シンプル Web サービスのトポロジー

このトポロジーでは、WebSphere® Application Server は、相互に通信する WS-Notification アプリケーションのプロデュースとコンシュームを可能にする通知ブローカーとしてもっぱら使用されます。 アプリケーションは、NotificationBroker サービスが WebSphere Application Server によって実装されていることを認識していません。

以下の図では、パブリッシャー、サブスクライバー、および通知コンシューマーが SOAP over HTTP を介して通知ブローカーに接続されます。 パブリッシャー、サブスクライバー、および通知コンシューマーは、ブローカーが WebSphere Application Server によって戻されることを認識しません。

図 1. Web サービス・トポロジーの例
この図は、Web サービス・トポロジーの例を示しています。

WebSphere Application Server によって提供される通知ブローカーに接続できる、さまざまなクライアントがあります。WS-Notification メッセージ交換を実装または呼び出す任意の Web サービス・クライアントを接続できます。これには、WebSphere Application Server によって直接サポートされるさまざまなタイプの Web サービス・クライアント、 および JAX-RPC または JAX-WS パターン (.NET など) を使用することができる他の Web サービス・クライアントが含まれます。これは、以下の図に示されています。

図 2. 通知ブローカーに接続できるさまざまなクライアントの例
 この図では、Java EE パブリッシャー、JSR172 パブリッシャー、JSR101 パブリッシャー、および .NET パブリッシャーが通知ブローカーに接続しています。

異なるトポロジーでは、通知ブローカーのどのクライアントも WebSphere Application Server 環境で書き込まれたり、ホスティングされたりしない可能性があります。対話が WS-Notification によって定義された標準 Web サービス交換のみを介して行われるので、通知ブローカー自身はクライアントの接続元の環境を決定することができません。これは、以下の図に示されています。

図 3. クライアントが WebSphere Application Server によって書き込まれたり、ホスティングされたりしないトポロジーの例
この図は、クライアントが WebSphere によって書き込まれたり、ホスティングされたりしないトポロジーを示しています。

同様に、WebSphere Application Server 環境 (AppClient、JSR172、JSR101 からの JAX-RPC など) に書き込まれたか、またはホストされている WS-Notification アプリケーションは、アプリケーション・コードを変更しないで、IBM 以外の NotificationBrokers (または NotificationProducers) に接続できます。


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ファイル名:cjwsn_scen1.html