Jakarta Commons Logging を使用するためのアプリケーションの構成
Jakarta Commons Logging は、単一のロギング・インターフェースおよび複数のロギング・システムのシン・ラッパーを提供します。WebSphere® Application Server は、 ロガーを提供して Jakarta Commons Logging をサポートします。このサポートにより、Jakarta Commons Logging で定義されるインターフェースが変更されることはありません。
始める前に
- Java ロギングは、Java Specification Request 47: Logging API Specification で確認することができます。
- Common Base Event
ロギング・オブジェクトは、ロギング項目情報を持つオブジェクトです。
Jakarta Commons Logging について詳しくは、Jakarta Commons および Java Logging の仕様、Common Base Event の仕様を参照してください。WebSphere Application Server のロガーの使用について 詳しくは、Jakarta Commons Loggingを参照してください。
このタスクについて
WebSphere Application Serverは、ライブラリー・ディレクトリーで Jakarta Commons Logging バイナリーの配布を行います。 デフォルトで、製品は Jakarta Commons Logging LogFactory 実装 および JDK14Logger を使用します。

WebSphere Application Server ロガーを使用するアプリケーションに関しては、 ロガーに対してアプリケーションがそれ自身の構成を提供する必要があります。アプリケーションを 構成して WebSphere Application Server ロガーを使用するには、 以下の手順を実行します。
手順
- WebSphere Application Server ロガーの構成を調べ、ご使用のアプリケーションに最適な構成を判別します。
- ご使用のアプリケーション構成を必要に応じて変更し、 WebSphere Application Server ロガーを使用できるようにします。