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ODR 最大接続数のチューニング

サーバーあたりの ODR 最大接続数を増やすと、さらに多くの接続を作成してプールし、かなり長い時間接続を持続することができます。

始める前に

JVM ヒープ設定を変更します。JVM 設定について詳しくは、 『オンデマンド・ルーターの JVM ヒープ・サイズの変更』を参照してください。

このタスクについて

かなり長い時間接続を持続するには、サーバーあたりの ODR 最大接続数を増やして、さらに多くの接続を作成してプールできるようにする必要があります。ODR は、指定された設定を超えて接続を割り振りますが、プールに既にこの数のアイドル接続が存在する場合、このような接続がプールに戻される時点で、接続をプールすることはありません。サーバーあたりの最大接続数の一般設定は、並行して存在するクライアントのピーク数を、アプリケーションに割り当てられたサーバーの数で割ったものとして計算できます。動的サーバー・クラスターの場合、サーバーの数は、クラスターが定義されているサーバーの最小数です。

以下の手順では、アプリケーション・サーバーのサーバーあたりの最大接続数を調整する方法を示します。管理コンソールから、以下の手順を実行します。

手順

  1. 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「オンデマンド・ルーター」 > odr_name > 「オンデマンド・ルーター・プロパティー」 > 「オンデマンド・ルーター設定」とクリックします。
  2. 先に説明した計算を行い、結果を「サーバーあたりの最大接続数」フィールドに入力します。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twve_odrconnect
ファイル名:twve_odrconnect.html