失敗した WS-ReliableMessaging アウトバウンド・シーケンスの削除
失敗した状態のアウトバウンド・シーケンスを解決して、 メッセージを再度ターゲット・サービスに送信できるようにする必要があります。 失敗した状態のシーケンスは、リカバリー不能エラーを示しています。 このシーケンスは、以後使用できなくなります。 メッセージが順番に配信されている場合は、 新規シーケンスを確立する前に失敗したシーケンスを解決する必要があります。
このタスクについて
アウトバウンド・シーケンスを削除することにより、次回にアプリケーションが、 失敗したシーケンスのターゲットになっていた宛先アドレスにある Web サービスを呼び出そうとしたときに、 ランタイム環境が自動的に新規シーケンスを作成できるようになります。 アウトバウンド・シーケンスを処理するには、 管理コンソールのランタイム・パネルを使用します (WS-ReliableMessaging による問題の検出と処理を参照してください)。
重要: シーケンスの削除または終了は、必要な場合のみ実行してください。
アクティブなシーケンスを削除または終了した場合、
その結果のメッセージング動作は予測不能であり、メッセージが失われることもあります。
安全にシーケンスを削除または終了できるかどうかはっきり分からない場合は、
削除または終了を行わないでください。12 時間アクティブでなかったシーケンスは、システムによって自動的に削除されます。
失敗したアウトバウンド・シーケンスを診断し、削除するには、 管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。