統合リポジトリー のカスタム・アダプターの使用

統合リポジトリー のカスタム・アダプターがデフォルト・レルムの一部である場合は、 wsadmin コマンドまたは管理コンソールを使用してユーザーとグループを管理できます。

このタスクについて

統合リポジトリー のカスタム・アダプターがデフォルト・レルムの一部である場合は、 管理コンソールを使用して、レルム内のユーザーとグループを管理します。
注: PersonAccount エンティティーと Group エンティティーのデフォルトの親は、 カスタム・アダプターのベース・エントリーと同じでなければなりません。
この管理コンソール・ページを表示するには、以下のステップを実行します。
  • 管理コンソールで、「セキュリティー」>「グローバル・セキュリティー」とクリックします。
  • 「ユーザー・アカウント・リポジトリー」において、「使用可能なレルム定義」フィールドから「統合リポジトリー」を選択し、「構成」をクリックします。複数のセキュリティー・ドメイン環境内の特定のドメインを構成するには、「セキュリティー・ドメイン」>「domain_nameをクリックします。「セキュリティー属性」の下で「ユーザー・レルム」を 展開し、「このドメイン用にカスタマイズする」をクリックします。レルム・タイプとして「統合リポジトリー」を選択して、「構成」をクリックします。
  • 「追加プロパティー」の下の「Supported entity types」をクリックします。
管理コンソールで「ユーザー」および「グループ」を持ったアカウントを管理する前に、 サポートされるエンティティー・タイプを構成しておく必要があります。デフォルトの親の基本エントリー によって、指定されたタイプのエンティティーが、ユーザーおよびグループ管理による書き込み操作の際に 配置されるリポジトリー・ロケーションが決まります。

手順

  1. 管理コンソールで、「ユーザーおよびグループ」をクリックして、 ユーザーおよびグループ・パネルにアクセスします。複数のセキュリティー・ドメイン環境内の特定のドメインのユーザーおよびグループを管理するには、「セキュリティー」>「グローバル・セキュリティー」>「セキュリティー・ドメイン」>「domain_nameをクリックします。「セキュリティー属性」の下で「ユーザー・レルム」を 展開し、「このドメイン用にカスタマイズする」をクリックします。レルム・タイプとして「統合リポジトリー」を選択します。「適用」および「保存」をクリックして、マスター構成に保存します。 表示される「セキュリティー・ドメイン」パネルで、再度「domain_name」をクリックすると、ドメイン構成パネルに移動します。特定のドメインのユーザーおよびグループを管理するためのリンクは、ドメインの統合リポジトリー構成を保存した後にのみ表示されます。
  2. グループの管理 (Manage Groups)」をクリックして、 統合リポジトリーのカスタム・アダプターに関連したカスタム・アダプターの基本機能をテストします。
  3. ユーザーの管理 (Manage Users)」をクリックして、 統合リポジトリーのカスタム・アダプターに関連したカスタム・アダプターの基本機能をテストします。
    注: 統合リポジトリーが変更された場合は、 「ユーザーの管理」オプションを使用する前に、 必ずサーバーまたは dmgr を再始動してください。さもなければ、 リポジトリーに対するユーザーまたはグループの変更が 再始動後に失われてしまう可能性があります。

タスクの結果

これらのステップを完了すると、カスタム・アダプターが正しく使用されていることが確認されます。

次のタスク

カスタム・アダプターの調整は、wsadmin ツールを使用して構成を変更することによって行うことができます。 詳しくは、wsadmin を使用した統合リポジトリー のカスタム・アダプターの構成を参照してください。

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