メディエーション・ハンドラー用の代替メディエーション ID の構成

このタスクを使用して、メディエーション・ハンドラー用の代替メディエーション ID を構成します。

このタスクについて

デフォルト時、メディエーションはメッセージング・エンジンが使用する ID を継承します。 場合によって、メディエーション・ハンドラーが使用する代替 ID を指定することがあります。例えば、宛先にメッセージを送信する単一メディエーションの場合です。この指定を 行うには、デプロイメント時にメディエーション・ハンドラーに「run-as」 ID を指定し、ロール名を使用して、メディエーション・ハンドラー を、デフォルトのメディエーション ID 以外の ID にマップします。これらのステップに従って代替メディエーション ID を指定します。

手順

  1. ご使用のメディエーション・ハンドラーを EAR ファイルとして圧縮します。
  2. ロールを定義するため、デプロイメント記述子ファイルを編集します。詳しくは、Java Authentication and Authorization Service のプログラマチック・ログインの構成を参照してください。
  3. ユーザーをロールに割り当てます。詳しくは、アセンブリー・ツールを使用した RunAs ロールへのユーザーのマッピングおよびアセンブリーおよびデプロイメント中のアプリケーションの保護を参照してください。
  4. メディエーション・ハンドラーを WebSphere® Application Server にデプロイし、RunAs ロールにユーザーを割り当てます。詳しくは、RunAs ロールへのユーザーの割り当てを参照してください。このステップで、ユーザーのロールへのマッピングを確認し、新規ユーザーおよびグループを追加して、既存の情報を変更することができます。詳しくは、セキュア・アプリケーションのデプロイを参照してください。

次のタスク

これで、メディエーションが宛先にアクセスするのを許可する準備できました。詳しくは、許可の管理を参照してください。

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