その他のセル内の ODC 準拠アプリケーション・サーバーへのルーティング要求

オンデマンド構成 (ODC) により、プロキシー・サーバーなどの製品コンポーネントは、アプリケーションの要求を経路指定するためのアプリケーション・デプロイメント、可用性、およびアクセシビリティー情報のビルドを、プロキシー・サーバーでの追加構成なしで行うことができます。 プロキシー・サーバーをファイアウォールとともに分離する場合は、これらをアプリケーションとは別のセルに配置し、コア・グループ・ブリッジ・サービスを構成します。

このタスクについて

ODC では製品の HA 機能を使用して、更新をパブリッシュおよびサブスクライブします。 セル内のデプロイメント・マネージャーおよび ODC 機能を持つアプリケーション・サーバーは通常、プロキシー・サーバーなどの仲介プログラムによってサブスクライブされる更新をパブリッシュします。

別のセルでホストされているアプリケーションへ要求を送付できるように、プロキシー・サーバーを構成します。コア・グループ・ブリッジ・サービスには、プロキシー・サーバーのセルとターゲット・アプリケーションのセル間の通信機能があります。セルがコア・グループ・ブリッジにリンクされると、プロキシー・サーバーは構成を追加せずにアプリケーションへ送付できるようになります。管理コンソールに コア・グループ・ブリッジの設定を表示するには、「サーバー」> 「コア・グループ」>「コア・グループ・ブリッジ設定」とクリックします。

注: セル間のフェイルオーバーはサポートされていません。 ローカル・セルと 1 つ以上のリモート・セルの両方に同じアプリケーションがインストールされている場合に、ローカル・セル内のアプリケーションまたはアプリケーション・サーバーがダウンすると、リモート・セル内のアプリケーションやアプリケーション・サーバーは使用されません。 プロキシー・サーバーは、リモート・セルのリソースが使用可能であっても、常にローカル・セルに経路指定します。

クロスセル・ルーティングを構成するための基本ステップは、プロキシー・サーバーが属しているセル内、およびルーティングされているそれぞれの他のセル内に、コア・グループ・ブリッジを構成し、使用可能化することです。 コア・グループ・ブリッジは、同じアクセス・ポイント・グループ名で構成されている必要があります。

手順

  1. セルに、ブリッジ・インターフェース、ピア・アクセス・グループおよびピア・ポートを作成します。 ピア・アクセス・ポイント・グループ名は、セルでは同じである必要があります。
  2. ブリッジ・インターフェースのすべてのプロセスを再始動します。

次のタスク

セキュリティーが有効になっている場合、コア・グループ・ブリッジ・サービスのすべてのセルでセキュリティーを使用可能にする必要があります。

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