JPA システム・プロパティー
管理コンソールからアクセス可能な設定値以外に、コマンド行スクリプトによって Java Persistence API (JPA) システム・プロパティーを設定することができます。
JPA 2.0 で実行している場合は、プロパティー・ページを使用して、com.ibm.websphere.jpa.entitymanager.poolcapacity JPA システム・プロパティーを定義できます。システム・プロパティーは、server.xml ファイルに直接追加するか、管理コンソールを使用して汎用 Java 仮想マシン (JVM) 引数として追加します。
com.ibm.websphere.jpa.entitymanager.poolcapacity
JPA 2.0 で実行している場合は、このプロパティーを使用して、サーバー上のすべての JPA EntityManager インスタンスのデフォルト・プール容量を指定します。
注: EntityManager プールは、OpenJPA (WebSphere® Application Server 用の JPA 2.0 プロバイダー) に対してのみサポートされます。
情報 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
範囲 | 0 から 500 まで |
デフォルト | 10 |
アプリケーションに定義されたすべてのパーシスタンス・コンテキスト参照に、EntityManager インスタンスの個別プールがあります。 パーシスタンス・コンテキスト参照は、@PersistenceContext または persistence-context XML エレメントにすることができます。
このプロパティーの設定は、アプリケーション・サーバー・プロセス内のすべてのプールに影響します。各プールは、このプロパティーで定義された容量を使用します。デフォルト・プール容量は 10 です。この設定の整数値を大きくすると、作成する必要がある EntityManager インスタンスの数が削減されてパフォーマンスが向上することがあります。ただし、値を大きくすると、使用されるメモリー量に影響します。