ビジネス・レベル・アプリケーションの開始

稼働中でない (状況が「停止済み」の) ビジネス・レベル・アプリケーションを開始できます。 アプリケーションには、サーバー上で実行できる開始コードが含まれている必要があります。

始める前に

アプリケーションがサーバーにインストール済みである必要があります。 デフォルトでは、 サーバーの始動時に、アプリケーションが自動的に開始されます。

このタスクについて

ビジネス・レベル・アプリケーションは、管理コンソールまたは wsadmin コマンドを使用して、 手動で開始および停止できます。

このトピックでは、管理コンソールを使用して、 ビジネス・レベル・アプリケーションを開始する方法について説明します。

手順

  1. 「ビジネス・レベル・アプリケーション」ページに進みます。

    コンソールのナビゲーション・ツリーで、 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「ビジネス・レベル・アプリケーション」とクリックします。

  2. 開始するアプリケーションのチェック・ボックスを選択します。
  3. 「開始」をクリックします。 製品は アプリケーションを実行し、アプリケーションの状態を「始動済み」に変更します。 アプリケーションがデプロイされているサーバーのすべてが 稼働しているのではない場合、状況は partially started に変更されます。

タスクの結果

アプリケーションが開始したことを示すメッセージが表示されます。

ビジネス・レベル・アプリケーションが開始しない場合は、アプリケーションのマップ先であるデプロイメント・ターゲットが実行されていることを確認してからアプリケーションの開始を再度試行します。

[z/OS]アプリケーションがデプロイされているアプリケーション・サーバーが、サーバーの始動中にデプロイメント・マネージャーの構成と同期をとると、アプリケーションは開始されず、DeploymentDescriptorLoadException エラーが サーバーの SystemErr.log ファイルに書き込まれることがあります。 サーバーを停止してから再始動し、再度アプリケーションを開始してみてください。

注: このトピックでは、 1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.logSystemErr.logtrace.logactivity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、 情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの トラブルシューティングに関する情報を参照してください。

複数ノード環境では、ターゲットへの変更を保存した後、ビジネス・レベル・アプリケーションを開始する前にノードを同期化します。

次のタスク

稼働中のアプリケーションを再始動するには、再始動するアプリケーションを選択し、 「停止」、さらに「始動」とクリックします。


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