サポートされている仕様へのエンタープライズ Bean コードのマイグレーション

この製品は、Enterprise JavaBeans (EJB) 3.1 仕様をサポートします。

始める前に

EJB 3.x Bean の使用に関連したマイグレーション上の問題はありません。 既存のアプリケーションは、以前と同じように実行され、エラーなしでコンパイルすることができます。
注: EJB 3.0 および EJB 3.1 の仕様では、EJB 1.1 スタイルのエンティティー Bean の使用は推奨されていません。製品での EJB 2.x 以前のモジュールの使用はまだ非推奨にはなっていませんが、Java™ Persistence API (JPA) または JDBC へのマイグレーションを開始することをお勧めします。

このタスクについて

アプリケーション・デプロイメントについて、必要に応じて、 以下のステップに従ってください。

手順

  1. 仕様に変更があった場合はエンタープライズ Bean コードを変更します。

    バージョン 1.1 Bean を バージョン 2.x Bean にマイグレーションして、製品に再デプロイする必要があります。詳しくは、「バージョン 1.1 からバージョン 2.1 へのエンタープライズ Bean コードのマイグレーション」を参照してください。

    注: EJB バージョン 2.0 仕様では、EJB コンテナーによる findByMethod 照会の実行前に、現行トランザクションに含まれているすべてのエンタープライズ Bean の状態をパーシスタント・ストアと同期するように指示します。この同期の目的は、現行データに対して照会が実行されるようにするためです。バージョン 1.1 Bean が EJB 2.x 準拠のモジュールに再アセンブルされると、EJB コンテナーはバージョン 1.1 Bean の状態だけでなく、バージョン 2.x Bean の状態も同期します。結果的に、 バージョン 1.1 Bean のアプリケーション・コードが変更されていなくても、 アプリケーションの動作に何らかの変更が生じる場合があります。
  2. [AIX Solaris HP-UX Linux Windows]WebSphere® Application Server 64 ビットの互換性を確認してください。 これは、 pure Java アプリケーションでは問題になりません。ただし、アプリケーション・コードが Java Native Interface (JNI) コードを使用する場合は、以下の考慮事項を知っておいてください。つまり、JNI により、仮想マシンで実行している Java コードは、C、C++、アセンブリーなどの別の言語で作成されたアプリケーションおよびライブラリーと連動できるということです。 コンパイルの後、JNI 呼び出しが異なる場合があります。それは、JNI 仕 様がバージョンにより、異なるためです。
  3. すべてのモジュールを再アセンブルおよび 再デプロイして、マイグレーション済みコードを取り込みます。

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ファイル名:tejb_migr.html