間接接続を使用したバスの接続

1 つ以上の中間外部バスを通じて、サービス統合バスを別のサービス統合バスか、IBM MQ キュー・マネージャーまたはキュー共有グループ (「ゲートウェイ・キュー・マネージャー」と呼ばれる) に接続できます。 そのためには、間接外部バス接続を作成します。

始める前に

間接外部バス接続を作成するには、以下のリソースを定義しなければなりません。
  • 接続元としたいサービス統合バス (ローカル・バスとして知られています)。
  • ローカル・バスから中間バスとして使用するバスへの直接外部バス接続。
  • ターゲット外部バスとして認識される間接接続先のサービス統合バスまたはゲートウェイ・キュー・マネージャー。

このタスクについて

2 つのバスを間接接続するには、ローカル・バス上に、適切な中間バスおよび所要のターゲット・バスを指定した間接外部バス接続を作成します。 中間バスとターゲット外部バス (つまり、接続先のサービス統合バスまたはゲートウェイ・キュー・マネージャー) の間には、 直接または間接の接続が必要です。

1 つのバスを、中間バスまたはバスのチェーンを介して別のバスと接続するには、 中間バスまたはバスのチェーンとターゲット・バスとの間に既に接続が存在する場合は、 新規の物理リンクは必要ありません。代わりに、各外部バス接続は、最終ターゲット・バスへの経路上で隣接するバスを、チェーン内の「ネクスト・ホップ」として識別します。チェーン内の各バスは、 ターゲット・バスに達するためのチェーン内のネクスト・ホップについて認識している必要があります。 ローカル・バスは外部バス接続を使用して、ターゲット・バスへのチェーン内の次のバスを識別し、 直接物理リンクを使用してメッセージをそのバスに流します。次に、各中間バスはローカルに定義された外部バス接続を使用してチェーン内の次のバスを識別し、これを繰り返してターゲット・バスに到達します。

手順

  1. ナビゲーション・ペインで、「「リソース」 > 「JMS」->「JMS プロバイダー (JMS providers)」」をクリックします。 サービス統合バスのリストが表示されます。
  2. バスのペインで、接続元としたいサービス統合バス、つまりローカル・バスをクリックします。
  3. 「構成」タブの「トポロジー」の下にある 「外部バス接続」をクリックします。
  4. 外部バス接続ペインで、「新規」をクリックして、外部バス接続ウィザードを開始します。
  5. 「バスの接続タイプ (Bus connection type)」ペインで、「間接、別のバスを使用 (Indirect, using another bus)」を選択します。
  6. 「間接接続の詳細 (Indirect connection details)」ペインで、以下の詳細を入力します。
    1. 間接接続先のターゲット外部バスの名前を入力します。
    2. ターゲット・バスへの中間バスとなる既存の直接接続された外部バスの名前を選択します。
  7. 外部バス接続ウィザードが終了したら、変更をマスター構成に保存します。

タスクの結果

中間バスを介したローカル・バスからターゲット・バスへの接続が作成されました。 ルーティング定義 (つまり仮想リンク) を含む間接外部バス接続が作成されました。

次のタスク

指定した中間バスとターゲット・バスの間に接続があるかどうか確認します。 必要に応じて、チェーン内の「ネクスト・ホップ」を作成する手順を繰り返します。

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