エンタープライズ・アーカイブ (EAR)、
Web アーカイブ (WAR)、Java™ アーカイブ (JAR)、または
Session Initiation Protocol (SIP) アーカイブ (SAR) をモニター対象ディレクトリーにドラッグ
またはコピーすることにより、エンタープライズ・アプリケーション・ファイルを
アプリケーション・サーバーまたはクラスターにインストールできます。エンタープライズ・アプリケーション・ファイルは、Java Platform, Enterprise Edition
(Java EE) 仕様に準拠しなければなりません。
始める前に
EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルを開発およびアセンブルします。
IBM® Rational® Application
Developer for WebSphere® Software 製品などの
サポートされるアセンブリー・ツールを使用して、バインディングを指定したりファイルをアセンブルしたりできます。
EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルをモニター対象ディレクトリーに追加することによってインストールした場合、
既存の Java Naming and Directory (JNDI) およびその他のアプリケーション・バインディングは変更されません。
デプロイメント中にバインディング値の設定が必要な場合には、
管理コンソールのアプリケーション・インストール・ウィザード、wsadmin
スクリプト、またはバインディングを設定するプロパティー・ファイルを使用してファイルをインストールします。
モニター対象ディレクトリーへのプロパティー・ファイルの追加によるエンタープライズ・アプリケーション・ファイルのインストールを参照してください。
デフォルトで、モニター対象ディレクトリー・デプロイメントは使用可能になっていません。モニター対象ディレクトリー・デプロイメントを使用するには、それを使用可能にする必要があります。
『モニター対象ディレクトリー・デプロイメントの値の設定』を参照してください。
制約事項: EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルのモニター対象ディレクトリーへの追加によるインストールは、分散オペレーティング・システムおよび z/OS® オペレーティング・システムでのみ行えます。IBM i オペレーティング・システムではサポートされません。
トラブルの回避 (Avoid trouble): アプリケーションの連続的な可用性を維持しなければならない実稼働環境では、モニター対象ディレクトリー・デプロイメントを使用しないでください。代わりに、実稼働環境では自動化されたプロセスを使用してください。このプロセスは、
最初に各サーバーから要求をドレーンし、アプリケーションを更新し、その後でサーバーを再始動することによって、
各アプリケーション・サーバーへアプリケーション更新をスタッガーします。この自動プロセスについて
詳しくは、「
IBM WebSphere Developer Technical Journal: Maintain continuous
availability while updating WebSphere Application Server enterprise
applications」を参照してください。
gotcha
このタスクについて
EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルは、モニター対象ディレクトリーにドラッグまたはコピーすることによって、
アプリケーション・サーバーまたはクラスターにデプロイできます。
基本 (スタンドアロン) アプリケーション・サーバーの場合、モニター対象ディレクトリーは、
アプリケーション・サーバー・プロファイルの monitoredDeployableApps/servers/server_name ディレクトリーです。
デプロイメント・マネージャーの場合、モニター対象ディレクトリーは、デプロイメント・マネージャー・プロファイルの
monitoredDeployableApps/servers/server_name、monitoredDeployableApps/nodes/node_name/servers/server_name、および
monitoredDeployableApps/clusters/cluster_name ディレクトリーです。
5 秒 (デフォルト) 以上の間隔で、新しいアプリケーションについてモニター対象ディレクトリーがスキャンされます。
新しい EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルがモニター対象ディレクトリーに検出されると、
アプリケーション・サーバーまたはクラスターにファイルがインストールされ、アプリケーションまたはモジュールが開始されます。
EAR ファイルをモニター対象ディレクトリーに追加すると、
その EAR ファイルの一時コピーが別のディレクトリーに作成され、ファイルがサーバーにインストールされます。
JAR、WAR、または SAR ファイルをモニター対象ディレクトリーに追加すると、そのアーカイブの一時コピーが別のディレクトリーに作成され、
archive_extension.ear
という名前の EAR ファイルにアーカイブがラップされて、新しい EAR ファイルがインストールされます。
例えば、simpleApp.war は simpleApp_war.ear としてインストールされます。
モニター対象ディレクトリーに追加したオリジナルのアーカイブは変更されません。
アプリケーション・ファイルも同じ方法で更新できます。
更新された EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルを同じモニター対象ディレクトリーに後で追加すると、
前にデプロイされたアプリケーションが停止され、更新されたファイルがアプリケーション・サーバーまたはクラスターにインストールされ、
更新されたアプリケーションまたはモジュールが開始されます。
例えば、前に、my_app.ear をモニター対象ディレクトリーにドラッグすることによってデプロイしたとします。
my_app.ear という名前のファイルをそのモニター対象ディレクトリーに後でドラッグすると、
前にデプロイされた EAR ファイルが、同じ名前の更新された EAR ファイルに置き換えられます。
モニター対象ディレクトリー内のファイルに対する変更が製品に通知されるためには、
サーバーまたはクラスターが実行されている必要があります。
グラフィカル・ファイル・ブラウザーを使用して、EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルをドラッグまたはコピーすることができます。
あるいは、オペレーティング・システム・コマンドを使用して、モニター対象の
monitoredDeployableApps サブディレクトリーにファイルをコピーすることも可能です。
手順
- エンタープライズ・アプリケーション・ファイルをインストールするアプリケーション・サーバーまたはクラスター・メンバーが稼働していることを確認します。
- モニター対象ディレクトリー・デプロイメントが使用可能になっていることを確認します。
『モニター対象ディレクトリー・デプロイメント値の設定』を参照してください。
- コンピューターのファイル構造を参照して、モニター対象ディレクトリーを検索または作成します。
基本 (スタンドアロン) アプリケーション・サーバーの場合、モニター対象ディレクトリーは、
アプリケーション・サーバー・プロファイルの下にあります。
ディレクトリー・パスは、以下のとおりです。
app_server_root/profiles/application_server_profile_name/monitoredDeployableApps/servers/server_name
app_server_root/AppServer/profiles/default/monitoredDeployableApps/servers/server_name
スタンドアロン・サーバーの場合、モニター対象の
server_name ディレクトリーが自動的に作成されます。
デプロイメント・マネージャーの管理対象 (統合) ノード上のアプリケーション・サーバーの場合、
デプロイメント・マネージャー・プロファイルの下にモニター対象ディレクトリーを作成します。
ディレクトリー・パスは、以下のとおりです。
app_server_root/profiles/deployment_manager_profile_name/monitoredDeployableApps/servers/server_name
app_server_root/AppServer/profiles/default/monitoredDeployableApps/servers/server_name
統合ノード上のアプリケーション・サーバーの場合、
モニター対象の
server_name ディレクトリーを作成してください。
ディレクトリー名は、既存サーバーの名前と一致する必要があります。
同じ名前の複数のサーバーが、異なる統合ノード上にあって、
そのサーバーの 1 つだけをモニター対象ディレクトリーにする場合、モニター対象ディレクトリーのノードとサーバーを指定することができます。
デプロイメント・マネージャー・プロファイルの下に
/nodes/node_name/servers/server_name ディレクトリーを作成します。
ディレクトリー・パスは、以下のとおりです。
app_server_root/profiles/deployment_manager_profile_name/monitoredDeployableApps/nodes/node_name/servers/server_name
app_server_root/DeploymentManager/profiles/default/monitoredDeployableApps/nodes/node_name/servers/server_name
ノードとサーバーのディレクトリーを作成してください。
ディレクトリー名
node_name は、既存ノードの名前と一致する必要があります。
ディレクトリー名
server_name は、ノード上の既存サーバーの名前と一致する必要があります。
クラスターの場合、デプロイメント・マネージャー・プロファイルの下にモニター対象ディレクトリーを作成します。
ディレクトリー・パスは、以下のとおりです。
app_server_root/profiles/deployment_manager_profile_name/monitoredDeployableApps/clusters/cluster_name
app_server_root/DeploymentManager/profiles/default/monitoredDeployableApps/clusters/cluster_name
モニター対象の
cluster_name ディレクトリーを作成してください。
ディレクトリー名は、既存クラスターの名前と一致する必要があります。
- デプロイする EAR、JAR、WAR、または SAR ファイルをモニター対象ディレクトリーにコピーします。
現在デプロイされているファイルを更新する場合を除き、ターゲットのモニター対象ディレクトリーにまだデプロイされていないファイルを選択します。
ファイルがデプロイメント・マネージャーのモニター対象ディレクトリーに既にデプロイされていて、
デプロイメント・マネージャーの別のモニター対象ディレクトリーにそのファイルをデプロイする場合は、
新しいターゲットのモニター対象ディレクトリーにファイルを追加する前に、現行のターゲットのモニター対象ディレクトリーからそのファイルを削除してください。
このリリースで、アプリケーション・ファイルは必ず、デプロイメント・マネージャーの 1 つだけのモニター対象ディレクトリーに存在する必要があります。
タスクの結果
そのファイルと同じ名前のディレクトリーが、プロファイルの
installedApps/cell_name ディレクトリーに追加されます。
また、アプリケーション・デプロイメントに関するメッセージが、
app_server_root/logs/server_name ディレクトリーの SystemOut.log
ファイルに書き込まれます。
このメッセージは、CWLDD というメッセージ・キーで始まります。
このメッセージは、アプリケーション・ファイルがデプロイされ、アプリケーションが実行中であることを示します。
注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
デプロイメント・マネージャー・モニター対象ディレクトリーへのインストールの場合、
ノード・エージェントまたはサーバーが稼働中でなければ、アプリケーションまたはモジュールは自動的に開始されません。
ノード・エージェントが停止していると、デプロイメント・マネージャー・レベルでアプリケーションまたはモジュールがインストールされますが、
変更がノードと同期されず、アプリケーションまたはモジュールは開始されません。
次回、エージェントが実行中でノード同期が行われるときに、ノードで変更が行われます。
サーバーが停止しているもののノード・エージェントが実行中の場合、アプリケーションまたはモジュールがインストールされ、変更がノードと同期されますが、サーバーは始動されません。
例
サンプルの DynaCacheEsi.ear
ファイルをモニター対象ディレクトリーにコピーすることによって、この EAR ファイルをインストールするとします。
このサンプル EAR ファイルは、app_server_root/installableApps ディレクトリーにあります。
スタンドアロン・アプリケーション・サーバーへの EAR ファイルのデプロイ- DynaCacheEsi.ear ファイルをインストールするアプリケーション・サーバーが稼働していることを確認します。
サーバーが稼働中であるかどうかを確認するには、
serverStatus -all コマンドを使用できます。
サーバーを始動するには、startServer server_name コマンドを使用できます。
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
例えば、スタンドアロン・アプリケーション・サーバーのプロファイル名が AppSrv02 であるとします。
app_server_root/profiles/AppSrv02/bin ディレクトリーでコマンド・プロンプトから
serverStatus コマンドを実行します。
serverStatus -all
サーバーが稼働していなければ、サーバーを始動します。
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
例えば、AppSrv02 でアプリケーション・サーバー
server1 を始動するには、
app_server_root/profiles/AppSrv02/bin ディレクトリーでコマンド・プロンプトから次の
startServer コマンドを実行します。
startServer server1
「
Server server1
open for e-business」というメッセージによって、サーバーが稼働していることが示されます。
- モニター対象ディレクトリーを探します。
スタンドアロンの AppSrv02 プロファイルの場合、
モニター対象ディレクトリーは app_server_root/profiles/AppSrv02/monitoredDeployableApps/servers/server1 です。
- app_server_root/installableApps ディレクトリーの
DynaCacheEsi.ear ファイルをモニター対象ディレクトリーにコピーします。
- インストールされたアプリケーションのディレクトリーが存在することを確認します。
app_server_root/profiles/AppSrv02/installedApps/cell_name/DynaCacheEsi.ear
app_server_root/profiles/default/installedApps/cell_name/DynaCacheEsi.ear
- DynaCacheEsi.ear がインストール済みエンタープライズ・アプリケーションのリスト内にあり、実行されていることを確認します。
デプロイメント・マネージャーの統合ノードへの EAR ファイルのデプロイ- DynaCacheEsi.ear ファイルをインストールする統合ノードのアプリケーション・サーバーが稼働していることを確認します。
サーバーが稼働中であるかどうかを確認するには、
serverStatus -all コマンドを使用できます。
サーバーを始動するには、startServer server_name コマンドを使用できます。
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
例えば、アプリケーション・サーバー server1 が、プロファイル名 AppSrv01 のノード上にあるとします。
app_server_root/profiles/AppSrv01/bin ディレクトリーでコマンド・プロンプトから
serverStatus
コマンドを実行します。
serverStatus -all
サーバーが稼働していなければ、サーバーを始動します。
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
例えば、
app_server_root/profiles/AppSrv01/bin ディレクトリーでコマンド・プロンプトから
startServer コマンドを実行します。
startServer server1
- デプロイメント・マネージャーのモニター対象ディレクトリーに DynaCacheEsi.ear ファイルが存在しないことを確認します。
アプリケーション・ファイルは、デプロイメント・マネージャーの 1 つのモニター対象ディレクトリーにのみ追加してください。デプロイメント・マネージャーのモニター対象ディレクトリーにアプリケーション・ファイルが既に存在し、
同じファイル名のアプリケーション・ファイルを別のデプロイメント・マネージャーのモニター対象ディレクトリーに追加すると、
アプリケーション・ファイルは前のターゲットからアンインストールされて、新しいターゲットにインストールされます。
ただし、前のターゲットのモニター対象ディレクトリーにファイルがまだ存在するため、新しいターゲットはデプロイメントと同期されません。
同期の問題を回避するには、
新しいターゲット・ディレクトリーに DynaCacheEsi.ear を追加する前に、
すべてのモニター対象ディレクトリーから DynaCacheEsi.ear を削除してください。
- モニター対象ディレクトリーを作成します。
統合ノードの場合、ターゲット・サーバーのディレクトリーが存在する場合を除き、
デプロイメント・マネージャー・プロファイルの下にモニター対象ディレクトリーを作成してください。
例えば、デプロイメント・マネージャー・プロファイルが Dmgr01 で、アプリケーション・サーバーが server1 であるとします。
- /monitoredDeployableApps/servers ディレクトリーに移動します。
app_server_root/profiles/Dmgr01/monitoredDeployableApps/servers
app_server_root/AppServer/profiles/default/monitoredDeployableApps/servers
- ディレクトリー server1 が servers ディレクトリーに存在する場合には、次のステップに進みます。
server1 ディレクトリーが存在しない場合、/monitoredDeployableApps/servers
ディレクトリーにディレクトリー server1 を作成します。
モニター対象ディレクトリーは以下のとおりです。
app_server_root/profiles/Dmgr01/monitoredDeployableApps/servers/server1
app_server_root/AppServer/profiles/default/monitoredDeployableApps/servers/server1
- app_server_root/installableApps ディレクトリーの
DynaCacheEsi.ear ファイルを server1 モニター対象ディレクトリーにコピーします。
- インストールされたアプリケーションのディレクトリーが存在することを確認します。
app_server_root/profiles/AppSrv01/installedApps/cell_name/DynaCacheEsi.ear
app_server_root/AppServer/profiles/default/installedApps/cell_name/DynaCacheEsi.ear
- DynaCacheEsi.ear が、サーバー上にインストールされたエンタープライズ・アプリケーションのリスト内にあり、実行されていることを確認します。
ヒント: 同じ名前の複数のサーバーが、異なる統合ノード上にあって、
そのサーバーの 1 つだけをモニター対象ディレクトリーにする場合、モニター対象ディレクトリーのノードとサーバーを指定することができます。
デプロイメント・マネージャー・プロファイルの下に
/nodes/node_name/servers/server_name ディレクトリーを作成します。
例えば、モニター対象ディレクトリーを myNode01 ノード上の server1 アプリケーション・サーバー
にする場合、ディレクトリー・パスは以下のようになります。
app_server_root/profiles/Dmgr01/monitoredDeployableApps/nodes/myNode01/servers/server1
app_server_root/DeploymentManager/profiles/default/monitoredDeployableApps/nodes/myNode01/servers/server1
同じ名前のサーバーが複数ある場合は、モニター対象ディレクトリーのノードだけを指定してください。
デプロイメント・マネージャーのクラスターへの EAR ファイルのデプロイ- DynaCacheEsi.ear ファイルをインストールするクラスターのクラスター・メンバーが稼働していることを確認します。
この例では、クラスター myCluster01 には 1 つのメンバー myClusterMember01 が含まれます。
- クラスターが稼働中であるかどうかを確認するには、
serverStatus -all コマンドを使用できます。
クラスター・メンバーを開始するには、startServer myClusterMember01 コマンドを使用できます。
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
例えば、myClusterMember01 がプロファイル AppSrv01 にあるとします。
app_server_root/profiles/AppSrv01/bin ディレクトリーでコマンド・プロンプトから
serverStatus
コマンドを実行します。
serverStatus -all
クラスター・メンバーが実行中でない場合、
app_server_root/profiles/AppSrv01/bin ディレクトリーでコマンド・プロンプトから
startServer コマンドを実行します。
startServer myClusterMember01
- デプロイメント・マネージャーのモニター対象ディレクトリーに DynaCacheEsi.ear ファイルが存在しないことを確認します。
- モニター対象ディレクトリーを作成します。
クラスターの場合、ターゲット・クラスター・メンバーのディレクトリーが存在する場合を除き、
デプロイメント・マネージャー・プロファイルの下にモニター対象ディレクトリーを作成してください。
![[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]](../images/dist.gif)
例えば、デプロイメント・マネージャー・プロファイルが Dmgr01 であるとします。
- app_server_root/profiles/Dmgr01/monitoredDeployableApps/clusters に移動します。
- ディレクトリー myCluster01 が /clusters ディレクトリーに存在する場合には、次のステップに進みます。
myCluster01 ディレクトリーが存在しない場合、/clusters
ディレクトリーにディレクトリー myCluster01 を作成します。
モニター対象ディレクトリーは以下のとおりです。
app_server_root/profiles/Dmgr01/monitoredDeployableApps/clusters/myCluster01
app_server_root/DeploymentManager/profiles/default/monitoredDeployableApps/clusters/myCluster01
- app_server_root/installableApps ディレクトリーの
DynaCacheEsi.ear ファイルを myCluster01 モニター対象ディレクトリーにコピーします。
- インストールされたアプリケーションのディレクトリーが存在することを確認します。
app_server_root/profiles/AppSrv01/installedApps/cell_name/DynaCacheEsi.ear
app_server_root/AppServer/profiles/default/installedApps/cell_name/DynaCacheEsi.ear
- DynaCacheEsi.ear が、クラスター・メンバー上にインストールされたエンタープライズ・アプリケーションのリスト内にあり、実行されていることを確認します。
次のタスク
デプロイ済みアプリケーションまたはモジュールをテストします。例えば、デプロイ済みのアプリケーションの URL を Web ブラウザーで参照し、
アプリケーションのパフォーマンスを調べます。
デプロイメントが正常に終了しなかった場合には、
SystemOut.log ファイルのメッセージを参照し、
エラー条件を修正して、アプリケーションまたはモジュールをモニター対象ディレクトリーに再び追加してください。