JAX-RS アプリケーションの要求と応答での Atom コンテンツの使用
Atom (Atom Syndication Format) を使用して、Web サイトに関するニュースや一時的な情報の更新を伝達する Web フィードをフォーマットできます。JAX-RS アプリケーションで Atom コンテンツを使用することで、RSS がサポートする新しいメタデータおよびコンテンツの追加に使用する分散した動的なメカニズムを提供する Web コンテンツ・シンジケーションを活用できます。このとき、実装間での中核的なインターオペラビリティーは保護されます。
このタスクについて
Atom は、関連情報のリストを説明するフィードとして知られる XML ベースの文書フォーマットです。フィードは、エントリーという複数の項目で構成され、各項目には一連の拡張可能な添付メタデータが含まれます。例えば、各エントリーにはタイトルが付けられています。Atom 形式が主に使用されるのは、コンテンツをユーザー・エージェントに直接パブリッシュする場合や、ウェブ・ログやニュース見出しなどの Web コンテンツを Web サイトにシンジケーションする場合です。
IBM® JAX-RS ライブラリーは、JAX-RS アプリケーションにおける Atom フィードと Atom エントリーの取り込みおよび作成に 標準の JAXB エンティティー・プロバイダーを使用する JAXB Atom モデルを提供します。
JAXB Atom モデルは、Apache Wink ベースの IBM JAX-RS ライブラリー JAR 内にある org.apache.wink.common.model.atom および org.apache.wink.common.model.synd Java™ パッケージに含まれています。アプリケーションでは、JAXB アノテーション付きの org.apache.wink.common.model.atom.AtomFeed などのクラスを使用して ATOM フィードの読み取りおよび書き込みができます。
手順
タスクの結果
要求および応答に Atom コンテンツを使用する JAX-RS Web アプリケーションを開発し、アプリケーション・サーバー上にデプロイできました。