JCA ライフサイクル管理
このページを使用して、データ・ソースおよび接続ファクトリー MBean で JCA ライフサイクル管理の操作を行います。これらの管理操作により、対応するデータ・ソースおよび接続ファクトリー のリソースのランタイム状況を制御することができます。
この管理コンソール・ページは、管理するデータ・ソースまたは
J2C 接続ファクトリーに応じて、別々のロケーションで表示することができます。
以下に例を示します。
- 接続ファクトリーの場合: 「Manage state」をクリックします。 をクリックします。管理する接続ファクトリー構成を選択し、
- データ・ソースの場合、「Manage state」をクリックします。 をクリックします。管理するデータ・ソース構成を選択し、
この管理コンソール・ページを使用するためのガイドラインは、以下のとおりです。
- テーブルには、以前のコンソール・ページでユーザーが選択したデータ・ソースまたは接続ファクトリーに対応する MBeans のリストが表示されます。 これらの MBeans には、バージョン 6.0.2 以降のアプリケーション・サーバーとの 互換性があります。
- JCA ライフサイクル管理アクションは、アクティブ状態の MBean でのみ実行することができます。 このコンテキストでは、対応するデータ・ソースまたは接続ファクトリーのリソースでアプリケーションが Java™ Naming and Directory Interface (JNDI) 名前空間の検索を実行するときに、MBean はアクティブと見なされます。
- MBean を一時停止すると、データベースなど、バックエンドへのアウトバウンド通信が停止されます。 このアクションは、選択されたサーバー上のリソースを使用するすべてのアプリケーションに影響します。
一時停止
選択した MBean を一時停止することを指定します。MBean を一時停止すると、バックエンド・リソースへのアウトバウンド通信が停止されます。このアクションは、選択したサーバー上のリソースを使用するすべてのアプリケーションに影響します。
再開
選択した MBean を再開することを指定します。MBean を再開すると、バックエンド・リソースへのアウトバウンド通信が可能になります。 このアクションは、選択されたサーバー上のリソースを使用するすべてのアプリケーションに影響します。
パージ
指定されたデータ・ソースまたは接続ファクトリーの接続プールの内容をパージすることを指定します。プールのパージは、継続中のトランザクションには影響しません。
名前 (JNDI 名)
接続ファクトリーまたはデータ・ソース構成の名前と、その後に、括弧で囲んだ Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。
実行中オブジェクト有効範囲
接続ファクトリーまたはデータ・ソース MBean を実行中のサーバーを指定します。
Status
接続ファクトリーまたはデータ・ソース MBean の状態を指定します。
指定可能な値は以下のとおりです。
状態 | 指示 |
---|---|
ACTIVE |
この状態で、MBean に対し、PAUSE の JCA ライフサイクル管理操作を適用することができます。 |
PAUSED |
この状態で、MBean に対し、RESUME の JCA ライフサイクル管理操作を適用することができます。 |
NOT_ACCESSED |
この状態で、MBean に対し、JCA ライフサイクル管理操作を適用することはできません。 |