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演習 1: バンドルおよびアプリケーションの作成

OSGi バンドルは、Java™ コード、リソース、およびバンドルとその依存関係を示すマニフェストを含む Java アーカイブ・ファイルです。 OSGi バンドルには、サービスの実行に必要なビジネス・ロジックおよびメタデータが含まれます。 バンドルは、アプリケーション内のモジュールで、後にサーバーにデプロイされます。

OSGi アプリケーション・プロジェクトは、バンドルのセットをグループ化して一貫性のあるビジネス・ロジックを提供します。 アプリケーションは、Web 対応バンドルやパーシスタンス (JPA) 使用可能バンドルなど、さまざまなバンドル・タイプで構成できます。

この演習では、Plain Old Java Object (POJO) コンポーネント・アセンブリー・モデルを提供するサービスを定義する、OSGi ブループリント情報が含まれる OSGi バンドルを作成します。 POJO は通常の Java オブジェクトであり、エンタープライズ・エンティティー Bean などの特殊な Java オブジェクトとは区別されます。

CounterServiceBundle バンドルを作成するには、以下のようにします。

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」をクリックして、OSGi を展開します。
  2. OSGi バンドル・プロジェクト」をクリックして、「次へ」をクリックします。 「新しい OSGi バンドル・プロジェクト」が開きます。
  3. 「プロジェクト名」フィールドに CounterServiceBundle と入力します。
  4. 「ターゲット・ランタイム」リストで、以下のサーバーのいずれかを選択します。
    • WebSphere Application Server v7.0
    • WebSphere Application Server v8.0
    • WebSphere Application Server v8.5
    • WebSphere Application Server V8.5 Liberty Profile
  5. 「アプリケーション・プロジェクト」フィールドで、アプリケーション・プロジェクトの名前を CounterApp に変更してから、「終了」をクリックします。

OSGi バンドル・プロジェクトが作成され、バンドル・マニフェストがプロジェクトに追加されます。 OSGi アプリケーション・プロジェクトも作成され、アプリケーション・マニフェストがプロジェクトに追加されます。 アプリケーション・マニフェスト・ファイルには、OSGi フレームワークがバンドルのモジュラー・アスペクトを処理できるようにするメタデータが含まれます。 OSGi アプリケーション・マニフェスト・ファイルについて詳しくは、アプリケーション・マニフェスト・ファイルを参照してください。

OSGi バンドル・プロジェクトおよびアプリケーション。
バンドル・マニフェスト・ファイルについてさらに学習したい方に:
バンドル・マニフェストを表示するには、プロジェクトを展開してから、「Manifest: CounterServiceBundle」をダブルクリックします。 バンドル・マニフェストがエディターで開きます。バンドル・マニフェスト・ソースは、以下の例のようになります。
Manifest-Version: 1.0
Bundle-ManifestVersion: 2
Bundle-Name: CounterServiceBundle
Bundle-SymbolicName: CounterServiceBundle
Bundle-Version: 1.0.0
Bundle-RequiredExecutionEnvironment: JavaSE-1.6
OSGi バンドル・マニフェスト・ファイルには、OSGi フレームワークがバンドルのモジュラー・アスペクトを処理できるようにするためのメタデータが含まれています。 OSGi バンドル・マニフェスト・ファイルについて詳しくは、「OSGi バンドル・マニフェスト・ファイル」を参照してください。
アプリケーション・マニフェストについてさらに学習したい方に:
アプリケーション・マニフェストを表示するには、「Manifest:CounterApp」 をダブルクリックして、アプリケーション・マニフェストをエディターで開きます。 アプリケーション・マニフェストは、以下の例のようになります。
Application-Name: CounterApp
Application-SymbolicName: CounterApp
Application-ManifestVersion: 1.0
Application-Version: 1.0.0
Manifest-Version: 1.0
Application-Content: CounterServiceBundle;version=1.0.0,

Application-SymbolicName は、OSGi アプリケーション名です。 Application-Content は、許容範囲内の OSGi バージョン仕様のバンドル名をリストします。このチュートリアルでは、バンドル CounterServiceBundle はバージョン 1.0 以降で許容されます。

重要: APPLICATION.MF ファイルの最後の行の終わりで改行する必要があります。

OSGi アプリケーション・マニフェスト・ファイルについて詳しくは、アプリケーション・マニフェスト・ファイルを参照してください。

演習のチェックポイント

CounterServiceBundle バンドルおよび CounterApp アプリケーションを作成しました。

この演習では、以下のトピックについて学習しました。
  • OSGi バンドル・プロジェクトおよび OSGi アプリケーション・プロジェクトの作成方法。
  • バンドル・マニフェスト・ファイルについて。
  • アプリケーション・マニフェスト・ファイルについて。
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: counter_lesson1.html