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Web サーバーの Intelligent Management プロパティーの構成

Web サーバーの Intelligent Management 機能を変更するため、Intelligent Management プロパティーを定義および構成します。

このタスクについて

Intelligent Management を使用可能にしたら、Web サーバーの新しいプロパティーを指定できます。生成される plugin-cfg.xml 構成ファイルの IntelligentManagement エレメントの下に、新しいプロパティーが <Property name="aaa" value="bbb"/> として表示されます。新しいプロパティーを使用して、Web サーバーの Intelligent Management 機能を構成または変更します。
デフォルトで使用可能な拡張カスタム・プロパティーを以下に示します。これらのプロパティーは変更しないでください。
表 1. 拡張カスタム・プロパティー
名前 説明
DefaultRequestTraceSpec 任意の有効なトレース仕様。例えば http.request:DEBUG となります。

デフォルト値: NOTICE

このカスタム・プロパティーは、要求別の条件トレース・ルールが個々の要求に一致しない場合に、これらの要求をトレースするために使用します。このカスタム・プロパティーが設定されている場合、トレース・ルール条件に一致しないすべての要求はこの仕様を使用してトレースされます。 このカスタム・プロパティーが設定されていない場合、要求は全体的な制御または HTTP の指定に基づいてトレースされます。トレース設定階層について詳しくは、Web サーバー・プラグインのトレースの構成に関する情報を参照してください。
MaxElapsedTimePerRequestInSeconds

デフォルト値: 時間制限はありません

このカスタム・プロパティーを使用して、要求が届いたときに Intelligent Management がその要求のエンドポイントを検出しようと試みる時間 (秒) を指定します。 指定した時間を過ぎると、エンドポイントの検出を停止して戻ります。
MaxHttpContextPoolSize プールまたはキャッシュに入れることができる HTTP 要求コンテキストの最大数。

デフォルト値: -1 (無制限)

このプロパティーは、プールまたはキャッシュに入れられる HTTP 要求コンテキストの最大数です。値が -1 の場合、制限はありません。それ以外の値の場合はプール・サイズが制限されます。1 つの Apache プロセスを求める同時要求の数がこの制限を超えると、コンテキストはプールに返されずに破棄されます。プールに入れられる HTTP 要求の数が多い場合、使用メモリー容量が制限され、同時要求の数が急激に増加するとパフォーマンスが低下します。
MaxSecondsToWaitDuringAtomicRollout

デフォルト値: 3 秒

このプロパティーは、アトミック・ロールアウト中に 1 つの要求がアプリケーションにルーティングされる際に、この要求が待機可能な最大期間 (秒単位) です。要求を待機可能にすると、service not available エラー応答 (HTTP 503 エラー・コードなど) ではなく successfully が返されます。

手順


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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ファイル名:twve_impluginprops.html