[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

プロファイル: ファイル・システム要件

プロファイルを作成するディレクトリーでは、最小限のスペースが使用可能である必要があります。

プロファイルを作成するだけの十分なスペースがない場合は、エラーが発生することがあります。 特定のプロファイルで必要な最小限のスペースに加えて、追加のスペースが 40 MB あることを確認してください。 40 MB のスペースは、ログ・ファイルと一時ファイルのために使用されます。

表 1. スペース所要量.

以下の表に、 さまざまなプロファイルおよびサーバー・タイプのスペース所要量を示します。

プロファイルまたはサーバー・タイプ 必要なスペース
アプリケーション・サーバー 200 MB
デプロイメント・マネージャー 30 MB
管理エージェント 30 MB
ジョブ・マネージャー 30 MB
カスタム 10 MB
セル 230 MB
セキュア・プロキシー 5 MB
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]

ファイル・システムのスペースが不足している状態

プロファイル管理ツール および manageprofiles コマンドは、 プロファイルの作成を開始する前に、プロファイルの作成に必要なファイル・システム・スペースの量が 使用可能であるかどうかをチェックします。ただし、ファイル・システム・スペースの不足により、 プロファイル作成が失敗する可能性も、 わずかではありますが存在します。 このような失敗は、以下のような状態で発生する場合があります。

  • プロファイル管理ツールまたは manageprofiles コマンドのいずれかがファイル・システムへの書き込みを行うのと同時に、 ファイル・システム・スペースを占有するようなアクション (ファイルのコピーなど) を 別のユーザーが実行した場合。
  • プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンドの いずれかが、プロファイルを作成するために、 ディスクへの書き込みを行うのと同時に、 別のプログラムがディスクへの書き込みを行った場合。
  • プロファイル管理ツール は、 作成したログとプロファイルを、 同じファイル・システム上に同時に書き込みます。
  • manageprofiles コマンドは、 作成したログとプロファイルを、 同じファイル・システム上に同時に書き込みます。
プロファイルの作成が失敗しないようにするには、 次の手順を使用することをお勧めします。
  • プロファイル作成用に、十分な一時スペースを割り振ります。 プロファイル作成のログ用にも、ある程度の一時スペースが必要になります。 これらのログは、 プロファイルを作成したファイル・システムとは別のファイル・システムに、 置くことができます。
  • プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンドのいずれかでプロファイルを作成するときは、 他のプログラムがファイル・システム・スペースに書き込みを行わないようにします。
  • プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンド のいずれかでプロファイルを作成するときは、 ファイル・システム・スペースを占有するようなアクションを 実行しないようにします。
[IBM i]

ファイル・システムのスペースが不足している状態

manageprofiles コマンドは、 プロファイルの作成を開始する前に、プロファイルの作成に必要なファイル・システム・スペースの量が 使用可能であるかどうかをチェックします。 ただし、ファイル・システム・スペースの不足により、 プロファイル作成が失敗する可能性も、 わずかではありますが存在します。 このような失敗は、以下のような状態で発生する場合があります。

  • manageprofiles コマンドがファイル・システムへの書き込みを行うのと同時に、 ファイル・システム・スペースを占有するようなアクション (ファイルのコピーなど) を 別のユーザーが実行した場合。
  • manageprofiles コマンドが プロファイルを作成するために、 ディスクへの書き込みを行うのと同時に、 別のプログラムがディスクへの書き込みを行った場合。
  • manageprofiles コマンドは、 作成したログとプロファイルを、 同じファイル・システム上に同時に書き込みます。
プロファイルの作成が失敗しないようにするには、 次の手順を使用することをお勧めします。
  • プロファイル作成用に、十分な一時スペースを割り振ります。 プロファイル作成のログ用にも、ある程度の一時スペースが必要になります。 これらのログは、 プロファイルを作成したファイル・システムとは別のファイル・システムに、 置くことができます。
  • manageprofiles コマンドでプロファイルを作成するときは、 他のプログラムがファイル・システム・スペースに 書き込みを行わないようにします。
  • manageprofiles コマンドで プロファイルを作成するときは、 ファイル・システム・スペースを占有するようなアクションを 実行しないようにします。
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]

セル・プロファイル作成時における、manageprofiles コマンドと プロファイル管理ツールの相違

manageprofiles コマンドおよびプロファイル管理ツールは、 いずれも、 フェデレーテッド・アプリケーション・サーバー・プロファイルと デプロイメント・マネージャー・プロファイルの両方を含む、セル・プロファイルを作成できます。 ただし、プロファイル管理ツールと manageprofiles コマンドでは、セル・プロファイルの作成方法が異なります。 セル・プロファイルを作成するために必要となる、 使用可能なファイル・システム・スペースを理解する上で、 この違いは重要です。 プロファイル管理ツールを使用して、セル・プロファイルを 1 つのパスで作成できます。 この場合は、セル・プロファイルを作成するために、230 MB のファイル・システム・スペースが必要になります。 ただし、manageprofiles コマンドを使用して、プロファイル管理ツールと同等のセル・プロファイルを作成するには、セル・デプロイメント・マネージャー・プロファイルおよびセル・ノード・プロファイルの 2 つの個別のプロファイルを作成する必要があります。 必要なファイル・システム・スペースは、セル・デプロイメント・マネージャー・プロファイルでは 30 MB、セル・ノード・プロファイルでは 200 MB です。


トピックのタイプを示すアイコン 参照トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rpro_diskspace
ファイル名:rpro_diskspace.html