トランザクションを使用するコンポーネントの開発
以下のトピックでは、トランザクションを使用する WebSphere® アプリケーション・コンポーネントの開発についての情報が提供されています。
このタスクについて
アプリケーションがトランザクションを使用する方法は、以下のように、アプリケーション・コンポーネントのタイプによって異なります。
- セッション Bean は、コンテナー管理トランザクション (この場合、Bean はコンテナーにトランザクションの管理を代行させる) または Bean 管理のトランザクション (Bean が自らトランザクションを管理するコンポーネント管理トランザクション) のいずれかを使用できます。
- エンティティー Bean は、コンテナー管理トランザクションを使用します。
- Web コンポーネント (サーブレット) およびアプリケーション・クライアント・コンポーネントは、コンポーネント管理トランザクションを使用します。
手順
- トランザクション・デプロイメント属性を構成します。 このタスクは、トランザクション・タイプのデプロイメント属性に適切な値を設定して、EJB コンポーネントがコンテナー管理トランザクションと Bean 管理トランザクションのどちらを使用するかを決定します。それ以外のトランザクション・デプロイメント記述子属性を構成することもできます。
- コンポーネント管理トランザクションを使用します。 セッション Bean、Web コンポーネント、またはアプリケーション・クライアント・コンポーネント自体がトランザクションを管理する場合は、トランザクションの境界を明示的に定めるコードを作成しなければなりません。アプリケーション・クライアント・コンポーネントで使用できるトランザクション・サポートには、 『トランザクションのクライアント・サポート』トピックに記述されているように、 いくつかの制限があります。