補正サービスのカスタム・プロパティー

カスタム・プロパティーを設定することによって、 補正サービスのための追加の設定を指定できます。

補正サービスのためのカスタム・プロパティーを設定するには、以下のステップを完了してください。
  1. 管理コンソールを開始します。
  2. ナビゲーション・ペインで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > server_name > [コンテナー設定] 「コンテナー・サービス」 > 「補正サービス」 > [追加プロパティー] 「カスタム・プロパティー」とクリックします。
  3. 「新規」をクリックします。
  4. 設定ページで、構成するプロパティーを「名前」フィールドに入力し、 設定する値を「」フィールドに入力します。
  5. 適用」または「OK」をクリックします。
  6. 保存」をクリックして、マスター構成に対して行った変更を保存します。
  7. サーバーを再始動します。
カスタム・プロパティー・ページを使用して、以下の補正サービス・カスタム・プロパティーを定義できます。

補正サービスの抑止

すべての Web サーバーが、CoordinationContext エレメントを含む SOAP メッセージを処理するように構成されているわけではありません。WebSphere® Application Server を使用して、Web サービス要求で CoordinationContext が送信されない Enterprise Java Bean の事前定義リストを処理する、補正サービスのカスタム・プロパティーを構成することができます。

補正サービスが使用されると、CoordinationContext エレメントが送信 SOAP ヘッダーに組み込まれます。以下に例を示します。
<wscoor:CoordinationContext soapenv:mustUnderstand="1"
...
</wscoor:CoordinationContext>
CoordinationContext エレメントを処理するように構成されていない Web サーバーがそのような SOAP メッセージを受信すると、例外メッセージが生成されます。以下の例を参照してください。
Header block local name 'CoordinationContext' is not defined.
Web サービス要求で CoordinationContext エレメントを送信してはならない、すべての Enterprise Java Bean のリストを含むファイルを作成することができます。このファイルはプレーン・テキスト形式で、以下のように各行に 1 つの項目を含む必要があります。
application_name#module#bean
application_name#module#bean
application_name#module#bean
ここで、application_name は、サーバー上で認識されているアプリケーションの名前、module は、Enterprise Java Bean jar の名前、bean は、Enterprise Java Bean の名前です。
注: このファイルには、補正サービスを使用しないように構成されている Bean の項目のみ含まれるようにしなければなりません。 このカスタム・プロパティーは、ファイルにリストされていて、補正サービス・メタデータに関連付けられている Bean に対しては無効です。
名前
SUPPRESS_CSCOPE_ON_WS_CALLS 完全修飾ファイル名

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ファイル名:rwbs_comp_custom_props.html