トランザクション・タイムアウト・アラームの取り消しの遅延

トランザクション処理の完了前の段階に、 完了までに長い時間がかかるか失敗する可能性がある処理が含まれると考えられる場合は、 トランザクションがタイムアウトになるようにすることができます。

このタスクについて

デフォルトでは、 トランザクション・タイムアウト・アラームは、 トランザクションの完了前の段階が開始される前に 取り消されます。DELAY_CANCELLING_ALARMS カスタム・プロパティーにより、 トランザクションの完了前の段階をトランザクション・タイムアウト期間の中に 含めることができます。そのためには、 アプリケーション・サーバーでこのカスタム・プロパティーを設定します。

手順

  1. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > server_name > 「[コンテナー設定]コンテナー・サービス」 > 「トランザクション・サービス」 > 「[追加プロパティー] カスタム・プロパティー」とクリックします。
  2. 「新規」をクリックします。
  3. 名前」フィールドに DELAY_CANCELLING_ALARMS を入力し、 「」フィールドに TRUE を入力します。
  4. 適用」または「OK」をクリックします。
  5. 変更をマスター構成に保存します。
  6. リカバリー・モードでサーバーを再始動します。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tjta_delay_can_alarms
ファイル名:tjta_delay_can_alarms.html