コマンド行ツールを使用した実行
スタイルシートの実行には ExecuteXSLT ツール、XPath 式の実行には ExecuteXPath ツール、 XQuery 式の実行には ExecuteXQuery ツールを使用できます。
手順
- XSLT の実行
- ロケーション
- 製品には、環境をセットアップし、ツールを起動する以下のスクリプトが組み込まれています。
app_server_root¥bin¥ExecuteXSLT.bat
app_server_root/bin/ExecuteXSLT.sh
- 構文
ExecuteXSLT.bat -outputfile file -baseURI URI -useCompiler -bindVar name=varName value=varValue -baseOutputURI URI -XSLTinitMode mode -XSLTinitTemplate template -v -h -input file stylesheet
./ExecuteXSLT.sh -outputfile file -baseURI URI -useCompiler -bindVar name=varName value=varValue -baseOutputURI URI -XSLTinitMode mode -XSLTinitTemplate template -v -h -input file stylesheet
- パラメーター
- -outputfile file
- 指定されたファイルに出力が行われるように指定します。
デフォルトでは、出力は標準出力に送られます。
- -baseURI URI
- 使用するエレメントの基本 URI を指定します
- -useCompiler
- コンパイラー・モードを指定します
このパラメーターを指定しない場合、デフォルトの動作ではインタープリットされたモードを使用します。
- -bindVar name=varName value=varValue
- アトミック値を変数 (XPath、XQuery) またはパラメーター (XSLT) にバインドします値は、同じ名前の静的コンテキスト (XPath)、照会 (XQuery)、またはスタイルシート (XSLT) で指定された型に対して有効でなければなりません。
- varName
- 変数の名前 (localPart,namespaceURI で表される)注意:
- 変数が名前空間にない場合、名前空間 URI は省略する必要があります。
- オプションの値に空白スペースが含まれる場合は、スペースを引用符で囲んでください。
- localpart は必須の値です。
- varValue
- 変数値
以下に例を示します。-bindVar name=la,"http://www.ibm.com/Los Angeles" value="some value"
- -baseOutputURI URI
- 結果文書を解決する際に使用する基本 URI を指定します
デフォルトは、メインの結果文書の基本 URI または現行作業ディレクトリーです。
このオプションは、XSLT による処理の場合に限り適用されます。
- -XSLTinitMode mode
- XSLT 変換で初期モードとして使用するモードを指定します (localPart,namespaceURI で表される)
このオプションは、XSLT による処理の場合に限り適用されます。
以下に例を示します。-XSLTinitMode la,"http://www.ibm.com/Los Angeles"
- -XSLTinitTemplate template
- XSLT 変換で初期テンプレートとして使用する名前付きテンプレートを指定します (localPart,namespaceURI で表される)
名前付きテンプレートが設定されていない場合、 初期テンプレートは初期モード、コンテキスト・ノード、およびテンプレート・マッチング・ルールによって決定されます。
このオプションは、XSLT による処理の場合に限り適用されます。
以下に例を示します。-XSLTinitTemplate la,"http://www.ibm.com/Los Angeles"
- -v
- ツールのバージョンを印刷します
- -h
- 使用法の記述を印刷します
- -input file
- スタイルシートが実行される XML 成果物を含んだファイルへの絶対パスを指定します
- stylesheet
- XSL スタイルシートを含むファイルへの絶対パスを指定します
以下に、ExecuteXSLT ツールを使用してスタイルシートを実行する基本的な例を示します。ExecuteXSLT.bat -input C:¥sampledata¥sample.xml C:¥stylesheets¥simple.xsl
この例では、C:¥stylesheets¥simple.xsl スタイルシートを実行し、 結果出力を標準出力に配置します。
./ExecuteXSLT.sh -input /var/sampledata/sample.xml /var/stylesheets/simple.xsl
この例では、 /var/stylesheets/simple.xsl スタイルシートを実行し、結果出力を標準出力に配置します。
- XPath 式の実行
- ロケーション
- 製品には、環境をセットアップし、ツールを起動する以下のスクリプトが組み込まれています。
app_server_root¥bin¥ExecuteXPath.bat
app_server_root/bin/ExecuteXPath.sh
- 構文
ExecuteXPath.bat -outputfile file -cpm mode -ns prefix=URI -schema URI [-var name=varName type=varType] ... -baseURI URI -dnet URI -useCompiler -bindVar name=varName value=varValue -v -h -input file xpathfile
./ExecuteXPath.sh -outputfile file -cpm mode -ns prefix=URI -schema URI [-var name=varName type=varType] ... -baseURI URI -dnet URI -useCompiler -bindVar name=varName value=varValue -v -h -input file xpathfile
- パラメーター
- -outputfile file
- 指定されたファイルに出力が行われるように指定します。
デフォルトでは、出力は標準出力に送られます。
- -cpm mode
- 代替 XPath 互換モードを指定します
有効な値は、Latest、1.0、および 2.0 です。
デフォルトは 2.0 です。
- -ns prefix=URI
- 静的処理時に使用する名前空間を指定します。
オプションの値に空白スペースが含まれる場合は、スペースを引用符で囲んでください。
このオプションは複数回使用できます。
- -schema URI
- 有効範囲内スキーマ定義の埋め込みに使用されるスキーマ文書を指定します。
このオプションは複数回使用できます。
- -var name=varName type=varType
- 変数バインディングを単一項目の静的コンテキストに追加します。
これは、単に変数を宣言するものであり、値も XDynamicContext にバインドされる必要があります。
- varName
- 変数の名前を示します (localPart,namespaceURI で表される)
変数が名前空間にない場合、名前空間 URI は省略する必要があります。
localpart は必須の値です。
- varType
- 変数の型を示します (localPart[, namespaceURI] で表される)
オプションの値に空白スペースが含まれる場合は、スペースを引用符で囲んでください。
このオプションは複数回使用できます。
以下に例を示します。-var name=la,"http://www.ibm.com/Los Angeles" type=boolean,http://www.w3.org/2001/XMLSchema
- -baseURI URI
- 使用するエレメントの基本 URI を指定します
- -dnet URI
- エレメント名と型名のデフォルト名前空間 URI を指定します。
名前空間 URI が存在する場合、これは、エレメント名または型名が予期された位置に表示されるプレフィックスなしの QName に使用されます。
- -useCompiler
- コンパイラー・モードを指定します
このパラメーターを指定しない場合、デフォルトの動作ではインタープリットされたモードを使用します。
- -bindVar name=varName value=varValue
- アトミック値を変数 (XPath、XQuery) またはパラメーター (XSLT) にバインドします値は、同じ名前の静的コンテキスト (XPath)、照会 (XQuery)、またはスタイルシート (XSLT) で指定された型に対して有効でなければなりません。
- varName
- 変数の名前 (localPart,namespaceURI で表される)注意:
- 変数が名前空間にない場合、名前空間 URI は省略する必要があります。
- オプションの値に空白スペースが含まれる場合は、スペースを引用符で囲んでください。
- localpart は必須の値です。
- varValue
- 変数値
以下に例を示します。-bindVar name=la,"http://www.ibm.com/Los Angeles" value="some value"
- -v
- ツールのバージョンを印刷します
- -h
- 使用法の記述を印刷します
- -input file
- XPath 式が実行される XML 成果物を含んだファイルへの絶対パスを指定します
- xpathfile
- XPath 式を含むファイルへの絶対パスを指定します
以下に、ExecuteXPath ツールを使用して XPath 式を実行する基本的な例を示します。ExecuteXPath.bat -input C:¥sampledata¥sample.xml C:¥XPath¥simpleXPath.txt
この例では、 C:¥XPath¥simpleXPath.txt にある XPath 式を実行し、結果出力を標準出力に配置します。
./ExecuteXPath.sh -input /var/sampledata/sample.xml /var/XPath/simpleXPath.txt
この例では、 /var/XPath/simpleXPath.txt にある XPath 式を実行し、 結果出力を標準出力に配置します。
- XQuery 式の実行
- ロケーション
- 製品には、環境をセットアップし、ツールを起動する以下のスクリプトが組み込まれています。
app_server_root¥bin¥ExecuteXQuery.bat
app_server_root/bin/ExecuteXQuery.sh
- 構文
ExecuteXQuery.bat -outputfile file -baseURI URI -dnet URI -useCompiler -bindVar name=varName value=varValue -v -h -input file xqueryfile
./ExecuteXQuery.sh -outputfile file -baseURI URI -dnet URI -useCompiler -bindVar name=varName value=varValue -v -h -input file xqueryfile
- パラメーター
- -outputfile file
- 指定されたファイルに出力が行われるように指定します。
デフォルトでは、出力は標準出力に送られます。
- -baseURI URI
- 使用するエレメントの基本 URI を指定します
- -dnet URI
- エレメント名と型名のデフォルト名前空間 URI を指定します。
名前空間 URI が存在する場合、これは、エレメント名または型名が予期された位置に表示されるプレフィックスなしの QName に使用されます。
- -useCompiler
- コンパイラー・モードを指定します
このパラメーターを指定しない場合、デフォルトの動作ではインタープリットされたモードを使用します。
- -bindVar name=varName value=varValue
- アトミック値を変数 (XPath、XQuery) またはパラメーター (XSLT) にバインドします値は、同じ名前の静的コンテキスト (XPath)、照会 (XQuery)、またはスタイルシート (XSLT) で指定された型に対して有効でなければなりません。
- varName
- 変数の名前 (localPart,namespaceURI で表される)注意:
- 変数が名前空間にない場合、名前空間 URI は省略する必要があります。
- オプションの値に空白スペースが含まれる場合は、スペースを引用符で囲んでください。
- localpart は必須の値です。
- varValue
- 変数値
以下に例を示します。-bindVar name=la,"http://www.ibm.com/Los Angeles" value="some value"
- -v
- ツールのバージョンを印刷します
- -h
- 使用法の記述を印刷します
- -input file
- XQuery 式が実行される XML 成果物を含んだファイルへの絶対パスを指定します
- xqueryfile
- XQuery 式を含むファイルへの絶対パス
以下に、ExecuteXQuery ツールを使用して XQuery 式を実行する基本的な例を示します。ExecuteXQuery.bat -input C:¥sampledata¥sample.xml C:¥XQuery¥simpleXQuery.txt
この例では、 C:¥XQuery¥simpleXQuery.txt にある XQuery 式を実行し、 結果出力を標準出力に配置します。
./ExecuteXQuery.sh -input /var/sampledata/sample.xml /var/XQuery/simpleXQuery.txt
この例では、 /var/XQuery/simpleXQuery.txt にある XQuery 式を実行し、 結果出力を標準出力に配置します。


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=txml_executing_cl
ファイル名:txml_executing_cl.html