宛先転送ルーティング・パスの構成

このタスクを使用して、選択したバス・キューの 転送ルーティング・パスを構成します。転送ルーティング・パスは、プロデューサーの接続先バス宛先に配信されたメッセージが通過する必要がある、バス宛先の順序を指定します。

このタスクについて

1 つの宛先から別の宛先への、宛先の転送ルーティング・パス。
生成アプリケーションとコンシューマー・アプリケーションの両方が、メッセージをホストおよびプロセスする宛先に直接接続する場合、ルーティング・パスを使用する必要はありません。宛先に割り当てられたメディエーションを使用して、メッセージを取り扱うことも できます。ただし、より柔軟なアーキテクチャーを求める場合は、メディエーションをいくつかの宛先に割り当ててから、それらの宛先を、別の宛先の転送ルーティング・パスとして指定することができます。上の図の例では、Destination という名前の宛先および myBus という名前のバスで、デフォルトの転送ルーティング・パスのプロパティーを以下のように設定します。
mybus:D1
mybus:D2
mybus:D3
mybus:D4

応答メッセージがプロデューサー・アプリケーションに戻る途中で立ち寄らなければならない各宛先に、戻りルーティング・パスで次の宛先となる応答宛先の名前を指定することができます。転送および戻りルーティング・パスで同じ宛先が使用される場合、このトピックで説明しているように、転送ルーティング・パスを構成する際に、戻りルーティング・パスを構成することができます。 それ以外の場合は、宛先逆作業工程パスの構成を参照してください。

転送ルーティング・パスを構成するには、使用する宛先のプロパティーのみを変更する必要があります。このトピックには、まだ宛先を作成していないユーザーのために、宛先を作成するオプションのステップが含まれています。

宛先の転送ルーティング・パスを構成するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。

手順

  1. オプション: プロデューサー・アプリケーションが接続する宛先を作成していない場合は、宛先を作成します。 この宛先の場合、キューを作成すること、またはトピック・スペースを作成することが可能です。
  2. オプション: まだ作成していない場合は、パスで各宛先を作成します パスの最後の宛先のみをトピック・スペースにすることができます。 パスに含まれるその他のすべての宛先はキューにしなければなりません。

    この宛先が応答メッセージの戻りルーティング・パスの一部にもなる場合、戻りルーティング・パスの次の宛先の名前を指定します。

    1. サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [宛先リソース (Destination resources)]「宛先 (Destinations)」 -> 「destination_nameをクリックします。
    2. 応答宛先バス」フィールドで、戻りルーティング・パスの次の宛先の名前を入力します。
    3. 変更をマスター構成に保存します。
  3. オプション: メディエーションを宛先に割り当てていない場合は、メディエーションをパスの宛先に割り当てます メディエーションなしで宛先をルーティング・パスに組み込んで、その宛先に割り当てられるメディエーションを適用する将来のオプションを提供することができます。
  4. プロデューサー・アプリケーションが接続する宛先のプロパティーを編集し、転送ルーティング・パスを構成します。
    1. サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [宛先リソース (Destination resources)]「宛先 (Destinations)」 -> 「destination_nameをクリックします。
    2. デフォルトの転送ルーティング・パス」フィールドで、パスの宛先の名前を入力します。 それぞれのバス宛先のリストを、 bus_name:destination_name という形式で個別の行に入力します。
      各部の意味は、次のとおりです。
      bus_name
      宛先が構成されているサービス統合バスの名前です。
      destination_name
      バス宛先の名前です。
      以下に例を示します。
      mybusA:queueA
      anobusB:queueB
      busC:queueC
    3. 変更をマスター構成に保存します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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