WebSphere Application Server での Common Base Event のロギング
WebSphere® Application Server は、 基本ロギング・フレームワーク内の Common Base Event を使用します。Common Base Event は明示的に作成し、Java™ ロギング API を通して記録したり、Java ロギング API を直接使用して暗黙的に作成することができます。
このタスクについて
重要: Common Base Events のロギングは、High Performance Extensible Logging (HPEL) のログとトレース・モードではサポートされません。
イベント とはアプリケーションまたはアプリケーション・サーバーからの通知で、特定の問題や状態に関連する情報を報告するものです。 Common Base Event はこれらのイベント通知に関する標準的な構造をユーザーに提供するので、ユーザーはさまざまなアプリケーションから受け取るイベントを相互に関連付けることができます。 Common Base Event を記録してさまざまなソースからのイベントを収集することで、アプリケーション環境内の問題を修正したり、システム・パフォーマンスを調整したりできます。
Common Base Event の作成を目的として、アプリケーション・サーバー環境は、 Common Base Event ファクトリーにコンテンツ・ハンドラーを提供し、 このコンテンツ・ハンドラーがランタイム・データとテンプレート・データ の両方を Common Base Event に提供します。