ホスト名が変更された WebSphere Application Server で使用するワークベンチの制限

サーバーのホスト名を変更した後、この製品において以下のいずれかの状況でサーバーが適切に作動しない場合があります。
  • ワークベンチを使用してサーバーを始動した場合、「サーバー」ビューのサーバー・ステータスが「始動中」以降に進まない。 ただし、サーバーは始動済みである。
  • 開発環境の外側でサーバーを始動した場合 (例えば startServer.bat (Linux では startServer.sh) または wsadmin スクリプトを使用)、ワークベンチがサーバーに接続できず、「サーバー」ビューのサーバー・ステータスが「停止」になる。
  • サーバーが始動され、「サーバー」ビューのサーバー・ステータスが「始動済み」である場合に、「コンソール」ビューの出力が使用できない。
サーバーのホスト名を変更した場合は、サーバー構成ファイルでこの変更を更新します。
サーバーのホスト名の変更に合わせてサーバー構成ファイルを更新するには、以下のようにします。
  1. ホスト名が変更されたマシンで、サーバーを始動します。
  2. サーバーの始動後に、管理コンソールを開きます。
    1. Web ブラウザーで、アドレス http://<machine_name>:<WC_adminhost>/ibm/console を開きます (machine_name はサーバーが実行されているマシンのホスト名または IP アドレス、WC_adminhost は WC_adminhost ポートの値)。 WC_adminhost ポートの値は、<WAS_install_directory>¥profiles¥<profileName>¥config¥cells¥<cellName>¥nodes¥<nodeName> ディレクトリーの中にある serverindex.xml ファイルの中にあります (WAS_install_directory は WebSphere® Application Server のインストール・ディレクトリー)。
    2. 管理コンソールにログインします。
  3. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」を選択します。
  4. 管理コンソールで、「構成」タブが開いていることを確認します。
  5. 通信 (Communications)」セクションで、「ポート」リンクを選択します。
  6. ホスト」の列に、そのサーバーの現在のホスト名設定が表示されます。
  7. すべての古いマシン名を新しい完全修飾のホスト名 (または 127.0.0.1) に変更します。
    ヒント: 完全修飾のホスト名の代わりに IP アドレス (127.0.0.1) を使用すると、サーバーの一部の機能が作動しない場合があります。 例えば、このサーバーを使用してリモート・マシンに JNDI ルックアップを実行する場合などです。
    1. 「ポート名」の列で、ホスト名の更新が必要な port_name のリンクをクリックします。
    2. 「ホスト」フィールドで、新しい完全修飾のホスト名を指定します。
    3. 管理コンソールで、変更を適用して保存します。
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

ファイル名: rlimithostname.html