WebSocket アプリケーションの開発
WebSocket 1.1 はデフォルトで有効になっており、1.0 仕様に基づいて構築されています。WebSphere® Application Server traditional は、WebSocket プロトコルを使用して、アプリケーションが全二重接続を使用して通信できるようにします。
このタスクについて
WebSocket エンドポイントを使用してエンドポイントを URI に一致させることができます。Web アプリケーションは、WebSocket テンプレートに一致するが、WebSocket エンドポイントにマップされていない URI を使用できます。WebSocket エンドポイントを URI にマップするか、または URI が非 WebSocket HTTP 要求として処理されることを許可するかの区別は、websocket の値が指定された Upgrade ヘッダーが要求に含まれているかどうかによって行われます。
JSR 356 仕様に定義されている WebSocket バージョン 1.1 API に加え、サーブレットまたはフィルターが、現行の HTTP 要求をアップグレードして WebSocket セッションを開始するように要求することを可能にする API が WebSphere Application Server 実装に追加されました。追加の API について詳しくは、『API の仕様』を参照してください。
アウトバウンド WebSocket API 呼び出しは、サーバー上で実行されているアプリケーションで使用可能ですが、WebSphere Application Server クライアント・アプリケーションでは使用できません。詳しくは、『クライアント・アプリケーションのタイプ』を参照してください。
WebSphere Developer Tools を使用した WebSocket アプリケーションの開発について詳しくは、『WebSocket アプリケーションの開発』を参照してください。