セキュアな環境での Web Services Transaction サポートの構成
管理セキュリティーが有効になっているときに Web Services アトミック・トランザクション (WS-AT) または Web Services ビジネス・アクティビティー (WS-BA) のサポートを使用する場合は、デフォルトのトランザクション・サービス構成を変更する必要がある場合があります。 トランザクション調整許可設定を無効にすることと、新規 Web コンテナー・トランスポート・チェーンを作成すること、またはその両方を行うことができます。
このタスクについて
Common Criteria EAL4 で評価された構成でトランザクション・マネージャーを使用 (管理セキュリティーを設定した場合のデフォルト) せずに、他のサーバーと相互運用する場合は、トランザクション調整許可を無効にすることがあります。トランザクション調整許可を無効にすると、WebSphere® Application Server はセキュアな WS トランザクション・プロトコル・メッセージを自動的に拒否しません。
トランザクション・マネージャーのセキュリティーを設定して Common Criteria EAL4 で評価された構成をサポートせずに、他のサーバーと相互運用する場合は、トランザクション調整許可を無効にすることがあります。トランザクション調整許可を無効にすると、WebSphere Application Server はセキュアな WS トランザクション・プロトコル・メッセージを自動的に拒否しません。
以下の状況において、WS トランザクションで Web コンテナー・トランスポート・チェーンを使用できるように、新規の Web コンテナー・トランスポート・チェーンを構成することがあります。
- WS-AT または WS-BA プロトコル・メッセージの代替ポート番号を使用する場合。
- プロトコル・メッセージ用に使用される Secure Sockets Layer (SSL) 接続上でクライアント証明書認証を必要とする WebSphere Application Server 以外と相互運用する場合。