ノードの setupCmdLine ファイルの変更により、デプロイメント・マネージャー・ノードの名前を変更することができます。
始める前に
ノード構成も含めて、デプロイメント・マネージャー構成のバックアップを作成していることを確認してください。詳しくは、
backupConfig コマンドの資料を参照してください。
このタスクについて
renameNode コマンドを使用して、管理対象ノードを
変更することができます。ただし、rename コマンドは、デプロイメント・マネージャー構成内の
ノード名情報は変更しません。
renameNode コマンドを使用してデプロイメント・マネージャー・
ノードを変更すると、デプロイメント・マネージャーは再始動しなくなります。このタスクでは、
新しいノード名を参照するように
setupCmdLine ファイルを変更することにより、
この問題を解決します。
手順
- デプロイメント・マネージャーを始動します。
- デプロイメント・マネージャー・プロファイル内の wsadmin スクリプト・ツールを開始します。 詳しくは、wsadmin スクリプト・クライアントの開始に関する資料を参照してください。
- 対話モードで renameNode コマンドを使用して、管理対象ノードの名前を変更します。
- Jacl を使用:
$AdminTask renameNode {-interactive}
- Jython ストリングを使用:
AdminTask.renameNode ('[-interactive]')
- Jython リストを使用:
AdminTask.renameNode (['-interactive'])
- 構成の変更を保存します。 詳しくは、wsadmin ツールによる構成変更の保存に関する資料を参照してください。
この時点で、renameNode コマンドは、管理対象ノードの名前を変更していますが、
デプロイメント・マネージャー・ノードの構成は変更していません。
したがって、デプロイメント・マネージャーは再始動しません。
- profile_root/deployment_manager_name/bin/setupCmdLine ファイル内の WAS_NODE 変数を変更して、
新しい管理対象ノード名を参照するようにします。
タスクの結果
setupCmdLine ファイルの保存後、
デプロイメント・マネージャーが正常に開始されます。