ヘルス管理モニターはデフォルトで使用可能になっています。ヘルス管理モニターを使用可能または使用不可にすることができます。
始める前に
ヘルス・モニターは、ヘルス・ポリシーを使用します。ヘルス・ポリシーは、ヘルス条件とヘルス・アクションを組み合わせたものです。
ヘルス条件は、システムがメモリー・リークなどからシステム自身を保護するためのトリガーを定義します。ヘルス・アクションは、ヘルス条件がトリガーされた場合にシステムが実行する特定の手順です。例えば、
メモリー・リーク条件に対応するヘルス・アクションを、関連サーバーの再始動
にすることができます。多数の事前定義済みのヘルス条件が製品と共にインストール
されます。事前定義済みのヘルス条件を使用して、デフォルトのヘルス・ポリシー
を作成できます。これらの広範囲なデフォルトのヘルス・ポリシーに加えて、ご使用の環境に適用する具体的なポリシーを定義できます。デフォルトのヘルス・ポリシー
について詳しくは、『ヘルス管理』を参照してください。詳しくは、『ヘルス・ポリシーの作成』を
参照してください。
管理のロールに応じて、オートノミック・マネージャーの
構成時に特定の特権が許可されます。次のリストに、オートノミック・マネージャーの構成のための管理のロールと特権を示します。
モニター: 情報を
表示できます。
オペレーター:「構成」タブで情報を表示できます。
「ランタイム」タブでは設定を変更できます。
コンフィギュレーター: 構成を
変更できますが、ランタイム設定を変更することはできません。
管理者: すべての特権を持ちます。
このタスクについて
ヘルス管理はデフォルトで使用可能になっています。ヘルス管理を使用して、メモリー・リークやアプリケーションのハングなど、ユーザーによる多くのアプリケーション誤動作からシステムをプロテクトしてください。ヘルス管理は、
ヘルス・ポリシーを使用して条件のセットを定義します。
Intelligent Management は、ヘルス条件を使用してシステムの正常性を
モニターします。
手順
- 管理コンソールで、とクリックします。
- ヘルス・モニターの使用可能化または使用不可化。 チェック・ボックス
が選択されていると、環境のヘルス条件がモニターされます。チェック・ボックスを選択しないと、
ヘルス・モニターはオフになります。
タスクの結果
ヘルス管理が使用可能にされると、システムはヘルス・ポリシーで定義された条件
が発生しないかモニターされます。
次のタスク
その他のヘルス・モニター設定を管理してください。詳しくは、
『ヘルス管理のモニターおよびチューニング』および『
HmmControllerProcs.jacl スクリプト』を参照してください。