トラスト・サービスのトークン・プロバイダーの設定

既存のトークン・プロバイダーの情報を変更する場合に、このページを使用してください。

この管理コンソール・ページを表示するには、以下のアクションを実行してください。
  • 「サービス」 > 「トラスト・サービス」 > 「トークン・プロバイダー」 > token_provider_name

名前

トークン・プロバイダーの名前を指定します。

このフィールドでは、トークン・プロバイダーの固有名 (例えば、Security Context Token) が表示されます。 既存トークン・プロバイダーの名前を変更することはできません。

通知
データ型: ストリング

クラス名

トラスト・サービスの Security Context Token プロバイダーのパッケージ名およびクラス名を指定します。

このフィールドでは、パッケージ情報を含む構成クラス名が表示されます (例えば、com.ibm.ws.wssecurity.trust.server.sts.ext.sct.SCTHandlerFactory)。

既存トークン・プロバイダーのクラス名を変更することはできません。

通知
データ型: ストリング

トークン・タイプ・スキーマ URI

トークン・タイプ・スキーマ Uniform Resource Identifier (URI) を指定します。

このフィールドでは、固有トークン・タイプ・スキーマ URI が表示されます。有効な URI フォーマットを使用してください。 例: http://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-secureconversation/200512/sct など。

既存トークン・プロバイダーのスキーマ URI を変更することはできません。

通知
データ型: ストリング

有効期限満了後のキャッシュ内の残留時間

トークンの有効期限満了後にトークンがトークン・キャッシュに残留する分数を指定します。

このフィールドでは、有効期限が切れたトークンがキャッシュに保管され、更新も可能である時間を分単位で表示します。

通知
データ型: 整数
デフォルト: 120
最小: 10
最大: 2147483647

トークンのタイムアウト

発行されたトークンが有効である時間を、分単位で指定します。

このフィールドでは、トークンが有効であると考えられる最大タイムアウトを分単位で表示します。

通知
データ型: 整数
デフォルト: 120
最小: 10
最大: 2147483647

タイムアウト後の更新許可

トークンの更新を使用可能、または使用不可にすることを指定します。

このチェック・ボックスでは、クライアントが有効期限の切れたトークンを更新できるようにするかどうかを指定します。ここで、「有効期限満了後のキャッシュ内の残留時間」フィールドでは、有効期限の切れたトークンの更新ができる合計時間を指定します。

通知
データ型: チェック・ボックス
デフォルト: 許可しません (未チェック)

先日付トークンの許可

先日付トークンを使用可能または使用不可にすることを指定します。

このチェック・ボックスでは、クライアントがトークンを将来のある時点で有効になるよう要求できるかどうかを指定します。

通知
データ型: チェック・ボックス
デフォルト: 許可しません (未チェック)

Secure Conversation トークン v200502 のサポート (Support Secure Conversation Token v200502)

このチェック・ボックスでは、WS-Trust および WS-Secure Conversation Feb 2005 Submission Draft OASIS 仕様のサポートを有効にするかどうかを指定します。トークン・タイプ・スキーマのデフォルト URI は、チェック・ボックスの下の編集不可のフィールドに示されます。

通知
データ型: チェック・ボックス
デフォルト: 使用可能にします (チェックを入れる)

カスタム・プロパティー

トークン・プロバイダーが必要とする、追加の構成設定を指定します。

このテーブルには、カスタム・プロパティーがリストされます。カスタム・プロパティーを使用して、内部システム構成プロパティーを設定します。

セキュア・コンテキスト・トークンのデフォルト構成の設定は次のとおりです。
プロパティー名 プロパティー値
com.ibm.wsspi.wssecurity.trust.algorithm AES
com.ibm.wsspi.wssecurity.trust.keySize 128
com.ibm.wsspi.wssecurity.trust.provider IBMJCE

選択

トークン・プロバイダーから追加、編集、または削除することができるカスタム・プロパティーを指定します。

新規カスタム・プロパティーの追加および定義を行うには、「新規」をクリックしてください。

既存のカスタム・プロパティーについては、まずカスタム・プロパティーの名前のチェック・ボックスを選択し、以下のいずれかのアクションをクリックします。

アクション 説明
編集 既存のカスタム・プロパティーを変更するかどうかを指定します。この操作には、 1 つ以上のカスタム・プロパティーが選択されている必要があります。
削除 「名前」列のリストから選択した既存プロパティーを除去します。この操作には、 1 つ以上のカスタム・プロパティーが選択されている必要があります。

名前

トークン・プロバイダー用に定義されているカスタム・プロパティーの名前を表示します。

この列には、カスタム・プロパティーの名前 (例えば、com.ibm.wsspi.wssecurity.trust.keySize) が表示されます。 カスタム・プロパティーは、構成中にトークン・プロバイダーに渡されるデータの「名前-値」のペアです。 指定する名前は、プロバイダーが理解して要求する、構成プロパティーまたは設定の名前に一致する必要があります。

通知
データ型: ストリング

カスタム・プロパティーの値を指定します。

この列には、カスタム・プロパティーの値 (例えば、true) が表示されます。 カスタム・プロパティーは、データの「名前-値」のペアです。ストリングとして表されるこの値は、構成中にプロバイダーに渡される構成設定です。

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データ型: ストリングまたはブール値

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=uwbs_confwstrusttokendetails
ファイル名:uwbs_confwstrusttokendetails.html