ActiveX クライアント・プログラミング: エラー・コードの処理

Java™ コードでスローされた例外は、すべてカプセル化され、 ISupportErrorInfo インターフェースおよび IDispatch::Invoke() の EXCEPINFO 構造体を介して、COM エラーとして再度スローされます。 Java 例外に関連付けられたエラー番号がないため、Java 例外がスローされるときは、 必ずスタック・トレース全体がエラー説明テキストに保管され、割り当てられるエラー番号は 0x6003 です。

Visual Basic または VBScript では、Err.Number フィールドと Err.Description フィールドを使用して、実際の Java エラーを判別する必要があります。Java 以外のエラーは、予想されるように、IDispatch インターフェースを介してスローされます。例えば、メソッドが見つからない場合は、エラー 438 "Object doesn't support this property or method" がスローされます。

表 1. エラー番号と説明. VBScript でのエラー番号と説明
エラー番号 説明
0x6001 Java Native Interface (JNI) エラー
0x6002 初期化エラー
0x6003 Java 例外。 エラーの説明は、Java スタック・トレースです。
0x6FFF 一般内部障害

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