[z/OS]

コンポーネント・トレース (CTRACE) の設定

WebSphere® Application Server for z/OS® は、 z/OS コンポーネント・トレース (CTRACE) 機能を使用して、 トレース・データの収集と保管を管理します。 CTRACE データは、専用 (ページング可能) ストレージのアドレス・スペース・バッファーに書き込まれます。ストレージは、アドレス・スペースのダンプが実行される場合に IPCS を使用してフォーマットすることができます。 CTRACE データは、外部書き出しプログラムを使用してディスクまたはテープ上のトレース・データ・セットに書き込むこともできます。

始める前に

CTRACE データは基本的に IBM® サービス技術員が使用するための出力ですが、 インストール・システムで CTRACE 機能を使用することにより、 問題が最初に発生したときに、追加のトレース・データを使用できるようになります。 CTRACE はシステム・リソースを効率的に使用するため、 パフォーマンスに対する影響を最小限に抑えて貴重なトレース・データを収集できます。 CTRACE 機能に関する詳しい情報については、「z/OS MVS™ 診断: ツールと保守援助プログラム (GA88-8561)」を参照してください。

このタスクについて

CTRACE データをトレース・データ・セットに書き込むことを選択する場合は、外部書き出しプログラムを作成する必要があります。 別々のトレース・データ・セットを各セルまたは各 WebSphere Application Server for z/OS リリースに対してセットアップすることも、1 つのトレース・データ・セットを ある特定の z/OS システムの すべての WebSphere Application Server アクティビティーに使用することもできます。

手順

CTRACE データ・トレースを実装するには、ご使用のアプリケーション・サーバーにおける CTRACE の準備および始動について、以下の項目をお読みください。

タスクの結果

これらの項目をお読みいただけば、ご使用のアプリケーションに CTRACE データ・トレースを実装することができます。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=ttrb_setupCTRACE
ファイル名:ttrb_setupCTRACE.html