deleteSIBDestinations コマンド
deleteSIBDestinations コマンドを使用して、バス宛先を削除します。
このコマンドは、指定したバス上の指定した宛先を削除し、それに関連したすべてのメッセージ・ポイントを削除します。
コマンドを実行するには、wsadmin スクリプト・クライアントの AdminTask オブジェクトを使用します。
wsadmin スクリプト・クライアントは Qshell から実行されます。.
詳しくは、wsadmin スクリプトを使用した WebSphere スクリプトを実行するための Qshell の構成.
このコマンドは、WebSphere® Application Server バージョン 6.1.0 (フィックスパック 15) 以降で使用される場合にのみ有効です。これより前のバージョンでは使用しないでください。
サービス統合バスのコマンドには、コマンド行ヘルプが用意されています。
- Jython で使用可能なサービス統合バス・コマンドのリストと、各コマンドの簡単な説明を見るには、wsadmin プロンプトで以下のコマンドを入力します。
print AdminTask.help('SIBAdminCommands')
- 特定のコマンドの概要ヘルプの場合は、wsadmin プロンプトで以下のコマンドを入力します。
print AdminTask.help('command_name')
コマンドの使用後に、マスター構成に変更を保存します。次のコマンドを使用します。
AdminConfig.save()
目的
deleteSIBDestinations コマンドは、指定したバス上の指定した宛先を削除し、それに関連したすべてのメッセージ・ポイントを削除します。また、このコマンドは、IBM MQ サーバー・バス・メンバーに割り当てられたすべての宛先および IBM MQ キューに仲介されたすべての宛先を検索およびクリーンアップします。このコマンドは、IBM MQ キューからのメッセージを削除しません。また、キューも削除しません。
ターゲット・オブジェクト
バス宛先。
必須パラメーター
- -bus
- バス宛先が構成されているサービス統合バスの名前です。listSIBuses コマンドを使用して、既存のバスの名前をリストすることができます。
- -nameList
- 管理目的でこの宛先を識別するための ID。
- -aliasBus
- 削除する宛先が別名宛先であり、aliasBus パラメーターを使用して作成されている場合、同じ値を使用して宛先を削除する必要があります。
- -foreignBus
- 削除する宛先が外部宛先である場合、外部宛先のパラメーターを指定する必要があります。
条件付きパラメーター
なし。
オプション・パラメーター
なし。
例
- Jython の使用:
wsadmin>AdminTask.deleteSIBDestinations(["-bus" , "abus" , "-nameList" , [["myqueue1"] ,["myqueue2"]]]) wsadmin>$AdminConfig save
- Jacl を使用:
wsadmin>$AdminTask deleteSIBDestinations {-bus myBus -nameList {{myqueue1} {myqueue2}} } wsadmin>$AdminConfig save