DataPower アプライアンス・マネージャーの使用
DataPower® アプライアンス・マネージャーは、ユーザーが DataPower アプライアンス・マネージャーに要求を発行したときに始動されていない場合、自動的に始動します。 wsadmin ツールを使用して要求を開始することができます。また、DataPower アプライアンス、ファームウェア、または管理対象セットの設定を表示または変更できる管理コンソールのいずれかのページを選択したり、DataPower アプライアンス・マネージャーのタスクをモニターするために使用される管理コンソール・ページを選択したりして、要求を開始することができます。アプライアンス・マネージャーで構成された DataPower アプライアンスがある場合、デプロイメント・マネージャーが始動するとアプライアンス・マネージャーも自動的に始動します。
始める前に
DataPower アプライアンス・マネージャーを初めて使用する際には、アプライアンス・マネージャーに少なくとも 1 つのアプライアンスを追加する必要があります。アプライアンス・マネージャーにアプライアンスを追加する前に、次を確認する必要があります。
- 追加するアプライアンスが、バージョン 3.6.0.4 以上のファームウェア・レベルです。 アプライアンス・マネージャーは、ファームウェア・レベルがバージョン 3.6.0.4 未満のアプライアンスを管理できません。
- アプライアンス・マネージャーが、アプライアンスの XML 管理インターフェースの AMP エンドポイントで使用されているポートと通信できます。アプライアンス・マネージャーは、このポートを使用してアプライアンスにコマンドを送信します。
- アプライアンスが、デプロイメント・マネージャーの DataPowerMgr_inbound_secure エンドポイントで使用されているポートと通信できます。アプライアンスは、このポートを使用してアプライアンス・マネージャーにイベントを送信します。
- 各アプライアンスで、Appliance Management Protocol (AMP) エンドポイントが使用可能になっています。インストール時に XML 管理インターフェースの AMP エンドポイントを使用不可にした場合は、DataPower WebGUI を使用して AMP エンドポイントを使用可能にします。
- デプロイメント・マネージャーと、管理対象セットに組み込まれるアプライアンスの間にはファイアウォールがありません。 デプロイメント・マネージャーとアプライアンスの間にファイアウォールがあると、ファイアウォールにより、アプライアンス・マネージャーと管理対象セットのアプライアンスの通信が妨げられる場合があります。

このタスクについて
DataPower アプライアンス・マネージャーが始動すると、DataPower アプライアンス・マネージャー用に定義されているポートへのバインドを行うチャネル・チェーンが自動的に開始されます。
DataPower アプライアンス・マネージャーにアクセスするには、管理コンソールで、
とクリックしてから、以下のアクションの 1 つ以上を実行します。 前述のように、DataPower アプライアンス・マネージャーを初めて使用する際には、アプライアンス・マネージャーに少なくとも 1 つのアプライアンスを追加してから、その他のアクションを実行する必要があります。DataPower アプライアンス・マネージャーをシャットダウンする必要がある場合は、管理コンソールで、
とクリックしてから、 をクリックします。手順
- DataPower アプライアンス・マネージャーにアプライアンスを追加します。
- DataPower アプライアンス・マネージャーに新規ファームウェア・バージョンを追加します。
- 新規管理対象セットを作成します。
- DataPower アプライアンス・マネージャーに対してキューに入れられるタスクをモニターします。
- アプライアンス・マネージャーの設定を変更します。
- DataPower アプライアンスのドメインを管理します。
- 管理対象ドメイン・ヒストリーを表示します。
- 共有可能アプライアンス設定のバージョンを管理します。