トランザクション・パートナー・ログからのエントリーの削除
トランザクション・パートナー・ログ・ファイルから エントリーを削除することができます。そのためには、パートナー・ログを所有する サーバーのトランザクション・サービスの REMOVE_PARTNER_LOG_ENTRY カスタム・プロパティーを 設定します。
このタスクについて
REMOVE_PARTNER_LOG_ENTRY カスタム・プロパティーは、
以下の両方の状況に該当する場合にのみ有効です。
- アプリケーション・サーバーがリカバリー・モードで始動されている。
- 現在リカバリーが必要なトランザクションが アプリケーション・サーバーにない。これを確認するには、SystemOut.log ファイルを調べます。
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
注: 複数のトランザクションがある表からトランザクションを削除することができます。単一のデータベース表内に複数のトランザクション・ログがあると、データベース・デッドロックに影響します。特定の JVM トランザクション・ログに問題がある場合は、次の SQL ステートメントを使用して、その特定のトランザクション・ログ項目をデータベース表から削除することができます。
DELETE FROM [Transaction Log Table] WHERE
SERVER_NAME=[Cell\Node\Server] AND SERVICE_ID=[SERVICE ID value]
手順
- 管理コンソールで、 とクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- 「名前」フィールドに REMOVE_PARTNER_LOG_ENTRY を入力し、「値」フィールドに、削除する 1 つ以上の整数値のリカバリー ID をコンマで区切って入力します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
- 変更をマスター構成に保存します。
- リカバリー・モードでサーバーを再始動します。