UDDI レジストリー・クライアント・プログラミング

UDDI レジストリーは、UDDI レジストリーへのプログラマチックなアクセスに使用できる複数のアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を提供しています。

このタスクについて

UDDI バージョン 3 レジストリーは、複数のバージョンの UDDI をサポートしています。 UDDI バージョン 1、バージョン 2、およびバージョン 3 をサポートします。

バージョン 1 およびバージョン 2 の API について詳しくは、UDDI バージョン 2 仕様を参照してください。

UDDI バージョン 3.0.2 API について詳しくは、 UDDI バージョン 3.0.2 仕様を参照してください。

このインフォメーション・センターの UDDI レジストリー情報は、 UDDI バージョン 3.0.2 用 UDDI レジストリーの仕様および関連した補足により 提供されているサポートを定義します。

以下の UDDI バージョン 3 API のセットがサポートされています。

  • UDDI V3 照会 API
  • UDDI V3 公開 API
  • UDDI V3 保有および所有権転送 API
  • UDDI V3 セキュリティー API
制約事項: DB2® for zSeries バージョン 7 では、公開ストリングおよび照会ストリングの長さは 255 文字までに制限されています。この制限を超えると、エラー 10500 (E_Fatal) が返されます。複数バイト文字を使用する文字セットでは、簡単にこの制限を超えてしまいます。 したがって、このタイプの文字セットを使用する場合は注意してください。

手順

  1. 以下のトピックを使用して UDDI API の標準的な側面について学習します。
  2. プログラムで API にアクセスします。 推奨のクライアント API は UDDI バージョン 3 クライアントです。 これにより、Java™ クライアント・コードから UDDI バージョン 3 API にアクセスできます。
    その他のクライアント API は、UDDI レジストリーの旧バージョンとの互換性を確保するために提供されています。
    • UDDI4J プログラミング・インターフェースにより、UDDI バージョン 1 およびバージョン 2 の API にアクセスする Java クラス・ライブラリーが提供されます。 これらのクラス・ライブラリーは、両方ともこのリリースでは非推奨であり、UDDI バージョン 3 Client for Java に置き換えられています。
    • UDDI EJB インターフェースでは、UDDI バージョン 2 API に対する Enterprise JavaBeans (EJB) インターフェースが提供されます。 UDDI EJB インターフェースは、このリリースでは推奨されていません。

    UDDI API へのプログラマチック・アクセスとしては、UDDI バージョン 3 Client for Java を使用することが推奨されますが、SOAP を使用して UDDI API を直接使用しても構いません。SOAP API を使用するには、正しい形式の UDDI メッセージを SOAP 要求の本体に構成し、HTTP POST を使用して UDDI サービスの該当する SOAP エンドポイントにその要求を送信します。応答は、HTTP 応答の本体内で戻されます。

    UDDI レジストリーのサンプルには、SOAP API に対して直接プログラミングする方法を説明したサンプルがあります。 サンプルは、Java コードで作成されていますが、 SOAP 仕様に準拠する要求を送信することを前提に、別のプログラミング言語を使用して SOAP クライアントを作成することもできます。 有効な UDDI 要求は、UDDI 仕様に詳細に説明されているように、UDDI スキーマに準拠している必要があります。

    HTTP GET を使用して UDDI エンティティーの XML 表記を返すこともサポートされています。 詳しくは、UDDI レジストリー・データ構造の HTTP GET サービスを参照してください。


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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twsu_client
ファイル名:twsu_client.html