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Intelligent Management: ノード・エージェントのカスタム・プロパティー

カスタム・プロパティーを使用して、 ノード・エージェント構成を変更し、ノード・エージェントのタイムアウト値を構成できます。

ServerStartupTimeoutMillis

ServerStartupTimeoutMillis カスタム・プロパティーは、 ミドルウェア・サーバーの始動中に、ノード・エージェントがタイムアウトになり、 サーバーの始動を停止するまでのノード・エージェントの待機時間を指定します。 タイムアウト値になる前にミドルウェア・サーバーが始動した場合、エージェントは待機を終了し、 始動処理を続行します。

表 1. ServerStartupTimeoutMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
説明
有効範囲 セル、ノード、またはサーバーのレベル
デフォルト 75000 (75 秒)
単位 ミリ秒

ServerShutdownTimeoutMillis

ServerShutdownTimeoutMillis カスタム・プロパティーは、 サーバーが正常に停止したかどうかを判別するためにノード・エージェントによって使用される時間を指定します。

表 2. ServerShutdownTimeoutMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
説明
有効範囲 セル、ノード、またはサーバーのレベル
デフォルト 75000 (75 秒)
単位 ミリ秒

MiddlewareAgentProcessScanIntervalMillis

MiddlewareAgentProcessScanIntervalMillis カスタム・プロパティーは、 実行中のすべてのミドルウェア・サーバーのモニターを再度確立するために、 ノード・エージェントが構成済みサーバーをスキャンする時間間隔を指定します。値をゼロに設定した場合、 スキャンの繰り返しは無効になります。

表 3. MiddlewareAgentProcessScanIntervalMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
説明
有効範囲 セル、ノード、またはサーバーのレベル
デフォルト 60000 (60 秒、つまり 1 分)
単位 ミリ秒

ServerInitializedTimeoutMillis

ServerInitializedTimeoutMillis カスタム・プロパティー は、サーバー開始操作を実行し、ミドルウェア・サーバー・プロセスにバインドした後に、ミドルウェア・サーバーが 開始しているかどうかをノード・エージェントが 判定するのにかかる時間を示します。サーバーが稼働しているかどうかを ノード・エージェントが判定できない場合、デフォルトでは、ミドルウェア・サーバーは稼働していないと 想定されます。

表 4. ServerInitializedTimeoutMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
説明
有効範囲 セル、ノード、またはサーバーのレベル
デフォルト 30000 (30 秒)
単位 ミリ秒

MiddlewareServerStartWaitTime

MiddlewareServerStartWaitTime カスタム・プロパティーを使用して、 ミドルウェア・サーバーの初期化時間を構成します。ミドルウェア・サーバーは、始動後、 さらに初期化に時間を要します。ミドルウェア・サーバーが始動したことを伝えるノード・エージェント の報告が速すぎると、ミドルウェア・サーバーに送信される HTTP 要求が失敗する可能性があります。このカスタム・プロパティーを使用すると、 サーバーが始動済みであるというノード・エージェントの報告を一定期間遅らせることができます。

表 5. MiddlewareServerStartWaitTime カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
説明
有効範囲 セル、ノード、またはサーバーのレベル
デフォルト 75000 (75 秒)
単位 ミリ秒

WASCEAppStatusRetryCount

WASCEAppStatusRetryCount カスタム・プロパティー を使用して、WebSphere® Application Server Community Edition サーバー上でアプリケーションが開始したかどうかを判定 するために WASCE コマンドを実行するときの再試行回数を構成することができます。

表 6. WASCEAppStatusRetryCount カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
説明
有効範囲 セル、ノード、またはサーバーのレベル
デフォルト 3
単位 再試行

WASCEAppStatusRetryDelayTime

WASCEAppStatusRetryDelayTime カスタム・プロパティー を使用して、WebSphere Application Server Community Edition サーバー上でアプリケーションが開始したかどうかを判定 するために WASCE コマンドを実行するときの再試行間の遅延時間を構成することができます。

表 7. WASCEAppStatusRetryDelayTime カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
説明
有効範囲 セル、ノード、またはサーバーのレベル
デフォルト 10000 (10 秒)
単位 ミリ秒

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