宛先の仲介解除

選択したバス宛先の仲介を解除するには、このタスクを実行します。

始める前に

このタスクを開始する前に、仲介を解除するバス宛先のメッセージの順序を保持するかどうかを検討する必要があります。

このタスクについて

選択したバス宛先の仲介を解除すると、バス宛先とメディエーションの関連がなくなり、メディエーションは実行時にバス宛先のメッセージを処理しなくなります。 このタスクでは、バス宛先の仲介を解除し、オプションでバス宛先のメッセージの順序を保持します。
バス宛先の仲介を解除するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。
ヒント: メッセージの順序を保存する場合は、以下のステップを実行します。メッセージの順序が重要でなければ、ステップ 2 と 4 は省略することができます。

手順

  1. 仲介を解除するバス宛先を表示します。 サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [宛先リソース (Destination resources)]「宛先 (Destinations)」 -> 「destination_nameをクリックします。
  2. オプション: 宛先のメッセージの順序を保存したい場合は、以下のステップを実行します。
    1. 「送信許可」チェック・ボックスをクリアし (「false」に設定)、この宛先のメッセージ・ポイントへのメッセージの送信を停止します。
    2. メディエーション・ポイントへのメッセージのリストが空になるまで待ちます。
    3. すべてのメディエーション・ポイントを停止し、すべてのメディエーション・ポイントが「停止」状態に入るのを待ちます。
    4. オプション: まだ選択されていない場合は、仲介を解除するバス宛先を選択します。
  3. 「仲介解除」をクリックし、宛先を仲介解除します。
  4. オプション: 「送信許可」チェック・ボックスを選択し (「true」に設定)、この宛先のメディエーション・ポイントへのメッセージの送信を再開します。
  5. 変更をマスター構成に保存します。

タスクの結果

宛先の仲介が解除され、メディエーション・ポイントが宛先から削除されます。

メッセージの順序を保持するようにしなかった場合、宛先の仲介を解除した後にメディエーション・ポイントに残ったすべてのメッセージは、仲介されない宛先と同様の処理を受けます。 転送ルーティング・パスが空のメッセージは、宛先用の適切な次のメッセージ・ポイントに置かれます。転送ルーティング・パスが空ではないメッセージは、転送ルーティング・パスで指定された宛先に送信されます。

仲介解除された宛先はこの時点で仲介されない宛先として動作し、新規のメッセージは宛先のメッセージ・ポイントに送信されます。


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