特定バージョンの IBM MQ リソース・アダプター (resource adapter)をインストールする必要があり、必要なバージョンが WebSphere® Application Server フィックスパックまたはインテリム・フィックスに含まれていない場合は、管理コンソールを使用してこのリソース・アダプターをインストールできます。
このタスクについて
WebSphere Application Server フィックスパックまたはインテリム・フィックスに含まれていない特定保守レベルの IBM MQ リソース・アダプター (resource adapter)を使用する必要がある場合にのみ、このタスクを使用してください。
WebSphere Application Server インストール・システムに含まれている最新バージョンの IBM MQ リソース・アダプター (resource adapter)を使用するためにセル内のすべてのサーバーの構成を復元する場合は、このタスクを使用する必要はありません。この場合の詳細については、使用可能な最新の IBM MQ リソース・アダプター保守レベルをサーバーが使用するようにするを参照してください。
Network Deployment 環境では、特定の保守レベルをインストールする必要があるノードごとに、次のステップを個別に実行する必要があります。
手順
- 管理コンソールを開始します。
- ナビゲーション・ペインで、「」をクリックします。 「JMS プロバイダー」コレクション・パネルが開きます。
- 更新するノードの有効範囲を変更します。
- リストで IBM MQ メッセージング・プロバイダーの項目を選択します。 このプロバイダーに関する設定パネルが開きます。
- 「リソース・アダプターを更新中...」をクリックします。
注: 「リソース・アダプターを更新中...」は、ノード有効範囲の IBM MQ メッセージング・プロバイダーでのみ使用可能です。
- リソース・アダプター・アーカイブ (RAR) ファイルのインストール・パスを指定し、「次へ」をクリックします。
- RAR ファイルがブラウザーと同じワークステーションにある場合は、
「ローカル・ファイル・システム」を選択し、ブラウズしてファイルを見つけます。
- RAR ファイルが、アプリケーション・サーバーがインストールされている
サーバー・ワークステーションにある場合は、「リモート・ファイル・システム」を選択して、
ファイルの完全修飾パスを指定します。
- RAR ファイルの構成情報を確認し、確認が完了したら「次へ」をクリックします。 RAR ファイルに関しては、以下の情報が表示されます。
- 名前
- RAR の現在のバージョン
- RAR の新バージョン
- 有効範囲
- リソース・アダプターの既存のコピー。アスタリスク (*)
で示されたリソース・アダプターは、リソース・アダプターのコピーであり、これらを同時に更新する必要があります。
- オプション: リソース・アダプターの新バージョンで追加されたプロパティーを
編集します。 これらのプロパティーは、更新の完了後でも
編集できます。
- 表示されるリストで、新規プロパティーを編集するリソースを選択します。 リストには、新しいプロパティーが含まれるリソースのみが表示されます。
- リソース・プロパティーを編集します。 提供されている表を使用して、選択したリソースの新規プロパティーに値を設定します。
- 「すべてに設定 (Set for all)」を選択すると、
同じタイプのすべてのリソースにそのプロパティー値が適用されます。
- 「デフォルトにリセット (Reset to Default)」をクリックすると、
すべてのプロパティーが、RAR ファイルで定義されているデフォルト値にリセットされます。
このプロパティー値のリセット操作は、選択したリソースにのみ適用されます。
- 「次へ」をクリックします。
- 要約パネルを確認して、構成設定に問題がなければ「終了」をクリックします。 「終了」をクリックすると、構成の変更はすべて自動的に保存されます。
旧バージョンの
リソース・アダプターに戻すには、もう一度更新プロセスを実行して、
旧バージョンの RAR ファイルを指定する必要があります。
- 更新された RAR ファイルが格納されたサーバーを再始動します。