外部ノードのリモート・エージェントを使用可能にしてください。
始める前に
ご使用のすべての外部ノード用のポート付きの汎用サーバー・クラスター
をセットアップしてください。
このタスクについて
混合サーバー環境をインストールすることにより、リモート・エージェントを呼び出した単純な Java™ プロセスは、モニターされているノードで実行されます。CPU 情報のリモート・エージェントをポーリングする
プラグインもあります。プラグインは、実行中の作業プロファイラーを持つ
オンデマンド・ルーターで実行されます。
手順
- モニターするノードでリモート・エージェントをスタートしてください。 それぞれのノードごとのコマンド行で、リモート・エージェントをスタートしてください。
- リモート・エージェントがインストールされたディレクトリーにナビゲートしてください。 例えばタイプ cd <installed_dir>/bin です。
- リモート・エージェントを開始してください。 「./startAgent.sh」または「startagent.bat」を実行します。
注: bin ディレクトリーの startAgent.sh または startAgent.bat スクリプトを使用してリモート・エージェントを開始した場合は、インストーラーとバンドルされている Java Runtime Environment (JRE) が使用されます。JRE は、 _uninstXD ディレクトリーの _jvm サブディレクトリーにインストールされています。
ノードで実行中の別のプロセスがデフォルトのポート (9980) を使用している場合、
スクリプトにパラメーターとしてポート番号を提供することも
できます。 デフォルトで、あらゆるユーザーがそのリモート・エージェントを実行できます。
セキュリティー強化のため、リモート・エージェントを含むディレクトリーへのアクセスを制限する
ことができます。
- オプション: リモート・エージェントを停止します。 リモート・エージェントを
停止するには、リモート・エージェントを開始したコマンド・ウィンドウを使用します。
コマンド quit を入力します。Control-C を押すか、または AIX®、HP-UX、Linux、あるいは Solaris を使用している場合は、UNIX の kill コマンドを使用して、リモート・エージェントを停止することもできます。
タスクの結果
リモート・エージェントは、CPU 情報用のリモート・エージェントをポーリングするプラグインに、
平均 CPU 使用効率、ノード速度、CPU 数、その他の属性と値を
送信します。
例
スタンドアロンの Java プログラムを開始できる方法であればどのような方法を使用しても、リモート・エージェントを開始できます。バックグラウンドでリモート・エージェントを実行できます。
Windows プラットフォームの場合は、システムの開始時に、リモート・エージェントをスケジュール済みタスクとして開始できます。
- Windows から、とクリックします。
- 「スケジュールされたタスク」ウィザードで、WAS_HOME/bin に移動し、
startAgent.bat を選択します。
- タスクを実行する時間を指定してください。例えば、「When
my computer starts」を選択します。
- startAgent.bat の実行に使用するユーザーについて、ユーザー ID とパスワード
を指定してください。
Linux または UNIX オペレーティング・システムの場合は、オペレーティング・システムの
/etc/inittab ファイルにエントリーを追加します。 /opt/WAS60/MixedServer ディレクトリーにフィーチャーをインストール済みの場合、
ファイルの新規エントリーは次のようになります。
was:2:once:/opt/WAS60/MixedServer/bin/startAgent.sh >/dev/console 2>&1
詳しくは、
man inittabb と入力して、
inittab に関する UNIX のマニュアル・ページを参照してください。
次のタスク
ルーティングが、
Intelligent Management を実行していないノードに要求を出すとき、
リモート・エージェントの使用可能化が必要です。要求のルーティングについて詳しくは、
『汎用サーバー・クラスターを持つ外部ノードへの要求のルーティング』を参照してください。