JAX-RPC ハンドラーおよびプロキシー・オペレーション
Web サービス・ゲートウェイは、ご使用のサービス用の純粋なプロキシーとして機能するように設定できます。その後、JAX-RPC ハンドラー・リストを使用して、サービスの着信要求メッセージのエンドポイントを設定します。
新規プロキシー・サービスの構成を作成する際に、ゲートウェイは、 そのサービスに関して呼び出し以外の アクションを取りません。プロキシー・サーバーを構成する際には、サービス用の ターゲット・エンドポイントを設定するために javax.xml.rpc.service.endpoint.address を使用する JAX-RPC ハンドラー・リストも構成します。次に、このハンドラー・リスト をプロキシー・サービスのインバウンド・ポートに接続します。
http://host_name:port_number/wsgwsoaphttp1/soaphttpengine/your_bus/ProxyService/ProxyServiceInboundPort
(ここで、host_name および port_number はこのアプリケーション・サーバーのホスト名およびポート番号) この場合、要求元クライアントは、
以下の URL を使用して片方向要求を送信していることを示します。http://host_name:port_number/wsgwsoaphttp1/soaphttpengine/your_bus/ProxyService/ProxyServiceInboundPort?operationMode=oneway
operationMode パラメーターが欠落している場合、
ゲートウェイは、要求されたメソッドが requestResponse であると見なします。http://host_name:port_number/SIBWS/proxywsdl/ProxyServiceTemplate.wsdl
(例えば、http://your.server.name:9080/SIBWS/proxywsdl/ProxyServiceTemplate.wsdl)新しいプロキシー・サービス構成を作成する場合や既に存在するプロキシー・サービス構成を変更する場合には、個々のプロキシー・サービスに対して、デフォルトのプロキシー WSDL ファイルをオーバーライドし、代替 WSDL を提供することができます。
ゲートウェイで別のデフォルト・プロキシー WSDL ファイルを使用する場合は、新規ゲートウェイ・インスタンスを作成する際に、新規デフォルト・プロキシー WSDL ファイルの Web アドレスを指定します。新規デフォルト・プロキシー WSDL ファイルは、提供されているデフォルト・プロキシー WSDL ファイルと同じポート・タイプ、バインディング、およびポート名を実装する必要があります。 唯一の違いがあるとしたら、バインディングを構成するために使用する拡張エレメントです。 新規デフォルト・プロキシー WSDL ファイルでは、<soap:target address> タグの値は正しくフォーマットされた Web アドレスになっている必要があるものの、 それが実際のページを指している必要はありません。例えば、this.is.a.fake.url の値は拒否されますが 、http://this.is.a.fake.url の値は受け入れられます。 JAX-RPC ハンドラー・リストは、javax.xml.rpc.service.endpoint.address を使用して、 実行時にこの値を実際の Web アドレスでオーバーライドします。