osgiCfgInit スクリプト

Equinox OSGi フレームワークを使用して、クラス・ロード、およびサーバー・コンポーネントのバンドル間の関係を管理します。 キャッシュされたバンドル・データが、プロファイル単位で維持されており、インストール全体のプロセスに対して WAS_HOME レベルの個別のキャッシュを使用している場合は、サーバーの実際のバイナリーと同期されなくなることがあります。osgiCfgInit スクリプトを使用して、OSGi キャッシュをクリアして再作成できます。

osgiCfgInit スクリプトは、WAS_HOME/bin ディレクトリーまたは user_install_root/bin ディレクトリーからコマンド行で実行する必要があります。 スクリプトの動作は、スクリプトの実行元ディレクトリーに応じて異なります。 プロファイル・レベルの bin ディレクトリーからスクリプトを実行すると、スクリプトはそのプロファイル内のすべてのサーバーの OSGi キャッシュをクリアします。 WAS_HOME/bin ディレクトリーからスクリプトを実行すると、スクリプトはデフォルト・プロファイル内のすべてのサーバーの OSGi キャッシュをクリアします。
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): osgiCfgInit スクリプトを実行する前に、スクリプトが実行されるサーバーを停止してください。 このスクリプトをアクティブなサーバー上で実行すると、スクリプトの終了後にサーバーがキャッシュの読み取りまたは更新を行おうとするときに問題が発生する場合があります。gotcha

構文

このスクリプトの構文は以下のとおりです。[AIX][HP-UX][Linux][Solaris][IBM i][z/OS]
osgiCfgInit.sh [options]
[Windows]
osgiCfgInit.bat [options]

オプション

osgiCfgInit スクリプトで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-all
このスクリプトは、インストール済み環境のすべてのサーバーのキャッシュ、および WAS_HOME キャッシュをクリアします。
-washome
スクリプトは WAS_HOME レベルでキャッシュをクリアします。
-profile profileName
スクリプトは、指定されたプロファイルのキャッシュをクリアします。
-profileConfig profileName
スクリプトは、指定されたプロファイルのプロファイル・レベルのキャッシュをクリアします。
-servers serverName1 serverName2 ...
スクリプトは、指定されたサーバーのキャッシュをクリアします。

使用のシナリオ

キャッシュをクリアするには、次のようにコマンドを実行します。

[AIX][HP-UX][Linux][Solaris][IBM i][z/OS]
./osgiCfgInit.sh [-all|-washome]
[Windows]
osgiCfgInit.bat [-all|-washome]

スクリプトが正常に実行されると、「OSGi キャッシュは、location で正常に消去されました。(OSGi cache successfully cleaned for location.)」というメッセージがコマンド行に表示されます。


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ファイル名:rxml_osgicfginit_script.html