ジョブ管理コンソール

ジョブ管理コンソールは、サブミット、モニター、スケジュール、および管理などのジョブ操作を実行する場合に使用できるスタンドアロンの Web インターフェースです。

ジョブ管理コンソールは、ジョブを管理するためのものです。セキュリティーが有効になっている場合には、このコンソールへのアクセスを制御できます。

ジョブ管理コンソールにアクセスできるのは、管理コンソールを通じて lrsubmitter ロール、lradmin ロール、またはその両方のロールが付与された許可ユーザーのみです。

ロール・ベース・セキュリティーが有効な場合、ジョブ管理コンソールにアクセスするためには、管理コンソールによって lrsubmitter ロール、lradmin ロール、または lrmonitor ロールが付与されている必要があります。 グループ・ベース・セキュリティーが有効な場合、ジョブ管理コンソールにアクセスするためには、 ジョブのユーザー・グループ、または管理グループに属していなければなりません。

有効なセキュリティーがグループとロールに基づく場合、 ジョブ管理コンソールにアクセスするためには、適切なグループに属していて、適切なロールでなければなりません。 ジョブのユーザー・グループ、または管理グループに属していなければなりません。 また、lrsubmitter ロール、lradmin ロール、または lrmonitor ロールであることも必要です。

ジョブ管理コンソールを使用して、以下の操作を行うことができます。
  • ジョブのサブミット
  • ジョブ実行のモニター
  • ジョブに対する操作アクションの実行
  • ジョブ・ログの表示
  • ジョブ・リポジトリーの管理
  • ジョブ・スケジュールの管理
ジョブ管理コンソールで実行できる具体的なアクションとして、以下のようなものがあります。
  • 希望の処理時間を指定したジョブ・スケジュールのサブミット
  • 例えば、日または週の特定時刻に実行あるいは再実行できるようにするジョブ・スケジュールの構成
  • ジョブ実行の開始日時を指定して、ジョブ実行依頼の遅延を選択
ジョブ管理コンソールにアクセスするには、次のようにします。
  1. ジョブ・スケジューラーを構成します。
  2. ジョブ・スケジューラーが実行されていることを確認します。

    ジョブ・スケジューラーがインストールされているアプリケーション・サーバーまたはクラスター・メンバーの状況フィールドに開始済みアイコンがあれば、ジョブ・スケジューラーは通常実行中です。 ただし、ジョブ・スケジューラーに問題があり、開始されない場合もあります。 ジョブ・スケジューラーが開始されているかどうかは、ログ・ファイルを調べることで確認できます。

  3. ブラウザーで、Web アドレス http://<job scheduler server host>:<port>/jmc と入力します。
  4. オンデマンド・ルーター (ODR) がセルに定義されている場合、Web アドレス http://<odr host>:80/jmc を入力します。
  5. ジョブ管理コンソールにアクセスできない場合は、該当するログを確認します。 Web アドレスでサーバーを指定した場合、サーバーのログを確認します。 Web アドレスでクラスター・メンバーを指定した場合、クラスター・メンバーのログを確認します。

ジョブ管理コンソールのフィールドのヘルプにアクセスするには、各ジョブ管理パネルの ? をクリックします。


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