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パフォーマンス診断情報
以下は、参考情報としてのレポート・オプションの一覧です。 IBM® サービスでは、以下のレポートのうち 1 つ以上を実行するよう依頼する 場合があり、入手した情報を診断することによりユーザーを支援します。 IBM サービスから要請がない限り、このデータを収集する必要はありません。
- 他のリアルタイム・パフォーマンス・データと比較するなどして、特定のアドレス・
スペースにスループットの問題があると思われる場合、IBM サービス
は、1 つ以上のアドレス・スペースのダンプの確認が必要になる場合があります。
これは、以下のパラメーターを使用して行われます。
JOBNAME=(<jobname list>) SDATA=(LSQA,PSA,SQA,SUM,SWA,TRT,WLM,CSA,RGN)
- GRS ラッチまたは ENQ 競合により問題が生じていることが疑われる
場合は、RMF™ エンキュー・アクティビティー報告書を調べて、以下の
コンソール・コマンドを入力してください。
D GRS,CONTENTION
これは、パフォーマンス上の問題が発生しているときに行います。 SYS.BPX.A000.FSLIT.FILESYS.LSN は HFS ラッチを表します。 数値のサフィックスを伴うラッチ・セットは、ファイル・ラッチで、 具体的には SYS.BPX.A000.FSLIT.FILESYS.LSN.01 です。 ファイル・ラッチ競合が検出された場合、 問題の原因となる HFS ファイルを正確に判別する最良の方法は、SVC ダンプを使用することです。 このダンプも、競合が発生しているときに収集されます。 OMVS データ・スペースのいずれかをダンプして、ファイル情報を得る必要があります。DUMP COMM=(description of problem) Reply to dump WTO, where serverproc is the name of your WebSphere Server address space(s) JOBNAME=(OMVS,Serverproc),DSPNAME=('OMVS'.SYSZBPX1,'OMVS'.SYSZBPX2), SDATA=(CSA,GRSQ,LPA,NUC,PSA,RGN,SQA,TRT,SUM)
- 場合によっては、USS エラーにより、パフォーマンス上の問題が生じることがあります。 USS Ctrace (SYSOMVS) MIN トレース・オプションは、常に OMVS エラーを記録します。 OMVS アドレス・スペース (上の黒丸で説明) およびデータ・スペースの SVC ダンプを使用して、 SYSOMVS CTRACE をフォーマットできます。 IPCS オプション 7.2.1、サブオプション D、 コンポーネント SYSOMVS および TALLY オプション (デフォルトは FULL) を使用します。 TALLY レポート内でエラーのトレース・イベントを見つけます。
- アプリケーションの遅延を見つける場合は、アプリケーション・パフォーマンス情報を収集します。
- SMF 120 レコード
- Jinsight プロファイル