[z/OS]

出力データ・セットの表示

SMF Browser を使用して、WebSphere® Application Server for z/OS® UNIX 環境から出力データ・セットを表示します。

始める前に

データ・セットの表示は、記録タイプ 120 を表示できるプログラムを使用して行う必要があります。

このタスクについて

SMF Browser は、bbomsmfv.jar という名前の JAR ファイル形式で提供されています。IBM® は bbomsmfv.jar ファイルをサポートしていません。WebSphere Application Server for z/OS UNIX 環境から使用するには、以下のようにします。

手順

  1. JAVA_HOME 環境変数が、現在インストールされている Java™ を参照しているか確認します。 JAVA_HOME=../usr/bin/java/J1.3. これは、Java 1.3 以上である必要があります。このリリースが、SMF Browser が必要とする必須記録サポートを暗黙的に含んでいる最初のリリースであるからです。
  2. WebSphere Application Server for z/OS の Web サイト (https://www14.software.ibm.com/webapp/iwm/web/preLogin.do?source=zosos390) から、SMF ブラウザーをダウンロードします。

    この Web サイトでは、バッチ・データのフォーマット設定をする 個別の batchsmf.jar ファイルも提供されています。

  3. bbomsmfv.jar ファイルをツール・ディレクトリーにコピーします。 今後このファイルに行われるすべての編集が、このファイルの両方のコピーに必ず行われるようにするか、または最初に 置かれている場所であるインストール・ディレクトリーで実行します。
  4. 「USER.SMFDATA」という名前のカタログ済み WebSphere Application Server for z/OS 順次ファイル (このファイルは、上述のように IFASMFDP ユーティリティーを使用して既に作成済みです) から SMF データをインタープリットするには、次を実行します。 java -cp bbomsmfv.jar com.ibm.ws390.sm.smfview.SMF "INFILE(USER.SMFDATA)" ユーザーの現行作業ディレクトリーがツール・ディレクトリーになっているということは、Java コマンドのパラメーター化では 暗黙の前提です。現行作業ディレクトリーがツール・ディレクトリーになっていない場合には、com.ibm.ws390.sm.smfview.SMF メッセージで NoClassDefFoundError を受信します。現行ディレクトリーに bbomsmfv.jar ファイルが見つからない場合は、 Java は診断を生成しません。

    「システム管理機能 (SMF) のジョブ関連情報の収集」にサンプル・レポートがあります。

    PLUGIN パラメーターを使用して要約報告書を作成できます。例えば、バッチの要約報告書の場合は以下のようにします。
    java -cp bbomsmfv.jar:batchsmf.jar com.ibm.ws390.sm.smfview.SMF 'INFILE(USER.SMFDATA)' 'PLUGIN(PERFSUM,STDOUT)'
    PLUGIN キーワードには、クラス (DEFAULT または PERFSUM) とパラメーター・ストリング (STDOUT またはファイル名 (/tmp/SmfOutput.txt など)) をコンマで区切って指定する必要があります。

タスクの結果

SMF Browser の起動後に Java エラー・メッセージを受信せずに、画面に Browser 出力が表示された場合には、 SMF Browser のインストールおよび起動は正常に行われています。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=ttrb_SMFviewdata
ファイル名:ttrb_SMFviewdata.html