[z/OS]

メッセージおよびトレース・データのロギング時のシステム・パフォーマンス

メッセージ・ロギングおよびトレース・データを使用すると、ご使用のシステム構成によってはシステム・パフォーマンスが影響を受けます。

ユーザーは、収集するトレース・データの量およびタイプを選択できます。 これにより、パフォーマンスを優先させるときには、最小のトレースを指定してアプリケーションを実行し、 問題を再現して追加の診断情報を収集する必要があるときには、 詳細なトレースを指定してアプリケーションを実行することができます。

エラー・ログ・ストリーム、WebSphere® Application Server for z/OS® の CTRACE データ・セット、 およびマスター・コンソールは、 システム・コンポーネントおよび重要なアプリケーションの診断データをモニターまたは記録することを主要な目的としています。 ご使用のシステムの構成によっては、 アプリケーション・メッセージおよびデータをこれらのリソースに送信することは、 システム・パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。 例えば、アプリケーション・データを CTRACE データ・セットに送信する場合、 そのデータ・セット内のトレース項目がより迅速にラップされる可能性があります。 これは、ラッピングが起きると、システムが既存の項目上に新しい項目を書き込むため、 重要な診断データの一部が失われる可能性があることを意味します。 このロギング・サポートは、慎重に使用してください。
注: メッセージおよびトレース・データをロギングするための WebSphere Application Server for z/OS のサポートは、 Java™ アプリケーションに対してのみ使用でき、Java アプレットに対しては使用できません。

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