このパラメーターの順序は、ログ・ストリーム 名とフォーマット・オプションの後に なっている必要があります。このパラメーターのデフォルト値は、 ログ・ストリームの名前です。 |
手順
タスクの結果
重要: ブラウザー・データ・セット
の名前は、TSO 環境の起動に TSO PROFILE PREFIX 値が
含まれている場合は userid.stream_name です。ユーザー ID が
TSO PROFILE PREFIX 値を持っていない場合、デフォルトの
出力データ・セット名は stream_name です。
ブラウザーが実行されると、以下が起こります。
- userid.stream_name というデータ・セットを割り振ります。これは、重複しているデータ・セットを上書きします。
- データ・セットにログ・ストリームの内容を取り込みます。
- データ・セット上で、ユーザーを「ブラウズ」モードにします。
重要: BBORBLOG が呼び出されるたびに、静的ファイルが作成され、既存ファイルが上書きされます。 ファイルを最新表示するには、BBORBLOG を再発行する必要があります。
BBORBLOG がリンク・リストにないか、またはリンク・パック域 (LPA) 内にない場合は、
ユーティリティーは、次のエラーで失敗します。
COMMAND BBORBLOG NOT FOUND 57 *-* ADDRESS TSO "BBORBLOG "strm" "format"" +++ RC(-3) +++
例
ブラウザーを起動する有効な方法にはいくつかあり、使用するコマンドは方法によって異なります。以下の例は、それらの方法を 示しています。
例: BBORBLOG メンバーが BBO.SBBOEXEC という名前のデータ・セットにあった場合、選択したフォーマット・オプションに応じて、以下のいずれかを発行します。
ex 'BBO.SBBOEXEC(BBORBLOG)' 'BBO.BOSSXXXX'
ex 'BBO.SBBOEXEC(BBORBLOG)' 'BBO.BOSSXXXX 80'
ex 'BBO.SBBOEXEC(BBORBLOG)' 'BBO.BOSSXXXX NOFORMAT'
ex 'BBO.SBBOEXEC(BBORBLOG)' 'bbo.bossxxxx NOFORMAT reclen=5200 outdsn=bbos001.stc00123.bborblog'
ex 'BBO.SBBOEXEC(BBORBLOG)' 'bbo.bossxxxx NOFORMAT outdsn=bbos001.stc00456.bborblog'
ex 'BBO.SBBOEXEC(BBORBLOG)' 'bbo.bossxxxx 80 reclen=200'
ヒント: ターゲット・ライブラリー (ここの例では BBO.SBBOEXEC) を WebSphere Application Server for z/OS® のインストール中にユーザー・ログオン手順の SYSEXEC 連結に追加すると、ブラウザーを簡単に呼び出すことができます。 ライブラリーをインストール中に連結する場合は、ブラウザー REXX exec が収容されているライブラリーを指定する必要はありません。BBORBLOG のみ、指定する必要があります。