関係オプションの設定
このページを使用して、ビジネス・レベル・アプリケーションの一部としてデプロイされるアセットのデプロイ可能単位または構成単位の関係オプションを指定します。関係を指定すると、同じビジネス・レベル・アプリケーション内の共有ライブラリーとしてデプロイされる別のアセットに対してデプロイ可能単位または構成単位が持つ依存関係が宣言されます。
この管理コンソール・ページを表示するには、「既存構成単位との関係の定義 (Define relationship with existing composition units)」および「アセットの関係を満たす新規構成単位の作成オプション (Options for creating new composition units to satisfy asset relationships)」ウィザードのステップとして表示されます。
をクリックします。 このヘルプは、ビジネス・レベル・アプリケーションに複数のデプロイ可能単位アセットまたは構成単位アセットを追加する際に表示されるウィザード・ページにも関係します。 これらのページは、ビジネス・レベル・アプリケーションは、構成単位から構成されています。ビジネス・レベル・アプリケーションにアセットを追加すると、製品により、そのアセットの構成単位が作成されます。構成単位名は、デプロイ対象アセットの名前と異なっていても構いません。 ビジネス・レベル・アプリケーションに関して表示されるデプロイ対象アセットのリストは、デプロイ対象アセットの構成単位名から構成されています。このページで定義される関係は、構成単位の関係です。構成単位に関してリストされるデプロイ可能単位は、関連付けられたアセットを追加する際に、そのアセットから選択したものです。 構成単位の関係は、同じビジネス・レベル・アプリケーションに属す他の構成単位に対するデプロイ可能単位の依存関係として表されます。 共有ライブラリーとしてデプロイされるアセットの構成単位のみを、依存関係として指定できます。 各デプロイ可能単位は、他から独立してターゲットにマップできます。 このページで行った関係の変更は、構成単位のみに影響し、関連付けられたアセットには影響しません。
関係オプションを指定するには、デプロイ可能単位を選択して、ボタンをクリックします。
ボタン | 結果のアクション |
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関係の設定 (Set Relationships) | デプロイ可能単位の関係を追加または変更可能なページを表示します。
デプロイ可能単位の実行が、共有ライブラリーとしてデプロイされる他のアセットに依存している場合は、関係を指定します。
このボタンは、「関係オプションの設定 (Set relationship options)」ページにあります。 |
ターゲットの一致を使用可能にする (Enable Match Targets) | デプロイ可能単位に依存関係が定義されている場合、関連するデプロイ対象アセットを、依存デプロイ可能単位と同じデプロイメント・ターゲットにマップするには、「ターゲットの一致を使用可能にする (Enable Match Targets)」をクリックします。 |
ターゲットの一致を使用不可にする (Disable Match Targets) | デプロイ可能単位に依存関係が定義されている場合、関連するデプロイ対象アセットを、デプロイ可能単位と同じターゲットにデプロイする必要がない場合には、「ターゲットの一致を使用不可にする (Disable Match Targets)」をクリックします。 |
デプロイ可能単位名または構成単位名 (Deployable unit name or composition unit name)
選択したデプロイ済みアセットのデプロイ可能単位または構成単位の名前を指定します。
関係
関連付けられたデプロイ可能単位に定義されているすべての関係の構成単位名を指定します。
この設定は、「関係オプションの設定 (Set relationship options)」ページにあります。
デフォルトでは、デプロイ可能単位に関係はありません。 関連する構成単位を追加または変更するには、以下のようにします。
- デプロイ可能単位を選択します。
- 「関係の設定 (Set Relationships)」をクリックします。
- デプロイ可能単位が必要とする構成単位を、「使用可能」リストから「選択済み」リストに移動して選択します。
- 「OK」をクリックします。
ターゲットの一致
関連付けられたデプロイ可能単位に対して選択されたターゲットの一致の値を示します。 デフォルト値は true です。
ターゲットの一致の値を true にすると、「関係」にリストされた構成単位が、関連付けられたデプロイ可能単位と同じデプロイメント・ターゲットにマップされます。依存デプロイ可能単位を実行するには、通常、関連する構成単位を、そのデプロイ可能単位と同じターゲットにデプロイする必要があります。
false 値は、関連する構成単位を、デプロイ可能単位のデプロイメント・ターゲットとは異なるデプロイメント・ターゲットにマップできることを示します。
この値を true に設定するには、デプロイ可能単位を選択して、「ターゲットの一致を使用可能にする (Enable Match Targets)」をクリックします。 この値を false に設定するには、デプロイ可能単位を選択して、「ターゲットの一致を使用不可にする (Disable Match Targets)」をクリックします。 この値を設定するには、デプロイ可能単位に関連する構成単位がなければなりません。
複数のデプロイ可能単位があり、セキュリティー構成で複数のドメインがサポートされている場合には、各デプロイ可能単位が同じセキュリティー・ドメイン内にある必要があります。