プロパティー・ファイルを使用した特定構成オブジェクトの管理
wsadmin ツールにより、プロパティー・ファイルを使用して、構成プロパティーを変更し、環境の構成オブジェクトを管理します。
このタスクについて
プロパティー・ファイルを使用して、構成オブジェクトの作成、変更、削除を行えます。
抽出されたプロパティー・ファイルでは、特定タイプのオブジェクトのすべての必須プロパティーとデフォルト値を識別します。 必須プロパティーには、プロパティー設定の後に #required というコメントがあります。 デフォルト値を持つプロパティーには、プロパティー設定の後に #object_type,default(default_value) というコメントがあります。 デフォルト値を持つプロパティーが削除されると、 そのプロパティーの値は自動的にデフォルト値に設定されます。 プロパティーがデフォルト値を持たない場合、それは表示されません。 抽出されたプロパティー・ファイルにすべての必須プロパティーとデフォルト・プロパティーの情報が含まれるため、 オブジェクトの作成、変更、削除のためにプロパティー・ファイルを適用する前に、 プロパティー値が正しく設定されていることを検証することができます。
例えば、タイプ JDBCProvider の抽出されたプロパティー・ファイルでは、以下のように、すべての必須プロパティーとデフォルト・プロパティーを識別します。
#
# SubSection 1.0 # JDBCProvider attributes
#
ResourceType=JDBCProvider
ImplementingResourceType=JDBCProvider
ResourceId=Cell=!{cellName}:ServerCluster=!{clusterName}:JDBCProvider=Derby JDBC Provider (XA)
#
#
# Properties
#
classpath={${DERBY_JDBC_DRIVER_PATH}/derby.jar}
name=Derby JDBC Provider (XA) #required
implementationClassName=org.apache.derby.jdbc.EmbeddedXADataSource #required
isolatedClassLoader=false #boolean,default(false)
nativepath={}
description=Built-in Derby JDBC Provider (XA)
providerType=Derby JDBC Provider (XA) #readonly
xa=true #boolean,default(false)
手順
次のタスク
構成の変更を保存します。