エンタープライズ・アプリケーション・ファイルのインストール
アプリケーションのデプロイ作業の一部として、インストール可能なモジュールを保持するように構成されたサーバー上に、 アプリケーション・ファイルをインストールします。
始める前に
アプリケーション・サーバー上に Java™ Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーション・ファイルをインストールする前に、必要に応じてモジュールをアセンブルする必要があります。
また、ファイルをインストールする前に、ターゲット・アプリケーション・サーバーを構成します。 サーバー構成作業の一部として、 デプロイメント・ターゲットにアプリケーション・ファイルをインストールできるかどうかを判別します。

このタスクについて
以下のエンタープライズ・モジュールをサーバーにインストールできます。
- エンタープライズ・アーカイブ (EAR)
- エンタープライズ Bean (EJB)
- Web アーカイブ (Web archive (WAR))
- Session Initiation Protocol (SIP) モジュール (SAR)
- リソース・アダプター (コネクターまたは RAR)
- アプリケーション・クライアント・モジュール
アプリケーション・クライアント・ファイルは、 WebSphere® Application Server 構成にインストールできますが、サーバーでは実行できません。
以下のステップを完了して、ファイルをインストールします。
手順
次のタスク
管理構成の変更を保存します。
複数サーバー環境で構成を保存する場合、その構成をアプリケーションの実行が期待されるノードと同期します。

- 管理コンソールまたは wsadmin スクリプトのいずれかを使用して、ノードを同期化する必要があります。
この操作を行うには、2 つの方法のうち、管理コンソールを使用する方法をお勧めします。
管理コンソールの「ノード」パネルには、「同期化」操作があります。
wsadmin スクリプトを使用してノードを同期化する必要がある場合は、NodeSync Mbean の sync() コマンドを使用してください。
- ノード同期化プロセスの一部としてノード・エージェントを再始動しないでください。 ノード・エージェントがアプリケーション・サーバーをディスカバーするまで、アプリケーション・デプロイメントのためのノードの同期化、ノード・エージェントの開始時に行われる更新、ノード・エージェントによる更新、アプリケーション・サーバーに影響を与える更新などの管理操作が失敗します。
次に、アプリケーションをテストします。 例えば、デプロイ済みのアプリケーションの URL を Web ブラウザーで参照します。 URL は、通常、 http://hostname:9060/web_module_name のように なります。hostname は有効な Web サーバー、9060 はデフォルトのポート番号です。アプリケーションのパフォーマンスを調べます。アプリケーションが期待どおりに動作しない場合は、アプリケーション構成を編集して保存し、再度アプリケーションをテストします。
ご使用のアプリケーションにアノテーション付きのクラスが数多く含まれていて、デプロイに長時間を要する場合は、アノテーション検索を減らしてデプロイメントの速度を上げることができます。アプリケーションのデプロイ時のアノテーション検索の削減に関するトピックを参照してください。