UDDI レジストリーのデータベースおよび実動使用

UDDI レジストリーは、多くのデータベースを完全にサポートしており、開発およびテストを目的として使用できます。 ただし、想定している UDDI レジストリーの実動使用に、どのデータベースが適切かを決定する場合には、考慮すべきいくつかの要因があります。

選択したデータベースのベンダーが提供する情報を参照することが重要ですが、予想される要求のサイズとボリュームについて、また UDDI レジストリーの全体のパフォーマンスおよびスケーラビリティーが重要かどうかについても、検討する必要があります。

例えば、Apache Derby データベースは UDDI レジストリーの全機能をサポートしていますが、これは企業レベルのデータベースではないので、DB2® などの企業向けデータベースと同じ特徴 (スケーリングやパフォーマンスなど) は備えていません。
サポートされる構成 サポートされる構成: WebSphere® Application Server は、テスト 環境でのみ、カスタマーによる Apache Derby データベースの直接使用をサポートしています。ユーザーが Apache Derby データベースを実稼働 環境で直接使用することは、この製品ではサポートされていません。この製品は、実稼働環境での Apache Derby の使用を、内部アプリケーション・サーバー・コンポーネントによる場合のみサポートしています。sptcfg

UDDI レジストリー・データベースとの接続が複数必要で (例えば、クラスター構成で UDDI レジストリーを使用しているなど)、さらに Apache Derby を優先データベースとして使用したい場合は、Apache Derby のネットワーク・オプションを使用する必要があります。これは、組み込み Apache Derby には、データベース・インスタンスに対するアクセスやロードは、一度に 1 つの Java™ 仮想マシンだけにしか許可されないという制限があるためです。つまり、2 つのアプリケーション・サーバーは、同時に同じ Apache Derby データベース・インスタンスにアクセスできないということです。

注: UDDI レジストリーは、データベース接続が 1 つの場合でも、複数のユーザーをサポートすることができます。

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