[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]

保守ログの構成

保守ログの設定は通常すべてのサーバーで共有されますが、サーバー・レベルで構成値をオーバーライドすれば、サーバー・プロセスごとに別々の保守ログを構成できます。

このタスクについて

保守ログの構成値はそれぞれのサーバー・プロセスがノード構成から継承しますが、環境によっては個々のサーバーで異なった保守ログを構成しなければならないこともあります。 管理コンソールを使えば、サーバー・レベルの構成パネルから保守ログの設定を変更できます。
注: このトピックでは、 1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.logSystemErr.logtrace.logactivity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、 情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの トラブルシューティングに関する情報を参照してください。

WebSphere Application Server バージョン 7 以前では、保守ログはデフォルトで使用可能になっています。一方、WebSphere Application Server バージョン 8x では、保守ログはデフォルトで使用不可になっています。 複数のサーバーからのログ・ファイルの内容をマージできるようにする必要がある場合は、HPEL ログおよびトレース・モードを使用するようにサーバーを構成し、HPEL API を使用します。 ログの内容を Common Base Event XML フォーマットでレンダリングできるようにする必要がある場合は、HPEL ログ、トレース・モード、および HPEL LogViewer コマンドを使用してください。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. 「トラブルシューティング」>「ログおよびトレース」>「server_name」>「IBM 保守ログ」をクリックします。
  3. 保守ログを使用可能にするには「使用可能にする」ボックスを選択し、使用不可にするにはチェック・ボックスをクリアします。
  4. 保守ログの名前を設定します。

    [AIX Solaris HP-UX Linux Windows]デフォルト名は profile_root/logs/activity.log です。 名前を変更する場合、ランタイムは新規ファイルへの書き込みアクセス権限が必要で、 このファイルには .log という拡張子を使用する必要があります。

    [IBM i]デフォルト名は profile_root/logs/activity.log です。 名前を変更する場合、ランタイムは新規ファイルへの書き込みアクセス権限が必要で、 このファイルには .log という拡張子を使用する必要があります。

  5. 最大ファイル・サイズを設定します。

    ファイルの最大のメガバイト数を指定します。 ファイルはこのサイズに達すると、ラップを実行して、最も古いデータを最新のデータで置き換えます。

  6. 構成を保存します。
  7. サーバーを再始動して構成の変更を適用します。

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ファイル名:ttrb_cfgsvclog.html