並行性ボトルネックを解消するためのデータ・ストア・テーブルの数の追加

サービス統合テクノロジーを使用することで、 ユーザーはメッセージング・エンジンのデータ・ストアを複数の テーブルに分散させることができます。 通常の使用方法においては、これによる著しい影響はありません。しかし、データ・ストアの SIBnnn テーブルに並行性ボトルネックが存在することが統計によって示されている場合は、テーブルの数を増やすことで問題が解決する場合があります。

このタスクについて

データ・ストアにおけるテーブルのセットについて詳しくは、データ・ストア・テーブルを参照してください。

データ 説明
SIB000 他の 2 つのテーブルにあるデータの構造に関する情報を格納します - 「ストリーム・テーブル」
SIB001 パーシスタント・オブジェクトを格納します - 「永続項目テーブル」
SIB002 メッセージング・エンジンのメモリー要件を緩和するためにデータ・ストアに保存された非パーシスタント・オブジェクトを格納します - 「一時項目テーブル」

複数のテーブルがあれば、システム内のパフォーマンス・ボトルネックを解消できる可能性があります。メッセージング・エンジンのデータ・ストアの SIBnnn テーブルを変更することができます。 ストリーム・テーブル (SIB000) の数を増やす方法はありませんが、永続テーブルおよび一時テーブル (SIB001 および SIB002) は増やすことができます。

以下は、変更後のデータ・ストアの SIBnnn テーブルの例です。

データ 説明
SIB000 他の 2 つのテーブルにあるデータの構造に関する情報を格納します - 「ストリーム・テーブル」
SIB001 パーシスタント・オブジェクトを格納します - 「永続項目テーブル」
SIB002 パーシスタント・オブジェクトを格納します - 「永続項目テーブル」
SIB003 パーシスタント・オブジェクトを格納します - 「永続項目テーブル」
SIB004 メッセージング・エンジンのメモリー要件を緩和するためにデータ・ストアに保存された非パーシスタント・オブジェクトを格納します - 「一時項目テーブル」
SIB005 メッセージング・エンジンのメモリー要件を緩和するためにデータ・ストアに保存された非パーシスタント・オブジェクトを格納します - 「一時項目テーブル」

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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