プロパティー・ファイルの構文
プロパティー・ファイルをベースとする構成ツールを使用する場合、プロパティー・ファイルが、サポートされる構文を使用していなければなりません。
- プロパティーのデフォルト値は、propertyName=propertyValue #default
(defaultValue) というフォーマットで示されます。例えば、次のようになります。
enable=true #default(false)
- オブジェクトの作成に必要なプロパティーは、
propertyName=propertyValue #required というフォーマットで必須としてマーク付けされます。
例えば、次のようになります。
jndiName=myJndi #required
- 変更できないプロパティーは、
propertyName=propertyValue #readonly というフォーマットで読み取り専用としてマーク付けされます。
例えば、次のようになります。
providerType=stdProviderType #readonly
- プロパティーに有効な値は、propertyName=propertyValue #type(range)
というフォーマットで示されます。
range は、区切り文字として縦棒 (|) を使用した値のリストです。例えば、次のようになります。
state=START #ENUM(START|STOP)
- 1 つのプロパティーで、文字 # の後に、readonly、type、required、
および default の中から複数のタグを指定することができます。
タグはコンマ (,) で区切ります。例えば、次のようにします。
enable=true #boolean,required,default(false)
- string、int (integer)、
または short など、基本タイプのプロパティーには、name=value #type というフォーマットを使用します。
例えば、次のようにします。
port=9090 #int
タイプを指定しないと、この製品では string タイプが使用されます。
- プロパティーのリストまたは配列タイプには、name={val1, val2, val3} #type というフォーマットを使用します。 ここで、type はリストまたは配列内の各オブジェクトのタイプです。
- ConfigId または ObjectName は、有効範囲のフォーマットで表します。有効範囲のフォーマットは Cell=cellName:Node=nodeName... です。
ConfigId のフォーマットも使用できますが、有効範囲のフォーマットは、 xmi id の値を含まないため、移植性が高まります。
- プロパティー値 null は、applyConfigProperties コマンド処理で無視されます。


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rxml_prop_file_syntax
ファイル名:rxml_prop_file_syntax.html