アプリケーション応答測定
要求メトリック情報は、ログ・ファイルに保存して後で検索や分析が実行されるか、アプリケーション応答測定 (ARM) エージェントに送るか、またはその両方が行われます。要求メトリックは ARM API を通じて主な各 WebSphere® Application Server コンポーネントの応答時間を提供します。
ARM は、オープン・グループ規格です。要求メトリックは、ARM エージェントを接続して応答時間測定を収集するのに役立ちます。
WebSphere Application Server には ARM エージェントは同梱されていません。しかし、ARM 4.0 および ARM 2.0 規格に準拠したエージェントの使用をサポートしています。
ご自身の ARM 実装プロバイダーを選択し、ARM 実装ライブラリーを取得することができます。 ARM プロバイダーの指示に従って、ARM プロバイダーにある ARM API Java™ アーカイブ (JAR) ファイルが、WebSphere Application Server で必要なクラスをロードできるように、クラスパス上にあることを確認してください。 Tivoli® Monitoring Transaction Performance V5.3 の場合、armjni.jar および core_util.jar ファイルを、Tivoli Monitoring Transaction Performance のインストール・ルート・ディレクトリー <tmtp_install_root>/lib から、WebSphere Application Server のインストール・ルート・ディレクトリー app_server_root/lib にコピーします。 元になる ARM 実装が ARM 4.0 の場合、ARM トランザクション・ファクトリー・クラス名を指定する必要があります。 指定しない場合は、この仕様は必要ありません。
ARM 仕様について詳しくは、『パフォーマンス: 学習用リソース』を参照してください。