Web 2.0 フィーチャー

Web 2.0 フィーチャーは、Web 2.0 対応 Web アプリケーションの特性を定義します。また、これらのフィーチャーは、Web 2.0 プロジェクトに適用される要件および制約も指定します。

表 1. Web 2.0 フィーチャー
フィーチャー名 説明
Web 2.0 WebSphere® Feature Pack for Web 2.0 のランタイム・コンポーネント (Ajax プロキシー、Dojo Toolkit、およびサーバー・サイド・テクノロジー) のサポートを提供します。
Ajax プロキシー WebSphere Ajax プロキシーのサポートを提供します。

Ajax Proxy フィーチャーを追加することで、Web プロジェクトは、Ajax の使用中に複数のドメインから のクライアント要求を仲介するように構成されます。WebSphere Application Server Feature Pack for Web 2.0 に組み込まれている Ajax Proxy は、内部サービスと外部サービスの結合時に、クロスドメイン・スクリプトに関するブラウザーの セキュリティー問題を取り除きます。

Dojo Toolkit Dojo 機能を提供します。
Dojo Toolkit フィーチャーが Web プロジェクトに追加されていれば、Dojo Web アプリケーションの開発を行うことができます。WebSphere Application Server Feature Pack for Web 2.0 に含まれる Dojo ToolKit には、次のようなコンポーネントがあります。
  • オープン・ソース Dojo Toolkit
  • 基本の Dojo Toolkit への追加の IBM® 拡張。例えば、Atom (ATOM Syndication Format) データ・アクセス用ライブラリー、アナログおよびバー・ゲージ、SOAP web サービスの簡易型アクセス。
サーバー・サイド・テクノロジー フィード・サポート、Web リモート操作、Web メッセージング、および JSON4J といったサーバー・サイド・テクノロジー用のライブラリーをご使用の Web プロジェクトに追加します。
ヒント: この製品は、WebSphere Application Server Feature Pack for Web 2.0 and Mobile に組み込まれているサーバー・サイド・テクノロジーをサポートし、以下のフィーチャー・バージョンが組み込まれています。
  1. Feature pack for Web 2.0 バージョン 1.1.0 用のサーバー・サイド・テクノロジー・フィーチャー バージョン 1.1.0。
  2. Feature pack for Web 2.0 バージョン 1.0.0.1、1.0.1、および 1.0.1.1 用のサーバー・サイド・テクノロジー・フィーチャー バージョン 1.0.0.1。
  3. Feature pack for Web 2.0 バージョン 1.0、1.0.0.1、1.0.1、および 1.0.1.1 用のサーバー・サイド・テクノロジー・フィーチャー バージョン 1.0。

Web プロジェクトにサーバー・サイド・テクノロジー・フィーチャーが追加されていれば、WebSphere Application Server Feature Pack for Web 2.0 の開発サポートとランタイム・サポートが受けられます。必要なすべての JAR ファイルがプロジェクトとデプロイメント記述子の Java™ のビルド・パスに追加されます。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: rweb20features.html