バス・コネクター・ロールを持つユーザーおよびグループの追加

サービス統合バス・ セキュリティーは、ロール・ベースの許可を使用します。セキュア・バスのバス・コネクター・ロールにユーザーおよびグループを追加することによって、どのユーザーおよびグループ・メンバーがバスおよびそのリソースにアクセスできるようにするか制御することが可能です。

始める前に

  • バスについてセキュリティーが有効になっていることを確認します。詳しくは、バスの保護を参照してください。
  • バス・コネクター・ロールに追加するユーザーおよびグループは、ユーザー・リポジトリー内に既に存在して いなければなりません。

このタスクについて

バス・コネクター・ロールに追加すると、ユーザーおよびグループは、バスに接続してメッセージング操作を実行できるようになります。 ユーザーを直接バス・コネクター・ロールに追加するか、 そのユーザーが所属しているグループを追加することで間接的にユーザーを追加することが できます。特別なユーザー・グループを追加することもできます。特別なグループには、次の 3 つがあります。
サーバー
サーバー ID は WebSphere® Application Server です。 JMS メッセージ駆動型 Bean (MDB) に 対して「サーバー」グループを指定することはできません。
全認証者
このグループは、バスへの認証が成功するすべてのユーザー ID から 構成されます。
全員
このグループに属すユーザー ID は匿名であり、セキュリティー認証なしで バスに接続します。
ヒント:

このタスクでは、管理コンソール・ウィザードを使用して、 選択したローカル・バスのバス・コネクター・ロールにグループおよびユーザーを追加できます。

手順

  1. 管理コンソールにログインします。
  2. サービス統合 ->「バス」 ->「security_value -> [許可ポリシー (Authorization Policy)]「バス・コネクター・ロールを持つユーザーおよびグループ (Users and groups in the bus connector role)」をクリックします。 選択したバスのバス・コネクター・ロールの既存メンバーであるユーザーおよびグループのリストが表示されます。デフォルトでは、新規のバスのリストは空です。
  3. 「新規」をクリックして、セキュリティー・リソース・ウィザードを 始動します。
  4. グループとユーザーのどちらを追加するのかを選択します。
    • 特別なグループを追加する場合、「組み込み特殊グループ」オプションを選択します。
    • ユーザー・リポジトリー内の他のグループまたはユーザーを追加したい場合、 それに対応するオプションを選択し、以下の必須フィールドに入力してください。
      検索パターン
      ユーザー・リポジトリー内のユーザー ID またはグループ名と突き合わせるストリングを 指定します。検索結果の最大数に従って、検索パターンに一致するユーザー ID またはグループ名のみが検索されます。ワイルドカード文字を 指定できます。
      検索結果の最大表示数
      表示されるユーザー ID またはグループ名の最大数を 指定します。
  5. 「次へ」をクリックして、グループまたはユーザーの リストを表示します。
  6. バス・コネクター・ロールに追加するグループまたはユーザーの名前を 選択し、「次へ」をクリックします。
  7. 「終了」をクリックして選択内容を確定します。
  8. 変更をマスター構成に保存します。

タスクの結果

選択したバスのバス・コネクター・ロールに、選択したユーザーおよびグループが 追加されます。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tjr_bus_connect_role_add
ファイル名:tjr_bus_connect_role_add.html