SIMediationSession

SIMediationSession パブリック・インターフェースは、サービス統合バスを照会し、それと対話するためのメソッドを定義します。 サービス統合バスを 使用するためのメソッドを定義するのと同様に、このインターフェースはメディエーショ ンの呼び出し側の情報を提供するメソッドおよび、メッセージが仲介される前に適用される基準も含まれています。

selector および discriminator の両者は、 テキスト・ストリングに指定されたルールによって、どのメッセージがメディエーションに送信されるかを 制御します。 セレクターで指定された規則により、メッセージのヘッダーおよびプロパティーが検査されるのに対し、判別プログラムではメッセージのトピックが検査されます。メッセージがセレクターと判別プログラムの両方を含む場合、 仲介されるメッセージの両方の規則と一致する必要があります。 セレクターまたは判別プログラムの規則のいずれかが一致しない場合、メッセージは仲介されません。

API には以下のメソッドがあります。
  • getBusName は、メディエーションが関連しているバスの名前を戻します。
  • getDestinationName は、メディエーションが関連している宛先の名前を 戻します。
  • getDiscriminator は、メディエーション定義で定義されている判別プログラムを 戻します。
  • getMediationName は、実行されているメディエーションの名前を戻します。
  • getMessageSelector は、メディエーション定義で定義されているメッセージ・セレクターを 戻します。
  • getMessagingEngineName は、メディエーションの呼び出し側メッセージング・エンジンの 名前を戻します。
  • getSIDestinationConfiguration は、destinationName または destinationAddress によって指定された宛先に関連した SIDestinationConfiguration オブジェクトを戻します。
  • receive は、サービス統合バスから SIMessage を受信します。 これには 4 つのバリアントがあります。
  • resetIdentity は、与えられたメッセージの ID を現行 run-as ID に変更します。
  • send は、メッセージ・インターフェースによって戻されたメッセージに加えて、 SIMessage のコピーをサービス統合バスに送信します。

SIMessageContext 用の生成された API 情報も参照してください。


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