WebSphere® Application Server の一部として含まれていない Java™ Connector Architecture (JCA) (J2EE Connector (J2C) とも呼ばれる) のリソース・アダプター用に管理対象オブジェクトを構成します。
このタスクについて
デフォルトのメッセージング・プロバイダーと IBM MQ メッセージング・プロバイダー以外の JCA リソース・アダプターに対して、JCA 管理対象オブジェクトを構成する場合に、このタスクを使用します。
手順
- 管理コンソールを開始します。
- リソース・アダプターを表示します。 ナビゲーション・ペインで、「adapter_name」をクリックします。 目次ペインに、リソース・アダプターが提供する JCA リソース・タイプへのリンクを含む、リソース・アダプターのプロパティーの表が表示されます。
- オプション: 必要に応じて、「有効範囲」設定を、管理対象オブジェクトがアプリケーションに対して可視である有効範囲レベルに変更します。
- 目次ペインで、「追加プロパティー」見出しの下にある「J2C 管理対象オブジェクト」をクリックします。 これによって、リソース・アダプター用の既存の管理対象オブジェクトがすべてリストされます。
- 管理対象オブジェクトのプロパティーを表示します。
既存の管理対象オブジェクトを表示する場合は、リストされた名前の 1 つをクリックします。
または、新規管理対象オブジェクトを作成する場合は、「
新規」をクリックしてから、以下の必要なプロパティーを指定します。
- 名前
- 管理の都合上、管理対象オブジェクトが認識される名前を入力します。
JNDI 名は、名前プロパティーの値に基づいて、自動的に生成されます。
- 管理対象オブジェクト・クラス
- このインスタンスがサポートする必要がある管理対象オブジェクト・クラスを選択します。
このリストは、リソース・アダプターのデプロイメント記述子に基づいています。
リソース・アダプターによっては、必須プロパティーを追加しなければならない場合があります。これらのプロパティーに対して値を提供するには、「カスタム・プロパティー」をクリックします。
新規管理対象オブジェクトの作成時に、このカスタム・プロパティーを選択可能にするために、「適用」をクリックしなければならない場合があります。
- 必要に応じて、管理対象オブジェクトのプロパティーを指定します。
- 「OK」をクリックします。
- 変更をマスター構成に保存します。