wsadmin スクリプトによるメッセージ・エンドポイント・ライフ・サイクルの管理
Jython スクリプト言語を使用して、wsadmin ツールによるメッセージ・エンドポイントの管理を行います。 このトピックの手順を実行して、ご使用の構成でメッセージ・エンドポイント・プロパティーを照会し、 メッセージ・エンドポイントの非活動化または再活動化を行います。
このタスクについて
Java™ EE Connector Architecture (JCA) により、アプリケーション・サーバーは、メッセージング・リソース・アダプターからのインバウンド要求をメッセージ・エンドポイントにリンクすることができます。 メッセージ・エンドポイントの Managed Bean (MBean) は、アプリケーション・サーバーがメッセージ・エンドポイント・インスタンスに関連付ける Java Management Extensions (JMX) フレームワーク MBean の 1 つです。
このトピックでは、メッセージング・プロバイダーで目的の宛先にメッセージを送信できないという状況を管理します。例えば、プロバイダーは、基底となるメッセージ駆動型 Bean によるデータベース・サーバーへのトランザクションのコミットで応答がない場合、メッセージ・エンドポイントへのメッセージの送信に失敗する可能性があります。 この問題をトラブルシューティングするには、wsadmin ツールを使用してメッセージ・エンドポイントでのメッセージ処理を一時的に使用不可に設定します。 問題をトラブルシューティングした後で、wsadmin ツールを使用してメッセージ・エンドポイントを再活動化します。
IBM MQ に接続していて、アクティベーション・スペックで WAS_EndpointInitialState カスタム・プロパティーを使用して、メッセージ・エンドポイントが非活動状態で始動するようにした場合にも、このトピックを使用してください。 メッセージ・エンドポイントを活動化する準備ができたら、wsadmin ツールを使用します。
- メッセージ・エンドポイントのプロパティーを表示する
- メッセージ・エンドポイントを一時的に非活動化する
- メッセージ・エンドポイントを再活動化する