SOAP over HTTPS を使用した WS-Notification サービス・ポイントへのセキュア・アクセスの構成

通知プロバイダーからのインバウンド要求のバインディングとして SOAP over HTTP ではなく SOAP over HTTPS の使用を必要とするように、 既存の WS-Notification サービス・ポイントの構成を変更します。

始める前に

このタスクは、既存の WS-Notification サービス およびサービス・ポイントがあり、インバウンド要求に SOAP over HTTP バインディングを 使用していることを前提としています。

このタスクについて

デフォルトでは、サービス・ポイントによって使用される SOAP over HTTP エンドポイント は、HTTP 要求と HTTPS 要求の両方を受け入れます。サービスの各 WS-Notification サービス・ポイントの エンドポイント URL 接頭部を https:// に変更し、 ポートをサーバーによって使用される HTTPS ポートに変更する (デフォルトは 9443) ことで、HTTPS を使用できます。

バージョン 7.0 WS-Notification サービスの場合、エンタープライズ・アプリケーションは、WS-Notification サービスと関連付けられた Web サービスを公開するのに使用されます。バージョン 6.1 WS-Notification サービスの場合、サービス統合エンドポイント・リスナーが使用されます。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. サービス統合 ->「WS-Notification」 ->「サービス」 ->「service_name -> [追加プロパティー (Additional Properties)]「WS-Notification サービス・ポイント (WS-Notification service points)」 またはサービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [サービス (Services)]「WS-Notification サービス (WS-Notification services)」 ->「service_name -> [追加プロパティー (Additional Properties)]「WS-Notification サービス・ポイント (WS-Notification service points)」 まで ナビゲートし、セキュアにしたい WS-Notification サービスの WS-Notification サービス・ポイントを識別します。
  3. 以下のサブステップを繰り返して、それぞれの WS-Notification サービス・ポイントで HTTPS アクセスを個別に構成します。
    バージョン 7.0 WS-Notification サービスの場合:
    1. 目次ペインで、リストにあるバージョン 7.0 WS-Notification サービス・ポイントの名前をクリックします。
    2. [追加プロパティー] サービス・ポイント・アプリケーションをクリックして、 関連付けられたエンタープライズ・アプリケーションまでナビゲートします。エンタープライズ・アプリケーション設定パネルが表示されます。
      注: アプリケーション ->「アプリケーション・タイプ」 ->「Websphere エンタープライズ・アプリケーション」 ->「application_name をクリックしても、このパネルを表示できます。
    3. エンタープライズ・アプリケーション設定パネルで、「[Web サービス・ プロパティー] HTTP エンドポイント URL 情報の指定」をクリックします。
    4. エンドポイント URL 内で使用するエンドポイント URL 接頭部 (プロトコル (HTTPS)、ホスト名、 およびポート番号) を指定します。事前定義リストからデフォルトの HTTPS 接頭部 (https://your_host_name:9443) を 選択するか、独自のカスタム HTTPS 接頭部を作成して使用することができます。 詳しくは、HTTP バインディングのエンドポイント URL 情報の構成を参照してください。
    バージョン 6.1 WS-Notification サービスの場合:
    1. https URL を URL ルートとして使用して、新規の エンドポイント・リスナーを作成します
    2. 新規の エンドポイント・リスナーのインバウンド・ポートをこのサービス・ポイントに 関連付けるようこの WS-Notification サービス・ポイントを変更しますhttps URL が、パブリッシュされた WSDL ファイル内に現れます。
    3. 仮想ホスト設定を 変更して、新規のエンドポイント・リスナーが HTTP 接続を受け入れないようにします。詳しくは、仮想ホストおよびSecure Sockets Layer 構成の作成を参照してください。

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