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補助ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーの追加 (非推奨)

補助ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーを構成することにより、管理可能ドメインの外部で作成されたミドルウェア・サーバーの表現を管理できます。

始める前に

非推奨の機能 (Deprecated feature) 非推奨の機能 (Deprecated feature): 補助ライフサイクル・サーバーおよび完全ライフサイクル・サーバーは、WebSphere® Application Server バージョン 9.0 で非推奨になりました。WebSphere Liberty サーバーを Liberty 集合構成にマイグレーションしてください。他のサーバー・タイプについて推奨されるマイグレーション・アクションはありません。depfeat

ノードへのノード・エージェントのインストール、 およびそのノードの構成への統合について詳しくは、 ミドルウェア・サーバーの構成への追加の説明をお読みください。

このタスクについて

補助ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーでは、サーバーの表現を作成できます。ノード・エージェントは、Intelligent Management がこれらのサーバーを管理するのに必要な情報を提供します。以下の補助ライフサイクル・サーバー・タイプの構成が可能です。
  • Apache Tomcat
  • JBoss Application Server
  • カスタム HTTP サーバー
  • BEA WebLogic Server
  • WebSphere Application Server Community Edition
  • Apache HTTP Server
  • 外部 WebSphere Application Server (Intelligent Management セルの外側で稼働するアプリケーション・サーバー)
  • Liberty プロファイル・サーバー
注: 以下のサーバー・タイプを使用するための Intelligent Management サポートは安定化しています。
  • Apache Tomcat
  • BEA WebLogic
  • JBoss
  • 外部 WebSphere Application Server (Intelligent Management セルの外側で稼働するアプリケーション・サーバー)
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): 管理コンソールで、 「サーバー」 > 「すべてのサーバー」 > middleware_serverを選択し、状況が「開始済み」と表示されているミドルウェア・サーバーに対して「停止」を クリックすると、断続的にエラーが出されることがあります。以下のメッセージに、このエラーの例を示します。
Error xdblade31b04/WASMaintModeDC1_xdblade31b04 has not been started.
このような状態になった 場合、このページからサーバーを停止することはできません。
回避策として、以下のいずれかのアクションを実行して、開始済みのミドルウェア・サーバーを 停止します。
  • 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > type_of_middleware_server > middleware_serverとクリックします。次に、状況が「開始済み」と表示されているミドルウェア・サーバーに対して「停止」を クリックします。
  • コマンド・ラインから、サーバーを停止し、その後で開始します。
gotcha

WebSphere Application Server Community Edition の各ノードにノード・エージェントをインストールし、各ノードを統合すると、ミドルウェア・ディスカバリーによって自動的にそれらのサーバーの表現が管理コンソールに作成されます。手動で手順を実行して、管理コンソールに各サーバーの表現を作成する必要はありません。 これらのサーバーは、WebSphere Application Server Community Edition コンソールで継続して管理できます。管理コンソールで、標準的な変更を行います。

手順

  1. ミドルウェア・サーバーの表現を作成します。
    • wsadmin スクリプト・コマンドを使用する場合は、次のようにします。
      • Apache Tomcat サーバーの場合、createTomCatServer を使用します。
      • BEA WebLogic サーバーの場合、createWebLogicServer を使用します。
      • JBoss サーバーの場合、createJBossServer を使用します。
      • 外部 WebSphere Application Server (Intelligent Management セルの外側で稼働するアプリケーション・サーバー) の場合、createForeignServer を使用します。
      • Liberty プロファイル・サーバーの場合、createLibertyServer を使用します。
    • 管理コンソールを使用する場合は、次のようにします。
      1. 既存サーバーを追加します。

        管理コンソールで、「サーバー」 > 「Add a server」をクリックし、「Add an existing server」を選択します。

      2. 構成しているミドルウェア・サーバーが稼働するノードを選択します。

        このノードではノード・エージェントが実行されている必要があります。セル内の すべてのサーバーの間で固有であるサーバーの名前を作成します。

      3. ミドルウェア・サーバーに使用するサーバー・テンプレートを指定します。
      4. 「終了」をクリックします。
      5. 保存」をクリックして、マスター構成に対して行った変更を保存します。
  2. 各サーバー・タイプごとの WebSphere 変数の値の調整や、サーバーを停止および開始するサーバー操作の構成など、ミドルウェア・サーバーに対する以下の追加の構成手順を実行します。
    • Apache Tomcat サーバーの場合、『Apache Tomcat サーバーの構成』を参照してください。
    • BEA WebLogic サーバーの場合、『BEA WebLogic サーバーの構成』を参照してください。
    • JBoss サーバーの場合、『JBoss サーバーの構成』を参照してください。
    • WebSphere Application Server Community Edition サーバーの場合、 『補助ライフサイクル WebSphere Application Server Community Edition サーバーの構成』を参照してください。
    • カスタム HTTP サーバーの場合、『カスタム HTTP サーバーの構成』を参照してください。
    • 外部 WebSphere Application Server (Intelligent Management セルの外側で稼働するアプリケーション・サーバー) の場合、旧バージョンの WebSphere Application Server (バージョン 5.1 以降) を管理できます。詳しくは、『外部 WebSphere Application Server の構成』を参照してください。
    • Liberty プロファイル・サーバーの場合、Liberty サーバーの構成に関する説明をお読みください。
    WebSphere 変数は、インストール・ロケーションなどのミドルウェア・サーバーの設定を定義するもので、ミドルウェア・サーバーのタイプによって異なります。サーバーの始動と停止操作を編集すると、サーバーを始動および停止するために必要なユーザー名とパスワードをミドルウェア・サーバーに指定できます。
  3. ミドルウェア・サーバーを開始します。
    • Apache Tomcat サーバー、BEA WebLogic サーバー、JBoss サーバー、Liberty プロファイル・サーバー、および外部 WebSphere アプリケーション・サーバーの場合は、startMiddlewareServer コマンドを使用します。
    • 管理コンソールで、「サーバー」 > 「すべてのサーバー」をクリックします。 開始するサーバーを選択し、「開始」をクリックします。
    サーバーに定義されているサーバー開始の操作が実行されます。
    注: ノード・エージェントおよびサーバーが同時に停止した場合は、そのサーバーの既知の最期の状況がレポートされます。 レポートされる既知の最期の状況が開始済みであるため、オンデマンド・ルーター (ODR) はそのサーバーへのルーティングを試行します。

次のタスク

構成されたサーバーに基づくミドルウェア・サーバー・テンプレートを作成できます。ミドルウェア・サーバー・テンプレートを作成したら、このテンプレートを使用して追加のサーバーを作成できます。この場合、元のサーバーと同じ設定のサーバーが作成されます。

アプリケーションのホストとなる既存のサーバーのグループを容易に管理するには、動的クラスターを構成します。動的クラスターを構成すると、この製品は、アプリケーション・サービス・ポリシーの要件を満たすように稼働中のサーバーの数を調整できます。補助ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーでは、作成した各表現をグループ化します。これらのサーバーには、同一のアプリケーションがインストールされている必要があります。

管理コンソールのログおよびトレース・ビューは、補助ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーではサポートされていません。Apache Tomcat サーバー、BEA WebLogic サーバー、JBoss サーバー、Liberty プロファイル・サーバー、および外部 WebSphere Application Server (Intelligent Management セルの外側で稼働するアプリケーション・サーバー) の場合、 これらのミドルウェア・サーバーのログを、これらのサーバーをホストするマシンで表示することができます。その他の補助ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーの場合、 管理コンソールでログ・ファイルを表示できるように外部ログ表示サービスを構成してください。


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