メッセージング・エンジンのデータ・ストアの調整
メッセージング・エンジンのデータ・ストアのパフォーマンスを向上させるにはどうすればよいかを概説します。
このタスクについて
メッセージング・エンジンの JDBC データ・ソースの調整
メッセージング・エンジンによって使用されるメモリー・バッファーの制御
1 フェーズ・コミット最適化の利点を活用するための接続の共有
サブトピック
メッセージング・エンジンの JDBC データ・ソースの調整
サービス統合バスでのメッセージング・パフォーマンスを実現するには、メッセージング・エンジンの JDBC データ・ソースを正しく構成する必要があります。
メッセージング・エンジンによって使用されるメモリー・バッファーの制御
各メッセージング・エンジンは、メッセージとメッセージ関連データを持つ 2 つのメモリー・バッファーを管理します。この 2 つのバッファーのサイズを設定するプロパティーを調整することによって、メッセージング・エンジンとそのデータ・ストアとの対話を向上させることができます。
並行性ボトルネックを解消するためのデータ・ストア・テーブルの数の追加
サービス統合テクノロジーを使用することで、 ユーザーはメッセージング・エンジンのデータ・ストアを複数の テーブルに分散させることができます。 通常の使用方法においては、これによる著しい影響はありません。しかし、データ・ストアの
SIBnnn
テーブルに並行性ボトルネックが存在することが統計によって示されている場合は、テーブルの数を増やすことで問題が解決する場合があります。
1 フェーズ・コミットの最適化の調整
データ・ストアを使用するようにメッセージング・エンジンを構成した場合は、メッセージング・エンジン Bean とコンテナー管理のパーシスタント (CMP) Bean の両方を、同じデータ・ソースを共有するように構成することで、パフォーマンスを向上させることができます。
データベース接続消失の検出の調整
メッセージング・エンジンがデータ・ストアを使用するように構成されているが、例えばデータ・ストアが含まれているデータベースが実行していないなどの理由で、そのデータ・ストアに接続できない場合、メッセージング・エンジンは開始しません。 メッセージング・エンジンが正常に開始する可能性を向上させるために、システムを調整することができます。
関連概念
:
データ・ストアのパフォーマンス
関連タスク
:
メッセージング・エンジンの JDBC データ・ソースの調整
メッセージング・エンジンによって使用されるメモリー・バッファーの制御