エンタープライズ Bean 開発のベスト・プラクティス

エンタープライズ Bean を設計および開発する際には、以下のガイドラインを使用してください。

コンテナー管理パーシスタンスのバッチ・コマンド

JDBC 2.0 以降では、PreparedStatement オブジェクトは、バッチとして一緒にサブミット可能なコマンド・リストを保持できます。 複数のデータベースを往復させる代わりに、 すべてのバッチ・パーシスタンス要求に対して 1 つのデータベースが往復します。

EJB コンテナー管理パーシスタンス (CMP) に対してこの機能を使用できるようにすることができます。 これを行う場合、ランタイムは、 必要になるまで ejbStore/ejbCreate/ejbRemove または同等のデータベース・パーシスタンス要求 (挿入/更新/削除) を据え置きます。 これは、トランザクションの終わりか、またはこの EJB タイプに関連付けられたファインダーにフラッシュが必要な場合に起こります。 最終的にパーシスタンス操作が起こると、ランタイムはデータベース要求を累算し、 JDBC PreparedStatement バッチ操作を使用して、複数行の同一操作に対して、単一の JDBC 呼び出しを行います。

本製品では、アセンブリー・ツールを使用して同じ設定を行うことができます。

コンテナー管理パーシスタンスの据え置き作成

ejbCreate 中の CMP については、コンテナーはデータベースのエンティティー表記を即時に作成することも、いったん据え置いて後で作成することもできます。

EJB CMP サイドからこのオプションをオンにすることができます。このオプションを選択した場合、ランタイムは ejbCreate または同等のデータベース・パーシスタンス要求を、必要になるまで据え置きます。 これは、トランザクションの終わりか、またはこの EJB タイプに関連付けられたファインダーにフラッシュが必要な場合に起こります。 これを行うと、新しく作成したエンティティー (挿入および更新) の 2 つの往復を、1 つ (挿入) に減らすことができます。

本製品では、アセンブリー・ツールを使用して同じ設定を行うことができます。


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