セキュリティー専門家用の新機能
このバージョンには、WebSphere® Application Server traditional でアプリケーションおよびアプリケーション・サービス提供環境の保護に責任を持つユーザー用の、多くの新機能および変更された機能が含まれています。
- Java™ 8 での java.security ファイルの使用
Java 8 以降では、WebSphere は IBMJDK java.security ファイルを使用します。Java SE Development Kit の旧バージョンでは、WebSphere はカスタマイズした java.security ファイルを提供していました。カスタマイズした java.security ファイルの一部であった Java セキュリティー情報をセットアップするように、 WebSphere ランタイム・セキュリティー・コードが変更されました。
- Java Servlet 3.1 セキュリティー・サポートの構成
servlet-3.1 フィーチャーを server.xml ファイルに追加することによって、WebSphere V9 で Java Servlet 3.1 のフィーチャーを利用できます。
- SSL 構成
WebSphere V9 では、デフォルトの SSL プロトコルが SSL_TLS から SSL_TLSv2 に変更されました。