JAX-RS Web アプリケーションの計画
サブトピック
RESTful サービスを使用可能にするための JAX-RS の使用の計画
Java™ API for RESTful Web Services (JAX-RS) API を使用すると、アプリケーション開発者は RESTful アプリケーションを短時間で開発できます。JAX-RS を使用して RESTful サービスを使用可能に設定しようと計画する場合は、JAX-RS による RESTful アプリケーションのケイパビリティーおよび特性の最適な実装方法を検討してください。RESTful アプリケーションのリソースの定義
Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) を使用すると、REST (Representational State Transfer) 原則に準拠するサービスを開発できます。RESTful サービスは、リソースの操作に基づいています。リソースは、静的または動的な更新データを含むことができます。ご使用のアプリケーションのリソースを識別することにより、サービスをさらに便利で開発しやすいものにできます。RESTful アプリケーションでのリソースの URI パターンの定義
REST (Representational State Transfer) サービス は、リソースの取り扱いをベースにしています。RESTful サービスのリソースはアドレス可能であり、 REST でのアドレス可能性は主として URL によって実現されます。RESTful アプリケーションのためのリソース・メソッドの定義
個々のリソースは、サポートされる HTTP メソッドを使用して、そのリソースの機能を 定義できます。REST (Representational State Transfer) サービス では、サポートされるメソッドは GET、PUT、DELETE、および POST です。すべての オペレーションは、ある 1 つのリソースに対して、事前定義された HTTP メソッドの 1 つを使用して実行される のが一般的です。RESTful アプリケーションの HTTP ヘッダーおよび応答コードの定義
HTTP ヘッダーおよび状況コードは、仲介プログラムおよびクライアント・プログラムがアプリケーションの要求と応答に関する情報を理解するのに役立ちます。HTTP ヘッダーにはメタデータ情報が含まれます。HTTP 状況コードは、応答に関する状況情報を含みます。RESTful アプリケーションでのリソースのメディア・タイプの定義
リソースは、複数の形式で表示されます。XML、JavaScript Object Notation (JSON)、 Atom 形式や、PNG、JPEG、GIF などのバイナリー形式、プレーン・テキスト形式、 および専有形式が、リソースを表現するために使用されます。REST (Representational State Transfer) は、単一リソースを複数形式で表示する柔軟性を提供します。RESTful アプリケーションにおけるリソース要求の表現に関するパラメーターの定義
パラメーターは、要求に追加情報を渡すため、および情報を追加するために 使用されます。パラメーターを URL の一部として使用するか、またはヘッダー内で 使用することができます。追加情報を要求に渡すために、パス・パラメーター、マトリックス・パラメーター、照会パラメーター、 ヘッダー・パラメーター、および Cookie パラメーターを 利用できます。リソースの例外およびエラーに対する例外マッパーの定義
Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) アプリケーションで例外およびエラーが発生する場合があります。 デフォルトの動作では、JavaServer Pages (JSP) エラー・ページなどのアプリケーション・コンテナーの例外処理機能が使用されます。しかし、エラー処理をカスタマイズすることで、例外またはエラーが発生した場合に特定の応答を返すようにすることができます。


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