Intelligent Management の機能を使用するには、Web サーバーで Intelligent Management を使用可能にします。
始める前に
Web サーバー・プラグイン構成タスクについては、Web サーバー・トポロジーの選択に関する情報を参照してください。
Web サーバー用に Intelligent Management を使用可能にする前に、その Web サーバーの plugin-cfg.xml ファイルの動的生成を使用不可にしてください。名前が ODCPluginCfg で始まるセル・カスタム・プロパティーが、Intelligent Management が使用可能になっている Web サーバーに適用される場合は、これらのプロパティーをすべて削除します。
plugin-cfg.xml ファイルを動的に生成すると、plugin-cfg.xml ファイルの Intelligent Management 設定が上書きされます。動的生成手順については、高可用性環境でのプラグイン構成の生成、および Web サーバー・プラグイン構成を動的に更新するための ODR の構成に関する情報を参照してください。
手順
- Intelligent Management を使用可能にするには、以下の手順を実行します。
- 管理コンソールでをクリックし、「使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。「OK」をクリックします。
- プラグイン構成ファイルを生成します。 管理コンソールで、とクリックします。Web サーバーを選択して「プラグインの生成」をクリックします。
- プラグインを伝搬します。 管理コンソールで、とクリックします。Web サーバーを選択して「プラグインの伝搬」をクリックします。
- Web サーバーを再始動します。 に移動し、Web サーバーを選択し、「停止」をクリックします。その後「開始」をクリックし、サーバーを再始動します。
注: グローバル・セキュリティーと Intelligent Management の両方が使用可能になっている場合、Web サーバー・プラグインは、default というラベルが付いているクライアント証明書を使用してバックエンド・セルと通信します。Web サーバーを初めて作成するときに、セルによりこの証明書が発行されます。この証明書の有効性を維持するため、ユーザーがこの証明書を定期的に更新する必要があります。初期有効期間は 1 年です。
- プラグインは複数の WebSphere® Application Server セルにルーティングします。ただし、プラグインの管理は 1 つの WebSphere Application Server セルから行われます。プラグインが複数の WebSphere セルにルーティングできるようにするには、Intelligent Management Web サーバーにリモート・セルを追加します。リモート・セルを追加すると、生成されるプラグインの Intelligent Management 構成に、REST サービスによりリモート・セルから収集されたエンドポイント情報が含まれます。詳しくは、Intelligent Management Web サーバーの概要の図を参照してください。最新バージョンの WebSphere Application Server が Web サーバーとリモート・セルで実行されていることを確認してください。リモート・セルを Intelligent Management Web サーバーに追加するには、以下の手順を実行します。
- Web サーバーにリモート・セルを追加します。 管理コンソールで、をクリックします。「リモート・セル (Remote cells)」セクションで「追加」をクリックします。
- リモート・セルのプロパティーを指定します。 構成パネルでリモート・セルの情報を入力し、「OK」をクリックします。
トラブルの回避 (Avoid trouble): 接続問題を回避するために、リモート・セル名は Web サーバーが置かれているローカル・セルの名前と異なるものでなければなりません。
gotcha
「Intelligent Management」構成ページのリモート・セル・リストにリモート・セルが表示されます。
- プラグイン構成ファイルを生成します。 管理コンソールで、とクリックします。Web サーバーを選択して「プラグインの生成」をクリックします。
- プラグインを伝搬します。 管理コンソールで、とクリックします。Web サーバーを選択して「プラグインの伝搬」をクリックします。
- リモート・セルのプロパティーを指定するステップで証明書をインポートした場合は、Web サーバーの鍵ストアを最新の情報に更新します。 をクリックし、ご使用の Web サーバーを選択します。
「追加プロパティー」で、「プラグイン・プロパティー」を選択します。
「Web サーバー鍵ストア・ディレクトリーへコピー」をクリックします。
- リモート・セルへのセキュア接続を確立するには、ローカル・セル証明書をリモート・セルにインポートします。 リモート・セルの管理コンソールで、をクリックします。
「ポートから取得」をクリックします。
トラブルの回避 (Avoid trouble): Web サーバー上の
Intelligent Management を使用可能にして、グローバル・セキュリティー設定を変更しても、
Intelligent Management Web サーバー・コネクターでの HTTP または HTTPS プロトコルは変わりません。
セキュリティーの変更が
Intelligent Management Web サーバー・コネクターに反映されるようにするためには、ローカル・セルとリモート・セルで
refreshCellForIntelligentManagement コマンドを実行してください。
セキュリティーの変更をリモート・セルに伝搬するには、リモート・セルの「リフレッシュ」ボタンを使用します。
リモート・セルの管理コンソールで、をクリックし、
「リフレッシュ」ボタンをクリックします。
gotcha
- Web サーバーを再始動します。 に移動し、Web サーバーを選択し、「停止」をクリックします。その後「開始」をクリックし、サーバーを再始動します。
- Intelligent Management を使用不可にするには、以下の手順を実行します。
- 管理コンソールでをクリックし、「使用可能にする」チェック・ボックスをクリアします。「OK」をクリックします。
- プラグイン構成ファイルを生成します。 管理コンソールで、とクリックします。Web サーバーを選択して「プラグインの生成」をクリックします。
- プラグインを伝搬します。 管理コンソールで、とクリックします。Web サーバーを選択して「プラグインの伝搬」をクリックします。
- Web サーバーを再始動します。 に移動し、Web サーバーを選択し、「停止」をクリックします。その後「開始」をクリックし、サーバーを再始動します。
タスクの結果
Intelligent Management 用に Web サーバーが構成されました。