wsadmin スクリプト・ツールによる操作のトレース

スクリプトおよび wsadmin ツールを使用して、トレースを使用可能および使用不可にできます。

始める前に

このタスクを開始する前に、wsadmin ツールが稼働している必要があります。 『wsadmin ツールの開始』トピックを参照してください。

このタスクについて

trace コマンドを使用して、操作をトレースします。

手順

タスクの結果

trace コマンドは、現行セッションのトレース設定を変更します。wsadmin.properties ファイルを編集することにより、この設定を永続的に変更することができます。 プロパティー com.ibm.ws.scripting.traceString は、初期設定中にランチャーによって読み取られます。 このプロパティーに値がある場合は、その値がトレースの設定に使用されます。

プロパティー com.ibm.ws.scripting.traceString は、コマンド行を使用して javaoption として渡すこともできます。 コマンド行を使用してプロパティーを渡すと、現行セッションのトレース設定が変更されます。
Enable Tracing
wsadmin.sh -javaoption -Dcom.ibm.ws.scripting.traceString=com.ibm.*=all=enabled

関連プロパティーの com.ibm.ws.scripting.traceFile は、すべてのトレースおよびロギング情報をファイルで受信するよう指定します。 wsadmin.properties ファイルには、このプロパティーの値が含まれています。 このプロパティーに設定されている値を使用して wsadmin ツールを実行します。 すべてのロギングおよびトレースが管理コンソールに送信される場合は、 このプロパティー・セットを使用せずに実行することが可能です。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: last_date
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=txml_traceadmincontrol
ファイル名:txml_traceadmincontrol.html