スクリプト管理のための wsadmin スクリプト AdminApp オブジェクトの使用

AdminApp オブジェクトを使用してアプリケーションを管理します。

始める前に

このオブジェクトは、この製品に含まれるランタイム・アプリケーション管理オブジェクトと通信して、 以下の例のようにアプリケーションの照会や変更を行います。

  • アプリケーションのインストールとアンインストール
  • アプリケーションのリスト作成
  • アプリケーションまたはモジュールの編集

アプリケーションは構成データの一部であるため、 アプリケーションに対して行われる変更はすべて、 他の構成データと同様に、構成セッション内に保持されます。 アプリケーションに対する変更は、必ず保存して、 データが構成セッションからマスター・リポジトリーへ転送されるようにしてください。

このタスクについて

アプリケーションが既にインストールされている場合、 AdminApp オブジェクトは、アプリケーション・メタデータの更新、 仮想ホストの Web モジュールへのマップ、およびサーバーのモジュールへのマップを行うことができます。その他の変更、例えば、使用するアプリケーションへのライブラリーの指定や、 セッション管理構成プロパティーの設定などは、 AdminConfig オブジェクトを使用して実行する必要があります。

AdminApp オブジェクト用のコマンドは、ローカル・モードで実行できます。 サーバーが実行中である場合は、 スクリプト・クライアントをローカル・モードで実行することは推奨されません。 これは、ローカル・モードで行われた構成変更はいずれも、 実行中のサーバー構成に反映されず、その逆の場合も同じためです。 競合する構成を保存すると、 構成が破損するおそれがあります。

デプロイメント・マネージャー環境では、構成の更新は、スクリプト・クライアントがデプロイメント・マネージャーに接続されている場合にのみ可能です。ノード・エージェントまたは管理対象アプリケーション・サーバーに接続されている場合は、構成を更新できません。これらのサーバー・プロセスの構成が、デプロイメント・マネージャー内にあるマスター構成のコピーであるためです。これらのコピーは、デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントの間で構成の同期が行われる際に、ノード・マシン上に作成されます。 サーバー・プロセスに対する構成変更は、スクリプト・クライアントを デプロイメント・マネージャーに接続して行います。このため、構成を変更する際には、ノード・マシン上でスクリプト・クライアントをローカル・モードで実行しないでください。 そのような構成はサポートされません。

AdminApp オブジェクトに対して使用できるすべてのコマンドのリスト を表示するには、以下のようにします。

手順


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=txml_adminappobj
ファイル名:txml_adminappobj.html