[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

Lotus Domino の構成

このタスクは、Lotus® Domino の構成設定を変更する方法について説明します。

始める前に

[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]Web サーバー・プラグイン構成ツールは、Web サーバー・プラグインを構成します。

[IBM i]Domino Web Server を IBM® i 上で実行している場合、IBM Web Administration for IBM i GUI を使用します。

その他のサポート対象の Web サーバーの構成については、Web サーバー構成ファイルの編集のその他の手順で説明しています。

このタスクについて

以下の手順に従うと、Web サーバー・プラグインが Lotus Domino と連動可能になります。 プラグインを root としてインストールするようにしてください。Domino は root としてのみインストール可能で、構成ファイルは root に属します。
ベスト・プラクティス ベスト・プラクティス: プラグインをローカルとしてインストールし、WebSphere® Application Server を非 root としてインストールした場合、WebSphere Application Server で Web サーバーの 管理 (Web サーバー定義の生成、伝搬、削除など) を行えません。 これは plugin-cfg.xml ファイルを root としてインストールする必要があるためです。bprac

手順

  1. Domino サーバーを始動します。
  2. Web ブラウザーからファイル names.nsf にアクセスします (例えば 、http://tarheels2.raleigh.ibm.com/names.nsf)。ブラウザーから、パスワードを求めるプロンプトが出されます。
  3. 管理者名とパスワードを入力します。
  4. 「構成」をクリックします。
  5. 「サーバー」をクリックします。
  6. 「すべてのサーバー文書」をクリックします。
  7. 製品を使用するサーバーをクリックします。
  8. 「サーバーの編集」をクリックします。
  9. 「インターネットプロトコル」をクリックします。
  10. DSAPI セクションで Domino プラグインへのパスを追加します。

    [IBM i]IBM i での DSAPI フィルターのロケーションは、/QSYS.LIB/QWAS9.LIB/LIBDOMINOH.SRVPGM です。この プラグインは、Web サーバー・プラグインの bin ディレクトリーにインストールされています。

    Domino Server アプリケーション・プログラミング・インターフェース (DSAPI) 用の フィルター・ファイルの仕様が存在する場合は、スペースを使用して、WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインを区切ります。

  11. 「保存して閉じる」をクリックします。
  12. plugin-cfg.xml 構成ファイルのロケーションを定義します。

    このロケーションは、システムの構成によって変わります。 Web サーバーとアプリケーション・サーバーが別々のマシンにある場合は、 リモート・インストールです。

    2 つのサーバーが同じマシン上にある場合は、ローカル・インストールです。

    2 つのサーバーが同じマシン上にあり、 Application Server ノードまたはカスタム・ノードが統合されている場合は、ローカル分散インストールです。

    以下の例で、webserver1 は Web サーバー定義名です。

    [AIX][HP-UX][Linux][Solaris]

    [AIX][HP-UX][Linux][Solaris]

    表 1. プラグイン構成ファイルへのパスの設定. この表のパスのいずれかを使用して、WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE 環境変数にプラグイン構成ファイルのロケーションを設定します。
    インストール・タイプ 環境変数の設定に使用するコマンド
    リモート WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE=/opt/IBM/WebSphere/Plugins/config/webserver1/plugin-cfg.xml
    ローカル・スタンドアロン WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE=profile_root/config/cells/sa_cell/nodes/webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
    ローカル分散 WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE=profile_root/config/cells/dmgrcell/nodes/managednode/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
    setupPluginCfg.sh ファイルは、以下の 2 箇所に作成されます。
    • plugins_root/bin ディレクトリー
    • lotus_root/notesdata ディレクトリー

    いずれかのロケーションからスクリプトを実行して、WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE 環境変数を設定します。ただし、Web サーバーを再構成している場合は、 前出のテーブルのパスで環境変数の値を設定することによって、ユーザー自身でパスを設定することがあります。

    setupPluginCfg.sh スクリプトは、ファイル・ パス値を、Web サーバー・プラグインが元々構成していたファイル・パスに設定します。 Web サーバーを再構成して、元のファイル・パスを変更する場合は、このスクリプトを使用しないでください。

    [Windows]

    [Windows]

    表 2. プラグイン構成ファイルへのパスの設定. ご使用の lotus_domino_root¥notes.ini ファイルに適切なステートメントを追加します。
    インストール・タイプ WebSpherePluginCfg 変数の設定に使用するコマンド
    リモート WebSpherePluginCfg=C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥Plugins¥config¥webserver1¥plugin-cfg.xml
    ローカル・スタンドアロン WebSpherePluginCfg=profile_root¥config¥cells¥sa_cell¥nodes¥webserver1_node¥servers¥webserver1¥plugin-cfg.xml
    ローカル分散 WebSpherePluginCfg=profile_root¥config¥cells¥dmgrcell¥nodes¥managednode¥servers¥webserver1¥plugin-cfg.xml

    ファイル・パスにスペースがある場合を除き、以下のファイル・パスを引用符で区切らないでください。区切った場合、plugin-cfg.xml ファイルが正しくロードされない場合があります。

    [IBM i]

    [IBM i]

    プラグイン構成ファイルへのパスの設定

    notes.ini ファイルを編集します。

    1. CL コマンド・プロンプトから、Work with Domino Servers (WRKDOMSVR) コマンドを入力します。
    2. 該当する Domino Server の横に「13」と入力して、Enter を押します。
    3. WebSphereInit プロパティーを追加または編集します。(以下のテーブルを参照してください。)

      新しい行を追加するには、挿入先の行の横に「i」と入力して、Enter を押します。

    4. 保存して終了するには、F3 を押します。
    表 3. notes.ini ファイルの編集. notes.ini ファイルを編集するときにこの表を使用します。
    インストール・タイプ 環境変数の設定に使用するコマンド
    リモート WebSpherePluginConfig profile_root/config/webserver1/plugin-cfg.xml
    ローカル・スタンドアロン WebSpherePluginConfig profile_root/config/cells/my_cell/nodes/webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
    ローカル分散 WebSpherePluginConfig profile_root/config/cells/my_cell/nodes/my_managednode/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
    setupPluginCfg.sh ファイルは、以下の 2 箇所に作成されます。
    • plugins_root/bin ディレクトリー
    • lotus_root/notesdata ディレクトリー

    いずれかのロケーションからスクリプトを実行して、WAS_PLUGIN_CONFIG_FILE 環境変数を設定します。ただし、Web サーバーを再構成している場合は、 前出のテーブルのパスで環境変数の値を設定することによって、ユーザー自身でパスを設定することがあります。

  13. 64 ビット・バージョンの Domino バージョン 7 以降の Web サーバーを構成する場合は、plugin_root¥bin¥64bit/domino5.dllファイルを指すように notes.ini ファイルを変更します。
  14. Domino サーバーを再始動します。 サーバーが始動すると、次の例のような情報が表示されます。
    01/21/2005 01:21:51 PM  JVM: Java virtual machine initialized
    WebSphere Application Server DSAPI filter loaded
    01/21/2005 01:21:52 PM  HTTP Web Server started

タスクの結果

この手順によって、Lotus Domino バージョン 6.x が再構成されます。

次のタスク

Web サーバーを構成したら、この Web サーバー上にアプリケーションをインストールできます。詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーション・セクションを参照してください。

WebSphere Application Server と連動するように Lotus Domino を構成する方法について詳しくは、Lotus Support Services Web サイトを検索してください。 キーワード検索フィールドに検索語 WebSphere を入力してください。

詳しくは、次の関連技術情報を参照してください。
ヒント: Web サーバーを構成解除するには、手動ステップを逆に実行し、この手順で手動で追加したものを除去します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tins_manualWebDomino6
ファイル名:tins_manualWebDomino6.html