エンタープライズ・アプリケーション管理コンソール・パネルを使用すると、特定のモジュールにあるすべての Stateful Session Bean の Stateful Session Bean フェイルオーバーを使用可能または使用不可にすることができます。
ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定は、ND 環境のデプロイメント・マネージャーでのみ表示され、
5.x のアプリケーション・ターゲットでは無視されます。
手順
- 管理コンソールを開始します。
- 「アプリケーション」>「アプリケーション・タイプ」と展開します。
- WebSphere® エンタープライズ・アプリケーションを選択します。
- 構成する EJB モジュールのアプリケーションを選択します。
- 「モジュール」で「モジュールの管理」を選択します。
- 構成する JAR ファイルを選択します。
- 「追加プロパティー」の下の「ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定」を選択します。
- 「メモリー間複製を使用して、ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバーを使用可能にする」を選択します。
- 「複製設定」の選択肢を選択します。 選択肢として以下の 2 つのラジオ・ボタンがあります。
- アプリケーションまたは EJB コンテナー複製設定の使用
- このボタンを選択すると、この EJB モジュールに定義したすべての複製設定が無視されます。
トラブルの回避 (Avoid trouble): システム管理者がこのラジオ・ボタンを使用する場合は、
メモリー間複製を EJB コンテナー・レベルまたはアプリケーション・レベルで構成する必要があります。
そのようにしないと、このページの設定は、サーバー始動中に EJB コンテナーによって無視され、EJB コンテナーに、ステートフル・セッション Bean フェイルオーバーがこのアプリケーションで使用可能になっていないことを示すメッセージが記録されます。
gotcha
- モジュール複製設定を使用する
- このボタンを選択すると、EJB コンテナーおよびアプリケーションの複製設定がオーバーライドされます。
このボタンは、複製ドメインが定義されるまでは使用不可になっています。
この選択肢には、複製設定を構成する際に役に立つハイパーリンクが含まれています。
複製ドメインが構成されていない場合にリンクをクリックすると、複製ドメインを作成できるページに移動します。
1 つでもドメインが構成されている場合にリンクをクリックすると、EJB コンテナーで使用する複製設定を選択できるページに移動します。
- 「OK」を選択します。