このタスクを使用して、メディエーション・スレッド・プールを構成します。
このタスクについて
メディエーションを並行して実行中に使用されるスレッドの数を変更する場合は、メディエーション・スレッド・プールを構成します。
スレッド・プールの最大サイズは、メッセージング・エンジンで同時に仲介できるメッセージの最大数を決定します。
メディエーション・スレッド・プールの属性名 mediationsThreadPool は、メッセージング・エンジンの属性です。デフォルトでは、mediationsThreadPool は
存在せず、実行時にデフォルトのスレッド・プールが作成され、使用されます。
このタスクでは、以下の例に示されているように、wsadmin ツールを使用してスレッド・プール・オブジェクトを作成し、JACL を使用して、そのプロパティーを変更します。
手順
- この例を使用して mediationThreadPool オブジェクトを作成します。
AdminConfig.create("ThreadPool" , messagingEngine,
[["name" , "stitch.server1-bus2-mediationThreadPool"]] ,
"mediationThreadPool")
ヒント: このケースでは、スレッド・プール名はメッセージング・エンジンの名前に基づいています。必ずしもそうする必要はありませんが、こうすると、Performance Monitoring Infrastructure (PMI) を使用するときにスレッド・プール名が検索しやすくなります。
- この例を使用して、mediationThreadPool オブジェクトを変更します。
AdminConfig.modify(AdminConfig.showAttribute(messagingEngine,
"mediationThreadPool"), [["maximumSize" , "10"]])
maximumSize には、任意の mediationsThreadPool プロパティーを含めることができます。パラメーターを
追加するには、外側の大括弧 (
[]) の内側に
[attribute_name attribute_value] を
挿入します。
ヒント: attribute_name と attribute_value との間にはスペースが 1 つあります。