新規のターゲット設定

このページは、リモート・コンピューターをターゲットとしてジョブ・マネージャーに登録する場合に使用します。ターゲットをジョブ・マネージャーに登録するには、管理者ロールの権限が必要です。

この管理コンソール・ページを表示するには、「ジョブ」 > 「ターゲット」 > 「新規ホスト」とクリックします。

ホスト名

ジョブ・マネージャーにターゲットとして登録するコンピューターの名前を指定します。 ターゲット・ホストは、リモート・コンピューターでなければなりません。

次のいずれかの形式で、 ホスト名の値を指定してください。
  • 完全修飾のドメイン・ネーム・サーバー (DNS) ホスト名ストリング。例えば xmachine.manhattan.ibm.com など。
  • デフォルトの短縮 DNS ホスト名ストリング。例えば xmachine など。
  • 数値 IP アドレス。例えば 127.1.255.3 など。

オペレーティング・システム

ターゲット・ホストのオペレーティング・システムを指定します。デフォルト値は、任意のオペレーティング・システムを示す Any です。 その他のサポートされる値は、「AIX (AIX)」、「HPUX (HPUX)」、「IBM i (IBM i)」、「IBM zOS (IBM zOS)」、「Linux (Linux)」、「Solaris (Solaris)」、および「Windows (Windows)」です。正しいオペレーティング・システム値を指定すると、操作を速く実行できます。

インストール権限のある管理ユーザー

ターゲット・ホストへのアクセスを提供するユーザー名を指定します。 このユーザーには、ターゲット・ホストにログインする権限がなければなりません。

パスワード認証

ターゲット・ホストに対するユーザー名のパスワードを指定します。「パスワード」および「確認パスワード」フィールドに同じパスワードを指定します。

ターゲット・ホストにパスワードが不要な場合、これらのフィールドは空白のままにします。

sudo の使用

代替ユーザーがターゲット・ホスト上でコマンドを 実行できるかどうかを指定します。sudo は、「代替ユーザーが実行する (substitute user do)」ことを意味します。ジョブの実行 前にユーザーを変更するには、このオプションを選択します。「sudo の 使用」を選択する場合、必要に応じて代替ユーザーのユーザー名と パスワードを指定します。以下の選択の組み合わせが有効です。
  • sudo の使用」を選択し、ユーザー名 および sudo パスワードをブランクのままにします。このように選択した場合、/etc/sudoers ファイル 内に設定されたデフォルト・ユーザーが使用され、接続ユーザーの パスワードが使用されます。
  • sudo の使用」を選択し、ユーザー名を指定し、 sudo パスワードをブランクのままにします。このように選択した場合、指定されたユーザーが使用され、 接続ユーザーのパスワードが使用されます。
  • sudo の使用」を選択し、ユーザー名を指定し、 sudo パスワードを指定します。このように選択した場合、指定されたユーザーおよび sudo パスワードが 使用されます。
  • sudo パスワード」フィールドと「sudo パスワードの確認」フィールドに同じパスワードを使用します。ターゲット・ホストが パスワードを必要としない場合、パスワード・フィールドはブランクのままに します。
デフォルトは、sudo を 使用しないことです。sudo オプションは、AIX、HP-UX、Linux、および Solaris オペレーティング・システム でのみサポートされます。

公開/秘密鍵認証

鍵ストアの絶対パス、および鍵ストアに必要な場合、パスフレーズを指定します。

公開/秘密鍵認証を使用するには、まず、ssh-keygen などの鍵生成ツールを使用して 1 対の鍵を生成します。次に、ターゲット・ホスト上のユーザーの authorized_keys ファイルに公開鍵を追加します。それから、このページでユーザー名、完全修飾秘密鍵ファイル、およびオプションで完全修飾パスフレーズを指定します。

セキュリティー情報の保存

このページに入力されたセキュリティー情報を保存するかどうかを指定します。ホストは、保存されたプロパティーをホストに対する後続のジョブのサブミットに対するデフォルトとして使用します。

デフォルトでは、セキュリティー情報が保存されません。

Installation Manager のデータの場所のパス

Installation Manager のデータの場所として使用するホスト上の 1 つ以上のパスを指定します。デフォルトでは、データの場所のパスは指定されません。

Installation Manager データ・ロケーションの完全修飾パス を入力します。セミコロンで区切られた複数のパスを入力できます。このプロパティーは、ターゲットでデフォルト以外の Installation Manager データ・ロケーション を使用している場合に役立ちます。例えば、Installation Manager のインストール時にデータの場所を指定した場合、インベントリー・ジョブはデフォルト以外のデータの場所を検出しない可能性があります。したがって、 ホストを登録するときに、追加のデータ・ロケーションの指定が必要になることがあります。 サポートされないデータの場所が指定されている場合、それは保存されません。指定したデータの場所をインベントリー・ジョブが検出できる場合、それは保存されません。

トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): パスが 256 文字より長くないことを確認します。パスが 256 文字より長い場合は、この製品ではパスが切り捨てられます。製品から、パスが 256 文字より長いかどうかの警告は行われません。ユーザーがパスの長さを確認する必要があります。切り捨てられたパスは有効ではなく、妥当性検査が行われた後で、このフィールドから削除されます。gotcha
システム上でデータの場所を探すためにデータの場所の検索ジョブを使用できます。データの場所の検索ジョブは、自動的にこのプロパティーを更新します。以下に例を示します。
AdminTask.registerHost('[-host hostname -hostProps [ [imDataLocations datalocation1; datalocation2] 
[password ****][saveSecurity true][username username]]]')

ターゲット・プロパティー

ターゲット・ホストのプロパティー名および値を指定します。

プロパティーを指定するには、「名前」にプロパティー名を入力し、「」にプロパティー値を入力します。もう 1 つのプロパティーを追加するには、「新規」をクリックします。プロパティーを削除するには、行を選択して「削除」をクリックします。


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