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Intelligent Management: サポートされるサーバー仮想化環境

Intelligent Management を仮想化サーバーにデプロイする場合、あらかじめ、使用しているサーバー仮想化プラットフォームに関する制約を理解する必要があります。

要確認: このトピックには、さまざまなサーバー仮想化プラットフォームのサポートに関する最新の情報をリストしています。
表 1. サーバー仮想化環境
仮想化プラットフォーム 制約事項 サポートされるプロセッサー共有モード
POWER5 および POWER6® (Micro-Partitioning®) 上の AIX® 5.3 および AIX 6.1

必要な構成ステップについて詳しくは、『POWER5 および POWER6 (Micro-Partitioning) 上の AIX 5.3 および AIX 6.1 の構成 』を参照してください。

上限なし共有プロセッサー区画の場合、均等な区画の重みが推奨されます。ワークロード分散およびサーバー配置上の決定を下す際には、Intelligent Management は、区画から物理マシンへのマッピングを行わず、区画の重みを使用しません。

上限付きモードまたは上限なしモードの AIX Micro-partitioning では、すべての Intelligent Management フィーチャーがサポートされます。

共有上限付き、共有上限なし、および専用のモードは、POWER5 と POWER6 の両方でサポートされます。 専用供与および複数共有プールは、POWER6 でのみサポートされます。

AIX 7.1 on POWER7® なし。

POWER6 互換モードの POWER7 プロセッサー

POWER7 プロセッサー・モード

Application Workload Partition (WPAR) AIX 6.1 および 7.1 なし。 共有。
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 内の KVM なし。 専用および共有。
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.4、5.5、6.0 で提供される Red Hat KVM なし。 専用および共有。
POWER® (Micro-Partitioning) 上の Linux なし。 専用。
z/VM® 上の Linux
  • ゲスト・オペレーティング・システムは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.0、5.1、5.2、または SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10 でなければなりません。
  • zSeries オペレーティング・システム・イメージ上の Linux の物理的な論理区画 (LPAR) へのマッピング: Intelligent Management は、ゲスト・オペレーティング・システムとして Linux を実行している複数の z/VM 仮想マシン間でワークロードのバランスを取ることができます。しかし、z/VM イメージ上の仮想マシンをホストしている LPAR の認識はなく、したがって、LPAR レベルのワークロードに基づいてワークロード・バランシングの決定を行うことはできません。
  • サービス・ポリシーの目標: Intelligent Management の管理下にないワークロードは、同じ z/VM イメージ上の他の仮想マシンで実行されている可能性があります。 このワークロードにより、サービス・ポリシーの目標に影響が出る可能性があります。
専用および共有。
Sun (Zones) 上の Solaris Operating Environment 10 専用モードについてはありません。 専用および共有。

VMware ESX 3.5、4.0、4.1、5.0

VMware vSphere 4、5

  • 制限について詳しくは、『VMware Infrastructure 3 プラットフォームおよび Intelligent Management』を参照してください。
ESX または VMware vSphere 4 および VMware vSphere 5 に対しては、専用モードと共有モードがサポートされますが、ESX または VMware vSphere 4 および VMware vSphere 5 ハイパーバイザー、あるいは Intelligent Management が稼働しているハイパーバイザーの管理下にある vCenter と通信するように Intelligent Management を構成する必要があります。
Linux Xen
  • SLES 11 以降を使用する必要があります。
  • クロックを正しくセットアップするため、Virtual Machine Clock Settings の指針に従う必要があります。
  • 準仮想化モードは、完全仮想化モードに重ねて使用します。完全仮想化モードは、システムのパフォーマンスに重大な影響を及ぼすネットワーク・ボトルネックを導く可能性があります。このパフォーマンス上の問題は、特に大きなトポロジーの場合に考えられます。
専用。
Virtual Partition (vPars) または Integrity VM を使用する HP に対する HP-UX 11i v3 現在は、サポートされていません。 なし。
Microsoft Hyper-V 現在は、サポートされていません。 なし。

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