Enterprise Java™ Bean
(EJB) モジュールを使用して、1 つ以上のエンタープライズ Bean をアセンブルし、
単一のデプロイ可能な単位にします。 EJB モジュールは、標準 Java アーカイブ (JAR) ファイルに格納されます。
EJB モジュールは、独立型アプリケーションとして使用するか、
他のモジュールと結合させてエンタープライズ・モジュールを作成することができます。
EJB モジュールは、エンタープライズ Bean コンテナーにインストールして実行します。EJB プロジェクトをサーバー上に正しくデプロイして稼働させるためには、
(EAR ファイルにモジュールとして定義された) エンタープライズ・モジュール・プロジェクトからその EJB プロジェクトを参照する必要があります。
EJB モジュールの特性は、以下のとおりです。
- 1 つ以上のデプロイ可能なエンタープライズ Bean が含まれます。
- オプション (EJB 3.x): XML (Extensible Markup Language) ファイルに格納される、
デプロイメント記述子を入れることもできます。
このファイルで、モジュールの内容を宣言し、モジュール内の Bean の構造や外部依存関係を定義して、実行時にエンタープライズ Bean を使用する方法を記述します。
- 以下のサーバーのいずれかをターゲットとします。
- IBM® WebSphere® Application Server バージョン 8.5。
- IBM WebSphere Application Server バージョン 8.0。
- EJB 3.0 のサポートに既に対応している、IBM WebSphere Application Server バージョン 7.0。
EJB モジュールを独立型アプリケーションとしてデプロイするだけでなく、他の EJB モジュールや Web モジュールと組み合わせて 1 つの Java アプリケーションを作成することもできます。
EJB モジュールは、エンタープライズ Bean コンテナーにインストールして実行します。
注: EJB 3.1 Bean が含まれている EJB モジュールは、製品上で実行する場合は EJB 3.1 ファセット・レベルでなければなりません。
EJB 3.1 Bean をサポートするように EJB モジュールを設定するには、
プロジェクト・ファセットの EJB バージョンを 3.1 に設定するか、
モジュールに ejb-jar.xml デプロイメント記述子が含まれていないことを確認します。
モジュール・レベルが EJB 2.1 またはそれ以前の場合、
注釈のスキャンやリソースの注入を含む EJB 3.1 機能は、実行時に行われません。