クラスター環境用の JDBC プロバイダーの構成

これらのステップを使用して、クラスターを構成する複数のノードでデータ・ソースを定義します。

始める前に

一般的な有効範囲設定について詳しくは、『管理コンソールの有効範囲設定』トピックを参照してください。

このタスクについて

クラスターの優先範囲はノードおよびセルの有効範囲より優先されます。 関連データ・ソースを以下のようにしたい場合は、 クラスターの JDBC プロバイダーを作成します。
  • このクラスターのすべてのメンバーによって使用できるようにする
  • セルの有効範囲内で定義された JNDI 名と同じ JNDI 名を持つリソース・ファクトリーをオーバーライドする

手順

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. リソース」>「JDBC」>「JDBC プロバイダー」とクリックします。
  3. 有効範囲のドロップダウン・リストから、 JDBC プロバイダーを作成する対象であるクラスターを選択します。 (この有効範囲が、このプロバイダーと関連付けるデータ・ソースの有効範囲になります。)
  4. 新規」をクリックします。 このアクションによって、「新規の JDBC プロバイダーを作成」ウィザードが起動します。
  5. ウィザードを完了して、「終了」をクリックします。 このウィザードの使用について詳しくは、『管理コンソールを使用した JDBC プロバイダーの構成』トピックを参照してください。
  6. 管理コンソールで、「環境」>「WebSphere® 変数」とクリックします。
  7. クラスターの各ノードごとに、ご使用の JDBC プロバイダーのクラスパスで使用されるシンボリック変数を選択し、 選択したノードに適した値を提供します。 例えば、ご使用の JDBC プロバイダーのクラスパスでシンボリック変数 ${DB2390_JDBC_DRIVER_PATH} を使用する場合、ご使用の DB2® 390 のインストール場所によって、 あるノードには値 /usr/lpp/db2 を、別のノードには /usr/lpp/db2710 を提供することがあります。
  8. DB2_JDBC_DRIVER_PATH」(これはデフォルトで既に存在しています) をクリックします。 ここで、 選択したノードに db2java.zip が存在するパスを (「」フィールドに) 指定します。
  9. 適用」をクリックして変更内容を保存します。
    注: この変数は、クラスター内の各ノードで定義する必要があります。

次のタスク

これで、データ・ソースを構成する準備が整いました。 ガイドとして、『管理コンソールを使用したデータ・ソースの構成』トピックを参照してください。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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