プロキシー・ルール式
プロキシー・ルール式を使用すると、ルール内の情報を指定することで、有効範囲の構成ルールがさらに細分化されます。 プロキシー・ルール式は、プロキシー仮想ホストに割り当てられます。 プロキシー仮想ホストにより要求が処理されると、そのプロキシー仮想ホストに関連付けられたプロキシー・ルール式が評価されます。 いずれかのプロキシー・ルール式が true と評価されると、そのプロキシー・ルール式構成で指定されたすべてのプロキシー・アクションが実行されます。
プロキシー・ルール式には、管理者が作成および管理するオペランドおよび演算子が含まれています。
オペランドを使用すると、以下の基準に基づいて、プロキシー・ルール式を構成できます。
- セル
- application
- モジュール (module)
- uri
- urigroup
語 | シンボル |
---|---|
AND | && |
OR | || |
例 1
以下の例では、ターゲット・セル名が mycell の場合は式が true と評価されます。 それ以外の場合は、式が false と評価されます。
cell=mycell
例 2
以下の例では、ターゲット・セル名が mycell であり、アプリケーション名が myapp の場合は、式が true と評価されます。 それ以外の場合は、式が false と評価されます。
cell=mycell AND application=”myapp”
例 3
以下の例では、ターゲット・セル名が mycell であり、ターゲット・アプリケーション名が myapp1 または myapp2 の場合は、式が true と評価されます。 それ以外の場合は、式が false と評価されます。
cell=mycell && (application=”myapp1” || application=”myapp2”)
例 4
以下の例では、ターゲット・セル名が mycell であり、ターゲット・アプリケーション名が myapp でない場合は式が true と評価され、それ以外の場合は false と評価されます。
cell=mycell AND application!=myapp
例 5
以下の例では、要求 URI がパターン /proxy1/* と一致する場合は、式が true と評価されます。それ以外の場合は、式が false と評価されます。
uri="/proxy1/*"