単体テスト環境トポロジー

単一サーバーの単体テスト環境トポロジーを使用できます。 この単体テスト環境は、製品のインストール済み環境に統合されています。また、環境を作成するためのスクリプトが用意されています。

環境を作成するには、スタンドアロン・アプリケーション・サーバーを作成します。 次に、uteconfig.sh/.bat スクリプトを使用して、そのアプリケーション・サーバー・プロファイル内にバッチ単体テスト環境を作成します。 スクリプトを実行すると、ジョブ・スケジューラーが構成されます。 uteconfig.bat|.sh スクリプトに関するトピックを参照してください。

スクリプトを実行すると、単体テスト環境が統合され、必要なすべてのファイルがターゲット・プロファイルに格納されます。選択されたアプリケーション・サーバーが、ジョブ・スケジューラーおよびジョブ実行環境をホストするように構成されます。 また、スクリプトにより、ジョブ・コンポーネントをサポートするローカルの Derby データベースが作成されて構成されます。

以下の図には、単体テスト環境トポロジーが示されています。

単体テスト環境トポロジー

トポロジーの違い

表 1. バッチ環境とバッチ単体テスト環境におけるトポロジーの違い. 次の表に、環境とトポロジーを示します。
環境 トポロジー
バッチ
  • Network Deployment セル
  • Derby データベース (デフォルト)、DB2®、Oracle
バッチ単体テスト環境
  • スタンドアロンの WebSphere® Application Server
  • Derby データベース (デフォルト)

機能比較

表 2. バッチ環境とバッチ単体テスト環境における機能比較. この表は、特定の機能がバッチ単体テスト環境およびバッチ環境でサポートされるのかどうかを示しています。
機能 バッチ単体テスト環境 バッチ環境
サポートされるワークロードのタイプ バッチおよび CI バッチ、CI、およびネイティブ
バッチ・プログラミング・モデルおよびコンテナー はい はい
ジョブ・チェックポイント/リスタート はい はい
ジョブ・スケジューラー はい はい
ジョブ管理コンソール はい はい
ジョブ・クラス はい はい
ジョブ・ログ はい はい
高可用性ジョブ・スケジューラー いいえ はい
スケーラブル・スケジューラーおよびコンテナー いいえ はい
サービス・ポリシー いいえ はい
WLM ベースのスケジューリング いいえ はい
ジョブ使用アカウンティング いいえ はい

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ファイル名:cgrid_cgunitest.html