バス許可ポリシーへの固有名の追加

サービス統合バスの許可ポリシーを固有名で更新します。

このタスクについて

WebSphere® Application Server バージョン 6 から WebSphere Application Server バージョン 7.0 以降 にマイグレーションする場合は、このタスクを実行する必要があります。このタスクでは、 手動で populateUniqueNames コマンドを実行することで、選択したバスのユーザー・リポジトリーを照会して 固有名を見つけ、それらの名前を許可ポリシーに追加します。 このコマンドを手動で実行しない場合は、メッセージング・エンジンが 照会を実行し、欠落している固有名を許可ポリシーに追加しますが、これは 開始時に悪影響を与えます。

バージョン 6 ノード からバージョン 7.0 以降 ノードにマイグレーションするとき、 許可ポリシーには、ユーザーおよびグループのセキュリティー名のみが含まれていて、 各ユーザーおよびグループを一意的に定義する、ユーザー・レジストリー内の名前は含まれていません。LDAP ユーザー・レジストリー が使用されている場合、固有名は識別名 (DN) です。デフォルトでは、欠落している固有名のみが許可 ポリシーに追加されます。-force パラメーターを設定すると、すべての固有名 項目が許可ポリシーに追加されます。

手順

  1. スクリプト・コマンドを実行します。
  2. wsadmin コマンド・プロンプトで、populateUniquenames コマンドを入力します。 以下の構文例は、ユーザー・リポジトリーに対して照会を行って、Bus 1 という名前のバスのセキュリティー 名に一致する固有名を検出し、欠落しているそれらの固有名を許可ポリシーに 追加します。
    AdminTask.populateUniquenames('[-bus Bus1]')
  3. マスター構成リポジトリーに変更内容を保存します。以下に構文の例を示します。
    AdminConfig.save()

タスクの結果

バスの許可ポリシーが、欠落している固有名で更新 されます。

以下の例は、Bus 1 という名前のバスの許可ポリシー内のすべての固有名項目を 更新します。
AdminTask.populateUniqueNames(AdminTask.populateUniquenames('[-bus Bus1 -force TRUE]')

次のタスク

管理コンソールを使用して、バス・セキュリティー許可を管理します。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
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ファイル名:tjr_populate_unique_names.html