管理コンソールで、Tivoli® Performance
Viewer を使用して、サーバーの現行のパフォーマンス・アクティビティーを表示することができます。
始める前に
モニターが使用可能な場合、Tivoli Performance Viewer はノード上のすべてのサーバーのパフォーマンス・アクティビティーをモニターします。モニター対象には関連アプリケーション・サーバーおよびモニターされるノードの管理エージェントを含みます。
このタスクについて
Tivoli Performance Viewer により、管理者およびプログラマーは WebSphere® Application Server の現在の正常性をモニターすることができます。データの収集および表示はアプリケーション・サーバーで行われるため、パフォーマンスに影響することがあります。パフォーマンスへの影響を最小化するには、リソースの最適化が必要なサーバーのみをモニターします。
手順
- コンソール・ナビゲーション・ツリーで、「モニターおよびチューニング」>「Performance Viewer」>「現行アクティビティー」とクリックします。 Tivoli Performance Viewer 現行アクティビティー・コレクションが表示されます。
- 2 つの方法のいずれかで、サーバーの現行アクティビティーのモニターを開始します。
- 「サーバー」の下で、モニターするアクティビティーのサーバーの名前をクリックします。
名前をクリックすると、そのサーバーのモニターが開始され、
サーバーのアクティビティー・ページが表示されます。
- モニターするアクティビティーのサーバーのチェック・ボックスを選択し、
「モニターの開始」をクリックします。
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
同時に複数サーバーのモニターを開始するには、
複数のサーバーを選択し、
「モニターの開始」をクリックします。
Tivoli Performance Viewer コンソール・パネルが表示され、パネルの片方にはナビゲーション・ツリー、もう片方にはサーバーの現行パフォーマンス・アクティビティーに関するリアルタイム・データのビューが表示されます。
- ナビゲーション・ツリーから、表示するサーバー・アクティビティー・データを選択します。
オプション |
説明 |
アドバイザー |
パフォーマンス・アドバイザーを使用して、アプリケーションの稼働中にさまざまなデータを検査します。
パフォーマンス・アドバイザーにより、システム・パフォーマンスの最適化調整に役立つアドバイスが提供され、
収集された PMI データを使用することで、非効率的な設定に対する推奨事項が示されます。 |
設定 |
Tivoli Performance Viewer のユーザー設定およびロギング設定を構成します。これらの設定は、アプリケーション・サーバーのパフォーマンスに影響する
可能性があります。 |
サマリー・レポート |
WebSphere Application Server のサーブレット、エンタープライズ Bean (EJB)、EJB メソッド、接続プール、およびスレッド・プールに関する要約報告書を表示します。 |
パフォーマンス・モジュール |
CPU 使用率のようなシステム・リソースやデータベース接続プールなどの WebSphere プールおよびキュー、そしてサーブレット応答時間のようなカスタマー・アプリケーション・データに関するさまざまなパフォーマンス・データのグラフやチャートを示す、パフォーマンス・モジュールを表示します。
Tivoli Performance Viewer では、パフォーマンス・データのビューアーを利用できるだけでなく、カスタム PMI を実装したその他の製品またはカスタマー・アプリケーションのデータを表示することができます。 |
次のタスク
サーバーのモニターを終了するには、サーバーを選択して「
モニターの停止」をクリックします。ブラウザー・ウィンドウがクローズするか、またはユーザーがログアウトした場合、Tivoli Performance Viewer はサーバーのモニターを自動的に停止します。
トラブルの回避 (Avoid trouble): Mozilla Firefox バージョン 3.5.16 を使用する場合、Tivoli® Performance Viewer
のグラフィカル・チャートは正しく表示されません。パフォーマンス・データを表示する場合に、チャートに表示するカウンターを選択していても、グラフが空白だったり、データが欠落していたりすることがあります。この問題を解決するため、Firefox バージョン 3.6.13 以降を使用してください。
gotcha