永続サブスクリプションの管理
以下のタスクを使用して、存在する永続サブスクリプションを表示する、サブスクリプションを変更できるようにする、またはサブスクリプションを削除します。
このタスクについて
デフォルトのメッセージング・プロバイダーは、トピックに対する永続サブスクリプションの使用をサポートします。これにより、サブスクライバーは、サーバーに接続されていない間に公開されたメッセージでも、トピックに公開されたすべてのメッセージのコピーを受け取ることができます。
アプリケーションが永続サブスクリプションを作成すると、その永続サブスクリプションは、管理コンソールを使用して
管理者が表示および操作することができるリストに追加されます。各永続サブスクリプションは、固有のサブスクリプション ID
clientID##subName で作成されます。各部の意味は次のとおりです。
- clientID
- 接続およびそのオブジェクトを、(JMS プロバイダーのクライアントとして) アプリケーション用に保守されたメッセージと関連付けるために使用されるクライアント ID。永続サブスクリプションをランタイム管理用の関連アプリケーションに関連付ける必要がある場合は、命名規則を使用して、アプリケーションを特定しやすくする必要があります。 クライアント ID について詳しくは、JMS 1.1 仕様のセクション 4.3.2 を参照してください。
- subName
- 指定されたクライアント ID 内で永続サブスクリプションを一意的に識別するために使用する JMS 永続サブスクリプション名。JMS 永続サブスクリプション名について詳しくは、JMS 1.1 仕様のセクション 6.11.1 を参照してください。
メッセージ駆動型 Bean によって作成された永続サブスクリプションの場合、サブスクリプション名の値は JMS アクティベーション・スペック上に設定されます。その他の永続サブスクリプションの場合、その値は JMS 接続ファクトリーの管理者と createDurableSubscriber オペレーション上の JMS アプリケーションによって設定されます。
注: WAS_HOME/temp ディレクトリー内の server_name-durableSubscriptions.ser ファイルは、メッセージ駆動型 Bean の永続サブスクリプションを追跡するために、メッセージング・サービスが使用します。メッセージ駆動型 Bean を含むアプリケーションをアンインストールすると、このファイルは、永続サブスクリプションのアンサブスクライブに使用されます。WAS_HOME/temp ディレクトリー、またはその中の他のファイルを削除する必要がある場合、このファイルを保存していることを確認してください。