例: アプレット・クライアント・コードの要件
アプレットがエンタープライズ Bean と対話するために使用するコードは java.naming.applet と呼ばれる追加のプロパティーを除いて、 スタンドアロンの Java™ プログラムまたはサーブレットが使用するコードと同じです。 このプロパティーは、 このクライアントがスタンドアロンの Java アプリケーションあるいはサーブレットではなく、 アプレットであることを InitialContext およびオブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) に 通知します。
InitialContext クラスのインスタンスを初期化するときに、
このコードの断片の最初の 2 行は、スタンドアロンの Java プログラムとサーブレットの両方が、
コンピューター名、ドメイン、およびポートを指定するために何を発行するかを例示しています。
この例では、<yourserver.yourdomain.com> は、WebSphere®
Application Server が存在するコンピューターの名前とドメインであり、
900 は構成されたポートです。
ブートストラップ値 (<yourserver.yourdomain.com>:900) が定
義されると、基礎となるインフラストラクチャー内でクライアントからサー
バーへの通信が起こります。
最初の 2 行に加えて、アプレット用として 3 番目の行をコードに追加する必要があります。
この行は、このプログラムをアプレットとして識別するもので、例えば次のようになります。
prop.put(Context.INITIAL_CONTEXT_FACTORY, "com.ibm.websphere.naming.WsnInitialContextFactory"); prop.put(Context.PROVIDER_URL, "iiop://<yourserver.yourdomain.com>:900) prop.put(Context.APPLET, this);