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1 フェーズ・コミット最適化の利点を活用するための接続の共有
ある状況では、JMS アプリケーションを、メッセージング・エンジンが使用する JDBC 接続を共有するように構成することができます。 接続を共有すると、1 フェーズ・コミット最適化を使用できます。 これにより、アプリケーションのパフォーマンスを改善できます。
このタスクについて
ご使用のアプリケーションを、メッセージング・エンジンが使用する JDBC 接続を共有するように構成することができます。これにより 1 フェーズ・コミット・トランザクションを使用することができ、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。1 フェーズ・コミット最適化によるメリットは、以下の環境で活用することができます。
- アプリケーションがその JMS メッセージに関し、保証パーシスタント信頼性属性を使用する必要がある場合。
- メッセージング・エンジンがそのデータ・ソースとして使用するのと同じ JDBC データ・ソースにバインドするコンテナー管理パーシスタンス (CMP) エンティティー Bean を、アプリケーションが使用する必要がある場合。
制約事項: 以下の環境では、1 フェーズ・コミット最適化によるメリットは受けることができません。
- ご使用のアプリケーションがその JMS メッセージに関して保証パーシスタント以外の信頼性属性を使用している場合。
- アプリケーションが BMP Entity Bean または JDBC クライアントを使用している場合。
- アプリケーションが DB2® High Availability Disaster Recovery (HADR) を使用する場合。
システムを構成する前に、必ず 1 フェーズ・コミットの影響を受ける Java EE アプリケーションのすべてのコンポーネントを検討してください。