ページ・リスト
ページ・リストを使用すると、 サーブレットおよび JSP ファイルに Uniform Resource Locator (URL) をハードコーディングしなくて済みます。 ページ・リストは、要求の転送先を指定しますが、 サーブレットの MIME タイプに応じて、そのロケーションを自動的にカスタマイズします。 これらのプロパティーを使用して、マークアップ言語と、それに関連付けられる MIME タイプを指定します。 さらに、所定の MIME タイプに応じて、呼び出すページのセットも指定できます。
- com.ibm.servlet.ClientList
- com.ibm.servlet.ClientListElement
- com.ibm.servlet.MLNotFoundException
- com.ibm.servlet.PageListServlet
- com.ibm.servlet.PageNotFoundException
WebSphere Application Server は、PageListServlet を提供します。 これを使用すると、client_types.xml ファイルの構成データに基づいて、 名前で JavaServer Pages (JSP) ファイルを呼び出すことができます。このファイルは、JSP ファイルを Uniform Resource Identifier (URI) にマップします。 URI は、呼び出されると、Web モジュール内の別の JSP ファイルを指定します。このサポートにより、URL をサーブレット内でハードコーディングしなくても、 複数の URL にアクセスすることができます。
HTML や Wireless Markup Language (WML) などのマークアップ言語のタイプに応じて、 ページ・リストを論理的にグループ化することもできます。 その結果、サーブレットを使用して PageListServlet を拡張するアプリケーションは、 クライアント要求に対して適切なマークアップ言語タイプを戻す JSP ファイルを呼び出すことができます。 例えば、PDA 装置から発信される要求には、WML データが必要です。 アプリケーション・サーバーは、PageListServlet サーブレットを拡張するサーブレットに要求を送信し、 サーブレットは、WML 応答を戻す JSP ファイルを呼び出します。