トランザクションのバッチ・プロパティー

WSGrid プロパティー・ファイルを使用して指定されたプロパティーは、WSGrid の制御の下で実行されるバッチ・ジョブを記述します。このトピックでは、トランザクションのバッチ・プロパティーについて説明します。

以下のプロパティーは、単一ステップで構成されるトランザクションのバッチ・ジョブを記述する場合に使用されます。プロパティーの使用により、xJCL を使用せずにトランザクションのバッチ・ジョブを記述する方法が提供されます。これらのプロパティーの指定は、WSGrid コマンド行呼び出しでの xJCL ファイルの指定、およびリポジトリー・ジョブ・プロパティーの使用と、相互に排他的です。

表 1. トランザクションのバッチ・プロパティー. 次の表に、プロパティー名とその説明の一覧を示します。
プロパティー名 説明
checkpoint-algorithm チェックポイント・アルゴリズムの実装のクラス名を指定します。 例えば、組み込まれたチェックポイント・アルゴリズムの場合は、com.ibm.wsspi.batch.checkpointalgorithms.timebased です。
checkpoint-algorithm-prop.<prop-name> 名前付きチェックポイント・アルゴリズムのプロパティーの値を指定します。例えば、checkpoint-algorithm.prop.interval=10 では、interval という名前のチェックポイント・プロパティーに対して値 10 を指定します。 このプロパティーは、複数回指定でき、指定されたチェックポイント・アルゴリズムの明確に名前が付けられたチェックポイント・アルゴリズム・プロパティーごとに 1 回指定します。
batch-bean-jndi-name トランザクションのバッチ Bean の JNDI ルックアップ名を指定します。 POJO プログラミング・モデルでは、この値は com.ibm.ws.batch.DefaultBatchJobStepBean です。
bds.<bds name> 名前が付けられたバッチ・データ・ストリーム (BDS) のクラス名を bds.input=com.cpv.bds のように指定します。 input では、論理名 input、実装クラス com.cpv.bds.Input のバッチ・データ・ストリームを指定します。
bds-prop.<bds-name>.<prop-name> 名前付き BDS プロパティーの値を指定します。bds-prop.input.interval=10 では、input という名前の bds に属している interval と名前の BDS プロパティーに対して値 10 を指定します。このプロパティーは、複数回指定でき、1 回が名前付き bds のそれぞれ明確に名前が付けられた BDS プロパティーのためのものです。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rgrid_xdcgtransact
ファイル名:rgrid_xdcgtransact.html