Administration Thin Client の使用
Administration Thin Client では、wsadmin ツールまたはスタンドアロンの管理 Java™ プログラムを、いくつかの Java アーカイブ (JAR) ファイルのみで実行することができます。これによって wsadmin ツールの始動に掛かる時間が減り、パフォーマンスが改善されます。 この情報は、JMX クライアント・プログラムをセットアップするためのものです。
始める前に
- クライアント管理アプリケーションが SOAP コネクターのみを使用する。
- クライアント管理アプリケーションが、com.ibm.websphere.management.AdminClientFactory API を使用して JMX クライアントを取得する。
このタスクについて
Administration Thin Client を使用して、フィーチャー・パックを管理したり、 フィーチャー・パックに固有のアプリケーション成果物をデプロイしたりすることはできません。
Administration Thin Client は、SIP アプリケーション・アーカイブ (SAR) ファイルのインストールや、Tivoli® Access Manager などの外部 Java Authorization Contract for Containers (JACC) プロバイダーを使用するアプリケーションの編集をサポートしません。
Administrative Thin Client はサーバーへの Kerberos トークンの引き渡しはサポートしていません。ユーザー ID とパスワードを渡す基本認証のみがサポートされています。
Administration Thin Client は他のシン・クライアントとの共存をサポートしていません。
z/OS® プラットフォーム上の Administration Thin Client は localcomm を使用しません。
Administration Thin Client の情報のトレースとロギングについては、の『クライアントおよびスタンドアロン・アプリケーションでのトレースの使用可能化』を参照してください。