[IBM i]

rvkwasaut コマンド

rvkwasaut コマンドは、プロファイルおよびそれに関連するオブジェクトに対するユーザー権限を取り消します。

使用法の説明と例に関しては、『プロファイルへの権限の取り消し』を参照してください。このスクリプトを実行するには、ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ 権限が必要です。

構文

コマンド構文は次のようになります。
rvkwasaut [-profileName profile] [-user usrprf | -authlist none]
 [-object path] [-recursive] [-verbose] [-help]

パラメーター

rvkwasaut コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-profileName
これはオプション・パラメーターです。値 profile には、権限を取り消すプロファイル の名前を指定します。 デフォルト値は default です。
-user
usrprf は、権限を取り消すユーザー・プロファイルを指定します。 複数のユーザー・プロファイルから権限を取り消すには、単一の -user パラメーターですべてのユーザー・プロファイルを指定します。 プロファイルのリストを二重引用符 (") で囲みます。 例えば、usrprf1 と usrprf2 から権限を取り消すには、-user "usrprf1 usrprf2" と指定します。 -user か -authlist、または両方を指定する必要があります。
-authlist
値 none は、オブジェクトに関連する現在の権限リストを除去すべきことを指定します。 -authlist パラメーターを使用する場合には、値 none を指定する必要があります。 -user か -authlist、または両方を指定する必要があります。
-object
これはオプション・パラメーターです。値 path には、権限を取り消す対象となるサブディレクトリーまたは部分的に修飾されたオブジェクト名を指定します。 プロファイル・ルートが値の先頭に付加され、完全修飾パスが得られます。 このパラメーターを指定しない場合のデフォルト値は、プロファイル・ルートです。 複数のオブジェクトの権限を取り消すには、各オブジェクトごとにスクリプトを実行する必要があります。
-recursive
このオプション・パラメーターは、すべてのサブディレクトリーの権限を取り消すかどうかを指定します。 このパラメーターを指定しない場合、権限は -object パラメーターで指定されたオブジェクトでのみ取り消され、また、-object パラメーターを指定しない場合はプロファイル・ルート・ディレクトリーで取り消されます。 このパラメーターは、-object パラメーターで指定されたすべてのオブジェクトに適用されます。
-verbose
このオプション・パラメーターは冗長メッセージをオンにします。スクリプトをデバッグする必要がある場合、冗長メッセージが役に立つことがあります。
-help
このオプション・パラメーターはヘルプ・メッセージを表示します。このパラメーターを指定した場合、 スクリプトは他のすべてのパラメーターを無視します。

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ファイル名:rxml_rvkwasaut.html