アプリケーション・サーバー Web Services Distributed Management リソースからの通知

このトピックでは、アプリケーション・サーバー Web Services Distributed Management (WSDM) のリソース およびそのライフサイクル・イベントについて学習します。

重要: WSDM はシステム・アプリケーションで、製品がインストールされる際にデフォルトで使用不可になります。最初に WSDM を使用可能にしてから、 それを使用して製品リソースを管理する必要があります。WSDM を使用可能にするには、スクリプトを使用します。
リソースに関してさまざまなライフサイクル・イベントが発生します。 これらのライフサイクル・イベントに関連した通知 が、リソース定義イベントおよびリソース状態イベントです。 リソース定義イベントには以下のものがあります。
  • 作成済み
  • 削除済み
  • 変更済み
リソース状態イベントには以下のものがあります。
  • 始動済み
  • 停止済み
  • Suspended

以下のリソースについて詳しく解説します。各リソースのエンドポイント・アドレスおよび管理容易性機能については、 アプリケーション・サーバー・リソース・タイプごとの WSDM 管理容易性機能を参照してください。

アプリケーション・サーバー・インスタンスは、異なる通知をサポートします。リソース定義イベントが発生すると、 アプリケーション・サーバーの構成が作成、変更、または削除され、WebSphere® Application Server ドメインにより通知が生成されます。 通知には、変更された構成文書が含まれます。

製品のインストールは、基本となるオペレーティング・システムにより実行および管理されます。 製品のインストールを表すランタイム・エンティティーはありません。 製品のインストールに関連したイベントに対しては、ライフサイクル通知の予定は現在ありません。総合的な製品のインストールのライフサイクルに関連した状態イベント通知はありません。

WebSphere Application Server プロファイルの一部として作成される管理エージェント・プロセスがあります。 この管理エージェント・プロセスは、作成された後、 プロファイルに関するライフサイクル通知の発行に使用できます。構成の変更はプロファイルに対する変更と考えられるため、 汎用的なプロファイル変更済み 通知はありません。 代わりに、一部の構成変更に固有の通知があります。 また、プロファイルは実際に実行されるわけではなく、単に存在するかしないかのいずれかであるため、 プロファイルに関する状態変更通知はありません。

製品にインストールされたアプリケーションは、 定義および操作の両方についての通知をサポートします。アプリケーションがインストールされると、 アプリケーション管理対象リソースのインスタンスが作成されたことを示す通知が作成されます。アプリケーションが開始、停止、または更新されるごとに、 通知が作成されます。アプリケーションがアンインストールされると、リソース破棄済み 通知が作成されます。

デプロイされたモジュールごとに、独立したライフサイクルがあります。製品内のデプロイ済みオブジェクトに関して個別に、 作成、変更、削除、開始、および停止の通知が作成されます。

Web サービスが堅固なアプリケーションでないといっても、これらの必須のデプロイ済みオブジェクトのライフサイクルを理解する必要があります。Web サービスがインストール、変更、開始、停止またはアンインストールされた場合などに、MOWS 仕様に従って通知が作成されます。


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ファイル名:rwbs_WSDMresnotification.html