SIP アプリケーション
SIP アプリケーションは、少なくとも 1 つの Session Initiation Protocol (SIP) サーブレットを使用する Java プログラムです。
SIP サーブレットは、SIP サーブレット・コンテナーによって管理され、SIP シグナリングを実行する、Java ベースのアプリケーション・コンポーネントです。 他の Java ベース・コンポーネント同様、サーブレットはプラットフォームに依存しない Java クラスです。これが 、プラットフォームに中立のバイトコードにコンパイルされ、コードは Java 対応の SIP アプリケーシ ョン・サーバーに動的にロードされて実行されます。 サーブレット・エンジンとも呼ばれることがあるコンテナーは、サーブレットの対話を処理するサーバーの拡張機能です。 SIP サーブレットは、サーブレット・コンテナーを介して要求メッセージと応答メッセージを交換することにより、クライアントと対話します。
SIP は、IP テレフォニー、プレゼンス、およびインスタント・メッセージを含むマルチメディア IP セッションの確立、変更、および終了に使用されます。このコンテキストにおいて「プレゼンス」とは、「活動中」、「不在」、または「応答不可」のような、ユーザーのステータスのことを言います。SIP ベースのサーブレット・アプリケーションを作成するためのプログラミング・モデルを定義する標準は、 JSR 116 です。