バス・メンバーのトラブルシューティングのヒント
ここにある一連の具体的ヒントを使うと、バス・メンバーに関する問題のトラブルシューティングに役立ちます。
サービス統合バスへ新規メンバーを追加する際のエラー 500
WebSphere® Application Server 管理コンソールを使用してサーバーまたはサーバー・クラスターをサービス統合バスの新規メンバーとして追加する際に、「要求の処理中にエラーが発生しました: /ibm/console/sIBusMemberCollection.do」というメッセージが追加された、エラー 500 メッセージを受け取ることがあります。また、SystemOut ログに、以下に示すような stepsLayout.jsp に対する NULL ポインター例外が含まれています。
[9/21/04 14:35:18:282 CDT] 00000031 ServletWrappe E SRVE0068E: Could not invoke
the service() method on servlet /secure/layouts/stepsLayout.jsp. Exception thrown :
java.lang.NullPointerException
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
この状況が発生するのは、ファイアウォール製品が private ヘッダー情報 (リファラー) を要求から取り除くように構成されている場合です。この構成で例外が発生する理由は、WebSphere Application Server 管理コンソールが、ヘッダーにリファラーが含まれていることを必要とすることに起因します。
この問題を 解決するには、ファイアウォール製品を構成して要求の private ヘッダー情 報 (リファラー) を取り除かないようにするか、ファイアウォール製品を使 用不可にします。例えば、要求内にリファラーを保持しておくように ZoneLabs を 構成する方法については、http://www.hotcomm.com/FAQ/FAQ_ZA.asp#referer の「Private Header Information (Referer)」の記事を参照してください。