国/地域別情報に応じてユーザーに情報を表示
するアプリケーションを、グローバル化 されていると形容
します。こうしたアプリケーションは、異なる場所のユーザー
と国/地域別に適切な方法で対話するよう構成できます。
グローバル化されたアプリケーションでは、ある地域のユーザーが、エラー・メッセージ、出力、
およびインターフェース・エレメントを自分の要求した言語で見ることができます。通貨と同様に日付と時刻のフォーマットも、特定地域のユーザーに適した形で表示されます。
別の地域のユーザーは、その地域の標準的な言語やフォーマットで出力を見ることができます。グローバリゼーションは、2 つのフェーズからなります。国際化対応 (アプリケーション・コンポーネント
が多文化をサポートできるようにする) と 地域化 (翻訳し、特定の地域の規則を実装する) の 2 つです。 この製品は、
ローカライズ可能テキスト API および国際化対応サービスを使用することで、
グローバリゼーションをサポートしています。
手順
- サーバーのランタイム環境が正しく構成されていることを確認してください。
サポートされているロケールと文字エンコードについて詳しくは、
ロケールと文字エンコードの処理を参照してください。
- ローカライズ可能テキスト API を使用して、アプリケーション内のメッセージ・カタログを実装します。
本製品は、
適切にフォーマットされた、言語特定 (ローカライズ済み) インターフェース・ストリング
を作成するために、中央化されたメッセージ・カタログの保守およびデプロイをサポートします。
ローカライズ可能テキスト API の詳細については、タスクの概説: インターフェース・ストリング (ローカライズ可能テキスト API) の国際化対応を参照してください。
- 国際化対応サービスを使用して、より広範囲のロケール・サポートを実装します。
国際化対応サービスを使用して、
グローバル化された Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーション・コンポーネントをサポートするのに必要な、国際化対応情報 (あるいは国際化対応
コンテキスト ) の配布を管理できます。サポートされたアプリケーション・コンポーネントは、Web サービス・クラ
イアント環境および Web サービス対応エンタープライズ Bean も含みます。
国際化対応サービスの詳細については、タスク概要: アプリケーション・コンポーネントの国際化対応 (国際化対応サービス)を参照してください。