wsadmin ツールを使用してファイル・ストアまたはデータ・ストアでメッセージング・エンジンを作成する場合のエラーの回避

使用するパラメーターの組み合わせを変えることで、要求に合ったファイル・ストアまたはデータ・ストアを作成することができます。結果は、サーバーおよびクラスターの有効範囲によって異なります。

wsadmin コマンド・スクリプト属性の詳細なリスト、およびメッセージング・エンジンのファイル・ストアまたはデータ・ストアについては、createSIBEngine コマンドを参照してください。

サーバー有効範囲

管理コマンドを使用して (createSIBEngine -server を指定して)、サーバーを新規のバス・メンバーとして追加する場合、以下の点に注意してください。
  • メッセージ・ストアのタイプを指定しない場合、デフォルトでファイル・ストアが作成されます。 -createDefaultDatasource または -dataSourceJndiName を指定すると、データ・ストアが作成されます。
  • (-filestore を指定することによって) ファイル・ストアを使用することを選択する場合、ファイル・ストア属性のみを指定できます。
  • (-datastore を指定することによって) データ・ストアを使用することを選択する場合:
    • データ・ストア属性のみを指定できます。
    • -createDefaultDatasourceFalse に設定する場合は、-dataSourceJndiName を指定する必要があります。

クラスター有効範囲

(createSIBEngine -cluster を指定して) 管理コマンドを使用して、クラスターを新規のバス・メンバーとして追加する場合、以下の点に注意してください。
  • (-filestore を指定することによって) ファイル・ストアを使用することを選択する場合:
    • デフォルトのログ・ファイル・ディレクトリー、永続保管ファイルのディレクトリー、および一時保管ファイルのディレクトリーは使用しないでください。これらはクラスター・エンジンには適していません。
    • -logDirectory-permanentStoreDirectory および -temporaryStoreDirectory が、ファイル・システム上でクラスターのすべてのメンバーがアクセスできるロケーションにあるように指定する必要があります。
  • (-datastore を指定することによって) データ・ストアを使用することを選択する場合:
    • -createDefaultDatasource を指定しないでください。デフォルトのデータ・ソースはクラスター・エンジンには適していません。
    • 既存のデータ・ソースの名前を提供して、-dataSourceJndiName を指定しなければなりません。

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ファイル名:rjm0670_.html