deleteWSGWInstance コマンド
deleteWSGWInstance コマンドを使用して、ゲートウェイ・インスタンスを削除します。
このトピックで説明されているように wsadmin ツールを使用するか、ゲートウェイ・インスタンスの削除で説明されているように管理コンソールを使用して、 ゲートウェイ・インスタンスを削除することができます。
コマンドを実行するには、wsadmin スクリプト・クライアントの AdminTask オブジェクトを使用します。
wsadmin スクリプト・クライアントは Qshell から実行されます。.
詳しくは、wsadmin スクリプトを使用した WebSphere スクリプトを実行するための Qshell の構成.
サービス統合バスのコマンドには、コマンド行ヘルプが用意されています。
- 使用可能なゲートウェイ・コマンドのリストと、各コマンドの簡単な説明を見るには、wsadmin プロンプトで以下のコマンドを入力します。
print AdminTask.help('WSGateway')
- 特定のコマンドの概要ヘルプの場合は、wsadmin プロンプトで以下のコマンドを入力します。
print AdminTask.help('command_name')
コマンドの使用後に、マスター構成に変更を保存します。次のコマンドを使用します。
AdminConfig.save()
目的
このコマンドは、ゲートウェイ・インスタンスを削除します。
ターゲット・オブジェクト
WSGWInstance オブジェクトの ObjectName
このコマンドは、以下のオブジェクトを削除します。
- ゲートウェイ・インスタンス。
- ゲートウェイ・インスタンスにデプロイされたすべてのゲートウェイ・サービスおよびプロキシー・サービス。
- ゲートウェイ・サービスにデプロイされたすべてのターゲット・サービス。
- 管理コンソールの「新規ゲートウェイ・サービスの作成」 ウィザードを使用してゲートウェイ・サービスを作成する際に作成済みのアウトバウンド・サービス。
注: WebSphere® Application Server
バージョン 5.1 のゲートウェイでは、メッセージの記録、それらの内容の変換、または着信要求の終了などのタスクでフィルターを使用しました。
フィルターを含む バージョン 5.1 のゲートウェイを バージョン 6 にマイグレーションした際に、バージョン 6 環境で既存の バージョン 5.1 ゲートウェイ・フィルターをサポートするために「StorageQueue」宛先が作成されました。バージョン 7.0 以降 ではこれらの宛先を使用しませんが、関連付けられているゲートウェイを削除しても、これらの宛先は自動的には除去されません。
これらの宛先を手動で検出および除去する詳細については、
対応するトラブルシューティングのヒントを参照してください。
パラメーター
なし。
例
- Jython の使用:
AdminTask.deleteWSGWInstance(wsgw)
- Jacl を使用:
$AdminTask deleteWSGWInstance $wsgw