WSGrid コマンド行ユーティリティー

WSGrid ユーティリティーは、ジョブ・スケジューラーのメッセージ・ドリブン・インターフェース のクライアント・アプリケーションです。WSGrid ユーティリティーの使用により、Tivoli® Workload Scheduler など 外部ワークロード・スケジューラーによる WebSphere® バッチ・ジョブの制御が容易になります。

WSGrid ユーティリティーは、大規模なタスク・コレオグラフィーの一環として、 外部ワークロード・スケジューラーによって呼び出されます。WSGrid ユーティリティーは、WebSphere バッチ・ジョブを サブミットし、そのジョブの完了を待ちます。バッチ・ジョブのジョブ・ログは、WSGrid ユーティリティーが呼び出された 環境の標準出力ストリームに書き込まれます。

WSGrid では、バッチ・ジョブを指定する 3 とおりの方法をサポートしています。指定できる方法は、 次のとおりです。
  1. xJCL ファイル
  2. ジョブ・リポジトリー内の xJCL ファイルの名前
  3. バッチ・ジョブを記述する一連のシンプル・プロパティー

呼び出し

WSGrid ユーティリティーを呼び出すには、次の構文を使用します。

構文:
  • WSGrid{.bat|.sh}{-JVMOptions <jvm_options> -IIOP <scheduler_server_hostname>:<scheduler_server_iiop_port>}<job properties file> - -JVMOptions パラメーターはオプションであり、必要に応じて JVM に追加パラメーターを渡すことができます。 -IIOP パラメーターはオプションであり、スケジューラー・サーバーのホスト名および IIOP ポートを (デフォルト・ポート 2809 以外である場合) 渡すことができます。job properties file は、WSGrid ジョブ・プロパティーを含んでいるファイルの完全修飾パス名です。単独で指定する場合は、WSGrid 制御特性も含める必要があります。
  • WSGrid{.bat|.sh}{-JVMOptions <jvm_options> -IIOP <scheduler_server_hostname>:<scheduler_server_iiop_port>}<control properties file><job properties file> - control properties file は、WSGrid 制御プロパティーを含んでいるファイルの完全修飾パス名です。
  • WSGrid{.bat|.sh}{-JVMOptions <jvm_options> -IIOP <scheduler_server_hostname>:<scheduler_server_iiop_port>}<control properties file><xJCL file> - xJCL file は、xJCL ジョブ定義を含んでいるファイルの完全修飾パス名です。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=cgrid_cgwsgrid
ファイル名:cgrid_cgwsgrid.html