デフォルト UDDI ノードのセットアップ

あらかじめ設定されたプロパティー値を使用して UDDI ノードを作成できます。 この UDDI ノードは UDDI レジストリーの初期計算に基づいており、開発およびテスト目的のためのものです。

このタスクについて

デフォルトの UDDI ノードをセットアップする場合、ノード ID などの必須のノード・プロパティーは自動的に設定され、それらは変更できません。 デフォルトの UDDI ノードは、組み込みの Apache Derby データベースを使用するが別のデータ・ソースで、または Apache Derby とは異なるデータベースを使用して、作成できます。

必須のノード・プロパティーを含めて、ユーザー独自のプロパティーを使用して UDDI ノードをセットアップする場合は、 カスタマイズ・ノードをセットアップする必要があります。 カスタマイズ済み UDDI ノードのセットアップを参照してください。

クラスターに UDDI レジストリー・アプリケーションをデプロイし、Apache Derby データベースを使用する場合は、 ネットワーク・バージョンの Apache Derby データベースを使用する必要があります。 組み込み Apache Derby は、クラスター構成でサポートされていません。

手順

  1. 以下のタスクのいずれかを実行し、指定されるデフォルトのノード・オプションを使用することを確認して、UDDI レジストリーを保持するデータベース・スキーマを作成します。
    注: クラスターに UDDI ノードを作成している場合は、 クラスターのすべてのメンバーに単一のデータベースが使用されると想定されます。
  2. UDDI レジストリー用のデータ・ソースの作成に説明されているように、使用する UDDI レジストリー・アプリケーションにデータ・ソースをセットアップして、データベースにアクセスします。
  3. UDDI レジストリー・アプリケーションのデプロイに説明されているように、UDDI レジストリー・アプリケーションをデプロイします。
  4. オプション: [AIX][HP-UX][Linux][Solaris]DB2 データベースの場合、 サーバーが実行中の場合は、サーバーを停止します。ノード・エージェントまたはサーバーを始動する DB2 ユーザーのユーザー・プロファイルを編集します。 ユーザー・プロファイルを変更して、DB2 ユーザー ID のルート・ディレクトリー (/home/db2inst1/sqllib/db2profile など) にある db2profile スクリプトを実行します。 あるいは、db2profile スクリプトを手動で実行することもできます。 ただし、ノード・エージェントまたはサーバーを再始動するたびに、 これを実行する必要があります。以下のコマンドを入力します (このコマンドでは、ピリオドの後にシングル・スペース文字があります)。
    . /home/db2inst1/sqllib/db2profile
  5. 「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックして、インストール済みのアプリケーションを表示します。アプリケーション名の隣にあるチェック・ボックスを選択し、 「始動」をクリックして、UDDI レジストリー・アプリケーションを始動します。 あるいは、アプリケーション・サーバーがまだ実行されていない場合は、 アプリケーション・サーバーを始動します。 このアクションにより、UDDI レジストリー・アプリケーションが自動的に始動します。 これで、UDDI ノードはアクティブになります。

    UDDI アプリケーションまたはアプリケーション・サーバーを再始動すると、UDDI ノードは、 その前に非活動化されている場合でも、必ず再活動化されます。

  6. 「UDDI」 > 「UDDI Nodes」 > 「UDDI_node_id」 とクリックし、 UDDI レジストリー・ノードのプロパティー・ページを表示します。「生成される discoveryURLs の接頭部」を、構成に対する有効な URL に設定します。 このプロパティーは、UDDI バージョン 2 の HTTP GET サービスによって使用される生成済みディスカバリー URL に適用される URL 接頭部を指定します。

次のタスク

デフォルトの UDDI ノードを使用することを選択しているため、ノードは UDDI アプリケーションが初めて開始されるときに初期化されます。 UDDI ノードを正常にセットアップできたかを確認するには、 UDDI レジストリー・インストール検査テスト (IVT) の使用の指示に従ってください。

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