ジョブ状況コレクション

このページを使用して、サブミットされたジョブに関する情報 (ジョブ ID、説明、状態、アクティベーション時間、有効期限の時間、および状況要約など) を表示します。ジョブ・マネージャーに登録されているターゲットを管理するためにジョブがサブミットされます。

ターゲットは、管理エージェントに登録されている、ホスト・コンピューター、デプロイメント・マネージャー、または統合されていないアプリケーション・サーバーとすることができます。 ターゲットでジョブを実行するには、そのターゲットがジョブ・マネージャーに登録されていることが必要です。

この管理コンソール・ページを表示するには、以下のいずれかを実行します。
  • ジョブのサブミット・ウィザードが完了すると、サブミットしたジョブだけを示したこのコンソール・ページが表示されます。
  • 「ジョブ (Jobs)」 > 「状況 (Status)」をクリックすると、サブミットしたジョブの状況が表示されます。

始動済みのジョブの中断、中断したジョブの再開、 または選択したジョブの削除を行うには、ユーザー ID にオペレーターのロールが許可されている必要があります。

以下のボタンのいずれかをクリックすると、ジョブを中断、再開、または削除できます。

表 1. ボタンの説明. ジョブを選択し、ボタンをクリックします。
ボタン 説明
中断 ターゲットがジョブを取得できなくなることを指定します。
再開 ターゲットがジョブを取得できることを指定します。
削除 ジョブとそのすべてのヒストリーは除去され、以後使用できなくなります。「削除」をクリックすると、削除操作を確定するか取り消すかどうかを尋ねられます。

検索

表示するサブミット済みジョブを制限するパラメーターを指定します。 「検索」をクリックすると、「検索」オプションおよび「設定」オプションの後に示される表に検索結果が表示されます。「リセット」をクリックすると、パラメーターにデフォルト値が割り当てられます。

以下の表に、検索パラメーターをリストします。結果の最大数パラメーターを除き、パラメーターはジョブを定義します。結果の最大数パラメーターは、表示するレコード数を指定します。

表 2. 検索パラメーター. サブミットされたジョブの検索を限定する検索パラメーターを指定します。
パラメーター名 演算子 検索ストリング
状態 有効な演算子は、ActiveSuspendedPending、および Expired です。デフォルトでは、アクティブ状態のジョブが検索されます。 該当なし
説明 有効な 演算子は、= (等しい)、!= (等しく ない)、is null、および is not null です。デフォルトは、= です。 パラメーターのストリングまたはストリングの一部を指定します。

ストリングの一部を指定するには、アスタリスク (*) を使用します。例えば、 説明が inventory で始まるすべてのジョブを検索するには、 説明を inventory* に設定します。ジョブ ID フィールドまたは時間に関連するフィールドでは、アスタリスクは使用できません。

複数の項目の完全一致を検索するには、突き合わせる項目をコンマで区切って指定します。例えば、2 つのジョブ ID を検索するには、119489625729609463, 119489651801509472 と指定します。

複数の項目を検索する場合には、アスタリスクは使用できません。

アクティベーション時間 有効な演算子は >= および <= です。 デフォルトは、>= です。
有効期限の時間
ターゲット名 有効な演算子は、= (等しい) および != (等しくない) です。デフォルトは、= です。
ターゲット・グループ 有効な 演算子は、= (等しい)、!= (等しく ない)、is null、および is not null です。デフォルトは、= です。
ジョブ ID 有効な演算子は、= (等しい) および != (等しくない) です。デフォルトは、= です。
結果の最大数 該当なし 検索操作で表示するレコードの数を指定します。 1 から「レコードの最大数」までの範囲内の値を入力します。 レコードの最大数は、ジョブ・マネージャーの構成に定義されており、そこから取得できます。デフォルトは 50 です。

例: ターゲットが EastCoast1、EastCoast2、WestCoast1、および WestCoast2 である場合に、ターゲット名パラメーターに = 演算子と East* 検索ストリングを指定することができます。 ターゲット EastCoast1 および EastCoast2 を含むジョブのジョブ状況が表示されます。

ジョブ ID

サブミットしたジョブのジョブ番号を指定します。

説明

ジョブのサブミット時に入力した説明を指定します。

状態

ジョブの状態が Active、Pending、Expired、 または Suspended であるかどうかを指定します。

表 3. ジョブ状態の説明. 状態は、ジョブがアクティブかどうかを示します。
状態 説明
Active ジョブは活動状態で、有効期限は切れていません。活動状態のジョブは、必ずしも実行していなくてもかまいません。
Pending ジョブはサブミットされていますが、活動状態ではありません。
Expired ジョブを開始する前に、ジョブのサブミット時に指定した有効期限の時間に到達しました。有効期限の時間に到達すると、ターゲット上のジョブは開始されません。いずれかのターゲットで実行中のジョブが有効期限の時間に到達した場合、それらのターゲットでのジョブの実行は継続されます。
Suspended ジョブは中断されています。あるターゲットで実行中のジョブで中断が発生した場合、そのターゲットでのジョブの実行は継続されます。中断されたジョブが中断の発生時に開始されていない場合、そのジョブは、再開しない限りすべてのターゲットで開始されません。ジョブを中断するには、このコンソール・ページで「中断」をクリックします。ジョブを再開するには、このコンソール・ページで「再開」をクリックします。

アクティベーション時間

アクティベーション時間が指定されていない場合、ジョブのサブミット時に入力したアクティベーション時間か、ジョブのサブミット時の実際の時間を指定します。

アクティベーション時間とは、ターゲットのターゲットまたはターゲット・グループでジョブが実行可能になる時間のことを指します。

有効期限の時間

ジョブの有効期限が切れる時間を指定します。ジョブが有効期限の時間までに開始されていない場合、ジョブは開始されず、状態は Expired に変わります。あるターゲットで実行中のジョブが有効期限の時間に到達した場合、そのターゲットでのジョブの実行は継続されます。

ジョブのサブミット時に、有効期限の日時を設定するか、デフォルトの有効期限の時間オプションを選択するか、またはジョブの有効期限が切れるまでの時間 (長さ) を指定することができます。

状況要約

ターゲットでのジョブの実行状況の概要をグラフで示します。このグラフは最大で 4 つのセクションに分割され、ジョブ内の各ターゲットの成功、部分的な成功、失敗、またはその他の状況をこの順番で示します。

表 4. ジョブ状況の説明. 状況は、ジョブが処理を完了したかどうかを示します。
Status 説明
正常 ジョブが正常終了したターゲットの数を示します。
部分的な成功 ジョブが部分的に終了したターゲットの数を示します。部分的な成功は、例えば、複数のサーバーを表す 1 つのターゲットで一部のサーバーのみが正常に終了した場合に発生する可能性があります。
失敗 ジョブが失敗したターゲットの数を示します。
その他 ジョブが正常、部分的な成功、または失敗以外の状況であるターゲットの数を示します。状況「その他」には、ジョブが現在実行中であるターゲットや、ジョブが開始されていないターゲットが含まれます。

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