エンタープライズ Bean タイプを変更し、管理コンソールを使用してアプリケーション開始時に初期化する

サーバー内のすべての Enterprise JavaBeans (EJB) タイプは、 管理コンソール内のシステム・プロパティーを設定することによって、アプリケーション開始時に強制的に初期化することができます。

このタスクについて

このプロパティーの値が true に設定されると、 サーバー内のすべての Bean はアプリケーションが開始されるたびに初期化されます。

しかし、デフォルトでは、この製品の EJB コンテナーは、ほとんどの EJB タイプの初期化 (クラスのロード、および デプロイメント記述子メタデータの処理) をランタイム中に必要になるまで据え置きます。 この遅延は、アプリケーションの開始時間を短縮するのに役立ちます。

手順

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. サーバー」を選択します。
  3. アプリケーション・サーバー」を選択します。
  4. 構成するサーバーを選択します。
  5. 「サーバー・インフラストラクチャー」エリアでは、「Java™ およびプロセス管理」を選択します。
  6. 「サーバー・インフラストラクチャー」エリアで、「プロセス定義」を選択します。
  7. [z/OS]サーバント」プロセス・タイプを選択します。
  8. 「追加プロパティー」エリアで、「Java 仮想マシン」を選択します。
  9. 「追加プロパティー」エリアで、「カスタム・プロパティー」を選択します。
  10. 新規」ボックスを選択します。
  11. 名前」入力フィールドに、com.ibm.websphere.ejbcontainer.initializeEJBsAtStartup と入力します。
  12. 」入力フィールドに true と入力します。 true と入力すると、 すべての Enterprise JavaBeans がアプリケーションの開始時に初期化されるようになります。false と入力すると、 すべての Bean の初期化が遅れます。
    注: com.ibm.websphere.ejbcontainer.initializeEJBsAtStartup を true または false のいずれかに設定すると、個々の EJB タイプに行われた「アプリケーション始動時の EJB の始動」設定より優先されます。
  13. OK」を選択します。

次のタスク

このタスクは、アセンブリー・ツールを使用して実行することもできます。

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ファイル名:tejb_ecnt2.html