メッセージの選択とフィルター処理

コンシューマーが宛先に接続したときに、 メッセージの選択とフィルター処理が発生する可能性があります。

宛先に接続する際に、コンシューマーは「セレクター」を提供することができます。 これは、コンシューマーが受け入れる用意があるメッセージを示すフィルター式です。 フィルター式は、メッセージ・ヘッダーまたはメッセージ本文内の指定されたフィールドを参照する述部です。 この式の特定のインスタンスは、パブリッシュ/サブスクライブのフィールド内で発生します。 ここで、サブスクライブするアプリケーションは通常、1 つ以上のトピックに対するインタレストを示し、 セレクターは送信されたメッセージ・ヘッダー内のトピック・フィールドのフィルターとなります。 JMS 1.1 では、セレクター式による参照は、JMS ヘッダー内のフィールドと、JMS メッセージの JMS プロパティーに制限されます。 メッセージ本文へのアクセスはありません。

デフォルトのメッセージング・プロバイダーを使用する場合、 コンシューマーによるメッセージ選択を可能にするためにプロデューサーがメッセージの ヘッダーに入れる ID がトピックになります。トピックは、単一のルートを備えたツリーのような階層構造を持つトピック名前空間にグループ化されます。 これにより、サブスクライバー (コンシューマー) は、 トピック名前空間全体、またはその名前空間のサブツリーで 一致するワイルドカード・セレクターに接続できるようになります。


トピックのタイプを示すアイコン 概念トピック



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