グローバル・セキュリティー構成またはセキュリティー・ドメイン構成への 新規カスタム・プロパティーの追加
カスタム・プロパティーは、データの任意の名前と値のペアで、名前はプロパティー・キー、 値は内部システム構成プロパティーの設定に使用できるストリング値です。新規プロパティーを定義することにより、管理コンソールでは提供されない設定を構成することができます。セキュリティー構成またはセキュリティー・ドメイン構成に新規セキュリティー・カスタム・プロパティーを追加することができます。
このタスクについて
管理コンソールを使用したグローバル・セキュリティー構成への 新規カスタム・プロパティーの追加
- 「セキュリティー」>「グローバル・セキュリティー」>「カスタム・プロパティー」とクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- 「名前」フィールドにプロパティー・キー名を入力します。
各プロパティー・キー名は固有でなければなりません。複数のプロパティーに同じ名前を使用すると、最初のプロパティーに指定された値が使用されます。
was はアプリケーション・サーバーで事前定義されているプロパティー用に予約されているため、 プロパティー名の接頭部として使用しないでください。
- 「値」フィールドにプロパティー値を入力します。
- 「適用」または「保存」をクリックします。
setAdminActiveSecuritySettings wsadmin コマンドで -customProperties フラグを使用して、
新規カスタム・プロパティーをグローバル・セキュリティー構成に追加することもできます。
このコマンドについて詳しくは、AdminTask オブジェクトの SecurityConfigurationCommands コマンド・グループについての項目を参照してください。
以下に例を示します。
wsadmin>AdminTask.setAdminActiveSecuritySettings('[-customProperties
["com.ibm.websphere.security.test=false"]]')
管理コンソールを使用したセキュリティー・ドメイン構成への新規カスタム・プロパティーの追加
- 「セキュリティー」>「セキュリティー・ドメイン (Security domains)」をクリックします。
- 新規カスタム・プロパティーを追加するグローバル・セキュリティー・ドメインを選択します。
- 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- 「名前」フィールドにプロパティー・キー名を入力します。
各プロパティー・キー名は固有でなければなりません。複数のプロパティーに同じ名前を使用すると、最初のプロパティーに指定された値が使用されます。
was はアプリケーション・サーバーで事前定義されているプロパティー用に予約されているため、 プロパティー名の接頭部として使用しないでください。
- 「値」フィールドにプロパティー値を入力します。
- 「適用」または「保存」をクリックします。
setAppActiveSecuritySettings wsadmin コマンドで -customProperties フラグを使用して、
新規カスタム・プロパティーをグローバル・セキュリティー・ドメイン構成に追加することもできます。
このコマンドについて詳しくは、AdminTask オブジェクトの SecurityConfigurationCommands コマンド・グループについての項目を参照してください。
-securityDomainName フラグを使用して、カスタム・プロパティーがあるセキュリティー・ドメイン
を指定します。以下に例を示します。
wsadmin>AdminTask.setAppActiveSecuritySettings('[ -securityDomainName testDomain
-customProperties ["com.ibm.websphere.security.test=false"]]')