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診断トレース・サービス設定
このページを使用して、診断トレース・サービス設定を構成します。

この管理コンソール・ページを表示するには、
をクリックします。注: このトピックでは、
1 つ以上のアプリケーション・サーバー・ログ・ファイルを参照します。推奨される代替案として、分散システムや IBM® i システムの SystemOut.log、SystemErr.log、trace.log、activity.log ファイルではなく、High Performance Extensible Logging (HPEL) ログおよびトレース・インフラストラクチャーを使用するようにサーバーを構成できます。また HPEL は、ネイティブ z/OS® ロギング機能と連携させて使用することができます。HPEL を使用する場合、LogViewer コマンド・ライン・ツールを
サーバー・プロファイルの bin ディレクトリーから使用して、すべてのログ・ファイルにアクセスし、
情報をトレースできます。HPEL の使用について詳しくは、HPEL を使用してのアプリケーションの
トラブルシューティングに関する情報を参照してください。
トレース出力
トレース出力の書き込み先を指定します。トレース出力は、出力ファイルに直接書き込むか、またはメモリーに保管し、 ランタイム・ページにある「ダンプ」ボタンを使用して、要求に応じてファイルに書き込むことができます。
異なるコンポーネントが、エントリーごとに異なる量のトレース出力を作成することがあります。例えば、ネーミングおよびセキュリティー・トレースは、Web コンテナー・トレースよりもはるかに多くのトレース出力を作成します。メモリー割り振りおよび出力設定を構成する場合、収集されるデータのタイプを考慮してください。
- なし
- このオプションを選択すると、トレース・データはどこにも記録されません。他のすべてのハンドラー (アプリケーションが登録したハンドラーを含む) は、 これまでと同様にこれらのトレースを処理することができます。
- メモリー・バッファー
- トレース出力をメモリー内の循環バッファーに書き込むように指定します。
このオプションを選択した場合は、以下のパラメーターを指定しなければなりません。
- 最大バッファー・サイズ
- バッファー内のキャッシュに入れられるエントリー数を千単位で指定します。 この数値を超過すると、より古いエントリーは、新しいエントリーで上書きされます。
- ファイル
- 自己管理ログ・ファイルにトレース出力を書き込むように指定します。自己管理ログ・ファイルは、
指定した最大ファイル・サイズに達するまで、ファイルにメッセージを書き込みます。
ファイルが指定したサイズに達すると、ロギングは一時的に中断され、ログ・ファイルがクローズされて、
名前が変更されます。
新しい名前は、そのファイルのオリジナル名が基になり、
それに名前変更の発生した時間を示すタイム・スタンプ修飾子が付きます。
名前変更が完了すると、オリジナル名を持った新規の空のログ・ファイルが再度開かれ、ロギングが再開します。
ロールオーバーの結果、単一メッセージが 2 つのファイルに分割されるような場合はあっても、なくなることはありません。このオプションを選択した場合は、以下のパラメーターを指定しなければなりません。
- 最大ファイル・サイズ
- 出力ファイルを拡大できる最大サイズを MB 単位で指定します。 この属性が有効なのは、「File Size」属性が選択されている場合だけです。 ファイルは、このサイズに達すると、前述したようにロールオーバーされます。
- ヒストリー・ファイルの最大数
- 保持するロールオーバー・ファイルの最大数を指定します。
- ファイル名
- トレース出力を書き込むファイルの名前を指定します。
トラブルの回避 (Avoid trouble): このファイルはサーバー間で共有できません。 2 つ以上のサーバーが同じファイルを使用しようとした場合に検出できるよう、サーバーは .owner 拡張子 を付けたファイルを作成します。gotcha
トレース出力フォーマット
トレース出力の形式を指定します。
トレース出力の以下の 3 つのレベルのいずれかを指定することができます。
- 基本 (互換)
- 基本トレース情報のみを保存します。 このオプションを選択すると、トレース出力に取られるスペースの量を最小化します。
- 拡張
- より多くの特定のトレース情報を保存します。 このオプションを選択すると、トラブルシューティングおよび問題判別で使用する詳細なトレース情報が表示されます。
- ログ・アナライザー・トレース・フォーマット
- Showlog ツールが生成するフォーマットと同じフォーマットでトレース情報を保存します。
「ランタイム」タブ
ランタイム変更を構成に保存 (Save runtime changes to configuration)
ランタイム・タブ上で行われたランタイムの変更を、トレース構成にも保存します。 このボックスを選択すると、ランタイム・トレースの変更をトレース構成設定にもコピーします。 これらの変更をトレース構成に保存すると、アプリケーションが再始動されても、変更は存続します。
トレース出力
トレース出力の書き込み先を指定します。トレース出力は、出力ファイルに直接書き込むか、またはメモリーに保管し、 ランタイム・ページにある「ダンプ」ボタンを使用して、要求に応じてファイルに書き込むことができます。
- なし
- このオプションを選択すると、トレース・データはどこにも記録されません。他のすべてのハンドラー (アプリケーションが登録したハンドラーを含む) は、 これまでと同様にこれらのトレースを処理することができます。
- メモリー・バッファー
- トレース出力をメモリー内の循環バッファーに書き込むように指定します。
このオプションを選択した場合は、以下のパラメーターを指定しなければなりません。
- 最大バッファー・サイズ
- バッファー内のキャッシュに入れられるエントリー数を千単位で指定します。 この数値を超過すると、より古いエントリーは、新しいエントリーで上書きされます。
- ダンプ・ファイル名
- メモリー・バッファーがダンプされた場合に書き込まれるファイルの名前。 このオプションは、ランタイム・タブからのみ使用可能です。
- ファイル
- 自己管理ログ・ファイルにトレース出力を書き込むように指定します。自己管理ログ・ファイルは、
指定した最大ファイル・サイズに達するまで、ファイルにメッセージを書き込みます。
ファイルが指定したサイズに達すると、ロギングは一時的に中断され、ログ・ファイルがクローズされて、
名前が変更されます。
新しい名前は、そのファイルのオリジナル名が基になり、
それに名前変更の発生した時間を示すタイム・スタンプ修飾子が付きます。
名前変更が完了すると、オリジナル名を持った新規の空のログ・ファイルが再度開かれ、ロギングが再開します。
ロールオーバーの結果、単一メッセージが 2 つのファイルに分割されるような場合はあっても、なくなることはありません。このオプションを選択した場合は、以下のパラメーターを指定しなければなりません。
- 最大ファイル・サイズ
- 出力ファイルを拡大できる最大サイズを MB 単位で指定します。 この属性が有効なのは、「File Size」属性が選択されている場合だけです。 ファイルは、このサイズに達すると、前述したようにロールオーバーされます。
- ヒストリー・ファイルの最大数
- 保持するロールオーバー・ファイルの最大数を指定します。
- ファイル名
- トレース出力を書き込むファイルの名前を指定します。
- 表示
- 「ファイル名」パラメーターで指定されたファイルを表示します。これは、ご使用の構成には適用されません。
トラブルの回避 (Avoid trouble): 複数の管理対象サーバーに同じファイル名を指定しないでください。 サーバーは、出力に特定のファイル名を使用できるサーバーを追跡するために、拡張子が .owner のファイルを作成します。gotcha