AdminTask オブジェクトの ServerManagement コマンド・グループのコマンド、
または AdminServerManagement スクリプト・ライブラリーを使用して、
新規のアプリケーション・サーバー、Web サーバー、プロキシー・サーバー、または汎用サーバーを作成します。
始める前に
このタスクを実行するには、3 つの方法があります。このトピックでは、AdminConfig オブジェクトと AdminTask オブジェクトのコマンドを使用して、
新規サーバー構成を作成します。
代わりの方法として、AdminServerManagement スクリプト・ライブラリーのスクリプトを使用して、
アプリケーション・サーバー、Web サーバー、プロキシー・サーバー、または汎用サーバーを作成することもできます。
手順
- wsadmin スクリプト・ツールを開始します。
- ノード・オブジェクトの構成 ID を取得します。
以下の例では、ノードの構成 ID を取得し、それを node 変数に割り当てます。これらの例では、node_name は新規サーバーを追加するノードの名前であり、server_name は作成するサーバーの名前であり、template_name は、サーバーの作成に使用するテンプレートの名前です。AdminTask.createApplicationServer() コマンドでは、ノード名を指定する必要があります。ノード名は、単一引用符で囲む必要があります。
AdminConfig.create() コマンドでは、ノード・オブジェクトの構成 ID を指定する必要があります。構成 ID がわからない場合は、
AdminConfig.getid('/Node:node_name') コマンドを実行して、情報を取得してください。
- AdminConfig オブジェクトまたは AdminTask オブジェクトのいずれを使用してサーバーを作成するかを決定します。
- サーバーを作成します。
トラブルの回避 (Avoid trouble): サーバー名にブランク文字を含めることはできません。
gotcha
- 以下の例では、AdminTask オブジェクトのコマンドを使用してサーバーを作成します。
AdminTask オブジェクトを使用する場合:
Jacl を使用:
$AdminTask createApplicationServer node_name
{-name server_name –templateName template_name}
Jython を使用:
AdminTask.createApplicationServer('node_name',
['-name', 'server_name', '-templateName', 'template_name'])
- 以下の例では、AdminConfig オブジェクトを使用してサーバーを作成します。
これらの例で、node は、ノード・オブジェクトの構成 ID が割り当てられているノード変数です。
AdminConfig オブジェクトを使用する場合:
Jacl を使用:
$AdminConfig create Server $node {{name server_name}}
Jython を使用:
AdminConfig.create('Server', node, ['name', 'server_name'])
- 構成の変更を保存します。
以下のコマンド例を使用して、構成変更を保存します。
AdminConfig.save()
- ノードを同期します (Network Deployment 環境の場合のみ)。
AdminNodeManagement スクリプト・ライブラリーの syncActiveNode または syncNode スクリプトを使用して、
構成変更をノード (複数可) に伝搬します。