Java Management Extensions を使用したスケジューラーの構成

スケジューラーは、数種類あるスクリプト言語の 1 つまたは Java™ を使用する Java Management Extensions (JMX) API によって、 作成または構成できます。

このタスクについて

Java で実行するには、プログラムのクラスパスに JAR ファイル com.ibm.ws.admin.client_9.0.jar. を置いておく必要があります。

JMX を利用する Java プログラムを使用する場合は、以下のステップを実行します。

手順

  1. ホストを検索して、管理クライアントのハンドルを取得します。
  2. 構成サービスのハンドルを取得します。
  3. 必要に応じて、構成サービスを使用して resource-pme.xml ファイルを更新します。
    1. 所定の有効範囲の SchedulerProvider を検索します。
    2. SchedulerConfiguration を作成し、親オブジェクトとして SchedulerProvider を識別するために必要なすべてのパラメーターを指定します。
  4. 新規に作成したスケジューラーを JNDI 名前空間にバインドするには、resource-pme.xml ファイルを再ロードします。 アプリケーション・サーバーを再始動せずに、新規に作成したスケジューラーをただちに使用する場合は、このステップを実行します。
    1. 名前を使用して DataSourceConfigHelper MBean を探し出します。
    2. reload() 操作を起動します。

タスクの結果

スケジューラーが構成され、そのスケジューラーを新規インストールのアプリケーションで使用する準備が完了しました。 アプリケーションからスケジューラーの JNDI 名がまだ参照できない場合には、アプリケーションを再インストールするか、 アプリケーション・サーバーを再始動すると、スケジューラーを参照できるようになります。

スケジューラーを初めて作成したときには、ポーリング・デーモンが 自動的には開始しないため、手動で開始する必要があります。サーバーを再始動すると、ポーリング・デーモンが自動的に開始します。ポーリング・デーモンを手動で開始するには、トピック『スケジューラー・デーモン』を参照してください。

注: 既存のスケジューラー構成に変更を加えた場合、 その変更が有効になるのはアプリケーション・サーバーが再始動された後です。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tsch_configjmx
ファイル名:tsch_configjmx.html