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z/OS での調整
z/OS® オペレーティング・システムを調整して WebSphere® Application Server のパフォーマンスを最適化するためのヒントについて学習します。
このタスクについて
WebSphere Application Server for z/OS プログラミング・モデルおよびランタイム環境の目標の 1 つは、アプリケーション開発者がアプリケーションの作成およびデプロイを行うために必要な作業を大幅に単純化することです。WebSphere Application Server for z/OS は、アプリケーション開発に関係する多くの配管タスクから、アプリケーション・プログラマーを解放するのに役立ちます。例えば、WebSphere Application Server for z/OS のアプリケーション・コードの場合、コードは遠隔通信には直接関与せず、ローカルまたはリモートのオブジェクトを位置指定して、メソッドを駆動します。 そのため、WebSphere Application Server for z/OS アプリケーションで、ソケット呼び出しまたは TCP/IP プログラミングが直接使用されることはありません。
アプリケーションの実行場所の決定とアプリケーション開発タスクの分離は、配管タスクからの解放の 1 つの特徴です。他の考慮事項には、いくつかのタイプの Bean のデータ呼び出しを支援すること、ユーザー認証 およびスレッド化を支援することが含まれます。
アプリケーション・プログラマーから調整作業を取り除くことは、作業が完了したという意味ではありません。このほかに、データベース管理者、ネットワーク管理者、セキュリティー管理者、およびパフォーマンス分析者の調整作業がある場合があります。
以下のトピックを使用して z/OS オペレーティング・システムを調整し、WebSphere Application Server のパフォーマンスを最適化します。
手順
- z/OS オペレーティング・システムの調整
- WebSphere Application Server for z/OS ランタイムの調整
- WebSphere MQ をメッセージング・プロバイダーとして使用する、z/OS での ASF モードのメッセージ駆動型 Bean 処理の調整
次のタスク
アプリケーションの調整について詳しくは、『アプリケーション・クライアントの使用』を参照してください。