データ・ストアのデータベースの作成

メッセージング・エンジン用のデータ・ストアとして使用するデータベースを作成する場合は、リレーショナル・データベース管理システム (RDBMS) を選択し、選択した RDBMS に基づいてデータベースを作成する必要があります。

始める前に

データ・ストア用に使用する Relational Database Management System (RDBMS) を選択します。 組み込み Apache Derby プロバイダーを使用していない場合は、メッセージング・エンジンを作成する前にデータベースを作成してください。 データ・ソースの構成に必要なデータベースのパラメーターを書き留めてください。 詳しくは、メッセージング・エンジンの JDBC データ・ソースの構成を参照してください。

手順

データベースの作成方法について詳しくは、選択した RDBMS の資料を参照してください。

データ・ストアのデフォルト・データベースは組み込み Apache Derby データベースです。 データ・ストアをデフォルト設定のまま使用するようにバス・メンバーを構成した場合、これは必ずサーバーになります。既存のデータ・ストア・データベースがない場合、 メッセージング・エンジンはその最初の接続実行時に自動的にデータベースを作成します。

Sybase のヒント:
  • 4 KB 以上のページ・サイズを持つデータベース・サーバーを作成していることを確認します。
  • サーバーの「lock scheme」プロパティーを値 datarows に設定していることを確認します。 これにより、データ・ストアのテーブルでのデッドロックの可能性を回避します。
  • サーバーの「enable housekeeper GC」プロパティーを、値 5 に設定していることを確認します。 これにより、ロードが重い場合にサーバーがデータベース内の冗長スペースを再利用する機能が向上します。
  • ご使用のデータベース・インスタンスに対して「allow nulls by default」オプションを必ず選択してください。 これは、メッセージング・エンジンが正常に動作するために必要です。
Informix のヒント: メッセージング・エンジンとデータ・ストアとの間に 1 対 1 の関係を設けた場合、 すべてのメッセージング・エンジンがそれぞれ独自のデータベース・テーブルを備える必要があります。Informix® RDBMS を使用している場合は、各メッセージング・エンジンごとに別個のデータベース・インスタンスを構成してください。 この環境で複数のメッセージング・エンジンに対するデータ・ストアを、同じデータベース内の異なるスキーマを使用するように構成した場合には、問題が発生することがわかっています。

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