開始 Bean の使用
開始 Bean には、アプリケーション開始 Bean とモジュール開始 Bean の 2 つのタイプがあります。
このタスクについて

モジュール開始 Bean は、EJB JAR ファイルの開始時にロードされるセッション Bean です。モジュール開始 Bean は、EJB モジュールが正常に開始または停止するたびに、 Java™ Platform Enterprise Edition (Java EE) アプリケーションがビジネス・ロジックを自動的に実行できるようにします。 アプリケーション開始 Bean は、アプリケーションの開始時にロードされるセッション Bean です。アプリケーション開始 Bean は、 アプリケーションが正常に開始または停止するたびに、Java EE アプリケーションがビジネス・ロジックを自動的に実行できるようにします。
開始 Bean は、 非同期 Bean 機能とともに使用すると、特に有効です。例えば、開始 Bean で、Java Message Service (JMS) を使用して既知のトピックに関するハートビート・メッセージを定期的にパブリッシュするアラーム・オブジェクトを作成できます。 これにより、クライアントまたは他のサーバー・アプリケーションは、このアプリケーションが使用可能かどうかを 判断することができます。デフォルトの JMS プロバイダーを使用している場合は、 『アプリケーションにおけるメッセージング・エンジン開始待機の有効化』の項目を参照してください。