作業マネージャーの設定
このページを使用して、作業マネージャーの設定を変更します。作業マネージャーには、Java Naming and Directory Interface 内にバインドされるスレッドのプールが含まれています。
この管理コンソール・ページを表示するには、
とクリックします。有効範囲
構成されるリソースの有効範囲を指定します。この値は、構成ファイルの場所を示します。
名前
管理目的で、作業マネージャーを認識するために使用される固有名を指定します。
JNDI 名
名前空間で作業マネージャーを調べるのに使用される Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。
説明
管理目的で使用する、この作業マネージャーの説明を指定します。
カテゴリー
この作業マネージャーの分類またはグループ化に使用できるストリングを指定します。
作業タイムアウト
作業単位のキャンセルまたは解放を試行するまでの待機時間 (ミリ秒) を指定します。タイムアウト間隔は、作業単位がサブミットされるときではなく、作業単位が開始されるときに始まります。 作業タイムアウトは、非同期 Bean 作業、CommonJ 作業、および execute/submit を介してサブミットされる Managed Executor のタスクに適用されます。invokeAll/invokeAny を介してサブミットされるものについては、タイムアウトを指定するための独自のメカニズムがあるため、適用されません。
通知 | 値 |
---|---|
デフォルト | 0 |
範囲 | 0 から int.maxvalue まで |
作業要求キュー・サイズ
作業要求キューのサイズを指定します。

通知 | 値 |
---|---|
デフォルト | 0 |
作業要求キュー・フル・アクション
スレッド・プールが使い尽くされて、作業要求キューがフルになった場合にとるアクションを指定します。 このアクションは、非デーモン作業を作業マネージャーにサブミットすると開始します。
FAIL に設定すると、実行プログラムまたは作業マネージャーの API メソッドは、ブロックする代わりに例外を作成します。
通知 | 値 |
---|---|
デフォルト | BLOCK |
範囲 | FAIL |
サービス名
この作業マネージャーで使用可能にするサービスのリストを指定します。
作業マネージャーによってサブミットされるタスクは、管理コンソールで作業マネージャー・リソース上の 1 つ以上のサービス・コンテキストを使用可能にすることによって、または、 WorkManagerInfo 構成オブジェクトの serviceNames 属性を設定することによって、スレッド・コンテキスト情報を継承することができます。serviceNames 属性を指定する際には、 使用可能にする各サービスをセミコロンで区切って、例えば security;UserWorkArea;com.ibm.ws.i18n のように指定します。スレッド・コンテキスト情報が継承されるのは、 サブミットするスレッドから、または、管理対象スレッド・ファクトリーをルックアップまたは注入したスレッドからです。
サービス・コンテキストが使用可能な場合、そのサービス・コンテキストは、スケジューリング・スレッドから、または、管理対象スレッド・ファクトリーをルックアップまたは注入したスレッドから、 ターゲット・スレッドにコンテキストを伝搬します。使用可能でない場合、ターゲット・スレッドは、 スケジューリング・スレッドのコンテキストを継承しないで、デフォルトのコンテキストが適用されます。 スレッド上に既に存在する、任意の関連コンテキストは、任意の新規コンテキストが適用される前は、中断されています。
選択された各サービスのコンテキスト情報は、呼び出し可能で実行可能な各管理対象スレッド、コンテキスト・プロキシー、この作業マネージャーを使用して作成される作業またはアラームに伝搬されます。不要なサービスを選択すると、パフォーマンスに悪い影響を与える可能性があります。
サービス名 | 説明 |
---|---|
国際化対応 | 管理コンソールまたは com.ibm.ws.i18n サービス名を使用して、 国際化対応コンテキスト情報を使用可能にします。国際化対応コンテキストおよび国際化対応サービスが使用可能になっている場合、 スケジューリング・スレッド上に存在する国際化対応コンテキストは、ターゲット・スレッド上で使用可能です。 このフィーチャーはオプションです。 |
セキュリティー | 管理コンソールまたは security サービス名を使用して、 Java Authentication and Authorization Service (JAAS) サブジェクトを使用可能にします。 このフィーチャーおよび 管理セキュリティー が使用可能になっている場合、 スケジューリング・スレッド上に存在する JAAS サブジェクトは、ターゲット・スレッドに適用されます。使用可能になっていない場合、 ターゲット・スレッドは、スレッド上で JAAS サブジェクトなしで匿名で実行されます。 このフィーチャーはオプションです。 |
作業域 | 管理コンソールまたは UserWorkArea サービス名を使用して、 作業域区画を使用可能にします。使用可能になっている場合、 スケジューリング・スレッド上に存在するすべての作業域区画の作業域コンテキストは、 ターゲット・スレッド上で使用可能です。このフィーチャーはオプションです。 |
アプリケーション・プロファイル・サービス (非推奨) | 管理コンソールまたは AppProfileService サービス名を使用して、アプリケーション・プロファイル・タスクを使用可能にします。アプリケーション・プロファイル・コンテキストは、J2EE 1.4 アプリケーションではサポートされておらず、使用できません。J2EE 1.3 アプリケーションでは、アプリケーション・プロファイル・コンテキストは推奨されておらず、Application Profile Service 5.x Compatibility Mode が使用可能でスケジューリング・スレッドとターゲット・スレッドの両方が J2EE 1.3 アプリケーションである場合にのみ使用可能です。使用可能になっている場合、スケジューリング・スレッド上で使用可能なすべてのアプリケーション・プロファイル・タスクは、 ターゲット・スレッド上で使用可能です。J2EE 1.4 アプリケーションで実行されるスケジュール済み作業は、スケジューリング・スレッドのアプリケーション・プロファイル・タスクを取得することはありません。 このフィーチャーはオプションです。 |
スレッド・プールのプロパティー
スレッド・プールの動作を制御するプロパティーを指定します。
プロパティー | 説明 |
---|---|
アラーム・スレッド数 | 特定の時点で実行するようにスケジュールされたタスクおよびアラーム用の別個のスレッド・プールの最大スレッド数を指定します。 |
最小スレッド数 | 即時に実行するようにサブミットされたタスク用にこの作業マネージャーで使用可能なスレッドの最小数を指定します。このプロパティーは、特定の時点で実行するようにスケジュールされたタスクには適用されません。 |
最大スレッド数 | 即時に実行するようにサブミットされたタスク用にこの作業マネージャーで使用可能なスレッドの最大数を指定します。このプロパティーは、特定の時点で実行するようにスケジュールされたタスクには適用されません。 |
スレッド優先順位 | この作業マネージャーで使用可能なスレッドの優先順位を指定します。このプロパティーは、プールに入れられたスレッドと、管理対象スレッド・ファクトリーによって作成されたスレッドの両方を含みます。 |
増大可能 | この作業マネージャーのスレッド数を増やせるかどうかを 指定します。 |
![[z/OS]](../../images/ngzos.gif)
デフォルト・トランザクション・クラス
z/OS Work Load Manager Service クラス情報が作業コンテキスト情報に含まれていない場合、この作業マネージャー・インスタンスによって実行される作業を分類するために使用するトランザクション・クラス名を指定します。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ストリング |
範囲 | 0 から 8 文字 |
![[z/OS]](../../images/ngzos.gif)
デーモン・トランザクション・クラス
Work Load Manager Service によるデーモン作業のワークロード分類に使用されるトランザクション・クラスを指定します。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ストリング |
範囲 | 0 から 8 文字 |