wsadmin スクリプトによるポリシー・セット属性の更新

ポリシー・セットを使用して、 Web サービス向けにカスタマイズされたポリシーを中央管理できます。 Jython または Jacl スクリプト言語を wsadmin ツールとともに使用して、ポリシー・セット属性を更新します。 既存のポリシー・セットとそれぞれの属性の構成を照会することもできます。

始める前に

管理セキュリティーが有効な場合は、次の表のとおり、適切な管理ロールを使用していることを確認してください。
表 1. 管理ロール. この表は、管理セキュリティーが使用可能な場合の管理ロールおよび関連する許可を説明します。
管理ロール 許可
管理者 管理者ロールには、ポリシー・セットを更新するためのセル全体でのアクセス権が必要です。
コンフィギュレーター コンフィギュレーター・ロールは、ポリシー・セットを更新することはできません。
デプロイヤー デプロイヤー・ロールは、ポリシー・セットを更新することはできません。
オペレーター オペレーター・ロールは、ポリシー・セットを更新することはできません。
モニター モニター・ロールは、ポリシー・セットを更新することはできません。

このタスクについて

新規ポリシー・セットを作成した後で、updatePolicySet コマンドを使用してポリシー設定構成を更新できます。このコマンドは、プロパティー・オブジェクトを使用して、指定したポリシー・セットのすべての属性または属性のサブセットを更新します。

手順

  1. Jython スクリプト言語を使用する wsadmin スクリプト・ツールを起動します。 詳しくは、『wsadmin スクリプト・クライアントの開始』を参照してください。
  2. 該当するポリシー・セットの現在の属性を表示します。

    次のコマンドを入力して、policySet1 ポリシー・セットの属性値を表示します。

    AdminTask.getPolicySet('[-policySet policySet1]')
  3. 該当するポリシー・セットの属性を変更します。
    次のコマンドを入力して、policySet1 ポリシー・セットの type および description 属性を変更します。
    AdminTask.updatePolicySet('-policySet policySet1 -attributes "[ [type application] [description 
    [my custom policy set to manage WSSecurity]] ]"')
    -interactive オプションを使用して、ポリシー・セットを更新することもできます。 -interactive モードを開始するには、次のコマンドを入力します。
    AdminTask.updatePolicySet('-interactive')
  4. 構成の変更を保存します。
    次のコマンドを入力して、変更を保存します。
    AdminConfig.save()

タスクの結果

コマンドを入力した後で成功メッセージを受け取った場合は、 ご使用の Web サービス・アプリケーションのポリシー・セットを管理およびカスタマイズします。

次のタスク

ポリシー・セット属性を更新した後で、 AdminTask オブジェクトの PolicySetManagement グループのコマンドとパラメーターを使用して、 ポリシーとポリシー・セット関連付けをさらに構成できます。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=txml_wsfpupdatepolicysets
ファイル名:txml_wsfpupdatepolicysets.html