プログラミングによるアプリケーション管理

Java™ MBean プログラミングによって、WebSphere® Application Server のデプロイメント・ターゲット上で、Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーションをインストール、更新、または削除することができます。

始める前に

このタスクでは、MBean プログラミングに関する基本的な知識があることが前提になっています。MBean プログラミングについて詳しくは、MBean Java アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) に関する文書を参照してください。このインフォメーション・センターでは、「参照」 > 「Mbean インターフェース (Mbean interfaces)」をクリックします。

更新済みアプリケーションの再始動について詳しくは、「IBM® WebSphere Developer Technical Journal: System management for WebSphere Application Server V6 -- パート 5 Flexible options for updating deployed applications」にある Fine-grained recycle behaviorを参照してください。

デプロイメント・ターゲットにアプリケーションをインストールしたり、 デプロイメント・ターゲット上のアプリケーションを変更したりするには、まず、 アプリケーションを作成または更新して、アセンブリー・ツールを使用してそれをアセンブルする必要があります。

このタスクについて

プログラミングによるアプリケーションのインストール、アンインストール、および更新のほかに、管理コンソールまたは wsadmin ツールによる Java EE アプリケーションのインストール、アンインストール、および更新を行うこともできます。 この 3 つの方法で提供される更新機能は、同じものです。

手順

  1. プログラミングによって Java EE アプリケーションを管理するには、以下のタスクのいずれかまたはすべてを実行します。
    • アプリケーション管理機能にアクセスします。
      以下のアプリケーション管理機能にアクセスする例を参照してください。
      • WebSphere Application Server コードから
      • WebSphere Application Server の外部から
      • WebSphere Application Server が実行されていない場合
    • アプリケーションをインストールします。

      デプロイメント・ターゲット (サーバーまたはクラスターなど) にアプリケーションを初めてインストールする場合の例を参照してください。

    • アプリケーションをアンインストールします。

      デプロイメント・ターゲット上にあるアプリケーションをアンインストールする場合の例を参照してください。

    • デプロイ済みアプリケーションの追加属性を操作します。

      AppDeploymentTask オブジェクトによって、公開されない属性を操作する例を参照してください。

    • アプリケーション管理のセッションを共有します。

      デプロイ済みアプリケーションのアプリケーション固有の更新情報が、セッションに保管され、 その後構成リポジトリーに保管される例を参照してください。

    • アプリケーションを更新します。

      サーバーまたはクラスターにインストールしたアプリケーションを、新しいアプリケーションに更新する場合の例を参照してください。 アプリケーションを完全に更新する場合は、デプロイ済みアプリケーションがアンインストールされ、新規のエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルがインストールされます。

    • アプリケーションを部分的に追加、更新、または 削除します。

      サーバーまたはクラスター上のアプリケーションを部分的に追加、更新、または削除する場合の例を参照してください。

    • アプリケーションを編集します。

      サーバーまたはクラスター上のアプリケーションを編集する場合の例を参照してください。

    • モジュールを追加します。

      サーバーまたはクラスター上にあるアプリケーションにモジュールを追加する場合の例を参照してください。

    • モジュールを更新します。

      サーバーまたはクラスター上にあるモジュールを更新する場合の例を参照してください。モジュールを更新すると、デプロイ済みモジュールはアンインストールされ、更新済みモジュールがインストールされます。

    • モジュールを削除します。

      サーバーまたはクラスター上にあるモジュールを削除する場合の例を参照してください。モジュールを削除すると、デプロイ済みモジュールはアンインストールされます。

    • ファイルを追加します。

      サーバーまたはクラスター上にあるアプリケーションにファイルを追加する場合の例を参照してください。

    • ファイルを更新します。

      サーバーまたはクラスター上のファイルを更新する場合の例を参照してください。ファイルを更新すると、デプロイ済みファイルはアンインストールされ、更新済みファイルがインストールされます。

    • ファイルを削除します。

      サーバーまたはクラスター上のファイルを削除する場合の例を参照してください。ファイルを削除すると、デプロイ済みファイルはアンインストールされます。

  2. マスター構成リポジトリーに変更内容を保存します。
  3. マスター構成の変更をノード間で同期化し、 変更内容が有効になるようにします。

次のタスク

さらにアプリケーションを更新する場合は、プログラミング、管理コンソール、 または wsadmin ツールによって更新を行うことができます。

共通デプロイメント・フレームワークを使用して、 アプリケーション管理オペレーションにロジックを追加することができます。プログラミングによるアプリケーション管理オペレーションの拡張を参照してください。 拡張によって提供されるタスクは、wsadmin ツールなどのすべての管理クライアント、 管理コンソール、または AppManagement MBean で提供されるプログラマチック API で使用することができます。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=tjmx_updating_app
ファイル名:tjmx_updating_app.html