外部セル・バインディングの構成
アプリケーションが他のセル内の別のアプリケーションにアクセスできるように、外部セル名バインディングを構成します。 外部セルとは、アプリケーションが存在するセル以外のセルのことです。 外部セル名バインディングは、外部セルの Cell Root コンテキストに解決されるコンテキスト・バインディングです。 ローカル・セル内のすべてのアプリケーションは、外部セル・バインディングを通じて外部セル内のオブジェクトを検索することができます。
始める前に
必要に応じて、フェイルオーバーのサポート用のサーバー・クラスターを構成します。
バージョン 6.1 以降の外部セル・バインディングを使用するには、バージョン 5.x または 6.0.x のブートストラップ・アドレスをマイグレーションします。 バージョン 6.1 以降の外部セル・バインディングを使用すると、複数のブートストラップ・アドレスを指定して、フェイルオーバーのサポートを機能強化することができます。
このタスクについて
ローカル・セルのアプリケーションが 1 つ以上の外部セルのアプリケーションにアクセスする場合は、外部セルごとに外部セル・バインディングを構成します。
通常、管理者は外部セル・バインディングを構成してから、バインディングを使用して解決する Java™ Naming and Directory Interface (JNDI) 名でアプリケーションを構成します。ただし、バインディングを使用するアプリケーションを開始する前なら、いつでも外部セル・バインディングを作成することができます。
外部セルとローカル・セルは、別の名前である必要があります。
外部セル・バインディングを表示または構成するには、管理コンソールを使用します。
手順
タスクの結果
外部セル・バインディングの構成は、指定に従って作成または変更されます。
次のタスク
管理構成の変更を保存します。必要に応じて、アプリケーション用の名前空間バインディングを構成します。