新規 UDDI レジストリーのセットアップおよびデプロイ
UDDI レジストリー・ノードは、UDDI レジストリー・アプリケーション (WebSphere® Application Server の一部として提供されるエンタープライズ・アプリケーション)、UDDI データベースと呼ばれるデータのストア (リレーショナル・データベース管理システムを使用)、およびアプリケーションをデータ (データ・ソースおよび関連エレメント) に接続する手段で構成されています。 新規の UDDI レジストリーをセットアップするには、UDDI データベースおよびデータ・ソースを作成し、提供されるアプリケーションをデプロイします。
始める前に
WebSphere Application Server を始動して、UDDI レジストリーをホストするサーバーを作成します。 コマンドまたは管理コンソールを使用した WebSphere Application Server の始動については、始動および停止のクイック・リファレンスの情報を参照してください。
このタスクについて
サブトピックでは、UDDI データベース (ローカルまたはリモート) およびデータ・ソースの作成方法、および UDDI レジストリー・アプリケーションのデプロイ方法について説明しています。
デフォルトの UDDI ノードまたはカスタマイズされた UDDI ノードのいずれかを作成することができます。これら 2 つのノードの主な違いは、
UDDI ノードの ID と説明、および生成されるディスカバリー URL に使用するプレフィックスなど、必須 UDDI レジストリー・プロパティーの数です。
- デフォルトの UDDI ノード
- 必須プロパティーは、自動的にデフォルト値に設定され、ユーザーが変更することはできません。 デフォルトの UDDI ノードは、UDDI レジストリーの初期計算や、開発およびテスト目的に適したオプションです。
- カスタマイズされた UDDI ノード
- 必須プロパティーを設定する必要があります。 これらのプロパティーを設定した後、この構成についてこれらのプロパティーを変更することはできません。 カスタマイズされた UDDI ノードを使用すると、UDDI データベースに使用されるデータベース管理システム、および UDDI データベースのセットアップに使用されるプロパティーをより詳細に制御できます。 カスタマイズされた UDDI ノードを使用して、UDDI レジストリー・アプリケーションをデプロイする前に、UDDI データベースおよびデータ・ソースをユーザー独自の仕様に沿って作成します。 カスタマイズされたノードは、生成目的に最適なオプションです。デフォルトの UDDI ノードからカスタマイズされた UDDI ノードに移動する場合は、UDDI レジストリー・アプリケーションのデプロイ後の環境変更を参照してください。
手順
- 組み込み Apache Derby 以外のデータベースでデフォルトの UDDI レジストリーを作成するか、または組み込み Apache Derby データベースを使用する一方でデータ・ソースは手動で作成する場合は、 デフォルト UDDI ノードのセットアップにある指示に従ってください。
- カスタマイズされた UDDI レジストリーを作成するには、カスタマイズ済み UDDI ノードのセットアップの指示に従ってください。