ポート設定
これを使用して、プロセス内で稼働するランタイム・コンポーネントで使用される通信ポートの構成を表示および変更します。 通信ポートは、サーバー用のホストおよびポートの仕様を提供します。
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ポート名
ポートの名前を指定します。この名前はサーバー内で固有でなければなりません。
- 予約済みポート
- このオプションを選択した場合、以前に定義したポートをドロップダウン・リストから選択できます。
- ユーザー定義のポート
- このオプションを選択した場合、テキスト・ボックスに新しいポートの名前を入力して、新しい名前のポートを作成する必要があります。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ストリング |
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エンドポイント | 説明 |
---|---|
JMSSERVER Queued Address | WebSphere® JMS プロバイダーのトピック接続ファクトリーを構成する場合に使用するホストおよびポート番号を指定します。JMS Server Queued Address ポートは、全機能 JMS 準拠の Publish/Subscribe サポートに使用するリスナー・ポートです。デフォルトの Queued Address ポート番号は 5558 です。 WebSphere JMS プロバイダーのキュー・マネージャーおよびキュー・ブローカーは管理コンソールの外部で構成されているため、 このポートを変更した場合には、キュー・マネージャーおよびキュー・ブローカーの対応する構成も変更する必要があります。 |
JMSSERVER Direct Address | WebSphere JMS プロバイダーのトピック接続ファクトリーを構成する場合に使用するホストおよびポート番号を指定します。JMS サーバーの直接アドレス・ポートは、Publish/Subscribe サポートのための
直接 TCP/IP 接続 (非トランザクション、非持続、および非永続サブスクリプションのみ) に使用するリスナー・ポートです。デフォルトの Direct Address ポート番号は 5559 です。 WebSphere JMS プロバイダーのキュー・マネージャーおよびキュー・ブローカーは管理コンソールの外部で構成されているため、 このポートを変更した場合には、キュー・マネージャーおよびキュー・ブローカーの対応する構成も変更する必要があります。 |
ホスト
クライアントがリソース (ネーミング・サービス、管理サービス、 JMS ブローカーなど) を要求するために使用する IP アドレス、 ドメイン・ネーム・サフィックスの付いたドメイン・ネーム・サーバー (DNS) ホスト名、 またはサフィックスの付かない DNS ホスト名を指定します。
例えば、ホスト名が myhost である場合、DNS の 完全修飾名は myhost.myco.com、IP アドレスは 155.123.88.201 などになります。
ポートのホスト名は、解決可能名または IP アドレスです。 このサーバーは、特定のホスト名、または提供される IP アドレスにバインドします。 そのポートは、指定されたホスト名または IP アドレスから解決された IP アドレスからのみアクセス可能です。 IP アドレスは、IPv4 (Internet Protocol バージョン 4) フォーマットについてはすべてのプラットフォームで、 IPv6 (Internet Protocol バージョン 6) フォーマットについては IPv6 をサポートするサーバーの特定のオペレーティング・システムで使用できます。

通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ストリング |
デフォルト | * (アスタリスク) |
Port
クライアント要求を受け入れるようにサービスが構成されているポートを指定します。 ポート値は、ホスト名とともに使用します。
サーバーのポート番号は、固有の IP アドレスに解決されるホスト名を持ち、 同じポート番号のポートとワイルドカード ( * ) ホスト名が存在しない限り、複数のポートで再使用できます。 有効なポート番号は、0 から 65535 の範囲です。 0 は、サーバーを使用可能な任意の一時ポートにバインドすることを指定します。 ワイルドカード値を指定することは、ループバック・アドレス (つまり、127.0.0.1) を指定することと同じです。

プロトコル・チャネルは固有のプロトコルのみを受け入れます。 ただし、アプリケーション・チャネルに到達したものは、通常すべて受け入れられます。 したがって、WebContainer や Proxy のようなアプリケーション・チャネルに対しては、 HTTP や SSL などのプロトコル・チャネルとレベルを共有する場合に、より大きな判断ウェイトを指定する必要があります。 プロトコル・チャネルよりも高速な判断テストを実行できるアプリケーション・チャネルがある場合は、このルールの例外となります。 例えば、JFAP チャネルは SSL プロトコル・チャネルよりも要求の決定が速いため、 パフォーマンス上の理由で最初に持ってくる必要があります。 しかし、WebContainer および Proxy チャネルは受け渡されたものをすべて受け入れるため、常に最後にする必要があります。
gotcha通知 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
デフォルト | なし |

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エンドポイント (ポート) | ポート・フィールドの許容値 |
---|---|
BOOTSTRAP_ADDRESS | 0 - 65535 |
DATAPOWERMGR_INBOUND_SECURE | 1 - 65536 |
DCS_UNICAST_ADDRESS | 1 - 65536 (一時ポート範囲内にあるポートは避けてください) |
ORB_LISTENER_ADDRESS | 1 - 65535 (0 が指定されている場合、サーバーは使用可能な任意のポートで開始され、ロケーション・サービス・デーモンを使用しません) |
SIB_ENDPOINT_ADDRESS | 1 - 65536 |
SIB_ENDPOINT_SECURE_ADDRESS | 1 - 65536 |
SIB_MQ_ENDPOINT_ADDRESS | 1 - 65536 |
SIB_MQ_ENDPOINT_SECURE_ ADDRESS | 1 - 65536 |
SOAP_CONNECTOR_ ADDRESS | 1 - 65536 |
WC_adminhost | 1 - 65536 |
WC_adminhost_secure | 1 - 65536 |
WC_defaulthost | 1 - 65536 |
WC_defaulthost_secure | 1 - 65536 |
ORB_SSL_LISTENER_ADDRESS | 0 - 65535 (0 は、サーバーを使用可能な任意の一時ポートにバインドすることを指定します。) |
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エンドポイント (ポート) | ポート・フィールドの許容値 |
---|---|
BOOTSTRAP_ADDRESS | 1 - 65536 |
CSIV2_SSL_MUTUALAUTH_LISTENER_ADDRESS | 1 - 65535 |
CSIV2_SSL_SERVERAUTH_LISTENER_ADDRESS | 1 - 65535 |
DATAPOWERMGR_INBOUND_SECURE | 1 - 65536 |
DCS_UNICAST_ADDRESS | 1 - 65536 |
DRS_CLIENT_ADDRESS | 1 - 65536 |
ORB_LISTENER_ADDRESS | 0 - 65535 (0 が指定されている場合、サーバーは使用可能な任意のポートで開始されます) |
SAS_SSL_SERVERAUTH_LISTENER_ADDRESS | 1 - 65535 |
SIB_ENDPOINT_ADDRESS | 1 - 65536 |
SIB_ENDPOINT_SECURE_ADDRESS | 1 - 65536 |
SIB_MQ_ENDPOINT_ADDRESS | 1 - 65536 |
SIB_MQ_ENDPOINT_SECURE_ ADDRESS | 1 - 65536 |
SOAP_CONNECTOR_ ADDRESS | 1 - 65536 |
WC_adminhost | 1 - 65536 |
WC_adminhost_secure | 1 - 65536 |
WC_defaulthost | 1 - 65536 |
WC_defaulthost_secure | 1 - 65536 |
ORB_SSL_LISTENER_ADDRESS | 分散および iSeries 環境ではサポートされていません |