非トピック・スペース・バス宛先の削除

トピック・スペース用ではないバス宛先をサービス統合バスから削除するには、このタスクを実行します。

始める前に

システムに必要なバス宛先は削除できません。 例えば、メッセージング・エンジンのデフォルト例外宛先、_SYSTEM.Exception.Destination.messaging_engine_name などです。

バス宛先を完全に削除する前に、宛先メッセージ・ポイントにメッセージがないことを確認する必要があります。 メッセージ・ポイントにメッセージがある場合、それがコミット済み、アンコミット、未確定、またはロック済みのいずれの場合であっても、削除操作は拒否されます。

削除操作を実行してからプロデューサーをクローズするまでの間に送信された高信頼性または永続のメッセージは、以下のいずれかの宛先に送信されます。
  • 宛先の別のメッセージ・ポイント (可能な場合)。
  • 削除された宛先の例外宛先。
注: 接続されたプロデューサーまたはコンシューマーは非同期的にクローズされ、削除操作を妨げません。削除操作後、プロデューサーのクローズ前に送信されたメッセージは廃棄されません。オプション・セットにより、メッセージは例外宛先に移動されます。詳しくは、バス宛先に対する例外宛先処理の構成 および例外宛先を参照してください。

このタスクについて

宛先を削除するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。

手順

  1. サービス統合 ->「バス」 -> 「bus_name -> [宛先リソース (Destination resources)]「宛先 (Destinations)」をクリックします。
  2. 宛先名の隣のチェック・ボックスを選択します。
  3. ロックされたメッセージをすべて確認し、解決します。 未完了トランザクションの一部、または未確定メッセージ としてロックされたメッセージは削除されません。
  4. 宛先からすべてのメッセージをクリアするには、「クリア」をクリックします。 この操作により、アクセス可能なすべてのメッセージが削除されます。 ロック済み、未完了トランザクションの一部、または未確定のメッセージは削除されません。 削除できないメッセージがある場合、そのメッセージはスキップされ、その操作の正常な処理が部分的に実行されたことが示されます。
  5. 空の宛先を削除するには、「削除」をクリックします。
  6. 宛先を削除したいということを確認するには、「OK」をクリックします。

タスクの結果

バス宛先が削除されます。

次のタスク

宛先が割り当てられたメッセージング・エンジンの例外キューをモニターし、削除前に宛先をクリアすることによって処理されなかった転送中メッセージがあるかどうかを確認します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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