「アセットの更新 (Update asset)」ウィザードを使用して、アセット内のクラス、コンポジット、WSDL、XSD、および
definitions.xml ファイルを更新できます。
始める前に
1 つ以上のアセットをインポートします。インポートされたアセットの、デプロイ可能なそれぞれのオブジェクトのファイル名が管理コンソールの「アセット」ページのアセットのリストに表示されます。
このタスクについて
製品管理ドメインにあるアセットのコンテンツのすべてあるいは一部を更新することができます。
管理コンソールの「アセットの更新」ウィザードを使用してアセットを更新するには、下の手順に示されたステップを実行します。
代わりに、プログラミングまたは wsadmin ツールを使用してアセットを更新することもできます。
手順
- 「アセットの更新 (Update asset)」ウィザードに進みます。
- の順にクリックして、「アセット」ページにアクセスします。
- 更新するアセットの横にあるチェック・ボックスを選択します。
- 「更新」をクリックします。
- 「アセットの更新」ページで、アセット全部を置き換えるか、あるいはそのコンテンツと、必要に応じて置換ファイルまたはモジュールを更新するかのいずれかを指定します。
- 更新オプションを選択します。
アセット内の単一のファイルまたはモジュールを追加、削除、または更新することにより、あるいは、複数のファイルまたはモジュールをマージすることにより、アセット・コンテンツを更新できます。
更新オプションには以下のものがあります。
- アセット全体の置換
- 特定のアセット・コンテンツの置換
- モジュールまたはファイルをアセットに追加
- ファイルまたはモジュールをアセットから除去
- アセット・コンテンツのマージ
これらのオプションについては、「アセットの更新 (Update asset)」ページのオンライン・ヘルプで説明しています。
- 特定のアセット・コンテンツを更新するか、ファイルまたはモジュールを除去する場合は、アセット・アーカイブ・ファイルで始まるパスを指定します。
「アセット・アーカイブ・ファイルで始まるパスを指定する (Specify
the path beginning with the asset archive file)」で、アセット・ファイルのルートから開始する、ファイルへの相対パスを指定します。
例えば、ファイルがモジュール hello.jar の com/company/greeting.class にある場合、
相対パス hello.jar/com/company/greeting.class を指定します。
- アセット全体を更新、アセット・ファイルまたはモジュールを更新、
あるいはアセット・コンテンツをマージする場合は、新規ファイルまたはモジュールの絶対パス名を指定します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「アセットを更新するためのオプションの選択 (Select options for updating an asset)」ページでアセット設定を指定して、
「次へ」をクリックします。
「アセットをインポートするためのオプションの選択 (Select options for importing an asset)」ページのオンライン・ヘルプで、設定について説明しています。
- 「要約」ページで「終了」をクリックします。
タスクの結果
Java™ Platform,
Enterprise Edition (Java EE) アーカイブではないライブラリー JAR ファイルとしてパッケージされたアセットを更新する場合は、更新されるアセットが、そのアセットを使用するすべての構成単位に自動的に配布されます。
ただし、Java EE アセットを更新する場合は、更新された Java EE アーカイブは、そのアセットから作成された構成単位 (Java EE アプリケーション) に自動的に配布されません。
そのアセットから作成されたすべての Java EE アプリケーションを選択し、「更新」ボタンを使用して、更新内容を指定することにより、Java EE アプリケーションを個別に更新する必要があります。
次のタスク
ビジネス・レベル・アプリケーションを作成し、アセットをそのビジネス・レベル・アプリケーションに追加します。