SOAP セキュリティー用の環境の構成

SOAP セキュリティー・プロファイルは、XML メッセージの送信前および受信後に XML メッセージを変換する、暗号化、署名およびその他のセキュリティー・アルゴリズムを実装したライブラリーに アクセスできる必要があります。 SOAP セキュリティーを使用するためにこれらのライブラリーを備えた環境を用意して、Eclipse が使用する Java™ ランタイム環境 (JRE) のクラスパスを設定し、Agent Controller が使用する仮想マシンのクラスパスを設定する必要があります。

始める前に

セキュリティー・アルゴリズムを使用する SOAP ベースのサービスをテストするには、事前に SOAP 用のセキュリティー・ライブラリーと構成ファイルのセットを入手しておく必要があります。

BouncyCastle (http://www.bouncycastle.org) は、そのようなセキュリティー・ライブラリーのプロバイダーです。 Rational® Test 製品では、これらのセキュリティー・ライブラリーの使用はオプションです。

手順

  1. ライブラリー・ファイルを JRE インストールの jre/lib/ext にコピーします。

    デフォルトでは、これは次のディレクトリーです。C:¥Program Files¥IBM¥SDP¥jdk¥jre¥lib¥ext

  2. Eclipse 起動コマンド行または eclipse.ini ファイルに、以下の VM 引数を追加します。-vmargs -Dosgi.parentClassloader=ext

    eclipse.ini ファイルは、製品を実行するために使用される eclipse.exe ランチャー・バイナリーと同じディレクトリーにあります。

次のタスク

Agent Controller のみを使用し、ワークベンチにはアクセスする必要がないリモート・コンピューターを構成する場合は、ステップ 1 のみを実行し、Agent Controller サービスを再始動してください。

環境の構成後は、Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルをインポートし、WSDL セキュリティー・エディターを使用して WSDL ファイルのセキュリティー・プロファイルをセットアップする必要があります。


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