WS-I Attachments Profile
Web Services-Interoperability (WS-I) Attachments Profile は、インターオペラビリティーを向上させるための非独占的 (non-proprietary) な Web サービス仕様のセットです。このプロファイルは、WS-I Basic Profile 1.1 を提供して、添付ファイル・ベースの Web サービスとともに相互運用可能な SOAP メッセージ用サポートを追加します。
WebSphere® Application Server は、WS-I Attachments Profile 1.0 に準拠しています。
添付ファイルは通常バイナリー・データ、例えば、 Java™ コードで java.awt.Image および javax.activation.DataHandler に対してマップされるデータを送信するのに使用されます。 生データは SOAP メッセージで送信することができますが、 XML パーサーはメッセージを構文解析する際にデータをスキャンする必要があるため、このアプローチは非効率です。
WS-I Attachments Profile は、 Web サービス記述言語 (WSDL) 1.1 によって提示される制約事項に対するソリューションを提供します。 WSDL 1.1 添付ファイルは、XML スキーマ・タイプ・スペースの一部ではないため、 メッセージ・パーツになることしかできません。 メッセージ・パーツとして、その添付ファイルは Java Bean の配列またはプロパティーになることはできません。 このプロファイルは、wsi:swaRef XML スキーマ・タイプを定義します。 wsi:swaRef XML スキーマ・タイプを使用して、WSDL 1.1 添付ファイルの制約事項を克服します。
wsi:swaRef タイプは、 値が添付ファイルのコンテント ID を含む xsd:anyURI タイプの拡張タイプです。
サポートされる標準および仕様の完全なリストについては、Web サービス仕様書および API 文書を参照してください。