ログ・ブラウズ・ユーティリティー (BBORBLOG) を使用して、トラブルシューティングおよびチューニングの目的で
エラー・ログ内容を表示することができます。
このタスクについて
ログ・ブラウズ・ユーティリティー (BBORBLOG) を使用して、エラー・ログ・ストリームを表示できます。
WebSphere® Application Server for z/OS®
エラー・ログ・ストリームを参照する必要がある場合、ISPF オプション 6 を使用して、次のコマンドを入力します。
手順
- ISPF オプション 6 を使用して、正しいコマンドを入力します。
ex 'BBO.SBBOEXEC(BBORBLOG)' 'BBO.BOSSXXXX'
ここで、ログ・ストリームの名前は BBO.BOSSXXXX です。
- スペース割り振りおよび割り振り単位は、REXX コードに含まれています。大量のトレース・データを保有している場合には、より大きな割り振りをしなければなりません。
- WebSphere Application
Server for z/OS
では、BBORBLOG という名前の ISPF REXX EXEC を提供しています。これにより、エラー・ログ・ストリームをブラウズできるようになります。
- 出力を保存します。
BBORBLOG ブラウザーを使用すると、
TSO PROFILE PREFIX 値に基づいたデータ・セット名
が作成されます。TSO PROFILE PREFIX 定義値を
指定して TSO 環境を起動すると、この値がログ・ストリーム名と結合されて、
出力データ・セットが形成されます。例えば、
TSO PROFILE PREFIX(HARRY) コマンドを発行し、
ログ・ストリーム名が BBO.BOSSXXXX の場合、出力データ・セットは HARRY.BBO.BOSSXXXX です。
ブラウザー出力を保存したい場合、保存を行う前に、
outdsn パラメーターを使用して
出力データ・セットの名前を指定できます。このパラメーターに
ついて詳しくは、BBORBLOG ログ・ブラウズ・ユーティリティーの
使用法の説明を参照してください。ログ・ストリームの現行ビューの内容は、ストリームが保存日付に達するまでは保持されます。
ただし、ブラウザーを次に起動すると、ログ・ストリームの現行ビューは
削除されます。これは、
使用されるデータ・セット名が同じであるためです。outdsn パラメーターを使用して固有の出力データ・セット名が
指定されている場合は、ログ・ストリームの現行ビューは削除
されません。前のデータは、保存日付までは別のレコードに残されています (現行ビューではない)。
タスクの結果
次の情報を使用して、エラー・ログ表示を判断します。
- デフォルトでは、マクロはエラー・レコードをフォーマットして、3270 ディスプレイに適合させます。
- WebSphere Application Server 変数 ras_time_local
を 1 に設定して変更しない限り、タイム・スタンプはグリニッジ標準時 (GMT) になります。
- ジョブ出力に表示されるメッセージ BBOJ0051I は、エラー・ログ項目を正しいジョブ出力に関連付けるのに役立ちます。