EJB データ・メディエーター・サービスのデータ更新

Enterprise JavaBeans (EJB) メディエーター要求は、複合 EJB 照会です。 applyChanges メソッドを使用して、 更新済み DataGraph をデータ・ソースへ書き込んで戻すことができます。

更新は、直接データ・ソースへ、または EJB インスタンスを介して適用することができます。

EJB インスタンスを介して変更を適用すると、オプションのアダプタ ー・クラスが applyChanges メソッド上で指定されます。 それぞれの変更されたデータ・オブジェクトは、最初、アダプター applyChange メソッドへ受け渡されます。 アダプタ ーは、自身で変更を処理し true を戻すか、または false を 戻すことによって変更を処理する EJB メディエーターを持つことができます。

アダプターを使用して、Optimistic Concurrency (OCC) 論理をカスタ マイズするか、変更を処理して DataGraph 属性のみを読み取るか、またはビ ジネス・ロジックを要求する変更を処理できます。

applyChanges メソッドには、2 つの形式があります。 最初は、applyChanges( DataObject) が更新済み DataGraph を取得して Structured Query Language (SQL) を実行し、ステートメントを挿入し、更新し、EJB コンテナーに受け 渡すことによって、データベースに対して直接削除します。 2 番目の形式は、applyChanges( DataObject、MediatorAdapter ) が、EJB インスタンスおよびアクセサーを使用して更新を処理します。 MediatorAdapter 用のヌル値がサポートされています。

applyChanges でアダプターを使用する時期

  • create(PrimaryKey) 以外の create メソッドがあるときに使用します
  • コンテナー管理パーシスタンス (CMP) setter メソッドの代わ りにビジネス・メソッドを呼び出す必要があるときに使 用します
  • 特殊なオプティミスティック・キャッシング論理が必要なときに使用します

アダプターの作業法

DataGraph ログにわたって 3 つ のパスが作成され、変更された DataObject はアダプターに引き渡されます。
  1. 新規 DataObjects が受け渡されました。 アダプターはオブジェクトを作成し、CMP フィールドを設定することができます。 まだ作成されていないエンタープライズ Bean を参照するコンテナー管理関係 (CMR) は、パス 2 まで据え置きです。
  2. 新規および更新済み DataObjects が受け渡されました。 パス 1 で据え置かれた CMR は、今回は設定されます。
  3. 削除された DataObjects が受け渡されました。

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