WebSphere® Application
Server では、その主なコンポーネントに関して調整可能な設定値が用意されているため、ランタイム環境をご使用のアプリケーションの特性により適合するように調整することができます。
始める前に
多くのアプリケーションは、これらのチューニング・パラメーターのデフォルト値を変更することなく、
正常に実行することができます。
その他のアプリケーションでは、最適なパフォーマンスを得るために、
ヒープ・サイズを大きくするなどの変更が必要になります。
このタスクについて
WebSphere Application Server for z/OS® の調整のガイドラインを読む前に留意すべき点は、ミドルウェアの調整をどれだけ適切に行っても、設計およびコーディングが優れていないアプリケーションの補完はできないということです。
パフォーマンスを向上するには、アプリケーション・コードに重点を置いてください。多くの場合、設計やコーディングが適切でないアプリケーションのコードを変更することで、パフォーマンス全体を大きく向上させることができます。
手順
- WebSphere for z/OS の構成を検討します。簡単な方法として、SDSF においてアプリケーション制御領域とサーバー領域を調べます。
- 各サーバーが開始すると、ランタイムは現行の構成データをジョブ・ログに出力します。