トークン生成プログラムおよびトークン・コンシューマーが特定のレベルの WS-SecureConversation を使用するように構成する

管理コンソールを使用して、トークン生成プログラムまたはトークン・コンシューマーが特定のレベルの WS-SecureConversation OASIS 仕様標準を使用するように構成します。サポートされる 2 つのトークン・タイプ・レベルである Secure Conversation トークン v200502 または Secure Conversation トークン v1.3 のいずれかを選択します。

このタスクについて

WebSphere® Application Server は、WS-SecureConversation に対して 2 つのレベルの OASIS 標準をサポートしています。これには、提案ドラフト・バージョン (2005 年 2 月のドラフト仕様) と標準のバージョン 1.3 (2007 年 3 月に承認) の両方が含まれます。セキュリティー・トークンが要求されたときに特定のレベルの標準に適したトークン・タイプが発行されるように、管理コンソールを使用してトークン生成プログラムを構成します。

手順

  1. 管理コンソールにログオンし、「サービス」 > 「ポリシー・セット」 > 「汎用プロバイダー・ポリシー・セット・バインディング (General provider policy set bindings)」 または 「汎用クライアント・ポリシー・セット・バインディング (General client policy set bindings)」とクリックして、トークン生成プログラムを構成するパネルに移動します。
  2. 編集するバインディングの名前をクリックします。
  3. 「ポリシー」テーブルで「WS-Security」ポリシーをクリックします。
  4. 「メイン・メッセージ・セキュリティー・ポリシーのバインディング」セクションで、「認証と保護」リンクをクリックします。
  5. 新規トークン (New token)」をクリックして、新しいトークン生成プログラムまたはコンシューマーを作成するか、「保護トークン (Protection Tokens)」テーブルから、既存のトークン・リンクをクリックします。
  6. トークン名を入力し、トークン・タイプのドロップダウン・メニューから Secure Conversation トークン・タイプを選択します。
    • 提案ドラフト・タイプを指定するには、「Secure Conversation トークン v200502 (Secure Conversation Token v200502)」を選択します。
    • バージョン 1.3 のトークン・タイプを指定するには、「Secure Conversation トークン v1.3 (Secure Conversation Token v1.3)」を選択します。
  7. 以下のように、選択したトークン・タイプに従って、ローカル名にデータが取り込まれます。
    • 提案ドラフト・トークン・タイプのローカル名: http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/sc/sct
    • バージョン 1.3 トークン・タイプのローカル名: http://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-secureconversation/200512
    「URI」フィールドにも、トークン・タイプに従ってデータが取り込まれます。
  8. バージョン 1.3 のトークンのみを使用したい場合は、「Secure Conversation トークン v200502 の許容 (Tolerate Secure Conversation Token v200502)」オプションをクリックして選択解除します。 このオプションにより、プロバイダーが Secure Conversation トークン・バージョン 1.3 と Secure Conversation トークン v200502 の両方を処理するかどうかが指定されます。 デフォルトでは、プロバイダーは両方のバージョンを処理します。
  9. 適用」をクリックして、選択したタイプの Scure Conversation トークンを作成します。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twbs_secureconvtokenlevel
ファイル名:twbs_secureconvtokenlevel.html