削除した WebSphere MQ リンク上の確認応答の保留メッセージの管理
メッセージがドレーンされる前に WebSphere® Application Server 構成から IBM MQ ネットワークへの外部バス・リンクが削除された場合、メッセージ確認応答の保留のバッチは、WebSphere MQ リンクの送信側チャネル送信元に保管されたままになります。管理コンソールを使用して、これらのメッセージを解決することができます。
始める前に
削除された WebSphere MQ リンクの名前を把握しておく必要があります。
このタスクについて
手順
- 管理コンソールを開始します。
- ナビゲーション・ペインで、「」をクリックします。 バスのリストが表示されます。
- 管理対象となるリンク伝送キューがあるバスを選択します。
- 「構成」タブの「トポロジー」の下にある「外部バス接続」をクリックして、 このバスの接続のリストを表示します。
- 外部バス接続のリストから、外部バス接続の名前を選択してその詳細を表示します。
- 「関連項目」の下にある「サービス統合バス・リンク」をクリックして、 サービス統合バス・リンクの詳細を表示します。
- アクティブな接続があるが、構成状況が「削除済み」である MQ ネットワーク外部バスを選択します。 「リンク送信側」をクリックして空のリストが表示された場合は、 このリンクに対するメッセージをプロデュースしているメッセージング・エンジンはなく、 メッセージがドレーンされたために、すべてのリンク送信側は削除されています。 「送信側チャネル送信元」リンクの送信側チャネ ルの状況は「停止済み」として表示されますが、 「現在のアウトバウンド・メッセージ数」には、この送信側チャネル送信元の残存メッセージ数が表示されます。
- WebSphere MQ リンクの「送信側チャネル」リンクをクリックして、IBM MQ ネットワークへの伝送を行うための WebSphere MQ リンク送信側チャネル送信元でキューに入れられたメッセージを表示します。
- メッセージのバッチの状況が「コミット保留バッチ (Commit pending batch)」である場合、そのバッチは MQ ネットワークに無事に到着しています。バッチを選択して「コミット保留バッチ (Commit pending batch)」をクリックし、伝送キューからメッセージを除去します。
- メッセージのバッチの状況が「保留バッチ確認応答 (Pending batch acknowledgement)」である場合、そのバッチは MQ ネットワークに到着していません。バッチを選択して「確認保留バッチのロールバック」をクリックし、 トランザクションのロールバックおよびチャネルに対するメッセージの使用可能な状態への復元を行います。 これらのメッセージは、自動的に削除されるか、例外宛先に移動されます。 チャネル送信側が空の場合、リンクはランタイム環境から自動的に削除されます。