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UDDI レジストリー用の Microsoft SQL Server データベースの作成

このタスクは、UDDI レジストリー・データのデータベース・ストアとして Microsoft SQL Server 2005、2008、または 2008 R2 を使用する場合に実行します。

始める前に

注: このトピックで示すコマンド例では Microsoft SQL Server 2005 を参照していますが、これらのコマンドは、Microsoft SQL Server 2008 および 2008 R2 にも適用できます。

以下でリストされている SQL スクリプト内の UDDI レジストリー・スキーマのデフォルト名は UDDI30 です。 この名前は推奨値で、UDDI 情報全体で想定されています。別の名前を使用する場合は、リストされている SQL ファイルを変更してから、インフォメーション・センターでの UDDI30 の使用時に新しい名前で置換します。

以下の手順では、いくつかの変数を使用します。 これらの変数で使用する適切な値を決めてから開始してください。 変数と推奨値は、以下のとおりです。
<FilePath>
データ・ファイル uddi30.mdf またはトランザクション・ログ・ファイル uddi30Log.ldf のハード・ディスク上のそれぞれのパスです。 パスの例は C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥MSSQL$SQLS2005¥Data¥ です。
<FileSize>
ファイルのサイズです (KB または MB)。uddi30.mdf の場合、値の例は 300MB です。 uddi30Log.ldf の場合、最小値は 200MB です。
<MaxSize>
ファイルが増大可能な最大サイズです (KB または MB)。 サイズは、大規模な照会のロールバックに必要な十分な大きさでなければなりません。 uddi30.mdf の場合、値の例は 1000MB です。 uddi30Log.ldf の場合、最小値は 200 MB であり、値の例は 800MB です。
<FileGrowthSize>
ファイルが増大可能な増分です (KB または MB)。 最小値は 50MB です。
以下の制限が適用されます。
  • discoveryURL (ビジネス) の最大サイズは、UDDI 仕様の 4096 文字と比較すると、4000 バイトになります。
  • Microsoft SQL Server の場合、インデックス列の最大サイズは 900 バイトです。 long 値が使用されていると、UDDI 可変長列によってはこのサイズを超過します。 この状態では、insert ステートメントまたは update ステートメントは SQL エラーを戻します。
  • 以下のテーブルでは、適用される最大フィールド長を示します。フィールド・データは UTF-8 で保管され、各文字が 2 バイトです。
    表 1. 最大フィールド長. この表では、各フィールド名の最大フィールド長と UDDI 仕様の長さをリストします。
    フィールド名 最大長 UDDI 仕様の長さ
    keyValue (ValueSet) 419 文字 765 文字
    entityKey (transferKey) 419 文字 765 文字
    owner (businessEntity) 450 文字 765 文字
    name (businessEntity) 450 文字 765 文字
    name_nocase (businessEntity) 450 文字 765 文字
    name (businessService) 450 文字 765 文字
    name_nocase (businessService) 450 文字 765 文字
    owner (tModel) 450 文字 765 文字
    name (tModel) 450 文字 765 文字
    name_nocase (tModel) 450 文字 765 文字
    useType (address) 348 文字 765 文字
    useType (phone) 419 文字 765 文字

リモート・データベースを作成する場合、最初に、製品に関連する機能についてのデータベース製品文書を参照してください。

このタスクについて

このタスクは、UDDI レジストリーの設定およびデプロイの一環として、UDDI レジストリーごとに 1 回のみ実行します。

手順

  1. ディレクトリーを app_server_root/UDDIReg/databaseScripts に変更します。
  2. Microsoft SQL Server のツールを使用してデータベースを作成するには、以下の SQL コマンドを入力します。
    create database UDDI30 on PRIMARY
    ( NAME=UDDI30_DATA, 
      FILENAME='<FilePath>¥uddi30.mdf',
      SIZE=<FileSize>
      MAXSIZE=<MaxSize>
      FILEGROWTH=<FileGrowthSize> )
    LOG ON ( NAME = UDDI30Log,
             FILENAME='<FilePath>¥uddi30Log.ldf',
             SIZE=<FileSize>
             MAXSIZE=<MaxSize>
             FILEGROWTH=<FileGrowthSize> )
  3. UDDI データの保管に必要なデータベース構造を定義するには、以下のコマンドを入力します。ここで、server_name はデータベースのホスト・サーバー、instance_name はデータベースのインスタンス、login_id はデータベースのユーザー ID、password はユーザー ID のパスワードです。
    1. sqlcmd -S server_name¥instance_name -U login_id -P password -i uddi30crt_05_tables_SQLS2005.sql
    2. sqlcmd -S server_name¥instance_name -U login_id -P password -i uddi30crt_15_tables_SQLS2005.sql
    3. sqlcmd -S server_name¥instance_name -U login_id -P password -i uddi30crt_35_constraints_SQLS2005.sql
    4. sqlcmd -S server_name¥instance_name -U login_id -P password -i uddi30crt_45_views_SQLS2005.sql
    5. sqlcmd -S server_name¥instance_name -U login_id -P password -i uddi30crt_55_triggers_SQLS2005.sql
  4. オプション: データベースをデフォルト UDDI ノードとして使用する場合は、 以下のコマンドを入力します。
    sqlcmd -S server_name¥instance_name -U login_id -P password -i uddi30crt_70_insert_default_database_indicator.sql

次のタスク

UDDI レジストリー・ノードのセットアップとデプロイを継続します。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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ファイル名:twsu_create_sql.html