アプリケーション・サーバー間での WS-Notification ワークロードのバランシング

WS-Notification 標準を使用している Web サービス・クライアントのワークロードが、 使用可能なリソース全体にわたってバランスよく配分されるよう、サーバー・トポロジーを構成します。

このタスクについて

WS-Notification は、通知ブローカー・サービスに接続する Web サービス・クライアント が論理的に等価なサーバー間で配分されるようなサーバー・トポロジーを 可能にします。この構成については、WS-Notification トポロジーの Network Deploymentで 説明されています。この構成を実現するには、 Network Deployment 環境内の複数のサーバーにわたる 1 つの WS-Notification サービスをデプロイ し、次に、アプリケーションが接続する中心点として WebSphere Application Server プロキシー・サーバー を構成し、それに対して、どのサーバーがクライアント要求を受け取るべきなのか (つまり、 どこに WS-Notification サービス・ポイントが構成されているか) という情報を 提供します。

接続された分散サーバーの WS-Notification ソリューションを構成するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. タスクWS-Notification アプリケーションのみが使用する WS-Notification サービスの構成を 使用して、別のサーバー上に複数の WS-Notification サービス・ポイントが ある完全に構成された WS-Notification サービスを作成します。
  2. WS-Notification サービスを 定義するセル内にプロキシー・サーバーを作成します。 プロキシーを作成したら、これを仮想ホスト設定の構成を含むクラスターへのルート要求に対して構成する必要があります。
  3. サービスの WSDL を要求しているアプリケーションがサービスへの外部入り口点としてプロキシー・サーバーを使用するように、各エンドポイントのURL ルートがプロキシー・サーバーの詳細を正確に反映していることを確認します。
    この方法については、以下のトピックのいずれかを参照してください。

タスクの結果

通知ブローカー・サービスに対する要求は、 使用可能なサーバー間で自動的に共有されます。例えば、サブスクリプションの作成などによって 特定のサーバーとのアフィニティーが設定されると、アプリケーション・クライアントに 指定された WS-Addressing エンドポイント参照に情報が保管されます。 その結果、そのサブスクリプションに関連する後続の要求は、自動的に同じサーバーに 戻されます。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tjwsn_task_sysa3
ファイル名:tjwsn_task_sysa3.html