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ivt コマンド
インストール検証 (ivt) スクリプトは、インスタンスのアプリケーション・サーバーが正しく機能していることを確認します。
WebSphere® Application Server インスタンスの場合、ivt スクリプトは、JavaServer Page、サーブレット、および Enterprise Bean を正常に呼び出すことができるかどうかを検証します。 WebSphere Application Server Network Deployment インスタンスの場合、ivt スクリプトは、デプロイメント・マネージャー に正常にアクセスできるかどうかを検証します。 アプリケーション・サーバーが実行されていない場合、ivt スクリプトは、検証が始まる前にアプリケーション・サーバーの開始を試みます。 WebSphere Application Server インスタンスの場合、ivtApp アプリケーションがサーバーにインストールされている必要があります。デフォルトでは、このアプリケーションは、インスタンスを作成するときに作成されるデフォルト・サーバーにインストールされます。 このスクリプトを実行するには、 ユーザー・プロファイルに *ALLOBJ 権限が必要です。
構文
コマンド構文は次のようになります。
ivt [-instance instance]
パラメーター
ivt コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。
- -instance
- これはオプション・パラメーターです。値 instance には、インストールを検証するインスタンスの名前を指定します。 デフォルト値は default (または、WAS_OS400_INSTANCE 変数によって指定されたインスタンス) です。
使用のシナリオ
以下の例では、デフォルトのインスタンスが検査されます。
ivt
以下の例では、devinst インスタンスが検査されます。
ivt -instance devinst