Web サービスでのパブリッシュ/サブスクライブ・メッセージングのための WS-Notification の使用
WS-Notification によって、Web サービスでのパブリッシュおよびサブスクライブのメッセージング・パターンの使用が可能になります。
このタスクについて
パブリッシュおよびサブスクライブのメッセージングは、単一のメッセージを複数のサブスクライバーにパブリッシュする場合に使用します。このパターンでは、 アプリケーションは、メッセージのサブジェクト・エリアを示すトピックでマークされたメッセージ (イベント通知) を メッセージング・システムへ挿入 (パブリッシュ) します。問題のトピックにサブスクライブしており適切な権限を持っているアプリケーションを消費し、 すべてが製作アプリケーションによってパブリッシュされたメッセージの個々のコピーを受信します。
WebSphere® Application Server
において WS-Notification を実装することにより、以下の目標を達成することができます。
- 既存のサービス統合テクノロジーおよび Web サービス・コンポーネントを使用して、WS-Notification 機能を実現します。
- 他のパブリッシュおよびサブスクライブ・メッセージング・クライアン ト (例えば Java™ Message Service (JMS)、IBM MQ など) や、代わりのメッセージング・ブローカリング製品と相互協調します。
- 高可用性およびワークロード管理設定 内の WS-Notification NotificationBroker をデプロイします。
WS-Notification の使用方法について詳しくは、以下のトピックを参照してください。
手順
- WS-Notification
- 一般的な WS-Notification タスクの実行
- WS-Notification リソースの構成
- WS-Notification の保護
- WS-Notification を使用するアプリケーションの開発
次のタスク
注:
- 開発のために単一サーバー上でのみ使用する場合は、スクリプトを使用して、すぐに WS-Notification で作業できるようにするための必要なリソースを構成することができます。
- WebSphere Application Server バージョン 6.1 では、WS-Notification のサポートは 、WS-Notification 規格の最終承認前公開レビュー・ドラフトに基づいています。 後続バージョンでは、このサポートが最終承認済みの規格をカバーするように拡張されました。標準の 2 つのバージョン間の違いは小さいため、 既存の WS-Notification サービスおよびクライアント・アプリケーションはそのまま引き続きご利用いただけます。 ただし、WebSphere Application Server バージョン 6.1 クライアント・アプリケーションが追加のエラー条件を処理する必要があるに説明されているように、 既存のアプリケーションをアップグレードすることもできます。