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処理の複数層
オートノミック要求フロー・マネージャー (ARFM) は、複数層で要求を処理することができます。 層には、WebSphere® Application Server ソフトウェアとその他のソフトウェアの両方が含まれる可能性があります。
複数層を持つ構成では、すべてのソフトウェアが、ノード、サーバー・プロセスまたはアプリケーション・サーバー、サーバー・プロセス・クラスター、デプロイメント・ターゲット (これにはクラスターおよびクラスター化されていないサーバー・プロセスの両方が含まれる)、および処理層に編成されることを前提としています。 WebSphere ソフトウェアを実行していないサーバーおよびクラスターについて 詳しくは、『Intelligent Management トポロジーの用語』を参照してください。
前の図には、クラスターのメンバーであるアプリケーション・サーバーを持つ 4 つのノードがあります。 それぞれのアプリケーション・サーバーは、図で黒い円で表される 1 つ以上の処理領域を持っています。
クラスター A は、WebSphere Application Server アプリケーション・サーバーで作られています。 サーバー A1 とサーバー A2 は、両方ともクラスターのメンバーです。 サーブレットと Enterprise Bean は、クラスター上にデプロイされています。 サーブレットは、Enterprise Bean に作業を送ります。
それぞれの層は、1 つのデプロイメント・ターゲットに特定です。 クラスター A には 2 つの層があります。クラスター B とクラスター C にはそれぞれ 1 つの層があります。 クラスター A 内のサーブレット層およびクラスター B 内の唯一の層は、ターゲット層 です。 ターゲット・サーバー、ターゲット・ノード、ターゲット・クラスター、ターゲット・セル、またはターゲット層は、オンデマンド・ルーター (ODR) から直接要求を受け取ります。
ARFM はシステムへのエントリーでコントロールを適用します。 この場合、エントリーは ODR です。 ARFM は、第 1 の層より深い層との間のトラフィックを測定しません。 非ターゲット層は明示的に構成しなければなりません。
複数層の構成について詳しくは、 『Intelligent Management を実行していないノードへの要求のルーティング』を参照してください。