wsadmin を使用した統合リポジトリーまたはスタンドアロン LDAP レジストリーの構成
wsadmin ツールを使用して、統合リポジトリーまたはスタンドアロン LDAP レジストリーを構成することができます。
このタスクについて
AdminTask コマンド ldapsearch を使用して、以下のステップに従って統合リポジトリーまたはスタンドアロン LDAP レジストリーを構成することができます。
手順
Jython コマンドの例
--testquery.py ---------------
queryResult = AdminTask.ldapSearch ('-hostname
testldap.austin.ibm.com -port 389 -baseDN
DC=austinldap,DC=local
-bindDN CN=testuser,CN=Users,DC=austinldap,DC=local
-bindPassword Password123!@#$%^&*() -sslEnabled false
-searchFilter (&(sAMAccountName=wasadmin)(objectClass=person))
-searchLimit 50 -referral ignore')
print queryResult
--------------------------------
この Jython コマンドを実行するには、以下の wsadmin コマンドを使用できます。
wsadmin -conntype NONE -lang jython -f showBluePage.py
必須パラメーター
- hostname
- LDAP サーバーのホスト名を指定します。このホスト名は IP アドレスか、ドメイン・ネーム・サービス (DNS) 名のいずれかです。
- baseDN
- ディレクトリー・サービスの基本識別名を指定します。これは、ディレクトリー・サービスでの LDAP 検索の開始点を表します。例えば、ou=Rochester, o=IBM, c=us などです。
- sslEnabled
- Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバーでセキュア・ソケット通信を使用可能にするかどうかを指定します。 このオプションを選択すると、LDAP Secure Sockets Layer (SSL) の設定値が指定されている場合には、その設定値が使用されます。
- searchFilter
- ldapsearch を実行するためのフィルターを指定します。
- bindDN
- アプリケーション・サーバーの識別名を指定します。この識別名は、ディレクトリー・サービスにバインドするために使用されます。
- bindPassword
- ディレクトリー・サービスへのバインドに使用される、アプリケーション・サーバーのパスワードを指定します。
- port
- LDAP サーバーのポート番号を指定します。デフォルトは 389 です。
- sslAlias
- LDAP 用の SSL 構成を指定します。
- searchLimit
- 表示する検索結果の数を指定します。デフォルトは 20 です。最大は 100 です。
- referral
- Context.REFERRAL = "java.naming.referral" パラメーターを指定します。有効な値は ignore、follow、および throw です。 ignore がデフォルトです。
- searchScope
- 検索範囲を指定します。有効な値は sub、one、および base です。sub がデフォルトです。
- verbose
- true または false。