[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][z/OS]

報告書の作成と管理

報告書を使用することで、仮想環境のパフォーマンスを表示できます。可用性、応答時間、トラフィック、スループットに関する 統計を表示できます。

始める前に

  • 図表にデータを表示するには、サーバー、クラスター、およびアプリケーションは稼働中でなければなりません。
  • [Windows]デフォルトでは、ランタイム・オペレーション報告書には Scalable Vector Graphics (SVG) 図表が使用されます。Microsoft Internet Explorer には、デフォルトで SVG ビューアーはインストールされていません。SVG ビューアー・プラグインをインストールするか、JPEG イメージを表示するように報告書の設定を更新できます。報告書の設定を更新するには、「ランタイム操作」 > 「レポート」 > 「レポート設定」をクリックします。 「デフォルトの図表フォーマット」フィールドを編集します。

このタスクについて

報告書は、ランタイム・データを表示した図表です。 このデータを使用して環境をモニターし、必要に応じて修正処置を行うことができます。

ライブ・データを 表す報告書を表示するか、または、日、週、月、年単位の一定期間にわたってログに記録 されたヒストリー・データを表す図表を使用することができます。ヒストリー・データの図表を使用するには、 視覚化データ・サービスを構成し、使用可能にします。詳しくは、 『視覚化データ・サービスの構成』を参照してください。ヒストリー・データの図表では、 スライド・バーを使用して、表示期間のパーセンテージを 調整します。特定の時間間隔のみに焦点を合わせ、より多くのデータを 図表に含めることができます。

トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): 長い期間にわたってヒストリー・データを 監視する場合は、デプロイメント・マネージャーの最大ヒープ・サイズを 増やしてください。デフォルトの最大ヒープ・サイズは 256 MB です。 パフォーマンスを向上させ、ヒープ・ダンプ を防止するには、「システム管理」 > 「デプロイメント・マネージャー」 > 「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス定義」 > 「Java 仮想マシン」と進み、最大ヒープ・サイズの値を、例えば 2048 MB に増やします。gotcha

手順

  1. 報告書」タブを開きます。 管理コンソールで、 次のようにして「報告書」タブにアクセスできます。
    • 「ランタイム操作」 > 「報告書」
    • 「サーバー」 > 「すべてのサーバー」 > server_name > 「報告書」
      制約事項: オンデマンド・ルーター (ODR) サーバーでは、「報告書」タブは使用できません。
    • 「サーバー」 > 「クラスター」 > 「動的クラスター」 > dynamic_cluster_name > 「報告書」
    • 「サーバー」 > 「WebSphere Application Server クラスター」 > cluster_name > 「レポート」
    • 「アプリケーション」 > 「すべてのアプリケーション」 > application_name > 「報告書」
    • 「動作ポリシー」 > 「サービス・ポリシー」 > service_policy_name > 「報告書」
    .
  2. 操作可能アラートに基づいて処置します。 操作可能アラートは、ご使用の環境内のリソース状況を表示します。特定のリソース の名前が強調表示されます。構成パネルに移動するか、そのリソースの図表を表示して、修正処置を 実行してください。
  3. 報告書および図表の設定を構成します。報告書設定」を展開します。 この設定はグローバルで、作成されるすべての新規図表に適用されます。ただし、設定の変更は既存の図表には適用されません。 既存の図表の設定を変更するには、その図表で「設定」をクリックします。
  4. 図表を追加します。 「新規図表タブを開く」をクリックします。新規タブが開き、空白の図表が表示されます。「データの追加」をクリックして、モニターするデータ・セットおよびメトリックを指定します。「ランタイム操作」 > 「報告書」パネルから「報告書」タブにアクセスした場合は、図表の有効範囲を指定できます。「スコープの変更...」をクリックします。
  5. 図表グループの作成、アクセス、および除去を行います。 図表グループはグローバルで、任意の「報告書」タブからアクセスできます。
    • 作成: タブ内にある特定の図表のセットを保存する場合は、「図表タブの現行グループ構成を図表グループとして保存」に名前を入力して、「保存」をクリックします。
    • アクセス: 後で任意の報告書パネルから図表グループにアクセスするには、「保存済み図表グループ」を表示し、その図表グループの名前をクリックします。

      管理コンソールで他のタスクを行う場合も引き続き図表をモニターできるように、図表を新しいウィンドウで開くこともできます。「新しいウィンドウに図表を表示」をクリックします。図表を新しいウィンドウから図表グループに戻す場合は、「図表を図表グループに表示」をクリックします。

    • 除去: 図表グループを除去するには、「保存済み図表グループ」から図表グループを選択し、「図表グループの除去」をクリックします。

次のタスク

操作可能アラートの読み込みに時間がかかる場合は、カスタム・プロパティーを構成して、キャッシュ初期化中のアラートの読み込み方法を変更することができます。

カスタム・プロパティー を構成して、表示するデータ・セットの最大数を指定したり、どのようなセル情報が表示されるかを制限したりできます。


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