複数のセキュリティー・ドメイン環境でメディエーションを実行する場合のバスの構成

このタスクでは、異なるセキュリティー・ドメイン内のバス・メンバー上でメディエーションを実行できるように、セキュア・バスを構成します。

始める前に

セキュア・バスは、非グローバル・セキュリティー・ドメインを使用するように構成する必要があります。複数のセキュリティー・ドメインを使用するバスの保護について詳しくは、バスの保護を参照してください。

このタスクについて

バス・トポロジーに異なるセキュリティー・ドメインのバス・メンバーが含まれている場合には、サーバー ID に基づいてメディエーションを実行できるようにバスを構成することができます。つまり、メディエーションを任意のドメイン内の任意のサーバー上で実行できるようにするということです。メディエーションごとの専用ユーザー ID をユーザー・リポジトリーに追加したり、メディエーション認証別名を保持したりする必要はありません。

以下のようにして、管理コンソールを使用して、メディエーションを実行するようにセキュア・バスを構成してください。

手順

  1. ナビゲーション・ペインで、「サービス統合 ->「バス」 ->「security_value」をクリックします。 選択したバスのセキュリティー設定が表示されます。
  2. 「メディエーションの実行時にサーバー ID を使用する (Use the Server ID when running mediations)」オプションを選択します。
  3. 適用」をクリックします。
  4. 変更をマスター構成に保存します。

タスクの結果

これで、複数のセキュリティー・ドメイン内のサーバーでメディエーションを実行するようにバスを構成することができました。

次のタスク

管理コンソールを使用して、バス・コネクター・ロールに属しているユーザーおよびグループを管理することによって、バスへのアクセスを制御できます。

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