管理コンソールにおける Java EE コネクター接続ファクトリーの構成

エンタープライズ情報システム (EIS) にアクセスするために接続ファクトリーを構成します。これは、リソース接続を確立および維持するためのリソース・アダプター・クラスをインスタンス化します。

このタスクについて

アプリケーション・コンポーネントは、接続ファクトリーを使用して接続インスタンスにアクセスします。 次にこのコンポーネントは、これを使用して、基盤となるエンタープライズ情報システム (EIS) に接続します。接続の例には、データベース接続、Java™ Message Service 接続、および SAP R/3 接続などがあります。

[z/OS]最適化されたローカル・アダプターを使用している場合は、olaRar.py スクリプト・ファイルを使用して、アダプターの接続ファクトリーを構成することができます。 詳しくは、olaRary.py スクリプト・ファイルのトピックを参照してください。

手順

  1. 「リソース」 > 「リソース・アダプター」 > 「リソース・アダプター」とクリックします。
  2. リソース・アダプター」パネルで、 構成するリソース・アダプターを選択します。
  3. 追加プロパティー」見出しで、 「J2C 接続ファクトリー」をクリックします。
    1. 「新規」をクリックします。
    2. 一般プロパティー」パネルで、接続ファクトリーに 任意のプロパティーを指定します。
    3. 認証設定を選択します。
    4. 「コンポーネント管理認証」「コンテナー管理認証」、または その両方の別名を選択します。 マッピング構成別名の選択項目には、 コンテナー管理認証別名を使用しないものもあるので、 そのようなマッピング構成別名の 1 つを選択する場合は、コンテナー管理別名を 選択することができません。

      アプリケーション・サーバーでセキュリティー・ドメインを定義した場合、 「参照」をクリックすると、 構成するリソースの認証別名を選択できます。セキュリティー・ドメインでは、 サーバー間で認証別名を分離することができます。別名が属している セキュリティー・ドメインを決める場合、ツリー・ビューは便利です。また、ツリー・ビューは、 各認証別名にアクセスできるサーバーを決める場合に役立ちます。ツリー・ビューは、 各リソースに合わせて調整されるため、 ドメインおよび別名は、使用しないときは非表示になります。

      注: リソース・アダプターが XA をサポートしている場合、「XA リカバリーの認証別名」は使用可能になります。
      使用できる別名がない場合、または別の別名を定義する場合は、以下のようにします。
      1. 適用」をクリックして、現在の設定を保存します。
      2. 関連項目」見出しから「JAAS - J2C 認証データ」をクリックします。
      3. 「新規」をクリックします。
      4. 一般プロパティー」で別名のプロパティーを定義します。
      5. 「OK」をクリックします。
    5. 「OK」をクリックします。
  4. 作成した J2C 接続ファクトリーの名前をクリックします。
  5. 追加プロパティー」見出しで、 「接続プール・プロパティー」をクリックします。
    1. プロパティー名をクリックして、任意の値を変更します。 接続プールの設定について詳しくは、『接続プールの調整』または『接続プール設定』トピックを参照してください。
    1. 「OK」をクリックします。
  6. 追加プロパティー」見出しで、「カスタム・プロパティー」を クリックします。
    1. 任意のプロパティー名をクリックして値を変更します。 UserName プロパティーと Password プロパティーが定義されている場合、 それらは前のステップで指定したコンポーネント管理認証の別名で オーバーライドされます。
    2. 保存」をクリックします。
  7. 変更を有効にするには、デプロイメント・マネージャーおよび ノード・エージェントを再始動します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tdat_confconfac
ファイル名:tdat_confconfac.html