Tivoli Performance Viewer でのパフォーマンス・データのロギング
Tivoli® Performance Viewer を使用すると、システム・リソース、WebSphere® Application Server のプールとキュー、およびアプリケーションのリアルタイム・データを、後で検索するためにログ・ファイルに簡単に保管することができます。サーバーの現行アクティビティーを表示中にロギングを開始および停止し、 後からこのデータを再生することができます。パフォーマンス・データのロギングは、 適時にパフォーマンス・データを取り込むため、このデータを後で分析することができます。
始める前に
このタスクについて
アプリケーション・サーバー固有の状態に関連するイベントのシーケンスを研究することができます。
最初に、アプリケーション・サーバーで生成されるパフォーマンス・データが特定の場所のログ・ファイルに保管されるように、Tivoli Performance Viewer ロギングを使用可能にします。その後、Tivoli Performance Viewer の再生フィーチャーを使用して、リアルタイムで生成された順序とまったく同じ発生順で生成されたパフォーマンス・データを表示すると、イベントの前のシーケンスを分析することができます。
ログ・ファイルが生成および保管される構文およびフォーマットを認識しておく必要はありません。 Tivoli Performance Viewer によって生成されたログ・ファイルは編集しないでください。これを編集すると、ログ・ファイルに保管されたパフォーマンス・データが破壊または破棄される場合があります。
ログは管理コンソールで作成および表示できます。
バージョン 8.0 以降、Tivoli Performance Viewer グラフは、パフォーマンス・アクティビティーのプロットに Scalable Vector Graphics (SVG) フォーマットではなく Dojo テクノロジーを使用します。 Dojo フォーマットは、より優れたユーザー・エクスペリエンスを提供し、アプリケーション・サーバーにとっては、プロセッサーとメモリーの効率がより優れています。SVG フォーマットもまだサポートされていますが、この製品のバージョン 8 では非推奨です。SVG 形式およびイメージ形式を使用するには、JVM プロパティーを false に設定します。例えば、com.ibm.websphere.tpv.DojoGraph=false とします。プロパティーが false に設定されると、Dojo は無効になり、Tivoli Performance Viewer が SVG フォーマットを使用して対話式グラフィックスを、 または JPG フォーマットを使用して非対話式グラフィックスを表示します。 デフォルトでは Dojo 形式を使用するため、このプロパティーの値が true に設定されています。
