UDDI レジストリー・ユーザー・インターフェースの使用
UDDI レジストリー・ユーザー・インターフェース (UDDI レジストリー・ユーザー・コンソールとも呼ばれます) は、 照会要求の発行、および UDDI レジストリーの探索に使用できるグラフィカル・インターフェースです。
始める前に
このタスクについて
UDDI ユーザー・コンソールは、ほとんどの UDDI バージョン 3 API に対するグラフィカル・ユーザー・インターフェースを提供します。
ユーザー・コンソールでは API の全機能はサポートされていませんが、照会要求を発行する方法、および一般的な UDDI の概念を理解する方法を提供しています。
画面には、説明するテキストのヘルプが表示されます。
以下のリストは、ユーザー・コンソールではサポートされていない領域、およびユーザー・コンソールでのその他の制約事項について説明しています。
- 検索照会で最大行を指定することはできません。管理コンソールの一般プロパティー「照会結果セットの最大サイズ」を使用することにより、レジストリーの「単一最大行数」の値を設定できます。
- ID フィーチャーは、業務検索領域や技術モデル検索 (tModel) 領域ではサポートされていません。
- 業務追加領域では、ディスカバリー URL、ID、またはデジタル署名の追加はサポートされていません。
- 技術モデル (tModel) 追加領域では、ID またはデジタル署名の追加はサポートされていません。
ユーザー・コンソールの正確な動作は、以下の構成可能な要因によって異なります。
テーブル内の変数は以下の値を持ちます。
- WebSphere® Application Server セキュリティーが使用可能に設定されているかどうか。
- UDDI レジストリー GUI ロール・マッピングがどのように設定されているか。UDDI レジストリーでは、ユーザー・コンソールに対する以下の 2 つのセキュリティー・ロールがサポートされています。
- GUI_Publish_User
- GUI_Inquiry_User
- UDDI レジストリーの GUI での Secure Sockets Layer (SSL) トランスポート保証制約がどのように設定されているか。 UDDI レジストリーでは、ユーザー・コンソールに対する 2 つの設定を含む、SSL 設定の構成がサポートされています。
WebSphere Application Server セキュリティー状況 | UDDI ユーザー・コンソールにアクセスするために使用された URL | UDDI ユーザー・コンソールの振る舞い |
---|---|---|
使用可能 | http://host_name:http_port/uddigui | 照会要求では認証は不要ですが、HTTP URL を使用するので機密保護機能はありません。
公開要求には、WebSphere Application Server の認証が必要です。公開ペインにアクセスする場合は、HTTPS を使用するように動的にリダイレクトされ、ユーザー ID とパスワードを入力するプロンプトが出されます。
要求に成功するには、認証済みのユーザーが UDDI パブリッシャーとして登録されている必要があります。
GUI_Inquiry_User ロールがすべての認証済みユーザーにマップされており、そのロールのユーザー・データ制約セクションのトランスポート保証が CONFIDENTIAL に設定されている場合、すべての要求 (照会を含む) には、HTTPS の認証と使用が必要です。 |
https://host_name:ssl_port/uddigui | 要求はセキュアです。ユーザー ID とパスワードで認証するようにプロンプトが出されます。 要求に成功するには、認証済みのユーザーが UDDI パブリッシャーとして登録されている必要があります。 | |
使用不可 | http://host_name:http_port/uddigui | 要求 (公開または照会のいずれか) は認証されず、データ・フローはセキュアではありません (非 SSL)。 SSL transport-guarantee 設定が定義されていても、セキュリティーが使用不可であれば、その設定は施行されません。すべての公開操作は、UNAUTHENTICATED のユーザー ID、あるいは管理コンソールまたは Java™ Management Extensions (JMX) 管理インターフェースを使用して構成可能な値を使用して実行されます (これは新規要求にのみ適用されます)。 |
https://host_name:ssl_port/uddigui | 要求 (公開または照会のいずれか) は認証されませんが、SSL URL およびポートが明示的に使用されるため、データ・フローはセキュアです。 すべての公開操作は、UNAUTHENTICATED のユーザー ID を使用するか、または管理コンソール/JMX 管理インターフェースで構成可能な値を使用して実行されます (これは新規要求にのみ適用されます)。 |
- host_name は、関連するプロファイルを実行しているマシンの名前です。
- http_port は、そのプロファイルの 内部 HTTP ポート (例えば 9080) です。
- ssl_port はプロファイルのための内部 SSL ポートで、例えば 9443 です。
UDDI レジストリー・ユーザー・コンソールを表示するには、以下の手順を使用します。
手順
タスクの結果
- ヘッダー・フレーム。
- 検索オプションが表示されるナビゲーション・フレーム。
- 詳細フレーム。