データ・ストア・トポロジー
このトポロジーは、データ・ストアとそのメッセージング・エンジンの相対ロケーション、 および他のデータ・ストアとの関係を定義します。
データ・ストアと そのメッセージング・エンジンの相対的ロケーション については、いくつかのオプションがあります。 以下の原則が適用されます。
- デフォルトの組み込み Apache Derby データ・ストアは常に、 メッセージング・エンジンと同じサーバー・プロセスで稼働します。
- WebSphere® Application Server クラスター内でフェイルオーバーする可能性があるメッセージング・エンジンの場合、そのメッセージング・エンジンを実行するようにポリシーによって選択されたサーバーが、データ・ストアに確実にアクセスできるようにする必要があります。 組み込み Apache Derby データ・ストアは、クラスター内で稼働するメッセージング・エンジンではサポートされていません。 Apache Derby を Network Attach モードで使用するか、 代替のリレーショナル・データベース管理システムを使用してください。
高可用性 (HA) をサポートするために、データ・ストア を次のように構成することができます。
- ネットワークにマウントする共有ファイル・システムを使用するようデータ・ストアを構成します。 ファイル・システムが Single Point of Failure にならないようにしてください。
- リモート・データベース・サーバーを使用するよう にデータ・ストアを構成します。 データベース・サーバーの障害から確実に保護してください。
- HA クラスター内の共有ディスクを使用するようにデータ・ストアを構成します。HA クラスターはデータ・ストアの フェイルオーバーを実行し、オプションで、メッセージング・エンジンの フェイルオーバーを調整することができます。