WS-Notification アプリケーションのみが使用する WS-Notification サービスの構成

WS-Notification サービス および関連するサービス・ポイントを構成するために必要なすべてのオブジェクトを 定義します。

始める前に

この タスクは、1 つ以上のアプリケーション・サーバーがネットワーク・デプロイメント・セル内に既に 構成済みであり、そのセル内で他のメッセージング・リソースが何も 構成されていないことを前提としています。

バージョン 6.1 WS-Notification サービス の場合は、WS-Notification サービスをホストするのに使用したい各アプリケーション・サーバー 上にエンドポイント・リスナー 構成を作成する必要もあります。

このタスクについて

シンプル Web サービスのトポロジーに説明されているように、Web サービス・アプリケーションが接続できる WS-Notification サービス を各サーバーが 1 つずつホスティングする、1 つ以上のサーバーを構成することができます。

手順

  1. バスの作成に 示されている情報を使用して、サービス統合バスを作成して、既存のサーバーを バス・メンバーとして追加します。 バス・メンバーを 追加すると、メッセージング・エンジンがサーバー内に作成されます。 メッセージング・エンジンが必要とするパーシスタント・ストレージをホストする データベースを選択します。デフォルト の JDBC データ・ソースおよび Apache Derby JDBC プロバイダーを使用するか、または、優先データベース製品で使用できるようにデータ・ソース を構成することができます。
  2. 管理コンソールを 使用して、サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [サービス (Services)]「WS-Notification サービス (WS-Notification services)」と ナビゲートします。 このバスの WS-Notification サービス [コレクション] フォームが表示されます。
  3. 「新規」をクリックします。 新規 WS-Notification サービス (New WS-Notification service)」ウィザードが表示されます。
  4. ウィザードのステップ 1 から 4 を実行します (新規のバージョン 6.1 WS-Notification サービスの作成または新規のバージョン 7.0 WS-Notification サービスの作成を参照)。. 以下の設定には特に注意してください。
    • ウィザードのステップ 1: 「名前、説明、サービス統合バスおよび動的トピック名前空間の設定の構成」では、 メッセージング・リソースをホストするために使用するサービス統合バスを選択します。 このタスクの最初に作成したバスを選択してください。
    • ウィザードのステップ 4: 「WS-Notification サービス・ポイントの作成」では、 新規サービスをホストするバス・メンバーを選択します。単一 サーバー・システムでは、ここではオプションは 1 つのみです。バージョン 6.1 WS-Notification サービスの 場合、サービスを公開するために使用するエンドポイント・リスナー・アプリケーションも選択します。 このタスクを開始する前に構成したエンドポイント・リスナー・アプリケーションを 選択してください。
  5. オプション: ウィザードのステップ 5: 「永続トピック名前空間の作成」では、 サービス統合バス・トピック・スペースへのアクセスを提供するよう WS-Notification トピック名前空間を構成します。
    • サービス 統合バス・トピック・スペースへの参照時に WS-Notification アプリケーションで 使用するトピック名前空間 URI を入力します。これは WS-Notification サービス内で固有でなければならず、従来は組織に関連する URI です。 例えば、http://www.myorganization.com です。
    • バス内に既存のサービス統合バス・トピック・スペースはないため、「既存のサービス統合バス・トピック・スペースの使用」ラジオ・ボタンおよび関連するドロップダウン・リストは使用不可になっています。 新規のバス・トピック・スペースを作成するには、選択した名前を入力します。
  6. ウィザードのステップ 6: 「要約」を完了します。

    ウィザードで行うアクションのサマリーが予想通りであることを 確認してから、「終了」を クリックします。

    処理が正常に終了すると、WS-Notification サービスのリストが更新されて、新規の WS-Notification サービスが追加されます。 正常に終了しなかった場合は、エラー・メッセージが表示されます。
  7. 変更をマスター構成に保存します。 変更を有効にするためにサーバーを再始動する必要はありません。ただし、ウィザードのステップ 4 で作成されたサービス・ポイントに関連付けられているエンドポイント・リスナーやエンタープライズ・アプリケーションを開始する必要があります。

次のタスク

JAX-WS ベースのバージョン 7.0 WS-Notification サービスの場合は、NotificationBroker.wsdl ファイルで NotificationBroker アプリケーションを探して、WS-Notification アプリケーションの接続先の URL を表示できます。このファイルを表示するには、圧縮ファイルへの WS-Notification アプリケーション用 WSDL ファイルのパブリッシュを参照してください。

JAX-RPC ベースのバージョン 6.1 WS-Notification サービスの場合は、サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [サービス (Services)]「WS-Notification サービス (WS-Notification services)」 ->「service_name -> [追加プロパティー (Additional Properties)]「WS-Notification サービス・ポイント (WS-Notification service points)」 ->「point_name ->「NotificationBroker インバウンド・ポート設定 (NotificationBroker inbound port settings)」に移動して、WS-Notification アプリケーションの接続先の URL を表示できます。

Web サービス・アプリケーションが Web サービス・アプリケーション以外と対話できるようにこの 構成を拡張するには、既存のバス・トピック・スペースへの WS-Notification アプリケーションのアクセスの提供を 参照してください。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tjwsn_task_sysa7
ファイル名:tjwsn_task_sysa7.html