プロキシー・サーバー・コレクション
このトピックでは、セル内のプロキシー・サーバーをリストします。 プロキシー・サーバーは、ノード内にあります。
プロキシー・サーバーは、サーバーからのキャッシュ・コンテンツと同様に、HTTP 要求および SIP 要求を、分類、優先順位付け、およびエンタープライズ内のサーバーにルーティングするために使用されます。 このページを使用してプロキシー・サーバーを作成、削除、または変更することができます。
この管理コンソール・ページを表示するには、
をクリックします。別のセルの WebSphere® Application Server に作業をルーティングするようにプロキシー・サーバーを構成するには、セル間の通信をセットアップするコア・グループ・ブリッジ設定 ( ) を使用します。
- 汎用サーバー・クラスターを定義します。 管理コンソールで、 とクリックします。
- URI グループを定義します。 管理コンソールから、 をクリックします。
- ルーティング・ルールを作成します。 管理コンソールから、 をクリックします。
汎用サーバー・クラスターおよび URI グループも、管理コンソールにあるプロキシー・サーバーの「関連項目」の下でアクセスすることができます。
名前
プロキシー・サーバーの論理名を指定します。WebSphere Application Server の場合、 サーバー名はノード内で固有である必要があります。
クラスター内に複数ノードがある場合、サーバー名はクラスター内でも固有である必要があります。 同じクラスターに含まれる 2 つのノード内に同じサーバー名を使用することはできません。 WebSphere Application Server は、スクリプトでサーバーを参照するなどの管理アクションで、サーバー名を使用します。
ノード
プロキシー・サーバーが常駐するノードの名前。
バージョン
稼働中の WebSphere Application Server のバージョンを示します。
セキュリティー・レベル
プロキシー・サーバー全体の現在のセキュリティー・レベル。
全体のセキュリティー・レベルはカスタム・セキュリティー設定によって決まります。 セキュリティー・レベルで指定できる値は、「高」、「中」、「低」、 および「該当なし」です。全体のセキュリティー・レベルは、最も安全度が低いと考えられる設定の セキュリティー・レベルと同じになります。例えば、全体の セキュリティー・レベルを「高」にするには、すべての設定を、「高」レベルに関連付けられている 値に構成する必要があります。安全性がより低い値で構成された設定がある場合、全体的なセキュリティー・レベルはその設定の値になります。
プロトコル
プロキシー・サーバーが処理するように構成されているプロトコル (複数の場合もある) を示します。 この情報は、プロキシー・サーバーに対して構成されるトランスポート・チェーンに含まれる、トランスポート・チャネルのタイプに基づきます。
例えば、トランスポート・チェーンに HTTP チャネルが含まれている場合は、HTTP がこのフィールドに表示されます。トランスポート・チェーンに SIP および HTTP チャネルの両方が含まれる場合は、SIP,HTTP がこのフィールドに表示されます。
状況
プロキシー・サーバーが開始、停止、または使用不可であるかを示します。
状況が使用不可となっている場合は、ノード・エージェントがそのノードにおいて実行されていないため、 ノード・エージェントを再始動してから、サーバーを始動する必要があります。
ボタン | 状況 | 説明 |
---|---|---|
![]() |
開始済み | サーバーは実行中です。 |
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停止済み | サーバーは実行されていません。 |
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Unknown | 状況を判別できません。 不明 (unknown) 状況と表示されているサーバーであっても 実際は実行中の場合があります。不明 (unknown) 状況と表示されるのは、管理コンソールを実行中のアプリケーション・サーバーがこのサーバーと通信できないためです。 |