JDBC 照会スクリプト

スクリプト・ライブラリーは、ご使用の環境で Java™ Database Connectivity (JDBC) 構成を管理するための多くのスクリプト・プロシージャーを提供します。 JDBC 構成の構成 ID を取得するスクリプトの使用法を参照してください。 それぞれのスクリプトを個別に実行するか、多数のプロシージャーを組み合わせて実行して、ご使用の環境に合わせたカスタム自動化スクリプトを作成することができます。

各 AdminJDBC スクリプト・プロシージャーは、app_server_root/scriptLibraries/resources/JDBC/V70 ディレクトリーにあります。

バージョン 7 以降、Jython スクリプト・ライブラリーには、サーバー有効範囲での JDBC プロバイダー、JMS リソース、およびリソース・プロバイダーに関するスクリプト関数が用意されています。ユーザー独自の カスタム・スクリプトを作成して、セル、ノード、またはクラスターの各レベルでリソースを構成できます。
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): スクリプト・ライブラリー内のスクリプト・プロシージャーは編集しないでください。 カスタム・スクリプト・ライブラリー・プロシージャーを作成する際には、 Jython の構文例として、app_server_root/scriptLibraries ディレクトリー内のスクリプトを使用してください。ライブラリーを上書きしないように、 カスタム・スクリプトを新しいサブディレクトリーに保存してください。gotcha
ファースト・パス: フィックスパック 5 以降、Jython スクリプト・ライブラリーには、セル、ノード、サーバー、またはクラスター有効範囲での、JDBC プロバイダー、JMS リソース、およびリソース・プロバイダーに関するスクリプト関数が用意されています。リソース・プロバイダーには、メール・プロバイダー、URL プロバイダー、およびリソース環境プロバイダーが含まれます。 特定の有効範囲でリソースを構成するためにカスタム・スクリプトを記述する必要はありません。
以下のスクリプト・プロシージャーを使用して、JDBC 構成を照会します。

listDataSources

このスクリプトは、ご使用の構成内にあるデータ・ソースの構成 ID のリストを表示します。

このスクリプトに入力引数は必要ありません。ただし、以下の表に定義されているとおりに、データ・ソース名を指定することで、特定の構成 ID を戻すことができます。
表 1. listDataSources スクリプト. データ・ソースをリストするには、このスクリプトを実行します。
引数 説明
dsName オプションで、対象となるデータ・ソースの名前を指定します。

構文

AdminJDBC.listDataSources(dsName)

使用例

AdminJDBC.listDataSources()
AdminJDBC.listDataSources("myDataSource")

listDataSourceTemplates

このスクリプトは、ご使用の環境内にあるデータ・ソース・テンプレートの構成 ID のリストを表示します。

このスクリプトに入力引数は必要ありません。ただし、以下の表に定義されているとおりに、テンプレート名を指定することで、特定の構成 ID を戻すことができます。
表 2. listDataSourceTemplates スクリプト. データ・ソース・テンプレートをリストするには、このスクリプトを実行します。
引数 説明
templateName オプションで、対象のテンプレートの名前を指定します。

構文

AdminJDBC.listDataSourceTemplates(templateName)

使用例

AdminJDBC.listDataSourceTemplates()
AdminJDBC.listDataSourceTemplates("Derby JDBC Driver DataSource")

listJDBCProviders

このスクリプトは、ご使用の環境内にある JDBC プロバイダーの構成 ID のリストを表示します。

このスクリプトに入力引数は必要ありません。ただし、以下の表に定義されているとおりに、JDBC プロバイダー名を指定することで、特定の構成 ID を戻すことができます。
表 3. listJDBCProviders スクリプト. JDBC プロバイダーをリストするには、このスクリプトを実行します。
引数 説明
jdbcName オプションで、対象となる JDBC プロバイダーの名前を指定します。

構文

AdminJDBC.listJDBCProviders(jdbcName)

使用例

AdminJDBC.listJDBCProviders()
AdminJDBC.listJDBCProviders("myJDBCProvider")

listJDBCProviderTemplates

このスクリプトは、ご使用の環境内にある JDBC プロバイダー・テンプレートの構成 ID のリストを表示します。

このスクリプトに入力引数は必要ありません。ただし、以下の表に定義されているとおりに、テンプレート名を指定することで、特定の構成 ID を戻すことができます。
表 4. listJDBCProviderTemplates スクリプト. JDBC プロバイダー・テンプレートをリストするには、このスクリプトを実行します。
引数 説明
templateName オプションで、対象のテンプレートの名前を指定します。

構文

AdminJDBC.listJDBCProviderTemplates(templateName)

使用例

AdminJDBC.listJDBCProviderTemplates()
AdminJDBC.listJDBCProviderTemplates("Derby JDBC Provider")

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