Elasticity モードを構成して、アプリケーション配置
コントローラーが、サービス・ポリシーの目標を満たしながら、使用されるノード数を最小化し、不要ノードを削除
できるようにします。また、使用可能なサーバーはすべて使用中であるのに、
特定の動的クラスターがサービス・ポリシーを満たしていないことをコントローラーが認識
した場合、コントローラーがノードを追加するように Elasticity モードを構成することもできます。
手順
- HAManagedItemPreferred_apc カスタム・プロパティーを設定し、削除されることのないデプロイメント・マネージャーまたはノードでアプリケーション配置コントローラーを開始するように構成します。
アプリケーション配置コントローラーがデプロイメント・マネージャーで開始するように構成するには、以下の手順を実行します。
- 管理コンソールで、を選択します。
- カスタム・プロパティーの名前を HAManagedItemPreferred_apc と
入力してください。
- カスタム・プロパティーの値を true に設定します。
- 「適用」をクリックして、変更を保存します。
- アプリケーション配置コントローラーを実行中の現行プロセスを再始動します。
アプリケーション配置コントローラーがノードで開始するように構成するには、以下の手順を実行します。
- 管理コンソールで、を選択します。
- カスタム・プロパティーの名前を HAManagedItemPreferred_apc と
入力してください。
- カスタム・プロパティーの値を true に設定します。
- 「適用」をクリックして、変更を保存します。
- アプリケーション配置コントローラーを実行中の現行プロセスを再始動します。
- HAManagedItemPreferred_apc および HAManagedItemPreferred_cellagent カスタム・プロパティーを設定し、マルチセル・パフォーマンス管理が構成されている環境で Elasticity モードを有効にするときにセンター・セルとポイント・セルのデプロイメント・マネージャーでコントローラーを開始するように構成します。
アプリケーション配置コントローラーがセンター・セルのデプロイメント・マネージャーで開始するように構成するには、以下の手順を実行します。
- 管理コンソールで、を選択します。
- カスタム・プロパティーの名前を HAManagedItemPreferred_apc と
入力してください。
- カスタム・プロパティーの値を true に設定します。
- 「適用」をクリックして、変更を保存します。
- アプリケーション配置コントローラーを実行中の現行プロセスを再始動します。
セル・エージェントがポイント・セルのデプロイメント・マネージャーで開始するように構成するには、以下の手順を実行します。
- 管理コンソールで、を選択します。
- カスタム・プロパティーの名前を HAManagedItemPreferred_cellagent と
入力してください。
- カスタム・プロパティーの値を true に設定します。
- 「適用」をクリックして、変更を保存します。
- アプリケーション配置コントローラーを実行中の現行プロセスを再始動します。
- Elasticity モードを有効にします。 と選択します。
- 「Elasticity オペレーションを使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
- Elasticity を監視モードまたは自動モードのいずれかに設定します。
- タイムアウト値を設定します。 この値は、アプリケーション配置コントローラーがタスクの完了まで待機するために割り当てられる時間を定義します。指定された時間内にタスクが完了しない場合、アプリケーション配置コントローラーはそのタスクを失敗としてマークします。この値は分単位で指定します。デフォルト値は 10 です。
トラブルの回避 (Avoid trouble): WebSphere Application Server 管理コンソール内または wsadmin コマンドを使用して、Elasticity 操作のタイムアウト値を変更した場合、パターンでも同じ変更を加えてください。新しいオンデマンド・ルーター (ODR) が Application Placement Controller (APC) によって要求される場合、更新された Elasticity 操作のタイムアウト値は、パターン内で指定されたタイムアウト値によって上書きされることはありません。
gotcha
- 「適用」をクリックして、変更を保存します。
- Elasticity オペレーションのアクションを定義します。 Elasticity オペレーションは、モニター対象の実行時動作と、該当する動作が存在する場合に実行する修正アクションを定義します。を選択します。
- 追加オペレーションにアクションを追加するには、「アクションの追加...」をクリックします。 カスタム Elasticity オペレーションアクションのリストからカスタム・アクションを選択します。カスタム・アクションが定義されていない場合は、を選択します。
- 削除オペレーションにアクションを追加するには、「アクションの追加...」をクリックします。 カスタム Elasticity オペレーションアクションのリストからカスタム・アクションを選択します。カスタム・アクションが定義されていない場合は、を選択します。