wsadmin スクリプトによる WS-Security 分散キャッシュ構成の管理
分散キャッシュにより、クライアントにトークンが保管されます。このトピックと AdminTask オブジェクトの WSSCacheManagement グループ内のコマンドは、分散キャッシュ構成のカスタム・プロパティーおよび非カスタム・プロパティーを照会、更新、および除去する場合に使用します。
始める前に
このタスクについて
分散キャッシュは、分散クライアントとローカル・クライアントの両方にトークンを保管します。WebSphere® Application Server は、 WS-Trust セキュリティー・トークン・サービス・クライアントのセキュリティー・コンテキスト・トークンと、 セキュリティー・トラスト・サービス・コンポーネントのみをサポートします。
管理コンソールまたは wsadmin ツールを使用して、セキュアな会話の分散キャッシュ構成を管理できます。wsadmin ツールと Jython スクリプト言語構文を使用して、以下のことを行います。
- 現在の分散キャッシュ構成設定を照会します。
- トークンの有効期限が切れた後の更新時間の値を設定します。
- クラスター・サーバーの分散キャッシュを使用可能または使用不可にします。
- 構成にカスタム・プロパティーを追加します。
- 構成からカスタム・プロパティーを除去します。
手順
タスクの結果
WS-Security 分散キャッシュ構成が更新されます。