これらのステップを使用して、クラスターを構成する複数のノードでデータ・ソースを定義します。
始める前に
一般的な有効範囲設定について詳しくは、『管理コンソールの有効範囲設定』トピックを参照してください。
このタスクについて
クラスターの優先範囲はノードおよびセルの有効範囲より優先されます。
関連データ・ソースを以下のようにしたい場合は、
クラスターの JDBC プロバイダーを作成します。
- このクラスターのすべてのメンバーによって使用できるようにする
- セルの有効範囲内で定義された JNDI 名と同じ JNDI 名を持つリソース・ファクトリーをオーバーライドする
手順
- 管理コンソールを開きます。
- 「リソース」>「JDBC」>「JDBC プロバイダー」とクリックします。
- 有効範囲のドロップダウン・リストから、
JDBC プロバイダーを作成する対象であるクラスターを選択します。
(この有効範囲が、このプロバイダーと関連付けるデータ・ソースの有効範囲になります。)
- 「新規」をクリックします。 このアクションによって、「新規の JDBC プロバイダーを作成」ウィザードが起動します。
- ウィザードを完了して、「終了」をクリックします。 このウィザードの使用について詳しくは、『管理コンソールを使用した JDBC プロバイダーの構成』トピックを参照してください。
- 管理コンソールで、「環境」>「WebSphere® 変数」とクリックします。
- クラスターの各ノードごとに、ご使用の JDBC プロバイダーのクラスパスで使用されるシンボリック変数を選択し、
選択したノードに適した値を提供します。 例えば、ご使用の JDBC プロバイダーのクラスパスでシンボリック変数 ${DB2390_JDBC_DRIVER_PATH}
を使用する場合、ご使用の DB2®
390 のインストール場所によって、
あるノードには値 /usr/lpp/db2 を、別のノードには /usr/lpp/db2710 を提供することがあります。
- 「DB2_JDBC_DRIVER_PATH」(これはデフォルトで既に存在しています) をクリックします。
ここで、
選択したノードに db2java.zip が存在するパスを (「値」フィールドに) 指定します。
- 「適用」をクリックして変更内容を保存します。
注: この変数は、クラスター内の各ノードで定義する必要があります。
次のタスク
これで、データ・ソースを構成する準備が整いました。
ガイドとして、『管理コンソールを使用したデータ・ソースの構成』トピックを参照してください。