WebSphere Application Server での Common Base Event のロギング

WebSphere® Application Server は、 基本ロギング・フレームワーク内の Common Base Event を使用します。Common Base Event は明示的に作成し、Java™ ロギング API を通して記録したり、Java ロギング API を直接使用して暗黙的に作成することができます。

このタスクについて

重要: Common Base Events のロギングは、High Performance Extensible Logging (HPEL) のログとトレース・モードではサポートされません。

イベント とはアプリケーションまたはアプリケーション・サーバーからの通知で、特定の問題や状態に関連する情報を報告するものです。 Common Base Event はこれらのイベント通知に関する標準的な構造をユーザーに提供するので、ユーザーはさまざまなアプリケーションから受け取るイベントを相互に関連付けることができます。 Common Base Event を記録してさまざまなソースからのイベントを収集することで、アプリケーション環境内の問題を修正したり、システム・パフォーマンスを調整したりできます。

Common Base Event の作成を目的として、アプリケーション・サーバー環境は、 Common Base Event ファクトリーにコンテンツ・ハンドラーを提供し、 このコンテンツ・ハンドラーがランタイム・データとテンプレート・データ の両方を Common Base Event に提供します。

手順

  1. オプション: Common Base Event のタイプ、およびそのタイプのアプリケーション・サーバー内での実装方法をお読みください。 WebSphere Application Server の Common Base Eventを参照してください。
  2. WebSphere Application Server での Common Base Event のロギングを参照してください。
  3. アプリケーション・サーバーの Common Base Event フレームワークを構成するには、以下のいずれかの方法を使用します。

タスクの結果

これで、設定した構成に従って Common Base Event がログされます。 このログを使用してアプリケーションに関する問題の原因を決定します。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=ttrb_events
ファイル名:ttrb_events.html