ページ・リスト

ページ・リストを使用すると、 サーブレットおよび JSP ファイルに Uniform Resource Locator (URL) をハードコーディングしなくて済みます。 ページ・リストは、要求の転送先を指定しますが、 サーブレットの MIME タイプに応じて、そのロケーションを自動的にカスタマイズします。 これらのプロパティーを使用して、マークアップ言語と、それに関連付けられる MIME タイプを指定します。 さらに、所定の MIME タイプに応じて、呼び出すページのセットも指定できます。

注: PageList サーブレット・カスタム拡張機能は WebSphere® Application Server バージョン 9.0 では推奨されません。この機能は、将来のリリースでは除去される予定です。 com.ibm.servlet クラスを使用するのではなく、 レガシー・アプリケーションを再構築して javax.servlet.filter クラスを使用してください。 Servlet 2.3 仕様以降では、javax.servlet.filter クラスで要求のインターセプトと応答の検査が可能です。 また、javax.servlet.filter クラスを使用して、機能のチェーニングと応答の修飾または切り捨てができます。
以下にリストしたクラスは推奨されていません。
  • com.ibm.servlet.ClientList
  • com.ibm.servlet.ClientListElement
  • com.ibm.servlet.MLNotFoundException
  • com.ibm.servlet.PageListServlet
  • com.ibm.servlet.PageNotFoundException

WebSphere Application Server は、PageListServlet を提供します。 これを使用すると、client_types.xml ファイルの構成データに基づいて、 名前で JavaServer Pages (JSP) ファイルを呼び出すことができます。このファイルは、JSP ファイルを Uniform Resource Identifier (URI) にマップします。 URI は、呼び出されると、Web モジュール内の別の JSP ファイルを指定します。このサポートにより、URL をサーブレット内でハードコーディングしなくても、 複数の URL にアクセスすることができます。

HTML や Wireless Markup Language (WML) などのマークアップ言語のタイプに応じて、 ページ・リストを論理的にグループ化することもできます。 その結果、サーブレットを使用して PageListServlet を拡張するアプリケーションは、 クライアント要求に対して適切なマークアップ言語タイプを戻す JSP ファイルを呼び出すことができます。 例えば、PDA 装置から発信される要求には、WML データが必要です。 アプリケーション・サーバーは、PageListServlet サーブレットを拡張するサーブレットに要求を送信し、 サーブレットは、WML 応答を戻す JSP ファイルを呼び出します。


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ファイル名:cweb_pglists.html