宛先逆作業工程パスの構成
2 つのバス宛先の間の逆ルーティング・パスを構成するには、このタスクを実行します。 逆ルーティング・パスは、要求メッセージのコンシューマーが応答メッセージのプロデューサーに応答メッセージを送り戻す際に、応答メッセージが送信される宛先のリストを識別します。
このタスクについて
次の図では、プロデューサー・アプリケーションがバス宛先にメッセージを送信します。アプリケーションに認識されることなく、メッセージは、他のバス宛先の転送ルーティング・パスに沿って、コンシューマー・アプリケーションがメッセージを取得するターゲット宛先へと受け渡されます。
図 1. ルーティング・パスの例

プロデューサー・アプリケーションへの
逆作業工程パスの一部となる各宛先について、逆作業工程パスで次の宛先となる応答宛先の名前を指定することができます。例えばダイアグラムでは、応答メッセージが生成アプリケーションへの転送ルーティング・パスを再トレースする場合、逆作業工程パスを次のように設定します。
宛先 | 応答宛先バス |
---|---|
D4 | D3 |
D3 | D2 |
D2 | D1 |
D1 | 宛先 |
転送ルーティング・パスに対して異なる逆方向ルーティング・パスを指定して、より多くのメディエーションが応答メッセージに適用されるようにしたり、異なる宛先シーケンスでメディエーションを適用したりすることができます。
転送ルーティング・パスと逆作業工程パスの両方で 同じ宛先が使用される場合、宛先転送ルーティング・パスの構成で説明しているように、転送ルーティング・パスを構成する際に、逆作業工程パスを構成することができます。それ以外の場合は、このトピックで説明されているように逆作業工程パスを構成 (または変更) することができます。
逆作業工程パスを構成するには、使用する宛先のプロパティーを変更する必要があるだけです。このトピックには、まだ宛先を作成していないユーザーのために、宛先を作成するオプションのステップが含まれています。
宛先の逆ルーティング・パスを構成するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。