SIP タイマー設定

このページを使用して、RFC 3261 で指定された設定とは異なる Session Initiation Protocol (SIP) タイマーの値を設定します。SIP タイマーは、セッションの有効期限に対するメカニズムを提供します。デフォルト値は、RFC 3261 に指定されているものと同じです。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > server_name > 「SIP コンテナー設定」 > 「SIP コンテナー」 > 「SIP スタック」 > 「SIP タイマー」とクリックします。

以下の SIP タイマーは、管理コンソールから構成することができます。

T1

RFC 3261 仕様に従って、タイマー T1 の往復ネットワーク遅延時間をミリ秒単位で指定します。値は、一部のタイマーを計算する基本として使用され、クライアント、サーバー、送信勧誘、および非送信勧誘のトランザクションなど、すべてのトランザクション・タイプに関連しています。

通知
データ型 整数
デフォルト 500
A
RFC 3261 仕様のタイマー A の送信勧誘要求を再送信する前に、 時間をミリ秒単位で指定します (UDP 向けのみ)。この設定は、送信勧誘クライアント・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T1
B
RFC 3261 仕様の送信勧誘クライアント・トランザクション・タイムアウトのタイマー (タイマー B) の時間を ミリ秒単位で指定します。
通知
データ型 整数
デフォルト T1*64
E
RFC 3261 仕様のタイマー E の初期の非送信勧誘要求を再送信する前に、 時間をミリ秒単位で指定します (UDP 向けのみ)。この設定は、非送信勧誘クライアント・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T1
F
RFC 3261 仕様の非送信勧誘トランザクション・タイムアウトのタイマー (タイマー F) の時間をミリ秒単位で指定します。 この設定は、非送信勧誘クライアント・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T1*64
G
RFC 3261 仕様のタイマー G の初期送信勧誘応答を再送信する前に、 時間をミリ秒単位で指定します。この設定は、送信勧誘サーバー・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T1
H
RFC 3261 仕様のタイマー H の肯定応答 (ACK) 受信の待機時間を ミリ秒単位で指定します。この設定は、送信勧誘サーバー・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T1*64
J
RFC 3261 仕様のタイマー J の 非送信勧誘要求の再送信の待機時間をミリ秒単位で指定します。 この設定は、非送信勧誘サーバー・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T1*64

T2

RFC 3261 仕様のタイマー T2 に対し、非送信勧誘要求および送信勧誘応答を再送信するまでの 最大時間をミリ秒単位で指定します。

通知
データ型 整数
デフォルト 4000

T4

メッセージがネットワークに残る最大時間をミリ秒単位で指定します。 この値は、RFC 3261 仕様のタイマー T4 が、他のタイマーを計算する基本として使用されます。

通知
データ型 整数
デフォルト 5000
I
RFC 3261 仕様のタイマー I の ACK 再送信の待機時間をミリ秒単位で指定します。 この設定は、送信勧誘サーバー・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T4
K
RFC 3261 仕様のタイマー K の非送信勧誘応答の再送信の待機時間をミリ秒単位で指定します。 この設定は、非送信勧誘クライアント・トランザクションに関連しています。
通知
データ型 整数
デフォルト T4

D

RFC 3261 仕様のタイマー D に対し、送信勧誘応答を再送信するまでの待機時間を ミリ秒単位で指定します。この設定は、送信勧誘クライアント・トランザクションに関連しています。

通知
データ型 整数
デフォルト 32000

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