エンドポイント・リスナー構成の値の例
任意の数のエンドポイント・リスナーを独自に選択した値で構成することができます (このトピックで指定されている値の例を使用しても構いません)。
エンドポイント・リスナー構成を作成する場合は、
以下の構成の詳細を指定します。
- エンドポイント・リスナー名
- エンドポイント・リスナーを識別するための名前。
- URL ルート
- 外部クライアントがエンドポイント・リスナー・エンドポイントに アクセスするアドレス。 URL ルートは、エンドポイント・リスナー・アプリケーションのコンテキスト・ルートであり、Web アドレスのルートを提供します。これは、WSDL ファイル内でエンドポイント・アドレスを構築して、このエンドポイント・リスナーにリクエスターを送信するために使用されます。
- WSDL サービス用の HTTP URL ルート
- このエンドポイント・リスナーで
使用可能なインバウンド・サービスの WSDL ファイルの Web アドレスのルート。
このアドレスは、外部クライアントがエンドポイント・リスナー・アプリケーションにアクセスする HTTP アドレスのルートの後に /sibws が続きます。注: HTTP URL ルートにサービスを提供する WSDL は WebSphere® Application Server (特に IBM UDDI レジストリー) の他のコンポーネントによって、内部でのみ使用されます。その他すべての使用については、 インバウンド・サービスのエンドポイント・リスナー・エンドポイントから WSDL ファイルにアクセスします。 特定のインバウンド・サービス WSDL ファイルのロケーションの詳細については、既存インバウンド・サービス構成の変更に記載されているように、WSDL ファイルを圧縮ファイルとして発行して、エクスポートした WSDL ファイル内でロケーションを検索します。
このトピックの残りでは、
作成する 4 つのエンドポイント・リスナーの構成の詳細 (エンドポイント・リスナー名、
エンドポイント・リスナー URL ルート、および URL root を提供する WSDL) の例を挙げます。
SOAP over HTTP エンドポイント・リスナー 1
- エンドポイント・リスナー名
- SOAPHTTPChannel1。
- URL ルート
- 外部クライアントがエンドポイント・リスナー・エンドポイントに
アクセスするアドレス。 外部クライアントがデフォルトのポート 80 を使用して、HTTP サーバーまたはサーバー・クラスターからエンドポイント・リスナーにアクセスする場合は、HTTP サーバー名を指定してください (ポート番号の指定は必要ありません)。 以下に例を示します (このエンドポイント・リスナーの場合)。
http://www.yourcompany.com/wsgwsoaphttp1
ただし、外部クライアントがアプリケーション・サーバーに (例えばそれがスタンドアロン・サーバーであったり、開発またはテスト環境内であったりするために) 直接接続できるようにする場合は、アプリケーション・サーバー・ホスト名およびポート番号を指定します。 以下に例を示します (このエンドポイント・リスナーの場合)。http://your.server.name:9080/wsgwsoaphttp1
- WSDL サービス用の HTTP URL ルート
- 外部クライアントがエンドポイント・リスナー・アプリケーションにアクセスする HTTP アドレスのルートであり、/sibws が後に続きます。以下に例を示します。
またはhttp://www.yourcompany.com/sibws
http://your.server.name:9080/sibws
注: HTTP URL ルートにサービスを提供する WSDL は WebSphere Application Server (特に IBM UDDI レジストリー) の他のコンポーネントによって、内部でのみ使用されます。その他すべての使用については、 インバウンド・サービスのエンドポイント・リスナー・エンドポイントから WSDL ファイルにアクセスします。
SOAP over HTTP エンドポイント・リスナー 2
- エンドポイント・リスナー名
- SOAPHTTPChannel2.
- URL ルート
- 外部クライアントがエンドポイント・リスナー・エンドポイントに
アクセスするアドレス。 外部クライアントがデフォルトのポート 80 を使用して、HTTP サーバーまたはサーバー・クラスターからエンドポイント・リスナーにアクセスする場合は、HTTP サーバー名を指定してください (ポート番号の指定は必要ありません)。 以下に例を示します (このエンドポイント・リスナーの場合)。
http://www.yourcompany.com/wsgwsoaphttp2
ただし、外部クライアントがアプリケーション・サーバーに (例えばそれがスタンドアロン・サーバーであったり、開発またはテスト環境内であったりするために) 直接接続できるようにする場合は、アプリケーション・サーバー・ホスト名およびポート番号を指定します。 以下に例を示します (このエンドポイント・リスナーの場合)。http://your.server.name:9080/wsgwsoaphttp2
- WSDL サービス用の HTTP URL ルート
- 外部クライアントがエンドポイント・リスナー・アプリケーションにアクセスする HTTP アドレスのルートであり、/sibws が後に続きます。以下に例を示します。
またはhttp://www.yourcompany.com/sibws
http://your.server.name:9080/sibws
注: HTTP URL ルートにサービスを提供する WSDL は WebSphere Application Server (特に IBM UDDI レジストリー) の他のコンポーネントによって、内部でのみ使用されます。その他すべての使用については、 インバウンド・サービスのエンドポイント・リスナー・エンドポイントから WSDL ファイルにアクセスします。
同期 SOAP over Java Message Service (JMS) エンドポイント・リスナー 1
- エンドポイント・リスナー名
- SOAPJMSChannel1.
- URL ルート
次の構文を使用して、 同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナー 1 エンドポイントのプロパティーを指定します。
jms:/queue_or_topic_indicator?property_name=property_value など、"&" 文字を使用して各プロパティーを区切ります。
例えば 、同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナーをインストールする際に、キュー宛先およびキュー接続ファクトリーにデフォルト値を使用する場合、 エンドポイント・アドレスの最初の部分は次のようになります。jms:/queue?destination=jms/SOAPJMSQueue1&connectionFactory=jms/SOAPJMSFactory1
同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナーごとに、 エンドポイント・アドレスで指定できるプロパティーの完全なリストを以下に示します。
- WSDL サービス用の HTTP URL ルート
- 外部クライアントがエンドポイント・リスナー・アプリケーションにアクセスする HTTP アドレスのルートであり、/SIBWS が後に続きます。外部クライアントが通常のデフォルト・ポート 80 を使用して HTTP サーバーまたはサーバー・クラスターからエンドポイント・リスナーに アクセスする場合は、この URL ルートにはポート番号ではなく HTTP サーバー名が含まれます。以下に例を示します。
ただし、外部クライアントがアプリケーション・サーバーに直接接続できるようにする (例えば開発環境またはテスト環境で) 場合、この URL ルートにはアプリケーション・サーバーのホスト名およびポート番号が含まれています。 以下に例を示します。http://www.yourcompany.com/sibws
http://your.server.name:9080/sibws
注: HTTP URL ルートにサービスを提供する WSDL は WebSphere Application Server (特に IBM UDDI レジストリー) の他のコンポーネントによって、内部でのみ使用されます。その他すべての使用については、 インバウンド・サービスのエンドポイント・リスナー・エンドポイントから WSDL ファイルにアクセスします。
同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナー 2
- エンドポイント・リスナー名
- SOAPJMSChannel2.
- URL ルート
次の構文を使用して、 同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナー 2 エンドポイントのプロパティーを指定します。
jms:/queue_or_topic_indicator?property_name=property_value など、"&" 文字を使用して各プロパティーを区切ります。
例えば 、同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナーをインストールする際に、キュー宛先およびキュー接続ファクトリーにデフォルト値を使用する場合、 エンドポイント・アドレスの最初の部分は次のようになります。jms:/queue?destination=jms/SOAPJMSQueue2&connectionFactory=jms/SOAPJMSFactory2
同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナー 2 のエンドポイント・アドレスで指定できるプロパティーの完全なリストについては、前述の同期 SOAP over JMS エンドポイント・リスナー 1 のプロパティーの詳細リストを参照してください。
- WSDL サービス用の HTTP URL ルート
- 外部クライアントがエンドポイント・リスナー・アプリケーションにアクセスする HTTP アドレスのルートであり、/SIBWS が後に続きます。外部クライアントが通常のデフォルト・ポート 80 を使用して HTTP サーバーまたはサーバー・クラスターからエンドポイント・リスナーに アクセスする場合は、この URL ルートにはポート番号ではなく HTTP サーバー名が含まれます。以下に例を示します。
ただし、外部クライアントがアプリケーション・サーバーに直接接続できるようにする (例えば開発環境またはテスト環境で) 場合、この URL ルートにはアプリケーション・サーバーのホスト名およびポート番号が含まれています。 以下に例を示します。http://www.yourcompany.com/sibws
http://your.server.name:9080/sibws
注: HTTP URL ルートにサービスを提供する WSDL は WebSphere Application Server (特に IBM UDDI レジストリー) の他のコンポーネントによって、内部でのみ使用されます。その他すべての使用については、 インバウンド・サービスのエンドポイント・リスナー・エンドポイントから WSDL ファイルにアクセスします。