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ワークロード管理のランタイム例外

本製品のクライアントによって、 ワークロード管理のランタイム例外をキャッチし、 状況を処理するための戦略を実装することができます。 例えば、サーバーが使用できない場合にはエラー・メッセージを表示することができます。

ワークロード管理サービスは、問題に遭遇すると、 以下の例外を作成することがあります。

org.omg.CORBA.TRANSIENT with a minor code 1229066306 (0x40421042)
この例外は、ワークロード管理ルーティング・サービスが要求を再試 行できず、失敗が接続エラーによって生じた場合に作成されます。この例外は、アプリケーションが補正論理を呼び出して、要求を再サブミットしなければならないことを示します。
org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT with a minor code 1229066304 (0x49421040)
この例外が作成されるのは、ワークロード管理サービスが、 ワークロード管理に参加する Enterprise JavaBeans (EJB) アプリケーション・サーバーのいずれにも連絡できない場合です。

ワークロード管理ルーティング・サービスは、アプリケーションが 2 度 目の試行によって不利に影響を受けない場合、異なるターゲットへの失敗し た要求を、透過的にアプリケーションに再経路指定できます。 現行で、唯一の方法は、要求が直前の試行で全体または部分的に実行されなかったかどうかを検査します。要求が全体または 部分的に実行されるときは、org.omg.CORBA.TRANSIENT with the minor code 1229066306 (0x49421042) 例外が作成され、要求を再試行できることがシグナル通知されます。これによって、要求を満たすために別のターゲットが使用できるが、その要求を透過的にアプリケーションにフェイルオーバーできないことがアプリケーションに通知されます。したがって、アプリケーションは要求を再サブミットできます。ルーティング・サービスは、要求に適するターゲットが見つからない場合は、 org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT with the minor code 1229066304 (0x49421040) 例外を作成します。 例えば、クラスターが停止される場合、またはアプリケーションが任意のクラスター・メンバーへのパスを持たない場合、例外が作成されます。


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ファイル名:rrun_wlm_exceptions.html