外部バス接続の宛先のデフォルトの構成

アプリケーションが外部バス上の宛先を使用し、これらのプロパティーが他では明示的に定義されていないときに適用するデフォルト値を構成することができます。 サービス統合バス、あるいは IBM MQ キュー・マネージャーまたはキュー共有グループ (「ゲートウェイ・キュー・マネージャー」として知られる) を表す外部バス接続の宛先デフォルトを構成します。

始める前に

外部バスの宛先デフォルトを構成するには、その外部バスを表す少なくとも 1 つの外部バス接続が定義されていなければなりません。

このタスクについて

宛先デフォルトとは、デフォルト優先順位など、宛先属性のデフォルト値です。 これらは、外部バス上の宛先に向けられたメッセージをアプリケーションが生成したが、プロパティーが他に定義されていない、次のような場合に使用されます。
  • アプリケーションが、メッセージで特定の属性を明示的に設定していない。
  • 外部宛先がローカル・バスで定義されていないため、宛先デフォルトのソースになることができない。
  • 別名宛先がローカル・バスで定義されていないため、宛先デフォルトのソースになることができない。

外部バス接続の宛先デフォルトを構成し、対応する外部バス上のすべての適用可能な宛先に適用します。 一方、別名宛先または外部宛先の宛先デフォルトは、外部バス上の個別の宛先に適用されます。

手順

  1. ナビゲーション・ペインで、「サービス統合 ->「バス」」をクリックします。
  2. サービス統合バスのペインで、構成するバスを選択します。
  3. 「構成」タブの「トポロジー」の下にある 「外部バス接続」をクリックします。 外部バス接続のリストが表示されます。
  4. 構成する外部バス接続を選択します。
  5. 目次ペインの「追加プロパティー」の下にある「宛先のデフォルト」をクリックします。
  6. 宛先のデフォルトの以下のプロパティーを指定します。
    デフォルト優先順位
    デフォルトの信頼性
    プロデューサーによって明示的な信頼性が設定されていない場合に、この宛先に生成されるメッセージに割り当てられる信頼性。
    最大信頼性
    送信許可
    プロデューサーによるデフォルトの信頼性のオーバーライドを可能にする
    IBM MQ にメッセージを送信するときに RFH2 メッセージ・ヘッダーを組み込む
    選択されている場合、IBM MQ に送信されるメッセージには RFH2 ヘッダーが組み込まれます。RFH2 ヘッダーは、IBM MQ メッセージ・ヘッダーに保管される追加情報を保管します。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. 変更をマスター構成に保存します。

タスクの結果

外部バス接続の宛先のデフォルトが構成されました。

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