JPA アプリケーションおよび Bean Validation のマイグレーション

Java™ Persistence API (JPA) 2.0 では、実行時にデータの妥当性検査を行えるように、Bean Validation API のサポートが提供されています。 このトピックでは、V7 Feature Pack for OSGi Applications and JPA 2.0 アプリケーションをバージョン 8.x にデプロイする際のベスト・プラクティスを示します。

V7 Feature Pack for OSGi Applications and JPA 2.0 に Bean Validation API は含まれていません。 したがって、共有ライブラリーまたはパッケージ内の Bean Validation API および実装をアプリケーションに提供して構成する必要があります。

移行ユーザーの方へ 移行ユーザーの方へ: バージョン 8.x 製品には、Bean Validation の API および実装が含まれています。このフィーチャー・パックのアプリケーションをバージョン 8.x にデプロイする場合、以下の構成とランタイムの動作の変化について注意してください。
  • バージョン 7.0 では、Bean Validation API JAR ファイルを見つけるようにフィーチャー・パック・ランタイムに指示を出す際、システム・プロパティーの com.ibm.websphere.validation.api.jar.path が使用されます。 バージョン 8.x では、Bean Validation API JAR ファイルが製品インストールに組み込まれているため、このシステム・プロパティーは無視されます。 ただし、Bean Validation プロバイダーについては、アプリケーションや共有ライブラリーにパッケージ化された場合、バージョン 7 でもバージョン 8.x でもオーバーライドすることが可能です。この使用法のシナリオについては、箇条書きの 3 番目のところで説明しています。
  • WebSphere® Application Server 内の Bean Validation の実装は、自動的に有効なデフォルトの Bean Validation プロバイダーです。
  • JPA アプリケーションで標準の Bean Validation フィーチャーを使用する場合は、アプリケーションのデプロイメントから com.ibm.websphere.validation.api.jar.path システム・プロパティーおよびユーザー提供の Bean Validation プロバイダーを除去することができます。
  • アプリケーションで仕様に準拠していないフィーチャーまたはプロバイダー固有のフィーチャーを使用する場合は、必要なフィーチャーをサポートする Bean Validation プロバイダーを、ユーザー・アプリケーション、アプリケーション共有ライブラリー、およびサーバー関連共有ライブラリーに、標準的なサード・パーティー・サービス・プロバイダーとしてパッケージ、構成、およびデプロイする必要があります。 詳しくは、アプリケーションでの共有ライブラリーの使用法に関する説明を参照してください。
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ファイル名:cdat_beanvaljpamigration.html