WS-Notification の高可用性 (HA) トポロジーの提供

WS-Notification 標準を 使用して接続するクライアントをサポートする、高可用性 (HA) サーバー・トポロジーを 構成します。

このタスクについて

WebSphere® Application Server は、サーバーに障害が発生した場合に WS-Notification アプリケーションが別のサーバーで操作を続行できるサーバー・トポロジーを可能にします。このトポロジーを実現するため、アプリケーションが接続する中央点として WebSphere Application Server プロキシー・サーバーを構成し、高可用性のトポロジーに従って要求を経路指定できるクラスター・サーバーおよびそれらのサーバーに対するフェイルオーバーの影響に関する知識をそのプロキシー・サーバーに提供します。

WS-Notification の 高可用性 (HA) サーバー・トポロジーを構成するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. セル内にアプリケーション・サーバー・クラスターを作成する
  2. 同じ セル内にサービス統合バスを 作成します
  3. バス上に WS-Notification サービスを構成します。
  4. バス・メンバーとしてクラスターを追加します
  5. クラスターでメッセージング・エンジンの One of N ポリシーを構成します。
  6. 新規の WS-Notification サービス・ポイントを作成し、必要なバス・メンバー (つまり、サーバー・クラスター) をドロップダウン・リストから選択することによって、サーバー・クラスターを WS-Notification サービス・ポイントとして追加します。
  7. WS-Notification サービスを 定義するセル内にプロキシー・サーバーを作成します。 プロキシーを作成したら、これを仮想ホスト設定の構成を含むクラスターへのルート要求に対して構成する必要があります。
  8. サービスの WSDL を要求しているアプリケーションがサービスへの外部入り口点としてプロキシー・サーバーを使用するように、各エンドポイントのURL ルートがプロキシー・サーバーの詳細を正確に反映していることを確認します。 これにより、 クラスター内のサーバー間で障害が発生した場合に、WS-Notification サービス・ポイントの要求がエンドポイントに従うようになります。
    この方法については、以下のトピックのいずれかを参照してください。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tjwsn_task_sysa4
ファイル名:tjwsn_task_sysa4.html