buildClientRuntime ツール
Java™ Web Start (JWS) を使用して Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーション・クライアントのアプリケーションやシン・アプリケーション・クライアントのアプリケーションを起動するには、Application Client for WebSphere® Application Server に組み込まれている ライブラリー JAR ファイルが Java Web Start にインストールされている必要があります。このツールを使用してそれらの JAR ファイルを作成します。 Java Web Start クライアントは 、Web ブラウザーをサポートするプラットフォームで使用します。
Java Web Start クライアントは、
WebSphere Application Server for OS/400® ではサポートされていません。
buildClientRuntime ツールは、 WebSphere Application Server クライアント・インストール・システムから必要なコンポーネントを、 コマンドで指定された JAR ファイルに構築します。 この JAR ファイルには、以下のものが含まれています。
- ライセンス・ファイル
- IBM® が提供する Java SE Runtime Environment 6 (JRE 6)
- アプリケーション・クライアントのランタイム・プロパティーおよび構成
- SSL KeyStore および TrustStore ファイル
- ランタイム・ライブラリー JAR ファイル
Java EE アプリケーション・クライアントのアプリケーションにはサービスを提供せずに、シン・アプリケーション・クライアントの アプリケーションのみにサービスを提供するために、アプリケーション・クライアント・ランタイム JAR ファイル を構築する場合、ランタイム・ライブラリー JAR ファイルとアプリケーション・ クライアント・ランタイム・プロパティー・ファイルは、WAS_ROOT/properties ディレクトリーにある 構成ファイル sas.client.props、ssl.client.props および soap.client.props 以外は、組み込まれません。Java Web Start クライアントは 、Web ブラウザーをサポートするプラットフォームで使用します。
Windows Usage: buildClientRuntime.bat [-help] [-verbose] outfile keystore storepass alias storetype Unix Usage: buildClientRuntime.sh [-help] [-verbose] outfile keystore storepass alias storetype各部の意味は、次のとおりです。
- -help は、メッセージを表示します
- -verbose は、詳細メッセージを有効にします
- outfile は、出力ファイル名です
- keystore は、鍵ストア・ファイルです
- storepass は、鍵ストア・パスワードです
- alias は、鍵別名です
- storetype は、鍵ストア・タイプです