メッセージング・エンジンの作成時のメッセージ・ストア・エラーの回避
使用するパラメーターの組み合わせを変えることで、要求に合ったファイル・ストアまたはデータ・ストアを作成することができます。結果は、サーバーおよびクラスターの有効範囲によって異なります。
サーバー有効範囲
サーバーを新規のバス・メンバーとして追加する場合、以下の点に注意してください。
- メッセージ・ストアのタイプを指定しない場合、デフォルトでファイル・ストアが作成されます。 「デフォルトのデータ・ソースの作成」を「True」に設定するか、または「データ・ソースの JNDI 名」を指定すると、データ・ストアが作成されます。
- ファイル・ストアを使用することを選択した場合、ファイル・ストア属性のみが指定対象として表示されます。 例えば、ログ・ファイル・ディレクトリーのようになります。
- データ・ストアを使用することを選択する場合:
- データ・ストア属性のみが指定対象として表示されます。 例えば、データ・ソース JNDI 名のようになります。
- 「デフォルトのデータ・ソースの作成」を「False」に設定する場合は、「データ・ソース JNDI 名」を指定する必要があります。
クラスター有効範囲
クラスターを新規のバス・メンバーとして追加する場合、以下の点に注意してください。
- ファイル・ストアを使用することを選択する場合:
- デフォルトのログ・ファイル・ディレクトリー、永続保管ファイルのディレクトリー、および一時保管ファイルのディレクトリーは使用しないでください。これらはクラスター・エンジンには適していません。
- ログ・ディレクトリー、永続保管ディレクトリーおよび一時保管ディレクトリーを、ファイル・システム上でクラスターのすべてのメンバーがアクセスできるロケーションに置くように指定する必要があります。
- データ・ストアを使用することを選択する場合:
- デフォルトのデータ・ソースを使用しないでください。 これはクラスター・エンジンに適していません。
- 既存のデータ・ソースのデータ・ソース JNDI 名を指定する必要があります。