バッチ・データ・ストリームのフレームワークおよびパターン
バッチ 環境には、テキスト、バイト、データベース、およびデータ・セットなどのストリームを処理するための事前作成コードが含まれたバッチ・データ・ストリーム (BDS) フレームワークが用意されています。 ユーザーは、ストリームを処理するためのビジネス・ロジックが追加されるインターフェースを実装できます。 事前作成コードでは、チェックポイントのオープン、クローズ、および外部化と内部化などのアクションを管理します。
BDS フレームワークのパターン
BDS フレームワークのパターンは、ユーザーがビジネス・ロジックを挿入するために実装する特定のタイプのデータ・ストリームに対する単純な Java™ TM インターフェースです。 BDS フレームワークには、各パターンごとに、ストリーム管理に関連する日常的なタスクの大部分を実行するいくつかのサポート・クラスがあります。 バッチ 環境に用意されているパターンを以下の表に示します。
パターン名 | 説明 | サポートされるクラス |
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JDBC 接続を使用してデータベースからデータを取得するために使用されます。 |
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JDBC 接続を使用してデータベースにデータを書き込むために使用されます。 |
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ストアード・プロシージャーを使用して JDBC 接続からのデータを処理するビジネス・ロジックを実装するために使用されます。 |
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ストアード・プロシージャーを使用して JDBC 接続にデータを出力するビジネス・ロジックを実装するために使用されます。 |
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ファイルからバイト・データを読み取るために使用されます。 |
FileByteReader |
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ファイルにバイト・データを書き込むために使用されます。 |
FileByteWriter |
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テキスト・ファイルを読み取るために使用されます。 |
TextFileReader |
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テキスト・ファイルに書き込むために使用されます。 |
TextFileWriter |
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![]() |
![]() z/OS データ・セットを読み取るために使用されます。 |
![]()
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![]() |
![]() z/OS データ・セットに書き込むために使用されます。 |
![]()
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構成されている JPA プロバイダーを使用してデータベースからデータを取得するために使用されます。 |
JPAReader |
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Java Persistence API (JPA) 接続を使用してデータベースにデータを書き込むために使用されます。 |
JPAWriter |
BDS フレームワークのステップ
BDS フレームワークのステップでは、ステップ管理に関連する記帳タスクを実行し、ユーザーが実装するクラスにビジネス・ロジックを委任することによって、バッチ・ステップを作成するための作業量を最小化します。
ステップ | 説明 |
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1 つの入力データおよび 1 つの出力ストリームを使用する単純なステップ。 |
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1 つの入力データ、1 つの出力ストリーム、および 1 つのエラー・ストリームを使用する単純なステップ。 |
ThresholdPolicy
ステップ | 説明 |
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このポリシーは、ThresholdPolicy インターフェースの バッチ 実装を提供します。 |
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このポリシーは、ThresholdPolicy インターフェースの バッチ 実装を提供します。 |