ジョブ・マネージャーを使用したクラスター・メンバーの削除

クラスター・メンバーの削除」ジョブをサブミットして、柔軟な管理環境からクラスター・メンバーを除去することができます。

始める前に

ジョブ・マネージャーおよび管理対象ターゲットを開始します。 削除するクラスター・メンバーは、ジョブ・マネージャーの管理対象リソースになっている必要があります。

このタスクについて

ジョブ・マネージャーまたはデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、1 つ以上の管理対象クラスターからクラスター・メンバーを削除することができます。コンソールから「クラスター・メンバーの削除」ジョブを選択し、ジョブ・オプションを指定し、サマリーを確認して、ジョブをサブミットします。

このジョブは、そのクラスター・メンバーが実行中の場合は停止し、柔軟な管理環境からクラスター・メンバーを除去します。

コンソールを使用する代わりに、AdministrativeJobs コマンド・グループ内の deleteClusterMember ジョブ・スクリプトを実行することもできます。 管理ジョブ・タイプに関するトピックを参照してください。

手順

  1. 管理コンソールのナビゲーション・ツリーから、「ジョブ」 > 「サブミット」の順でクリックします。
  2. クラスター・メンバーを削除するジョブを選択します。
    1. リストから「クラスター・メンバーの削除」ジョブ・タイプを選択します。
    2. オプションでジョブの説明を指定します。
    3. 「次へ」をクリックします。
  3. そのクラスター・メンバーが常駐している 1 つ以上の管理対象ターゲットを選択します。
    1. リストからターゲットのグループを選択するか、または「ターゲット名」を選択します。
    2. ターゲット名」を選択した後は、ターゲット名を指定して「追加」をクリックするか、「検索」をクリックして、「ターゲットの検索」ページで選択したターゲットを指定します。
    3. ユーザー認証が必要な場合は、ユーザー名、パスワード、またはその他必要な認証値を指定します。
    4. 「次へ」をクリックします。
  4. メンバーの削除ジョブのパラメーターを指定します。
    1. クラスター名」に、そのクラスター・メンバーをグループ化するクラスターの名前を指定します。

      ターゲットにある既存クラスターの名前を参照するには、「ジョブ・パラメーターの指定」ページで「検索」をクリックします。 「ターゲット・リソースの検索」ページでターゲット・ターゲットを指定し、「検索」をクリックします。

      例えば、削除するクラスター・メンバー cluster_member_2 が、cluster2 クラスターに所属しているとします。 次のようにクラスター名を指定します。
      cluster2
    2. メンバー・ノード」に、そのクラスター・メンバーが常駐するノードの名前を指定します。 例えば、「ターゲット・リソース」ページに、cluster_member_2 が常駐しているデプロイメント・マネージャー・ノードの名前は myNode01 であることが示されているとします。次のようにメンバー・ノードの名前を指定します。
      myNode01
    3. メンバー名」に、削除するクラスター・メンバーの名前を指定します。 例えば、次のようにクラスター・メンバーの名前を指定します。
      cluster_member_2
    4. クラスターに複製ドメインがあり、そのクラスター・メンバーのレプリケーター・エントリーを削除する場合は、「エントリーの削除 (Delete entry)」(true) を選択します。

      デフォルトでは、この製品は、このクラスター・メンバーのサーバー名を持つレプリケーター・エントリーを、クラスターの複製ドメインから削除しません。デフォルト値はクリア (false) です。

    5. 「次へ」をクリックします。
  5. ジョブをスケジュールします。
    1. オプションで、ジョブの終了時に通知を送信する宛先の電子メール・アドレスを 1 つ以上指定します。

      複数の電子メール・アドレスを指定する場合は、コンマで区切ります。

    2. ジョブがサブミットに対して利用可能になる時間を選択します。
    3. ジョブの有効期限を選択します。
    4. オプションで、ジョブが再帰する間隔、間隔の開始日時、および間隔の 終了日時を指定します。
    5. 「次へ」をクリックします。
  6. サマリーを確認して「終了」をクリックし、ジョブをサブミットします。

タスクの結果

ターゲットがジョブを実行し、クラスター・メンバーの削除を試行します。

次のタスク

「ジョブ状況」ページでクラスター・メンバーの削除ジョブの ID をクリックし、ジョブ状況を表示します。状況のリフレッシュ・アイコン ジョブ状況の「クリックすると表示を更新できます」アイコン をクリックして、表示されている状況をリフレッシュします。

ジョブが正常に完了していない場合は、ジョブの実行の結果発生したエラー・メッセージを確認して、エラー条件を修正し、ジョブを再度サブミットします。

ジョブが正常に実行された場合は、「ジョブ」 > 「ターゲット・リソース」の順にクリックします。 削除されたクラスター・メンバーの名前は、リソースのリストから消えています。


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