JBoss サーバーのミドルウェア・サーバー表現を作成した後、
いくつかの構成設定を更新して、それらの設定が特に JBoss インストール済み環境用に定義されるようにする
必要があります。
始める前に
JBoss サーバーが稼働しているノードを統合し、
サーバーの表現を作成します。
このタスクについて
デフォルトのディレクトリー以外のロケーションに JBoss をインストールした場合は、インストール・ディレクトリーが正しくなるように WebSphere® 変数を更新します。サーバー上で
サーバー操作を実行するには、JBoss ミドルウェア・サーバー表現に
対してサーバー操作を構成する必要があります。
注: JBoss サーバーを使用するための Intelligent Management サポートは安定化しています。
管理コンソールまたは wsadmin スクリプトを使用して、これらのサーバーを管理することができます。
手順
- WebSphere 変数を更新して、
JBoss サーバーが稼働しているノード上の設定と一致するようにします。
- 変数を編集するには、『wsadmin スクリプトによる変数の変更』トピック
に記述されている手順に従ってください。
- 管理コンソールで、「環境」>「WebSphere 変数」をクリックして、変数を編集します。
JBoss インストールのホーム・ディレクトリーを指定する JBOSS_DIST 変数を編集します。通常、
デフォルトのインストール・ロケーションには JBoss バージョンが含まれているため、
デフォルトの値を更新する必要があります。デフォルト値は、セル有効範囲レベルで設定されます。
C:¥Program Files¥jboss
/usr/local/jboss
サーバー表現に使用中の構成セットを指定し、デフォルトをサーバー自体の名前に設定する JBOSS_PROFILE 変数を編集します。デフォルト値はサーバー有効範囲レベルで設定されます: ${WAS_SERVER_NAME}。ノードによってこれらの設定が異なるような構成の場合、
特定のノード用に変数を作成してください。
新規変数を作成し、JBOSS_HOST という名前を付けます。
値を JBoss サーバーが実行されるホストに設定します。有効範囲を JBoss サーバーに設定します。
- ユーザー名とパスワードが含まれるように、JBoss サーバーに対するサーバー操作を更新します。
- オプション: サーバーの HTTP および HTTPS ポートを更新します。 デフォルトのポートは 8080 です。デフォルト以外の値を
使用するには、ポートを変更する必要があります。
- ポートを変更するには、ミドルウェア・サーバー管理の管理用タスクで modifyForeignServerProperty コマンド
を使用します。
- 管理コンソールで、をクリックします。
「HTTP コネクター」または「HTTPS コネクター」を編集します。「OK」をクリックして、変更を保存し、同期化します。
次のタスク
- その他の JBoss サーバーの構成時にこの構成を使用するには、現在の JBoss サーバーのサーバー・テンプレートを作成します。
- JBoss サーバーのログ・ファイルを、このサーバーをホストしているマシン上で表示します。管理コンソールで JBoss サーバーのログ・ファイルを表示するには、外部ログ表示サービスを使用します。
このサービスはデフォルトで使用可能になっています。
次のディレクトリーはデフォルトで構成されています。
- ${JBOSS_DIST}/server/${JBOSS_PROFILE}/logs
- ${AGENT.HOME}/logs/${WAS_SERVER_NAME}
- JBoss サーバーの構成ファイルを、このサーバーをホストしているマシン上で編集します。
- すべての JBoss サーバーの表現を作成した後、
その表現を動的クラスターに追加できます。