メッセージング・エンジンを除去した後のファイルの削除
構成からメッセージング・エンジンを除去しても、ファイル・ストアのファイルは自動的には削除されません。 ディスク・スペースを再利用するには、ログ・ファイル、永続保管ファイル、および一時保管ファイルもディスクから探し、削除する必要があります。
このタスクについて
メッセージング・エンジンを削除しても、ファイル・ストアにあるファイルはそのまま残っています。 ファイル・ストアのディレクトリー名にデフォルト値を使用している場合は、ファイルを手動で除去しなくても、 メッセージング・エンジンを削除し、同じ名前で再作成することができます。 これは、ファイル・ストアのデフォルトのログおよび保管ディレクトリー名に、メッセージング・エンジンの Universal Unique IDentifier (UUID) が存在するためです。
例えば、削除されたメッセージング・エンジンが messagingengine0 で、新しいメッセージング・エンジンが messagingengine1 の場合、古いファイル・ストアのログ・ファイルは以下のようになります。
C:¥{USER_INSTALL_ROOT}¥filestores¥..¥messagingengine0¥..¥logfile
新しいファイル・ストアのログ・ファイルは以下のようになります。
C:¥{USER_INSTALL_ROOT}¥filestores¥..¥messagingengine1¥..¥logfile
この 2 つのログ・ファイルは、同じファイル・ストア・ディレクトリーに共存します。
古いファイルは削除しなくても構いません。手順
- 古いファイル・ストア・ログ・ファイルおよび保管ファイルが格納されているディレクトリーを探します。
- オペレーティング・システムの機能を使用して余分なファイルを削除します。
タスクの結果
古いファイル・ストアによって残されたファイルを削除すると、ファイル・システムで空きディスク・スペースを使用できるようになります。