メッセージング・エンジンのコア・グループ・ポリシーの構成

サービス統合のコア・グループ・ポリシーを構成して、ポリシーを特定のメッセージング・エンジンに関連付け、メッセージング・エンジンの動作 (例えば、メッセージング・エンジンがどのサーバー上で実行するか、メッセージング・エンジンがフェイルオーバーまたはフェイルバックできるかどうか、およびメッセージング・エンジンのモニターの頻度など) を指定できます。

始める前に

メッセージング・エンジンに関連付けるポリシーが存在している必要があります。 デフォルト・サービス統合ポリシー「Default SIBus Policy」を構成することも可能ですが、そうした変更はポリシーが管理するすべてのメッセージング・エンジンに影響するので、お勧めしません。 そのため、ポリシーを構成する場合、メッセージング・エンジン用のポリシーの作成で説明されているように、新規のポリシーを作成することをお勧めします。

このタスクについて

以下のタイプのコア・グループ・ポリシーのみ、サービス統合およびメッセージング・エンジンに適用されます。
  • 静的
  • One of N
  • ノーオペレーション

「すべてアクティブ」または「M of N」ポリシー・タイプはサービス統合バス・コンポーネントにはサポートされていないため、使用できません。

デフォルト・サービス統合ポリシーは、サービス統合のどのメッセージング・エンジンとも一致する単一の一致基準を備えた「One of N」ポリシーです。 デフォルト・ポリシーには 120 秒のモニター間隔があり、特定のサーバー用の設定および自動的なフェイルバックはありません。 メッセージング・エンジンの動作を構成する場合、より特化した追加のポリシーを作成して、他のどのポリシーとも一致しないメッセージング・エンジンに該当するように、デフォルト・サービス統合ポリシーを保持する必要があります。

メッセージング・エンジン (複数可) のコア・グループ・ポリシーを構成するには、管理コンソールを使用して以下のステップを完了します。

手順

  1. 「サーバー」 ->「コア・グループ」 ->「コア・グループ設定」 ->「core_group_name -> [追加プロパティー]「ポリシー」 ->「policy_nameをクリックして、ポリシーを選択します。
  2. ポリシーを必要なメッセージング・エンジン (複数可) に関連付けます。 通常、ポリシー・タイプが静的または「One of N」の場合、ポリシーを単一のメッセージング・エンジンに関連付けます。 通常、ポリシー・タイプが「ノーオペレーション」の場合、ポリシーをクラスター内のすべてのメッセージング・エンジン (1 つ以上) に関連付けます。 一致基準を使用した、ポリシーとメッセージング・エンジンの関連付けを参照してください。
  3. 構成しているポリシー・タイプに該当する手順を使用して、ポリシーをさらに構成します。

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