UDDI ノード設定
UDDI ノードの一般プロパティーを構成できます。
この管理コンソール・ページを表示するには、
とクリックします。UDDI ノード詳細ページに UDDI ノードの一般プロパティーが表示されます。ノードの状況によっては、一部のプロパティーを編集できます。このページのリンクを使用して、値セット、層、UDDI パブリッシャーなどの追加プロパティーを表示または変更できます。このページの「ポリシー・グループ」リンクを使用して、UDDI ノード・ポリシーを表示または変更できます。
UDDI ノードがデフォルトの UDDI ノードとしてインストールされている場合を除き、UDDI ノードを初期化する前に一部の一般プロパティーを設定する必要があります。こうした必須プロパティーは、関連フィールドの横にあるアスタリスク (*) で示されます。これらのプロパティー値は、UDDI ノードを初期化するまで何回でも設定できます。ただし、初期化後には、これらのプロパティーはその UDDI ノードの存続期間の間、読み取り専用となります。したがって、これらの必須プロパティーを正しく設定することが重要です。UDDI ノードのその他の一般プロパティーについては、初期化の前および後の両方で設定することができます。
一般プロパティーを適切な値に設定した後で、「OK」をクリックして変更内容を保存し、ページを終了するか、「適用」をクリックして変更内容を保存し、同じページを表示します。この時点で、変更は保管されています。
UDDI ノードが「初期化されていない」状況である場合、「初期化」オプションが表示されます。UDDI ノードを初期化する場合は、「適用」または 「OK」をクリックして一般プロパティーに行った変更を確実に保存してから、「初期化」をクリックしてください。この操作は、完了までに多少時間がかかる場合があります。
UDDI ノード ID
UDDI レジストリー内の UDDI ノードの固有 ID を指定します。ノード ID は、有効な UDDI 鍵である必要があります。 この値は、UDDI ノードのドメイン鍵でもあります。
通知 | 値 |
---|---|
必須 | はい |
データ型 | ストリング |
デフォルト | uddi:cell_name:node_name:server_name:node_id |
UDDI ノード記述
この UDDI ノードの説明を指定します。
通知 | 値 |
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必須 | はい |
データ型 | ストリング |
デフォルト | WebSphere UDDI レジストリー・デフォルト・ノード |
ルート・キー・ジェネレーター
レジストリーのルート・キー・スペースを指定します。関連レジストリーになることのできるレジストリーに対しては、uddi:thisregistry.com:keygenerator のような、親ルート・レジストリーのルート・キー・ジェネレーターの区画内のルート・キー・スペースを指定できます。
通知 | 値 |
---|---|
必須 | はい |
データ型 | ストリング |
デフォルト | uddi:cell_name:node_name:server_name:keyspace_id:keygenerator |
生成済み discoveryURLs の接頭部
businessEntity エレメントで、生成済み discoveryURLs に適用される URL 接頭部を指定し、HTTP GET 要求の発生時に discoveryURLs を戻せるようにします。このプロパティーは、 UDDI バージョン 2 API 要求のみに適用されます。この接頭部は、ご使用の構成で有効な URL に設定し、どうしても必要な場合以外は変更しないようにしてください。
フォーマットは http://hostname:port/uddisoap/ で、ここで uddisoap は UDDI バージョン 2 SOAP サーブレットのコンテキスト・ルートです。
このフィールドは必須ではありませんが、必要かつ有効な URL が バージョン 2 GET 要求に応じて生成されるように設定する必要があります。接頭部を設定した後は、それ以降の構成変更によってその接頭部が無効になった場合を除き、変更しないでください。接頭部を変更すると、以前の接頭部を使用して生成された discoveryURLs を使用できなくなります。
通知 | 値 |
---|---|
必須 | いいえ |
データ型 | ストリング |
デフォルト | http://localhost:9080/uddisoap |
UDDI ノード・サービスのホスト名
UDDI ノードが独自のノード・ビジネス・エンティティーの API サービスをモデル化するために使用する、ホスト名のルートを指定します。この値は完全修飾されたドメイン・ネームか、IP アドレス、またはネットワーク・ホストである必要があります。
UDDI ノードは、サポート対象の各 UDDI API セットを実装する Web サービスを提供します。ホスト名は、各サービスの bindingTemplate エレメントのアクセス・ポイント URL を生成するのに使用されます。アクセス・ポイント URL は、ホスト名の値に http のようなプロトコルをプレフィックシングし、対応するホスト・ポート番号をサフィックスとして付けることによって生成されます。アクセス・ポイント URL は有効な URL に解決される必要があります。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ストリング |
デフォルト | localhost |
ホスト HTTP ポート
HTTP による UDDI ノード・サービスへのアクセスに使用されるポート番号を指定します。このポート番号は、HTTP 要求用の WebSphere Application Server ポートと一致している必要があります。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
デフォルト | 9080 |
ホスト HTTPS ポート
HTTPS による UDDI ノード・サービスへのアクセスに使用されるポート番号を指定します。このポート番号は、HTTPS 要求用の WebSphere Application Server ポートと一致している必要があります。
通知 | 値 |
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データ型 | 整数 |
デフォルト | 9443 |
最大照会結果セット・サイズ
1 つの API 照会要求に対してレジストリーが処理する結果セットの最大サイズを 指定します。
結果セットがこの値を超えると、E_resultSetTooLarge エラーが戻されます。この値の設定が低すぎる場合、ユーザーが不明確な検索条件を使用すると、E_resultSetTooLarge エラーが戻される可能性が高くなります。この値を高く設定すると、結果セットのサイズが大きくなり、応答時間が増える場合があります。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
デフォルト | 500 |
範囲 | 0 から 1024 |
照会応答セットの最大サイズ
照会 API 要求の各応答で戻される結果の最大数を指定します。この値を「最大照会結果セット・サイズ」の値よりも高く設定しないでください。
結果セットにこの値よりも多くの結果が含まれている場合、応答には結果のサブセットのみが含まれます。ユーザーは、UDDI 仕様で説明されているように、listDescription フィーチャーを使用して 残りの結果を検索します。この値の設定が低すぎると、 ユーザーは結果セットの残りを検索するために、さらに要求を行う必要があります。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
デフォルト | 500 |
範囲 | 0 から 1024 |
最大検索名
照会 API 要求で提供することができる名前の最大数を指定します。 より高い値に設定すると、より複雑な要求を UDDI ノードによって処理できるようになりますが、複雑な要求により UDDI ノードの応答時間が大幅に遅くなる場合があります。したがって、UDDI ノードの応答時間が遅くなるのを避けるには、この値は 8 以下に設定してください。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
デフォルト | 5 |
範囲 | 1 から 64 |
検索キーの最大数
照会 API 要求で提供することができるキーの最大数を指定します。 より高い値に設定すると、より複雑な要求を UDDI ノードによって処理できるようになりますが、複雑な要求により UDDI ノードの応答時間が大幅に遅くなる場合があります。したがって、UDDI ノードの応答時間が遅くなるのを避けるには、この値を 5 以下に設定してください。
この値は、categoryBag、identifierBag、tModelBag、および discoveryURLs の各エレメントで指定できる参照の数を制限します。
例外的な事例では、UDDI ノードは、maxSearchKeys の値が超過していない場合であっても、過剰な数のキーを伴う 複合要求を拒否することがあります。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
デフォルト | 5 |
範囲 | 1 から 64 |
キー・スペース要求にはデジタル署名が必要
tModel:keyGenerator 要求にデジタルで署名する必要があるかどうかを指定します。
通知 | 値 |
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データ型 | ブール値 (チェック・ボックス) |
デフォルト | False (クリア) |
層制限の使用
公開層制限を検査するために承認マネージャーを使用するかどうかを指定します。 この値を false に設定すると、公開できる UDDI エンティティーの数に制限がなくなります。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ブール値 (チェック・ボックス) |
デフォルト | True (選択済み) |
authInfo クレデンシャルが提供されれば、それを使用
WebSphere Application Server の管理セキュリティーがオフの場合に、ユーザーを検証するために UDDI API 要求の authInfo コンテンツを使用するかどうかを指定します。このオプションを選択した場合は、UDDI ノードは authInfo エレメントを要求で使用します。このオプションをクリアすると、UDDI ノードはデフォルトのユーザー名を使用します。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ブール値 (チェック・ボックス) |
デフォルト | True (選択済み) |
認証トークンの有効期限期間
認証トークンが無効になり、新規の認証トークンが要求されるまでの期間を分単位で指定します。
この値を十分に高く設定するとレジストリーは正常に作動しますが、認証トークンが不正に使用されるリスクも高くなることに注意しなければなりません。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | 整数 |
デフォルト | 30 |
範囲 | 1 から 10080 分 (10080 分 = 1 週間) |
UDDI パブリッシャーを自動的に登録
UDDI パブリッシャーが自動的に登録され、デフォルトの層に割り当てられるかどうかを指定します。 自動登録済み UDDI パブリッシャーは、デフォルトのライセンスを与えられます。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ブール値 (チェック・ボックス) |
デフォルト | True (選択済み) |
デフォルト・ユーザー名
WebSphere Application Server の管理セキュリティーがオフで、「authInfo クレデンシャルが提供されれば、それを使用」が false に設定されている場合に、公開の操作に使用するユーザー名を指定します。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ストリング |
デフォルト | UNAUTHENTICATED |
デフォルトの言語コード
UDDI バージョン 1 およびバージョン 2 の要求に対して、 特に指定がない場合に xml:lang エレメントに使用されるデフォルトの言語コードを指定します。
通知 | 値 |
---|---|
データ型 | ストリング |
デフォルト | ja |