非永続サブスクリプションの管理
以下のタスクを使用して、存在する非永続サブスクリプションを表示したり、サブスクリプションを変更できるようにしたり、サブスクリプションを削除したりします。
このタスクについて
デフォルトのメッセージング・プロバイダーは、トピックに対する非永続サブスクリプションの使用をサポートします。 これにより、サブスクライバーは、サーバーに接続されていない間に公開されたメッセージでも、トピックに公開されたすべてのメッセージのコピーを受け取ることができます。
アプリケーションが非永続サブスクリプションを作成すると、それは、管理コンソールを使用して管理者が表示および操作することができるリストに追加されます。
各非永続サブスクリプションは、固有のサブスクリプション ID として _NON_DURABLE_NON_SHARED<number> を使用して作成されます。
各共用非永続サブスクリプションは、固有のサブスクリプション ID として clientID##subName を使用して作成されます。
各部の意味は次のとおりです。
- clientID
- 接続およびそのオブジェクトを、JMS プロバイダーのクライアントとなるアプリケーション用に保守されるメッセージと関連付けるために使用されるクライアント ID。 ランタイム管理のために非永続サブスクリプションを関連アプリケーションと関連付ける必要がある場合は、それらのアプリケーションの識別に役立つ命名規則を使用する必要があります。 クライアント ID について詳しくは、JMS 2.0 仕様のセクション 6.1.2 を参照してください。
- subName
- 指定されたクライアント ID 内で非永続サブスクリプションを一意的に識別するために、JMS 非永続サブスクリプション名が使用されます。 JMS 非永続サブスクリプション名について詳しくは、JMS 2.0 仕様のセクション 8.3.1 および 8.3.2 を参照してください。
メッセージ駆動型 Bean によって作成された非永続サブスクリプションの場合、サブスクリプション名の値は JMS アクティベーション・スペック上に設定されます。 その他の非永続サブスクリプションの場合、その値は管理者によって JMS 接続ファクトリー上に設定されます。さらに、非永続の場合は createSubscriber 操作、共用非永続の場合は createSharedConsumer 操作に対して、JMS アプリケーションによって設定されます。