HTTP エンドポイント URL 情報の準備

このページを使用して、HTTP のアクセスを受ける Web サービスのエンドポイント URL 接頭部情報を指定します。 接頭部は、公開する Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルに組み込まれる エンドポイント・アドレスを完全な形式にするために使用されます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ (Application Types)」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション (WebSphere enterprise applications)」 > <アプリケーション名> > 「HTTP エンドポイント URL 情報の指定 (Provide HTTP endpoint URL information)」とクリックします。

各 Web サービス・モジュールで、エンドポイント URL の一部分が使用されるように指定できます。公開する WSDL ファイル内の、 ターゲット・エンドポイント・アドレスを定義する URL は、ポートの soap:address エレメントの location 属性にあります。

この管理コンソール・ページは、Java™ API for XML-Based Web Services (JAX-WS) および Java API for XML-based RPC (JAX-RPC) Web サービスに適用されます。

管理コンソールの使用のほかに、プロパティー・ファイルを使用して、 HTTP エンドポイント URL フラグメントを構成および管理することができます。 プロパティー・ファイルを使用した URL フラグメントの設定および管理については、 Web サービス・エンドポイント URL フラグメントのプロパティー・ファイルの処理に関する情報を参照してください。

Web サービスのエンドポイント URL 接頭部の指定

エンドポイント URL で使用されるプロトコル (http または https のいずれか)、host_name、および port_number を指定します。

HTTP URL prefix」フィールドまたは「Custom HTTP URL prefix」フィールドを使用して、事前定義されたリストから接頭部を選択することができます。

URL の接頭部のフォーマットは、プロトコル://host_name:port_number (例えば、http://myHost:9045) です。公開された WSDL ファイルに含まれる実際のエンドポイント URL では、接頭部の後に、そのモジュールのコンテキスト・ルートおよび Web サービスの URL パターンが続きます (例えば、http://myHost:9045/services/myService)。

デフォルト HTTP URL 接頭部を選択

デフォルトの URL 接頭部リストに関連付けるドロップダウン・リストを指定します。 このリストは、モジュールの仮想ホストの一連のポートと、 モジュールのアプリケーション・サーバーの一連のポートとの交点です。 Web サービス・アプリケーション・サーバーに直接アクセスする場合は、このリストの項目を使用してください。

HTTP エンドポイント URL 接頭部を設定するには、「Select default HTTP URL prefix」を選択し、 ドロップダウン・リストから値を選択します。接頭部を使用するモジュールのチェック・ボックスを選択して 「適用」をクリックします。「適用」をクリックすると、 選択した「Select default HTTP URL prefix」または「Select custom HTTP URL prefix」フィールドの入力が、チェック・ボックスが選択されているすべてのモジュールの 「HTTP URL prefix」フィールドにコピーされます。

カスタム HTTP URL 接頭部を選択

モジュール内の Web サービスが中間ノード (例えば Web サービス・ゲートウェイや IHS サーバー) を経由してアクセスされる場合は、中間サービスのプロトコルホスト、および port_number を指定します。

カスタム HTTP のエンドポイント URL 接頭部を設定するには、カスタム JVM プロパティー com.ibm.ws.webservices.enableHTTPPrefix を管理コンソールで構成し、 値を true に設定する必要もあります。このカスタム JVM プロパティーの設定は、クライアントに戻される WSDL ファイルの URL フィールドにカスタム HTTP URL が正しく取り込まれるようにするために必要です。このカスタム JVM プロパティーを構成しない場合、サービスによりクライアントに戻される WSDL ファイルのコピーの URL フィールドにカスタム HTTP URL 接頭部は入りません。 このカスタム JVM プロパティーの構成方法については、管理コンソールの JVM カスタム・プロパティー・パネルを使用した追加 HTTP トランスポート・プロパティーの構成方法に関する資料を参照してください。このカスタム・プロパティーをシステムで使用するには、このプロパティーを定義した後でアプリケーション・サーバーを再始動する必要があります。

com.ibm.ws.webservices.enableHTTPPrefix カスタム JVM プロパティーを構成したら、「カスタム HTTP URL 接頭部を選択」を選択して、値を入力します。接頭部を使用するモジュールのチェック・ボックスを選択して 「適用」をクリックします。「適用」をクリックすると、 選択した「Select default HTTP URL prefix」または「Select custom HTTP URL prefix」フィールドの入力が、チェック・ボックスが選択されているすべてのモジュールの 「HTTP endpoint URL prefix」フィールドにコピーされます。

サポートされる構成 サポートされる構成: com.ibm.ws.webservices.enableHTTPPrefix カスタム・プロパティーは、JAX-RPC Web サービス・アプリケーションにのみ適用されます。sptcfg

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=uwbs_providehttp
ファイル名:uwbs_providehttp.html