UDDI レジストリーの SOAP サービス・エンドポイント

UDDI バージョン 3 は SOAP API サービスの複数バージョンをサポートします。WebSphere® Application Server のセキュリティー設定および UDDI SOAP サービスのユーザー・データ制約トランスポート保証設定に応じて、UDDI バージョン 3 はさまざまなサービスの多彩なエンドポイントをサポートしています。

以下のリストに示されるデフォルトのコンテキスト・ルート値および Uniform Resource Locator (URL) 値は、WebSphere Application Server のセキュリティーが有効な状態で、デフォルトで提供されているセキュリティー設定を変更しない場合に適用されます。 デフォルトのセキュリティー設定を使用しない場合は、コンテキスト・ルート値と URL 値が異なることがあります。

以下の URL では、変数の値は次のようになっています。
  • host_name は、関連するプロファイルを実行しているマシンの名前です。
  • http_port は、そのプロファイルの 内部 HTTP ポート (例えば 9080) です。
  • ssl_port は、プロファイル用の内部 Secure Sockets Layer (SSL) ポートで、例えば、9443 です。
  • バージョン 1 およびバージョン 2 の SOAP API サービス
    照会サービス
    デフォルト (soap.war) のコンテキスト・ルート = '/uddisoap'、URL パターン = 'inquiryAPI' または 'inquiryapi'。

    デフォルト URL: http://host_name:http_port/uddisoap/inquiryapi

    公開サービス
    デフォルト (soap.war) のコンテキスト・ルート = '/uddisoap'、URL パターン = 'publishAPI' または 'publishapi'。

    デフォルト URL: https://host_name:ssl_port/uddisoap/publishapi または http://host_name:http_port/uddisoap/publishapi

  • バージョン 3 の SOAP API サービス
    照会サービス
    デフォルト (soap.war) のコンテキスト・ルート = '/uddiv3soap'、URL パターン = '/services/UDDI_Inquiry_Port'

    デフォルト URL: http://host_name:http_port/uddiv3soap/services/UDDI_Inquiry_Port

    公開サービス
    デフォルト (soap.war) のコンテキスト・ルート = '/uddiv3soap'、URL パターン = '/services/UDDI_Publish_Port'

    デフォルト URL: https://host_name:ssl_port/uddiv3soap/services/UDDI_Publish_Port または http://host_name:http_port/uddiv3soap/services/UDDI_Publish_Port

    保有転送サービス
    デフォルト (soap.war) のコンテキスト・ルート = '/uddiv3soap'、URL パターン = '/services/UDDI_Custody_Port'

    デフォルト URL: https://hostname:9443/uddiv3soap/services/UDDI_Custody_Port or http://hostname:9080/uddiv3soap/services/UDDI_Custody_Port

    セキュリティー・サービス
    デフォルト (soap.war) のコンテキスト・ルート = '/uddiv3soap'、URL パターン = '/services/UDDI_Security_Port'

    デフォルト URL: https://host_name:ssl_port/uddiv3soap/services/UDDI_Security_Port または http://host_name:http_port/uddiv3soap/services/UDDI_Security_Port

エンドポイントは、HTTP GET を使用して UDDI エンティティーの XML 表記を戻す場合に使用できます。UDDI レジストリー・データ構造の HTTP GET サービスに関する情報を参照してください。

WebSphere Application Server セキュリティーを使用するために UDDI レジストリーを構成し、UDDI SOAP サービスのデータ機密性のデフォルト設定を変更しない場合、HTTPS および SSL ポートを使用したデフォルトのエンドポイント URL のサービスは、そのデータを機密保持してトランスポートする必要があります。 HTTPS を使用しない要求は拒否されます。

WebSphere Application Server セキュリティーを使用するために UDDI レジストリーを構成し、UDDI SOAP サービスのデータ機密性の設定を NONE に変更する、あるいは WebSphere Application Server セキュリティーを使用不可にする場合、HTTPS および SSL ポートを使用するデフォルトのエンドポイント URL のサービスでは、HTTP および HTTP ポートを使用することもできます。

SOAP API へのアクセスを保護する方法については、UDDI レジストリー・インターフェースのアクセス制御に関する情報を参照してください。


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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rwsu_soap
ファイル名:rwsu_soap.html