リソース参照

このページを使用して、アプリケーション・モジュールのリソース参照を、 そのアプリケーション用に構成された実際のリソースにマップする方法を指定します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」 > 「アプリケーション・タイプ」 > 「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」 > 「application_name」 > 「リソース参照」をクリックします。

アプリケーションのインストール時の「リソース参照をリソースに マップ」ステップ中にも、このページが表示されます。

  • アプリケーションが以下のリソース・タイプのいずれかを使用している場合、 マッピング構成を設定、またはリセットすることができます。
    • デフォルトのメッセージング JMS キュー宛先
    • デフォルトのメッセージング JMS トピック宛先
    • データ・ソース
    • 一般 JMS 接続ファクトリー
    • メール・セッション
    • J2C 接続ファクトリー
    • WebSphere® MQ の JMS プロバイダー用 JMS キュー接続ファクトリー
    • WebSphere MQ 用 JMS キュー宛先
    • WebSphere MQ 用 JMS トピック接続ファクトリー
    • WebSphere MQ 用 JMS トピック宛先
    • WebSphere MQ 用統合された JMS 接続ファクトリー
    • URL 構成
  • このページは該当する各リソース・タイプに対応するセクションで構成されています。各セクションの見出しはそのリソースのクラス名です。ご使用のアプリケーションに、適用できるリソース・タイプが 1 つだけしか含まれていない場合は、1 つのセクションだけ表示されます。
  • 各セクションには、1 つのテーブルが含まれます。テーブルの各行は、ご使用のアプリケーションの特定のモジュール内のリソース参照を示しています。
  • 参照のリソース・マッピング・ターゲットの JNDI 名は、アプリケーション・アセンブリー時にそれらを一緒にバインドした場合にのみ この行に表示されます。 これらのバインディングは、この管理コンソール・ページで変更できます。
  • マッピングを設定するには、次のようにします。
    1. 行を選択します。同じマッピングを複数の行に 適用したい場合は、『複数の JNDI 名の設定』セクションの手順を実行します。
    2. 「参照」をクリックして、アプリケーション参照のマッピング・ターゲットとして 使用可能なすべてのリソースがリストされる新しいページを表示します。
    3. いずれかのリソースを選択し、「適用」をクリックします。コンソールには、「リソース参照」ページが再度表示されます。 選択したリソース・マッピングの JNDI 名が、「ターゲット・リソース JNDI 名」フィールド に表示されます。
    4. 必要であれば、ここまでのステップを繰り返します。
    5. 既存のエンタープライズ・アプリケーションのリソース参照を編集している 場合、「OK」をクリックします。これで、ご使用のエンタープライズ・アプリケーションの一般の構成ページに戻ります。 アプリケーションをインストールしていて、「リソース参照を リソースにマップ」ステップを完了した場合、次のステップに 進みます。
  • データ・ソースおよび接続ファクトリーの場合 これらのリソース・タイプのセクションには、セキュリティー設定を変更するための別のステップのセットが含まれています。 表示されたテーブルの最後の列を使用して、アプリケーション・モジュー ルごとの各リソース構成の承認タイプを表示します。 承認タイプがコンテナーの場合のみ、対応する認証メソッドを変更するこ とができます。 コンテナー管理許可は、製品が、エンタープライズ Bean コードではなくリソースへのサインオンを実行することを示します。再構成のプロセスは、各認証メソッドのオプションごとに少しずつ異なります。
    • リソースに認証方式を割り当てたくない場合、次のようにします。
      1. どのリソース構成に認証メソッドを付けないように指定するかを 決定します。
      2. 該当するテーブル行を選択します。
      3. 「リソース認証方式の変更 (Modify Resource Authentication Method)」をクリックし、表示される認証方式オプションから「なし (None)」を選択します。
      4. 適用」をクリックします。
    • リソースに WebSphere Application Server DefaultPrincipalMapping ログイン構成を割り当てる場合:
      1. 別の認証データ別名を指定したい場合は、このオプションを各リソースに個別に適用する必要があります。 デフォルトのマッピング構成について詳しくは、『J2EE コネクター・セキュリティー』のトピックを参照してください。
      2. 該当するテーブル行を選択します。
      3. 「リソース認証方式の変更 (Modify Resource Authentication Method)」をクリックし、表示される認証方式オプションのリストから「デフォルトの方式を使用 (Use default method)」を選択します。
      4. リストから認証データ・エントリー (別名) を選択します。
      5. 適用」をクリックします。
    • リソースにトラステッド・コンテキストを割り当てたい場合、次のようにします。
      1. 少なくとも DB2® バージョン 9.1 for z/OS® が稼働しているデータ・ソースが必要です。また、データ・ソースでトラステッド・コンテキストを有効にしておく必要があります。
      2. 少なくとも DB2 バージョン 9.1 for z/OS が稼働しているデータ・ソース・サーバーが必要です。また、データ・ソースでトラステッド・コンテキストを有効にしておく必要があります。
      3. トラステッド・コンテキストが有効になっている該当テーブル行を選択します。
      4. 「リソース認証方式の変更 (Modify Resource Authentication Method)」をクリックし、表示される認証方式オプションから「トラステッド接続の使用 (Use trusted connections)」を選択します。
      5. リストから、DB2 データ・ソースで定義済みの別名と 一致する認証別名を選択します。適切な別名が定義されていない場合は、新しい別名を定義する必要があります。
      6. 「適用」をクリックします。
      7. カスタム・ログイン構成のプロパティーを編集するには、 テーブル・セルの「マッピング・プロパティー」をクリックします。
    • リソースにカスタム Java™ 認証・承認サービス (JAAS) ログイン構成を割り当てる場合:
      1. カスタム JAAS ログイン構成について詳しくは、『J2EE コネクター・セキュリティー』のトピックを参照してください。
      2. 該当するテーブル行を選択します。
      3. 「リソース認証方式の変更」をクリックし、 表示される認証方式オプションから「カスタム・ログイン構成を使用」を 選択します。
      4. リストからアプリケーション・ログイン構成を選択します。
      5. 適用」をクリックします。
      6. カスタム・ログイン構成のプロパティーを編集するには、 テーブル・セルの「マッピング・プロパティー」をクリックします。
表 1. ボタンの説明. ボタンを使用して、選択したリソースの設定を変更します。
ボタン 結果のアクション
複数の JNDI 名の設定 JNDI 名のリストを表示します。1 回の操作で同じ JNDI 名を複数のリソースに対して設定するために、JNDI 名を選択します。選択した JNDI 名は、表中で選択されているすべての行の「ターゲット・リソース JNDI 名」フィールド に適用されます。
Java EE デフォルト・バインディングの使用 データ・ソース、接続ファクトリー、および作業マネージャーのリソースの場合、リソース JNDI 名にデフォルトの Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) バインディングを設定します。JNDI 名は、表の「ターゲット・リソース JNDI 名」フィールドに適用されます。

リソース・モジュールが、バージョン 9.0 ノードのサーバーにインストール済みである必要があります。

リソース認証メソッドの変更 許可タイプがコンテナーである場合、認証メソッドのオプションが表示されます。別の認証メソッドを選択することによって、セキュリティー設定を変更できます。表示されたテーブルの最後の列には、アプリケーション・モジュールの各リソース構成の許可タイプがリストされます。セキュリティー設定の変更については、データ・ソースおよび接続ファクトリーの場合のセクションに説明があります。
拡張プロパティー (Extended Properties) 拡張データ・ソース・プロパティー」ページが表示されます。このページで、選択したリソースの追加プロパティーを設定できます。これらのプロパティーを使用すると、アプリケーションでデータ・ソースのカスタム・プロパティーを拡張することや、そのデータ・ソースに既存の非コア・プロパティーをオーバーライドすることができます。

選択

編集したい行のチェック・ボックスを選択します。

モジュール

アプリケーションのモジュールの名前。

Bean

モジュールによって含まれるエンタープライズ Bean の名前。

URI

アプリケーション EAR ファイルのルートを基準としたモジュールのロケーションを指定します。

リソース参照

エンタープライズ Bean で使用されるリソース参照の名前。 該当する場合は、アプリケーション・モジュールのデプロイメント記述子で宣言します。

ターゲット・リソース JNDI 名

リソース参照のマッピング・ターゲットである、リソースの Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名。

ログイン構成

この列は、データ・ソースおよび接続ファクトリーのみに適用されます。 リソースを保護するための承認タイプと認証メソッドを参照します。


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