[z/OS]

SMF サブタイプ 6: J2EE コンテナー・インターバル・レコード (バージョン 2)

J2EE コンテナー・インターバル SMF レコードの目的は、WebSphere® Application Server トランザクション・サーバー内部にある J2EE コンテナー内のアクティビティーを記録することです。

このレコードは、通常のインターバルで作成され、 そのインターバルの間に J2EE コンテナー内部で実行されるアクティビティーを集約したものです。 このレコードを使用すると、アプリケーション・プロファイル、問題判別、 およびキャパシティー・プランニングを行うことができます。

記録を行うインターバルの間に、WebSphere Application Server トランザクション・サーバーにあるアクティブな J2EE コンテナーごとに、レコードが 1 つ作成されます。 サーバーに関連したサーバー・インスタンスが複数ある場合、 コンテナーのレコードはそれぞれのサーバー・インスタンスごとに存在します。インターバルの間に J2EE コンテナーで実行される作業が共通の方法で表示されるようにするには、 処理の後にレコードをマージする必要があります。

server_SMF_interval_length=n を設定することにより、WebSphere Application Server 管理コンソールからインターバルを指定できます。n は指定する秒数です。

このレコードは、server_SMF_container_interval_enabled=1 (または server_SMF_container_interval_enabled=true) を設定することにより、管理コンソールで活動化することができます。

J2EE コンテナー・インターバル・レコード (バージョン 2) スキーマ

このセクションには、サブタイプ 6: J2EE コンテナー・インターバル・レコード (バージョン 2) が含まれます。

J2EE コンテナー・インターバル・セクション

表 1. J2EE コンテナー・インターバル・セクション. レコードごとに 1 つのセクションがあります。 J2EE コンテナー・インターバル・セクションには、指定したインターバルの間に 1 つの J2EE コンテナー内で発生した個々のアクティビティーに関する情報が含まれています。
オフセット (10 進数) オフセット (16 進数) 名前 長さ フォーマット 説明
0 0 SM120JI4 64 EBCDIC WebSphere Application Server for z/OS® トランザクション・サーバー・ホスト名
64 40 SM120JI5 8 EBCDIC WebSphere Application Server for z/OS トランザクション・サーバー名
72 48 SM120JI6 8 EBCDIC WebSphere Application Server for z/OS トランザクション・サーバー・インスタンス名
80 50 SM120JI7 512 Unicode WebSphere Application Server for z/OS コンテナー名
注: これは、4.0.1 の時間フレームでは「デフォルト」にハードコーディングされています。
592 250 SM120JI8 16 S390STCK サーバーでサンプルを開始した時刻
608 260 SM120JI9 16 S390STCK サンプルが終了した時刻
624 270 SM120CL3 8 EBCDIC セル
632 278 SM120ND3 8 EBCDIC ノード

サブタイプ 6: Bean セクション:

サブタイプ 5: Bean セクション』を参照してください。

サブタイプ 6: Bean メソッド・セクション:

サブタイプ 5: Bean メソッド・セクション』を参照してください。


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ファイル名:rtrb_SMFsubtype6.html