Web サービス作成のための Java Bean への注釈付け

Java™ Bean 内のタイプ、メソッド、フィールド、およびパラメーターに注釈を付けて、Web サービスを指定することができます。

始める前に

前提条件:

このタスクについて

Java Bean に注釈を付けるには、次の手順を実行します。

手順

  1. エンタープライズ・エクスプローラー・ビ ューで、Java Bean をダブルクリックして、ファイルを Java エディターで開きます。
  2. Web サービスを実装する Java クラスで、@WebService 注釈を指定します。また、必要であれば、注釈の属性も指定します。
    • 注釈の追加中に表示されるエラーのほとんどは 、推奨されるクイック・フィックスを使用して解決できます。クイック・フィックスを表示するには、エラー・マーカーをクリックします。
    • 注釈または属性を既存の注釈に追加するには、この情報を手動でクラスに追加するのではなく、「注釈 (Annotations)」ビューを使用します。このビューは、注釈を処理するときに基本的な検証とガイダンスを提供します。
  3. オプション: これらの注釈およびその他の注釈を使用して、さらに Web サービスをカスタマイズします。
    • Web サービスを実装する Java クラスで、その Web サービスのためにカスタマイズするメソッドごとに @WebMethod 注釈を指定します。この注釈を使用すると、特定のメソッドをサービスから除外することができます。デフォルトでは、Object クラスの下にある継承メソッドを含め、すべての public メソッドがサービスで公開されます。
    • Web サービスで公開されるメソッドで、@WebParam 注釈および @WebResult 注釈を使用して、パラメーターと結果からメッセージ・パーツおよび XML 要素へのマッピングをカスタマイズします。
    • 例外クラスで、@WebFault 注釈を指定してクラスを WSDL 障害にマップします。

タスクの結果

注釈が Bean に追加されると、「サービス」ビューの JAX-WS 見出しの下に Web サービスがリストされます。 このビューで Web サービスを右クリックして「Web サービス・エクスプローラー でのテスト」または「汎用サービス・クライアントでの テスト」を選択することによって、Web サービスをテストすることができます。このビューでは、デプロイメント記述子の生成、およびサービスに関連するポリシー・セットの管理も行うことができます。
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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: May 29, 2014 10:20

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