オンデマンド・ルーター (ODR) を構成すると、失敗シナリオの処理方法、および特定の作業要求の調整方法を決定できます。
アプリケーション・サーバーへの接続と要求、
拒否すべき要求の構成、
エラー応答への対処法の定義、プロキシー・ログのロケーションの指定ができます。DMZ での ODR の構成はサポートされていません。
始める前に
最初に、アプリケーション・サーバー・ノードへ作業を送付するために Intelligent Management が使用する拡張機能プロキシーである ODR を作成する必要があります。詳しくは、『ODR の作成』を参照してください。
このタスクについて
ODR の構成は、そのプロキシー構成を編集することにより定義できます。
この構成を詳しく定義するには、とクリックします。DMZ での ODR の構成はサポートされていないことに注意してください。
SSL オフロードを実行するように ODR を
構成する場合は、『すべての HTTPS トラフィックに対する SSL オフロードの構成』を参照してください。 他の
カスタム・プロパティーについて詳しくは、『オンデマンド・ルーターのシステム・プロパティーとカスタム・プロパティー』を
参照してください。
手順
- ODR を構成します。詳しくは、『プロキシー・サーバーの設定』および
『カスタム・エラー・ページ・ポリシーの概要』を参照してください。
圧縮ポリシー情報の Intelligent Management 固有フィールドは以下のとおりです。
- 圧縮のポリシー。 「使用可能」にチェック・マークを付けると、HTTP 応答メッセージ本文がクライアントに送信される前に圧縮されるようにすることができます。以下を選択することができます。
オプション |
説明 |
gzip のみ |
gzip 圧縮メカニズムを使用して応答を圧縮します。
応答が圧縮されるのは、Accept-Encoding の要求ヘッダーに基づいてクライアントが受け入れ可能である場合のみです。 |
deflate のみ |
Deflate 圧縮メカニズムを使用して応答を圧縮します。
応答が圧縮されるのは、Accept-Encoding の要求ヘッダーに基づいてクライアントが受け入れ可能である場合のみです。 |
自動のみ |
クライアント設定によって決定される、gzip、deflate、または非圧縮のいずれかを使用します。 |
次のタスク
ODR を作成して構成し、いずれかの構成パラメーターを適用すると、
Intelligent Management 環境の一部ではないノードに作業をルーティングする機能を定義できます。