ベスト・エフォート非パーシスタント・メッセージが廃棄される理由の理解
ベスト・エフォート非パーシスタントの信頼性レベルは、 システムが正常に機能している場合でもメッセージが脱落する可能性があることを意味します。 例えば、メッセージの送信に使用される接続が使用中である場合などです。これが正常であり予想どおりであるとしても、メッセージが脱落した理由が知りたくなる場合があります。
このタスクについて
以下のリストでは、ベスト・エフォート・メッセージの脱落におけるいくつかの原因について説明しています。
- 宛先キューまたはトピック・スペースが、既にメッセージの高しきい値より高いレベルにフルになっています。 これが当てはまるか確認するには、「サービス統合」->「バス」->「bus_name」-> [追加プロパティー] 「宛先」->「destination_name」の順にクリックし、「メッセージ・ポイント」の下の関連するポイント・タイプ (例えば「キュー・ポイント」) をクリックします。 関連するメッセージ・ポイントをクリックしてその一般プロパティーを表示し、「メッセージの高しきい値」および 「現行メッセージの深さ」の各フィールドの値と比較します。
- ターゲット・システムへの接続がダウンしています。
- ターゲット・システムへの接続が使用中です。 送信不能なすべてのベスト・エフォート・メッセージは廃棄されます。
- システムが一般的にビジーです。 例えば、メッセージング・エンジンが、別の宛先に対する信頼性が高位のメッセージの処理に占有されている場合などです。
- 一時的なネットワークの問題があります。 詳しくはエラー・ログを検索してください。
- 非トランザクションのメッセージ駆動型 Bean が例外を生成し、そのために Bean が完了しません。 詳しくは、メッセージの信頼性レベル - JMS デリバリー・モードとサービス統合のサービスの品質の通常操作でのメッセージの廃棄 のセクションを参照してください。