IBM MQ サーバー定義の変更

IBM MQ サーバーは、IBM MQ キュー・マネージャーまたは (WebSphere® MQ for z/OS® の場合) キュー共有グループを表します。このトピックでは、IBM MQ サーバーの接続とサービスの品質のプロパティーを変更する方法について説明します。

始める前に

これらのリソースの構成に使用する方式を決定します。IBM MQ サーバーに変更を加える処理は、このタスクに説明されているように管理コンソールを使用するか、または modifySIBWMQServer コマンドを使用して実行できます。

このタスクについて

IBM MQ サーバー定義は、基礎となる IBM MQ キュー・マネージャーまたはキュー共有グループおよび関連キューへの接続を定義します。

IBM MQ サーバー定義を変更するとき、既存のバス・メンバーがこの IBM MQ サーバーからそれ以前に継承した構成値を変更することはできません。 例えば、ポート番号 1234IBM MQ サーバーを作成し、次にバスにこのサーバーを追加し、このサーバーのポート番号を指定したとします。 その後 IBM MQ サーバーのポート番号を 2345 に変更しても、それ以前に作成していたバス・メンバーは影響を受けず、そのポート番号は 1234 のままとなります。

手順

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. 「サーバー」 ->「サーバー・タイプ(Server Types)」 ->「IBM MQ サーバー」 ->「server_nameの順に進みます。 IBM MQ サーバー [設定] フォームが表示されます。
  3. 必要に応じて変更を行います。
    詳しくは、IBM MQ サーバー [設定] フォームおよび以下の注を参照してください。
    UUID
    この ID は、新規 IBM MQ サーバー定義を作成するときに自動的に割り当てられます。
    バインディング・トランスポート・モードの使用 (可能な場合)
    バインディング・モードで IBM MQ キュー・マネージャーまたはキュー共有グループに接続するには 、WebSphere Application Server が、ネイティブ・ライブラリーのロード元を認識している必要があります。この情報は 、IBM MQ メッセージング・プロバイダーのネイティブ・ライブラリー・パス・プロパティーに保管されています。TCP/IP ネットワーク接続ではなく、IBM MQ への直接のバインディングを使用する場合は、このオプションを選択し、ネイティブ・ライブラリー情報による IBM MQ メッセージング・プロバイダーの構成での説明に従って「ネイティブ・ライブラリー・パス」プロパティーを構成します。
    IBM MQ for z/OS システム上のセキュリティー・マネージャーとしてリソース・アクセス管理機能 (RACF®) を使用していて、かつ、バインディング・トランスポート・モードを使用している場合は、認証別名のユーザー名とパスワードを大文字で指定しなければなりません。RACF およびクライアント・トランスポート・モードを使用している場合は、ユーザー名とパスワードを大文字または小文字で指定できます。
    テスト接続
    接続プロパティーを構成した後、このボタンをクリックして IBM MQ への接続をテストします。
    メッセージで受信したトラスト・ユーザー ID
    このオプションは、メッセージ内のユーザー ID が IBM MQ サーバーの管理名で上書きされないようにする場合に選択します。
  4. 「OK」をクリックして、確認します。
  5. 変更をマスター構成に保存します。
  6. アプリケーション・サーバーを再始動します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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