このレッスンでは、特定のプロジェクト・フィーチャーを使用可能にすることによって、Dojo アプリケーション開発に対して構成された、Web プロジェクトの作成方法を学習します。
この製品には、プロジェクト・セットアップ・ウィザードがあり、開発および実行時に、ユーザーのアプリケーションが Dojo にアクセスする方法をカスタマイズできます。 一番簡単な方法 (このチュートリアルでも使用) は、ユーザーのプロジェクト内に Dojo を保持し、それをプロジェクトの残りのリソースとともにデプロイすることです。 別の方法は、公開 Content Delivery Network (CDN)、Dojo コピーのあるリモート・サーバーを使用することです。
CDN の使用は、このチュートリアルでカバーされていませんが、簡単に使用できます。CDN について詳しくは、www.dojotoolkit.org/download/ を参照してください。
Dojo アプリケーション開発に対応するよう構成された Web プロジェクトを作成するには、次を実行します。
- メインメニューで、をクリックします。
- 「名前」フィールドに LoanPaymentCalculator と入力します。
- プロジェクト・テンプレートのリストから「Dojo Toolkit」をクリックして、Dojo Toolkit のプロジェクト・テンプレートを使用し、Web プロジェクトを作成します。
- プロジェクト作成時に「クライアント・サイドのみ」プログラミング・モデルを使用するには、「プログラミング・モデル」セクションで「クライアント・サイドのみ (HTML、JavaScript、...)」をクリックします。
- 「次へ」をクリックして、新規 Web プロジェクトを構成します。
- 利用可能な構成オプションのリストから、「Dojo Toolkit」をクリックして、「Dojo Toolkit」ページを開きます。 この製品に含まれる Dojo Toolkit には、基本の Dojo Toolkit に追加された IBM® 拡張機能があり、ATOM (ATOM Syndication Format) データ・アクセス用ライブラリー、アナログおよびバー・ゲージ、SOAP Web サービスの簡易型アクセスなどが含まれます。 デフォルトでは、IBM でサポートされる最新の Dojo Toolkit が Web プロジェクトにコピーされます。
- Web プロジェクトで Dojo Toolkit を使用する方法を決定するには、「これらのセットアップ・オプションを変更」をクリックして、「Dojo プロジェクト・セットアップのオプション」ウィザードを開きます。 ウィザードには、以下のオプションがあります。

- Dojo をこのプロジェクトにコピーします。Dojo はそこからデプロイされます。
- Dojo Toolkit は、Web プロジェクト内に含まれています。Dojo フォルダーの名前を指定して、ランタイム環境に含まれるデフォルトの Dojo 配布物を使用するか、ディスクから Dojo 配布物を使用するかどうかを指定します。
- Dojo はワークスペース内のプロジェクトにあり、そこからデプロイされます。
- このページで、ワークスペースの別のプロジェクトにあるルート Dojo フォルダーまで参照できます。 Dojo のコピーがユーザーのプロジェクトにコピーされません。 現在配置されているプロジェクトからデプロイされます。
- Dojo をリモート側でデプロイするか、Dojo は公開 CDN 上にある
- ユーザーのアプリケーションがリモートにホストされた公開
CDN (コンテンツ・デリバリー・ネットワーク) を使用する、または Dojo の既存のコピーがユーザーのネットワークですでにデプロイされている場合は、このオプションを使用します。
- パブリック CDN: 一般に公開されているコンテンツ・デリバリー・ネットワークの URL を入力できます。コンテンツ・デリバリー・ネットワークは、オープン・ソース JavaScript ライブラリーに、地理的に分散されたホスティングを提供します。ブラウザーは、Web アプリケーションで URL を解決すると、最も近くにある使用可能なサーバーからファイルをダウンロードします。
- リモート URI: Dojo のルート・フォルダーを参照するリモート・ロケーションの URI を入力できます。
「対応する Dojo」セクションでは、ご使用のリモート Dojo Toolkit に最適の Dojo ソース・ディストリビューションを選択できます。
Dojo がユーザーのプロジェクトに含まれない場合、ツールは、コンテンツ・アシストと検証を実現するため、Dojo の対応するコピーを参照する必要があります。
本製品に付属のデフォルトの Dojo Toolkit を選択するか、ご使用のワークスペースまたはファイル・システムにある Dojo フォルダーを参照できます。このオプションでは、Dojo をユーザーのプロジェクトにもワークスペースにもコピーしません。
- 「Dojo をこのプロジェクトにコピーし、そのプロジェクトからデプロイする」をクリックして、このチュートリアル用の Web プロジェクト内に Dojo Toolkit を組み込みます。
- 「次へ」をクリックし、デフォルトを受け入れます。
「終了」をクリックします。
- 「終了」をクリックして、Web プロジェクトを選択します。
ユーザーのプロジェクトが作成され、「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューに表示されます。 WebContent フォルダーを展開して、Dojo リソースをすべて含む Dojo フォルダーを表示します。Web パースペクティブへの切り替えが求められる場合、「はい」をクリックします。