スケジューラーは、管理コンソールを使用して作成または構成することができます。
手順
- 管理コンソールを開始します。
- 「リソース」>「スケジューラー」と選択します。
- 「新規」をクリックします。
- 構成設定を指定します。
アスタリスク (*) が付いたフィールドは必須です。 設定について詳しくは、トピック『スケジューラー設定』を参照してください。
WebSphere Application Server for z/OS サーバーで e-business の活動を開始するまではスケジューラーがどのような作業も試行しないようにする場合は、「カスタム・プロパティー」>「新規」とクリックして、synchWithControlRegion カスタム・プロパティーをスケジューラー構成設定に追加し、このプロパティーを true に設定します。
このプロパティーが true に設定されていると、スケジューラーは、何らかの作業を実行しようとする前に、WebSphere
Application Server for z/OS サーバーが e-business 用にオープンするまで待機します。デフォルト値は false です。
ベスト・プラクティス: PME バージョン 5.0 タスクでインターオペラビリティーを必要としない場合は、「追加プロパティー」で、
「カスタム・プロパティー」>「新規」とクリックします。
次に、「
名前」
フィールドに
disableV50TaskInteroperability、
「
値」フィールドに
true を指定し、
使用可能なタイプ・オプションのリストから
java.lang.boolean を
選択します。
このプロパティーが
true に設定されて
いると、PME バージョン 5.0 タスクにのみ必要なテーブル・スペースのスキャンは
実行されなくなります。
bprac
- 「OK」または「適用」をクリックして、変更内容を保存します。
- 変更を構成リポジトリーに保存します。
タスクの結果
スケジューラーが構成され、そのスケジューラーを新規インストールのアプリケーションで使用する準備が完了しました。
アプリケーションからスケジューラーの JNDI 名がまだ可視になっていない場合には、アプリケーションを再始動するか、
アプリケーション・サーバーを再始動すると、スケジューラーが見えるようになります。
スケジューラーを初めて作成したときには、
ポーリング・デーモンが自動的には開始しないため、手動で開始する必要があります。ポーリング・デーモンが自動的に開始するのは、次回サーバーが始動したときのみです。ポーリング・デーモンを手動で開始するには、トピック『スケジューラー・デーモン』を参照してください。
重要: 既存のスケジューラー構成に変更を加えた場合、
その変更が有効になるのはアプリケーション・サーバーが再始動された後です。