Oracle 用データ・ソースの最小必要設定
次のプロパティーは、JDBC ドライバーの実装に関するデータベース・ベンダーの要件によって異なります。構成するデータ・ソースごとに適切なプロパティーを設定してください。これらの設定は Oracle データ・ソース用です。
以下のタイプのプロバイダーを構成できます。
- Oracle JDBC Driver
Oracle JDBC Driver は、Oracle データベース への JDBC アクセスを提供します。この JDBC Driver は、 タイプ 2 JDBC アクセスとタイプ 4 JDBC アクセスの両方をサポートします。
このプロバイダーの特徴は、以下のとおりです。- 以下の 1 フェーズ・データ・ソースをサポートします。
oracle.jdbc.pool.OracleConnectionPoolDataSource
- 以下の JDBC ドライバー・ファイルが必要です。
- ojdbc6.jar または ojdbc5.0
トラブルの回避 (Avoid trouble): 以下の点に注意してください。
- ojdbc5.jar を使用する場合、Oracle では、Java SE Development Kit バージョン 6 以降に含まれる JDBC 4.0 API の使用はサポートしません。
- 混合ノード環境では、管理コンソールのデータ・ソース・ウィザードによって、ojdbc6.jar または ojdbc5.jar のクラスパスを選択できます。
- Oracle トレースでは、ojdbcversion_g.jar を使用します。
- ojdbc6.jar または ojdbc5.0
- 以下の DataStoreHelper クラスが必要です。
com.ibm.websphere.rsadapter.Oracle11gDataStoreHelper
トラブルの回避 (Avoid trouble): Oracle 11g または Oracle 10g データベース・サーバーを使用しているかどうかにかかわらず、Oracle11gDataStoreHelper を ojdbc6.jar ドライバー・ファイルで使用する必要があります。gotcha
- 有効な認証別名が必要です。
- 以下のプロパティーが必要です。
- URL
- データ・ソースの接続の取得元であるデータベースを示す URL。以下に例を示します。
ここで、myServer はサーバー名、1521 は サーバーが通信に使用するポート、myDatabase はデータベース名です。jdbc:oracle:thin:@//myServer:1521/myDatabase
- 以下の 1 フェーズ・データ・ソースをサポートします。
- Oracle JDBC Driver (XA)
Oracle JDBC Driver (XA) は 、Oracle データベースへの XA 準拠 JDBC アクセスを提供します。この JDBC Driver は、 タイプ 2 JDBC アクセスとタイプ 4 JDBC アクセスの両方をサポートします。
このプロバイダーの特徴は、以下のとおりです。- 以下の 2 フェーズ・データ・ソースをサポートします。
oracle.jdbc.xa.client.OracleXADataSource
- 以下の JDBC ドライバー・ファイルが必要です。
- ojdbc6.jar または ojdbc5.0
トラブルの回避 (Avoid trouble): これらのドライバー・ファイルの使用に関して、 以下の点に注意してください。
- ojdbc5.jar を使用する場合、Oracle では、Java SE Development Kit バージョン 6 以降に含まれる JDBC 4.0 API の使用はサポートしません。
- 混合ノード環境では、管理コンソールのデータ・ソース・ウィザードによって、ojdbc6.jar または ojdbc5.jar のクラスパスを選択できます。
- Oracle トレースでは、ojdbcversion_g.jar を使用します。
- ojdbc6.jar または ojdbc5.0
- 以下の DataStoreHelper クラスが必要です。
com.ibm.websphere.rsadapter.Oracle11gDataStoreHelper
トラブルの回避 (Avoid trouble): Oracle 11g または Oracle 10g データベース・サーバーを使用しているかどうかにかかわらず、Oracle11gDataStoreHelper を ojdbc6.jar ドライバー・ファイルで使用する必要があります。gotcha
- 有効な認証別名が必要です。
- 以下のプロパティーが必要です。
- URL
- データ・ソースの接続元であるデータベースを示します。以下に例を示します。
ここで、myServer はサーバー名、1521 は サーバーが通信に使用するポート、myDatabase はデータベース名です。jdbc:oracle:thin:@//myServer:1521/myDatabase
- 以下の 2 フェーズ・データ・ソースをサポートします。