IBM HTTP Server の構成
IBM® HTTP Server を構成するには、httpd.conf 構成ファイルを編集します。サーバーの構成に成功するには、構成ファイルの名前を httpd.conf のままにしておく必要があります。
手順
- デフォルトの構成ファイルとサンプルの構成ファイルの場所。 httpd.conf 構成ファイルは、ご使用のサーバー・インストールの conf ディレクトリーにあります。 オリジナル・ファイルの別のコピーを使用する必要がある場合は、httpd.conf.default ファイルもあります。制約事項: サーバーの構成に成功するには、構成ファイルの名前を httpd.conf のままにしておく必要があります。IBM HTTP Server は、以下の構成ファイルも提供しています。
admin.conf.default
- magic.default
- mime.types.default
- IBM HTTP Server に対する特別な考慮事項。 IBM HTTP Server を使用する場合は、構成ファイルに関する以下の項目を把握する必要があります。
- 以下の構成ファイルは 1 バイト文字 (SBCS) のみをサポートしています。
- httpd.conf (IBM HTTP Server 構成ファイル)制約事項: サーバーの構成に成功するには、構成ファイルの名前を httpd.conf のままにしておく必要があります。
admin.conf (管理サーバー構成ファイル)
- httpd.conf (IBM HTTP Server 構成ファイル)
円記号 (¥) の代わりにスラッシュ (/) を構成ファイル内でパス分離文字として使用する必要があります。
- 以下の構成ファイルは 1 バイト文字 (SBCS) のみをサポートしています。
IBM HTTP Server プラグインのラージ・ログ・ファイルを許可するように、オペレーティング・システムを構成します。
IBM HTTP Server プラグインのログ・ファイルが標準の 2 ギガバイトのサイズ制限を超過できるように、オペレーティング・システムを構成できます。この機能を有効にするには、USEPLUGINLARGEFILE 環境変数をオペレーティング・システムの構成設定に追加し、true に設定してから、IBM HTTP Server を始動します。この環境変数をオペレーティング・システムの設定に追加しなかった場合、またはこの環境変数を false に設定した場合は、ログ・ファイルは 2 ギガバイトに制限されます。
トラブルの回避 (Avoid trouble): ログ・ファイルのサイズを制限しないと、ストレージ・リソースが使い尽くされてしまう可能性があるため、この環境変数を使用する場合は、当該ログ・ファイルのサイズを定期的にモニターする必要があります。gotcha
サブトピック
IBM HTTP Server でサポートされる Apache モジュール (ディレクティブを含む)
このセクションでは、IBM HTTP Server でサポートされる Apache モジュールについて説明します。サポートされた Apache モジュール内で定義されたディレクティブは、IBM HTTP Server を構成するために使用できます。IBM HTTP Server でサポートされる Apache プログラム
このセクションでは、IBM HTTP Server でサポートされる Apache プログラムについて説明します。これらのサポートされる Apache プログラムを使用して、IBM HTTP Server を構成できます。IBM HTTP Server でサポートされる Apache APR および APR-util ライブラリー
このセクションでは、IBM HTTP Server でサポートされる Apache Portable Runtime (APR) および APR-util ライブラリーについて説明します。IBM HTTP Server は、製品とともにインストールされる APR および APR-util ライブラリーのみをサポートします。ライブラリーのコピーを代用することはできません。IBM HTTP Server でサポートされる Apache MPM およびアドレッシング・モード
このセクションでは、IBM HTTP Server でサポートされる Apache マルチプロセッシング・モジュール (MPM) およびアドレッシング・モードについて説明します。Windows オペレーティング・システムでの IPv4 および IPv6 構成
IBM HTTP Server は、Windows XP および 2003 オペレーティング・システムで IPv6 をサポートします。 Windows 2000 オペレーティング・システムでは IPv6 をサポートしません。
関連タスク:
関連資料:


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=ihs-dist&topic=welc_configfiles
ファイル名:welc_configfiles.html