UDDI レジストリー用のデータ・ソースの作成
データ・ソースを作成し、UDDI レジストリーがそれを使用して UDDI データベースにアクセスできるようにします。
始める前に
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このタスクについて
手順
- オプション: ネットワークの Apache Derby の場合は、
Java™ 2 Connector (J2C) 認証データ・エントリーを作成します。
このステップは、組み込みの Apache Derby では必要ありません。
- 「セキュリティー」 > 「グローバル・セキュリティー」 > 「[認証] Java Authentication and Authorization Service」 > 「J2C 認証データ」とクリックします。
- 「新規」をクリックして、新規 J2C 認証データ・エントリーを作成します。
- 以下の詳細項目を入力します。
- 別名
- UDDIAlias などの適切なショート・ネームです。
- ユーザー ID
UDDI レジストリー・データベースへの読み取り/書き込みに使用されるデータベース・ユーザー ID であり、例えば、DB2 の場合は db2admin、Oracle の場合は IBMUDDI などです。 ネットワーク Apache Derby の場合、ユーザー ID は任意の値です。
z/OS オペレーティング・システム上のリモートの DB2 データベースの場合、 ユーザー ID はリモート・システムで有効な ID にする必要があります。
UDDI レジストリー・データベースへの読み取り/書き込みに使用されるデータベース・ユーザー ID であり、例えば、DB2 の場合は db2admin などです。 ネットワーク Apache Derby の場合、ユーザー ID は任意の値です。
- Password
- 上記で指定されたユーザー ID に関連付けられたパスワードです。 ネットワーク Apache Derby の場合、パスワードは任意の値です。
- 説明
- ユーザー ID の説明です。
「適用」をクリックし、変更をマスター構成に保存します。
- 適切な JDBC プロバイダーがまだ存在しない場合はそれを作成し、次の表を使用して、選択したデータベースのプロバイダー・タイプおよび実装タイプを決定します。
表 1. プロバイダー・タイプおよび実装タイプ. この表では、各データベースの正しいプロバイダー・タイプと実装タイプをリストします。 データベース プロバイダー・タイプ 実装タイプ DB2
DB2 Universal JDBC Driver のプロバイダー
接続プール・データ・ソース
DB2
DB2 UDB for iSeries (ネイティブ)
接続プール・データ・ソース
DB2
DB2 Universal JDBC Driver のプロバイダー
接続プール・データ・ソース
Oracle
Oracle JDBC Driver
接続プール・データ・ソース
組み込み Apache Derby Derby JDBC ドライバー 接続プール・データ・ソース ネットワーク Apache Derby Derby Network Server JDBC Driver のプロバイダー 接続プール・データ・ソース Microsoft SQL Server DataDirect Connect JDBC ドライバー Microsoft SQL Server JDBC ドライバー
接続プール・データ・ソース クラスターでの UDDI ノードの場合は、JDBC プロバイダーの有効範囲として「クラスター」を選択します。
JDBC プロバイダーの作成方法について詳しくは、管理コンソールを使用した JDBC プロバイダーの構成に関するトピックを参照してください。 - 次のように、UDDI レジストリーのデータ・ソースを作成します。
- 「リソース」 > 「JDBC」 > 「JDBC プロバイダー」とクリックします。
- 事前に選択または作成した JDBC プロバイダーの有効範囲 (すなわち、JDBC プロバイダーが定義されているレベル) を選択します。 例えば、server1 のレベルで定義されている JDBC プロバイダーの場合は
次を選択します。
選択した有効範囲に定義されているすべての JDBC プロバイダーが表示されます。Node=Node01, Server=server1
- 事前に作成した JDBC プロバイダーを選択します。
- 「追加プロパティー」の下で、「データ・ソース」を選択します。「データ・ソース (WebSphere Application Server V4)」オプションを選択してはなりません。
- 「新規」をクリックして、新規データ・ソースを作成します。
- 「データ・ソースの作成」ウィザード内で、以下のデータを入力します。
- 名前
- 適切な名前 (UDDI Datasource など)。
- JNDI 名
- datasources/uddids を入力します。これは必須フィールドです。
この Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名は、他のデータ・ソースで使用することはできません。この JNDI 名を使用する別のデータ・ソースがある場合は、それを除去するか、またはその JNDI 名を変更する必要があります。例えば、Apache Derby データベースを使用するデフォルト UDDI ノードを以前に作成した場合は、作業を進める前に、デフォルト・オプションを指定した uddiRemove.jacl スクリプトを使用して、そのデータ・ソースおよび UDDI アプリケーション・インスタンスを除去します。
- コンポーネント管理認証別名
- DB2
、Oracle、またはネットワーク Apache Derby の場合は、ステップ 2 で作成した別名を選択します。この別名には、接頭部としてノード名が付きます (MyNode/UDDIAlias など)。
- 組み込み Apache Derby の場合は、「(なし)」を選択します。
- DB2
- 「次へ」をクリックします。
- ウィザードのデータベース特定プロパティー・ページで、以下のデータを入力します。
- DB2 の場合
データベース名
データベースの名前 (UDDI30 など)。
分散システム上のリモート・データベースの場合、このデータベース名はデータベースを参照するために作成した別名です。DB2 分散データベースの作成を参照してください。
z/OS オペレーティング・システム上のリモート DB2 データベースの場合、このデータベース名はローカル LOCATION 値です。 この値を検索するには、オペレーター・コマンド -DIS DDF をコンソールで入力するか、 この情報について DB2 管理者に尋ねます。この値は、大文字小文字を区別します。
データベース名
データベースの名前 (*LOCAL など)。
データベース名
ローカル LOCATION 値。 この値を検索するには、オペレーター・コマンド -DIS DDF をコンソールで入力するか、 この情報について DB2 管理者に尋ねます。この値は、大文字小文字を区別します。
リモート・データベースの場合、このデータベース名はデータベースを参照するために作成した別名です。DB2 分散データベースの作成を参照してください。
ドライバー・タイプ
この値が必要となるのは、z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースを使用する場合のみです。この値を 4 に設定します。
ドライバー・タイプ
この値を 4 に設定します。
サーバー名
この値が必要となるのは、z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースを使用する場合のみです。この値を、データベースをホストするリモート・マシンの IP アドレスに設定します。この値を検索するには、オペレーター・コマンド -DIS DDF をコンソールで入力するか、 この情報について DB2 管理者に尋ねます。
サーバー名
この値を、データベースをホストするマシンの IP アドレスに設定します。この値を検索するには、オペレーター・コマンド -DIS DDF をコンソールで入力するか、 この情報について DB2 管理者に尋ねます。
ポート番号
この値が必要となるのは、z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースを使用する場合のみです。この値を、DB2 データベースが listen するポートに設定します。この値を検索するには、オペレーター・コマンド -DIS DDF をコンソールで入力するか、 この情報について DB2 管理者に尋ねます。
ポート番号
この値を、DB2 データベースが listen するポートに設定します。この値を検索するには、オペレーター・コマンド -DIS DDF をコンソールで入力するか、 この情報について DB2 管理者に尋ねます。
Oracle の場合
- URL
- データ・ソースが接続を取得するデータベースの Uniform Resource Locator (URL)。例えば、jdbc:oracle:oci8:@Oracle_database_name などになります。
この例は、ローカルおよびリモートの Oracle データベースに適用されます。
- Apache Derby (組み込みまたはネットワーク) の場合:
データベース名
データベースの名前。以下に例を示します。
app_server_root/profiles/profile_name/databases/com.ibm.uddi/UDDI30.
データベース名
データベースの名前。以下に例を示します。
profile_root/databases/com.ibm.uddi/UDDI30
ネットワーク Apache Derby の場合は、「サーバー名」と「ポート番号」の値がネットワーク・サーバーと一致していることを確認します。
それ以外のフィールドはすべて変更せずにそのままにしておきます。
- コンテナー管理パーシスタンス (CMP) のこのデータ・ソースを使用します
- チェック・マークが外れていることを確認します
- DB2 の場合
- 「次へ」をクリックした後、要約を確認し、「終了」をクリックします。
- データ・ソースをクリックしてそのプロパティーを表示し、以下の情報を追加します。
- 説明
- データ・ソースの説明。
- カテゴリー
- uddi を入力します。
- データ・ストア・ヘルパー・クラス名
- この値は自動的に設定されます。
表 2. データ・ストアのヘルパー・クラス名 データベース データ・ストア・ヘルパー・クラス名 DB2
z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースを使用する場合は、 com.ibm.websphere.rsadapter.DB2DataStoreHelper、または com.ibm.websphere.rsadapter.DB2UniversalDataStoreHelper
DB2
com.ibm.websphere.rsadapter.DB2AS400DataStoreHelper
DB2
com.ibm.websphere.rsadapter.DB2UniversalDataStoreHelper
Oracle 11g
com.ibm.websphere.rsadapter.Oracle11gDataStoreHelper
組み込み Apache Derby com.ibm.websphere.rsadapter.DerbyDataStoreHelper ネットワーク Apache Derby com.ibm.websphere.rsadapter.DerbyNetworkServerDataStoreHelper Microsoft SQL Server
com.ibm.websphere.rsadapter.ConnectJDBCDataStoreHelper
com.ibm.websphere.rsadapter.MicrosoftSQLServerDataStoreHelper
- マッピング構成別名
- 「DefaultPrincipalMapping」を選択します。
「適用」をクリックし、変更をマスター構成に保存します。
「適用」をクリックします。
「追加プロパティー」 > 「カスタム・プロパティー」 > 「ライブラリー」と選択します。
「値」 フィールド内に IBMUDI30,IBMUDS30 と入力し、「OK」 をクリックします。
変更をマスター構成に保存します。
- データ・ソースの隣にあるチェック・ボックスを選択して「テスト接続」をクリックし、UDDI データベースへの接続をテストします。「ノード Node01 のサーバー server1 上でデータ・ソース UDDI Datasource のテスト接続に成功しました」などのメッセージが表示されます。 異なるメッセージが表示される場合は、そのメッセージの情報を使用して問題を調査し、解決します。
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