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AIX、HP-UX、Linux、 Solaris、または Windows 上のアプリケーション・サーバーを使用する DB2 用データ・ソースの最小必要設定
次のプロパティーは、JDBC ドライバーの実装に関するデータベース・ベンダーの要件によって異なります。構成するデータ・ソースごとに適切なプロパティーを設定してください。 これらの設定は、AIX®、HP-UX、Linux、 Solaris、または Windows のシステムで稼働しているアプリケーション・サーバーに接続した DB2® データ・ソース用のものです。


バージョン 9 の DB2 より、Linux、 HP-UX、および Solaris システムには 64 ビット・カーネルが必要になっています。 さらに、デフォルトのインスタンス・ビットの幅は、現在、オペレーティング・システムによって 決まるようになっています。 これは、DB2 の以前のバージョンと異なる点です。 オペレーティング・システム要件におけるこれらの変更により、インスタンスのビット幅を指定する機能を提供してきた -w オプションは、db2icrt、db2ilist、および db2iupdt コマンドから除去されました。
gotcha- DB2 Using IBM® JCC Driver
- DB2 Using IBM JCC Driver (XA)
- DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー
- DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー (XA)
- $INSTHOME/sqllib/lib
- $INSTHOME/sqllib/lib32
- $INSTHOME/sqllib/lib2
- $INSTHOME/sqllib/lib64
- DB2 Using IBM JCC
Driver
このプロバイダーは、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ を使用する DB2 用 1 フェーズ・コミット JCC プロバイダーです。 IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ は、次世代の DB2 Universal JDBC ドライバーです。このプロバイダーで作成する データ・ソースは、z/OS® 用アプリケーション・サーバーでタイプ 2 JDBC ドライバーを使用しない場合は、1 フェーズ・コミット処理 のみをサポートします。タイプ 2 ドライバーを使用して z/OS 上でアプリケーション・サーバーを実行する場合、 ドライバーは RRS を使用し、2 フェーズ・コミット処理をサポートします。
このプロバイダーの特徴は、以下のとおりです。- バージョン 7.0 以降のノードでのみ構成可能です。
- 以下の 1 フェーズ・データ・ソースをサポートします。
com.ibm.db2.jcc.DB2ConnectionPoolDataSource
- 以下の JDBC ドライバー・ファイルが必要です。
- db2jcc4.jar - これは、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ の .jar ファイルです。DB2_JCC_DRIVER_PATH パス変数を db2jcc4.jar ファイルを指すように設定してください。DB2 のインストール後は、この .jar ファイルは DB2 java ディレクトリーにあります。 DB2 がインストールされていないクライアント・マシン からのタイプ 4 JDBC ドライバー・サポートの場合は、このファイルをローカル・マシンに コピーします。何らかのフィックスまたは DB2 への アップグレードをインストールする場合には、このファイルも更新する必要があります。
- db2jcc_license_cu.jar - これは、DB2 データベースへのアクセスを許可する IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ のライセンス・ファイルです。 この .jar ファイルまたは次の .jar ファイルを使用して、 データベースにアクセスします。この .jar ファイルは、アプリケーション・サーバーとともに出荷され、UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH 環境変数で定義 されたディレクトリーの中に入っています。
- db2jcc_license_cisuz.jar - これは、以下のデータベースへのアクセスを許可する IBM Data Server for JDBC and SQLJ のライセンス・ファイルです。
- DB2 Database for Linux, UNIX and Windows
- DB2 for iSeries
- DB2 for z/OS
- DB2 (VM および VSE 版)
db2jcc_license_cisuz.jar は、アプリケーション・サーバーとともに出荷されてはいません。 このファイルを db2jcc4.jar ファイルと同じディレクトリーに置くことで、DB2_JCC_DRIVER_PATH が両方のファイルを指すようにします。
- アプリケーション・サーバーで IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ が必要とするネイティブ・ファイル。 これらは、driverType が 2 に設定されている場合にのみ必要です。
- 以下のクラスパスを使用します。
${DB2_JCC_DRIVER_PATH}/db2jcc4.jar ${UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cu.jar ${DB2_JCC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cisuz.jar ${PUREQUERY_PATH}/pdq.jar ${PUREQUERY_PATH}/pdqmgmt.jar
重要: ${PUREQUERY_PATH}/pdq.jar および ${PUREQUERY_PATH}/pdqmgmt.jar は便宜上クラスパスに追加されていますが、pureQuery アプリケーションが JDBC プロバイダーを使用する場合にのみ必要です。この JDBC プロバイダーを pureQuery アプリケーションで使用している場合は、PUREQUERY_PATH 変数を IBM Optim™ pureQuery Runtime JAR ファイルが格納されているディレクトリーに設定してください。 - 以下のネイティブ・ライブラリー・パスを使用します。
driverType を 2 に設定している場合、DB2_JCC_DRIVER_NATIVEPATH 変数は DB2 クライアント・インストール済み環境で、ネイティブ・ドライバー・ライブラリーが含まれるディレクトリーに設定する必要があります。 driverType を 4 に設定している場合、ネイティブ・パスは使用されません。${DB2_JCC_DRIVER_NATIVEPATH}
- 以下の DataStoreHelper クラスが必要です。
com.ibm.websphere.rsadapter.DB2UniversalDataStoreHelper
- 有効な認証別名が必要です。
- 以下のプロパティーが必要です。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、
driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。注: データベース別名は、 実際のデータベース名の代替名です。driverType が 4 に設定されている場合は、databaseName にデータベース別名を使用できます。
- driverType - データ・ソースの JDBC 接続タイプ。 許可されている値は、2 と 4 の 2 つの値です。 タイプ 2 ドライバーを使用する場合は、この値を 2 に設定してください。 タイプ 4 を使用する場合は、この値を 4 に設定してください。
- serverName - Distributed Relational Database Architecture™ (DRDA®) サーバーの TCP/IP アドレスまたはホスト名。driverType が 4 に設定されている場合のみ、このプロパティーに値を指定します。driverType が 2 に設定されている場合、このプロパティーは不要です。
- portNumber - DRDA サーバーが存在している TCP/IP ポート番号。 driverType が 4 に設定されている場合にのみ、このプロパティーの値を指定して ください。 driverType が 2 に設定されている場合は、このプロパティーは不要です。
- useTransactionRedirect - バックエンドが、Database Partitioning Feature (DPF) を使用し、区分化キーがトランザクションを通じて一定である場合には、このプロパティーをデータ・ソース・カスタム・プロパティーとして構成します。このプロパティーを有効にすると、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ が
DB2 とのトランザクションを開始する個々の接続要求を送信する方法に影響があります。この JDBC ドライバーを起動すると、トランザクション内に送信可能なステートメントが存在する場合、
その最初のステートメントのターゲット・データを含む DPF ノードへの接続要求が送信されます。
その後、DB2 は必要に応じて別の区画に SQL ステートメントを送信します。
アプリケーション・サーバーから見れば、トランザクションは正常に進行しています。
useTransactionRedirect は、 driverType 2 のデータ・ソースにも driverType 4 のデータ・ソースにも使用できます。このプロパティーを構成するには、wsadmin スクリプト・ツールまたは管理コンソール・ページ「Java EE リソース・プロバイダーまたは接続ファクトリーのカスタム・プロパティー・コレクション」のいずれかを使用します。プロパティーに値 true を割り当てます。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、
driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。
- DB2 Using IBM JCC Driver (XA)
IBM JCC ドライバー (XA) を使用した DB2 は、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ を使用する DB2 用 2 フェーズ・コミット JCC プロバイダーです。 IBM Data Server Driver は、次世代の DB2 Universal JDBC ドライバーです。このプロバイダーで作成するデータ・ソース は、2 フェーズ・コミット処理を実行するための XA の使用をサポートします。
このプロバイダーの特徴は、以下のとおりです。- バージョン 7.0 以降のノードで構成可能です。
- 以下の 2 フェーズ・データ・ソースをサポートします。
com.ibm.db2.jcc.DB2XADataSource
- 以下の JDBC ドライバー・ファイルが必要です。
- db2jcc4.jar - これは、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ の .jar ファイルです。DB2_JCC_DRIVER_PATH パス変数を db2jcc4.jar ファイルを指すように設定してください。DB2 のインストール後は、この .jar ファイルは DB2 Java ディレクトリーにあります。 DB2 がインストールされていないクライアント・マシン からのタイプ 4 JDBC ドライバー・サポートの場合は、このファイルをローカル・マシンに コピーします。何らかのフィックスまたは DB2 への アップグレードをインストールする場合には、このファイルも更新する必要があります。 db2jcc4.jar の完全修飾パスを DB2_JCC_DRIVER_PATH 環境変数の値として指定する必要もあります。
- db2jcc_license_cu.jar - これは、DB2 データベースへのアクセスを許可するライセンス・ファイルです。 この .jar ファイルまたは次の .jar ファイルを使用して、 データベースにアクセスします。この .jar ファイルは、アプリケーション・サーバーとともに出荷され、UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH 環境変数で定義 されたディレクトリーの中に入っています。
- db2jcc_license_cisuz.jar - これは、以下のデータベースへのアクセスを許可するライセンス・ファイルです。
- DB2 Database for Linux, UNIX and Windows
- DB2 for iSeries
- DB2 for z/OS
- DB2 (VM および VSE 版)
db2jcc_license_cisuz.jar は、アプリケーション・サーバーとともに出荷されてはいません。 このファイルを db2jcc4.jar ファイルと同じディレクトリーに置くことで、DB2_JCC_DRIVER_PATH が両方のファイルを指すようにします。
- アプリケーション・サーバーで IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ が必要とするネイティブ・ファイル。 これらは、driverType が 2 に設定されている場合にのみ必要です。
- 以下のクラスパスを使用します。
${DB2_JCC_DRIVER_PATH}/db2jcc4.jar ${UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cu.jar ${DB2_JCC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cisuz.jar ${PUREQUERY_PATH}/pdq.jar ${PUREQUERY_PATH}/pdqmgmt.jar
重要: ${PUREQUERY_PATH}/pdq.jar および ${PUREQUERY_PATH}/pdqmgmt.jar は 便宜上クラスパスに追加されていますが、pureQuery アプリケーションが JDBC プロバイダーを使用する場合にのみ必要です。 この JDBC プロバイダーを pureQuery アプリケーションで使用している場合は、PUREQUERY_PATH 変数を IBM Optim pureQuery Runtime JAR ファイルが格納されているディレクトリーに設定してください。 - 以下のネイティブ・ライブラリー・パスを使用します。
driverType を 2 に設定している場合、DB2_JCC_DRIVER_NATIVEPATH 変数は DB2 クライアント・インストール済み環境で、ネイティブ・ドライバー・ライブラリーが含まれるディレクトリーに設定する必要があります。 driverType を 4 に設定している場合、ネイティブ・パスは使用されません。${DB2_JCC_DRIVER_NATIVEPATH}
- 以下の DataStoreHelper クラスが必要です。
com.ibm.websphere.rsadapter.DB2UniversalDataStoreHelper
- 有効な認証別名が必要です。
- 以下のプロパティーが必要です。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、
driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。注: データベース別名は、 実際のデータベース名の代替名です。driverType が 4 に設定されている場合は、databaseName にデータベース別名を使用できます。
- driverType - データ・ソースの JDBC 接続タイプ。 許可されている値は、2 と 4 の 2 つの値です。 タイプ 2 ドライバーを使用する場合は、この値を 2 に設定してください。 タイプ 4 を使用する場合は、この値を 4 に設定してください。
- serverName - Distributed Relational Database Architecture (DRDA) サーバーの TCP/IP アドレスまたはホスト名。driverType が 4 に設定されている場合のみ、このプロパティーに値を指定します。driverType が 2 に設定されている場合、このプロパティーは不要です。
- portNumber - DRDA サーバーが存在している TCP/IP ポート番号。 driverType が 4 に設定されている場合にのみ、このプロパティーの値を指定して ください。 driverType が 2 に設定されている場合は、このプロパティーは不要です。
- useTransactionRedirect - バックエンドが、Database Partitioning Feature (DPF) を使用し、区分化キーがトランザクションを通じて一定である場合には、このプロパティーをデータ・ソース・カスタム・プロパティーとして構成します。このプロパティーを有効にすると、IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ が
DB2 とのトランザクションを開始する個々の接続要求を送信する方法に影響があります。この JDBC ドライバーを起動すると、トランザクション内に送信可能なステートメントが存在する場合、
その最初のステートメントのターゲット・データを含む DPF ノードへの接続要求が送信されます。
その後、DB2 は必要に応じて別の区画に SQL ステートメントを送信します。
アプリケーション・サーバーから見れば、トランザクションは正常に進行しています。
useTransactionRedirect は、 driverType 2 のデータ・ソースにも driverType 4 のデータ・ソースにも使用できます。このプロパティーを構成するには、wsadmin スクリプト・ツールまたは管理コンソール・ページ「Java EE リソース・プロバイダーまたは接続ファクトリーのカスタム・プロパティー・コレクション」のいずれかを使用します。プロパティーに値 true を割り当てます。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、
driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。
- DB2 Universal JDBC Driver プロバイダー
DB2 Universal JDBC ドライバーは、 分散されたローカル DB2 アクセス に対してアーキテクチャー中立な JDBC ドライバーです。 Universal ドライバーのアーキテクチャーは、特定の JDBC ドライバー接続またはターゲット・プラットフォームに左右されないため、Java 接続 (タイプ 4) または Java Native Interface (JNI) ベースの接続 (タイプ 2) の両方が、DB2 に対する単一ドライバー・インスタンスで使用できます。
このプロバイダーの特徴は、以下のとおりです。- アプリケーションは 、JDBC アクセスと SQLJ (Structured Query Language in Java) アクセスの両方を使用することができます。
- 以下の 1 フェーズ・データ・ソースをサポートします。
com.ibm.db2.jcc.DB2ConnectionPoolDataSource
- 以下の JDBC ドライバー・ファイルが必要です。
- db2jcc.jar - DB2 のインストール後は、この .jar ファイルは DB2 java ディレクトリーにあります。 DB2 がインストールされていないクライアント・マシン からのタイプ 4 JDBC ドライバー・サポートの場合は、このファイルをローカル・マシンに コピーします。何らかのフィックスまたは DB2 への アップグレードをインストールする場合には、このファイルも更新する必要があります。 また、db2jcc.jar ファイルを指すように、path 変数の DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH を設定する必要があります。
- db2jcc_license_cu.jar - これは、DB2 Universal Database へのアクセスを許可する DB2 Universal JDBC ドライバーのライセンス・ファイルです。この .jar ファイルまたは次の .jar ファイルを使用して、 データベースにアクセスします。この .jar ファイルは、アプリケーション・サーバーとともに 出荷され、${UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH} 環境変数で定義 されたディレクトリーの中に入っています。
- db2jcc_license_cisuz.jar - これは、DB2 Universal JDBC Driver ライセンス・ファイル
であり、以下のデータベースへのアクセスを許可します。
- DB2 Universal
- DB2 for iSeries
- DB2 for z/OS
- DB2 (VM および VSE 版)
db2jcc_license_cisuz.jar は、アプリケーション・サーバーとともに出荷されてはいません。 このファイルを db2jcc.jar ファイルと同じディレクトリー に置くことで、DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH が両方のファイルを指すようにします。
- 以下のクラスパスを使用します。
${DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc.jar ${UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cu.jar ${DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cisuz.jar
- 以下の DataStoreHelper クラスが必要です。
com.ibm.websphere.rsadapter.DB2UniversalDataStoreHelper
- 有効な認証別名が必要です。
- 以下のプロパティーが必要です。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、
driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。注: データベース別名は、 実際のデータベース名の代替名です。driverType が 4 に設定されている場合は、databaseName にデータベース別名を使用できます。
- driverType - データ・ソースの JDBC 接続タイプ。 許可されている値は 2 と 4 の 2 つです。Universal JDBC Driver タイプ XA 2 を使用する場合は、この値を 2 に設定します。Universal JDBC Driver タイプ XA 4 を使用する場合は、この値を 4 に設定します。
- serverName - Distributed Relational Database Architecture (DRDA) サーバーの TCP/IP アドレスまたはホスト名。driverType が 4 に設定されている場合のみ、このプロパティーに値を指定します。driverType が 2 に設定されている場合、このプロパティーは不要です。
- portNumber - DRDA サーバーが存在している TCP/IP ポート番号。 driverType が 4 に設定されている場合にのみ、このプロパティーの値を指定して ください。 driverType が 2 に設定されている場合は、このプロパティーは不要です。
- useTransactionRedirect - バックエンドが、DB2 UDB
バージョン 8.2 フィックスパック 10 の Database Partitioning Feature (DPF) を使用し、
区分化キーがトランザクションを通じて一定である場合には、
このプロパティーをデータ・ソース・カスタム・プロパティーとして構成します。
このプロパティーを有効にすると、
DB2 Universal
JDBC ドライバーが DB2 を使用してトランザクションを開始する個々の接続要求を送信する方法に
影響が出ます。この JDBC ドライバーを起動すると、トランザクション内に送信可能なステートメントが存在する場合、
その最初のステートメントのターゲット・データを含む DPF ノードへの接続要求が送信されます。
その後、DB2 は必要に応じて別の区画に SQL ステートメントを送信します。
アプリケーション・サーバーから見れば、トランザクションは正常に進行しています。
useTransactionRedirect は、 driverType 2 のデータ・ソースにも driverType 4 のデータ・ソースにも使用できます。このプロパティーを構成するには、wsadmin スクリプト・ツールまたは管理コンソール・ページ「Java EE リソース・プロバイダーまたは接続ファクトリーのカスタム・プロパティー・コレクション」のいずれかを使用します。プロパティーに値 true を割り当てます。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、
driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。
- IBMDB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー (XA)
DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダー (XA) は、分散された ローカル DB2 アクセス に対してアーキテクチャー中立な JDBC プロバイダーです。IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ は、次世代の DB2 Universal JDBC ドライバーです。このプロバイダーを Java 接続に使用するか、Java Native Interface (JNI) ベースの接続に使用するかどうかは、実行している DB2 のバージョンに応じて決まります。 アプリケーション・サーバーのバージョン 6.0 以降は、DB2 8.1 フィックスパック 6 を必要とします。DB2 のこのバージョンは Java Native Interface (JNI) ベースの接続 (タイプ 2) ドライバーの XA 接続のみをサポートします。 タイプ 4 ドライバーで XA 接続を使用するためには、DB2 8.1 フィックスパック 7 またはそれ以上が必要です。
このプロバイダーの特徴は、以下のとおりです。- アプリケーションは JDBC アクセスと SQLJ アクセスの両方を使用することができます。
- 2 フェーズ・データ・ソースをサポートします。
com.ibm.db2.jcc.DB2XADataSource
- 以下の JDBC ドライバー・ファイルが必要です。
- db2jcc.jar - これは、DB2 Universal JDBC ドライバーの .jar ファイルです。 DB2 のインストール後は、この .jar ファイルは DB2 Java ディレクトリーにあります。 DB2 がインストールされていないクライアント・マシン からのタイプ 4 JDBC ドライバー・サポートの場合は、このファイルをローカル・マシンに コピーします。何らかのフィックスまたは DB2 への アップグレードをインストールする場合には、このファイルも更新する必要があります。 db2jcc.jar の完全修飾パスを DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH 環境変数の値として指定する必要もあります。
- db2jcc_license_cu.jar - これは、DB2 Universal Database へのアクセスを 許可する DB2 Universal JDBC ドライバーの ライセンス・ファイルです。この .jar ファイルまたは次の .jar ファイルを使用して、 データベースにアクセスします。この .jar ファイルは、アプリケーション・サーバーとともに出荷 され、app_server_root/universalDriver/lib ディレクトリーにあります。
- db2jcc_license_cisuz.jar - これは、DB2 Universal JDBC Driver ライセンス・ファイル
であり、以下のデータベースへのアクセスを許可します。
- DB2 Universal
- DB2 for iSeries
- DB2 for z/OS
- DB2 (VM および VSE 版)
特定のデータベース・バックエンドにアクセスするには、正しいライセンス .jar ファイルを使用する必要があります。
- アプリケーション・サーバーで DB2 Universal JDBC ドライバーが必要とする ネイティブ・ファイル。
- 以下のクラスパスを使用します。
${DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc.jar ${UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cu.jar ${DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_PATH}/db2jcc_license_cisuz.jar ${DB2UNIVERSAL_JDBC_DRIVER_NATIVEPATH}
- 以下の DataStoreHelper クラスが必要です。
com.ibm.websphere.rsadapter.DB2UniversalDataStoreHelper
- 有効な認証別名が必要です。
- 以下のプロパティーが必要です。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。注: データベース別名は、 実際のデータベース名の代替名です。driverType が 4 に設定されている場合は、databaseName にデータベース別名を使用できます。
- driverType - データ・ソースの JDBC 接続タイプ。 許可されている値は、2 と 4 の 2 つの値です。 Universal JDBC ドライバー・タイプ 2 XA を使用する場合は、この値を 2 に設定してください。 Universal JDBC ドライバー・タイプ 4 XA (DB2 8.1 フィックスパック 7 以降を必要とする) を使用する場合は、この値を 4 に 設定してください。
- serverName - Distributed Relational Database Architecture (DRDA) サーバーの TCP/IP アドレスまたはホスト名。driverType が 4 に 設定されている場合のみ、このプロパティーに値を指定します。driverType が 2 に設定されている場合、このプロパティーは不要です。
- portNumber - DRDA サーバーが存在している TCP/IP ポート番号。 driverType が 4 に設定されている場合にのみ、このプロパティーの値を指定して ください。driverType が 2 に設定されている場合は、このプロパティーは不要です。
- useTransactionRedirect - バックエンドが、DB2 UDB
バージョン 8.2 フィックスパック 10 の Database Partitioning Feature (DPF) を使用し、
区分化キーがトランザクションを通じて一定である場合には、
このプロパティーをデータ・ソース・カスタム・プロパティーとして構成します。
このプロパティーを有効にすると、
DB2 Universal
JDBC ドライバーが DB2 を使用してトランザクションを開始する個々の接続要求を送信する方法に
影響が出ます。この JDBC ドライバーを起動すると、トランザクション内に送信可能なステートメントが存在する場合、
その最初のステートメントのターゲット・データを含む DPF ノードへの接続要求が送信されます。
その後、DB2 は必要に応じて別の区画に SQL ステートメントを送信します。
アプリケーション・サーバーから見れば、トランザクションは正常に進行しています。
useTransactionRedirect は、 driverType 2 のデータ・ソースにも driverType 4 のデータ・ソースにも使用できます。このプロパティーを構成するには、wsadmin スクリプト・ツールまたは管理コンソール・ページ「Java EE リソース・プロバイダーまたは接続ファクトリーのカスタム・プロパティー・コレクション」のいずれかを使用します。プロパティーに値 true を割り当てます。
- databaseName - driverType が 4 に設定されている場合は、実際のデータベース名 (またはデータベース別名) であり、driverType が 2 に設定されている場合は、ローカルでカタログされたデータベース名です。