WS-I は、Web サービスのインターオペラビリティーを参照します。このインターオペラビリティーには、 プラットフォーム間、オペレーティング・システム間、およびプログラム言語間のインターオペラビリティーが含まれます。
WS-I 組織は、Web サービスのインターオペラビリティーを確保するための要件を定義している「プロファイル」と呼ばれる文書に収集された標準を設定しています。Rational® Developer 製品は、 WS-I Simple SOAP Binding Profile 1.0 (WS-I SSBP) および WS-I Attachments Profile 1.0 (WS-I AP) に対する Web サービスの検証を行います。WS-I の詳細については、次の Web サイトを参照してください。http://www.ws-i.org/
デフォルトでは、WS-I SSBP 準拠レベルは「無視」に設定されています。 この設定になっていると、非準拠の選択が行われても警告が出されません。 この準拠レベルは、Web サービス・ウィザードと WSDL 検証ツールで使用されます。このサンプルでは WS-I 準拠の Web サービスを生成するので、WS-I 準拠レベルを「必要」に設定します。
次の手順を実行して、 WS-I 準拠レベルを変更することができます。
このチュートリアルの残りのステップは、Java™ EE パースペクティブで行います。タスクの実行後に別のパースペクティブに切り替えるか尋ねられたら、 「いいえ」を選択します。
EJB プロジェクトには、Web サービスのビジネス・ロジックおよび WSDL ファイルが含まれます。
EJB Web サービスにはルーター・プロジェクトが必要です。このプロジェクトには サービスのエンドポイントとして振る舞うルーター・サーブレットが含まれており、EJB にコールアウトします。トランスポート・メソッドとして JMS 上の SOAP を使用している場合、ルーター・プロジェクトは EJB プロジェクトである必要があります。このチュートリアルと同じ HTTP 上の SOAP を使用している場合、ルーター・プロジェクトは Web プロジェクトである必要があります。作成するプロジェクトは、 エンタープライズ Bean が含まれる EJB プロジェクトと同じ EAR に追加する必要があります。このプロジェクトには、Web サービスのビジネス・ロジックを含めないでください。
Web プロジェクトを作成するには、次のステップを実行します。
これで、『演習 1.2: WSDL ファイルのインポートと検証』 を開始する準備ができました。