リモート・ファイル・サービスの構成

WebSphere® Application Server 製品の構成データは複数のファイル内にあります。 2 つのサービス、すなわちファイル転送サービスおよびファイル同期サービスは、 これらのファイルの構成のほか、管理を支援します。

このタスクについて

デフォルトでファイル転送サービスは、 ノード・エージェントにおいて常に構成され、使用可能になっているため、 このサービスを構成するステップを追加して行う必要はありません。 ただし、ファイル同期サービスは構成する必要がある場合があります。

手順

  1. ファイル同期サービス」ページに進みます。コンソールのナビゲーション・ツリーで、「システム管理」 > 「ノード・エージェント」 > nodeagent > 「ファイル同期サービス」の順にクリックします。
  2. ファイル同期サービス」ページで、 更新済み構成ファイルをデプロイメント・マネージャーからノードに移動することにより、 1 つのセル全体で構成データに一貫性を持たせるために役立つサービスがカスタマイズされます。 ファイル同期サービスは常に始動済みですが、これらのサービス設定を変更することにより、サービスがどのように実行されるかを制御できます。
  3. デフォルトでは、ノード同期が 5 回連続して失敗すると、 自動同期は使用不可になります。自動同期の使用可能を維持するには、管理コンソールを使用して、 ノード・エージェントの Java™ 仮想マシン (JVM) 上で カスタム・プロパティーを指定します。
    1. 「システム管理」 > 「ノード・エージェント」 > nodeagent > 「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス定義」 > 「Java 仮想マシン」 > 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
    2. 「新規」をクリックします。
    3. カスタム・プロパティーの名前と値を指定します。

      com.ibm.websphere.management.sync.allowfailure カスタム・プロパティー:

      自動同期を使用可能に維持するには、このカスタム・プロパティーで値 true を指定します。
      通知
      プロパティー com.ibm.websphere.management.sync.allowfailure
      データ型 ブール
      デフォルト False
  4. [z/OS]オプションで、「ファイル同期サービス」ページで、 ファイル同期に関するカスタム・プロパティーを追加します。
    1. 「システム管理」 > 「ノード・エージェント」 > nodeagent > 「ファイル同期サービス」 > 「カスタム・プロパティー」とクリックします。
    2. 「新規」をクリックします。
    3. カスタム・プロパティーの名前と値を指定します。

      com.ibm.websphere.management.application.expand.wto カスタム・プロパティー:

      z/OS® オペレーティング・システム・コンソール上に、 エンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイル拡張エラーを表示したい場合は、 このカスタム・プロパティーの値を true に指定します。 エラーが表示されると、オペレーターは障害に対して適切な修正アクションを取ることができます。
      通知
      プロパティー com.ibm.websphere.management.application.expand.wto
      データ型 ブール
      デフォルト False

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