サーバー構成でスケジューラーを定義する場合、
オブジェクト・インスタンスは、構成されている Java™ Naming Directory Interface (JNDI) 名の下で
グローバルな名前空間にバインドされます。リソース参照を使用すると、この JNDI 名をアプリケーションに手動でコーディングする必要がなくなります。
リソース参照を使用することにより、管理者は、
アプリケーションを適切なスケジューラーにマップすることができます。
このタスクについて
また、XML を直接編集して、
スケジューラー・リソース参照を作成することができます。 スケジューラー・リソース参照は、
com.ibm.websphere.scheduler.Scheduler クラスをオブジェクト・タイプとして使用する Java Platform,
Enterprise Edition (Java EE) 準拠のリソースです。XML ファイルのフォーマットについては、
Java EE 仕様を参照してください。
手順
- Rational® Application Developer などのアセンブリー・ツールを開始します。
- Java EE パースペクティブを開きます。
- デプロイメント記述子エディターで、
ご使用の Enterprise JavaBeans (EJB) または Web モジュールを開きます。
- 「参照」タブをクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 「リソース参照」オプションを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 以下のプロパティーに示されるように「Reference」フィールドを完了します。
- 名前
- 参照名、例えば sched/MyScheduler。この例によると、選択した名前は、ローカル参照名 java:comp/env/sched/MyScheduler を持ちます。
- タイプ
- 「com.ibm.websphere.scheduler.Scheduler」を選択して、「OK」をクリックします。
- 認証
- コンテナーを選択します。
- 説明
- 任意の関連する説明。
- 「終了」をクリックします。
- オプション: 「Reference」ウィンドウの「バインディング」セクションにある JNDI 名フィールドに、構成済みスケジューラーのグローバル JNDI 名を入力します。アプリケーションをインストールするときに、この値を指定またはオーバーライドすることができます。
- デプロイメント記述子の変更を保存します。
タスクの結果
スケジューラー・リソース参照が、アプリケーション内で使用できるようになりました。