JavaMail API
JavaMail API は、Java に基づいたメール・クライアント・アプリケーションをビルドするための、プラットフォームおよびプロトコルに依存しないフレームワークです。 JavaMail API は、メールの送信と読み取り用の汎用 API です。これらの API が、 関係するプロトコル上で稼働するメール・サーバーと対話する場合は、 サービス・プロバイダー (アプリケーション・サーバーではプロトコル・プロバイダー) が必要になります。例えば、Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) は、 広く使用されているメール送信用の転送プロトコルです。 メール・アプリケーションは、この SMTP プロトコル・プロバイダーを使用して、SMTP サーバーに接続し、そのサーバーを介してメールを送信します。
アプリケーション・サーバーは JavaMail API バージョン 1.4 をサポートします。
アプリケーション・サーバーでは、以下のすべての
Web アプリケーション・コンポーネントで JavaMail API がサポートされます。
- サーブレット
- JavaServer Pages (JSP) ファイル
- エンタープライズ Bean
- アプリケーション・クライアント
サービス・プロバイダーのほかに、JavaMail API には、 例えば Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME)、 URL ページ、および添付ファイルを含む、プレーン・テキストではないメール・コンテンツを扱う Java™ Activation Framework (JAF) が必要です。
JavaMail API、JAF、サービス・プロバイダー、およびプロトコルは、アプリケーション・サーバーの一部として出荷されます。API および関連した仕様は、ライセンス資料から再パッケージされます。