Web Services Security 用ハードウェア暗号デバイスの使用可能化

暗号ハードウェア・デバイスを使用することにより、Web Services Security を 、WebSphere® Application Server 環境で稼働している Web サービス・クライアントと Web サービス・プロバイダーの両方で使用可能にすることができます。暗号トークンは、組み込みの鍵ストアの実装を備えた、 ハードウェアまたはソフトウェアのデバイスです。 暗号デバイスは、暗号トークンに保管されている証明書を管理するために使用されます。 このようなデバイスは、スマート・カード とも呼ばれます。Web Services Security 用のハードウェア暗号デバイスを使用可能にするには、 ハードウェア・デバイスに保管されている鍵を使用するか、 または Java™ 鍵ストア・ファイルに保管された鍵を使用します。

このタスクについて

暗号ハードウェア・デバイスを使用した Web Services Security は、 Web (JavaServer Pages (JSP) またはサーブレット) クライアントと Enterprise JavaBeans (EJB) Web サービス・クライアントの両方でサポートされます。 暗号ハードウェア・デバイスを使用することにより、Web Services Security を 、WebSphere Application Server 環境で稼働している Web サービス・クライアントと Web サービス・プロバイダーの両方で使用可能にすることができます。

Web Services Security 用のハードウェア暗号デバイスを使用可能にするには、ハードウェア・デバイスに格納されている鍵を使用する方法と、Java 鍵ストア・ファイルに格納された鍵を使用する方法の 2 とおりがあります。

手順

  1. 個々のアプリケーションについて、ハードウェア・デバイスに格納されている鍵を使用するか、Java 鍵ストア・ファイルに格納されている鍵を使用するかを決定します。
  2. 次の 2 とおりの方法のいずれかを使用して、Web Services Security 用のハードウェア暗号デバイスを使用可能にします。
    注: Web Services Security 用ハードウェア暗号デバイスは、 分散プラットフォームの Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) Application Client ではサポートされません。

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