このタスクは、SIMessage オブジェクトをバイト配列に変換するために使用します。
このタスクについて
ローカル・ファイル・システムまたはデータベースに SIMessage オブジェクトを保管する場合は、
まずそのオブジェクトをバイト配列および書式制御ストリングに変換する必要があります。
そのバイト配列および書式制御ストリングから、メッセージを再構成することができます。
これを行うには、以下のステップを実行します。
手順
- アプリケーション・プログラムで、SIMessage
インスタンスと関連する書式制御ストリングを記録します。 以下に例を示します。
String savedFormat=message.getFormat();
- getDataGraphAsBytes を呼び出します。 以下に例を示します。
Bytes newDataGraph = message.getNewDataGraph(newFormat);
このメソッドは、ペイロードのコピーをバイト・ストリームとして戻します。
必要に応じて、バイトおよび関連する書式制御ストリングを保管することができます。
- オプション: メッセージを
再構成するには、SIDataGraphFactory API によって提供されるすべてのメソッド
createDataGraph を
呼び出します。 この
メソッドには、バイト配列および書式制御ストリングが必要です。 以下に例を示します。
DataGraph newDataGraph = SIDataGraphFactory.getInstance().createDataGraph(byteArray, newFormat);
このメソッドは、メソッドに渡されたフォーマットに従ってバイトを構文解析することによって、新規データ・グラフを作成します。
次のタスク
SIMessage setDataGraph() メソッドを
使用することで、新規に作成されたデータ・グラフを、SIMessage インスタンスの
ペイロードとして使用することができます。
以下に例を示します。
newMessage.setDataGraph(newDataGraph, savedFormat);