管理コンソールを使用したクライアント情報トレースの使用可能化
このタスクで概要が示されたいずれかの方法を使用して、データベース接続に関するクライアント情報の受け渡しおよびトレースを使用可能にします。
このタスクについて
トピック『暗黙的に設定されるクライアント情報』を参照して、クライアント情報の受け渡しおよびトレースの 2 つの使用可能なレベルのうち、どちらがご使用の構成に適しているかを判別します。レベルを選択すると、それを使用可能にする方法が 2 つあります。
- WebSphere® Application Server トレース・グループ (WAS.clientinfo または WAS.clientinfopluslogging) のいずれかを使用可能にする。 これらのトレース・グループのいずれかを使用可能にすると、アプリケーション・サーバーのすべてのデータ・ソースにおけるクライアント情報の受け渡しが使用可能になります。特定のデータ・ソースでのみクライアント情報が必要な場合は、以下の方法の使用を検討してください。
- データ・ソースのカスタム・プロパティーを作成して、クライアント情報トレースを使用可能にする。この方法は、指定されたデータ・ソースでのみ使用可能になる点を除いて、WAS.clientinfo の使用可能化と機能的に等価です。WAS.clientinfopluslogging トレース・グループと同等の機能を提供する、データ・ソースのカスタム・プロパティーは存在しません。そのレベルのトレースが必要な場合は、代わりに、そのトレース・グループ設定を使用してください。