管理コンソールまたはコマンド行ツールのいずれかを使用して、アプリケーション・サーバーを管理することができます。
始める前に
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
システム・クロックを変更する場合は、まずすべてのアプリケーション・サーバー、ノード・エージェント・サーバー、デプロイメント・マネージャー・サーバー、管理エージェント・サーバー、ジョブ・マネージャー・サーバーを停止します。それらのサーバーを停止したら、システム・クロックを変更して、それらのサーバーを再始動します。1 つのシステムでシステム・クロックを変更する場合は、WebSphere® Application Server がインストールされており相互に通信するすべてのシステムでクロックが同期化されていることを確認する必要があります。これを行わないと、セキュリティー・トークンが有効でなくなるなどのエラーが発生する
場合があります。
システム・クロックを変更する場合は、まずすべてのアプリケーション・サーバー、ノード・エージェント・サーバー、デプロイメント・マネージャー・サーバー、管理エージェント・サーバー、ジョブ・マネージャー・サーバー、ロケーション・サービス・デーモンを停止します。それらのサーバーとロケーション・サービス・デーモンを停止したら、システム・クロックを変更して、それらのサーバーとロケーション・サービス・デーモンを再始動します。
1 つのシステムでシステム・クロックを変更する場合は、WebSphere Application Server がインストールされており相互に通信するすべてのシステムでクロックが同期化されていることを確認する必要があります。これを行わないと、セキュリティー・トークンが有効でなくなるなどのエラーが発生する
場合があります。
オペレーティング・システムのタイム・ゾーン設定の更新時に、アプリケーション・サーバーがそのオペレーティング・システム上で実行中の場合、アプリケーション・サーバーは、その内部タイム・スタンプを更新します。タイム・ゾーンの変更と、アプリケーション・サーバーの内部タイム・スタンプ変更の間に遅延があるため、この遅延の間にファイルを触ると正しくないタイム・スタンプがファイルに記入される可能性があります。数秒間の遅延が発生する可能性があります。ファイルがアプリケーションの一部を成している場合、この正しくないタイム・スタンプが原因でアプリケーションが停止し、その後、アプリケーションが更新されたものとアプリケーション・サーバーが考えるために、アプリケーションが再始動する可能性があります。
このタスクについて
遷移: 前のバージョンの製品からマイグレーションする場合は、セル内の一部のノードをアップグレードし、それ以外のノードは前のリリース・レベルのままにしておくことができます。
つまり、一定期間、同一セル内において異なるリリース・レベルで稼働するサーバーを管理することができます。
この混合環境では、前のリリース・レベルで稼働するサーバーでできることに制限があります。
最新リリース・レベルで稼働するサーバーでできることには、制限はありません。
管理コンソールから、以下のステップを実行して、アプリケーション・サーバーを表示および管理することができます。
手順
- 管理コンソールで、をクリックします。
「アプリケーション・サーバー」ページには、
環境内のアプリケーション・サーバーおよびこれらの各サーバーの状況がリストされます。
このページを使用して、以下のアクションを実行できます。
- 追加のサーバーを作成します。
- 実行中のサーバーをモニターします。
- サーバーの状況を制御します。
- サーバー・テンプレートを作成します。
- サーバーを削除します。削除するサーバーを選択するときには、サーバーを削除する前に「削除」および
「OK」をクリックする必要があります。
ヒント: 削除するサーバーにアプリケーションまたはモジュールがマップされていて、サーバーがクラスターの一部でない場合は、このサーバーを削除する前に、モジュールを別のサーバーに再マップするか、または新規サーバーを作成して、その新規サーバーにモジュールを再マップします。
モジュールがマップされているサーバーを削除した後は、
このモジュールを別のサーバーに再マップすることはできません。
したがって、モジュールを別のサーバーへ再マップしないでこのサーバーを削除した場合は、このサーバーにマップされていたモジュールのすべてをアンインストールしてから、これらのモジュールを別のサーバーに再インストールする必要があります。
削除するサーバーがクラスターの一部である場合、このサーバーにインストールされているアプリケーションは、クラスター内の他のすべてのサーバーに自動的にインストールされています。
そのため、1 つのクラスター・メンバーを削除しても、他のクラスター・メンバーには影響せず、アプリケーションはクラスター内にインストールされたままです。同様に、新しいメンバーを既存のクラスターに追加すると、
そのクラスター内のサーバーにインストールされたすべてのアプリケーションが、新しいクラスター・メンバーに自動的にインストールされます。
- リストされたサーバーの名前をクリックして、このサーバーの構成設定を表示または変更します。
この管理コンソールを使用して、以下のことができます。
現在の設定でタイムアウトの問題が発生する場合は、をクリックして新規カスタム・プロパティーを追加するか、既存のカスタム・プロパティーを更新するか、またはタイマー設定を変更します。
- 「検討」をクリックし、「変更をノードと同期する」を選択します。
- 「保存」をクリックして、構成変更を保存します。
- 構成またはカスタム・プロパティーを変更した場合は、アプリケーション・サーバーを始動するか、
またはアプリケーション・サーバーが既に実行中の場合は停止して、再始動します。
タスクの結果
とクリックすると、各サーバーの状態を表示することができます。
をクリックすると、実行した構成変更がすべて表示されます。
次のタスク
アプリケーションまたはコンポーネントをアプリケーション・サーバーにデプロイできます。