ノード管理スクリプト
スクリプト・ライブラリーでは、サーバーの構成を自動化する複数のスクリプト・プロシージャーが利用可能です。 ノード構成の照会、構成、および管理を行うスクリプトの使用法を参照してください。各スクリプトを個別に実行することも、いくつかのプロシージャーを組み合わせて、ご使用の環境に合わせたカスタム自動化スクリプトを作成することもできます。
configureDiscoveryProtocolOnNode
このスクリプトは、対象のノードのディスカバリー・プロトコルを構成します。 ノードによって使用されるディスカバリー・プロトコルがこのノードに適合しない場合は、適合するプロトコルが使用されるように構成を変更してください。
引数 | 説明 |
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nodeName | ノードの名前を指定します。ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は通常、コンピューターのホスト名と同じです。 すなわち、ノードは通常、 固有の IP ホスト・アドレスを持つ、物理的なコンピューター・システムに対応しています。 |
discoveryProtocol | ノードがネットワークから情報を検索するために従うプロトコルを指定します。 「ディスカバリー・プロトコル」設定は、管理対象ノードに対してのみ有効です。 伝送制御プロトコル (TCP) または User Datagram Protocol (UDP) を指定します。UDP は TCP よりも高速ですが、UDP は宛先へのデータグラムのデリバリーを保証しないため、 TCP の方が UDP より信頼性があります。これらの 2 種類のプロトコルのうちでは、TCP のデフォルトが推奨されます。 |
構文
AdminNodeManagement.configureDiscoveryProtocolOnNode(nodeName, discoveryProtocol)
使用例
AdminNodeManagement.configureDiscoveryProtocolOnNode("myNode", "UDP")
doesNodeExist
引数 | 説明 |
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nodeName | 照会するノードの名前を指定します。ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は通常、コンピューターのホスト名と同じです。 すなわち、ノードは通常、 固有の IP ホスト・アドレスを持つ、物理的なコンピューター・システムに対応しています。 |
構文
AdminNodeManagement.doesNodeExist("nodeName")
使用例
AdminNodeManagement.doesNodeExist("myNode")
isNodeRunning
引数 | 説明 |
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nodeName | 対象のノードの名前を指定します。 ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は通常、コンピューターのホスト名と同じです。 すなわち、ノードは通常、 固有の IP ホスト・アドレスを持つ、物理的なコンピューター・システムに対応しています。 |
構文
AdminNodeManagement.isNodeRunning(nodeName)
使用例
AdminNodeManagement.isNodeRunning("myNode")
listNodes
このスクリプトは、ご使用の環境にあるノードのリストを表示します。
構文
AdminNodeManagement.listNodes()
使用例
AdminNodeManagement.listNodes()
restartActiveNodes
このスクリプトは、ご使用の環境でノード・エージェントの状態が始動済みになっているノードを再始動します。
構文
AdminNodeManagement.restartActiveNodes()
使用例
AdminNodeManagement.restartActiveNodes()
restartNodeAgent
このスクリプトは、対象のノード・エージェントを再始動します。ノード・エージェントは、ホスト・システム上のアプリケーション・サーバーをモニターし、 管理要求をサーバーに発送する管理エージェントです。 ノード・エージェントは、WebSphere® Application Server Network Deployment 環境のノードを表す稼働中のサーバーです。
引数 | 説明 |
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nodeName | 再始動するノードの名前を指定します。ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は通常、コンピューターのホスト名と同じです。 すなわち、ノードは通常、 固有の IP ホスト・アドレスを持つ、物理的なコンピューター・システムに対応しています。 |
構文
AdminNodeManagement.restartNodeAgent(nodeName)
使用例
AdminNodeManagement.restartNodeAgent("myNode")
stopNode
このスクリプトは、指定されたノードを停止します。このスクリプト では、デプロイメント・マネージャーおよび指定されたノードが実行中であることが 必要です。通常、HTTP サーバーも実行中である必要があります。
引数 | 説明 |
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nodeName | 停止するノードの名前を指定します。ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は通常、コンピューターのホスト名と同じです。 すなわち、ノードは通常、 固有の IP ホスト・アドレスを持つ、物理的なコンピューター・システムに対応しています。 |
構文
AdminNodeManagement.stopNode(nodeName)
使用例
AdminNodeManagement.stopNode("myNode")
stopNodeAgent
このスクリプトは、対象のノード・エージェントを停止します。ノード・エージェントは、ホスト・システム上のアプリケーション・サーバーをモニターし、 管理要求をサーバーに発送する管理エージェントです。 ノード・エージェントは、WebSphere Application Server Network Deployment 環境のノードを表す稼働中のサーバーです。
引数 | 説明 |
---|---|
nodeName | ノードの名前を指定します。ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は通常、コンピューターのホスト名と同じです。 すなわち、ノードは通常、 固有の IP ホスト・アドレスを持つ、物理的なコンピューター・システムに対応しています。 |
構文
AdminNodeManagement.stopNodeAgent(nodeName)
使用例
AdminNodeManagement.stopNodeAgent("myNode")
syncActiveNodes
このスクリプトは、構成変更をご使用の環境内の各アクティブ・ノードに伝搬させます。 デフォルトでは、この状態はノードとデプロイメント・マネージャーとの通信が 可能である限り、定期的に発生します。
構文
AdminNodeManagement.syncActiveNodes()
使用例
AdminNodeManagement.syncActiveNodes()
syncNode
このスクリプトは、構成変更を対象のノードに伝搬させます。 デフォルトでは、この状態はノードとデプロイメント・マネージャーとの通信が 可能である限り、定期的に発生します。
引数 | 説明 |
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nodeName | ノードの名前を指定します。ノード名はセル内で固有でなければなりません。 ノード名は通常、コンピューターのホスト名と同じです。 すなわち、ノードは通常、 固有の IP ホスト・アドレスを持つ、物理的なコンピューター・システムに対応しています。 |
構文
AdminNodeManagement.syncNode(nodeName)
使用例
AdminNodeManagement.syncNode("myNode")