WCCM オブジェクト・プロパティーの抽出または変更
既存の WCCM (WebSphere Common Configuration Model) オブジェクトのプロパティーを抽出または変更するには、wsadmin ツールを使用します。
始める前に
プロパティーを抽出する WCCM オブジェクトを決定します。
このタスクについて
製品の前のリリースでは、抽出したプロパティーに、 各オブジェクト・タイプの最も重要なプロパティーのみが含まれていました。 現在は、任意の WCCM オブジェクトのすべてのプロパティーを抽出し、 プロパティーを変更し、変更したプロパティーを確認してシステム構成に適用することができます。
WCCM オブジェクト・プロパティーを抽出するには、extractConfigProperties コマンドを使用して WCCM オブジェクト ID を指定します。
抽出した WCCM オブジェクト・プロパティー・ファイルは、環境間で移植可能ではありません。 異なるオペレーティング・システム上のインストール済み環境にプロパティー・ファイルを適用する場合には、 抽出したプロパティー・ファイルを変更して、移植可能にする必要があります。 複数環境での移植可能プロパティー・ファイルの適用に関するトピックを参照してください。
また、 抽出したプロパティー・ファイルに、ネストされたオブジェクトは含まれません。 ネストされた各オブジェクトのプロパティーは、別に抽出が必要です。
このトピックの各コマンドは、interactive パラメーターを指定することで、対話モードで実行できます。
AdminTask.command_name('-interactive')
手順
タスクの結果
管理コマンドが実行され、プロパティー・ファイルが適用されます。
次のタスク
構成の変更を保存します。