同じデータ・ソースで 2 つのリソース参照ファイルを構成する

同じデータ・ソースで 2 つのリソース参照ファイルを構成することができます。これにより、データ・ソースのカスタム・プロパティーを拡張して、アプリケーション・サーバーの能力を活用するための 2 つの異なるスキーマ名 (z/OS® では currentSQLId、カスタム・プロパティーでは currentSchema 名) を含めることができます。

このタスクについて

トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): この機能を使用するには、JPA 2.0 仕様を使用するようにアプリケーションが構成されている必要があります。gotcha
EntityManager が作成されると、アプリケーション・サーバーはデータベースへの接続を取得します。 ペシミスティック・トランザクションを使用している場合、EntityManager は、EntityManager が閉じられるまでその接続を保持します。 データ・ソース定義を拡張する 2 つの EntityManager がある場合、openjpa.jdbc.TransactionIsolation プロパティーによってトランザクションの問題が発生する可能性があります。 このプロパティーは、persistence.xml ファイル内の以下の項目にあります。
property name="openjpa.jdbc.TransactionIsolation" value="read-committed" 
この要求を満たすために、Java™ Persistence API (JPA) は接続を取得し、ただちに setTransactionIsolation(READ_COMMITTED) を呼び出します、 2 つの EntityManagers がデータベースへの単一の物理接続を共有する場合、最初の EntityManager がデータベースへの接続を作成し、その接続をトランザクションに使用します。 2 番目の EntityManager は、接続を作成するときに分離レベルを変更することができません。
この問題は、同じデータ・ソースに 2 つのリソース参照ファイルを作成することによって回避できます。リソース参照は、Rational® Application Developer によって作成することも、XML ファイルを編集して作成することもできます。ejb-jar.xmlibm-ejb-jar-bnd.xmlibm-ejb-jar-ext.xmlpersistence.xml の各ファイルを変更する必要があります。
注: IBM® Optim™ PureQuery Runtime の場合、これが XA データ・ソースであれば、そのデータ・ソースで新規のカスタム・プロパティーを property_name = downgradeHoldCursorsUnderXa および boolean value = true のように定義する必要があります。
そのための方法については、以下のセクションを参照してください。

手順


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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tdat_purequeryresref
ファイル名:tdat_purequeryresref.html