管理コンソールには、ウィザード・ページがあります。
これによって、アプリケーション・サーバーを
既存のスタンドアロン・カスタム・レジストリーに接続するために必要な、
基本設定を表示できるようになっています。
基本設定を表示した後で、管理コンソールを使用して、
既存のスタンドアロン・カスタマー・レジストリー構成も変更できます。
このセキュリティー・ウィザード・ページを表示するには、以下のステップを実行します。
- をクリックします。
- 保護設定を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「Stand-alone custom registry」オプションを選択して、「次へ」をクリックします。
以下のステップを実行することで、スタンドアロン・カスタム・レジストリー構成を変更できます。
- とクリックします。
- 「ユーザー・アカウント・リポジトリー」の下で、「使用可能なレルム定義」ドロップダウン・リストをクリックして、「スタンドアロン・カスタム・レジストリー」を選択し、「構成」をクリックします。
- 実装を初期化するために追加プロパティーを入力します。
- をクリックします。
- プロパティー名と値を入力します。
サンプルでは、以下の 2 つのプロパティーを入力します。
users.props ファイルおよび groups.props
ファイルは、製品のインストール・ディレクトリーの下の customer_sample ディレクトリーにあるものと想定します。
これらのプロパティーは、
ユーザーが選択する任意のディレクトリーに配置することができ、
またカスタム・プロパティーを介してこれらの場所を参照することができます。ただし、ディレクトリーに適切なアクセス許可が
あることを確認してください。
表 1. カスタム・プロパティー. 以下の表に、スタンドアロン・カスタム・レジストリー・ウィザード設定を変更する際の追加のカスタム・プロパティーをリストします。
プロパティー名 |
プロパティー値 |
usersFile |
${USER_INSTALL_ROOT}/customer_sample /users.props |
groupsFile |
${USER_INSTALL_ROOT}/customer_sample /groups.props |
これらの 2 つのプロパティーの
サンプルは、users.props ファイル
および groups.props ファイルの
参照トピックにあります。
詳細については、以下の関連リンクを参照してください。
「説明」、「必須」、および「検証式」フィールドは使用しないので、ブランクのままにしておいてかまいません。
WebSphere® Application Server バージョン 4 を基にしたカスタム・ユーザー・レジストリーは、com.ibm.websphere.security.UserRegistry
インターフェースを基にしたカスタム・ユーザー・レジストリーにマイグレーションされます。
- 「適用」をクリックします。