ビジネス・レベル・アプリケーションの開始
稼働中でない (状況が「停止済み」の) ビジネス・レベル・アプリケーションを開始できます。 アプリケーションには、サーバー上で実行できる開始コードが含まれている必要があります。
始める前に
アプリケーションがサーバーにインストール済みである必要があります。 デフォルトでは、 サーバーの始動時に、アプリケーションが自動的に開始されます。
このタスクについて
ビジネス・レベル・アプリケーションは、管理コンソールまたは wsadmin コマンドを使用して、 手動で開始および停止できます。
このトピックでは、管理コンソールを使用して、 ビジネス・レベル・アプリケーションを開始する方法について説明します。
手順
タスクの結果
アプリケーションが開始したことを示すメッセージが表示されます。
ビジネス・レベル・アプリケーションが開始しない場合は、アプリケーションのマップ先であるデプロイメント・ターゲットが実行されていることを確認してからアプリケーションの開始を再度試行します。
アプリケーションがデプロイされているアプリケーション・サーバーが、サーバーの始動中にデプロイメント・マネージャーの構成と同期をとると、アプリケーションは開始されず、DeploymentDescriptorLoadException エラーが サーバーの SystemErr.log ファイルに書き込まれることがあります。
サーバーを停止してから再始動し、再度アプリケーションを開始してみてください。
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
複数ノード環境では、ターゲットへの変更を保存した後、ビジネス・レベル・アプリケーションを開始する前にノードを同期化します。
次のタスク
稼働中のアプリケーションを再始動するには、再始動するアプリケーションを選択し、 「停止」、さらに「始動」とクリックします。