IBM MQ リンクのパブリッシュ/サブスクライブ・ブローカー・プロファイルの削除

ここでは、WebSphere® Application ServerIBM MQ ネットワークの間のパブリッシュ/サブスクライブ・ブリッジを形成する IBM MQ リンク上のブローカー・プロファイルとすべてのトピック・マッピングを削除する方法について説明します。

始める前に

作業を開始する前に、バス名、メッセージング・エンジン名、削除するブローカー・プロファイルに対応する IBM MQ リンクを知っておく必要があります。 また、 IBM MQ 管理者に、IBM MQ ネットワーク内のメッセージ・ブローカーへの接続を削除する予定があることを知らせる必要があります。

関連する IBM MQ リンクも削除する予定であれば、このタスクを実行する必要はありません。 代わりに、バスからの外部バス接続の除去を参照してください。

このタスクについて

ブローカー・プロファイルの削除には、次の 3 段階の操作があります。 これらの操作により、削除後に、アプリケーション・サーバーと IBM MQ ネットワークおよびそのメッセージ・ブローカーの両方が同期されるようにします。
  • ブローカー・プロファイルでトピック・マッピングをアンサブスクライブすることによって、 サブスクリプションを除去します。
  • ランタイム・ビューが空になったら、ブローカー・プロファイルを削除します。
  • 構成の動的更新を使用可能にしている場合は、変更が即時に有効になります。 そうでない場合は、アプリケーション・サーバーを再始動してください。
注: サブスクリプションを除去するが、ブローカー・プロファイルを削除しない場合、サーバーの再始動時にサブスクリプションが再作成されます (サブスクリプションが IBM MQ リンクの静的構成情報にまだ存在するためです)。 これらのサブスクリプションは元のサブスクリプションとは関係がないため、 ブリッジのターゲット側のサブスクライバーに対して、パブリケーション・フローのいくつかのメッセージが欠落する場合があります。例えば、アンサブスクライブが実行されてからアプリケーション・サーバーが再始動するまでの間に、アンサブスクライブされたトピックにパブリッシュされたメッセージは、IBM MQ リンクのターゲット側にリパブリッシュされません。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. ナビゲーション・ペインで、「サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [トポロジー (Topology)]「メッセージング・エンジン (Messaging engines)」 ->「engine_name -> [追加プロパティー]「IBM MQ リンク」 ->「link_name -> [追加プロパティー]「パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカー・プロファイル」 ->「profile_name」をクリックします。
  3. サブスクリプションを除去します。
    1. 「ランタイム」タブをクリックします。
    2. 「サブスクリプション」をクリックします。
    3. 「アンサブスクライブ」をクリックして、リストに表示されたすべてのサブスクリプションを除去します。 アンサブスクライブ・コマンドが IBM MQ ネットワーク内のメッセージ・ブローカーに送信されると、 トピック・マッピングが削除されたときにアンサブスクライブが確認されるまで、 関連するトピック・マッピングは未確定状態になります。アンサブスクライブが確認されてから、 トピック・マッピングがランタイム・ビューに表示されなくなります。すべてのサブスクリプションが除去されたことを確認するために、 ランタイム・ビューの更新が必要となる場合があります。
  4. ブローカー・プロファイルを削除します。
    1. 「パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカー・プロファイル (Publish/subscribe broker profiles)」ページに戻ります。
    2. 削除するブローカー・プロファイルの隣にあるチェック・ボックスを選択します。
    3. 削除」をクリックします。
  5. 変更をマスター構成に保存します。
  6. オプション: 構成の動的更新を使用可能にしている場合は、変更が即時に有効になります。 それ以外の場合は、アプリケーション・サーバーを再始動してください。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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