リスナー・ポートの開始

このタスクを使って、アプリケーション・サーバーのリスナー・ポートを開始し、ポートに関連付けられたメッセージ駆動型 Bean のリスナーがメッセージを検索できるようにします。

このタスクについて

リスナー・ポートは、接続ファクトリー、宛先、およびデプロイ済みのメッセージ駆動型 Bean の間の関連を定義します。詳しくは、メッセージ駆動型 Bean - リスナー・ポート・コンポーネントを参照してください。

デプロイされているメッセージ駆動型 Bean、リスナー・ポート、およびメッセージ・リスナー・サービスがすべて開始している場合、リスナーはアクティブであり、宛先からメッセージを受信することができます。 これらのコンポーネントは、任意の順序で開始できますが、リスナーがメッセージを受信できるようになる前にすべて開始されていなければなりません。

リスナー・ポートの初期状態を 始動済み に設定すると、そのポートに関連付けられているメッセージ駆動型 Bean を インストールしたときにリスナー・ポートが自動的に開始されます。また、リスナー・ポートを手動で開始することもできます。

リスナー・ポートが開始すると、リスナー・マネージャーは、そのポートに関連付けられた各メッセージ駆動型 Bean ごとにリスナーを開始しようと試みます。 メッセージ駆動型 Bean が停止すると、ポートは開始されますが、リスナーは開始されず停止したままになります。 メッセージ駆動型 Bean を開始すると、関連するリスナーが開始されます。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. デプロイされているメッセージ駆動型 Bean のリスナーが、ポートでメッセージを受信できるようにする必要がある場合は、そのメッセージ駆動型 Bean が始動していることを確認します。
  3. ナビゲーション・ペインで、「「リソース」 > 「JMS」->「JMS プロバイダー (JMS providers)」」をクリックします。

    メッセージ・リスナー・ポート・コレクション」パネルが表示されます。

  4. 開始したいリスナー・ポートのチェック・ボックスを選択します。
  5. 「開始」をクリックします。
  6. 変更をマスター構成に保存します。

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