異種 SQL ステートメント・バッチ処理の構成

異種 SQL ステートメント・バッチ処理は、org.apache.openjpa.jdbc.kernel.BatchingConstraintUpdateManager に対する改善機能です。 この機能は、複数の異なる SQL ステートメントを単一のバッチでデータベースに送信できるようにするため、JPA アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。例えば、あるエンティティーを更新し、かつ別のエンティティーを挿入するトランザクションがある場合、BatchingConstraintUpdateManager 機能を使用すると、2 つの異なるバッチ (1 つは更新用、もう 1 つは挿入用) がデータベースに送信されます。 同じシナリオで、HeteroConstraintUpdateManager 機能を使用すると、両方の操作が含まれた 1 つのバッチのみがデータベースに送信されます。

このタスクについて

注: この構成は、Java™ Persistence API (JPA) 2.0 仕様プロバイダー、WSJPA または OpenJPA で使用します。
異種 SQL ステートメント・バッチ機能を使用可能にするには、以下が必要になります。
  • DB2 を使用している。
  • IBM Optim pureQuery Runtime のライセンスを所有している。
  • pdqmgmt.jar ファイルがデータ・ソースのクラスパスに含まれている。

手順

persistence.xml ファイルで UpdateManager プロパティーを定義します。
以下に例を示します。
<property name="openjpa.jdbc.UpdateManager" 
   value="com.ibm.ws.persistence.jdbc.kernel.HeteroConstraintUpdateManager(batchLimit=250)"/>

この例では、SQL ステートメント・バッチ制限は 250 に設定されています。

デフォルト・バッチ制限は 100 です。

タスクの結果

これで、異種ステートメント・バッチを使用可能にするように persistence.xml ファイルが更新されました。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tejb_configjpa_hetsql
ファイル名:tejb_configjpa_hetsql.html