複製ドメイン・コレクション

このページを使用して、セッション・フェイルオーバー用のセッション・マネージャー、ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー用の EJB、フェイルオーバー用の SIP、およびキャッシュ複製用の dynacache の各コンポーネントによって使用される、複製ドメインのリストを構成します。情報を共有する必要のあるすべてのコンポーネントは、同じ複製ドメインに存在する必要があります。 データ複製ドメインは、以前のリリースで複製に使用可能であったマルチブローカー複製ドメインを置換します。 マイグレーションされたアプリケーション・サーバーは、レプリケーターの集合であるマルチブローカー複製ドメインを使用します。 マルチブローカー複製ドメインを、データ複製ドメインにマイグレーションする必要があります。

この管理コンソール・ページを表示するには、「環境」 > 「複製ドメイン」をクリックします。

名前

複製ドメインに対する名前を指定します。 複製ドメインの名前は、セル内で固有でなければなりません。

ドメイン・タイプ

以下は、複製ドメインの 2 つのタイプです。

ドメイン・タイプ 情報
マルチブローカー・ドメイン 前バージョンの WebSphere® Application Server で作成された複製ドメインを指定します。 このタイプの複製ドメインは、レプリケーター・エントリーで構成されています。 このタイプのドメインは、後方互換性のために引き続きサポートされますが、推奨はされません。 マルチブローカーおよびデータ複製ドメインは相互に通信しないため、 マルチブローカー複製ドメインは新規データ複製ドメインにマイグレーションします。 デプロイメント・マネージャーを現行バージョンの WebSphere Application Server にアップグレードした後は、 管理コンソールでマルチブローカー・ドメインまたはレプリケーター・エントリーを作成することはできません。
データ複製ドメイン 最新バージョンの WebSphere Application Server で作成された複製ドメインを指定します。 デプロイメント・マネージャーが最新バージョンの WebSphere Application Server にアップグレード済みであれば、 データ複製ドメインしか作成できません。データ複製ドメインでは、複製設定を静的に区分化する代わりに、 多数のレプリカを指定することができます。 ドメインの利用者ごとに、データ複製ドメインを指定してください。 例えば、動的キャッシュおよびセッション・マネージャーの 2 つの別個のドメインを指定します。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=urun_rrouting
ファイル名:urun_rrouting.html