JAX-RS 2.0 と JAX-RS 1.1 の共存
WebSphere® Application Server traditional バージョン 9 は Java™ API for RESTful Web Services (JAX-RS) 2.0 POJO フィーチャーと JAX-RS 1.1 フィーチャーの両方をサポートします。 バージョン 9 以降のバージョンでは、さまざまな JAX-RS プロバイダーに切り替えることができます。
WebSphere Application Server traditional バージョン 9 のデフォルト JAX-RS プロバイダーは Apache CXF ベースの JAX-RS 2.0 です。 また、コマンド・プロンプトまたは管理コンソールのいずれかを使用して Apache Wink ベースの JAX-RS 1.1 に切り替えることもできます。一方、独自の RESTful 実装をアプリケーションに容易にバンドルできるように、バージョン 9 は JAX-RS 仕様圧縮専用のサポートも提供します。
したがって、以下の JAX-RS プロバイダーの中からニーズに合ったものを選択できます。
- JAX-RS 2.0
- JAX-RS 2.0 の完全サポートを提供します。
- JAX-RS 1.1
- JAX-RS 1.1 の完全サポートを提供します。
- 1.1 仕様
- JAX-RS 1.1 仕様の圧縮のみのサポートを提供します。アプリケーションに JAX-RS 1.1 仕様の実装をパッケージする必要があります。
- 2.0 仕様
- JAX-RS 2.0 仕様の圧縮のみのサポートを提供します。アプリケーションに JAX-RS 1.1 仕様の実装をパッケージする必要があります。