サード・パーティー・アプリケーション・サーバーで WebSphere Application Server を使用した JMS 用リソース・アダプターの高可用性の構成

XA 接続の場合、WebSphere® Application Server での JMS 用リソース・アダプターは常にバス内の同じメッセージング・エンジンに接続する必要があります。 そのため、高可用性は重要な考慮事項となります。

このタスクについて

XA リソースを使用している場合、必要に応じて未確定トランザクションのリカバリーを実行するには、 特定のメッセージング・エンジンが接続のターゲットになっていなければなりません。 そのため、WebSphere Application Server での JMS 用リソース・アダプターがバスに接続できるようにするためには、 メッセージング・エンジンの可用性が非常に重要な意味を持ちます。 このシナリオでは、ターゲット・メッセージング・エンジンをクラスターにデプロイし、 サーバーでの障害発生時にクラスター内の代替サーバーにメッセージング・エンジンがフェイルオーバーされるようにして、 ターゲット・メッセージング・エンジンの高可用性を確保するようにすることをお勧めします。

トランザクション・コンテキストのない接続や、ローカル・トランザクション・コンテキストのある接続 (この場合はトランザクションが常に即時にコミットまたはロールバックされるために、未確定の状態は発生しません) の場合、この制約事項は当てはまりません。

手順

  1. クラスターにデプロイすることで、メッセージング・エンジンの高可用性を確保します。 詳しくは、サービス統合の高可用性とワークロード共有構成を参照してください。
  2. 接続ファクトリーにプロバイダー・エンドポイントのリストを指定して、リソース・アダプターが必須メッセージング・エンジンに対するブートストラップに使用できるブートストラップ・サーバーの高可用性を確保します。 WebSphere Application Server での JMS 用リソース・アダプター のサード・パーティー製アプリケーション・サーバーへのデプロイおよびWebSphere Application Server での JMS 用リソース・アダプターへのインバウンド接続のデプロイも参照してください。

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