デプロイメント記述子を使用した、JAX-WS アプリケーションに対する Web サービス・アドレッシング・サポートの使用可能化

JAX-WS アプリケーションの場合、アプリケーションのデプロイメント記述子を編集することにより、サービスまたはクライアント・アプリケーションのパッケージ化を行う際に WS-Addressing サポートを使用可能にすることができます。

このタスクについて

デプロイメント記述子を使用して WS-Addressing の振る舞いを変更するには、アプリケーションのデプロイメント記述子ファイルに <addressing> エレメントを追加します。 <addressing> エレメントには、次の表に説明するオプションの子エレメントがあります。

<addressing> エレメントは、Addressing アノテーションと同じように機能します。 <addressing> アノテーションの子エレメントは、Addressing アノテーションのパラメーターと同じように機能します。

表 1. addressing デプロイメント記述子エレメントの子エレメント. この表では、種々の子エレメントとそれらに指定できる値、および説明をリストします。
エレメント名 指定可能な値 説明
enabled

true (デフォルト)
false

WS-Addressing サポートが使用可能かどうか
required

true
false (デフォルト)

WS-Addressing ヘッダーが必須かどうか。
responses

All (デフォルト)
ANONYMOUS
NON_ANONYMOUS

同期または非同期のどちらのメッセージ交換パターンを使用するか。 メッセージを同期メッセージ・パターンで送信する場合は ANONYMOUS を指定し、非同期メッセージ交換パターンで送信する場合は NON_ANONYMOUS を使用します。

手順

タスクの結果

これで、WS-Addressing プロパティーが SOAP メッセージ・ヘッダーに含まれ、メッセージを受信するとサーバーによって処理されるようになりました。


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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twbs_wsa_dep_jaxws_dd
ファイル名:twbs_wsa_dep_jaxws_dd.html