データ・ストアの高可用性
クラスター・バス・メンバーのメッセージング・エンジンはクラスター内のサーバー間でフェイルオーバーできますが、メッセージング・エンジンはいずれのクラスター・サーバーからでも、そのデータ・ストアに保存されている状態にアクセスできなければなりません。
サービス統合バス上の各メッセージング・エンジンは、1 つの高可用性グループ (HAGroup) に属します。 各 HAGroup のメンバーは、実行時にグループに割り当てられるポリシーによって制御されます。 このコア・グループ・ポリシーによって、HAGroup 内のメッセージング・エンジンの可用性の特性 (メッセージング・エンジンを実行できるサーバー、メッセージング・エンジンのフェイルオーバーの対象となるサーバーの選択など) が決まります。 メッセージング・エンジンが稼働中のクラスター・バス・メンバーに障害が発生した場合は、 そのメッセージング・エンジンが使用するデータ・ストアに、メッセージング・エンジンの移動先サーバーからアクセスできなければなりません。