[AIX Solaris HP-UX Linux Windows][z/OS]

管理コンソールを使用した IBM HTTP Server 管理のヒント

このトピックには、WebSphere® Application Server 管理コンソールを使用して、始動、停止、ログ・ファイルの表示、 構成ファイルの編集、およびプラグイン構成ファイルの伝搬などの IBM® HTTP Server の操作を管理する場合に 役立つヒントが含まれています。

ノード・エージェントおよびデプロイメント・マネージャーを使用した、管理コンソールでの IBM HTTP Server の管理
  • 以下のリストでは、管理コンソールを使用して IBM HTTP Server の開始、停止、および状況の取得を行うためのヒントについて説明しています。
    • [Windows]管理対象の IBM HTTP Server は、サービスとしてインストールする必要があります。IBM HTTP Server は、システム権限でログオンして、インストールする必要があります。
    • [Windows]管理コンソールを使用して Web サーバーを定義する場合は、表示名ではなく、実際のサービス名を使用します。 実際のサービス名にはスペースを入れないようにします。このようにしないと、サービスの開始および停止で問題が発生することになります。
    • 定義した Web サーバーのホスト名およびポートを使用して、状況を取得します。リモート管理ポートは使用しません。
    • IBM HTTP Server の開始および停止に問題がある場合は、WebSphere コンソール・ログ (トレース) を確認します。
    • ノード・エージェントを使用した IBM HTTP Server の開始および停止に問題がある場合は、管理対象プロファイルをセットアップし、startserver <IBM HTTP Server> -nowait -trace コマンドを発行してサーバーの開始と停止を試行し、指定した IBM HTTP Server の startServer.log ファイルを確認することができます。
    • 管理コンソールと Web サーバー間の通信がファイアウォール経由である場合は、ファイアウォール・プログラムに Web Server のポートを定義する必要があります。
  • 以下のリストは、ログ・ファイルを表示して、構成ファイルを編集し、プラグイン構成ファイルを伝搬する場合のヒントについて説明します。
    • ファイルへのアクセスは、admin.conf ファイルの AdminAllowDirective によって制御されます。IBM HTTP Server インストール・ディレクトリーから conf および logs ディレクトリーへのアクセスが認可されます。プラグイン構成またはトレース・ファイルを読み取るか、または書き込む場合、admin.conf ファイルにエントリーを追加して、アクセスを許可する必要があります。
    • 構成ファイルは常にバックアップしてください。構成ファイルのアップロード時に情報が失われることがあります。
[AIX Solaris HP-UX Linux Windows]IBM HTTP Server 管理サーバーを使用した、管理コンソールでの IBM HTTP Server の管理
  • 以下のリストでは、管理コンソールを使用して IBM HTTP Server の開始、停止、および状況の取得を行うためのヒントについて説明しています。
    • [Windows]管理対象の IBM HTTP Server は、サービスとしてインストールする必要があります。
    • [Windows]管理コンソールを使用して Web サーバーを定義する場合は、表示名ではなく、実際のサービス名を使用します。 実際のサービス名にはスペースを入れないようにします。このようにしないと、Windows 2003 オペレーティング・システムでサービスを開始したり、停止したりするときに問題が発生します。
    • 定義した Web サーバーのホスト名およびポートを使用して、状況を取得します。リモート管理ポートは使用しません。
    • IBM HTTP Server の開始および停止に問題がある場合には、WebSphere コンソール・ログ (トレース) をチェックし、admin_error.log ファイルをチェックします。
    • 管理サーバーは root として開始する必要があります。
    • 管理コンソールと管理サーバー間の通信がファイアウォール経由である場合、管理サーバーのポート (デフォルトは 8008) を使用可能にする必要があります。
    • 管理コンソールと Web サーバー間の通信がファイアウォール経由である場合は、ファイアウォール・プログラムに Web Server のポートを定義する必要があります。
  • 以下のリストは、ログ・ファイルを表示して、構成ファイルを編集し、プラグイン構成ファイルを伝搬する場合のヒントについて説明します。
    • [AIX][HP-UX][Linux][Solaris]ファイルを転送するには、ファイル許可が正しい必要があります。 適切なファイル許可を設定するために setupadm スクリプトが提供されます。

      管理サーバーを開始する前に、setupadm スクリプトを実行する必要があります。 このスクリプトは、admin.conf ファイルでファイル許可をセットアップし、ユーザー ID およびグループ ID ディレクティブを更新します。setupadm スクリプトにより作成したユーザー ID とグループ ID は、admin.conf ディレクティブの ユーザーおよびグループに対応する必要がある UNIX ID です。

    • ファイルへのアクセスは、admin.conf ファイルの AdminAllowDirective によって制御されます。IBM HTTP Server インストール・ディレクトリーから conf および logs ディレクトリーへのアクセスが認可されます。プラグイン構成またはトレース・ファイルを読み取るか、または書き込む場合、admin.conf ファイルにエントリーを追加して、アクセスを許可する必要があります。
    • 構成ファイルは常にバックアップしてください。構成ファイルのアップロード時に情報が失われることがあります。

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