Microsoft SQL Server 用データ・ソースの最小必要設定
次のプロパティーは、Java™ Database Connectivity (JDBC) ドライバーの実装に関するデータベース・ベンダーの要件によって 異なります。構成するデータ・ソースごとに適切なプロパティーを設定してください。これらの設定は、Microsoft SQL Server のデータ・ソース用です。
アプリケーション・サーバーは、Microsoft SQL
Server における分離レベルの設定のための 2 つのオプション、つまり SNAPSHOT および READ_COMMITTED_SNAPSHOT もサポートしています。
Microsoft SQL Server の非推奨項目の完全なリストと、後方互換性の用意については、「Backward Compatibility for Microsoft SQL
Server components」の Web ページを参照してください。
JDBC プロバイダー | Microsoft SQL Server のフィーチャー | 構成の考慮事項 |
---|---|---|
Microsoft SQL Server JDBC Driver | SNAPSHOT 分離レベル | 次の属性の内の 1 つを使用して setTransactionIsolation メソッドを呼び出し、分離レベル定数を設定します。
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READ_COMMITTED_SNAPSHOT 分離レベル | この分離レベルは、読み取りコミットの分離レベルの実装です。このポリシーは、Microsoft SQL Server による読み取り操作に対するオプティミスティック・ロックを実行します。
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Microsoft SQL Server 用 DataDirect ConnectJDBC タイプ 4 ドライバー | SNAPSHOT 分離レベル | この分離レベルは、Microsoft SQL Server がデータをシリアライズする
トランザクションに対してオプティミスティック・ロックを実装します。 データベースに
ALLOW_SNAPSHOT_ISOLATION 設定を構成してから、以下の 2 つの方法のいずれかで分離レベル
を設定します。
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READ_COMMITTED_SNAPSHOT 分離レベル | この分離レベルは、読み取りコミットの分離レベルの実装です。このポリシーは、Microsoft SQL Server による読み取り操作に対するオプティミスティック・ロックを実行します。
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以下のタイプのプロバイダーを構成できます。
- Microsoft SQL Server JDBC ドライバーMicrosoft SQL Server JDBC ドライバーは、次のデータ・ソースをサポートしています。
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerConnectionPoolDataSource
この JDBC プロバイダーは、以下の Java アーカイブ (JAR) ファイルを必要とします。sqljdbc4.jar
この JDBC プロバイダーは、次の DataStoreHelper クラスを必要とします。com.ibm.websphere.rsadapter.MicrosoftSQLServerDataStoreHelper
この JDBC プロバイダーは、有効な認証別名を必要とします。この JDBC ドライバーは、以下のプロパティーを必要とします。- serverName
- Microsoft SQL Server が常駐しているサーバーの名前を指定します。例: myserver.mydomain.com
- portNumber
- Microsoft SQL Server が通信に使用する TCP/IP ポートを指定します。 ポート 1433 がデフォルトです。
- databaseName
- データ・ソースが接続を取得するデータベースの名前を指定します。例: Sample
- Microsoft SQL Server JDBC ドライバー (XA)この JDBC プロバイダーは、次のデータ・ソースをサポートします。
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource
この JDBC プロバイダーは、以下の Java アーカイブ (JAR) ファイルを必要とします。sqljdbc4.jar
この JDBC プロバイダーは、次の DataStoreHelper クラスを必要とします。com.ibm.websphere.rsadapter.MicrosoftSQLServerDataStoreHelper
この JDBC プロバイダーは、有効な認証別名を必要とします。この JDBC ドライバーは、以下のプロパティーを必要とします。- serverName
- Microsoft SQL Server が常駐しているサーバーの名前を指定します。例: myserver.mydomain.com
- portNumber
- Microsoft SQL Server が通信に使用する TCP/IP ポートを指定します。 ポート 1433 がデフォルトです。
- databaseName
- データ・ソースが接続を取得するデータベースの名前を指定します。例: Sample
- Microsoft SQL Server 用 DataDirect ConnectJDBC タイプ 4 ドライバー
Microsoft SQL Server 用の DataDirect ConnectJDBC タイプ 4 ドライバーは、Microsoft SQL Server 2000 データベースへの JDBC アクセスを提供する、 タイプ 4 JDBC ドライバーです。このプロバイダーは、DataDirect Technologies か ら購入した接続 JDBC Driver でのみ使用するためのものです。
この JDBC プロバイダーは、次のデータ・ソースをサポートします。com.ddtek.jdbcx.sqlserver.SQLServerDataSource
以下の JDBC Driver ファイルを必要とします。sqlserver.jar
以下の DataStoreHelper クラスが必要です。com.ibm.websphere.rsadapter.ConnectJDBCDataStoreHelper
有効な認証別名が必要です。
以下のプロパティーが必要です。- serverName Microsoft SQL Server が常駐するサーバーの名前。 例: myserver.mydomain.com
- portNumber Microsoft SQL Server が通信に使用する TCP/IP ポート。 ポート 1433 がデフォルトです。
- databaseName データ・ソースが接続を取得するデータベースの 名前。例: Sample
- Microsoft SQL
Server (XA) 用 DataDirect ConnectJDBC タイプ 4 ドライバー
Microsoft SQL Server (XA) 用の DataDirect ConnectJDBC タイプ 4 ドライバーは、Microsoft SQL Server 2000 データベースへの XA 準拠の JDBC アクセスを提供する、 タイプ 4 JDBC ドライバーです。このプロバイダーは、DataDirect Technologies か ら購入した接続 JDBC Driver でのみ使用するためのものです。
この JDBC プロバイダーは、次のデータ・ソースをサポートします。com.ddtek.jdbcx.sqlserver.SQLServerDataSource
以下の JDBC Driver ファイルを必要とします。sqlserver.jar
以下の DataStoreHelper クラスが必要です。com.ibm.websphere.rsadapter.ConnectJDBCDataStoreHelper
有効な認証別名が必要です。
以下のプロパティーが必要です。- serverName Microsoft SQL Server が常駐するサーバーの名前。 例: myserver.mydomain.com
- portNumber Microsoft SQL Server が通信に使用する TCP/IP ポート。 ポート 1433 がデフォルトです。
- databaseName データ・ソースが接続を取得するデータベースの 名前。例: Sample