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保守モードにあるサーバーへのルーティング

副次式によって複雑なルール条件を作成してルーティング・ポリシー Session Initiation Protocol (SIP) ルールを変更し、同じ動的クラスターからの特定のメッセージを保守モードのサーバーにルーティングして、その他のトラフィックを保守モードではないサーバーにルーティングできます。

始める前に

ルール・ビルダーを使用してルールを 変更するには、管理者特権が必要です。
[z/OS]制約事項: z/OS® オペレーティング・システムでは、Intelligent Management は SIP 機能をサポートしていません。

このタスクについて

通常は、保守モードではないサーバーのみがアプリケーション要求を受信してサービス提供します。 保守モードのサーバーにルーティングすることもできるので、あるサーバーのサブセットにルーティングして、アベイラビリティーを阻害することなく、構成変更を検査したり、問題をトラブルシューティングしたりできます。ルーティング・ルールにより、SIP トラフィックを特定のクラスターに送ることができます。SIP ルーティング・ルールの式が拡張され、ターゲット・クラスターの定義に追加の機能および柔軟性を提供する式がサポートされます。 例えば、式 cluster='TestCell/TestClusterA' および serverMaintanceMode='affinity' では、オンデマンド・ルーター (ODR) に対して、保守モードにある TestClusterA のメンバーに呼び出しをルーティングするよう指示します。 また、この機能は、優先順位付けされたルーティング・ルールと組み合わせて使用することもできます。

手順

  1. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「オンデマンド・ルーター」 > odr_name > 「SIP オンデマンド・ルーターの設定」 > 「ルーティング・ポリシー SIP ルール」 > 「指定者」 > 「式」 > 「副次式ビルダー」をクリックします。
  2. 論理演算子として and を選択します。
  3. オペランドとして Server maintenance mode を選択します。
  4. 演算子として Equals (=) を選択します。
  5. 値には Affinity を選択します。 「副次式の生成」をクリックします。
  6. 「付加」をクリックして、ルールにその副次式を付加します。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twve_sipmaint
ファイル名:twve_sipmaint.html