WebSphere Application Server Network Deployment セルにおける Web Services Distributed Management

Web Services Distributed Management (WSDM) を使用して、WebSphere® Application Server Network Deployment セル内のアプリケーション・サーバー・インスタンスを管理できます。 セル内の WSDM に対する管理サポートおよび可視性は、 アプリケーション・サーバーにデプロイされた各 WSDM アプリケーションとの相互作用を通して取得されます。

重要: WSDM はシステム・アプリケーションで、製品がインストールされる際にデフォルトで使用不可になります。最初に WSDM を使用可能にしてから、 それを使用して製品リソースを管理する必要があります。WSDM を使用可能にするには、スクリプトを使用します。

マルチノード WebSphere Application Server Network Deployment (ND) 環境では、管理コードは、中央アクセス・ポイントを備えた Java™ 仮想マシンの分散ネットワークにわたり、ネットワークまたはセル全体のデプロイメント・マネージャー・プロセスとして実行されます。1 つのセル内で、複数の異なるアプリケーション・サーバーの Java 仮想マシンを管理する可能性があります。 デプロイメント・マネージャーにインストール済みの WSDM アプリケーションを通じて、 セル内のアプリケーション・サーバーの Java 仮想マシンを管理できます。WSDM アプリケーションは、管理対象アプリケーション・サーバーに対する 管理クライアントとして動作します。図 1 は、こうした環境を示しています。ここでは、オートノミック・コンピューティング・マネージャーが、 WSDM の単一のアプリケーション・サーバー実装と相互作用して、 そのアプリケーション・サーバーの管理容易性を公開しています。アプリケーション・サーバー・インスタンス を中央管理対象セルに追加するための addNode ユーティリティー・プログラムを実行することにより、個々のアプリケーション・サーバー・インスタンスからフェデレーテッド・デプロイメント・マネージャー・セルを構築できます。 ノードがセルに追加された後でも、マネージャーは、 デプロイメント・マネージャーにインストール済みの WSDM アプリケーションを通じて、 セル内の各アプリケーション・サーバーを管理することができます。

図 1. WebSphere Application Server Network Deployment セルにおける WSDM アプリケーション

Network Deployment セルにおける WSDM アプリケーション


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ファイル名:rwbs_wsdm2.html