[z/OS]

IBM サービスのダンプ管理

これらの管理を使用して、IBM® サービスが使用できる情報を 収集します。

ras_minorcode_action= value
デフォルトの振る舞いを判別して、 システム例外マイナー・コードについての資料を収集します。
CEEDUMP
コールバックおよびオフセットを収集します。
ヒント: システム が CEEDUMP を取るのに時間がかかるため、トランザクション・タイムアウトが発生する場合があります。 例えば、WebSphere® 変数 transaction_defaultTimeout が 30 秒に設定されている場合、CEEDUMP の処理に 30 秒より長くかかることがあるため、 アプリケーション・トランザクションがタイムアウトになる可能性があります。 これを避けるためには、以下のいずれかを行います。
  • トランザクション・タイムアウト値を増やします。
  • コード ras_minorcode_action=NODIAGNOSTICDATA および ras_trace_minorCodeTraceBacks 変数が指定されていないことを確認します。
TRACEBACK
Language Environment® および z/OS® UNIX トレースバック・データを収集します。
SVCDUMP
MVS™ ダンプを収集します (ただし、クライアント内にはダンプを生成しません)。
NODIAGNOSTICDATA
別の WebSphere 変数の設定が原因で CEEDUMP、TRACEBACK、または SVCDUMP 処理が発生した場合でも、診断データを収集しないことを指定します。 例えば、次のような変数を両方ともコーディングした場合、 トレースバック処理は発生しますが、トレースバック・データは収集されません。ras_minorcode_action=NODIAGNOSTICDATA および ras_trace_minorCodeTraceBacks=ALL

デ フォルト: NODIAGNOSTICDATA

例:
 ras_minorcode_action=SVCDUMP
ras_trace_minorCodeTraceBacks= value
システム例外マイナー・コードのトレースバックを使用可能にします。 値は以下のとおりです。
ALL|all
すべてのシステムの例外マイナー・コードのトレースバックを使用可能にします。
システム例外マイナー・コードのトレースバックを使用可能にします。 値は以下のとおりです。
  • minor_code 特定のマイナー・コードについてのトレースバックを使用可能にします。
    例:
     1234
    マイナー・コード
     C9C21234
  • (ヌル値) デフォルトです。この設定では、トレースバックは収集されません。

    デフォルト: (ヌル値)

    例:
     ras_trace_minorCodeTraceBacks=all

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ファイル名:rtrb_ibmonlydumpcontrols.html