例: セキュリティーおよびコマンド行ツール
WebSphere® Application Server のセキュリティーを使用可能にする場合は、コマンド行ツールに認証情報を入力する必要があります。
認証情報を入力せずに、セキュリティーを使用可能にして使用しようとすると、コマンド行ツールは、AccessDenied 例外を受け取ります。 認証データを与えるには、以下のように複数の方法があります。
- たいていのコマンド行ツールは、基本認証データの入力のために、-username オプションおよび -password オプションをサポートしています。
このオプションで、管理ユーザーのユーザー ID およびパスワードを指定します。例えば、オペレーターまたは管理者特権を持った管理コンソール・ユーザーのメンバーを使用するか、あるいはユーザー・レジストリー内に構成された管理ユーザー ID を使用できます。
以下の例は、コマンド行パラメーターを指定する stopNode コマンドを示したものです。
stopNode -username adminuser -password adminpw
- コマンド行ツールが読み取る認証データをプロパティー・ファイルに置くことができます。 このデータのデフォルト・ファイルは、現行プロファイルの properties ディレクトリー内の sas.client.props ファイルです。