接続および接続プール統計
WebSphere® Application Server では、データ・アクセス・アプ リケーションのパフォーマンスをモニターするために PMI API の使用がサポ ートされます。
既存の 2 つの接続マネージャー (JDBC および J2C) でサポートされる
Performance Monitoring Infrastructure (PMI) メソッド呼び出しは、この
バージョンの WebSphere Application Server でサポートされます。
呼び出しには、以下のものがあります。
- ManagedConnectionsCreated
- ManagedConnectionsAllocated
- ManagedConnectionFreed
- ManagedConnectionDestroyed
- BeginWaitForConnection
- EndWaitForConnection
- ConnectionFaults
- プール内の ManagedConnections の平均数
- 接続プールが ManagedConnections の最大数を使用している時間の割合
- ManagedConnection の待機中の平均スレッド数。
- 使用中のプールの平均パーセント
- 要求に応じて待機する平均時間
- 使用中の ManagedConnections 数
- 接続ハンドル数
- FreePoolSize
- UseTime
Java™ Specification Request (JSR) 77 は、これを容易にするために、管理対象 Bean (MBean) を介してアクセスされる統計データを必要とします。 接続マネージャーは、このプールに作成された Mbean の ObjectNames を渡します。 Java Message Service (JMS) の場合、null が渡されます。使用されるインターフェースは、以下のとおりです。
PmiFactory.createJ2CPerf(
String pmiName, // a unique Identifier for JCA /JDBC. This is the
// ConnectionFactory name.
ObjectName providerName,// the ObjectName of the J2CResourceAdapter
// or JDBCProvider Mbean
ObjectName factoryName // the ObjectName of the J2CConnectionFactory
// or DataSourceMbean.
)
以下の統一モデリング言語 (UML) ダイアグラムは、JSR 77 が報告され る統計をどのように必要とするかを示します。
図 1. 

JCAConnectionPoolStats および JDBCConnectionPoolStats オブジェク トには、直接実装する Mbean はありません。統計は PMI への呼び出し を介して収集されます。 J2C リソース・アダプター、および JDBC プロバイダーはそれぞれ、 ConnectionFactory または DataSource ObjectNames のリストを含みます。 ObjectNames は PMI によって使用され、PMI モジュールのリストで適切な接続プールを見つけます。
JCA 1.5 仕様は、リソース・アダプターが接続をプールしないように要求していることを示す matchManagedConnection() メソッドからの例外を許可します。 この場合、その接続の統計は、接続プールの統計から別々に提供されます。