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演習 1.1: EJB 3.0 プロジェクトの作成

この演習では、ご使用の EJB セッション Bean を入れる EJB 3.0 プロジェクトを作成するための詳細なステップを取り上げます。

EJB 3.0 プロジェクトを作成するには、既存のサーバー・プロファイルがあるインストール済みの WebSphere® Application Server V7.0 以降に対するアクセス権限が必要です。
EJB 3.0 カウンター・プロジェクトを作成するには、以下の手順を実行します。
  1. WebSphere Application Server V7.0 以降のサーバー構成を、以下のようにして作成します。
    1. 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「サーバー」を選択して「サーバー」ビューを開きます。
    2. 「サーバー」ビューを右クリックし、「新規」 > 「サーバー」を選択して、新規 WebSphere Application Server を定義します。「新規サーバー」ウィザードの指示に従います。 その際、必ず WebSphere Application Server のバージョンを選択するようにしてください。
  2. EJB 3.0 プロジェクトを作成します。
    1. ワークスペースに Java™ EE アイコン J2EE パースペクティブ が表示されない場合は、Java EE パースペクティブに切り替える必要があります。メニュー・バーで、「ウィンドウ」>「パースペクティブを開く」>「その他」を選択します。「パースペクティブの選択」ウィンドウが開きます。「Java EE」を選択してください。「OK」をクリックします。Java EE パースペクティブが開きます。
    2. Java EE パースペクティブで、「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「EJB」 > 「EJB プロジェクト」 > 「次へ」を選択します。
    3. 「EJB プロジェクト」ページで、「プロジェクト名」EJBCounterSample と入力します。他の フィールドではデフォルト値を保持し、「EAR へのプロジェクトの追加」が 選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
    4. 「Java」ページでデフォルトを受け入れ、「次へ」をクリックします。
    5. 「EJB モジュール」ページで、「クライアント・インターフェースおよびクラスを保持するための EJB クライアント JAR モジュールを作成する」を クリアし、「終了」をクリックします。

      「EJB Module」ページ

  3. Java クラス、 @Stateless 注釈を次のようにして追加します。
    1. 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで、「EJB プロジェクト」を展開し、EJBCounterSample プロジェクトを右クリックし、 「新規」 > 「クラス」を選択します。
    2. デフォルトの「ソース・フォルダー」 (EJBCounterSample/ejbModule) を受け入れます。 「パッケージ」フィールドには com.ibm.example.websphere.ejb3sample.counter と入力し、 「名前」フィールドには StatelessCounterBean と入力します。
    3. 「終了」をクリックします。
    4. Java エディターに StatelessCounterBean クラスが開きます。@Stateless を追加することによって、セッション Bean を生成するための EJB 3.0 注釈を追加し、CTRL+S を 押して保存します。
      @Stateless 注釈
    5. @Stateless 行の横に、クイック・フィックス・アイコン クイック・フィックス・アイコン が表示されます。 クイック・フィックス・アイコンを右クリックして、「クイック・フィックス」を選択します。
    6. 「Import 'Stateless' (javax.ejb)」をダブルクリックし、CTRL+S キーを押して保存します。
      「Import 'Stateless' (javax.ejb)」の追加
      必要な依存関係がソース・コードに自動的に追加されます。
      ヒント: クイック・フィックスを使用するためのショートカットは、@Sta と入力します。この場合、使用可能なオプションがあり、 CTRL+Spacebar を押すか、単に「@Stateless - javax.ejb」をダブルクリックします。

      「Ctrl + スペース」によって表示されるオプション

      必要な依存関係がソース・コードに自動的に追加されます。
これで、演習 1.2 の『StatelessCounterBean の必須クラスとインターフェースの作成』に移行できます。
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: exer11ejb3.html