ファイル・ストア・ファイルへのアクセスに関する問題の診断
ファイル・ストア内のファイルへのアクセスに関する問題の原因を診断し、問題の考えられる原因を調べます。
このタスクについて
発生している症状を以下の表のリストの内容と照合し、可能な解決法を調べます。
症状 | 原因 | 解決策 |
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メッセージング・エンジンを開始できず、エラー・メッセージ CWSIS1579E および CWSIS1583E が生成されました。 | 他のプロセスがファイル・ストアのログ・ファイルをロックしているため、このメッセージング・エンジンはログ・ファイルを開けません。 メッセージング・エンジンはログ・ファイルに接続しようと再試行を繰り返しましたが、再試行制限に達したため停止しました。 |
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メッセージング・エンジンを開始できず、エラー・メッセージ CWSIS1580E および CWSIS1583E が生成されました。 | ファイル・ストアが、メッセージング・エンジン構成に指定されているロケーションで、ログ・ファイルを検出または作成できませんでした。 メッセージング・エンジンはログ・ファイルに接続しようと再試行を繰り返しましたが、再試行制限に達したため停止しました。 |
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メッセージング・エンジンが不意に停止し、メッセージ CWSIS1590E が生成されました。 | ファイル・ストアが予期しない問題を検出した結果、ディスク上のデータの信頼できるコピーを作成する必要があるため、止むを得ず停止しました。 メッセージング・エンジンがそうするように構成されている場合は、新しいインスタンスにフェイルオーバーして、再始動を試みます。 |
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サービス統合メッセージ・ストアでメッセージを配置しようとし、ファイル・ストアが満杯であることが検出されると、例外が発生し、大きな FFDC レコードが作成されることになります。メッセージング・エンジンはメッセージ CWSIS1574E および CWSIS1575E を書き込みます。 | ファイル・ストアが満杯であるためメッセージ配信が失敗すると、ファイル・ストア全体の内容を示す FFDC レコードが作成されます。 これにより、FFDC レコードが大きくなりすぎ、システム上の多量のディスク・スペースを占めることになります。 | ファイル・ストアが満杯となった結果として大きな FFDC レコードが作成された場合、その FFDC レコードを削除できます。 |