Dojo 対応 Web プロジェクトの作成

Dojo 対応 Web プロジェクトは、Dojo Web アプリケーションの開発時に作成および使用されるすべての Web リソースを保持します。

始める前に

手順

  1. 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビュー内で右クリックし、「新規」 > 「Web プロジェクト」を選択します。
  2. 「名前」フィールドに、新規 Web プロジェクトの名前を入力します。
  3. プロジェクト・テンプレートのリストから「Dojo Toolkit」をクリックします。
  4. 「プログラミング・モデル」セクションで、プロジェクトの作成時に使用するプログラミング・モデルを次の中から 1 つ指定します。
    • Web アプリケーションの開発に Javascript、HTML、Dojo、および CSS のみを使用する場合は、「クライアント・サイド (HTML、JavaScript) のみ」をクリックします。 このオプションを選択してサーバー・サイド・プログラミングを使用することはできません。
    • Web アプリケーションの開発に Java™ EE テクノロジー (サーブレット、JSP、JPA など) を使用する場合は、「Java EE」をクリックします。
  5. 新規 Web プロジェクトを構成するには、「次へ」をクリックします。 使用可能な構成オプションは、選択したプログラミング・モデルに応じて異なります。
  6. Java EE プログラミング・モデルを使用している場合は、ステップ 7 に進んでください。Java EE プログラミング・モデルを使用していない場合は、ステップ 9 にジャンプしてください。
  7. 選択可能構成オプションのリストから、「デプロイメント」をクリックします。
  8. 「ターゲット・ランタイム」リストから、新しい Web プロジェクトのターゲット・ランタイムを選択します。
    注: ターゲット・ランタイムがあらかじめ設定されている場合、このリストは使用できません。次のステップのいずれかを実行して、このリストを使用できるようにします。
    • 新規 EAR プロジェクト名を指定してから、ターゲット・ランタイムを選択します。
    • 使用したいターゲット・ランタイムを使用している既存の EAR プロジェクトをリストから選択します。
    Web プレビュー・サーバーを使用すると、Dojo 対応の Web プロジェクト内のリソースをコンパイル、テスト、および実行することができます。
  9. 選択可能構成オプションのリストから、「Dojo Toolkit」をクリックします。
  10. プロジェクトが Dojo ToolKit にアクセスする方法、および使用するツールキットのバージョンを構成します。
    1. 「これらのセットアップ・オプションを変更」をクリックします。
    2. Web プロジェクトで Dojo をセットアップする次のオプションの 1 つを選択して、「次へ」をクリックします。
      Dojo をこのプロジェクトにコピーします。Dojo はそこからデプロイされます。
      Dojo フォルダーの名前、および次の Dojo Toolkit のどちらを使用するかを指定します。
      • 製品で提供されるもの
      • ワークスペースまたはファイル・システム内にあるもの
      圧縮された Dojo 配布物のアーカイブ・ファイルを選択できます。 「完了」をクリックすると、アーカイブ・ファイルのコンテンツが自動でプロジェクトに解凍されます。
      Dojo はワークスペース内のプロジェクトにあり、そのプロジェクトからデプロイする
      ワークスペースの別のプロジェクトにあるルート Dojo フォルダーまでブラウズします。 Dojo Toolkit はプロジェクトにコピーされません。それはツールキットを含むプロジェクトからデプロイされます。
      Dojo をリモート側でデプロイするか、Dojo は公開 CDN 上にある
      Dojo ツールキット・ソースのリモート・ロケーションを指定します。
      • 公開 CDN: パブリックで使用可能なコンテンツ・デリバリー・ネットワークの URL を入力します。コンテンツ・デリバリー・ネットワークは、オープン・ソース JavaScript ライブラリーのための地域的な分散ホストを提供します。 ブラウザーは、Web アプリケーションで URL を解決すると、最も近くにある使用可能なサーバーからファイルを自動的にダウンロードします。
      • リモート URI: ルート Dojo フォルダーへのリモート・ロケーションの URI を入力します。

      「対応する Dojo」セクションで、リモートの Dojo ツールキットに最もマッチする Dojo ソース配布物を選択します。 ここで選択したものによって、コンテンツ・アシストなどのツールへのアクセスが提供されます。 この製品と共に提供されるデフォルトの Dojo を選択することも、ワークスペースまたはファイル・システム内の Dojo フォルダーを参照することもできます。

    3. Dojo Toolkit をプロジェクトにコピーした場合、Dojo Toolkit のうち、Web アプリケーションで必要な部分だけを組み込むことができます。 「プロジェクトに含める Dojo コンポーネントを選択します」セクションを展開し、プロジェクトに組み込む Dojo コンポーネントを選択します。
      ヒント: 最も一般的な構成のいずれかを選択する場合は、「共通構成」リストから項目を選択します。
      • 「最小」には、dojo/dojo.jsdojo/_base.jsdojo/_base が含まれています。
      • 「Dojo コア」には、dojo が含まれています。
      • 「Dijit」には、dijitdojo が含まれています。
      • 「Dojox モバイル」には、dijitdojodojox/fxdojox/mobile dojox/fx.jsdojox/mobile.js が含まれています。
      Web プロジェクトに Dojo サポートを組み込む場合は、dojo/dojo.jsdojo/_base.jsdojo/_base (最小構成) を選択してください。
      注: Dojo Toolkit SDK 1.6 以前のバージョンに含まれているテスト・コードには、クロスサイト・スクリプティング攻撃に対するぜい弱性があります。これらのぜい弱性は、テスト・ケース用のダミー・データを提供する 複数の .php ファイルに含まれています。 これらのファイルをプロジェクトにコピーすることを選択すると、ウィザードの「Dojo プロジェクト・セットアップ」ページに警告メッセージが表示されます。 これらのファイルの選択を解除して、プロジェクトにコピーされないようにします。 これらのファイルが必要な場合は、Web アプリケーションにデプロイされないようにご注意ください。
  11. 「終了」をクリックして、Web プロジェクトを選択します。

タスクの結果

エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで、Dojo フォルダーが WebContent フォルダーの下に作成されます。Web ページを作成するとき、パレットがいくつかの Dojo ドロワーとともに開きます。 ドロワー内の Dojo コンポーネントは、 設計時に IBM® から提供されます。実行時には、プロジェクトの作成時に指定した Dojo リソースに相当する JavaScript が実行されます。

次のタスク

JavaScript ファイルは、WebContent フォルダーに保管されている必要があります。HTML または JSP ファイルによって参照される JavaScript ファイルは、JavaScript ソース・フォルダーにない場合でもサーバーで実行されます。 JavaScript ソース・フォルダーは、どのファイルを検査し、コンテンツ・アシストに対して使用可能にするかを判別するために使用されます。ソース・フォルダーをセットアップするか、プロジェクト・プロパティーの既存のソース・フォルダーを表示するには、Web プロジェクトを右クリックし、「プロパティー」 > 「JavaScript」 > 「インクルード・パス」を選択します。

HTML ファイルや JSP ファイルによって参照されない JavaScript ファイルは、JavaScript ソース・フォルダーに 入れておく必要があります。これらのファイルを JavaScript ソース・フォルダーに入れると、検査やコンテンツ・アシストで利用できます。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: tcrtwebprojectdojo.html