RPC アダプター・ライブラリーの使用例

RPC アダプターの配布には、サンプルが含まれています。このサンプルは、初期セットアップの確認に使用することができます。例えば、以下を web.xml ファイルに追加します。
<servlet> <display-name>RPCAdapter</display-name> <servlet-name>RPCAdapter</servlet-name> <servlet-class>com.ibm.websphere.rpcadapter.RPCAdapter</servlet-class> </servlet> <servlet-mapping> <servlet-name>RPCAdapter</servlet-name> <url-pattern>/RPCAdapter</url-pattern> </servlet-mapping> <servlet-mapping> <servlet-name>RPCAdapter</servlet-name> <url-pattern>/RPCAdapter/*</url-pattern> </servlet-mapping>

概要ページの HTTP RPC セクションに 指定されているように RpcAdapterConfig.xml ファイルを作成し、 これを WEB-INF フォルダーに追加します。次に、アプリケーション・サーバーを始動して、 http://host/<contextRoot>/RPCAdapter/RPCAdapter/httprpc にアクセスし、 デプロイ済みサービスのディレクトリーを確認します。

RPCAdapter には、サンプルのクーリエ・アプリケーションが含まれています。このアプリケーションでは、XML および JSON 応答の処理、 ホワイトリスト方式とブラックリスト方式の処理、およびバリデーターの指定のような RPC アダプターの機能を示します。 CourierApp.war ファイルは、RPCAdapter の samples ディレクトリーにあります。 この Web アーカイブ (WAR) ファイルをデプロイして、 http://yourhost:yourport/CourierApp/CourierService.jsp にアクセスします。郵便番号を選択すると、住所の詳細が自動的に取り込まれます。これは、RPC アダプターの JSON サービスを使用して AddressLookup サービスにアクセスしています。このアプリケーションは、 RPC アダプターの XML RPC を使用しても実装されます (http://yourhost:yourport/CourierApp/CourierService_xmlrpc.jsp にアクセスしてみてください)。このリンク以外に、http://yourhost:yourport/CourierApp/Getfares.jsp にアクセスしても、バッチ処理された呼び出しの作業を監視できます。顧客の詳細情報を入力して宛先を選択すると、要求を一度送信するだけですべての呼び出しがバッチ処理され、顧客の詳細情報が保存されるだけでなく、料金情報まで取得されます。