WebSphere® Application Server バージョン 7.0.0.1 以降に含まれている Kerberos ポリシー・セットおよび V2 汎用サンプル・バインディングを構成します。
始める前に
製品に含まれている追加の Kerberos ポリシー・セットおよび V2 汎用サンプル・バインディングを
使用するには、製品のインストール後に新規のプロファイルを作成する必要があります。
既存のプロファイルは自動的には更新されず、Kerberos ポリシー・セットおよび V2 汎用サンプル・バインディング
は含まれていません。既存のプロファイルは、以下の手順を使用して手動で更新できます。
このタスクについて
既存のプロファイルを更新するには、以下の手順を手動で実行します。
更新する必要があるプロファイルは、デプロイメント・マネージャー・プロファイルおよびスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルのみです。
手順
- 追加の Kerberos ポリシー・セットが含まれているディレクトリーを、プロファイル・テンプレート・ディレクトリー app_server_root/profileTemplates/default/documents/config/templates/PolicySets からプロファイル構成ディレクトリー profile_root/config/templates/PolicySets にコピーします。
追加の各 Kerberos ポリシー・セットは、個別のディレクトリーに格納されています。
それらのディレクトリーは、以下のとおりです。
- Kerberos V5 SecureConversation
- Kerberos V5 WSSecurity デフォルト
- TrustServiceKerberosDefault
- 汎用バインディング、クライアント・サンプル V2、およびプロバイダー・サンプル V2 をアンパックしてコピーします。
- パッケージ・ファイル app_server_root/profileTemplates/default/configArchives/AppSrv.car からディレクトリーとファイルを一時ディレクトリーに抽出します。
- 汎用バインディング・ディレクトリーを一時ディレクトリー <temp_dir>/cells/defaultCell/bindings/ から、
セルのプロファイル構成ディレクトリー profile_root/config/cells/<cellName>/bindings にコピーします。
それぞれの汎用バインディングは、個別のディレクトリーに格納されています。
それらのディレクトリーは、以下のとおりです。
- Provider sample V2
- Client sample V2
- サーバーを再始動します。