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MirrorCell スクリプト
MirrorCell スクリプトを使用すると、 前のバージョンの WebSphere® Application Server を実行しているサーバーの表現を Intelligent Management 環境内で作成できます。
目的
MirrorCell スクリプトにより、 WebSphere Application Server Application Server の前のバージョン (バージョン 5.1 またはバージョン 6 など) の Intelligent Management 管理コンソールに表現を作成します。このスクリプトを実行する前に、マッピング・ファイルを生成する必要があります。
ロケーション
MirrorCell スクリプト は、app_server_root/bin ディレクトリーにあります。使用法
MirrorCell.sh [-props PROPS] [-mode MODE] [-nosec, –nosave]
パラメーター
- PROPS
- プロパティー・ファイルへの絶対パスを指定します。
- MODE
- 値を指定しない場合、または無効な値を指定した場合のデフォルト・モードは ALL です。以下のモードを指定できます。
- ALL: プロセスの全フェーズで実行されます。
- READ: セル構成の XML 定義ファイルへの読み取りのみを行います。
- DIFF: 既知の構成と新規構成を識別して、変更内容または不要な構成を検出します。
- WRITE: XML 定義ファイルから新規構成を作成します。
- PROPSGEN: プロパティー・ファイルのみを生成します。 PROPSGEN モードの便利な適用方法としては、 このモードをセル管理者として実行し、デフォルトの暗号化モードでユーザー名およびパスワードを設定して、 スクリプトの実行時に使用するために非管理者にプロパティー・ファイルを付与する方法があります。このアクションにより、 ファイルを生成した最初の管理者のみが、ユーザー名およびパスワードの値を認識することになります。
オプション
- -nosec
- ユーザー名およびパスワードを暗号化しないようにプロパティー・ファイルに指定しますが、その場合には、スクリプトを実行するたびにこのオプションを指定する必要があります。指定しない場合、 暗号化されたデータを使用するロジックになります。
- -nosave
- スクリプトを試行するだけで、変更内容を保存しないことを指定します。スクリプトが正しく実行されることを確認するため、 スクリプトの初回実行時にこのオプションを使用します。
以下の例では、
新規構成のみを作成し、変更内容は保存されません。
./MirrorCell.sh –mode WRITE -nosave