名前空間のフェデレーション

名前空間の統合では、コンテキストをある名前空間から別の名前空間にバインドすることが必要になります。

例えば、名前空間「名前空間 1」に、a/b という名前のコンテキストが含まれているとします。また、2 番目の名前空間「名前空間 2」には、x/y という名前のコンテキストが含まれているとします。(以下の図を参照してください。) 「名前空間 2」のコンテキスト x/y が、f2 という名前で「名前空間 1」のコンテキスト a/b にバインドされた場合は、その 2 つの名前空間は統合されます。 バインディング f2 は、このバインディングに関連付けられているコンテキストが別の名前空間から来たものであるため、統合済みバインディングということになります。 「名前空間 1」から a/b/f2 という名前を検索すると、 「名前空間 2」の x/y という名前でバインドされたコンテキストが戻されます。 さらに、コンテキスト x/y が、ejb1 という名前でバインドされているエンタープライズ Bean (EJB) ホームを含んでいる場合、 その EJB ホームは、「名前空間 1」から a/b/f2/ejb1 という検索名で検索できることになります。 名前は、名前空間の間を移動するので、注意してください。 この事実は、ネーミング・クライアントに対しては透過的です。

フェデレーテッド名前空間

製品の名前空間では、以下の制限の下で、統合済みバインディングを作成することができます。


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