エンタープライズ・アプリケーションの開始または停止
稼働中でない (状況が「停止中」の) アプリケーションを開始する方法や、 稼働中の (状況が「始動済み」の) アプリケーションを停止する方法について説明します。
始める前に
Java™ Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーションをサーバーにインストールします。デフォルトでは、 サーバーの始動時に、アプリケーションが自動的に開始されます。
このタスクについて
以下を使用して、アプリケーションを手動で開始および停止できます。
- 管理コンソール
- wsadmin ツールで AdminControl オブジェクトの startApplication 属性および stopApplication 属性
- wsadmin ツールで AdminTask.submitJob -jobType オブジェクトの startApplication 管理ジョブおよび stopApplication 管理ジョブ
- ApplicationManager または AppManagement MBeans を使用する Java プログラム
ステップでは、管理コンソールを使用してアプリケーションを開始または停止する方法について説明します。

手順
タスクの結果
アプリケーションの状態が変更されると、アプリケーションが始動または停止したことを示す メッセージが表示されます。
アプリケーションがデプロイされているアプリケーション・サーバーが、サーバーの始動中にデプロイメント・マネージャーの構成と同期をとると、アプリケーションは開始されず、DeploymentDescriptorLoadException が サーバーの SystemErr.log ファイルに書き込まれることがあります。
サーバーを停止してから再始動し、再度アプリケーションを開始してみてください。
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
次のタスク
アプリケーションが配置されているサーバーが始動する際に 、アプリケーションが自動的に開始されないように構成することができます。 その場合には、このトピックで説明するオプションを使用して、アプリケーションを手動で開始します。
サーバーの始動時に、アプリケーションを自動的に開始する場合は、 アプリケーションまたはそのサーバーが始動する速度を制御する値を調整できます。