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Intelligent Management と IBM Enterprise Workload Manager

Intelligent Management が IBM® Enterprise Workload Manager™ など、 ほかのオートノミック・マネージャーと協力するようにできます。

オンデマンド・ルーター (ODR) が要求メトリックを報告できるようにすると、Enterprise Workload Manager のようなオートノミック・マネージャーを有効にした アプリケーション応答測定 (ARM) は、Intelligent Management での要求の処理方法に影響を与えます。Enterprise Workload Manager は、Intelligent Management ドメインの外部に ナレッジとコントロールを有しています。Enterprise Workload Manager は、Enterprise Workload Manager 構成に定義されているサービス・クラス・ポリシーと トランザクション・クラス・ポリシーが合致しているかどうかを要求メトリックを使用して判定します。要件を満たすように変更を加える必要がある場合、Enterprise Workload Manager は、Intelligent Management の外部にあるナレッジとコントロールを使用して、Enterprise Workload Manager のより広い応答時間目標を満たすように、Intelligent Management を支援します。

ODR 内の ARM 計測機能のサポートにより、 応答時間メトリックの報告をトランザクション単位にできます。 ARM は、 要求および応答トランザクションがアプリケーションのさまざまな層を移動する状態で、 それらを正確に測定する業界標準です。 ARM と要求メトリックについて詳しくは、 WebSphere® Application Server Network Deployment インフォメーション・センターを参照してください。

要求を Intelligent Management に送信するすべての層は、Enterprise Workload Manager と Intelligent Management 間の対話を容易にする ために ARM が使用可能である必要があります。Intelligent Management から要求を受信するすべての層は、 ARM を使用可能にする必要はありませんが、これらの層の ARM を有効にする ことを推奨します。例えば、IBM DB2® など、Intelligent Management と協力して動作する ソフトウェアでは、すべてのアプリケーション・サーバー上の ARM を 使用可能にしてください。Enterprise Workload Manager は、ARM を使用可能にしていない層に対して リソース・レベルの測定を行うことができます。 ODR に要求を転送するすべての Web サーバーでは ARM の報告を有効にすることができます。

IBM Enterprise Workload Manager についての詳細は、IBM Enterprise Workload Manager インフォメーション・センターを 参照してください。


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