UDDI ユーティリティー・ツールの前提条件
UDDI ユーティリティー・ツールを使用する前に、必要な .jar ファイルが使用可能であることを確認してください。
UDDI ユーティリティー・ツールを実行するには、WebSphere® Application Server に提供されている Java™ コード用の IBM® Development Kit
を使用する必要があります。この Development Kit は、app_server_root/java/bin ディレクトリーにあります。
- UDDIUtilityTools.jar
- このファイルは UDDI ユーティリティー・ツールの .jar ファイルであり、app_server_root/UDDIReg/scripts ディレクトリーにあります。
- com.ibm.uddi.jar
- このファイルは UDDI4J クラスを含み、app_server_root/plugins ディレクトリーにあります。
- j2ee.jar
- このファイルは、エンタープライズ・アプリケーション用 Java プラットフォームに関するいくつかの必須クラスを含み、app_server_root/lib ディレクトリーにあります。
- com.ibm.ws.runtime.jar
- このファイルは Apache SOAP 実装であり、app_server_root/plugins ディレクトリーにあります。
- DbDriver
- このドライバーは、UDDIUtilityTool をターゲット・データベースに接続するために必要です。選択したデータベースに指定する必要のある値については、以下の表を参照してください。
表 1. データベースの DbDriver 値. 以下の表では、さまざまなデータベースに接続するために必要な値について説明します。 DB2® Apache Derby Oracle クラスパスの DBDriverLocation DB2_HOME/db2java.zip app_server_root/derby/lib/derbyclient.jar ORACLE_HOME/jdbc/lib/ojdbc6.jar ドライバー COM.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driver、または、リモート DB2 データベースの場合は com.ibm.db2.jcc.DB2Driver。
com.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driver、または、リモート DB2 データベースの場合は com.ibm.db2.jcc.DB2Driver。
DB2 クライアントを使用して、リモート・データベースにローカル別名をセットアップすることもできます。
com.ibm.db2.jcc.DB2Driver oracle.jdbc.OracleDriver URL jdbc:db2://host:database_name jdbc:db2j:net://host:1527/database_name jdbc:oracle:thin:@host:1521:database_name 各部の意味は、次のとおりです。表 2. データベースの DbDriver 値. 以下の表では、さまざまなデータベースに接続するために必要な値について説明します。 DB2 Apache Derby クラスパスの DBDriverLocation
DB2_HOME/jcc/classes/db2jcc.jar、DB2_HOME/jcc/classes/db2jcc_license_cisuz.jar
app_server_root/derby/lib/derbyclient.jar、app_server_root
ドライバー
com.ibm.db2.jcc.DB2Driver
com.ibm.db2.jcc.DB2Driver
URL
jdbc:db2://host:database_port/database_location
jdbc:db2j:net://host:1527/database_name
- app_server_root は、 WebSphere Application Server のディレクトリー位置です。
- DB2_HOME は DB2 のディレクトリー位置 (c:¥Program Files¥SQLLIB¥java12¥ など) です。
ORACLE_HOME は Oracle のディレクトリー位置 (c:¥oracle¥ora92¥ など) です。
database_name は、データベースの名前です。Apache Derby の場合は、database_name にデータベースへのパス (profile_root/databases/com.ibm.uddi/UDDI30 など) が 含まれていることを確認してください。
database_port は、DB2 データベースが listen しているポートです。
database_name は、Apache Derby データベースの名前です。 database_name に データベースへのパス (profile_root/databases/com.ibm.uddi/UDDI30 など) が含まれていることを確認してください。
注意:- Apache Derby の場合は、データベースが複数の接続を処理できるように、データベースをネットワーク対応にします。詳しくは、「Derby Server and Administration Guide」の Derby Network Server の管理に関するセクションを参照してください。
DB2 の場合は、DB2_HOME/sqllib/lib を LD_LIBRARY_PATH 環境変数と LIBPATH 環境変数に追加します。
DB2 の場合は、DB2_HOME/icc/lib を LD_PATH_LIBRARY (または LD_LIBRARY_PATH) 環境変数と LIBPATH 環境変数に追加します。
構成プロパティー・ファイル内のセキュリティー・プロバイダー構成セクションには、デフォルトの DummyClientTrustFile.jks ファイルの場所が示されています。独自のトラストストアを使用する場合は、そのトラストストアがこの場所にあることを確認してください。
UDDI ユーティリティー・ツールでは、UDDI バージョン 2 SOAP 照会および公開インターフェースを使用します。 これらの API は保護されています。これについては、『UDDI レジストリー・インターフェースのアクセス制御』トピックで説明しています。UDDI ユーティリティー・ツールは、データベース・ドライバーを介しても UDDI レジストリー・データベースにアクセスでき、データベースへのアクセスはデータベース管理システムによって 制御されます。