削除した WebSphere MQ リンク上の確認応答の保留メッセージの管理

メッセージがドレーンされる前に WebSphere® Application Server 構成から IBM MQ ネットワークへの外部バス・リンクが削除された場合、メッセージ確認応答の保留のバッチは、WebSphere MQ リンクの送信側チャネル送信元に保管されたままになります。管理コンソールを使用して、これらのメッセージを解決することができます。

始める前に

削除された WebSphere MQ リンクの名前を把握しておく必要があります。

このタスクについて

削除された WebSphere MQ リンク上の確認応答の保留メッセージを解決するには、管理コンソールを使用して以下の手順を完了します。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. ナビゲーション・ペインで、「サービス統合 ->「バス」」をクリックします。 バスのリストが表示されます。
  3. 管理対象となるリンク伝送キューがあるバスを選択します。
  4. 「構成」タブの「トポロジー」の下にある「外部バス接続」をクリックして、 このバスの接続のリストを表示します。
  5. 外部バス接続のリストから、外部バス接続の名前を選択してその詳細を表示します。
  6. 「関連項目」の下にある「サービス統合バス・リンク」をクリックして、 サービス統合バス・リンクの詳細を表示します。
  7. アクティブな接続があるが、構成状況が「削除済み」である MQ ネットワーク外部バスを選択します。 「リンク送信側」をクリックして空のリストが表示された場合は、 このリンクに対するメッセージをプロデュースしているメッセージング・エンジンはなく、 メッセージがドレーンされたために、すべてのリンク送信側は削除されています。 「送信側チャネル送信元」リンクの送信側チャネ ルの状況は「停止済み」として表示されますが、 「現在のアウトバウンド・メッセージ数」には、この送信側チャネル送信元の残存メッセージ数が表示されます。
  8. WebSphere MQ リンクの「送信側チャネル」リンクをクリックして、IBM MQ ネットワークへの伝送を行うための WebSphere MQ リンク送信側チャネル送信元でキューに入れられたメッセージを表示します。
  9. メッセージのバッチの状況が「コミット保留バッチ (Commit pending batch)」である場合、そのバッチは MQ ネットワークに無事に到着しています。バッチを選択して「コミット保留バッチ (Commit pending batch)」をクリックし、伝送キューからメッセージを除去します。
  10. メッセージのバッチの状況が「保留バッチ確認応答 (Pending batch acknowledgement)」である場合、そのバッチは MQ ネットワークに到着していません。バッチを選択して「確認保留バッチのロールバック」をクリックし、 トランザクションのロールバックおよびチャネルに対するメッセージの使用可能な状態への復元を行います。 これらのメッセージは、自動的に削除されるか、例外宛先に移動されます。 チャネル送信側が空の場合、リンクはランタイム環境から自動的に削除されます。

タスクの結果

サービス統合バスに接続する外部バスから削除された WebSphere MQ リンク上のすべての確認応答の保留メッセージが解決されました。

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