[z/OS]

z/OS® での複数のサーバントの使用可能化

このタスクを使用して、ご使用のシステムで複数のサーバントを使用可能にします。 複数のサーバントを使用可能に設定すると、z/OS における製品のパフォーマンスが向上します。

始める前に

複数のサーバントの使用可能化の制限を検討します。

このタスクについて

ワークロード管理 (WLM) によって、パフォーマンスおよび実行中のサーバント数を管理できます。 WLM は、割り当てられたサービス・クラス、関連付けられたパフォーマンス目標、 およびシステム・リソースの可用性に応じて、トランザクションの応答時間とスループットを管理します。 これらの目標を達成するため、 WLM はアクティブなサーバントの数を制御またはオーバーライドする必要があることがあります。 このタスクを使用して、WLM を使用可能に設定し、追加のサーバントを開始してパフォーマンス目標を達成することができます。

手順

  1. 管理コンソールで、「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「WebSphere Application Server」> server_name」とクリックします。
  2. 「サーバー・インフラストラクチャー」の下で、「Java およびプロセス管理」>「サーバー・インスタンス」とクリックします。
  3. 「複数インスタンス使用可能」フィールドを選択します。
  4. 適用」をクリックして、サーバー・インスタンスの変更を終了します。
  5. 「OK」をクリックしてから、「保存」をクリックして、構成の変更を保存します。

タスクの結果

ワークロード管理 (WLM) は、システムの他の作業と比較した作業の重要性、 これらの目標を達成するために必要なシステム・リソースの可用性、 より多くのアドレス・スペースを開始することによって目標の達成が可能かどうかの WLM による決定に基づいて、 パフォーマンス目標を達成するために追加のサーバント領域を開始できます。 また、目標を妥当なものにすることが重要です。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=trun_enable_servants
ファイル名:trun_enable_servants.html