wsadmin による、統合リポジトリーの新規構成における、単一のファイル・ベース組み込みリポジトリーの構成

Jython または Jacl スクリプト言語を wsadmin ツールとともに使用して、統合リポジトリーの新規構成において単一のファイル・ベース組み込みリポジトリーを構成できます。

始める前に

アプリケーション・サーバーをシャットダウンし、プライマリー管理者の ID とパスワードがあることを確認します。

このタスクについて

統合リポジトリー構成ファイル wimconfig.xmlWebSphere® Application Server 6.1.x でサポートされており、app_server_root/profiles/profile_name/config/cells/cell_name/wim/config ディレクトリーにあります。

次のステップを使用して、統合リポジトリーの新規構成において、単一のファイル・ベース組み込みリポジトリーを構成します。

手順

  1. wsadmin スクリプト・ツールを開始します。
  2. fileRegistry.xml ファイル (ユーザー・レジストリーそのもの) がまだ存在していない場合は、作成します。 fileRegistry.xml ファイルが存在している場合、このステップは単純にユーザーをレジストリーに追加します。
    Jython の使用:
    AdminTask.addFileRegistryAccount('-userId isoet01s01 -password oets01')
    Jacl を使用:
    $AdminTask addFileRegistryAccount {-userId isoet01s01 -password oets01}

    addFileRegistryAccount コマンドについて詳しくは、AdminTask オブジェクトの FileRegistryCommands コマンド・グループに関する文書を参照してください。

  3. security.xml ファイルを更新して管理セキュリティーを有効にし、 統合リポジトリーを使用するように activeUserRegistry を設定した上で、primaryAdmin およびそのパスワードを更新します。
    Jython の使用:
    AdminTask applyWizardSettings('-secureApps false
     -secureLocalResources false
     -userRegistryType WIMUserRegistry
     -customRegistryClass com.ibm.ws.wim.registry.WIMUserRegistry
     -adminName isoet01s01 -adminPassword oets01')
    Jacl を使用:
    $AdminTask applyWizardSettings {-secureApps false
     -secureLocalResources false
     -userRegistryType WIMUserRegistry
     -customRegistryClass com.ibm.ws.wim.registry.WIMUserRegistry
     -adminName isoet01s01
     -adminPassword oets01}

    applyWizardSettings コマンドについて詳しくは、AdminTask オブジェクトの WizardCommands コマンド・グループに関する資料を参照してください。

  4. 構成の変更を保存します。 以下のコマンドを入力して、 新規構成を保存し、wsadmin ツールを閉じます。
    Jython の使用:
    AdminConfig.save()
    Jacl を使用:
    $AdminConfig save
  5. アプリケーション・サーバーを再始動します。

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ファイル名:txml_config_single_fbase_repos.html