clientRAR ツール
クライアントのリソース・アダプターのインストール・ツールでコマンド・ライン構文を使用して、クライアントにリソース・アダプターをインストールします。
このツールがサーバーのリソース・アダプターの追加または削除に使用される場合は、クライアントのみがリソース・アダプターを使用することができます。 リソース・アダプターが wsadmin ツールまたは管理コンソールを使用してサーバー上にインストールされた場合、 それを除去する際に clientRAR ツールを使用しないでください。 clientRAR ツールを使用してインストールされるリソース・アダプターのみが clientRAR ツールを使用して除去されます。
以下に示すのは、clientRAR ツールのコマンド行呼び出し構文です。
clientRAR [-help | -?] [-CRDcom.ibm.ws.client.installedConnectors=<dir>] <task> <archive>
各部の意味は、次のとおりです。 -help, -?
使用情報を印刷します。-CRDcom.ibm.ws.client.installedConnectors
リソース・アダプターがインストールされているディレクトリー。これは、同じ名前のシステム・プロパティー (com.ibm.ws.client.installedConnectors) をオーバーライドします。
<task>
実行するタスクで、add はインストール、delete はアンインストールです。
<archive>
task=add であれば、これはリソース・アダプター・アーカイブ・ファイルの完全修飾名です。
task=delete
であれば、これはアンインストールされるリソース・アダプター・アーカイブのファイル名です。
以下は、正しい構文の例です。
Windows オペレーティング・システムの場合:
![[AIX]](../images/aixlogo.gif)
![[Linux]](../images/linux.gif)
![[HP-UX]](../images/hpux.gif)
UNIX および Linux オペレーティング・システムの場合:
![[Windows]](../images/windows.gif)
- clientRAR add c:¥rars¥myrar.rar
- clientRAR delete myrar.rar
![[AIX]](../images/aixlogo.gif)
![[Linux]](../images/linux.gif)
![[HP-UX]](../images/hpux.gif)
![[Solaris]](../images/solaris.gif)
- ./clientRAR add /usr/rars/myrar.rar
- ./clientRAR delete myrar.rar