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Intelligent Management: アプリケーション・エディション・マネージャーのカスタム・プロパティー

アプリケーション・エディション・マネージャーのカスタム・プロパティーを構成することにより、妥当性検査クラスターの設定を変更することができます。例えば、妥当性検査クラスターの操作モードを設定したり、ロールアウト完了後に妥当性検査クラスターを保持するカスタム・プロパティーを作成したりすることができます。

appedition.rollout.softreset.fulldrainageinterval

デプロイメント・マネージャーに appedition.rollout.softreset.fulldrainageinterval システム・プロパティーを設定して、ソフト・リセットの実行を処理待機間隔いっぱいまで待つよう強制することができます。バージョン 7.0.0.1 より、処理時間間隔がタイムアウトになる前にすべての要求が静止された場合、アプリケーション・エディションの静止マネージャーは処理待機間隔いっぱいまで待機しない場合があります。サーバー上のアクティブなすべての要求が静止されたかどうかを静止マネージャーが判別するために、Performance Monitoring Infrastructure (PMI) 統計が使用可能です。

表 1. appedition.rollout.softreset.fulldrainageinterval カスタム・プロパティー値
説明
有効範囲 デプロイメント・マネージャー
有効な値

値なし: 非アクティブ化。静止マネージャーは、処理待機間隔いっぱいまで待機しない場合があります。

true: 使用可能。静止マネージャーは、処理待機間隔いっぱいまで待機するよう強制されます。

deactivate.checkRoutingRules

ルーティング・ポリシーの作業クラスがまだアプリケーション・エディションにワークロードをルーティングしているときに、そのアプリケーション・エディションの非アクティブ化が実行されないようにしたい場合、deactivate.checkRoutingRules カスタム・プロパティーを使用可能にすることができます。このプロパティーを設定しないと、このエディションを参照するルーティング・ポリシー作業クラスのアクションが見つかったとしても、非アクティブ化が実行されます。

表 2. deactivate.checkRoutingRules カスタム・プロパティー値
説明
有効範囲 セル
有効な値

値なし: 非アクティブ化。ルーティング・ポリシー作業クラスがアプリケーション・エディションを参照していても、そのエディションを非アクティブ化することができます。

true: 使用可能。非アクティブ化しようとするエディションをルーティング・ポリシー作業クラスが参照する場合、そのアクションが削除または変更されるまで、非アクティブ化は実行されません。

saveClonedCluster

saveClonedCluster カスタム・プロパティーを設定すると、新規のエディションにロールアウトを実行後、妥当性検査クラスターを保持することができます。このカスタム・プロパティーを設定しないと、妥当性検査クラスターは、ロールアウト後、または妥当性検査の取り消し後に削除されます。saveClonedCluster カスタム・プロパティーは、動的クラスターだけに適用されます。

このカスタム・プロパティーをその妥当性検査クラスターで設定します。妥当性検査クラスターを保存するには、値を true に設定します。

表 3. saveClonedCluster カスタム・プロパティー値
説明
有効範囲 動的クラスター
有効な値

値なし: 非アクティブ化。妥当性検査クラスターは、新規エディションにロールアウト後削除されます。

true: 使用可能。妥当性検査クラスターは、新規エディションにロールアウトされると保存されます。

uninstall.checkRoutingRules

ルーティング・ポリシーの作業クラスがまだアプリケーション・エディションにワークロードをルーティングしているときに、そのアプリケーション・エディションのアンインストールが実行されないようにしたい場合、uninstall.checkRoutingRules カスタム・プロパティーを使用可能にすることができます。このプロパティーを設定しないと、このエディションを参照するルーティング・ポリシー作業クラスのアクションが見つかったとしても、アンインストールが実行されます。

表 4. uninstall.checkRoutingRules カスタム・プロパティー値
説明
有効範囲 セル
有効な値

値なし: 非アクティブ化。ルーティング・ポリシー作業クラスがアプリケーション・エディションを参照していても、そのエディションをアンインストールすることができます。

true: 使用可能。アンインストールしようとするエディションをルーティング・ポリシー作業クラスが参照する場合、そのアクションが削除または変更されるまで、アンインストールは実行されません。

VALIDATION_OPERATIONALMODE

複製された妥当性検査クラスターの動作モードを、実動クラスターと異なるモードに設定するには、VALIDATION_OPERATIONALMODE カスタム・プロパティーを作成します。

このカスタム・プロパティーは、妥当性検査プロセスを開始する前に、実動クラスターに対して設定できます。

表 5. VALIDATION_OPERATIONALMODE カスタム・プロパティー値
説明
有効範囲 動的クラスター
有効な値 自動、手動、または監視

値が指定されない、または無効の場合は、妥当性検査クラスターの動作モードは、実動クラスターと同じ動作モードに設定されます。その他の値を指定する、または値を指定しなかった場合は、妥当性検査動的クラスターは手動モードに設定されます。


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