特定の要求タイプのパフォーマンスの分離

このトピックでは、要求メトリック・フィルターを使用可能にする方法について説明します。

このタスクについて

要求メトリックは、着信したそれぞれの要求を既知のフィルターのセットと比較しますが、 これらのフィルターは使用可能にする必要があります。

手順

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「モニターおよびチューニング」>「要求メトリック」をクリックします。
  3. フィルター」をクリックします。
  4. filter type」をクリックします。
  5. 「構成」タブの下にある「使用可能」フィールドのチェック・ボックスを選択します。
  6. 適用」または「OK」をクリックします。
  7. 保存」をクリックします。 フィルター・グループを使用可能または使用不可にすることができます。 グループを使用可能にすると、個別のフィルターを使用可能または使用不可にすることができます。

タスクの結果

要求メトリック・フィルターが、構成に従って使用可能になります。 例えば、送信元の IP を使用可能にした場合は、 送信元の IP がフィルターで指定された IP に一致する要求のみが計測されます。
注: フィルターは、エッジ・トランザクションに対してのみ検査されます。 エッジ・トランザクションとは、計測されるシステムに入る最初のトランザクションのことです。 例えば、サーブレットが Enterprise JavaBean を呼び出す場合、 サーブレットが Web サーバー・プラグインに装備されていないときは、このサーブレットがエッジ・トランザクションであり、 URI フィルターと SOURCE_IP フィルターがサーブレット要求について検査されます。ただし、この要求が EJB コンテナーまで来た場合は、この要求はエッジ・トランザクションでなくなるため、 EJB フィルターは検査されません。

次のタスク

要求メトリック構成を変更した後に、 Web サーバー・プラグイン構成ファイルの再生成トピックで説明されているように、 Web サーバー・プラグイン構成ファイルを再生成する必要があります。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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