アプレット・クライアント・コードのデプロイ

アプレット・クライアントは HTTP プロトコルおよび RMI-IIOP プロトコルを介して通信を行うことができます。

始める前に

アプレット・クライアントには、以下のようなセットアップ上の要件があります。
  • これらのクライアントは Windows プラットフォームで使用可能です。 プラットフォームのサポートおよび製品の前提条件に関する情報については、『前提条件のページ』を調べてください。
  • クライアント・コードのインストールの前に、ブラウザーのインストールを行います。

このタスクについて

Web サーバーまたは WebSphere® Application Servers に存在し、HTTP プロトコルを介してのみ通信可能な標準的アプレットと異なり、アプレット・クライアントは HTTP プロトコルおよび RMI-IIOP プロトコルを介して通信できます。この追加機能によって、アプレットはエンタープライズ Bean に直接アクセスできるようになります。

アプレット・コンテナーは、Web ブラウザーと Java™ プラグインとを組み合わせたものです。ブラウザーが IBM® 製品の Java プラグインを認識できるように、まず Application Client for WebSphere Application Server をインストールする必要があります。

手順

  1. Application Client for WebSphere Application Server をインストールします。
  2. 必要な Java ランタイム・パラメーターを構成します。
    1. 「スタート」 > 「コントロール パネル」とクリックします。
    2. 「Java 用 IBM 制御パネル」を選択します。
    3. 「拡張」タブで、「Java Runtime パラメーター」フィールドに以下のパラメーター値を入力します。
    -Xmx512M
    -Djava.security.policy=<app_client_root>¥properties¥client.policy
    -Dwas.install.root=<app_client_root>
    -Djava.ext.dirs=<app_client_root>¥java¥jre¥lib¥ext;
    <app_client_root>¥lib;
    <app_client_root>¥plugins;
    <app_client_root>¥lib¥ext;
    <app_client_root>¥installedConnectors¥
    -Djava.class.path=<app_client_root>¥properties
    -Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL=file:<app_client_root>¥properties¥sas.client.props
    -Dcom.ibm.SSL.ConfigURL=file:<app_client_root>¥properties¥ssl.client.props
    注: JDK 1.5 よりも前の Java SE Development Kit (JDK) を使用している場合、これらのパラメーター項目は、WebSphere Application Server Application Client をインストールした Java プラグイン・ユーザーのために、自動的に WebSphere Application Server のコントロール・パネルに組み込まれます。 このクライアントをインストールした人以外のユーザーがアプレットを実行する場合、 そのユーザーはこれらのパラメーター・エントリーを入力する必要があります。

    JDK 1.5 以降の場合は、この自動パラメーター機能は削除されています。

    • コマンド行オプションを使用する場合、「Java Runtime パラメーター」フィールドはコマンド・プロンプトと類似しています。したがって、コマンド・プロンプトで使用できる大部分のオプション (例えば、-cp、classpath、など) は、 このフィールドにも入力できます。
  3. リソースへのセキュア・アクセス用に Secure Sockets Layer (SSL) の使用を構成します。 デフォルトでは、アプレット・クライアントはセキュリティーを使用可能にするように 構成されています。リソースへのアクセス元のサーバーで管理セキュリティーをオンにしている場合、 必要に応じて SSL を使用できます。 アプレット・クライアント・アプリケーションのセキュリティー要件を他のタイプのクライアント・アプリケーションとは異なるものにする決定をした場合は、使用するアプレット用に、クライアント・プロパティー・ファイルの特別なコピーを作成することができます。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tcli_deployapplet
ファイル名:tcli_deployapplet.html