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完全ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーの追加 (非推奨)

完全ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーを構成して、 動的操作環境で、サーバー操作のすべての側面の管理、サーバー・インスタンスの作成と削除、 およびサーバーへのアプリケーションのデプロイを可能にすることができます。

始める前に

非推奨の機能 (Deprecated feature) 非推奨の機能 (Deprecated feature): 補助ライフサイクル・サーバーおよび完全ライフサイクル・サーバーは、WebSphere® Application Server バージョン 9.0 で非推奨になりました。WebSphere Liberty サーバーを Liberty 集合構成にマイグレーションしてください。他のサーバー・タイプについて推奨されるマイグレーション・アクションはありません。depfeat

このタスクについて

完全ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーを構成することによって、 ミドルウェア・サーバーに対して以下のタスクが環境で実行されます。
  • 動的なオペレーション環境の必要性に応じたサーバー・インスタンスの作成および除去
  • サーバー構成のすべての側面の管理
  • サーバーに対する操作コントロールの提供
  • サーバーへのアプリケーションのデプロイ
  • サーバーの正常性およびパフォーマンスの視覚化およびモニター
  • 式に基づく動的クラスターの使用 (PHP サーバー、WebSphere Application Server Community Edition サーバー、およびアプリケーション・サーバーの場合)
トラブルの回避 (Avoid trouble) トラブルの回避 (Avoid trouble): 管理コンソールで、 「サーバー」 > 「すべてのサーバー」 > middleware_serverを選択し、状況が「開始済み」と表示されているミドルウェア・サーバーに対して「停止」をクリックすると、断続的にエラーを受け取る場合があります。以下のメッセージに、このエラーの例を示します。
Error xdblade31b04/WASMaintModeDC1_xdblade31b04 has not been started.
このような状態になった 場合、このページからサーバーを停止することはできません。
回避策として、以下のいずれかのアクションを実行して、開始済みのミドルウェア・サーバーを 停止します。
  • 「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > type_of_middleware_server > middleware_serverとクリックします。次に、状況が「開始済み」と表示されているミドルウェア・サーバーに対して「停止」を クリックします。
  • コマンド・ラインから、サーバーを停止し、その後で開始します。
gotcha

手順

完全ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーを作成するには、以下の手順に従います。この手順は、以下のようにサーバーのタイプによって異なります。
  • オンデマンド・ルーター (ODR): オンデマンド・ルーターは、アプリケーション・サーバー・ノードに作業をルーティングできる特殊プロキシー・サーバーです。 Intelligent Management 環境には、ODR が必要です。 詳しくは、ODR の作成と構成に関する説明をお読みください。
  • PHP サーバー: PHP サーバーを作成するには、Intelligent Management を使用します。 詳しくは、PHP サーバーおよび PHP 動的クラスターの作成に関する説明をお読みください。
  • WebSphere Application Server Community Edition サーバー: Intelligent Management は、WebSphere Application Server Community Edition サーバー用の補助および完全ライフサイクル管理を提供します。完全ライフサイクル管理は、WebSphere Application Server Community Edition バージョン 2 以降でサポートされています。WebSphere Application Server Community Edition バージョン 1 およびバージョン 2 の各サーバーは、管理コンソールでは補助ライフサイクル・サーバーとして表示されます。 詳しくは、ライフサイクル・サーバーおよび動的クラスターの作成に関する説明をお読みください。
  • 汎用サーバー: 汎用サーバーは管理対象にはなりますが、WebSphere Application Server によって提供されません。これらのサーバーには、Java™ サーバー、C または C++ のサーバーまたはプロセス、CORBA サーバー、Remote Method Invocation (RMI) サーバーなどがあります。 詳しくは、汎用サーバーの作成についてお読みください。
  • プロキシー・サーバー: プロキシー・サーバーは ODR のように、要求をアプリケーション・サーバー・ノードに送付します。ただし、ODR は動的操作に必要なプロキシーです。 詳しくは、プロキシー・サーバーの作成に関する説明をお読みください。
  • Web サーバー: Intelligent Management は Web サーバーと 連携して、Web アプリケーションからの動的コンテンツ (サーブレットなど) に関する要求 をルーティングします。詳しくは、Web サーバーとの通信について お読みください。
  • アプリケーション・サーバー: アプリケーション・サーバーは、WebSphere Application ServerIntelligent Management の両方にサポートされています。アプリケーション・サーバーの動的クラスターを作成することにより、アプリケーション・サーバーの仮想化を使用可能にします。 詳しくは、 アプリケーション・サーバーの作成についてお読みください。

次のタスク

アプリケーション・サーバーWebSphere Application Server Community Edition サーバー、および PHP サーバーの動的クラスターを作成できます。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



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