スクリプトによる Java 仮想マシンのヒープ・サイズの増加

一部のサーバーでは、デフォルトよりも大きな Java™ 仮想マシン (JVM) のヒープ・サイズを指定する場合があります。 管理コンソール、wsadmin ツール、または Java クライアントを使用して、 JVM のヒープ・サイズを増加することができます。

[AIX]

このタスクについて

32 ビット AIX® システムで実行中の JVM プラットフォームを使用している場合、アプリケーション・サーバー、デプロイメント・マネージャー、またはノード・エージェントでより大きなヒープ・サイズが必要とされるときには、このタスクを実行します。

手順

  1. サーバーと関連した JVM のヒープ・サイズをコントロールする属性を設定します。

    [AIX Solaris HP-UX Linux Windows][z/OS]ヒープ・サイズをコントロールするには管理コンソール、wsadmin ツール、または Java クライアントを使用します。

    [IBM i]ヒープ・サイズをコントロールするには、管理コンソールまたは wsadmin ツールを使用します。

  2. JVM のヒープ・サイズを増やします。
    [AIX Solaris HP-UX Linux Windows][z/OS]
    • サーバーを起動するスクリプトを作成します。 ターゲット・サーバーを始動するのに使用するコマンド (startServer、startManager、または startNode などのバッチ・ユーティリティーやシェル・コマンド・ユーティリティー) で -script オプションを使用します。このアクションにより、ターゲット・サーバーの起動に使用できるスクリプトが生成されます。
    • startServer、startManager、または startNode の各バッチ・ユーティリティーやシェル・コマンド・ユーティリティーでターゲット・サーバーを開始する前に、手動で環境変数を設定します。
      [AIX Solaris HP-UX Linux Windows][IBM i]以下の設定で、11 × 256 MB の JVM の、最大ヒープ・サイズを指定できます。
      export IBM_JVM_LDR_CNTRL_NEW_VALUE=MAXDATA=0XB0000000@DSA
      export LDR_CNTRL=MAXDATA=0XB0000000@DSA
    • 例えば以下のように、AdminTask オブジェクトを使用します。
      • Jython を使用:

        AdminTask.setJVMMaxHeapSize('-serverName server1 -nodeName node1 -maximumHeapSize heap_size')
      • Jacl を使用:

        $AdminTask setJVMMaxHeapSize {-serverName server1 -nodeName node1 -maximumHeapSize heap_size}
    [IBM i]以下の例に示すように、AdminTask オブジェクトを使用してヒープ・サイズを変更します。
    • Jython を使用:
      AdminTask.setJVMMaxHeapSize('-serverName server1 -nodeName node1 -maximumHeapSize heap_size')
    • Jacl を使用:
      $AdminTask setJVMMaxHeapSize {-serverName server1 -nodeName node1 -maximumHeapSize heap_size}

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=txml_heapsize
ファイル名:txml_heapsize.html