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トランザクション・クラス・マッピング・ファイルのエントリー
トランザクション・クラス・マッピング・ファイルのエントリーは、 クライアント作業の各クラスのワークロード管理 (WLM) の目標を示します。 各クライアント・トランザクションは、サーバント・リージョン・プロセスで独自の WLM 別プログラムにディスパッチされ、 サービス・クラスの目標に従って管理されます。

次に示すのは、トランザクション・クラスのマッピング・ファイルにおけるエントリーの構文です。
TransClassMap host:port uritemplate tclass
各部の意味は、次のとおりです。
- host
- HOST のホスト名と比較される値、つまり要求のヘッダーです。
トラブルの回避 (Avoid trouble): host フィールドでは、フィールド全体で使用する場合 (例 *:*) を除き、ワイルドカードは使用できません。gotcha
- port
- 要求のポートと比較される値です。
トラブルの回避 (Avoid trouble): port フィールドでは、フィールド全体で使用する場合 (例 *:*) を除き、ワイルドカードは使用できません。gotcha
- uritemplate
- 要求の URI と比較される値です。 照会ストリングは、比較には使用されません。 この値は、ワイルドカード '*' であってもかまいません。また、ワイルドカードで終了してもかまいません。
- tclass
- 別プログラムの作成に使用される Workload Manager のトランザクション・クラス名 です。
例:
TransClassMap www.ibm.com:80 /webap1/myservlet TCLASS1
TransClassMap www.ibm.com:* /webap1/myservlet TCLASS2
TransClassMap *:443 * TCLASS3
TransClassMap *:* /webap1/myservlet TCLASS4
TransClassMap www.ibm.com:* /webap2/* TCLASS5
TransClassMap * /myservlet TCLASS6
TransClassMap * * TCLASS6