グローバル・セキュリティー構成またはセキュリティー・ドメイン構成への 新規カスタム・プロパティーの追加

カスタム・プロパティーは、データの任意の名前と値のペアで、名前はプロパティー・キー、 値は内部システム構成プロパティーの設定に使用できるストリング値です。新規プロパティーを定義することにより、管理コンソールでは提供されない設定を構成することができます。セキュリティー構成またはセキュリティー・ドメイン構成に新規セキュリティー・カスタム・プロパティーを追加することができます。

このタスクについて

管理コンソールを使用したグローバル・セキュリティー構成への 新規カスタム・プロパティーの追加

  1. 「セキュリティー」>「グローバル・セキュリティー」>「カスタム・プロパティー」とクリックします。
  2. 新規」をクリックします。
  3. 名前」フィールドにプロパティー・キー名を入力します。

    各プロパティー・キー名は固有でなければなりません。複数のプロパティーに同じ名前を使用すると、最初のプロパティーに指定された値が使用されます。

    was はアプリケーション・サーバーで事前定義されているプロパティー用に予約されているため、 プロパティー名の接頭部として使用しないでください。

  4. 」フィールドにプロパティー値を入力します。
  5. 適用」または「保存」をクリックします。
setAdminActiveSecuritySettings wsadmin コマンドで -customProperties フラグを使用して、 新規カスタム・プロパティーをグローバル・セキュリティー構成に追加することもできます。 このコマンドについて詳しくは、AdminTask オブジェクトの SecurityConfigurationCommands コマンド・グループについての項目を参照してください。 以下に例を示します。
wsadmin>AdminTask.setAdminActiveSecuritySettings('[-customProperties 
["com.ibm.websphere.security.test=false"]]')

管理コンソールを使用したセキュリティー・ドメイン構成への新規カスタム・プロパティーの追加

  1. セキュリティー」>「セキュリティー・ドメイン (Security domains)」をクリックします。
  2. 新規カスタム・プロパティーを追加するグローバル・セキュリティー・ドメインを選択します。
  3. 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  4. 「新規」をクリックします。
  5. 名前」フィールドにプロパティー・キー名を入力します。

    各プロパティー・キー名は固有でなければなりません。複数のプロパティーに同じ名前を使用すると、最初のプロパティーに指定された値が使用されます。

    was はアプリケーション・サーバーで事前定義されているプロパティー用に予約されているため、 プロパティー名の接頭部として使用しないでください。

  6. 」フィールドにプロパティー値を入力します。
  7. 適用」または「保存」をクリックします。
setAppActiveSecuritySettings wsadmin コマンドで -customProperties フラグを使用して、 新規カスタム・プロパティーをグローバル・セキュリティー・ドメイン構成に追加することもできます。 このコマンドについて詳しくは、AdminTask オブジェクトの SecurityConfigurationCommands コマンド・グループについての項目を参照してください。 -securityDomainName フラグを使用して、カスタム・プロパティーがあるセキュリティー・ドメイン を指定します。以下に例を示します。
wsadmin>AdminTask.setAppActiveSecuritySettings('[ -securityDomainName testDomain 
-customProperties ["com.ibm.websphere.security.test=false"]]')

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tsec_custprop_add
ファイル名:tsec_custprop_add.html