Web サービスを含む EJB モジュールに関する EAR ファイルの使用可能化

エンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルに、Web サービスを含む Enterprise JavaBeans (EJB) モジュールが含まれる場合、デプロイする前に、endptEnabler コマンド行ツールまたはアセンブリー・ツールを実行して Web サービス・エンドポイント Web アーカイブ (WAR) ファイルを生成する必要があります。

始める前に

エンタープライズ Bean から、Web サービスで使用可能なエンタープライズ Java アーカイブ (JAR) ファイルをアセンブルします。エンタープライズ JAR ファイルは、EAR ファイルの 構築に必要な成果物です。

このタスクについて

endptEnabler コマンド行ツール、または WebSphere® Application Server で提供されているアセンブリー・ツールのいずれかを使用すると、ルーター・モジュールを Web サービス対応のアプリケーションに追加できます。このタスクで使用するツールは、コマンド行ツールまたはグラフィカル・ユーザー・インターフェース のいずれを使用するかによって異なります。 アセンブリー・ツールを使用してこのタスクを実行する方法を学習するには、アセンブリー・ツールの資料を参照してください。

EAR ファイル内に含まれている Web サービス対応 Enterprise JavaBeans (EJB) モジュールごとに、これらのツールを使用して 1 つ以上のルーター・モジュールをその EAR ファイルに追加することができます。ルーター・モジュールは、特定の EJB モジュールの Web サービスのエンドポイントを提供します。

endptEnabler コマンド行ツールを使用して生成された EJB モジュールまたは Web モジュールのコンテンツは変更しないでください。変更すると、ランタイム中にエラーが発生します。以下は、表示されるエラーの例です。
"Error]- WSWS3142E: Error: Could not find web services engine.]: javax.servlet.ServletException: WSWS3142E: 
エラー: Web services エンジンを見つけられませんでした"

各ルーター・モジュールは、特定のトランスポート、例えば HTTP や Java™ Message Service (JMS) に対応しています。 EAR ファイルに エンタープライズ Bean JAR モジュールがない場合は、これらのツールを使用する必要はありません。

手順

endptEnabler コマンド行ツールを使用して、EAR ファイルを使用可能にします endptEnabler コマンドの対話モードでは、アプリケーション内の 1 つ以上のサービスを 使用可能にするために必要なステップが順を追って表示されます。

次のタスク

EAR ファイルを WebSphere Application Server にデプロイします。デプロイメントでは、Web サービスに対応するアセンブルされた EAR ファイルが必要となります。

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ファイル名:twbs_endptenabler.html