管理コンソールの JVM カスタム・プロパティー・パネルを使用した追加の HTTP トランスポート・プロパティーの構成

管理コンソールの JVM カスタム・プロパティー・パネルを使用して、Java™ API for XML-Based Web Services (JAX-WS) および Java API for XML-based RPC (JAX-RPC) Web サービス用の追加の HTTP トランスポート・プロパティーを構成することができます。

このタスクについて

この作業は、別の Web サービスに対するクライアントとして機能する Web サービスに、 追加 HTTP トランスポート・プロパティーを構成する 3 つの方法のうちの 1 つです次の方法でも、 追加 HTTP トランスポート・プロパティーを構成できます。

Java API XML ベース・リモート・プロシージャー・コール (JAX-RPC) プログラミング・モデルまたは Java API for XML Web Services (JAX-WS) プログラミング・モデルを使用してプロパティーをプログラマチックに構成する場合は、JAX-RPC または JAX-WS 仕様を参照してください。

サポートされる標準および仕様の完全なリストについては、Web サービス仕様書および API 文書を参照してください。

構成できる以下の HTTP プロパティーについての詳細は、Web サービス・アプリケーションの HTTP カスタム・プロパティーについての項目をお読みください。
  • com.ibm.websphere.webservices.http.requestContentEncoding
  • com.ibm.websphere.webservices.http.responseContentEncoding
    トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): このプロパティーは JAX-RPC 専用であり、JAX-WS に基づくサービスに対して有効にされても使用されません。gotcha
  • com.ibm.websphere.webservices.http.connectionKeepAlive
  • com.ibm.websphere.webservices.http.requestResendEnabled
  • com.ibm.websphere.webservices.http.SocketTimeout
  • com.ibm.ws.webservices.enableHTTPPrefix
  • http.proxyHost
  • http.proxyPort
  • https.proxyHost
  • https.proxyPort
  • http.nonProxyHosts - このプロパティーは JVM カスタム・プロパティーとしてのみ構成できます。 このプロパティーは HTTP 接続と HTTPS 接続の両方に適用されます。

これらの追加プロパティーは、HTTP プロトコルを使用する Web サービス・アプリケーションに 構成します。これらのプロパティーは、HTTP 要求、HTTP 応答、および HTTP 接続パーシスタンスのメッセージのコンテンツ・エンコード、および読み取りタイムアウトで java.net.ConnectException エラー が発生した後に再送信される HTTP 要求の振る舞いに影響を与えます。

手順

  1. 管理コンソールを開きます。
    1. 「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > server > 「Java およびプロセス管理」 > 「プロセス定義」 > 「Java 仮想マシン」 > 「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  2. オプション: プロパティーがリストされていない場合は、 新規プロパティー名を作成します。
  3. 名前と値を入力します。
  4. オプション: HTTPS の別の URI への HTTP 要求のリダイレクトを受け入れます。
    HTTPS の別の URI への HTTP 要求のリダイレクトは、 アプリケーションで CONFIDENTIAL または INTEGRAL のトランスポート保証が構成された場合に 行われる可能性があります。 リダイレクトを受け入れるには、以下のいずれかのタスクを実行します。
    • com.ibm.ws.webservices.HttpRedirectEnabled Java システム・プロパティーを true に設定します。
    • サービスを呼び出す前に、スタブまたは呼び出しオブジェクトで、 プログラマチックに com.ibm.wsspi.webservices.Constants.HTTP_REDIRECT_ENABLED プロパティー を java.lang.Boolean オブジェクトに設定します。例えば、以下の java.lang.Boolean 値のいずれかを使用してプロパティーを true に設定します。
      • Boolean.TRUE
      • new Boolean(true)
      • new Boolean("true")

タスクの結果

Web サービス・アプリケーションに HTTP トランスポート・プロパティーを構成しました。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twbs_configaddhttppropertiesadmin
ファイル名:twbs_configaddhttppropertiesadmin.html