ロケールと文字エンコードの処理
本製品の国際化対応サポートは、 Java™ Platform, Standard Edition (JSE) によって提供されるものに依存しています。サポートはプラットフォームにより異なります。
手順
タスクの結果
ご使用のアプリケーションで UnsupportedEncodingException の例外が発生する場合は、オペレーティング・システムのドキュメンテーションを調べて、ターゲット・オペレーティング・システムが必要なエンコード方式をサポートしているかどうかを判断し、必要に応じてランタイム環境を調整してください。
必要に応じて converter.properties ファイルを使用し、サポートされていない文字セットをサポートされている文字セットにマップします。
次の converter.properties ファイルの例を参照してください。
Shift_JIS=CP943C
EUC-JP=Cp33722C
EUC-JP=Cp33722C
EUC-KR=Cp970
EUC-TW=Cp964
Big5=Co950
GB2312=Cp1386
ISO-2022–KR=ISO2022KR
converter.properties ファイルは、ブラウザーが認識するコンテンツ・タイプ・ヘッダー・フィールド (SHIFT_JIS など) を指定するためのメソッド、および文字 (Cp943c など) を適切に出力できるライターを実装します。![[Windows]](../images/windows.gif)
例
例えば、
Windows プラットフォームでは、
コマンド・プロンプトは、
Windows コード・ページで実行されます。
Windows コード・ページのすべてが Java プラットフォームでサポートされているわけではないため、未サポートのコード・ページで wsadmin などのコマンド行プログラムを実行したときに、Java 例外が起こる可能性があります。
例外を回避するには、chcp コマンドを使用して、
コード・ページを、
Java プラットフォームでサポートされているエンコード方式に明示的に設定します。
- コマンド行を呼び出す前に、コード・ページを変更します。
例えば、アラビア語のコード・ページ 720 は、 Java プラットフォームでサポートされていませんが、 Windows (Cp1256) システムのアラビア語のコード・ページはサポートされています。 chcp 1256 と入力します。
- コマンド・プロンプトからローカライズ済みアプリケーションを開始するときは、console.encoding プロパティーを設定します。
アラビア語の場合は、 次のパラメーターを渡します。 -Dconsole.encoding=Cp1256