XML コンテンツに JAXB オブジェクトを使用したリソース・メソッドの実装
Java Architecture for XML Binding (JAXB) アノテーション付きクラスを使用すると、要求と応答の XML を処理できます。
このタスクについて
JAXB オブジェクトを要求エンティティー・パラメーターおよび応答エンティティーとして Java™ API for RESTful Web Services (JAX-RS) アプリケーションに使用できます。XML とネイティブ Java 型の間で変換するという冗長な方法ではなく、JAXB オブジェクト使用の利点を活用できます。javax.xml.transform.Source インターフェース、 java.io.InputStream インターフェース、または java.lang.String インターフェースを 使用するか、さらに単純なバイト配列を使用しても、XML を 要求エンティティーまたは応答エンティティーとして保管できますが、JAXB を使用するとデータ・バインディングが簡単になります。
JAX-RS ランタイム環境には、JAXB オブジェクトをエンティティーとして読み取ったり書き込んだりするための標準的な MessageBodyReader プロバイダー・インターフェースおよび MessageBodyWriter プロバイダー・インターフェースがあります。
デフォルトで、JAX-RS ランタイム環境は、JAXB クラスのデフォルトの JAXBContext クラスを作成および使用しようと試みます。ただし、デフォルトの JAXBContext クラスが適切でない場合、JAX-RS ContextResolver プロバイダー・インターフェースを使用してアプリケーションの JAXBContext を使用できます。
手順
タスクの結果
JAXB クラスが XML コンテンツを取り込んで作成できるように JAX-RS Web アプリケーションを構成できました。