状態に関する情報
状態に関する情報は、イベントにより状態の共通セットに報告される条件を分類するために使用されます。
Common Base Event の仕様 [CBE101] は、Common Base Event に定義される状態のセットについての情報と、 これらの状態を記述するのに使用される値およびフォーマットを提供します。 「Common Base Event Developer's Guide [CBEBASE] 」には、標準使用のガイドラインが提供されています。
問題判別イベントの状態に関する情報については、以下の点を考慮してください。
- 可能な場合は常に、基本の Common Base Event の仕様で記述されている状態の分類および修飾子を使用します。 お客様ご自身の状態定義の使用はできるだけ避けてください。
- すべてのメッセージおよびログが、基本の Common Base Event の仕様に用意された状態定義を使用して分類できるわけではありません。 お客 様ご自身の状態に関する情報を提供するために、OtherSituation のカテゴリ ー化を使用することができますが、問題判別イベントのためにお勧めする方法は、reportCategory=Log と併用する ReportSituation のカテゴリー化の使用です。
- 警告イベントは、混乱する場合があります。警告イベント (severity=warning のイベント) は、原則として、リカバリー可能な障害を示しますが、状態設定はリカバリー不能な障害 (例えば、ConnectSituation、successDisposition=UNSUCCESSFUL) として解釈される場合があります。 適切な状態のカテゴリー化を使用し、重大度の 設定が状態の重大度 (つまり、コンポーネントが障害から回復したかどうか) を示すようにします。
- reasoningScope 値に対して推奨される設定は、すべてのメッセージ・イベントに対して EXTERNAL です。