「拡張公開設定」で、 特定のファイル拡張子をもつファイルへの更新に基づいて、ローカル WebSphere® Application Server 上でのインクリメンタル公開をコントロールします。ファイル拡張子をリストするオプションがあり、 サーバーで公開することをトリガーするか、しないかを指定できます。サーバーに固有の設定、または ワークスペース設定として、定義できます。
大規模アプリケーションをすべて公開すると、速度が低下する可能性が あります。そのため、開発ワークベンチで提供されるインクリメンタル公開が便利 なフィーチャーになります。インクリメンタル公開 は、既に公開されているアプリケーション が更新されたときに、変更されたファイルのみをサーバーで公開することによ り、更新の公開を迅速にします。インクリメンタル公開は大規模アプリケーションの場合は長時間かかる 可能性がありますが、変更時にサーバーがインクリメンタル公開を 発行する必要がないファイルもあります。したがって、インクリメンタル公開中に更新する必要があるファイル・タイプを指定することによって、または、公開が必要ないファイル・タイプを指定することによって、公開サイクルを短縮化し、公開パフォーマンスを向上できます。
ファイル・タイプの中には、イメージ・ファイルや静的 Web ページ・ファイル など、変更時に公開しなくてもよいものがあります。ユーザーの開発時間を最小限にするために、対象のファイル・タイプが変更されたとき、インクリメンタル公開の実行をサーバーで回避できるようにしたい場合があります。 ここで、「サーバーでの公開をトリガーしないファイル拡張子のリスト」オプションを利用できます。
また、アプリケーションの決まった一部の開発に重点を置いているとき には、変更が行われた際、この一部のファイル・タイプの更新結果のみをサーバーで確認したい場合もあります。 ここで、「サーバーでの公開をトリガーするファイル拡張子のリスト」オプションを利用できます。