SIP コンテナーの構成

Session Initiation Protocol (SIP) コンテナーを構成し、メッセージの応答時間を調整したり、カスタム・プロパティーを設定したりします。

このタスクについて

管理コンソールを使用して、SIP コンテナー設定を構成します。 以下のステップを実行して、SIP コンテナー設定を検索および構成します。

手順

  1. WebSphere® Application Server を開始します。
  2. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere Application Server」 > server_nameとクリックします。
  3. 「コンテナー設定」「SIP コンテナー設定」 を展開し、「SIP コンテナー」をクリックします。 変更するコンテナー設定を選択します。
    • 「一般プロパティー」で、セッション、 メッセージ、および最大応答時間を構成することができます。『Session Initiation Protocol コンテナー設定』 および『SIP コンテナー・カスタム・プロパティー』を参照してください。
    • 「追加プロパティー」で、 カスタム・プロパティーの定義、トランスポート・チェーンまたはインバウンド・チャネル設定の管理、 あるいはセッション・マネジャーの構成を行うことができます。
  4. SIP コンテナーを構成した後、「適用」をクリックして変更を保存します。
  5. WebSphere Application Server を再始動します。

タスクの結果

SIP コンテナーに対する変更は、WebSphere Application Server を再始動しないと有効になりません。
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): デプロイメントの SIP コンテナー数の増加に応じて、SIP プロキシー・サーバー上のヒープ設定値を増やす必要があります。 例えば、コンテナー数が 20 のデプロイメントでは最低 60 MB のヒープ・サイズが必要になるため、-Xmo60m パラメーターを、管理コンソールの「Java™ 仮想マシン」パネル上の「汎用 JVM 引数」フィールドに追加する必要があります。 ただし、コンテナー数が 70 のデプロイメントの場合は、200 MB (-Xmo200m) などの大きな値に設定する必要があります。 汎用 JVM 引数について詳しくは、インフォメーション・センターのトピック『Java 仮想マシンの設定』を参照してください。gotcha

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tsip_cfg
ファイル名:tsip_cfg.html