Java™ EE パースペクティブでのエンタープライズ・アプリケーションの開発において、 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューは Java EE プロジェクトおよびリソースのメイン・ビューです。
Java EE パースペクティブでは、 エンタープライズ・デベロッパーにとって最も役立つようにカスタマイズされたビューおよびエディターが選択されています。
Java EE パースペクティブには、複数のワークベンチ・ビューがあり、 エンタープライズ・アプリケーション、EJB モジュール、Web モジュール、Web フラグメント・モジュール、 アプリケーション・クライアント・モジュール、およびコネクター・プロジェクトやコネクター・モジュール用のリソースを開発する際に使用できます。
「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューでは、 Java EE 開発に関連するプロジェクトおよびその成果物の統合ビューが提供されます。 プロジェクトは、ワーキング・セットに基づいて表示したり、非表示にしたりできます。このビューには、 Java EE デプロイメント記述子のナビゲート可能モデル、Java 成果物 (ソース・フォルダー、パッケージ、 およびクラス)、使用可能な Web サービスのナビゲート可能モデル、および Web モジュールの特殊なビューが 表示され、Web アプリケーションの開発を単純化します。さらに、 EJB データベース・マッピングおよび Java EE アプリケーション・サーバーのプロジェクト構成も 容易に入手することができます。
「注釈」ビューでは、アプリケーションで使用する注釈の作成、編集、参照、および一般的な追跡を行うことができます。
Java EE パースペクティブの「アウトライン」ビューには、編集中のファイルのアウトラインが表示されます。例えば、Java エディターでエンタープライズ Bean を編集している場合、 「アウトライン」ビューには Java クラスのアウトラインが表示されます。
「タスク」ビューには、入力したタスク項目がリストされます。
「問題」ビューには、選択したプロジェクトに関連する問題、 警告、またはエラーが表示されます。項目をダブルクリックして、該当するリソースに固有の問題に対応できます。
「プロパティー」ビューでは、 エディターで開いたファイル内のオブジェクトのプロパティーおよび関連付けられた値が、 表形式のビューで提供されます。
「サーバー」ビューには、作成されたすべてのサーバー・インスタンスが表示されます。 このビューから、各サーバーの開始および停止と、テスト・クライアントの起動を行うことができます。
「スニペット」ビューでは、 コードの断片がカテゴリー化されて提供され、 ソース・コードの適切な場所に挿入できます。
データ・ソース・エクスプローラーでは、 構成済みの接続プロファイルのリストが提供されます。カテゴリーが使用可能であれば、 リストをカテゴリーごとにグループ分けして表示できます。データ・ソース・エクスプローラーを使用して、 選択した接続プロファイルに関連付けられたリソースに対し、接続、ナビゲート、およびデータのやり取りを行います。 また、接続プロファイル定義を他の Eclipse ワークベンチと共有するための インポートおよびエクスポート機能も提供されます。
ステータス・バーには、 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで選択したオブジェクトのロケーションの説明が表示されます。 ファイルとデプロイメント記述子が開いているときに、ステータス・バーには、 ファイルの読み取り専用の状態が示され、該当する場合には行および列の番号が表示されます。長い操作の実行中には、 ステータス・バーに、状況モニターと停止記号アイコンの付いたボタンが表示されます。操作が取り消し可能である場合に停止記号をクリックすると、 操作が停止されます。
エディターは、プロジェクトに含まれるさまざまなタイプのファイルを編集できるワークプレース・ツールです。編集するファイルのタイプに応じて、エディター・エリアに適切なエディターが表示されます。例えば、.TXT ファイルを編集する場合、エディター・エリアにはテキスト・エディターが表示されます。 以下に、Java EE 開発環境で使用できるいくつかのエディターをリストします。