「EJB 3.1 セッション Bean の作成」ウィザードを使用してステートフル・セッション Bean を作成し、プロジェクトに追加することができます。
始める前に
Java™ プロジェクト、EJB プロジェクト、または Web プロジェクトをワークスペースに作成しておく必要があります。
手順
- Java EE パースペクティブで、
プロジェクトを右クリックし、を選択します。
「EJB 3.1 セッション Bean の作成」ウィザードが開きます。
- 「ソース・フォルダー」フィールドで、新しい Bean 用のソース・フォルダーを選択します。
- 「Java パッケージ」フィールドに、新規 Bean のパッケージ名を入力します。
- 「Bean 名」フィールドに、エンタープライズ Bean に割り当てる名前を入力します。
規則により、Bean 名は大文字で始めます。
注: Bean の名前にユニコード文字を使用できますが、ユニコード文字は、エンタープライズ Bean に関連付けられたエンタープライズ Bean のパッケージ、およびクラスではサポートされていません。
- リモート・インターフェースを追加する場合は「リモート」を選択し、ローカル・インターフェースを追加する場合は「ローカル」を選択します。その後、「終了」をクリックします。
- Java クラス・エディターで、
パッケージ宣言の下に @Stateful 注釈が表示されます。
ローカルおよびリモート・インターフェースを作成することを選択した場合は、
ローカルおよびリモート・インターフェースへの参照もクラスに含まれます。
package com.ibm.test;
import javax.ejb.Stateful;
/**
* セッション Bean の実装クラス TestBean
*/
@Stateful
public class TestBean implements TestBeanRemote, TestBeanLocal {
/**
* Default constructor.
*/
public TestBean() {
// TODO Auto-generated constructor stub
}
}
- クライアント・ビューとインターフェースを定義します。
EJB 3.0 以上の Bean では、
リモート・クライアント・インターフェースまたはローカル・クライアント・インターフェース、あるいはその両方を含めることができます。
以下に単純なリモート・インターフェースの例を示します。
package com.ibm.websphere.ejb3sample.counter;
import javax.ejb.Remote;
@Remote
public interface RemoteCounter {
public int increment();
public int getTheValue();
}