Jython または Jacl スクリプト言語を使用して、
wsadmin ツールにより構成からポリシー・セットを削除できます。
ポリシー・セットを除去する前に、すべてのポリシー・セット添付を除去する必要があります。
始める前に
このタスクを実行するには、管理セキュリティーが有効である場合に、
セル全体のアクセス権を持つ管理者ロールを使用する必要があります。
ポリシー・セットを削除する前に、すべての関連付けを削除するか、
アプリケーションに転送する必要があります。デフォルトのポリシー・セットは削除できません。
このタスクについて
以下のステップを使用して、wsadmin ツールにより構成からカスタム・ポリシー・セットを削除します。
手順
- スクリプト・コマンドを起動します。 詳しくは、wsadmin スクリプト・クライアントの開始に関する項目を参照してください。
- 構成内のすべてのポリシー・セットをリストします。
- 次のコマンドを入力して、すべてのアプリケーション・ポリシー・セットをリストします。
AdminTask.listPolicySets()
- 次のコマンドを入力して、トラスト・サービスのすべてのポリシー・セットをリストします。
AdminTask.listPolicySets('[-policySetType system/trust]')
- 次のコマンドを入力して、すべてのシステム・ポリシー・セットをリストします。
AdminTask.listPolicySets('[-policySetType system]')
- 削除するポリシー・セットを決定します。 次のコマンドを入力して、特定のポリシー・セットの記述とデフォルトのインディケーターを表示します。
AdminTask.getPolicySet('[-policySet policySet_name]')
- ポリシー・セットを削除します。
次のコマンドを入力して、特定のポリシー・セットを削除します。
AdminTask.deletePolicySet('[-policySet PolicySet1)')
コマンドは、成功または失敗の応答を戻します。
エラー・メッセージを受け取った場合は、
deletePolicySet コマンドを入力する前に、すべてのポリシー・セット関連付けが削除されていることを確認してください。
- 構成の変更を保存します。
次のコマンドを入力して、
変更を保存します。
AdminConfig.save()
次のタスク
前にアプリケーションに関連付けたポリシー・セットを削除した場合は、影響を受けたアプリケーションを再始動して、構成変更を更新します。