メッセージを JMS メッセージとして IBM MQ に転送するかどうかの指定

このタスクを使用して、外部宛先または別名宛先によって作成された IBM MQ JMS メッセージに MQRFH2 ヘッダーが追加されるかどうかを決定する宛先コンテキスト・プロパティーを作成します。

始める前に

このタスクは、別名バス宛先または外部バス宛先を作成していることを想定しています。詳しくは、バス上での別名宛先の作成またはバス上での外部宛先の作成を参照してください。

このタスクについて

外部バス宛先または別名バス宛先によって作成された JMS メッセージを IBM MQ に転送する場合に、このタスクを実行します。このタスクでは、MQRFH2 ヘッダーを JMS メッセージに追加する _MQRFH2Allowed と呼ばれる宛先コンテキスト・プロパティーを定義します。 _MQRFH2Allowed を構成しない場合は、デフォルト値は NO であり、MQRFH2 ヘッダーはそのメッセージに追加されません。 WebSphere® Application Server バージョン 5.1 ユーザーは、RFH2 ヘッダーを JMS メッセージに追加するときに使用された TARGCLIENT と呼ばれる IBM MQ フラグを認識する可能性があります。IBM MQ と相互運用するときの MQRFH2 ヘッダーの使用については、メッセージ本体と IBM MQ フォーマット間のマッピング、およびIBM MQ ネットワークとの point-to-point メッセージングを参照してください。

_MQRFH2Allowed というコンテキスト・プロパティーを外部宛先または別名宛先で作成および構成するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。

手順

  1. 選択した外部または別名宛先のコンテキスト・プロパティーを次のように表示します。
    1. サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [宛先リソース (Destination resources)]「宛先 (Destinations)」をクリックします。
    2. コンテキスト・プロパティーを作成する外部宛先または別名宛先を選択します。
    3. 「追加プロパティー」の下で、「コンテキスト・プロパティー」をクリックします。
  2. 「新規」をクリックして新規のコンテキスト・プロパティーを作成します。
  3. 以下のコンテキスト情報を指定します。
    名前
    名前 _MQRFH2Allowed を入力します。
    コンテキスト・タイプ
    ドロップダウン・リスト内で、情報タイプ Boolean を選択します。
    コンテキスト値
    true を入力します。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. 変更をマスター構成に保存します。

タスクの結果

MQRFH2 ヘッダーが、外部または別名宛先によって作成されたすべてのメッセージに追加されます。これは、JMS メッセージが IBM MQ に JMS メッセージとして転送されることを意味しています。

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