接続プールの調整

接続プールは、接続管理のオーバーヘッドを軽減し、 データ・アクセスの開発タスクを削減するのに役立ちます。 アプリケーションは、 バックエンド・ストア (データベースなど) にアクセスしようとするたびに、 リソースがそのデータ・ストアへの接続を作成、保守、および解除するように要求します。 このプロセスによってアプリケーション・リソース全体にかかる負荷を軽減するために、 アプリケーション・サーバーでは、 アプリケーション・サーバー上でアプリケーションが共有可能なバックエンド接続のプールを 管理者が設定できるようにしています。接続のプールは 複数のユーザー要求の間に接続オーバーヘッドを分散し、それによって、 将来の要求のためのアプリケーション・リソースを保護します。

このタスクについて

接続プールにより、接続を必要とするアプリケーション、 特に Web ベース・アプリケーションの応答時間を改善することができます。 ユーザーが Web を介してリソースに要求を行うと、 そのリソースはデータ・ソースにアクセス します。ユーザーはインターネット上のアプリケーションに対して頻繁に接続と切断を繰り返すため、 アプリケーションによるデータ・アクセス要求が急増する場合があります。 その結果、データ・ストアのオーバーヘッドの合計が Web ベースのアプリケーションにとって 急激に大きくなり、パフォーマンスが低下します。接続プール機能を使用すると、 Web アプリケーションで、標準の結果の最大で 20 倍のパフォーマンス向上を実現できます。
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): 接続プールは、アプリケーション・クライアントでサポートされません。アプリケーション・クライアントはデータベースを直接呼び出し、データ・ソースを介しません。アプリケーション・クライアントから getConnection() 要求を使用する場合は、Rational® Application Developer またはアセンブリー・ツールを使用して、アプリケーション・クライアント・デプロイメント記述子で JDBC プロバイダーを構成します。 接続はアプリケーション・クライアントとデータベースとの間で確立されます。アプリケーション・クライアントに接続プールはありませんが、クライアント・デプロイメント記述子で JDBC プロバイダー設定を構成できます。gotcha

手順


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