特定の保守レベルの IBM MQ リソース・アダプターのインストール

特定バージョンの IBM MQ リソース・アダプター (resource adapter)をインストールする必要があり、必要なバージョンが WebSphere® Application Server フィックスパックまたはインテリム・フィックスに含まれていない場合は、管理コンソールを使用してこのリソース・アダプターをインストールできます。

始める前に

このバージョンの WebSphere Application Server に必要な IBM MQ リソース・アダプター (resource adapter) の最小バージョンについて詳しくは、Which version of IBM MQ is shipped with WebSphere Application Server? を参照してください。

このタスクについて

WebSphere Application Server フィックスパックまたはインテリム・フィックスに含まれていない特定保守レベルの IBM MQ リソース・アダプター (resource adapter)を使用する必要がある場合にのみ、このタスクを使用してください。

WebSphere Application Server インストール・システムに含まれている最新バージョンの IBM MQ リソース・アダプター (resource adapter)を使用するためにセル内のすべてのサーバーの構成を復元する場合は、このタスクを使用する必要はありません。この場合の詳細については、使用可能な最新の IBM MQ リソース・アダプター保守レベルをサーバーが使用するようにするを参照してください。

Network Deployment 環境では、特定の保守レベルをインストールする必要があるノードごとに、次のステップを個別に実行する必要があります。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. ナビゲーション・ペインで、「「リソース」 > 「JMS」->「JMS プロバイダー (JMS providers)」」をクリックします。 「JMS プロバイダー」コレクション・パネルが開きます。
  3. 更新するノードの有効範囲を変更します。
  4. リストで IBM MQ メッセージング・プロバイダーの項目を選択します。 このプロバイダーに関する設定パネルが開きます。
  5. リソース・アダプターを更新中...」をクリックします。
    注:リソース・アダプターを更新中...」は、ノード有効範囲の IBM MQ メッセージング・プロバイダーでのみ使用可能です。
  6. リソース・アダプター・アーカイブ (RAR) ファイルのインストール・パスを指定し、「次へ」をクリックします。
    • RAR ファイルがブラウザーと同じワークステーションにある場合は、 「ローカル・ファイル・システム」を選択し、ブラウズしてファイルを見つけます。
    • RAR ファイルが、アプリケーション・サーバーがインストールされている サーバー・ワークステーションにある場合は、「リモート・ファイル・システム」を選択して、 ファイルの完全修飾パスを指定します。
  7. RAR ファイルの構成情報を確認し、確認が完了したら「次へ」をクリックします。 RAR ファイルに関しては、以下の情報が表示されます。
    • 名前
    • RAR の現在のバージョン
    • RAR の新バージョン
    • 有効範囲
    • リソース・アダプターの既存のコピー。アスタリスク (*) で示されたリソース・アダプターは、リソース・アダプターのコピーであり、これらを同時に更新する必要があります。
  8. オプション: リソース・アダプターの新バージョンで追加されたプロパティーを 編集します。 これらのプロパティーは、更新の完了後でも 編集できます。
    1. 表示されるリストで、新規プロパティーを編集するリソースを選択します。 リストには、新しいプロパティーが含まれるリソースのみが表示されます。
    2. リソース・プロパティーを編集します。 提供されている表を使用して、選択したリソースの新規プロパティーに値を設定します。
      • すべてに設定 (Set for all)」を選択すると、 同じタイプのすべてのリソースにそのプロパティー値が適用されます。
      • デフォルトにリセット (Reset to Default)」をクリックすると、 すべてのプロパティーが、RAR ファイルで定義されているデフォルト値にリセットされます。 このプロパティー値のリセット操作は、選択したリソースにのみ適用されます。
    3. 次へ」をクリックします。
  9. 要約パネルを確認して、構成設定に問題がなければ「終了」をクリックします。終了」をクリックすると、構成の変更はすべて自動的に保存されます。 旧バージョンの リソース・アダプターに戻すには、もう一度更新プロセスを実行して、 旧バージョンの RAR ファイルを指定する必要があります。
  10. 更新された RAR ファイルが格納されたサーバーを再始動します。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
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ファイル名:tmj_wmqra_updating.html