サービス統合でサポートされない IBM MQ 機能

IBM MQ ネットワークで使用できるさまざまな機能のうち、 サービス統合バスでは使用できないものがあります。

以下のリストにこれらの機能を示しますが、これは完全な定義ではなく、指針として取り上げたものです。 サポートされない機能には、以下があります。
  1. ネイティブ MQ クライアント (Java™ の基本 MQ クラスを使用するクライアント・アプリケーションを含む) 接続。
  2. メッセージ分割。
  3. メッセージのグループ化。
  4. MQMD オフセット。オリジナル長、MsgFlags、MsgSeqNumber、および GroupId フィールドはサポートされません。 これは、メッセージのグループ化および分割がサポートされないためです。
  5. 配布リスト。
  6. 参照メッセージ。
  7. トリガー。
  8. 代替ユーザー権限。
  9. ID コンテキストを渡す/設定する。
  10. プログラムにおけるキューの属性の設定 (MQSET の同等機能)。
  11. 送信側/受信側チャネル (およびクラスター・ワークロード出口) のクラスター化。これは、メッセージング・エンジンが IBM MQ クラスターに参加できないためです。
  12. サーバーおよびリクエスターのチャネル。
  13. API 交差出口。
  14. データ変換出口。
  15. チャネル出口。
  16. チャネルの MCAUSER および PUTAUTH フィールド相当。
  17. NetBIOS、SPX、または SNA ベースのネットワーク。
  18. メッセージ・ベースのコマンド・サーバー。
  19. PCF (Programmable Canonical Form メッセージ)。
  20. モデル・キュー。サービス統合では、指定された名前のモデル・キューを定義できません。 サービス統合テクノロジーでは、1 つのモデル・キュー SYSTEM.DEFAULT.MODEL.QUEUE のみサポートされます。
  21. 動的キュー名の接頭部長さ。サービス統合では、すべての動的キュー名の接尾部に、「_Q」と固有の ID が付加されます。オブジェクト記述子の動的キュー名フィールドに指定された名前は最大 12 文字に制限されます。この名前が 12 文字を超えた場合は、12 文字に切り捨てられます。 サービス統合では、オブジェクト記述子の動的キュー名フィールドにフルネーム を指定して動的キューを作成することはできません。
  22. マーク・スキップ・バックアウト・オプション。
  23. get 要求のシグナル・オプション。
  24. バージョン 3 get メッセージ・オプション構造。
  25. すべてのキュー・プロパティー (サービス統合宛先のプロパティーは、IBM MQ ローカル・キューなどのプロパティーと 1 対 1 にマップしない)。
  26. 有害メッセージ。サービス統合バスのローカル宛先定義には、最大デリバリー失敗数 (IBM MQ BackoutThreshold 値に相当) がありますが、IBM MQ バックアウト再キューイングのキュー名に相当するものはありません。 サービス統合テクノロジーでは、代わりに、有害メッセージは例外宛先にバックアウトされます。 また、サービス統合テクノロジーにおいては、アプリケーションが有害メッセージをバックアウトした回数が、 最大デリバリー失敗数に等しくなると、メッセージが自動的に例外宛先にバックアウトされます。 リカバリーの現行単位に複数のメッセージが存在する場合、有害メッセージのみが例外宛先にバックアウトされます。 リカバリー単位のその他のメッセージは、読み取り元の宛先にバックアウトされます。
  27. キュー名が 48 バイトに制限されます。サービス統合バス宛先名の長さは 48 バイトよりも長くできます。宛先名を IBM MQ JMS アプリケーションに戻す場合は、宛先の長さを 48 バイトにする必要があります。しかし場合によっては、 名前が 48 バイトまでの別名宛先を、48 バイトより長い名前のローカル宛先にマップするように定義できることもあります。

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