[IBM i]

wsadmin スクリプトによる、IBM i コマンド行を使用するプロファイルへの権限付与

プロファイル内のオブジェクトとディレクトリーに権限を付与するには、Qshell コマンド行から grtwasaut コマンドを実行します。

このタスクについて

スクリプトを実行するには、以下のステップを行います。

手順

  1. IBM® i コマンド行で、STRQSH (Qshell の開始) コマンドを実行します。
  2. Qshell コマンド行上で、cd コマンドを使用してそのスクリプトを含むディレクトリーへ変更します。
    cd app_server_root/bin
  3. grtwasaut コマンドを実行します。
    grtwasaut -profileName profile [ -user usrprf | -authlist authlist ]
     -dtaaut dataAuth -objaut objAuth
    ここで、profile は権限を付与するプロファイル、usrprf は権限を付与するユーザー・プロファイル、authlist 権限を付与する許可リストで、dataAuth は -user パラメーターで指定されるユーザーへ付与するデータ権限を指定し、objAuth はプロファイルを作成するオブジェクト権限を指定します。 -user と -authlist の両方のパラメーターを指定する必要はありませんが、少なくともそのうちの 1 つを指定しなければなりません。 grtwasaut コマンドと追加のパラメーターについて詳しくは、grtwasaut コマンドに関するトピックを参照してください。

以下の例で、ユーザー・プロファイル johndoejsmith は、rwx 権限をプロファイル devinst とその関連オブジェクトに付与します。

grtwasaut -profileName devinst -user "johndoe jsmith" -dtaaut rwx -recursive
以下の例で、ユーザー・プロファイル johndoejsmith は、rwx 権限を installedApps サブディレクトリーと、installedApps サブディレクトリー内のすべてのネストされたオブジェクトに付与します。
grtwasaut -profileName devinst -object installedApps -user "johndoe jsmith" -dtaaut rwx -recursive

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