Dojo 基本モジュール: dojox、dijit

IBM® ILOG® Dojo Diagrammer は、さまざまな Dojo モジュール上に構築されており、中でも最も重要なものが dojox gfx です。 dojox gfx モジュールは、ダイアグラム内のノードおよびリンクの基本形状を描くために必要な、特定ブラウザーに依存しないグラフィック機能を提供します。
この基本レベルの上にあるレイヤーは、Dijit ベースの Diagram ウィジェットです。この Diagram ウィジェットには、dojo.data.ItemFileReadStore インスタンスあるいは dojo.store.JsonRest インスタンスなどの Dojo データ・ストア (dojo.data.api の実装または dojo.store の実装) によってデータを入力することができます。 この場合、Diagram ウィジェットは、データ・ストアの項目間の関係を表すグラフを表示します。グラフ内のノードおよびリンクのグラフィック表示は、Diagram ウィジェットのマークアップ・プロパティーまたは JavaScript コードにより完全にカスタマイズすることができます。
ノードは、基本的なもの (例: ラベル付き長方形) またはより複雑なもの (例: 属性の変数リスト付きのUML オブジェクト) にすることができます。リンクは、最大 2 つのノードを接続できます。リンクは、終端矢印などのオプション装飾のついた、折れ線またはより複雑なパスで表されます。 リンクがノードに接続される点は、アンカーと呼ばれる接続オブジェクトによって定義されます。
Dojo Diagrammer は、グラフのノードおよびリンクを作成、カスタマイズできる完全な JavaScript API を提供します。