ジョブ状況の確認
柔軟な管理環境では、全体的なジョブの状況、特定ジョブのターゲットの状況、 およびターゲットのジョブ・ヒストリーを確認できます。 ジョブ状況コレクション・ページ で、ジョブの中断、再開、または削除を行うことができます。
始める前に
ジョブの状況を確認するには、あらかじめ 1 つ以上のターゲットをジョブ・マネージャーに登録し、ターゲットのジョブをサブミットしておく必要があります。
始動済みのジョブの中断、中断したジョブの再開、 または選択したジョブの削除を行うには、ユーザー ID にオペレーターのロールが許可されている必要があります。
このタスクについて
ジョブ・マネージャー・コンソールまたはデプロイメント・マネージャー・コンソールを使用してジョブをサブミットした後に、「ジョブ状況 (Job status)」コレクション・ページが表示されます。このページには、サブミットされたジョブのみの情報が含まれます。このページには、固有のジョブ ID (例えば 122763380912576341) が表示されます。ジョブ ID を使用して、ジョブの照会、中断、再開、または削除を行うことができます。このページではまた、ジョブの説明、状態、アクティベーション時間、有効期限の時間、および状況が表示されます。
管理コンソールのナビゲーションで
を選択して「ジョブ状況 (Job Status)」コレクション・ページにアクセスする場合は、検索オプションを使用して基準を指定することにより、表示されるジョブの数を制限できます。初めて「ジョブ状況 (Job Status)」コレクション・ページにアクセスするときには、ジョブはリストされていません。 指定したパラメーター情報に基づいたジョブのリストを取得するには、検索オプションのパラメーターを入力する必要があります。次回に を選択すると、このジョブ・マネージャーの管理コンソール・ページの検索オプションで最後に指定したパラメーターに基づいて、ジョブのリストが表示されます。 その後、オプションで、検索オプションの基準を変更して、別のジョブ・セットを表示することができます。1 つ以上のジョブが表示されると、表示されたジョブの状況、特定のジョブ・ターゲットの状況、および特定のジョブのターゲットのジョブ・ヒストリーを確認できます。このトピックでは、ジョブ・マネージャー・コンソールを使用してジョブ状況を確認する方法について説明します。コンソールの代わりに、wsadmin コマンド getJobTargetStatus を実行できます。次に例を示します。
AdminTask.getJobTargetStatus('[-jobToken 122763380912576341]')
ジョブ・トークンは、サブミットされたジョブのジョブ ID です。ジョブ・マネージャー・プロファイルの
bin ディレクトリーから Jython スクリプトを実行します。詳しくは、AdminTask オブジェクトの AdministrativeJobs コマンド・グループの項目を参照してください。手順
タスクの結果
指定した基準に基づいた検索操作によるジョブ状況の表示、ターゲットでのジョブの状況の確認、ターゲットのジョブ・ヒストリーの確認、ジョブの中断、ジョブの再開、またはジョブの削除が実行されました。
次のタスク
引き続きジョブ状況の確認を行い、他のジョブのサブミット、ジョブのサブミット用のターゲット・グループの作成、 ターゲット・リソースの表示、 ターゲットの表示などの他のジョブ管理タスクを行うことができます。