サービス統合バス・
セキュリティーは、ロール・ベースの許可を使用します。デフォルトで、すべてのローカル宛先はデフォルト・リソースからアクセス・ロールを継承します。選択した宛先のデフォルトの継承がオーバーライドされている場合には、それを復元することができます。
このタスクについて
特定の宛先のデフォルトの継承がオーバーライドされている場合には、それを復元することができます。このタスクでは、管理コンソールを使用して、選択した宛先のデフォルト・リソースからのロール・タイプ割り当てを復元します。宛先が継承できるのは、その特定タイプの宛先に許可されるアクセス・ロールのみ
です。例えば、トピック・スペースは sender ロールおよび receiver ロールを継承できますが、browser ロールを継承することはできません。継承されたアクセス・ロールは、宛先の既存のすべてのアクセス・ロールに追加されます。
手順
- 管理コンソールにログインします。
- をクリックします。 「宛先」パネルに、選択したバスに定義されているすべての宛先がリストされます。
- 操作対象の宛先を 1 つ以上選択します。
- 宛先が 1 つだけの場合は、その宛先の名前をクリックします。
- 宛先が複数の場合は、宛先の横にあるチェック・ボックスを選択して、「アクセス・ロールの管理」をクリックします。
「宛先アクセス・ロール (Destination access roles)」パネルが表示されます。
選択した各宛先に関する情報が、縮小表示されたセクションに表示されます。
- 宛先を展開すると、この宛先のロールに割り当てられているユーザーおよびグループがリストされます。
- 「デフォルトからの継承」チェック・ボックスを選択します。
- 「OK」をクリックして、変更を保存します。
- 変更をマスター構成に保存します。
タスクの結果
デフォルト・リソースのロール・タイプ割り当てが、選択した宛先によって継承されます。
「
宛先アクセス・ロール (Destination access roles)」パネルに、宛先について新たに継承されたデフォルト・アクセス・ロールおよび既存のアクセス・ロールが表示されます。