タスクの概説: Web アプリケーションの開発およびデプロイ

この文書を使用して、Web アプリケーションの開発方法およびデプロイ方法を学習します。

このタスクについて

開発者は、Web アプリケーションから構成されるファイルを作成して、Web アプリケーションのコンポーネントを Web モジュールにアセンブルします。次に、デプロイヤー (通常、単体テスト環境の開発者または実稼働環境の管理者) が Web アプリケーションをサーバーにインストールします。

手順

  1. オプション: 既存の Web アプリケーションをマイグレーションして、新規バージョンの製品で実行します。
  2. Web アプリケーションを設計して、Web アプリケーションのコード成果物を開発します。例えば、サーブレットJavaServer Pages (JSP) ファイル、および静的ファイル (例えば、イメージや HTML ファイル) などがあります。 設計資料へのリンクについては、Web アプリケーション: 学習用リソース のトピックを参照してください。

    JavaServer Pages プログラミングのヒント:

    • <%@ page language="java" contentType="text/html" %> の代わりに <%@ page language="java" contentType="text/html" session="false" %> を使用して、JavaServer Pages ファイルのセッション状態を使用不可にします。
    • ご使用の JavaServer Pages ファイルの setProperties 呼び出しを、適切な setxxx メソッドの直接呼び出しに置き換えます。
  3. 機能を強化するために、WebSphere Application Server 拡張機能を使用して Web アプリケーションを開発します。
  4. アセンブリー・ツールを使用して、Web モジュールに Web アプリケーションをアセンブルします。 Web モジュール・アセンブリー・プロパティーには、以下の機能が組み込まれる場合があります。
    • サーブレット・ページ・リストを構成する。
    • サーブレット・フィルターを構成する。
    • クラス名ごとにサーブレットを処理する。

      名前またはクラス名によるサーブレットの処理は、 IBM® 拡張内の serveServletsbyclassnameEnabled プロパティーを設定することによりトリガーされます。 invoker.patterns 属性を使用し、サーバー・コンポーネントの呼び出しをトリガーして 名前またはクラス名によってサーブレットを処理できるようにするパターンを指定します。 この値は、スペース、コロン、またはセミコロンのいずれかによって区切られたリストです。

    • ファイル・サービスを可能にする。

      ファイル・サービスでは、Web アプリケーションは HTML などの静的ファイル・タイプを処理することができます。ファイル・サービス属性は、ファイル・サービスの動作を実装するサーブレットによって使用されます。

  5. Web アプリケーションを含む Web モジュールまたはアプリケーション・モジュールをデプロイします。

    デプロイメント後に、初期応答時間を高速化するため JSP ファイルの バッチ・コンパイルを使用可能にするツールを使用すると便利な場合があります。

  6. オプション: Web アプリケーションのトラブルシューティングを実行します。
  7. オプション: Web アプリケーションを含む Web モジュールまたはアプリケーション・モジュールをデプロイしたアプリケーション・サーバーで、デフォルトの Web コンテナー構成を変更します。
  8. オプション: デプロイ済みの Web アプリケーションを管理します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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ファイル名:tweb_aovr.html