deleteWSNService コマンド
deleteWSNService コマンドを使用して 、WS-Notification サービスおよび関連するリソースを削除します。
このトピックで説明されているように wsadmin ツールを使用するか、WS-Notification サービスの削除で説明されているように管理コンソールを使用して、 WS-Notification サービスを削除することができます。
コマンドを実行するには、wsadmin スクリプト・クライアントの AdminTask オブジェクトを使用します。
wsadmin スクリプト・クライアントは Qshell から実行されます。.
詳しくは、wsadmin スクリプトを使用した WebSphere スクリプトを実行するための Qshell の構成.
サービス統合バスのコマンドには、コマンド行ヘルプが用意されています。
- 使用可能な WS-Notification コマンドのリストと、各コマンドの簡単な説明を見るには、wsadmin プロンプトで以下のコマンドを入力します。
print AdminTask.help('WSNotificationCommands')
- 特定のコマンドの概要ヘルプの場合は、wsadmin プロンプトで以下のコマンドを入力します。
print AdminTask.help('command_name')
コマンドの使用後に、マスター構成に変更を保存します。次のコマンドを使用します。
AdminConfig.save()
目的
このコマンドは、以下のように、指定された WS-Notification サービス、およびサービス上で構成されたすべてのオブジェクトを削除します。
- バージョン 7.0 WS-Notification サービスの場合、WS-Notification サービス・ポイントおよび関連サービス・ポイント・アプリケーションが削除されます。
- バージョン 6.1 WS-Notification サービスの場合、WS-Notification サービス・ポイントおよび関連サービス統合バス・インバウンド・ポートが削除されます。
- トピック名前空間が作成した WS-Notification 永続トピック名前空間およびサービス統合バスのトピック・スペースが削除されます。
- 永続トピック名前空間に定義したトピック名前空間文書、および (バージョン 6.1 WS-Notification サービスの場合は) SDO リポジトリーに格納された関連 XML 文書が削除されます。
ターゲット・オブジェクト
WSNService
必須パラメーター
なし。
条件付きパラメーター
なし。
オプション・パラメーター
- -deleteSIBTopicSpaces
- TRUE または FALSE。WS-Notification 永続トピック名前空間の定義により作成されたサービス統合バスのトピック・スペースも削除するかどうかを示します (デフォルトは FALSE)。
例
トピック「wsadmin ツールを使用した新規 WS-Notification サービスの作成」の例で作成された WS-Notification サービス newService を削除します。
- Jython の使用:
AdminTask.deleteWSNService(newService, ["-deleteSIBTopicSpaces", "TRUE"])
- Jacl を使用:
$AdminTask deleteWSNService $newService {-deleteSIBTopicSpaces TRUE}