高可用性システムへの障害の投入
システムに障害を投入して、高可用性の動作機能が期待通りかど うか確認することができます。
始める前に
重要: この機能は高可用性構成の受け入れテストをサポートするために提供されるもので、この目的のみに使用してください。
システムへの障害の投入は、リソースが使用不可になるか、また
は 1 つのサーバーから別のサーバーへフェイルオーバーする原因となり、ワークロードを混乱させます。
このタスクについて
ユーザーは JMX コマンドをメッセージング・エンジン MBean に発信し、高可用性システムで障害のシミュレートをすることができます。障害の投入は拡張検査または実動前テストを実行するための実用的な方法を提供します。 実動システムには障害を投入しないでください。
シミュレート可能な メッセージング・エンジン障害には、ローカル・エラーおよびグローバル・エラーの 2 つのタイプがあります。エラー・タイプについて詳しくは、例外条件からのメッセージング・エンジンのリカバリーを参照してください。手順
タスクの結果
例
Jython の場合:
myMBean = AdminControl.queryNames("type=SIBMessagingEngine,name=myNode01.
server1-bus1,*")
$AdminControl invoke $myMBean injectFault GlobalError
Jacl の場合:
set myMBean [$AdminControl queryNames type=SIBMessagingEngine,name=myNode01.
server1-bus1,*]
AdminControl.invoke(myMBean, "injectFault", "GlobalError")