要求メトリック
このページを使用して以下のことを行います。要求メトリックを使用可能にする。要求メトリックに よって計測されるコンポーネントを選択する。トレース・レベルを設定する。標準ログを使用可能にする。アプリケーション 応答測定 (ARM) を使用可能にする。ARM エージェントのタイプを指定する。ARM トランザクション・ファクトリー実装クラス名を指定する。
この管理コンソール・ページを表示するには、「モニターおよびチューニング」>「要求メトリック」をクリックします。
要求メトリック・コレクションを行うためにサーバーを準備する
要求メトリック機能をオンにします。
要求メトリックを使用可能にする
要求メトリック機能をオンにします。これを使用不可にすると、要求メトリック機能は使用できなくなります。
計測対象コンポーネント
要求メトリックによって計測されるコンポーネントを選択します。
「なし」を選択した場合は、要求メトリックの計測は使用可能になりません。 「すべて」を選択した場合は、 「カスタム」の下にリストされるすべてのコンポーネントで要求メトリックの計測が使用可能になります。 「カスタム」を選択した場合は、選択したコンポーネントで要求メトリックの計測が使用可能になります。
トレース・レベル
特定のトランザクションについて、どのくらいのトレース・データを累積するのかを指定します。 「トレース・レベル」と「計測対象コンポーネント」は、 連携して要求が計測されるかどうかを制御します。
- なし
- 計測なし
- ホップ
- プロセス境界のみの計測情報を生成します。 この設定が選択されると、エンタープライズ Bean やサーブレットなどの各コンポーネント・レベルではなく、アプリケーション・サーバー・レベルでデータが表示されます。
- パフォーマンス・デバッグ
- ホップ・レベルのデータや、プロセス内サーブレットと Enterprise JavaBeans (EJB) 呼び出しの最初のレベル (例: インバウンド・サーブレットが特定のサーブレットに転送されて、 インバウンド EJB が別の EJB を呼び出した場合) のデータを生成します。ネーミングとサービス統合バス (SIB) などの他のプロセス内呼び出しは、 このレベルでは使用可能になりません。
- デバッグ
- すべてのプロセス内呼び出しの応答時間を含む、
詳細な計測データを提供します。
注: Servlet フィルターへの要求は、このレベルで計測されるのみです。
標準ログ
要求メトリック・ロギング機能を使用可能にします。
アプリケーション応答測定 (ARM) エージェント
要求メトリックが、基礎をなす ARM エージェントを呼び出すことができるようにします。
ARM を使用可能にする前に、ARM プロバイダーの指示に従って、ARM エージェントをインストールし、適切なクラスパスとパスに構成する必要があります。
ARM エージェントの指定
使用したい ARM エージェントのタイプを指定します。
ARM 4.0 エージェントおよび Tivoli® ARM 2.0 エージェントに対応しています。
ARM トランザクション・ファクトリー実装クラス名
ご使用のプロバイダーが提供しているパッケージの ARM トランザクション・ファクトリー実装クラス名を指定します。 このフィールドは ARM 4.0 エージェントを選択している場合には入力が必須ですが、 Tivoli ARM エージェントを選択している場合には必須ではありません。
このフィールドに、ARM ライブラリーにある ARM トランザクション・ファクトリー実装クラスの名前を入力します。 必ず ARM プロバイダーの指示に従い、また、インストール済み ARM エージェント用の ARM トランザクション・ファクトリー・クラスの名前を理解しておくようにしてください。
フィルター
フィルター操作が使用可能な場合、指定されたフィルターと一致する要求のみが、要求メトリック・データを生成します。ソース IP アドレス、URI 名、EJB メソッド名、JMS パラメーター、および WebServices パラメーターに関するフィルターが存在します。