UDDI EJB インターフェースの使用 (非推奨)
UDDI レジストリー・コンポーネントの Enterprise JavaBeans (EJB) アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を使用して、 UDDI エントリーを公開、検索、および削除します。ただし、UDDI EJB インターフェースは非推奨であり、UDDI バージョン 2 API の要求のみがサポートされています。
始める前に
このタスクについて

EJB インターフェースで必要なクライアント・クラスは、app_server_root/UDDIReg/clients/uddiejbclient.jar に含まれています。 これらのクラスの Java™ の資料については、追加 API に関する情報を参照してください。
EJB API は、2 つのステートレス・セッション Bean に含まれています。 1 つは照会 API 用 (com.ibm.uddi.ejb.InquiryBean)、もう 1 つは公開 API 用 (com.ibm.uddi.ejb.PublishBean) で、これらが持つ public メソッドは UDDI レジストリー用の EJB インターフェースを形成します。InquiryBean クラスのすべての public メソッドは、UDDI バージョン 2 照会 API 関数に対応し、PublishBean クラスのすべての public メソッドは UDDI バージョン 2 公開 API 関数に対応します。 UDDI バージョン 2 API のすべての関数が実装されているわけではありません。 例えば、get_authToken、discard_authToken、get_businessDetailExt などは実装されていません。
個々のインターフェースには、 UDDI 2.0 仕様のオペレーションに対応する多重定義されたメソッドのグループがあります。 関数内の主なバリエーションごとに、別々のメソッドがあります。例えば、単一の UDDI オペレーションである find_business は、findBusiness メソッドの 10 個のバリエーションによって表され、名前や categoryBag などの引数によって検索するさまざまなバリエーションがあります。
EJB インターフェース・メソッドの引数は、 com.ibm.uddi.datatypes パッケージ内の Java オブジェクトです。 このパッケージのクラスと UDDI バージョン 2 XML スキーマのエレメントとの間には、通常 1 対 1 の対応があります。 この対応には、例えば、UDDI XML エレメントは単一ストリングで表すことができるなどの例外があります。 詳しくは、パッケージ com.ibm.uddi.datatypes の Java の資料で、追加 API に関する情報を参照してください。
EJB InquiryBean クラス上のメソッドは EJB 照会ロールに、EJB PublishBean クラス上のメソッドは EJB 公開ロールにマップされます。 EJB の照会および公開のロールにより、UDDI レジストリー・インターフェースのアクセス制御に関する情報に説明されているように、EJB インターフェースが保護されます。 ロール・マッピングで、メソッドに WebSphere Application Server の認証されたユーザー ID が必要な場合は、 WebSphere Application Server からプロンプトが出されたときに、 あるいはユーザー ID とパスワードを使用してデフォルト・レルムにログインするアプリケーション・コードを提供することによって、 クライアント・プログラムがユーザー ID とパスワードを提供することができます。 構成ファイル sas.client.props を使用して、セキュリティーの構成時のユーザー ID とパスワードの指定方法を決定します。
EJB クライアントを使用するには、以下のステップを使用します。