![[z/OS]](../images/ngzos.gif)
ダンプ管理の設定
これらの設定を使用して、WebSphere® Application Server のダンプ管理構成を管理します。
- ras_dumpoptions_dumptype= n
- シグナル・ハンドラーによって使用されるデフォルト・ダンプを指定します。
有効な値とその意味は以下のとおりです。
- 0
ダンプは生成されません。
- 1
ctrace ダンプが取られます。
- 2
cdump ダンプが取られます。
- 3
csnap ダンプが取られます。
- 4
CEE3DMP ダンプが取られます。
注: CEE3DMP ダンプは、WebSphere Application Server for z/OS® (64 ビットをサポート) では使用できません。このオプションは、64 ビット環境では選択しても無視されます。CEE3DMP は、Language Environment® のダンプおよびメンバー言語ライブラリーを生成します。ダンプのセクションは、指定されたダンプ・オプション (デフォルトの指定、 あるいはras_dumpoptions_ledumpoptons
変数による指定) に応じて、選択的に組み込まれます。 デフォルトでは、この値は、THREAD(ALL) BLOCKS
を CEE3DMP に渡します。ras_dumpoptions_ledumpoptons
変数を使用して、CEE3DMP のデフォルト・オプションをオーバーライドできます。 CEE3DMP およびそのオプションについて詳しくは、「z/OS Language Environment プログラミング・リファレンス (SA88-8550)」を参照してください。
デフォルト: 3
例:ras_dumpoptions_dumptype=2
- 0
- ras_dumpoptions_ledumpoptons= options
- CEE3DMP で使用できるようにダンプ・オプションを指定します。複数のオプションが必要な場合には、
各オプションをブランクで分離してください。
CEE3DMP で使用できるようにダンプ・オプションを指定します。複数のオプションが必要な場合には、
各オプションをブランクで分離してください。
この WebSphere 変数は、
ras_dumpoptions_dumptype=4
を指定した場合にのみ使用できます。CEE3DMP および有効なダンプ・オプションの説明については、「z/OS Language Environment プログラミング・リファレンス (SA88-8550)」を参照してください。規則: この環境変数でのオプション・ストリングの最大長は、255 です。 オプション・ストリングが 255 よりも長い場合には、ユーザーはメッセージ BBOM0011W を受け取り、 CEE3DMP ダンプ・オプションが以下のように設定されます。THREAD(ALL) BLOCKS
.デフォルト:THREAD(ALL) BLOCKS
例:ras_dumpoptions_ledumpoptons=NOTRACEBACK NOFILES