単純なメモリー・リーク検出の開始

このタスクを参照して、パフォーマンスおよび診断アドバイザーを使用する単純なメモリー・リーク検出を開始します。

始める前に

メモリー・リークがあってそのリークを確認したいか、または WebSphere® Application Server 内の Java™ 仮想マシン (JVM) 上で自動的にヒープ・ダンプを生成したい場合は、ヒープの最小サイズと最大サイズが等しくなるように変更することを検討してください。 この変更によって、メモリー・リークの検出により長い時間をかけ、信頼性の高い診断を得ることができます。

このタスクについて

パフォーマンスおよび診断アドバイザーを使用して単純なメモリー・リーク検出を開始するには、管理コンソールで以下のステップを実行します。

手順

  1. 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」をクリックします。
  2. server_name 」>「パフォーマンスおよび診断アドバイザー構成」をクリックします。
  3. ランタイム」タブをクリックします。
  4. パフォーマンスおよび診断アドバイザーフレームワークを使用可能にします。
  5. OK」をクリックします。
  6. パフォーマンスおよび診断アドバイザーフレームワークの「ランタイム」タブまたは「構成」タブから、「パフォーマンスおよび診断通知構成」をクリックします。
  7. メモリー・リーク検出通知を開始して、その他の無用の通知を停止します。

タスクの結果

メモリー・リーク検出通知が開始されます。

重要: パフォーマンス調整について最良の結果を得るには、実働レベルのロードが安定して実行されているときに パフォーマンスおよび診断アドバイザーを開始します。

注: このトピックでは、 1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.logSystemErr.logtrace.logactivity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、 情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの トラブルシューティングに関する情報を参照してください。

次のタスク

SystemOut.log ファイルまたはランタイム・メッセージを確認することによって、すべてのメモリー・リークの通知をモニターすることができます。 詳しくは、パフォーマンスおよび診断アドバイザー の推奨事項の表示のトピックを参照してください。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tprf_enablingleakdetection
ファイル名:tprf_enablingleakdetection.html