ファイル・ストア・ファイルのサイズの縮小
構成でログ・ファイルおよび保管ファイルのサイズを小さくすることができます。 ただし、このような縮小化は、一定の条件下でのみ可能となります。
このタスクについて
ファイル・サイズの縮小は、以下の理由で実現が難しい場合があります。
- ファイルは、その内容が現在コンシュームしているスペースよりも小さくすることはできません。
- 永続保管ファイルおよび一時保管ファイルの内容の圧縮はサポートされていないため、フラグメント化によってこれらの保管ファイルが人為的に大きく保持される可能性があります。そのため、構成でファイル・サイズの値を小さくし、メッセージング・エンジンを再始動しても、ファイルのサイズを必要な値に変更できない場合があります。
このような状態になった場合、メッセージング・エンジンは SystemOut.log に警告メッセージを記録し、引き続き既存の値を使用します。
構成変更の適用は、成功するまで始動する度に実行されます。
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
ファイル・ストア・ファイルのサイズを過度に小さく設定した場合も、問題が発生する可能性があります。