スケジューラー・デフォルトのトランザクション分離機能の構成

スケジューラーは、com.ibm.websphere.scheduler.Schedule インターフェースおよび WASScheduler MBean で取得 API または検索 API を使用するタスクを読み取る場合、デフォルトでは read-committed トランザクション分離機能を使用します。 スケジューラーのデフォルト動作は read-uncommitted に変更でき、 取得メソッドおよび検索メソッドでデータベース内のタスクの現在の状態または次の状態を戻すことが可能です。

このタスクについて

取得および検索メソッドのデフォルトの振る舞いを変更する方法を説明します。com.ibm.websphere.scheduler.TaskInfo.setTaskExecutionOptions() メソッドを表示するには、スケジューラーの API 資料を参照してください。この資料には、タスクの次の状態、または現在の状態を戻す方法が詳述されています。
重要: スケジューラーのデータベースが、Oracle のように、コミットされていない読み取りをサポートしていない場合、このパラメーターは無効になります。

取得メソッドおよび検索メソッドのデフォルト動作を変更するには、 次のステップを完了します。

手順

  1. 管理コンソールで、「リソース」>「スケジューラー」>「scheduler_name」とクリックします。
  2. カスタム・プロパティー」をクリックします。
  3. 「新規」をクリックします。
  4. 以下のプロパティーを追加します。
    表 1. 追加するプロパティー
    プロパティー 説明
    名前 defaultReadTransactionIso
    タイプ java.lang.Integer
    1 (read-uncommitted トランザクション分離用) 2 (read-committed トランザクション分離用)
  5. 「適用」をクリックします。または
  6. 「OK」をクリックします。
  7. 変更を保存し、サーバーを再始動する前にファイルの同期開始を確認し ます。
  8. アプリケーション・サーバーを再始動して変更を有効にします。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tsch_configdefault
ファイル名:tsch_configdefault.html