IBM MQ メッセージング・プロバイダーのアクティベーション・スペックの構成

メッセージ駆動型 Bean (MDB) が IBM MQ メッセージング・プロバイダーと通信できるように、JMS アクティベーション・スペックを構成します。

このタスクについて

IBM MQ と使用するためにアクティベーション・スペックの構成を表示または変更するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。

手順

  1. ナビゲーション・ペインで、「「リソース」 > 「JMS」->「アクティベーション・スペック」」をクリックします。 プロパティーの概要を含む既存のアクティベーション・スペックのリストが、アクティベーション・スペック コレクションフォームで表示されます。
  2. 表示または変更するアクティベーション・スペックの有効範囲に対応する「有効範囲」設定を選択します。
  3. 表示または変更するアクティベーション・スペックの名前を選択します。 アクティベーション・スペック構成の詳細がIBM MQ メッセージング・プロバイダー・アクティベーション・スペック設定フォームで表示されます。
  4. 「一般プロパティー」の下で、必要に応じて変更を行います。

    選択可能なそれぞれのフィールドについて詳しくは、IBM MQ メッセージング・プロバイダー・アクティベーション・スペック設定を参照してください。

    注: IBM MQ メッセージング・プロバイダーが使用する IBM MQ リソース・アダプターの構成に使用する IBM MQ 接続プロパティーは 4 つあります。これらのプロパティーは、アクティベーション・スペックが使用する次の接続プールに影響を与えます。
    • maxConnections
    • connectionConcurrency (このプロパティーを設定すると、WebSphere Application Server 7 のノードのみに影響します。このプロパティーは、WebSphere Application Server バージョン 8 以降のノードには影響しません。)
    • reconnectionRetryCount
    • reconnectionRetryInterval
    これらの 4 つのプロパティーとその構成方法について詳しくは、リソース・アダプターのプロパティーを参照してください。
  5. 適用」をクリックして、構成を保存します。
  6. オプション: 「拡張プロパティー (Advanced properties)」をクリックして、ご使用のアクティベーション・スペックの拡張プロパティーのリストを表示または変更します。
  7. オプション: 「ブローカー・プロパティー (Broker properties)」をクリックして、ご使用のアクティベーション・スペックのブローカー・プロパティーのリストを表示または変更します。
  8. オプション: 「カスタム・プロパティー」をクリックして、ご使用のアクティベーション・スペックのカスタム・プロパティーのリストを表示または変更します。 例えば、このオプションを使用してアクティベーション・スペックのためのカスタム・プロパティー WAS_EndpointInitialState を設定します。WAS_EndpointInitialState によって、アクティベーション・スペックを使用して メッセージ駆動型 Bean が宛先に接続し次第、JMS 宛先からメッセージのコンシュームを 開始するかどうかが決まります。
  9. オプション: 「クライアント・トランスポート・プロパティー (Client transport properties)」をクリックして、ご使用のアクティベーション・スペックのクライアント・トランスポート・プロパティーのリストを表示または変更します。このリンクは、IBM MQ への接続に必要なすべての情報を入力した場合に、このパネルの明示的に定義されたバリエーションでのみ表示されます。 このリンクは CCDT ベースのバリエーションでは表示されません。
  10. OK」をクリックします。
  11. 変更をマスター構成に保存します。
  12. [z/OS]z/OS® プラットフォーム上の IBM MQ メッセージ駆動型 Bean (MDB) でアクティベーション・スペックを使用している場合は、アプリケーション・サーバーの制御領域付属 (CRA) プロセスを有効にする必要があります。 JMS プロバイダー設定パネルの「JCA ベースのインバウンド・メッセージ配信を使用可能に設定 (Enable JCA based inbound message delivery)」を選択するか、manageWMQ コマンドを使用して、アプリケーション・サーバーの始動プロセスで CRA を開始するようにします。
  13. 変更した構成を有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止してから再始動してください。

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