メッセージング・エンジン間のリンクの保護
混合バージョンのバスを使用していて、セキュリティーが使用可能になっている場合は、 メッセージング・エンジンが信頼を確立できるよう、エンジン間認証別名を定義する 必要があります。
始める前に
- ユーザー・レジストリー内に存在すること
- メッセージング・エンジン間の認証のためにのみ使用されること
- バス・コネクター・アクセス・ロールに追加されていないこと
このタスクについて
セキュアな混合バージョンのバスがある場合、
認証されていないメッセージング・エンジンが接続を確立するのを防ぐため、
エンジン間別名認証を定義する必要があります。メッセージング・エンジンはエンジン間認証別名を
使用して、以下のようなシナリオで信頼を確立します。
- WebSphere® Application Server バージョン 6 メッセージング・エンジンが バージョン 7.0 以降 メッセージング・エンジンとのリンクを開始する
- バージョン 7.0 以降 メッセージング・エンジンが バージョン 6 メッセージング・エンジンとのリンクを開始する
バス・メンバーとして サーバーまたはクラスターを追加する場合、そのアクションによって混合バージョンのバスが作成される場合には、その作業中にエンジン間認証別名 を定義するので、このタスクを実行する必要はありません。
手順
- ナビゲーション・ペインで、「」をクリックします。 対応するバスのバス・セキュリティー構成パネルが表示されます。
- 「エンジン間認証別名 (Inter-engine authentication alias)」フィールドで、認証別名を選択します。
- 「OK」をクリックします。
- 変更をマスター構成に保存します。