ジョブ・マネージャーを使用したターゲットからのファイルの除去

ファイルの除去」ジョブをサブミットして、管理対象ターゲットからファイルを除去できます。このジョブは、以前にジョブ・マネージャーの管理対象ターゲットに配布されたファイルを除去できます。

始める前に

ジョブ・マネージャーおよび管理対象ターゲットを開始します。 ターゲットがスタンドアロンのアプリケーション・サーバーの場合は、管理エージェントも開始します。

除去するファイルは、管理対象ターゲットに 存在している必要があります。

このタスクについて

ジョブ・マネージャーまたはデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、ファイルを除去するジョブをサブミットすることができます。 コンソールから「ファイルの除去」ジョブを選択し、除去するファイルを指定し、ジョブ・オプションを指定し、サマリーを確認して、ジョブをサブミットします。 ジョブを実行すると、ジョブ・マネージャーは、管理エージェントまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイルの downloadedContent ディレクトリーからファイルを削除します。

コンソールを使用する代わりに、AdministrativeJobs コマンド・グループ内の removeFile ジョブ・スクリプトを実行することもできます。管理ジョブのタイプに関するトピックを参照してください。

トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): ファイルの削除ジョブでは、QShell のみからアクセス可能なファイルを削除できます。gotcha
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): ファイルの削除ジョブでは、z/OS UNIX シェルのみからアクセス可能なファイルを削除できます。gotcha

手順

  1. 管理コンソールのナビゲーション・ツリーから、「ジョブ」 > 「サブミット」の順でクリックします。
  2. 選択したターゲットからファイルを除去するジョブを選択します。
    1. リストから「ファイルの除去」ジョブ・タイプを選択します。
    2. オプションでジョブの説明を指定します
    3. 「次へ」をクリックします。
  3. ジョブ・ターゲットを選択します。
    1. リストからターゲットのグループを選択するか、または「ターゲット名」を選択します。
    2. ターゲット名」を選択した後は、ターゲット名を指定して「追加」をクリックするか、「検索」をクリックして、「ターゲットの検索」ページで選択したターゲットを指定します。

      ターゲットは、ホストにすることができます。ただし、ターゲットがホストである場合は、ワイルドカード文字はファイルの削除ジョブではサポートされません。

    3. ユーザー認証が必要な場合は、ユーザー名、パスワード、またはその他必要な認証値を指定します。
    4. 「次へ」をクリックします。
  4. ジョブのパラメーターを指定します。
    1. ロケーション」に、アプリケーション・ファイルの配布時に指定された「宛先」の値を指定します。

      例えば、ジョブ・マネージャーを使用したファイルの配布のトピックで、DynaCacheEsi.ear というファイルを配布する方法について説明しています。このファイルを除去するには、DynaCacheEsi.ear ファイルを識別する宛先の値を指定します。

      dynacache_esi_sample
    2. デフォルトの配布プロバイダー以外の配布プロバイダーを使用する場合は、「配布プロバイダー」にその配布プロバイダーの名前を指定します。

      DynaCacheEsi.ear の例では、値を指定せず、デフォルトの配布プロバイダーを使用します。

    3. 「次へ」をクリックします。
  5. ジョブをスケジュールします。
  6. サマリーを確認して「終了」をクリックし、ジョブをサブミットします。

タスクの結果

ジョブ・マネージャーがジョブを実行し、管理エージェントまたはデプロイメント・マネージャー・プロファイルの downloadedContent ディレクトリーからファイルを除去します。

DynaCacheEsi.ear の例では、dynacache_esi_sample という名前のファイルが、downloadedContent ディレクトリーから削除されます。

次のタスク

「ジョブ状況」ページでファイルの除去ジョブの ID をクリックし、ジョブ状況を表示します。ジョブが正常に完了していない場合は、ジョブの実行の結果発生したエラー・メッセージを確認して、エラー条件を修正し、ジョブを再度サブミットします。

ジョブ・マネージャー・プロファイルの /config/temp/JobManager ディレクトリーから、ファイルを削除することができます。このディレクトリーにファイルが配置されているのは、ファイルの配布ジョブを実行できるようにするためです。


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