トレース・サービス・プロパティー・ファイルの使用
プロパティー・ファイルを使用して、サーバー下のトレース・サービス・プロパティーと、 関連するトレース・ログの作成または変更を行えます。
始める前に
トレース・サービス構成またはその構成オブジェクトに行う変更を決定します。
wsadmin スクリプト・ツールを開始します。 Jython 言語を使用して wsadmin を開始する場合は、サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから wsadmin -lang jython コマンドを実行します。
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
このタスクについて
プロパティー・ファイルを使用して、トレース・サービス・オブジェクトおよびその構成プロパティーの作成、変更、削除を行えます。
wsadmin を使用して管理コマンドを実行し、 トレース・サービス・プロパティー・ファイルの変更、プロパティーの検証、プロパティーの構成への適用を行います。
アクション | 手順 |
---|---|
作成 | 該当なし |
modify | プロパティーを編集し、applyConfigProperties コマンドを実行します。 |
delete | 該当なし |
プロパティーの作成 | プロパティーを設定し、applyConfigProperties コマンドを実行します。 |
プロパティーの削除 | 削除するプロパティーをプロパティー・ファイル内で指定し、deleteConfigProperties コマンドを実行します。 |
オプションで、以下のコマンドを使用して、対話モードを使用することができます。
AdminTask.command_name('-interactive')
手順
タスクの結果
プロパティー・ファイルを使用して、トレース・サービス・オブジェクトを構成および管理することができます。
次のタスク
構成の変更を保存します。