メール・セッション構成設定
このページを使用して、メール・セッションを構成します。
有効範囲
このメール・セッション用の JavaMail API を実装するメール・プロバイダーの有効範囲を指定します。 この有効範囲内でインストールされたアプリケーションのみが、 このメール・セッションを使用することができます。
プロバイダー
アプリケーション・サーバーがこのメール・セッション用に使用するメール・プロバイダーを指定します。
メール・セッションを作成するとき、前に 1 つ以上のメール・プロバイダーを関連する有効範囲で定義している場合は、 新規メール・セッション用に既存のメール・プロバイダーを選択できるリストが表示されます。
新規プロバイダーの作成
新規メール・セッション用の新規メール・プロバイダーの構成のオプションを提供します。
「新規プロバイダーの作成」は、
をクリックして、新規メール・セッションを作成する場合にのみ表示されます。「Create New Provider」をクリックすると、 新規プロバイダーを作成するための「mail provider configuration」ページを表示するコンソールが起動されます。 「OK」をクリックして設定を保存すると、「mail session collection」ページが表示されます。 「新規」をクリックして、新規プロバイダーで使用するための新規メール・セッションを定義します。 つまり、ここでコンソールに新規メール・プロバイダーをメール・セッション Provider としてリストする構成ページが表示されます。

名前
JavaMail セッション・オブジェクトの管理名を指定します。
JNDI 名
任意のネーミング・サブコンテキストなど、リソースの Java™ Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。
この名前は、クライアント・アプリケーションのデプロイメント記述子で定義されるリソースに対するプラットフォームのバインディング情報と、 プラットフォームによって JNDI にバインドされる実際のリソースとの間のリンクを提供します。
- 異なるリソース・タイプにまたがる重複した JNDI 名を割り当てないでください (メール・セッションに対するデータ・ストアなど)。
- 同じ有効範囲の同じタイプの複数のリソースに、重複した JNDI 名を割り当てないでください。
説明
管理レコードの説明をオプションで指定します。
カテゴリー
セッションを分類またはグループ化するためのコレクションをオプションで指定します。
デバッグ・モードを使用可能にする
このメール・セッションのデバッグ・モードのオン/オフを切り替えます。
厳密な IP アドレス解析を使用可能にする
受信側のアドレスが、Internet Architecture Board によって発行された仕様文書である RFC 822 に厳密に従って解析される必要があるかどうかを指定します。
この設定は、通常、ほとんどのメール・アプリケーションでは使用されません。アドレス解析用の RFC 822 構文は有効な E メール・アドレスを厳密に定義するのに役立ちます。この設定を選択する場合、メール・コンポーネントは RFC 822 構文に準拠し、有効な E メール・アドレス (仕様により定義されたアドレス) に解析されない受信側アドレスをリジェクトします。この設定を選択しない場合、メール・コンポーネントは RFC 822 構文に従わず、仕様に準拠していない受信者アドレスを受け入れます。デフォルトでは、この設定は、選択されていません。RFC 822 仕様については、World Wide Web Consortium Web サイトで確認できます。
送信メール・プロパティー
サーバー
メールの送信時にアクセスするサーバーを指定します。
Protocol
メールの送信時に使用するプロトコルを指定します。 実際のプロトコル値は、現在のメール・プロバイダー用に構成したプロトコル・プロバイダーに定義されています。
ユーザー
送信メール・サーバーが認証を必要とする場合にメール・アカウントのユーザーを指定します。
この設定は、通常、ほとんどのメール・サーバーでは使用されません。 ユーザー ID とパスワードが必要なメール・サーバーを使用しない場合、 このフィールドはブランクのままにしておいてください。
Password
送信メール・サーバーが認証を必要とする場合に使用するパスワードを指定します。
この設定は、通常、ほとんどのメール・サーバーでは使用されません。 ユーザー ID とパスワードが必要なメール・サーバーを使用しない場合、 このフィールドはブランクのままにしておいてください。
確認パスワード
パスワードを検査します。
返信 E メール・アドレス
メッセージにメール発信元として表示されるインターネット E メール・アドレスを指定します。
この値はインターネットの E メール・アドレスを表すもので、デフォルトでは、受信メッセージに「From」または「Reply-To」のアドレスで表示されます。受信者の返信はこのアドレスに送られます。
受信メール・プロパティー
サーバー
メールの受信時にアクセスするサーバーを指定します。
Protocol
メールの受信時に使用するプロトコルを指定します。実際のプロトコル値は、現在のメール・プロバイダー用に構成したプロトコル・プロバイダーに定義されています。
ユーザー
受信メール・サーバーが認証を必要とする場合にメール・アカウントのユーザーを指定します。
この設定は、通常、ほとんどのメール・サーバーでは使用されません。 ユーザー ID とパスワードが必要なメール・サーバーを使用しない場合、 このフィールドはブランクのままにしておいてください。
Password
受信メール・サーバーが認証を必要とする場合に使用するパスワードを指定します。
この設定は、通常、ほとんどのメール・サーバーでは使用されません。 ユーザー ID とパスワードが必要なメール・サーバーを使用しない場合、 このフィールドはブランクのままにしておいてください。
確認パスワード
パスワードを検査します。