サード・パーティーの非 JCA メッセージング・プロバイダーによるメッセージングの管理
サード・パーティーの非 JCA メッセージング・プロバイダーを使用するように WebSphere® Application Server を構成できます。例えば、既存の投資がある場合は、このような選択をする場合があります。 JMS バージョン 1.1 の統一接続ファクトリーをサポートする、任意のサード・パーティーの非 JCA メッセージング・プロバイダーを構成することができます。
始める前に
WebSphere MQ システムとの対話を伴う場合があるアプリケーション・サーバー間のメッセージングには、 デフォルト・メッセージング・プロバイダーを使用することができます。WebSphere Application Server メッセージングを主に WebSphere MQ ネットワークに組み込むには、WebSphere MQ メッセージング・プロバイダーを使用できます。また、このトピックで説明するように、サード・パーティーのメッセージング・プロバイダーを使用することもできます。 ニーズに最も適したプロバイダーを選択する方法については、メッセージング・プロバイダーの選択を参照してください。
メッセージ駆動型 Bean を使用するには、サード・パーティーの非 JCA メッセージング・プロバイダーに Application Server Facility (ASF)、すなわち JMS バージョン 1.1 仕様のオプション・フィーチャーを組み込む必要があります。
このタスクについて
サード・パーティーの非 JCA メッセージング・プロバイダーを管理するには、そのサード・パーティーが提供するクライアントを使用します。WebSphere Application Server 内にある接続ファクトリーと宛先を管理するには、管理コンソールを使用しますが、管理コンソールを使用して、JMS プロバイダー自体を管理する、あるいは WebSphere Application Server の外部にある、JMS プロバイダーのリソースを管理することはできません。
混合バージョンの WebSphere Application Server デプロイメント・マネージャー・セルでは、バージョン 8、バージョン 7、およびバージョン 6 のノードでサード・パーティーのメッセージング・リソースを管理できます。