[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][z/OS]

Liberty プロファイル・サーバーの構成

Liberty プロファイル・サーバーのミドルウェア・サーバー表現を作成した後、構成設定を、Liberty プロファイル・インストール済み環境に適合するように更新します。

始める前に

Liberty プロファイル・サーバーが稼働しているノードを統合し、 サーバーの表現を作成します。

このタスクについて

$WAS_INSTALL_ROOT/wlp 以外のロケーションに Liberty プロファイルをインストールしたとき、Liberty プロファイルの WLP_USER_DIR または WLP_OUTPUT_DIR ロケーションを変更した場合は、適切なディレクトリーを指すように WebSphere® 変数を更新してください。

手順

  1. WebSphere 変数を更新して、 Liberty プロファイル・サーバーが稼働しているノード上の設定と一致するようにします。wsadmin スクリプトを使用した変数の変更のトピックに記載されている手順に従って、以下の変数を編集します。
    WLP_INSTALL_DIR
    Liberty プロファイル・インストール済み環境のホーム・ディレクトリーを指定します。
    デフォルト値は、セル有効範囲レベルで設定されます。
    [Windows][AIX HP-UX Solaris]${WAS_INSTALL_ROOT}/wlp
    ノードによってホーム・ディレクトリーが異なるような構成の場合、 特定のノード用に WLP_INSTALL_DIR 変数を作成してください。
    WLP_USER_DIR
    Liberty プロファイル・インストール済み環境の usr ディレクトリーを指定します。 通常はデフォルト値を変更する必要がありません。
    デフォルト値は、セル有効範囲レベルで設定されます。
    [Windows][AIX HP-UX Solaris]${WLP_INSTALL_DIR}/usr
    ご使用の構成で Liberty プロファイル・インストール済み環境の usr ディレクトリーがノードごとに異なる場合は、個々のノードについて WLP_USER_DIR 変数を作成してください。
    WLP_OUTPUT_DIR
    Liberty プロファイル・インストール済み環境の出力ディレクトリーを指定します。 通常はデフォルト値を変更する必要がありません。
    デフォルト値は、セル有効範囲レベルで設定されます。
    [Windows][AIX HP-UX Solaris]${WLP_USER_DIR}/servers
    ご使用の構成で Liberty プロファイル・サーバーの出力ディレクトリーがノードごとに異なる場合は、個々のノードについて WLP_OUTPUT_DIR 変数を作成してください。
    JAVA_HOME
    Java Development Kit (JDK) インストール済み環境のディレクトリーを指定します。
    JAVA_HOME 変数がノードの環境に設定されていない場合は、 セル有効範囲またはノード有効範囲で JAVA_HOME 変数を定義してください。
  2. Liberty プロファイル・サーバーを始動して停止します。
    • サーバー操作を開始したり停止したりできるように、ユーザー名とパスワードを指定した wsadmin コマンドを実行します。 wsadmin スクリプト・クライアントの開始 に関するトピックに記述されている手順に従ってください。
    • 管理コンソールで、「サーバー」 > 「その他のミドルウェア・サーバー」 > 「Liberty プロファイル・サーバー」 > liberty_profile_server > 「サーバー操作」をクリックします。
  3. サーバーの HTTP および HTTPS ポートを更新します。 デフォルト・ポートは 9080 と 9443 です。 デフォルト以外の値を使用するように Liberty プロファイル・サーバーが構成されている場合は、表現内のポートを変更してください。
    • ポートを変更するには、ミドルウェア・サーバー管理の管理用タスクで modifyForeignServerProperty コマンド を使用します。
    • 管理コンソールで、「サーバー」 > 「その他のミドルウェア・サーバー」 > 「Liberty プロファイル・サーバー」 > liberty_profile_serverをクリックします。 「HTTP コネクター」または「HTTPS コネクター」を編集します。「OK」をクリックして、変更を保存し、同期化します。
  4. サーバーが動的クラスターの一部になる場合は、オンデマンド・ルーターがサーバーへのトラフィックを経路指定するために、表現内のポート値は Liberty プロファイル・サーバー構成内のポートと一致しなければなりません。 外部仮想ホスト上の HTTP トラフィックを listen するように Liberty プロファイル・サーバーを構成してください。 デフォルトでは、Liberty プロファイル・サーバーはローカル・ホスト上のトラフィックをモニターします。 HTTP エンドポイントがホストの完全修飾ドメイン名を listen するように Liberty サーバー構成を更新するか、さもなければ、すべての仮想ホストをモニターするための * を入力してください。

次のタスク

  • この構成を他の Liberty プロファイル・サーバーで使用するには、現行 Liberty プロファイル・サーバーのサーバー・テンプレートを作成します。
  • Liberty プロファイル・サーバーのログ・ファイルを表示します。管理コンソールを使用するか、またはホスティング・コンピューターで確認してください。
  • 管理コンソールまたはホスティング・コンピューターで Liberty サーバーの構成ファイルを編集します。
  • すべての Liberty プロファイル・サーバーの表現を作成した後、 その表現を動的クラスターに追加できます。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twve_mwsliberty
ファイル名:twve_mwsliberty.html