外部スケジューラー・インターフェースは、デフォルトのメッセージング・プロバイダーとして Java™ Message Service (JMS) を
使用します。JMS は、外部クライアントとジョブ・スケジューラーとの間の双方向通信手段
です。
始める前に
必ずジョブ・スケジューラーを構成し、セキュアにしてください。
このタスクについて
wsgridConfig.py スクリプトを実行して、外部スケジューラー・インターフェース
を使用可能にすることができます。
以下の図は、外部スケジューラー・インターフェース
をセットアップするためにスクリプトが実行するエレメントを示しています。
これらのエレメントには、ジョブ・スケジューラー・サーバー、ジョブ・スケジューラー・バス、
jms/com.ibm.ws.grid.InputQueue JMS 入力キュー、および jms/com.ibm.ws.grid.OutputQueue 出力キュー
があります。
手順
- wsgridConfig.py スクリプトを実行して、外部スケジューラー・インターフェース
を使用可能にします。
デプロイメント・マネージャーからこのスクリプトを実行することによって、
ジョブ・スケジューラーのメッセージ駆動インターフェース、サービス統合バス、
および JMS キューを構成できます。
以下に例を示します。wsadmin -user <username> -password <userpassword>
-f ../bin/wsgridConfig.py -install -node <nodeName>
-server <serverName>
-providers "<hostname>,<SIB_ENDPOINT_ADDRESS>"
または
wsadmin -user <username> -password <userpassword>
-f ../bin/wsgridConfig.py -install -cluster <clusterName>
-providers "<hostname>,<SIB_ENDPOINT_ADDRESS>;
<hostname>,<SIB_ENDPOINT_ADDRESS>;...;
<SIB_ENDPOINT_ADDRESS>;<hostname>,<SIB_ENDPOINT_ADDRESS>"
コマンド・オプションについて詳しくは、
wsgridConfig.py に関するトピックを参照してください。
- 管理コンソールでセキュリティーが有効にされている場合、
作成されたバスを更新します。
- 管理コンソールで、をクリックし、前のステップで作成されたバスを選択します。
デフォルトのバス名は JobSchedulerBus です。
- 「セキュリティ」をクリックします。
- 「バス・セキュリティーを使用可能にする」をクリアします。
- 「許可トランスポート」に対して、「すべての
定義済みトランスポート・チャネル・チェーンの使用を許可する」を選択します。
- 「適用」をクリックして変更内容を保存します。
- CSIv2 インバウンドおよびアウトバウンド通信の値を変更します。
- 管理コンソールで、とクリックします。
- 「トランスポート」で、「SSL 必須」の代わり
に「SSL サポート」を選択します。
- 「適用」をクリックして変更内容を保存します。
- 管理コンソールで、とクリックします。
- 「トランスポート」で、「SSL 必須」の代わり
に「SSL サポート」を選択します。
- 「適用」をクリックして変更内容を保存します。
- 構成変更を有効にするには、セルを再始動してください。
次のタスク
外部ジョブ・スケジューラー・インターフェースから
バッチ にジョブをサブミットします。