プロキシー・ルール式の管理

ユーザーは、プロキシー・アクションをより細かい範囲で実行するプロキシー・ルール式を管理できます。 プロキシー・ルール式は、プロキシー仮想ホストに割り当てられた構成です。

このタスクについて

プロキシー・ルール式は、管理者によって定義されるオペランドと演算子で構成されます。 式が true と評価されると、そのプロキシー・ルール式と関連付けられたプロキシー・アクション・ルールが実行されます。

以下のステップを実行して、新規プロキシー・ルール式を作成するか、または既存プロキシー・ルール式を管理します。

手順

  1. 管理コンソールから、「サーバー」>「サーバー・タイプ」>「WebSphere プロキシー・サーバー」>proxy_server_name>「プロキシー仮想ホスト構成」>「プロキシー・ルール式」 と選択します。
  2. 新規プロキシー・ルール式を作成するには、「新規」をクリックします。 既存のプロキシー・ルール式を管理するには、rule_expression_nameをクリックします。
  3. ルール式の名前を指定します。
  4. 式を追加するには、「副次式ビルダー」をクリックします。 手動で式を入力して、式を作成することもできます。 副次式ビルダーは、式の作成時に使用可能なオプションのサブセットを生成することのみを目的に設計されています。 例えば、副次式ビルダーでは式内で括弧を使用できません。 複合式が必要な場合は、副次式ビルダーを使用する代わりに式をフィールドに入力してください。 有効な式の例については、プロキシー・ルール式を参照してください。副次式ビルダーを使用して式を作成するには、作成するそれぞれの副次式について以下のステップを繰り返してください。
    1. 「論理演算子」メニューから、論理演算子を選択します。 これがこのフィールドで初めての副次式の場合は、副次式が生成されるときにこの論理演算子は除去されます。
    2. 「オペランドの選択」メニューからオペランドを選択します。
    3. 「演算子」メニューから演算子を選択します。
    4. <operand_name> の選択 (Select <operand_name>)」 メニューから、使用するオペランドの名前を選択します。 このメニューの名前とそこで使用可能な選択肢は、ステップ b で指定されたオペランドによって異なります。例えば、ステップ b で「セル」を選択した場合、このメニューの名前は「セルの選択 (Select cell)」となり、メニュー・オプションとして使用可能なセルのリストが表示されます。
    5. 副次式リストに新しい式を追加するには、「副次式の生成」をクリックします。
    6. OK」をクリックします。
  5. プロキシー・ルール式に対してプロキシー・アクションを使用可能にします。複数のプロキシー・アクションを使用可能にすることができます。 このプロキシー・ルール式が true と評価されると、使用可能にされたすべてのプロキシー・アクションが実行されます。
  6. オプション: プロキシー・アクションを変更する必要がある場合は、そのプロキシー・アクションを選択して、「編集」をクリックします。
  7. オプション: プロキシー・アクションが実行される順序を変更するには、プロキシー・アクションをリスト内で上または下に移動します。 プロキシー・アクションの実行順序が、指定したルールにとって重要である場合は、リスト内のプロキシー・アクションの順序が、それらのアクションを実行すべき順序に対応していることを確認してください。
  8. OK」をクリックします。

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