[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][z/OS]

作業クラスのタイプ

システム・アプリケーションのインストール時に作成されたデフォルトの作業クラスを使用するか、独自の作業クラスを定義できます。システム・アプリケーションのデフォルトの作業クラスおよびディレクトリーは、プロファイル拡大中に作成され、高可用性デプロイメント・マネージャーをサポートします。デフォルトおよび新規のアプリケーション作業クラスは、アプリケーション・エディション単位で定義されます。

デフォルト・アプリケーションの作業クラス

各デフォルトの作業クラスには、 メンバーシップがあります。これは、当該アプリケーションの当該プロトコル・タイプのすべての作業のワイルドカード式と同等です。この作業クラスは最後まで、優先する新規ユーザー定義作業クラスと一致します。デフォルトの作業クラスでは、 自らのメンバーシップを手動で変更することも削除することもできません。これらは、 いずれのユーザー定義作業クラスにも分類されないアプリケーションに対して送信された作業を、サービス・ポリシー定義に送信する方法を定義することを目的としています。メンバーシップは削除できませんが、分類規則はデフォルトの作業クラスで定義できます。これは、 環境が作業クラスのメンバーシップに基づき分類する必要がないが、グループ ID やホスト名などの高度な基準により分類する必要がある場合に特に有用です。

アプリケーションのデフォルトの作業クラス上のデフォルトの matchAction は、デフォルトのサービス・ポリシーのデフォルトのトランザクション・クラスに分類するためのものです。これを変更して、 代替のトランザクション・クラス/サービス・ポリシーのペアを選択できます。

[z/OS]作業クラスの ルーティング・ポリシーおよびサービス・ポリシーは、z/OS® プラットフォームに対してデプロイされたアプリケーションの IIOP または JMS に対してサポートされていません。WebSphere® Application Server z/OS は、IIOP および JMS サービスの種別を提供します。

新規アプリケーションの作業クラス

アプリケーションの各エディションには、 サービス・ポリシーに分類される方法に関する独自の定義があります。オンデマンド・ルーター (ODR) がどのアプリケーション・エディションをルーティングするかを判別したら、サービス・ポリシーの作業クラス定義が検証され、作業の分類方法が決定されます。アプリケーションの新規エディションがインストールされたら、複製するアプリケーションのエディションを選択することも、また、まったく何も選択しないことも可能です。 エディションを選択した場合、そのすべての作業クラスはデフォルトから複製され、新規のアプリケーション・エディション名に適切に名前変更されます。エディションを選択しない場合、デフォルトのみが作成されます。

構成の配置場所

アプリケーション用作業クラスの構成の配置場所は次のとおりです。
<context>
		<context-name>applications</context-name>
		<child-context-names>
			<child-context-name>deployments</child-context-name>
			<child-context-name>workclasses</child-context-name>
				</child-context-names>
</context>
	<context>
	<context-name>deployments</context-name>
				<child-context-names>
			<child-context-name>workclasses</child-context-name>
				</child-context-names>
	</context>
	<context>
		<context-name>workclasses</context-name>
		<root-document-type>WorkClass</root-document-type>
				<child-document-names>
			<child-document-name>WorkClass</child-document-name>
				</child-document-names>
	</context>

デフォルト・システム・アプリケーションの作業クラス

システム・アプリケーションのデフォルトの作業クラスおよびディレクトリー (adminconsole.ear など) は、プロファイル拡大中に作成され、高可用性デプロイメント・マネージャーをサポートします。セル・コンテキスト下の xd ディレクトリーは、systemApps 構造を模倣し、 デフォルトの作業クラスを含みます。デフォルトの作業クラスは、次のコンテキストの下に作成されます。
cells/<cellName>/xd/systemApps/<earName>/workclasses/<workclass>/

cells/<cellName>/xd/systemApps/<earName>/xddeployments/<appName>/workclasses/<workclass>/
Intelligent Management は、 すべての更新に対するノード・コンテキスト下の「systemapps.xml」ファイルに対する変更を listen します。
cells/<cellName>/nodes/<nodeName>/systemapps.xml

ミドルウェア・アプリケーション作業クラスのロケーション

ミドルウェア・ アプリケーションの作業クラスの場所は次のとおりです。
<context>
        <context-name>middlewareapps</context-name>
        		<child-context-names>
                <child-context-name>middlewareappeditions</child-context-name>
                <child-context-name>workclasses</child-context-name>
                <child-context-name>preferences</child-context-name>
            		</child-context-names>
        </context>
        <context>
            <context-name>middlewareappeditions</context-name>
            		<child-context-names>
                  <child-context-name>workclasses</child-context-name>
            		</child-context-names>
        </context>
Intelligent Management は、 すべての更新に対するノード・コンテキスト下の「systemapps.xml」ファイルに対する変更を listen します。
cells/<cellName>/nodes/<nodeName>/systemapps.xml

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