アプリケーションがメッセージの受信または生成に失敗する場合、問題のトラブルシューティングの一部として、その接続先のメッセージング・エンジンを知る必要がある場合があります。
手順
- ご使用のアプリケーションが JMS アプリケーションである場合、メッセージング・エンジンの名前が指定されている場合があるため、その接続ファクトリーを調べてください。
- ご使用のアプリケーションが JMS アプリケーションではない場合、またはその接続ファクトリーがメッセージング・エンジン名を指定していない場合は、以下の方法のいずれかを使用して、アプリケーションが接続されているメッセージング・エンジンを判別します。
- アプリケーション・コードにおいて、アプリケーションが有効な接続オブジェクトを取得した後に、そのオブジェクトの toString() メソッドの呼び出しを追加します。
接続されたメッセージング・エンジン名が、アプリケーションの再実行時に明示されます。
- SIBJms_External トレース・コンポーネントを使用可能に設定し、アプリケーションを再実行します。
生成されたトレースを検査して、接続先のメッセージング・エンジン名が記されていないか探します。
タスクの結果
上記のどちらの方法で戻されるメッセージング・エンジン名も、アプリケーションの再実行に関連するものであることに注意してください。
そのアプリケーションの元の障害のあるインスタンスが、バス内の別のメッセージング・エンジンに接続されていた可能性もあります。