ノード境界とセルフリンク曲折点との間隔を指定できます。
正の値を指定すると、その値を使用して間隔が定義されます。
負の値が指定されると、間隔は自動的に計算されます。
負の値を指定した場合の動作は、SQUARE セルフリンク・モードをスプライン・リンクと組み合わせて使用し、
セルフリンクを円形に近い形状にする場合に特に便利です。
以下のメソッドを使用します。
layout.setSelfLinkSpacing(spacing);
セルフリンクがノードのバウンディング・ボックスに接続する位置を指定できます。
セルフリンク・モードが RECTANGULAR モードである場合、
セルフリンクが接続するボーダーの両側で接続位置を指定できます。
例えば、右下のコーナーにあるセルフリンクの場合、ノードの下側のボーダーへの接続を x 成分として指定し、
ノードの右側のボーダーへの接続を y 成分として指定することができます。
セルフリンク・モードが SQUARE モードの場合は、
形状が正方形で、もう一方の接続位置が自動的に計算されるため、片側の接続位置のみを考慮します。
上級者向け: セルフリンク・モードが SQUARE モードの場合に x 接続位置と y 接続位置の両方を指定すると、アルゴリズムは常により小さい正方形のサイズになる値を選択します。
接続位置は、常に、セルフリンクが発生するコーナーに対して相対的に指定されます。
座標 0 はコーナーを示し、値が大きくなるにつれて、接続位置がコーナーから離れた場所に移動します。
よって、セルフリンクの長方形または正方形の形状は、値が大きくなるにつれ大きくなっていきます。
例えば、セルフリンクが右下のコーナーにある場合、x 成分を大きくすると接続位置は左側に移動し、
y 成分を大きくすると接続位置は上部コーナー方向に移動します。
セルフリンクが左上のコーナーにある場合、x 成分を大きくすると接続位置は右側に移動し、
y 成分を大きくすると接続位置は下部コーナー方向に移動します。
接続位置は、ノードの現行サイズに相対的に指定できます。
0 はセルフリンクが発生するコーナーを示し、
0.5 はセルフリンクが接続する側の真ん中を示します。
接続位置は、絶対位置として指定することもできます。相対接続位置と絶対接続位置の両方を指定すると、
実際の接続位置は両方の合計になります。

右下および左上のコーナーのセルフリンクに相対接続位置 x=0.2、y=0.6 を指定した場合
以下のメソッドを使用します。
layout.setSelfLinkRelativeAttachPosition(position); layout.setSelfLinkAbsoluteAttachPosition(position);