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servicepolicy.py スクリプト

servicepolicy.py スクリプトを使用すると、サービス・ポリシーの作成、サービス・ポリシーの除去、トランザクション・クラスの編集など、サービス・ポリシーに関する操作をコマンド行から実行することができます。

目的

servicepolicy.py スクリプトを使用して、次のアクションを実行できます。
  • サービス・ポリシーの作成
  • サービス・ポリシーの削除
  • トランザクション・クラスの作成
  • トランザクション・クラスの削除

サービス・ポリシーおよびトランザクション・クラスを作成、変更、および除去するには、コンフィギュレーター または管理者の管理特権が必要です。

ロケーション

servicepolicy.py スクリプト は、app_server_root/bin ディレクトリーにあります。

使用法

一般ヘルプのスクリプトの使用法は、以下のとおりです。
./wsadmin.sh -lang jython -f servicepolicy.py
オペレーション固有ヘルプのスクリプトの使用法は、以下のとおりです。
./wsadmin.sh -lang jython -f servicepolicy.py operation --help

オペレーション

createServicePolicy
指定したオプションでサービス・ポリシーを作成します。トランザクション・クラスは、個別に作成および 関連付けする必要があります。
  • --spname: セル内の固有のサービス・ポリシーの名前を指定します。
  • --spgt: 次のサービス・ポリシー目標タイプのいずれかを示す整数を指定します。
    • 0: 任意
    • 1: 平均応答時間
    • 2: 百分位数応答時間
    • 4: 完了時間
  • --spgv: 任意でない目標に対してサービス・ポリシー目標値を指定します。この値は、単位を指定しない場合、ミリ秒とみなされます。
  • --spgvu: 任意でない目標のサービス・ポリシー目標値を示す整数を指定します。この値は、単位を指定しない場合、ミリ秒とみなされます。
    • 0: ミリ秒
    • 1: 秒
    • 2 : 分
  • --sppgv: 1 から 100 までの百分位数応答時間目標で、サービス・ポリシーに対する百分位数値を示す整数を指定します
  • --spi: 次のサービス・ポリシー目標タイプのいずれかを示す整数を指定します。
    • 1: 最高
    • 2: より高い
    • 3: 高い
    • 4: 中
    • 5: 低い
    • 6: より低い
    • 7: 最低
  • --spd: サービス・ポリシー記述を指定します。
removeServicePolicy
指定したオプションで既存のサービス・ポリシーを削除します。
  • --spname: 削除したいサービス・ポリシーの固有の名前を指定します。
createTransactionClass
指定したオプションでトランザクション・クラスを作成します。
  • --spname: セル内の固有のサービス・ポリシーの名前を指定します。
  • --tcname: 作成したいセル内の固有のトランザクション・クラスの名前を指定します。
  • --tcd: トランザクション・クラス記述を指定します。
removeTransactionClass
指定したオプションでトランザクション・クラスを除去します。トランザクション・クラスのすべての Uniform Resource Identifier (URI) は、 もう親サービス・ポリシーに関連していません。これらの URI に対する要求が発生し、URI が新規サービス・ポリシーと トランザクション・クラスに関連していない場合、 それらは任意目標によってデフォルトのサービス・ポリシーに分類 されます。
  • --tcname: 削除したいトランザクション・クラスのセル固有の名前を指定します。

サービス・ポリシーを作成します。
./wsadmin.sh -lang jython -f servicepolicy.py createServicePolicy --spname Platinum --spgt 2 --spgv 3000 --spgvu 0 --sppgv 80 --spi 5
既存のサービス・ポリシーを削除します。
./wsadmin.sh -lang jython -f servicepolicy.py removeServicePolicy --spname Bronze 
新規のトランザクション・クラスを作成します。
./wsadmin.sh -lang jython -f servicepolicy.py createTransactionClass --spname Platinum --tcname PlatinumWorkload --tcd 'my platinum workload'
既存のトランザクション・クラスを削除します。
./wsadmin.sh -lang jython -f servicepolicy.py removeTransactionClass --tcname PlatinumWorkload  

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ファイル名:rwve_xmlservicepolicy.html