混合クラスター環境での secure conversation の使用可能化

secure conversation を使用する Web Services Security アプリケーションが混合クラスター環境で実行されている場合、WebSphere® Application Server バージョン 9.0 ノードにインターオペラビリティー・プロパティーが設定されている必要があります。

このタスクについて

混合クラスター環境は、WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web サービスを実行するノードおよび WebSphere Application Server V7 以降を実行するノードで構成されています。この環境で、secure conversation を使用する Web Services Security アプリケーションを実行するには、クラスターの V7.0 以降のノードでプロパティー com.ibm.ws.wssecurity.distributedcache.PreV70InteropMode が使用可能である必要があります。

このプロパティーによって、キャッシュにエントリーを追加するメソッドが別々のノード間で整合し、アプリケーションの相互運用が可能になります。このプロパティーを使用可能にするためには、以下のステップに従ってください。

手順

  1. WebSphere Application Server 管理コンソールで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」とクリックします。
  2. サーバー名をクリックします。
  3. 「セキュリティー」セクションの下の「JAX-WS および JAX-RPC セキュリティー・ランタイム」をクリックします。
  4. 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  5. 「新規」をクリックします。
  6. 「プロパティー名」フィールドにプロパティー名 com.ibm.ws.wssecurity.distributedcache.PreV70InteropMode を入力します。 「プロパティー値」フィールドにプロパティー値 true を入力し、「OK」をクリックします。
  7. 「プロパティー」パネルが更新されると、プロパティー・テーブルに com.ibm.ws.wssecurity.distributedcache.PreV70InteropMode プロパティーが表示されます。
  8. 保存」をクリックして、変更をコミットします。
  9. サーバーを再始動して新しいプロパティーをロードします。

タスクの結果

混合クラスター環境で実行されている Web Services Security アプリケーションで secure conversation が使用可能になりました。

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