「サーバー」ビューからサーバーを停止した場合、そのサーバーが完全には停止しないことがあります。「サーバー」ビューには「停止しました」と表示されますが、サーバー・プロセスが無応答の状態になっていることがあります。
通常、無応答の状態は、
アプリケーションやワークベンチなどの成果物が、サーバー上のクラスへの参照を保持し続けている場合に発生します。
このような場合の例を以下に示します。
- 無限ループに陥っているアプリケーション、またはそのサーバーのあるクラスへの参照を保持し続けているアプリケーション
- 接続をクリーンアップしないで Cloudscape または Derby データベースに接続するアプリケーション
- データ・ツールの「新規接続」ウィザードで「接続のテスト」ボタンを使用し、データベースから切断することなしに Cloudscape または Derby データベースへの接続を開く場合
制約事項: Cloudscape または Derby の構成上の制限により、単一の Cloudscape または Derby データベースへの多重接続はサポートされていません。
データベース・エクスプローラーでデータベースへのデータベース接続を維持している場合に、データ・ソースを使用してサーバーが別の Cloudscape または Derby 接続を試行すると、その 2 番目の接続は失敗します。
結果として、サーバーが Cloudscape または Derby データベースへの接続を確立できるようにするには、データベース・エクスプローラーで接続をクローズする必要があります。
この問題を回避するには、
ご使用のオペレーティング・システムの機能を使用して、サーバーが実行されている
Java™ プロセスを停止する必要があります。代わりに、ワークベンチを再始動して、その参照を強制的に解放することもできます。
上記の 3 番目の項目に記載されている最後の例では、「データベース・エクスプローラー」ビューを使用して、Cloudscape または Derby データベース接続を接続してから切断します。