プロキシー・サーバーの始動

プロキシー・サーバーを始動すると、現行のプロキシー・サーバー構成のプロセス定義設定に基づいて、新規サーバー・プロセスが開始されます。

始める前に

プロキシー・サーバーを始動する前に、プロキシーが必要とするすべてのリソースが使用可能であることを確認します。また、すべての前提条件サブシステムを開始する必要があります。

トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): プロキシー・サーバー用のサーバントを構成できないため、プロキシー・サーバー・プロセスはすべてコントローラーで実行されます。 そのため、アプリケーション・モジュールをコントローラーにデプロイできないため、アプリケーション・モジュールをプロキシー・サーバーにデプロイすることはできません。 プロキシー・サーバーで実行中のアプリケーションに、プロキシー・サーバーのルーティング・エラーが発生した場合にエラー・ページを表示するモジュールなどのアプリケーション・モジュールが含まれている場合は、そのアプリケーション・モジュールを、プロキシー・サーバーではなく、プロキシー・サーバーが通信するアプリケーション・サーバーのサーバントにデプロイする必要があります。gotcha

このタスクについて

このサーバー始動手順は、サーバーの再始動にも適用されます。 ただし、サーバーに障害が発生したため、リカバリー機能を使用して、それらの処理を完了してからそのサーバーで新規プロセスを開始する場合は、リカバリー・モードでサーバーを再始動する必要があります。

以下のいずれかのオプションを使用して、プロキシー・サーバーを始動します。

手順

タスクの結果

指定されたプロキシー・サーバーが始動します。プロキシー・サーバーが始動済みであることを確認するには、管理コンソールで、「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「WebSphere プロキシー・サーバー」> の順にクリックします。

次のタスク

標準 Java™ デバッグを使用可能にしてプロキシー・サーバーを始動する必要がある場合、以下のステップを実行します。
  1. 管理コンソールから、「サーバー」> 「サーバーのタイプ」>「WebSphere プロキシー・サーバー (WebSphere proxy servers)」> proxy_server_name」と展開します。
  2. 「サーバー・インフラストラクチャー」から、「Java およびプロセス管理」>「プロセス定義」をクリックします。
  3. [z/OS]制御」を選択します。
  4. 「Java 仮想マシン」をクリックします。
  5. 「デバッグ・モード」を選択し、標準 Java デバッガーを使用可能にします。 必要に応じて「デバッグ・モード」の引数を設定し、「OK」をクリックします。
  6. 構成ファイルに変更内容を保存します。
  7. プロキシー・サーバーを停止してから再始動します。

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