ポートレット・フラグメントのキャッシュの構成

ポートレットが呼び出されて、キャッシュされる出力が生成されると、出力およびポートレットの副次作用を含むキャッシュ・エントリーが作成されます。 これらの副次作用には、他のポートレットへの呼び出し、またはタイムアウトおよび項目優先順位情報を含む項目についてのメタデータが含まれる場合があります。ポートレットの出力を動的キャッシュに保存するには、ポートレット・フラグメントのキャッシュを WebSphere® Application Sever 管理コンソールを使用して構成します。

始める前に

ポートレット・フラグメント・キャッシングを使用可能にするには、『動的キャッシュ・サービスの使用』の手順を完了します。

このタスクについて

固有な項目は、ポートレットの実行ごとに PortletRequest オブジェクトから生成される ID ストリングによって区別されます。 ポートレット・フラグメントのキャッシュは、以下に基づいています。
  • 要求パラメーターおよび属性
  • セッション情報
  • ポートレット固有の情報、ポートレット・セッション、ポートレット・ウィンドウ ID、ポートレット・モード、およびポートレット・ウィンドウ状態

手順

  1. 管理コンソールで、管理コンソール・ナビゲーション・ツリーの「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「WebSphere Application Server」>「server_name」>「ポートレット・コンテナー設定」>「ポートレット・コンテナー」>「アプリケーション・サーバー」>server_name」をクリックします。
  2. 「構成」タブの下にある「Enable portlet fragment cache」を選択します。
  3. 適用」または「OK」をクリックします。
  4. WebSphere Application Server を再始動します。

    アプリケーション・サーバーの管理について詳しくは、『アプリケーション・サーバーの管理』を参照してください。

次のタスク

ポートレットのキャッシュ・ポリシーを定義します。適用可能なキャッシュ・ポリシーが cachespec.xml ファイルに定義されている場合を除き、 ポートレットはキャッシュされないことに注意してください。 キャッシュ・ポリシーの定義に関する一般的なタスクについては、『cachespec.xml ファイルによるキャッシュ可能オブジェクトの構成』を参照してください。キャッシュ・ポリシーのポートレット固有の特徴の定義については、『ポートレットのキャッシング・ポリシーの構成』を参照してください。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tdyn_portletcaching
ファイル名:tdyn_portletcaching.html