WS-Notification トポロジーの Network Deployment

このトポロジーは、WebSphere® Application Server Network Deployment 環境にある複数のサーバー間で WS-Notification サービスをデプロイする可能性を示します。このパターンでは、WS-Notification トピック名前空間が WS-Notification サービスのすべての WS-Notification サービス・ポイントにより共有されるため、 アプリケーションでは、すべての WS-Notification サーバー・ポイントに接続して、 通知を挿入する際にこれらを個々に使用することができます。通知メッセージは、 バスに付加された場所に関係なく (つまり、接続された WS-Notification サービス・ポイントに関係なく)、 バスを通じて、すべての関連する NotificationConsumers へ伝搬されます。

以下の図では、3 つのアプリケーション・サーバーが同じ WS-Notification サービスのサービス・ポイントで構成されています。これらの 3 つのサーバーは、WS-Notification サービスのスコープのためにすべて同じサービス統合バスのバス・メンバーです。セル内の 3 つすべてのメッセージング・エンジンの間にはリンクがあるので、セル内のいずれかのサーバーによって受信された要求は、セル内の他のサーバーと関連するコンシューマーで使用可能です。

図 1. Network Deployment WS-Notification トポロジーの例
この図は、Network Deployment WS-Notification トポロジーの例を示しています。

このトポロジーを使用すると、複数のサーバー間でクライアントを分散することが可能になり、そのためこれらのサーバー間でロードを共有できるようになります。 このトポロジーでは、アプリケーションのバランシングを手動で構成してください。 代わりの方法として、ロード・バランシングのトポロジーで説明しているように、1 つのクラスターで複数のサーバー間のワークロード配布を使用する方法があります。


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ファイル名:cjwsn_scen3.html