以前のリリースの WebSphere Application Server traditional からのデフォルト値と動作の変更

アプリケーション・サーバーを新しいバージョンにアップグレードするときは、変更された以下のデフォルト値と動作に注意してください。

バージョン 9.0 でのデフォルト値と動作の変更

表 1. バージョン 9.0 でのデフォルト値と動作の変更
機能エリア 変更内容 バージョン 9.0 以前のバージョン 詳細情報
高可用性およびワークロード管理 コア・グループのカスタム・プロパティー: IBM_CS_OOM_ACTION 分離 デフォルト値なし コア・グループのカスタム・プロパティー
セル・クラスターのカスタム・プロパティー: IBM_CLUSTER_REUSE_ORIGINAL_IOR true デフォルト値なし セルのカスタム・プロパティー
プロキシー・サーバー設定: 高可用性モニター・タイムアウト 0 300 プロキシー・サーバーの設定
コア・グループ・メンバーのデフォルトのプロトコル選択 コア・グループ・メンバーの通信は、デフォルトで最上位のプロトコル・バージョンを使用します。 使用される最下位のプロトコル・バージョン コア・グループ・プロトコルのバージョン
リソース JPA データ・ソース・エラー処理 EntityManager オブジェクトまたは EntityManagerFactory オブジェクトに関連付けられた persistence.xml ファイル内の、構成が正しくない <jta-data-source> エレメントまたは <non-jta-data-source> エレメントは、修正するか除去する必要があります。 EntityManager オブジェクトまたは EntityManagerFactory オブジェクトに関連付けられた persistence.xml ファイル内の、構成が正しくない <jta-data-source> エレメントまたは <non-jta-data-source> エレメントに製品がアクセスしようとすると、製品は CWWJP0013E エラー・メッセージを発行し、構成が正しくないデータ・ソースを無視します。 該当なし
Web サーバー・プラグイン esiEnable False true Edge Side Include のキャッシングの構成

plugin-cfg.xml ファイル

Web サーバー・プラグイン KillWebServerUponParseErr true False Web サーバー・プラグインのカスタム・プロパティー
Web サーバー・プラグイン StrictSecurity true False Web サーバー・プラグインのカスタム・プロパティー
セキュリティー SSL 構成属性: sslProtocol SSL_TLSv2 SSL_TLS SSL 構成
セキュリティー com.ibm.websphere.ssl.include.ECCiphers のデフォルト値 true False セキュリティー・カスタム・プロパティー

バージョン 8.5 でのデフォルト値と動作の変更

表 2. バージョン 8.5 でのデフォルト値と動作の変更
機能エリア 変更内容 バージョン 8.5 以前のバージョン 詳細情報
構成ファイル IgnoreAffinityRequests False true plugin-cfg.xml ファイル
カスタム・プロパティー Java 仮想マシンのカスタム・プロパティー: com.ibm.websphere.logging.useJULThreadID False true Java 仮想マシンの カスタム・プロパティー
設定 接続プールの最小接続設定 バージョン 8.5.5.9 以降: 0

バージョン 8.5.5.8 以前: 1

1 接続プール設定
設定 HTTP トランスポート・チャネル設定の HTTP チャネルの「判断失敗」例外 500 応答コード 403 応答コード HTTP トランスポート・チャネルの設定
設定 HTTP 要求コンテンツを読み取る際の最大バッファー・サイズ。plugin-cfg.xml ファイル内の PostBufferSize エレメント 0 64 Web サーバー・プラグインの要求ルーティング・プロパティー
Web サーバー・プラグイン

セキュア接続の作成の振る舞い

Web サーバー・プラグインは、HTTPS 接続の作成を試行したが失敗した場合、接続を作成しません。

バージョン 8.5.0.x では、Web サーバー・プラグインは、HTTPS 接続の作成を試行したが失敗した場合、HTTP 接続の作成を試行します。

Web サーバー・プラグインは、HTTPS 接続の作成を試行したが失敗した場合、HTTP 接続の作成を試行します。

Web サーバー・プラグイン接続

Web サーバー・プラグインのカスタム・プロパティー

バージョン 8.0 でのデフォルト値と動作の変更

表 3. バージョン 8.0 でのデフォルト値と動作の変更
機能エリア 変更内容 バージョン 8.0 バージョン 7.0 詳細情報
コマンド (wsadmin スクリプト) AdminTask オブジェクト・パラメーターの ClusterConfigCommands コマンド・ グループ: -resourcesScope クラスター both AdminTask オブジェクトの ClusterConfigCommands コマンド・グループ
カスタム・プロパティー オブジェクト・リクエスト・ブローカーのカスタム・プロパティー com.ibm.CORBA.ConnectTimeout 10 0 オブジェクト・リクエスト・ブローカーのカスタム・プロパティー
カスタム・プロパティー Web コンテナーのカスタム・プロパティー com.ibm.ws.webcontainer.throwpostconstructexception true False Web コンテナーのカスタム・プロパティー
設定 すべての要求に対するコンテンツの受け入れ設定 true False Web サーバー・プラグイン要求および応答最適化のプロパティー
設定 スレッド・プール設定: スレッド非活動状態タイムアウト 60000 ミリ秒 35000 ミリ秒 スレッド・プール設定
設定 管理コンソールの「読み取り/書き込みタイムアウトの使用」設定、または plugin-cfg.xml ファイル内の ServerIOTimeout 属性 900 秒 60 秒 Web サーバー・プラグイン用の Application Server プロパティー設定

トピックのタイプを示すアイコン 参照トピック



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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rmig_defaultvalue
ファイル名:rmig_defaultvalue.html