データ・ストア・テーブル
データ・ストアはリレーショナル・データベース管理システム (RDBMS) を使用して、JDBC を用いつつ、データをテーブルのセットに行として保管します。このデータは、データ・ストアをバックアップしたりリストアしたりする際に重要です。
次の表は、各データ・ストア・テーブルの目的を要約したものです。
テーブル名 | 目的 |
---|---|
SIBOWNER | アクティブなメッセージング・エンジンによる、データ・ストアへの排他的アクセスを確保します。 |
SIBOWNERO | データ・ストアをロックするために使用します。このテーブルの 1 つの EMPTY_COLUMN カラムにはデータが保管されていません。 |
SIBCLASSMAP | データ・ストア内で異なるオブジェクト・タイプをカタログします。 |
SIBLISTING | SIBnnn テーブルをカタログします。 |
SIBXACTS | アクティブな 2 フェーズ・コミット・トランザクションのステータスを維持します。 |
SIBKEYS | メッセージング・エンジン内にあるオブジェクトに固有 ID を割り当てます。 |
SIBnnn。ここで、nnn は数値です。 | メッセージやサブスクリプション情報などのパーシスタント・オブジェクトを格納します。これらのテーブルは、データの異なるタイプごとに別のテーブルを使用して、パーシスタントと非パーシスタントの両方のオブジェクトを保持します。 |
注: SIBOWNERO テーブルは WebSphere® Application Server バージョン 7.0 用に導入されたもので、以前のバージョンの WebSphere Application Server から WebSphere Application Server バージョン 7.0 以降 にマイグレーションする際に作成する必要があります。データ・ストアに基づいてメッセージング・エンジンをマイグレーションする際の考慮事項については、データ・ストアに基づくメッセージング・エンジンのマイグレーションを参照してください。