AdminTask オブジェクトの IdMgrDBSetup コマンド・グループ
Jython または Jacl のスクリプト言語を使用して、wsadmin ツールで統合リポジトリー・スキーマを管理することができます。プロパティー拡張リポジトリーを管理するには、IdMgrDBSetup グループの deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData コマンドとそのパラメーターを使用します。このコマンドは、-conntype NONE オプションを使用して、接続モードおよびローカル・モードの両方で使用可能です。
deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData
deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData コマンドは、プロパティー拡張リポジトリーからプロパティー・データを削除します。また、このコマンドは、プロパティー拡張リポジトリー内でプロパティー・データが占有しているスペースも解放します。
ターゲット・オブジェクト
なし。必須パラメーター
- -name
- このパラメーターを使用して、データを削除するプロパティーの名前を指定します。
有効な名前空間接頭部を使用して、特定の名前空間内のプロパティーを参照することができます。デフォルトの名前空間接頭部は、wim です。名前空間接頭部を指定する際に、コロン (:) を区切り文字として使用します。例えば、your_ext:contact_number という形式で使用します。
- your_ext は、名前空間接頭部です。
- contact_number は、プロパティー名です。
(ストリング、必須)
重要: プロパティーの拡張に使用したものと同じ名前空間接頭部を指定する必要があります。この値を取得するには、listIdMgrPropertyExtensions コマンドを使用できます。このコマンドは、IdMgrDataModel コマンド・グループに含まれています。
オプション・パラメーター
- -entityTypeNames
- このパラメーターを使用して、プロパティー・データを削除する既存のエンティティー・タイプの名前を 1 つ以上指定します。複数のエンティティー・タイプを指定するには、セミコロン (;) を使用して区切ります。
有効な名前空間接頭部を使用して、特定の名前空間内のエンティティー・タイプ名を参照することができます。使用されるデフォルトの名前空間接頭部は wim です。名前空間接頭部を指定する際に、コロン (:) を使用します。例えば、your_ext:person_account という形式で使用します。
- your_ext は、名前空間接頭部です。
- person_account はエンティティー・タイプの名前です。
(ストリング、オプション)
重要: プロパティーの拡張に使用したものと同じ名前空間接頭部を指定する必要があります。この値を取得するには、listIdMgrPropertyExtensions コマンドを使用できます。このコマンドは、IdMgrDataModel コマンド・グループに含まれています。
- -dbAdminId
- このパラメーターを使用して、このコマンドをローカル・モードで実行する場合のデータベース管理者のログイン ID を指定します。
(ストリング、オプション)
- -dbAdminPassword
- このコマンドをローカル・モードで実行する場合、このパラメーターを使用してデータベース管理者のパスワードを指定します。
(ストリング、オプション)
例
バッチ・モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData {-name property_name_1}
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData ('[-name property_name_1]')
- Jython リストを使用:
AdminTask.deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData (['-name', 'property_name_1'])
対話モードの使用例:
- Jacl を使用:
$AdminTask deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData {-interactive}
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData ('[-interactive]')
- Jython リストを使用:
AdminTask.deleteIdMgrPropertyExtensionEntityData (['-interactive'])