構成文書の説明
ほとんどの構成文書には XML コンテンツが入っています。次の表では、文書 について説明し、その文書を管理ツールで編集可能であるのか、または直接編集 しなければならないのかを示しています。
管理コンソールはユーザーが構成に対して行う変更のすべてを検証するため、できれば、管理コンソールを使用して構成文書を編集するようにしてください。 他の管理ツール (wsadmin または Java™ API) のいずれかを使用して、構成文書を変更することもできます。 管理コンソールまたは wsadmin スクリプトを使用して構成を更新する方が、それ以外の方法に比べて、エラーが発生しにくく、短時間かつ簡単に更新できます。
ただし、一部のファイルは管理ツールでは編集できません。 次の表の「手動編集が必要」列に X が入っているファイルは、手動で編集しなければならない構成ファイルです。
文書の説明
(ロケーション列のパスは、公開のために複数の行に分割されています。)
構成ファイル | ロケーション | 目的 | 手動編集が必要 |
---|---|---|---|
admin-authz.xml |
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管理操作許可のロールを定義する。 | |
app.policy |
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アプリケーション・コードのセキュリティー権限を定義する。 | X |
cell.xml |
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セルを識別する。 | |
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![]() ![]() このファイルは WebSphere® Application Server Network Deployment 製品でのみ使用できます。 |
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deployment.xml |
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アプリケーション・デプロイメント設定 (ターゲット・サーバー構成、アプリケーション固有のサーバー構成など) を構成する。 | |
filter.policy |
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これ以外のポリシー・ファイルをフィルターで除去するように、セキュリティー権限を指定する。 | X |
integral-jms-authorizations.xml |
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統合メッセージング・システム用のセキュリティー構成データを提供する。 | X |
library.policy |
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共有ライブラリー・コードのセキュリティー権限を定義する。 | X |
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![]() ![]()
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namestore.xml |
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JNDI を通して追加および更新されるパーシスタント・ネーム・バインディングのデータを含む。このファイル内の項目は、JNDI の unbind 操作および deleteSubcontext 操作を介して削除されます。このファイルを手動で編集しないでください。 | |
naming-authz.xml |
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ネーミング操作許可のロールを定義する。 | |
node.xml |
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ノードを識別する。 | |
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![]() ![]()
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resources.xml |
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稼働環境リソース (JDBC、JMS、JavaMail、URL、JCA リソース・プロバイダーおよびファクトリーなど) を定義する。 | |
security.xml |
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セキュリティー (すべてのユーザー ID およびパスワードのデータを含む) を構成する。 | |
server.xml |
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サーバーとそのコンポーネントを識別する。 | |
serverindex.xml |
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特定ノード上で使用される通信ポートを指定する。 | |
spi.policy |
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サービス・プロバイダー・ライブラリー (リソース・プロバイダーなど) のセキュリティー権限を定義する。 | X |
variables.xml |
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構成設定の任意部分のパラメーター化に使用する変数を構成する。 | |
virtualhosts.xml |
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仮想ホストとその MIME タイプを構成する。 |